下ネタへフルスイングで打ち返す女でした【トイアンナのしくじり恋愛】
が、できませんでした。小学校のときに下ネタへ熱中し、キャリアは10年以上。私の口から下ネタを奪うことなんてできなかったのです。普段は自制しても酔っぱらうとどうしてもピーがピーでピーーーにならざるを得ず、そのたびに彼は私を叱りました。
■「下ネタを話さないといけない」プレッシャー
そうして前夫に叱られてから、初めてまともに考えました。「なぜここまで下ネタへ執着するのか」と。そこで私はカウンセリングの門をたたきます。もともとメンヘラをカウンセリングで治した私にとって、こういう悩みの解決策は「まずカウンセリング」だったのです。
カウンセラーさん「今日はどんなお悩みですか?」私「えっと・・・・・・下ネタを言うのがやめられなくて」カウンセラーさん「えっ」もうこの会話がセクハラでは?
とはいえカウンセラーさんもさすがのプロ、ていねいに「どういうときに下ネタを話したくなるのか」「過去にどんなトリガーで下ネタを話してきたのか」など聞いてくれました。そこで明らかになったのは、私が「人へうまく話ができないせいでその場にいるだけの価値を提供できなかったらどうしよう」と恐れを抱いていること。そして、追い詰められると下ネタを話してしまうということ。