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10月24日、政府が年末で期限を迎えるガソリンなどの燃料価格を抑えるための補助金について、来年4月末まで延長する方向で調整していることが判明した。原油価格の上昇を受け、’22年1月から導入されたガソリン補助金。政府は石油元売り会社に対し補助金を支給することで、ガソリンなどの価格を抑えてきた。10月16日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は174.7円。補助がない場合は209.6円だ。原油価格の高止まりと円安の影響で、何度も延長を繰り返してきたガソリン補助金。これまでに投入された予算は6兆円以上となる。ガソリンの価格抑制は庶民にとっては死活問題である一方、補助金のバラマキは財政を大きく圧迫する。実際、西村康稔経済産業相は24日の閣議後記者会見で「いつまでも続けるわけにもいかない」と述べたという。■二重課税をなぜやめない?怒りの声爆発赤字財政のなか補助金を続ける政府に対しては、国民からも“補助金ではなく減税を”と求める声があがっている。そもそもガソリン価格の約4割はガソリン税、石油石炭税、消費税と、税金が占めるためだ。「ガソリン税とは『揮発油税及び地方揮発油税』の事で、本来のガソリン税28.7円と暫定的に上乗せされた25.1円が足された計53.8円がガソリン価格に含まれています。さらに、このガソリン税にも消費税がかかっており、“二重課税状態”となっていることがこれまでも問題視されてきました。また、ガソリンの平均小売り価格が3カ月連続で160円を超えた場合には、揮発油税の上乗せ税率分である25.1円の課税を停止する“トリガー条項”が発動されるはずでしたが、’11年の東日本大震災のときに成立した震災特例法によって発動が凍結されています。政府はこの法改正が必要だと言い続け、頑なに発動しようとはしません。世間からは、“この多額の補助金がいつか増税になって新たな負担となるのではないか”といった不安の声も相次いでいます」(政治部記者)2年間で約6兆円が予算投入されたガソリン補助金。4カ月の延長となれば、単純計算で1兆円の支出増だ。22年度の税収71.1兆円からみても、少ない額とは言い難い。いったいなぜ政府は減税ではなく補助金を選ぶのかーー。「ガソリン税のうち揮発油税は使途を選ばない一般財源となります。政府にとっては金額も大きく使いやすい重要な財源なので減らしたくないのでしょう。また、補助金に関しては、補助を出すことで石油業界との関係性を深めたいという狙いもありそうです」(前出・政治部記者)補助金制度が始まった、’22年1月には1ドル115円前後だった為替相場は、現在1ドル150円前後で高止まり中。イスラム組織ハマスとイスラエル軍の衝突は、さらなる原油価格上昇の要因になりうる。今後も上昇しそうなガソリン価格だが、ネット上には補助金ばらまきにつき走る岸田政権への怒りの声があふれている。《いつまで補助金でやるつもりですか?トリガー条項、2重課税等できることはあるはずです。しない理由を明確に教えてほしい》《補助金いらないからガソリン税二重課税辞めろ!》《トリガー条項と二重課税辞めたらいいじゃん》《なら暫定税率廃止してトリガー条項凍結解除、ガソリン税やらへの消費税の課税是正やれよそれをせずに訳の分からん補助金で石油元売り会社へ媚び売ってるのはお前らだろ》《毎月数千円は助かっているのだろうけど、その後倍返しでブーメラン大増税が来るのは確実》
2023年10月24日今年1月に代理出産で第一子を授かったパリス・ヒルトン(42)。生後9カ月を迎えた息子フェニックスくんを抱いた写真をInstagramに投稿したところ、コメント欄が大荒れしている。「私の大切な天使、フェニックスの初めてのニューヨークです」というキャプション付きでシェアされた写真には、フェニックスくんの頭囲に言及した心ないコメントや、揶揄するブラックジョークが相次いだ。中には、《これは巨大頭蓋症ね。いとこもこんな感じだったけど、手術をしたら普通になったわよ》と決めつけるものも。これには《あなたは医者じゃないでしょ》と叱責が飛んだ。騒動を受け、TikTokクリエイターがヒルトンを擁護する動画を投稿すると、ヒルトン本人がコメントした。「この世界には病んでいる人がいるのね。私の天使は完璧に健康です。もちろん、病院にだって行ってる。ただ彼は脳が大きいだけなのよ」その後、Instagramのストーリーで、インフルエンサーとしても活躍する自身の立場と母親業を両立することの難しさについて内心を吐露した。「スポットライトの中で生きていれば、何かを言われることは避けられないものです。でも、私の子どもが標的にされることは受け入れられません。私の心が負った傷は、筆舌に尽くしがたいものです。私は、愛や尊敬、受容を重視する環境を築くために、懸命に働いています。その見返りとして、同じものを求めたい。もし私が赤ちゃんの写真を投稿しなければ、きっと人々は私がひどい母親だと思うでしょうし、投稿すれば残酷で憎しみに満ちた人が現れる。私は誇りを持って働く母親であり、私の子は完璧に健康で愛らしく、まるで天使です。(中略)こんな無垢な存在を攻撃するような人がこの世界にいるなんて考えたくありません。人々が互いにもっと優しさや共感を持って接することができますように」
2023年10月24日「10月23日現在で46件53名のクマによる人身被害が報告されており、捕獲頭数も1030頭と今年度の捕獲上限に近づいています。冬眠前ということもあってか、10月は前月を大幅に上回るペースで被害が急増。農作業や草刈り、散歩など日常生活を送るなかで襲われたケースが相次いで報告されており、秋田県民にとっては深刻な問題となっています」(全国紙記者)過去最悪の“クマ被害”が喫緊の課題となっている秋田県。10月23日、佐竹敬久知事(75)が定例記者会見で改めて県民に注意を呼び掛けた。また来月1日から約3カ月間にわたってクマの狩猟期間に入ることを踏まえ、駆除を担う猟友会が使用する弾丸の購入費用などを県が負担する考えも表明。その上で「まずは数は関係なく」「バンバンやれというわけではないが、見つけたらすぐやる(撃つ)」と、積極的に駆除する方針を語った。いっぽう、秋田県ではクマの駆除に対する抗議も波紋を呼んだばかり。今月4日に美郷町で野生のツキノワグマ3頭が作業小屋に立てこもり、地元の猟友会が駆除したと報じられた。すると秋田県庁や美郷町役場に、「クマがかわいそう」「なぜ殺すんだ」と抗議の電話が殺到したというのだ。記者会見では報道陣から、「職員らに暴言を吐くなどカスタマーハラスメントのような抗議に対してどう対応すべきと考えているか」との質問も上がった。佐竹知事は「はい、すぐ切ります」と即答し、「当然メールもいっぱいあります。電話は自分の名前を名乗らず、ほとんど何にも言わずにガチャって切られるから。(寄せられた)メールや手紙は当然見ますんで」とコメント。続けて、「電話は一番乱暴なんでよ。ほとんど『わー』(一方的にまくし立てられる)でしょ。これに付き合ってますと、仕事ができません。これ業務妨害です」と私見を述べた。また報道陣から「切ってもいい電話と話を聞く電話の違い」について問われると、「それは現場の判断です」としつつも「相手が乱暴でなく、しっかり名乗って、どういう用件なのかを伝えてもらえれば、話を聞きますよ。ですが最初から乱暴な態度でこられたら、これは『ガチャン』ですよ」と電話を切るポーズを見せていた。■佐竹知事の毅然とした発言に、職員たちは「心強かった」本誌が秋田県庁・総務部広報広聴課にクマの駆除に対する抗議状況について聞くと、「美郷町でクマを駆除した報道があった時には、ほぼ朝から晩まで電話が鳴り止まない状態で対応いたしました」とのこと。担当者は抗議電話の内容について「動物愛護の気持ちをお持ちの方がほとんどで、『なぜ殺したんだ』というようなご意見が大部分でした」と明かし、「ほとんどが名前を名乗りませんし、総合案内から私どもの方に電話が転送されてくるので相手の電話番号もわかりません。ほとんどがそういったケースでした」と語った。職員も電話の対応に追われ、「通常の業務ができない状況が続きました」という。いっぽうで佐竹知事は“乱暴な電話はガチャっと切るべき”と会見で言及したが、担当者は「通常の問い合わせでもこちらから電話を切るといったことはしませんので、まずは意見を聞くという体制で臨んでおりました」と語った。最近では抗議の電話も少なくなってきたこともあり、「今後も一方的に切るといった対応をするつもりはございません」と謙虚な姿勢を示していた。ただ、佐竹知事の毅然としたコメントは職員たちにとって「心強かった」という。また抗議の電話が殺到しているとニュースで報じられた直後には、励ましの声もあったという。担当者は「逆に『頑張ってください』や『気にしなくて大丈夫ですよ』といった電話も頂いて、心強かったですし、嬉しかったです。みんな必死に対応していましたが、そうした励ましの声もあって乗り切ることができたと思っています」と、振り返っていた。秋田県では24日にも新たに4名がクマに襲われ、被害状況は過去最多に。日常生活が脅かされている地元住民のためにも、駆除はやむを得ない判断であると理解すべきだろう。
2023年10月24日クマの出没や人身被害が相次ぐ秋田県。佐竹敬久知事(75)は猟友会員が使用する弾丸の費用を県が負担する考えを示すなど対策に奔走しているが、“とある発言”が物議を醸している。きっかけは、10月23日に「秋田魁新報社」が公開した「佐竹知事、四国の料理を『貧乏くさい』『うまくない』とけなす」と題する有料電子版記事。佐竹知事は同日に秋田キャッスルホテルで行われた「秋田の未来を創る協議会」の設立会議で講演し、過去に全国知事会で訪れた四国地方の料理や酒を貶めるような発言をしたというのだ。瀬戸内海・太平洋に面した四国といえば徳島県が全国トップの漁獲量を誇るハモや高知県のカツオなど豊富な海の幸をはじめ、数々のグルメで親しまれているが……。佐竹知事が四国地方を非難した報道を受け、Xでは批判の声が噴出している。《何食ったんだよ!》《シンプルに腹が立ちました》《この人は何でそう言う事を言うかなあ? マジで秋田県知事辞めてもらいたい》《徳島でハモの湯引きを食べたか?鳴門鯛の刺身にすだちをかけて食べたか? 香川で小豆島のそうめんをご当地の麺つゆで食べたか? 愛媛でマダイの鯛めしを食べたか? 高知の馬路村のゆずジュースは飲んだか? ほんとに四国の料理を食べたのか?》本誌が24日午前に秋田県庁の総務部広報広聴課に取材を申し込むと、「報道ベースでは把握しているが佐竹知事の発言の趣旨についてはわかりかねます」とのことだった。だがいっぽうで、午前中の時点ですでに苦情も数件寄せられているという。担当者は「四国の方を中心に『非常に残念だ』というようなお叱りのお電話を頂いております」と明かした。なお同庁の秘書課、「秋田の未来を創る協議会」に携わった産業政策課も「報道ベースでは把握している」との回答にとどまった。また、「秋田の未来を創る協議会」を主催する秋田県商工会連合会にも佐竹知事の発言は事実かどうか問い合わせると、「議事録は取っておりません」と前置きした上で「外部の方の発言になりますので、私どもから申し上げることはできません」とのことだった。全国からクマ被害に同情が寄せられるなか、佐竹知事の発言は逆風を招くことになりそうだ。
