吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」第17回の相関図が公式サイトにて公開された。本作は、紫式部の人生を描く物語。4月28日(NHK総合は20時10分~)放送予定の第17回「うつろい」は、まひろ(吉高由里子)は疫病から回復するも、宮中では道隆(井浦新)の体調に異変が見られ、衰弱し始める。定子(高畑充希)は、兄・伊周(三浦翔平)が関白に準ずる職につけるよう、一条天皇(塩野瑛久)に働きかける。そんな中、意外な人物がまひろを訪ねてくる――というあらすじ。大河ドラマ「光る君へ」第17回「うつろい」は4月28日20時10分~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~NHK BS・BSP4K、毎週日曜日12時15分~NHK BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月22日ドラマ「岸辺露伴は動かない」第9話「密漁海岸」の試写会・出演者会見が4月22日(月)にNHK局内にて行われ、主演の高橋一生、共演の飯豊まりえらが出席した。「岸辺露伴は動かない」は荒木飛呂彦の同名原作をドラマ化。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊な力“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家・岸辺露伴(高橋さん)が主人公。編集者の泉京香(飯豊さん)とともに奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かうストーリー。飯豊まりえ、高橋一生、渡辺一貴これまで映画化も迎え、5年間続いてきた人気シリーズ。「密漁海岸」について制作統括の土橋圭介は「漫画シリーズでも有名エピソードで、初年度からファンの方から“やってほしい!”と言われていました」と話す。脚本・演出を務めた渡辺一貴も「満を持してというか、今までやろうと思っていても手の届かない存在だった密漁海岸に、ようやく手が届いた。これまで4年間の蓄積が出ています」と歴史をにじませた。高橋一生岸辺露伴を続投した高橋さんも「5年、感慨深く思っています。これだけ長く撮影しているチーム、皆さんの笑顔や充実した顔を現場の中で確認しながら撮影していけること。お芝居をやっていて楽しいなと思えるエネルギーが、強く伝わってくる久々の現場でした。早く多くの方たちに観ていただければと思っています」と笑顔で伝えた。「密漁海岸」で、岸辺露伴はレストランで食事をしてハプニングを迎えたり、密漁の現場に赴きえらいめにあったりする。これまでのシリーズの中で、高橋さんが一番体を張った展開も迎えた。特に水中でのシーンでは、息を止めてから体を沈めて撮影が始まるため、高橋さんは「息ができなくて、こんな一瞬で気を失いそうになるんだ、って」と苦労を明かしながらも「映像としてはとても臨場感のある、ある意味芸術的なカットに仕上がっていると思います」と、その甲斐あってのクオリティの高い作品になったと語った。飯豊まりえ当該シーンを現場に見学しに行ったという飯豊さんは、「すごく感動しました。5メートルくらい潜られていましたよね…?」と高橋さんに尋ねる。高橋さんは「全体で10あったんです。10からスタートもあったので、大体5メートルで沈んだり」と返され、飯豊さんは「見てるだけでこちらも息が止まってしまうくらい…一生さんの身体能力のすごさを目の当たりにして、改めていいチームワークで撮影させていただいているなと思いました」と興奮気味に話していた。試写会には本作のキーパーソンであるトニオ・トラサルディを演じたAlfredo Chiarenzaも参加。高橋さんの呼びかけでフォトセッションにも参加し、高橋さんはカメラマンからの呼びかけで「ヘブンズ・ドアー」ポーズにも応えていた。ドラマ「岸辺露伴は動かない」第9話「密漁海岸」は5月10 日(金)22時~NHK総合にて放送。(シネマカフェ編集部)
2024年04月22日東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテル、ヒルトン東京ベイ(千葉県浦安市舞浜)では現在、人気レストラン中国料理「王朝」にて本格的な中国料理と繊細なデザート全13種類を堪能できる「チャイニーズアフタヌーンティー」を提供中。多くのゲストを魅了している。こだわりのセイボリーは7種類だ。海老にサクサクのおこげを添えた「海老のチリソースをおこげとともに」をはじめ、紹興酒や五香粉で香りづけ、ローズマリーとローストした「ラムチョップのロースト黒豆と白ワインソース」、帆立に爽やかなライチの香りをまとわせ、キャビアと一緒にいただく「帆立のライチマヨネーズ」。そして中国国家認定の高級点心師、黄(こう)氏による「和牛のシューマイ」など、一人一台ずつ用意される茶器スタンドに、王朝料理長の東郷裕之(とうごうひろゆき)氏のこだわりがつまった本格中国料理の数々をスモールポーションで提供する。6種類のスイーツは「マンゴープリン」や「杏仁豆腐」など王朝の人気のメニューに加え、苺をまるごと包み込んだ「苺のココナッツ大福」や、ヒルトン東京ベイのペストリー部門を統括する松下氏が手掛けた苺をふんだんに使用したパフェ「ストロベリーフロマージュ」もいただける。そしてフリーフローのドリンクは、2004年イギリスで創設された新進気鋭の英国高級紅茶ブランド「ジンティー」の紅茶や中国茶の茶葉6種類のセレクションから好きなものをセレクト。イギリスのオーガニック認証機関“ソイル・アソシエーション”の認定を受け、その土地の風土と気候がもたらす甘くフレッシュな風味と豊かな質感を楽しめる中国緑茶「ジェードスウォード」や、ノンカフェインのハーブティーもいただける。紅茶や中国茶は制限時間内であれば何度でも楽しめるので、少しずつ様々なメニューとともにゆったりとした午後を過ごせそうだ。また店内は、ゆったりとくつろげるソファーシートや、5~50名まで利用可能な個室も用意。家族や友人とのお祝いなど、様々なシーンで利用できる。中国料理「王朝」の「チャイニーズアフタヌーンティー」は、4月26日(金)までの期間限定。「初夏のチャイニーズアフタヌーンティー」なお「チャイニーズアフタヌーンティー」終了後は、5月9日(木)より、同じく本格的な中国料理と繊細なデザート全13種類を堪能できる「初夏のチャイニーズアフタヌーンティー」に様変わり。月・木・金曜日限定(祝日を除く)スタート予定なので、こちらもあわせて注目したい。※取材時の状況に基づいて記事化しています。紹介したイベント、メニューなど、すべての掲載情報は、予告なく変更になる場合があります。(シネマカフェ編集部)
2024年04月22日ジョージ・ミラー監督×アニャ・テイラー=ジョイ主演作『マッドマックス:フュリオサ』に、78日間かけて撮影した15分に及ぶアクションシークエンスが存在することが分かった。プロデューサーのダグ・ミッチェルが「Total Film」に明かした。そのアクションシークエンスは「終わりなき階段」と名付けられ、撮影されたという。主演のアニャは、「このアクションシーンがなぜそんなにも長くなるのか、その理由についてジョージとじっくり話し合いました。戦いを通じて、(フュリオサが)スキルを磨いていったことがわかるでしょう。それに、フュリオサという人物が、いかに機転が利き、粘り強い性格であることを理解するのにとても重要なんです。だれにとってもいままでで一番長いシークエンスでした。撮影が終了した日には、みんなが『終わりなき階段ワイン』をもらったんですよ」と話している。今回の情報を知ったファンはXに「ジョージ・ミラー監督のことを信じています。彼はクオリティの高い映画を作ってくれるから!」「『マッドマックス:フュリオサ』に関する情報は本編に期待できることばかり。本当に楽しみ!」「早く観たい。待つのは苦痛だけれど、きっとその価値があるはず」などとさらに期待を膨らませている模様。『マッドマックス:フュリオサ』は5月15日にカンヌ国際映画祭で世界プレミアを迎える。日本公開は5月31日。(賀来比呂美)■関連作品:マッドマックス:フュリオサ 2024年5月31日より全国にて公開© 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved. IMAXR is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.
2024年04月22日キリアン・マーフィーが、「アイルランドのオスカー」と呼ばれる「アイリッシュ・フィルム&TVアカデミー賞」で主演男優賞を受賞した。同賞にはキリアンのほか、アンドリュー・スコット(『異人たち』)、デヴィッド・ウィルモット(『Lies We Tell』)、バリー・コーガン(『Saltburn』)、バリー・ウォード(『That They May Face The Rising Sun』)、ピアース・ブロスナン(『The Last Rifleman』)がノミネートされていた。主演映画『オッペンハイマー』での演技が高い評価を受け、今年、米アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞、SAG賞と主要映画賞の主演男優賞を総なめにしてきたキリアン。母国での受賞は喜びもひとしおのようで、プレゼンターのリリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)からトロフィーを受け取ると、「故郷で大好きな人たちや尊敬する他の候補者たちと一緒に、この会場にいられるのはとても特別なことです」と満面の笑みで喜びを語った。受賞後、バックステージでは「多くの友人や仲間と故郷で過ごすのはうれしいことだと感じます」とやはり故郷愛を炸裂させた。地元メディアの「Irish Examiner」には出身地コークの人々のサポートに感謝を伝えた。「みなさんの応援は素晴らしかった。本当に純粋に感謝したいです。本当に素晴らしいサポートでした。私にとって非常に意味のあることです」と語った。(賀来比呂美)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年04月22日5月から10月まで全7回の連続上映企画「台湾文化センター 台湾映画上映会2024」が、台北駐日経済文化代表処台湾文化センターにて開催されることが決定。メインビジュアルとコメントが解禁された。「台湾文化センター 台湾映画上映会」は、2016年より台北駐日経済文化代表処台湾文化センターが開催する、台湾のいまを描いた名作、意欲作を紹介する人気上映会。本年度より、キュレーターに映画監督のリム・カーワイ(林家威)を迎え、台湾文化センター、Cinema Drifters、大福が主催となり、リニューアル開催する。今回は、日本初上映となる6作品、大阪アジアン映画祭で上映され東京プレミア上映となる1作品の、合計7作品が上映される。上映とあわせ、監督や多彩なゲストによるトークイベントも開催し、台湾社会や文化への理解を深め、新しい台湾映画を発見し、台湾の魅力を紹介する。