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最終話が放送されたばかりの大河ドラマ「光る君へ」。この度、総集編が“全五巻”で放送されることが分かった。大河ドラマ第63作目となる「光る君へ」は、平安中期、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書きあげた紫式部の人生を描く。男は仕事先や寺社、野山まで馬で馳せ、女も家事のみならず、外に出かけ、宮仕えなどでキャリアを磨くという、アクティブであったこの時代。しかし、女性に学問は不要と言われていた時代でもあった。紫式部は、その中で自らの知性と感性、そして努力によって、壮大で精緻な恋愛長編を書き上げた。「源氏物語」執筆に欠かせないひとりの男性が、藤原道長。ドラマでは、生涯のソウルメイトとして登場する。吉高由里子が紫式部(まひろ)、柄本佑が道長を演じるほか、高杉真宙、黒木華、高畑充希、松下洸平、見上愛、竜星涼、井浦新、ファーストサマーウイカ、ユースケ・サンタマリア、塩野瑛久らも出演している。物語を紡ぐのは、大石静。「星降る夜に」「知らなくていいコト」でも吉高とタッグを組んでいる。大河ドラマ「光る君へ」総集編は12月29日(日)12時15分~NHK 総合・BSP4Kにて放送(全五巻)。【放送予定】12月29日(日)※放送予定は変更になる場合があります。総集編「一の巻」午後0時15分~1時00分総集編「二の巻」午後1時05分~1時48分総集編「三の巻」午後1時48分~2時31分総集編「四の巻」午後2時31分~3時15分総集編「五の巻」午後3時20分~4時03分(シネマカフェ編集部)
2024年12月16日堀田真由が主人公を演じる「若草物語恋する姉妹と恋せぬ私」の最終話が12月15日に放送。涼が律に自分の思いを伝え始まった新たな関係に「好き」や「深い愛」の声が上がっている。幸せに恋愛が必要かを問う本作は、若草物語を題材に令和を舞台にしたシスターフッドな物語。脚本家として働き始めた町田家の次女・町田涼を堀田真由、涼の幼馴染・行城律を一ノ瀬颯、結婚願望強めの長女・町田恵を仁村紗和、恵の恋人・小川大河を渡辺大知、服飾専門学校に通う四女・町田芽を畑芽育、芽のクラスメイト・沼田灯司を深田竜生、沼田の弟・真琴を永瀬矢紘、ついに再会が叶った三女・衿を長濱ねる、大御所脚本家・黒崎潤を生瀬勝久、涼の師匠・大平かなえを筒井真理子が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。恋愛も結婚もしない人生を望む涼(堀田真由)は、律(一ノ瀬颯)の気持ちを受け止めることができず、プロポーズを断ってしまう。それ以来、関係が気まずくなってしまった涼と律は、恵(仁村紗和)と恩田(前原滉)のウエディングパーティーで久しぶりに顔を合わせる。勇気を出して声をかけようとする涼に、「2人で会ったり、話したりするの、これで最後にして」と冷たく言い放つ律。涼は一番大切な友達を失ってしまう。結婚した恵に続いて、芽(畑芽育)も留学先のフランスに出発。あんなに賑やかだった町田家にぽつんと取り残され、涼はとうとう独りぼっちに。仕事もないし、家族もいない。家でぼんやりテレビを見るだけの毎日。本当にこれでよかったの?律のプロポーズを受けるべきだったんじゃないの?自分にとって大切なものは何なのか、悩み始めた涼のもとに、ドラマプロデューサーの柿谷(臼田あさ美)から久しぶりに電話がかかってくる。それは、急遽降板した脚本家の代わりに、スペシャルドラマの脚本を書いてもらえないかという相談だった。本来なら諸手を挙げて喜ぶべき大チャンス。しかし、あろうことかドラマのテーマは「男女の友情と恋愛」。自分の価値観に自信が持てなくなってしまった涼は、ありきたりなストーリーしか書けず、プロデューサー陣をがっかりさせてしまう。親友を失い、大好きな姉妹たちとも離れ離れになり、やることなすことうまくいかない。ドン底に落ちた涼のもとに、衿(長濱ねる)が、“ある約束”を果たしにやって来て――というのが最終話の展開。「売れたらお寿司を奢る」という約束を果たすため、夫の釣った魚で作ったお寿司を持参した衿。涼は以前、衿の選択を否定するような発言をしてしまったことを謝り、二人はスピンオフドラマの話や過去の話に花を咲かせるのだった。そして夜、久しぶりに泊まった衿は、律との関係に悩んでいる涼に、「涼は自分を貫けば良いんだよ。幸福になるためのレシピみたいなのがあるとして、涼は売ってるレシピでは絶対満足しない人だもん。幸せになる方法は自分で見つけないと」と言う。さらに、脚本で悩む涼に「お姉ちゃんの脚本は今の世の中で声を上げられない人たちの大きな味方になると思います。これからも古い価値観をぶっ壊して、面白い作品をたくさん作ってください。周りが何て言っても、お姉ちゃんが脚本家になることが私の夢です。これからも町田涼さんの一番のファン、衿でした」と言うのだった。姉を励ます衿にSNSでは「涼と衿のやり取りはなんかうるうるしてしまいました。近いがゆえになかなか言えないこともあるし、言われたことで変化することもあるけど、一瞬で時間を取り戻して、背中を押されたことで自分を再認識したりと特別な関係なんだなぁと」や「涼と衿の関係は素敵だね。いい感じの最終回だった」、「涼と衿の話すシーンの約束を覚えてて、それを果たすところとか。学生時代に涼に届けた言葉を再び涼の前で届けて元気づけてるところとか、めっちゃ素敵だった」などの声が。その後、再び脚本への意欲を取り戻した涼は、自分達をモデルにした作品を執筆。そして、律と再会した涼は「律と会えなくなって、ずっと考えてたんだけど、恋愛して誰かを好きになるとか結婚して家族になるとかそう言う生き方が結局幸せなのかなって。そういうの素晴らしいことなのかもしれないけど、でも違う生き方も多分あって、私は人を大切に思う気持ちは一番大切な友達の律から教わった。恋愛も結婚も私にとっては大事なことじゃない。でも、律との友情がない生き方は私には考えられない」と言って、以前律から返されたボールペンを差し出し、「もう一度友達になってもらえませんか」と言うのだった。そして律は「友情の証、受け取った」と言って、再びふたりの友情が進みだす。そんな涼と律の姿に「涼が出した答えとそれを受け入れた律の関係性も好きだーー2人が幸せならばオールオッケーです。これからも2人で話し合って答えを出し続けて行けば良いもんね」や「若草物語。衿が結婚しても私は私って言ったから、もしや律と結婚するかもって思ったけど、やっぱり涼は変わらないままでいたね。個人的には、律が報われないなぁって思ったけど、そんな涼を律は好きになったんだから、友達として側にいることを選んだんだな。恋愛より深い愛だよなぁ」、「結婚してなくても二人は一番のパートナーって感じの終わらせ方割と良かったなぁ。涼の律に対する気持ちが聞けたのが律的には嬉しかったんじゃないのかなと思った」などの声が上がっている。「若草物語恋する姉妹と恋せぬ私」は毎週日曜22時30分~日テレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月16日神木隆之介が主演を務める「海に眠るダイヤモンド」第8話が12月15日に放送され、鉄平と玲央のシンクロに「鳥肌立った」「しびれた」といった声が上がっている。本作は、映画『ラストマイル』や「アンナチュラル」「MIU404」など数々のヒット作を生んだ脚本・野木亜紀子、監督・塚原あゆ子、プロデューサー・新井順子が強力チームが再集結。1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいくと同時に、現代の“一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代”を描き、過去から現代に通じる希望を見つけだす、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメントとなっている。主演を務める神木は、1955年の長崎県・端島を生きる主人公・鉄平と現代の東京に生きるもう一人の主人公でありホストの玲央の一人二役で出演。さらに炭鉱員として働く鉄平の兄・進平を斎藤工、鉄平の幼馴染で銀座食堂の看板娘・朝子を杉咲花、どこからか逃げるように端島へやってきた謎の女性・リナを池田エライザ、鷹羽鉱業の幹部職員の息子・賢将を清水尋也、鷹羽鉱業の職員の娘・百合子を土屋太鳳が演じる。また、國村隼、中嶋朋子、宮本信子、沢村一樹、さだまさし、尾美としのり、酒向芳ら豪華キャストが共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1964年。爆発事故を食い止められず廃鉱し4か月が経った端島では、鉱員たちの多くが島を去り、残った者たちも希望を失いかけていた。荒木家では、一平(國村)が肺を患い病床に伏してしまう。島全体を重たい空気が包む中、鉄平(神木)は未開発の石炭の層がある新区域を開発し、なんとか端島を復活させようと励む。そして、朝子(杉咲)とも人目をはばかりながらも長崎へ久々のデートに出かけ、「端島が復活したら必ず」と約束を交わしていた。一方、現代のとある病院でいづみ(宮本)は和馬(尾美)の勧めで認知症のテストを受けていた。いづみの秘書・澤田(酒向)は、和馬や鹿乃子が良からぬことを企んでいることに気付き、玲央(神木)と共に和馬を問い詰める。そんな中、鉄平の消息を辿るべく、端島の記録フィルムや資料をオークションで漁っていた玲央のもとに、ホストクラブのホストが乗り込んでくる…というのが第8話のストーリー。第7話のラストで倒れていた進平の安否を心配する投稿が溢れるなか、進平が一酸化炭素中毒で亡くなったことが明かされ、SNSでは「まじか」「やっぱり」と悲しみの声が相次いだ。一方、現代で玲央と共に和馬を問い詰める澤田の姿に「サワダージかっこよ」「さすが有能な秘書」と絶賛する声が上がった。端島では、進平とリナの息子・誠の熱が下がらず、鉄平はリナと誠を連れて長崎の病院を受診する。しかし、誠は健康保険には加入をしていなかった。健康保険の手続きはしようとせず「お金ならあります」と自費で医療を受けようとするリナ。鉄平から事情を聞かれた、リナは出生届や婚姻届けを出していなかったことを打ち明けた。鉄平は、入院が必要な誠のため出生届と健康保険の手続き、そして入院手続きを済ませる。受付で誠の名前を「荒木誠です」と伝える鉄平の複雑な表情、さらに現代でいづみが「裏切られることには慣れてる」と寂しそうな顔を浮かべたことから「誠を助けるためにまさか籍を入れた…?」「朝子が悲しい思いをするのやだ」と不穏な展開を心配する声が上がる。一方現代では、端島の夢を見ることが増え、子ども達から邪魔者扱いされることに落ち込んだいづみだったが、ついに会社の売却を決意。会社の売却を聞かされた鹿乃子は「ここに診断書があります」と医者に書かせた診断書を社員に見せようとしたが、和馬は診断書を破り捨てる。そんな和馬の姿や鉄平のノート、そしていづみの話から端島に触れ「鉄平ならどうするか」を考えていた玲央は、これまでの自分の現状を変えるためホストクラブの不正の証拠をおさえ警察に走る。一方、端島ではついに着炭し、採炭が再開されることに。端島で鉄平が走る姿と、警察へ走る玲央の姿やそれぞれが「ダイヤモンド」を求める姿がシンクロし「鳥肌たった」「しびれた」「鉄平の気持ちが玲央をかえてくのすごすぎる」といった声で溢れた。最終話を来週に控えた第8話では、謎に包まれていた朝子の夫となる人物が端島で朝子の食堂で働いていた虎次郎(前原瑞樹)だったことが明らかになり、「物語が動いた」「お前かーー」と驚きの声が上がった。さらにラストでは、第1話の冒頭で暗がりに映った子どもを抱く女性とその船をこぐ人影が、誠を抱いたリナと鉄平だったことや、現代でオークションで落札した端島のフィルムの出品者が、賢将と百合子の息子だったことが明らかになる。怒涛の展開に「頭がこんがらがってきた」「情緒がぐちゃぐちゃ」「みんな幸せになれ」など、様々な声が上がっている。【最終話あらすじ】いづみ(宮本信子)から、鉄平(神木隆之介)はリナ(池田エライザ)と駆け落ちをしたきり消息を絶ったと告げられた玲央(神木)。さらにいづみは玲央に、2人が消えた“あの夜”のことを語り始める。1965年3月。新区域から石炭が出たことで息を吹き返した端島では、本格操業へ向けて張り切る鉄平の姿が。しかし、鉄平が誠の通院のために度々リナと長崎へ渡っていたことで、島民たちの間では2人の仲を疑うよからぬ噂も立っていた。賢将(清水尋也)からそのことを聞き、すぐに否定する鉄平。