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北イタリアの、のどかで美しい田舎町を舞台に起きた事件を軸に、複雑に絡み合う人々の感情と謎を描いたヒューマン・ミステリー『湖のほとりで』。本国では口コミから大ヒットを記録し、イタリアのアカデミー賞と言われるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で史上最多の10部門を独占する快挙を成し遂げた本作が、7月18日(土)より公開されている。これを記念して、7月25日(土)より3回にわたり、銀座テアトルシネマにて本作に因んだゲストを迎えてのトークショーが開催される。本作の原作は、ノルウェー出身で“ミステリーの女王”と呼ばれるカリン・フォッサムによる傑作ミステリー小説。顔見知りの犯行と推測される、美しい少女・アンナの殺人事件を発端に、彼女をめぐる住民たちの秘密と、心の奥底に秘めた哀しみが捜査を通して明らかにされ、やがてアンナの貫き通した“深い愛と強い信念”が明かされていく――。今回、トークイベントの第1回ゲストとして登場するのは、数々のメディアで引っ張りだこの精神科医・名越康文。続く第2回には、イタリア料理研究家としてでなく、デザイナー、コラムニストなどとしても活躍するマルチ・アーティスト、ベリッシモ・フランチェスコ、そして第3回は映画評論家の秦早穂子と日本大学芸術学部映画学科教授の古賀太が登場し、それぞれの専門的視点から独自のトークを繰り広げる。ぜひ、北イタリアの美しき情景とともに本作ならではのトークを楽しんでみては?『湖のほとりで』は銀座テアトルシネマほか全国にて順次公開中。『湖のほとりで』公開トークイベント会場:銀座テアトルシネマ・第1回:7月25日(土)13:10開演/13:30上映開始(予定)ゲスト:名越康文(精神科医)・第2回:8月2日(日)13:10開演/13:30上映開始(予定)ゲスト:ベリッシモ・フランチェスコ(料理研究家)・第3回:8月8日(土)13:10開演/13:30上映開始(予定)ゲスト:秦早穂子(評論家)×古賀太(日本大学芸術学部映画学科教授)※各回限定枚数、なくなり次第終了※全席指定・定員入れ替え制『湖のほとりで』公式サイト■関連作品:湖のほとりで 2009年7月18日より銀座テアトルシネマほか全国にて順次公開© 2007 INDIGO FILMS
2009年07月21日先日公開を迎えた『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が、公開から6日間で日本国内で22億円を突破する好スタートを切っている。日米を皮切りに全世界で公開を迎えた本作だが、北米を始め世界中を席巻、世界興行収入も3億9,400万ドルを突破し、史上最高のオープニング興収記録を打ち立てた。日本国内860スクリーンで公開が始まった本作。前作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』、および前々作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』も初日6日間で22億円を記録しており、前者が最終的に94億円、後者が110億円を稼ぎ出している。夏休みを迎えた若い層が映画館に足を運ぶことも予想され、今後の伸び次第で本作の100億円突破が見えてきそうだ。全国で109シネマズ川崎(神奈川)、109シネマズ菖蒲(埼玉)、109シネマズ箕面(大阪)の3館だけに誕生したIMAXデジタルシアターでは、一部シーンが本シリーズでは初となる3D方式の「IMAX 3D」版で上映されているが、公開初日6日間でIMAX上映分の興行収入2,800万円を突破と、こちらも好調なスタートとなった。今月下旬には、シリーズ1作目からのハリーのライバル、ドラコ・マルフォイを演じるトム・フェルトンが来日し、8月1日(土)に東京と名古屋で、翌2日(日)には大阪で舞台挨拶に登場する予定。まだまだ盛り上がりを見せそうだ。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 2007年7月20日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて公開TM and ©2007 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.HARRY POTTER and all related characters and elements are trademarks of and ©Warner Bros. Entertainment Inc.Harry Potter Publishing Rights ©J.K.R.■関連記事:体感!ロンドン新名所グニャリ… 『ハリー・ポッター』3D版はナンボのもんか?あのハリーのライバル来日決定!『ハリー・ポッター』初日3億円突破で好スタート『ハリー・ポッター』プロデューサーが激白。シリーズを同じ俳優で続ける意味と成長少年から大人へ…男・ハリーの成長ぶりが随所に『ハリー・ポッターと謎のプリンス』エマ・ワトソン、突然の雨もなんの!しっとりセクシードレスで大人の魅力を見せる
2009年07月21日シェイクスピアの名作を大胆に脚色し、沖縄の小さな島を舞台に島民たちと島の守り神である精霊たちが織りなすドラマを描いた『真夏の夜の夢』。先日より物語の舞台である沖縄で先行上映され、大好評を博している本作がいよいよ7月25日(土)より全国公開を迎える。これを記念して、公開初日の25日(土)には、シネマート新宿にて、中江裕司監督を始め、柴本幸、蔵下穂波、平良進、照屋政雄、エンディング・テーマを歌う藤澤ノリマサ、そして中江作品に欠かせない“沖縄のおばあ”こと、平良とみが登壇しての舞台挨拶が行われるほか、各所で沖縄にまつわるイベントを開催。翌26日(日)も中江監督と中村優子によるトークショーがシネカノン有楽町2丁目で開催されるなど、東京の街が沖縄一色に!物語の主人公は、東京での恋に疲れ、故郷の沖縄の島に帰ってきたゆり子。彼女と彼女の周囲の面々、さらには“マジルー”と呼ばれる島の守り神(キジムン)までも巻き込んでの騒動が展開される。先述の舞台挨拶に加え、25日(土)には中江監督自身が本作を絵本として書き下ろした「さんかく山のマジルー」で、挿絵を担当している絵本作家・荒川良二の原画展(ジュンク堂書店新宿店)にて、中江監督と照屋さんのトークイベントが開催されるほか、新宿文化会館で「沖縄音楽フェスティバル」を開催。また、伊勢丹新宿店本館にて27日(月)まで開催される大沖縄展「オリオンビアフェストインイセタン」にも中江監督、照屋さん、平良さん夫妻に蔵下さんが登場、さらに新宿通りでは昼過ぎより新宿エイサー祭が行われ、21チームが踊りに参加するなど、この日、街はまさに沖縄一色に染まることになる。まもなく夏本番!沖縄には行けない人も、東京で沖縄気分を味わってみては?『真夏の夜の夢』は沖縄にて先行上映中。7月25日(土)よりシネカノン有楽町2丁目、シネマート新宿ほかにて全国にて公開。イベント概要<7月25日(土)>『真夏の夜の夢』初日舞台挨拶場所:シネマート新宿大沖縄展「オリオンビアフェストインイセタン」期間:7月22日(水)〜7月27日(月)場所:伊勢丹新宿店本館※25日(土)、キャスト陣と中江監督によるトークショーおよびライヴを開催「沖縄ゆんたく〜キジムントーク〜」&「さんかく山のマジルー」荒井良二原画展場所:ジュンク堂新宿店「沖縄音楽フェスティバル」場所:新宿文化会館・大ホール新宿エイサー祭13:30よりスタートメイン会場:新宿通り<7月26日(日)>『真夏の夜の夢』舞台挨拶場所:シネカノン有楽町2丁目映画公開記念トークライヴイベント場所:銀座わしたショップ■関連作品:真夏の夜の夢 2009年7月25日よりシネカノン有楽町2丁目、シネマート新宿ほか全国にて順次公開© 2009「真夏の夜の夢」パートナーズ■関連記事:琉球の伝統芸能満載!『真夏の夜の夢』地元・沖縄先行上映に千人超が酔いしれる【どちらを観る?】夏、沖縄へ誘う――『群青愛が沈んだ海の色』&『真夏の夜の夢』沖縄の神秘!『真夏の夜の夢』試写会に5組10名様をご招待
2009年07月21日コルデコット賞や国際アンデルセン賞画家賞など数々の賞を受賞し、現在までに世界中で2,000万部を超える売り上げを記録している、モーリス・センダック原作の名作絵本「かいじゅうたちのいるところ」(原題:Where the Wild Things Are)。約半世紀にわたり、親から子へと世代を超えて読み継がれてきた本作が、奇才スパイク・ジョーンズの手でついに実写映画化、2010年1月に日本で公開されることが決定!これに先駆けて、このたび気になる本作の“かいじゅう”のビジュアルが公開となった。物語の主人公は、やんちゃで感受性豊かな少年・マックス。ある日、母親とケンカして家を飛び出した彼は、知らないままにボートでとある島にたどり着く。そこでマックスが出会うのは、大きくて不思議なかいじゅうたち――。子供の頃に誰もが体験した楽しさや悲しさ、怖れ…心の奥底に眠っているものが、かいじゅうの島でのマックスの冒険を通して描かれていく。アメリカで毎年恒例で行われるホワイトハウスのイースター・イベント「イースターエッグロール」で、オバマ大統領が招かれた子供とその親たちは約3万人を前に、この原作絵本の読み聞かせを行うなど、生誕地アメリカでも不朽の名作として愛されている本作。今年のイベントの様子は、YouTubeなどで世界中へ動画配信をされ、大きな話題を呼んだ。センダック氏本人から直々に監督として白羽の矢を立てられたスパイク・ジョーンズは、ビョークやケミカル・ブラザーズなど数々のアーティストのミュージック・ビデオや『マルコヴィッチの穴』(’99)などで独特の映像世界を表現してきた世界屈指の映像派監督の一人。そのビジュアルセンスで、世界一有名な、こわくて愛くるしいかいじゅうたちの世界をどのように映像化させるのか、注目が集まる。『かいじゅうたちのいるところ』は2010年1月、全国にて公開。■関連作品:かいじゅうたちのいるところ 2010年1月、全国にて公開© 2009 Warner Bros. Entertainment Inc.