2023年10月24日ミュージシャンの山崎まさよし(51)が10月23日、水戸で行われた公演のチケット払い戻しを行うと発表した。そんななか、ネットでは当日の山崎の“異様さ”に心配する声が相次いでいる。21日、水戸市民会館 グロービスホールで『YAMAZAKI MASAYOSHI“ONE KNIGHT STAND TOUR 2023”』を行った山崎。この公演について23日、山崎の公式サイトで所属事務所「株式会社オフィスオーガスタ」は《当初予定していた内容と異なる公演となりましたため、ご希望のお客さまにおかれましては、チケット払い戻しの対応をさせていただきます》とし、《この度は、みなさまにご迷惑とご心配をお掛けしましたこと、深くお詫び申し上げます》と謝罪した。“当初予定していた内容と異なる公演”とは、どういうことか。実はこのライブ、終演直後からSNSで物議を醸していたのだ。「一部X(旧Twitter)アカウントによると、この日のライブは歌よりもトークをメインにした構成でした。ところが山崎さんのトークにたどたどしい部分があったため、ライブが進むにつれてヤジが飛ぶこととなり、なかには『もっと歌ってほしい。そうでなければお金を返して』と涙ながらに訴えるお客の姿が……。実際、途中退席するお客もいたといいます。結局、山崎さんが歌ったのは2時間で8曲。ただ公演中、山崎さんが『歌うことは体力的に疲れる』などと漏らす場面もあったそうです」(音楽関係者)これまで精力的にライブをこなしてきた山崎の「歌うことは疲れる」発言――。『ONE KNIGHT STAND TOUR 2023』でも10か所を巡る予定となっているが、そんな山崎に起こった“異変”に、Xでは山崎を心配する声がこう上がっている。《山崎まさよしのライブの件、私は10年来のファンクラブの会員ですが、山崎まさよしが「ライブがしんどい」とか言うタイプでないことをよく知ってるだけに今回のことは意外、というか心配です》《山崎まさよし普通に心配だよ、大丈夫かな…》《山崎まさよしさんのライブの話題が物議を醸してるようだけど、どこか体調が悪いんじゃ。体調というより心がお疲れとか。人間だもの》
2023年10月24日「増税メガネ」という不名誉なあだ名がすっかり定着してしまった岸田文雄首相(66)。10月23日に行った所信表明演説では、減税について具体的な内容はなかったが、一夜明けた24日、減税の政府案の中身が報じられた。しかし、それにも不評の嵐で……。岸田首相は所信表明演説で、一時的な措置として、「税収の増収分の一部を適正に還元し、物価高による国民の負担を緩和する」と強調。所得税の減税を念頭に「近く政府与党政策懇談会を開催し、与党の税制調査会での早急な検討を指示する」と「検討の指示」にとどまり、「減税」の具体的な期間と規模には触れなかった。ところが24日には『テレ朝news』が、政府が所属税などを定額4万円減税し、非課税世帯には7万円程度を給付する案などを検討しているという具体案を報じた。すると、その内容にXではさまざまな批判が殺到することに。立憲民主党の小沢一郎議員(81)は《「課税世帯は4万円、非課税世帯は7万円あげます。だから次の選挙では自民党に入れてね」。選挙目当てのバラマキ。一年だけの期限付き。その後は元に戻るどころか防衛増税で逆に負担増。ほとんど詐欺みたいなもの。刮目を》と“選挙対策の詐欺的バラマキ”と一蹴。X上でも同様の怒りの声が溢れかえった。《どうせ、また選挙前のバラマキだけで終わるんでしょ? もう、皆んな分かってますよ?》《この政府、ほんとに多く納税してる人のことATMどころか打出の小槌とでも思ってない? ほんと酷い》《所得税減税4万円、非課税世帯7万円ってwww なんで所得税払ってない方が還元されるんだよwww 何の政策ですか?やればやるほど支持率下がるけど》中でも“中間層”にほとんど恩恵が感じられないとの不満が噴出した。《上と下だけ優遇されて、一番の働き口な中間層を奴隷のようにしか見てないよな》《非課税世帯大変なのもわかるけど真っ当に税金払ってる中間層はもっとキツイってわからんのかな》《真面目に頑張ってる 中間層ちょっと下の 結婚・子供つくる世代が 一番損をする酷い案》《もはや増税クソメガネと国民に呼ばれているの知らないのか? 所得税減税なんて来年の5月まで待てって言うのかよ? 非課税世帯ってそもそも税金払ってない奴らだろうか? ちゃんと納税をしている中間層に対しての恩恵は何もないに等しいこんなクソ政府いらねーだろ》
2023年10月24日日本中に衝撃のニュースが走った。10月24日、5人組ロック・バンド「BUCK-TICK」のボーカリストである櫻井敦司さんが10月19日に亡くなっていたことが発表された。57歳だった。10月19日に神奈川のKTZepp Yokohamaで行われたファンクラブ向けコンサートの公演中に、体調不良で救急搬送されていた櫻井さん。24日にバンドの公式サイトなどで発表されたコメントによると、同日午後11時9分に脳幹出血によってそのまま帰らぬ人となってしまったという。葬儀については近親者による家族葬が執り行われたといい、あまりにも突然の死に《今年デビュー35周年で精力的に活動を行い9月には故郷群馬音楽センターにて35周年を締め括るコンサートを行いましたそして36年目を歩み始めた矢先でしたあまりにも突然の事にいまだ信じられない思いがいっぱいで気持ちが混乱しておりメンバースタッフ共に言葉に表すことができないほどの深い悲しみです》と綴っており、バンドサイドも呆然としている様子だ。1985年にバンド結成して以来、一度も解散することなく、活動を続けてきたBUCK-TICK。オリジナリティあふれる音楽性やビジュアルは多くのミュージシャンに影響を与え、そのフロントマンである櫻井さんからの影響を公言する人も少なくない。今年にはデビュー35周年を迎え、9月18日には年末恒例の東京・日本武道館でのライブを12月29日に行うことを発表したばかり。今後も精力的に活動していくことが期待されていたなか、57歳で急逝というあまりにも早い別れにファンは絶句。《あまりにも突然過ぎてショックだ。まさかこんな最期を迎えようとは本人、メンバーも思ってもみなかっただろう。アニバーサリーイヤーだけに非常に残念だ》《信じられない、、、 嘘だと言って欲しい、、、嫌だよ、、》《櫻井敦司さん…嘘でしょ。え、嘘だと言ってくれ。え、BUCK-TICKって永遠に続くと思ってた…》なお、後日ファンも参加可能な櫻井さんを偲ぶ場を設けることが予定されているという。
2023年10月24日10月23日にスタートしたTBSの新バラエティ番組『ジョンソン』で行われた“芸”が物議を醸している。『ジョンソン』は`13年にレギュラー放送が終了したテレビ番組『リンカーン』の後継番組。番組名『ジョンソン』の由来も、リンカーンの意志を継いで大統領に就任したアンドリュー・ジョンソンからきている。そんな『ジョンソン』の初回は、『リンカーン』の大人気企画・芸人大運動会。59名のお笑い芸人が、『ジョンソン』のレギュラーメンバー・かまいたちの山内健司(42)軍と濱家隆一(39)軍にわかれ、“賞金総取り!イスとり合戦”や“Tシャツ破り騎馬戦”などで対決した。芸人大運動会の“応援パフォーマンス合戦”のコーナーで、ジャングルポケット・太田博久(39)が、“体一つで人の体重を測ることができる”人間体重計という特技を披露した。まず体重を測られたのはザ・マミィの林田洋平(31)。太田は直立姿勢で、向き合った林田の腕を自分の肩に回させて、林田を抱っこするように彼の太ももを抱え、担いだ。そして林田を上下に揺らして体重を測った。太田は72kgと測定したが、林田は78kgと申告していた。続いてのターゲットを太田が求めると、ニューヨークの屋敷裕政(37)がエルフ・はる(27)を提案。はるは「今の見ていました?」と太田に体重を図られることを渋ると、太田は「体重測るだけだから」と“説得”。はるも「体重(を公表するの)は大丈夫」といいつつ、「体重以外は?」と口にしながら、その場の状況に流されて体重を測られることに。はるが太田の上で上下すると、見ていた芸人たちのなかから「辞めてあげて~」といった声も聞こえた。さらに“応援パフォーマンス合戦”ではるがHilcrhyme の楽曲『春夏秋冬』を“独唱”する場面でも、太田は人間体重計ではるに実施した。太田の披露した特技に対して、SNS上では《太田とはるのアレは絶対流すべきだと思った。アレカットしてたらそれは逃げである》《めちゃ普通に面白かったー!はるさんと太田さんのとこで泣くほど笑ったw》《はるのヒルクライムからの太田体重予想のくだりは爆笑した》と絶賛する声があがる一方で、反対意見も見られた。《ジャンポケ太田の体重測るやつ絶対ダメ!!いくら芸人だからと言って人に対して絶対にしてはいけない行為、女性には特に》《放送して大丈夫なの?子供と見てて、楽しかったのに、アレ見せられて、えー!!てなった。やめてくれー》《はるちゃんのはセクハラ過ぎたよ。あれは今の時代アウトじゃない?しかも2回したよね?あれで一気に引いちゃった…太田さんはだめなライン分かってる人だと思ってた》
