お互いの「付き合う」という意思のもと一緒にいる関係は、イヤになれば別れて終わる、儚くも脆い関係であることを知っているから不安にもなります。
けれど、そんな拘束力がない関係だからこそ、わざわざ一緒にいる=「両思い」の証であることは間違いないでしょう。それなのにわたしたち女性は、彼からの「好き」という明確な言葉が欲しくてしょうがない、わがままな生き物になるときがあります。
「好き」をくれない頑固な男性心理と折り合いを付け、上手くやって行くにはいったいどうしたらいいのでしょう。
■「好き」と言ってくれないのは言えない理由があるから?
言葉で分かりやすく愛情表現してくれないと、「むむ、言えないワケでもあるのか?」なんて彼を疑いの目で見てしまいがち。「なんで好きって言ってくれないの?」と聞いたところで、彼はアホみたいな顔をするだけ。
というのも、付き合っていて特にお互い悪いところがない場合、「好き」と言ってくれないことに実はとくべつな理由はありません。
「安心しきっている」「舐められている」「好きって言えるほど好きじゃなくなった」と、恋愛絡みではあらぬ方向にまで想像力を働かせてしまうものですが、そう思えばそれが自分にとっての真実になってしまうだけです。