FASHION HEADLINEがお届けする新着記事一覧 (853/857)
東京・渋谷のファッションビル「シブヤ(SHIBUYA)109」は、新店舗4店、リニューアル店舗4店の合計8店を順次オープンする。音楽とファッションの融合をコンセプトとするブランド「サディスティックアクション(Sadistic Action)」(9月7日オープン)、オルケスの新ブランド「ギークス(GeeeKS)」、ポイントの「ヘザービィ(Heather be)」(以上2店舗9月14日オープン)、カジュアルをベースに洋服から小物、アクセサリーまでリーズナブルな価格で展開する「シークレットハニーバイハニーバンチ(Secret Honey by Honey Bunch)」(9月20日オープン)の4店舗が新規オープン。パリス・ヒルトン(Paris Hilton)のワードローブをイメージした「ハニーバンチ(Honey Bunch)」(8月24日リニューアル済み)、三丸興産が展開する「ミツマルイングプレミアムストア(MITSUMARU INGNI Premium store)」、ジャパンイマジネーションの「セシルマクビー(CECIL McBEE)」、アンティークをキーワードにトータルコーディネートを提案する「アンクルージュ(Ank Rouge)」(以上3店舗9月7日オープン)、、(9月7日オープン)の4店舗がリニューアルオープンする。
2013年09月03日家事代行・生活支援サービス事業を手掛ける株式会社カジタク(東京都中央区)が、創業5周年を機にスタッフの制服をリニューアルする。「ユマコシノ(YUMA KOSHINO)」デザイナー・小篠ゆまが手掛けた新しい制服を発表した。制服は、機能性とデザイン性を兼ね備え、一目でカジタクのスタッフであることが分かるようなデザインが特徴。色はコーポレートカラーであるブルーを打ち出し、白を組み合わせることで清潔で誠実な印象を出した。また、キャップやタイを合わせることでスーツを着ているような正統なイメージを持たせている。ポロシャツには、礼装用シャツに用いられる、スターチドブザム(イカ胸、胸部分をU字型や角形に切り替え、2重にするなどして厚みを持たせた手法)を取り入れ、胸部分の切り替え裏側には接触冷感の機能素材を使用している。マンションコンシェルジュらが着用するスーツスタイルにも、白とブルーのグラデーション。同社のコーポレートイメージフラワーであるアルメリアの花が描かれたスカーフやネクタイを合わせ、エレガントでカジタクらしい個性を表現した。ジャケットは、襟がナポレオンカラー風で、袖サイドにカジタクのマーク入り。シャツはプリーツが入ったスターチドブザム。ブルゾンやコートはブルーが基調。素材は表地、裏地ともストレッチ素材が使用される。防臭防汚加工や吸水速乾加工なども施されている。「さまざまな業種のユニフォームを手掛けてきたが、今回は機能性と共に、お客様の自宅で仕事をする時に、自然に受け入れていただけるようなデザインにした」と小篠氏。カジタクの最高執行責任者(COO)兼最高財務責任者(CFO)である楠見敦美氏は「5周年の記念として、憧れの存在である小篠ゆまさんにお願いした。安心感を持ってもらえるようなデザインやこの業界で働くことに誇りを持ってもらえるものにリニューアルしたいと思った」と話した。イオングループの同社は、掃除・洗濯・炊事・買い物などの家事支援サービスをは始め、マンションコンシェルジュ事業やコンビニエンスストアに集荷用クリーニングボックスを設置するリテール支援事業などを行っている。
2013年09月02日「リーバイス(Levi’s)」が、ブルージーンズの生誕140年を記念して「THE 140 YEARS OF LEVI’S(リーバイスの140年)」展を開催する。代官山T-サイトガーデンギャラリー(T-SITE GARDEN GALLERY、東京都渋谷区猿楽町16-15)を会場に、会期は9月13日から16日までの4日間。リーバイスのサンフランシスコ本社に保管されている秘蔵アーカイブ全6点が本展のために日本初上陸。1896年に開催されたエイズ慈善チャリティのための「デコレーションデニム」オークションの際に作られた、スワロフスキークリスタルをあしらったイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)のトラッカージャケットや、ビング・クロスビー(BING CROSBY)が着用していたデニムタキシードジャケット、現代アーティストのダミアン・ハースト(Damien Hirst)が手掛けたデニムウエアなどが展示される。1973年に誕生しブランドを代表するジーンズとなった「501」の、1890年代から2013年までの歴代モデル(復刻)も並ぶ予定。期間中、ハードカバーフォトブック「THE 501® BOOK」(8,400円)も発売。リーバイスのデジタルプロジェクト「グローバルギャラリー「ホワッツ・ユア・インタープリテーション(WHAT’S YOUR INTERPRETATION?)」で集められた、501を着用した人々のポートレートが501枚収められている。世界限定501冊の発行で、国内では50冊のみ発売予定。本展期間中は会場内限定で販売され、9月20日よりリーバイスストア新宿店、渋谷店でも取り扱う。この書籍の収益はすべて、サンフランシスコのカリフォルニア・カレッジ・オブ・アート(カリフォルニア芸術大学)に寄付される。
2013年08月31日滝沢伸介手掛ける「ネイバーフッド(NEIGHBORHOOD)」は、元古着屋「ヴィンテージキング」バイヤーの真柄尚武によるワークウエアブランド「エム・ブイ・ピー(M.V.P.)」と、初となるコラボレーションアイテムを発売する。ハンティングウエアの要素を取り入れたコレクションを展開。レオパード柄のハンティングジャケット(7万4,550円)、チェックのダウンベスト(4万2,000円)、両ブランドのロゴをグラフィックとしたTシャツ(7,350円)、ダックハンティングワッペンが刺繍されたキャップ(8,400円)などが登場する。ネイバーフッド各店、原宿のショップ・エーワンストア(A-1 STORE)で、9月より発売される。