2023年10月24日迷惑系外国人YouTuberのお騒がせ動画が相次ぐなか、今度は新幹線のトイレに隠れて無賃乗車をしたという外国人YouTuberの動画が波紋を呼んでいる。問題のYouTuberはキプロス出身で、現在はアメリカに在住する、フィディアス・パナイオトゥ(27)。チャンネル登録者数は237万人で、イーロン・マスクとハグをするという夢を叶えた動画で一躍有名YouTuberとなった人物だ。フィディアスは10月21日に「無料で日本中を旅しました」という動画をアップ。動画は仲間のYouTuberらと、長崎から青森まで最も早く“無料”で移動する人を競うという内容だ。フィディアスは「今度は、無料で電車に乗る方法を教えます」として、西九州新幹線の「かもめ」に乗り込みトイレに籠城。目的地でトイレから出ると、待ち構えていた駅員から乗車券の提示を求められた。しかし、仮病を使って誤魔化そうとしたため、駅員が警察を呼ぼうとするが、フィディアスは隙をついて逃走。電車を乗り継ぎ、今度は新大阪行きの新幹線に乗車。またもトイレに閉じこもったまま、岡山まで移動してしまった。JR九州(九州旅客鉄道)に取材を申し込むと、担当者は「当件につきましては、動画は認識していますが、現在、無賃乗車の事実を確認しているところです。聞き取り等、社内の関係部署で検討しています」と回答。今後、問題となったYouTuberらへの対応については、「最終的に行動するかは会社として検討していく」という。また、無賃乗車については「会社によってはトイレの確認などもしているはずなので、長時間使用中になっていれば不審がられるのは当然だと思います。本人が逃走しているのは動画を見てもわかりますが、そもそもトイレに隠れようが隠れまいが無賃乗車はよくないことです」と指摘した。10月24日、フィディアスは問題となったYouTubeチャンネルのコメント欄で、不快にさせるつもりはなかったと謝罪した。本人たちはイタズラ程度の感覚かもしれないが、無賃乗車はれっきとした犯罪だ。
2023年10月24日発表されて以来、大きな話題を呼んでいるAIタレントが起用された伊藤園のCM。賛否が巻き起こるなか、ある二世俳優が異論を唱えた。話題となっているのは「お~いお茶カテキン緑茶」シリーズのテレビCMで、その中に登場された“女性タレント”は生成AIによって作られている。現実には存在しないAIタレントの起用に対して、“不祥事リスクゼロ”“おもしろい”と称賛する声もあった、いっぽう“俳優、モデルの仕事を奪うことになる”と懸念を寄せる人も少なくなかった。そんななか、10月24日にX(旧Twitter)でこのことについて反応したのが、俳優の平岳大(49)。俳優の平幹二朗と佐久間良子の長男であり、大河ドラマや有名映画の出演経験をもち、現在は渡米し、ハリウッドを中心に活動している平は、こう綴った。《アメリカでは俳優、作家、映画制作に携わる何十万人が半年間、自らの生活を犠牲にしてでもAIに仕事を奪われる事を拒否してストしているのに、悪びれる事もなくAIで作った俳優をCMに使うこの無神経。凄いとしか言えない》CMを非難した平だが、今年の5月より始まった、俳優らや脚本家が待遇改善を求めるストライキを起こしている背景があるだろう。5月2日、脚本家らで構成された全米脚本家組合が、ネットフリックスやディズニー社らなどの制作会社に対し、賃上げや待遇の改善を求めストライキを開始。9月25日に合意に達し一旦の収束をみせたが、俳優やタレントらが所属する映画俳優組合のストライキはまだ続いている。「脚本家や俳優らの要求の一つに、俳優の活躍の場を奪うAIの使用を制限することがあります。9月に公開した映画の取材会にて、自身もストに巻き込まれた話をしていましたので、より身近な問題として感じているのかもしれません」(映画関係者)現在、該当の投稿は削除されているが、平のこの意見には賛否の声があがっている。
2023年10月24日10月20日深夜に放送された『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)で、司会を務めるジャーナリストの田原総一朗氏(89)が暴言を吐き物議を醸している。問題視されているのは、パネリストとして出演した国民民主党・玉木雄一郎代表(54)が発言していた最中のこと。玉木氏は日本では大学の研究開発費が大幅に減らされていると指摘し、「こんなことではこの国から新しい技術やイノベーションが出てこない」と批判。様々な予算が年金や医療、介護に回されているとも言及し、「これをそもそも変えないと、同じことをまた20年、30年繰り返して日本からイノベーションもノーベル賞も全く出てこなくなる」と主張した。すると田原氏が「いやぁ……まぁ……」と玉木代表を遮り、やや声を荒げて「そういう難しいことはともかく……」と咎めた。だが、構わずに玉木代表が「もう一つ言います。一番大事なのは……」と続けると、今度は「うるさい!黙れ!」と声を張り上げて怒鳴りつけたのだった。その後も話を続ける玉木代表に、もう一度「黙れ!」と怒鳴った田原氏。日本共産党の山添拓参院議員(38)からは、「そういう言い方はダメですよ」と諌められていた。田原氏の暴言にX(旧ツイッター)では、《こりゃ酷いわ、司会にあるまじき態度》《人の話聞かない人を司会にするのは無理やろ》と批判の声が続出する事態に。いっぽう田原氏も、自らの司会者としてあるまじき態度を気にしていたようだ。Xでとあるユーザーから《討論の場で、相手が話しているのを遮って「うるさい!黙れ!」と暴言を吐くことは、司会者として、また討論という論理的なやりとりをする場において相応しい対応だったのか、ぜひご本人の見解をご教示いただきたいです》との声が寄せられると、22日午後に更新したXでこう謝罪していた。《ご視聴ありがとうございます。おっしゃる通りです。話しをじっくり聴かなくてはいけないです。心から反省してます。ご指摘感謝致します》23日午前にも別のユーザーから寄せられた《毎月見てます 反省されたのなら同じ間違いをされぬ様宜しくお願い致します》との意見に、《ありがとうございます。鳥越俊太郎さんから、ジャーナリストは人の話しを聴けないといけないから補聴器入れた方がいいよ、と言われた事を改めて思い出しました。話しを聴いてこそですね》と綴っていた。■過去にも「反省」を繰り返し、視聴者も「これで何回目?」「何を今さら」と辟易自らの言動を素直に省みた田原氏だが、これまでも覚束ない話し方や出演者に対する激昂はしばしば波紋を呼んでいた。またその度に視聴者から苦言を呈され、「反省」を繰り返してきたのだ。例えば’21年8月には、『朝まで生テレビ!』を視聴したユーザーから《田原総一朗の暴走に期待という感じになってきたなあ~》との声が。田原氏は年齢的な不安も感じていたようで、《高齢になり元々の性格に拍車がかかってしまうので、話をよく聞く、というジャーナリストとして基本中の基本を大切にしなくてはとあらためて反省しております》と返信。翌月の同年9月にも《人が発言している内容をよく聞きなさい。貴方が邪魔するから議論が進まない》と寄せられた声に、《とても反省してます。よく心に留めなければ、と思ってます》とお詫びのコメントを返していた。しかし「反省」を繰り返すも直らない態度に、ネット上では視聴者の辟易とする声も……。《これで何回目?》《何を今さら。もう何十年も前から人の話は聞かず言葉尻を掴む流れを遮る司会ばかり。もう色々と限界なのだろう》《関口宏と同じ。いつまでも現役に拘って晩節を汚すようなことはしない方が良い。 散り際を知るのも才能のひとつ》《人の意見を聞こうとしない司会者なんて辞めるべき。関口宏も辞めるし、田原も後進に道を譲るべき時期だ》20日には、田原と同世代の関口宏(80)が来年3月いっぱいで報道番組『サンデーモーニング』(TBS系)の司会者を勇退すると発表されたばかり。来年で90歳を迎える田原氏に勇退を決断する日はやってくるだろうか、それともーー。
2023年10月24日「彼女は葬儀には出席していないと思いますが、“恩師”を失ったショックは大きいでしょうね」そう語ったのは山口百恵さん(64)が歌手時代にマネージャーを務めていた男性だ。10月8日、3人組フォークグループ「アリス」のメンバーでシンガー・ソングライターの谷村新司さん(享年74)が逝去した。百恵さんは谷村さんを“恩師”と慕っていた。「百恵さんのシングル累計でもっとも売れたのが、谷村さんが作詞作曲した『いい日旅立ち』です。この曲が縁で、彼女が’80年に芸能界を引退してからも家族ぐるみで交流があったと聞いています」(芸能ライター)谷村さんは’73年に百恵さんがデビューしたころから注目していたという。「当時はラジオ全盛期。谷村さんは’72年から人気深夜番組『セイ!ヤング』で火曜日のパーソナリティを務めていました。彼は番組中に共演者のばんばひろふみさん(73)と一緒に何度も『百恵ちゃーん!』と叫ぶほど、百恵さんのことを推していました」(前出・芸能ライター)その後、2人は音楽を通して出会う。谷村さんは初めて百恵さんと会ったときのことを、’80年10月11日放送の『ザ・コンサート』(TBS系)でこう振り返っている。「彼女と僕の照明チーフさんが同じ人で、彼の紹介で楽屋に挨拶に行きました。(中略)それで僕は一つすごく素敵だなと思ったのが、『今度電話します』って彼女が言ったんです。(中略)そしたらね、電話かかってきて。『山口です』って。びっくりしました。すごいうれしかったんです。ああ、もうこの人とは自分は結ばれるんじゃないかって(笑)」谷村さんは電話で運命を感じたが、名曲『いい日旅立ち』も2人の電話のやり取りから生まれた。《2時間ほどで作って、彼女に電話をすると、「聴かせてください、いますぐに」って。受話器を耳に挟んで、ギター弾きながら歌った。作ったときは、出来はまあまあかなって思ってたら、彼女、「素晴らしい!」。思わず僕も、「そうでしょう!」》(『週刊女性』’00年10月10日号)この名曲がリリースされたのは、’78年11月。当時、谷村さんは百恵さんの夫・三浦友和(71)や複数の男性スターとともに彼女の“恋人候補”と報じられた。「彼女が三浦くんとご婚約発表するまでにね、いろんな相手は誰かってありましたでしょ。私まで出てきたんですよ、週刊誌にね」(前出『ザ・コンサート』より)前出の百恵さんの元マネージャーはこう証言する。「恋人関係ではありませんでしたが、当時すでに大スターだった百恵さんに対して、ふつうの女性として接してくれる谷村さんを心の底から信頼していたと思います。彼女は幼いころから不遇な家庭環境だったこともあり、父性を感じさせてくれる10歳年上の谷村さんの優しい雰囲気が大好きだったのでしょう。谷村さんはテレビで見るイメージのままで、いつもニコニコしていて怒ったところを見たことがありません」■引退後も谷村さんを「パパ」と慕い…百恵さんと谷村さんの絆が伝わってくるエピソードがある。彼女の最後の舞台となった’80年の引退コンサートの構成を担当した演出家・宮下康仁さんは’21年、本誌の取材にこう明かしている。「中継元のTBSのプロデューサーが提案したコンサートの曲目に百恵ちゃんが猛反発したんです。