2018年11月2日全米公開予定の『X-MEN: Dark Phoenix』(原題)に出演するキャストや監督が明らかになった。「Deadline」などのメディアが報じている。『X-MEN: Dark Phoenix』はソフィー・ターナー演じる若きジーン・グレイが物語の中心として描かれる。なんと、『X-MEN:アポカリプス』を最後に「ミスティーク役を卒業する」と宣言していたジェニファー・ローレンスが引き続き出演するようだ。マイケル・ファスベンダー(マグニートー役)、ジェームズ・マカヴォイ(プロフェッサーX役)、ニコラス・ホールト(ビースト役)、アレクサンドラ・シップ(ストーム役)、タイ・シェリダン(サイクロップ役)、コディ・スミット=マクフィー(ナイトクローラー役)も前作からの続投が決定とのこと。そして現在、悪役のリランドラにジェシカ・チャステインの名前が上がっており、交渉中だという。また、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』で脚本家、『X-MEN:フューチャー&パスト』『X-MEN:アポカリプス』でプロデューサー兼脚本家として『X-MEN』シリーズに携わってきたサイモン・キンバーグが初の映画監督デビューを飾ることも決定。サイモンは引き続き脚本、プロデューサーも担当する。撮影はカナダのモントリオールで今月末から10月中旬に行われる。(Hiromi Kaku)
2017年06月15日土屋太鳳が、片寄涼太や千葉雄大ら、個性豊かな“兄系イケメンズ”に愛される『兄に愛されすぎて困ってます』。このたび、片寄さんがボーカルを務める「GENERATIONS from EXILE TRIBE」による主題歌「空」にのせたミュージックトレーラーが解禁、“兄”はるかのピュアで真っ直ぐな想いに感涙せずにはいられないシーンが満載となっている。本作は、コミックス第7巻が早くも累計180万部を突破するなど、高い人気を誇る夜神里奈による同名少女マンガが原作。いつも自分のことを第一に想ってくれて、守ってくれるオトナな年上イケメン=“兄系イケメンズ”たちが次々と登場することでも話題を集めている。突然のモテキに戸惑いながらも、本当に好きな人を見つけ出そうと奮闘する主人公の高校生・橘せとか(土屋太鳳)と、そんなせとかの姿を温かくも複雑な気持ちで見守る、血の繋がらない兄・はるか(片寄涼太)。せとかの同級生で癒し系ヘタレ男子な国光(杉野遥亮)の兄であり初恋の相手、超毒舌なセレブ研修医・芹川高嶺(千葉雄大)が数年ぶりに現れて、せとかに急接近、さらに、せとかをお姫様扱いしてくれる先輩・美丘千秋(草川拓弥)からもアプローチが。今回到着したミュージックトレーラーでは、片桐さん演じる兄・はるかのまっすぐな心情に寄り添い、これまでのハイテンションな世界観とはひと味違った、切なすぎるシーンが展開する。せとかへの想いが、ただの妹愛ではないことに気づいたはるかが、せとかに本当の気持ちを伝えようとするドキドキ感あふれるシーンから始まる本映像。夏祭りにて、2人でばっくれようとするシーンや、お風呂上りのバックハグといった、本作の見どころでもある胸キュンシーンを描きつつも、せとかの初恋の人・高嶺(千葉雄大)から「お前、妹に恋してんだろ」と迫られ戸惑うはるかの姿も。映像の後半には、せとかが「お兄がお兄じゃなかったらな…。そしたら私、きっとお兄のこと好きになってたのに」と告白するシーンも収められ、より物語の核心に迫る内容となっている。せとかとはるか、それぞれの想いが主題歌「空」の甘く切ないメロディーとマッチし、大切な人をまっすぐに想う気持ちには、思わず涙してしまう人も多いはず。果たして、せとかは自分の本当に好きな人を見つけ出せるのか…。映画公開を前に、せとかとはるかの想いの行方にますます目が離せないミュージックトレーラーとなっている。『兄に愛されすぎて困ってます』は6月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:兄に愛されすぎて困ってます 2017年6月30日より全国にて公開(C) 2017「兄こま」製作委員会(C) 夜神里奈/小学館
2017年06月15日東京・新宿「ヒルトン東京」では、5月20日(土)から10月15日(日)までの期間、ホテル7階のルーフトップテラスにて夏の風物詩ビアガーデン「天空のビアガーデン2017ルーフトップBBQテラス」を開催する。今年のテーマは都会のオアシスで楽しむDIYバーベキュー。高層ビル群を間近に望む空間で爽やかな風を感じつつ、キリっと冷えた生ビールで乾杯! バラエティ豊かなグリル料理のBBQを楽しめる。料金は、1人4,000円で、入場料、2時間のドリンク飲み放題だ。ドリンクは、、生ビール、赤・白ワイン、サワー、ソフトドリンクに加え「ハードシードル」など多種多様なメニューを取りそろえていて、好きなものを好きなだけ楽しめる。全210席のルーフトップBBQテラスは一般席、プレミアムラウンジ席のほか、スタンディングコーナーも用意。プレミアムラウンジ席は、プラス1,000円でゆったりとしたソファー席でラグジュアリーな気分を味わえるので、デートなど会話を楽しみながら食事がしたいときなどにもおすすめ。料理メニューはビーフ、チキン、ポーク、ラムなどを盛り合わせたBBQセット2名分(3,000円)、テーブル上でお好みにグリルして仕上げる「ステーキサンドイッチ」(1,500円)や「ホットドッグセット」(1,500円)ほか、ビールやワインにぴったりの「生ハム」、「バッファローウィング」、「チップス&サルサ」、「ハラペーニョチーズフライ」などのおつまみや軽食を500円~提供。デザート&タパス付きのお得な女子会やお一人様でも利用できるランチタイムプランなどもある他、週末には不定期で国内外のアーティストによるライブ演奏も予定していて、シーンフリーでさまざまな楽しみ方ができる。新宿中央公園や高層ビル群を一望できるヒルトン東京7階ルーフトップテラスは、遮るもののない開放的なテラス。この時期だけの楽しみビアガーデンを存分に楽しめるスポットだ!ぜひチェックを。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日東京都渋谷区にある「恵比寿ガーデンプレイス」内にて、7月からの期間限定で、野外映画上映をはじめとした様々なイベントを実施する「恵比寿ガーデンピクニック」が開催される。ここでは、ヨガが体験できるイベントや、日本最大級のハワイ・フェスが催されるほか、メインイベントとなる「ピクニックシネマ」での上映作品も明らかとなった。恵比寿ガーデンプレイスは、「都会で楽しむ大人の夏休み」をテーマとして、野外映画上映をはじめとした様々なイベント「恵比寿ガーデンピクニック」を7月より開催。涼しい夜風を感じながら、家族や友人とのんびり映画を鑑賞し、夏の夜のひとときに笑ったり、泣いたり、感動を分かち合ったりと、大切な人と一緒に過ごしてもらうことを目指したイベントになっている。期間中は、会場となるセンター広場を中心に、映画上映だけに留まらず、ヨガの体験イベントやハワイフェスティバル「ALOHA TOKYO 2017」を行うなど、夏を満喫するための様々な企画が実施される。メーンイベントとなる映画上映の「ピクニックシネマ」は、東京を拠点に全国各地のカフェ、雑貨屋、書店、美術館など様々な空間で映画を上映している移動映画館「キノ・イグルー」の協力を得て、「どんな人生にも、ほかのどの日よりも幸せな1日がある」をコンセプトに選出した全12作品を、3期間に分けて無料上映。人工芝が敷かれた、野外の開放的な空間でゆっくりと映画を楽しむことが出来る。上映する作品は、インテリアデザイナー、実業家などさまざまな肩書きを持ち、ファッションアイコンとしてニューヨークのカルチャーシーンに影響を与え続けるアイリス・アプフェルの成功の秘訣や魅力に迫ったドキュメンタリー映画『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』をはじめ、ジョン・カーニー監督の半自伝的作品となる『シング・ストリート未来へのうた』や、シチリアの小さな村の映画館を舞台に、映画に魅せられたサルバトーレの少年から中年に至るまでの人生を3人の役者が演じる『ニュー・シネマ・パラダイス』など、良質な作品の数々を公開する予定だ。「大人の街」恵比寿で、のんびり心地よい空間の中行われるこの夏注目のイベント。ショッピングやグルメを楽しみつつ、野外で映画やヨガを楽しんでみては?「恵比寿ガーデンピクニック」は7月15日(土)~9 月 3 日(日)恵比寿ガーデンプレイス内にて開催。※映画の上映スケジュールやそのほかイベントスケジュールは公式サイトをご確認ください(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日東京ディズニーランドのアドベンチャーランドにて6月15日(木)、ディズニー映画最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(7月1日公開)の世界観が楽しめるスペシャルプログラム、「謎解きプログラム『パイレーツ・ミステリー』」がスタート! ゲストは地図を受け取って、アドベンチャーランドで海賊の謎を解く参加型のプログラムだ。謎解きプログラム「パイレーツ・ミステリー」は、東京ディズニーランドの大人気アトラクション「カリブの海賊」を中心とした体験型のイベントで、同アトラクションで地図を受け取って、ディズニー映画最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』に登場する3つの“宝(=アイテム)”を探す謎解きプログラム。最新作映画の公開に先駆けて、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』の世界観を楽しめるスペシャル企画だ。宝付近にあるQRコードをスマートフォン上に3種類集めると、スペシャルなことが起こる。また、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、日本の伝統的な行事である“七夕”をテーマとしたスペシャルプログラム「ディズニー七夕デイズ」も同日スタート。6月15日(木)~7月7日(金)の23日間、約3週間の開催で、今年は新たな演出も加わった。■謎解きプログラム:~パイレーツ・ミステリー3つの“宝”を探せ~【実施期間】:2017年6月15日~8月31日【実施場所】:東京ディズニーランド、「カリブの海賊」アトラクションを中心にしたアドベンチャーランドエリア※上記のメニューやグッズは、デザイン・価格の変更や、品切れとなる場合がございます。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日今年で第40回を迎える日本テレビ夏の風物詩「24時間テレビ」。毎年注目を集めるチャリTシャツのデザイナーが、先日「東京2020オリンピック・パラリンピック」のエンブレムを担当したアーティスト・野老朝雄に決定したが、この度、6月15日(木)今朝放送された「ZIP!」にて、野老氏が手掛けたデザインが発表された。「告白~勇気を出して伝えよう~」をテーマに進行していく今年の「24時間テレビ」。メインパーソナリティーには、史上初となるグループの枠を超え、「嵐」の櫻井翔、「KAT-TUN」の亀梨和也、「NEWS」の小山慶一郎が。そして、チャリティーパーソナリティーを女優・石原さとみが務めることでも話題を集めている。そんな中、毎年注目を集めるのが「24時間テレビ」のシンボル、番組の顔でもある“チャリTシャツ”だ。今回の“チャリTシャツ”は、2001年より「繋げる事」をテーマに紋様の制作を始め、美術、建築、デザインの境界領域で活動を続け、2015年「BAO BAO ISSEY MIYAKE」に“TOKOLO PATTERN”のアートワークを提供。また「東京 2020 オリンピック・パラリンピックエンブレム」で世界中から注目を集めることとなった野老氏がデザインを担当。