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今年で20回目を迎える子供たちのための映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」が8月15日(水)に東京・調布のグリーンホールで開幕。映画祭チェアパーソンを務める女優の戸田恵子を始め、広報宣伝大使の中山秀征と内田恭子、さらに応援ゲストのルー大柴らが来場。洋画を上映し声優陣がその場で吹き替えを行なう“ライヴ吹替え”を披露し会場を盛り上げた。ベルリン国際映画祭の児童映画部門「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」の協力を得て1992年に始まった本映画祭。映画の上映のみならず、イベントの司会進行や審査員も含め多くの子どもたちが参加して行われており、この日も会場には小さな子供たちが大勢訪れた。戸田さんは「今年もベルリンに行って、たくさんの映画を観て、こども映画に関わる方々や監督とお話しして来ました。世界には素晴らしい作品がいっぱいありますが、それを紹介できる唯一のフェスティバルです」と胸を張る。さらに保護者に対しても「お子さんだけでは会場に来れません。たくさんのお子さんを誘ってぜひ来年と言わず明日もお越しいただければ」と呼びかけた。中山さんと内田さんは作品の選定にも携わった。中山さんは「20~30作品の中から選ばせていただきましたが、観れば観るほど選ぶのが難しくなる。中でもかわいらしい作品、言葉が分からなくても楽しんでもらえる作品を選びました」と語る。一方の内田さんは「愛おしく切ないけど希望を忘れない作品、大人でもウルッと来る作品を選ばせてもらいました」と明かした。続いて登場したルーさんは、会場を埋め尽くす観客にビックリしたようで「すごいお客様ですね!毎年、だんだん盛り上がってグレードアップして嬉しい。何本かをウォッチしましたがティアー(涙)が出てきました」と得意の(?)英語まじりに興奮を語っていた。この日はオーストラリアのマシュー・ムーア監督による13分の短編作品『ジュリアン』のライヴ吹替えに戸田さん、中山さん、内田さん、ルーさんが挑戦。ベルリンでクリスタルベア賞を受賞した佳作の内容はもちろん、めったに体験できない生の吹き替えに客席からは大きな拍手が送られ、客席には子供たちの笑い声が響いた。上映後には、この日のために来日したムーア監督とタイトルロールのジュリアンを演じたエドくんも登場。ライブ吹替えを鑑賞したエドくんは「オリジナルの声とまた全然違ってビックリしたけど面白かったです」と笑顔を見せていた。映画祭は5日間にわたって開催。子供の年齢にあわせた様々な作品の上映に加え、期間中はバルーンアートや大道芸人によるショー、海外アーティストによる限定ワークショップなども開催される。「子どもたちの世界映画祭 20thAnniversary キンダー・フィルム・フェステバル」期間:8月19日(日)まで開催会場:調布グリーンホール(東京・調布)公式サイト:特集「シネカフェくんのふらっと映画祭」■関連作品:小さなバイキングビッケ ビッケと神々の秘宝© 2011-Constantin Films
2012年08月15日昨年、劇場公開された『マイティ・ソー』で彗星のごとく現われ、堂々ヒーローの仲間入りを果たした男、クリス・ヘムズワース。雷と嵐を操る最強の戦士にして“神失格の男”として神の世界から追放され、右も左も分からない人間の世界で改心を遂げた彼が、100年に1度の映像プロジェクト『アベンジャーズ』で、並み居るヒーローたちと肩を並べる形で再びスクリーンに戻ってきた。“神”の男にズバリ聞きたい。ほかのヒーローたちと一緒に戦う気分とは…?『マイティ・ソー2』の公開も控える、いま熱い男、クリスが本音を聞かせてくれた。ヒーローは「孤独な生き物」?史上最大の敵による地球侵略を阻止すべくして召集された、最強の力を持つヒーローたち。だが、「みんな一緒にされたとき、全員がリーダー格だった」というクリスの言葉通り、“全員エース”のチームが一つになって戦うのは難関なこと。ましてクリス扮するソーにしてみれば、人間のヒーローと共に戦うことはぎこちなく感じられそうだが?「『マイティ・ソー』の最後で、僕が演じるキャラクターは成長して自分とは何者なのかをほんの少しだけ理解できるようになっていたと思うんだ。今回の『アベンジャーズ』も、そういう『マイティ・ソー』での流れを引き継ぐことを目指していたから、どんな苦難に直面したとしても、彼はそれに向かっていける。その一方で、(撮影が行われたニューメキシコ州)サンタフェでおかしなコスチュームに身を包むのは、今回は彼一人ではない。そういう意味では今回の方がよりノーマルな環境になっていると言えるかもしれないね(笑)」。個人の技から団体の技へ、全く異なる強さを誇るプライド高きヒーローたちが手を取り合っていく姿こそが本作の見どころであるが、「アベンジャーズのメンバーはみんな孤独だと、ジョス(ウェドン監督)は初期段階で言っていた」とクリス。「みんなパワフルでユニークだけど、同時にそれぞれ異質な存在なんだ。ヒーローというものは、自分の映画で描かれるときは、自分だけが異質な存在だということをある意味心地よく感じているものなんだ。その事実が自己の確立にも役立っている。ところが、今回は異質な存在ばかりが集まってチームを作るわけだから、これは興味深いよね」。実際、彼がこのチーム戦に臨んだのは『マイティ・ソー』のほとぼりが冷める間もなくだったそう。錚々たる顔ぶれとの共演にどう臨んだのだろうか?「僕の場合、金曜日に映画『マイティ・ソー』のプレス・ジャンケットが終わって、翌週の月曜日にこの映画の撮影がスタートしたんだ。日曜の夜にカツラと衣裳合わせをやったよ。僕は『フィットしてくれることを祈る。あと12時間しかないんだから、フィットしなかったらお手上げだよね?』と言っていたよ(笑)。みんな似たような状況だったんじゃないかな。クリス(・エヴァンス)は『キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー』の撮影を終えたばかりだったし、そのほかの数人も別の撮影がクランクアップした直後だった。撮影初日に『やあ、僕は○○だよ』という感じで僕らはお互いを知り合っていったんだ。撮影現場ではよく一緒に集まったし、それは最高だったよ。ロケ地での撮影は、サマーキャンプに来ているような気持ちになるんだ。ほかに誰も知らないから、お互い一緒に過ごすことになる。衣裳を着ていない彼らが街にいる姿を見るのは変な気分だったよ。たしかに僕らはアベンジャーズだけど、武器や衣裳を着けて現場にいるときみたいにかっこよくないことだけは確かだね」。様々な過去や事情を背負って闘いに身を投じていくヒーローたちだが、中でもこの闘いに複雑な感情を抱えるのが、ソーである。それもそのはず、立ち向かう敵が自分の弟なのだから…。「ロキは弟だから、ソーは今回の一件をほかのヒーローたちよりもずっと私的に捉えていると思う。ロキはただやっつければいいというような単なる悪役ではないんだ。ソーにとって問題なのは、アベンジャーズが立ち向かう相手が自分の家族の一員であるということだから、出だしでの彼の態度は“俺が自分の手で奴を懲りさせてやる”という感じだね。もちろん、それ以上に正義を守るという大義を彼も持っているんだけど、“自分の弟が一体どうしてしまったんだろう?”という深い疑念が彼にはつきまとう。“どうしてロキはこんなことをするんだ?”と。前作以来、彼はロキに会っていなかったんだ。そして次に会ったとき、彼はこのカオス状態の只中にいた。様々な想いがソーの中で渦巻いていたはずさ」。前作から続く兄弟間の確執はやがて地球規模へと発展していくわけだが、その中において前作に増して兄弟間の情を感じさせるのは、長きにわたって一緒に築き上げてきたトム・ヒドルストンとの信頼があってこそ。「『マイティ・ソー』では、僕らは何か月もかけてソーとロキの兄弟関係を作り上げたんだ。彼と再び共演することはとても心安かったね。ほかの共演者たちも素晴らしい俳優ばかりだけれど、何よりもまずは親密な関係を築き上げる必要がある。トムとは既にお互いのリズムを知り尽くしていたから、すんなり役に入っていくことができたんだ」。今後は“普通”の役も演じてみたい?『マイティ・ソー』に続く『アベンジャーズ』への抜擢、そして好評を博した『スノーホワイト』と、今年は俳優として大飛躍の年であったに違いないクリス。5月には第1子にも恵まれ、パパデビューも果たし男前度をぐんと上げた彼の活躍に期待したいが、本人はこの飛躍をどう受け止めているのだろうか?最後に、今後の野望と共にいまの心境を聞かせてくれた。「(『マイティ・ソー』が公開する前と生活は)特に何も変わらないよ。極めて普通の生活だね。(ヒット映画に出演したことで)生活の全てが変わるという発想は、ちょっとおかしな話だと思う。みんなにそう言われるから自分でも生活が変わるんじゃないかと思えてしまうほどだよ。