華語圏の文化・社会に対する理解の促進と、言語習得の意欲向上を目的に活動し、華語圏の映画の話題作の上映イベントを開催する「慶應義塾大学日吉電影節」と、上映会・トークセッションを通して、世界諸地域の社会・歴史・文化などの理解を深めることを目的とした、東京外語大学のプロジェクト「東京外国語大学 TUFS Cinema」との連携企画も実施される。『金魚の記憶』金魚の記憶になぞらえ、3人の男女がパラレルワールドで織りなす愛の物語をスタイリッシュな映像で描いた『金魚の記憶』は、『台北セブンラブ』のチェン・ホンイー監督の最新作。『少年と少女』14歳の少年と少女が、寂れた海辺の町を捨てるために大人たちの醜い世界に足を踏み入れてしまう、痛ましい青春を描いた『少年と少女』は、台湾アカデミー賞といわれる金馬奨や釜山国際映画祭を席捲した注目作。『ミルクティーを待ちながら』ジャン・フーホア監督自身が書いた大人気ネット小説を映画化した『ミルクティーを待ちながら』、『赤い糸 輪廻のひみつ』のビビアン・ソンや、香港の人気グループ「MIRROR」のギョン・トウが出演で話題のN.Y.を舞台にした『ニューヨーク協奏曲』は、ファン待望の上映となる。『9発の銃弾』出稼ぎ労働者のベトナム人青年が、警官が撃った9発の銃弾により死亡した事件を追ったドキュメンタリー映画『9発の銃弾』は、金馬奨ドキュメンタリー映画賞を受賞した注目作。『逃亡者狂騒曲 デジタルリマスター版』本上映会で唯一のデジタルリマスター版上映となる『逃亡者狂騒曲 デジタルリマスター版』は、世紀末の虚無感を荒々しく実験的なスタイルで捉え、1997年にベルリン国際映画祭に選出されるも公開数日で打ち切りになった“伝説の映画”。台湾では26年ぶりに“再発見”され大きな話題となった。『春行』大阪アジアン映画祭で話題となった、妻の遺体を冷凍庫で保存しようとする夫と、その家族の姿を16mmフィルムの美しい映像で綴った『春行』が東京プレミア上映となる。5月15日(水)には慶應義塾大学で『金魚の記憶』チェン・ホンイー監督と小川紗良さん(文筆家・映像作家・俳優)のトークイベントが、7月21日(日)には東京外国語大学で『少年と少女』シュウ・リーダ監督と三澤真美恵先生(台湾映画史研究)のトークイベントを開催する。■王淑芳(台北駐日経済文化代表処台湾文化センター長)コメント台湾と日本は互いに助けを必要とするとき、いつも家族や親族のように手を取り合って難関を乗り越えてきた。台湾と日本の友好の絆がこれからも強まり、文化・芸術を含む各分野での交流がさらに活発になることを望む。台湾は地理的、歴史的な背景から、多様で深みのある文化を生み出し、独自の表現を形作っている。その中でも、台湾の映画作品は創作エネルギーが絶えることなく、台湾というこの島の多様な文化や生命力を表すものだ。今年の台湾映画上映会は近年台湾で話題の作品をセレクトし、台湾文化の名刺として日本の観客により深く理解していただけることを期待している。今後、さらに多くの台湾映画作品が日本での劇場公開上映し、輝きを放つことを期待する。■リム・カーワイ(『台湾文化センター 台湾映画上映会 2024』キュレーター、映画監督)コメント台湾映画の魅力とはなにか。中華圏の映画の中でも他とは違うなにかがあり、日本の文化や流行の影響も強く受けながらも、日本映画ともまったく違うなにかがある。その“なにかが違う”ものこそ、台湾映画の最大の魅力でもあるが、それを具体的に説明するのはなかなか難しい。監督の演出や美学、俳優の芝居、物語の構成のすばらしさというだけでは語れない魅力があるのだ。今回、『台湾映画上映会 2024』のキュレーターに就任し、近年の台湾映画をまとめて観る機会を得た。そして多くの台湾映画を観て、台湾映画の魅力とは、おそらく台湾の風土と人情、歴史と深く関係していることを強く感じた。本上映会では、”幻の映画”とも言われ26年ぶりに再発見された『逃亡者狂騒曲 デジタルリマスター版』から、現在台湾で絶賛公開中の最新作映画『金魚の記憶』まで、全7作品を上映する。多くの方に台湾映画を楽しみながら、”台湾映画の魅力”を発見してもらえることを願っている。「台湾文化センター 台湾映画上映会2024」は台北駐日経済文化代表処台湾文化センターにて5月~10月開催全(7回)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月22日江口のりこが主演、吉田修一による同名小説を『さんかく窓の外側は夜』の森ガキ侑大監督が映画化した『愛に乱暴』から、特報映像とティザービジュアル2種が解禁された。本作では、物語に隠されたある仕掛けから、映像化は難しいと思われた原作小説を繊細にアレンジ、フィルムを使って主人公・桃子の背後からまとわりつくようなカメラワークで撮影、息もつかせぬ緊迫感に包まれた見事なヒューマンサスペンスとして見せる。WEB限定のティザービジュアルでは、江口さん扮する桃子の日常といえる、ゴミ捨て場のふとした瞬間の姿と、裏庭で慈しむようにスイカを抱える姿の2つのパターンが公開。これから桃子に降りかかる事件を予感させる、不穏な空気漂うミステリアスなビジュアルとなっている。さらに特報は、桃子が夕暮れ時にひとり鼻歌を歌いながら線路沿いを歩く様子が切り取られている。口ずさんでいるのは、エリック・サティの有名曲「ジュ・トゥ・ヴ~あなたが欲しい~」。電車が通過する轟音にかき消されまいと、桃子の鼻歌は徐々に叫びのように大きくなっていく。わずか20秒の映像ながら、江口さんの存在感と“桃子”という狂気をはらんだキャラクターを強烈に印象づける映像となっている。『愛に乱暴』は8月、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:愛に乱暴 2024年8月、全国にて公開予定©2013 吉田修一/新潮社©2024 「愛に乱暴」製作委員会
2024年04月22日長谷川博己がアンチな弁護士の主人公を演じる「アンチヒーロー」の2話が、4月21日に放送。緋山の判決後に新たな事実が発覚するシーンに、「正義とは何だろう」の声が上がっている。長谷川博己が主演を務める本作は、有罪の証拠が100%揃っていても無罪を勝ち取っていくアンチな弁護士を描いた物語。正義とは何かを視聴者に問いかける作品になっている。弁護士・明墨を長谷川博己、明墨に憧れて入ってきた同僚弁護士・赤峰を北村匠海、同僚弁護士・紫ノ宮を堀田真由、パラリーガル・白木を大島優子、東京地検の有能な検察官・緑川を木村佳乃、検事生・伊達原を野村萬斎、姫野検事を馬場徹、被疑者の緋山を岩田剛典が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。町工場の社長殺害事件で、検察が新たに事件に使われた凶器を証拠として提出する。しかし、明墨(長谷川博己)は過去の殺人事件の裁判記録を調べ上げ、ある仮説を立てる。一方、弁護士としての正義に揺れる赤峰(北村匠海)は、拘置所の緋山(岩田剛典)に会いに行く。緋山は本当に無実なのか、それとも――というのが2話の展開。明墨は、姫野検事が法医学の教授・中島(谷田歩)と手を組んでDNA鑑定を捏造したと主張。明墨は、中島教授の助手・水卜(内村遥)の証言を得て、法医学の権威である中島を引きずり下ろす。そんな検察による証拠捏造にSNSでは「疑わしきは罰せずからすると緋山の無罪は当然として、証拠不十分だから証拠を捏造してまで起訴する検察の闇とか、大切な人を守るためのやむを得ない殺人と、殺意を持った人の殺人未遂とどちらの罪が重いかとか、色々深い」や「明墨は検察と戦ってるんだね。この積み重ねで検察は正しくはないし捏造もする、よって過去にも冤罪は多々あると世間に知らしめていく」などの声が。また、検察の証拠捏造が発覚し無罪になった緋山が、ラストで事件当時に着ていたと思われる血のついた作業着を捨てるシーンに「昨夜の2話のラストで震えた…」や「最後の最後まで目が離せなかった」、「この真相から一体「正義とは何だろう…」と、深く考えさせられた」などの声が上がっている。【第3話あらすじ】明墨(長谷川博己)が弁護するのは、政治家の息子の暴力事件。担当検事は緑川(木村佳乃)。権力への忖度、司法の膿を“アンチな弁護士”明墨が斬る。明墨の真の目的とは――。「アンチヒーロー」は毎週日曜21時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月22日ファン・ジョンミンとチョン・ウソンが共演、2023年韓国の年間第1位となる1,300万人以上の観客動員を記録する歴代級大ヒットとなった『12.12:THE DAY』(英題)が、『ソウルの春』の邦題で8月23日(金)より公開が決定した。「粛軍クーデター」「12.12軍事反乱」などと呼ばれる韓国民主主義の存亡を揺るがした実際の事件を基に、一部フィクションを交えながら描かれる衝撃作。韓国で公開されるやいなや、事件をリアルタイムで知る世代はもちろん、事件を知らない若者たちの間でも瞬く間に話題となり大ヒットスタート。独裁者の座を狙う男チョン・ドゥグァンへの激しい怒りと、彼に立ち向かったイ・テシンへの共感に、魂まで揺さぶられた観客たちの世代を超えた熱量に支えられ、最終的には国民の4人に1人が劇場に足を運んだことになる、『パラサイト 半地下の家族』を上回る1,300万人以上の観客動員を記録。コロナ禍以降の劇場公開作品としてはNO.1(3月末日現在)となる歴代級のメガヒットとなった。この荘厳な歴史大作にして圧倒的緊迫感に満ちた至高のエンターテインメントを作り上げたのは、国内外の映画ファンから熱烈な支持を集めるノワールアクション『アシュラ』でも知られる名匠キム・ソンス監督。同作でもタッグを組んだ2大スター、ファン・ジョンミンとチョン・ウソンを再び主演に迎え、文字通りの歴史的傑作を誕生させた。なお、本日4月22日は『私の頭の中の消しゴム』『無垢なる証人』『ハント』など数多くの話題作に出演してきたチョン・ウソンの51歳の誕生日。これを記念してファン・ジョンミン演じるチョン・ドゥグァンとチョン・ウソン演じるイ・テシンが対峙するイメージショットが解禁。1979年、韓国大統領暗殺。独裁者の座を狙う男と、国を守ろうとした男。国家の命運を懸けた9時間の攻防が幕を開ける。【STORY】1979年10月26日、独裁者とも言われた大韓民国大統領が、自らの側近に暗殺された。国中に衝撃が走るとともに、民主化を期待する国民の声は日に日に高まっていく。しかし、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官(ファン・ジョンミン)は、陸軍内の秘密組織“ハナ会”の将校たちを率い、新たな独裁者として君臨すべく、同年12月12日にクーデターを決行する。一方、高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシン(チョン・ウソン)は、部下の中にハナ会のメンバーが潜む圧倒的不利な状況の中、自らの軍人としての信念に基づき“反逆者”チョン・ドゥグァンの暴走を食い止めるべく立ち上がる。『ソウルの春』は8月23日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ソウルの春 2024年8月23日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2023 PLUS M ENTERTAINMENT & HIVE MEDIA CORP, ALL RIGHTS RESERVED.