そこで、TBSは谷村さんを介して彼女を説得しようとしました。すると、彼女が『私の大事な友達をなんだと思ってるの!』と余計に怒ってしまい、『もう放送はいらない』とまで言ったんです。最終的に私がなんとか説得し、収まりました」百恵さんの引退後も2人の交流は続いていたと谷村さんは語っている。《今でも時々連絡を取り合って近況を報告したりしていますが、普通の奥さん、お母さんだと思いますよ。ずっと僕のことをパパと呼んでくれて、『パパ、私いくつになったと思う?もう何歳よ』なんて、そういう会話をしていますね(笑)》(『週刊文春』’14年5月22日号)百恵さんは谷村さんへ欠かさず贈り物をしていたという。「自身のラジオ番組で、『毎年、夏ごろになると山口百恵さん夫妻からとてもおいしい桃をいただきます』と話しており、ブログでも写真付きで紹介していました」(谷村のファン)あの曲が再度2人を繋いだことも。’03年、谷村さんが鬼束ちひろ(42)に『いい日旅立ち』のカバーをオファーした際、百恵さんにはメールで報告したという。《(百恵さんからは)『彼女だったらいいと思う』と。鬼束さんのお母さんがモモ(百恵さんのこと)と同い年だと知らせたら、がく然としていましたけどね》(スポーツ報知’03年10月18日付)さらに、百恵さんの長男・三浦祐太朗(39)も同曲を通じて谷村と交流を深めた。「’15年、祐太朗さんは音楽番組で『いい日旅立ち』を谷村さんとコラボで披露し、それ以降ライブでも歌うようになりました。ヒット曲に恵まれていなかった彼と、息子を心配する百恵さんのために、谷村さんが一肌脱いだのでしょう」(前出・芸能ライター)谷村さんが生んだ『いい日旅立ち』は、親子2世代にわたる絆とともに永遠に歌い継がれるだろう。
2023年10月24日「例年以上に出場者が注目を集めている『紅白歌合戦』ですが、ついにNHKが、あの“伝説ユニット”の出場を取り付けたと聞きました」そう語るのはレコード会社関係者。ジャニー喜多川氏による性加害問題の影響で、毎年5~6組出場していたジャニーズ勢の出演は難しいとみられており、NHKは“目玉出場者”探しに奔走している。その結果、なんとB’zが出場することになったのだという。前出のレコード会社関係者が続ける。「ボーカルの稲葉浩志さん(59)とギターの松本孝弘さん(62)によるロックユニット『B’z』は’88年にデビュー、今年は結成35周年となりました。NHKはその年にアニバーサリーを迎えるアーティストへのオファーを重要視しています」かなり早い段階から働きかけがあったようだ。5月1日の『ニュースウオッチ9』には稲葉がゲスト出演。7月19日の『クローズアップ現代』では、稲葉・松本の独占インタビューを放送している。これは15年ぶりのNHKによる単独インタビューなのだという。「B’zの紅白出場は、NHKの長年の悲願でした。しかしその実現は、NHKの働きかけによる結果だけではないそうです。B’zサイドも路線変更を図っていたそうで、今後はテレビの音楽番組にも出演していくことを検討しているそうです。紅白はその試金石となるのでしょう」(前出・レコード会社関係者)実はNHKとB’zのタッグも今年末限りではないという。あるNHK関係者は次のように証言する。「’24年度後期の連続テレビ小説『おむすび』は橋本環奈さん(24)が主演しますが、主題歌をB’zが担当することになったそうです」本誌がB’zの『紅白歌合戦』の出場、そして朝ドラ主題歌を担当すること、この2点について質問状を送ったところ、NHK広報局からは《制作過程の詳細については、お答えしておりません》との回答が――。「『おむすび』は橋本さんが“平成時代のギャル”を演じます。’19年にオリコンは平成の約30年間のシングル曲とアルバムの売上枚数をアーティスト別に合算したランキングを発表しましたが、1位がB’zでした。その音楽で作中の平成の世界観を強めたいというNHKの意図があるのでしょう」(前出・レコード会社関係者)来年は朝から熱いシャウトが聞けそうだ。
2023年10月24日「10月17日に、ジャニーズ事務所の社名がSMILE-UP.に変更されました。今後は東山紀之社長(57)、井ノ原快彦副社長(47)、代表取締役・藤島ジュリー景子氏(57)の3人を中心とした、ジャニー喜多川氏の性加害問題における被害者の救済・補償を行う会社として存続していき、将来的に廃業する方針です。同じ日に、東山さんが同じく社長を務めるタレントのエージェント業を担う新会社名の公募の開始もアナウンスされました」(全国紙記者)社名のほかにも、関連会社であるジャニーズ出版がブライト・ノート・ミュージックに、ジャニーズ・ミュージックカンパニーがグルーヴ・ミュージックカンパニーに名称が変わった。「YouTubeチャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』も『ジュニアCHANNEL』に変更されるなど、17日から関連会社やファンクラブ名、SNSのアカウントなどが、続々と新たな名称に変わりました。そして18日には、ジャニーズWESTのWEST.への改名が発表され、関ジャニ∞や、SexyZoneも近日中に名称を変更すると公表されています」(前出・全国紙記者)ジャニーズが混迷を極めるなか、最も悩みが絶えないのは両社の新社長・東山だ。「’19年7月にジャニー喜多川氏が逝去した際など、東山さんはたびたび社長就任がメディアで取りざたされてきました。そのたびに、“90歳まで舞台に立ちたい”といい、社長就任を否定していました。しかし今回、ジャニー氏の性加害を公に認め、謝罪する方針を受けて、社長就任を受諾したそうです」(芸能関係者)■今回、初めて受けた会見での厳しい追及9月7日に開かれた会見で、「私は年内をもって表舞台から引退します。今後は人生をかけてこの問題に取り組んでいきたいと思います」と、不退転の決意を語っていた東山だったがーー。「東山さんは会見で、『これまでタレントが培ってきたエネルギーとか、プライドとかだと思うので、表現の一つでもいいと思う』といって、ジャニーズの屋号を変更しない方針を示し、これに世間から批判が集中しました。これを受けて10月2日に開いた2度目の会見では、東山さんが事務所名の変更を宣言したものの、NGリスト問題が明るみに出て、再び非難されました」(前出・芸能関係者)’85年に少年隊としてデビューして以降、映画の記者会見や、国分太一(49)の交際会見への立ち会い、自らの結婚報告会見など、何度も重要な会見を経験してきた東山。しかし何時間も矢面に立たされて、執拗な追及を受けるのは今回が初めてだったようだ。「かつてタレント活動だけをしていた際には、好感度の高い東山さんにとって、会見は“見せ場”でした。ところが、経営者として対峙した一連の会見とのあまりの落差にショックを受けているそうです。また再会見では、今まで守ってくれる立場であったジュリー氏が欠席。自らが前面に立ち問題に対処していくしかない状況となり、そのプレッシャーは計り知れないものだったといいます」(テレビ局関係者)社名変更後も、課題が山積している。「東山さんら新経営者は、所属タレントたちからの信頼をまだ勝ち得ていないようです。10月14日に広島で開催されたNEWSの公演中に、メンバーの小山慶一郎さん(39)が、『まだ事務所からエージェント契約の説明会がない。めっちゃネットで調べている!』と、不満をこぼしていました。このほかにも、所属タレントたちから、新事務所の今後を心配する声が、たびたび漏れ伝わってきます」(前出・芸能関係者)もともと東山は、いままで後輩たちと頻繁に交流するタイプではなかったようだ。’22年7月に、「ガジェット通信」のインタビューで、《僕から後輩にアドバイスすることは無いです。あくまで見守るというか。ごはんをご馳走するくらいかな(笑)》と語っていた。社長に就任したいまとなっては“見守る”だけではいられず、タレントや社員たちを律しながら率いていく必要があるようだ。前出のテレビ局関係者が明かす。「事務所の内部情報が、たびたび公式発表より前に外部に漏れていることに、東山さんは強い危機感を覚えているそうです。情報が身近なところから漏洩しているのではないかと、疑心暗鬼になっていると聞いています」2度目の会見での“再炎上”は、東山にとって、予想外なものだったようだ。「運営を任せていたコンサルティング会社が作成した『NGリスト』により炎上しました。“味方”による不祥事に頭を抱えているそうです。いったい誰を信じたらいいのかと、精神的に追い込まれているといいます」(前出・テレビ局関係者)まだタレントでもある芸能事務所社長としての葛藤もーー。「東山さんは事務所存続のために、名称変更や、新社名の公募などを最優先で行ってきました。いっぽうで所属タレントたちからすると、エージェント契約の詳細や、グループの今後のほうが、喫緊の課題です。東山さんは、タレントの気持ちも痛いほどわかっています。短期間のうちに取り組まなければならない難題が山積する現状に疲弊しているといいます」(前出・芸能関係者)社長就任から1カ月半、“人間不信”にまで陥った東山。試練の日々が続きそうだーー。