でも現実では、撮影現場に戻って仕事をするだけ。正直言って、以前と全く同じ気持ちだよ。この先も色々な(映画の)話がたくさん来ているけれど、多くはソーに似た役だね。僕自身は特定の時代やファンタジーの世界に囚われず、幅広い役柄を演じたいと思っているよ。だからぜひとも現代を舞台にした作品に出たいな。メイクや衣裳に何時間もかける作品じゃなくて、普通のジーンズとTシャツ姿で出るような作品がいい。正直言って、いまでは以前よりも選択の余地がずっと広がっているから、自分に合った脚本が送られてくるのを待っていればいいんだ。とても上手く書かれたラブコメに出てみたいな」。特集:この夏アツイ!男たち■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年08月15日先日、EUROサッカーを観戦するため、そして大切な友人を訪れるため、ポーランドのワルシャワに行ってきました。東欧の街・ワルシャワに行ってきたと言うと、「暗い?」と聞かれることも多かったのですが、中心地は驚くほど近代的で大変な建設ラッシュ。ヨーロッパ有数のスポーツイベント開催中ということもあり、活気にあふれてもいました。多くのユーロ圏の都市が財政難で苦しんでいますが、ポーランドの通貨はユーロではなくズロチのまま。そのおかげもあり、経済は悪くないのだと友人は教えてくれました。現代的なブティックやカフェ、レストランも建ち並び、想像以上の発展ぶりを感じさせてくれたワルシャワでの滞在はとても楽しいものでしたが、その発展の陰には悲しい歴史があることも当然ながら思い知らされました。この街が近代都市として発展しているのは、東京と同様に第二次世界大戦中にことごとく破壊されているから。ポーランド侵攻で廃墟と化した旧市街は、いまでは細かいヒビに至るまでが復元され、かつての町並みを取り戻し「ワルシャワ歴史地区」として、1980年にユネスコの世界遺産に登録されています。そして、ポーランドといえば、ナチによるユダヤ人迫害の記憶も、決して消えてはいません。ホロコーストの象徴とも言えるアウシュヴィッツ強制収容所があるのもこの国。ユネスコは、二度と同じ過ちを人類が起こさないようにと、1979年に負の世界遺産として認定しています。ただ、悲劇が収容所だけで起きたわけでないのは周知の事実。ワルシャワでも、近代的なビルの裏側に、ゲットーがそのまま残っていたりします。発展する大都市の片隅にも、忘れられない記憶は確実に残されているのです。そんな辛い歴史を描いているのが、『太陽と月に背いて』、『敬愛なるベートーヴェン』などで知られるアグニエシュカ・ホランド監督の新作『ソハの地下水道』。ホロコーストの嵐が吹き荒れる1943年、ナチス占領下のポーランドの街・ルヴフ(現ウクライナ領リヴィヴ)が舞台です。主人公は、下水処理に携わる貧しいポーランド人・ソハ。生計を立てるためにはコソ泥さえ厭わない、ずる賢い小悪党です。そんな彼が、仕事中に下水路でユダヤ人グループを発見するところから物語は動き出します。ユダヤ人たちは、強制収容所行きを免れるため、ゲットーから下水道へと続く通路を掘っていたのです。彼らをナチスに売り渡せば報奨金が得られますが、ソハはこう考えます。迷路のように入り組んだ地下水道は自分が一番よく知っている。ここに彼らを住まわせて日々見返りを受け取れば、そちらの方が得なのではないかと。そして、ソハとユダヤ人たちとの秘密の関係が始まるのです。第二世界大戦当時、ユダヤ人を救おうとした人の物語は既に映画にもなっています。オスカー・シンドラーや杉原千畝らがその代表。彼らは自らの危険も顧みず、人助けを行った歴史的英雄です。でも、名もなき市民の中にもユダヤ人を匿った人が多くいたと耳にします。それがバレたら、ナチスによる死刑が待っていると分かっていても。本作の主人公・ソハは、そんな歴史的英雄とは違います。決して尊敬されるような人物ではありませんでした。しかも、自ら率先して人助けをしたわけではありません。ナチスからもらう一度きりの報奨金よりも、日々の収入を選んだという意味で、自分の利を優先した悪い奴と言えるかもしれません。でも、物語が進んでいくうちに、彼は自分でも気づかぬうちに、心の声に従いユダヤ人を匿うことを選んだのではないかと思えてくるのです。極悪非道の限りを行い続けるナチス、そして彼らを手伝う親衛隊に、嫌悪感を覚えているらしいシーンが幾度も登場しています。その感情を表に出すことが許されなくても、彼は決してそれを手放すことはありません。もしナチスに逆らえば家族の命がなくなると分かっていても、人として決して妥協できない部分を、彼は無意識のうちに守り抜いたのかもしれません。やがて、ユダヤ人たちが地下水道に隠れているといううわさが広まり、ソハにとっても大きな危険が迫ってきます。「もう手を引く」。そう決めたソハですが、出会いから14か月が過ぎていたそのときすでに、ソハにとってユダヤ人たちは単なる“金づる”ではなくなっていました。そして、ソハはこれまでの彼からは信じられないような行動に出るのです。そのエンディングはまさに奇跡としか言いようがありません。驚くべきことに、これは実話です。語り尽くされたかに思われている戦争の悲劇に、まだまだ驚くべき物語が遺されていることにも改めて驚かされる作品でした。そして、きっとこういった強く美しい市民による“まだ語られぬ物語”が、語られることを待つこともなくひっそりと眠っているであろうことも想像に難くありません。戦争は美しい街を廃墟に変えます。そして、人の良い隣人さえも残忍な殺人者に変え、無愛想な小悪党さえも勇気ある英雄へと変えるのです。落ちるか、這い上がるか。その違いはきっと、極限状態にこそ顔を出す人間としての本質の違いなのでしょう。だから、いざというときにこそ、強くありたい。この美しい作品を観終わって、涙をぬぐいながら、そんなことを考えていました。ポーランド旅行中、多くの人たちはとても無愛想でつっけんどんでした。でも、少し言葉を交わすと、誰もが別れ際にとびきりの笑顔を見せてくれました。その温かさといったら、何とも印象深い国民でした。彼ら、そして彼らの家族の中にも、きっと多くの名もなき英雄がいることでしょう。『ソハの地下水道』は、衝撃的でショッキングな物語でもあります。でも、そこには綺麗ごとでは描ききれない、人間の本当の美しさが描き尽くされていました。心を荒ませるような、ひどいニュースばかりが相次ぐいまだからこそ、この作品はこんな風に力強く心に訴えてきました。ああ、人間って捨てたものじゃない。3.11で勇気ある行動を見せてくれた多くの人々、そして先日幕を閉じたロンドンオリンピックで活躍した、多くのヒーロー、ヒロインの強さを思い出しながら。(text:June Makiguchi)■関連作品:ソハの地下水道 2012年9月22日よりTOHO シネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2011 Schmidtz Katze Filmkollektiv GmbH, Studio Filmowe ZEBRA, Hidden Films Inc.
2012年08月15日ニコラス・ケイジが、シルヴェスター・スタローン、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーら豪華アクションスターが共演する話題作『エクスペンダブルズ』シリーズの第3作目『The Expendables3』(原題)に出演することが決定した。プロデューサーのアヴィ・ラーナーによれば、同作にはニコラス以外にも第1作目で武器商人・トゥールを演じ第2作目で降板したミッキー・ロークが再び同役でカムバックする可能性もあるとのこと。ラーナー氏は「トータル・フィルム」誌に、「今回ニコラス・ケイジを迎えるよ。それにもしミッキーがあんまりクレイジーでなければカムバックもあり得るね。僕はミッキーが好きなのさ。それに元からのキャストももちろん続投するよ」と明かしている。また同作の製作陣は、2010年12月から脱税の罪で服役中のウェズリー・スナイプス(『ブレイド』シリーズ)が3年の服役期間を終えて出所すれば、彼をシリーズ3作目に迎える意欲を見せている。ラーナー氏は同誌に「我々はウェズリー・スナイプスが刑務所から出てきたら、キャストに迎えたいと思っているんだ」と付け加えた。さらに、13日(現地時間)にロンドンで行われた『エクスペンダブルズ2』のプレミアでは、ラーナー氏は「BANGショービズ」に「クリント・イーストウッドやハリソン・フォードと交渉を始めたところなんだ。スティーヴン・セガールについてはまだ分からないな」と語っていた。■関連作品:エクスペンダブルズ2 2012年10月20日より全国にて公開© 2012 Barney’s Christmas, Inc.ゲットバック 2012年11月10日より新宿ミラノ、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国にて公開© 2012 MEDAL PRODUCTIONS, INC.