2024年04月22日杉咲花主演ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」より、三瓶役の若葉竜也からコメントが到着した。本作は、記憶障がいの脳外科医という主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。第1話では、事故の後遺症で過去2年間の記憶を失い、日々の記憶も1日でリセットされてしまう、杉咲さん演じる脳外科医のミヤビが、同じ脳外科医でアメリカ帰りの三瓶と出会い、医師としての自分を少しずつ取り戻していく姿が描かれた。今夜は、右脳を損傷したことで重い後遺症が残ってしまったサッカー強豪校のエースを前に、ミヤビが自分にしかできない治療を追い求め、わずかな光に向かって懸命に進んでいく患者に寄り添う姿が描かれる。腕はいいが、マイペースで変わり者の三瓶。第1話について若葉さんは「見終わったあとの満足度がすごかったです。もちろんもっとブラッシュアップ出来るところも見つけたので、そこをもっと研ぎ澄ましたいと思いました」と感想を語り、「脚本について話し合うことに、一番時間を割いたので。脚本を作りながら、みんなで三瓶像を捉えていったという感じですね」と役作りについて明かした。また、第1話のラストでは、ミヤビと三瓶の2ショット写真が映し出され、今後の展開が気になるが、第2話のあるシーンについて若葉さんは「プロデューサーと深く話し合ったシーンで、そこに向けて台本も含め調整していった感じで思い入れは強いので、1話を見て面白いと感じた方が、続く2話も見てくれたらいいですね」とメッセージを寄せている。若葉竜也コメントQ.第1話をご覧になって、いかがでしたか?見終わったあとの満足度がすごかったです。もちろんもっとブラッシュアップ出来るところも見つけたので、そこをもっと研ぎ澄ましたいと思いました。出演者の1人である僕は、当然、脚本の内容を知っているわけですが、映像として見ると、文字で書かれた世界からはみ出していく役者さんの姿とか、濃度の煮詰まり方とかが、本当に素敵でした。撮影監督のアングルの切り方やライティングとかも素敵で…すごく迫力がありました。Q.若葉さんが思う「アンメット」の魅力とは?『アンメット』の魅力というのを、簡単には言えないのですが…。僕は、“思い出し笑い”がすごく好きで、今目指しているものは、そういったもののような気がします。“思い出し笑い”って、そのときは何となく聞いていただけなのに、あとで思い出して笑ってしまうっていう、いわば記憶に焼きついた衝動で、それが好きなんですよね。つまり、『アンメット』もいつか思い出してもらえるような作品になればいいなと。今の世の中、瞬間的におもしろいものはたくさんあるけれど、思い出してもらえるものって、おそらく数はそんなに多くないと思うんです。10年後でも20年後でもいい、何なら『アンメット』っていう作品名を覚えていなくてもいいので、「こんなドラマがあったな」「こんなセリフがあったな」って思い出して、それがお誰かのお守りみたいになったら…。そんなドラマになったらいいなと思います。Q.三瓶を演じるにあたり、意識したことや一番時間を割いたことはなんですか?意外とないですね。脚本について話し合うことに、一番時間を割いたので。脚本を作りながら、みんなで三瓶像を捉えていったという感じですね。Q.三瓶の白衣スクラブ姿、佇まいに、かっこいいという反響がありますが、ご自身としては、いかがですか?(笑) なんとも思ってないです。普段かっこいいと言われることもないので。Q.映画でもドラマでも“現場”で、若葉さんが好きな瞬間はどんな時ですか?うーん。なんだろう…。食事の時間、例えば温かいカレーが出てきたときに、スタッフさんがそれをすっごくおいしそうに頬張っている姿を見るのが好きですね。Q.杉咲さんが、「予算が心配になるくらい、若葉さんが大量の差し入れをしてくださる」と、言われてましたが、それは、温かいものを食べてもらいたいという思いからですか?現場で温かいものを食べるって、小さいことかもしれないけど、すごく幸せなんです。過酷な撮影が続くこともあるので、お味噌汁1つでも温かいものを食べると、その後のみんなの士気が違うと思うんです。役者陣はどうでもいいんですけど(笑)、スタッフさんのそういう瞬間を見るのが好きですね。Q.杉咲さんが2話のラスト、3話につながるシーンについて「とんでもない瞬間に立ち会ってしまった」とおっしゃっていました。若葉さんのあのような姿を見たことがなくて、なんて素敵な俳優さんなんだろうと、良いシーンが撮れたことに胸がいっぱいになったと言われていて…このシーンについて言える範囲で教えていただければと思います。杉咲さんがそう思ってくれたならよかったです。2話のラストから3話冒頭のシーンは、プロデューサーと深く話し合ったシーンで、米田プロデューサーは「そのシーンで、三瓶の“人間”をみたい」とおっしゃっていて。ネタバレになるので詳しく言えませんが「それなら〇〇してるように見えたらどうですか?」と、僕から一つ提案させてもらいました。そこに向けて台本も含め調整していった感じで、思い入れは強いので、1話を見て面白いと感じた方が、続く2話も見てくれたらいいですね。第2話あらすじ三瓶(若葉竜也)の助手として、記憶障害のミヤビ(杉咲花)が手術に参加したことは大きな波紋を呼び、ミヤビの主治医である大迫(井浦新)は、「危険極まりない行為だ」と院長の藤堂(安井順平)に猛抗議。看護師長の津幡(吉瀬美智子)もそれに同調する。ミヤビは、大迫の言葉を胸に、まずは焦らず後遺症のある自分にしかできないことを探そうと思い直す。そんななか、サッカー強豪校でエースとして活躍する高校生の鎌田亮介(島村龍乃介)が試合中に倒れ、救急に運ばれてくる。検査の結果、右脳を損傷している亮介には身体の左側の感覚を全て失う“左半側無視”という後遺症が残っていると判明。亮介は、左が見えないだけでなく、左側の情報を全て無視してしまう重い症状でまっすぐ歩くこともままならない。それでも、チームの仲間と全国大会出場を目指す亮介は、落ち込むどころか、サッカー復帰を目指して懸命にリハビリに励む。ミヤビはマンツーマンで亮介のリハビリに寄り添うが、やがて“つらい現実”を亮介に伝えなければならなくなる。一方、記憶障がいの自分に主治医が務まるのか不安を覚えるミヤビに、三瓶は「僕がそばにいますから」と背中を押す。あくまで医者としてサポートするという三瓶のその言葉になぜか胸がザワつくミヤビ。日記で読んでも自分の感情の正体が分からないミヤビは首をかしげる。「アンメット ある脳外科医の日記」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月22日2024年の大河ドラマ「光る君へ」の16話が4月21日放送。疫病に倒れたまひろを夜通し看病した道長。翌朝帰宅した道長を見た倫子の言葉に多くの視聴者から「名探偵倫子さま!」「倫子さま、勘が鋭い」などの声が上がっている。主演を吉高由里子、脚本を大石静が手がけ、世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く本作。出演はさわとともに近江の石山寺にお参りの旅へ出た紫式部/まひろに吉高さん。幼少期にまひろと出会いお互い想い合っていたが今は倫子、明子と結ばれた藤原道長に柄本佑。関白となり身内を重鎮に起用し独裁体制を築く藤原道隆に井浦新。一家の汚れ仕事を担ってきた道隆の弟、道長の兄・藤原道兼に玉置玲央。道長の姉だが道隆と対立関係の藤原詮子に吉田羊。父・道隆の引き立てでスピード出世した藤原伊周に三浦翔平。道長の甥で伊周、定子の弟・藤原隆家に竜星涼。困窮するまひろを心配する源倫子に黒木華。道長のもう1人の妻・源明子に瀧内公美。まひろとさわを間違った藤原道綱に上地雄輔。道綱にまひろと間違われ傷ついたさわに野村麻純。ききょうを清少納言と名付けた藤原定子に高畑充希。自らのもとに若い貴族たちを集わせるようになった一条天皇に塩野瑛久。定子のもとで働くようになったききょう/清少納言にファーストサマーウイカといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。都で疫病が蔓延。道長は道隆に対策を打つよう進言するが、疫病よりも宮中で相次ぐ放火のほうが一大事だと話す道隆を前に、話しても無駄だと考えた道長は直に悲田院(病人を収容する施設)の様子を見に行こうと考える。そんな道長に道兼は「都の様子なら俺が見てくる。汚れ仕事は、俺の役目だ」と、自分が危険な役目を引き受けると語る…。今までと違う道兼の姿に「道兼くんが覚醒してる…」「道兼どしたん?惚れるわ」「道兼が生まれ変わっていてどうしたんだ」などの声が上がる一方、「これで道兼疫病に感染する流れか」と今後の彼の運命を憂うコメントも。そんな道兼の後を追って道長も悲田院に駆けつけるのだが、そこで自分が文字を教えていた少女・たねの看病をしていて疫病に感染したまひろと再会。道長は倒れかけたまひろを抱きかかえ、彼女の家に運ぶと、一晩まひろを看病する。看病のかいあってまひろの容体は快方に向かうのだが、翌朝帰宅した道長を見た倫子は「殿の心には私でもない、高松殿(明子)でもない、もう1人の誰かがいるわ…」とつぶやく。「名探偵倫子さま!」「倫子さま、勘が鋭い」「倫子さま…恐ろしや」「勘がよくてこわいよ~」など、そんな倫子の様子にも多くの反応が集まっている。【第17話あらすじ】一命をとりとめたまひろは道長が夜通し看病してくれたことを知らされる。道長は疫病患者を収容する小屋を建てようとしていた。一方、道隆は体調を崩し衰弱し始め、定子は兄・伊周が関白に準ずる職につけるよう一条天皇に働きかける。対する詮子は…。そんななか意外な人物がまひろを訪ねてくる。「光る君へ」はNHK総合で毎週日曜20時~(再放送は翌週土曜13時5分~)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。(笠緒)
2024年04月22日目黒蓮(Snow Man)と佐野勇斗、最強バディが帰ってくる劇場版『トリリオンゲーム』より、スーパーティザービジュアルとスーパーティザー映像が公開。3月末に無事にクランクアップを迎えた2人から、コメントも到着した。世界一のワガママ男・ハル(目黒さん)と、気弱なパソコンオタクのガク(佐野さん)。ハッタリと予測不能な作戦で成り上がってきた2人が、「1兆ドル稼いでこの世の全てを手に入れる」ために再び動き出す。2016年にIR整備推進法案、通称「カジノ法案」が成立。莫大な利益を生む夢とロマンを秘めた新事業に目を付けたハルは、未だ誰も成しえていない「日本初のカジノリゾート」開発に挑むことに。2人は日本を揺るがす巨額マネーゲームを制し、1兆ドルを手に入れることができるのか――?昨年夏に放送された連続ドラマ「トリリオンゲーム」は、「マンガ大賞2022」にノミネートされ、「第69回小学館漫画賞」受賞、累計発行部数180万部を突破した現在連載中の人気漫画の実写化。ドラマでは、まだ何者でもないハルとガクが起業し、ハッカー大会、ECサイト、花ビジネス、ホストクラブ、スマホゲーム、動画配信サービス、キャッシュレス決済と、あらゆる事業に挑戦。全話を通して繰り広げられた巨大企業「ドラゴンバンク」と覇権を奪い合う攻防戦はスリリングな展開となり、最終回ではハルとガクが「ドラゴンバンク」買収まで辿り着いた。そのラスト、2人が2年後に再会するシーンでは、ハルが「俺らのロードマップの続きを始める!」と高らかに宣言。事業内容は明かされぬまま、幕を下ろした。そんなロードマップの続きが、スケールアップして今回スクリーンへ。引き続き、原作・稲垣理一郎監修のもと、完全オリジナルストーリーでハルとガクの活躍が描かれる。2人が次に挑む事業は、日本初のカジノリゾート開発。その前に、これまで以上に難解な強敵が立ちはだかる。ドラマ主題歌「Dangerholic」(Snow Man)が流れるスーパーティザー映像では、ドラマの回想シーンから始まり、劇場版の撮影風景も公開。スケールアップした現場でのハル&ガクバディの健在ぶりや、真摯に撮影に取り組む姿が満載。またビジュアルは、ハルとガクが目の前の大金やカジノチップに顔を埋めるセクシーな一枚となっている。キャスト&スタッフコメント・目黒蓮2023年にドラマから始まり、この度、トリリオンゲームの映画化が決定しました!トリリオンゲームの物語は僕自身、勇気付けられた大切な作品で、劇場のスクリーンで皆さんにお届けできるのがとても嬉しいです。何より、僕自身もまたハルやガクに会える喜びでいっぱいです。