美しい口元に!歯科医が教える「歯磨き粉を選ぶポイント」とは?
■3.薬用成分の効果を十分に発揮させるためには?
歯ブラシにハミガキ粉をつける際は、必ず歯ブラシが乾いた状態でつけるようにしてください。
歯ブラシを湿らせてしまうと、せっかくの薬用成分がお水で薄まってしまい、効果が軽減してしまうんです。
さらに、歯ブラシを湿らせると素早く泡立つため、短時間で「磨いた感」を得られる割に、汚れや細菌がしっかり落とせていないことがあります。
また、歯磨きの後に口をすすぐ際も、すすぎすぎないようにしてください。
配合されている薬用成分が洗い流され、お口の中に残らないため、せっかくキレイに磨いてもハミガキ粉の効果が台無しになってしまいます。ですから、お口をすすぐ際はほんの少しのお水で、一回すすぐくらいを目安にしてくださいね。
■4.本当にハミガキ粉でホワイトニングができるの?
最近は、ホワイトニング効果をうたったハミガキ粉がたくさん販売されています。
これらのハミガキ粉には、薬用成分のポリエチルナトリウムやポリリン酸ナトリウムが含まれています。
ここでいう、ホワイトニングというのは、歯に付着した歯の着色やステイン、たばこのヤニなどを落とすことを指します。