2012年08月15日前妻ケイティ・ホームズとの離婚騒動でマスコミに追われる日々が続くトム・クルーズだが、2番目の妻ニコール・キッドマンとの間の養子コナー・クルーズが初の大役を獲得したという吉報が入ってきた。2008年のウィル・スミス主演作『7つの贈り物』でウィルが演じた主人公の少年時代の役でスクリーンデビューを果たしたコナー。17歳になった彼が今回出演を決めたのは、1984年にチャーリー・シーンら当時の若手俳優が数多く出演した戦争映画『若き勇者たち』のリメイク作品。『アベンジャーズ』のクリス・ヘムズワースが主演を務めるほか、ジョシュ・ハッチャーソン、イザベル・ルーカスらと共演を果たしており、コナー自身は武装集団「ウルヴァリン」のメンバーのひとりを演じているという。オリジナルでは当時のソ連、キューバ、ニカラグアなどの共産圏連合軍に急襲されたアメリカの少年少女たちが武装し、徹底抗戦を繰り広げる姿が描かれたが、本作ではその敵陣の設定が一時中国軍に変更される報道があったものの、結果的には北朝鮮軍がアメリカのワシントン州の街を侵略するのを同国の若者たちが阻止しようとするという設定になったようで、現代の社会情勢が反映された内容になっている。本作の監督を務めるダン・ブラッドリーは、コナーの演技力に感嘆しながら「コナーは本当にクールな子供だよ。一般人とは違った彼の生い立ちを考えてみても分かるけど、彼は本当に円熟していて、地に足がついているだけでなく、とても知的でどんなスポーツもこなせるくらい身体的にも優れているんだ」とコメント。「コナーがどこからその能力を受け継いできたか分かるだろ?彼の父親さ。コナーは僕と同じでアクション映画が大好きなんだ。爆発や銃撃シーンとかがあるとどんなときでも、僕と彼は撮影セットで大興奮していたんだよ。爆破シーンに対して僕と同じ熱意を持ってくれる俳優がいるっていうのは素晴らしいことだったね」。ブラッドリー監督は父トムの主演作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の助監督も務めており、父子共にタッグを組んだこととなる。同作は2009年に撮影されており、今年の11月21日(現地時間)に満を持して全米公開を予定している。■関連作品:ロック・オブ・エイジズ 2012年9月21日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC.アウトロー 2013年2月、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年08月15日先月に恋人のクリステン・スチュワートの浮気が発覚し、彼女と距離を置いてきたロバート・パティンソンが直接彼女と会って話し合うことを望んでいることが分かった。『トワイライト~初恋~』で共演して以来、4年間交際を続けていたクリステンが主演作『スノーホワイト』のルパート・サンダース監督との浮気を認めて以来、同居していたロサンゼルスの家を出て、リース・ウィザースプーンの別荘で過ごしていたロバートだが、ようやく今後についてクリステンと話し合う気持ちになったという。「とてつもないショックを受けて、ロブは一人で考える時間が必要だったんです。主演作『COSMOPOLIS』(原題)のプロモーションでL.A.に戻り、友人たちと再会して、強い気持ちを取り戻し始めました」と関係者は「Heat」誌に語っている。「彼はひどく傷つきましたが、いまもクリステンのことを気にかけていて、彼女が動揺しているんじゃないかと心配しています」。ロバートは今月13日(現地時間)、トーク番組「The Daily Show」に出演し、司会者のジョン・スチュワートから「若者にとって、破局を経験するのは世界の終わりのように感じられるだろうね」と言われると、「その通り」と答えた。クリステンもサンダース監督も浮気を認めて謝罪する声明を発表したが、ロバートの心はもう決まっている?前出の関係者も「元通りになることはできないですが、2人は徹底的に話し合う必要があると分かっているんです」と話している。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:COSMOPOLIS (原題)スノーホワイト 2012年6月15日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2011 Universal Studios. All Rights Reserved. トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年08月15日映画『アベンジャーズ』に出演する米俳優サミュエル・L・ジャクソンが来日し、8月14日(火)に都内で開催された本作のジャパン・プレミアにジョス・ウェドン監督、日本語吹替え版キャストの米倉涼子、竹中直人らと共に出席し約600名のファンの歓声に応えた。世界歴代興行収入1位の『アバター』、2位の『タイタニック』に迫る勢いのヒットを記録している本作。アイアンマンにソー、キャプテン・アメリカ、ハルク、ホークアイにブラック・ウィドウら「マーベル・コミック」が誇るヒーローたちが力を合わせ、地球を救うべく戦う姿を描く。サミュエルは国際平和維持組織「シールド」の長官であり、ヒーローたちをまとめ上げて“アベンジャーズ”結成を決断するニック・フューリーを演じており、この日は会場のスタッフは全員「シールズ」のマーク入りのポロシャツを着用し“長官”を迎えた。サミュエルはファン一人一人のサインや握手の要望に応じながら、レッドカーペットを歩いた。日本では本日より公開となったが、壇上に上がると「日本のみなさんは最高の観客。楽しんで観てもらえたら嬉しい」と語った。竹中さんはサミュエルの声を担当したが、実物と壇上で肩を並べると「存在に迫力があって見とれてしまいます。夢を見ているようです」と感激の面持ち。そんな竹中さんにサミュエルは「竹中さんにやっていただけて光栄です。元々、出演作で素晴らしい俳優と知ってましたから」と感謝の思いを伝えた。米倉さんはスカーレット・ヨハンソンの吹き替えを担当しており、ロサンゼルスで行われたプレミアにも出席しスカーレットと対面しているが「そのときにもらったアドバイスは『アフレコの前日は、ジャック・ダニエルを飲んでタバコをいっぱい吸って、カラオケに行ってガラガラの声で演じてね』ということ。さすがにそれはできませんでしたが(苦笑)、セクシーな女性にトライすべく頑張りました」とふり返る。ウェドン監督は赤いセクシーなドレス姿の米倉さんに見とれて「スカーレット?WHO?(スカーレットって誰だっけ?)」とその美貌にノックアウト?同席したプロデューサーのケヴィン・ファイギ氏も「スカーレットが足を折ったりバカンスを取ったりするかもしれません。そのときは米倉さんの携帯が鳴るかも(笑)」と続編での米倉さんの起用を示唆!?当の米倉さんも乗り気で「次回作での私の出演に期待してください!」と堂々のアピールで、会場は拍手と歓声に包まれた。『アベンジャーズ』は全国にて公開中。特集:この夏アツイ!男たち■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.
2012年08月14日ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で長きにわたり人気を集めてきたバトル・アクションシリーズ最新作『バイオハザードVリトリビューション』。ミラを筆頭に、リー・ビンビン、中島美嘉ら艶やかな女優陣が多数出演している本作だが、その中でも目を見張る美貌を放つのが、モデル出身の女優シエンナ・ギロリー扮する美しき女戦士ジル・バレンタイン。そのセクシーなボディスーツ姿のビジュアルがこのほど到着した。世界中にT−ウィルスが蔓延しほとんどの生物がアンデッドになってしまった世界を舞台に、唯一の希望・アリス(ミラ)は人類滅亡を企んだ黒幕を突き止めるべく東京、ニューヨーク、モスクワを駆け巡り、自身の秘められた過去といままでの真実を覆す驚愕の新事実を知る――。モデル出身のシエンナは、その見事なプロポーションと美貌で「アルマーニ」を始め、「ポール・スミス」や「ドルチェ・ガッバーナ」など数々のアパレルブランドの顔として大活躍。その後、ステラン・スカルスガルド主演の『キス★キス★バン★バン』(’02)でスクリーンデビューして以来、『ラブ・アクチュアリー』、本シリーズと着実に女優としても注目されつつある37歳である。シエンナ演じるジル・バレンタイと言えば、原作ゲームの第1作目から登場しているシリーズを象徴するヒロイン。映画版第2弾『バイオハザードII アポカリプス』から警察組織“S.T.A.R.S.”の若き女性隊員として登場し、主人公・アリスの盟友として彼女に負けない活躍を見せていた。しかし、前作『バイオハザードIV アフターライフ』のラストでは、胸にアンブレラ社のデバイスを装着し、大勢の部下にアリスを抹殺するよう指示を出すという予想外の結末が待っており、続編となる本作での敵役を示唆していた。遂に本作でその真偽のほどが明らかとなるのだが、今回解禁となった新ビジュアルでは、ボディラインを強調したブルーのスーツに身を包みこちらを睨みつけながらマシンガンを構えるジルの姿が…。シエンナは37歳、対するミラは現在36歳と共に“アラフォー”間近にも関わらず完璧なプロポーションでボディスーツを着こなせるのは、さすがは元スーパーモデルの成せる技といったところ。強いだけでない、セクシーかつワイルドな女優陣のバトルにますます期待がかかる。また、そのほかのビジュアルでは、ジルがリー・ビンビン扮するエイダ・ウォンを連行するシーンも写しだされており、シリーズ屈指の人気を誇る女性キャラクター同士の共演では、原作ゲームの大ファンというポール・W・S・アンダーソン監督ならではの粋な演出もなされているようだ。『バイオハザードV:リトリビューション』は9月14日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:バイオハザードV:リトリビューション 2012年9月14日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2012年08月14日シルベスター・スタローンを筆頭に、名だたるアクションスターたちが「アクション映画史上の最高傑作を作る」という決意のもと集結し、2010年に大ヒットを記録した『エクスペンダブルズ』。「二度と実現不可能」と言われた最強の肉体派軍団が奇跡の再結成を果たした続編『エクスペンダブルズ2』の特報映像が到着!今夏の映画界を賑わせるアメコミヒーローたちに真っ向から殴りこみをかける、男気あふれる強気宣言が収められている。自らを“消耗品”と名乗るリーダー、バーニー・ロス(シルベスター)の下、鉄壁のチームワークを誇る命知らずの傭兵軍団「エクスペンダブルズ」。彼らの今回の仕事は、東欧バルカン山脈の山岳地帯に墜落した輸送機に積まれていたデータボックスを回収すること。簡単に思えたそのミッションだったが、データボックスに記録された機密データを狙い、ある凶悪武装集団が行動を開始していた…。今回、最強を誇る“エクスペンダブルズ”たちに襲いかかるのは、大御所ジャン=クロード・ヴァン・ダム率いる世界を牛耳ろうとする強敵たち。だが、この危機に立ち向かう軍団の最大の武器は、何と言っても固く結ばれた“男の友情”!シルヴェスター、ジェイスン・ステイサム、ジェット・リーら“エクスペンダブルズ”だけでなく、彼らのライバルであるトレンチ(アーノルド・シュワルツェネッガー)や依頼主であるCIAのチャーチ(ブルース・ウィリス)らも援軍として参戦。豪華絢爛のアクションスターたちが、固い絆で結ばれていく。そんな彼らの戦闘は男らしさ極まるものがある。最近のアメコミヒーローたちのようにパワードスーツも変身術もなく、身体ひとつで敵地に乗り込み、銃やバズーカを駆使し、とにかく敵を撃ちまくる!こんなにもワイルドな彼ら、男としてのプライドも負けておらず「俺たちは、変身しなくても、強い!」と高らかに宣言!エリート傭兵として鍛え上げられた手腕と仲間たちとの友情さえあれば、彼らには倒せない敵はいない。そう信じさせてくれる納得の予告編映像に仕上がっている。本日(8月14日)より夏のヒーロー超大作『アベンジャーズ』がいよいよ公開を迎え、来日を果たした最高司令官ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンがジャパン・プレミアに登場するが、まさかこのタイミングで殴り込みをかけるとは…。さすがは命知らずの男たち。兎にも角にも、彼ら“エクスペンダブルズ”の心意気をこちらの映像でチェックしてほしい。『エクスペンダブルズ2』は10月20日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.エクスペンダブルズ2 2012年10月20日より全国にて公開© 2012 Barney’s Christmas, Inc.