今回発表された“チャリTシャツ”に描かれているのは“花”。花は世界共通でみんなを幸せにするモノであり、そんな花を幾何学的な「野老ワールド」で表現。そしてデザインに使用されているのは、シンプルな正三角形と正方形。しかしそれをつなぎ合わせることで、POPで温かみのある花が誕生。さらに、その組み合わせを変えることで、様々な花に変化。それは、「個性・多様性」の時代を表現すると共に、「1つ1つの力は小さくても、力を合わせれば、どんな花も咲かせることができる」というメッセージが込められている。なお、カラーバリエーションは新色の紺とオレンジを含めた全5色展開となっている。デザイナーの野老氏は、「『“告白”の種が花咲き、色づきますように。』 そんな想いを込めてこのチャリTシャツを作りました」と明かす。またメインパーソナリティーのひとり、櫻井さんは「とてもキレイで、華やかな24時間テレビらしいデザインですし、野老さんのデザインのテーマでもある『繋ぐ』が表現されていて、一目見て野老さんのデザインだとわかるチャリTシャツだと思いました」と語り、「花柄が幾何学で表現されており、 同じデザインなのにTシャツの色によって表情が変わるものになっていて、当日一緒にメインパーソナリティーを務める亀梨、小山をはじめ、出演者の方々と並んで着るのがとても楽しみです」とコメントしている。「24時間テレビ40 告白 ~勇気を出して伝えよう~」は8月26日(土)~27日(日)日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月15日劇場版『ポケットモンスター』20周年記念作となる『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』の公開アフレコが6月15日(木)に都内スタジオで行われ、ゲスト声優の本郷奏多、佐藤栞里、中川翔子、古田新太、山寺宏一、湯山邦彦監督が出席した。主人公のサトシと共に旅をする少年・ソウジを演じた本郷さんは「20年前のアニメの最初のシリーズは、オンエアの日は外に遊びに行かず、家に帰ってみていました。まさか20年後に自分がこの世界に入れると思っていなかったです」と喜びを口にし「もう思い残すことはないので、いつ引退してもいいです」とまで語る!そんな本郷さんを湯山監督は「このまま実写でも行けそうなくらい、ソウジそのものでした」と絶賛していた。この日の公開アフレコで、圧巻の演技で報道陣、共演陣、そして制作スタッフまでも驚愕させていたのは、20年連続出演で“皆勤賞”を継続中の山寺さん。今年は、幻のポケモンと言われるマーシャドーの声を担当したが、一緒にマイクの前に立った古田さんは、山寺さんによるマーシャドーの声を聴いて「どうやってるんですか?3つか4つの音が同時に出てる!」と呆然!湯山監督自身「幻のポケモンということで、どういう声なんだろうか?となかなかイメージが浮かばなかった」と語るマーシャドーを不思議な倍音で表現した。山寺さんは「普通の声じゃない」「気道から出てる感じ」といった難しい注文を授かり、出てきたのがこの声だったと明かし「自分でもわかんない。たまたま出た声が『それいいね』ってなりました。理屈じゃない」と語り「20年の中で、一番セリフが少なかったけど、一番難しかったかも」とふり返っていた。収録語のトークでは、「キミにきめた!」というタイトルにちなみ、サトシとピカチュウのように、一緒に旅をするならこのメンバーの中では誰か?というお題が出され、これには登壇陣からも「なんてことをやらせるんだ(苦笑)」(山寺さん)、「角が立つでしょ!」(古田さん)からも困惑の声が…。一斉に指さしてもらうと、本郷さんは山寺さんを、佐藤さんは古田さんを、中川さんは本郷さん、古田さんも山寺さんも本郷さん、湯山監督は山寺さんを指名し、本郷さんが3票を集めて圧勝という結果に。中川さんは本郷さんを選んだ理由について「こんな容姿端麗で美しいのに、『ポケモン』のプレイ時間が300時間超えてるなんてウルトラレア!」と語り「いつかバトルを申し込んで、できればボコボコにしたい。イケメンがピンチだったり悔しがるシチュエーションに萌えるので、そこでジョーイさんのように回復させてあげたい!」と妄想を興奮気味に明かす。本郷さんは「僕は現場で友達ができることってないので、こんなに褒めていただいて、本当にこの作品に出てよかったです!」と感激していた。『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』は7月15日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人による「嵐」とゲストがチームを組み、体感型ゲームで対戦するバラエティ番組「VS嵐」。その6月15日(木)今夜放送回のゲストとして映画『昼顔』に出演している上戸彩と斎藤工が出演、嵐と共に熱戦を繰り広げる。今回は「嵐」チームと天野ひろゆき、スピードワゴン、松尾陽介、向井慧、福田彩乃、松井玲奈による「チーム愛知」が対決。そこに上戸さんと斎藤さんはプラスワンゲストとして加わり、様々なゲームに参加する形で番組が進行する。放送では上戸さんが“エロキャラ”のイメージが定着した斎藤さんの変態秘話を暴露。ドラマ、映画と長きにわたり共演してきた2人だからこそ知るお互いのエピソードなどにも期待だ。また特別企画の「〇〇は誰だ?」対決では櫻井さん絶叫の場面も。さらに二宮さんは“あの芸人”のネタを披露。その理由とは!?さらに番組後半には重大発表も。今夜の同番組は必見だ。今夜のゲストである上戸さんと斎藤さんが共演している映画『昼顔』は、2014年に放送され、平日昼間に夫以外の別の男性と恋に落ちる主婦のことを指す造語「平日昼顔妻」をテーマにして大きな話題となったドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の続編となる作品。「昼顔」というタイトルが同年の流行語大賞にノミネートされるほどの社会現象を巻き起こしたドラマ版から3年後を舞台に、再び出会ってしまった2人の物語を描いていく。平凡な主婦だった笹本紗和は、担任教師の北野裕一郎と出会い不倫関係に陥り、いつしか2人の関係は本気の恋愛に発展。しかし、紗和の存在は北野の妻の知るところとなった。弁護士も交えた話し合いの結果、別れざるを得なくなる紗和と北野。北野は勤務先の高校を退職し、離婚しない意志の妻と遠く離れた場所へ引っ越した。しかし紗和は結局、夫と離婚してひとりになった。紗和と北野に残ったのは、忘れがたい愛の記憶だけだった。あれから3年、紗和は海辺の町で慎ましくひとりで暮らしていた。その町に偶然講演のため訪れた北野。それを知った紗和は想いを抑えることが出来ず、秘かに会場に向かうのだった…。運命のいたずらにより再会してしまった、会ってはいけない2人。3年前に交わした愛が忘れられず2人は逢瀬を重ねていくのだが――。主人公・紗和役の上戸さんと北野役の斎藤さんをはじめ、北野の妻・乃里子役で伊藤歩も続投。紗和の勤めるレストランのオーナー役で今作より平山浩行も参加。『容疑者Xの献身』『任侠ヘルパー』『真夏の方程式』などで知られる西谷弘がメガホンを取っている。『昼顔』は全国にて公開中。「VS嵐」は6月15日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開昼顔 2017年6月10日より全国東宝系にて公開(C) 2017フジテレビジョン東宝FNS27社
2017年06月15日主人公の左遷された元敏腕刑事を仲村トオル、その“相棒”を栗山千明が演じることが発表されている、ドラマ特別企画・堂場瞬一サスペンス「検証捜査」。このほど、2人とともに本作を盛り上げる、総勢12名もの豪華共演陣が明らかとなった。神奈川県警で冤罪事件が!?警察庁は他府県から事件とは無関係の刑事たちを集め「特命班」として、警察の威信をかけて原因の究明に乗り出す。しかし、そこに集まったのは、すねに傷を持つワケありの刑事ばかりだった…。「特命班」として招集されたのは、警視庁本部から伊豆大島署へ左遷中の神谷悟郎(仲村トオル)。そのメンバーは、警察庁の理事官・永井高志(滝藤賢一)、大阪府警の監察官・島村丈(角野卓造)、北海道警・保井凛(栗山千明)、福岡県警・皆川慶一郎(平岡祐太)、埼玉県警・桜内省吾(深水元基)。特命の内容は、2年前に戸塚署管内で起きた連続婦女暴行殺人事件の検証。逮捕された柳原真治(忍成修吾)にまもなく無罪判決が出るという。期限1か月で、なぜ冤罪が起きたのか明らかにすべく、寄せ集めの混成チームによる検証捜査が始まった。神谷と凛は、未遂で助かった被害者の聴取で、もみあった際に犯人がケガを負ったと警察に話していたことを知る。しかし調書には記されていない。しかも警察に強く言われ、思わず柳原が犯人だと言ってしまったというのだ。神奈川県警の管理官・重原功などから特命班への批判が起こる中、神谷は元相棒の天野大(和田正人)と再会する。神谷は2年半前、2人で取り調べを行なった東京・大森の事件で容疑者の酒田誠(野間口徹)を殴ったことで左遷に。その事件は、いまも継続捜査されていた。そんな折、神谷に山田(高橋光臣)と名乗る男から接触が。「『戸塚事件』は捜査を歪めて故意に冤罪を作った」――信じ難い告発に驚く神谷。やがて、検証が進むにつれ、県警のずさんな捜査が明らかになっていく。そして意外な事件と繋がりを見せ始め…。本作は、「刑事・鳴沢了」シリーズ、「失踪課」シリーズ、「アナザーフェイス」シリーズなど、重厚で正統派のベストセラーを多数生み出す警察小説の旗手・堂場瞬一の同名小説の初のドラマ化。特命班として招集された元敏腕刑事を仲村さん、そのバディとして心に傷を抱える女性刑事を栗山さんが演じるほか、さらに豪華共演陣が集結。警視庁捜査一課刑事で、いつか神谷が戻ってくる日のために独自で捜査を続けている天野大には、「マッサージ探偵ジョー」に続いて再び刑事役を務める和田正人。また、特命班のメンバーで、駅伝仕込みの体力を買われて召集されたという福岡県警刑事・皆川慶一郎には平岡祐太、趣味は総合格闘技という埼玉県警の桜内省吾には深水元基。冤罪事件について神谷に重大な情報をもたらす謎の男・山田には、TBS日曜劇場「小さな巨人」では刑事役として出演中の高橋光臣。過去に神谷が担当した東京・大森の事件で容疑者となった酒田誠には野間口徹。戸塚署管内で起きた事件の容疑者として誤認逮捕されるも、性犯罪の前歴があり、長い拘置所生活で精神的に不安的になっている柳原真治を、忍成修吾が務める。さらに、神谷が左遷された伊豆大島署で共に働く生活安全課の巡査・谷本には中村靖日、神谷らの特命班チームと対峙する神奈川県警捜査一課長・中田誠司には堀部圭亮、同じく神奈川県警捜査一課の刑事で、戸塚事件を担当、県警では「取り調べのエース」「落としの松崎」の異名を持ち一目置かれている松崎次弘には金田明夫、そして、忍成さん演じる柳原の冤罪を本気で信じているのか、売名行為なのかは不明の弁護士・石井一樹に六角精児。加えて、特命班のキャップであり、警察上層部と特命班の板挟みとなり、ストレスでいつも胃薬を手放せないという警察庁刑事企画課理事官・永井高志には滝藤賢一、特命班の切り札として召集され、取調べの技術と評価が高い大阪府警警務部監察官・島村丈には角野卓造。角野さんは仲村さんとは初共演、今回はコーヒー好きの刑事として関西弁での演技を見せてくれる。実に豪華な顔ぶれで贈る連続婦女暴行殺人事件の検証捜査。真犯人は一体どこに?執念の捜査の末、神谷たち“ワケあり”特命班が最後にたどり着く、驚がくの真実を見逃さないで。ドラマ特別企画 堂場瞬一サスペンス「検証捜査」は7月5日(水)21時~ テレビ東京系列にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日ゲーム、アニメ、漫画、玩具…と幅広く展開され、瞬く間に日本中の子どもたちに愛される作品となった「妖怪ウォッチ」。