2013年08月31日■ミランダ・カー、「V」誌でポルノ女優に扮してヌードに人気モデルで、オーランド・ブルームの妻のミランダ・カーが、ファッション誌『V』で斬新なヌードを披露したことが、米エンタメ情報サイト「Popsugar」などによって明らかになった。今回の撮影は、ポルノ女優から政治家に転身したイタリアのチチョリーナさんにインスパイアされたイメージのようだ。チチョリーナさんはハンガリー出身のハードコア・ポルノ女優で、1987年にイタリア下院議員に当選。61歳になる今も衰えぬ美貌で知られ、女優・歌手・政治活動家として活躍している。ミランダは、チチョリーナさんのアイコンともいえる、ブロンドヘアにヒッピーバンドを巻いたスタイルを踏襲し、プラチナブロンドに変身。花冠を載せ、サテンのキャミソールドレスや、ホワイトレースをあしらった露出度の高い衣裳をまとったその姿は、有名ランジェリー・ブランド「ヴィクトリア・シークレット」のエンジェル時代に見せていた、健康的な美しさとまた別のセクシュアルなイメージが打ち出されている。中にはキャミソールから右胸だけをあらわにしたショットも。フォトグラファーは『VOGUE』や、『Harper’s Bazzar』といったファッション誌の表紙や、ダイアン・フォン・ファステンバーグのキャンペーンビジュアルなどを手がけている、セバスチャン・ファエナだ。ミランダはこれまで何回かヌードを披露してきているが、今回の彼女の美しさも世界を魅了することだろう。
2013年08月30日創立25周年を迎えた「ドゥニーム(Denime)」が、今月よりエコプロジェクト「リ・プロジェクト(Re;project)」を開始した。履かなくなったドゥニームのジーンズとデニムジャケットを直営店へ持っていくと、定番デニムの購入時に使用できる5,000円クーポンと交換できる。また、アニバーサリーを記念した限定ジーンズも発売。1966年以降のビンテージデニム生産過渡期に生まれたモデルをモチーフに、クロッチの閂止めのズレから、細番手で縫製されたアウトシームの割り、フロントのVステッチ、ループのバンザイ付け、パッチ上を走る腰帯のステッチなど細部まで再現。このモデルのために織られた、約15.5オンスの、ザラ感が強く深い濃紺に染め上げられた生地が使用される。パッチはディアスキン。シルエットは股上やや浅めのテーパード。同ブランドならではの、真空パッケージに入って販売される。発売は8月末で、価格は3万4,650円。1988年創立のドゥニームは、50から70年代のジーンズの名品をモチーフにしたデニムを生産し、国内のレプリカジーンズのパイオニアとして知られる。真空パッケージでの販売は、出荷時のコンディションを開封時までキープするために考案された。
2013年08月29日「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」が、デニムブランド「ビッグジョン(BIG JOHN)」とのコラボコレクションを10月上旬に発売する。当コレクションは「ブラック」がテーマ。黒い服を好み、“MAN IN BLACK(黒づくめの男)”と呼ばれた歌手・作曲家のジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)をアイコンとしている。ビッグジョンを代表するオーバーオールやカラーデニム、ボンタンスリムデニムを現代的にアレンジしたアイテムや、レザーを使用したビッグチェスターコート、ライダースジャケット、箔プリントのスカート、スウェットトップスとTシャツがラインアップ。メンズとウィメンズで展開する。ビッグジョンは、1940年にワークウェアを中心に取り扱う縫製会社として岡山で創立。60年代の輸入自由化に伴いデニム生地を輸入するようになり、日本で初めてジーンズを生産した。カラージーンズの生産・販売も日本で初めて行っている。今年4月には、経営再建計画が発表された。またオープニングセレモニー表参道店では、9月7日のファッションズナイトアウトに合わせて一夜限りの秋祭り「フォール・ハーベスト・フェスティバル(Fall Harvest Festival)」が開催される。「J.W.アンダーソン( J.W.Anderson)」「フリーマドンナ(FLEAMADONNA)」「ハウスオブホランド(HOUSE OF HOLLAND)」などの限定アイテムが登場する。スナップをSNSに投稿するとバンダナがプレゼントされる企画や、シェーブアイスやドリンクサービス、ヨーヨーゲームなども行われ、スペシャルゲストが来場。時間は18時から23時まで。
2013年08月29日高島屋は27日、肥塚見春(こえづか・みはる)取締役が9月1日付けで専務取締役(代表取締役)に昇格する人事を発表した。同社で女性が代表取締役に就任するのは初めてのケース。肥塚氏は専務として企画本部(改革推進本部)本部長兼総務本部、CSR推進室、IT推進室、日本橋再開発計画室担当(予定)など、幅広い業務で陣頭指揮を執る。肥塚氏は1955年生まれの57歳。1979年に高島屋に入社し、販売現場で経験を積んだ後、MD本部商品第2部ディビジョン長、執行役員広報・IR室長、上席執行役員営業企画部長などを歴任した。2010年2月には岡山高島屋の取締役社長兼店長に就任。女性ならではの視点でさまざまな改革を行い、今年2月期には同社を5期ぶりに黒字転換させた。その手腕を買われ、今年5月21日には高島屋の取締役に抜擢されたばかり。わずか3ヶ月余りでの専務昇格となった。高島屋は早くから男女共同参画型企業へ向けた取り組みを行っており、マネジャーやバイヤーといった基幹業務の女性比率を年々高めてきた。2012年には正社員に占める女性の割合が半数を超え、役員への登用実績もある。それでも、女性役員の代表取締役就任は前例のない人事。大手百貨店全体を見渡しても、生え抜きの女性社員が代表取締役に就任するのは初めての事例だ。肥塚氏が百貨店事業の構造改革を進める高島屋の舵取りをどのように行っていくか、注目が集まる。
2013年08月29日バルス運営のインテリアショップ「フランフラン(Francfranc)」は、フードコレクション「オリビア・ディッシーズ(OLIVIA DISHES)」を今夏よりスタートした。一部店舗にて先行販売している。食べるだけでなく、キッチンインテリアとしても成立するフードをセレクトし、同コレクションとして提案する。オリーブオイル、パスタ、ジャム、調味料などストックフードを主に扱い、値段は200円代から4,000円程度。「今までは住空間を扱っていたが、これからは衣食住の『食』にも焦点を当てる。キッチン雑貨などとセットにして、ギフト提案も考えている」とバルスPR担当者。現在の展開店舗は東京・南青山のLOUNGE by Francfranc、L・A・G by Francfranc吉祥寺店、GINZA Francfranc、UMEDA Francfranc、自由が丘店、池袋パルコ店、アトレ恵比寿店、浦和パルコ店、調布パルコ店、小田原ダイナシティウエストモール店、 弘前店の計11店舗。順次全国へ拡大予定。