2009年07月21日若い世代の絶大な支持を集める佐々木希を主演に迎え、記録的なアクセスを誇る人気ケータイ小説を映画化した『天使の恋』。先日、佐々木さんの制服姿が公開されるなど徐々にその全容が明らかになってきているが、このほど、映画のキーパーソンで、佐々木さん演じる女子高生の理央と恋に落ちる光輝を谷原章介が演じることが発表された。谷原さんが演じる光輝は、35歳のサエない大学講師。自らが背負っているある悲しい運命のせいで極力、他人と関わることを避けて生きていたが、大胆不敵で図々しく、それでいて繊細で、真っ直ぐに自分をぶつけてくる理央に出会い、次第に彼女に惹かれていく。谷原さんは役作りのために、炭水化物を一切取らず、さらに大好きなビールを1日1本に控え、5キロも減量していつもよりもシャープな状態でクランクイン。髪もボサボサで普段とは全く異なる雰囲気を醸し出していた。ちなみに、谷原さんと佐々木さんの2人は、谷原さんの主演作で佐々木さんの映画デビュー作である『ハンサム★スーツ』ですでに共演経験がある。このときは、佐々木さんは若手の人気モデルの役で、谷原さん扮する、ブサイクからハンサムに変身したモテモテ男にメロメロ、という間柄だった。今回は、シリアスな関係の2人。初日の撮影では、いきなり理央と光輝のキスシーンも!「緊張する」と照れる佐々木さんを谷原さんが「大丈夫!気楽にやろう」とリードする一幕も見られた。谷原さんは、佐々木さんが役柄をつかみやすいように、クランクイン前の準備期間にも佐々木さんの元を訪れ、空気感を共有するなど、初主演の佐々木さんをかなり気遣っている様子。また、現場では7月8日で37歳を迎えた谷原さんのために、サプライズ・パーティも行われたという。果たして2人がたどる愛の結末は――。『天使の恋』は8月上旬にクランクアップを予定。公開は今秋、全国にて。■関連作品:ハンサム★スーツ 2008年11月1日より渋谷シネクイントほか全国にて公開© 2008「ハンサム★スーツ」製作委員会天使の恋 2009年、全国にて公開■関連記事:『天使の恋』主要キャスト陣発表!うれし恥ずかし?5人揃って制服姿も披露大人気ケータイ小説「天使の恋」が佐々木希主演で映画化!キュートな制服姿が公開谷原章介、佐田真由美、山本裕典らが監督の恥エピソードを暴露!英監督「威厳が…」“コメディアン”谷原章介と“俳優”塚地武雅が明かす『ハンサム★スーツ』一番のハンサムは誰だ!?谷原&塚地に北川景子、佐田真由美からキスのご褒美!
2009年07月21日19日、ニューヨークのラジオシティ・ミュージック・ホールで、南アフリカの人種隔離政策(アパルトヘイト)と戦い、同政策を撤廃に導いた後、大統領を務めたネルソン・マンデラ氏の91歳の誕生日を祝うコンサートが開催され、カーラ・ブルーニがニコラ・サルコジ仏大統領夫人となって以来、初めて公の場で歌声を披露した。カーラにとって初のアメリカでのパフォーマンスともなったこの日のステージは、ユーリズミックスのデイヴ・スチュアートとペアを組んでの登場。ギターを抱えた2人はボブ・ディランの「風に吹かれて」など数曲を歌った。ゆったりとリラックスした演奏で、自身のオリジナル・ソングについて「踊れる曲じゃないけれど、夢を見るにはいい曲です」と語ったカーラ。サルコジ大統領は客席から拍手を送っていた。ソウル・ミュージックの大御所のアレサ・フランクリンやアリシア・キーズ、シンディ・ローパー、アフリカのアーティストも多数参加。映画界からは、今年12月に全米公開予定のクリント・イーストウッド監督最新作『Invictus』(原題)でネルソン・マンデラを演じるモーガン・フリーマン、フォレスト・ウィッテカーらが駆けつけた。マンデラ氏は1999年、大統領の任期満了を機に政治家を引退。昨年、ロンドンのハイド・パークで開催されたバースデイ記念コンサートには姿を見せたが、現在は医師から海外渡航を止められているため、この日はビデオレターでの参加となった。(text:Yuki Tominaga)結婚以来、初めて公の場で歌声を披露したカーラ・ブルーニ。© AFLO
2009年07月21日数々のヒット映画を手がけてきたフジテレビが、開局50周年記念プロジェクトとして贈るサスペンス超大作『アマルフィ 女神の報酬』。日本映画では初となる全編イタリアロケを敢行したことで注目を集める本作が7月18日(土)に遂に公開初日を迎えた。初回上映後の舞台挨拶には、西谷弘監督と主演の織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市、佐野史郎、大塚寧々、伊藤淳史ら豪華出演陣が総集結し、大盛況のスタートを切った。先日のローマ上映から凱旋を果たし、織田さんはホッとした表情で「映画『アマルフィ』はいかがでしたか?また観たいですか?」と呼びかけると、会場からは大歓声と拍手が沸いた。代表作『踊る大捜査線』シリーズの熱血漢・“青”島役から一転、今回演じたクールな外交官・“黒”田について「最初は監督にとにかくダメ出しをされてくじけそうになりましたが、やっていくうちに黒田の謎めいた魅力に惹かれていって、いまはすぐにでもまたやりたいです」と愛着を語る織田さん。司会から続編の可能性を聞かれると「やりたいのですが、この映画がヒットすれば…」とまんざらでない様子。そして観客に向けて「別の登場人物の気持ちになりきってみると、違った感動があると思うので、この3連休にもう一度観にきてください」と作品をアピールした。一方、「パート2が出来ても多分、出れない…」とネタバレぎりぎりの挨拶で笑いを誘ったのは佐藤さん。海岸にそびえるアマルフィでは、クルーザーで移動する住民の暮らしに感動したらしく、「『道路からなんか行かないよ、我々は』みたいな。これがアマルフィかと」と語り、終始会場を沸かせた。また、キャスト陣の口からは、ここぞとばかりに西谷監督による過酷な撮影に対する苦情(?)が続出。織田さんと共にスペイン広場の階段を駆け上るシーンを20回もやり直したという天海さんは、「私があまり疲れてない顔をしていたので、何度も走らせて下さったんですよね?あれでも疲れてたんですけど…」とポツリ、宝塚経験から「(階段を)下りるのは得意なんですけどね!」と主張し、沸かせた。戸田さんもイタリア語の台詞には苦戦したそうで、「現場で台詞が倍以上になっていたのですが、全部カットされてました(笑)。DVDのメイキング映像(に入ることを)を強く希望します」とアピール。さらに織田さんから「リアルに疲れた顔になった」と明かされると、さすがに妥協知らずの西谷監督も「あんまり言われると、仕事が無くなっちゃうから止めてください」と参った表情で懇願した。これとは対照的に、イタリアロケで“旅行気分”を満喫した様子を見せたのは、黒田を囲む日本大使館組。年末年始を現地で過ごした大塚さんは「ヨーロッパでのカウントダウンは初めてでしたが、みんなと一緒に屋上で花火を満喫して、いい年明けでした」とふり返った。佐野さんも「オフの日は列車に乗って田舎に行って趣味の写真を撮ったりしてました。すみません」とと申し訳なさそうに笑顔でコメント。織田さんの大ファンだという伊藤さんは、「この映画に出ることが決まったときからすごく嬉しくて緊張してました。イタリアで初めてお会いしたときは、イタリアの空気の中にいる織田さんに感激して、それだけで幸せでした」と伝えると、織田さんは照れくさそうに軽くおじぎをした。最後に、一同はグラスワインを持ち、織田さんのイタリア語による「サルーテ(Salute)!」という合図で、乾杯が交わされ、興奮冷めやらぬままイベントは幕を閉じた。『アマルフィ 女神の報酬』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:アマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:無謀な世界遺産ロケで勝負!ハリウッドに待ったかける『アマルフィ 女神の報酬』織田裕二、スペイン広場で車にひかれた?佐藤浩市は作品の重大な秘密を暴露!“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?