稲垣先生、池上先生の作り上げる型破りなキャラクターやストーリーを演者、スタッフ一同大切に話し合いながら撮影させて頂きました。ドラマより、一層ダイナミックとなった劇場版トリリオンゲームを皆さん楽しみにして頂きたいです。・佐野勇斗トリリオンゲームの映画化が決まりました!嬉しすぎます!!ハル君と共に、世界一のわがままをぶちかましたいと思います。(僕は振り回されているだけですが、、笑)今回は、世界に行っちゃいます。ついに世界進出!そして、個人的には、ガクの恋の行方も注目して頂けたらなと、、!稲垣先生、池上先生が生み出し作り上げてくださったこのお話を、キャスト、スタッフで熱い思いを込めて映像化させて頂きました。ドラマを超える熱量とクオリティでお届けしますので、首をながーーくして待っていてください!・監督:村尾嘉昭またハルとガクにスクリーンで会えると聞いた時は素直に嬉しかったですし、ワクワクしました。"日本初のカジノ"と聞いた時はさらにワクワク!原作にはない完全オリジナルストーリーなので、良い意味で漫画にもドラマ版にもなかった映画らしい2人の活躍を観て頂ける物語になっています。私自身、初の映画監督でしたが、ハルとガクについていけば大丈夫!と思って、気負わず自由に撮影できました。本当にめちゃくちゃで、格好いい2人が観れる映画になっています。このビジネス界のヒーローから、夢を持つことの楽しさや、チャレンジ精神、明日への活力が伝わると嬉しいです。・原作:稲垣理一郎『トリリオンゲーム』がいよいよ映画に!自分の原作作品が、映画館の大スクリーンで見られるというのは初めてのことで。ものすごく喜んでおります!ドラマ版の主人公ハルくんは、明るさの奥に闇があって。漫画から抜け出したのかと見まごうほど……、いやむしろ逆に作画の池上先生が、目黒蓮さんを見て描いたんじゃないかと思うようでした。佐野勇斗さんのお芝居も、まるで三枚目かと思えば、メチャクチャカッコ良かったりもするという、まさにガクくん!そして映画版!さっそく撮影見学させていただきました。このシーン、そうやって撮るんだ!という驚きの連続で。全カット、とんでもない情熱と手間がかかっているんですね……。ぼくもシナリオを事前に拝見し、監修させていただいたのですが。映画版ではさらにグレードアップした、彼らの超ワガママな!大暴れゲームが見られるようになっております!完成を、超~~楽しみにしています!・作画:池上遼一『トリリオンゲーム』のドラマ化に続く実写映画化。僕の長い漫画家人生の中で夢のような出来事です。しかも目黒蓮さんと佐野勇斗さんが再び演じてくださるとのこと。本当に嬉しいです。ありがとうございます。お二人は外見だけではなく、ハルとガクのピュアな魂までもドラマで演じきっておられました。人が人として熱く生きるとはどういうことなのか。映画ではさらに深く演じていただけると期待しております。目黒さんと佐野さんが醸し出すハルとガクの魅力の虜となって、ファンの皆さんと一緒に、劇場で熱く爽やかな感動に満たされることを楽しみにしております。実は先日、映画の撮影現場にお邪魔しました。久しぶりにお会いした、目黒さんがさらに凄みのある雰囲気を出していることに驚きました。輝きが増したような。この第一級のエンターテインメント作品を、是非楽しんでください!よろしく!!劇場版『トリリオンゲーム』は2025年公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版 トリリオンゲーム 2025年公開予定Ⓒ2025劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会Ⓒ稲垣理一郎・池上遼一/小学館
2024年04月22日先ほど、第16回が放送された大河ドラマ「光る君へ」。この度、塩野瑛久と竜星涼の“君かたり”が公式サイトにて公開された。吉高由里子が紫式部を演じる本作。後に紫式部の「源氏物語」に強い興味を抱く66代天皇・一条天皇役の塩野さんは、映像で「聡明な、愛情深い天皇」と自身の役柄を説明。入内した定子(高畑充希)を寵愛するが、その父・道隆(井浦新)について「自分とは少し異なる考え方」の持ち主だとしつつも、「無下にはできないなと思いながらも、ちょっと乱暴だなと思ったりする一面もあるんじゃないかな」と代弁する。一方、伊周(三浦翔平)や定子の弟である藤原隆家役の竜星さんは「兄弟とか家族の中では、ちょっと異端な感じ」と自身の役柄への印象を語る。そして兄である伊周については「やっぱり兄貴(伊周)は兄貴で、自信満々でどちらかというと独り善がりですごく前に行きますけれど」とコメント、その上で「兄を見ているからこそ、力が抜ける」「兄貴がいるところではちょっと一歩引いて見ている、俯瞰している」と2人の関係性を語り、「でもやっぱり、母親(貴子)は長男の兄貴に対してすごく親身になり、兄貴贔屓じゃないけれど、愛みたいなのがちょっと強いのかな」とも分析している。第16回あらすじ石山寺からの帰路、まひろ(吉高由里子)は思いかけず、さわ(野村麻純)を傷つけていることを知り落胆する。宮中では、後宮に伊周(三浦翔平)や弟の隆家(竜星涼)らが集い賑わう中、詮子(吉田羊)が現れる。一条天皇(塩野瑛久)らが緊張する中、伊周は…。そのころ、都で疫病がまん延していた。ある日、たね(竹澤咲子)がまひろを訪ね、悲田院に行った父母が返って来ないと助けを求める。悲田院でまひろが見たのは――。大河ドラマ「光る君へ」は毎週日曜日20時~NHK総合(再放送 翌週土曜13時5分)、毎週日曜日18時~NHK BS・NHK BSP4K、毎週日曜日12時15分~NHK BSP4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月21日ソニーは独自の立体音響技術に対応したホームシアター商品4機種を、6月に順次発売することを発表した。映画館のような臨場感ある音響を自宅の視聴環境に合わせて再現可能となる。コンテンツ配信サービスの拡大に伴い、自宅で快適に映画を鑑賞することへの人気がますます高まっている昨今。今回発売が決定したのは、視聴者を包み込むような没入感ある立体音響に対応し、ステレオ音声コンテンツも立体音響化できるDolby Atmos対応サウンドバーとホームシアターシステム。肩にのせ、耳をふさがずに耳元で立体音響が楽しめるワイヤレスネックバンドスピーカー。サウンドバー本体のスピーカーによる「360 Spatial Sound Mapping」の音場イメージサウンドバー「HT-A9000」「HT-A8000」は、本体のスピーカーだけで「360 Spatial Sound Mapping」(サンロクマル スペーシャル サウンド マッピング)による立体音響を実現可能。「360 Spatial Sound Mapping」は、空間に複数のファントム(仮想)スピーカーを生成し、広大な音場と臨場感を創出するソニー独自の立体音響技術。さらに別売りの専用リアスピーカーを組み合わせて使用すると、視聴者の後方にもファントムスピーカーの音源を配置でき、音に包み込まれるような圧倒的な臨場感でコンテンツに没入することができる。別売りの専用リアスピーカーを組み合わせた場合の「360 Spatial Sound Mapping」の音場イメージホームシアターシステム「HT-A9M2」は、壁掛け設置がしやすい薄型の形状ながら、スピーカーの内部構造を3ウェイ構造にすることで、迫力の低音とより立体的な音の広がりを実現。(左) 台/棚置き (右)壁掛けワイヤレスネックバンドスピーカー「HT-AN7」は、認知特性プロセッサー「XRTM」搭載のブラビアと、別売のワイヤレストランスミッター「WLA-NS7」、本機を接続することで、立体音響コンテンツだけでなく、ステレオコンテンツも立体音響で楽しめる。ワイヤレスネックバンドスピーカー『HT-AN7』(BRAVIA Theatre U)なお、ソニーストア 銀座ほかでは、先行展示を実施している。▼ホームシアター新商品概要<6月1日発売>・サウンドバー『HT-A9000』(BRAVIA Theatre Bar 9)『HT-A8000』(BRAVIA Theatre Bar 8)・ホームシアターシステム『HT-A9M2』(BRAVIA Theatre Quad)<6月14日発売>・ワイヤレスネックバンドスピーカー『HT-AN7』(BRAVIA Theatre U)全てオープン価格(シネマカフェ編集部)
2024年04月21日松居大悟監督が10年以上の構想を経て完成させた映画『不死身ラヴァーズ』より、シンガーソングライター・澤部渡が担当した今作の主題歌「君はきっとずっと知らない」のミュージックビデオが解禁。松居監督が撮り下ろしたMVには、佐藤寛太と青木柚が同作の役柄で出演、さらに原作者・高木ユーナも出演していることが分かった。原作は、講談社「別冊少年マガジン」に掲載されていた高木ユーナ著の同名漫画。松居監督といえば、「クリープハイプ」のミュージックビデオを手掛けたり、「スピッツ」のライブを描いた映画『劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro』の公開も記憶に新しい。松居監督が主題歌と劇伴の制作を「スカート」澤部さんに依頼し、書き下ろし楽曲「君はきっとずっと知らない」が誕生した。そしてこの度、映画『不死身ラヴァーズ』のスタッフが集結し、松井監督が撮り下ろした「君はきっとずっと知らない」MVがついに解禁。劇中、見上愛演じるりのの運命の相手役・甲野じゅんを演じた佐藤さんと、りのの親友・田中を演じた青木さんが同じ役柄でMVにも出演。松居監督はMV制作の経緯について「漫画から始まったものが台本になって映画になって、そこにスカート・澤部さんが音楽という彩りを加えてくれました。そうなると、主題歌のミュージックビデオは、漫画から始めたかった」とコメントしている。その言葉通り、MVは、原作者の高木先生が深夜のファミリーレストランで、イラストを描く様子から始まる。描いているのは、ファミリーレストランで楽しそうに会話をするじゅん(佐藤さん)と田中(青木さん)。イラストのように、じゅんと田中は時間を忘れて会話を楽しみ、用事があって急いで立ち去るじゅんを、田中が店の外まで見送る。その後、田中の回想と共に『不死身ラヴァーズ』の本編映像の一部が映し出されていく…。撮影されたのは今年の3月。「どんな暗闇だって、必ず朝が来るような、そんな想いをお手伝いできたら」という松居監督の想いから、都内のファミリーレストランで深夜から朝方まで撮影された。佐藤さんと青木さんは撮影当時の初夏の衣装(半袖)を着ており、さらに映画の撮影から数か月経過して撮影に臨んだそうだが、それを全く感じさせない演技を披露している。そして高木先生にもサイドストーリーがあることが判明。イラストを描く彼女を見つめるのは、ファミリーレストランの店員役で出演している澤部さん。MVに登場するイラストは、高木先生が撮影中と撮影の合間にじゅん、田中、そして澤部さんを描き上げたという。見どころは、なんといっても映画『不死身ラヴァーズ』の裏ストーリーとなっているところ。松居監督いわく「映画を見た後に見ると、より味わい深いものになっている」とのことで、じゅんと田中にどんなやり取りがあったのか、映画鑑賞前にも、そして鑑賞後に観返すことでも楽しむことができそうだ。『不死身ラヴァーズ』は5月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:不死身ラヴァーズ 2024年5月10日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会©️高木ユーナ/講談社
