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フー・ゴー主演『来し方 行く末』より新たな場面写真が解禁された。本作は、主人公ウェン・シャン(フー・ゴー)が弔辞の代筆業を通じて成長する姿を描くヒューマンドラマ。この度解禁された場面写真は4点。1枚目は、ウェン・シャン(フー・ゴー)とシャオ・ジンスイ(チー・シー)が動物園のガラスの前で向かい合って話している様子を切り取ったもの。彼女はネットを通して繋がりながら、2年前に消息を絶った声しか知らない声優仲間が自死していたことを知り、彼の弔辞の書き手であるウェンを訪ねてきた。どこか取り乱した様子で弔辞に大切なことが抜けていると訴える。2枚目の写真は、ウェンが父親を亡くしたばかりのワン(ホアン・レイ)の自宅で取材をするシーン。ワンは北京で成功を収めたものの、仕事に追われる日々の中で、故郷から呼び寄せ同居していた父親と十分な交流を持てなかった。3枚目は、そんなワンの息子のフェイフェイが突然ウェンをスケート場に呼び出したシーン。フェイフェイは父に秘密にしていた祖父との思い出をウェンに必死に伝えようする。4枚目は、ウェンが仕事の合間に頻繁に通う動物園で、母親と通話している様子。ゲージの中で白熊が静かに歩く姿と、ウェンのどこか悲しげな佇まいが重なり合い、彼の内面にある孤独や迷いが滲み出るようなシーンとなっている。ジンスイを演じるチー・シーは、第65回カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品された『二重生活』(12/ロウ・イエ監督)に出演し、第49回台北金馬奨、第7回アジア・フィルム・アワードなどで最優秀新人賞を受賞。以降、『ロングデイズ・ジャーニーこの夜の涯てへ』(18/ビー・ガン監督)、『在りし日の歌』(19/ワン・シャオシュアイ監督)、ロウ・イエ監督最新作『未完成の映画』(24)にも出演する実力派女優。本作ではウェン・シャンの閉ざされた心に踏み込むタフな女性を見事に演じている。ワンを演じたホアン・レイは、映画『無名』(23)でトニー・レオンとワン・イーボーと共演。中国版ドラマ「深夜食堂」ではマスター務めるほか、歌手や脚本家としてもマルチに活躍している。市井の人々の人生の中に秘められた数々のドラマとともに、脇を固めるキャスト陣にも注目したい。『来し方 行く末』4月25日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:来し方 行く末 2025年4月25日より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開©Beijing Benchmark Pictures Co.,Ltd
2025年02月24日現代のアンチ・シンデレラストーリー『ANORA アノーラ』から、ショーン・ベイカー監督が「ブルックリンで最高で最大の豪邸」とググって見つけた「リアルロシア新興財閥の邸宅」をとらえた本編映像とメイキング写真が到着した。第97回米アカデミー賞にて作品賞をはじめ、主演女優賞(マイキー・マディソン)、助演男優賞(ユーリー・ボリソフ)、監督賞、脚本賞、編集賞の6部門にノミネートされている本作。この度到着したのは、マイキー・マディソン演じるストリップダンサーの主人公アニーことアノーラが、ストリップクラブで出会ったロシア新興財閥の御曹司イヴァンの自宅を訪れ、彼が規格外の大金持ちであることを目の当たりにするシーン。イヴァンの出自を知らないまま、お調子者でキュートな彼の誘いにのったアニーは、手配されたリムジンでその邸宅に到着。守衛が駐在する立派な門をくぐると、目の前にそびえるのは3階建てのまるでホテルのような大豪邸…。はやる気持ちを抑えながらインターホンを押し、イヴァンに招き入れられたアニーは息を飲む。大理石の床がどこまでも続く広々としたリビングには、オーダーメイドの家具がズラリと並び、壁やテーブルにはいかにも高価そうなアートが飾られ豪華絢爛。吹き抜けの天井まで続く大きな窓は抜群の解放感で、家の真ん中にしつらえた螺旋階段は緩やかに2階へと続いている。どんな客の前でも“よそ行き”の顔を作ることに長けたアニーだが、規格外の客に出会ったらしいことにどぎまぎし、うまく平静を装えない。そしてイヴァンに促され上階のベッドルームに足を踏み入れたアニーの目の前には、ジャマイカ湾の入り江を見渡す絶景が広がっていた――。■約47億円の豪邸は、本物のロシア新興財閥の邸宅だった!「ブルックリンで最高で最大の豪邸」と検索して見つかった、このイヴァンの豪邸のロケ地は、ブルックリンのミルベイスン地区、ジャマイカ湾入り江角地に実際に立つ邸宅。イヴァンの邸宅1F 間取りエレベーター付きの地上3階地下1階建てで、床のべ面積は1,637平方メートル。1階の広いリビングルームに、4つのベッドルーム。図書室、日光浴室、サウナ、書斎、瞑想室、シアター、車6台分の屋内ガレージ、使用人のためのベッドルームを備え、各階のテラスの広さは合計510平方メートル。内装のタイルやドア、フローリングなどは全て特注品で、ヨーロッパから輸入した鏡と大理石がバスルームの壁に使われている。寝室の壁はバターのようなレザーでできており、他の部屋の壁紙も類を見ない厳選された最高級品だ。屋外には1,000平方メートルのスパ付きプールやバーベキューキッチン、ヨットを停泊させるプライベートマリーナもあり、ゲストハウスまである。この邸宅はもともとマフィア関係者が所有していたが、1996年にプーチン大統領の柔道のスパーリングパートナーだったロシアの新興財閥ヴァシリー・アニシモフが手に入れ、洗練された審美眼を持っていた彼の妻が3階を増築、長年かけて改装した。そして2013年に売りに出された際の価格が3,000万ドル(現在の為替で約47億円)で、当時ブルックリン区で最も高額な物件だった。いまはロシア系アメリカ人家族が実際に住んでおり、撮影では現居住者の車や家具が使われ、まるで豪邸を内見しているような気分になる。■物語に説得力を持たせるショーン・ベイカー監督のこだわり市井の人々を描くショーン・ベイカーの作品にとって、リアリティのある細部は生命線だ。かつて『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』ではディズニー・ワールドのすぐ近くにあるモーテル。『タンジェリン』では主人公たちの目を通したハリウッドのストリート。つねにキャラクターを取り巻く環境を具体性を持って描写することで、世界の片隅に根差す物語に説得力を持たせてきた。本作では、実際にロシアの新興財閥がデザインしたこの邸宅が、極端な富という大きな世界を表現することに一役買っており、アニーがそんなものが存在すると想像もしなかった“まるで映画にでてくるような”特権階級の世界を目の当たりにする瞬間が、本シーンに詰まっている。『ANORA アノーラ』は2月28日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ANORA アノーラ 2025年2月28日より新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2024 Focus Features LLC. All Rights Reserved. ©Universal Pictures
2025年02月24日ファン・ミンヒョン(NU’EST/Wanna One)主演の「スタディーグループ」が、ABEMAにて2月21日(金)より国内独占・無料配信がスタート。ABEMAではこのほかにも、初々しい青春ドラマから手に汗握るサスペンス劇まで、見始めたら止まらない韓国の人気学園ドラマを多数配信中。「スタディーグループ」「善意の競争」など注目の最新学園ドラマから、「相続者たち」「偶然見つけたハル」など高い人気を誇る作品まで6本をピックアップした。「スタディーグループ」「スタディーグループ」は、韓国代表OTTであるTVINGのオリジナル作品で、韓国でも2週連続TVING新規有料加入寄与数1位を記録しながら人気を博している、同名の人気ウェブ漫画を原作とした作品。勉強への情熱を持ち成績優秀になりたいが、喧嘩にばかり才能が開花している高校生のユン・ガミンが、最悪の問題児ばかりが集まる学校で“スタディーグループ”を結成する、コミカルアクション学園ドラマ。韓国で“スタディーグループ”とは3~5人程度の人が集まり、勉強や情報交換をしてお互いの目標に向かって切磋琢磨することを意味する。端正で真面目そうな見た目をしていながらも、スタディーグループの仲間たちが困った時には隠していたフィジカルと怪力を見せ、“喧嘩の天才”として立ち向かっていくユン・ガミン役を演じるのはファン・ミンヒョン。学校を変えたい教師、イ・ハンギョン役には女優のハン・ジウン、ユソン工業高校の実質的な序列1位のピ・ハヌル役は俳優のチャ・ウミン。ピ・ハンウルは、暴力団ヨンベク派の首長ピ・ヨンベクの息子で、原作のウェブ漫画のファンからも注目されている人物。そしてユソン工業高校の、“スタディーグループ”のメンバーにも注目のキャストが勢揃い。全校成績2位でスタディーグループの最初のメンバーとなるキム・セヒョン役には、新人のイ・ジョンヒョン。さまよっている双子の弟のせいで不良たちに弱みを握られているイ・ジウ役には、「放課後戦争活動」で名を知らせた女優のシン・スヒョン、イ・ジウの親友チェ・ヒウォン役には「いつかの君に」「シークレット・ファミリー」などに出演する。女優のユン・サンジョン、スタディーグループの自称、第2人者イ・ジュン役には、モデルから俳優への転身に挑戦したコン・ドユ。キャストが原作のウェブ漫画に忠実になっていると韓国では早くも話題に。ファン・ミンヒョンをはじめとした個性豊かで魅力的なキャストたちが繰り広げていく、爽快なアクションにも注目。■「スタディーグループ」は毎週金曜日18時より、2話同時無料配信中。「善意の競争」同じく2月より「ABEMA」で配信開始となった「善意の競争」は、殺伐とした受験戦争が繰り広げられる韓国上位1%の名門女子校に転校してきた児童養護施設育ちのスルギと、誰もが羨む完璧な生活を送る天才のジェイが出会ったことで、日本でいう大学入学共通テストの出題委員だったスルギの父の“謎の死”の真相に繋がる禁断の扉が開いていく、刺激に満ちた学園ミステリードラマ。W主演には、「恋のスケッチ~応答せよ1988~」「九尾の狐とキケンな同居」などで俳優としても活躍するイ・ヘリ(Girl’s Day)と、「キミと僕の警察学校」「未成年裁判」「車輪」など話題作に出演を重ねるチョン・スビン。圧倒的1位の座に君臨するジェイと、殺伐とした競争社会で手段を選ばず生き残ろうとするスルギ。2人はこれまでのイメージを覆すような、大胆かつ挑発的な役に挑む。さらに「殺人者のパラドックス」「NO WAY OUT:ザ・ルーレット」のオ・ウリをはじめ、「IZ*ONE」出身のカン・ヘウォン、「GOT7」のヨンジェなど、話題の俳優陣が集結し、不安定に変化していく感情が交錯する人間模様に、さらなる深みと衝撃を与えていく。大人たちが煽り立てた受験競争の域を超え、いじめ、ドラッグ、ゴシップなど、“競争”そのものに依存する女子高生たちは、ときに“悪意”より恐ろしい“善意”が蔓延した社会の中で、何を見いだすのか、見届けてほしい。■「善意の競争」は毎週月曜日・火曜日深夜0時~無料配信中(全16話)。「Bitch X Rich」女子高生殺人事件の唯一の目撃者である貧しい女子高生キム・ヘインが、人々の注目の的であるチョンダム(清潭)国際高校に転校後、有力な容疑者で校内最高の権力を持つ“ダイヤモンド6”の女王ペク・ジェナに出会うことから始まる、激しい権力争いと心理戦を描く作品。偶然事件を目撃したことでチョンダム(清潭)国際高校に転校することになるキム・ヘインを演じるのは、圧倒的存在感と演技力で注目を集める子役出身の女優、イ・ウンセム。そして、キム・ヘインと張りつめた心理戦を仕掛け合う財閥3世で学校の実力者、ペク・ジェナを5人組ガールズグループ「Red Velvet」のイェリが演じることでも話題に。さらに、ペク・ジェナを筆頭にした校内最高の権力者”ダイアモンド6”のメンバー、ソ・ドオン役にはイ・ジョンヒョク、イ・ソマン役にはユ・ジョンフが出演するなど、注目の若手俳優たちが脇を固める。貴族学校を舞台に、身分の違うキム・ヘインとペク・ジェナが繰り広げる壮絶な騙し合い。手段を選ばず、それぞれの目的を果たそうとする女子高生2人の熾烈な戦いと、さまざまな思惑が飛び交うシリアスなストーリー展開は見逃せない。■「Bitch X Rich」は配信中(全10話)。※1話~3話は常時無料公開「ピラミッドゲーム」ABEMAで独占配信中の「ピラミッドゲーム」は、大胆かつ独創的な世界観で、学園心理スリラーの新たな世界を開いた同名の人気WEB漫画が原作。韓国の動画配信サービスTVINGのオリジナルドラマとして2024年2月29日(木)から放送開始し、国内外で大きな話題を集めた。物語の舞台は、ペクヨン女子高の2年5組。毎月最終週の木曜日5時間目のホームルームで投票を行い、最下位のFランクになった生徒は1か月間いじめを受けることになるという、残酷なゲームを繰り広げていたーー。ゲームのターゲットから、序列(ピラミッド)を壊そうと覚醒する、主人公のソン・スジを演じるのは、Netflixシリーズ「二十五、二十一」に出演するなど女優としても注目を集めるキム・ジヨン(K-POPアイドルグループ「宇宙少女」のボナ)。そして財閥家のペクヨングループの令嬢で、ピラミッドゲームの上に君臨するペク・ハリンを演じるのはチャン・ダア。K-POPアイドルグループ「IVE」ウォニョンの実姉で、本作で俳優デビューを果たして注目を集めた。ほかにも、Netflixシリーズ「脱出おひとり島」シーズン2に出演したシン・スルギや、リュ・ダイン、カン・ナオン、チョン・ハダム、ハ・ユルリなど個性的な新人女優たちが多数出演している。2年5組の女子生徒たちが、スクールカースト戦争を行うなかで繰り広げていく、ダイナミックな頭脳戦と心理戦が見どころ。「偶然見つけたハル」2019年に韓国・MBCで放送された「偶然見つけたハル」は、マンガの登場人物がページの中と外で繰り広げる予測不能な胸キュンファンタジーロマンス。