2009年07月20日サイレントからトーキー、モノクロからカラーへと、時代と共に進化を続けてきた映画界に新たなムーブメントが到来!劇場の大スクリーンでもっと臨場感ある映画を満喫したい――。そんな消費者の願いに訴求すべく、ドリームワークス・アニメーションが先陣を切って送りだした、本格3Dアニメ『モンスターVSエイリアン』が7月11日(土)より日本でも公開されている。全米では、公開劇場4,104館のうち3D上映劇場が1,550館を占め、興収的にも3Dの割合が全体の半分以上を占めるヒットを記録した本作。それでは、日本ではどこまでこの新スタイルが受け入れられているのか?3D上映を実施中の劇場最大手のTOHOシネマズららぽーと横浜での反響を検証してみた。早速、3D映画を観終えた親子の観客に感想を尋ねると、「すごい迫力で怖いくらい。また観たい」(9歳・女の子)、「まるで自分がスクリーンの中に入り込んでいるかのよう」(32歳・母親)とその世界観に驚きの声が挙がった。また、同館の小林支配人の話によれば、いち早く本作を鑑賞した劇場スタッフの間では「遊園地のアトラクション感覚になった」との声が多く、常連客からも「両方上映しているなら、多少高い料金を払っても3Dで観るね」との声も届いているとか。たしかに、通常の2D作品と比べて高く設定されている料金形態に、まだ一般客が慣れていないという懸念点もあるが、配給元のデータによれば、3D上映館は全体の約3割の135スクリーンでの上映に対して、公開2日間の興行収入において3Dが60%強を占めているとのこと。小林支配人も、本作を始めとした娯楽性の高い3D作品が、家族連れを中心に劇場への動員の起爆剤になることへの期待感を見せている。「一番重要なことは、3Dは映画館へ行くことの意味を大きな形で再活性できる点」――。これはドリームワークスの最高責任者、ジェフリー・カッツェンバーグ氏の言葉だが、テレビやブルーレイが高性能化し、家庭での視聴体験がしやすくなってきているいまだからこそ、“映画館で映画を観る”ことの楽しさを改めて喚起する、この3Dムーブメント。映画館の年間入場者数が1億6,000万人前後と、頭打ちの市場の切り札として、今後も注目を集めそうだ。とにかく体験しないと分からない、3Dの魅力。これからの3連休にぜひ家族、友人を誘ってその迫力を体験してみては?『モンスターVSエイリアン』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:モンスターVSエイリアン 2009年7月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 DreamWorks Animation L.L.C■関連記事:ベッキー&日村がめでたくゴールイン?ノリノリ結婚会見風ステージで息ぴったり3Dのスゴさを実体験!アニメとは思えぬ迫力に圧倒『モンスターVSエイリアン』あの人気キャラを演じたバナナマン日村の独占映像到着意外なクイズ結果に…反応は?ブサイクでラッキー?バナナマン日村「ベッキーは俺たちモンスターにも優しい」と自虐『モンスターVSエイリアン』全国30の名所とコラボ!巨大スーザンが各地で記念撮影
2009年07月17日日本に暮らす多くの人にとって、この季節は一年で最も空を見上げる季節ではないですか?「ああ、また降ってる」「ひと雨きそうだな」「今日は久々に晴天だ!」「もうすぐ梅雨明けかな…」など。しかも、来る7月22日(水)は、日本では46年ぶりとなる皆既日食が。ひと際、空を見上げる機会が増えそうです。さて、空といえば鳥。この鳥にフォーカスし、なおかつ、知られざる地球、自然のミステリーに思いを馳せた素敵な作品が登場しました。『ディズニーネイチャー/フランミンゴに隠された地球の秘密』は、生き物と自然の不思議、神秘に満ちたドラマを、世界最高のフィルムメーカーによって映画化する自然ドキュメンタリーの新レーベル、ディズニーネイチャーの第一弾。生前、ウォルト・ディズニーが自然のドラマに魅了され、多くの自然ドキュメンタリー映画を熱心に製作していたことから、その精神を継承するレーベルが誕生することになったのです。後押しのきっかけとなったのが、大ヒット映画『皇帝ペンギン』の共同製作。あちらの“鳥映画”は白の世界でしたが、今回のフラミンゴ界は赤の世界です。壮大な生命の物語は、まずフラミンゴの赤の秘密からスタートします。フランミンゴの赤は、エサである藻類や動物プランクトンに含まれるカロチンによるそう。アフリカのリフト・バレーにあるナトロン湖は、ソーダ塩の強い毒性を持ち、ほとんどの生き物が生息できない湖。ところが、毎年数週間、雨が降る季節になると、水中の微生物が繁殖。この湖特有の赤とオレンジ色の湖に姿を変え、まるで炎の湖のようになるのです。すると、本能で機を悟ったフラミンゴたちが数百キロ、数千キロの道のりを繁殖のために飛来。その数およそ10万羽。圧巻です。ただし、そのときの羽や体は、お世辞にも綺麗と言えないうす茶けた色。この時期だけ育つプランクトンの色素を取り込んで、紅い美しい色に染まっていくのです(動物園のフランミンゴは、色素の入ったエサを食べているそうですよ)。その変身を待っていたかのように行われるのが、求愛ダンス。フラメンコの語源となったという彼らの優雅なダンスで、これをきっかけにカップルが一組、また一組と生まれ、新しい命を生み、育み、そして死んでいくのです。炎の湖に飛来し、そこで紅く姿を変え、子を産み育てる。そんなフラミンゴが、フェニックス伝説のモデルとなったとされていることをご存知ですか?永遠の命を持つとされるフェニックスは、燃える火の中に自ら飛び込んで灰となり、そこから甦るとされています。ちょうど、手塚治虫の「火の鳥」を読み返していたところだったので、なるほどことごとく符合するなと関心。手塚作品では、その血を飲んだ者はやはり永遠の命を得るとされていますが、実はそれにも由来が。親が雛に与える“フランミンゴミルク”は、親がエサを租借し吐き出す際に、喉の奥の組織が剥がれるため、それはそれは鮮やかな血の色をしています。まるで自らの血を絞るようにして、口移しで雛に真っ赤なミルクを与える姿は感動的。無表情だと思っていた鳥たちから、これほど豊かな表情を読み取れたのは、制作者たちの丁寧な取材の賜物です。美しい景色、華麗な鳥の生、雛たちの愛らしさ、そして天敵の衝撃的な攻撃シーンも含めて、地球、自然の壮大なドラマを見せてくれるこのドキュメンタリー。喜び、悲しみ、悔しさ、絶望、希望…など、生きていると感じる様々な思いが、1時間19分の間にぎゅっと凝縮された感じ。それを優しく促してくれるのが、ポエティックな映像と音楽。ただ真実を記録し提示するのではなく、真実の中にある生と死、誕生と再生というライフサイクルをストーリーとしてまとめ、観る者にその尊厳をしっかりと気づかせてくれるフィルムメーカーたちに拍手したい気分。もともと動物映画好きの私ですが、期待以上の美しさとドラマに、感激し涙してしまいました。日本の空を見上げてもフラミンゴは見えませんが、雀やカラスにだって、彼らなりの生と死、誕生と再生というライフサイクルのドラマがひっそりとではあっても存在するはず。本作を通して、そんなことに気づくようになれば、いつもより、もっと空を見上げたくなるはずですよ。(text:June Makiguchi)■関連作品:ディズニーネイチャー/フラミンゴに隠された地球の秘密 2009年8月28日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. AFRICAN CATS (原題)© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.HIDDEN BEAUTY (原題)© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.CHIMPANZEE (原題)© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:宮崎あおい、前世はフラミンゴ?ディズニー新レーベルの“大使”に就任宮崎あおいがディズニー新作ナレーション担当!大自然に生きるフラミンゴに思わず涙
2009年07月17日全編イタリアロケ──文字にしてしまうとなんだか容易いことのようにも受け取れるが、世界的観光名所が集約したローマと街全体が世界遺産のアマルフィを舞台にしている日本映画というのは、やはりどう考えても普通じゃない。そんな無謀とも言えるロケを敢行して出来上がったのが『アマルフィ 女神の報酬』だ。主人公は外交官・黒田康作。演じるのは、これまで数々のヒーロー像を演じてきた織田裕二。『躍る大捜査線』シリーズの青島刑事とは一味違う、大人の色気を放つ外交官役に挑み、新しい一面を披露している。また、脇を固めるキャストも豪華。旅行先のローマで娘を誘拐されてしまう母親役に天海祐希、彼女を支える商社マン役に佐藤浩市、そして黒田が赴任する日本大使館で働く外交官役は戸田恵梨香、佐野史郎、伊藤淳史という顔ぶれ。黒田の友人・フリーライターの佐伯役で福山雅治も登場する。主役を張れるキャストたちがこれだけ揃っているというのも見どころだが、驚くべきは世界の歌姫サラ・ブライトマンが本人役でキャスティングされていることだろう。クライマックスに用意されたコンサート・シーンは圧巻だ。ただ、美しい名所、豪華キャストという超大作の要素がどれだけ詰まっていても、ストーリーが面白くなくては映画ファンの心をつかむことはできない。だが、悔しいことにこの『アマルフィ 女神の報酬』の原作は「ホワイトアウト」で知られる真保裕一が、この企画のために書き下ろしたサスペンス。面白くないわけがないのだ。洋画慣れしている人でも満足のいく日本映画と言っても決して大袈裟ではない本作は、期待を裏切らない久々の超大作と言えるのではないだろうか。(text:Rie Shintani)■関連作品:アマルフィ 女神の報酬 2009年7月18日より全国東宝系にて公開© 2009 フジテレビジョン■関連記事:織田裕二、スペイン広場で車にひかれた?佐藤浩市は作品の重大な秘密を暴露!“青”から“黒”の織田裕ニへフジが総力上げる『アマルフィ』、シリーズ化なるか?