2024年04月21日「その10分、映画でリッチに」というメッセージのもと、世界中のショート映画を配信するサービス「SAMANSA(サマンサ)」が、オリジナル作品を自ら製作するために立ち上げたクリエイティブレーベル“SSTRUCK〈ストラック〉 ”。この度、第1弾として世界のクリエイターとコラボし製作した4作品の予告編と本ビジュアルが解禁となった。「SAMANSA」では、先日オリジナル作品を製作していくためのクリエイティブレーベル“SSTRUCK〈ストラック〉”を始動。世界中の才能あるクリエイターたちとのコラボレーションによって製作された4つのショート映画『Secret Gospel(シークレット・ゴスペル)』『THE GREAT CHEROKEE GRANDMOTHER(チェロキー・グランドマザー)』『IRON LUNG(アイアン・ラング)』『BALLOON(バルーン)』が4月26日(金)20時より順次配信されるのに先立ち、それぞれの世界観を表現したビジュアルと予告編が公開。また、各作品の監督をはじめ製作者から、作品に込めた想いやアイデアを思いついた背景を語るコメントも到着している。『BALLOON(バルーン)』配信日:4月26日(金)アメリカ上空を飛ぶスパイ気球が話題になっていたころ、2人の田舎者の白人が墜落するスパイ気球を発見。「スパイを警察に渡せばヒーローになれる」と墜落現場に向かうが、そこで彼らの人生を変える出来事が待ち受けていた。【Law Chen監督の想い】私はアメリカの中西部で生まれましたが、8歳の時に北京の郊外に移住しました。しかし、親の生まれた国でアメリカ人の子供として育つことは、不思議な感覚でした。その背景もあり、多くの移民が経験する 「文化の衝突」についての物語を伝えたいと常に思っていました。大人としてアメリカに戻ってきた今、アメリカの中国に対する認識が「神秘の地」から「脅威」 へと年月を経て変わっていくのを目の当たりにしました。そして、2023年の初めにスパイ気球がアメリカの空を横切るニュースが飛び交い、「 Balloon」のアイデアが生まれました。この映画は、アメリカの広大な田舎で展開する物語です。地元の肉体労働者である青年デ イルは、外国のスパイ気球の墜落現場に遭遇し、スパイと思われるアジア人を発見。お互 いに警戒する二人ですが、段々と奇妙な絆が生まれていく様子を描いています。関係が年々、冷え切ったものになっているアメリカと中国。中国系アメリカ人にとっては非常に生きづらい時代。中国だけではなく、排外主義が増加する現代、私たちはどのようにし て自分のアイデンティティを主張すればいいのでしょうか?「Balloon」は、そんな想いをスパイ気球を通して伝えています。『IRON LUNG(アイアン・ラング)』配信日:5月10日(金)1950年ごろに流行したポストポリオ症候群によって、「鉄の肺」と呼ばれる巨大な装置で呼吸をする1人の女性。ある日、嵐により装置の電源が落ちてしまう。姉が救急車を呼ぼうとするも嵐により出動できない。妹の命を救うために奮闘するも、厳しい展開が彼女たちを待ち受けていた。【Andrew Reid監督の想い】『アイアン・ラング』は障害をテーマにしたドラマチックなサバイバルスリラーであり、介護者と患者のダイナミックな関係に焦点を当てた物語です。私自身が身体障害を持つ映画制作者とし て、常に観客がまだ見たことのない方法で障害者コミュニティーに光を当てることを目指しています。【脚本家の想い】『アイアン・ラング』は、性別、年齢、障害、人種といった様々なテーマにフォーカスした作品です。今回はアイデンティティや移民といったありきたりなテーマから距離を置き、姉妹愛、障害、そして忍耐といったな普遍的な物語を伝えることで、ラテン系の新しい物語を伝えたいと思いました。『Secret Gospel(シークレット・ゴスペル)』配信日:5月24日(金)選ばれたキリスト教信者のみに与えられる聖痕を受けたユーセビアは、修道女として生きることを決意する。聖痕を受けた者のみが集まる特殊な修道院で生活を始めるが、この場所にはキリスト教の歴史を揺るがす、まさかの秘密が眠っていた。【Brandon Auman監督の想い】『シークレット・ゴスペル』は、現代のキリスト教と宗教一般への批判として作った物語です。これは、特に20世紀初頭の画家たちが過去に行ったことと何ら変わりません。彼らは、歴史と宗教のより暗く、タブーな要素を暴露しました。そしてこの物語は、グノーシス主義と呼ばれる1世紀のキリスト教の派生形態に影響を受けています。これは、シークレット・ゴスペルと同じくらい衝撃的で、過激な信念の総称です。その信念の一つには、私たちの神が実際には下位の、無知な精神であり、宇宙の絶 対的な神ではないというものすらあります。これらのアイデアすべてがシークレット・ゴスペルを生み出すのに役立ちました。グノーシス主義についておそらく聞いたことがない理由は、キリスト教徒が約2000年前に彼らをほぼ完全に抑圧したからです。映画としては、ギレルモ・デル・トロとケン・ラッセルの作品に影響を受けました。これら2人の先駆的な映画制作者を深く尊敬しており、1960年代と1970年代のハマー・ホラー映画からも影響を受けています。『THE GREAT CHEROKEE GRANDMOTHER(チェロキー・グランドマザー)』配信日:6月7日(金)アメリカの原住民であるチェロキー族出身の人々が嫌がること。それは「私にもチェロキーの血が混じってる」という言葉。人種のるつぼと言われるアメリカだが、実は原住民の気持ちを全然汲み取れていないのである。そんな問題を2人の男女のデートでコミカルに描いた作品。【Anthony Sneed監督の想い】東部チェロキー・インディアンの登録メンバーとして育った私たちですが、あなたがチェロキーであることを非原住民の人が知った時、ほぼ必ずと言っていいほどある瞬間が訪れます。その時が来ると、大抵、わずかな間目にきらめきが生じ、それに続くある言葉が発せられるのです。まるで台本があるかのようです。「待って、あなたチェロキー?」 「はい」 「それは驚きだわ...あのね、私はいつも祖母がチェロキーだったと言われて育ったの」時には、彼らの祖母が「チェロキー・プリンセス」だったと聞くこともあります。どちらにせよ、あなたの血統がチェロキーであれ他の部族であれ、話は同じです。この現象は、生涯にわたって原住民の人々全員に何度も起こり、私たち全員をいらだたせるのです。しかし、なぜそれが気になるのかをさらに掘り下げてみると、答えはいつも異なります。私自身について話すなら、私は彼らの承認欲求にうんざりするのです。さらに面倒なのは、その同じ人が会うたびにその話題を持ち出し、自分でロクに背景や文化を調べないことです。それが私を疲れ果てさせ、原住民であることの意味を薄めます。この映画においてその文化的メッセージを届けることは、非常にエキサイティングであり、原住民が不快に感じるトピックに対して意識を高めるということも踏まえ、ユーモアを交えて物語を伝えられること嬉しく思います。(シネマカフェ編集部)
2024年04月21日「Disney+(ディズニープラス)」の「スター」で、「ザ・ビートルズ」解散までの歩みを描いたマイケル・リンゼイ=ホッグ監督のドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:Let It Be』の独占配信が決定。キービジュアルも同時に解禁された。5月8日(水)より「スター」にて独占配信される本作は、1969年1月のセッション(ゲット・バック・セッション)と、「ザ・ビートルズ」の最後のライブ「ルーフトップ・コンサート」を記録したもので、1970年にマイケル・リンゼイ=ホッグ監督によって製作された。50年の時を経て、映像・音響の修復が施され、ファン待望の配信が実現する。2021年、ピーター・ジャクソン監督がメガホンをとり、エミー賞を複数受賞したドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ:Get Back』(ディズニープラスで配信中)が話題となったが、今作では、『ザ・ビートルズ:Get Back』で描かれなかった映像も含まれており、グラミー賞受賞のアルバム「Let It Be」の作曲とレコーディングを行う様子などが映し出される。マイケル・リンゼイ=ホッグ監督は「50年に渡って撮影した映像をピーターが再び現代に蘇らせてくれたことに、私は感動して打ちのめされた」とコメント。ピーター・ジャクソン監督も「『Let It Be』と『Get Back』は50年の時を経て完成した壮大な物語だと思う」と語っている。マイケル・リンゼイ=ホッグ(『ザ・ビートルズ:Let It Be』監督)コメントアルバム「Let It Be」は1969年10月から11月にかけて準備されていたが、発売されたのは1970年4月だった。発売の1か月前、ザ・ビートルズは正式に解散を発表した。だから、ファンはこぞって『ザ・ビートルズ:Let It Be』を観に行ったんだ。“もう二度とザ・ビートルズの共演は観られないんだ。もう二度とあの喜びを味わうことはできないんだ”というファンの苦しい思いが、この映画の印象を暗くしてしまった。しかし実際、これほどの大物アーティストたちの生の楽曲制作の現場を見られるのは、そうそうあることではないだろう。そして最後のパフォーマンス「ルーフトップ・コンサート」で彼らの熱量、絆、グループとして再び共演する喜びを目撃する。彼らはそれが最後であることを知っていたし、私たちも彼らの最後の姿にひどく胸を痛めた。『ザ・ビートルズ:Get Back』で、私が50年前に渡って撮影した映像をピーターが再び現代に蘇らせてくれたことに、私は感動して打ちのめされたよ。ピーター・ジャクソン(『ザ・ビートルズ:Get Back』監督)コメントマイケルの映画『ザ・ビートルズ:Let It Be』が修復され、何十年ものあいだ幻と化していたものが遂に復活することになり、本当に感激している。マイケルが最終的に使用しなかった映像(アウトテイク)を入手できたのは本当にラッキーだった。『Get Back』のストーリーを完結させるには、『Let It Be』が必要だとずっと思っていたからね。『Let It Be』は3部構成でマイケルとザ・ビートルズが製作した画期的な新しいドキュメンタリーで、1970年に公開されたオリジナル映画だ。これは今、50年の時を経てようやく完成した、ひとつの壮大な物語だと考えている。『Let It Be』は『Get Back』のクライマックスであり、『Get Back』は『Let It Be』に欠けていた重要な文脈を補完している。私が『Get Back』を製作している間、マイケルが大いにサポートしてくれたことに本当に感謝している。だから現代の映像と音質技術は優れているが、50年前に彼が作ったオリジナル映画に込めたメッセージの本質をそのまま維持することも非常に重視したんだ。『ザ・ビートルズ:Let It Be』は5月8日(水)よりディズニープラス「スター」にて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2024年04月21日孤高の天才“プリンス”の真実に迫るドキュメンタリー『プリンス ビューティフル・ストレンジ』(原題:Mr. Nelson On The North Side)が6月7日(金)より公開されることが決定。ポスターが解禁された。2016年4月21日、57歳の若さで急死した天才ミュージシャン・プリンス。80年代、自伝的映画『パープル・レイン』、同映画サントラのメガヒットで一躍世界的スーパースターに。公式発売されたアルバムのトータルセールスは1億5千万枚。12枚のプラチナアルバムと30曲のトップ40シングルを生み出し、7度のグラミー賞を受賞。2004年にはロックの殿堂入りを果たすなど、生涯ロック・ポップス界の頂点に君臨し続けた。ポール・マッカートニーが“クリエイティブの巨人”と称し、エリック・クラプトンが“世界で最高のギタリストの一人”と賞賛するなど、マニアを公言するビッグネームは数知れない。ロック~ポップス~ファンク…あらゆるジャンルの垣根を飛び越え、実験性と大衆性を同時に奏でる真の天才だった。アメリカ・ミネアポリスで誕生したプリンス(本名:プリンス・ロジャーズ・ネルソン)は、住民の99%が白人という環境下で、多感な青春時代を過ごした。公民権運動の渦中、ジェームス・ブラウン等の黒人ミュージシャンも時折訪れた、地元のブラックコミュニティ“ザ・ウェイ”での音楽的な原体験、恩師や家族が語る幼少期のエピソードは、興味深いものばかりだ。チャカ・カーン、チャックD、ビリー・ギボンズなど、プリンスを敬愛するミュージシャンの貴重なエピソードも多数収録。孤高の天才が、如何にして誕生したのか、そして突然の悲劇までを追う、プリンスを愛する全てのファンに贈る傑作ドキュメンタリーだ。この度解禁されたポスタービジュアルでは、「世界中が悲しみの雨に濡れた突然の悲劇から8年孤高の天才“プリンス”の真実に迫る傑作ドキュメンタリー」というコピーとともに、プリンスがチューインガムを膨らます正面の顔と、そのガムを指に絡めて怪しく微笑む横顔を映した、全体的に淡いパープルカラーのビジュアルとなっている。また、本作をいち早く鑑賞したピーター・バラカンからは「新発見の多い映画です」と絶賛のコメントが到着。本作で描かれたプリンスの“真実”に期待が高まる。ピーター・バラカン コメントプリンスと共に、彼が育ったミネアポリスがある意味でこのドキュメンタリーの主役になっています。デビュー前に拠点となっていたクラブ、ファンのために突然ライヴを開催したペイズリー・パークなど、新発見の多い映画です。―ピーター・バラカン(ブロードキャスター)『プリンス ビューティフル・ストレンジ』は6月7日(金)より新宿シネマカリテほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月21日4月19日(金)本日公開を迎えた、山崎賢人主演映画『陰陽師0』のナレーションを声優・津田健次郎が担当していることが明らかになった。3月公開の特別PV<1分でわかる『陰陽師0』>では、榎木淳弥と共にナレーションを務めた津田さん。“呪術の世界”を体感した津田さんは「呪術が繰り出されるシーンに圧倒されました。色々な作品で呪術の描写は目の当たりにしてきましたが、今の映像技術だとこんな風に表現されるのか、監督の世界観が凝縮されているシーンの一つで新鮮で非常におもしろかったです」と感想を。また、「晴明と博雅のツンデレな関係がかわいかったですね」ともコメントしている。さらに、公開を記念して、主題歌である「BUMP OF CHICKEN」の新曲「邂逅」とのコラボMVが公開中。全て本作のシーンから監督・佐藤嗣麻子自らが選りすぐり、白組による圧巻のVFXもふんだんに含まれた映画特別版。山崎さん演じる晴明と染谷将太演じる博雅の次第に友情を育んでいく場面も印象的に数多く使用されている。『陰陽師0』は公開中。※山崎賢人の「崎」は、正しくは「たつさき」(シネマカフェ編集部)■関連作品:陰陽師0 2024年4月19日より公開©2024映画「陰陽師0」製作委員会
