彼女に「好き?」と確認され、思わずアホ面してしまう彼にも理由はあります。
好き同士だから付き合っていて、その気持ちを共有し合っていると思っていたから確認されたことにびっくりしているのです。彼の中で「好き」とは日常に流れるBGMのようなもの。2人で楽しく話しているときにはメロディはもちろん歌詞だって耳に入って来ないけれど、1人になったときに静まり返った部屋の様子を見て、これまで「好き」が溢れていたことに気付くのです。彼は当たり前のようにあなたのことが好きで、確認し合わずに通じ合えている関係を愛しく思っていたりします。何もやましい理由があって言えないのではないのです。
■言葉以外の愛情表現を見落としているかも?
彼から「好き」と言われないことで気持ちが乱れるのはごく自然なこと。けれど、言葉だけの愛情表現にこだわって彼がいろいろな形で与えてくれる愛情に気付けていない、ということはないでしょうか?
恋愛中に不安になるのは女性である自分だけだと思って「わたしばかりが彼を好きみたい」と寂しい思いをしているのなら、自分のことばかりに気を取られ、彼のことが見えなくなっている可能性があります。
もしかしたら彼だって、言葉ではなくとも愛情表現をしているのに嬉しそうな顔の1つもしてくれないあなたの様子を見て、一方通行な気持ちに寂しさを感じているかもしれません。