2012年08月14日注目のヤングセレブのひとり、ヘイリー・スタインフェルドが新作サバイバル・スリラー『Dead Of Winter』(原題)に出演することになった。コーエン兄弟監督作品『トゥルー・グリット』で華々しい映画デビューを飾ったヘイリーだが、このたびハリウッド業界人によって選ばれる「ブラックリスト2011年度版」にランク入りしたサラ・コンラッドの脚本を基にした同作品に出演することが決定した。本作では、リアーナやビヨンセなどのPVを次々と制作してきたミュージック・ビデオ界では知らぬ者はいないと言われるアンソニー・マンドラーが長編映画監督デビューを果たす。同作は、ヘイリー扮する娘と再婚した妻を仲良くさせようとする父親が、新しい家族3人で山小屋でのキャンプに出かけるものの、自然保護職員を装った凶悪な逃亡犯の出現で一転、生命の危機に陥ってしまうというスリラー作品。ライオンズゲート社が製作を手がけ、来年にはクランクインの予定。現在15歳のヘイリーは今後、『Romeo and Juliet』(原題)、『Ender’s Game』(原題)、『Can a Song Save Your Life?』(原題)など新作が目白押しの売れっ子女優。これとはジャンルを異にする本作ではどんな演技を見せてくれるのか?■関連作品:トゥルー・グリット 2011年3月18日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
2012年08月14日連日の胸躍る熱戦が多くの人々に感動を与え、先日閉幕したロンドン五輪。このほどスポーツ・アパレルブランド「アディダス」が、「クイーン」の名曲「ドント・ストップ・ミー・ナウ」に合わせてイギリスのメダリストたちを登場させたミュージックビデオを制作したことが明らかとなった。オリンピック開催国のイギリスは、金メダル29個を含む合計65個のメダルの獲得し、メダル獲得総数でもアメリカ、中国に続き3位と好成績を収めたことから、イギリス選手の公式ユニフォームを作成した「アディダス」が、同名曲に合わせてイギリスのメダリストたちのパフォーマンスを見せる新しいミュージックビデオを公開した。2分39秒に及ぶこちらのミュージックビデオでは、サッカー元イングランド代表のデイヴィッド・ベッカム選手の「スタート!」というコールで始まり、イギリス国旗のユニオン・ジャックを背景に、今大会の男子ケイリンで通算6つ目の金メダルを手にしたクリス・ホイ選手が同曲を口ずさむシーンや体操男子種目別あん馬の銀メダリストのルイス・スミス選手、男子舵なしフォアで金メダルを獲得したピート・リード選手、男子トライアスロンの金メダリストのアリステア・ブラウンリー選手ら男子勢が登場する。さらに、女子メダリストからは、女子ボクシング初の五輪金メダリストのニコラ・アダムズ選手を筆頭に、女子ケイリンの金メダリストのヴィクトリア・ペンドルトン選手が緑のバルーンギターを持って「クイーン」のブライアン・メイ(上写真)のギターさばきを真似したり、陸上女子七種競技で金メダルを獲得したジェシカ・エニス選手が屋上テラスに立って歌詞に合わせて熱唱を披露している。オリンピックでの活躍とは一味違った、アスリートたちのパフォーマンスがミュージックシーンでも注目を集めそうだ。
2012年08月14日世界中で愛されているグリム童話をベースに、ジュリア・ロバーツ&リリー・コリンズ主演で贈るファンタジー『白雪姫と鏡の女王』。このほど日本を代表する本作のテレビCMオピニオンが「AKB48」の小嶋陽菜に決定!本作のPRのために初来日を果たした主演のリリー・コリンズと行ったガールズ対談の模様が公開となった。『ザ・セル』、『落下の王国』の鬼才ターセム・シン監督が「白雪姫」を色鮮やかに生まれ変わらせた本作。その美しさを嫉妬され、ワガママ女王である継母に18歳まで城に幽閉されていた白雪姫(リリー)が、逃げ込んだ森で嫌われ者の7人のギャングの助けを得て強き女性へと成長を遂げる姿を描く。リリーと小嶋さんの極秘対談が行われたのは、小嶋さんがCM収録を行う少し前の7月下旬。「いまの日本で“プリンセス”といったらこの人しかいない!」と配給元のギャガからの強力プッシュがあり、本作を鑑賞した小嶋さん自身も作品のキュートな世界観にメロメロとなり、今回の起用決定に至ったようだ。この日、初対面となった2だが、意外にもリリーは小嶋さんを知っていたようで「原宿にお買い物に行ったときにお店に入ると、どこを見ても小嶋さんの綺麗な顔のポスターがそこらじゅうに貼ってあって、曲も流れていました。日本が大好きで東京が大好き。その日本の文化も大好きだから、その文化の中でも最も人気のある方に今日お会いできるということで、実はすごく楽しみにしていたんです」と明かした。これには小嶋さんも「嬉しいです。光栄です!」と驚きを隠せない様子。これで一気に距離が縮まったのか、ここからはリリー(23歳)&小嶋さん(24歳)による同世代ならではの“ガールズトーク”モードに!本作に登場する王子様にちなんで「理想の王子様像」に話が及ぶと、「私の理想の王子様は、ありのままの自分で十分なんだと感じさせてくれる人。それ以上頑張らなくていいんだと感じさせてくれる人です」(リリー)、「優しくて何でも知ってる物知りな人がいいです。道に詳しいと“おっ!”となります」(小嶋さん)と互いの理想の王子様像を明かし、さらにリリーが「ディナーに行くときに迷うのはいやよね」と女子会のような盛り上がりに。さらに、小嶋さんが映画について「とにかく白雪姫がすごく可愛かったです。女の子の憧れという感じで、白い肌に黒い髪という外見はもちろん、箱入り娘だった女の子が自分から外に出てどんどん強くなるところにすごく元気をもらいました」と話すと、リリーは「すごく嬉しい!まさに小嶋さんのような若い女性に観てもらいたかったんです。実は白雪姫が鏡を見るシーンというのは1回もないんです。つまり、自分の美しさを全く自覚していない。だからこの物語は内なる美しさ、内なる強さの物語でもあるんです」と物語の魅力を語った。最後にCMナレーション収録にあたり、リリーから小嶋さんに映画のアピール方法を伝授!「全世代楽しめると思いますが、特に若い女の子たちが共感できると思います。強くなっていく白雪姫の姿は、現代の女性であると思うので、そのことも伝えてほしいです。王子様に救われるのではなく、自分で救ってしまうそんな白雪姫の魅力を伝えて下さい」と伝えると、小嶋さんは「任せて下さい!」とこの大役に一層気合いを入れていた。『白雪姫と鏡の女王』は9月14日(金)から丸の内ルーブルほか全国にて公開。■関連作品:白雪姫と鏡の女王 2012年9月14日より丸ノ内ルーブルほか全国にて公開© 2011 Relativity Media, LLC. All Rights Reserved.