2013年08月27日「ワイズ(Y’s)」は、英アウターウエアブランド「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」とのコラボレーションコートを9月初旬に発売する。デザインはワイズオリジナルパターン。テキスタイルはマッキントッシュのゴム引き生地を使用。取り外し可能なウールライナー付き。春・秋・冬と3シーズンに対応する。カラーはブラックとベージュの2色展開。価格はショートコートが22万500円、ロングコートが24万1,500円。全国のワイズ店舗で販売される。マッキントッシュは様々なブランドやショップとのコラボを積極的に展開しており、今夏には韓国人デザイナー、バジョウ手掛けるストリートブランド「99% IS-」との異色のコラボコレクションを発売した。
2013年08月27日イギリス・グラスゴー出身の4人組バンド、フランツ・フェルディナンド(Franz Ferdinand)が、約4年ぶりとなるニュー・アルバム『ライト・ソーツ、ライト・ワーズ、ライト・アクション(Right Thoughts, Right Words, Right Action)』を日本先行でリリースした。待望の新作は、彼ららしい親しみやすいメロディーラインをベースにしたグルーヴ感のある、ファンが待ち望んでいた仕上がりに。その充実ぶりをアピールする新作について、そしてファッションについてボーカルのアレックス・カプラノス(Alex Kapranos)に話を聞いた。――4年ぶりとなる新作ですが、昨年はSummer Sonicで来日したり、各地のフェスにも積極的に参加していました。昨年の時点で、もうアルバムは完成していたのでしょうか?いや、まだだったね。でも、レコーディングが済んでいた曲がいくつかあって、確かサマソニでは「Right Action」を演奏したと思うよ。僕らは曲が完成してからライブで演奏するので、ステージで試しながら完成に持っていくということはやらない。ただ、ライブをすることで、実際にスタジオに入って演奏する際にエッジが立つというか。例えて言うなら、猫を飼っていたとすると、家の中で飼っている猫よりも外で他の猫とケンカしたり、いちゃついたりする猫の方が爪が研ぎ澄まれているじゃない?それと一緒かも(笑)――前作はテンポの良さやノリというよりも、重心をしっかりと置いて作りこんだ曲が多かったように感じます。しかし、新作はそこにデビューした頃のノリが加えられたというか、バランスが取れている気がします。前作でサウンド作りやレコーディングについて学んだことが多かったんだ。今回の新作にもちろん生かされているよ。同時にソングライティングに関して言うと、前作よりも初期の方が良かったと思うし、今回のアルバムを作るにあたって、僕らは納得するまで曲を磨き上げて、それからスタジオに入ったんだ。だからだろうね。――それでいて70年代のアナログ感のあるダンスミュージックの要素もありますね。制作時にはもちろんリリースされていませんが、たとえばダフトパンク(Daft Punk)の新作とはとても共振すると感じたのですが。うん、確かに通じるところはあるかな……それは何かというと、現代にはびこっているコンピューターを多用した音楽への抵抗だと思う。僕らは自分達のことを、ずっとダンスバンドだと思っているし、それをロックというフォーマットで表現してきた。70年代のアナログ機材やレコーディング手法に固執せずに、新しいテクノロジーも柔軟に取り入れながらやってきたけれど、そのバランス具合はとても重要なんだ。テクノロジーばかりが先行して人間味がなくなると、凄くつまらないものになってしまうからね。――プロツールス(Pro Tools、オーディオ制作プラットフォーム)によって、デスクトップ上で作業できるようになったのも功罪があることは常々思っていたことです。Pro Toolsの誕生によって作業が早まったり、音がクリアになったということは良いことだと思う。ただ、その反面、修正することも簡単になってしまったよね。僕は、そこに納得していない。2年前にシチズンズ(Citizens!)のアルバムをプロデュースした時から「修正禁止」というルールを自分に課したんだ。音の波形データとにらめっこしながら、ほんのわずかなズレを見つけては1クリックで修正してしまう。個性なんて、生まれるはずもないよね。表情もない。雑誌の表紙を飾るモデルの写真をフォトショップで修正するようなもんだよ。あれって、逆に凄く不自然だよね。――ホット・チップ(Hot Chip)のアレクシス・テイラー(Alexis Taylor)とジョー・ゴダード(Joe Goddard)、それにトッド・テリエ(Todd Terje)とコラボレーションしたのは、彼らが同じ考えを持っているからでしょうか?そうだよ、彼らが作るのは、人間味があふれているダンスミュージックだ。ソウルも感じるしね。EDM(エレクトロニック・ダンスミュージック)なんて、整形したダンスミュージックだよ(笑)。ほんとにつまらないし、退屈だ。トッドもホット・チップも、クラフトワーク(Kraftwerk)が証明したエレクトロミュージックでも人間の感情を豊かに表現できるということを、同じようにやっている。彼らの音楽は、まったく薄っぺらくないよ。――なるほど。それではここからはファッションに関する質問をさせてください。好きなブランドは?ポール・スミス(Paul Smith)かな。今はアレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)のシャツを着ているよ。サイケな柄が気に入っていてね。――デザイナーでは?エディ・スリマン(Hedi Slimane)だね。彼は重要なデザイナーであり、僕の友達でもある。非常にクリエーティブだし、ロックなデザイナーだよね。――ということは、エディに写真を撮ってもらったこともあるんですよね?うん、何回かあるよ。今回のショーには行けなかったけれど、前回はバンドで演奏したりもしたしね。エディって、ファッション界の常識をものともしないから、高い創造性を保てていると思うんだ。音楽も同じで歴史を認識するのは大切だけれど、新しいものを作っていくのならば壊していかないといけないからね。その点でも彼をリスペクトするし、共感もするよ。――あなたが服を選ぶ際の基準は?一生着続けるつもりで、いつも服を選ぶんだ。14歳の時に買ったシャツを今でも着ているよ。――今はロンドンとスコットランドの半々の暮らしということですが、お気に入りのお店はどちらに多いですか?