2023年10月24日迷惑系外国人YouTuberのジョニー・ソマリが10月12日に再逮捕されたなか、新たな外国人YouTuberの動画が波紋を広げている。波紋を広げているのはキプロス出身で、現在はアメリカに在住するYouTuber、フィディアス(27)の動画。チャンネル登録者数は237万人で、イーロン・マスクとハグをするという夢を叶えた動画が有名だ。フィディアスは10月21日に「無料で日本中を旅しました」という動画をアップ。動画は別のYouTuber3人とフィディアスのうち、長崎から青森まで最も早く”無料”で移動する人を競い、優勝すると賞金10,000ドルが与えられるという内容だ。移動のためにまずバス停に向かったフィディアスは運賃を通行人に確認。「600円」だと判明すると、さらに別の通行人にお金を寄付してもらうよう頼んでいた。若い男性がフィディアスに小銭を渡すと、「I Love you!」と感謝していた。バスの乗車中には降車の際に「バスの乗車賃の支払いを求められないことを祈ります」とコメントしていたフィディアス。降りる際には当然、料金の支払いを求められるが680円の運賃に対し600円しか所持していなかったようで、80円足りない状況に。すると、運転手は英語で「Eighty en!」「Police!」と怒り、降車することを許さなかった。この状況にフィディアスは「信じられませんでした。80円足りなかったという理由だけで、彼は私をバスに閉じ込めて警察署につれていった」コメントしている。その後、5時間ほど取り調べを受け解放されると、警察が差額を払ってくれたと明かした。■「無料で電車に乗る方法を教えます」→新幹線のトイレにこもるここで懲りるかと思いきや、企画は続く。フィディアスは「警察はすでに私のことを知っています」と話すと、スウェットを着用しフードをかぶって駅へと向かった。「誰も私を捕まえないことを祈ります」と言いながら、階段を降りホームに到着すると「今度は、無料で電車に乗る方法を教えます」とウィンク。フィディアスは西九州新幹線の「かもめ」に乗り込みながら、無賃乗車の方法を「電車に乗ったら、トイレを見つけて、すぐにトイレに行きます」と実況。トイレを見つけると「ここがバスルームです。ずっとトイレに閉じこもってしまいます」と個室に入り鍵をかけた。乗車中、トイレのドアがノックされ車掌とみられる人物が様子を見に来るシーンも。フィディアスが用を足すふりをすると立ち去ったが、目的地でトイレから出ると、フィディアスのことを駅員が待ち構えていた。「私にできる唯一の事は、病気の振りをすることでした」と、回想するフィディアス。駅員に「チケット見せてください」と指摘されると「I’m sick…sick…(病気で、病気なんです…)」とはぐらかす。そんなウソに駅員がごまかされるわけもなく、「ポリス呼ぶよ」と逃げようとするフィディアスの服をつかんで離さない。しかし、フィディアスはすきを見て逃走。「私は次に乗らなければいけない電車までまっすぐ走り、警察よりも電車が早く来ることを期待しました」とナレーションしている。そして、「もう一度同じ方法をやります、トイレに隠れます」と宣言し新大阪行の新幹線に乗車。またもトイレに閉じこもり岡山まで移動してしまったのだ。さらにその後も、泊まっていないホテルの朝食ビュッフェを勝手に食べたほか、企画に参加する別の男性が夜行バスにただ乗りしようとして乗務員に見つかる様子も動画に収められている。10月23日までに27万回再生されているこの動画。YouTube上のコメント欄には、非難が殺到している。《警察署に連れて行かれたって被害者面すんのキッショ。もう日本に来んな。自国でやれ。》《二度と日本に来るな》《このような外国人は日本から入国禁止にすべきだと思います。彼らは規則を尊重していないので、外国人として恥ずかしいです》《最初に善意でお金渡した人、可哀想やな》《この犯罪者の印象が下がるだけならまだしも、他の外国の人の印象も下がっているとこを分かっているのかな?? 本当に実行する人がいる可能性もありますよ??》なお、現在確認できる動画の中では、フィディアスが警察に逮捕された様子はない。
2023年10月23日岸田文雄首相(66)が10月23日、第212回臨時国会の所信表明演説に臨んだ。岸田首相は今後3年程度を「変革期間」と位置づけ、持続的な賃上げや設備投資の拡大を実現するための支援を集中すると表明。さらに、こう語った。「私の頭に今あるもの、それは『変化の流れを絶対に逃さない、つかみ取る』の一点だ」「一丁目一番地は経済だ」賃上げ税制を強めるための減税措置を実行するとも言い、11月初旬にもまとめる経済対策に関して「変革を力強く進める供給力の強化と、不安定な足元を固め物価高を乗り越える国民への還元の2つを車の両輪とする」と述べた岸田首相。ところが、力強く語る岸田首相に対して異論を唱えた人物がーー。それは立憲民主党の小沢一郎議員(81)だ。小沢議員はX(旧Twitter)で、岸田首相に対してこう反論した。《所信表明演説。「私の頭に今あるもの、それは『変化の流れを絶対に逃さない、つかみ取る』の一点だ」。もはや全てが意味不明な総理の妄想。ポエムの他は中身ゼロの官僚の作文。この内容ではますます社会は壊れ、人口は減る。日本を滅ぼす岸田内閣を一日も早く終わらせる必要》また岸田首相は今回の所信表明で「経済、経済、経済」と3回強調し、「何よりも経済に重点を置いていく」「持続的で構造的な賃上げを実現するとともに、官民連携による投資を積極化させていく」と話した。このことについても小沢氏は厳しく糾弾している。《「経済ダメ、経済ダメ、経済ダメ」が正解。いま経済が一番ダメ。1ドル150円の円安→物価高→実質賃金下落。総理が続ける異次元緩和が原因。ダメな経済の元凶がもはや何を言っても無駄。総理は妄想ではなく現実を見るべき》小沢議員からは散々な言われようだがーー。岸田首相には“酷評を聞く力”があるだろうか?
2023年10月23日インターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(46)が自身の極貧節約生活を明かした。ことの発端は、ひろゆき氏が生活保護者のデモの方法に疑問を提示したこと。10月20日、ひろゆき氏は自身のX(旧Twitter)で、国が2013年から生活保護の基準額を引き下げたことに反対する市民デモが開催された際に「たまには旅行に行きたいぞ」「たまにはウナギも食べたいぞ」などの訴えがあったという報道を引用。《働いてる人が「最後にウナギをいつ食べたかわからん」、「旅行に行く余裕もなく休日は寝てる」のを知らずに主張をするのは生活保護者への非難を増やす。活動家はアホなん?》と、デモにおける主張の仕方を批判した。このひろゆき氏の投稿には批判の声も上がり、それを引用する形でひろゆき氏は《日本の生活保護の捕捉率が低いのは後ろめたさ、スティグマが原因の一つです》と、生活保護受給者に対するいわれのない差別や偏見が定着していることが問題だと指摘。そのうえで、《活動家に扇動されて納税者の気持ちを逆撫ですると、生活保護受給者への視線はよりきつくなります》とし、《生活保護でもやりくりすればウナギは食べれるし旅行はいけます。活動家のせいで、生活保護を取らずに餓死する人が出ます》と、生活保護受給者ではなく”活動家による扇動”が問題であると私見を述べた。しかし、こうしたひろゆき氏の発言を受け、コメント欄には《こういうデモを見て、自分が一生懸命働いて納税したお金がこういう人たちに使われていると思うと、嫌悪感しか生まれないですね》《贅沢したければ働け》などと、結果的に生活保護受給者への差別や偏見を助長するような投稿が殺到することに。さらに、こうした事態を生じさせたひろゆき氏に対して、読者が《実際に生活保護で生活してみたらいい》と批判。すると、それに応える形でひろゆき氏は《大学時代は家賃28000円の井戸水で水道無料のアパートに住んで、朝は大根を切って食べて、昼は炊いたご飯だけ持って大学行って、友達からおかずを一品づつもらって、夜は大根を煮て食べる。みたいな生活で月5万円以下で暮らせてましたよ。カーテンは新聞紙でした。服は友達に貰ってました》と自身の節約術を明かした。X上では、《そのレベルでの生活ができるなら生活保護の費用でやりくりして鰻も食らべれて旅行にも行けそう》《使わなければ残るという考えは多くの人が参考にすべき》と賛同する声が上がった一方で、生活保護受給者にそこまで求めるかのような発言に対する疑問の声も散見した。《ひろゆきさんは、おかずをくれる友達や、服をくれる友達がいて良かったですね》《暮らせていた。のと、暮らさなきゃいけなかった。 では、違うと思うんだ…》《人から恵んでもらわないと成り立たない生活って、「健康で文化的な最低限度の生活」じゃないのでは?》
2023年10月23日フジテレビの渡邊渚アナウンサー(26)が10月22日、自身のInstagramを更新した。渡邊アナは『めざましテレビ』や『ぽかぽか』などにレギュラー出演していたが、7月17日に体調不良のため、入院し休養に入ることが公表された。渡邊アナは、入院してすぐの寝起き姿だという写真とともに、6月の頭に体調を崩してからの自身の近況について次のように明かした。《この4ヶ月で私はいろんなものを失いました。食べられなくなった。うまく歩けなくなった。うまく指が動かなくなった。大切にしていた仕事もなくなった。目標もなくなった。できなくなったことを数えるとキリがないくらい。自分の手のひらから大事なものがどんどんこぼれ落ちていきました》病名は明かされていないものの、あまりにもつらそうな渡邊アナの病状。最近は、やっとスマホを片手で持つことができるようになったという。休養中、自身が直面する状況に対し絶望してきたことも告白した。《何もできなくなっていく自分が怖くて、悔しくて、悲しくて泣いてばかり。今まで何のために頑張ってきたのだろう、いっそこのまま生きることを投げ出したいとも思いましたもっと自分を大切にしていればよかった。身体の悲鳴に耳を傾ければよかった、心に素直になればよかった》しかし、発症から4カ月を経て、前向きな思いもわいてきたという。《たらればを言い始めると止まらなくなりますが、時を戻すことも、人生をやり直すこともできません。そして、私は悪いことをしたから病気になったのではないから、今の何もできなくなった状態を罰のように感じるのは、もうやめたい。私の人生こんなことに乗っ取られたくない!と思えるまで4ヶ月かかりました。心に素直になって、幸せを諦めないで生きていく。今日はその決意表明の日です!まだ仕事には戻れませんが、いつか社会復帰できる日を目指して、ゼロから小さな努力をコツコツ積み重ねていきます!》衝撃的な近況報告に対しては、《写真の表情だけ見ても相当体調が悪いというのが解りますね》《まさかここまで酷い状況に置かれているとは思ってもいませんでした》《文面だけではどのような病気か分かりませんが、写真を見るとこれまでの辛い闘病生活が伝わってきます》と、病状の深刻さを心配する声が続出。同時に、病と闘う決意を表明した渡邊アナを応援する声が相次いでいる。《元気なお姿を心待ちにしております、頑張って下さい!!》《渚ちゃん焦らずにまずは身体をゆっくり休めてね、、!応援してます》《焦らずゆっくり前を向いて下さい。皆がずっと待っています。ゆっくり身体を休めてまた笑顔を見せて下さいね》
2023年10月23日10月23日、モデルのダレノガレ明美(33)が自身のSNSを更新。車の盗難被害にあったことを明かした。X(旧Twitter)の投稿があったのは午前11時頃。《新しく購入したばかりのアルファードが駐車場にないんですが、、どういうこと?》と、車が無い事に不安を募らせていた。さらに、Instagramのストーリーズも更新。ピンクの背景に文字のみでこう書かれていた。《2ヶ月前にやっときたアルファード。盗難されました自転車の盗難はよく聞くけど、車盗難とかやばすぎて。みなさんアルファード気をつけください》さらに、《そして盗んだ人、車はもう売り飛ばしたと思うけどせめて中に入ってたふわふわの可愛い サンダル返してください。 笑っ》とせめて、お気に入りのサンダルを返してほしいとの思いをつづっていた。この報告に対し、ファンからは《ドッキリと願いたい、、、》《ほんまに?どっか置いてきたとかではなく??やられた?》《ドッキリ番組?!ガチなやつ?!盗まれた?!アルファード人気凄いもんねドッキリでありますよーに》などと、心配の声が相次いでいる。
