2018年3月7日 17:00
若い恋って「練習」だから失恋に落ち込みすぎないで大丈夫
オトナの中にもいまだ自分探しをしている人がいますが、多くは自分のことがそれなりにわかっています。わたしはこの仕事を60歳までやるんだなあとか、こういうふうに生きていくと、かっこいいオトナの女性になれそうだなあとか、およその「目安」みたいなものがわかっています。つまり自分がどう生きていくといいのか、経験から、自分で納得し理解しているのです。
でも若いとなかなかそうはいかないですよね。学生であれば、就職先に悩み、それも「なんの仕事に就くといいのかわからない」という、ものすごく漠然とした悩みに心が支配され、生きている心地がしない人もいるでしょう。
そういうふたりが出会って恋に落ちてつきあうのだから大変です。あなたも彼氏も自分探しをしていて、毎日どことなく生きているだけで不安です。不安な者がふたり寄り添えば、うまくいくケースも当然ありますが、どちらかがわけもなく怒ってみたり、わけもなく落ち込んでみたり、もう「相手のことを思いやる」余裕なんてない・・・・・・。
というようなことを、恋を通して「学んでいる」わけです。具体的には「自分のことを好きになるにはどうすればいいのか」ということを学習している、つまり愛することの練習を、彼は「させてくれた」