「ソンジェ背負って走れ」で大人気となったキム・ヘユンが演じる幼い頃から心臓を患ってはいるものの、明るく天真爛漫に生きてきた会長令嬢のウン・ダノは、まるで漫画の主人公のようなセレブが通うスリ高校の2年生。スリ高校のアメイジング3、容姿端麗なセレブグループA3の注目を一身に浴び、「まるでヒロインのような私の人生」と思っていた彼女に、記憶を失ったり、未来が見えたり突然異変が起こる...。その理由を学食のミステリアスな料理人から聞いて驚愕。この世界は漫画の中の世界で、自我を持つもののみが知る世界「シャドウ」と、作者の設定の「ステージ」からなるというのだ。そのうえダノは、自分が漫画の世界の取るに足らない小さな役でしかないことを知り、このまま持病の心臓病で死ぬのは耐えられないと一念発起。なんとかしてストーリーを変え、自分の思いのままに生きようと奮闘する。そんな折、作者の設定とは異なる出来事が起こる。ダノは、そのきっかけとなった顔も名前も知らない男子生徒を必死で探し回るが、やっと見つけた彼は、名前すら持たないエキストラだった。そんな彼にハル(ロウン)という名前をプレゼントするダノ。そこからふたりは、漫画よりもときめくページを描き始める!「相続者たち」2013年に韓国のSBSで放送された「相続者たち」は、イ・ミンホやパク・シネ、キム・ウビン、カン・ハヌル、パク・ヒョンシク、キム・ジウォンなどの豪華キャストによる、逃れられない宿命を背負った若者たちの甘く切ないラブストーリー作品。イ・ミンホが演じるキム・タンは、帝国グループの御曹司で何不自由ない生活を送っているように見えるが、愛人の子と疎まれ、逃げるようにアメリカへ留学、空虚な日々を送っていた。一方、口のきけない母を持ち、幼い頃から苦労して生きてきたパク・シネ演じるウンサンは姉を頼りアメリカへやってきたが、姉の現実を知って失望し居場所をなくしてしまう。途方にくれるウンサンと出会ったタンは、自分の家に招くことに。2人の距離は近づいていくが、タンにはラヘルという婚約者がいることを知り、ウンサンは「短い夢を見た」と韓国へ帰っていく。そんな中、家族との葛藤に立ち向かうべく、3年振りの帰国を決意するタン。彼が戻る学校は、名門私立高校の「帝国高校」。この学校には4つの階級が存在する。そしてタンとウンサンは運命の再会を果たし、それぞれの人生が動き始める...。■「相続者たち」は配信中。※1話~3話は常時無料公開(シネマカフェ編集部)
2025年02月24日香港歴代No.1大ヒット『トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦』の大ヒット御礼舞台挨拶が2月23日(日・祝)に行われ、主演のルイス・クー、共演のレイモンド・ラム、トニー・ウー、ジャーマン・チョン、そして名匠ソイ・チェン監督が緊急来日を果たした。公開から「2025年のベストワン映画がすでに決まってしまった!」「こういう映画が見たかった」「今年はもう、この映画より面白い映画に出会える気がしない」「これが映画だ!」「『RRR』以来の衝撃!」などなど、SNS上には熱気に満ちた絶賛評が溢れており、映画グッズ、ブックレット付きクリアファイルなどは軒並み完売。リピーターも続出中だ。日本公開から20日で興行収入1億円を超える大ヒットを記録。この盛り上がりは香港へも届き、本作を応援してくれた日本のファンの皆様に直接お礼を伝えたい!と今回、香港からルイス・クー、レイモンド・ラム、トニー・ウー、ジャーマン・チョン、ソイ・チェン監督が来日。お手製の日本語タイトルロゴの入ったスウェットを見に纏い登場。この舞台挨拶前日に日本での興行収入2億円を突破し、2億の数字バルーンでファンと共に写真撮影も行われた。■九龍城砦の再現は「日本にあった写真資料などが参考に」この日のために劇場に駆け付けた熱烈なファンで満員御礼状態の会場を前に、ソイ・チェン監督は「日本の皆さんと今日ここで出会えたことが本当に嬉しいです」と挨拶し「これだけ日本の観客の皆さんに受け入れられたことは非常に驚きですが、アクション、4人の友情、今はなき九龍城砦のリアルな再現が受けたのではないでしょうか?」と日本での大ヒット理由を分析。ソイ・チェン監督自身も日本のエンタメ文化には多大な影響を受けているそうで、「本作のアクションには日本の漫画表現などが取り入れられています。それは私が幼いころから日本の漫画やアニメ、映画が大好きだったからで、今回それを思い切り発揮することができました」と述べた。また九龍城砦の再現に際しては「日本にあった写真資料などが参考になって本当に役立ちました。資料を残してくれた日本の皆さんには感謝です」と明かした。■ラストシーンは「これからの彼らの希望を表している」主演のルイス・クーは「みなさんこんにちは!愛してる」と流ちょうな日本語で挨拶、「僕は叉焼飯を御馳走するシーンがお気に入りです。あのシーンを撮影中、あまりにも急いでかき込んだものだから、むせて吹き出してしまって顔や体中に食べカスが飛び散りました。でも監督はNGを出さなかったので、汚れた状態のまま仕方なく演じ続けました」と秘話を披露。ちなみにルイス自身も叉焼飯が大好きだそうで「この映画をきっかけに流行るだろうし、僕も大好きなのでこれからも食べに行きたいです」と笑顔を見せた。ルイス・クーレイモンド・ラムは「この映画を気に入ってもらえて嬉しいし、次回はもっといい映画を日本に届けられたらと思います」と約束、「僕のお気に入りはアクションシーンです。この場を借りて本作のアクション監督を務めてくださった谷垣健治さんに感謝を伝えたいです」とリスペクトを口にした。レイモンド・ラムトニー・ウーは「この映画をみなさんに気に入ってもらえて嬉しいので、この後に続くパート2、パート3と監督の意向に従って頑張って務めたいです」とシリーズ化に言及。ラストシーンに触れて「4人で飛行機を見るところが好き。あれはきっとこれからの彼らの希望を表していると思うから。希望を捨てないことの大切さというメッセージを皆さんに受け取ってもらえたら嬉しいです」と呼び掛けた。トニー・ウージャーマン・チョンは「みなさん、こんにちは!愛してる!」と日本語で挨拶し、指ハート。「来日して皆さんにお会いできて嬉しい。僕は日本に来るのが初めてなので、もっと頑張ってこれからも日本に来れるようにしたいです」と意気込み十分。思い出深いシーンは4人で麻雀する場面だそうで「あのシーンは僕にとってのクランクアップの日だったので、あの場面を観ると『懐かしいな~』と当時のことを思い出します」と目を細めていた。最後に5人はファイティングポーズで写真撮影をしたり、2億円突破風船を持って日本の観客を背景にニコニコで記念撮影をしたり。来日メンバーも観客も大満足の大ヒット御礼舞台挨拶となっていた。『トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦 2025年1月17日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2024 Media Asia Film Production Limited Entertaining Power Co. Limited One Cool Film Production Limited Lian Ray Pictures Co., Ltd All Rights Reserved.
2025年02月24日ディズニー映画『ズートピア』のスペシャルカフェ、「ズートピア」OH MY CAFEの開催が決定。東京・大阪・愛知の3都市で期間限定オープンとなる。『ズートピア』は、動物たちが高度な文明社会を築いた世界「ズートピア」を舞台に、ウサギのジュディが夢を叶えるために奮闘する姿を描いたディズニーアニメーション作品。続編『ズートピア2』が冬に公開されることも話題に。今回のスペシャルカフェは、“『ズートピア』の思い出を振り返ろう!”をコンセプトにオープン。カフェメニューは、ジュディ・ホップス、ニック・ワイルド、フィニック、クロウハウザー、フラッシュをイメージしたフードメニューや、映画に登場するシーンをイメージしたスーベニア付きのドリンクなど、フォトジェニックな数々がラインアップされている。また、ステッカーやアクリルキーホルダーなどのカフェオリジナルグッズ、特典なども登場する。「ズートピア」OH MY CAFEは3月7日(金)~4月20日(日)BOX cafe&space ルミネエスト新宿店、BOX cafe&space KITTE OSAKA1号店、BOX cafe&space 名古屋ラシック1号店にて開催。(シネマカフェ編集部)
2025年02月24日市川実日子が主演を務める「ホットスポット」の7話が2月23日に放送。長期滞在客である村上の正体が判明し、「まさかの展開」や「最後どうなるんだろう」などの声が上がっている。バカリズムが脚本を務める本作は、富士山の麓にある田舎町を舞台に主人公が宇宙人と遭遇し、不思議な出来事が起こったり起こらなかったりするヒューマン・コメディ。地元のビジネスホテルで働くシングルマザーの遠藤清美を市川実日子、同僚の由美を夏帆、えりを坂井真紀、小野寺を白石隼也、支配人の奥田を田中直樹、先輩で宇宙人の高橋を角田晃広、謎の長期滞在客・村上を小日向文世、地元の幼馴染み・葉月を鈴木杏、美波を平岩紙、同級生の綾乃を木南晴夏、由美の同級生・瑞稀を志田未来が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2月23日、「富士山の日」。清美(市川実日子)はいつも通りにホテルのフロント業務をこなしながら、同僚のえり(坂井真紀)とおしゃべり。「うちのホテルに泊まりに来る人は他で予約が取れなかった人」と卑屈な会話をしていた清美とえりは、後日、受験のためホテルを一週間ほど利用していた上村(萩原護)が大学に合格し、貴重な家族旅行でホテルを利用してくれたことで嬉しい気持ちになる。また、通りかかった長期滞在客・村上(小日向文世)からもホテルに泊まっている理由を教えてもらい、心が温まる。そんな中、「月曜から夜ふかし」のディレクター・岸本(池松壮亮)と松崎(前田旺志郎)が再び町にやって来る。前回中途半端に終わった“高速移動するメガネの小野寺くん”の真相を突き止めようとする岸本と松崎は、前回と同じタクシー運転手から「あの後また会ったんですよ」と、つい先日もメガネの男を乗せたばかりだと言われる。スナックで酔いつぶれた大男を、メガネの男がたった1人でホテルまで運んだというのだ。ドライブレコーダーを見た岸本と松崎は、その正体が小野寺ではなく高橋(角田晃広)だと気づく。さらなる情報集めをする岸本と松崎は、地元ショッピングモールの前で町の人にインタビューを実施。「小学校の体育館の屋根に人影を見た」という新情報を手に入れる。これはもう、高橋に何かしらの能力があるに違いないと確信するふたりの前に、ショッピングモールから出てきた由美(夏帆)と瑞稀(志田未来)が現れて――というのが7話の展開。由美と瑞稀は必死に嘘をついて誤魔化すが、岸本と松崎には全く信じてもらえていなかった。その後、ホテル前で張り込んでいた岸本に高橋はインタビューには答えられないと答える。しかし、岸本が車に轢かれそうになったため高速移動の能力を使って彼を助ける。そして、自分は自然も操れるなど嘘をつき、もし能力を公表したらついていないことが起きると脅すのだった。そんな高橋にSNSでは「高橋さんが自然も操れるとか嘘ついてるところ笑った」や「高橋さんカッコ良すぎるんですけど…!でも速攻で嘘バレてるのウケる」、「ホットスポット、どうなるかと思いきや高橋さん!いい人からの脅し&盛ってる」などの声が。また、村上が未来人であることが判明し、「まってホットスポットめっちゃ面白いんだけど。村上さんまさかの未来人だし、高橋さんも宇宙人だし。すごい。最後どうなるんだろ」や「ホットスポット、まさかの展開なんだけどーー!てっきり村上さんも宇宙人だと思ってたのに!!」、「ホットスポット今週もおもしろかったw村上さんは、受験生の上村くんの未来の姿なんかな?だとしたら、お名前が逆になってることに説明がつく」などの声が上がっている。【第8話あらすじ】「実は僕……未来人なのね」。清美(市川実日子)の知らない未来の話をする長期滞在客・村上(小日向文世)は、50年後の世界から来た未来人だった。村上が言うには、もうすぐ清美の働くホテルはなくなり、湖も汚れていくという。村上はそうなる前の美しい景色をカメラに収めておきたくて、過去に戻って来たのだった。まだ誰も知らないホテルの行く末を聞いてしまった清美は、はっち(鈴木杏)、みなぷー(平岩紙)と秘密を共有。宇宙人・高橋(角田晃広)のおかげで免疫ができたのか、2人とも未来の話を割とすんなり受け入れ、「あのホテルがなくなって一番困るのって高橋さんじゃない?」と高橋のことを心配する。そう、ホテルの温泉に入れなくなってしまったら、高橋の免疫力はどんどん落ちていき、やがては……。さすがにヤバいと思った3人は、地元の飲食店に高橋を呼び出し、ホテルがなくなることを伝えるものの、高橋は「そんなのあり得ないでしょ」と、あっけらかん。未来人の存在も、ホテルがなくなる話も、まるで信じてくれなかった。しかし数日後、村上の話は現実に。ホテルの廃業を支配人・奥田(田中直樹)から正式に告げられた清美は、なんとかホテルを残してもらえるよう、オーナーを説得してほしいと奥田に頼み込む。思いがけない窮地に立たされる高橋を清美たちは救えるのか――。「ホットスポット」は毎週日曜22時30分~日テレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2025年02月24日横浜流星主演の大河「べらぼう」。その第8話が2月23日に放送され、花の井の気持ちに鈍感な蔦重に九郎助稲荷から怒りの声が飛ぶシーンに「瀬川が可哀想すぎてホント涙出てきた」「九郎稲荷が代弁してくれた」などの反応が寄せられている。本作は後に日本のポップカルチャーの礎を築いた蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯を描く、笑いと涙と謎に満ちた痛快エンターテインメント。これまでにない細見を生み出した蔦屋重三郎=蔦重を横浜が演じる。共演には蔦重の細見が売れるようにするため、五代目瀬川を襲名した花の井に小芝風花。蔦重と青本を作ろうとしていた矢先、偽版作りで捕まった鱗形屋孫兵衛に片岡愛之助。希代の天才・平賀源内に安田顕。平賀源内と行動を共にする小田新之助に井之脇海。蔦重を養子として育てた駿河屋市右衛門に高橋克実。