スクリーンでもその人気は健在で、劇場版1作目から3年連続、映画ランキング初登場1位(※興行通信社調べ)のメガヒットを記録してきたが、この度、第4弾にして新たな展開を迎える最新作が『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』に決定。12月16日(土)より公開されることになった。かつて、妖怪を操る不思議な“腕輪(ウォッチ)”を持った少年がいた。ところが、少年が大人になったとき、彼には妖怪の姿が見えなくなってしまった。役目を終えた、その“腕輪(ウォッチ)”は時空の彼方に葬り去られた――。そして30年後…。穏やかな日常は終わりを告げ、迫りくる彗星とともに運命の日が始まる。恐るべき妖怪ウイルス“鬼まろ”が、人の悪意に感染して無限に増殖していく…。人類滅亡の危機を救えるのは、妖怪ウォッチに選ばれし者。新たな妖怪ウォッチを手にし、人間と妖怪の絆を取り戻せるのか!?なんと今回は、「妖怪ウォッチ」シリーズの主人公・ケータの時代から30年後の世界が舞台。妖怪ウォッチに選ばれし者、登場人物はみな一新され、お馴染みのキュートな妖怪たちが驚きの姿で登場する。解禁されたティザーポスターにも、リアルすぎるジバニャンの衝撃の姿が!30年の間に、いったい何があったのか!?あわせて、本作に登場するキャラクターも明らかに。まず、新たな主人公となるのは、世話好きな13歳の女の子・ナツメ。幼いころ川に溺れたとき、“なにか”に助けられた記憶がある。同じく13歳のトウマは、両親は共働きで忙しく、いつも1人で孤独を感じているという男の子。アキノリは、代々、妖気を使った占いを行う家系“有星家”の長男で、ひょうきんな性格の持ち主。そして、車にひかれて死んだネコの地縛霊、ジバニャン。かつて、多くの人間と接触し、妖魔界でも一目置かれていたが、人間と別れてから放浪の妖怪に。ウィスパーは、かつて「妖怪ウォッチ」をもつ人間に妖怪について教えていた妖怪執事。エンマ大王の使いとしての役割を務めている。コマさんは、神社でいきなりコマイヌが倒れて下敷きになり妖怪となった。また、ミッチーはアクティブな人型タイプに憧れる妖怪。正義感は強いが、見た目によらず実は弱い。そんな妖怪たちの妖魔界をおさめる王が、エンマ大王だ。妖怪たちと人間たちが、ともに手を取り合うことを推進している。その側近で、沈着冷静、妖魔界や人間界に対して幅広い知識を持つぬらりひょん。さらに、恐るべき妖怪ウィルス、鬼まろ(オグ・トグ・モグ)が登場!トウマに取り憑き、闇に引き込もうとするが…。妖怪には、「ライトサイド」「シャドウサイド」2つのモードが存在するという。今回は、ジバニャンの2モードが到着したが、ちょっぴり怖いシャドウサイドのジバニャンたちも注目。これまでとは一味違ったシリアスでちょっと怖いホラー要素に、いままでの楽しさも盛り込まれた新しい世界観となる様子だ。原案・脚本・製作総指揮を務める日野晃博氏は、「今回の映画では妖怪ウォッチの新しい可能性にチャンレンジしています」と語る。「今回の新しい世界観も、きっと好きになっていただけると思います。妖怪ウォッチというテーマを使って、大人も子どもも好きになれる『まったく新しいホラーコメディ』をつくりあげました。今回は、これまでよりも、ゾクッとする怖いところがあったり、ドッと笑えるところがあったり、激しいバトルに熱くなるところもあったり、見る人の感情の振れ幅が大きいと思います。家族みんなでドキドキワクワクできる作品となりましたので、楽しんでください」と期待を寄せている。また、「新しい3人の主人公はすごく魅力的ですね。3人それぞれが、妖怪と違う出会い方をして、違う思いを抱いています。その3人が友情を通じ合わせ、大きな存在に立ち向かっていきます。3人の主人公を中心に、怖くて、アツくて、笑えて、心温まるストーリーが展開します」と新しい登場人物を紹介。「今回の売りは何と言っても、妖怪たちに『シャドウサイド』と『ライトサイド』という2つのモードがあるというところですね。これによって、怖さと笑いの両方をいままで以上に、印象深く表現できるようになりました」と明かしている。さらに、歴史上の有名なキャラクターたちもたくさん登場し、物語を盛り上げていくというから期待大。なお、「妖怪ウォッチ ぷにぷに エンマ大王 ボールチェーンマスコット」が付いてくる劇場前売券が7月15日(土)より発売決定。本作から始まる、「妖怪ウォッチ」の新章に引き続き注目していて。『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は12月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日アリアナ・グランデに、イギリスのマンチェスター市から名誉市民の称号を贈られることが検討されている。先月22日(現地時間)、マンチェスター・アリーナで行われたアリアナの公演直後に爆破テロ事件が発生。アリアナは犠牲者の家族や被害者の支援を目的としたチャリティー・コンサート「ONE LOVE MANCHESTER」を6月4日(現地時間)に開催、彼女の呼びかけにジャスティン・ビーバーやケイティ・ペリーなど多くのアーティストたちが賛同し、コンサートは大成功を収めた。マンチェスター市議会はアリアナの行動に対して、同市のために大きく貢献した人物を表彰する制度を新たに設け、アリアナが名誉市民第1号の候補となった。マンチェスター市議会のリチャード・リース議長はBBCの取材に「私たちの市の暮らしと成功に素晴らしい貢献をした人々を表彰する方法をアップデートする絶好の機会だと考えています」とコメント。市民は、事件に対して憎しみや恐れではなく、愛と勇気をもって立ち向かったが、リース議長は「アリアナ・グランデはそうした反応の例となりました。多くの人がすでに彼女を名誉市民にと考えているでしょう」と語り、議会の承認を得て実現を目指すという。6月4日のコンサートは5万人を動員し、約300万ポンドを超える収益金は全額、英赤十字に設立された基金「We Love Manchester Emergency Fund」に寄付された。(text:Yuki Tominaga)
2017年06月15日「今日、恋をはじめます」など数々の大ヒット少女漫画を生み出している水波風南の「未成年だけどコドモじゃない」がこの度、実写映画化することが決定。こ主演に「Sexy Zone」中島健人、ヒロインに平祐奈、恋愛バトルを繰り広げるヒロインの幼なじみに「Hey! Say! JUMP」知念侑李が抜擢されたことが明らかになった。なお、中島さんと知念さんは本作が映画初共演となる。何不自由なく育てられたお嬢様・折山香琳が16歳の誕生日に両親からプレゼントされたのは“結婚”。しかも、親の決めた結婚相手は、香琳の初恋の相手で学校イチのモテ男・鶴木尚(18)だった。結婚した途端に、学校では決して見せない冷たい表情で発せられた尚の「お前みたいな女、大っ嫌いなんだよな」という言葉。この結婚は尚にとって、折山家の経済力を目的とした“愛のない”結婚だったのだ。さらに、この結婚は学校では2人だけの秘密…。“結婚したのに片想い”な香琳だが、尚への一途な想いと持ち前の天真爛漫な性格で、「香琳を好きにさせてみせるから!」と慣れない家事や勉強にも果敢に挑戦していく。そんなある日、絶対秘密の結婚が、香琳の幼なじみで同じ高校に通う超お金持ち・海老名五十鈴(16)に知られてしまう。五十鈴は香琳に想いを寄せており、海老名家の権力を使い、尚に離婚するように迫る。そして、五十鈴から香琳へのプロポーズ。果たして尚と香琳の結婚生活はどうなってしまうのか!?五十鈴は香琳を奪うことができるのか?高校生同士の結婚から始まる恋愛バトルを描いた本作。実写化するのは興収24.3億円を記録した『ヒロイン失格』を手掛け、土屋太鳳主演『トリガール!』や、「乃木坂46」西野七瀬主演の『あさひなぐ』など公開を控えている英勉監督だ。今回、中島さんたちが演じるのは、高校生。文武両道で学校イチのモテ男な“王子様”である一方、ある秘密を持ってヒロインと愛のない結婚をする謎多き男・鶴木尚役を演じる中島さんは「裏表がハッキリしている性格なので香琳に冷たく接しますが、ふいに優しくなる温かい表情をわかりやすく演じられたらと思います」とコメント。キャストについては「平さんとは初共演ですが、香琳のイメージにとても合っているなと感じたので、現場でどのような空気感になるか楽しみです。知念くんは、僕が初めて出演したドラマ以来の共演なのでワクワクが止まりません。五十鈴と対峙するときは尚らしく精一杯ぶつかれたらなと思います」。苦労を知らない天真爛漫なお嬢様で、16歳の誕生日に突然憧れの鶴木先輩と結婚することになったヒロイン・折山香琳役には、『ReLIFE リライフ』や、来年公開となる『honey』でもヒロインを務めるいま最も勢いのある若手女優・平さん。結婚から始まるストーリーということもあってウエディングドレス姿を披露する平さんは「今回、初めてウエディングドレスを着ますが、お姉ちゃんと同じタイミングで、しかも18歳で着られるとは思わなかったです。衣装合わせでは、自分も将来着るのかなと思いながらワクワク、そしてドキドキしていました」と喜びを語った。そして、可愛い見た目とギャップがある正義感あふれる男らしさと類を見ない経済力で香琳に迫る海老名五十鈴役に『忍びの国』で平さんと共演し、来年には初単独主演として『坂道のアポロン』が公開を控えている知念さん。「原作を読んで思ったのが、尚より“五十鈴の方がカッコいい”でした。自分というものがあって、ブレないカッコいい美少年を演じるのは勇気がいりますが、原作で感じたカッコよさをしっかり表現し、健人に負けないように頑張りたいと思います」と意気込みを語る。原作者の水波氏は「実写映画化をしていただけるというお話を伺って、まず気になったのはやはりキャスティングのことでした。もし、キャラのイメージとかけ離れた場合、ちゃんと喜べるのか…と不安に襲われたりもし…。しかし、決定したお三方の名前を聞いてとびあがりました!私の中のぼんやりとした理想を遥かに超えていて、“絶対観たい!”“早く完成してほしい!!”と、その瞬間から現在に至るまで幸せな気持ちでいっぱいに過ごしています」と期待のコメントを寄せている。『未成年だけどコドモじゃない』は12月23日(土・祝)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日西田敏行と寺尾聰という同年齢の大物演技派が、直木賞作家・浅田次郎原作のドラマスペシャル「琥珀」に出演。“追う刑事”と“逃げる犯人”として、初めての本格タッグが実現した。米田勝己(西田敏行)は服も表情も冴えない、存在感も極めて薄い巡査部長。定年を目前に控えているが、年下の上司・萩尾に、退職日まで「来ても来なくてもいい」と言われてしまうほどだ。ところが、行きつけの喫茶店で偶然手にした小冊子に掲載された、“琥珀”という喫茶店の記事を見た途端、表情を強張らせる。急きょ有休を取り、新幹線で富山県魚津にある“琥珀”に向かう米田。なぜか25年前の未解決事件「吉祥寺・放火殺人事件」の資料を持って…。そのマスターは、どこか哀しげな目をした荒井敏男(寺尾聰)。さらに港の漁協で働く人妻で、唯一の常連客・平井幸子が加わり、3人でひとときを過ごす。矢継ぎ早な幸子の質問に、いつも無口なのに、つい身の上を語り出す米田。かつて訪れた銀座の喫茶店“白馬”と荒井に接点があることを冊子で知り、懐かしくなってここへ来たという。しかし3人にはそれぞれ事情があった。米田は刑事であることを隠し、荒井は亡き妻の写真に「ごめんね」と語りかけ、幸子はひとりになった途端に笑顔を消し、自宅へ向かう…。それぞれが抱える闇を感じながら、3人は徐々に交流を深めていく。彼らを待ち受ける運命とは――。原作は、歴史小説から現代小説まで幅広く執筆し、多くの読者を魅了し続けている直木賞作家・浅田氏の同名小説。「西田敏行×浅田次郎」のゴールデンコンビによる過去作品は、1999年のドラマスペシャル「角筈にて」から、2001年の「天国までの百マイル」、2003年「ラブ・レター」、そして2010年「シューシャインボーイ」と、これまでも高い評価を得てきたものばかり。