【意外と知らない生理の話】…なんで生理前に眠くなるの?
(51歳/自営業/女性)
なぜ生理前に眠くなるの?
生理前に眠くなるのは、女性ホルモンの分泌が大きく影響しているからと言われています。
排卵が終わり生理になるまでの約2週間は、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が盛んになり、血中濃度が高まる黄体期です。
この期間は基礎体温が上昇し、眠っているときも起きているときも体温が高いままになります。
睡眠の質は体温が低いとよくなると言われているので、黄体期の睡眠の質は低下します。
すると、夜間の眠りも浅くなってしまい、その結果、日中にいつもより眠気を感じることも少なくありません。
筆者は、日中なのに強い眠気に襲われてどうにもならず、オフィスのトイレで少しだけ眠ってから仕事に戻ったこともあります。
眠くて仕方がないときは
お悩みの方のように、集中力がなくなるくらいの眠気だと昼間の活動や仕事にも影響がありそう……。
生理前、眠くて眠くて仕方がないときは、思い切って少しお昼寝してしまうのも有効です。
5分〜10分ほど眠るだけでも頭がスッキリするのではないでしょうか。
軽く腕や足を動かす程度のストレッチや、レモングラス、ペパーミントなどのハーブティーも眠気覚ましやリフレッシュに一役買ってくれます。