LGBTフレンドリーな結婚式を!マイナビウエディングが始動したプロジェクトとは
『LGBTQ+の方々の結婚が当たり前の選択肢となり、特別視されなくなる日を見据え、ウエディング業界全体で応援していきたい』と語った担当者。
その背景には、ある一人の当事者の存在がありました。
2015年からLGBTQ研修を
マイナビウエディングがLGBTQ+に関した取り組みを始めたのは、2015年。
当時、実は編集部に当事者の方がいました。
彼女がカミングアウトしたタイミングで、「当事者の人たちは実はこんなことに悩んでいる」「なにかウエディング業界としてもできることはないか?」と課題を投げかけたそうです。
その後、相談を受け付けるサロンで同性カップルからの問い合わせは何件かあったものの、“前例がないから”と式場から断られてしまうケースも。そこでマイナビウエディングは「自分たちだけで解決できるわけではない、ウエディング業界全体を巻き込もう」と長期的なプロジェクトの計画がスタートさせました。
ウエディング業界の現状
まずマイナビウエディングでは、ウエディング関連企業へアンケートを実施。
すると、職場でのLGBTQ研修が行われている企業は20%にも満たず、さらに「LGBTQの方々に対して適切なサービスを提供できているか」