数々の賞を受賞した「シューシャインボーイ」から7年、今回は脚本家にNHK連続テレビ小説「ひよっこ」を手がけている岡田惠和、初タッグ共演に寺尾さんを迎え、待望の5作目のドラマスペシャルとなる。西田さん演じる、定年間近のさえない刑事・米田勝己は、役職には就かず現場一筋。頑固な正義感を持ち、仕事は真面目だがおもしろみがなく、妻とは離婚。数日後に定年を迎えるという日に、ある思いから有休を取り北陸・魚津に。止まっていた20数年前の事件が再び動き出すことになる。一方、魚津の寂れた田舎町でひっそりと喫茶店を営む店主・荒井敏男役の寺尾さんは、自分の罪を背負いながら、他人との接触を避けるように休日も家から外出することもなく静かにただ時の流れをじっと待つ日々。だが、米田が訪れたことで隠していた過去が動き始めていく。実際に同年齢である西田さんと寺尾さんは、『半落ち』や『釣りバカ』シリーズなど、これまで何度も同じ作品に出演してきたが、芝居で絡む“シーン共演”は意外にも初めて。“蜃気楼”で有名な北陸・魚津を舞台に、刑事と逃亡犯、不器用な大人たちが織りなすサスペンスフルな展開が時に切なく、心に迫るヒューマンドラマを誕生させた。西田さんは、浅田作品の短編のドラマ化で主演を務めるのは実に5作目。「今回、岡田惠和さんのサイドストーリーを含めた脚色も素晴らしく、密度の濃い芝居ができたので、胸はずむ楽しい撮影現場となりました」とふり返ってコメント。自身が演じる米田という男を「職場では“ダメなやつ”と判子押されるタイプの刑事」というが「相手の心境をおもんぱかる、トゲの無い刑事、とんがってない刑事」とも評する。「今回、コーヒーがポイントポイントで出てきます。寺尾さんが淹れてくれるのが“ネルドリップ”という昔風の淹れ方なんですが、フィルターの中に豆を入れてお湯が沁み渡るまで少しずつ入れると『ひた…、ひた…』と落ちる、これがまた『いいな~』って。ドラマに一味添えてます」と見どころを語り、寺尾さんとの初めてのがっつり芝居には、「『念願叶った!』って感じですね。喫茶店のカウンター越しでのやり取りだけで、僕の想像を超える“過去に何かを持ってる男”という感じがにじみ出ていて…。その横顔を見ているだけで涙が出てきたシーンもありました。やはり、いい役者と一緒にやってると楽しいですね!」と気持ちも入った様子。また、寺尾さんも「同い年でもある西田さんとは一度はちゃんと共演したいと思っていました」と明かし、「僕の中で非常に興味深い俳優だったので、どこかで一度! と思っていたことがあり、やっと実現した、そんな嬉しい気持ちで撮影に臨めました」という。「ただ、役が、捕まえる側と捕まえられる側というあまり近くなりすぎてはいけない感じの役なので、くすぐったいというか、何とも困惑している自分がいる、という面もありました」とふり返った。「荒井という男は、背負っているものを持ちつつずっと身を潜めていた男です。その男を捕まえに来た人が単に捕まえに来ただけの人ではなかった、というのがドラマのベースです。職業から離れた男と男の関係、演じてて楽しかったですね。いい感じに出ていればと、期待しています」と、西田さんと初対峙に自信をのぞかせている。浅田次郎ドラマスペシャル「琥珀」は今秋、テレビ東京系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日主演ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」の異例のシリーズ化が決まった「嵐」松本潤と、朝ドラ「ひよっこ」でヒロインを務める有村架純が、恋愛映画の名手・行定勲監督のもと映画初共演を果たす『ナラタージュ』。このたび、先日公開された特報映像でも話題を呼んでいる“びしょ濡れ”キスシーンの撮影秘話を、松本さんが明かした。大学2年生の春。泉のもとに高校の演劇部の顧問教師・葉山から、後輩のために卒業公演に参加してくれないかと、誘いの電話がくる。葉山は、高校時代、学校に馴染めずにいた泉を救ってくれた教師だった。卒業式の日の、誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、再会により気持ちが再び募っていく。2人の想いが重なりかけたとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を告げられる。彼を忘れようとする泉だったが、ある事件が起こり…。第25回野間文芸新人賞を最年少で受賞した島本理生の2006年版「この恋愛小説がすごい」1位に輝いた同名小説を、長年、企画・構想を温めてきたという行定監督が映画化した本作。高校教師と生徒として出会った男女が、時が経ち再会した後、決して許されはしないが、一生に一度しか巡り会えない恋に落ちる――。そんな眩いばかりの2人の想いが放つ光と、思いあうほどに濃くなる純愛の陰影を、同時に紡ぎ出していく。松本さんが禁断の恋に悩みながらも思いに抗えない高校教師・葉山貴司役を演じ、葉山を全身全霊で愛する20歳の工藤泉を有村さんが体当たりで挑む。そして、泉に想いを寄せ、一度は恋人になるも、葉山を忘れられない泉への恋心と嫉妬に揺れる大学生・小野玲二役に坂口健太郎、さらに瀬戸康史、市川実日子ら注目のキャストが脇を固める。先日公開された特報映像では、風呂場でびしょ濡れになりながら、泉のほうから葉山を引き寄せ、唇を重ねる衝撃のシーンが話題になったばかり。押さえきれない恋心が一瞬にして切り取られた印象的なこのシーンについて、松本さんは、「シャワーのお湯がでてない状況でリハーサルをやっていたので、実際にシャワーを使う撮影本番では出たとこ勝負しかないんだろうなと思っていました」と本番前の心境を明かすが、「不自然に見えないようにしなきゃなとは思っていたのですが、すんなりいき、まさかの一発OKでした」。「脚本を読んだときは、どういう風になるかが見えなかったんですが、水の力って偉大なんだなと思いました(笑)」と松本さん。「実際に本番では言葉らしい言葉は出なかったです。有村さんのことしか見てなかったので、自分がどう動いたかも覚えてないです」と、そのキスの後、激情のままにしっかりと抱き合う2人のシーンを感慨深げにふり返っている。一方、「撮影が進むにつれて、泉でいることは苦しかった」と明かしている有村さん。2人は、このまま止められない想いに身を委ねてしまうのか…。誰もが心に秘める、忘れられない純愛の行方に、引き続き注目していて。『ナラタージュ』は10月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月15日現在公開中の『帝一の國』や『ラストコップ THE MOVIE』など、話題作に出演するいま注目の若手俳優・竹内涼真が、7月放送の高畑充希主演ドラマ「過保護のカホコ」に出演することが決定。竹内さんは“さわやか”なイメージから一転、本作では“ワイルド”な画家を目指す大学生に扮する。カホコ(高畑充希)は、母・泉(黒木瞳)と父・正高(時任三郎)に溺愛される一人娘。純粋無垢な彼女のお姫様のような笑顔は、親のみならず、周りの誰もを幸せにしてしまう。カホコは、着る服すら母の泉のアドバイスなしには選べない。通学時も駅までママの車で送り迎え、駅まで歩いたことがない。カホコはそんな自分の生活を当たり前だと思っていた。パパの正高だけがカホコの将来を案じながら、娘に嫌われることを恐れ、何も言えないでいた。そんな中、カホコは、同じ大学の芸術学部に通うカホコとは全く正反対の境遇で育った麦野初(竹内涼真)と出会い、カホコの人生の歯車が動き出す。「お前みたいな過保護が日本をダメにするんだ」いままで誰にも言われなかったことを言われたカホコは、衝撃を受ける…。本作は、現代の日本が生んだ「過保護の象徴」のような女子大生・カホコが主人公。何から何まで親の庇護のもと、温々と生きてきた“奇跡の純粋培養人間”カホコの「自分探し」が始まり、毎回「こんなの初めて!」な経験を通し、自分の中に眠っていた本当の”力”が、家族の問題を次々と解決していく痛快ホームドラマだ。女子大生・カホコを、日本テレビ連続ドラマ初主演となる高畑さんが務めるほか、カホコの両親には黒木瞳と時任三郎といった豪華キャストが出演。そして今回、カホコと同じ大学に通い、正反対の人生を送ってきた大学生・麦野初役を、「時をかける少女」や『青空エール』『帝一の國』『ラストコップ THE MOVIE』などに出演する竹内さんが演じることが決定。彼は親に捨てられ、養護施設で育ち、アルバイトを掛け持ちしながら学費を稼ぎ大学に入学。本当は優しいのに、ひねくれ者で常におどけて本性を見せない、まさに“オオカミ少年”のような役柄。また後に、カホコに大きな影響を与えることになる重要な役どころでもあるという。そんな役柄について「正直、すごく難しい役」と語る竹内さんは、「一見、辛辣な言葉を投げかけているようで、とてもまともなことを言っていて、おせっかいなようで、とっても優しい少年。でもその優しさを表に出したくないのでは」と分析。主演の高畑さんについては、「共演は初めてですが、一緒に頑張ろうね!と声を掛けていただきました。先日、リハーサルで一緒に演技をやらせてもらったのですが、台本でイメージしていたよりも、掛け合いをスムーズにやることができたんです。なので、回を重ねるごとに僕から仕掛けていけるようになりたいです」と意気込み。また、「自分でもやったことのない役なので、役に関してこんなに悩んでいるのは初めてです…」と語るも、「このタイミングで試練がきたんだと思います。すごく考えて悩んでいるので、これを乗り越えてこの麦野という役をきちんと演じることができたら自分も成長できるのでは」と話し、「終わった後にはいろんなことが学べた現場だと言えるようにしたい」と“新たな挑戦”への思いを語った。さらに、カホコを取り巻くキャストも同時に明らかに。カホコの母・泉の母親の初代役を三田佳子、機嫌がコロコロ変わり、どこに飛んでいくか分からない“ウサギ”のような泉の父親・福士役を西岡徳馬、泉の妹の夫・衛役を佐藤二朗、泉の妹(次女)・環役を中島ひろ子、泉のもう一人の妹(三女)・節役を西尾まり、その夫・厚司役を夙川アトム、その夫婦の娘でカホコのいとこ・糸役を久保田紗友、カホコの父・正高の父親・正興役を平泉成、正高の妹・教子役に濱田マリ、正高の母親・多枝役に梅沢昌代が扮する。「過保護のカホコ」は7月12日より毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月15日ついに6月15日(木)今夜、最終回を迎える天海祐希主演ドラマ「緊急取調室」。この度、天海さんと田中哲司が同時にクランクアップを迎えたことが分かった。本作は、天海さん演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、警視庁の取り調べ専門チーム「緊急事案対応取調班」(通称:キントリ)のメンバーと共に、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマ。「緊急取調室」は2014年に放送され、今回は第2シーズン。前作よりもますます深味を増した取り調べ劇で、毎回視聴者の目を釘づけにしてきた。そんな本作が、天海さんとキントリの管理官・梶山勝利を演じる田中さんとの2ショットシーンをもって全撮影を終え、ついに無事クランクアップ。また、この日はクランクアップを祝うため、キントリと連携を取る捜査一課の刑事・渡辺鉄二を演じた速水もこみちも、現場にサプライズ登場!天海さんらに花束を手渡し、労をねぎらっていた。芝居に対する緊張感を保ちつつも、前作からのチームワークの良さをみせつつ楽しく和やかな雰囲気で進められてきた本作の撮影。天海さんは、「この現場が楽しくて素敵なのは、本当に皆さんのおかげです。私も毎日楽しかったです。それも全て、心を許したキャストの皆さんがいてくださったからこそだったと思います」と感謝を述べ、さらに「万が一、続編もやらせていただけるようでしたら、また全力で頑張りたいです。それまでにまた力をつけておきたいと思います」と続編への期待もにじませていた。そして気になる今夜放送の最終話は、真壁有希子(天海祐希)が刑事部長・磐城和久(大倉孝二)をかばって被弾。撃ったのは警察官から拳銃を強奪した2人組のひとり、峰岸充彦(眞島秀和)…有希子の亡き夫・匡に瓜二つの男だった。峰岸はそのまま逃走し、キントリの面々は拳銃強奪事件および連続狙撃事件を早期解決するため、全ての発端だと思われる5年前の事件、峰岸の息子が被疑者として逮捕されたストーカー放火殺人事件を再捜査しようと立ち上がる。なぜなら、そのとき妻子の命を奪われたのが、ほかならぬ今回の事件の共犯者・久保寺圭(鶴見辰吾)だったからだ。“加害者の父親”と“被害者の父親”、相容れないはずの2人が共謀しているということは、5年前の事件は冤罪の可能性がある。キントリの面々はそうにらむが、磐城は頑として再捜査の許可を出さない。それでも諦められないキントリは、勾留中の久保寺を取り調べる過程で5年前の事件に切り込もうと計画。幸い命に別状はなく、現場復帰した有希子は自ら志願し、久保寺の取り調べを担当。だが、久保寺は相変わらず黙秘。そんな中、峰岸が捕まった。磐城からメンバーの再編成を言い渡されているキントリは、これが“最後の事件”と肝に銘じ、一丸となって峰岸の取り調べに挑んでいくが…というストーリー。解体の危機にさらされたキントリ。果たして、キントリは“最後の事件”を解決に導くことができるのか?そして、キントリを待ち受ける運命とは…?手に汗握るクライマックスをどうぞお楽しみに。「緊急取調室」最終話は6月15日(木)21時~テレビ朝日にて15分拡大放送。(cinemacafe.net)