しかしその裏で鉄平はリナと、誰にも言えないある秘密を共有していた。そんなある日、朝子(杉咲花)は鉄平から「話がある」と呼び出される。しかし約束の夜、仕事を終えた朝子のもとに、鉄平が姿を見せることはなく…。鉄平と朝子の運命が分かれた“あの夜”、一体何が起こったのか。さらに、いづみが持っていた10冊の鉄平の日記には、大きな秘密がまだ隠されていた。黒く塗り潰された字、破かれたページの本当の意味。そんな中、玲央といづみは再び長崎を訪れることに。そこで2人が知ることとなる鉄平の思いとは。70年の時を超え、愛と青春と友情、そして家族の物語がついに、結着する。日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」は、毎週日曜日21時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月16日海外からも絶賛を集めたNetflixリアリティシリーズ「ボーイフレンド」のシーズン2が制作されることが決定した。シーズン1が2024年7月9日に配信開始されると、男性が恋愛対象のBoysが織りなす恋と友情が多くの視聴者の心をつかみ、6週連続日本におけるNetflix週間TOP10(シリーズ)入りを果たした。その反響は日本国内にとどまらず、「ボーイフレンドは過去最高のリアリティ・シリーズ」(米DAILY BEAST)と紹介されるなど、海外からも絶賛された。最終話の配信以降、Boysに対する国内外からの注目度はさらに高まり、Boys全員のSNSフォロワー数を配信前後で比較すると全体で平均約120倍の伸びとなり、“ボーイフレンドロス”を訴えるファンの声も続出。また、各メディアからも注目を浴び、バラエティ番組への初出演に続き、雑誌の表紙を飾り、オンラインメディアが選ぶ「今年の顔」にも選出されるなど、2024年を代表する作品の1つとなり、シーズン2を熱望する声が高まっていた。これらの大きな反響を受け、新たに集うBoysとともに紡がれるシーズン2の制作が決定。シーズン1のMCを務めたMEGUMI、ホラン千秋、青山テルマ、ドリアン・ロロブリジーダ、徳井義実の5名もMC続投が決定し、ふたたびBoysの恋と友情の行方を見守る。Netflixリアリティシリーズ「ボーイフレンド」シーズン1は独占配信中、シーズン2制作決定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年12月16日バカリズム脚本の新ドラマ「ホットスポット」より、キービジュアルと本編映像が到着した。「ブラッシュアップライフ」チームが贈る本作は、とある町のビジネスホテルに勤めるシングルマザーの清美が、宇宙人に出会ったことからはじまる地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー。今回公開されたビジュアルには、主演の市川実日子が演じる清美が、富士山を背景にUFOの気配を察している姿が。また映像では、日常が描かれる中、地球外生命体に関して話す面々の姿が。そして、宇宙人に出会ったことを早速、幼なじみに話している清美のシーンも。さらに、小日向文世の出演も決定。清美が働くビジネスホテルの長期滞在客・村上を演じる。あらすじ山梨県、富士山の麓に広がるのどかな町で暮らす遠藤清美(市川実日子)。地元のビジネスホテルで働く清美は、娘の若葉を女手一つで育てるシングルマザー。毎朝、娘のためにお弁当を作ってから出勤し、同僚の由美(夏帆)、えり(坂井真紀)と一緒にフロント業務を淡々とこなすのが毎日のルーティン。自分勝手な宿泊客には手を焼くけれど、支配人の奥田(田中直樹)は親しみやすいし、先輩の高橋(角田晃広)は影が薄いから、職場の人間関係はほとんどノーストレス。むしろそんなに親しくもない清掃スタッフ・中本(野呂佳代)のSNSをこっそりフォローしたり、謎の長期滞在客・村上(小日向文世)の素性を妄想したりして楽しんでいる。仕事以外では、数か月に一度、地元の幼なじみ・葉月(鈴木杏)と美波(平岩紙)とご飯を食べながら近況報告。そうして毎日、時間だけがあっという間に過ぎていく。そんなある日、清美は仕事帰りに自転車で家路を急ぐ途中、交通事故に遭いそうになり、間一髪のところで“地球外生命体”に命を救われる。絶対に他言できない“その秘密”を、我慢できずに葉月と美波に話してしまったことから、平凡だった清美の日常が変わり始める――。「ホットスポット」は2025年1月12日より毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年12月16日12月16日(月)今夜最終話が放送されるドラマ「嘘解きレトリック」より、W主演の鈴鹿央士、松本穂香がクランクアップを迎えた様子の写真が到着した。本作は、「別冊花とゆめ」で2018年まで連載されていた都戸利津の累計発行部数100万部の同名コミックが原作。貧乏探偵&不思議な能力者という異色コンビによるレトロミステリーだ。今作で初共演した鈴鹿と松本は、借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬と、嘘を聞き分けることができる探偵助手・浦部鹿乃子という個性的なコンビを演じた。2人そろってのクランクアップとなり、まずは監督から花束を手渡された松本は「明日も撮影があるんじゃないかってくらい、今はあまり実感がないんですけれども、こんなに楽しくって、こんなに温かくて、大好きだなと思える現場にいれて本当に幸せでした」と挨拶。「(鈴鹿さんとは)かけっこをしたり、時にはふざけあいながら、後半にかけていくうちに(自分の中から)鹿乃子としての言葉がポンっと自然に出てきたり、それも西谷(弘)監督との入念なリハーサルであったり、皆さんとのちょっとずつの積み重ねで出来上がって、一緒に作っていただいた“鹿乃子”だと思います」とコメント。続いて鈴鹿も花束を受け取ると、「僕は(座長として)無理をして張り切るよりは、自分が居やすい現場を作れればいいなと思っていたら、ちょっとふざけすぎましたね(笑)。いや、ふざけているわけではないんですよ!結構真剣にやって間違えちゃってるんです・・・。でも、本当に優しい現場なので、そういうミスとかも“ちょっとくらいミスしてもいいや”と思ってました!ごめんなさい!でも、そんな中で、皆さんの日々がんばっている姿を見て、僕もがんばらなきゃなと背中を押してもらえて、みんなで『嘘解きレトリック』という1つの作品を作れたことを本当に誇らしく思いますし、僕の人生の中ですごく大きな宝物になりました」と語る。さらに、「またどこかでお会い出来ることを楽しみに、これからもひとつひとつ頑張っていくので、皆さんも健康に気を付けて、まずは年を越しましょう!年を越しましょう?冬を越して?えーーー・・・皆さんお元気で!元気でね!ありがとうございました!」と最後まで鈴鹿らしい言葉で周囲を笑わせながら、盛大な拍手と共に撮影を終えたそうだ。最後には、端崎馨役の味方良介、倉田タロ役の渋谷そらじが、鈴鹿と松本にはサプライズで現場に駆けつける場面も。この模様は、番組公式SNSにアップされる。最終話(12月16日放送)あらすじ稲荷の掃除をして帰って来た祝左右馬(鈴鹿央士)と浦部鹿乃子(松本穂香)は、女性に声をかけられる。女性は行き場所も金もなく困っていたら、祝探偵事務所の大家に会い、事務所に住んで良いと言われたと話す。左右馬が渋ると、女性は大家からだと左右馬に手紙を渡した。手紙には“彼女を泊めたらたまっている家賃をなしにする”とあった。事務所に見知らぬ女性が泊まることに不安を感じる鹿乃子だが、左右馬が断るはずもない。話がまとまると、女性は二人に青木麗子(加藤小夏)と名乗った。左右馬たちが麗子を連れて「くら田」に行くと、店にいた六平(今野浩喜)が麗子を見て美人だなどと褒めそやし酒を酌み交わし始めた。二人の会話を聞いていた鹿乃子は、麗子が自身の境遇を話す言葉にウソを聞く。そんな中で急に左右馬が鹿乃子に「鈴蘭って、夏の花だよね?」と尋ねる。梅雨前に咲く花だと答える鹿乃子。左右馬は麗子がしていた冬用の手袋に鈴蘭の刺繍がある事を疑問に思ったようだ。事務所に帰った左右馬は麗子に早く出ていってもらうための作戦を画策。そこで左右馬は、まず「青木麗子という名前、ウソですよね?」と麗子に突きつけた。彼女は否定せず「本当の私は誰にも秘密」と返し、自分自身のことをすべてウソで語る。そんなところに、端崎馨(味方良介)が来て左右馬を連れ出した。麗子と二人きりになった鹿乃子は、話すうちに、どうやら麗子は失恋をして家を出てきたのではないかと推理する。「嘘解きレトリック」は毎週月曜日21時~フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月16日大河ドラマ「光る君へ」の最終回が12月15日放送。道長の命を繋ぐため、まひろは“物語”を少しづつ読み聞かせる…その姿に「千夜一夜物語を思わせて良かった」「涙が止まりませんでした」といった声が上がっている。大河ドラマ63作目となる本作は、平安中期を舞台に、「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描いてきた。吉高由里子がまひろ=紫式部役で主演を務め、「大恋愛~僕を忘れる君と」や「知らなくていいコト」などの大石静が脚本を手がけた。吉高の他、幼い頃からまひろと強い絆で繋がってきた藤原道長に柄本佑。まひろに道長との関係を問い質す正室の源倫子に黒木華。道長の長女で太皇太后の藤原彰子に見上愛。道長の後をうけ摂政となった藤原頼通に渡邊圭祐。彰子に仕えるまひろの娘・藤原賢子に南沙良。武者の双寿丸に伊藤健太郎。一時はまひろと険悪な関係となった枕草子の作者・清少納言/ききょうにファーストサマーウイカといったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。最終回は前回のラスト、倫子がまひろに対し道長との関係を問い質すシーンから始まる。「いつからそういう仲に?」と問う倫子に、まひろが道長との出会い、母を道兼に殺されたこと、2人で直秀を埋葬したことなどを話すと、それを聞いていた倫子の表情は一変。まひろに対し“自分から彰子を奪った”と告げると「このことは死ぬまで胸にしまったまま生きてください」と念押しする。それから時が経ち道長の病状が悪化すると、倫子はまひろを呼び出し、道長のために最後にできることを考えたら、あなたの顔が浮かんだと言うと、道長に会って「殿の魂をつなぎとめておくれ」と頭を下げる。まひろは道長のための物語を少しづつ読み聞かせる。そしてある雪の日、道長は倫子に看取られ旅立つ…というストーリー。道長の命を繋ぐため、物語を少しづつ語るまひろに「三郎物語(異世界線の物語)を語り紡ぐ日々の美しいこと!」「三郎を出来るだけ長く生かすために、物語を小出しに語る作戦」「続きはまた明日、で次の日へ繋いでいっていたの、千夜一夜物語を思わせて良かった」「最後の千夜一夜は、一年間のあれこれを思い出して涙が止まりませんでした」などの声が上がる。一方、道長の最期の時をまひろと共に過ごせるようにした倫子に対しては「倫子さまが気高くて震えた」「倫子様…ゴッドマザー…」「倫子さまの心の大きさに胸が熱くなりました」といった反応も。また中宮・定子に心酔し、一時はまひろを憎んでいたが和解したききょう。最終回では髪に白いものが目立つようになったまひろとききょうが談笑するシーンが描かれたが、その際のファーストサマーウイカの演技にも「本当に年を取ったよう、、!ウイカさん、さすがだ!」「ウイカさん、ちゃんと歳を重ねた演技がうまいなぁ」など、絶賛の声が続出していた。(笠緒)
2024年12月16日俳優・松坂桃李が長年温めてきた原案をもとに、松居大悟、沖田修一、齊藤工を監督を迎え、主演・松坂桃李で想像力豊かに大胆に映像化。その作品を特集する番組「月刊 松坂桃李」の初回放送・配信を終え、クランクアップ時の写真が公開された。また、各作品の裏側に迫るネタバレ動画が計3本が番組公式SNSにて公開。同映像は松居監督「横★須★賀 探偵事務所」、沖田監督「ダンディ・ボーイ。」、齊藤監督「何もきこえない。」それぞれの作品、「月刊 松坂桃李」の番組内で放送した内容の舞台裏を知ることができ、より深く楽しめる動画となっている原案・主演を務めた松坂は、「最初の打ち合わせからこの番組がどこに向かっていくのか、何が正解なのか、わからないまま全てが手探りでした。撮影が始まってからも、どこまでが素でどこまでがフィクションなのか自分でもわからなくなる瞬間がたくさんありました。そんな感じがそのまま表れている番組になったかと思います」とふり返っている。「ダンディ・ボーイ。」「月刊 松坂桃李」はWOWOWオンデマンドにて配信中(全3回)。(シネマカフェ編集部)
