■2.対等な関係が築けなくなる
「昔付き合っていた子がすごく尽くしてくれる子で、自分でも意識していなかったんですが、いつの間にか、俺の中でやってもらって当たり前という意識になっていました。逆にやってくれないと『なんでやってないの?』とか言っちゃってました。これは俺も悪いんですが、あまりにやり過ぎると、上下関係ができてしまう気がします。」(25歳/マスコミ)
女性が良かれと思ってやっている場合でも、尽くす関係と尽くされる関係では、いずれ対等ではなくなってしまうそう。男性がその女性の気持ちに甘えてしまうと、やってもらって当たり前と感じるようになり、彼女としての役割よりも、家政婦や母親的な役割を求められてしまうことになるそう。
■3.尽くせば尽くすほど、女性は辞められなくなる
「同僚の女の子が、彼から別れ話をされて悩んでいた時に、話を聞いていたら『今までにすごく貢いできたから今さら引けない』と言っていました。尽くせば尽くした分だけ、人は尽くした自分に執着してしまう気がします。」(29歳/出版)
尽くしている側は、尽くした分だけ「自分はここまでしたんだから、今さら引けない」という思いが働き、より彼に対して執着心が芽生えてしまうそう。