2017年06月15日日本が世界に誇るキャラクター“ハローキティ”が、『ワンダーウーマン』と洋画のプロモーションとして初めてのコラボが実現。すでに全米ではぶっちぎりNo.1の大ヒットスタートを切り、女性監督作品としては史上最高のオープニング記録を樹立した本作と世界的人気キャラクターのコラボに、メガホンをとったパティ・ジェンキンス監督からも歓喜のコメントが到着した。女性だけの島で育った好奇心豊かな“プリンセス”のダイアナが、外の世界を知り、人々の争いを止めるため“最強の美女戦士”ワンダーウーマンとして立ち上がる姿を描いた本作。その感動的な成長ストーリーと超絶で華麗なアクションに、「アメコミ史上最高傑作」との呼び声も高い。さらに、圧倒的な美女で最強の戦士でありつつ、島で育ったことから時折見せるチャーミングな姿も“意外なギャップ”となり、愛されるキャラクターとして高い支持を集めている。そして今回、ワンダーウーマンとコラボレーションする“ハローキティ”といえば、レディー・ガガなど多くの海外セレブもファンを公言し、そのチャーミングな姿で日本のみならず世界中から愛されるキャラクター。いままでにも「ONE PIECE」のチョッパーや貞子などともコラボし話題を呼んでいたが、洋画のプロモーションでのコラボは初めて。これには、本作の監督を務め絶賛を受けているジェンキンス監督も、「私、ハローキティが大好きなの!ワンダーウーマン×ハローキティ コラボ、本当に大好き!ワンダーウーマンはみんなから愛されていて、みんな心にワンダーウーマンを秘めている。そんなワンダーウーマンをみんなが大好きなハローキティがリードしてくれるなんて、本当に素晴らしいわ!」と歓喜のコメントを寄せている。また、6月17日(土)より発売される本作の前売券の特典も、超豪華で激レアのコラボが実現。ワンダーウーマンのコスプレをした“キティ”がキーホルダーになった「ワンダーウーマン×ハローキティ コラボラバーキーホルダー」は、キティファンも見逃せない。あるいは、1941年に初めての女性スーパーヒーローとしてセンセーショナルなデビューを飾った原作コミックの日本限定復刻版「ワンダーウーマン初登場DCコミックス(1941年)限定復刻版」(ライター:ウィリアム・モールトン・マーストン)の、どちらかを選べる仕様となっている(※劇場のみ。数量限定のため無くなり次第終了)。この特典について、DCエンターテイメント発行人を務め、アメコミ界のレジェンドといわれるジム・リーからは、「特別な視点で描かれるワンダーウーマンのあまり知られていない始まり、ワンダーウーマン初のコミックブックのストーリーをお楽しみください。そして、大スクリーンで描かれる彼女の冒険にもご期待下さい」とコメントが到着。今回、ワンダーウーマンの初登場の秘話も含めたジムからの原稿も、この復刻版には刻まれているという。映画のストーリーとはまた違う原点のストーリー。筋金入りのアメコミファンですら、なかなかお目にかかれない限定復刻版コミックはファン感涙の特典となりそうだ。『ワンダーウーマン』は8月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ワンダーウーマン 2017年8月25日より全国にて公開(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNEENTERTAINMENT LLC
2017年06月15日佐藤健と土屋太鳳をW主演に迎え、実在のカップルに起きた奇跡を基に映画化した本作の正式タイトルが、この度『8年越しの花嫁 奇跡の実話』とし、公開日が12月16日(土)に決定。また、本編映像初解禁となる特報映像と、豪華追加キャストも発表された。結婚を約束したカップル、尚志(佐藤健)と麻衣(土屋太鳳)。結婚式を間近に控え幸せ絶頂だったある日、原因不明の病が突然麻衣を襲い、意識不明となってしまう。いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親(薬師丸ひろ子、杉本哲太)からは「もう麻衣のことは忘れてほしい」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。長い年月の末、ようやく麻衣は目を覚ますが、さらなる試練が2人を待ち受けていた。そして2人が結婚を約束してから8年、ついに最高の奇跡が訪れる――。本作は、「YouTube」に投稿された動画をきっかけに、「奇跡の結婚式」「号泣する実話」として一気に話題が広がり、数々のメディアで取り上げられ海外にも拡散、また「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」として書籍化もされた、あるカップルに起きた奇跡の実話の映画化。目を覚まさない恋人を献身的に支え続け、苦悩しながらもひたむきに彼女を思い続ける尚志役を佐藤さん、病と闘う麻衣役には土屋さんが熱演する本作に、さらに今回新たなキャストが発表。この2人を優しく時に厳しく見守る麻衣の両親、母・中原初美役に薬師丸ひろ子、父・中原浩二役に杉本哲太。尚志が働く会社の社長・柴田役に北村一輝、先輩・室田浩輔役に浜野謙太。そして、尚志と麻衣を担当する結婚式のウェディングプランナー・島尾真美子役を中村ゆり、麻衣の主治医・和田医師役を堀部圭亮、そうめん工場の社長役を古舘寛治が扮する。このほど公開された特報映像では、「麻衣が眠って401日目の夜です」と自撮りする佐藤さん演じる尚志からスタートし、「結婚しよう」とプロポーズする場面や、突然病に倒れるシーンなどが映し出される。恋人の回復を祈り支え続ける苦悩、繊細な心情を表現する佐藤さんと、突然の病に襲われ懸命に立ち向かう麻衣を演じる土屋さんが、寄り添いそして切なく呼応…。8年という歳月を経た2人の奇跡の物語に、期待高まる映像へと仕上がっている。また同時にポスタービジュアルも公開。ビジュアルは、尚志が麻衣の回復を願い、「いつか麻衣にウエディングドレスを」と奇跡を信じて待ち続ける「希望」をコンセプトに、本編とは別に撮り下ろした写真を使用した一枚となっている。『8年越しの花嫁 奇跡の実話』は12月16日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月15日現在、アメリカでファイナルシーズンを放送中の「プリティ・リトル・ライアーズ」(「PLL」)の製作総指揮者I・マーレーン・キングが、スピンオフ番組の製作について言及した。「確実に実現するとは言い切れないけど、そういうアイデアはあるわ」とキングは「ATXテレビジョン・フェスティバル」でカメラを前に語った。「みんなが知っているように、私は『PLL』の世界もキャラクターも大好き。だから、何人かのキャラクターの人生を前進させてみるのも楽しそうよね」。しかし、「PLL」のスピンオフ企画はこれが初めてではない。2013年から2014年にケイレブ役のタイラー・ブラックバーンが主演した「Ravenswood」(原題)が「PLL」の初スピンオフドラマとなったが、早々と打ち切られてしまった。2作目となる「PLL」のスピンオフドラマでは、誰にフォーカスしたいかと問われたキングは「まだ誰がいいとは言えないわ」と答えたが、観客から、全シーズンを通して個性的で強烈なインパクトを放ったモナ(ジャネル・パリッシュ)を主役にしてはどうかと提案されると「それはおもしろそうね!」と同意した。ただし、「PLL」の撮影を終えているキングは、すでにベラ・ソーン主演の新作ドラマ「Famous In Love」(原題)を手掛け、4月からシーズン1の配信がスタートしている。このドラマのシーズン2の更新が決定すると、「PLL」のスピンオフ製作は少し遠のきそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年06月14日連続ドラマWにて今秋放送予定の「片想い」で“性同一性障害”の主人公を演じることが決定している女優・中谷美紀が、6月18日(日)放送のWOWOWオリジナルドキュメンタリー「ノンフィクションWカメラを持ったミューズ~インド映画 撮影監督・中原圭子~」にてナレーションを務めることが分かった。今回番組では、インド映画界で活躍する撮影監督・中原圭子に密着。年間映画製作本数が1,200本以上というインド。映画産業の拠点都市ムンバイは、ハリウッドをもじって“ボリウッド”と呼ばれている。そんなボリウッド唯一の外国人女性カメラマンが中原さんだ。日本でインド映画といえば、ダンスシーンの印象だが、いまはシリアスなヒューマンドラマの人気が高く、彼女は女性ボクサーの伝記映画『Mary Kom』(原題)で一躍人気撮影監督に。インド映画のトレンドにこたえる、中原の真骨頂である自然光を活用した繊細な映像と、20kgを超えるカメラを担いで俳優の間を動き回る撮影手法が彼女の武器だが、一方で人気撮影監督になったいまでも、彼女はインド映画界で外国人女性というマイノリティー。そんな激しく移ろう時代の変化にさらされながらも、日本人らしいしなやかさと女性独特の感性でボリウッドを支える“ミューズ”として輝く、中原さんの創作現場に今回本番組が密着した。そんな本番組のナレーションを務めるのが、3か月以上インドを単身で旅した経験を持つ中谷さん。ナレーションを録り終えた中谷さんは、「同じ映画界に携わる者として感銘を受けました。芝居を撮ろう、ストーリーを表現しようという中原さんの姿勢、佇まいが美しくて、惚れ惚れしてしまいました。そんな素敵な姿が、視聴者の方にも伝わるようナレーションに臨みました」と番組の感想を語る。また、十数年前にインドを単身で旅した際のエピソードをまとめた著書では、日本にはない混沌とした姿に魅力を感じているが、「インドは仕事をする場所ではない」と感じていたという。実際にインドで撮影をした際には、「エキストラが長時間の撮影に飽きてしまって、昼食後に撮影現場に戻って来ると数人帰ってしまっていた」という経験もしたそう。そんな日本では考えられないような出来事が日常的におこるインドで、中原さんがプロフェッショナルとして働く姿は印象的だったと話し、「インドにおいて出身や立場で越えられない壁がまだ残っていますし、またボリウッド映画では振付家の意見がものすごく尊重されている。でもそんな環境を変えたいと思っている監督が、撮影現場で中原さんに『君はどうしたいんだ、何を撮りたいんだ』と問われていたのが印象的で。