駿河屋の実子・次郎兵衛に中村蒼。地本問屋の西村屋与八に西村まさ彦。“地本問屋”たちのリーダー的存在・鶴屋喜右衛門に風間俊介。足軽から大名に昇りつめた田沼意次に渡辺謙。意次の嫡男・田沼意知に宮沢氷魚。八代将軍・吉宗の英才教育を受けてきた徳川家治に眞島秀和といったキャスト。ナレーションと九郎助稲荷の声には綾瀬はるか。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。8話では蔦重の細見が大人気となり、そのおかげで吉原は活況に沸くが、五代目瀬川を襲名した花の井は多忙を極めることになる。一方偽板騒動で捕まった鱗形屋の裁きは軽いものとなり、本屋に復帰した鱗形屋は蔦重が取材したネタを使った「金々先生栄花夢」を出版、これが評判を呼ぶことに。「金々先生」の存在を知った花の井は、蔦重が地本問屋の仲間入りができなくなるのでは?と心配し吉原神社へ…という展開に。吉原の旦那衆が味方になったと話し「仲間が増えた」と喜ぶ蔦重だが、花の井は悲し気な表情を浮かべる。蔦重は「お前のおかげだよ。今までお前が助けてくれたから」と感謝を伝えたうえで、「女重寶記」という女性向けの教養書のような本を送る。花の井には「とびきり幸せになって欲しい」という蔦重は、女郎である花の井が見受けされた後も世間知らずにならないように女重寶記で勉強して欲しいと話すのだが、花の井は蔦重にとって自分は“救ってやりたい女郎の1人”でしかないと残念がり、涙をこらえながら「ばからしいありんす」とつぶやくとそそくさと神社を後にする…。花の井が怒っていることはわかってもその理由がわからない蔦重に、綾瀬“演じる”九郎助稲荷から「ばーか!ばか!ばか!」と怒りの声が飛ぶのだが、花の井の想いに気づかない蔦重にもどかしさを感じた視聴者からは「瀬川が可哀想すぎてホント涙出てきたわ。気づいてあげてよ」「女心わからんすぎだろばーーーーーか!!とか言ってたら九郎稲荷が代弁してくれた」「蔦重のバカー!と思ったらお稲荷さまが「ぶわぁーか!ばーかばーか!」って言ってくれたわ!」などの声が。そして終盤では鶴屋が西村屋、鱗形屋らを引き連れ吉原に乗り込んできて、蔦重を地本問屋に仲間入りさせる話を撤回すると告げる。その際鶴屋は、他の本屋仲間が「吉原の人間とは同じ座敷にもいたくない」と言っていたなど、他人の話としながらも吉原を蔑む発言を連発したことで旦那衆の怒りが沸点に達し、鶴屋は駿河屋に階段から落とされ、地本問屋は吉原出入禁止とされてしまう…。このラストに「忘八の旦那衆が、今回めっちゃカッコよかった」「最後あまりに忘八アベンジャーズ!」「まさか忘八アベンジャーズにスカッとさせられる日が来るとは」といった声が殺到する一方、「絵面アベンジャーズというよりアウトレイジの世界」「忘八だからアベンジャーズと言うよりはアウトレイジ」などといったポストもSNSに寄せられている。【第9話あらすじ】蔦重は瀬川の身請け話を耳にして初めて瀬川を思う気持ちに気づく。その一方、新之助はうつせみと吉原を抜け出す計画を立てるが…。「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」はNHK総合で毎週日曜20時~(再放送は翌週土曜13時5分~)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。(笠緒)
2025年02月24日松坂桃李が主演を務める日曜劇場「御上先生」第6話が2月23日に放送された。御上の過去が明らかになり「こんな悲しくて悔しいことあるか」「あまりにも苦しい」といった声が上がっている。本作は、子どもが生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という、一見、別次元にあるこの2つを中心に描く。未来を夢見る子どもたちが大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に1人の官僚教師と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリー。松坂桃李演じる東大卒のエリート・御上孝は、とある出来事を機に「日本の教育を変えてやろう」と文科省官僚になったが、現実はほど遠いものだと気づく。制度を作っている側にいても変えられない、ならば現場から声をあげ、制度の内部からぶっ壊せばいい、と自ら教壇に立つ。制度を作る側である官僚と、制度に苦しめられる側である教師の両方を兼ねる官僚教師が高校生を導きながら、権力に立ち向かっていく。御上が赴任する隣徳学院の理事長・古代真秀を北村一輝、3年2組の副担任・是枝文香を吉岡里帆、3年の学年主任・溝端完を迫田孝也、保健室で生徒や教師たちの心のケアを行う養護教諭・一色真由美を臼田あさ美がそれぞれ演じる。そして、御上の上司で、文科省初等中等教育局局長・塚田幸村役に及川光博、文科省の同期・槙野恭介役に岡田将生、文科省の後輩・津吹隼人役に櫻井海音が出演するほか、常盤貴子、林泰文、堀田真由、高橋恭平ら豪華キャストが出演。さらに、生徒役を演じる奥平大兼、蒔田彩珠、窪塚愛流、吉柳咲良、夏生大湖、上坂樹里ら若手俳優にも注目が集まっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。週刊誌の記事をきっかけに生徒たちは御上の兄・宏太(新原泰佑)のことを知る。生徒からの問いに「20年も前のことだ」と答えようとしない御上だったが、御上の過去を知るある人物の後押しもあり、静かに口を開く。果たして御上は何を語るのか…というのが第6話のストーリー。「君たちには関係ない」と言い放つ御上に対し、富永(蒔田)は放課後にゲームセンターでの勝負を持ち掛け、みんなそれぞれしっかり考えていることを伝えた上で、生徒が丸腰丸裸で戦っている中でなぜ自分だけ鋼の鎧を着ているのか、20年も前も昔の事だと思えてないのは御上自身なのではないかと問い詰める。富永が御上に意見する姿にSNSでは「立場逆転しとるやん」「富永ちゃんするどすぎる」「感動して泣いてる」と絶賛する声が上がった。生徒達に兄のことを伝えることを決心した御上は、母・苑子が暮らす施設に養護教諭・一色を呼び出した。以前映し出されていた千羽鶴が飾られた部屋が御上の母の部屋だったことや、母が御上のことを兄の名前で呼んでいることが明らかになる。さらに、御上が回想するシーンで度々姿を見せていた女子生徒が一色だったこと、そして、御上に隣徳に来て闇を暴いて欲しいと伝えたのが一色だったことも判明する。怒涛の展開にSNSでは「どゆこと?」「情報量が多すぎる」と戸惑いの声が上がる一方で、一色と御上のつながりに「ここ繋がりあったんだ」「そういう経緯だったのか」「一色先生超重要人物だった」と驚きの声も上がる。御上は教壇に立ち、兄の話をするために時間をもらいたいと頭を下げた。御上は兄が自らの命を犠牲にして学校への抗議行動をおこなったことを伝え、兄のことをインターネットで調べていた次元(窪塚)からクラスメイトに詳細が語られた。兄についてどう思っているのかを生徒から問われた御上は、自分の全ての価値観は兄の影響で成り立っていたこと、そして自分のことより立場の弱い人のことを気にかけていた兄のことを尊敬していたことを伝える。しかし、そんな兄に対し友人から「この頃おかしい」と言われたことを伝えたことを明かし、兄に最後の絶望を与えたのは自分だと語った。そして、兄のことをきっかけに同じことを繰り返してはいけないと思い文科省を目指したこと、しかし小さな細胞が必死に動こうとしているだけでは変えることができない組織だったこと、そんな中で隣徳のことを教えてくれた人がいたこと、向き合うために隣徳に来たことを明かす。続けて、生徒たちは向き合ってくれていたのに自分が向き合えていなかったことに対し、「これからは絶対に目をそらさない」「約束する」と伝えホームルームを終えた。これまで明かされていなかった真実が明らかになりSNSでは「こんな悲しくて悔しいことあるか」「深刻すぎて消化できん」「あまりにも苦しい」「現場を選んだ理由がそこにはあるんだ」といった声が上がった。ラストでは、御上と是枝が「何としても椎葉さんの命はつながないと」と話しているところで電話が鳴り、御上が「椎葉春乃は僕の生徒です」という姿が映し出され第6話が幕を閉じ、「椎葉さんが心配」「何があった」「胸が締め付けられる」という声が上がった。そして、怒涛の展開を迎えた第6話に放送終了後も、「見応えのある回だった」「続きが気になって仕方ない」といった声も上がっている。【第7話あらすじ】ヤマトタケルから3通目のFAXが届き波紋を広げる中、文科省では、津吹(櫻井海音)に悲劇が訪れる。目の当たりにした槙野(岡田将生)は…。一方、椎葉(吉柳咲良)が行っていたことが判明し、学校は退学処分を下す。心配する生徒たちに御上(松坂桃李)は、椎葉の問題が、社会問題とも通じていることを提起する。問題に向き合った生徒たちは、思いもよらぬ行動に出る。「御上先生」は毎週日曜日21時~TBSにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2025年02月24日市川実日子主演ドラマ「ホットスポット」の第7話が、2月23日(日)本日放送された。小日向文世演じる村上から、衝撃告白されたことが明らかに。本作は、富士山麓のとある町のビジネスホテルに勤めるシングルマザーの遠藤清美(市川)が、同僚・高橋(角田晃広)が宇宙人だと知り、その能力を借りて、職場や地元で起きる小さな事件を解決する地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー。小日向演じる村上は、ホテルの長期滞在客で、これまで数シーンだけ登場した。SNS上では様々な考察が進んでいたが、今回「実は僕…未来人なのね」という告白が。宇宙人だけでなく、未来人まで登場する中、物語は次回放送から、最終章へ。また第7話では、清美の元夫役で大倉孝二が出演。第8話のPRスポットでは、筒井真理子の出演が明らかになった。第8話あらすじ「実は僕……未来人なのね」。清美(市川実日子)の知らない未来の話をする長期滞在客・村上(小日向文世)は、50年後の世界から来た未来人だった。村上が言うには、もうすぐ清美の働くホテルはなくなり、湖も汚れていくという。そうなる前の美しい景色をカメラに収めておきたくて、過去に戻って来たという村上。まだ誰も知らないホテルの行く末を聞いてしまった清美は、はっち(鈴木杏)、みなぷー(平岩紙)と秘密を共有。宇宙人・高橋(角田晃広)のおかげで耐性ができたのか、2人とも未来の話を割とすんなり受け入れ、「あのホテルがなくなって一番困るのって高橋さんじゃない?」と高橋のことを心配する。そう、ホテルの温泉に入れなくなってしまったら、高橋の免疫力はどんどん落ちていく。さすがにヤバいと思った3人は、地元の飲食店に高橋を呼び出し、ホテルがなくなることを伝えるものの、高橋は「そんなのあり得ないでしょ」と、あっけらかん。未来人の存在も、ホテルがなくなる話も、まるで信じてくれず。数日後、村上の話は現実となってしまう。ホテルの廃業を支配人・奥田(田中直樹)から正式に告げられた清美は、なんとかホテルを残してもらえるよう、オーナーを説得してほしいと奥田に頼み込む。「ホットスポット」は毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2025年02月23日『洗骨』照屋年之監督の6年ぶりの最新作『かなさんどー』がついに全国公開。2月22日(土)、主演の松田るか、堀内敬子、浅野忠信と照屋監督による舞台挨拶が行われた。「かなさんどー」とは沖縄の方言で “愛おしい”を意味する言葉。本作は沖縄県の伊江島を舞台に、実力派キャストで情緒豊かに紡がれる“家族の愛と許しの物語”となっている。1月31日(金)には沖縄で先行公開、初日からの3日間で累計動員4,403人、興行収入592万7,880円を記録、前作を超える好調なスタートを切っている。沖縄に続いて全国公開を迎えたことについて、照屋監督は「スタッフの汗と努力が混ざった作品がようやくみなさんに観てもらえます。さらにそれが(公開前の)良いタイミングで浅野さんがゴールデングローブ賞を授賞し、本当にいい追い風で、乗っかり商売させてもらいます(笑)」と浅野に深々とお辞儀し、ジョークを放つ。■松田るか「沖縄県民性に改めて気づかされた」また、松田は主人公・美花を演じたことについて「方言を使えたのがやはりすごく嬉しくって。まさかこれが力になって、しかも故郷・沖縄で撮った作品で真ん中に立たせていただけるというのが、すごく光栄に思います」と喜びを語った。映画のタイトルにもなっている沖縄民謡の「かなさんどー」を劇中で歌唱したことについて、「沖縄民謡を歌ったことがなかったですが、耳が慣れていたみたいで、自分が気づかなかった沖縄県民性に改めて気づかされました。でも普通の歌い方と少し違うので、やっぱりそこは難しかったです」と明かした。浅野演じるダメな夫・悟を明るく献身的に支えている町子を演じた堀内は、役柄について「照屋監督のお母様をモデルにされているとお話を伺ったので、とてもプレッシャーもありました。でも家族をすごく愛そうという気持ちを強く持ちながら演じさせていただきました」と語る。演じる上で特に難しかったシーンについては、「美花と町子が喧嘩をする大事なシーンで、リハーサルでかなり涙が出てしまって、その後の本番で急に涙がピタッと止まってしまいました。それから少し時間をもらい、1人の時間を作らせていただいて、気持ちを盛り上げました。その時もるかちゃんが目の前にいてくれて、本当に心強かったです」と、町子の演技に苦悩するも娘役の松田に救われたことも告白。そして、浅野が本作に出演を決めた理由について聞かれると、「僕は沖縄が大好きで、何か沖縄に恩返しできるようなことはないかと考えていました」と明かす。「沖縄のテレビ局でドラマがあったら、ぜひ出演させてもらえないかなって思っていたら、ちょうど本作の台本が届いて、ストーリーがものすごく面白かったので、ぜひやらせてくださいと返事させていただきました」と明かすと、照屋監督が「沖縄のドラマに出たいなんていうと、数分後に沖縄のテレビ局から電話きますよ」とのツッコミも。■照屋監督「今作は『許し』をテーマに」撮影で印象的だった出来事について照屋監督は、「先ほど堀内さんが言われた大事なシーンで涙が出ないっていうところが結構苦労されていて。