ロンドンで買うことが多いかな。やっぱりお店が多いしね。行きつけはデパートのリバティ(Liberty)なんだ。建物がクラシカルで好きだから。リバティに行くと買い物もできるし、クラシカルな建築も見れるし、どっちも満足できるからね(笑)第一次世界大戦の引き金となったサラエボ事件で暗殺されたオーストリア皇太子の名前をバンド名にしたフランツ・フェルディナンドは、2001年にグラスゴーで結成。ロンドンのインディ・レーベル、ドミノ(Domino)より2003年にシングル「ダーツ・オブ・プレジャー(Darts of Pleasure)」をリリースしてデビューを果たした。70年代末から80年代初頭のポストパンク期に通じる、ダンサンブルなリズムとシャープなギターリフが同居したキャッチーなサウンドが新鮮かつ個性的。セルフタイトルのデビューアルバムは最も権威のある英国の音楽賞、ブリット・アワードとマーキュリー・プライズで栄冠に輝いた。日本ではフジロックのグリーン・ステージでのヘッドライナー、日本武道館公演を早々と実現させ、ウォークマンやトヨタ、iPod touchのテレビCMにも起用されている。イギリスのインディ・ロックバンドとしては破格の人気ぶりで、オアシス(Oasis)解散後、最も支持される英バンドの一つと言える。11月には来日公演も予定。【イベント情報】「Franz Ferdinand Japan Tour 2013」場所:11月19・20日東京・ZEPP TOKYO、11月22日大阪・ZEPP Namba時間:各日18:00開場19:00開演料金:1階スタンディング前売り7,000円(ドリンク代別)、2階指定席前売り7,000円(ドリンク代別)
2013年08月26日「リミフゥ(LIMI feu)」は、「ドクターマーチン(Dr.Martens)」の定番8ホールブーツをカスタマイズしたボタンブーツ(5万4,600円)を28日に発売する。同ブランドオリジナルの紐なしスニーカーからインスピレーションを受け、8ホールブーツをアレンジ。フロントホール部分をスナップボタンで着脱可能なレザーパーツでカバーした。くるぶし部分に出来るしわにこだわり、あえて1枚革で製作したという。サイズは23から25cm(ハーフサイズ無し)展開。伊勢丹新宿店、銀座三越、名古屋三越栄店、JR京都伊勢丹、岩田屋店にて販売される。その他、限定オリジナルチェック柄のシャツワンピとスカート、パンツも登場する。リミフゥは、伊勢丹新宿店の「TOKYOクローゼット」リニューアルオープンを記念し、今年3月にもドクターマーチンとのブーツ2型を発売している。
2013年08月26日イギリスのラグジュアリースパブランド「エレミス(Elemis)」は、新アイテム「スキンナリシングボディスクラブ」(200ml/7,140円)を発売した。本品は、肌に栄養を与えつつケアするスキンナリシングシリーズのアイテム。肌を必要以上に傷つけることなく無駄な角質を取るマイルドなスクラブには、ライスパウダー、バンブー、ボラボラ島の砂など、すべて天然由来成分が使用される。同時に、アーモンドやマカダミアオイルなどが保湿ケアも行う。ミルクプロテインがベース。オンラインショップを中心に発売中。エレミスは、1989年にイギリスで創業した高級スパ・スキンケアブランド。ブランド創始者のノエラ・ガブリエル(Noella Gabriel)が世界から集めた自然由来成分を用い製作。第三者機関に臨床実験を依頼することで、科学的側面・結果を重視した製品作りを行う。53カ国、8,600以上のスパサロンで取り扱われ、世界のクルーズ船内のスパでは約70%のシェアを占める。ベッカム(Beckham)夫妻やクリステン・スチュワート(Kristen Stewart)、レディー・ガガ(Lady Gaga)など、数多くのセレブリティーが愛好している。ベストセラーアイテムはエイジングケアに効果があり、軽やかなテクスチャーの「プロコラジェンマリンクリーム」(50ml/1万7,850円)。都内では汐留のマンダラスパにて扱われている。また、小田急百貨店新宿店にて28日から9月10日までポップアップショップをオープン予定。
2013年08月26日23日、「ロエベ(LOEWE)」は「ジュンヤワタナベ・コムデギャルソン(JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS)」とのコラボレーションコレクション「Loewe and Junya Watanabe Comme des Garçons」を世界に先駆けて東京・銀座のドーバーストリートマーケット・ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)にて発売した。店内には、ラバーで作られた黒のフラメンコチェアを積み重ねた特別インスタレーションが設置され、本コレクションがディスプレイされている。レザーのジャケットとスカート、レザーが施されたGジャンにデニムパンツなどのウエアに加え、同様のデザインテイストのバッグ、ポーチ、財布など全型がラインアップ。インスタレーション向かいのジュンヤワタナベ・コムデギャルソンコーナーではショーで発表されたロエベとのコラボアイテムであるツイードを使用したバッグ“アマソナ”などを先行発売している。ローンチに際して開催されたパーティーには、ロエベジャパンの水口貴文プレジデント&CEOが来場。「(遂にローンチして)感無量。我々ロエベとは全く違う立ち位置のブランドと協業したかった。意外なコラボという感じを狙っている。お互い物作りをとても大事にしていることが共通点。ロエベの正統派な雰囲気に渡辺さんのパンキッシュな感じが良いコントラストをもたらしたと思う。楽しい仕事だった」と水口氏。9月18日からは伊勢丹新宿店1階ザ・ステージにて1週間の限定イベントを予定している。「5月にスペイン大使館でファッションショーを披露した会場の世界観を再現したスペシャルな空間になる予定。大使館では、モダンな白の空間にスペイン・セビージャのカーサ・ピラトスとカーサ・グアルディオラで実際に撮り下ろしたインテリア写真を壁に貼って、コントラストを表現した。イベントではフラメンコチェアのインスタレーションも設置してアイテムをディスプレイする予定だ」この黒いインスタレーションもコントラストの一要因。「黒はスペインでノーブルの象徴。黒・フラメンコというスペインのエッセンスに加えられた“ラバー”独特の質感がコントラストを出している」。その後コラボコレクションは9月25日からロエベ限定店舗で本格展開。日本13店舗(ロエベオンラインブティック含む)、世界33店舗で販売される。当日、水口氏はドーバー銀座にて買い物を楽しんだ様子。コムデギャルソン・ジュンヤワタナベマンのシャツを1枚買ったという。
