2018年7月19日 11:00
「いい出会い」の裏にはその100倍以上の「よくない出会い」がある
世の中には「いい出会い」信仰が蔓延っているようです。
確かに出会いとは不思議なもので、まるで神様に引き合わせれたかのように、偶発的にかつ必然性を持って目の前に現れるものです。
しかし、多くの人がその「光」の部分だけに注目し、裏側にある「影」の部分を知りません。
■いい出会いとは奇跡ではなく、確率である
元も子もないことを言うようですが、いい出会いなんてものは、奇跡でもなんでもなく実は確率の問題です。
10人の人間と話すよりも、100人の人間と話すよりも、1,000人の人間と話した方が、自分にピッタリの人間に出会える確率が上がるだけの話なのです。
これは恋愛以外の話に置きかえても同じ。
小説なら、色んな作家の色んな作品を読んでみて、自分の好みがわかるようになるし、なぜその作品が好きなのかを明確に説明できます。
仕事でもそう。
一つの職種しか経験したことがない人と、営業もマーケティングも総務も人事も経験したことがある人と、どちらが自分の好きな仕事を見つけられるのか、いちいち解説するまでもないでしょう。
「好き」の周りには、数多くの「好きじゃない」がくっついているものなんです。