2012年08月14日女優のジェニファー・アニストンが、俳優で脚本家としても活躍するジャスティン・セローと婚約したことを明かした。ジェニファーの代理人は12日(現地時間)の夜に、ジェニファーが1年以上交際を続けてきたジャスティンと婚約したことを正式に認めた。さらに、ジャスティンのスポークスマンも「ジャスティンは金曜日に素晴らしい誕生日を迎えました。恋人のジェニファーから特別な贈り物をもらったのです。ジェニファーは彼のプロポーズを承諾しました」と声明を発表している。2005年にブラッド・ピットとの5年間の結婚生活にピリオドを打ったジェニファーはその後、シンガーソング・ライターのジョン・メイヤーやコメディ俳優のヴィンス・ヴォーンら様々な男たちと浮名を流したが、結局長続きしなかった。そんな中、ジェニファーと長年知り合いだったジャスティンはコメディ『ワンダーラスト』での共演をきっかけに交際へと発展、見事ゴールインとなった。ジャスティンにとっては今回が初めての結婚になる。ジェニファーは今年初めにも、自身の結婚時期について過熱するメディア報道に対して「すごく視野の狭い考え方だと思うわ。人生の中での自分の幸せや成功、業績とかのレベルなんてものは計り知れないのよ」と語っていた。2人の結婚式の日取りはまだ明らかにされていないが、ブラッド&アンジェリーナ・ジョリーの挙式ももうすぐでは?とささやかれており、この2組のビッグカップルが同時に結婚!なんてこともあるかもしれない。■関連作品:In the Land of Blood and Honey (原題)
2012年08月14日6月に14年間連れ添ったパートナー、ジョニー・デップとの破局を明らかにしたヴァネッサ・パラディが、破局後初めて雑誌でジョニーについて語った。最新主演作『Cornouaille』(原題)のフランス公開(15日)に合わせて「ELLE」フランス版のインタビューに応じたヴァネッサは、かつて彼女のアルバムをプロデュースした故セルジュ・ゲンズブールとジョニーが少し似ているのでは、と言及すると「とても強烈で極端だけど、ものすごくデリケート。光り輝いていたかと思うと、突然暗く沈んでいたり」とその性格について語り、「もし2人が会っていたら、世界一の親友になったでしょうね」と応えた。だが、すぐに「彼(ジョニー)のことは話したくないの」と釘を刺した。「アーティストは自分の魂を売って、全部さらけ出さなきゃいけないなんて誰が言ったの?自分の出演した映画やアルバムのプロモーションをすることは義務だけど、他人の苦しみをネタに商売する人がいるって、どんな気分だと思う?私たちの間に起こったことは、私たちだけにとっての問題なの。私はいま、自分が望んだ状況にいるわ」と心境を語り、公私を分けて活動したい意向を改めて強調した。(text:Yuki Tominaga)© Newscom/AFLO
2012年08月14日第24回山本周五郎賞を受賞した窪美澄の同名小説を原作に、「性」と「生」を真摯に描いたタナダユキ監督の4年ぶりの長編最新作『ふがいない僕は空を見た』がこのほど、9月6日(現地時間)より開幕する第37回トロント国際映画祭「コンテンポラリー・ワールド・シネマ」部門に正式出品されることが決定した。心に闇を抱え、情事に耽るようになる高校生の卓巳とアニメ好きの主婦・あんずを中心に、彼らを取り巻く人々の苦悩と葛藤、そして再生をたどる物語。揺れ動く思春期を過ごす卓巳を永山絢斗(『ハードロマンチッカー』)、家庭に居場所のないあんずを田畑智子(『血と骨』)が等身大に演じる。国内では性描写の話題が先行し、過激とも捉えられる本作だが、その骨太な作風が同映画祭のプログラマーの目に留まり、今回正式出品される運びとなった。トロント映画祭で審査員となるのは観客。観客賞が最高賞となり、受賞すれば日本映画としては北野武監督作『座頭市』以来、史上2度目の快挙となる。本年度は、本作以外にも西川美和監督作『夢売るふたり』や大ヒット作『テルマエ・ロマエ』の上映もあり、日本映画勢の活躍が期待されるが、果たして本作はどのように受け止められるのか?国内でR−18指定を受けた作品としては一昨年の園子温監督作『冷たい熱帯魚』に続く出品となり、物議を醸すこと必至!前作『百万円と苦虫女』のモントリオール世界映画祭出品に続き、3度目の海外映画祭への出品を果たすタナダ監督は、「良い反応もそうでない反応も全てしっかりと受け止め、大いに刺激を受けてきたいと思います」と決意の一言。さらに、W主演を務める2人からも「僕が田畑さんと一緒に主演を務めた作品が、海外の映画祭で上映されると聞き、外国のみなさんがどう作品を受け止めてくれるか、不安で緊張しますが、何よりも反応が楽しみです。作品に込められた、日本人らしい繊細さを感じながら、楽しんでもらえたら嬉しいです」(永山さん)、「より多くの方の目に触れ、そして心に刻まれ、脳裏に残る、深く儚い愛と命と絆の作品だと思います。今日を、大事に生き明日からの糧に生きるということ、愛し愛されるということ、たくさんの人に見て感じてもらえれば幸せです」(田畑さん)と期待のこもるコメントが寄せられた。世界の舞台で初お披露目となる9月9日の上映には、タナダ監督も登壇し、舞台挨拶及びティーチインを行う予定。第37回トロント国際映画祭は9月6日(現地時間)より開幕。『ふがいない僕は空を見た』は11月17日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:ふがいない僕は空を見た 2012年11月17日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012「ふがいない僕は空を見た」製作委員会第37回トロント国際映画祭 [映画祭] 2012年9月6日から2012年9月16日までカナダ・トロントにて開催
2012年08月14日今年11月に米大統領選挙での再当選を狙うバラク・オバマ現大統領が、『ダークナイト ライジング』の中でアン・ハサウェイが「一番のキャラクター」だとして、アンの演技を手放しで褒め称えた。映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン氏がコネチカット州の自宅で今月6日(現地時間)に開いたオバマ大統領の再選キャンペーンで同作に触れたオバマ大統領は、アンの演技を絶賛している。「バットマンの新作を観る機会があったんだ。アンは映画の中で一番のキャラクターだと思うよ。それが僕の個人的な意見だね」。ワインスタイン氏が開いた資金調達イベントにはジョアン・ウッドワードやアーロン・ソーキンらも参加しており、大統領からお褒めの言葉をもらったアン自身も参加していた。一皿3万5,800ドル(約280万円)分という豪勢なパーティには、ほかにも名司会者ジェリー・スプリンガーやUS版「VOGUE」誌編集長アナ・ウィンターらも出席している。アンは、トム・フーパー監督の新作ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』で演じたファンテーヌ役のために髪をショートカットにしたが、その経験をキャットウーマンに扮した『ダークナイト ライジング』でのアクションスタント以上に「怖かった」と明かしている。「本当に怖かったわ。(『ダークナイト ライジング』では)窓からバク転したり、ビルから飛び降りたり怖いことも全部やったけど、自分の髪をあれだけ切られることが一番恐ろしいなんて思ってもみなかったわ」。■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月28日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年08月13日キーラ・ナイトレイは「永遠に女優を続けていたくはない」ようだ。女優のキャリアを一生続けていたくはないというキーラは、もっと家にいる時間が取れる仕事に変えるために将来的に女優業を辞めるかもしれないと語っている。「同じことをずっと永遠にやり続けることが必ずしも好きだっていうわけじゃないのよ。いつも違う経験ができるから演技は大好きよ。でも常にプレッシャーや負担が付き物なの」。「家でもっと時間を過ごせて、普通の社会的な生活ができるような仕事をしたいかって?もしそうできればいいわよね。でも同時に自分のいまの仕事が大好きだし、この仕事に就けて本当にラッキーだと思っているの。ただそれが永遠に続くかどうかっていうのは分からないっていうことね」。ただ、演技を辞めたら自分が次に何をするかはまだ分からないともキーラは認めている。「演技を辞めたら自分が何をするかなんてまるっきり見当もつかないわ。でもあるとき『この興味は満足させたわ。じゃあ次の私の興味は何かしら?』って立ち止まって考えることはあるの」。「3歳の頃から女優になりたかったし、私の人生の中で演技は長い時間を占めてきたの。でも年をとっても自分の考え方を変えなかったら、大変なことになると思うの。やだ、私なんか50代みたいなことを喋り始めてるわね。でもね、誰しも『これって永遠に続くの?』っていう言葉が頭をよぎることはあるものよね」。■関連作品:危険なメソッド 2012年10月27日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2011 Lago Film GmbH Talking Cure Productions Limited RPC Danger Ltd Elbe Film GmbH. All Rights Reserved.