2009年07月17日映画版『ハリー・ポッター』の大きな魅力の一つ、それは誰も見たことのない映像世界。映画版で初めて「ハリポタ」の世界に触れるという観客にとってはもちろん、既に原作を読破し、ストーリーを知っているというファンにおいても、「あのシーンはどんな風に映像化されるのか?」と期待に胸膨らませながら劇場に足を運ぶのだ。2001年にシリーズ第1作が映画化されてから8年、まさに日進月歩とも言える映像の進化を新作ごとに取り入れ、観客を魅了してきたが、ついに第6作にして3Dバージョンが登場!“新次元”の映像とはなんぞや?ということで、早速劇場に行ってまいりました。「2009年は映画界に第3の革命が起きる」と宣言したのは、かのドリームワークス・アニメーションSKGの最高責任者、ジェフリー・カッツェンバーグ。2D(平面)から3D(立体)への移行こそが、彼の言うところの“革命”であり、その言葉通り、ここ日本にも続々と、3D作品が上陸している。そんな3Dの嵐の中、シリーズ第1作の製作当初から原作の「あの魔法の世界をどう映像化するのか?」と話題を呼び、かつその期待に応えてきた『ハリポタ』がついに3D化。なかなか感慨深いものが…。さて、映画館に入るとまず3D専用のメガネを手渡されるのだが、これが昔、何かの付録でついてきた、紙で出来た赤と青の3Dメガネのよう…とまでは言わないが、プラスチックで出来たオモチャのようなシロモノ(失礼!)。これで最新技術の粋を集めた3D映像を存分に堪能できるんか?といきなりやや心許ない気持ちに…。ちなみに、本作での3D映像は、冒頭の12分間のみとのこと。正直、あまり期待をせずに着席。ところがどっこい、始まってびっくり!というか物語が始まる前のワーナー・ブラザースのロゴ(WB)が立体化した時点でかなり驚愕。3Dと言うと、スクリーンからものや人が“飛び出す”というイメージですが、実際にこの3Dを見て感じるのは“奥行き”。感覚としては精緻きわまる演劇を宙に浮いた状態で少し上から眺めているような感じ。足首くらいまでズブリと映画の中の魔法の世界に入り込んでいるような…。圧巻は“死喰い人”たちによるロンドン襲撃のシーン。黒い煙となってロンドンの細い迷路のような路地を突き進んでいく場面は、2Dで見ても大迫力でスピード感がみなぎっているが、3Dでは乗り物酔いをするかと思うほどの臨場感あり。そして、ロンドンの新名所、曲線美が特徴のミレニアム橋が揺れて、揺れて、波打ちながら崩れ落ちていくシーンでは、思わず下に落ちないようにとイスのひじ掛けを握ってしまうほど。冒頭の12分が過ぎると、3Dの終了のサインがスクリーンに出てくるのだが、ちょっぴり…いや、かなり寂しい気持ちになりました。ぜひぜひ、最終章は全編を3Dで上映してほしい!字幕もボコッと浮き出ているのも見やすくてgood!国内では3館のみ、おまけにちょっぴり割高となるが、魔法の世界への入場料と思って体験してみても悪くないかも。※3D IMAX上映は109シネマズ川崎、109シネマズ菖蒲、109シネマズ箕面の3館にて。■関連作品:ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.ハリー・ポッターと死の秘宝(前編) 2010年冬、丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開ハリー・ポッターと死の秘宝(後編) 2011年夏、丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開■関連記事:あのハリーのライバル来日決定!『ハリー・ポッター』初日3億円突破で好スタート『ハリー・ポッター』プロデューサーが激白。シリーズを同じ俳優で続ける意味と成長少年から大人へ…男・ハリーの成長ぶりが随所に『ハリー・ポッターと謎のプリンス』エマ・ワトソン、突然の雨もなんの!しっとりセクシードレスで大人の魅力を見せるついに完成、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』ワールド・プレミアがロンドンで開催
2009年07月17日前作から2年ぶりとなる、大人気ファンタジーシリーズ第6弾『ハリー・ポッターと謎のプリンス』。7月15日(水)、日米同時公開という形で国内840スクリーンにて公開初日を迎え、初日の興行収入3億3,400万円を記録。水曜初日の日本新記録を樹立し、興行収入100億円突破に向けて好スタートを切った。2001年に公開された第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』では国内興収203億円という驚異的な数字を記録し、続く4作と合わせてのシリーズ合計興収が国内だけで715億円を突破。全世界興収で見ても、シリーズを通して若干の減少を見せつつも、前作の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』では第1章以来となる9億ドルを突破、見事な挽回を見せ、最終章に向けて期待が高まる。今回、全米では7月15日の午前0:01よりミッドナイトプレミア(深夜興行)が実施されたが、昨年公開の『ダークナイト』の1,800万ドルを上回2,220万ドルを記録し、全米新記録を樹立した。一方日本では、水曜公開というのは稀に見るケースだが、レディースデイということもあり、女性客を中心に動員を伸ばした様子。同じ水曜初日作品としては、2005年に公開された『宇宙戦争』の3億500万円という最高記録を更新した。公開1週間では25億円に達する見込みで、これから夏休みに突入することもあり学生を中心とした若い層の動員増も見込まれる。さらに、劇中、ホグワーツにおけるハリーのライバル、ドラコ・マルフォイを演じるトム・フェルトンが、本作のプロモーションのため、今月下旬に初来日の予定も。8月1日(土)に東京と名古屋の劇場で舞台挨拶を実施、同2日(日)には大阪の劇場で舞台挨拶を実施する予定。果たして、前作の記録を塗り替えることが出来るのか?『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.■関連記事:体感!ロンドン新名所グニャリ… 『ハリー・ポッター』3D版はナンボのもんか?『ハリー・ポッター』プロデューサーが激白。シリーズを同じ俳優で続ける意味と成長少年から大人へ…男・ハリーの成長ぶりが随所に『ハリー・ポッターと謎のプリンス』エマ・ワトソン、突然の雨もなんの!しっとりセクシードレスで大人の魅力を見せるついに完成、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』ワールド・プレミアがロンドンで開催
2009年07月17日公開後47日間で640万人を動員、洋画、邦画あわせて2009年に公開された映画の中で来場者数断トツの1位を突っ走る『ROOKIES -卒業-』。この大ヒットを記念して、7月16日(木)、先日、入籍を発表したばかりの佐藤隆太が福岡、大阪、名古屋、東京の4大都市を1日で回る舞台挨拶ツアーを敢行した。佐藤さんにとって結婚報告後、ファンの前に姿を現すのはこれが初めて。お台場のシネマメディアージュに佐藤さんが姿を見せると、客席からは大歓声と拍手と共に、あちこちから「おめでとう!」という声がわき起こり、中には手作りで「結婚おめでとう」と書かれたボードを掲げて祝福するファンの姿も見られた。佐藤さんは満面の笑みを浮かべ「正直、ドキドキしていましたが、みなさんに『おめでとう』と言っていただけて本当に嬉しいです。本当は、僕の方からみなさんに(『ROOKIES』の大ヒットについて)『ありがとうございます』と言わなくてはいけないところなのに…」と語り、何度も「ありがとうございます」と客席に向けて頭を下げた。この日は佐藤さん一人での挨拶となったが、ニコガクメンバーたちからは佐藤さん宛てにお祝いのメッセージが。エースの安仁屋役の市原さんからは「おめでとうございます!何があったって“すべては経験”、人生は前にしか進まないもので、これからは2人で悲しみや苦しみは半分に、楽しみや嬉しいことは倍に、いつまでも良きパートナーとして、笑い合える、2人で温かい家庭を。そして何より隆太くんの活躍と健康を祈ってます。俺は、隆太くんからいろいろなことを学びました。ありがとうございます。力不足だけど、何か合ったら力になりたいと思います。兄貴!!本当に、本当におめでとうございます!!BIG PEACE!!」という力強い祝福の声が届いた。キャプテンの御子柴を演じた小出恵介は「隆太くん、ご結婚おめでとうございます。また一つ、大きなものを背負い、でかい男になるんですね。いいなー。焼酎たまったらいつでもまた減らしに行きますよ!」と温かい祝福の言葉を贈った。この2人以外にもメンバーひとりひとりから佐藤さんにメッセージが届いており、佐藤さんは心から嬉しそうな表情。佐藤さんは、「ここにもみんなで来たかったんですが、あいつら、みんな人気者でとにかく忙しいんですよ。『僕らは行けないけど、支えてくださったみなさんに、隆ちゃんから僕らの分までありがとうとお伝えください』という言葉をあいつらから預かっています」と今度は佐藤さんが、メンバーから預かったメッセージを観客に届け、拍手がわき起こった。メンバーからのメッセージだけでも佐藤さんにとっては十分なサプライズだったようだが、この後、さらなる驚きが!佐藤さんに宛てて、本作の企画プロデュースを務めたTBSの石丸彰彦から直筆の手紙が届けられた。「親愛なる佐藤さんこのたびの逆転満塁ホームラン、本当におめでとうございます」という結婚への祝福の言葉で始まるその手紙には、2人の出会いから1年半にわたる“戦い”、『ROOKIES』への思い、そして今後への激励が綴られており、「この1年半、僕にとっては『ROOKIES』が夢であり、佐藤隆太が夢でした」という言葉に、佐藤さんは目を潤ませ、客席に背中を向けて天井を見上げた。そして声を詰まらせながら「ありがとうございます」という言葉をしぼり出した。舞台挨拶に関しては、映画公開後も幾度か行われてきたが、佐藤さん曰く「今回がおそらく最後」とのこと。だが、本作は夏休み中も公開が続けられることが決定しており、さらにヒットが続けばもう一度メンバー一同がそろうかも?『ROOKIES−卒業−』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ROOKIES−卒業− 2009年5月30日より全国東宝系にて公開© 2009 映画「ROOKIES」製作委員会■関連記事:まだまだ見納めは早い?ニコガクメンバー、あまりの仲良さに草野球チーム発足!『ターミネーター4』10億超スタート!梅雨真っ只中の興行戦線やいかに?ユニフォームも見納めニコガク野球部、涙と笑顔の「ゴー・ニコガク・ゴー!」で卒業ニコガクメンバーの男泣きあり!熱唱あり!『ROOKIES』完全燃焼の前夜祭『ROOKIES』総結集にファン卒倒寸前!最後はやっぱり「ゴーニコガクゴー!」
2009年07月17日1865年に出版され、およそ1世紀半にもわたり世界中の読者を魅了してきた、ルイス・キャロルの傑作ファンタジー小説「不思議な国のアリス」。奇妙なキャラクターたちが暮らすファンタジー・ワールドに迷い込んでしまった、永遠のヒロイン・アリスの“新たなる冒険”を、鬼才ティム・バートンとジョニー・デップの黄金コンビが実写化にこぎつけた。このたび、来年の公開に先駆けて、この『アリス・イン・ワンダーランド』の注目のビジュアルが解禁になった!続編「鏡の国のアリス」と併せて、その鮮烈なイマジネーションでその後のあらゆるカルチャーに影響を与え、クリエイターたちを刺激し続けてきた原作だが、独特のビターでスパイスの効いたファンタジー・ワールドを生み出し続けるバートン監督もまた、このファンタジーに影響を受けた一人。本作は長年にわたり彼が映画化を切望し、ついに実現した渾身の企画。今回バートン監督は、実写映像とモーション・キャプチャーを融合させ、魅惑的な映像世界を作り出す。そのほとんどが原作の有名キャラクターを踏襲しているという本作の登場人物たち。中でも注目を集めるのが、『シザー・ハンズ』、『チャーリーとチョコレート工場』などに続きバートン監督と7度目のタッグとなるジョニーが演じる“帽子屋”だ。原作でも強烈な印象を放ちつつもワンポイント・リリーフ的な存在だったが、映画ではストーリーの鍵を握る重要な存在となる。また、少女・アリスを演じるのは、オーストリアの新進女優のミア・ワシコウスカ。ほかにも独裁者である“赤の女王役”に、バートン監督のパートナーでもあるヘレナ・ボナム=カーター、その妹で慈悲深い“白の女王役”にアン・ハサウェイなど豪華女優陣の競演も見どころとなっている。果たして、ティム・バートン版「アリス」ではどんな世界が展開されるのか?ファンならずとも期待が高まる。『アリス・イン・ワンダーランド』は、2010年3月5日より全米公開されたのち、4月17日(土)より日本公開。ディズニー デジタル3D版も同時公開される。■関連作品:アリス・イン・ワンダーランド 2010年4月17日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.■関連記事:【ハリウッドより愛をこめて】『トワイライト』カップル、やっぱり私生活でも交際中?
