「脂を挟んだミルフィーユ」?!意外と知らない二枚爪の法則・ポイント4つ
一番上の板と一番下の板は薄いケラチンが縦方向に並んでいます。真ん中にある板は、少し厚めのケラチンが横方向に並んでいます。縦・横・縦のコンビネーションによって、硬いだけじゃない「しなり」のある爪が出来上がっているわけです。
重なりまくる姿はミルフィーユみたいですね。
■爪の間に何かがある!
縦の繊維でできたミルフィーユと、横の繊維でできたミルフィーユが重なった状態の「爪」ですが、もちろん、ミルフィーユの間にはクリームも挟まっています。間に入っているのは、生クリームか、カスタードか!答えは「脂肪と水分」。ラーメンの脂をイメージしてしまいがちですが、あながち間違いではありません。
脂肪と水分を挟み込んだミルフィーユが「爪」なのです。
■二枚爪とは
「二枚爪」という状態は、この3枚の層の1枚目が剥がれた状態をいいます。カスタードの少ないミルフィーユはパサパサで崩れやすいものですが、爪も、間に挟まっている脂クリームが不足すると、パサパサでうまく重ならない状態になります。クリームを追加してあげれば、パサパサのめくれはおさまってしっとり美味しそうなミルフィーユに。
■おわりに
わかりやすく「ミルフィーユ」