本読みの時はボロボロ泣いていたので安心していたのですが、本番急に涙が止まってしまって」とふり返る。「堀内さんの気持ちを作ってもらっているとき、スタッフがその場に何十人といる中だったので、かなりのプレッシャーだったと思います。それから何回もカットを重ねて、やっと涙が出た時は全スタッフで拍手してっていう現場が、すごく映画みたいで感動しました」と明かした。そして本作に込めた想いについて聞かれると、「僕自身が辛い時とかにエンタメに救われてきたので、明日また1歩勇気を出して、前に出てみようと思えるような作品作りを常に意識はしています」と監督。「今作は『許し』をテーマにしていて、ほとんどの人が人間関係で苦しんでいるはずです。でも苦しい時に手を差し伸べてくれるのもいつも人間です。そういう中で『許し』とはどういうことなのだろうっていうのを、この3人なりの答えを出してくれると思うので、そこを楽しんでいただけたらと思います」と、思いを口にした。さらに、今作のキャッチコピーの「愛おしい秘密」にちなみ、誰にも言ったことのない秘密を披露することに。浅野が、「ゴールデングローブ賞でスピーチをさせていただいたのですが、実はちゃんとしたスピーチを考えていました。皆さんに感謝の言葉を述べようと、いろんなスピーチをちゃんと考えて、毎日のように練習していたのですが、呼ばれた瞬間に全部セリフが飛んでしまってあのスピーチになったんです」と明かすと、会場には驚きの声が上がっていた。最後に松田は「観終わった後に顔が思い浮かんだ人に、『かなさんどー(愛おしい)』と伝えるきっかけになれるといいなと思っております」と語り、堀内は「疎遠になっている家族や友人に勇気を持って、『今度会おう』と声をかけられるきっかけになるような映画になっていると思います。ぜひ楽しんでご覧ください」とコメント。また浅野は「皆さんと本当に仲良く現場でも過ごしていましたし、僕も安心しきって家族の一員としてその場にいることができました。この現場から溢れる笑顔がそのまま映画の中に入っているので、そこをぜひ観てほしいなと思います」と語る。照屋監督は「オンデマンドなどで映画を観る時代になってきている中、わざわざ足を運んで劇場に来てくれるっていうのが、作り手としては報われます。皆さんの人生の大事な90分間を『かなさんどー』にいただき、感謝しております。是非ともその90分、裏切らない内容になっていると思いますので、ぜひ楽しんでいってください」とメッセージを送っていた。『かなさんどー』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:かなさんどー 2025年2月21日より全国にて公開※1月31日沖縄先行©︎「かなさんどー」製作委員会
2025年02月23日クリント・イーストウッド監督の最新作『陪審員2番』が、3月5日(水)よりデジタル販売・デジタルレンタル配信を開始する。さらに、4月23日(水)からはブルーレイ&DVDの発売とDVDレンタルも開始される。本作は、殺人事件の裁判で陪審員を務める主人公ジャスティン・ケンプが、実は自身が真犯人ではないかとの疑念を抱くという驚愕の法廷サスペンス・スリラー。批評家からも高く評価され、ナショナル・ボード・オブ・レビュー(米国映画批評会議)によって2024年のトップ10映画に選ばれた。主人公ジャスティン役を演じるのはニコラス・ホルト。裁判の担当検事フェイス役にはトニ・コレット、陪審員ハロルド役にはJ・K・シモンズ、ジャスティンが頼りにするラリー役にはキーファー・サザーランドが出演する。また、日本人俳優の福山智可子が陪審員ケイコ役を好演している。クリント・イーストウッド監督が95歳を迎える年に挑んだ意欲作であり、ファン必見の本作。ブルーレイ&DVDやデジタル配信で楽しんでほしい。『陪審員2番』は3月5日(水)よりデジタル販売・デジタルレンタル配信。4月23日(水)よりブルーレイ&DVD発売、DVDレンタル開始。『陪審員2番』2025年3月5日(水)デジタル販売・デジタルレンタル配信開始2025年4月23日(水)ブルーレイ&DVD発売、DVDレンタル開始■ブルーレイ&DVDセット(2枚組):5,280円(税込み)発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント©2024 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.(シネマカフェ編集部)
2025年02月23日世界の映画祭で20以上もの賞を獲得したドキュメンタリー映画『Four Daughters フォー・ドーターズ』から本予告、ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。監督は『皮膚を売った男』(2021)でアカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされたカウテール・ベン・ハニア。実話に基づき、2人の娘を「イスラム国(IS)」に奪われた母オルファと、残された2人の娘の軌跡を追う本作は、ドキュメンタリーとフィクションを融合させた異例の手法が見どころ。今回解禁された予告編では、娘たちと向き合い、失われた時間を“再演”する母オルファ(本人)と、彼女を支える名優ヘンド・サブリーの姿が映し出される。劇中、母親としての痛みと葛藤を抱えながらも、過去をふり返り、真実と向き合うオルファの姿は、観る者の心を深く揺さぶる。さらに、奪われた2人の娘を演じる若手女優たち(ヌール・カルイ、イシュラク・マタル)が、本物の妹たちと共に家族の記憶を辿るシーンが、ドキュメンタリーの枠を超えた新たな映画体験へと誘う。また、解禁されたポスタービジュアルは、4人の娘たちがベッドに寄り添って横たわる姿が印象的なもの。しかし、そこに写っているのは、姉妹の親密な関係性だけではなく、喪失感と、取り戻せない時間が刻まれ、「大好きな姉たちが、消えた。」というコピーが、物語の痛ましさと深い感情を象徴する。場面写真では、母オルファと残された娘たちが俳優たちとともに、家族の記憶を紡ぎ直すシーンが切り取られている。交錯するフィクションと現実、過去と現在が混ざり合う瞬間の数々が収められている。カンヌ映画祭の公式解説で「希望と反逆、暴力と継承、そして姉妹愛の親密な旅が、我々の社会の根幹に問いを投げかける」と評された本作。監督カウテール・ベン・ハニアは「この映画は単なるドキュメンタリーではなく、彼女たちの人生であり、彼女たち自身の言葉なのです」と語り、その斬新な手法と深い感情表現が絶賛されている。『Four Daughters フォー・ドーターズ』は3月14日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。© 2023, TANIT FILMS, CINETELEFILMS, TWENTY TWENTY VISION, RED SEA FILM FESTIVAL FOUNDATION, ZDF, JOUR2FÊTE(シネマカフェ編集部)■関連作品:Four Daughters フォー・ドーターズ 2025年3月14日より新宿シネマカリテほか全国順次公開© 2023, TANIT FILMS, CINETELEFILMS, TWENTY TWENTY VISION, RED SEA FILM FESTIVAL FOUNDATION, ZDF, JOUR2FÊTE
2025年02月23日辻村深月による同名小説を映画化した『傲慢と善良』のBlu-ray&DVDが5月21日(水)より発売されることが決定した。本作は、藤ヶ谷太輔と奈緒が婚活で付き合い始めた男女を演じ、2人がたどり着く“一生に一度の選択”を描く恋愛ミステリー。監督は『東京喰種トーキョーグール』『ブルーピリオド』の萩原健太郎、脚本はドラマ「最愛」「わたし、定時で帰ります。」の清水友佳子が手掛け、才能溢れるキャストとクリエイター陣が集結。2024年の9月に公開され注目を集めた話題作だ。Blu-ray・DVDの豪華版はともに映像特典として、メイキング映像、イベント映像集(4種)、ビジュアルコメンタリーを収録。更に特製ブックレット(16P)も付属する。また、メーカー予約特典としてスマホステッカーが付随。現代の恋愛をリアルに描いた本作の世界観が重厚に表現された豪華仕様となっている。『傲慢と善良』Blu-ray&DVDは5月21日(水)より発売。【『傲慢と善良』Blu-ray・DVD 商品情報】■Blu-ray豪華版Blu-ray Disc+DVD(本編1枚+映像特典1枚)価格:¥6,800+税■DVD豪華版DVD2枚組(本編1枚+映像特典1枚)価格:¥5,800+税■DVD通常版価格:¥3,800+税発売・販売:エイベックス・ピクチャーズ発売日:5月21日(シネマカフェ編集部)■関連作品:傲慢と善良 2024年9月27日より全国にて公開©2024「傲慢と善良」製作委員会
2025年02月23日韓国ドラマからタイBL作まで、およそ200タイトル以上が見放題となるアジアドラマ・映画専門チャンネル「チャンネルアジア」が、「Prime Video」のサブスクリプションにて3月7日(金)よりサービス開始となる。ラインアップには、パク・ソジュン主演「キルミー・ヒールミー」、ソ・イングク主演「ショッピング王ルイ」といった人気作、「イヴのすべて」「秘密」など往年の名作、タイBLの火付け役となった「2gether」の声優陣による吹き替え版など。アジアドラマ・映画およそ200タイトル以上が、月額660円(税込)で見放題となる。また、ここでしか観られない独占作品も多数。毎月、数タイトルの更新を予定しているという。Prime Videoのサブスクリプション「チャンネルアジア」は3月7日(金)オープン。(シネマカフェ編集部)
2025年02月23日俳優・南沙良が、自身初となるフォトブック「不安定な安息」を発売する。南は、2002年6月11日生まれ、東京都出身。『幼な子われらに生まれ』で俳優デビューし、「ドラゴン桜」、Netflixシリーズ「君に届け」、大河ドラマ「光る君へ」などに出演。記念すべき芸能生活10年を迎えた南。本フォトブックは、かつて電子書籍文芸誌「yom yom」の連載エッセイでタッグを組んだ写真家・石田真澄と再び手を組み、さらに強力なスタッフ陣を迎えて完成した。全編石田氏による撮り下ろしで、前半は自然溢れる海辺や草原から都会へとシーンが移る中で、少しずつ衣装が重なっていく変化も楽しめるストーリー仕立て。後半は、プライベート感満載、日常の一瞬を切り取ったような台湾旅を収録。また、南自身がこのために書き下ろしたエッセイや、手書きの日記なども収録する、読み応えたっぷりの一冊となっている。発売に先立ち、写真展も開催。期間中には、南本人がお渡し会を実施。会場では、南が描いたイラストを基にしたグッズを限定販売する。フォトブックについて南は「石田さんが自然体な私を切り取ってくださいました。そしてエッセイも書かせていただいています。いつもより素直な私が詰まっている一冊になっていると思います」とコメントしている。「不安定な安息」は刊行記念写真展の会場にて先行発売、一般発売は3月18日(火)。南沙良写真展「不安定な安息」は3月4日(火)~9日(日)GALLERY X BY PARCOにて開催。(シネマカフェ編集部)
2025年02月23日毎週日曜よる10時15分より放送中の「フォレスト」がクランクアップを迎えた。TVer・ABEMAでの見逃し配信がABCテレビドラマ史上初、総再生数1000万回を突破し、第1話が1週間で200万回再生を達成したことに続き、各話1週間で150万回再生を達成するなど、注目を集めている本作。ますますシリアスになっていくドラマの展開とは裏腹に、明るく、和やかな雰囲気で撮影が進んでいた。この度、約3か月におよぶ撮影を終え、豪華キャストのクランクアップの様子が届いた。幾島楓を演じた比嘉愛未は、「終わったー!」とガッツポーズ。「毎日現場に来ることが楽しみでしかない反面、楓としては辛いシーンが多く、心が擦り減っていくこともあり、大変でした。関わってくださった皆さんに支えられ、感謝しかないです。『フォレスト』は嘘だらけなんですけど、この現場は嘘なく、愛しかなかったです、ありがとうございました!」と涙と笑顔のクランクアップとなった。楓のいとこでありながら、いつもそばで楓を支える水原真琴を演じたファーストサマーウイカは、「どんなドラマになっていくんだろうと思っていましたが、サスペンスとは思えないくらい、現場は本当に温かくて、終わるのがさみしいです」とコメント。第6話で何者かに殺されてしまった、鈴子の専属医師・篠田塔子を演じた水野美紀は「緊張感のある幾島家の食卓から始まり、すごく楽しい撮影でした」と、ドラマの内容とは異なり、和やかなムードで進んだ撮影をふり返った。毒親の鈴子を演じきった松田美由紀は、「今までいろんな母親役を演じてきましたが、今回の現場でも改めて学ばせていただきました。関わってくださった皆さんの優しさに支えられ、本当に楽しかったです」と涙ながらに語った。楓が勤めていたフラワーギフト会社の同僚で、楓に想いを寄せる年下男子、槙野俊太郎を演じた中川大輔は、「色々な方に関わっていただき、支えていただきありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。楓の母・鈴子の秘書・葉山修を演じた堀部圭亮は、「本当に素敵な3か月でした。このチームで走り切れて幸せでした!」と笑顔で語った。そして、一ノ瀬純を演じた岩田剛典のクランクアップには、一足先にクランクアップしていた比嘉がサプライズで登場。岩田は、「この作品に携われたことが、自分の中の大きな財産になりました。一人寂しくクランクアップを迎えると思っていたのですが、楓(比嘉)さんが駆けつけてくれました、本当に幸せものだなと思います。ありがとうございました!」と満面の笑みでのアップとなった。さらに、「三代目 J SOUL BROTHERS」によるドラマの主題歌「What Is Your Secret?」が2月24日(月・祝)からデジタルリリースされることが決定。ドラマの世界観を反映し、運命に弄ばれる2人を描写した楽曲となっている。「フォレスト」は毎週日曜日22時15分~ABCテレビにて放送。(シネマカフェ編集部)