2009年07月17日中谷美紀と大森南朋を主演に迎え、江國香織の人気小説を映画化した『スイートリトルライズ』が無事、クランクアップを迎えた。先日のクランクアップ直前に、撮影現場に潜入!さらにこのほど、映画の新たな場面写真も到着。嘘と秘密を積み重ねつつ、共に歩む夫婦を演じた中谷さん、大森さんの姿が初めて公開された。撮影も佳境に差し掛かった6月中旬、訪れたのは主人公の瑠璃子(中谷さん)と聡(大森さん)が住むマンション。東京・五反田にある6階建てのマンションをビルごと借り切って撮影は行われていた。2人が住む岩本家の一室は、外観の古ぼけた感じからは全く想像つかないほど見事なセットが組まれていた。瑠璃子のテディベア作業机のあるリビングとキッチンがつながるダイニング。十数体のテディベアが並べられた2人の寝室に1人閉じこもりゲームを楽しむ聡の部屋。淡いブルーやグリーンを配色した部屋にはアンティーク調の家具が並べられ、テディベア作家の瑠璃子らしいハンドメイドの趣あるセットが美術・装飾の手によってゼロから作り上げられていた。この日、撮影が行われていたのは瑠璃子と聡の朝食のシーン。瑠璃子が食卓に差し出したポーチドエッグを見て「これが食べたいとずっと思ってたんだ」と言う聡に対して「私たち、気持ちがちゃんとつながっているのね」と返す瑠璃子。一見、何気ない会話のように見えて、静かな朝の風景に2人の間の微妙な緊張感が感じとれるシーンだ。中でも鍵となるのは「一緒に眠って一緒に起きて、どこかに出かけてもまた同じ場所に帰るってこと。大切なのはそのことだと思う」という瑠璃子の孤独が見え隠れする意味深なセリフ。ちなみに本作にはこれ以外にも、「恋をしているの。本当は夫だけを愛していたいのに」、「人は守りたいものに嘘をつくの。あるいは守ろうとするものに」など、原作そのままのセリフが度々登場し、江國香織の繊細で美しい世界観が映画で表現されている。監督を務めるのは『ストロベリーショートケイクス』の独特な空気感が印象的だった矢崎仁司。本作でもまた、夫婦の間の距離感をどう映像として表現するのかに期待と注目が集まる。監督の細部に至るまでのただならぬこだわりは、撮影現場を見れば容易に見てとれる。そして、中谷美紀と大森南朋こそが、そんな彼の要求に応えうる役者なのである。監督は2人について、こう語ってくれた。「中谷さんは、初めて会ったときに『瑠璃子だ』と直感しました。中谷さんが醸し出す“品”のようなものが『瑠璃子に会えた』と思わせたのだと思います。大森さんについては、彼の持つ静けさ、他人と一線を画す距離感みたいなものが、聡の孤独と重なると感じました。孤独をまとっているこの2人の夫婦を見てみたいと思いました」。『スイートリトルライズ』は今秋の完成を目指しており、公開は2010年を予定。まさに現在編集中という段階にあり、これまで、ほとんど写真も明かされていなかったが、このたび、シネマカフェが写真を独占入手。岩本家のベランダで瑠璃子が遠くを見つめ、聡がその姿を優しく見つめるシーン(写真上)のほか、2人の朝食シーンなど、合わせて4枚の写真が到着、シネマカフェ内の『スイートリトルライズ』特集にて公開中。特集『スイートリトルライズ』撮影現場フォトアルバム■関連作品:スイートリトルライズ 2010年公開予定© 2009 江國香織/「スイートリトルライズ」製作委員会■関連記事:中谷美紀×大森南朋が夫婦役に!江國香織原作『スイートリトルライズ』が映画化
2009年07月17日ロサンゼルス市警察が、15日に発生したオーランド・ブルーム宅の窃盗事件を捜査中だと発表した。警察の発表によると、ハリウッド・ヒルズにあるオーランドの自宅から通報を受けたのは15日午後。オーランドの親戚の1人が「空き巣に入られた」と通報してきたという。犯行は前夜に行われた模様で、犯人は窓から侵入を図ったようだ。オーランドは当時、ニューヨークに滞在していて不在だった。被害の規模について警察は明らかにしなかったが、アメリカのゴシップ・サイト「TMZ」によると、被害額はおよそ50万ドル。宝飾品と非常に高価な腕時計2つが盗まれたという。当局は「典型的な窃盗事件ではない」という見解を示しているそうだが、それが内部の犯行を示すものかどうかは不明。指紋採取も行ったが、いまのところ容疑者は浮上していない。(text:Yuki Tominaga)写真は6月、オーストラリアを訪れた際のオーランド。© AFLO■関連作品:ニューヨーク、アイラブユー 2009年、シャンテ シネほか全国にて公開■関連記事:スカーレット・ヨハンソン、ドルチェ&ガッバーナの顔でミラノ・コレクションに登場
2009年07月17日“働くオトナの女ヒロイン”にスポットを当ててきましたが、最後は演じる主演女優たちをフィーチャー。TVドラマのヒロインとして撮影に励む彼女たちもまた、“働くオトナの女”なのです。まず、「プライベート・プラクティス」のアディソンことケイト・ウォルシュをご紹介。現在41歳のケイトは、ご存知のように「グレイズ・アナトミー」で大ブレイク。それ以前は映画に舞台に幅広く活動してきたものの、世界的に知られる存在ではありませんでした。また、モデル時代は日本を拠点にしていたことも。「グレアナ」シーズン1の最終話に颯爽と登場し、その長身美女っぷりで場をさらったアディソンですから、演じるケイトのモデル経験にも納得です。ちなみに、母親はイタリア系で、父親はアイルランド系。「グレアナ」内では、主人公のメレディスが恋敵にあたるアディソンを、憎さ半分、羨望半分で「あのイザベラ・ロッセリーニ風め」とイタリアを代表する美人女優に例えたこともあります。「グレアナ」人気でスターとなり、スピンオフの主演を務めるまでに至ったケイトですが、ゴシップ・ウォッチャーたちの注目を集めたのは、20世紀フォックスのプロダクション部共同社長アレックス・ヤングとのゴージャス婚&スピード破局。「グレアナ」キャストたちも見守る中、超リッチなお相手と2007年9月に挙式したものの、昨年末に離婚を申請。「プライベート・プラクティス」の全米放送開始と結婚が同時期だったことから、公私共々順風満帆!と言われていたのですが、アディソンさながら、第2の人生に向けて出発!?となりました。アディソンのロマンスも気になるところですが、ケイトの今後にも注目です。では、「クローザー」のブレンダことキーラ・セジウィック、43歳はと言うと、こちらはいまさら説明する必要もないほどの有名スター。「ダメージ」のグレン・クローズ、「セービング・グレイス」のホリー・ハンターら共々、映画とTVドラマの垣根を取り払い、TVドラマの世界に新風を吹き込んだベテラン映画女優のひとりです。結婚して20年以上になる俳優のケヴィン・ベーコンとは現在もラブラブ。ケヴィンは「クローザー」のエピソード監督もたびたび務めています。シリーズ開始後まもなく、FBI捜査官のフリッツと(一応)安定したラブラブ関係を築くようになったブレンダとキーラ、まだまだ波乱の恋愛模様が描かれそうな「プライベート・プラクティス」のアディソンとケイト…。だいぶこじつけではありますが、出演作と実生活がほんのりリンクしている感も?いずれにせよ、“働くオトナの女”たちからまだまだ目が離せません。(text:Hikaru Watanabe)「プライベート・プラクティス:LA診療所」シーズン1DVDレンタル中「プライベート・プラクティス:LA診療所」シーズン1 DVD COMPLETE BOX価格:7,350円(税込)発売中公式サイト:「グレイズ・アナトミー」シーズン4DVDレンタル中「グレイズ・アナトミー シーズン4 DVD COMPLETE BOX」価格:15,750円(税込)発売中公式サイト:発売元:ともにウォルト ディズニー スタジオ ホーム エンターテイメント© ABC Studios.「クローザー <サード・シーズン> コレクターズ・ボックス」(6枚組)発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ価格:15,750円(税込)発売中公式サイト: 2009 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.■関連作品:プライベート・プラクティス:LA診療所 [海外TVドラマ]© ABC Studios.クローザー [海外TVドラマ]■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.110熟女ヒロインドラマ対決!〜第2ラウンド〜シネマカフェ的海外ドラマvol.109熟女ヒロインドラマ対決!〜第1ラウンド〜シネマカフェ的海外ドラマvol.100医療ドラマ番付に見る「Dr.HOUSE」キアヌ・リーヴス、セレブNo.1レーサーに!
