2009年7月17日 22:29
映画界に新風吹き込む3Dムーブメント 果たしてその効果は? 劇場で検証レポート
(Photo:cinemacafe.net)
サイレントからトーキー、モノクロからカラーへと、時代と共に進化を続けてきた映画界に新たなムーブメントが到来!劇場の大スクリーンでもっと臨場感ある映画を満喫したい――。そんな消費者の願いに訴求すべく、ドリームワークス・アニメーションが先陣を切って送りだした、本格3Dアニメ『モンスターVSエイリアン』が7月11日(土)より日本でも公開されている。
全米では、公開劇場4,104館のうち3D上映劇場が1,550館を占め、興収的にも3Dの割合が全体の半分以上を占めるヒットを記録した本作。それでは、日本ではどこまでこの新スタイルが受け入れられているのか?3D上映を実施中の劇場最大手のTOHOシネマズららぽーと横浜での反響を検証してみた。
早速、3D映画を観終えた親子の観客に感想を尋ねると、「すごい迫力で怖いくらい。また観たい」(9歳・女の子)、「まるで自分がスクリーンの中に入り込んでいるかのよう」(32歳・母親)とその世界観に驚きの声が挙がった。また、同館の小林支配人の話によれば、いち早く本作を鑑賞した劇場スタッフの間では「遊園地のアトラクション感覚になった」