女性であれ、外国人であれ、日本人であれ、そんなことは関係なくみんなが平等にものを作るもの同士として扱われていた。それだけ中原さんに魅力、腕があって、皆さんに愛されているからこそ信頼するスタッフが集まってくるのだと思いました」とコメント。そして「何か新しい扉を開くきっかけになる」と本番組について話す中谷さん。「きっとこの番組をご覧になる方も、どんな職業に就いていらしても、自分はこのままでいいのか、本当はほかにやりたいことがあったのかなとか、新しいことにチャレンジしてみたい方ですとか様々な方がいらっしゃると思います。そんなみなさんも中原さんを見て、新しい扉を開くきっかけになったらいいですね」と語った。特集:映画を彩る匠たち「ノンフィクションWカメラを持ったミューズ~インド映画 撮影監督・中原圭子~」は6月18日(日)21時~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2017年06月14日イギリスが生んだ鬼才監督エドガー・ライトのもとに、『きっと、星のせいじゃない。』のアンセル・エルゴート、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のケヴィン・スペイシー、『シンデレラ』のリリー・ジェームズ、『ANNIE/アニー』のジェイミー・フォックスなど豪華キャストが集う『ベイビー・ドライバー』。このほど、彼らが一堂に会した豪華日本版ポスターが解禁となった。天才的なドライビング・センスを買われ、犯罪組織の“逃がし屋”として活躍する若きドライバー、通称「ベイビー」。彼の最高のテクニックを発揮するための小道具、それは完璧なプレイリストが揃っているiPod。実は彼、子どものころの事故の後遺症で耳鳴りが絶えないが、音楽にノって外界から完璧に遮断されると、耳鳴りは消え、イカれたドライバーへと変貌する。ある日、運命の女の子・デボラと出会ってしまった彼は、犯罪現場から足を洗うことを決意。しかし、彼の才能を惜しむ組織のボスにデボラの存在を知られ、彼の人生は脅かされ始める――。『ショーン・オブ・ザ・デッド』をはじめ、エッジの効いたコメディセンスとヴィジュアル・テクニックで知られる、愛すべきエドガー・ライト監督の最新作となる本作。3月に開催されたサウス・バイ・サウス・ウェスト映画祭では観客賞を受賞し、さらに映画評価サイト「ロッテン・トマト」でも“100%フレッシュ”を獲得。全編を彩る楽曲に合わせた台詞やドライビングシーンの作品構成から、カーチェイス版『ラ・ラ・ランド』とも評され、ライト監督は自ら「ロックンロール・カーチェイス・ムービー」と称している。このたび解禁されたポスタービジュアルでは、そんな本作に登場する豪華俳優陣が勢揃い!主人公ベイビーを演じたアンセルは、これまでのイメージとは一味違うクールな表情が印象的。そんな彼の周りにはデボラ役のリリー、ベイビーとチームを組むメンバーにアカデミー賞俳優ジェイミー、「MAD MEN マッドメン」のジョン・ハム、カルヴィン・ハリスの彼女といわれるメキシコ人女優エイザ・ゴンザレスが固め、ベテランのアカデミー賞俳優ケヴィンがチームをまとめるボスとして渋さを見せている。「MUSIC ON,GET MONEY.」というキャッチコピーも相まって、エドガー・ライト作品とはやや趣が異なる、スタイリッシュなビジュアル。果たして、ベイビーはどんな音楽で天才的なドライビングテクニックを覚醒させるのか!?彼らのほかにも、「ウォーキング・デッド」や「マーベル/デアデビル」のジョン・バーンサルや、映画『グリーン・インフェルノ』にも出演していたシンガーのスカイ・フェレイラらも登場するという。『ベイビー・ドライバー』は8月19日(土)新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月14日『キャリー』『シャイニング』などで有名な作家のスティーヴン・キングが、「トランプ大統領が僕をブロックしてツイートを読めなくした。死ななきゃいけないってことかもな」と“いじけ”ツイートをした。幸いなことに、そのツイートを見た「ハリー・ポッター」シリーズのJ.K.ローリングは「私はまだ彼のツイートにアクセスできるから、あなたにDM(ダイレクトメッセージ)で送りますよ」とキングに手を差し伸べた。これに対し、キングは「ありがとう。でもただのいたずらかもしれない。どっちでも別にいいけどね。(副大統領の)ペンスのはいつでも見られるだろうし。ははは」とお礼を述べた。この時点では自分が本当にトランプ大統領にブロックされたのか、単なるいたずらなのか半信半疑の様子だったキングだが、その後のツイートで「やっぱりブロックされた。トランプがいない荒れ地に追いやられたよ」とブロックされたことを強調した。キングはアンチ・トランプ派で、昨年のアメリカ大統領選でトランプ氏が勝利を収めた翌日に、「もう本をお勧めしたり、政治について語ったり、愛犬の楽しい写真を載せることも止める!」とツイッターの休止宣言。その数週間後には再びツイッターに戻ってくるも、トランプ大統領への批判ツイートを繰り返していた。(Hiromi Kaku)
2017年06月14日東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、9月8日(金)~10月31日(火)までの54日間、秋のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」を開催。初めて東京ディズニーランドでハロウィーンイベントを開催して20周年を数える今年は、定番エンターテイメントに加え、両パークで初めてディズニーキャラクターのフル仮装が毎日楽しめる。東京ディズニーランドでは、昨年同様今年も“ハロウィーン・ミュージックフェスティバル”をテーマに、ディズニーの仲間たちとおばけやスケルトンといった、ハロウィーンのエンターテイメントのスターたちがゲストを巻きこみ、最高に楽しい音楽で盛り上げる。パレードルートでは、昨年話題を集めたデイパレード「ハロウィーン・ポップンライブ」を公演。今年は音楽を一新するほか、ミッキーマウスやミニーマウスたちが新しいコスチュームを着て登場。また、フェスティバルをもっと盛り上げるMCも新たに登場するという。一方の東京ディズニーシーでは、今年も“クールで妖しいハロウィーン”をテーマに、妖しげな異空間に変貌したパークで、ディズニーヴィランズがディズニーの仲間たちとヴィランズ流にハロウィーンを盛大にお祝いする。また、メディテレーニアンハーバーでは、ヴィランズ流のハーバーショーの「ザ・ヴィランズ・ワールド」を今年も公演する予定だ。特に20周年の今年は、ディズニーキャラクターのフル仮装が毎日楽しめる点がポイント。従来のように開催前後一週間で予定を調整する必要がなく、ディズニーの世界観の中でディズニーキャラクターに扮する特別感を毎日楽しめる。気軽な仮装から、本気で臨むフル仮装まで、開催期間中いつでも好きな時に“Dハロ”! 今年の“Dハロ”が待ちきれない!※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney (C) Disney/Pixar(text:cinemacafe.net)
2017年06月14日滝沢秀明が17年ぶりの映画出演にして映画初主演、『呪怨』シリーズの清水崇監督と組み、完全オリジナルストーリーで贈る『こどもつかい』。その劇場公開が迫る中、本作で新境地に挑んだヒロイン・門脇麦の未公開写真を、シネマカフェが独占入手した。新人記者の駿也(有岡大貴)は、郊外で起こった連続不審死事件を追ううちに奇妙な偶然に辿りつく。小さなこどもが失踪した3日後、その周りの大人が死んでいるのだ。死んだ大人たちはこどもに怨まれていたという。街の人々の間に広がる“こどもの呪い”のうわさ。これは、事件なのか?呪いなのか?そして、駿也の恋人・尚美(門脇麦)がふとしたことでこどもに怨まれ、“こどもの呪い”が現実に迫りくる。尚美を守るため呪いの核心に近づこうとする駿也だが、2人の前に現れたのは、謎の男“こどもつかい”(滝沢秀明)。男の笛の音と共に、物影から、廊下の奥から、そして背後から、次々に“こどもの霊”が現れ、襲い掛かる…。滝沢さんが“こどもの霊”を操り、こどもに怨まれたオトナの命を奪うミステリアスなキャラクター“こどもつかい”を、特殊メイクにも挑戦しながら怪演する本作。連続不審死事件の謎に迫る記者・駿也役を有岡大貴(Hey! Say! JUMP)が務める中、駿也の恋人・尚美役を演じているのが門脇さん。新たに入手した場面写真では、“なおみせんせい”と刻まれたエプロン姿の門脇さん演じる尚美の姿が…。彼女が務める保育園の男子児童、蓮くんの傷の手当をしている姿をとらえている。だが、その一方で、切ない表情でどこかを見つめているのはなぜなのか?実は、この日の“あるきっかけ”により、蓮くんとの小さな行き違いから恐怖のどん底に追い詰められてしまうのだが…。主演映画『世界は今日から君のもの』が控えるほか、ドラマ「リバース」などで活躍し、今回、ホラー映画に初挑戦した門脇さん。明るく、子どもから好かれる保育士だが、その背景にトラウマを抱えた複雑で難しいキャラクターの内面を繊細に演じきり、物語に深みを与えている。本作のプロデューサーからは「やはり、門脇さんにお願いしてよかった。門脇さん以外には考えられなかった」と圧巻の演技を絶賛されているが、完成披露イベントでは「ホラー映画は苦手で、清水監督の作品では『魔女の宅急便』しか観たことがない」という発言や、恋人役の有岡さんが予想外の人見知りだったことで、まるでインタビューをするように質問を投げかけ距離を縮めたエピソードも披露して話題に。そんな門脇さんが こどもたちに怨まれる“恐怖”を見事体現してみせた本作。ただ怖いだけではなく、ちょっぴり切ない結末も用意されているというから期待していて。『こどもつかい』は6月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:こどもつかい 2017年6月17日より全国にて公開(C) 2017「こどもつかい」製作委員会
2017年06月14日末次由紀の累計発行部数2,000万部突破の大人気コミックを、広瀬すず主演で実写化する『ちはやふる -結び-』。現在撮影中という本作だが、この度、6月13日(火)に“かるたの聖地”近江神宮にてキャスト・監督の取材会を実施。また、取材前に映画の無事完成と大ヒットを祈ってお詣りを行ったという広瀬さんは、「10代はあと1年。(千早は)いましかできない役です。初主演をした自分の中で大きな役であり、大きなこの作品がみなさんのそばにずっと寄り添う映画になったらいいな、と。落ち込んだり行き詰まったりしたときに、そばにいてくれるような映画になったら」と願いを明かした。全国大会で繰り広げられた綾瀬千早と若宮詩暢の壮絶な戦いから2年。千早、太一、新は、名人・クイーン戦の会場にいた。クイーン・詩暢と戦うことが出来ない自分に悔しがる千早…。一方、史上最強の名人・周防久志と相対しているのは、千早たちの師匠・原田先生。周防名人に手も足も出ず、原田は負けてしまう。その瞬間、「名人を倒すのは俺や!」最強の名人に挑戦状を叩き付けたのは、なんと新だった!そして、新をキラキラした目で見つめる千早。そんな2人の姿をただただ、茫然と見ることしかできない太一…。3年生になった千早たちは、瑞沢かるた部は高校生最後の全国大会に向けて動き出す。恋愛体質の菫、慇懃無礼な筑波という個性的な新入生に四苦八苦する千早たち。一方新は、全国大会で千早達と戦うために、かるた部創部に奔走していた。そして、新が通う藤岡東高校には、準クイーンの我妻伊織もいた。そんな矢先、瑞沢かるた部に思いもよらないトラブルが――。昨年公開され大ヒットとなった『ちはやふる -上の句-/-下の句-』の続編にして完結編となる『ちはやふる -結び-』。5月7日(日)から撮影が始まり、5月29日(月)からは前作同様“かるたの聖地”と呼ばれる近江神宮(滋賀県大津市)で開始。