2012年08月13日女優の剛力彩芽が8月13日(月)、都内で行われた3D超大作『プロメテウス』のPRイベントに出席した。剛力さんは本作で初めて実写映画の吹き替えに挑み、ハリウッド作品に初めて参加した。“人類の起源”の秘密に迫る科学者・エリザベス(ノオミ・ラパス)の声を演じ「最初はうまく演じることができるか不安もあったが、やるからにはいろんなことを吸収して、私自身も成長できればと思った。力強くカッコいい女性を演じることができた」と満足そうな表情。いま一番知りたい“起源”は、剛力というユニークな本名のルーツだと言い「全国で12世帯しかないと聞いた。ぜひ剛力の謎に迫りたいですね」と劇中のエリザベスさながらの好奇心旺盛な一面を見せた。『エイリアン』、『グラディエーター』で知られる稀代の映像作家、リドリー・スコット監督が長年温めた企画をついにビジュアル化。人類史上最大の謎“人類の起源”を解き明かすヒントを古代遺跡で発見し、宇宙船・プロメテウス号に乗って未知の惑星を訪れた科学チームの想像を絶する運命を描き出す。剛力さんも「衝撃の連続で、言葉では言い表せない展開。ぜひ劇場に足を運んでほしい」とアピールに熱がこもる。イベントでは空中に映像を投影させる最新ホログラフ技術「viZoo」を駆使し、剛力さんが宇宙の誕生をドラマティックに再現。さらにステージに用意された宇宙船に乗り込み、人類の起源を探る冒険の旅へと旅立った。『プロメテウス』は8月24日(金)より全国にて公開。■関連作品:プロメテウス 2012年8月24日より全国にて公開© 2012 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年08月13日先日、ロバート・パティソンを裏切った浮気報道により人前に出れる状態ではないと、新作『On The Road』(原題)のロンドン・プレミアへの出席をキャンセルしたクリステン・スチュワートだが、さらに次の新作アクション映画『Cali』(原題)の主演から降板したようだ。先日には、アレックス・ペティファーがクリステンが演じるはずだった主人公の恋人役に抜擢されたばかりだが、今回急遽クリステンが同作から降板し、アンバー・ハード(『ラム・ダイアリー』)がクリステンの代役を務めるとうわさされている。ゴシップサイト「GossipCop.com」によれば、同作のオファーを受けたクリステンは実は出演に完全には同意しておらず、不透明だったという。『きみに読む物語』のニック・カサヴェテス監督がメガホンを取る本作で、クリステンは当初アレックス演じるクリスの恋人・マイアを演じることになっており、2人が偽の殺害動画を販売してその金と共に姿を消すものの、数年後にマイアの妹を助けるためカリフォルニアに戻らざるを得なくなるというアクションスリラー作品になる見込みだった。本作でクリステンは主演だけでなく共同プロデュースも手がける予定だったが、プロデュース業からも降板するかはまだ明らかにされていない。彼女の起用が報道された時点で、本作の製作を務めるボルテージ社のクレイグ・J・フローレス氏は、「クリステンは才能あるダイナミックな女優で、興行収入を稼ぎ出せることも証明されています。『Cali』でのクリステンの役は棘々しく、かつセクシーなものです。明らかに、今回の作品でクリステンがその才能の限界に挑む姿を観客は目にすることができるはず。この素晴らしい作品に彼女を迎えることに、ボルテージ社一同興奮しています」と「Variety」誌に喜びを語っていたのだが…。■関連作品:On The Road (原題)トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年08月13日映画『ツナグ』のヒット祈願イベントが8月13日(月)に神田明神(東京・神田)で行われ、主演の松坂桃李と樹木希林、平川雄一朗監督と一般から招待された15組のペアが出席。映画の完成を報告すると共に祈りを捧げた。辻村深月の人気小説を映画化した本作。死者と生者をつなぐ“使者”を務める青年・歩美(松坂さん)によってたった一度の再会を果たす人々のドラマが綴られる。物語に合わせて、死者たちがこの世に帰ってくるお盆のこの時期にヒット祈願が行われることになった。招待された人々の願いが書かれた巨大絵馬を映画さながらに“使者”として奉納した松坂さんは「恋人に親子、親友。どの人の思いもとても強く感じています」と神妙な顔つき。完成した映画について「ヒットも大事ですが観てくださる一人でも多くの方の心に残る作品になれば」と思いを明かした。NHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」での好演などでお茶の間での知名度も急上昇中で、今年上半期で「最もブレイクした俳優」No.1に選ばれた松坂さん。本作は記念すべき初の単独主演映画になるが、「僕にとっては主演ということよりも、樹木さんや仲代達矢さんといった大ベテランの方とご一緒させていただいたことの方が…」と緊張した面持ちで心情を吐露。特に祖母役を演じた樹木さんについて「安心と興奮を同時に与えてくださる方でした。撮影が始まる前は緊張しましたが、いざ入ってみると、何をやっても大丈夫という安心感で包み込んでくださった」と語り、「この経験はこれからも生きてくると思います。ありがとうございました」と頭を下げた。樹木さんはそんな松坂さんについて「すごく素直でアクのない子で、いまどきこういう人がいるんだ?と感じた」と語り、「スターになるかならないかは拝んでもダメ。あとは本人にかかっているのでよろしく!」とそっけない口調で助言を送り笑いを誘った。もしも映画のように死んだ人間に会えるなら?という問いに松坂さんは「宮本武蔵に会いたい。いつか自分でやってみたい役なので」と回答。樹木さんは「こっちが会いたいと言っても向こうが承知するかどうかということもあるからね」と茶々を入れつつ、「私は文句を言う相手と謝らなくちゃいけない相手の2通りいるけど、両方会いたくない」と飄々と語った。最後に松坂さんは「身の回りの大切な人のありがたさ、日常の幸せや喜びを感じさせてくれる作品」と映画をアピール。樹木さんも「いまは死ぬことが“非日常”になって怖いことになっているけど、死は当たり前に誰もがたどる道。あまり怖がらずに、同時にいまを生きるという意味で観ていただけたら」と呼びかけた。『ツナグ』は10月6日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ツナグ 2012年10月6日より全国東宝系にて公開© 2012 「ツナグ」製作委員会
2012年08月13日コミック累計600万部を誇る真鍋昌平の同名人気コミックを、連続TVドラマに続いて映画化した『闇金ウシジマくん』の公開を記念し、8月11日(土)、都内で高校生限定のティーチイン試写会が行われ、主演の山田孝之とヒロイン役の大島優子(AKB48)が約100人の現役高校生と“お金”や“人生”について語り合った。山田さんは「お金は自分の夢や欲しいものへの中間に位置するものだから、決して最終目標として考えないでほしい」とメッセージ。大島さんは制服に身を包んだ“ガチ”な高校生を目の当たりに「やっぱり制服姿って、キラキラしていていいですね。私も制服を着る職業なので(笑)、これからも似合っていたい」と瞳を輝かせ熱視線を送った。非合法の金貸し“闇金”として非情に債権者を追いつめていくウシジマ(山田さん)の姿は深夜帯のドラマで大きな話題に。劇場版では母親の借金を背負った娘(大島さん)やイベントサークルで成り上がろうとする若者(林遣都)などを通じて、金と欲に踊らされる現代社会を鋭く描き出す。次第に追い込まれる債務者たちの姿が高校生の心に衝撃を与えたのか、ある女子からは「いままでの人生で、一番追い込まれた出来事は?」という質問が。これに対し山田さんは「常に追い込まれているし、いまも追い込まれていますよ(笑)。でもそれでいいと思う」と不敵な笑み。一方の大島さんは「以前1年の間に、盲腸とノドの手術を受けたことがあって。もうAKBとして活動していたので、手術を受けてしまうと(時間が空いてしまい)自分の居場所がなくなるんじゃないかと不安になった」と自身の経験を明かした。さらに「最近した一番大きな買い物は?」というお金にちなんだ質問には、「去年やっと、初めて車を買いました。貯金、貯金というよりは欲しいものがあれば、そのためにお金を貯めて使うタイプなので」(山田さん)、「最近、実印を買ったんですよ。それを使うって、大きな決断が必要なときですし、大人だなって重みを感じます」(大島さん)。人生観からプライベートな一面まで堂々と語る山田さんと大島さんの発言に、高校生たちも熱心に聞き入っていた。『闇金ウシジマくん』は8月25日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。■関連作品:闇金ウシジマくん 2012年8月25日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん」製作委員会
2012年08月13日第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのベストセラー小説を映画化した『桐島、部活やめるってよ』が8月11日(土)、全国で封切られた。東京・新宿バルト9で本編上映後に初日舞台挨拶が行われ、主演の神木隆之介を始め、共演する橋本愛、大後寿々花、東出昌大、清水くるみ、山本美月、松岡茉優、落合モトキ、浅香航大、前田朋哉、鈴木伸之、太賀、そして吉田大八監督という総勢13人の“チーム桐島”が登壇。観客がスタンディングオベーションで出迎えると、早速橋本さんは号泣!「感動しております。人生の中で思い出に残る1日です」(神木さん)、「こんな光景見たのは人生初です。ちょっと戸惑ってしまいましたが、最高に幸せ」(橋本さん)。しかし、この後さらに登壇者を感動させる出来事が…。朝井リョウのベストセラー小説を、吉田監督(『クヒオ大佐』、『パーマネント野ばら』)が映画化。田舎町の高校を舞台に、バレー部のキャプテン・桐島が突然退部するという“事件”に、生徒たちが翻ろうされる数日間を桐島不在のまま、映画部部員の映画オタク・涼也(神木さん)、物静かなバトミントン部部員のかすみ(橋本さん)ら複数の視点で切り取っていく。キャスト陣が思い思いに、公開初日を迎えた思いを語り終えると、今度は「インフルエンザになってしまい欠席した」という本作の佐藤貴博プロデューサーから、一人一人に向けた手紙が朗読され「佐藤さんはこの作品を人一倍愛してくれている。(手紙から)愛情を感じました」(神木さん)。橋本さんの目からは、再び涙がこぼれ落ち「何なんですか、これ…」とぼう然とした表情だった。すると今度は劇場内の照明が落ち、真っ暗な状態に…。神木さんらがパニックになり、再び照明が灯ると、なんと“ゾンビ”の大群が姿を現した。実は劇中、涼也が所属する映画部はゾンビ映画を撮影しているという設定で、映画のクライマックスにはゾンビたちが重要な役割を果たしている。その大団円を舞台上で再現した演出に、登壇者は目を白黒。しかもゾンビ軍団の中には、インフルエンザで欠席していたはずの佐藤プロデューサーの姿もあり、神木さんらを驚き&困惑&爆笑させた。そんな感動サプライズの嵐に、神木さんは「今日はビックリすることばかりですね。こんな楽しく感動した舞台挨拶は初めて。みなさんと楽しい時間を共有できたのも幸せです」と感激しきり。一方、吉田監督は「どうなんですかね…、これ。いやあ参りました」と苦笑しながらも、初日の喜びを噛みしめていた。『桐島、部活やめるってよ』は新宿バルト9ほか全国にて公開中。■関連作品:桐島、部活やめるってよ 2012年8月11日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2012「桐島」映画部©朝井リョウ/集英社
