2018年7月6日 12:36
【女子のばんそうこう】安さアピールと「今だけ」感。〜買い物と恋愛〜
私は以前ネット通販の会社に長くいたのですが、「ものを売る(おすすめする)」と「買う(欲しいと思う)」というのは恋愛によく似てるなあ…といつも思っていました。ミーティングでもよく「これって恋愛に例えたらこういうことで、それだと相手(お客さん)が惚れてくれないですよね」とか発言しており、まあちょっとメンドくさい人だったわけですが、今でも恋愛に例えてみるのが一番分かりやすいと思ってたりします。「思いを伝えたい」「多くの中から選んで欲しい」または「なぜ自分は欲しいと思ったのか」「なぜ選んだのか」という、明文化しづらい感情が共通してるような気がするからです。
ある時、商売についていつも興味深いお話をしてくれるマーケティング系の先生がこんなことを言ってました。
同じものでも、
「安い」と言うのと
「手が届く」と言うのとでは
大きく違います
こんなに安くなってるんだよ!他より安いよ!とアピールしすぎると、商品の持つ元々の価値までもが「安い」ふうにみえてしまう。そして「安さ」しかウリがないようにも聞こえる。
本来、質も値段もいいものならば、「いつもは手が届かない」ようないいものに、今だけ、ここだけで「手が届く」