子供たちが波にはね上げられているのが見えます。場面は学校の講堂に移ります。子供たちは助かって床に寝かされていますが、ぴくんぴくんと魚のようにはねているのです。自分の子(現在中学生の男の子)もその中にいるはずですが、どの子なのかわからないのです。
これは筆者の著作で紹介したある主婦の実例です。自分の子供にまつわる夢の場合、彼らをとりまく状況に何らかの変化があることをあらわしています。この夢の場合、竜は霊的なイメージではなく、暴力や権力を象徴し、ぼろぼろの竜は傷ついた心をあらわします。筆者のアドバイスとして「息子さんが自力では解決できない問題をかかえている可能性があるのでよくコミュニケーションを取るように」と伝えたところ、まもなく、彼がある同級生からお金をたかられていることがわかったそうです。
さらに多くの生徒も被害にあっていて、学校側はこの事実をまったく知らなかったそうです。(梶原まさゆめ/ライター)
(ハウコレ編集部)