2012年08月13日4月に婚約を発表したブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。先週、南フランスに所有する古城で週末に挙式か?とうわさが流れたが、やはり誤報だったようだ。結婚式はブラッドとアンジーが2008年に購入した南仏・コランにあるシャトー・ミラヴァルで行われる予定で、ブラッドの両親や25万ドルの婚約指輪をデザインしたロバート・プロコップ、さらにはブラッドと仲のいいジョージ・クルーニーも滞在中のイタリア・コモ湖から南仏に向かっているといううわさもあった。だが、地元紙「VarMatin」によると、問い合わせを受けたコランの役場は9日(現地時間)の時点で「私たちは何も聞いていません。フランスの法律では、婚姻は市役所で行わなければなりません。自宅で人前結婚式を行うはずがありません」と否定していた。それでも17世紀に建てられた古城の周囲には続々とパパラッチが押し寄せてきているという。近隣のバーの店主は「初めてのことじゃありませんが、今回は少なくとも50本は問い合わせの電話がかかってきましたよ。馬鹿馬鹿しい。記者が大挙して来るたびに、みんな笑ってますよ」とうんざりした様子で語っている。「VarMatin」は結婚式は次の週末(18日)になる可能性もあると報じている。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:In the Land of Blood and Honey (原題)
2012年08月13日日本・香港・中国合作のアニメ『マクダルとカンフーようちえん』が8月11日(土)に公開を迎え、主人公のマクダルの声を担当した鈴木福が舞台挨拶に登壇した。漫画連載から始まり、瞬く間に人気を博してTVアニメ、劇場版が製作された『マクダル』シリーズの最新作となる本作。ちょっぴりドジだけど優しいこぶたのマグダルが“こども武道オリンピック”出場を目指して奮闘する。福くんは“福”と胸に書かれた白い道着姿で登場。ひとりでの舞台挨拶は初めてとあって「緊張してます」と言いつつも、「僕が一生懸命頑張った『マクダルのカンフーようちえん』がみなさんに観てもらえて嬉しいです」と堂々とした挨拶を見せた。アフレコについては「楽しかったけど、しゃべってる絵に声を合わせるのはちょっと難しかった」と福くん。だが完成した作品には大満足のようで「『先生、オシッコ!』って言うとことかすごく面白いセリフがいっぱいあります」と自信をのぞかせた。マクダルのガールフレンドの子ウシのメイの声を演じるのは剛力彩芽。福くんは「すごく優しくて一緒におしゃべりしました」と剛力さんの印象を明かしたが、どんなところが優しい?とさらに深く突っ込んで尋ねられると「うーん…内緒!」と返し、笑いを誘っていた。ちなみに福くん自身もアクションが大好き。「家やいろんなところで透明人間と戦っています!」と明かし、華麗なキックを披露し喝采を浴びた。開催中のロンドンオリンピックも観戦しているとのことだが、もしも出場するなら「戦う系の競技をやってみたい!戦うの大好きです!」と優しく温和な見かけによらず“武闘派”の一面を垣間見せた。『マクダルのカンフーようちえん』は公開中。■関連作品:マクダルのカンフーようちえん 2012年8月11日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© Bliss© SEGA
2012年08月11日『キック・アス』での爆発的なブレイクをきっかけに話題作へ引っ張りだこのイット・ガール、クロエ・グレース・モレッツの初の単独主演作が日本にも上陸!『オズの魔法使い』、『ペーパー・ムーン』、そして『テルマ&ルイーズ』…と、映画史に残る名だたる女性主導型ロードムービーの系譜に加わる、ファンタジックでスリリングな青春ロードムービー『HICK−ルリ13歳の旅』が11月24日(土)より公開されることが決定した。原作は、アメリカの女流作家アンドレア・ポーテスのベストセラー小説。クロエが演じるのは、アメリカ中西部の荒廃した農村地帯に住む13歳、ルリ。ある日、母も父も続けて蒸発し、一人取り残されてしまった彼女は退屈な退屈な田舎暮らしから抜け出し、憧れのラスベガスに旅に出ることを決意!道中で様々なトラブルや厳しい現実に直面し、傷つきながらも、瑞々しく成長を遂げていくさまが描かれる。タイトルの「HICK」とは、「田舎者、うぶな人、カモ」などを意味する言葉。13歳にして両親の蒸発により居場所を無くし、鬱屈とした生活から逃げ出し新たな天地を目指すルリのことを指している。『キック・アス』以来、『モールス』、『ヒューゴの不思議な発明』、『ダーク・シャドウ』と、飛躍的な成長を見せてきたクロエは本作ではさらに逞しく、少女から大人への階段を駆け上がっていくが、この写真に写るクロエはどこか思いつめたような表情。その表情の裏にある思いとは…。そして、クロエの横に佇むのは、「ゴシップガール」のセリーナ役でおなじみのセクシー女優ブレイク・ライブリー。これまでの清楚なイメージとは一変、タバコをくわえワイルドな色気を見せる。ブレイクが演じるのは道中、ルリを車に乗せてあげる、どこかワケありの女性・グレンダ。2人は旅を通して絆を深めていくのだが、彼女たちの前に立ちはだかるのが、流れ者の青年・エディ。実はグレンダに会う前に彼の車をヒッチハイクしたルリだったが、まさかの再会を果たし、身の危険を感じる羽目に…。甘いフェイスの裏に凶暴な本性を隠すエディを演じるのは、『マリリン7日間の恋』、『レ・ミゼラブル』と話題作への出演が続くイギリスの注目株、エディ・レッドメイン。これまでにないバイオレンスシーンにも挑戦している。ほかにもジュリエット・ルイス、アレック・ボールドウィンらワイルドな豪華キャストが結集し、一人の少女の旅を一層華やかに盛り上げる。クロエのまた新たなる魅力を再発見できそうな本作。『HICK-ルリ13歳の旅』は11月24日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。■関連作品:HICK-ルリ13歳の旅 2012年11月24日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開© 2011 BY HICK PICTURE COMPANY LLC.All Rights Reserved.
2012年08月11日不倫報道から破局のうわさまで連日ゴシップで賑わせているロバート・パティンソン&クリステン・スチュワート主演の大人気ファンタジー・シリーズ最終話『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーンPart2』が12月28日(金)より日本公開となる。これまで一切明かされてこなかった本作のポスタービジュアルが本邦初公開となり、これとあわせて最新の特報映像がウェブ上で一足先に解禁となった。本国アメリカを始め、世界で1億1,600万部を売り上げた小説を原作とし、熱狂的なファンを持つ本シリーズ。前作では、ついに結婚式を挙げ、べラとエドワードには人間とヴァンパイアの間の子が宿り、困難を極めた出産の末に命を落としたベラは転生を経て、血に飢えたヴァンパイアへと生まれ変わった。これに続く最終話では、ヴァンパイアとして生きるベラやジェイコブの選択、そしてべラとエドワードの間に誕生した“禁断の子”レネズミをめぐる壮絶な戦いが繰り広げられる。今回披露されたポスターに大きく描かれているエドワード(ロバート・パティンソン)、ベラ(クリスティン・スチュワート)、ジェイコブ(テイラー・ロートナー)の表情で目を奪われるのが、彼らの瞳の色。中でも一際怪しく輝くベラの真っ赤な瞳は、血に飢えたヴァンパイアと化したことを如実に示している。一方、特報映像では、全てのヴァンパイアを滅ぼす“不滅の子”であるレネズミの命を狙いカレン家の抹殺に乗り出した最強の一族・ヴォルトゥーリ族と、危険を察知いたカレン家の壮絶なバトルの一幕が垣間見れる。世界中のヴァンパイアを集め、さらにはヴァンパイアの宿敵だったジェイコブ率いるオオカミ族までもが味方に加わり、3000年にわたるヴァンパイアの歴史に終止符を打つ最終決戦の幕が開ける。遂に自身も愛するエドワードと同じヴァンパイアになり、彼への愛を深めていくベラとは裏腹に、先日の不倫騒動に端を発し、ロブとの破局説がにわかに囁かれているクリステンだが、彼らの熱愛のきっかけとなった作品とあって、本作の今後の動向も注目されるところ。クリステンは先日行われた新作『On The Road』(原題)のロンドン・プレミアへの出席もキャンセルしたそうで、一連の騒動を悔やみ、公の場で姿を見せられる状態ではないというが、ロバートとの関係修復は本作のPR活動開始までに間に合うのか…?以前、クリステンは本作以外でもロブとまた共演したいと話していたが、物語のフィナーレと共にこれが2人の最後の共演とならないことを祈る。『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2』は12月28日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:On The Road (原題)トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン part2 2012年12月28日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2011 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年08月10日連日大盛況を記録しているバットマンシリーズ最新作『ダークナイト ライジング』。