2023年10月23日「今夏に酷使したエアコンは、お手入れをしないと、内部にほこりやカビ菌、湿気がたまった状態です。カビは気温20~30度、湿度70%以上で最も繁殖します。ちょうど今の時季の気温と同じなので、エアコン内部はお風呂場に近い状態なのです。放置したままだとカビが大繁殖し、冬の暖房使用時にカビ菌が噴き出す恐れがあります」こう語るのは、“エアコンの達人”で、パナソニックエアーマイスターの福田風子さん。記録的猛暑が続いた今年の夏。エアコンをフル稼働して過ごした家庭も多かったはずだ。9月末、パナソニックが発表した「2023年秋のエアコン掃除に関する実態調査」によると、今夏は猛暑の影響で、8割近くの人が「エアコンの利用時間」が増えたと回答。さらに同調査では、「これまでエアコン稼働終わりの秋(9~11月)に、自宅のエアコンのお手入れをしていましたか?」という質問に対し、「していない」と回答した人が約4割もいることが明らかになった。「エアコンは稼働時間が長ければ長いほど、内部に湿気がたまります。そしてエアコンの稼働中は、部屋の空気を大量に吸い込みながら冷やすため、空中のほこりや油分も一緒に吸い込みます。その結果、エアコン内にほこりや油分が付着し、栄養源となって、カビが繁殖してしまうのです」(福田さん)■エアコン内で繁殖したカビが暖房で噴き出すようやく夏が終わり、ホッとしている間に、次は暖房シーズンが始まる。だが、夏の汚れを落とさずに、ほったらかしたままでいると、暖房使用時にカビ菌を吸い込み、咳や息切れ、微熱、倦怠感といった健康被害をもたらす可能性があるという。「内部にカビが繁殖したままエアコンを使用すると、室内にカビの胞子をまき散らすことになります。それが原因で“過敏性肺炎”や“ぜんそく”などを発症し、重症化することもあるのです。エアコンを使用するときは、できるだけカビが繁殖しないように、フィルターなどのお手入れをこまめにしたほうがいいでしょう」このように注意喚起するのは、東京歯科大学市川総合病院呼吸器内科の寺嶋毅教授。定期的なフィルター掃除は、健康被害を防ぐだけでなく、じつは消費電力を抑える効果もある。環境省のデータによると、2週間に一度、フィルター掃除をすることで、冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力の削減になるそうだ。「エアコンのフィルターにほこりが付着したまま使用すると、エアコンの稼働率が悪くなり、電気代も高くなります。掃除をしたフィルターと、1年間掃除をしていないフィルターを比較した場合、掃除をしていないフィルターの暖房時の電気代のほうが、約25%も増えるともいわれています。夏の終わりにフィルター掃除をするのはもちろん、暖房シーズン中もフィルターの掃除は2週間に1回が理想で、定期的に行うべきです」(福田さん)■健康被害が出る前にやっておきたい“エアコン夏じまい”そこでもうすぐやってくる冬の暖房利用に備え、福田さんに今しておくべきエアコンのお手入れ方法をアドバイスしてもらった。「まず、この夏に酷使したエアコンの“夏じまい”をしましょう。お手入れのポイントは4つあります」【1】フィルター洗浄エアコンの前面パネルを開けてフィルターを外し、掃除機などでほこりを吸い取る。フィルターに汚れが残っている場合は中性洗剤を薄めた水につけ置きし、汚れを落とす。その後は、陰干しをしてしっかり乾かす。「フィルターのほこりなどは掃除機を使って吸い取り、汚れが落ちない場合は中性洗剤を薄めた水につけて洗います」(福田さん・以下同)【2】エアコン内部の乾燥エアコンの内部クリーン機能を使用し、内部を清掃する。または、エアコンの「送風運転」を2~3時間行い、内部を乾燥させる。「冷房中の結露により水分がたまった内部を“送風運転”や“内部クリーン機能”で乾燥させることが、カビ対策として効果的です」【3】拭き掃除空気を吸い込むエアコン本体の上部にはほこりがたまっている。マスクをしてハンディーモップで取り除く。本体のサイド、前面パネル、吹き出し口周辺、フラップ(羽根部分)は絞った布で水拭き。汚れが見える部分でOK。「エアコン本体の外側全体、前面パネルを開け、パネルの裏側や吹き出し口周辺など、汚れが見える部分を布で水拭きする。その際、金属部分の熱交換器には触れないよう、注意してください」【4】室外機まわりの掃除と日よけ外し室外機の周辺には物を置かずに風通しをよくしておく。室外機の吹き出し口を塞がないこと。ゴミや落ち葉などが入り込まないように周辺の掃除も。また、室外機は周辺温度が高いほど効率的に暖めることができるので、日よけは外す。「吹き出し口を塞いでしまうと暖房効率が悪くなるので、ゴミや落ち葉などが入り込まないように周辺を掃除しましょう。そして、夏場は冷房効率を上げるため、室外機に日よけをつけている場合がありますが、暖房には逆効果になります。日よけをつけていたら、外しましょう」北日本などの地域では、10月下旬から暖房の使用が始まるという。この秋の間に夏のエアコン掃除をサボらず、体と財布にやさしい暖房シーズンを迎えよう!
2023年10月23日10月21日にTBSで生放送されたコント日本一決定戦『キングオブコント2023』(以下、『KOC』)。お笑いコンビ・サルゴリラが歴代最高の964点を獲得し、史上最多となる3036組の頂点に輝いた。ファイナルステージでは、ファーストステージ順位1位のサルゴリラ、2位のカゲヤマ、3位のニッポンの社長による三つ巴の戦いに。最初に登場したのはニッポンの社長だったが、準備が整う間に“あるハプニング”が波紋を呼んだ。まず昨年王者のビスケットブラザーズによる優勝トロフィーの返還式が行われ、審査員のかまいたち・山内健司(42)やロバート・秋山竜次(45)らが大会の感想をコメント。ファイナルステージへの緊張感が高まるなか、司会を務めるダウンタウン・浜田雅功(60)が「それでは、ファイナルステージに参りましょう!」「ファイナルステージ最初の挑戦者は、ファーストステージ3位のこのコンビです。どうぞ!」と声を張り上げたのだが……。■生放送ハプニングでスタッフにブチギレ「めっちゃ俺が悪いみたいになってる」ハプニングが起こったのは、この直後だ。ニッポンの社長のファーストステージVTRが流れるも、コントは始まらず。1人で登場した日比麻音子アナウンサー(30)が「失礼いたしました。いまスタンバイ中ということで、浜田さーん」と、浜田を呼び戻した。すると「なんなん!」と慌てて戻ってきた浜田は、「えー!お前らが(合図を)出すからやん」とフロアスタッフを指差して“公開説教”したのだった。『KOC』初回から司会を務める浜田にとって、本大会は今年で16年目。ゆえにスタッフの段取りの悪さに我慢できなかったのだろうか、浜田は「めっちゃ俺が悪いみたいになってる。もうやらへん。もうやらへん」と憤慨。日比アナが即座に「これは完全に仕切りの問題です。大変失礼いたしました」と詫びるも、「え、用意できてなかったんですか?」と納得いかない様子。日比アナは「そうなんです。スタンバイ中ということで、お二人(ニッポンの社長の)が『まだできてない!』と叫んでいる声がしっかり聞こえました」と説明し、松本人志(60)も「なんか怒号が飛んでました」とフォローしたのだった。それでも「全然聞こえなかった。ホンマに?」と疑い続ける浜田に、フロアスタッフがその場で「すみません」と謝罪する事態に。なおも浜田は「なんで(合図を)出すの?どうしたろかな」とスタッフを威圧し、怒りをあらわにしていた。そんなピンチの場をつなぐため、機転を利かせて「さっきほとんどしゃべらなかった皆さん、どうですか?」と審査員席に投げかけた日比アナ。すると会場が笑いで包まれ、和やかな雰囲気に。だが松本や東京03・飯塚悟志(50)がコメントするも、突如として浜田が「お前ら(ニッポンの社長)いつになったらできんねん!」と再び激昂。すると次にコメントを指名されたバイきんぐ・小峠英二(47)が、「いまからネタやるんですよ!」「なんで一発怒られなくちゃいけないんですか」と諌めたのだった。■日比アナに“セクハラツッコミ”で不快感を示す視聴者もいっぽう、会場や視聴者に気を配っていた日比アナにも“とばっちり”が……。ファイナルステージがなかなか始まらない事態に、松本が「本当、時間足りるんですか?今日」と不安そうな表情に。浜田も「こんなさぁ、待つって初めてちゃう?」と嘆息し、日比アナに「これ全部(時間内に)入り切るんですか?」と質問。日比アナが力強く「入れましょう」と述べると、浜田は噴き出しながら「入れましょうって、やらしいこと言うな」とツッコミ。日比アナのコメントを、まさかの“下ネタ”扱いしたのだった。日比アナはすぐさま「何がですか」と切り返し、直後にコントも始まり事なきを得ていた。荒ぶる浜田の隣で冷静に場を仕切った日比アナに、《浜ちゃん怒りムーブに対して、喋らなかったみなさんどうですかー?ってアナウンサーさん上手、素敵》《日比アナ凄いな。こういう時に全然落ち着いてるから毎年浜ちゃんの横にいるんだろうな》とSNSでは讃える声が。だがいっぽうで、浜田の公開説教と“セクハラツッコミ”に不快感を示す声も。《KOC、浜ちゃん生放送でセクハラかましてやんなっちゃった、最悪》《浜田さんの日比アナウンサーに対するセクハラキツくてちょっと萎えた…》《いや浜ちゃん……ニッポンの社長のネタする前に会場ひりつかせ過ぎやろ……浜ちゃんが愛があって素敵なんは知ってるけど、普通に怖かったよ。もう帰るとか言うてるし……今日はお笑いの日やで!笑かして!審査員の顔よ……》視聴者も“ハラスメント”不安を感じた浜田の司会ぶり。生放送の長丁場で疲れが出ていたのか、それとも浜田なりの“気遣い”だったのだろうか。