2013年08月26日アメリカの人気ブロガー、レアンドラ・メディーン(Leandra Medine)は9月10日、初の書籍『マン・リペラー:シーキング・ラブ・ファインディング・オーバーオールズ(Man Repeller:Seeking Love.Finding Overalls.)』をグランド・セントラル・パブリッシング(元ワーナーブックス)から出版する。現在、アマゾンやアップルで予約注文が可能。メディーンは、「男を(Man)寄せ付けない人(Repeller)」という意味のタイトルを持ち、"男性に媚びない"をポリシーとしたファッションを綴るブログ「マン・リペラー(Man Repeller)」を2010年4月に開設。明るいパーソナリティーとコミカルな口調、そして独自のファッションセンスが注目され、瞬く間にトップブロガーとなった。ファッションショーでは最前列の席が用意され、また、「レベッカ・ミンコフ(Rebecca Minkoff)」や 「ダニージョ(Dannijo)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」といったブランドとのコラボレーション企画にも参加している。本の中では、そんな彼女のプライベート写真も掲載され、自身のファッションや恋愛に関する話が綴られている。
2013年08月26日「コーセー(KOSE)」と「アルビオン(ALBION)」が23日から表参道ヒルズ地下3階スペースオーで開始したイベント「Beatyフェスタ2013」が、業界初の取り組みとして注目を集めている。27日まで。本イベントでは、ブランドの垣根を越えたファン作りを目指し、デパートから専門店、ドラッグストアなど、通常は異なる流通チャネルで展開されている計17の主要ブランドが同一会場にブースを出展。ブースでは商品の販売は行われず、来場客はブランドの商品を自由に試したり、スタッフの説明を受けることが可能。また、会場中央のステージでは、連日メイクショーや抽選会などのイベントが行われる。これまで、ブランドごとの消費者イベントは行われてきたが、メーカー主導による今回のような取り組みは業界でも初めての試みだという。更に、国内最大の化粧品口コミサイト「アットコスメ(@cosme)」プロデュースによる、O2O(Online to Offline)プロモーションも実施。2ヶ月前からスペシャルサイトで段階的に告知するなどし、イベント終了後もファンとの関係を継続する企画が行われる。コーセー戦略ブランド事業部グループマネージャーの森一由氏は、「本フェスタの目的は販売ではなく、楽しんでもらうこと(fun)。それによりブランドのファン(fan)を増やしていきたい」と語る。また同氏によると、アットコスメ経由の事前登録者約7,300名おり、期間中の土日には表参道で「スーパーよさこい」も開催されることから、5日間で約7,000から1万名の来場を見込んでいるという。23日に表参道ヒルズの大階段で開催されたオープニングセレモニーには、「リンメル(RIMMEL)」の新アンバサダーに就任したモデルの道端アンジェリカが登場。「シックな装いになりがちな秋は、猫目風アイや赤リップなど華やかなメイクを楽しみたい」と語った。出展ブランドは、ブランドブースに「アルビオン」「イグニス」「エレガンス」「ポール&ジョー」「リンメル」「アディクション」「アウェイク」「ジルスチュアート」「コスメデコルテ」「スティーブンノル」「プレディア」、コーセーのスキンケアブースに「アスタブラン」「雪肌精」「肌極(はだきわみ)」、コーセーのメイクアップブースに「エスプリーク」「ヴィセ」「ファシオ」。
2013年08月25日21日、「アッシュ・ぺー・フランス(H.P.FRANCE)」は、メンズセレクトショップ「デコデボネア(DECOdeBONAIR)」を青山の骨董通りにオープンした。住所は東京都港区南青山5-7-17小笠原流会館地下1階。「或る男の日常の美意識」をコンセプトに、デコ・ファッション・アート・ビューティーの観点から、大人の男性へ向けた“生活様式”を提案する。ターゲットは35から50代の洗練されたグラマラスな男性。「1人でもパートナーと一緒でも訪れることの出来る、今までにない男性のためのお店が作りたかった」と、バイヤー兼ディレクターの上尾智昭氏は語る。彼はHPH GINZAのバイヤーを務めた後、一時京都で和服を着て隠遁していたという。「洋服は十分という気分だった。それ以外のビューティーや雑貨など、生活を彩るものも重要。弊社の社長に呼び戻されて、この店をやりたいと相談された時、ヨーロッパのデコラティブなものとニューヨークの洗練されたものに、日本の美しさ、中東のエキゾチックなムード、そして僕のような着流し姿がすべて合うような店を提案した」そして実現した店内は、あえて内装の仕上げをせず、壁面・天井ともにむき出しの空間。ショップとエキシビションスペースに分けられている。ショップスペースに什器のように置かれたソファやテーブル、絵画などはすべて売り物で、全体の価格帯は3,000から300万円までと幅広いラインアップ。ウエアは、「ドレスキャンプ(DRESSCAMP)」を始めとした買い付け商品とオリジナルアイテムを展開。オリジナルは、身幅は大きめだが、すっきり見えるシルエットでデザインされている。アッシュ・ぺー・フランスならではのアクセサリー類が充実する他、ドイツでデザイン賞を受賞した日本の茶器ブランドやアスティエ・ド・ヴィラットの食器類といったこだわりのアイテムが並ぶ。エキシビションスペースは約3週間ごとに展示内容が入れ替わり、オープニングを飾っているのは植物学者をコンセプトに活動するユニット「ボタニスト(BOTANIST)」によるエキシビション。太陽光の届かない空間でも数ヶ月に1度の水分で育つ水草を試薬瓶に封じ込めた「ボトル(BOTTLE)」が展示・販売される。9月10日からは、ドレスキャンプの岩谷俊和がパリに挑戦していた頃のオートクチュールドレスを展示する。その次はクリストフ・コパンの展覧会を予定している。「“知的刺激”をキーワードとした新感覚ショップ。ミックス空間で旅をしているような感覚を味わってほしい」と上尾氏。営業時間は12時から19時半。日・月曜日定休。
