学生時代って、部活とか勉強とかバイトとか、相手が何かに真剣に打ち込む姿を見て、彼の内面に惚れていた。それが好きのキッカケだった気がします。
■好きのキッカケがない大人の恋愛
ではここ数年の恋愛はどうだろうと考えると、そもそもの出会い方が学生時代と大きく変わったと思うんです。同じクラス、同じ部活、同じバイト、同じサークル・・・学生時代のように、同じコミュニティで恋することがなくなりました。職場恋愛とか、趣味で顔を会わせる人との恋は、周りの目もあってリスクが高い。
そうすると異性との出会いの場って、どうしても合コンや友人の紹介になりがちです。
しかし合コンや紹介での出会いは、異性を判断するポイントが外見や経歴しかないんです。顔は好き、出身大学も就職先も素敵、じゃあ彼のどんな所が好きかと聞かれたら分からない。
条件に合うことが好きのキッカケだから、付き合っても上手くいくか分からないし、自分が相手を好きなことに自信が持てない。
■「好き」の理由は後付けでいい
こう考えると、大人の恋愛は「好き」な気持ちに自信が持てなくて当たり前なんです。だって相手のことを何も知らないんだもん。
だから突き詰めると、社会人になってから付き合う人って条件を満たしていれば誰でも良いんです。