2024年12月15日12月15日(日)本日、最終回を迎えた大河ドラマ「光る君へ」。この度、まひろ/紫式部役・吉高由里子、藤原道長役・柄本佑の“君かたり”が公式サイトにて公開された。映像で吉高は、道長について「支えることで支えられていた」と語る。柄本も「ソウルメイトから始まり、仕事仲間となり、編集と作家みたいな関係にもなり、そこから最後はお母さんと子どもみたいな感じになって」「最終的なことでいうとやっぱり運命的に結ばれた二人だったのかな」と2人の関係性をふり返る。また、クランクアップを迎え、吉高は「終わってすごくホッとした感じはあるけど、どういう気持になるんだろうっていうのがまだ実感がわかなくて」と涙ながらにコメント。柄本は「不思議な感じです終わった気がしない」と演じきった感想を明かし、「本当に穏やかで朗らかな現場だったな」と語った。なお公式サイトでは、2人のほかにも、黒木華、竜星涼、渡邊圭祐、見上愛、町田啓太、南沙良らの君かたりも公開中だ。第48回「物語の先に」あらすじまひろ(吉高由里子)は、倫子(黒木華)から道長(柄本佑)との関係を問いただされ、打ち明ける。そして倫子は、ある願いをまひろに託す。やがて時が経ち、道長は共に国を支えた公卿や、愛する家族が亡くなる中、自らの死期を悟って最後の決断をする。(シネマカフェ編集部)
2024年12月15日神木隆之介主演ドラマ「海に眠るダイヤモンド」の最終回(12月22日放送)が、2時間スペシャルで放送されることが決定した。本作は、1955年から石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。端島生まれの鉄平と、現代の東京に生きる玲央を神木が一人二役で演じるほか、鉄平を取り巻くキャストに斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、國村隼、土屋太鳳、沢村一樹。玲央を取り巻くキャストに宮本信子、尾美としのり、酒向芳ら多彩な顔ぶれが集結し、毎回息を呑む展開が繰り広げられている。第8話のラストでは、千景(片岡凜)がオークションで端島の貴重品を落札したが、出展者からキャンセルの申し出があり、文句を言おうと電話をすると、古賀と名乗る両親が端島に住んでいたという男性が登場。そんな鍵を握る男性を滝藤賢一が演じることが発表。さらに、鉄平を知る人物として、麻生祐未の出演も決定。麻生は長崎県長崎市出身ということもあり、番組からの熱烈オファーで出演が実現した。最終話(12月22日放送)あらすじいづみ(宮本信子)から、鉄平(神木隆之介)はリナ(池田エライザ)と駆け落ちをしたきり消息を絶ったと告げられた玲央(神木)。さらにいづみは玲央に、2人が消えた“あの夜”のことを語り始める。1965年3月。新区域から石炭が出たことで息を吹き返した端島では、本格操業へ向けて張り切る鉄平の姿が。しかし、鉄平が誠の通院のために度々リナと長崎へ渡っていたことで、島民たちの間では2人の仲を疑うよからぬ噂も立っていた。賢将(清水尋也)からそのことを聞き、すぐに否定する鉄平。しかしその裏で鉄平はリナと、誰にも言えないある秘密を共有していた。そんなある日、朝子(杉咲花)は鉄平から「話がある」と呼び出される。しかし約束の夜、仕事を終えた朝子のもとに、鉄平が姿を見せることはなかった。さらに、いづみが持っていた10冊の鉄平の日記には、大きな秘密がまだ隠されていた。黒く塗り潰された字、破かれたページの本当の意味。そんな中、玲央といづみは再び長崎を訪れることに。そこで2人が知ることとなる鉄平の思いとは――。「海に眠るダイヤモンド」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月15日今年台湾で、太平洋戦争末期に日本に徴兵されて東南アジア戦線に送られた台湾人日本兵の運命を描いたドラマ「聴海湧」(日本語タイトル:「波の音色」)が放送されて話題を呼んだ。戦争という深刻なテーマを扱った作品ながら、ネットには「一気に見た」「涙が止まらない」という感想があふれ、「今年最高の台湾ドラマ」とそのクオリティを評価する声も多い。評判を聞き、主人公らに過酷な運命を強いた日本人としては複雑な気分になることも覚悟して視聴したところ、どんな立場の登場人物も表面的に描くことのない内容に驚いた。5話というミニシリーズながら、サスペンスの要素も盛り込みつつ、一気に見せるストーリーテリングも秀逸だ。どうしてこんな作品づくりが可能だったのか? 台湾で開かれた「TCCF クリエイティブコンテンツフェスタ(Taiwan Creative Content Fest)」取材の機に、本作の孫介珩(スン・ジエホン)監督にインタビューを実施。お話から見えてきたのは、歴史、戦争、アイデンティティーというセンシティブなテーマに正面から向き合い、ドラマで自分たち台湾人の物語を語ろうという姿勢。日本でも、過去を語り継ぎ未来につなげるために映像作品で何ができるか、考えるきっかけになるマスターピースではないだろうか。きっかけは表情の読めない台湾人の写真孫介珩監督――「聴海湧」の主人公は、日本軍に徴兵されてボルネオに送られ、捕虜の監視員となる台湾人日本兵の三兄弟。彼らは思いがけず虐殺事件に巻き込まれ、戦犯として裁かれることになります。台湾人、日本人、戦犯を裁くオーストラリア人、中華民国の外交官、さらにボルネオの原住民に至るまで、どの立場のキャラクターについてもしっかり調べて描き込まれたことが分かるすばらしい作品だと思いました。まず、このドラマを製作したきっかけから教えてください。孫介珩監督(以下、孫)台湾では、中学、高校の歴史の授業で台湾光復(日本による統治が終了し、中華民国の統治下に入ったこと)について学ぶ時、必ず目にする写真があります。台北の中山堂で、日本と中華民国が降伏文書を取り交わしている場面です。写真を見て、戦争に負けて降伏する日本人がつらかったのは想像できます。向かいにいる中華民国の代表は当然、うれしかったでしょう。8年におよぶ戦争の末、台湾を取り戻したのですから。しかし、彼らの背景に写っている、式典の参列者はどうでしょう? ぼやけていて表情は分かりません。笑っているのか、泣いているのか、想像もできません。その日、式典に参列するまで、彼らは日本人でした。式典が終わって中山堂を出た時には、中華民国の国民になっていた。国籍も、身分も、社会で使用する言語も、法律や制度も、すべて変わってしまったのです。でも、人は簡単に変われない。何もかもが急に変わってしまったあの時、台湾人は何を思い、どんな経験をしたのか?彼らのどんな思いが、その後数十年にわたって続く台湾人のアイデンティティーの問題につながっていくのか、とても興味が湧きました。――ドラマの構想を練り始めたのはいつ頃ですか?孫5年前、VRのイベントに参加するため中山堂に行った時です。建物の保存状態がよく、学生の頃にここの写真を見たことがあると思い出しました。第二次世界大戦後の世の中の変化に、台湾人はどのように直面したのか?中山堂に立ち、あらためてそれを考えたことが、このドラマを作るきっかけになりました。いろいろな資料を読むと、さまざまな職業の人が、この頃、どんな変化を経験したのか書いてありました。たとえば作家は日本語から華文へと使う言語を変えなくてはいけなかった。庶民も同じで、異なる背景を持つ台湾人が、それぞれ異なる変化の問題に直面していました。その中に、非常に珍しい職業がありました。それが台湾人日本兵です。中には、捕虜の監視員をしていた者もいた。それがこのドラマの主人公です。戦争が終わった時、彼らはほとんどが外国、つまり東南アジアにいました。そして捕虜の監視員たちは、戦時中に日本軍の命令で捕虜を監視・虐待したため、そのまま現地で戦争犯罪に問われたのです。東南アジアで開かれた裁判は、すべて英語で進められました。日本人の弁護士は日本語を話しましたが、英語も日本語も台湾人日本兵にとって母語ではありません。台湾語で自分を弁護することは不可能でした。しかもその時、彼らの国籍は日本なのか中華民国なのか分からないという異常な状況でした。これは極端なケースですが、なぜ台湾人の間でアイデンティティーの問題が生まれ、今日に至るまで長い間議論されているのか、ドラマという形で視聴者に理解してもらうには、いい例だと思いました。ドラマで“台湾の物語を語る”意義――歴史ドラマ、特に戦争を扱ったドラマは、台湾でも人気のジャンルとは言い難いと思います。資金集めなど企画段階で苦労はありませんでしたか?孫資金集めは確かに大変でした。まず、題材が特殊です。しかも、台湾人のアイデンティティーという、現在でも議論を呼ぶテーマを扱っている。この問題を語りたくない人たちが出資してくれることはありません。次に、コストのかかる歴史ドラマ、しかも戦争ドラマであるということ。この2つの理由で、資金を回収できるのか不安を覚えた人は多かったと思います。キャスティングについても、三兄弟は10代から20代の若い俳優に演じてもらいたかったのですが、この年齢層で実力のある俳優は台湾には少ない。かといって年齢層を上げて名のある俳優を起用するつもりはなかったので、出資者を見つけるのは簡単ではなかったのですが、なんとか公共電視(台湾公共テレビ)に出資してもらえることになりました。第二次世界大戦後、台湾では戒厳令が布かれたため、その後、数十年にわたって台湾人日本兵の話を語ることができなくなりました。しかも、台湾で教えられる第二次世界大戦の歴史は、中華民国の立場から見た歴史――つまり中国大陸における抗日戦争の歴史だったのです。台湾に50年におよぶ日本統治時代があったことは、何世代にもわたって台湾の人々が記憶している事実であり、戦時中20万人もの台湾人が戦場へと動員されましたが、数十年もそのことを語ってはいけなかった。特に、戦争経験のある台湾人日本兵たちは、生き残って台湾に帰っても経験を語ることはできず、当時の国民党政府に管理されました。軍事訓練を受けた者が行動を起こすことを恐れたためです。「第二次大戦中、日本人のために戦った」などと言うことは、もっと不可能でした。1990年になってやっと、中央研究院や学者たちが生き残った台湾人元日本兵を訪ね、急いで当時の出来事を記録し始めましたが、すでに長い年月が過ぎて記憶も細切れになっています。このドラマのスタッフたちの中にも、祖父母の世代は家で当時のことを語ったことがないという人が多かったですね。あえて語らなかったのです。でも、何があったのかを知りたいという理由で、製作に参加してくれた人も多くいました。台湾ではいわゆる教育改革を経て、台湾の歴史、地理、社会が教科書に記載されるようになりました。私はそんな教育を受けた第一世代です。大人になり、台湾で起きたことを作品として語るべきではないか、第二次世界大戦や、過去の歴史に対する認識をもっと多様にするべきではないかと思ったのです。――何十年も語ることができなかった話だということでしたが、公共電視が出資したというのは、そのような題材を扱う作品であることが評価されたからでしょうか?孫確かにそういう面はあると思います。公共のテレビ局として「聴海湧」のようなドラマをサポートし、異なる立場、異なる考えを示すことで、国民に自分と違う立場の人がどんな考え方を持っているのか理解しようとしてもらおうという考えから、最終的に出資しようと考えてくれたのだと思います。立場の違う人々の視点を大切に描く――公共電視の公式サイトで公開されていたこのドラマのメイキング・ドキュメンタリーを見たのですが、脚本家をはじめ、スタッフが若くて驚きました。皆さんで日本語の書籍を調べたり、専門家の方に話を聞きに行ったりするなどして、脚本執筆に取り組む様子が収められていましたね。脚本開発の過程について教えてください。孫脚本執筆には、調査や資料探し、専門家への取材も含めて3年かかっています。時間をかけたのは執筆以上に、そこに取りかかるまでの準備でした。台湾人の視点だけで語りたくはなかったからです。台湾人の口述、回顧録はもちろん大事な史料ですが、オーストラリアの裁判所を尋ね、当時の台湾人や日本人の戦犯に対して行われた裁判の記録を読みました。日本やオーストラリアの戦争の記念館、ボルネオの森、原住民の集落など、物語と関係のある様々な場所に赴きました。できるだけ違う立場の人々から話を聞き、史料を集め、それらを検討してドラマのストーリーとして描けそうな内容を選び出したのです。――膨大な材料の中から、全5話にストーリーをまとめるのは大変な作業だったと思います。必ず語りたかった軸は何でしょうか?孫一番大事にしたのは、もちろん主役の三兄弟の運命です。