2024年04月21日サバイバル・ホラーシリーズ『クワイエット・プレイス』の最新作『クワイエット・プレイス:DAY 1』。この度「鬼滅の刃」の声優・河西健吾がナレーションを担当する日本オリジナル特報映像が解禁された。今回の舞台は、田舎町から大都市・ニューヨークへと移り、新たな恐怖が描かれる。主人公の女性役を演じるのは、アカデミー賞受賞者ルピタ・ニョンゴで、彼女の相棒役には「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で知名度を上げたジョセフ・クインがキャスティングされている。監督は『PIG/ピッグ』で注目を浴びたマイケル・サルノスキが務める。解禁された映像では、主人公の女性が相棒となる猫を抱えながら大通りを歩いていると、突如空から火球が降り注ぎ、街は阿鼻叫喚の光景に。さらに、混乱に陥る人々に襲い掛かる複数の“何か”の姿も描かれ、世界が瞬く間に崩壊し“沈黙”していく様子が緊迫感満載に映し出される。ナレーションは「鬼滅の刃」時透無一郎役として知られる声優・河西健吾が担当しており、河西さんは「1作目も、劇場で流れている予告を見て気になり本編を観させていただきました。今回こういったお話を頂きタイトルを聞いて、あ!あの作品の前身となるお話になるのか?気になる!とワクワクしました」とコメント。そして、「予告の映像から、どう1作目に繋がっていくのか考察させてくれる凄い映像になっておりますので、公開の際にはぜひ劇場に足を運んでいただけますと幸いです」と観客へメッセージを送った。『クワイエット・プレイス:DAY 1』は6月28日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:クワイエット・プレイス:DAY 1 2024年6月28日より全国にて公開© 2024 PARAMOUNT PICTURES
2024年04月21日山田涼介(Hey! Say! JUMP)主演映画『サイレントラブ』Blu-ray&DVDのリリースが決定した。本作は、声を発することをやめた蒼と、目が不自由になり夢が途絶えかけている音大生・美夏の切ないラブストーリー。『ミッドナイトスワン』で世界中の人々の魂を激しく揺さぶり、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督のオリジナル脚本作品だ。ラブストーリー映画初主演の山田さんが、蒼を繊細に演じ、新たな境地で魅せ、蒼と出逢うことで絶望の淵から希望を見出していく美夏役は、浜辺美波が務めた。また、音楽はスタジオジブリ作品でもお馴染みの久石譲が担当しており、こちらも注目ポイント。今回のリリースでは、通常版DVDスタンダード・エディションのほか、アウタースリーブ仕様のBlu-ray/DVD2枚組(Blu-ray商品の特典ディスクはDVD)のコレクターズ・エディションには、撮影の裏側を捉えたメイキングやキャスト登壇のイベント集、公開記念特番などを映像特典として収録。蒼と美夏の密かな愛を深く感じさせるポストカード(3枚)も付く。なお、GAGA★ONLINE STOREでは、台本付き商品もリリースとなる。▼『サイレントラブ』商品情報2024年7月19日(金)発売Blu-rayコレクターズ・エディション(2枚組):¥7,150(税込)DVDコレクターズ・エディション(2枚組):¥6,050(税込)DVDスタンダード・エディション:¥4,290(税込)発売・販売元:ギャガ©2024「サイレントラブ」製作委員会(シネマカフェ編集部)■関連作品:サイレントラブ 2024年1月26日より全国にて公開(C)2024「サイレントラブ」製作委員会
2024年04月20日『パラサイト 半地下の家族』や『燃ゆる女の肖像』のNEONが北米で配給し、エドガー・ライトなどの新進気鋭の監督たちが絶賛、その過激さと危険さに議論を呼んだエコスリラー『HOW TO BLOW UP』の本予告とポスタービジュアルが解禁された。地球温暖化が進み、気候変動の脅威が差し迫る最中でテキサス州の石油精製工場を即席の爆弾で破壊しようとする8人の若者たちを描く本作。監督は、気候科学者の両親を持ち、気候変動についてのドキュメンタリーからキャリアをスタートさせたダニエル・ゴールドハーバーが務める。解禁された本予告では、前半部分でパイプラインの爆破計画に参加する8人の若者たちが紹介される。彼らは、社会に構造的なダメージを与えることで問題への抜本的な変化をもたらすため、誰も傷つけず、環境も汚染することなく、秘密裏に石油パイプラインを爆破するという任務を遂行する。後半、「Dos Monos」の完全未発表音源と共に流れるセリフ「人々を犠牲にし利益を得るものたちに注告するのだ。企業は私たちを野蛮だと責めるだろうが、これは当然の行動だ。自己防衛のための正義なのだ!」という呼びかけは、果たして今の社会に対してどのような意味を持つのだろうか?また、NEONが制作したデザインを採用した新ビジュアルでは、主人公たちが爆弾を運ぶ姿が緊張感を持って描かれている。監督やメディアからのコメントも寄せられており、エドガー・ライトは「絶対に見逃せない、今年のベストの1つ」、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のダニエル・シャイナートは「重要で緊急、素晴らしいスリラー!」と評している。『HOW TO BLOW UP』は6月14日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、池袋HUMAX シネマズ、シネマート新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:HOW TO BLOW UP 2024年6月14日より ヒューマントラストシネマ有楽町、池袋 HUMAX シネマズ、シネマート新宿 ほか全国にて公開© Wild West LLC 2022
2024年04月20日田中泯と新田真剣佑が親子役で初共演する、欲望渦巻くポリティカル・サスペンスドラマ「フクロウと呼ばれた男」より、物語の重要人物が勢揃いする本編映像が初公開された。本作はの主人公は、あらゆるスキャンダルやセンセーショナルな事件を、時にもみ消し、時に明るみにさらして解決してきた黒幕/フィクサー、“フクロウ”こと大神龍太郎(田中さん)。大神家と親交の深かった次期総理候補の息子が謎の死を遂げ、龍太郎は国家の裏側から、次男・龍(新田さん)は真正面から、政界に潜む巨悪の正体へと近づいていく。今回公開された映像は、大神家の面々が集う龍太郎の古希を祝うパーティーシーン。笑顔の家族写真の裏に隠れた、大神家の家族関係が垣間見える。龍が現れることで、一家全員が駆け集まっては喜ぶ姿が収められ、龍太郎がプライベートの場面ではどのように家族と向き合っているのか、大神家の関係性はもちろん、龍に対する家族らの特別扱い感も感じ取れる。第1話で登場するこのシーンは、大神家一族に加え、黒いスーツを身にまとった政治家や財界人と思わしき人々らが集まる中、内閣総理大臣(原田美枝子)は祝辞を述べ、乾杯の挨拶をすると、ものの数分で去っていく。多忙なスケジュールの総理がわざわざ出向くことに、周囲が驚くことはなく、“総理大臣の椅子は大神さんあってのこと”と、納得している様子だ。またこのシーンのあと、表向きの華麗さとは裏腹の微妙な大神家の家族関係も徐々に交差していく。「フクロウと呼ばれた男」は4月24日(水)よりディズニープラス「スター」にて独占配信。(シネマカフェ編集部)
2024年04月20日ナムグン・ミンとアン・ウンジンの共演で2023年MBC演技大賞8冠達成、アジア中に“恋人”旋風を巻き起こした超大型ラブストーリー「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」が7月3日(水)よりU-NEXTにて独占先行配信開始、DVDリリースされることが決定した。本作は、アジア中で大旋風を巻き起こしたナムグン・ミン&アン・ウンジン主演の歴史ロマンス超大作。朝鮮第16代王・仁祖(インジョ)の時代。丙子の乱が勃発し、死と隣り合わせの状況で、愛する女性ユ・ギルチェを守るために命をかける主人公イ・ジャンヒョン。ギルチェもそんなジャンヒョンに惹かれていくが、自分の気持ちに素直になれず、なかなか結ばれないもどかしい関係が続く。戦争が終結したあともその時代だからこそのさまざまな試練によって、出会いと別れを繰り返す2人。胸が痛くなるほど辛く切ない展開のあとにようやく結ばれるシーンでは、多くの苦難によって傷ついたギルチェの心を優しく包み込むジャンヒョンの温かい愛に感動が押し寄せるはず。毎話緊張感の連続で、苦しい局面を迎えるほど愛が深まっていく彼らのロマンスは多くの視聴者の心を掴み、同時間帯視聴率1位を獲得。あまりの反響に当初の予定より1話延長され、最終話は100分の拡大放送が決定。さらに、MBC演技大賞8冠のほか数々の快挙を達成した。“演技の神”ナムグン・ミンの俳優キャリア史上最高のキャラクターが爆誕作品ごとに演じるキャラクターを完璧に憑依させ、“演技の神”と称されるカリスマトップ俳優ナムグン・ミン。「キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~」「ストーブリーグ」「黒い太陽~コードネーム:アムネシア~」など数々の主演作をヒットに導き、作品選定の上手さと高い演技力から「ナムグン・ミンが主演の作品なら間違いない」と多くの視聴者からの信頼と支持を得てきた。そんな彼が今回10年ぶりの時代劇で挑戦した役は、村に突然現れた謎の男イ・ジャンヒョン。非婚主義で、事あるごとに憎まれ口を叩く変わり者として振る舞うが、実は商人の才を持ち、通訳官として巧みな交渉術を見せる策士。そのうえ、大勢の敵を1人で倒してしまう戦闘力も持ち合わせ、朝鮮だけでなく敵国の清からも一目置かれる存在となっていく。一方で、ギルチェが他の男性を想っていると知りながらもひたむきに想いを伝え、どんなときも彼女への愛を貫くロマンチストで一途な面も。国や王のためではなくギルチェを守るために戦地へと向かい、彼女がピンチのときには敵が何人いようと構わず命がけで戦う。そんな勇敢な彼の姿に心打たれること間違いなし。 魅力たっぷりなジャンヒョンは、ナムグン・ミンの俳優キャリア史上最高キャラを更新。視聴者から最も愛されたといっても過言ではない、はまり役となった。新進気鋭の注目女優アン・ウンジンがヒロインの成長を魅せる本作を手がけたのは、ナムグン・ミン主演「黒い太陽~コードネーム:アムネシア~」の演出家キム・ソンヨン。脚本には「逆賊-民の英雄 ホン・ギルドン-」「帝王の娘 スベクヒャン」などのヒット作品を生み出してきたファン・ジニョンを迎え、すべてのシーンが心に染み渡る究極の本格時代劇が完成。