2013年08月23日「ギャップ(Gap)」は、メンズの限定プレミアムデニムコレクション「インディゴストーリー(Indigo Story)」を発表した。9月10日より原宿と銀座、新宿の旗艦店にて発売する。当コレクションでは“バックトゥブルー(Back to Blue)”をテーマに掲げ、デニムに原点回帰したオーセンティックなコレクションを展開。スリムセルビッジジーンズ(1万2,900円)、セルビッジヘリテージジャケット(1万4,000円)、ヘンリーT(4,900円)、ショールカラーフリース(9,900円)、ジップフーディー(7,900円)、プラッドワーカーシャツ(7,900円)などがラインアップされる。
2013年08月21日アッシュ・ペー・フランスは、セレクトショップ「ウサギ・プゥ・トワ(Usagi pour toi)」の新コンセプトショップの「ウサギ・プゥ・トワマルシェ・アッシュ・ペー・フランス(marche H.P.FRANCE)」を8月23日、大阪・梅田ブリーゼ・ブリーゼ3階にオープンする。当ショップでは、「ナタリー・レテ(NATHALIE LETE)」を中心に「コーラル・アンド・タスク(CORAL AND TASK))」「ツェツェ・アソシエ(Tsé & Tsé Associées)」「マグマ(magma)」「アンティパスト(ANTIPAST)」「ディデュエ(D-due)」など雑貨・洋服をセレクト。内装は同社主催の合同展示会「場と間」の空間構成も手掛けるマティック(matic)の外山翔が担当し、テント、ワゴン、大屋台などを設置してショップ自体をパリのマルシェ風に演出する。ウサギ・プゥ・トワは現在原宿に本店を構え、新宿、大阪、福岡に計4店舗を展開している。
2013年08月19日ファッションドール「バービー(Barbie)」をテーマとしたアパレルショップ「バービーハラジュク(Barbie HARAJUKU)」(東京都渋谷区神宮前4-28-18)は、「モトナリオノ(motonari ono)」の小野原誠をデザイナーに起用したウィメンズアパレルラインを9月7日より販売する。コンセプトはThe girl who dreams(大人を夢見る少女)。ちょっと大人のバービーを目指し、フェミニンなドレスアイテムを得意とする小野を採用したという。カラーはバービーのメインカラーであるピンクの他、ルージュ、ブラックがベース。シルエットはペンシルラインやコクーンラインを多く展開。小野らしいレースなどエレガントな素材使いが特徴。春夏、秋冬とコレクションを発表していく予定。値段帯はワンピース1万8,900円から、トップス7,140円から、ニット1万500円から、ジャケット2万1,000円から、ブラウス1万5,750円から、スカート1万4,700円から、パンツ1万5,750円から、コート3万6,750円から、シューズ2万6,250円から。約30型を用意する。同店は株式会社アイコーン(i-corn)が海外の輸入玩具を取り扱うマテル・インターナショナルとライセンス契約を結び、昨年12月にオープンした。
2013年08月19日ファッションカルチャー誌『ヒュージ(HUGE)』(講談社)は24日から3日間、代官山T-サイトガーデンギャラリー(T-SITE GARDEN GALLERY)にて創刊10周年を記念したイベント「サマーパーティー(Summer Party)」を開催する。会場構成をインテリアスタイリストの作原文子が務め、HUGEと作原がセレクトしたブランドの雑貨や家具、食品、洋服や書籍、CDなどが販売される。限定グッズも予定。「C.E」「ザサカキ(the Sakaki)」「プレイマウンテン(Playmountain)」「ザテイストメイカーズ&コー(The Tastemakers & Co.)」など数十ブランドが参加する。また会場限定でスペシャルブックレット付きHUGE最新号が販売される。関連イベントとして、同所にて各日13から15時、ビームスT(BEAMS T)クルーがイラストレーター三上数馬、竹内俊太郎によるイラストをその場でTシャツにシルクスクリーンプリントする“REPRINT, REBORN PROJECT”、23日から9月1日蔦屋書店ギャラリースペースにて野口強スタイリングによるHUGE最新号ファッションページオリジナルプリントの展示などが行われる。HUGEは昨年3月に同所にて『Tools 2012』刊行記念期間限定ショップを開き、同じく作原が会場構成を務めている。
2013年08月17日上質なライフスタイル情報を発信する女性向けサイトとして、パリジェンヌを始めフランスやベルギーなどで現在支持を集めている「マイ・リトル・パリ(MY LITTLE PARIS)」のビューティーボックス「マイ・リトル・ボックス(MY LITTLE BOX)」が日本に上陸する。MY LITTLE BOXは、登録者に定期販売されるビューティーアイテムが詰まったボックス。マンスリーテーマに沿って、「ディオール(Dior)」「ゲラン(Guerlain)」「ランコム(Lancome)」「ジョンマスターオーガニック(John Master Organic)」「キールズ(Kiehl's)」 「ロクシタン(L'occitane)」など人気ブランドのミニボトルビューティープロダクトや、サングラス、洋服の襟飾り、ヘアーアクセサリー、ステーショナリーなどのアイテムがセットになっている。現在、フランスとベルギーの約6万人が定期購入しており、日本では8月末から受注を開始し、10月からデリバリーがスタートする。価格は3,000円程度を予定。同サイトは、2008年にパリで50名のメンバー間のニュースレターとして始まり、その後口コミで人気が拡大。現在約100万人の会員を抱えるまでに成長した。「ディオール(Dior)」や「エルメス(HERMES)」といったラグジュアリーブランドとのコラボレーション企画も実施している。また、サイト内の全イラストは、日本人イラストレーターの九重加奈子(Kanako)が担当。九重は多摩美術大学出身。2005年にパリに移住。「MY LITTLE PARIS」編集長のアマンディーヌ・ペショダ(Amandine Pechioda)との偶然出会い、同サイトのイラストを手掛けることになった。8月28日までパリ市との共同企画「レ・パリジャン(LES PARISIENS)」が実施され、パリ市内の屋外ボードを中心とした約1,000ヶ所にKanakoが描いたイラスト約50点が展示されている。