2025年02月23日マイク1本で何万人もの観客を魅了する伸びやかで清廉とした歌声、そして数々の寄付活動で知られる謙虚さや誠実さで、韓国では“国民の妹”と呼ばれ、絶大な人気を集める歌手IU。俳優としても活躍する彼女は、3月7日(金)からパク・ボゴムと主演するNetflixシリーズ「おつかれさま」が配信開始、下半期には昨年大ブレイクしたビョン・ウソクとの「21世紀の大君夫人」(仮題)が控え、いまから大きな期待を集めている。そこで今回は、IUの俳優としての道のりを感じられる3作品をピックアップした。人気スター共演、初々しい俳優デビュー作「ドリームハイ」韓国最高の芸術専門校、キリン芸能高校を舞台に、世界的なスターを夢見る若者たちが挫折や葛藤を経験しながら成長していく姿を追う「ドリームハイ」(11)。この4月にはミュージカルとして日本に上陸するなど、いまなお熱く支持される人気作。“国民の初恋”の異名を持つ「miss A」出身のペ・スジと、昨年「涙の女王」の大ヒットで人気が拡大したキム・スヒョン、「2PM」のメンバーで木村拓哉主演の『グランメゾン・パリ』や磯村勇斗共演のNetflixシリーズ「ソウルメイト」と日本作品に出演するオク・テギョン、ガールズグループ「T-ARA」出身のハム・ウンジョンら人気者たちが出演。前年に代表曲「Good Day」で大ヒットを飛ばしていたIUは、今作が初のドラマ。「2PM」のチャン・ウヨン演じるジェイソンにひと目ぼれし、自分を変えるべく一念発起、デビューのために成長を続ける絶対音感の持ち主キム・ピルスク役を愛らしく演じている。もちろん見事な歌声も披露している。また、キム・スヒョンとは2015年の「プロデューサー」でも共演、IUの楽曲をファンミーティングで歌唱するなど交流が続いている。■「ドリームハイ」はABEMA、Netflix、U-NEXTほかにて配信中。1つの転機になった「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」コロナ禍の日本で注目を集めることになったのが、「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」(18)。今作で演じたのは、ある報酬のために上司のパク・ドンフン(イ・ソンギュン)に近づく建設会社の契約社員イ・ジアン。やがて、お互いにたった1人で辛苦と悲しみを背負い孤独に生きていることを知り、少しずつ心を寄せ合っていくように。理不尽な世の中で人の温かさに癒されるヒーリングストーリーだ。IUの最新作「おつかれさま」は、今作や「ミセン-未生-」「シグナル」など、多様な人間模様と感情の機微を切り取ってきたキム・ウォンソク監督との再タッグ。また、今作を観てその演技に惚れ込んだ是枝裕和監督が映画『ベイビー・ブローカー』に起用したことでも知られる。■「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」はABEMA、Amazon Prime Video、Netflix、U-NEXTほかにて配信中。パク・ソジュンと共演『ドリーム ~狙え、人生逆転ゴール!~』初の時代劇「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」(16)ではイ・ジュンギ、カン・ハヌル、「EXO」ベクヒョン、ナム・ジュヒョクら錚々たるキャストと、「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」(19)ではヨ・ジングとの共演も話題となったIU。時を超えるファンタジーの世界にも見事に溶け込むが、パク・ソジュンと共演したスポーツ・コメディ映画『ドリーム ~狙え、人生逆転ゴール!~』(2023)では、薄給なりのやる気しかない現実的なTVプロデューサーのイ・ソミンを演じた。暴力沙汰を起こしてしまったサッカー選手ユン・ホンデ(パク・ソジュン)がホームレスのミニサッカーチームを監督して世界大会の出場を目指す様子を、“感動と涙”のドキュメンタリー番組に仕立てるソミン。視聴率のためだけじゃない、苦境に立つホンデとチームに事あるごとに喝を入れていく本来は実直なPDだ。■『ドリーム ~狙え、人生逆転ゴール!~』はNetflixにて配信中。このほかにも、Netflixオムニバスシリーズ「ペルソナ-仮面の下の素顔-」(19)では気鋭監督のもと、4つの物語で多彩な女性像を体現。Netflixリアリティシリーズ「新人歌手チョ・ジョンソク」では「最高です!スンシンちゃん」(13)で共演したチョ・ジョンソク(「賢い医師生活」)の歌手デビューを手助けするひと幕も。Netflixシリーズ「おつかれさま」3月7日(金)より世界独占配信「おつかれさま」ではパク・ボゴムを翻弄する、逆境にめげない強い意志と活発な魅力が溢れるキャラクターが見られそうで、さらにビョン・ウソクとの「21世紀の大君夫人」では、立憲君主制の韓国を舞台に財閥ながら自分の身分に不満を抱える女性に扮するという。2025年は、“俳優IU”に魅了される年となりそうだ。Netflixシリーズ「おつかれさま」は3月7日(金)より世界独占配信。(上原礼子)■関連作品:ベイビー・ブローカー 2022年6月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2022 ZIP CINEMA & CJ ENM Co., Ltd., ALL RIGHTS RESERVED
2025年02月23日川口春奈と松村北斗が共演する「アンサンブル」第6話が2月22日に放送された。瀬奈と真戸原を見守りながら密かにサポートするメンバーに「かっこいい」「この事務所好き」などの声が上がっている。本作は、現実主義の弁護士と、理想主義の新人弁護士という真逆なふたりが恋愛トラブル裁判に挑むバディを組む、法廷からはじまるリーガルラブストーリー。川口春奈演じる小山瀬奈は、コスパ・タイパ重視の現実主義者だがクライアントに寄り添う姿勢が評判となり、恋愛トラブルの依頼が数多く舞い込む、たかなし法律事務所の人気弁護士。一方、松村北斗演じる真戸原優は、大学卒業後に弁護士を目指し始めた型破りな新人弁護士。明るく実直で包容力があり、自己肯定感が高く、ポジティブな行動派だが、理想主義者で愛や真心を信じすぎるところがあり、ある裁判をきっかけに「たかなし法律事務所」の一員として働くことに。瀬奈が所属する「たかなし法律事務所」の所長・小鳥遊翠役に板谷由夏、恋愛体質なパラリーガル・園部こずえ役に長濱ねる、瀬奈をライバル視する弁護士・早川崇役にじろう(シソンヌ)、事務員・星野藍役に東野絢香が出演する。さらに瀬奈の元恋人・宇井修也役として田中圭が出演するほか、瀬戸朝香、光石研、八木亜希子、香音、橋本マナミ、SUMIRE、戸塚純貴ら豪華キャストが共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。真戸原(松村)との交際をスタートさせた瀬奈(川口)。真戸原は交際していることを事務所のみんなに報告したいというが、瀬奈は周囲の目を気にして秘密にしたいと言う。同じ頃、二人が交際していることを偶然知ってしまった早川(じろう)とこずえ(長濱)。周囲に内緒したい意志を感じた二人は、陰ながら応援することに。だが、たかなし法律事務所の口コミサイトに「社内恋愛をしている弁護士がいる」「公私混同している弁護士は信頼できない」と批判的な口コミがあるのを発見してしまい、瀬奈と真戸原の恋を守るため、密かに犯人捜しに動き出す。そんな瀬奈と真戸原のもとには新しい案件が。クライアントは会社員の梅林恵(水崎綾女)。恵は会社の後輩の正田和樹(井上想良)と交際をしていたが、正田の束縛が強く、恵から別れを切り出したという。その後、正田は退職することになるのだが、全社宛のメールに「恵が浮気をした」と書かれていた。正田は誤送信だと言っているが、恵はフラれたことへの報復であるとして、名誉棄損で訴えたいと話す。依頼を受けて調査を進める二人は、正田のメールには報復の意図があった感触を得るが…というのが第6話のストーリー。批判的な口コミを書いたのは、第5話で瀬奈と真戸原が弁護を担当していた梶野穂花(山崎紘菜)だった。裁判に負け、自身が不幸のどん底にいるにも関わらず、担当していた瀬奈と真戸原が幸せそうにしていることが許せなかったと告白する穂花に対し、こずえと早川は、瀬奈は穂花の想いに寄り添いたい一心だったことを伝える。そして、早川は自身に離婚経験があることを明かしたうえで「あなたは1人ではありません」「辛いことがあったらいつでも事務所にいらしてください」と寄り添い、穂花は口コミを全て削除した。SNSでは「行動力ありすぎるこずえちゃんかっこいい」「早川さんかっこいい上司」「めっちゃいい事言う」と絶賛する声で溢れた。一方、裁判当日あくまでも誤送信を主張し、恵が社内恋愛を秘密にしたがった理由を「他の男に乗り換えるつもりだったからだ」と言う正田に対し、真戸原は、恵が親友に嬉しそうに正田のことを話していたことを伝え「関係を秘密にされていることばかり気にして、恵の気持ちが見えていなかったのでは?」と問いただす。閉廷後、恵の気持ちや真実を知った正田は、メールを送ってしまったことを謝罪し、二人は和解した。正田と恵の姿を見ていた瀬奈は、交際を秘密にしたかったのは自分勝手な理由だったと真戸原に謝罪し、事務所のみんなに伝えることに決める。瀬奈は事務所のみんなより先に母・祥子に伝えようとするが、宇井との復縁が瀬奈の幸せだと考えていた祥子は強く反対。落ち込む瀬奈だったが改めて感謝を伝え、真戸原との交際を認めて欲しいとお願いして祥子は承諾する。祥子の言動にはSNSで「ひぃ~~~」「怖すぎる」「過干渉すぎる」という声が上がった。ラストでは、事務所のメンバーが瀬奈と真戸原の交際を祝福するパーティーの開催を計画。しかし、瀬奈が店に向かおうとすると突然宇井が事務所に現れ「咲良がいなくなるかもしれない」と言い、憔悴しきった様子で瀬奈へもたれかかる。そんな二人の姿を、瀬奈を迎えに来た真戸原が目撃してしまうところで第6話が幕を閉じた。冒頭から「朝からデートかわいい」「真戸原くんウッキウキで可愛すぎる」「手の出し方かわいすぎる」「バレバレすぎて笑う」といった声や所長や事務所のメンバーに「みんな2人を見守ってて可愛い」「この事務所好き」という声が上がっていたが、ラストの展開に「なんて最悪のタイミング」「一難去ってまた一難」などの声も上がっている。【第7話あらすじ】瀬奈(川口春奈)と真戸原(松村北斗)の交際は事務所の面々に暖かく受け入れられ、MATO庵でお祝いのパーティが開かれた。しかし、その場に瀬奈は現れなかった。心配した真戸原は事務所に迎えに行くと、瀬奈と宇井(田中圭)が事務所で抱き合うところを目撃してしまう。翌日、新しい案件があると翠(板谷由夏)に相談する瀬奈。新しい案件のクライアントは宇井で、咲良(稲垣来泉)の実母・木原美沙希(市川由衣)が親権を求めているという。宇井は今まで長い間連絡すら取れなかった美沙希に咲良の親権は譲りたくないと、瀬奈に弁護を依頼してきたのだ。宇井の案件の話を聞いた真戸原は、瀬奈と宇井が抱き合っていたのは、咲良のことを相談する中で起きたことだと頭では理解するが、二人の間には自分が入り込めない深い絆があると感じ、不安な気持ちになる。そんなこととは知らず、宇井の案件の調査を進めていた瀬奈は、美沙希が宇井の兄・智也と離婚した当時、智也の海外赴任先のシンガポールに咲良を残して一人で帰国、その後再婚をしていたと知る。美沙希の今までの行動から、宇井がそこまで不利な状況ではないと感じた瀬奈は、咲良の気持ち次第で宇井が親権を取れる可能性を見出す。その頃、和夫(光石研)は家族に内緒で店の売上金を抜き、翠と密会していた。さらには翠からもお金を受け取る和夫。二人が金を渡しに向かった相手は、真戸原の実母・ケイだった。「アンサンブル」は毎週土曜日22時~日本テレビにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2025年02月23日第94回(2022年)アカデミー賞にて国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー賞、長編アニメーション賞3部門にノミネートされた映画『FLEE フリー』が、NHK Eテレにて放送される。アフガニスタンで生まれ育ったアミンは、幼い頃、父が当局に連行されたまま戻らず、残った家族とともに命がけで祖国を脱出した。やがて家族とも離れ離れになり、数年後たった1人でデンマークへと亡命した彼は、30代半ばとなり研究者として成功を収め、恋人の男性と結婚を果たそうとしていた。だが、彼には恋人にも話していない、20年以上も抱え続けていた秘密があった。あまりに壮絶で心を揺さぶられずにはいられない過酷な半生を、親友である映画監督の前で、彼は静かに語り始める…。本作は、アニメーション、ドキュメンタリーといった映像表現の垣根を超え、数々の映画賞を受賞した、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フランス合作映画。主人公のアミンをはじめ、周辺の人々の身の安全を守るためにアニメーションで制作され、祖国から逃れて生き延びるために奮闘する人々の過酷な日々、そしてゲイであるひとりの青年が、自分の未来を救うために過去のトラウマと向き合う姿を描く。監督は、自身も迫害から逃れるためにロシアを離れたユダヤ系移民の家系であるヨナス・ポヘール・ラスムセン。エグゼクティブ・プロデューサーには俳優のリズ・アーメッド、ニコライ・コスター=ワルドーらも名を連ねる。『FLEE フリー』は2月24日(月・祝)午前0時45分~(※23日(日)深夜)NHK Eテレにて放送。© Final Cut for Real ApS, Sun Creature Studio,Vivement Lundi!, Mostfilm, Mer Film ARTE France, Copenhagen Film Fund, Ryot Films, Vice Studios, VPRO 2021 All rights reserved(シネマカフェ編集部)■関連作品:FLEE フリー 2022年6月10日より新宿バルト9、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開© Final Cut for Real ApS, Sun Creature Studio, Vivement Lundi!, Mostfilm, Mer Film ARTE France, Copenhagen Film Fund, Ryot Films, Vice Studios, VPRO 2021 All rights reserved