「主人公は1人でいいじゃないか」「1人にフォーカスしたほうがイメージしやすい」という意見もあったのですが、当時の台湾人の姿は1種類ではありませんでした。3人の中で一番年長の新海輝(しんかい・あきら)は小さい頃から日本人に囲まれた環境で育っているので、日本に対する親しみが強いという設定。歴史的に台湾には、彼のような人が大勢いました。ドラマでは、輝の父親は日本人が経営する製糖工場で働いており、そこで育った輝は、いつか自分も本物の日本人になりたいという気持ちを持っているという設定にしました。一番年下の木徳(きとく)は、家が貧しかったという単純な理由で従軍を志願した設定です。当時の台湾の水準に比べてかなり高給だったうえ、政府は連戦連勝だと宣伝していたため、危険も少ないと考えた。真ん中の志遠(しおん)は少し特殊で、好きな女性が日本人だったために志願したという設定です。娘が台湾人と一緒になることを望まない彼女の家族に自分を証明したいという個人的な理由で志願します。国のため、家族のため、誰かのため。3人を主役にすることで、当時の台湾の若者の姿を反映させることができました。そして最後に伝えたかったのは、どんな劣悪な環境でも、信念を持っていれば、人は善良さを保つことができるという願いです。――毎話エンディングにかけて緊迫感が増し、どんどん次のエピソードが見たくなりました。演出やストーリーテリングの部分でこだわったことはありますか?孫おっしゃった緊迫感というのは、脚本の段階で工夫した面もあるのですが、俳優たちの演技が担った部分が大きいと思います。田中という日本軍指揮官を演じた塚原大助さん、弁護士の渡辺を演じた松大航也さんは、日本から来て出演してくださった俳優です。撮影現場では、私はカットをかけるたび「どう思う?」「どうだった?」と聞き続けました。監督1人の視点で作り上げた役を演じるのではなく、俳優も一緒に役を作ってもらいたかったからです。このドラマには、日本人、台湾人、オーストラリア人など、さまざまな人が登場しますし、立場が全員違います。私はこの作品を、俳優の口をとおして監督の思いを語らせるようなドラマにはしたくありませんでした。印象深かったのは、最後の法廷シーンの撮影です。26分間ワンカットで撮影したのですが、最後には俳優たちが皆、泣いていました。その後、皆さんがおっしゃっていたのは、1つの法廷の中でお互いが影響し合う、演技の魔法のようなものを感じたそうです。――このドラマを見て一番印象深かったのは、どの立場の人物の主張も、それぞれ筋が通っていると感じられたことでした。孫それが脚本執筆の段階から、視聴者に伝えたかったことです。戦時下では、多くの人がやむを得ない状況に追い込まれていました。日本軍の指揮官として、上層部の命令に従うしかなかったという言い分も正しい。大勢の仲間が捕虜となって殺害されたのだから、オーストラリア人が監視員たちを恨むのも正しい。では、台湾人はどうだったのか?何か間違ったことをしたのだろうか?俳優ひとりひとりが自分の役に入り込んで演じてこそ成立する場面だったと思いますし、やり場のない感覚に、視聴者も胸がしめつけられたと思います。主演俳優が1か月東京に滞在“日本の社会で暮らす台湾人”を体験――メイキングのドキュメンタリーを見ると、三兄弟を演じた3人は、日本で語学などのレッスンなどを受けていらっしゃったようですね。孫撮影が始まる前、1か月間、東京の狛江に滞在してもらいました。結構な出費になるので、行かせる価値があるかどうか何度も話し合いましたが、劇中の5分の3から5分の4は主役である彼らが話す場面でした。もちろん、植民地である台湾と内地の差はあるとはいえ、学校でも家の外でも使っていた言葉は日本語。丸暗記しただけのたどたどしい日本語ではよくありません。少なくとも、俳優たちには自信を持ってセリフを言ってほしかったので、東京で生活しながら先生のもとで学んでもらうことにしました。現在の狛江と80年前の台湾は全然違いますが、日本の社会で暮らす台湾人の感覚を体験してほしいという狙いもありました。ちょうどコロナ禍が終わったばかりで、航空券も宿も安いいいタイミングでした。とても価値のある投資だったと思っています。――日本では台湾旅行や台湾の食べ物などが大人気です。交流が盛んになるのは喜ばしいことですが、どんな歴史の延長線上に今の台湾と日本があるのか、知らない人が増えていると感じます。このドラマが日本でも視聴できるようになり、改めて歴史を知るきっかけになればいいと思います。孫台湾人の話ではありますが、日本軍の指揮官、弁護士などを通して、当時の日本人の戦争に対する見方をある程度は盛り込んだつもりです。今、台湾と日本はとても友好的な関係にあり、観光も好調ですし、文化交流も盛んです。80年前はどうだったのかというと、双方の関係はもっと特別で、戦線では同じ側で戦っていました。その後、歴史の流れで分かれてしまいますが、当時の台湾と日本の関係が現在とどのように違うのか、ぜひドラマを見ていただければと思います。――最後に、あらためて日本の読者にメッセージをお願いします。孫戦争とは、人類の社会における極めて異常な災難です。戦争を経験した人々の深い悲しみを鎮めるには、何世代にもわたる長い時間がかかります。第二次世界大戦のあと、台湾ではそれまで違う陣営にいた人々が努力して1つの島で生きてきましたが、戦争によって生まれたアイデンティティーの問題は、今なお激しい議論を呼ぶテーマです。そこで、聞かずにはいられません。日本ではどうでしょうか? あの戦争は今日の日本の社会に何を残しましたか? 原因について、過程について、結果について、戦争経験者とその子孫たちについて。「聴海湧」には異なる経歴を持つさまざまな人物が登場します。日本の皆さんにも、その中に、ご自身の家族の物語を見つけていただけたらと思います。現時点で「聴海湧」の日本における放送・配信は未定であり、プラットフォームを探している最中とのこと。また、台湾では劇場で全5話を一気に鑑賞するマラソン上映が「没入感がある」と観客に好評とのことで、終戦から80年となる来年2025年に日本で同様の企画上映が実施できないかどうか、劇場や美術館など関心を持ってくれる上映施設とのコラボレーションを希望していると語ってくれた。孫介珩監督プロフィール歴史学の学士号と政治学の修士号を取得し、修了後はニューヨークで映画制作を学ぶ。2019年にドキュメンタリー「恁」、2020年に短編映画「第一鮪」を発表。後者は新人の育成を目的にした短編映画賞「金穂奨」で最優秀脚本賞を受賞、台北映画祭で最優秀短編映画賞と最優秀助演男優賞にノミネートされた。(新田理恵)
2024年12月15日Apple TV+にて好評配信中のオリジナルシリーズ「サイロ」シーズン2。第5話の配信が待たれる中、シーズン1から最新話までの見どころを解説する。ヒュー・ハウイーのベストセラー小説「ウール」を原作とする本作は、主演と製作総指揮を『ミッション:インポッシブル』シリーズなどのレベッカ・ファーガソンが務めている。Apple TV+「サイロ」シーズン1 画像提供 Apple TV+主人公ジュリエットは、荒廃した未来の地球で1万人が暮らす地下住居「サイロ」で機械工として働いている。限られた物資と空間の中で生活するサイロの住民に課せられた最も重要なルールは、“「外に出たい」と口にしない”こと。口にした者は例外なくサイロから追放され、一度サイロの外に出た者は二度と戻って来ることはできない――。シーズン1と2はそれぞれ全10話で構成されており、シーズン1では、ジュリエットが恋人の不自然な死をきっかけに、サイロの政府が隠してきた真実を探る姿が描かれた。目撃者もおらず手掛かりもない中、自分だけに残された恋人からのメッセージを頼りに、 恋人と訪れたことのある、政府が立ち入り禁止したサイロの過去が眠る場所へ。そこには、 政府が触れることを禁じていたはずのサイロの過去につながる物が多く残されていた。ジュリエットは、それらを元に、恋人が伝えようとしていたサイロの秘密、そして恋人の死の真相を解き明かすことを決意する。Apple TV+「サイロ」シーズン2 画像提供 Apple TV+待望のシーズン2では、ジュリエットが見た外の世界と「どんな嘘よりも危険な真実」がついに明かされる。シーズン1最終話で、サイロの過去を調べていることが政府に感づかれ、住民を脅かす存在になったとしてサイロから追放されてしまったジュリエット。外に出た者は二度と戻らない=【死】を意味する外の世界で、ジュリエットは別のサイロを発見しなんとか生き長らえていた。誰もいないサイロの中、一体何が起こったのか?Apple TV+「サイロ」シーズン2 画像提供 Apple TV+一方、ジュリエットが去ったサイロの中でも変化が起きていた。これまでサイロのために機械工として尽くしてきたジュリエットが追放される姿に、住民たちの中にも政府に不信感を持ち始める人が現れる。やがてその不信感を火種に、政府への反乱を企てる集団が結成される事態に発展していく。サイロの外に隠された真実、そしてサイロの中で政府によってひた隠しにされてきたサイロの過去に迫っていく…。果たしてジュリエットに待ち受けるものとは?最新話に向けますます期待が高まる。Apple TV+「サイロ」シーズン2はApple TV+にて配信中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月15日『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の美術メイキング映像が解禁された。香港で歴代No.1の動員数を記録した本作は、約10億円をかけて再現された九龍城砦のセットがもう一つの主役として注目されている。この度解禁された映像で、監督を務めたソイ・チェンは、「どうにかして九龍城砦を再構築し、現在の観客に届けたかった。創作を愛する我々の大きな衝動だった」と語り、九龍城砦の存在自体が彼らを突き動かしたと明かしている。美術監督のマック・コッキョンは、「我々はまず、たくさんの資料を集め、大勢のかつての住人たちに会った。難しいのは、皆が目にするような資料からかつての人々の生活を作り上げること。暮らしの細部に焦点を当てることだ。我々が描きたかったのは治安の悪さではなく、情のある生活だ」と語る。さらにソイ・チェンとマック・コッキョンは、リアルに再現するだけでなく、要素を拡大したという。それを象徴するものの一つが、水道管と電線だ。「3階より下には多くの水道管が張り巡らさせれている。実際城砦に通っていた水道管は1本。つまり、2階や3階の水道管は全部“盗水”なんだ。上階を走る大量の電線は“盗電”で1戸に1本繋がる。“混沌の中に秩序あり”めちゃくちゃに見えるが全部秩序があるんだよ」と語る。マック・コッキョンも「城砦はめちゃくちゃなわけじゃない、それぞれの建物はきちんと整ってる。密集して建っているから細い通路ができているだけ。我々はそれを利用して主人公が内部を知っていく様子を描いた」と魔窟と呼ばれた九龍城砦とはまた違う表情を彼らが描こうとしていたのが見て取れる。さらに秋兄貴役のリッチー・レンは、「雑然とした中に生活の温もりがある。温かい情景だよ」とそこに根差した人々の温かみのある暮らしが描かれているという。細部まだこだわり抜かれた本作のもう一つの主役“九龍城砦”の美術について描かれたメイキング映像となっている。『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』は2025年1月17日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。©2024 Media Asia Film Production Limited Entertaining Power Co. Limited One Cool Film Production Limited Lian Ray Pictures Co., Ltd All Rights Reserved.(シネマカフェ編集部)■関連作品:トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦 2025年1月17日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2024 Media Asia Film Production Limited Entertaining Power Co. Limited One Cool Film Production Limited Lian Ray Pictures Co., Ltd All Rights Reserved.