2013年08月14日「3.1フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)」は14日、伊勢丹新宿店1階バッグ売り場にて13-14AWバッグコレクションをそろえる期間限定イベントを開始した。8月19日まで。会場には今シーズンから展開となるバイクのサドルバッグにインスパイアされた新シリーズ「ライダー(RYDER)」シリーズのサッチェルバッグ、トートなどが先行して並ぶ(予約販売、23日以降受け渡し)。その他、定番のパシュリー(Pashli)、31ミニッツバッグ(31 Minute Bag)、31アワーバッグ(31 Hour Bag)などがそろう。RYDERシリーズは14プレスプリングでも発表されている。会場構成を担当したのはスキーマ建築計画主宰の建築デザイナー・長坂常。今イベントを手掛けるにあたって、初めて同百貨店に来店。館内のきらびやかな印象に対し、廃木材を用いた“ドライ”な什器を製作しバランスを取ったという。木材の什器には解体された家具の一部も使用されている。また、針金ハンガーを組み合わせて作られた什器やディスプレイも設置。8月23日から表参道ヒルズに5ヶ月限定オープンするレザーグッズショップでもこれらの什器が使用される予定。3.1フィリップ リムは今年日本進出5周年を迎える。9月には松屋銀座店が本館リニューアルに合わせ一新される。
2013年08月14日三越伊勢丹ホールディングスは、三菱地所・サイモン株式会社が運営する「御殿場プレミアム・アウトレット」(静岡県御殿場市深沢1312)に8月16日より「イセタンアウトレットストア」出店する。営業面積は約246平方メートル。婦人服と婦人雑貨のみを取り扱い、値下げ率は定価の50%程度。御殿場アウトレットへは2011年に期間限定出店しており、今回は常設店として、佐野(栃木県)、酒々井店 (千葉県)、阿見(茨城県)に次ぐ4号店となる。同社は、生活行動圏や百貨店空白エリアなどの新たな販売チャネルで、その地域特性に応じた規模や商品構成を行う中小型店舗を積極的に開発。その一貫として、アウトレット出店を始め、コスメ編集ショップのイセタンミラーや、空港内の羽田ストア、海老名サービスエリアのポップアップショップなどを展開。今後も多店舗化を検討していくという。
2013年08月14日須崎祐次の写真展「コスプレイ・メイド・イン・ジャパン(COSPLAY made in Japan)」が、東京・南麻布のエモン・フォトギャラリーにて24日より開催される。須崎は、架空の人物に扮するコスプレ行為とエロティシズムの関係に着目し、構想15年を掛けて作品『コスプレイ(COSPLAY)』を制作。小道具やスタイリング、ヘアメイクなどすべてオリジナル演出で、花魁、バスガイド、侍など、日本的な要素と繊細な手仕事を融合させたジャパンフェティシズムを表現した。特別企画としてアイドルグループ、「でんぱ組インク(.inc)」とのコラボレーション写真集から選抜したイメージセッションも紹介する。9月2日18時にはでんぱ組.inc最上もがと須崎らによるトークショーが行われる。須崎祐次は、昨年7月に本展と同名の写真集『COSPLAY made in Japan』を発表。今月8日に、でんぱ組.incを被写体とした『デンパモデルズ100コスプレイ(DENPA MODELS×100 COSPLAY)』を出版した。【イベント情報】須崎祐次写真展「COSPLAY made in Japan」会場:エモン・フォトギャラリー住所:東京都港区南麻布5-11-12togobldg.地下1階会期:8月24日から9月14日時間:11:00から19:00(土曜は18:00まで)休館日:日曜日、祝日
2013年08月13日ニューヨークのファッションブランド「ケイト・スペードニューヨーク(kate spade new york)」は、伊勢丹新宿店1階ザ・ステージにポップアップショップを8月14日よりオープンする。19日まで。イベントテーマをブランド発祥地である“ニューヨーク”と題し、ビッグアップル、ドーナツ、イエローキャブなどニューヨークを象徴するモチーフが描かれたアイテムを中心に販売。2013秋から登場する新たなアイコンバッグ「2 PARK AVENUE」を先行発売する。ボディフロントに大きなリボンがデザインされ、サイズはA4サイズの書類が収納可能。伊勢丹新宿店限定カラーのパープルが用意される。また、世界各地に点在し活動を行う5人組グラフィックアーティスト集団「リンゼン(RINZEN)」に所属するクレイグ・レッドマン(Craig Redman)が描くキャラクター「ダーセル(Darcel)」とコラボした「KSNY × Darcel」シリーズから、伊勢丹限定トートバッグを始め、バングルやチャームブレスレットが先行でそろう。「ケイト・スペードニューヨーク」は1993年に創業。今年でブランド誕生から20周年を迎える。この春には手頃な価格のライン「ケイト・スペードサタデー(KATE SPADE SATURDAY)」の展開が始まっている。
2013年08月13日代官山蔦屋書店は、一般には流通していない美容専門書『伝 -DEN- ZONE CONSCIOUS』(Of HAIR BOOK PROJECT、9,800円)の取り扱いを開始した。本書は、2002年の初版刊行から、ヘアスタイル提案をする上で不可欠なデザイン理論や科学知識、技術理論から顧客心理までを11のコンテンツで網羅した美容師のための“百科事典的存在”。美容業界のみで流通していた。今回、本書を取り扱うようになった経緯についてEC事業室の藤井氏は、「もともと車の本を担当していたが、プロ向けの本を一般の人が購入するケースが意外と多い。車の構造について詳細に知りたい、プロの整備士が使う資料を少しでも参考にしたい、という気持ちはプロも一般の方も同じだと思う。同様に、毎日の生活に大きくかかわっている“ヘアスタイル”のこと、そして氾濫するヘアケア剤の中から正しく安全なものを選びたい、プロがどういうことに留意してヘアデザインを決めているかを知りたい、と思う気持ちは美容師だけには限らない、という思いから導入を決めた」と説明する。また、本書は洋書を意識した表紙や多彩なビジュアルワークが特徴で、代官山蔦屋書店では高感度なアート本として、ファッション・アートコーナーに置かれている。「美容院に行くときのヒントがこの本には多く記されている。例えば、カラーをして1・2ヶ月後の変化が写真付きで説明されているのでわかりやすい。また、成分表が掲載されているので、頭皮が敏感な方にも役立つ情報が多数紹介されている」と同コーナーのコンシェルジュ・松崎さん。著者は、サロンワークを中心に、一般誌、業界誌の撮影、ヘアーショー、セミナーなど多岐に渡って活動を行う、美容室「オブヘア(Of HAIR)」の代表・古里オサム。自由が丘、表参道などに現在7店舗を展開。自身の美容師としてのこだわりを書籍にした『伝』に続き、映像で技術解説した書籍・DVD『D3』を発行。 教育活動も精力的に行っており、主宰しているセミナースクール「アカデミーオブヘア」には毎回全国から理美容師が参加している。1987年のオープン直後から、いち早く自社の商品開発を始め、オーガニックやナチュラルにこだわったオリジナルヘアケア剤シリーズのブランド「オブ・コスメティックス」を開始。現在、50種類以上に及ぶヘアケア商品は全国の美容室や百貨店、通販サイトで販売されている。なお、8月末までに代官山蔦屋書店及び同店ウェブサイトで本書を購入すると「オブ・コスメティックス」のヘアソープとトリートメントがセットでプレゼントされる。