2025年02月22日主演・のん、共演・藤ヶ谷太輔で、若林稔弥による4コママンガを実写映画化した「幸せカナコの殺し屋生活」がDMM TVにて2月28日より独占配信。超個性的なキャラクターたちの場面写真が一挙解禁となった。ブラック企業を辞めた主人公・西野カナコが、急いで面接を受けた企業はまさかの殺し屋。超ホワイト待遇だったため思わず入社を決意したカナコ。人を殺すなんてできる訳ないと思っていたが、まさかの才能が開花し、殺し屋としての生活が始まったーー。先日予告映像が解禁されると、「もう、絶対に面白いに違いない!」「カナコがのんちゃんなのめちゃわかるし藤ヶ谷くんも存外しっくりきてそうで観た~い!」「テンポ良さそう、絶対体感3分で終わる予感」「予告映像だけで想像以上にわくわく!」と、SNS上でも話題沸騰となった本作から早くも場面写真計5点が一挙解禁。今回解禁された場面写真は、銃をこちらに向けて構えているものの、その表情はにこやかな笑顔というまさかのチャーミングなカナコの姿!?ヘアピンで前髪を止めて部屋着のようなTシャツを着ている姿は拳銃を持つシチュエーションとはあまりにかけ離れたラフな様子に見えるが、カナコの殺し屋生活の全貌は一体どのようなものなのか。そして、予告映像とあわせて解禁された追加キャストからも複数のシーンが解禁に。殺し屋会社の社長(渡部篤郎)がカナコの背後に立ち、カナコが銃身の長い大きな銃を持つシーンはカナコにとって初のターゲットに挑む姿。菅井友香演じる吉岡キヨミはカナコの中学の同級生。10年ぶりの再会で意気投合しカナコの唯一の友達となるのだが、今回解禁された画像はカフェでカナコと話している仲睦まじい友人の姿を切り取ったものとなっている。ほかにも、一見、抜けてそうに見えるが、刑事としての勘は鋭い竹原カズオ(矢本悠馬)とその相棒的ポジションの女性刑事・大森(山崎紘菜)のバディ感溢れる聞き込み中の姿や、カナコが会社で社長と桜井に何かを訴えかけているシーンなど、作品の雰囲気が垣間見える場面写真ばかりとなっている。「幸せカナコの殺し屋生活」は2月28日(金)よりDMM TVにて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2025年02月22日音楽と魔法が彩る映画『ウィキッド ふたりの魔女』から、主人公エルファバを演じるシンシア・エリヴォの撮影現場の1週間に密着した特別映像が解禁となった。アカデミー賞10部門ノミネートを果たし、世界中を熱狂させているエンターテインメント超大作となる本作。今回解禁となったのは、シンシア・エリヴォによる名曲「ザ・ウィザード・アンド・アイ」歌唱シーンから、宙吊りの大胆なアクロバット、さらにはグリンダ役のアリアナ・グランデとの仲良しオフショットなど、撮影現場の1週間に密着した貴重な特別映像。エルファバの成長と物語の重要な転換点を描いた楽曲「ザ・ウィザード・アンド・アイ」歌唱シーンの撮影前から始まる本映像では、カメラに向かってその意気込みを「任せておいて」と自信たっぷりに微笑むシンシア・エリヴォの姿からスタート。魔法使いの力を得ることを夢見ながらも、同時に彼女が抱える野心や孤独、そして不安が感じられる歌でもあり観客に強く印象を残す楽曲のひとつだ。撮影についてジョン・M・チュウ監督は「撮影前に話し合っても意味がない。ある瞬間に“分かる”んだ。一気に理解できる」と語り、シンシア・エリヴォも「“これだ”という瞬間がある」と、観客の心へダイレクトに響くミュージカルシーンの撮影について共感を寄せる。また、段取り説明のため監督が草むらを綺麗なフォームで真っすぐに駆け抜けるお茶目な映像の後には、「シンシア・エリヴォの演技力、そして歌唱力、さらにダンス。空だって飛べるんだ」と彼女の魅力について力説。“空だって飛べる”の言葉通り、ほうきに乗ったシンシア・エリヴォが宙吊りで一回転するハードなアクロバットに挑戦しながら「身体機能の限界を超えたけど何の問題もない」と撮影後には笑顔を見せている。さらに、撮影の合間アリアナ・グランデと自撮りでダンスする微笑ましい映像も収録されており、期待感の高まる映像に仕上がっている。■「シンシアだからできる」監督が絶賛する表現力と歌唱力キャラクターを丁寧に紡ぎ上げたシンシア・エリヴォの実力やこだわりのタッチは現場全体にも染み渡ったようで、監督は「映画ならシンシアの顔からわずか5センチの距離で、スティーヴン(・シュワルツ)が書いた音楽や歌詞の微妙なきらめきまで感じられるのです」と言う。「それが何を意味するか。あれはリハーサルの時でした。シンシアが『アイム・ノット・ザット・ガール』の出だしを三言歌っただけで、男性スタッフ三人が涙を流したのです。思わずシンシアがハグしてあげたほどでした。そういう体験を今回は、観客の皆さんにも味わっていただけます。シンシアだからできるのです」と、彼女にしか表現することのできない力強さときらめき、そして心揺さぶる圧倒的な歌唱力について触れながら、貴重な現場でのエピソードを披露している。『ウィキッド ふたりの魔女』は3月7日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ウィキッド ふたりの魔女 2025年3月7日より全国にて公開© Universal Studios. All Rights Reserved.
2025年02月22日本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされている映画『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』。この度、互いの境遇を超えてパレスチナが置かれた現状をカメラに収め続けた、同じ年のパレスチナ人とイスラエル人の青年が語らう場面をとらえた本編映像がシネマカフェに到着した。本作は、ヨルダン川西岸のパレスチナ人居住地区<マサーフェル・ヤッタ>の住民たちが力を合わせ、20年以上占領に抗い続けてきた歴史にも触れながら、イスラエル軍がパレスチナ人に対して長年行ってきた占領政策の本質と実態に肉薄。パレスチナの現状を知る必見作となっている。そのイスラエル軍や入植者による破壊と占領が続くマサーフェル・ヤッタで生まれ育った青年バーセルは、自ら撮影し発信することで占領に抵抗し続けていた。彼はイスラエル軍の不当な行いに心を痛めてこの村にやってきたジャーナリスト、ユヴァルからのサポートの申し出を受け入れ、2人で様々な活動を続けるが、状況が改善する気配はない。この本編映像は、そんな2人によるある夜の対話の様子を切り取ったものだ。ユヴァルからスマホを見すぎだとたしなめられたバーセルは、言葉を絞り出すように「スマホ以外に何がある?だろ?」と答える。バーセルは大学で法学の学位を得たが「経済が破綻してるからイスラエルで働くしかない」と言い、パレスチナ人である彼がイスラエルで就けたのは、建設現場の仕事だけだったことを打ち明ける。そんなバーセルは、ユヴァルに「君が僕の立場ならどう思う?」と問いかける。「僕なら苛立つ。どうすれば君みたいに希望や力を持てるのか分からないよ」と素直な思いを向けるが、それに対してバーセルは何と答えるのか…。■「私たちは長い時間対話をするようになりました」監督のひとりであるバーセル・アドラーは「イスラエル側の監督であるユヴァルとラへル(・ショール)とは彼らがジャーナリストとして記事を執筆するために初めてマサーフェル・ヤッタを訪れた時に出会いました。イスラエル軍による占領というこの不当な現実との闘いを通して私たち(パレスチナ人のハムダーン・バラールを交えた)4人は友達になり、やがて報道や抵抗活動と並行して、この問題についての映画を作らなければならないと決意するようになりました」と語る。「映画にすることで、私たちの言葉だけでなく、ジャーナリストという立場では踏み込めなかった感情面での真実を捉えることができると思ったのです」と、本作の狙いに触れた。さらに、監督4人としての共同作業について「私たちは最初から、映画制作に関することはすべて全員の合意を必ず取ろうと決めていました。誰か一人でも、少しでも納得できない人がいるのならば、それは進めないようにしようと。もちろん考えが異なることも時にはあって決して簡単なことではありませんでしたが、そのおかげで私たちは長い時間対話をするようになりました。お互いの政治的な感受性についても学び合い、より親密な仲になったと思います」とふり返る。本作では、このシーンに限らずバーセルとユヴァルによる対話の様子を繰り返し捉えていく。活動方針といった話から、音楽や結婚への考えなど同じ年同士としての等身大なテーマにも及んでいくが、パレスチナとイスラエルを行き来してバーセルの元を自由に訪ねられるユヴァルとは違い、パレスチナ自治区外への通行が厳しく制限されているバーセルはユヴァルの家に行くことすらできない。2人の前には余りにも違う現実が立ちはだかっている。2人の間にあるそんな不均衡を意識せずにはいられないシーンとなっている。■「ハリウッドの人々は気にかけているでしょうか?」本作がアカデミー賞にノミネートされた2日後の1月26日、バーセル・アドラー監督は「映画がアカデミー賞にノミネートされて2日後の今、入植者たちが私のコミュニティであるマサーフェル・ヤッタに侵入し、家々に火をつけて破壊しています。ノミネートされたことは光栄ですが、トランプ米大統領が入植者に対する制裁を解除したその一方で、私たちは抹殺されかけています。ハリウッドの人々は気にかけているでしょうか?どうか黙っていないでください」という訴えを、家々から煙が上がる様子を記録した動画とともにXに投稿。本作が暴き出すイスラエル軍や入植者による占領や破壊行為は、まさに現在進行形だ。だが、2月6日時点で11の観客賞をはじめすでに62もの賞を獲得するなど世界各地での圧倒的な高評価とは裏腹に、アメリカ国内では政治的な事情から劇場公開しようと手を挙げる配給会社がないまま、本作の制作陣みずからの働きかけにより1月31日にニューヨークの1館で劇場公開がスタート。初週の上映回が10回連続で満席となる驚異的な成績を収め、翌週にはアメリカ国内20都市へと拡大。さらに今月から3月にかけて約100館の劇場で上映を敢行することがバーセル・アドラーのXより発表されている。『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』は2月21日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ノー・アザー・ランド 故郷は他にない 2025年2月21日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開Ⓒ2024 ANTIPODE FILMS. YABAYAY MEDIA
2025年02月22日チョン・ドヨン主演の韓国ノワール映画『リボルバー』よりメイキング映像が解禁された。本作は、『新しき世界』『アシュラ』など、幾多の韓国ノワールの傑作を送り出している制作会社サナイピクチャーズが新たに放った渾身の一作。警察内の汚職スキャンダルに巻き込まれた刑事スヨン(チョン・ドヨン)が、裏切り者に約束を果たさせるため、そして人生を取り戻すため、たった一人で決死の闘いに身を投じていく姿を描く。この度解禁となるのは、本作の撮影風景やチョン・ドヨン、チ・チャンウク、イム・ジヨンそしてオ・スンウク監督のインタビューが収められたメイキング映像。オ・スンウク監督は開口一番「すごい俳優たちと仕事をしました!」と、まぶたや顔の筋肉がかすかに震える演技までみせたチョン・ドヨンたち俳優たちの演技を絶賛。それを受け、今回オ・スンウク作品初参加のイム・ジヨンも「ある意味爆発的で、感情を抑えた中、各キャラのジレンマの衝突から生まれるケミストリーが魅力的」とコメント。そしてオ・スンウク監督が「鋼の心臓を持つ主人公だけど、チョン・ドヨンという俳優の品格と共感能力を考えながらシナリオを描いた」というスヨンを演じたチョン・ドヨンは、「夢を持っている人物。夢をかなえるために不正も働きますが、人生を切り開くことを知っている人物」と自らの役を説明。さらに「このような姿や感情で演技したのは初めて」と明かし、山中でチ・チャンウク演じるアンディが仕向けた男たちと戦う場面では、撮影前に段取りを入念に確認し、自らアクションに取り組む姿は必見だ。一方、眼鏡をかけ、インテリを気取りながらも、香水をかけた狂犬とよばれるアンディを演じたチ・チャンウクは、「アンディというキャラが面白いと思ったし、より面白く演じられそうな気がした」と意欲をみせ、監督と真剣な眼差しで話し合う様子もみられる。オ・スンウク監督は「脚を震わせては怒り出す。アンディの全貌が明かされるときの演技はとても素晴らしい」と絶賛している。そして、「スヨンを手助けしながらも裏切りながらも不可解な行動を続ける」ユンソンを演じたイム・ジヨン。その中でも特に印象的なセリフ「私はほんのこれくらい あなたの味方です」をオ・スンウク監督が例にあげ、「このセリフは完璧な愛情の告白。まるでバットマンとロビン」と独自解説も。チョン・ドヨンも「2人がどの瞬間にどの姿を見て同じ道を行くか映画をみればわかると思います」と語り、スヨンとユンソンの関係が究極の復讐劇にどういう結末をもたらすのか、注目だ。「素晴らしい俳優が大勢出演して、この映画がとても豊かになった」(チョン・ドヨン)、「静けさの中に強烈さのある映画」(イム・ジヨン)、「ご期待ください」(チ・チャンウク)と自信をみせる人気実力派の俳優たちの演技バトルに期待が高まる映像となっている。『リボルバー』は2月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:リボルバー(2025) 2025年2月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2024 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES AND STORY ROOFTOP ALL RIGHTS RESERVED.