2023年10月23日「10月20日、自殺ほう助の罪に問われた市川猿之助被告(47)の初公判が行われました。被告は自殺を決意した経緯や両親とのやり取りを詳しく語り、起訴内容を認めました」(スポーツ紙芸能担当デスク)日本中を震撼させた“一家心中事件”。その影響は歌舞伎界にとどまらなかった。「騒動の直撃を受けたのは天海祐希さん(56)が主演を務めてきた『緊急取調室』シリーズ(テレビ朝日系)でした。6月にシリーズ完結編として『劇場版緊急取調室THE FINAL』が公開予定でしたが、猿之助被告が、とある事件への関与が疑われる内閣総理大臣役を演じていたのです。猿之助被告の出演シーンがかなり多かったため編集で乗り切るのは難しく、大がかりな撮り直しが必要で、公開を延期せざるをえませんでした。同時に映画公開直前に放送予定だったスペシャルドラマも放送が延期されました」(前出・スポーツ紙芸能担当デスク)『緊急取調室』ファーストシーズンが放送されたのは14年。好評のため第4シーズンまで続き、代表作の1つとなっていただけに、天海のショックも大きかったという。テレビ局関係者はこう語る。「作品に思い入れがあるだけではなく、共演者たちとの絆もあり、周囲に『絶対にこのまま終わらせない!』と、強い気持ちを漏らしていたのです。天海さんの決意を聞いた出演者たちも、『あの人はどうだろうか?』『この人はスケジュールは大丈夫らしいけど……』など、猿之助被告の代役探しに奔走したと聞いています」天海と共演者が一丸となっての「キントリ継続を!」という願いは、ついにテレビ朝日上層部を動かしたという。「代役はまだ正式には決定していないようですが、ある程度のめぼしもついたようです。田中哲司さん(57)や小日向文世さん(69)ら多忙な共演者も多く、スケジュール調整も大変だったようですが、来年24年夏から映画の再撮影をすることが決まりました。公開は26年新春を予定しています」(前出・テレビ局関係者)映画の公開は約2年半延期ということだが、実はさらに新たな計画も浮上している。「完結編映画に先行して、25年10月期にドラマの“第5シーズン”を放送することになりました。天海さんや制作サイドも、“さらに華麗なフィナーレを”と意欲を燃やしており、新メンバー起用の検討や、大物ゲストとの交渉もスタートしているとか」(前出・テレビ局関係者)一時は、“猿之助被告ショック”のために「もう映画公開は難しいのではないか」とも囁かれていた『キントリ』。だが天海や共演者たちの情熱で、逆転復活を遂げるだけではなく、4年越しの大プロジェクトに発展したのだーー。
2023年10月23日「令和の虎」や「受験生版Tiger Funding」といった人気YouTubeチャンネル主宰する岩井良明氏(63)が、人気東大生YouTuberに激怒する動画を投稿したのだが、その内容が波紋を呼んでいる。「受験生版Tiger Funding」は、大学受験を目指す志願者たちが、”教育業界の虎”たちに希望金額を理由とともに提示し融資を募る、オーディション型のYouTubeの番組。その中で、「東大理三以外はカス」などと主張し、審査員と激しいバトルを繰り広げた東大理科三類を志望する31歳の元ホスト男性が出演した回が、500万再生を記録するなど大きな話題を呼んでいた。その後、この男性はYouTubeを開設し【本田裕典/キング】という名で活動を開始すると、現役で東大医学部に通うYouTuber「ベテラン中学生」のオファーを受け、同チャンネルで10月17日にアップされた動画に出演。べてらんちが本田氏に医学部を目指すようになった経緯などをインタビューする内容の動画だったのだが、この中で、「受験生版Tiger Funding」に本田氏が出演した部分を4秒ほど引用していた。しかし、そのことが岩井氏の怒りを買うことに。21日夜、岩井氏は「受験生版Tiger Fundin」のチャンネルに、「【緊急配信】東大理IIIはカスだ」と題した動画をアップ。冒頭で、「本田くん。君は東大理三以外はカスって言ったよな。だけど、俺に言わしたら、東大理三がカスなんだよ」と宣言し、本田氏が出演したベテラン中学生氏の動画を確認するも、「受験生版Tiger Funding」の本田氏出演シーンが、無断で引用されていたと主張。そして、岩井氏がX(旧Twitter)のDMにて《令和の虎主宰の岩井と申します。東大まで出て、こんな常識のないことをされるんですね。ひとこと断りがあれば全然許しましたのに、無断でこちらの動画を転載された件、弊社顧問弁護士を通じて連絡を入れさせていただきます》とベテラン中学生氏に連絡を入れることに。それに対し、ベテラン中学生氏は謝罪と無断転載の箇所についてカットもしくはモザイクの処理をすることを提案。しかし、岩井氏は「はあ?って話ですね」と想定外の返信だったようで、《いやいや、もう遅いでしょう。こちら既に該当動画を取得し、法的手続きを進めておりますと。モザイク?!ふざけるのはもう大概にした方がいいですよ、貴方》と怒りを込めて返信。その後、ベテラン中学生氏から、《すみません。僕以外のチャンネルでも、タイガーファンディングさんの動画のスクリーンショットを使っているチャンネルなどもありましたので、そこまでおっしゃられるとは思っていませんでした。申し訳ないです。こちらとしては、時間をかけて頑張って撮影編集したものなので、動画の削除ではなく、該当部分の削除のみでお許しいただけないでしょうか?》と返信が来たことを明かしたのだが、これが岩井氏の逆鱗に触れたようだ。スクリーンショットを引用するのと動画を引用するのでは全く違い、切り抜き動画なども岩井氏の許可を得ているものがほとんどで、岩井氏の動画を無断引用したブロガーには2000万を超える損害賠償請求をしていると説明。さらに怒りはヒートアップし、ベテラン中学生氏に対してこう宣言した。「東大の理三といういわゆる偏差値で言えば、日本の最高峰の大学を出ても、ええ年こいて、こんなこともわからずに、こんなことをずっとやるのかお前。頭おかしくねえか、一回来いやお前、本当に頭おかしいだろう。誰がどう考えたってお前のこの屁理屈は社会的には通用しねんだよ」そして、最後に「お前は絶対痛い目に遭わせてやる。こうやって、便乗商法を取ってくるやつは何人かいるよ。だけど、それはちゃんと筋を通してる人間が圧倒的に多いんだよ。その中で、お前、こっち側に対して1ミリでも何か筋通したか。筋を通したつもりがあるなら言ってみろ俺に」とした上で、「おい、ベテランち、お前、首洗って待っとけよ。以上だ」と動画を締めくくった。これに対し、10月22日未明、ベテラン中学生氏は「令和の虎・岩井社長に恫喝されています【本田裕典/キング】」と題した動画をアップし、岩井氏に反論。無断転載した点について、「俺の感覚ではYouTuber同士やし、もちろん厳密に言ったら、著作権とかあるんかもしれんけど、著作権の話すると、その引用として使う分にはいいよみたいのがあって、動画上で何を持って見ようとするかっていうの多分難しくって」と引用の範疇の認識だったと弁明。岩井氏の怒りに対しても「そら、俺が悪いっていう考えもあんねんけど、なんか怖いなと思って」といい、「首洗って待っとけってシンプル脅迫や」と恐怖を抱いたことを語っていた。この動画に対してかは定かではないが、22日午後5時過ぎ、岩井氏はXで《案の定、バカなYouTuberがここぞとばかりに動画上げたりライブやったりし始めた。 やっぱりYouTuberって、こういうバカが多いよね。 「今だ!」って反応するんやろな。 せいぜい張り切って騒いでなさい。 こちとらそんな暇ないんで。 一回しか言わないよ。 もう反応しないから、残念でした》と綴っている。果たして、このバトルの終着点は――。
2023年10月23日“犬系彼女”としてSNSを中心に話題を集めている「ののち」と、恋人の「りく」からなるカップルYouTuberの「のっく」。10月20日に新たな動画をアップしたが、不評を買っている。のっくの2人は現在炎上中だ。9月11日に配信された、「霜降り明星」粗品(30)とのコラボ動画でののちが“りくの妹のことが嫌い”と明かし、「(2人で部屋にいるときに妹が)裸で入ってきた部屋に」「めっちゃブラコン」と発言。さらにりくが“家族と縁を切った”と明かしたところ、その後、X(旧Twitter)にりくの妹を名乗るアカウントが登場。すると妹は《わたしは裸になってなんかいないしブラコンでもありません》と投稿するだけでなく、10月1日にはYouTuber・コレコレの生配信にも出演し、「りくの妹が裸で2人の部屋に入ってきた」「りくは家族と縁を切っている」という2人の発言は嘘だと主張したのだ。すると、のっくの2人は10月7日、YouTubeに謝罪動画をアップ。しかし、動画内でりくは「裸になったという事実を隠すために、妹がコレコレさんの配信に出演し、話を大きくし、兄妹の問題なのにファンの方やこの件に関係のない方まで巻き込んでしまったことをお詫びさせてください」などと謝罪したものの、あくまで“妹が裸になったことは事実”だと語った。ところが、この謝罪動画は即座に削除され、その後、のっくはYouTubeやInstagramの投稿もほぼ全て消去。またりくの妹は9日、《今週に兄も含めた家族で話し合いすることが決まったのでそれまでは投稿を控えたいと思います》とポストして以降、沈黙を貫いている。そんななか、2人は20日に新たな動画をアップしたのだ。動画では2人が公園で、スヌーピーの被り物をして戯れる様子が2分34秒にわたって写し出されている。そこで2人は映画『アラジン』の楽曲「Whole New World」に合わせて、事務所を退所したことによって所属期間中のSNSでの投稿を全て削除したと報告。またこれからも動画投稿を毎日続けていくと歌い、2人が抱き合って見つめ合う描写や草むらで仲良く寝転ぶシーンで動画は終わる。また2人は21日、この動画のメイキング映像もアップし、映像内でののちは「やっぱりファンのみんなに想いを伝えたい」「歌にして楽しんでもらいたい!音に乗せて楽しんでもらいながら、みんなに伝えたい」などと動画制作の意図を明かしている。しかし、2人のMVの評判はというと……。りくの妹が告発した“嘘”をスルーしたまま、動画をアップしたため、コメント欄にはこんな声が寄せられている。《もうここまで来たら色んな意味で凄いよね……》《リアルにゾクゾクした、、、マジな話、YouTube見ててこんな鳥肌立ったの初めて》《怖い》またXでは《犬系彼女とその彼氏、事務所辞めて二人の世界(笑)の動画上げだしたね 再生数増やしたくないからもう見ないけど、妹さんどうなったんだろう》《犬系彼女の彼氏の妹の件も顛末が気になってるんだけどどうなったのか》と疑問視する声も上がっている。再スタートを切った2人だが、茨の道が待っている。
