リンスと何が違うの?トリートメントの基本知識と活用術
トリートメントの本来の役割は、傷んだ髪の毛のダメージを一時的に穴埋めし、キレイにすること。そのためトリートメントをした直後はしっとりサラサラの髪の毛に感動しますが、これはずっと持続するものではなく、時間が経てば必ず剥がれ落ちてしまうもの。傷んだ髪の毛は元の健康な状態に戻ることはないので、日頃からケアをしてあげることが大切なのです。
■やりがちなNGトリートメント
いざというときに髪の毛をキレイにしてくれるトリートメントですが、間違った使い方をするとトラブルをおこしたり、効果が半減してしまいます。
みなさんは髪の毛の根元付近からトリートメントをつけていませんか?根元付近は髪の毛のダメージが少なく、傷んでいることはほとんど無いのでトリートメントをする必要がありません。それだけでなく、トリートメントは頭皮に付着しやすいため根元付近につけてしまうとキレイに洗い流すことができず、毛穴の詰まりから抜け毛や頭皮トラブルを起こすことも。
トリートメントは傷みが気になる毛先、せめて中間部分から塗布しましょう。そしてトリートメントをつけたら5分~10分程度時間を置きます。
髪の内部まで浸透する時間を作ってあげないと、トリートメントの効果が不十分で終わってしまいますよ。