主人公2人の切ないロマンスだけでなく、戦争の悲惨さ、女性たちが受けた屈辱、儒教の教えこそがこの世の道理だという当時の価値観、祖国へ帰る望みを捨てず懸命に生きる捕虜たちの強い意志などを実力派キャストたちが繊細な演技で表現。当時を生きた人々がどれほど過酷な経験をし、どのような人生観を持っていたかを丁寧かつリアルに描き出す。その物語で、「賢い医師生活」「良くも、悪くも、だって母親」でも知られるアン・ウンジンは、戦乱の世でさまざまな苦難を乗り越えて自立した女性へと成長していくヒロインを多彩な演技力で表現した。そして朝鮮の王・仁祖とその子である昭顕世子(ソヒョンセジャ)の物語も、本作の見どころの1つ。特に、人質として連行された清でジャンヒョンたちに支えられて立派に成長した世子が仁祖に謀反を疑われながらも、捕虜は逆徒などではなく王様の民だと訴えるシーンは、多くの視聴者の涙を誘った。SNSでは、第1話から最終話まで作品のクオリティを称賛するコメントが鳴り止まず、<韓国人が最も好きなテレビ番組>で2か月連続1位を記録。空前の“恋人”ブームを引き起こし、幅広い世代から支持される名作となった。また、ギルチェの初恋の人として登場し、ジャンヒョンと関わるうちに自分の信じる道が正しいのか葛藤することになる儒生ナム・ヨンジュン役を「マイネーム:偽りと復讐」「夫婦の世界」などに出演するイ・ハクジュが熱演。そんな彼の婚約者でギルチェの親友であるウネ役を演じるのは、人気スターのイ・スンギと結婚し話題のイ・ダイン。そして、「昼と夜」「わずか1000ウォンの弁護士」に続き、ナムグン・ミンと3度目の共演となるイ・チョンアがドラマ中盤から登場する覆面の女性を演じ、ミステリアスな存在感を放つ。朝鮮一の歌い手で兄貴分のジャンヒョンに特別な想いを抱くリャンウム役を次世代俳優キム・ユヌ、昭顕世子役を「時速493キロの恋」キム・ムジュンが演じ、2023年MBC演技大賞の男性新人賞をW受賞。そのほか、「なぜオ・スジェなのか」チ・スンヒョン、「あなたが願いを言えば」パク・ジョンヨン、「コッパダン~恋する仲人~」クォン・ソヒョン、「御史<オサ>とジョイ~朝鮮捜査ショー~」パク・ガンソプ、「黒い太陽~コードネーム:アムネシア~」キム・ジョンテ、「一人だけ~あなたさえいれば~」チェ・ヨンウなど実力派俳優たちが集結した。「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」は7月3日(水)よりU-NEXTにて独占先行配信。同日よりDVDリリース。<「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」リリース情報>DVD-SET17月3日(水)発売DVD-SET28月2日(金)発売DVD-SET39月4日(水)発売各14,740円(税抜13,400円)※レンタルDVD同時リリース発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント(シネマカフェ編集部)
2024年04月20日川西拓実(JO1)と桜田ひよりが主演する、青春音楽コミックの実写映画化『バジーノイズ』より、新規映像[In the Room edition]と場面写真が公開された。他人の「いいね」だけを追いかけて生きてきた潮(桜田さん)が、マンションの管理人・清澄(川西さん)の部屋の窓ガラスを割って入ったことで、清澄がマンションを追い出され、ふたりの奇妙な共同生活が始まる本作。今回公開された[In the Room edition]では、共同生活の始まりに清澄が潮の部屋で初めて演奏するシーンが切り取られている。ひとり自分のためだけに音楽を奏でてきた清澄は戸惑うも、「なんでもええよ」と潮が答えると、心地よさそうに音を鳴らし、主題歌「surge」の「不器用な視線が 不自然に混ざる ぼんやりと溶け合って 感覚を超えて」という歌詞が重なり合う映像となっている。場面写真でも、2人が真っ直ぐに見つめ合う姿や、同じ海を見つめる姿が公開。監督が最新の注意を払いながらこだわったという、いまっぽさを感じさせる2人の距離感の描き方にも注目だ。『バジーノイズ』は5月3日(金・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:バジーノイズ 2024年5月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©むつき潤・小学館/「バジーノイズ」製作委員会
2024年04月20日杉咲花主演『朽ちないサクラ』より場面写真が解禁された。「孤狼の血」シリーズの柚月裕子による警察ミステリー小説を映画化した本作。複雑に重なり合う事件と、警察内部の巨大な闇に立ち向かう主人公の姿を描く。この度解禁されたのは、杉咲花演じる泉ほか、登場人物の姿を捉えた場面写真。美しく咲き誇る満開の桜を背にまっすぐに前を見つめる、森口泉(杉咲花)の姿が印象的なカットをはじめ、バディとなり泉と一緒に捜査する磯川(萩原利久)との場面写真も公開。神社で衝撃的な真相を知ってしまう、物語の鍵となるシーンとなっている。そのほか、県警捜査一課を指揮する梶山(豊原功補)や泉の上司で元公安の富樫(安田顕)がそれぞれの立場から真相を追い求めて動き出す姿も捉えられている。ストーカー殺人、警察の不祥事、親友の死…捜査権の無い警察事務職員・泉は、どう立ち向かっていくのか。事件を追ううちに、泉は自分自身が信じる正義と対峙し葛藤を繰り返し、強く成長を遂げる。杉咲さんについて、「目が強い」というプロデューサーの言葉をきっかけにキャスティングが決定した本作。泉の視線がどのように変化を遂げるのか、その緻密な演技にも注目だ。『朽ちないサクラ』は6月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:朽ちないサクラ 2024年6月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会
2024年04月20日川口春奈が木南晴夏、畑芽育と3姉妹を演じる金曜ドラマ「9ボーダー」が4月19日より放送開始。第1話から3姉妹が直面する悩みが詳らかにされると、彼女たちと関わっていく男性たちにも「この松下洸平とことん沼!」「木戸大聖もリアコすぎる」「井之脇海の沼もこれまた深そう」といった声が上がった。本作は、19歳、29歳、39歳と、次の年代へ進む前のラストイヤー=“9ボーダー”真っ只中の姉妹が、一つ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の3Lをテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら、人生を前向きに進んでいく姿を完全オリジナルで描く。しっかり者で、勤めている飲食業のトータルプロデュース会社では仕事ぶりを評価され、最年少で副部長に抜擢される29歳の主人公・大庭七苗を川口さん。いつも明るく猪突猛進な長女で39歳の公認会計士・成澤六月を木南さん。夢も特になく、浪人生という名目で実家に居座っている19歳の三女・大庭八海を畑さんが演じる。松下洸平がとあるバルで働く“コウタロウ”と呼ばれる男に、井之脇海は六月(木南さん)の会計事務所にやってくる新人公認会計士・松嶋朔、木戸大聖は3姉妹の実家近くにある酒屋の息子・高木陽太を演じ、さらにバルの店主・辻本あつ子としてYOU、大庭家が営む老舗の銭湯「おおば湯」のアルバイト・梅津剣として伊藤俊介(オズワルド)が出演している。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。実家で銭湯「おおば湯」を営む七苗の父が突如失踪、それを機に、夫と4年もの間別居生活を送る長女・六月と、高校卒業後、ダラダラと目標もなく過ごしている三女・八海、そして七苗という3姉妹が一つ屋根の下に集結。父の行き先に思いを巡らせる。飲食業のトータルプロデュース会社で働く早苗は仕事ができるしっかり者だが、キャリアアップによって後輩の育成や雑務を任されるようになり、大好きだったクリエイティブな仕事が遠ざかり、こんなはずではなかったと思うこともしばしば。恋愛からも遠ざかっており、気づけば周りがみんな結婚し家庭を持つ状況に、日常的になんとも言えないやりきれなさを抱えていた。そんな中、七苗は街で弾き語りをしていたコウタロウとバルで再会する。一方、八海はマッチングアプリで出会ったエリート商社マン・立花(兵頭功海)から交際0日婚を申し込まれるも、高校時代から片思いをしている七苗の幼馴染・陽太への想いを捨てきれない。しかし陽太が想いを寄せているのは七苗で…。そして六月は夫との別居生活を解消したいと思いながらも、なかなか行動に移せずにいたところ、六月が勤める会計事務所に新人公認会計士・松嶋がやってきて、日常が一変するーー。後輩・西尾双葉(箭内夢菜)からは行き過ぎた配慮による“ホワイトハラスメント”を指摘され、偶然再会した元カレ(塩野瑛久)からは「仕事ばっかりじゃ寂しいもんな」と同情され、サークルの友人たちへの「愚痴聞いて~」の連絡もスルーされる七苗に、「29歳、中間管理職に選ばれがちだよねえ」「あるあるが詰まりすぎてる」といった声がSNSに上がる。また、「ホワハラって初めて聞いた」「裏アカなんで、の双葉ちゃんこそやばい」といった声とともに、プロデューサー・新井順子、脚本・金子ありさという「着飾る恋には理由があって」チームの再タッグに「着飾る恋の香りも感じる」、木南さんが同じく3姉妹の長女を演じている「おいハンサム!!」を思い出すというコメントも。そして「仕事だけじゃ寂しいのかな。どうなりたいんだ私」「私どんな人が好きだっけ…」と悶々とする七苗の前に再び現れた松下さん演じるコウタロウから、「本当は寂しい?」という予告編にも使われていたセリフが放たれると「破壊力エグい」「顔つきと声のトーンに心がギューンとしてしまった」などのコメントが次々に上がり、“松下洸平”がトレンド入り。さらに2人きりで夜桜を堪能し、「自分には何もない」「どうしてそんなに幸せそうなの」とこぼす七苗に「(記憶を失って)何もないからただ受け入れる」と言い、「大丈夫。素敵な人だから、幸せになるよきっと」と勇気づける言葉をかけるコウタロウ。それでも「なれるかな。好きな人もいないのに」という七苗に、「じゃあ俺のこと好きになっていいよ」とコウタロウが応じると、「この松下洸平とことん沼!」「空から落ちてきた神さまかよ。」「純真無垢なのに、鋭い松下洸平」「コウタロウが好きすぎる!」などなど、謎に包まれていながらも真っ直ぐなコウタロウを演じる松下さんの魅力に沼っていく声が止まらない。加えて、七苗がプロデュースした飲食店の1周年パーティに現れた陽太には「スーツ姿で現れた陽太さいこー」「き、木戸大聖もリアコすぎるぞ」、六月から会計事務所に採用すると言われた朔の“OK”ポーズにも「井之脇くんかわいい、癒し」「井之脇海の沼はこれまた深そう」と、木戸さん、井之脇さんが気になり始める人も続々。彼氏がいるフリをして指輪をはめて“虚勢を張ってきた”七苗、カメラマンの夫・成澤(山中聡)が一時は完全否定したアシスタントと浮気していた六月、“交際0日婚”を申し込まれつつも2人の姉のような「つっかえまくりの行き止まり」にはなりたくないと思う八海。3姉妹、三者三様の“モヤり”“焦り”に、コウタロウが弾き語りしていた「SEKAI NO OWARI」の「陽炎」(Fukase Ver.)が重なると、「陽炎がテレビで聴けるとは!」「もしかして、ドラマ内でセカオワの曲いっぱい聴けたりするのかな!?」と主題歌を手がける「SEKAI NO OWARI」の楽曲にも注目が集まっていた。【第2話あらすじ】4月26日放送「俺のこと、好きになっていいよ」と言われて以来、コウタロウ(松下洸平)のことが気になる七苗(川口春奈)。そんな中、記憶を失っているコウタロウに突如過去の記憶の断片が舞い降りてくる。その内容に動揺するコウタロウのために、身元を明らかにするべく七苗が動き出す。一方、夫・邦夫(山中聡)から離婚を切り出されるも受け入れられない六月(木南晴夏)。そこに、痺れを切らした邦夫が職場を訪ねてくる。そんな六月を心配する松嶋(井之脇海)は…。そして、立花(兵頭功海)からプロポーズの返事を急かされ悩む八海(畑芽育)は、訪れた占いの館で“あるアドバイス”を受ける。そんな中、立花が結婚の挨拶に大庭家を訪れ、そこに陽太(木戸大聖)が立ち会うことに…。「9ボーダー」は毎週金曜22時~TBS系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月20日脚本開発“WDR プロジェクト”制作ドラマ「3000万」が、安達祐実、青木崇高出演で放送されることが決定した。