近江神宮は、毎年競技かるたの頂上決戦である「かるた名人位・クイーン位決定戦」や「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会」(通称“かるた甲子園”)が開催され、“かるたの殿堂”“かるたの聖地”と呼ばれている場所だ。本作では、名人・クイーン戦をはじめ、重要なシーンの撮影がここで行われているという。今回の取材会では、近江神宮の象徴である楼門前で写真撮影を行い、広瀬さんや野村周平ら前作からのお馴染みキャストはもちろん、新キャストとして今回から参加する賀来賢人、清原果耶らも参加した。前作『-下の句-』の初日舞台挨拶で、続編製作のサプライズ発表がされたときのことをふり返り、「あのときは、人生最大のうれし泣きでした」と語る広瀬さん。実際にかるたの練習が始まると、「畳のにおいがなつかしくて『帰ってきたんだな』と思い、足の甲をすりむいたりするとスイッチが入りました」と話し、「緊張して寝られないことなどないのに、クランクインの前日に、楽しみすぎて初めて寝られませんでした。瑞沢かるた部の部室のシーンを撮影して、やっぱり部室は自分たちの場所で、撮影が楽しくて終わってしまってさびしいなと思いました。そんな気持ち、初めてでした」と“ちはやふる愛”を感じさせるコメントを。真島太一役の野村さんは、久々の競技かるたに忘れてるかな?と思ったそうだが、忘れてなかったようでビックリしたと話し、「競技かるたはすごいスポーツで、2年前にできた足の甲やひざの傷ややけどがまたできました(笑)」と明かした。また、かるたが大好きだと言う綿谷新役の新田真剣佑は、「海外にもかるたを持って行って『パシフィック・リム』の劇中でも使ってしまいました。体型も新に戻したくて、11kg落としました」と肉体改造も行ったそう。さらに先日“真剣佑”から“新田真剣佑”へと改名したことについても言及。「『ちはやふる』は日本に来て芝居を志すきっかけになった自分の中で大きな作品なので、綿谷新からとった“新田(あらた)”という名字を使わせて頂きました」と話し、「末次先生にツイッターのダイレクトメッセージで『名字を探しているんですけど、新を使ってもよろしいですか』と聞いたら、先生から『新を使ってくださるんですか。ぜひぜひよろしくお願いします』と返事を頂きました。また“初心忘るべからず”ということも考えて“新田”にしました」と原作者とのやり取りもあったことを明かした。そして、今回からは新キャストも参加ということで、優希美青や「M!LK」佐野勇人について広瀬さんは、「明るくてノリもいいので、すぐ打ち解けました。瑞沢かるた部が一段と大きくなったようで、2人に助けられています」と話し、これまでも共演のある賀来さんについて野村さんは、「抜群の安定感があります。お芝居もプライベートも尊敬できる先輩で、周防名人が賀来さんで本当によかったと共演して思いました」と語っていた。『ちはやふる -結び-』は2018年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年06月14日エンターテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」の世界観を楽しめる「HiGH&LOW THE LAND」、「HiGH&LOW THE MUSEUM」のプレス発表会&内覧会が6月14日(水)、よみうりランドにて行われ、岩田剛典、鈴木伸之、町田啓太、山下健二郎ら出演陣が登壇した。エンターテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」の世界観を楽しめる「HiGH&LOW THE LAND」、「HiGH&LOW THE MUSEUM」のプレス発表会&内覧会が6月14日(水)、よみうりランドにて行われ、岩田剛典、鈴木伸之、町田啓太、山下健二郎ら出演陣が登壇した。炎天下の下、革ジャンを着用した岩田さんは瞬く間に汗だくになり、タオルで汗を拭き拭きする一幕も。その姿を見た山下さんは、「横で、汗だくになっていてびっくりしました」と茶化すと、岩田さんは「尋常じゃないですよね(笑)。すごく暑いんですけど、皆さんも水分補給をしっかり取っていただいて、イベントを楽しんでいただけたらと思います」と、弾ける笑顔でPRした。「HiGH&LOW」とは、2015年に始動し、シリーズ映画2作の累計興行収入が33億円を超え、関連映像の累計視聴者数が600万人を超える人気コンテンツ。「THE LAND」はドラマや映画に登場する山王商店街の夏祭りをイメージし、飲食スペースでは「HiGH&LOW」オリジナルメニューも楽しめる。「THE MUSEUM」では、劇中の世界観を完全に再現し、ドラマや映画のリアルなセットや、出演者が実際に使用したバイク、衣装、小道具などを惜しみなく展示している。実は、実家が現地から徒歩15分のところにあると話した鈴木さんは、「よみうりランドとコラボがうれしくて!個人的に地元だから、すごいうれしいです。元々お世話になっていました。プールも温泉もあったりして、すごくいい複合施設なので!」と、よみうりランド愛を語った。すると、方々から「よみうりランドの人?」と突っ込まれ、「違います(笑)」と笑顔で否定していた。「THE MUSEUM」では、ARを使って出演者と写真が撮れるフォトスポットが用意されている。岩田さんもARが一番のお気に入りだと言い、「山王メンバーとARで撮影できるんですけど、僕もコブラ(岩田さんの役)と一緒に、さっき2ショットを撮りました。何とも言えない気分でしたけど、テンション上がりました!」と、自分が演じた役との2ショットにご満悦の表情を見せた。「HiGH&LOW THE LAND」、「HiGH&LOW THE MUSEUM」は6月14日(水)~9月10日(日)によみうりランドにて開催。※6月20日(火)~22日(木)、27日(火)~29日(木)は休園。(cinamacafe.net)
2017年06月14日渡辺直美がゴールデンタイムの連続ドラマ初主演でパワフルママを演じる、新・火曜ドラマ「カンナさーん!」。このほど、映画『ちょっと今から仕事やめてくる』でも好演を見せる工藤阿須加が、カンナの息子が通う保育園のイケメン保育士として出演。そして、渡辺さんとは吉本興業の養成所NSC時代から親交がある人気お笑いコンビ「シソンヌ」のじろうが、要潤演じる“ゲス夫”の部下を演じることになった。パワフルで豪快、思い込んだら一直線の女・鈴木カンナ(渡辺さん)。雇われファッションデザイナーとして働く彼女には「いつか自分のデザインした洋服で世界中の女性をイイ女にしたい!」という夢があるが、斬新すぎる趣味になかなか時代がついてこず、会社ではちょっぴり浮いた存在。しかし、夢をあきらめることなく、いつもポジティブ。イケメン夫・鈴木礼(要潤)と1人息子の麗音(川原瑛都)とともに毎日楽しく暮らしていた。だが、ある日、ラブラブだったはずの礼の浮気が発覚! 「冗談じゃない!」と息巻いて、ゲス夫を追い出したまではよかったのだが…。理不尽な上司から降ってくる大量の仕事、息子に過保護な姑・柳子(斉藤由貴)の来襲、まだまだ甘えん坊な4歳児の子育て…さまざまなハードルが、ひとりぼっちのカンナに襲いかかる。つい心が折れそうになる瞬間もありつつも・・・しかし!カンナは逃げない!曲げない!くじけない!愛する息子のため、さらに自分の夢のため、逆境を跳ね返しハッピーに生きていく。渡辺さんが「自分のことかと思った」というほど、原作漫画そっくりのビジュアルで主人公・鈴木カンナを演じることでも注目を集めている本作。このほど、カンナや礼を取り巻くキャストとして、注目の若手俳優・工藤さんと、“コント師”「シソンヌ」のじろうさんの出演が決定。工藤さんは、2014年4月期の日曜劇場「ルーズヴェルト・ゲーム」で剛速球を投げる社会人野球部ピッチャーを好演して注目を集め、以降、「アルジャーノンに花束を」「レッドクロス~女たちの赤紙~」といった話題作に数々出演してきた、いま最も勢いがある若手俳優の1人だ。今回演じるのは、カンナの愛息子・麗音が通うわかば保育園のイケメン保育士・青田壮介。園児たちからはもちろん、母親たちにも人気がある青田は、あらゆる困難にぶつかりながらも前向きに奮闘するカンナと麗音のよき理解者でありながら、パワフルでハッピーオーラ全開のカンナからいつも元気をもらっているという、超ピュアな好青年。そんな工藤さんは「渡辺直美さんと共演させていただけることはとても楽しみです。渡辺さんの皆さんを惹きつけるパワー、明るさ、素敵な現場になる予感しかしません」と嬉しそうにコメント。「子どもたちとの時間が多くなると思うので、子どもたちの素敵な部分を一緒に楽しみながら引き出せるよう頑張りたいと思います。そして、青田という青年がドラマを見てくださった方々にどこか憎めない愛される人物になれたらいいなと思います」と意気込みを語る。また、「キングオブコント2014」で優勝し、数々のドラマにも出演するなど演技派芸人として知られるじろうさんが演じるのは、浮気をした“ゲス夫”・礼が経営するCG制作会社のお調子者社員・片桐裕太。社長である礼の自由奔放な行動に振り回されながらも、礼のことを兄のように慕っているという役どころ。「直美との出会いは12年前、直美はNSCの生徒、僕は1年先輩のスタッフでした。あの2人がこんな時間帯のドラマで共演する日が来るんですね。うれしいに決まってますよね」と、感慨深げのじろうさん。「まだ2話分しか台本をもらってないので、自分のキャラをそこまで把握できてないんですけど、要潤さん演じる礼と2人でいることが多いようで、憎めないダメな2人、みたいになればなと思います」と語りながら、「眼鏡なしの役になりそうなので誰かわからないと思いますが、いまのじろうかな?と思ったのがあなたのじろうです。決して探さないで下さい。感じて下さい」とコメントした。まさに多彩な顔ぶれがそろった本作。彼らが作り上げるハートフルエンターテインメントに目が離せない。「カンナさーん!」は7月18日(火)より毎週火曜日22時~TBSにて放送(初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2017年06月14日『魔人ドラキュラ』や『フランケンシュタイン』など、世界中の人々を魅了し続けてきたモンスター映画を、次世代向けにリメイク・シリーズ化するユニバーサル・スタジオの超巨大プロジェクト「ダーク・ユニバース」。その第1弾となるトム・クルーズ主演『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』から、王女ミイラと同様に四ツ目になってしまった衝撃のトムの姿を収めた特別スポットが到着した。『ミイラ再生』(1932年)を新しく生まれ変わらせた本作は、ハリウッドきっての大スターであるトムを主演に迎え、中東の広大な砂漠や現在のロンドンに隠された地下迷宮を舞台に、古代エジプトの神話に封印された邪悪なる“王女”の復活の物語を描くアクション・アドベンチャー超大作。このたび到着した60秒の特別スポット映像は、飛行機が墜落したにも関わらず、無傷で生き残ったニック(トム・クルーズ)が“蘇る”ところから始まる。いったいなぜ?それは、かつてファラオから裏切られ、その憎悪でモンスターとして生まれ変わり、“究極の悪”へと化した古代エジプトの王女アマネット(ソフィア・ブテラ)にニックが選ばれたから、と語るのはヘンリー・ジキル博士(ラッセル・クロウ)だ。そして映像は、5000年もの永い封印から解き放たれ、人類へ復讐を目論むアマネットの恐ろしい姿、遺跡から発掘された不気味な棺、砂嵐に襲われる街、次々に襲い掛かるアンデッド、王女との激しいバトルなど、迫力ある展開が続いていく。最後には、アマネットに「私の元に…」と呼び寄せられたニック。その瞳は、次第に四ツ目へと変わっていく…!!まさかトムが邪悪なるダークサイドへ落ちてしまったのか?と、気にならずにはいられない映像だ。トムは、本作について「フランケンシュタイン、ドラキュラ、狼男、そしてミイラ、このジャンルの映画が大好きだった。