2009年07月16日事件現場の清掃業という怪しげな仕事をきっかけに、どん底だった人生を再生させていく姉妹の奮闘を描く『サンシャイン・クリーニング』と、父親の葬式で顔を合わせた兄弟とその親族がユーモラスな騒動を繰り広げる『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』。ほろ苦いストーリーをユーモアとハートウォーミングな感動でコーティングした2作が公開。その両方で見つめられているのが、どこにでもあるリアルな家族の姿だ。エイミー・アダムスとエミリー・ブラントという、旬の実力派女優ふたりの共演も話題の『サンシャイン・クリーニング』は、日常を好転させられない姉妹が主人公。エイミー演じる姉は8歳の息子を抱える30代半ばのシングルマザー。ハイスクール時代は学園の人気者だったが、元恋人との不倫関係を清算できない上、低賃金の仕事をこなす毎日を送っている。かたやエミリー演じる妹も、バイトをクビになる日々の繰り返し。そんなどん底姉妹が、ひょんなことから犯罪現場の清掃業を始めることになる。同じ製作チームが手がけた『リトル・ミス・サンシャイン』と同様、描かれるのはダメダメ人生にもがく普通の人々。日々の奮闘の中で芽生える悲しみ、苦しみ、おかしみを、ブラックな清掃業を媒介に、自分たちの人生をもクリーニングしていく姉妹に見出している。一方、『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』では、よりダイレクトな形で人生が語られる。中心にあるのは、ある秘密を抱えたまま死去した父親の遺体。人生の再生とは対極にある“死”を据えながら、式を取り仕切る生真面目な長男、作家として成功した身勝手な次男、夫の死で不安定になる母、さらには様々な思惑と共に参列した親族たちのドラマがコミカルに綴られていく。また、式には亡き父の秘密に関わっているらしき謎の男の姿もあり…。本来なら厳かに扱われるべき題材をセックスあり、ドラッグありといったタブー満載のドタバタ騒動と共に描きながらも、集った各々の力強い再生群像劇に着地させた展開が爽快だ。興味深いのは、それぞれ家族の姿を描きながら、中でも兄弟姉妹の関係に焦点を当てている点。『サンシャイン・クリーニング』の主人公が姉妹であるのはもちろん、『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』でも心のすれ違った兄弟のちょっとした愛憎が浮かび上がってくる。しかも、自分本位の妹弟に対し、神経質なまでに不満を抱える姉兄の図も一緒。たとえどんなに分かり合えなくとも、些細なきっかけで笑い飛ばせるほどの絆があり、温かい気持ちにさせてくれるのが家族、そして兄弟姉妹の関係だということかもしれない。(text:Hikaru Watanabe)■関連作品:サンシャイン・クリーニング 2009年7月11日より渋谷シネクイント、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©2008 Big Beach LLC.リトル・ミス・サンシャイン 2006年12月23日よりシネクイントほかにて公開TM & ©2006 Twentieth Centry Fox. All rights reserved.ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式 2009年8月1日よりシネマート六本木ほか全国にて公開©2006 Sidney Kimmel Entertainment,LLC.All Rights Reserved.■関連記事:イギリス発!笑い満載の『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』予告編が到着はんにゃ金田は“ダメ女”がお好み?清掃員コスチュームで金田節炸裂!キャメロン・ディアスが新作でスキンヘッド姿に気になる話題作が集まる「ショーウエスト2008」で、スター勢ぞろいの授賞式が開催オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストンとの共演作でスクリーンに復帰
2009年07月16日筒井康隆の原作に斬新な脚色を加え、「アニメの枠を超えた」とまで言われるほど高い評価を得た『時をかける少女』の細田守監督の最新作『サマーウォーズ』。神木隆之介に桜庭ななみ、谷村美月など旬の若手俳優陣を声優に迎え、注目を集める本作が、8月5日(現地時間)よりスイスで開催されるロカルノ国際映画祭のコンペティション部門に出品されることが正式に決まった。カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの3大国際映画祭に次ぐ権威ある国際映画祭といわれるロカルノ国際映画祭。1946年より始まり、邦画では1970年には実相寺昭雄監督の『無常』が、そして近年では小林政弘監督の『バッシング』がそれぞれ、最高賞に当たる「金豹賞」を獲得しているが、日本のアニメーション作品がコンペティション部門に選出されるのは、今回が初めてとなる(邦画以外では2004年に香港の『マクダルパイナップルパン王子』が出品)。細田監督は「とても嬉しく思います」と短いながらも喜びのコメントを寄せた。主人公の健二の声を担当した神木さんは「ノミネートおめでとうございます。このような作品に参加することができて役者として光栄です。これをきっかけに世界中の人々に観ていただければと思います」と喜びを語ると共に、「監督、しまっていこう!」と、現地入りする細田監督に激励のメッセ−ジを贈った。『時をかける少女』はシッチェス・カタロニア国際映画祭のアニメーション部門最優秀長編作品賞を始め、国内外で22の賞を受賞したが、今回はそれを上回るか?まずはロカルノでの受賞に期待がかかる。『サマーウォーズ』は8月1日(土)より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開。■関連作品:サマーウォーズ 2009年8月1日より新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7ほか全国にて公開© 2009 SUMMER WARS FILM PARTNERS■関連記事:神木隆之介が先輩いじり?桜庭ななみを「“ななみ先輩”は天然で癒やしキャラです」細田守監督最新作『サマーウォーズ』試写会に25組50名様をご招待山下達郎、34年目にしてアニメ映画主題歌に初挑戦大きく普遍の愛を歌う神木隆之介、谷村美月、桜庭ななみ、仲里依紗が東京アニメフェアに浴衣で揃い踏み15歳の神木隆之介、『時をかける少女』監督最新作で等身大の高校生役に抜擢
2009年07月16日60〜70年代、『明日に向って撃て』や『スティング』などに主演し、最もセクシーなハリウッド・スターの名を欲しいままにし、その後は監督としてオスカー受賞、サンダンス映画祭の主催と華々しい活躍をしてきたロバート・レッドフォードが72歳にして再婚したことが明らかになった。お相手は10年以上前から交際していたドイツ人の画家、ジビレ・ツァガース。レッドフォードより20歳年下で、2人の交際は1996年から始まった。共に再婚である2人は11日、ジビレの故郷であるドイツ・ハンブルグの五つ星ホテルで挙式。家族や友人ら約30人が出席したという。地元の新聞「ハンブルガー・アーベントブラット」紙によると、レッドフォードは白のスーツ、ジビレはシャンパン・カラーのドレス姿だったとのこと。1万ユーロの使用料を提示し、一面に掲載することも検討中だという。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO
2009年07月16日手塚治虫の代表作の中の代表作「鉄腕アトム」が海を越え、本格的フルCG技術を駆使し、新たに生まれ変わった。今秋、日本でも公開を迎える『ATOM』。世代を超えて愛される国民的ヒーロー、アトムが映画でATOMとしてどのような変貌を遂げているのか注目が集まるが、本作の新たなキー画像が解禁となった。これまでに日本国内で解禁されたビジュアル画像では、体にコードを巻きつけて吊るされ、影に隠れて表情の見えなかったアトムだが、今回解禁となった1枚では、目をつぶったままとは言え、その顔がはっきりとお目見え!また、アトムの生みの親であるテンマ博士と育ての親、お茶の水博士の原作よりもややシャープな印象を与える姿も明らかとなった。さらに、現在本作の公式サイトでは、公開に先駆けて7月13日(月)より、眠ったままのATOMを呼び起こす「10万馬力キャンペーン」がスタート。画面中央で吊るされ眠ったATOMに、1クリックにつき1馬力のエネルギーを注入できる仕組みになっているが、スタートしてから間もなくアクセスが集中し、早くも10万をはるかに超える馬力に達成するほどの人気ぶり。今後、こちらのATOMは7月22日(水)には目を覚まし、何らかの変化を見せるというが、果たしてどのような姿を見せてくれるのか――?徐々にその全貌が明らかになってきた本作。全米の配給元サミットによれば、メジャー級の公開規模を予定、世界50か国以上での上映を目指しているほか、日本語版でも豪華メンバーを声優キャストとして配する予定だとという。『ATOM』は今秋、全国にて公開。『ATOM』公式サイト■関連作品:ATOM 2009年秋、全国にて公開© 2009 Imagi Crystal LimitedOriginal Manga © Tezuka Productions Co., Ltd.■関連記事:ドラゴンボール以上の賛否必至?生まれ変わったハリウッド版“アトム”一部画像到着
2009年07月15日7月14日(現地時間)、フランス革命の記念日に沸くパリから衝撃のニュースが!あらゆる物質に浸食し、破壊してしまう新型のウイルス“ナノマイト”の大増殖により、何とパリの象徴とも言うべきエッフェル塔が崩壊。当局は、この前代未聞の大事件の裏に国際的なテロ組織の関与があったことを示唆、「フランスの9.11」との見出しで全世界に配信され、人々を震撼させ…。と、これは実は映画の話で、8月7日(金)に公開を迎える『G.I.ジョー』の中の一幕。国際機密チーム“G.I.ジョー”と、世界最悪のテロ組織“コブラ”が世界中を舞台にありとあらゆるものを巻き込みながら激しい戦いを展開するのだが、彼らが血眼になって手に入れようとしているものこそが、冒頭で紹介したナノマイト。人体に入り込むと、神経が麻痺して痛みを感じなくなり、感情さえもなくしてしまうという信じられない特性を持ち、さらには金属だろうが、木材だろうが、あらゆる物質を触れた瞬間に侵食し、跡形もなく破壊してしまうという21世紀最悪のウイルス、とされている。元々はガンの特効薬として開発されたはずが“コブラ”によって持ち出され、彼らの世界征服の野望の重要な武器と化しているのだ。ちなみに、先日公開された特別映像を見ていただければ分かるが、パリ崩壊をもたらしたのは、コブラのエージェントの一人、ストーム・シャドー。演じるは本作でハリウッド進出を果たしたイ・ビョンホン。数年前に発売されたビョンホンの写真集のタイトルは「パリイ」。エッフェル塔やセーヌ河など、パリを象徴する風景の中に佇むビョンホンの姿が映し出されていたが、まさかその彼がこんな所業を…。実際にナノマイトのようなウイルスが開発されたら、と考えるとゾッとするが、つい先日、新型のインフルエンザの猛威が日本はおろか世界中を恐怖に陥れたばかり。安穏と構えていると、ひょっとしたら近い将来、ありうる話かも?そんな脅威にどう対応するか?まずは映画をチェック!『G.I.ジョー』は8月7日(金)より日米同時公開。『G.I.ジョー』特別映像■関連作品:G.I.ジョー 2009年8月7日より丸の内ルーブルほか全国にて公開©2009 by Paramount Pictures■関連記事:この夏、最強のアクション『G.I.ジョー』衝撃映像到着!ビョンホン暴走でパリが…ビョンホンほか豪華キャスト登場!『G.I.ジョー』ジャパン・プレミアに5組10名様をご招待【釜山レポート02】イ・ビョンホン、チョン・ウソンらの登場にファンが熱狂!