“WDR プロジェクト”は、2022年、NHKで新たに立ち上げた“脚本開発に特化したチーム”。海外では、シリーズドラマを制作する際、複数の脚本家がライターズルームという場に集い、共同執筆することが一般的。同プロジェクトでは、脚本家4人を選出し、互いのアイデアを掛け合わせ、各々の持ち味をかけ算することで、より完成度の高いドラマ脚本を開発。20本のオリジナルドラマを企画し、その中から選出された1本が、思わぬアクシデントと出来心をきっかけに、人生が激変してしまう家族を描く物語「3000万」。ちょっとした選択ミスや過ちで、やり直しは認められなくなるのか。海外ヒットドラマの手法を持ち込み、誰もが余裕のない社会の痛みをえぐり出す。やみつきになるエンターテインメントドラマが誕生する。今回脚本を担当した4人は、「完璧ではないけれど、どこか愛らしい登場人物が繰り広げる物語を、ハラハラドキドキしながら味わっていただけたら嬉しいです」(弥重早希子)、「イッキ見したい物語が出来上がったと思います」(名嘉友美)、「一同、とにかく面白い!と思っていただけるドラマをお届けしたい一心で日々取り組んでおります」(山口智之)、「視聴者の皆さまには、少しでも前のめりに、できれば画面に釘付け状態になってくれたらと願っています」(松井周)とそれぞれコメントしている。「3000万」は10月5日より毎週土曜日22時~総合ほかにて放送(全8回)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月20日堀未央奈と百瀬拓実、白間美瑠と永田崇人の2組が出演する結婚モキュメンタリー番組「私たち結婚しました5」第6話が4月19日(金)今夜、「ABEMA」にて放送される。スノーボード旅行へ出かけた白間&永田夫婦は、道中で車中泊をすることに。夜食としてチーズをたっぷりトッピングした特製カップラーメンを2人で分け合い、「あーん」と言いながら永田さんに食べさせるラブラブな様子が見られる。その後、同じ寝袋で密着して眠る準備。永田さんは「甘えちゃおっかな」と白間さんに抱きつき、「よしよしとかされたい」と願望を話すと、白間さんは頭をポンポンとしながら腕枕をしてあげる。夜が明け、スキー場に到着すると、華麗なるスノボード姿を披露するも、永田さんが転んでしまい、白間さんが思わずドキドキしてしまったと語る“あるハプニング”が起きる。一方、韓国旅行を終え、日本の自宅に戻り、夫婦で買い物に出かけたり、手料理を作ったりと日常を楽しむ堀&百瀬夫婦。食事中は、堀さんから「何の仕事をしている時が楽しい?」と質問されると、「演技しているときが一番楽しい」と俳優の仕事が好きであることを口にする百瀬さん。しかし、「最初の1~2年とか本当に仕事がなくて、俳優業とはちょっと違うけど、SNSを丸1年毎日投稿してみた」と苦悩や努力を語った。堀さんも「乃木坂46」として活動していたときの苦悩や葛藤を明かし、センターに抜擢された際、辛かったことも赤裸々に明かすほか、ギターに挑戦。百瀬さんに後ろから包みこまれるように密着した姿でギターを楽しむ姿に注目だ。「私たち結婚しました5」は毎週金曜日23時~ABEMAにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年04月19日Netflixは直木賞作家・今村翔吾の小説「イクサガミ」シリーズの実写化を発表。この度、主演・プロデューサー・アクションプランナーを担当した岡田准一と藤井道人監督、そして原作者・今村翔吾氏のクロストークが公開された。主演のみならず、初のプロデューサーとして本作に挑む岡田さん。岡田さん自らが「監督は彼以外考えられなかった」と語る藤井監督、そして本作の生みの親である原作者・今村氏が、かつてない挑戦への熱い想いを語り合った。企画の成り立ち――Netflixの高橋信一さんから、岡田准一さんにプロデューサー&主演オファーが届いたのが始まりだったと伺いました。岡田:高橋さんにお声がけいただいたとき、ちょうど僕は役者のキャリアの中で時代劇を軸に据えるパートに入っていて「日本、そして世界でもヒットする時代劇をどう作るか」を考えていました。時代劇にはアクションや人間ドラマ、社会性ほかエンターテインメント要素が豊富にあるため、もっとうまくできるのではと僕個人は感じています。今村先生の小説は時代モノの核を大切にしながらも攻めていくエンタメ性があり、いまの人々も楽しめる作りになっているのが好きで読ませていただいていたため、(映像化に対して)非常に興味を持ちました。そして、自分がプロデューサーとして入るうえで「日本でも世界でも売れる時代劇を若い世代で作る」を目標に掲げました。では、誰に撮っていただくか。僕は藤井道人監督以外は考えられませんでした。『最後まで行く』でご一緒した際、芝居を大切にしながらエンタメ性を追求する素晴らしい才能に感銘を受けたのです。正直、「藤井監督が受けてくれなかったら僕は降ります」という想いでアタックしました。藤井:とても光栄です。僕はこれまで、好き好んで時代劇を観てきた人間ではありません。ただ、自分たちが生きていくうえで絶対に避けては通れないのが“時代”ですし、岡田さんがいてくれるなら面白いものができるのではないかと思い、まず今村さんの原作小説を読ませていただいて「こんなに面白い本があるのか!」と衝撃を受けました。30代が多い僕のチームが本作に携わるのはめちゃくちゃ試練だと思いましたが、この年齢でこんな勝負をできるのはものすごく恵まれていると自覚して、お受けさせていただきました。今村:実は僕も「世界に通用する時代小説」をコンセプトに『イクサガミ』を書いていました。「日本の若い世代、ひいては世界に受け入れられるような、エンタメに振り切った時代小説を書く!」という想いで始めたんです。いまだから言うわけではないのですが、編集者さんと「Netflixさんしか映像化は無理だから、どうか届いてほしい」と話していたので、オファーをいただいた際にはとにかく嬉しかったです。しかも主演が岡田准一さん!執筆中に主人公・愁二郎に岡田さんのイメージを重ねていたので、二重に驚きました。脚本作り/目指すビジョン――原作を読んでいても「どう映像化するんだ!?」と感じましたが、脚本作りはどのように進められたのでしょう。藤井:まず岡田さんと「日本、そしてその先にどう届けるか」を話し合いました。日本人が持っている心や様式美がアクションやエンターテインメントに交じり合うことでその目標が達成できるのではないかと結論付け、日本人としての誇りを大事にして脚本を作ろう、と決めました。その後に今村先生にお話を伺ったのですが、「小説と映像で想いが一緒であれば問題ない。藤井監督たちが思う『イクサガミ』を届けて下さい」という優しい言葉をいただけて、安心して「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤しながらも自由に書かせていただきました。今村:僕からすると「原作ではこうですがこう変更して大丈夫ですか?」と最大限配慮して下さって、真摯に向き合って下さっているのが伝わってきたので、何の心配もありませんでした。小説を書いた身としても「ここは映像では違う風に表現した方が届きやすいだろうな」と思っていましたし、その見せ方については藤井監督や岡田さんのチームを信じていました。脚本も読ませていただきましたが、率直にすごくよくできていると感じました。小説と変えている部分も、映像ならではの視覚的にハラハラさせる演出が加わっていて面白かったです。岡田:何回本打ち(脚本の打ち合わせ)を行っただろうか……というくらい改稿を重ねましたが、藤井さんが最後に綺麗に直してくれて、どんどんキャラクターに心が通っていきました。海外も視野に入れている以上、キャラクターの作り方もこだわった部分の一つです。日本の時代モノで難しいのは、侍を描くにあたって主従関係が付随することにより「お殿様の部下である武士たちは個性を消す」になってしまいがちなことです。つまり、キャラ立ちを優先しすぎると世界観を破壊しかねないため、どう組み立てていくか。アクションプランナーとしても、原作に最大の敬意を払いながら「今村さんが描こうとしていること」を見失わず、そのうえで映像としての方法論を見つけていくのには頭を悩ませました。――複数のエピソードからなるドラマシリーズですから、そのぶん労力もかかったかと思います。藤井:岡田さんはプロデューサーとして全国各地のロケハンに同行してくださって、ロケ地を一緒に決めて「じゃあここでこういったアクションをしよう」と話すことができました。そのアクションにしても、岡田さんが全部に的確なコンセプトを付けて下さるんです。「ここは混乱を生む場所、ここでは“狩り”をテーマにしよう」といった風に。そうすると目的が明確になってくるんです。シーンやキャラクターに応じたコンセプトを設けて下さるから俳優も演じやすいでしょうし、あの岡田さんがやって下さるからこそ脚本に強度が生まれたのだと感じます。岡田:それを映画3本分のボリュームでやらなければならないわけです。脚本だけでものすごい分量ですし、登場人物も多いなか、それぞれの見せ場もちゃんと拾っていきたいので、アクションプランナーの仕事は脚本段階から始まっていて、各シーンで「こういうことをしたい」ということを提案し、OKが出たものを入れ込んでいただく形をとりました。藤井監督は本質を見失わない強さを持っていて、映像で嘘をつかず、誤魔化さないのが魅力だと感じています。衣装も約300人分以上用意したり、スタッフ含め全員が「いいものを作ろう」という気概で妥協なく、本当に攻める姿勢で臨んでいます。藤井:映像的には、僕たちはいつも通り「感情を撮る」を重視しています。この中で起こっていることはいまの社会にも当てはめられるでしょうし、友情や絆といった守るべきもの・時代の流れの中で失われてしまったものは普遍だと捉えています。「いま自分が心動くものを撮る」を念頭に置きながら、エンターテインメントとして面白いかを研究して作っています。自分は時代劇を勉強してきた人間ではありませんから、専門性という意味では不安があります。でも時代劇に影響を受けつつ、その枠にとどまらない自由度を有したエンターテインメント作品を目指していければ、僕にも面白いものが作れるのではないかと。その考えは、今村先生が「イクサガミ」シリーズで時代小説を開拓してくださったことにも通じるのではないかと個人的には考えています。そして、僕の隣には時代劇の継承者である岡田さんがいてくれる。今村先生と岡田さんという無敵の両翼があるので、僕は自分とチームが信じる”いい仕事”に徹そうと思っています。期待と意気込み――今村先生が楽しみにされているシーンや、注目ポイントはございますか?今村:こんなことを言って無理させたくはないのですが、やっぱり岡田さんのアクションを一刻も早く観てみたいです。「どんな感じになるんだろう」と僕が一番楽しみにしています!岡田:ありがとうございます。いま撮影が始まって3日目(取材日時点)ですが、「チャレンジするってこういうことだよな」と大変さと充実感を味わっています。そもそも出演者だけで292人以上いますから出演者としてもプロデューサー、アクションプランナーとしてもてんてこ舞いではありますが、これまでの「時代モノはこうあるべきだ」という常識を覆すような「攻めるぞ!」という熱量を感じる現場になっています。まずは日本の皆さんに「こんなに凄いものを作れるんだ!」と認めていただけるようなものをしっかり創り上げて、そこから「これを世界に届けようぜ!」と思ってもらえるように邁進したいです。この作品は、僕の身体が無事だったらとんでもない作品になります。藤井:唯一無二の環境を作っていただいているぶん、責任感は伴います。出演者が300人近くいるということは、スタッフも同じだけの人数が関わっているということ。総勢600人以上が現場にいて、それぞれの家族やファンの方にもこの作品が枝葉のように広がっていくと考えると、作品を背負わないといけない感覚も強まります。だからこそ、僕たちは観たことのないものをしっかり届けないといけません。最高のストーリーとキャスト・スタッフ、映像――その全てをアップデートして「日本、そして世界に届く」作品を生み出すことが、今回僕がチャレンジしたいと思った理由でもあります。(取材・文:SYO)Netflixシリーズ「イクサガミ」はNetflixにて世界独占配信予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年04月19日