僕を別の世界へと連れて行ってくれた。ユニバーサルのモンスターたちが映画界の先駆者なんだ。古き良きモンスターたちを復活させて現代のオーディエンスへ届けられるのは、この上なく幸せなことだよ。強烈で、冒険的で、最高の映画だ」と熱くコメント。また、『スター・トレックイントゥ・ダークネス』や『グランド・イリュージョン』シリーズなどを手がけてきた本作の監督アレックス・カーツマンも、「人間とモンスターの違いは、恐ろしい一線を越えるかどうかなんだ。我々か、彼らか、どっちがモンスターなのかと疑いたくなる時もある。過去から受け継がれてきたものをこの作品で守っていきたい」と、同様に並々ならぬ熱意で語っている。「ダーク・ユニバース」の次回作には、記録的ヒット作『美女と野獣』の監督ビル・コンドンがメガホンをとる『フランケンシュタインの花嫁』(仮題)が予定されており、今後、透明人間をジョニー・デップが、フランケンシュタインの怪物をハビエル・バルデムが演じ、ヘンリー・ジキル博士のラッセル・クロウもシリーズに出演していくという。今後も大きな盛り上がりをみせるに違いない「ダーク・ユニバース」作品。その記念すべき第1弾に、期待は高まる。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は7月28日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月14日映画第1作目が公開された1980年から38作目を迎える『映画ドラえもん』シリーズの最新作が2018年3月、『映画ドラえもん のび太の宝島』と題して公開されることが決定。脚本を、昨年大ヒットを記録した『君の名は。』の映画プロデュースをはじめ小説家としても活躍する川村元気が務めることが分かった。2017年3月に公開された『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』はシリーズ37作目にして、現声優陣で制作された2006年公開『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』から現在までの『映画ドラえもん』新シリーズの中で最高興行収入の記録を更新中。『映画ドラえもん』シリーズの人気は、春休み一番のファミリー映画として金字塔を打ち立てている。この度、38作目のタイトルが『映画ドラえもん のび太の宝島』に決定。同時に解禁されたイメージビジュアルでは、ドラえもんたちの眼前に光り輝く大海や、どこまでも広がる青い空と白い雲が印象的。また海賊船も見えるなかでドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫が満面の笑顔で訪れる冒険を待ち侘びているようだ。大海原を駆け巡るドラえもんたちに訪れる大冒険は一体…ストーリーも気になるところだ。本作を手がけるのは、TVアニメ「ドラえもん」の演出を数多く手がけ、今作で初の映画シリーズの監督を務める今井一暁。そして脚本は、『君の名は。』『バケモノの子』など映画プロデューサーのみならず、「世界から猫が消えたなら」「四月になれば彼女は」など小説家としても活躍している川村元気が担当。川村さんは「一番尊敬する作家は誰ですか?そう問われたときに必ず、藤子・F・不二雄先生ですと答えていました」と明かし「大人も子どもも楽しめる物語のなかに、簡潔に科学や哲学が盛り込まれていて、笑ったり泣いたりしているうちに、心の中に深く刻まれている。そんな『すこしふしぎ』な世界にずっと憧れていました」と、“F先生の世界”を指標にしていたという。そして今回のオファーにあたり、新しくも王道のドラえもんを届けたいと思い、モチーフを「宝島」にしたそうで、「ずっと読み継がれ、語り継がれてきた冒険物語をドラえもんの世界で描く。そして太平洋に誕生した「新しい島」のニュースがそれに結びついたときに、ひとつの物語が浮かびました」「鮮烈かつ王道の物語を詰め込んだつもりです」と、期待高まるコメントを寄せた。『映画ドラえもんのび太の宝島』は、2018年3月全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月14日あるときは“銭形警部”、またあるときは“変態仮面”、そして来年には、NHK大河ドラマで幕末~維新の志士・西郷隆盛を演じる鈴木亮平。これまで、さまざまな役柄に果敢に挑み、ときにはかなりハードな肉体改造も行ってきた鈴木さんが、6月17日(土)22時よりスタートするWOWOW「連続ドラマW宮沢賢治の食卓」では、なんと“ヤング宮沢賢治”を演じる。多くの人がそれぞれ抱いている国民的作家の“宮沢賢治像”。だが、本作を見るかぎり、鈴木さんが体現する賢治は、「雨ニモマケズ」と遺したような従来のイメージをいい意味で裏切っているように思える。「僕の中にも宮沢賢治像が確かにあって、清貧で聖人のようなイメージがあったんですよね。それは、残っている有名な写真のせいもあると思うんですが、話を聞いたら、あの写真はベートーヴェンに憧れマネをして『ベートーヴェンっぽく撮ってくれ』と言って撮影したものらしく、面白い人だなって」と鈴木さん。「一番びっくりしたのは衣装合わせです。史実に基づいて作ってはいるんですが、洋風の、貴族が猟に出るかのような格好で…。僕の中にあった賢治像がまたひとつ崩れ、一瞬混乱しました(笑)」と笑顔で明かす。「痩せっぽちの“耐える”人かと思いきや、実はお金持ちの長男で、生活に困ってもいないし、写真をよく見ると、ぽっちゃりしてる(笑)。病弱ではあったんだろうけど…、意外と抱いてきたイメージと違う。それならば僕なりの、今回の作品なりのものを作っていってもいいのかなと」と語り、実際には「こんな感じの人だったんじゃないかな?って思ってもらえるような賢治像を作れたらと思って役に臨んでいます」と言う。本作の賢治は、東京に家出をしていたが、妹・トシ(石橋杏奈)の病気の電報を受け、岩手・花巻に帰郷、母・イチ(神野三鈴)や弟妹たちには歓迎されるも、厳格な父・政次郎(平田満)とは折り合いがつかない。土産代わりにコロッケを家族に振る舞い、喜ばれたことをきっかけに、“幸せを分かち合うこと”こそが自らの理想とする生き方だと気づき、農学校教師として働き始める。慎ましく、孤高の存在として語られる印象とは裏腹に、実はユーモアにあふれ、食やクラシック音楽などを愛する“好奇心の人”だったという賢治。「子どもがそのまま大人になったような印象で、現場でもそのイメージで演じています。ある種、モラトリアムのような生活から始まって、自分も何かの役に立ちたいけど、何をしていいのかわからないという、あふれ出るような想像力を持て余している状況にいる。ここ最近は大人の役柄が多かったんですけど、宮沢賢治を演じる上で少し幼くさせて、嬉しいことがあれば身体をピョンピョンさせるような感じでやってますね(笑)」と朗らかに語る鈴木さんは、すでに賢治そのもの。「僕も子どものまま大人になったようなところがあるので(笑)。普段、仕事の場では、それをひた隠しにして生きてますけど(笑)、実は基本的に子どもです。空想したりすることも多いですし…彼ほど天才的な何かがあるわけではないですけど、似ているものを感じます。ひとつのものから思考がどんどん広がっていき、それを周りの人に話すと、話が飛びすぎていてポカンとさせてしまうってところもありますね」と明かす。そんな「空想好き」も、賢治に定着しているイメージといえるが、「実はその根底には圧倒的な科学による裏付けや知識があってすごいんです」と鈴木さん。「学者肌で、気になったらとことん調べるところは、僕も少しあるかなって気もします。石ひとつ見ても、賢治には何ていう種類の石で、どういう風にできていて…ということが全てわかって、周りの地形も見えてくる。それだけの知識量があるということは本当に尊敬します。空想だけじゃないんです」と、熱く語りだす。彼自身も英検1級はもちろん、世界遺産検定1級を有しており、博識、学者肌はまさにぴったり!?しかし、鈴木さんは「いかんせん演じる上で、天才を相手にするのは難しい。僕みたいな凡人が作り上げるものなので、その難しさを一番感じています(苦笑)。天才・賢治にこちらのレベルまで『降りてきて』もらわないといけないんです。むしろ、天才に僕らのサイズにまで小さくなってもらわないと、リアルな演技ができないんです。だからこそ、自分自身のサイズを大きくしようといつも思っていますが」と謙遜する。「僕は彼の音感は持ち合わせてないので…。『賢治ならどんな音を口ずさんだんだろう?』と自分なりに考えつつ演じています」と言う。そんな試行錯誤から生まれた“賢治”は、見る側にとってはむしろ親しみやすいのでは?「その点は自信があります。みんなに愛されるチャーミングな賢治になっているんじゃないかなと思います」と、自信を込めて断言する鈴木さん。「賢治は濁った溜まり水を見て、この中にうごめいてる微生物がたくさんいるから濁っていて、それを想像して楽しそうにはしゃいでいる。すごい感性だなと思います。それは、ありのままを何もかも受け止めるってことですよね。いろんな角度から見て、良さを感じられる感性は、賢治さんが持っているものの中でもすごく好きなところですし、自分も持っていたいと思います」とも語る。また、劇中には、“食”のシーンも数多いが、登場するのはコロッケやアイスなどで、「グルメドラマにしては、こんなシンプルでいいのかと…」と苦笑する鈴木さん。「焼きリンゴなんて、子どもの頃に食べて以来ですが、ただ焼いただけっていうのが美味しかったりして、発見でした。子どものときから『亮平は、おいしそうに食べるのはすごいね』って親から言われていたので(笑)、そこは活かせるかなと」。しかも、賢治の場合は「食べたものに対する感謝がすごい人なんじゃないか」と鈴木さん。「想像力と知識があり、感性も豊かなので、コロッケひとつでも、イモがどうやって作られて、この甘さの元は…といったことが全部わかる。育てる上での苦労、どのように改良されてきて…ということも知っているので、食べたときにただ『おいしい』だけじゃなく、歴史から何から全てが入ってきて『あぁ! いまこれを食べられるってなんて幸せなことなんだろう!』って感じるんじゃないかと思います」と独自に分析。「僕も減量中においしいものを食べた経験がありますが、芝居では絶対にこんなリアクションはしないよってくらい『メチャクチャおいしい!』というリアクションをするんです。絶対に目を閉じるんですよ(笑)。本当に体が求めて『食べたい!』と思って食べると、感覚を全部、味覚に集中させるんです。今回、その経験を活かせる部分があるなと思います」と、これまでのストイックな肉体改造が役立ったよう。「僕自身、映画やドラマを見るときは食べるシーンがすごく好きなんです。食べ方、何を食べるかにその人の人生が出ている気がするし、演技のときも食事のシーン、気をつけるようにしてます」と語る鈴木さん。では、自身にとって忘れられない味とは?「ありきたりですけど、肉ジャガがいいですね、やはり。うちは共働きで父が料理を作る家だったんですが、でも肉ジャガは母親が作ってくれて。関西の肉ジャガは牛肉なんです。いまでもそれが好きです」と明かしてくれた。さらに、「食事って生物学的には単なる“栄養摂取”かもしれないけど、それ以上の意味を持っていますよね。親交を深めたりするきっかけにもなる。それは不思議だなって思います。なんで一緒に食べると仲良くなれるんだろう? って」と言う。同じ食卓で、同じものを分かち合って食べる。賢治が生きた時代はごく当たり前のことだったが、“個食”や“孤食”という言葉も生まれるほど、現在の日本では若干難しい部分があるのかもしれない。「“分かち合う”というのが今回の作品のテーマですが、それを大事にしていくとより良い社会になっていくだろうと思いますね。個人の社会になっていきがちですが、だからといって、人々の愛情が希薄になっているわけじゃないと思う。周りへの愛情を大事にすることって、いつの時代でも求められている気がします」。(text:cinemacafe.net)
2017年06月14日