2009年07月15日直木賞作家・三浦しをんによる人気小説を原作に、陸上未経験者が大半を占める寄せ集めの大学陸上部が、学生ランナーの夢の舞台である箱根駅伝出場を目指すというドラマを描いた青春映画『風が強く吹いている』。10月31日(土)に公開を迎える本作の完成報告記者会見が7月15日(水)に、箱根駅伝のスタートおよび最終ゴール地点である東京・大手町の一角で行われ、主演の小出恵介を始め、林遣都、中村優一、川村陽介、斉藤慶太、斉藤祥太、ダンテ・カーヴァー、橋本淳、森廉、内野謙太ら10名の寛政大学陸上部員と大森寿美男監督が出席した。故障を抱え、一度は走ることをあきらめるも再び箱根を目指すことを決意する、寛政大学陸上部の中心的存在であるハイジを演じた小出さん。撮影をふり返り「本当に寒い時期に、朝から走って、走って、走って…結構過酷でした。夏には合宿を行ったんですが、狭い部屋にみんなで雑魚寝して、一緒に風呂に入ったりご飯を食べたりして、そうした経験が結束力を強めたと思います」とチームの絆の強さを強調した。だが、練習は相当ハードだった模様で「結構、吐いてました」という。「夏に僕自身、一度体調を崩して入院したことがあったんですが、退院して歩くのもままならない内に練習がスタートしたんです。最初に代々木公園で、炎天下に5キロ走ったときは…草むらにうずくまってました」と明かした。そして、撮影を通じて「タスキを渡すという重み、素晴らしさを感じることができました」と感慨深げに語った。二浪一留で、陸上部の中では一番年上。ヘビースモーカーの“ニコチャン”に扮した川村さんは小出さんとは『ROOKIES』に続いてチームメイトを演じることに。「ニコチャンという名はニコチンから来てます。タバコを吸ってたヤツが箱根を目指す、走るってどうなんだろうとも思いましたが(苦笑)、そこに至るまでの変化の過程、ギャップを楽しんでいただけたらと思います」と語った。“あの”CMですっかり知名度を得たダンテさんは、アフリカからの国費留学生ながらも陸上未経験のムサを演じた。ちなみに、ダンテさん自身は元々短距離ランナーで、100メートルで10秒台の記録を持つスプリンターだったとか。「(撮影は)すごく楽しかったです。スタッフもキャストのみんなもすごく優しかったです。この映画を観たら、走りたくなります」とアピールした。陸上部の良心とも言うべき存在である“神童”に扮した橋本さんは、トレーニングによる変化を尋ねられ「走ったことで細い筋肉がついて、みんな、すね毛さえなければ女性モデルよりもきれいな下半身になったと思います(笑)」と自信ありげにコメント。そして、陸上部のエースであり、高校時代に事件を起こして陸上から遠ざかるまでは“天才”の名をほしいままにしていた天性のランナー、カケルを演じた林さんは「箱根駅伝に対して、失礼のないようにという思いで、本当に箱根に挑むような気持ちで臨みました」と真摯な表情で語った。実は林さんは、練習に参加していた大学の駅伝部から「映画が終わったらうちに通えば?」とオファーを受けたとか。「本当は走るのは好きではないので」と照れくさそうに語ったが、厳しい練習の最中に、いわゆる“ランナーズハイ(長時間走り続けることで気分が高揚してくる作用)”の状態に陥った体験も告白。「快感で、足が自動的に回転するような感じで、どこまでも行けそうな気になりました」とふり返った。さらに「僕はみんなと比べても体が細いんですが、そこから生まれた奇跡的な腕の筋は、自慢できるポイントです」と肉体美をアピールした。在学中に司法試験にも合格した理論派の秀才・ユキを演じた森さんは「(箱根駅伝は)日本の大事なイベントであり、それに恥じないようにみんな一丸となってがんばりました」と語った。クイズ番組が大好きな雑学王、その名も“キング”を演じた内野さんは、これまでほとんど運動経験がなかったそうだが「走ったことで、ガニ股が治りました(笑)」と意外な効果を明かした。中村さんが演じたのは“王子”。その名の通りの甘いマスクを持ちながらも、興味があるのは漫画だけというオタクで、部内では一番の運動音痴の存在。「爽快感のある映画に仕上がっています。部員たちが成長していく過程を見ていただければと思います」と語った。中村さんは撮影を通じて走りまくったことで「体調が良くなりました」とニッコリ。ちなみに、メンバーの多くが撮影が終了したいまも走ることを続けているという。双子の兄・ジョータを演じた斉藤慶太さんは「最初は長かった5キロが、『5キロってこんなものか』と思える距離になりました」と成長を実感している様子。映画では、本来弟の慶太さんが兄のジョータを、祥太さんの方が弟のジョージを演じたが、祥太さんは「兄と弟の関係が逆ですが、全く気にならなかったです。走りに関しては、みんなが自信を持って『走った』と言えます」と力強く語った。大森監督は映画について「現場は過酷で『役者はいま、吐いてます』という報告が何度もありました。走りも、演技も自然体で素晴らしく、素敵な映画になっています。その場に本当にいるような臨場感と人が走る、人とつながるというシンプルな美しさを描きました。映画の中で登場人物たちが過ごす時間、味わう感動、感じる風を映画を観た人にも体験してもらえると思います」と自信のほどをうかがわせた。『風が強く吹いている』は10月31日(土)より全国にて公開。■関連作品:風が強く吹いている 2009年秋、全国にて公開■関連記事:小出恵介、女子マネの声援求む!林遣都は快走披露『風が強く吹いている』撮影快調
2009年07月15日本年度のカンヌ国際映画祭で喝采を浴び、ピクサー史上第2位の興行記録で、現在全米で大ヒット公開中の『カールじいさんの空飛ぶ家』。12月5日(土)の日本公開に先駆けて、7月12日(現地時間)、4,830キロに及ぶ北米大陸横断を果たしたばかりの間寛平をゲストに迎え、本作の試写会がニューヨークにて行われた。“人間はいくつになっても冒険ができる”という映画のコンセプトと同様、還暦を迎えた今年、マラソンとヨットで世界一周という前人未到の旅“アースマラソン”に挑戦中という、バイタリティに満ちあふれる間さん。つい4日前に自分の足で大陸横断を果たし、ニューヨークに到着したばかりだったが、ゴールしたときの感想を尋ねると、「まさかあんなに人に来ていただいているとは思わなくてびっくり!みんな、アメーマ、アメーマって言っていてちょっと感動しました」と笑顔で喜びを語った。そして、試写会場には在N.Y.日本国総領事館領事・三枝広人氏とN.Y.在住のタレント・相原勇も駆けつけ、間さんはN.Y.在住のファミリー50人と共に映画を鑑賞した。映画を観終え「今日は、ディズニーの人がプレゼントをくれるっていうんで来たんですが、このポスターの(風船で飛ぶ)家くれるんじゃないの?」と冗談を飛ばし、会場を沸かせた間さん。実はN.Y.を訪れるまで映画について全く知らなかったそうだが、「冒頭の、カールじいさんが妻との思い出が詰まったアルバムを見るシーンで感動していると、隣にいる妻も泣いていました。周りの方たちもみんな泣いていました。一方で、子供たちが笑うシーンもあったので、『最近の子供たちはこういうところで笑うのか』って笑いのツボの勉強にもなりましたね(笑)」と満足のコメントを残した。また、間さんのゴールを祝して、ディズニー・スタジオ/ピクサー・アニメーション・スタジオのクリエイティブ最高責任者ジョン・ラセターや、ボストン・レッドソックスの斎藤隆投手からのサプライズコメントも。間さんはすっかり感動した様子で、「アースマラソンを走ることには理屈なんてありません。ただ、いろんな方々から勇気をもらって走り続けるだけです。今回、この映画を見せてもらって、とても感動してまた“勇気”をもらいました。ぜひ、実写映画を撮るときはボクを主役にしてほしいです。ディズニーの方、よろしくお願いしますわ!」と、売り込みを交えながら感謝を述べた。最後には観客と一緒にアメーマを大合唱し、その後、N.Y.のシンボル、タイムズスクエアをバックに、映画さながらの風船を片手に記念撮影。翌日の太平洋出発を控え、夢に向かって突き進む、新たなる決意を見せてくれた。『カールじいさんの空飛ぶ家』は12月5日(土)より全国にて公開。■関連作品:カールじいさんの空飛ぶ家 2009年12月5日より全国にて公開© WALT DISNEY PICTURES/PIXAR ANIMATION STUDIOS.ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:『カールじいさんの空飛ぶ家』がピクサー史上3位の6,820万ドルで全米初登場1位【カンヌ現地レポ 01】ディズニー3Dアニメで開幕!「宮崎駿に学んだ」
2009年07月15日100年以上にわたり、世界中で愛されるL.M.モンゴメリの大ベストセラー「赤毛のアン」へのトリビュートとして、日本・カナダ合作にて、新たな物語を描いた『アンを探して』が今秋公開される。本作のヒロイン、杏里役に抜擢されたのが、タレントの石橋貴明の娘で、今年注目の大型新人、穂のか。デビュー作『The Harimaya Bridge はりまや橋』に続き、本作で初主演を飾る。日本でも売上1,500万部を超える不朽の名作として知られる「赤毛のアン」シリーズ。その生誕地、カナダのプリンス・エドワード島を穂のかさん演じる少女・杏里は、亡き祖母の恋人に会うために訪れ、現地の人々と心を通わせていく。監督を務めるのは、モントリオール在住で本作が長編映画監督デビューとなる宮平貴子。ヒロインのオーディションは1か月以上の長期海外ロケがネックとなり最後まで難航したが、撮影の2週間前になり、プリンス・エドワード島と東京を繋ぐインターネットを通じて行われたオーディションで穂のかさんと出会い、今回の大抜擢に至った。初主演にして、プリンス・エドワード島にて昨年8月から約1か月にわたって行われた撮影に単身参加した穂のかさんだったが、杏里の抱える不安を自身と重ね合わせ、数多くの英語の台詞もこなし、キャスト・スタッフを感心させたという。宮平監督はそんな彼女のことを「仕事に対する姿勢がまず、杏里役候補の中でピカイチだった。また海外での長期ロケでは特に、忍耐力や人間性も重要な要素。20歳前だけど“女優一筋でいきたい”という信念があったのが最後の決め手になった」と大絶賛。また、本作のエグゼクティブプロデューサーを務めるクロード・ガニオン監督(『窯焚 ―KAMATAKI―』)も、彼女の“映画界の注目を集めるに足るカリスマ性”に太鼓判を押している。穂のかさん本人も「演技の経験もままならないまま、主人公と同じように不安だらけの中、一人プリンス・エドワード島へ旅立ったのですが、監督をはじめスタッフやキャストの方々、地元のみなさまにも大変良くしていただき、毎日が楽しすぎてそれが悩みになってしまうほど幸せな撮影でした。老若男女問わず、沢山の愛を感じていただける優しい作品になっていると思うので、いろんな世代の方に観ていただきたいです」とたくましさを感じさせるコメント。2世タレントという肩書きを脱却して、女優としてどこまで飛躍できのか、注目が集まる。『アンを探して』は今秋、シネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開。■関連作品:アンを探して 2009年秋、シネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009 Zuno Filmsグランジュテ