2013年08月13日ドゥーブルアッシュは、仏フレグランスブランド「イストワール・ドゥ・パルファン(Histoires de Parfums)」の新香水「エディションレア(Edition Rare)―ヴェニ(Veni=来た)、ヴィディ(Vidi=見た)、ヴィチ(Vici=勝った)」(各60ml/1万6,800円)の3種を9月26日に発売する。香水名はローマ軍を率いたユリウス・カエサル(Julius Caesar)の勝利宣言にちなんだもの。多くの謎を残す大地をイメージした「ヴェニ」は、ラベンダーやシナモン、カルダモンが漂うスパイシーアロマティックノート。見上げた空に吹き渡る風を表す「ヴィディ」は、サフランやローズ、キューカンバーと融合したスパイシーオゾンの香り。情熱やパワーを象徴する炎をイメージした「ヴィチ」は、アンジェリカの根やパチョリ、ラズベリーが織りなすハーバルウッディノート。3種とも、ゴールドでコーティングした金塊のようなボトルとパッケージ入り。イストワール・ドゥ・パルファンは、モロッコで育ち、パリでスペイン料理店を成功させたジェラルド・ギスラン(Gerald Ghislain)により2000年に設立。ジャコモ・カサノヴァ(Giacomo Casanova)、マルキ・ド・サド(Marquis de Sade)、ジョルジュ・サンド(George Sand)などの歴史上の個性的な偉人や、ウッドストックが開催された1969年など、歴史や文化をイメージした香りの香水全17種を発表している。パッケージは書籍を象ったデザイン。パリのプランタンやル・ボン・マルシェ、ニューヨーク高島屋などで展開し、日本には2011年に上陸した。
2013年08月12日「ライゾマティクス inspired by Perfume」展が、9月21日より新宿・東京オペラシティ内NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)にて開催される。本展は、クリエーター集団「ライゾマティクス(rhizomatiks)」がテクノポップユニット「パフューム(Perfume)」のために行ってきた最先端メディアによる演出術にフォーカスした、初の展覧会。Perfumeのミュージックビデオや舞台で実際に使用した衣装や装置、開発ツール、3Dスキャン作成されたPerfumeの3Dモデル、現在第3弾が進行中の「パフュームグローバルサイトプロジェクト(Perfume “Global Site Project”)」などが展示される。9月28日14時より、アーティストトークを予定。真鍋大度、石橋素らが所属するライゾマティクスは、Perfumeの舞台演出テクニカルサポートの他、先端メディアを用いた舞台、やくしまるえつこなどのMV演出を手掛けている。エンターテインメントとアートの境界を横断するプロジェクトも多く、山口情報芸術センター(YCAM)や森美術館でも作品展示を行っている。Perfumeのモーションキャプチャーデータや楽曲を提供したオープンソースプロジェクト・Perfume “Global Site Project”は、昨年度文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門大賞、「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル 2013」銀賞を獲得した。【イベント情報】ライゾマティクス inspired by Perfume会場:NTTインターコミュニケーション・センター住所:東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー4階会期:9月21日から10月20日時間:11:00から18:00(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日)入場料:一般・大学生500円、高校生以下無料
2013年08月12日パリのギメ美術館(Musee Guimet)にて、『美味しんぼ』の海原雄山のモデルとなった芸術家・北大路魯山人の展覧会「魯山人の美―日本料理の天才1883-1959―(L’art d eRosanjin Genie de la cuisine japonaise 1883-1959)」が来月9日まで開催されている。京都・東京の国立近代美術館や世田谷美術館など日本全国から集められた魯山人の磁器、陶器、漆、屏風などが並ぶ。91点の作品群は、日本の「間」を意識して連続で展示される。展示空間に対し斜めの導線を採用し、フレームが連続することにより日本の柱と梁が続く空間を生み出した。空間コンセプトを手掛けたのは南木隆助。魯山人の代表作の一つ『日月椀』を中心とした約25mの曲面には、写真家の上田義彦が東尋坊の時間経過を捉えた連作写真『エムシー(M-sea)』が並べられ、視覚と歩く感覚の両方で「時間の変化」を訴えることを企図。また、魯山人の美食家・料理人としての一面を伝えるために、「京都菊の井」「銀座久兵衛」など日本の著名店と協力して映像を制作。カウンターやテーブルを設けたオーガンジー製の「光の家」の中に店の卓上の様子を再現した体験型インスタレーションを設けた。最終日の18時半からは、菊の井主人・村田吉弘とピエール・ガニェールによるトークセッション「料理における美と感動」を予定。ギメ博物館内の書店やフランス国立美術館連合の書店では、日経ナショナルジオグラフィックによる特別カタログ(フランス語版)も販売される。【イベント情報】「魯山人の美―日本料理の天才1883-1959―(L’art d eRosanjin Genie de la cuisine japonaise 1883-1959)」会場:フランス国立ギメ美術館特別展示室住所:パリ16区イエナ広場6会期:9月9日まで時間:10:00から18:00休館日:火曜日入場料:8ユーロ
2013年08月11日