2025年02月22日映画『山田くんとLv999の恋をする』よりメイキング写真が到着した。本作は、マンガアプリ「GANMA!」にて連載中の同名恋愛漫画の実写化。彼氏に振られたばかりの大学生・茜を山下美月、ネトゲで出会う超塩対応の高校生プロゲーマー・山田を作間龍斗が演じ、第一印象最悪から始まった史上最高恋愛難易度の山田との恋を描く。本作には、作間と山下をはじめ、2人を取り巻くキャラクターに、ミュージシャンのNOA、「からかい上手の高木さん」の月島琉衣、「空気階段」の鈴木もぐら、シンガーソングライター・甲田まひる、「【推しの子】」シリーズの茅島みずき、昨年は5本の出演映画が公開した前田旺志郎が出演。到着した写真では、撮影の合間に笑顔を見せる作間と山下や、作間が撮影用のカメラを使って前田を撮っている姿、撮影前に話し合う様子も切り取られている。また、文化祭シーンの撮影では、リアルに文化祭を楽しむような山下と茅島の仲良しショットもあり、現場の和気藹々とした雰囲気が感じられる。『山田くんとLv999の恋をする』は3月28日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:山田くんとLv999の恋をする 2025年3月28日より公開©ましろ/COMICSMART INC. ©2025『山田くんと Lv999 の恋をする』製作委員会
2025年02月22日広瀬すず主演の「クジャクのダンス、誰が見た?」。その第5話が2月21日放送。赤沢の妻・京子が夫だけでなく心麦にも飲ませた“水”に「何か怖い」などの声が続出。渡したお守りにも「絶対GPS入ってると思う」といった反応が相次いでいる。「このマンガがすごい!2024」オンナ編第4位にランクインした浅見理都の同名原作を広瀬、松山ケンイチら豪華キャストでドラマ化した本作は、クリスマスイブの夜、突然父を殺された大学生の主人公が、父が遺した手紙をきっかけに22年前の連続殺人事件“東賀山事件”の謎に向き合っていく…という物語。神井から父・春生と血のつながりがないというDNA鑑定結果を突き付けられた主人公・山下心麦に広瀬。心麦の父・春生の手紙がきっかけで、春生殺人犯とされる友哉の弁護をすることになった弁護士の松風義輝に松山。山下家に放火し春生を殺したとして捕まった遠藤友哉には成田凌。東賀山事件について追っている「週刊ジダイ」記者の神井孝に磯村勇斗。松風の幼馴染で今はともに弁護士をしている波佐見幸信に森崎ウィン。春生の捜査一課時代の部下である、刑事・赤沢正には藤本隆宏。心麦のことを幼い頃から娘同然にかわいがってきた赤沢の妻・京子に西田尚美。カラビナのリュックの男と裏で繋がっている検事の阿南由紀に瀧内公美。前回のラストで川に飛び込み死亡した染田進に酒井敏也。22年前、一家6人が殺害された東賀山事件の犯人とされる友哉の父・遠藤力郎に酒向芳といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。染田が亡くなったことにショックを受ける心麦。一方捜査で忙しい赤沢は京子に「今日家で夕飯食べるのはムリそうだ」と電話、から揚げの準備しちゃったと答える京子に、心麦に分けたらどうだと提案する。京子は心麦の自宅を訪れ2人でから揚げを食べ、持参したコーヒーを淹れるのだがその際、一緒に持ってきた水筒の水をやかんに注ぐ。「水も家から?」と少し驚く心麦に京子は「この水がね珈琲の香りを引き立ててくれるの」と返答する…。前回も赤沢が妻から持たされたという水を飲むシーンがあり、視聴者からは「赤沢さんの奥さんのお水なんだろ?最初は健康マニアかと思ったけど…何か怖い」といった声や「京子さんはカルトの一味?だとすると赤沢旦那もあやしい」「この先なにか宗教が絡んでくるんかな?水に拘りがあるっていうのは」など、京子のバックボーンにまで思いを巡らす視聴者からのポストも。その後、京子は心麦に、赤沢がくれたというお守りを渡すのだが、妙に分厚いこのお守りにも「御守り、絶対中に何か入ってるでしょww」「お守りは絶対GPS入ってると思う」といった反応多数。一方で「お守りは盗聴器、GPSと思わせつつマジモンのお守りだと思う」「御守はGPSか盗聴器かわからないけど心麦ちゃんを守るためのものであってほしい」といった声も上がっている。【第6話あらすじ】検事の阿南から直接事情聴取を受けた心麦が松風と事務所に戻ると、今回の事件で力を貸すという弁護士・鳴川(間宮啓行)が訪れていた。一方で赤沢の危険な過去が神井によって露わとなり、赤沢をある行動へと駆り立てる。そんななか心麦は、鳴川とともに東賀山事件唯一の生き残りである林川歌を引き取ったという津寺井幸太のもとへ…。「クジャクのダンス、誰が見た?」は毎週金曜22時~TBS系で好評放送中。(笠緒)
2025年02月22日全編ヴェネツィアロケを実施した映画『岸辺露伴は動かない懺悔室』より、美しき水の都のロケ地を捉えた画像が公開された。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴。そんな露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた、「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。高橋一生を主演に迎えドラマ化された同作は、多くの原作ファンが絶賛。実写ドラマのチームが再集結した映画版第1作目『岸辺露伴ルーヴルへ行く』も大ヒットした。シリーズの映画最新作『岸辺露伴は動かない懺悔室』では、漫画シリーズの記念すべき最初の作品で、ファンの間で屈指の人気を誇る伝説的なエピソード「懺悔室」を、邦画初となる全編ヴェネツィアロケにて撮影した。「岸辺露伴」シリーズの最大の魅力のひとつである美しい映像美が、今回さらなる進化を遂げることに。世界で唯一の海上都市であり、何世紀にもわたって芸術家や旅行者を魅了してきたヴェネツィアは、街全体が世界遺産に登録されている稀有な場所。ナポレオンが“ヨーロッパで最も美しい広場”と称したサン・マルコ広場を筆頭に、サン・ロッコ教会、ぺスカリア市場、プンタ・デラ・ドガーナ、バルバリーゴ・ミノット宮殿、パロッツォ・ダ・モスト、そして原作にも登場するサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ広場などでロケを実現。通常は映画撮影が許可されない歴史的建造物や、イタリアのルネサンス期を代表する画家ティントレットの絵画など、貴重な文化遺産が本編の随所に登場する。また、かつての海洋共和国としての栄華、数々の戦争、そして繰り返し襲ったペストの記憶。これらの影が、華やかな外観の裏に潜む独特の雰囲気を醸成し、物語の背景として絶妙に機能しており、高橋は「ヴェネツィアの空気の中でしか撮れないような、暗い影や霧を画面越しに感じつつ、ソワソワしたりドキドキしたりしてもらえれば、本望です」と語る。美しく華やかな外観の裏に隠された歴史の重み、迷宮のような水路、立ち込める霧などが織りなす神秘的なヴェネツィアの魅力が、岸辺露伴の超常的な能力と絡み合い、唯一無二の映像体験を生み出し、まるでヴェネツィアの街に迷い込んだかのような没入感を味わうことができる。『岸辺露伴は動かない懺悔室』は5月23日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:岸辺露伴は動かない懺悔室 2025年5月23日より全国にて公開© 2025「岸辺露伴は動かない懺悔室」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2025年02月22日浅野忠信が天才写真家・深瀬昌久の光と闇を演じる映画『レイブンズ』から、猫を愛した深瀬昌久を演じた浅野と愛猫サスケとの日常をきりとった本編映像が2本解禁。併せて、深瀬作品で世界中で愛されている猫「サスケ」スチールやWEB限定ビジュアルが解禁された。ニューヨークMoMA“New Japanese Photography”展(1974)で森山大道らと作品を発表し、絶賛を浴びた伝説の写真家・深瀬昌久の78年にわたる波瀾万丈の人生を、実話とフィクションを織り交ぜて大胆に描いた本作。写真に憑りつかれた天才の狂気と、撮ることでしか愛し方を知らなかった純粋さを、浅野が繊細かつワイルドに演じている。この度、2月22日の「猫の日」に到着した本編映像は、深瀬(浅野)がアパートで自殺を試みるも愛猫サスケがめざとく察知、ジャンプで主人を救う<猫に救われる浅野忠信>編。サスケの愛らしい一瞬を撮影する微笑ましい<愛猫を撮る浅野忠信>編と、猫愛に満ち溢れた浅野の表情が切り取られた2本。さらに深瀬昌久の名作、世界中で愛されるキジトラ猫「サスケ」作品写真も解禁。猫写真を象徴する1匹として世界中から愛され続けているキジトラ模様の「サスケ」シリーズ。「深瀬は『私は猫目の高さで腹這いになってこの一年余り実によく写真を撮っていたので、なんだか猫になってしまった。私はみめうるわしい可愛い猫ではなく、猫の瞳に私を写しながら、その愛しさを撮りたかった』と言っていたくらい、無類の猫好きでした」と、トモ・コスガ氏(深瀬昌久アーカイブス創設者兼ディレクター)は語る。「生涯にわたって様々な猫を飼いました。その中でもサスケが有名です。洋子さんと別々の道を歩むと決めた翌年、深瀬はどうにも猫が飼いたくなり、知人の紹介で仔猫を譲り受けます。自宅まで連れて帰ると物怖じせずピョンピョンと飛び回ったことから、忍者・猿飛佐助のサスケを命名。どこへ行くにも連れ回り、写真に撮り収めました。そんなサスケも次第に寝てばかりに。そこで再び仔猫に譲りつけ、モモエと名づけました」と、深瀬と猫のエピソードを明かしている。また、WEB限定ビジュアルは、深瀬昌久(浅野)が元妻・洋子(瀧内公美)に再会し、喜びもつかのま、再婚を告げられ、さらに今夫を紹介され、凍りつく場面。恋焦がれ打ち砕かれる、涙をためた瞳が切なく心にしみる、マーク・ギル監督が最も好きなシーンを切り取った。『レイブンズ』は3月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:レイブンズ 2025年3月28日よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国にて公開ⒸVestapol, Ark Entertainment, Minded Factory, TheY House Films
