人は恋愛をしているとき、脳内の扁桃体(物事を非定期に捉えたり、批判や判断を行う場所)の働きが低下するといわれています。
本当は女癖が悪い男なのに、「本当は誠実な人だわ」と思い込んでみたり、仕事をしないただのヒモ男なのに、「彼にはすばらしい才能があるからいつか開花するはず」と現実から目を背けてしまうのが、脳内メカニズムが悪さをしているのです。
皮肉なことに「ポジティブで愛情豊かな人ほど危険信号を無視してしまいがち」なのだそう。
恋愛初期は相手のいい部分ばかりに目がいきがちですが、気になる特徴や言動を見逃さないというのも大切ですね。
■3.はっきり口に出して言えなくなる
恋人の前では、「自分の価値観、行動、習慣を変えてしまう」というのも恋愛初期によくやりがちなことです。
「これまで信じてきたこと、大切だった趣味、大事な友人が彼に受け入れられないとわかると、そうしたものを見下すようになり、やがて自分を見失ってしまう。そして彼と、さも調和しているような錯覚をつくりだす危険がある。」と著者は述べています。
むりして相手にあわせてみても、それは一時的な解決にしかなりません。
相手の期待どおりになれなくてもいいのです。