2018年9月19日 09:20
モテるためにギャップを演出しようだなんて最もモテない人間のやることですよ?
と声高に叫びますが、たとえ一時的にギャップを作り出せたとしても、長期的にそれを維持するのはほぼ不可能です。
なぜならその特徴がその人の中に存在しないものだからです。
優しくないヤンキーが、いくら優しさを装ったところで、本当は優しくないわけですから、どこかでは本質がバレてしまいます。同様に、ボーイッシュな女性が、男ウケを狙ってガーリーな服を身にまとっても、「自分らしくいられない」ので遅かれ早かれ限界がきます。
ギャップは作ろうと思えば作れるのかもしれませんが、残念ながら「作られたギャップ」程度のものに惹かれる相手なんて、大した人ではありません。
■本当の魅力はその人の「人間らしさ」からくる
「普段はクールな男の涙」に、人の心が動かされるのは、無機質だったものに突如血が流れるような感じがするからです。
「普段ツンとしている人のデレ」にくらっとくるのは、それまで親近感の感じなかった人に、急に「人間らしさ」を感じるからです。ただそのどちらも、「そのギャップを意図して演出した」わけではなく、「もともとそういう人だった」っていうことなんです。
つまり、真のギャップを感じさせることができるのは、最初からそれだけ豊かな感情を持っていた人なんです。