2024年12月15日鈴木亮平と有村架純が共演する映画『花まんま』より、場面写真が公開された。原作は、ある兄妹の不思議な体験を描いた第133回直木賞受賞の同名短編集。早逝した両親と交わした「兄貴はどんな時も妹を守るんや」という約束を胸に、妹の親代わりとして生きる熱血漢の兄・加藤俊樹を鈴木、結婚を控えながらある秘密を抱えている妹・フミ子を有村が演じ、兄妹役として初共演。公開された場面写真では、俊樹とフミ子、そして兄妹をとりまく人々との関係が垣間見える。俊樹と、幼なじみでお好み焼き屋の看板娘・三好駒子(ファーストサマーウイカ)がお酒を楽しむシーンや、フミ子とその婚約者・中沢太郎(鈴鹿央士)が仲睦まじく並んで微笑む姿といった、温かみのある日常が切り取られている。一方、満開のツツジに囲まれながら、真剣な眼差しでどこかを見つめる様子、兄妹と不思議な縁を持つ“もうひとつの家族”、繁田家の父・仁(酒向芳)、長男・宏一(六角精児)、長女・房枝(キムラ緑子)が、フミ子と共に笑顔で写真に納まるカットには、フミ子の秘密が垣間見える。さらに、自身の幼いころの記憶が蘇り、フミ子が隠す秘密へと近づく俊樹が、妹を守ろうと必死な表情で走る姿も公開された。『花まんま』は2025年4月25日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:花まんま 2025年4月25日より全国にて公開©2025「花まんま」製作委員会
2024年12月15日能登半島地震からの復興を応援するべく、石川県にスタジオを構える「トンコハウス」堤大介が監督を務めた「ONI ~ 神々山のおなり」(全4話)が2025年1月2日、3日の午前10時よりNHK Eテレにて地上波初放送されることが決定した。石川県にスタジオを構えるアニメーションスタジオ「トンコハウス」が制作し、アニメーション界のアカデミー賞と呼ばれるアニー賞を2部門で受賞、米テレビ界最高峰の栄誉とされるエミー賞でも個人賞3部門受賞を果たした長編アニメーション作品「ONI~神々山のおなり」。本作は、カリフォルニア州バークレーと石川県金沢市にスタジオを構える「トンコハウス」の創設者であり、ピクサー・アニメーション・スタジオでアートディレクターとして活躍していた堤大介が原案・監督。作中では、石川県の街並みなどをモチーフとした情景が美しいアニメーションで描かれている。本作の制作には、堤監督からの「自分の中にある闇にどう打ち勝つか」という強いメッセージを届けるべく、脚本を担当した岡田麿里はじめ、世界中からアーティストたちが集結。誰もが抱える“光と闇”を描いた“人間の本質”にも迫る、子どもから大人まで楽しめる長編CGアニメーションが完成し、世界中に届けられた。本作を石川県金沢市にあるスタジオで制作していた「トンコハウス」アーティストの稲田雅徳、橋爪陽平の2人は、スタジオの近くにある近江町市場なども参考にした。作中のモチーフの1つにもなっており、石川県の土地や空気感からのインスピレーションも本作に欠かせない要素。そして、能登半島地震で被災し、一時避難していた稲田は、現在も石川県金沢市から作品制作の刺激を受けている。また、12月27日(26日深夜)には、監督・堤大介自らが「ONI」の見どころや制作にかけた思いを語る関連番組もNHK Eテレにて放送。この関連番組では、スタジオを構える石川県で発生した震災で被災した方々はもちろん、日本全国に「ONI」に込められた温かく力強いメッセージを届けたいと、監督が作品の見どころや制作にかけた思いを語る。日本の民話に登場する神さまや妖怪たちの世界で、自由奔放に生きるおてんば娘・おなり。伝説の英雄に憧れ、新たな英雄となるため稽古に励むが、父親のなりどんはヘンテコな神様で何も教えてくれない。古来から山の神々が恐れる「ONI」の脅威が迫り来る中、おなりはまだ知らない自身の真実と向き合わなければならなくなる。●アニメーションスタジオ「トンコハウス」とはピクサーでアートディレクターを務めていた堤大介とロバート・コンドウが、2014年に短編映画『ダム・キーパー』を共同監督したことをきっかけに、2014年7月にカリフォルニア州バークレーに共同設立したアニメーションスタジオ。『ダム・キーパー』は2015年に第87回アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされたほか、世界各地で25の賞を受賞、75の映画祭で上映された。2017年、日本のHuluで配信されたエリック・オー監督の『ピッグ - 丘の上のダム・キーパー』は、配信後にNHKでも放送された人気作品。2023年には“アニメーション界のアカデミー賞”と称される映画賞・アニー賞でNetflixシリーズ「ONI~神々山のおなり」が、2部門受賞。エミー賞でも3部門で受賞した。2019年からは石川県金沢市にもスタジオを構え、日米の2拠点で作品を制作している。作品制作以外にも展覧会やイベント、ワークショップの開催など多角的に活動している。「ONI ~ 神々山のおなり」は2025年1月2日(木)10時~ 1・2話、1月3日(金)10時~3・4話をNHK Eテレにて放送(全4話)。「『ONI ~ 神々山のおなり』堤大介監督が作品を語る」は12月27日(金)1:15~<26日(木)深夜>ほかNHK Eテレにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年12月15日赤血球を演じる永野芽郁、白血球(好中球)を演じる佐藤健のW主演で贈る『はたらく細胞』。永野と佐藤がNHK連続テレビ小説「半分、青い。」で幼なじみ役を演じて以来6年ぶりの共演、阿部サダヲと芦田愛菜がドラマ「マルモのおきて」で親子役を演じて以来約10年ぶりの共演など、懐かしの再共演が多いことでも話題になっている。その中でも特に注目されているのが、「仮面ライダー電王」で姉弟役を演じて以来なんと17年ぶりの共演となる佐藤と松本若菜だ。SNSではキャスト解禁の時点から「松本若菜さん、もうすぐ公開されるはたらく細胞の映画で佐藤健と共演するみたいで感動したよー!!エモいね」「野上姉弟の共演見るためにはたらく細胞見に行こかな」「大好きなはたらく細胞の実写映画で、佐藤健さんと松本若菜さんの共演胸熱すぎますっ!」など早くも期待の声が上がっている。劇中では優しくも殺傷力の高い細胞・マクロファージを演じた松本は今回初めての本格アクションにも挑戦!撮影裏話と共に、いままで弟のように見守ってきた佐藤との再共演の胸中を明かした。松本が本作で演じたのは、マクロファージと呼ばれる免疫細胞。細菌などの異物を捕らえて殺し、抗原や免疫情報を見つけ出すほか、死んだ細胞や細菌を片付ける役割も有するなど多彩にはたらく細胞だ。「マクロファージさんは見た目はとても柔らかいですが、闘うとなったらこうパっと切り替えるんです。頼もしい部分もあれば、優しい部分、かっこいい一面もあるなど、とても魅力的なキャラクターだと思いました。ひとつのキャラクターの中で様々な顔を演じ分けられるというのは、演じていて楽しかったです」とふり返る。また、キャリア史上初となる本格アクションについては、「本当にアクションチームの皆さんにはお世話になりました。ワイヤーに吊られながらアクションをするということがなかったので、最初はとても怖かったのですが、だんだんと癖になってしまったようで、最後はもっとやりたい!と思うようになりました。とても楽しめましたね」と明かした。マクロファージを演じる上で「お姉さんらしさ」も意識していたという松本。2007年~2008年に放送された特撮ドラマ「仮面ライダー電王」で野上良太郎役の主演・佐藤の姉・愛理役を演じたのが俳優デビューであり、佐藤とはそれ以来実に17年ぶりの共演となる。「仮面ライダー電王」は仮面ライダー作品の中でも特に人気が高く、2021年NHK BSプレミアムにて放送された「発表!全仮面ライダー大投票」では、昭和・平成・令和ライダー全ての中で人気ランキング1位になるほど。佐藤も本作で連続テレビドラマ初主演を飾り、2007年8月公開の『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』で映画初出演・初主演を果たすなど、お互いの俳優人生にとって重要な作品となっている。佐藤は6月に実施された「『はたらく細胞』製作発表会」で「この映画のジャンルを聞かれたら、“ヒーローもの”だと答えています。体内に侵入してきた悪のウイルスをやっつけて守ってくれる細胞たちは、間違いなく史上最少で最も身近なヒーローだと思うんです」と持論を展開。「僕はかつてヒーローを演じていた時期もありましたので、こういうジャンルには人一倍うるさい自負もあります。気合を入れて演じさせていただきました。気分が優れない時はそっと胸に手を当てて、自分の体内でたくさんのヒーローが戦ってくれていると想像してみてください」と、ヒーロージャンルへの熱い思いをぶつけた。また、今年11月に行われた「映画『はたらく細胞』IMAXファミリープレミア」で、松本は改めて佐藤との再共演をふり返り、「もちろんあれから月日は経っていて健くんもどんどんすごい俳優さんになられていて、お互いの環境も変わってきているなか、勝手ながら私は健くんを弟みたいに思っていて。出演作品もずっと追って勝手に応援していたので、また同じ作品に出演させていただけるのはすごく感慨深かったです!」とコメント。そしてついに、先日実施された「映画『はたらく細胞』細胞大集合プレミア」で、松本と佐藤が同じ壇上に登壇。佐藤が松本のアクションシーンに対し、「“極道の妻”みたいに、めちゃくちゃ格好良かったです」と絶賛すると、松本は「ありがとうございます。嬉しいです」と満面の笑みを浮かべていた。17年前のデビュー作では、仮面ライダーとして戦う佐藤を、優しい姉という役で見守ってきた松本だが、時を経た本作では、松本の演技を佐藤が絶賛するという胸が熱くなる展開を見せている。『はたらく細胞』は全国にて公開中。(C)清水茜/講談社 (C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (C)2024 映画「はたらく細胞」製作委員会(C) 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation.(シネマカフェ編集部)■関連作品:はたらく細胞 2024年12月13日より全国にて公開©清水茜/講談社 ©原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会
2024年12月15日スティーヴン・スピルバーグ監督の伝説的名作『ジョーズ』、『E.T.』、『ジュラシック・パーク 3D』の3作品が、日本で初めてIMAXで上映されることが決定した。「スティーヴン・スピルバーグIMAX映画祭」として、2025年1月10日(金)から順次公開される。『ジョーズ』は1975年の日米初公開から50周年を迎える記念上映となる。平和な海水浴場に現れた巨大な人喰いザメと戦う3人の男たちの物語。『ジョーズ』A UNIVERSAL PICTURE ©2024, 1975 UNIVERSAL STUDIOSそして『E.T.』は10歳の少年エリオットとかくまった宇宙人E.T.との友情を描く感動作。『E.T.』A UNIVERSAL PICTURE ©2024, 1982 UNIVERSAL STUDIOSまた、『ジュラシック・パーク』は日本国内で初めて3D版が上映される。遺伝子工学で再生された恐竜たちが生息する島での冒険とサバイバルが描かれる。『ジュラシック・パーク 3D』A UNIVERSAL PICTURE TM & © 2024, 1992 UNIVERSAL CITY STUDIOS, INC. & AMBLIN ENTERTAINMENT, INC.映画界で多くの成功を収め、最も影響力のある不世出の巨匠にして大ヒットフィルムメーカースティーヴン・ スピルバーグ。数あるフィルモグラフィーの中でも、今なお多くの人の心に刻まれる伝説の名作3本をIMAXの圧倒的な映像美と高精度なサウンドで楽しむことができる絶好の機会となる。『ジョーズ』は2025年1月10日(金)より、『 E.T.』は1月24日(金)より、『ジュラシック・パーク 3D』は1月31日(金)より全国のIMAXシアターにて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:E.T. 1982年12月より公開