2025年02月22日広瀬アリス主演でこの春スタートする新ドラマ「なんで私が神説教」に、渡辺翔太(Snow Man)、木村佳乃、伊藤淳史、岡崎紗絵、野呂佳代、小手伸也、堀内敬子が出演することが分かった。本作は、無職生活を脱却するため、なんとなく高校教師になった麗美静(広瀬)が、問題児揃いの生徒たちの事情に巻き込まれ、したくもない説教をしなければならない状況に追い込まれ、悪戦苦闘する学校エンターテインメント。先生たちこそが本作の中心人物。静の勤める私立名新学園の教師陣は、静も含め曲者揃い。生徒たちへのスタンスも千差万別。そんな静の同僚教師として、渡辺、岡崎、野呂、小手、伊藤、木村が決定。渡辺が、思ったことは口に出すが、生徒たちには意外と愛されている、2年9組の担任で数学教師・浦見光。岡崎が、早く結婚がしたいプライベート第一主義ないまどき英語教師・林聖羅。野呂が、人当たりはいいが、生徒・教師に厳しく、恐れられている、世界史教師で学年主任の大口美幸。小手が、権力に弱く出世欲に溢れている教頭・新庄保。伊藤が、2年5組の担任で政治経済の教師・森口櫂。木村が、静の母・叶子の親友でもある校長の加護京子を演じる。そして堀内は、大らかな性格で、いつも静を優しく見守っている母・叶子役を務める。コメント渡辺翔太僕の演じる浦見先生は、明るくて熱意があって、でもちょっと抜けてる愛されキャラということで、今まであまり演じたことのないキャラクターなので、とても新鮮な気持ちです。広瀬さんはじめ同僚の先生方と本読みでお会いしたのですが、初めて集まったとは思えないぐらいの明るい雰囲気で、これは笑いの絶えない現場になるぞと確信しました。現場の楽しい雰囲気を視聴者のみなさんも届けられるように精いっぱい走り抜けたいと思います。是非放送をお楽しみに!岡崎紗絵自分の学生生活を振り返ると、"なんでも楽しむ!"これがテーマだったと思います。行事は毎回クラスメイトと全力で臨んでいました。先生は学生の成長の上で本当に大切な役割を担っているのだと卒業して、より実感します。先生たちが今日も教育の現場で奮闘していると思うと本当に尊敬します。そんな先生役にはまだ少しドキドキしますが、楽しんで作品の世界に入れたらと思います。今回演じさせていただく聖羅さんは一見、先生には見えないような風貌ですが内面は芯がしっかりとしている女性。彼女の内面まで体現できるよう精一杯頑張りたいです!ドラマを通して、先生と生徒の枠を超えて、心に残る"お説教"を受けられることを私自身も楽しみにしています。人と人との関わりが薄くなってきている現代ですが、その中で、"今の時代を生きる"一生懸命な先生の姿を是非皆さんに観ていただきたいです。野呂佳代あまり学校が好きではなかった私ですが、そんな私が過ごした学生時代と今の学校のあり方がこんなにも変わっていて、学校運営をしていくのが大変なことをこの作品で知りました。オークラさんには昔からバラエティ番組ですごくお世話になっていて、オークラさんの作品に出演させて頂くことはとても感慨深く、頑張りたいと思います。よろしくお願い致します。堀内敬子台本、とても楽しく読ませていただきました!今の時代って、「叱る=悪いこと」みたいに思われがちですが、叱ることと教えることって本来は別のものかなと。ただ感情的に怒るんじゃなくて、相手の成長を願ってちゃんと伝えるのが本当の「叱る」ことなのに、それすら避けられることが多くなってる気がします。遠慮しすぎて言うべきことを言えなくなると、結局その人のためにならないこともあるんじゃないかと思います。特に、子どもや若い世代にとっては、大事なことを指摘してくれる人がいないと、あとで大きな壁にぶつかったときに乗り越えられなくなるかもしれません。もちろん、昔みたいに理不尽に怒鳴るのは違うと思うけど、「ここは違うよ」って伝えることまで避けるのは、逆に優しさが足りないのかも・・・結局、大事なのは「愛情を持って接すること」なのかなって思います。素晴らしいキャストと、スタッフと共に、愛の溢れる、楽しい作品を作れる事が、とても嬉しく思います。お楽しみに。小手伸也オークラさん脚本といえば、以前『となりのナースエイド』で演じた猿田弥彦というキャラクターが強く印象に残っています。今回、「学園モノにおける教頭」という名物ポジションをたまわり、さあどう主人公をいびってやろうか(笑)と台本を読み進めてみましたが、クセ強なキャラが立ち回る世界観に対して、舞台装置としての学園描写がむしろ非常にリアルで驚きました。教育現場での生徒(と保護者)と教師の距離感や問題が等身大に描かれており、単なるコメディではない作品になると感じています。今回演じる教頭・新庄保は、教育者というよりは学園運営のために権威的でありたい人物で、教師たちに「生徒を怒るな、褒めるな、相談に乗るな」と指導する正直あまり応援したいとは思えないキャラクターですが(笑)、様々な外圧に板挟みになる中間管理職として、翻弄されながらも健気にサバイブしていく姿も描かれます。向き合う相手によって見え方が変わる人間として、リアリティとコメディをうまく使い分けられたらと思っています。オークラさんの脚本は、喜劇と悲劇が表裏一体で、キャラクターを掘り下げようと思えばどこまでも深くなる構造になっています。はたしてどの程度掘り下げていくのか、制作のみなさんと一緒に方向性を模索していくのが今から楽しみです。伊藤淳史本作の脚本を読んで、今の時代に求められている作品だと強く感じました。世の中には「これは言ってはいけない」「あれはしてはいけない」といったルールが増えてきていますが、それでも「人と人とのやり取りの中で忘れてはいけない大切なこと」がある。その点を鋭く突く作品だと思いました。僕自身も子どもがいるので、学校という場には日々触れる機会があります。先生方とのやりとりや、子どもたちの様子を見ていると、本当は言いたいけれど言えない…という瞬間が少なからずある。そういうリアルな感覚が、主人公・静のセリフや心情にしっかり詰まっていて、とても胸に刺さりました。この作品に森口という役で参加できることを、大変光栄に思っています。僕が演じる森口櫂は、立場の違いから広瀬さん演じる静と対立することも多く、彼女のキャラクターや魅力をより際立たせる存在になれたらと思っています。現場での共演が今から楽しみです。木村佳乃27年前に日本テレビのドラマで新人教師役を演じたのですが、そこから時を経て今回はいきなり“校長”役に!すごい出世を遂げて、驚きました(笑)。これまで保護者役が多かったので、学校の先生役は久しぶりです。私が演じる加護京子は、私立名新学園の校長。私自身の学生時代の記憶では、校長先生は男性のイメージが強かったのですが、彼女がそのポジションにいるということは、何か光るものがあるはず。その説得力を持って演じていきたいと思います。脚本を読んで、最初に感じたのは「面白い!」ということでした。コメディタッチかと思いきや、大人にもグッと刺さるセリフが随所に散りばめられていて、単なる学園ドラマではないなという印象を受けました。台本がとにかく面白いので、それをしっかり活かせるように、全力で挑みます!「なんで私が神説教」は4月期、毎週土曜日21時~日本テレビにて放送予定。(シネマカフェ編集部)
2025年02月22日10分で少し刺激的な異次元体験ができる「怖い絵本」シーズン8が3月1日(土)に放送される。今作は、塩野瑛久、齋藤潤、芋生悠がホラーワールドに誘う。子どものために描かれたものなのに、大人も震え上がるような“怖い絵本”――。それらを新進気鋭の俳優が朗読、絵本の世界とリンクした不思議なドラマを演じる番組「怖い絵本」。2020年11月にスタートし、現在まで22本を放送したきたシリーズの最新作となる今回は、大河ドラマ「光る君へ」の一条天皇役が話題となった塩野、『カラオケ行こ!』に出演した齋藤、『牛首村』『夜明けのすべて』の芋生を迎え、「ちょうつがい きいきい」「おんなのしろいあし」「おめん」の3作を一挙放送。塩野は「"音"が今回のテーマ」と説明し、「撮影中、この絵本をより理解するために隅から隅まで目を凝らして読んでみると、なんとも考察しがいのあるポイントがいくつか出てきました。皆さまも、ドラマと共に絵本を手にしてよく読んでみてください」と呼びかける。齋藤は「物語を読み終えた後の『おんなのしろいあし』と僕が演じるソラのいる場所が共存する世界を楽しんでいただきたいです」と語り、芋生は「現代の絵本ですが、大人になって読んでみると怖いあのお伽話のような、深層心理に働きかける恐ろしさがあります。実写パートは元のお話をより日常に落とし込んでいるので、他人事ではなくて更に恐ろしいです」とコメントしている。「ちょうつがい きいきい」あらすじ絵本:玄関の扉を開けると響く「きいきい」という音。その音の正体を確かめたぼくは驚がくする。扉のちょうつがいに、黒いクモのような小さなオバケが挟まって苦しげに叫んでいた。そして、身の回りのあらゆる「きいきい」という音には、それぞれ違う色や形をしたオバケたちが挟まれ、苦しんでいた。ドラマ:ひどい耳鳴りに苦しめられているという男(塩野瑛久)が診察に訪れる。頭の中で「きいきい」という音が鳴り続け眠れないほどだという男に医師(中村シユン)は精密検査を勧める。「おんなのしろいあし」あらすじ絵本:ぼくは強気な性格で、友だちが怖がる学校の古い倉庫も怖くないと言い張る。雨の降る夕暮れ、ひとりで倉庫に入り、そこでぼんやり立つ「おんなのしろいあし」を見つける。しかしぼくは怖がらず、逆にその足を叱りつけて倉庫を出るのだった。帰り道でふと迷い込んだ廃屋で響くのは、不気味な足音。ドラマ:少年(齋藤潤)は、友人(近藤華)と受験勉強中。こたつでお互いの足が触れ合うたびにドキドキ。黒い本を読み終えた少年がこたつで見たものとは?「おめん」あらすじ絵本:嫌いなあの子を不幸にしたい、傷つけたい、そんな暗い思いが心に浮かぶとき、目の前に現れるのは不気味で恐ろしい「おめん」。そのおめんをかぶると、誰かを呪う力が手に入る。「きれいなあのこのかお みにくくなればいい」「あいつのあし おれてしまえ」少女は、思うままに呪いを現実のものとしていくのだが…。ドラマ:会社で働く女性(芋生悠)は新入りの後輩(尾碕真花)や干渉好きな先輩(岩本えり)と仲良さげに会話しながら、陰で彼女たちへの不満などをSNSにつぶやいていた…。▼「怖い絵本」シーズン8新作3本一挙放送(NHK Eテレ)3月1日(土)21時~「ちょうつがい きいきい」21時10分~「おんなのしろいあし」21時20分~「おめん」【再放送】3月6日(木)14時35分~「ちょうつがい きいきい」14時45分~「おんなのしろいあし」14時55分~「おめん」(シネマカフェ編集部)
2025年02月21日中島健人とmiletが共演する『知らないカノジョ』より本編映像が解禁された。本作は、2021年の映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは 初恋のおわりから』(原題:Mon Inconnue/ユーゴ・ジェラン監督)を基に、大学時代に出会い結婚した男女が「もしも」の<もう一つの世界>で再び愛を取り戻す姿を描くファンタジック・ラブストーリー。この度解禁されたのは、リクが迷い込んだ<もう一つの世界>でミナミ(milet)が和江(風吹ジュン)のもとを訪れるシーンの本編映像。ミナミは和江の部屋にあった本が気になり手に取ると、和江は「あの人が読んでくれてるの。すごく面白いのよ」と前に読みきかせのボランティアと偽って会いに来たリクのものだと話した。ミナミがページを開くと、そこには<もとの世界>でリクが人気小説家となった作品「蒼龍戦記」のタイトルが書いてあるが、中身は白紙だった。訳が分からないミナミだったが、いつもの和江のとぼけた発言だと思いあまり気にせず、「ダメじゃない!大切にしなくちゃ」と和江がリクに渡した指輪を和江に返そうとする。海外に活動拠点を移すため引っ越しを控えているミナミは「やっぱりこれも向こうに持って行っていい?」と聞くと、和江は「もちろん、これはもうあなたのものよ」とミナミに預ける。この指輪は<もとの世界>でリクがミナミにプロポーズしたときの大切な指輪だった…。和江は初めて会ったはずのリクのことを「この人は大切な人よ」と言ったり、リクとミナミが結婚していたことを知っているのかと思わせるようなことを言ったりと、二つの世界を繋ぐキーパーソン的なキャラクターとなっている。三木監督は和江の役柄を「妖精のようなおばあちゃん」と表現し、イメージ通りの可愛らしくちょっと不思議な雰囲気を風吹が見事に体現している。さらに、入場者特典として映画の場面写真を使用した「オリジナルフィルム風しおり」の配布が決定。上映劇場にて公開日の2月28日(金)から3月2日(日)まで配布の予定だ(なくなり次第終了)。『知らないカノジョ』は2月28日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:知らないカノジョ 2025年2月28日より全国にて公開©2025『知らないカノジョ』製作委員会
2025年02月21日