■3.【デメリット】いつの間にか主導権を握られている
優れたSは、Mの「支配されている」という感覚を上手に操ります。時には自覚させ、時には無自覚のうちに・・・・・・四六時中「支配されている」と感じてばかりでは相手も疲れてしまうとわかっているのです。また、自らが本当に通したい要求を通すべく、引くべきところでは引いたり、相手に尽くすような行動を見せたりも。こうしてSなカレが手を替え品を替えしているうちに、いつの間にかすっかり主導権を握られていた!なんてこともあり得ます。
■4.【デメリット】いつの間にか弱みを握られている
握られるのが主導権だけならまだいいですが、尽くすような態度や包容力に甘えまくった挙句、弱みを握られることもあります。弱みとはもちろん社会生活上の弱みも指しますが、そうではなく心理的な弱み・・・・・・たとえばこういう状態のときにこういう声を掛ければコロっと言うことを聞くなど・・・・・・を握られることも。そうなればあなたはより、Sなカレの思うままになってしまうでしょう。
■おわりに
これまでいろんなSを見てきましたが、優れたSは相手をほどよく依存させるのが上手です。今回紹介した4つの要素はすべてSが相手を依存させるために踏むステップであり、メリット・デメリットとあえて分けて紹介しましたが、結果としては同じところに行き着きます。