片思いをしている時、相手に自分の思いが届かない時の夢は、共通してあなたの寂しさや孤独をなぐさめるもの、たとえば「ぬいぐるみや人形」「大好きな人の写真」といった、日ごろから癒しの対象となっているようなシンボルであらわされます。
そのほかには「階段での出会い」「好きな人と楽しい時を過ごす」夢も同様です。これらのイメージは、あの人に会いたいという切ない思いと、その思いをうまく伝えられない、伝わらない自身の焦燥感のあらわれになります。それでは詳しく解説していきましょう
■1.大好きな人の写真を見る夢
密かに思いを寄せる人や大好きな人の写真を見る夢は、自身の思いが相手に届かない一方通行のコミュニケーションを象徴します。写真の向うにある彼のイメージは、現実の世界で追いかけている彼の姿、あなたの希望や期待を反映します。でも写真の中の彼は、いつもあなたに微笑むだけでけっして語りかけてはきません。
夢の中の彼の写真の表情は、いつもあなたの気持ちにリンクします。それは写真の中に封じられた自身の感情を表現し、心の中にとどまったままになっている、あなたの届かない思いをかたちにしています。
■2.階段での出会いの夢
階段を歩いているときに好きな人と鉢合わせる、特に踊り場で彼とすれ違うイメージは、互いの行先の違い、人生の進路の違いをあらわしています。