2016年10月28日 18:35
西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第三十九回目。
好きな人のSNSを覗いてみる。
多くの人がやったことあるのではないでしょうか。
その人がどんな人たちと仲良しで、どんな食べ物が好きで、どんな映画を観ていて、どんなことで笑うのか。ひたすら、ふむふむと遡りすぎて気づけばこんな時間!ということも珍しくないと思います。
便利な時代ではありますが、妄想力がたくましい私の場合、SNSの些細な一言に対して眠れない夜を過ごしかねない事態になります。
「おなかすいた」という一言に「これって、私が読んでいることを前提に書いていて、ひょっとして誘ってるのか?」とすこぶるおめでたい解釈をしたりします。
また以前、気になる人がSNSで「何事も一生懸命な人って可愛いなと思う」と書いているのを読んで、次に会った時、私が前日の節分でいかに全力で豆まきをしたかを嬉々として語ったのですが、彼の琴線には触れなかったようです。
便利な時代ではありますが、カップルの場合、半ば監視されているような感じにもなりますよね。
以前もここに、舞台公演中の私の共演者のブログをくまなくチェックするストーカー男のことを書きましたが、その当時にツイッターがあったらと考えると末恐ろしい。