2024年12月15日Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」の写真集「写真 阿修羅のごとく」が発売決定した。「阿修羅のごとく」は、向田邦子の名作を是枝裕和監督が令和に蘇らせた、宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すずが四姉妹を演じる物語。竹沢家の四姉妹が久しぶりに集まり、父親の秘密を知ることから始まり、長女・綱子(宮沢)、次女・巻子(尾野)、三女・滝子(蒼井)、四女・咲子(広瀬)が、家族の葛藤や秘密に向き合う姿が描かれる。Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」は2025年1月9日(木)より世界独占配信今回の写真集は、ドラマの撮影を担当した写真家・瀧本幹也によるもの。是枝監督作品の撮影を数多く手掛けており、今回もその才能を発揮。写真集には、四姉妹の表情や1979年の舞台を感じさせる場面写真が収められており、ドラマを観た人もそうでない人も楽しめる内容となっている。「写真 阿修羅のごとく」は2025年1月下旬発売予定。Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」は2025年1月9日(木)よりNetflixにて世界独占配信(全7話)。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年12月15日松下洸平が主演を務める「放課後カルテ」第9話が12月14日に放送され、「涙腺崩壊」「涙で前が見えない」といった声が上がっている。本作は、小学校を舞台に、松下演じる口も態度もでかい小児科医・牧野が、その観察眼で児童の小さなサインを見逃さず、“言葉にできないSOS”を見抜き、未来へ向かう子どもたちの背中を押す、保健室ヒューマンドラマ。牧野を小学校へ赴任させる小児科医局長・高崎役に田辺誠一が出演するほか、牧野が学校医として赴任した小学校で、6年2組の担任をする篠谷を森川葵、校長・緑川洋平役にアナウンサーの武田真一が出演。また、塚本高史、吉沢悠、ホラン千秋、平岡祐太、高野洸、六角慎司、ソニン、田中幸太朗ら豪華キャストが脇を固めるほか、牧野と関わる子役にも注目が集まっている。第9話、第10話には、はいだしょうこがゲスト出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。心疾患を抱える直明(土屋陽翔)は、母の環(ソニン)らが待ち望んだ手術がようやくできることに。牧野(松下)は、弟の手術に不安を隠せない啓(岡本望来)を励ますなか「うまくいくって言ってくれないんですか?」と問われるが「医療に絶対はない」と言い、医師としての立場から「絶対大丈夫」と声をかけることができずにいた。一方、直明は入院中に仲良くなったるか(佐藤恋和)や、学校探険で友だちになった拓真(柊吾)と宏哉(吉田奏佑)、大和(山口暖人)と元気になってからの「約束」を重ねることで、手術へ向けて一歩ずつ進んでいたが、手術直後のるかの姿を見て、ショックで閉じこもってしまう。そんな直明のため、啓に頼まれて病院へ向かう…というのが第9話のストーリー。冒頭からの切ない展開に「絶対大丈夫って言ってほしいけど言えないよね」といった声や、「子どもたち同士の約束、胸に響くな」という声が上がった。一方で直明を心配しながらも直明に向けて明るく応援動画を送る拓真、宏哉、大和のシーンにSNSでは「3人組かわいい」「優しい」と絶賛する投稿で溢れた。病室についた牧野が、直明に声をかけると直明は顔を出し「みんなは元気に学校行ったり歌ったり遊んだりしてるのに、なんで僕だけ手術しないといけないの?手術怖いよ」と言い放つ。さらに「牧野先生も大丈夫って思う?」と言われた牧野は、何も答えることができない。そんな牧野を見た直明から「大丈夫じゃないんだね」と言われ、牧野は咄嗟に「そんなことはない。お前は治る。直明は治る」と言い、「絶対?」と聞かれ「絶対だ」と答えた。牧野にかけられた言葉や、元気になったらキャッチボールをすると約束をした直明は手術を受けることを決心する。「絶対」と言ってしまったことを牧野から聞かされた咲間(吉沢)は、「やっちゃったね」と言いながらも「保健室の先生として出た言葉なのかな」といい、直明が一番欲しかった言葉かもしれないとフォロー。牧野は医局長の高崎(田辺)に「冴島直明のことをお願いします」と頭を下げ、病院を後にした。牧野と直明のやりとりにSNSでは「直明が欲しかった言葉」「安心させるための言葉が牧野先生から出た」といった声が上がった。直明の手術は無事に成功したものの、身体には大きな負担がかかっているため管が抜けるまでの1週間の全身管理が必要となった。直明は眠っている間、家族と公園で遊んだり牧野とキャッチボールをしたりする夢を見ていた。そしてついに、直明が目を覚ます。牧野が病室を訪ねると直明はまだ起きていた。直明に「僕の心臓良くなるよね?」と聞かれた牧野は、聴診器を当てて心臓の音を聞かせ「もう少しの辛抱だ」と伝える。手術前の啓と直明の手紙のやりとりにSNSでは「涙腺崩壊」「号泣」という声が上がったほか、直明が目を覚ましたシーンでは安堵の声で溢れた。また、牧野が聴診器で心臓の音を聞かせたシーンに「牧野先生、すげぇ」「泣ける」といった声が上がった。しばらくして直明は無事に退院し、ついに登校する日を迎えた。学校に向かう途中、直明の登校を待ちわびていた拓真、宏哉、大和ら3人が合流し、学校に着くと牧野や篠谷、そしてクラスメイトが直明を出迎えた。母・環の手を離し、直明はクラスメイトのところへ駆け寄る。SNSでは「手から離れる瞬間スローで演出、泣ける」「涙で前が見えない」「頑張ったね」といった投稿で溢れた。【最終回あらすじ】卒業式が近づく中、保健室の牧野(松下洸平)のもとに、来月産休から復帰する養護教諭・岩見(はいだしょうこ)が引き継ぎの挨拶にやってくる。そんな中、牧野が学校へ行く理由となった過去の患者・真琴(三浦綺羅)の様子を咲間(吉沢悠)に聞きに行った牧野は、真琴が「胸の痛み」を隠していることを知る。精神的な原因があるのではと考えた牧野は、その「痛み」を取り除くのが自分の仕事だと、高崎(田辺誠一)に真琴のケアを願い出る。「放課後カルテ」は毎週土曜21時~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月15日ホットトイズのデフォルメフィギュア「コスビ」と「コスベイビー」シリーズに、ディズニーアニメーション映画『ズートピア』の新商品が加わる。『ズートピア』は、動物が人間のように暮らす大都会を舞台にした感動のファンタジー・アドベンチャー。今回新登場するのは、大きく分けて2種類。シンプルで愛らしいフォルムと、集めやすいサイズが特徴的なデフォルメフィギュア「コスビ」シリーズと、コスプレした赤ちゃんをコンセプトとした「コスベイビー」シリーズ。「コスビ」には、ジュディ・ホップス、ニック・ワイルド、フィニック、フラッシ、クロウハウザー、ニック・ワイルド(警察官)、ジュディ・ホップス&ニック・ワイルド(幼少期)の全7種が新たに加わる。それぞれ高さは約6~8cmのミニフィギュア。日本で企画されたオリジナルのパッケージは、そのまま飾っても可愛いウィンドウボックス仕様だ。「コスベイビー」には、ジュディ・ホップスとニック・ワイルドが加わる。高さ約13cmのポップでカッコかわいいデフォルメフィギュアとして立体化。ヘッドは、角度を変えてディスプレイすることが可能、表面にフロッキー加工が施され、モコモコした肌触りとなっている。またパッケージは、そのまま飾れるウィンドウボックスとなっている。価格は、「コスビ」が各2,500円(トイサピエンス予約価格:各2,300円)、「コスベイビー」は各5,800円(トイサピエンス予約価格:各5,200円)。ホットトイズ フラッグシップ・ストア「トイサピエンス」ほかにて購入することができる。※全て税込。【コスビ】ディズニー・コレクション[映画『ズートピア』]、【コスベイビー】ジュディ・ホップス/ニック・ワイルド(ベルベット・ヘアー版)[映画『ズートピア』]は2025年1月発売予定。(シネマカフェ編集部)
2024年12月15日目黒蓮(Snow Man)と佐野勇斗(M!LK)が共演する劇場版『トリリオンゲーム』の場面カットが公開された。本作は、天性の人たらしで信念のためにワガママを突き通す“世界を覆すハッタリ男”ハルと、気弱で心優しい“凄腕エンジニア”ガクがタッグを組み、ゼロから起業し、あらゆることに挑戦するドラマ「トリリオンゲーム」の劇場版。今回は、世界に挑む完全オリジナルストーリーが展開される。2人が次に挑む新事業は、「日本初のカジノリゾート」開発。カジノでタキシードに身を包み、自信たっぷりの表情を浮かべるハル(目黒)に、気合のアームバンドをつけ、パソコンに向かうガク(佐野)、そんな2人の最強バディショットも公開。そして、キリカ(今田美桜)、凜々(福本莉子)、祁答院(吉川晃司)やトリリオンゲーム社の蛇島(鈴木浩介)、功刀(津田健次郎)、桜(原嘉孝)、水樹(あかせあかり)に、黒龍(國村隼)と長瀬(竹財輝之助)の姿、劇場版の重要人物・ウルフ(石橋凌)、ラモーナ(シシド・カフカ)、宇喜多(田辺誠一)の印象的な劇中カットも。ハルとキリカ、ガクと凜々の恋の行方が気になる様子、ハルとラモーナの2ショットも必見だ。また劇場では、ハルとガクの超特大のバナーポスターも登場する(※一部劇場を除く)。なお、12月20日(金)14時よりムビチケも発売。ティザーポスターを一部変えた、ムビチケでしか手に入らない特別仕様のデザインとなっている。劇場版『トリリオンゲーム』は2025年2月14日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版 トリリオンゲーム 2025年2月14日より全国にて公開Ⓒ2025劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会Ⓒ稲垣理一郎・池上遼一/小学館
2024年12月14日11月29日より公開され、大きな注目を集める『テリファー 聖夜の悪夢』の大ヒット記念予告とメイキング画像が解禁された。本作は、殺人鬼アート・ザ・クラウンが巻き起こす惨劇を描いたホラー映画『テリファー』シリーズの最新作。前作『テリファー 終わらない惨劇』同様、監督はダミアン・レオーネ、主演はローレン・ラベラが続投し、アート・ザ・クラウンをデイヴィッド・ハワード・ソーントンが演じている。この度解禁された映像は、邪悪な殺人ピエロ“アート・ザ・クラウン”が日本での大ヒットを記念して大喜びする姿を集めた大ヒット予告編。世界中のホラーファンを魅了する、残忍な殺人鬼でありながらどこかチャーミングな姿が捉えられている。併せてメイキング画像4点も解禁。恐怖も和らぐような和気あいあいとしたオフショットとなっている。『テリファー 聖夜の悪夢』はTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:テリファー 聖夜の悪夢 2024年11月29日よりTOHO シネマズ新宿ほか全国にて公開©2024 Cineverse. All Rights reserved.
