『よいことも嫌なことも分かち合いたい。』HSPのパートナーと結婚して2年。“ストレスはない”と言える理由
、「迷惑かけてる人が償う機会やもう同じことが起こらないようにするためにどう解決すればよいのか」を社会が示してくれたら安心できると思います。
カップルセラピストは2人の関係をどう見る?
これまでの3,000件以上に及ぶ臨床経験を活かし、パートナー間の課題解決をサポートしてきたカップルセラピストの坂﨑さんに話を聞きました。
ーーRさんのお話をどう感じましたか?
自分に向けられた感情でなくても、とても気になるのがHSPさんです。
子どもの時なら、クラスで先生に怒られている友達がいる。
社会人になったら、駅のホームで怒鳴っている人がいるなど。
パートナーの何気ない仕事の愚痴や不満も、気持ちに影響してしまうのですね。
「人は人、自分は自分」という考えをうまくパートナーにも適応させているのが素晴らしいと思います。
そのような気持ちでかかわることによって、「なぜそんなことで悩むの?」ではなく「あなたはそういうことで悩んでしまうのね」という声のかけ方に変化する可能性があります。
尊重はするけれども、迎合はしない。悩みには乗るけど、深入りしない。
そのバランスの取れた対応がパートナー関係を円滑にしているのでしょう。