2009年07月15日トニー・レオンが晩夏より撮影開始予定の新作『一代宗師』(原題)に向けてトレーニング中、左前腕を骨折するアクシデントに遭ったことがわかった。事故が起きたのは13日。トニーがカンヌ映画祭最優秀男優賞に輝いた『花様年華』をはじめ、ほとんどの作品に彼を起用しているウォン・カーウァイ監督の最新作でもある『一代宗師』はブルース・リーの師であり、詠春拳の大家である葉問(イップ・マン)の物語。トニーは兼ねてより詠春拳の訓練をしていたが、この日は5人のトレーナーを相手に練習中、1人がトニーに蹴りを入れ、左腕で防御した際に当たりどころが悪かったようだ。病院に運ばれ、検査の結果、骨折が判明した。数週間の安静を要するが、トニーのパブリシストは「蹴りの練習ならば、その間も出来ます」とアソシエイト・プレスの取材に応えている。撮影は9月開始を予定していたが、トニーの回復の様子を見て、少し遅れる可能性もあるという。(text:Yuki Tominaga)4月19日、妻のカリーナ・ラウと一緒に香港電影金像奨に出席した際のトニー。© AFLO
2009年07月15日夢や希望、成長していく人々の姿を描いた映画を中心に集め、真夏の夜空の下、厳選した名作映画を無料で上映する「スターライトシネマ2009」。今年で記念すべき第10回目を迎える本イベントが、7月17日(金)から8月9日(日)までの計13日間、恵比寿ガーデンプレイスの屋外のセンター広場にて開催される。今年の上映作品のテーマは「心ときめく、明日への扉。」――。近年公開された話題作を中心にラインナップするとともに、今年は恵比寿ガーデンプレイス開業15周年ということもあり、上映する13作品のうち4作品は、恵比寿ガーデンシネマで上映された厳選の20作品の中から来街者の人気投票で選ばれたものとなっている。上映作品には、妻夫木聡主演、ブタの飼育を通して命の大切さを考える感動の実話『ブタがいた教室』や、80歳の老女が再び夢に向かって若かりし夢を追う姿を描き、スマッシュヒットを記録した『マルタのやさしい刺繍』、奇才ミシェル・ゴンドリー監督作『恋愛睡眠のすすめ』、『僕らのミライへ逆回転』など、幅広いジャンルの名作、話題作がズラリ。300インチの大スクリーンにて、週末・祝日に1日1作品、合計13作品が上映される。夏の3連休も目前に控えるが、ぜひ家族や恋人、友人など大切な方と、このロマンティックな夏の夕べを過ごしてみては?「スターライトシネマ2009」期間:7月17日(金)〜8月9日(日)※毎週金曜、土曜、日曜、祝日(計13日間)・荒天中止時間:各日18:45〜上映会場:恵比寿ガーデンプレイス センター広場料金:入場料・鑑賞料共に無料鑑賞方法:当日の上映前に、センター広場内にて整理券を配付します。(1人1枚限り)※19:00以降に空席があった場合、整理券がなくても観客席にて鑑賞できます。※満席の場合でも、会場周囲からの鑑賞も可能です。■上映作品・7月17日(金)『間宮兄弟』・7月18日(土)『恋愛睡眠のすすめ』・7月19日(日)『マルタのやさしい刺繍』・7月20日(月・祝)『潜水服は蝶の夢を見る』・7月24日(金)『黄色い涙』・7月25日(土)『僕らのミライへ逆回転』・7月26日(日)『最高の人生の見つけ方』・7月31日(金)『ビフォア・サンセット』・8月1日(土)『地上5センチの恋心』・8月2日(日)『ブタがいた教室』・8月7日(金)『皇帝ペンギン』・8月8日(土)『サマータイムマシン・ブルース』・8月9日(日)『ラヂオの時間』※ 諸般の事情により、内容、時間などは若干変更になる場合もあります。公式サイト:
2009年07月14日日本とフランスのアニメーション・クリエイターたちが国境を越えて手を組み、ハリウッドとはまたひと味違った形で描き出した、新感覚のフルCGアニメーション『よなよなペンギン』が12月に公開を迎える。これに先駆け、7月13日(月)に本作の製作報告記者会見が行われ、監督のりんたろうを始め、声優を務めた森迫永依、田中麗奈、爆笑問題の太田光と田中裕二が参加した。日仏のコラボ作品ということで、会見では駐日フランス大使のフィリップ・フォール氏が挨拶し、その後、監督、キャスト陣が登壇となったが、太田さんはいつもの調子でいきなり「フランス大使の話が長いですね」といきなりの暴言。気を取り直して主人公のココの声を担当した森迫さんに一言挨拶を求めるも「はいはい森迫です」となぜか太田さんが割り込み、挙句の果てに「ポニョの声を担当しました太田です」と他作品の名前まで出す始末。会場は大きな笑いに包まれた。森迫さんが演じたココは、ペンギンが大好きで、夜の街をペンギンのコートを着て歩くかわいらしい女の子。森迫さんは「純粋な心を持った、強い女の子です。友人をすごく大事にするところは見習いたいし、飛べなくても信じ続ける、あきらめないところは自分と似ていると思います」と笑顔で語った。爆笑問題の田中さんが担当したのは、意外にも悪の大魔王ブッカ・ブーの声。田中さんもこのキャスティングが意外だったのか「デーモン小暮閣下がやればイメージぴったりだと思います」と語ったが、ここでも太田さんが神妙な顔つきで「田中は僕のバーターで役をもらってるので、その辺のところはあまり触れないでください」とまぜっ返していた…。田中さんはさらに、以前にも共演経験のある森迫さんについて「久々に会ったら身長が僕と変わらないくらいに伸びていてショックです」と驚いた様子で語った。田中麗奈さんは、ココの親友の男の子・チャリーを演じたが「(男の子を)演じることはなかなかないので嬉しいです。いつも怯えて、ドキドキして自信なさげな男の子なので、“男らしさ”よりも“かわいらしさ”を意識して演じました。『キャッ!』と言ったりするちょっとした反応などで、女の子っぽくなってしまい、その辺を男の子っぽくするのが難しかったです」とふり返った。そして散々、他人の発言に割り込んでいた太田さんだが、自身が演じるのは、適役と言えそうなひねくれ者のザミー。いざ、自身の役柄の説明になると「まだアニメを観ていないのでよく分からないですが」ととぼけ、さらには「この『“なよなよ”ペンギン』ですが…」とタイトルすらまともに覚えていない様子。「りんたろう監督とはいろんな話をしました。ときどき宮崎駿の悪口を言ったりして」と最後まで毒舌ぶりは健在だった。そのりんたろう監督は作品について「世界の誰もが観たことのない作品になっています。フルCGの王道と言えばピクサーですが、彼らに追従してもかなわない。50年以上の日本の2Dアニメのノウハウ、日本のDNAで新しいものを作りました。絵本が動き出します!」と力強くアピールした。『よなよなペンギン』は12月、全国にて公開。■関連作品:よなよなペンギン 2009年12月、新宿ピカデリーほか全国にて公開
2009年07月14日全世界で興行収入3億7,000万ドルという驚異的なヒットを記録している、ドリームワークス初の本格3Dアニメーション『モンスターVSエイリアン』。7月11日(土)、遂に日本で史上最大規模の3D上映となる135館で公開を迎えた。当日は、日本語吹き替え版でヒロイン・スーザンの声を務めたベッキーと、青色モンスター・ボブの声を演じたバナナマンの日村勇紀が上映後の舞台挨拶に登壇し、3Dの魅力を大いにアピールした。ベッキーは、劇中に主人公・スーザンが結婚式当日に巨大化してしまうことに因んで、自身がデザインしたウェディングドレス姿で登場。3Dメガネをかけた子供たちを従えて登場した日村さんは、この姿に「キレイだしカワイイ!まさかウェディングドレス姿のベッキーの横に立てるなんて思わなかった」と照れ笑いを見せた。ベッキーもノリノリで結婚会見風に“指輪披露ポーズ”を気取り、会場を盛り上げた。公開初日を迎え、「とにかくたくさんの方に観ていただきたかったのですごく嬉しいです!みなさん迫力すごかったでしょ?」と投げかけると、盛大な拍手が沸き起こった。自身が初めて3Dの迫力に触れた感想を「3D、3Dとは聞いてましたが、ここまで“3D”とは思っていなかったのでビックリしました!例えばボールとかも避けたくなるような迫力で、こんな作品に私が関われたことが嬉しいです。自慢できるお仕事ができました!」と笑顔で語るベッキーさん。「『モンエリ』は映画というより、もはや“アトラクション”となっております!」と力強くアピールした。日村さんも「吹き替えの声を録音しているときは2Dの映像だったので、完成してから3Dを観て、とにかく“ビックリ”で、いままで3Dをこんなに長く楽しめることはなかったので、とにかく“楽しかった!”というのが最初の印象でした。みなさんも、もしそう感じてくれたらすごく嬉しいです!」と3Dの感動を伝えた。そして、「家族のみなさんはもちろん、友達、恋人と一緒に観る人によって見え方、楽しみ方も変わると思いますので、ぜひ2回、3回と劇場に足を運んでください!」と元気よく観客に呼びかけた。『モンスターVSエイリアン』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:モンスターVSエイリアン 2009年7月11日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 DreamWorks Animation L.L.C■関連記事:3Dのスゴさを実体験!アニメとは思えぬ迫力に圧倒『モンスターVSエイリアン』あの人気キャラを演じたバナナマン日村の独占映像到着意外なクイズ結果に…反応は?ブサイクでラッキー?バナナマン日村「ベッキーは俺たちモンスターにも優しい」と自虐『モンスターVSエイリアン』全国30の名所とコラボ!巨大スーザンが各地で記念撮影モンスターたちが地球を救う?『モンスターVSエイリアン』ファミリー試写会に50組200名様ご招待
2009年07月14日52年の歴史に幕を下ろした新宿コマ劇場のラストを飾った伝説のステージ「愛と青春の宝塚」。紫吹淳、湖月わたる、彩輝なお、貴城けいら元宝塚トップスターが夢の競演を果たした本公演がスクリーンで蘇り、全国にて上映されている。公開初日の舞台挨拶に続き、7月12日(日)に、湖月さん単独での舞台挨拶が行われ、満員の宝塚ファンの熱狂に包まれた。自ら踏んだ感動のステージを改めてスクリーンで鑑賞した湖月さんは、「これまでの(TVなどでの)舞台中継とは全く違うアングルで撮影されていて、いままで見たことのない舞台映像です!舞台とは違う臨場感が蘇りました」と感動のコメント。湖月さんが紫吹さんとダブルキャストで演じたのは、雪組の男役トップスター“リュータン”。「体育会系で自分とそっくりで、他人とは思えない理想のトップススター像でした」と語った。また劇中の学校エピソードに触れ、「劇中では釘で床を掃除しているのですが、実際に宝塚学校のときには、朝6時45分から、ヘアピンで板の目の間のゴミを取って、やすりをかけてました。1時間半かけて掃除したんです!!」と訴えかけるように過酷な宝塚の内部の一幕を明かした。また、公演ツアー中に劇中の「スキヤキソング」に因んで、牛の着ぐるみを着て出演するというサプライズもあったと笑う湖月さん。「今回のメイン曲『恋よりも生命よりも』はカラオケにも入っているので、ぜひ振りつきで歌ってください」と映画以外での楽しみ方も抜かりなくアピールし、会場を沸かせた。『愛と青春の宝塚恋よりも生命よりも』は全国にて公開中。■関連作品:愛と青春の宝塚恋よりも生命よりも 2009年7月4日より丸の内TOEI2ほか全国にて順次公開■関連記事:豪華タカラジェンヌたちの競演で贈る『愛と青春の宝塚』劇場鑑賞券を5組10名様にプレゼント宝塚トップスターがズラリ集結、コマ劇場伝説のラストステージが映画館で復活!
2009年07月14日