2024年12月14日「出口夏希 2025カレンダー」の表紙ビジュアルが初公開された。出口は、雑誌「non-no」専属モデルとして活動し、今年は『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』『赤羽骨子のボディガード』「アオハライド」「ブルーモーメント」などに出演、俳優としてブレイクが期待されている。そんな出口のいまの魅力が詰まったカレンダーが登場。今回公開された表紙は、23歳等身大の姿から、大人っぽい表情まで、何千枚と撮影した中から厳選した。なお、各ショップ予約者の特典として、ミニカレンダーが付く。スマホケースに入れられるサイズ感(約6cm×約8.5cm)となっている。「出口夏希 2025カレンダー」は12月14日(土)発売。(シネマカフェ編集部)
2024年12月14日柚木麻子の原作を映画化した『私にふさわしいホテル』よりスタイリスト・中村のんがスタイリングを担当した、のん演じる加代子の5ポーズの写真が公開された。本作は、新人賞を受賞したものの、文壇の大御所・東十条宗典(滝藤賢一)の酷評により不遇な新人作家・中島加代子(のん)が、大学時代の先輩で編集者の遠藤道雄(田中圭)の助けを借り、文壇でのし上がる痛快逆転サクセスストーリー。80年代を舞台にした本作では、堤幸彦監督が信頼を寄せるスタイリスト・中村のんが手掛けたスタイリングが注目されている。この度公開された加代子の5つのスタイリングは、昭和の雰囲気を見事に再現し、作品の世界観を引き立てている。まず1枚目は、加代子が“初”の新人賞を受賞した時のスタイリング。淡いピンクベージュのワンピースは、大きな白い襟が特徴的で、クラシックな中にも可愛らしさを感じる。さらに、黒のストラップシューズを組み合わせることで、全体的に清楚で上品な印象を演出しつつ、どこか初々しい新人らしさも感じるスタイリングである。2枚目は、加代子が山の上ホテルに宿泊した時のスタイリング。80年代を彷彿とさせるトラッドな要素と落ち着いた色味が印象的だ。ブラウン系のチェック柄ジャケットを主役に、フリルのあるハイネックトップスでフェミニンさを加え、ブルーのフレアスカートが全体を軽やかにまとめている。さらに、鮮やかな赤いベレー帽がアクセントとなり、ノスタルジックな雰囲気を醸し出している。3枚目は、加代子が書店に自著を売り込みに訪れる時のスタイリング。パープルのジャケットに鮮やかな花柄のベストを組み合わせ、全体にヴィンテージ感のある雰囲気が漂う。ボトムスにはボリューム感のあるベージュのチュールスカートを取り入れ、フェミニンさと軽やかさを加えたスタイリングとなっている。4枚目は、加代子がペンネームを変え、有森樹里として新人賞を受賞した際のスタイリング。ショートヘアに艶やかなブラックのアシンメトリードレスを纏い、上品さと大人っぽさが際立つ装いとなっている。足元にはブーツやストラップシューズではなくヒールを合わせており、いままでとは違った雰囲気を感じるスタイリングとなっている。5枚目は、編集者・遠藤とともにスナックで飲み明かす時のスタイリング。オーバーサイズの鮮やかなグリーンのジャケットを主役に、ポップな色使いが目を引く幾何学模様のネクタイを合わせ、遊び心のあるアクセントを加えている。ヘアスタイルには細めのヘアバンドをプラスし、ナチュラルなウェーブヘアとともに、顔周りにレトロな可愛らしさをプラス。カジュアルな中にもエレガンスを感じさせる。堤監督も「のんさんはもう完全に“加代子”でした。スタイリスト・中村のんさんの衣装を完璧に着こなして、『昭和にはこういう人が本当にいたんだろうな』と思わせることに成功している」と述べている。『私にふさわしいホテル』は12月27日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:私にふさわしいホテル 2024年12月27日より公開(C)2012柚木麻子/新潮社(C)2024「私にふさわしいホテル」製作委員会
2024年12月14日イザベル・ユペール主演『不思議の国のシドニ』で監督を務めたエリーズ・ジラール監督のインタビューが到着。本作製作の経緯や日本での撮影エピソードを語っている。フランス人作家シドニ(イザベル・ユペール)が日本の出版社から招聘され、未知の国日本を訪れるところから始まる本作。彼女は寡黙な編集者溝口健三(伊原剛志)に案内され、桜の季節に京都、奈良、直島を巡る旅をする。そんな中、亡くなった夫アントワーヌの幽霊が現れ、物語は愛と再生の方向へと進む…。監督はフランス出身のエリーズ・ジラール監督。なぜ日本の京都、奈良、直島といった地域を舞台にした作品を作り上げたのか。「プロモーションの一環で日本に訪れることになりました。私は日本の古典映画、特に小津安二郎の作品の大ファンだったので、日本に来ることがとても嬉しかったです。滞在は一週間ほどでしたが、日本の印象は非常に強烈でした。お寺も訪れ、記者会見も行いました。フランスに戻った後、自分が日本の美しさに深く感動していたことに気づき、その感動をすべて書き留めておこうと思い、執筆を始めました」と、長編デビュー作『ベルヴィル・トーキョー』のプロモーションで日本を訪れたのが始まりだったと語る。エリーズ・ジラール監督そして、本作で使用した日本のロケ地については、「実はその後、2013年にフランスの奨学金で京都に6週間滞在する機会があり、そのときに訪れた場所のいくつかは今回の映画にも登場しています。例えば、岡崎公園の桜は、私が京都に滞在していたときに見た桜ですし、鴨川沿いを散歩した思い出もあります。また、今回の映画で使用した古書店も、京都で滞在中に訪れたことのある場所です」と話す。なかでも実際の撮影で印象に残っている場所は?との質問に対して、「すべてのロケ地が印象深いですが、特に直島のベネッセハウスが印象に残っています。実は、この作品に登場する寝室のシーンは、私が日本で初めて滞在した部屋で撮影されたんです。その場所で撮影をしているときは、とても感慨深い気持ちになりました」と実際に日本に訪れた際の経験が反映されていることを明かした。かつて、フランスの映画館で広報として働いていた監督。日本で映画を撮影するにあたり影響を受けた日本の文化や映画を尋ねられると、「私は基本的に、他の監督や作品を意識してインスピレーションを得るということはありません。しかし、元々シネフィルで、好きな監督として成瀬巳喜男や小津安二郎の作品には影響を受けていたと思います。特に、撮影前の準備や執筆時にはその影響を感じます。さらに、編集時には成瀬監督の作品に見られる特徴―クローズアップを避け、風景の中に登場人物を溶け込ませるような表現に影響を受けました」と、日本映画愛についても語っている。最後には、「この物語を、ぜひあなた自身のことのように感じていただけたら嬉しいです。この映画は再生の物語です。もし今、絶望的な状況にいるとしても、希望は必ずあります。人生のサイクルの中で、必ず良い時期が来るのです」と、日本の観客へメッセージを送ってくれた。『不思議の国のシドニ』は12月13日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。『不思議の国のシドニ』©2023 10:15! PRODUCTIONS / LUPA FILM / BOX PRODUCTIONS / FILM-IN-EVOLUTION /FOURIER FILMS / MIKINO / LES FILMS DU CAMÉLIA(シネマカフェ編集部)■関連作品:不思議の国のシドニ 2024年12月13日よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開©2023 10:15! PRODUCTIONS / LUPA FILM / BOX PRODUCTIONS / FILM-IN-EVOLUTION / FOURIER FILMS / MIKINO / LES FILMS DU CAMÉLIA
2024年12月14日日本テレビの土曜ドラマ9「放課後カルテ」がいよいよクライマックスを迎える中、次期ドラマ「相続探偵」との特別なコラボが実現した。「放課後カルテ」で小児科医・牧野先生を演じる松下洸平が、「相続探偵」のセットを訪れ、相続トラブル専門の探偵・灰江七生を演じる赤楚衛二にバトンを直接手渡し、エールを送った。さらに、松下と赤楚の共演動画が、それぞれのドラマ公式Xで公開されている。赤楚が「放課後カルテ」のセットを訪問し、松下とやりとりしている貴重な映像が収められている。「放課後カルテ」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送中。「相続探偵」は2025年1月25日より毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年12月14日映画『青春ゲシュタルト崩壊』のティザーポスタービジュアルが公開された。原作は、小説サイト「野いちご」にて開催されているコンテスト「野いちご大賞」の第5回大賞作品、丸井とまとの「青春ゲシュタルト崩壊」(スターツ出版刊)。個性を押し殺し、他人に合わせて自分を見失うこと=自分の顔が見えなくなると原作で表現される、青年期失顔症になった女の子が、新たな出会いを経て成長していく物語が、これまでの青春小説とは一線を画し高い評価を受けている。今回のポスターでは、原作小説の設定同様に金髪に染めて佐藤新が演じる聖と、髪を切って挑んだ渡邉美穂が演じる朝葉の制服姿が公開。作品のキーワードとなる魚、そして水の泡が散りばめられている。すでにクランクアップをしているという本作の撮影。佐藤は「聖・朝葉が抱えている人間関係の悩みは小学生・中学校・高校生・大学生に限らず、大人の方も同じ悩みを抱えている方が多いのではないかなと思います。この作品を見て、自分らしく生きるって、どういうことだろう?というヒントみたいなものを皆様にも感じていただけたらと思います」と語る。渡邉も「なかなか自分の思っていることが言えなかったり、顔色を窺ってしまったり、立ち止まってしまったりすることもあると思うんですけど、そういう時にこの作品をみて、少しでも頑張ってみようかなとか、励みになるような作品になればいいなと思っています」とメッセージを寄せている。『青春ゲシュタルト崩壊』は2025年初夏、公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:青春ゲシュタルト崩壊 2025年全国にて公開予定Ⓒ映画「青春ゲシュタルト崩壊」製作委員会
