『その病気、胎児にリスクあり?』妊婦と同居人は無料の“病気の検査”とは
そのため妊娠を希望する女性は、風疹に感染していないかどうかを事前に知ることが大切でしょう。
風疹抗体検査を受けることで、感染のリスクがある場合は妊娠を控えたり、ワクチン接種を検討することができます。
周りも感染対策を!
また妊婦だけでなく、同居する人も感染に気をつける必要があります。
風疹ウイルスを妊婦にうつしてしまうリスクがあるからです。
予防策として、風疹抗体検査は選択肢のひとつとなるでしょう。
妊婦や妊娠を同居する女性と同居している人であれば、一定の条件のもと、多くの自治体で無料で受けることができます。
条件は自治体により異なりますので、お住まいの自治体に問い合わせを。風疹は、胎児にとって大きなリスクのある病気です。
他人事と思わずに、理解を含めて感染対策を実施しましょう!
ライター
草案
助産師:MellowingCokeめい
監修医:新見正則医院院長、新見正則
1985年慶應義塾大学医学部卒業。1998年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。
2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。