ですが、男性は"頼られたい"という願望も強く持っているものです。
デキる女性が"君には僕は必要ないだろ?"なんて台詞を言われちゃうことがあるのもそのせい。
全く頼りにされていないと存在価値を見失っちゃうんです。
一方、何をやってもイマイチな末摘花は"あいつは俺がいないとダメなんだよ!"という台詞を男性に言わせることが出来る存在なのです。
俺がいないと!!と思わせる末摘花流の"健気さ"とは
そんな、"できないこと"が魅力の末摘花ですが、彼女の"健気さ"なしには源氏の心を掴むことは出来なかったでしょう。
彼女は出来ないなりにいつでも一生懸命でした。
そして、源氏を一途に愛し頼りにしていました。
その健気で一途な振る舞いに源氏はほだされたのです。
見た目や生まれ持った素質や家柄は関係なく、心で心を動かす。
これは、末摘花の"健気さ"があって初めて成し得たことと言えます。
末摘花的"健気な女"になる為に
今も昔も、男性に「あいつは俺がいないと…」と思わせることは恋愛において重要なことです。
そう思わせることで、男性にとっても欠かさない存在となります。
そんな特別な存在になる為に欠かせないのが"健気さ"なのです。