2024年12月14日学園ドラマやラブコメディ、サスペンスや時代劇など、幅広いジャンルの韓流ドラマ作品をはじめ、いま注目のK-POP番組や話題のオーディション番組を400作品以上配信しているABEMA。今回は年末年始に期間限定で無料配信する、「ILLIT」「izna」「UNIS」といった今年デビューの人気K-POPグループが誕生したオーディション番組をはじめ、話題のオーディション番組5作品をピックアップした。ILLITが誕生!「R U Next?」「Magnetic」が大ヒット、グローバルの主要授賞式で新人賞3冠を達成し、K-POPで唯一「MTVヨーロッパミュージックアワード(MTV EMA)」の「ベスト・アジア・アクト」にノミネートされるなど、今年最も注目された韓国の5人組ガールズグループ「ILLIT」が誕生した「R U Next?」(全10話)。「R U Next?」は「BTS」や「LE SSERAFIM」らが所属する「HYBE」の次世代グローバルガールズグループメンバーを決めるサバイバルプログラム。デビューを夢見る練習生たちはアイドルになるための7つの必須条件が盛り込まれたサバイバル関門を1つずつ通過し、自分の潜在力とスター性を証明していく。ここでしか見ることができない、「ILLIT」誕生秘話が楽しめる。iznaが誕生!「I-LAND2」11月25日にデビューミニアルバム「N/a」でデビューしたばかりの「izna」が誕生した「I-LAND2」(全11話)は、「ENHYPEN」を輩出した、大人気のオーディション番組「I-LAND」の最新シリーズ。世界的人気を誇るガールズグループ「BLACKPINK」のプロデューサーであるTEDDYが手掛ける2024年最大のグローバルガールズグループオーディション番組。また、視聴者と「アイランド」を繋ぐストーリーテラーには人気俳優のソン・ガンが就任し、BLACKPINK・ロゼがシグナルソングを歌うなど、放送前から多くの注目を集めていた。ここからの活躍が注目の「izna」誕生の瞬間は見逃せない。UNISが誕生!「UNIVERSE TICKET」韓国、日本、フィリピンの多国籍なメンバーが集結したグループとして注目を集める8人組ガールズグループ「UNIS」は、韓国三大地上波放送局の1つSBSが総製作費100億ウォン(約11億円相当)をかけて挑んだ初のガールズグループオーディション番組「UNIVERSE TICKET」(全10話)から誕生。番組内では、K-POPアーティストデビューを夢見る82人の練習生が特別なミッションに挑戦し、最終メンバーとして残った8人がデビューグループとなる。全世界約100か国のグローバル視聴者が投票を行い、その累積投票数は1558万票を超えるなど、世界中から多くの注目を集めた「UNIS」誕生までの軌跡が収められている。また、ABEMAでは「UNIVERSE TICKET」の2番目のシーズンで、「BOYS PLANET」出身者や俳優など個性豊かな練習生42名がデビューを競うグローバルボーイズグループオーディション「UNIVERSE LEAGUE」(全10話)を、11月28日より無料配信している。ボーイズグループがデビュー「MAKEMATE1」「PRODUCE101」「&AUDITION - The Howling -」を生んだ制作陣が手掛ける2024年韓国最注目のグローバルボーイズグループデビュープロジェクト「MAKEMATE1」(全10話)は、「夢の舞台を作るため(MAKE)友達(MATE)と一つ(ONE)になる時間」という意味が込められたグローバルボーイズグループデビュープロジェクト。様々な国から参加した35名の少年たちがアイドルの夢を目指して成長していく過程を描く。数あるオーディション番組とは違い、「MAKEMATE1」の参加者たちは事務所に所属している練習生たちではなく、事務所に所属していない普通の少年たち。まだ明らかになっていない彼らの限りない可能性とそれぞれの個性が、デビューという一つの夢の中で重なり合い、どのように開花していくのかが見どころ。グループ名は「NoueA(ヌエラ)」に決定している。今見るべき「PROJECT 7」日韓同時・国内独占無料放送中の「PROJECT 7」は、参加者200名の過去最大規模でスタート。「梨泰院クラス」「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」など、数多くのヒットドラマを制作した韓国大型スタジオSLLと現在グローバル大ヒット中のNetflix Original「白と黒のスプーン ~料理階級戦争~」や、ABEMAにて国内独占配信中のアイドルサバイバルオーディション番組「PEAK TIME」を制作したSLL傘下のレーベルStudio Slamが手掛けるオーディション番組。デビューの座を掴む7名は一体誰なのか?注目の最終回は12月27日(金)20時50分から放送となっている。(シネマカフェ編集部)
2024年12月14日日本テレビ系日曜ドラマ「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」がオールアップ。写真とコメントが到着した。堀田真由が次女・涼役で主演を務め、仁村紗和、畑芽育、長濱ねると共に四姉妹を演じた本作は、ルイザ・メイ・オルコットの「若草物語」を原案に、現代の日本を舞台に描かれる社会派シスターフッドコメディー。最終回を前に、町田家の四姉妹を演じた堀田、仁村、畑、長濱、そして涼の幼なじみ・律役の一ノ瀬颯がクランクアップを迎えた。撮影を終えた一ノ瀬は、「素敵な律という役柄に出会えて嬉しかったです。四姉妹がすごく仲が良くて、一緒にいるだけで楽しかったし、そのことに救われて“律”として存在できたなと思います。しばらくは律の優しさを引っ張って、プライベートでも優しく過ごしていきたいと思います(笑)。ありがとうございました!」と語った。長濱は「(撮影期間中は)みんなと一緒にいられる時間が少なかったんですけど、最終日にはたっぷり姉妹で一緒にいられて嬉しかったです。もっと一緒にいられたら良かったなと思います(笑)。最後にすごく良い結末を迎えられてとっても嬉しかったです」と笑顔でコメント。畑は、オールアップの掛け声に「やったー!」と両手を挙げて喜びながら、「自分の名前と同じ役名でお芝居できて、現場で『めいさん』『めいちゃん』と呼ばれることがすごく幸せで...。こんなに素敵なお姉ちゃんたちと出会えて、本当に幸せな妹でした。ありがとうございました。みんな大好き!」と手でハートマークを作ってから一礼。仁村は「本当に可愛い妹たちと、温かく優しいスタッフの皆さんと一緒に撮影ができて、とにかく楽しかったなっていう記憶があります。至らない長女でしたが、優しくしてくださって本当にありがとうございました。お世話になりました!」と周囲に手を振りながら朗らかに感謝を述べた。そして主演を務めた堀田は、「すごく温かくて朗らかな現場で、毎日穏やかな気持ちで撮影に臨むことができました。かけがえのない時間を、こんなにも可愛らしい姉妹、そしてキャストやスタッフのみなさんと過ごせたおかげで、今日を迎えることができたなと思っています。無事にみんなで走り切れて、こうしてゴールできて良かったなと思います。みなさんも本当にお疲れ様でした!」と万感の思いを語った。最終回では、涼が自分の価値観に悩みながらも、人生の選択に向き合う姿が描かれる。果たして、涼はどのようなハッピーエンドを迎えるのか。四姉妹それぞれの結末に注目が集まる。「若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―」は毎週日曜22時30分~日本テレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年12月14日松坂桃李主演、1月スタートの日曜劇場「御上先生」から生徒キャスト29名が一挙解禁。全員、オーディションから選出された生徒役には、次世代を担う注目株からドラマ本格出演は初めてという新星が揃った。松坂が演じるのは、東大卒のエリート文科省官僚の御上孝。とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になった御上だが、現実はほど遠いものだと気づく。やがて御上は新たに設けられた官僚派遣制度によって私立高校への出向を命じられる。制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいい、と自ら教壇に立つ御上。制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる“官僚教師”が、令和の時代を生きる18歳の高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく――。この度、松坂演じる官僚教師こと御上先生が、赴任先の高校である「隣徳学院」で担任を受け持つことになる3年2組の生徒キャストが決定。奥平大兼が演じるのは、報道部の部長で、ジャーナリスト志望の神崎拓斗。新聞記者の父親に対しては尊敬と反発の入り混じった複雑な感情を抱いている。正義感があり成績優秀だが、喜怒哀楽を表に出さないタイプ。クラスの空気を支配してしまうようなカリスマ性がある。奥平大兼神崎の幼なじみ、富永蒼には蒔田彩珠。明るく自由で、細かいことは気にしないサバサバした性格。危なっかしい神崎をどこか心配している。蒔田彩珠窪塚愛流は、元数学部の次元賢太を演じる。明るく雄弁、社交的で人懐っこい性格で、自分に対して心を閉ざしている人物にもぐいぐい近づく。パソコンの前に座ると人が変わる、という役どころ。窪塚愛流さらに吉柳咲良、豊田裕大、上坂樹里、高石あかり、八村倫太郎、山下幸輝、夏生大湖、影山優佳、永瀬莉子、森愁斗、安斉星来、矢吹奈子、今井柊斗、真弓孟之、西本まりん、花岡すみれ、野内まる、山田健人、渡辺色、青山凌大、藤本一輝、唐木俊輔、大塚萌香、鈴川紗由、芹澤雛梨、白倉碧空という、錚々たる面々。高石あかり生徒キャストは今年3月から始まったオーディションで選ばれ、8月初旬に全29名が決定。次世代を担う注目株からドラマ本格出演は初の新星まで期待の若手キャストが集結した。豊田裕大「アンチヒーロー」「VIVANT」「マイファミリー」「ドラゴン桜」など、近年話題となった日曜劇場作品を担当してきたプロデューサーの飯田和孝は、「視聴者の皆様には、一人残らず、注目していただいて、“18歳”のほとばしるエネルギーを体感してもらえたら嬉しいです」とコメント。同じくプロデューサーの中西真央は「期待を背負った若者たちのみなぎるパワーに魅了されました。“18歳”を演じる俳優さんたちの今しかない数か月を、私たちの日曜劇場に託してくれたことを大変光栄に思います。今の彼らにしか演じられない“18歳”の姿を世に出せることを誇りに思います」と期待を膨らませる。吉柳咲良彼らが演じるのは、関東屈指の進学校・隣徳学院に通う生徒たちで、突如赴任してきた御上に対して、「なんで官僚がここにいんの」「できんの。授業?」などと反発し毛嫌いする。18歳の生徒たちは、御上先生と出会い、対峙する中で何をどう感じ成長していくのか。大人と子どもの狭間に立つ彼らが、1人の大人として未来を切り拓いていくことができるのか。期待の若手キャストの姿に注目。また、12月14日(土)にドラマ公式SNSにて、生徒29人の紹介動画が3回に分けて配信予定となっている。日曜劇場「御上先生」は毎週日曜21時~TBS系にて放送開始。(シネマカフェ編集部)
2024年12月14日