どうやら本作でカットされたシーンには、バットマンの宿敵・ベインのマスクにまつわる秘密を解き明かすシーンが含まれていたという。164分というシリーズ最長の上映時間を記録した本作だが、本編ではカットされてしまったものの、ベインがマスクを被るきっかけとなった“攻撃”による傷にまつわるシーンを監督のクリストファー・ノーランは撮影していたという。トム・ハーディ演じるベインのコスチューム・デザイナーを務めたリンジー・へミング氏は米「GQ」誌に「今回の続編で観客が目にすべきだったシーンは、(ベインが)子供の頃に受けた傷にまつわる話なんです。ベインの着けているコスチュームの鍵となるのは、彼が背中に受けた傷によるものなんです。防弾チョッキを着ていなかったとしても、ベインはどうしてもウェストのベルトとサスペンダーは身に着けていないといけないわけなんです」と明かした。さらに、「(本編では削除されてしまった)刑務所でのシーンには、バットマンが第1作で戦い方を学んだのと同じ方法で、ベインが戦法を習得していく過程が描かれており、若かりし頃のベインが初期バージョンのウェストのベルトを装着している姿が見ることができるんです。そこではトム・ハーディ扮するベインが戦い方を習得しつつも、周囲の人間たちから軽蔑され罵られる世界が描かれているんです。丸太の上に立ちながら、周囲からの攻撃をかわすという訓練を受けていて、そのシーンでは、ベインが劇中で見られるものよりもっとボロボロでプリミティブなマスクを着けているんです」と続けた。さらに、リンジーは劇中でベインの服装が意図的に匿名性を帯びているのは、彼の出自をミステリアスにするためだったとも語る。「我々は始めに衣裳を制作して、それを完全に汚していったんです。ベインの衣裳には2つのポイントがありました。その1つは、時代が特定されず、恐らくアジア北部の出身だとしか分からないようにすることだったんです」。■関連作品:ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年08月10日日本勢のメダルラッシュに沸く、ロンドン五輪。いよいよ終盤に差しかかる中、8月9日(現地時間)、“人類最速の男”と呼ばれるジャマイカ代表のウサイン・ボルトが見事、陸上男子100メートルに続き200メートルで金メダルを獲得し、前人未到の2大会連続の2冠を達成した。「伝説だということを自分で証明した。これからも伝説の男だと思います」と自ら達成した偉業を“伝説”と認めたボルトのコメントが強い印象を放ったが、実は彼が着ていたユニフォームのデザインをジャマイカの“伝説”の男、ボブ・マーリーの娘、セデラ・マーリーが手がけているのはご存知だろうか?“ワン・ラヴ”というメッセージを掲げ、レゲエという音楽ジャンルを世界に広めた伝説のミュージシャンであり、時代や国境を超えたアイコンとして亡き後も世界中の人々に影響を与え続ける、ボブ・マーリー。1978年、血で血を洗う政争を繰り広げていたジャマイカで、二大政党の党首をステージ上で握手させた「ワン・ラヴ・ピース・コンサート」の奇跡は広く知られる歴史的革命であるが、そこに至るまでには緊迫の展開があった。そんな彼の危険を顧みぬ行動、人種差別に晒されながらも逆境に立ち向かった壮絶な人生に迫った、初のオフィシャル・ドキュメンタリー『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』がまもなく公開となる。改めて国と国との関係、世界情勢を見つめる機会の一つであるオリンピック・イヤーにふさわしい一作と言えよう。先述のジャマイカ代表選手のユニフォームには、歴史を動かした男、ボブ・マーリーの顔、そして「Positive Vibration」の歌詞が縫い付けられており、金メダルのボルト選手だけでなく、銀メダルに輝いたヨハン・ブレーク、さらに銅メダルのウォーレン・ウェイルとジャマイカ勢のメダル独占の偉業を後押しする形となった。また、これに先立ち、8月6日(現地時間)には奇しくもジャマイカでイギリスからの独立50周年記念日を迎え、「ワン・ラヴ・ピース・コンサート」の行われたナショナル・スタジアムでは記念式典が開催され、ジャマイカ国民は大興奮でこの歴史的一日を祝していた。ユニフォームに託された、伝説の男の思い。ボルトにとって6個目の金メダル獲得が懸かる400メートルリレーもまだ控えているので、ぜひ目を凝らしてチェックしてみて。『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』は9月1日(土)より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、吉祥寺バウスシアターほかにて3週限定公開。■関連作品:ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド 2012年9月1日より角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて3週限定公開© SHANGRI-LA ENTERTAINMENT LLC AND TUFF GONG PICTURES LP 2012
2012年08月10日とっても優しくてのんびり屋さん、でもちょっぴりおバカなキャラクターで愛される、こぶたのマクダル。“香港版「クレヨンしんちゃん」”と例えられる、このこぶたと母・マクの親子が織り成す、笑えてホロリとさせられる物語『マクダル』シリーズの最新作『マクダルのカンフーようちえん』が初めて日本語吹き替え版となって公開される。何とも愛らしいマクダルに優しさ満点の声で息を吹き込んだのが、ドラマに映画にぐんぐん成長を見せる、鈴木福。「おバカなところは…たぶん似てるかな?」と照れ笑いする、8歳の素顔とは?昨年の『ハッピー フィート2踊るペンギンレスキュー隊』では飛ぶことに憧れるやんちゃな子ペンギン役で声優の才能を開花させた福くんだが、単独で声優に挑んだのは本作が初めて。「いつもよりニコニコ、ゆーっくり喋りました」という声は、マクダルにぴったりである。「マクダルはかわいい。おもしろくておバカで、消しゴムも(大切にしすぎて)ピカピカのままで、アリも踏めなくて…あと力持ち!いつもみんなのビンの蓋を開けてあげたりするんです」。そんなマクダルの純粋すぎる心が大人を泣かせるのが、ママとチキンの丸焼きを食べるエピソード。教育熱心なママを喜ばせるために、マクダルは頭が良くなるように大好きなチキンを我慢して願掛けをするのだ。「『もう僕は大好きなチキンを食べません』って言うところが印象に残ってます。あと、『僕はチキンがだーいすき。ママもチキンもだーいすき。大大大好きなママと大大大好きなチキンを食べるのがだーいすき』っていうセリフが頭の中でぐるぐる回ってます。(ママからチキンを譲られて)『ママの幸せはそれだけなんだ』って聞いたときはなんて言うんだろう…ちょっとジーンとしました」。ちなみに「僕は唐揚げは好きだけど、丸焼きはあまり…。ピラピラ、鳥肌みたいなのが(笑)」という福くん。「豚の丸焼きはあるの?豚の丸焼きが好きな人は(本作を)観るのかな~。かわいそう…だな」なんて心配まで寄せるが…、マクダルに共感する部分も?「おバカなところは…たぶん似てるかな?(マネージャーと母親を見て)ねえねえ、僕っておバカなところ、マクダルと似てる?(一同笑)マクダルより強いかな?好きなものを我慢するのは、あんまりしないけど…。でも宿題をやってて、みんなが食べてても、一枚でも終わらなかったら食べない。お腹が痛くてグーって鳴り続けてからもやり続ける!」俳優のお仕事が大変だと思うことも「一回もない!いつも楽しい。ちょっと疲れたときもあるけど、楽しいからやりたい」という言葉からもマクダルに負けぬ根気強さを感じさせるが、マクダルのようにママと離れてカンフー合宿生活に臨むのはさすがに耐えられない…?「絶対やだ!お母さんともお父さんとも、妹とも離れたくないもん。映画も家族みんなで観にいきました!(どうやら福くんが一番爆笑してたそうだが)映画館でもまた観に行きたいです」。カンフー合宿はどうやら難しそうだが、「カンフーは大好き!戦うことが大好き!」と目を輝かせる福くん。以前に憧れの人を聞いた際には「仮面ライダー」と答えていたが、それはいまももちろん、変わらない。「仮面ライダーみたいにタタタターって戦える人になりたい!あと、パイロットとかバイクに乗ってる人とか…。ポケバイ(ポケットバイク)に乗ってみたいです。それがまだ乗れなくて、子供用のバイクとか売ってるからやってみたい!」今年1年だけでも目まぐるしい変身を見せてきた福くんが、アクション俳優という飽くなき夢を叶える日はいつ到来するのか?強者ぞろいの舞台にもひるまず、武道で天下一を目指すマクダルのように、強くたくましく成長する姿が楽しみで仕方がない。■関連作品:マクダルのカンフーようちえん 2012年8月11日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© Bliss© SEGA
2012年08月10日歌手のケイト・ブッシュがロンドン・オリンピックの閉幕式に登場する可能性が出てきた。7日(現地時間)にアマゾンに登場したケイトの「神秘の丘」のリミックスバージョンだが、それ以降同サイト上では削除されているものの、同2012年版リミックスがロンドン五輪が閉幕する12日(現地時間)と時を同じくしてリスティングされており、ケイトの五輪閉幕式への参加が取り沙汰されている。オリンピック閉幕式の楽曲を収めたアルバム「A Symphony of British Music:Music for the Closing Ceremony of the London 2012 Olympic Games」はウェブ上で12日よりリリース予定だが、ケイトの代理人は今回リリースされたリミックス曲がオリンピック閉幕式の同アルバムに含まれるかどうかについて詳しいコメントを差し控えている状態だ。1979年以降ライヴ活動を全くしていないケイトだが、最近になってライヴ復帰をほのめかす発言をしていた。「たぶんいつかはいくつかショーをやるわ。あんまり化石にならない内にそうしたいわ。歩行器を使わない間にね(笑)」。昨年にケイトは自身初のセルフカバーアルバム「ディレクターズ・カット」をリリースし、年末には立て続けに自身の10枚目のアルバム「雪のための50の言葉」を発表している。ロンドン五輪閉幕式のラインナップは主催者側によって正式な発表はなされていないが、「ミューズ」、エド・シーラン、ジョージ・マイケルの3組は閉幕式でのパフォーマンスを公表している。また「スパイス・ガールズ」、「エルボー」、「ザ・フー」、「マッドネス」などが参加予定となっている。
2012年08月10日