2023年10月23日10月20日、宝塚歌劇団が公式サイトにて、宙組宝塚大劇場公演の残る全日程の中止を発表。あわせて、雪組宝塚大劇場公演の11月23日までの公演を中止し、4年ぶりの開催が予定されていた『タカラヅカスペシャル2023』の開催も見送る。9月30日に同劇団に所属する25歳の女性団員Aさんが、自宅マンションから転落死したことを受けてのもので、同劇団は理由について、「調査チームからの報告を踏まえて、生徒が安心して宝塚大劇場の舞台に立ち、お客様にご観劇いただける環境が整うまでは、公演の再開は難しい状況」と説明している。この発表に《当然の判断》と支持する声とともに、《なぜこれをもっと早くに言えないかなあと、別の劇場で他組なら上演できるという判断も、正直理解に苦しむ》と対応の遅さを指摘する声もあがっていた。Aさんについては、「週刊文春」が今年2月に宙組内でのいじめ被害に遭っていたことを報じたが、劇団は公式サイトで《事実に反する内容をあたかも真実であるかのように報道され、当事者および関係者が多大な精神的苦痛を被っている》と断固として否定していた。10月1日、劇団は同日予定されていた宙組公演の中止を発表するのみで、前日に亡くなったAさんについては触れず。2日に公演中止の延期を発表し、そこで初めてAさんに対して哀悼の意を表明したが、その後の具体的な方針などは示していなかった。その後も公式サイトは、2〜3日おきの高頻度で各公演の中止を発表していたが、その間に「週刊文春」は、急死した女性がいじめを受け、母親に助けを求めていたことなどを報じた。そして10月7日、取材に答える形で同劇団の会長が、弁護士やカウンセラーらなどからなる第三者チームを立ち上げ、女性が所属していた宙組を中心に聞き取り調査やカウンセリングを行うことを発表。企画室長は会見で劇団による調査の結果、いじめについては改めて否定したものの、過去に報じられていた上級生がAさんの額にヘアアイロンを押し付けたということについては「故意に傷つけたというような状況ではなかった」としつつもアイロンが当たったという事実は認めた。「当初はいじめ疑惑を全否定していた劇団ですが、Aさんが亡くなり、続報も次々と出たことによって、徐々にトーンダウンしています。現在もいじめについては否定していますが、第三者チームに認定された場合、劇団内での調査が適切だったのかも問われることになるでしょう。対応が後手後手になればなるほど、世間からのイメージも悪くなりますし、どこかで一度きちんと会見を開いて、誠心誠意対応をしたほうがいいと思うのですが……」(週刊誌記者)
2023年10月22日夏の疲れが残る中、厳しい残暑が過ぎたと思えば、今度は秋雨が続き、そのうえ台風までくる秋の天気。ジェットコースターのように気温や気圧が安定しないため、心も体もお疲れ気味になる「秋バテ」に要注意。『天気に負けないカラダ大全』を上梓した気象予報士の小越久美さんが、秋の天気の特徴と天気ごとに起こりやすい低気圧不調の症状について解説する。■秋はどんな低気圧不調が出やすい?秋は地面の温度が冷えてくるため大気の状態が安定し、「行楽の秋」「スポーツの秋」の季節でもありますし、気温が下がると交感神経の働きが高くなるため集中力もアップして「読書の秋」にもうってつけです。秋晴れという言葉もある通り、秋の気候は比較的安定していますが、低気圧不調を抱える人にとっては症状を引き起こしやすい天気が続くため、つらい季節と感じる人も多いのではないでしょうか。夏から秋へ、季節の変わり目には短い雨期を挟みます。秋雨前線が降らせる雨を「秋の長雨」「秋霖」などと呼びます。梅雨と比べれば、秋霖はそれほど激しい雨を降らせるものではありません。しかし、秋は台風シーズン。台風に秋雨前線が刺激されると、大雨となることがよくあります。東京の年間降水量を見ると、梅雨時の6月よりも、秋雨+台風の9月や10月の降水量のほうが多いのです。台風は気圧の変化が大きく、頭痛や肩こりなど“痛み系”のウィークポイントを持つ人には、少々つらい時期。また、このころから気分がうつうつとして、何もする気が起こらない、外出が億劫になる、食欲が増す、寝ても寝てもまだ眠いなど、何かとやる気を失う低気圧不調を抱える人が増加傾向に。この症状を「季節性感情障害」や「秋バテ」などといい、秋から冬に襲ってくるうつに似た症状です。その原因ははっきりとは特定されていませんが、男性よりも女性に圧倒的に多く、その割合は1対4ともいわれています。■「秋バテ」を引き起こす秋の天気の特徴とは夏の間、日本列島を覆っていた太平洋高気圧が弱まると、北へと押し上げられていた梅雨前線が南へ下がってきます。これが、秋雨前線です。梅雨前線も秋雨前線も天気図上では同じ「停滞前線」の記号で描かれ、一見すると違いがありません。暑中見舞いのはがきが立秋を過ぎると残暑見舞いに変わるように、梅雨前線も立秋を過ぎると秋雨前線と呼び名が変わります。同じ停滞前線でも呼び方によって季節を感じられるようになりますし、秋雨前線が降らせる雨を「秋の長雨」「秋霖」などと呼ぶと、日本らしい風情が出ますね。しかし、一見同じと言っても梅雨前線と秋雨前線には違いがあります。梅雨はアジア全体の雨季の一部なのに対し、秋雨は日本特有の現象です。秋雨前線は、北から南下することが多いため北日本や東日本などの日本海側に多く雨を降らせるのが特徴です。梅雨の間、どうにも体調がすぐれないという人は、秋も要注意。眠気、やる気減退、便秘などの不定愁訴が再来しやすく、梅雨はどうにか乗り切ったという人でも、秋になると落ち込んだ気分を盛り返すのが難しくなり、秋バテに陥る方も少なくありません。この秋バテは、冬までズルズルと引きずってしまいがちです。対策としては、とにかく秋が近づいてきたら朝から活動的になること。早起きをしたり、朝時間にストレッチをしたり、いつもより早歩きで歩いたりと、動き回ることで交感神経を上げてあげることが重要です。また、食中毒が増えるのは夏より秋に多いといわれているので、衛生面にも注意を向けましょう。■秋台風による気圧変化で自律神経が疲弊夏の終わりから秋は台風シーズンで、大型の台風が多いのが特徴。台風といえば渦を巻き、グルグルとすごい勢いで進んでくるイメージがありますが、実は、台風はほとんど自分で進むことができません。では、どうやって移動するかというと、偏西風にあおられるようにして進みます。この性質が、台風の進路に影響しています。夏台風の場合、偏西風の影響を受けにくく、勢力はそれほど強くないけれど、のんびり進むため台風の影響が長引く場合があります。対する秋台風の場合は勢力が強く、偏西風の影響をもろに受け、自動車並みの速度でグングン進みます。台風は進路が定まりやすい一方、予想より早く、あっという間に通過してしまうこともしばしば。勢力が衰えないまま通過するので、広範囲に暴風をもたらすのが特徴です。このときに秋雨前線を刺激すると、大雨を降らせます。春や秋に偏西風に乗ってやってくる低気圧の場合、気圧は2~3日かけて徐々に下がり、上がっていきます。ところが、台風の気圧変化は急激です。半日から1日の間に、気圧が20~30ヘクトパスカルも下がり上昇に転じる、ということが普通に起こります。30ヘクトパスカルの気圧降下で、海面が30センチほども上昇します。海の水が30センチも上がるのですから、体への負担がどれだけのものか、想像できますよね。実際に、9月、10月は九州から関東にかけて湿布薬の売り上げが年間でピークになるようです。急激な気圧変化から片頭痛の症状も出やすくなります。■秋は晴れた日こそ、羽織りものを持ち歩くさらに秋晴れの日は、朝晩の冷え込みに注意です。雲ひとつない秋晴れは気持ちのいいものですが、上空に雲がないため、日中、太陽によって暖められた地表の熱が、夜になると宇宙空間へと逃げていってしまいます。これが、「放射冷却現象」の仕組みです。浴槽にふたをすればお湯が冷めにくいのと一緒で、上空に雲があれば地表の熱も逃げにくい、ということなんです。では、上空に雲のかかりにくい夏は、放射冷却が起こらないのかと疑問に感じる人もいるでしょう。もちろん、夏でも放射冷却は起きています。でも、夏は空気中の水分が多く、熱が逃げにくいことに加え、地表の空気もたっぷり暖められているので、宇宙空間に熱が逃げていったとしても、涼しく感じるまでにはいたらないのです。秋の放射冷却による寒暖差は、体にとってはかなりの負担になります。前日の日中に20℃を超える暖かさになったかと思えば、翌朝は5℃ぐらいまで冷え込むというケースも。その差15℃以上。こういった日が何日も繰り返されれば、不調にもなるというものです。秋晴れの日は、日中の気温がどれだけ高かったとしても、帰宅が遅くなるとわかっているときは、カーディガンやストールをバッグに入れて出かけましょう。また、昔から喘息発作は秋の晴れた日に起こりやすいといわれていますし、統計でもそれが証明されています。放射冷却により、冷たい空気が沈殿するときに溜まる汚染物質がアレルギー源となって喘息の引き金になっているとも考えられていますので、喘息やアレルギー体質の方はご注意ください。【PROFILE】小越 久美(おこし くみ/Kumi Okoshi)気象予報士、健康気象アドバイザー1978年、岐阜県下呂市生まれ。筑波大学第一学群自然学類地球科学専攻(気候学・気象学分野)卒業。2004年から2013年まで日本テレビ「日テレNEWS24」にて気象キャスターを務める。その傍ら、民間の気象予報会社(株)ライフビジネスウェザーに所属し、健康気象アドバイザー・データ解析士の資格を取得。スーパーマーケットの売上予測の開発にも携わる。現在は(一財)日本気象協会に所属し、気象データとAIを活用した商品の需要予測事業に携わり、アパレルや飲料メーカーなどへのコンサルティングを行う。著書『かき氷前線予報します~お天気お姉さんのマーケティング~』(経済法令研究会)。
2023年10月22日YouTubeや著書で人気のバレエダンサー。その彼が恋に落ち、結婚したのは、クリスさん、男性だ。二人はどこにでもいる、新婚さん。フランスで正式に結婚したカップルだ。彼らは仲睦まじく、ごく自然にゆったりと、誰の目も気にせず、腕を組んで寄り添って歩くーー。(全3回の第3回)竹田さんはバレエダンサー。「上品にボディメークができる」とSNSや動画サイトで話題の「床バレエ」の日本での第一人者だ。「美尻王子」の異名を持ち、10年ほど前から床バレエのエクササイズ本を何冊も出版。今年4月に出版した『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評を博している。いっぽうのクリスさんは、リトアニア出身。国内外で活躍する、建築やインテリアのデザイナーだ。フランス在住の二人は今年3月、パリから南に列車で2時間ほどの距離にあるブロワ市で、結婚した。彼らが暮らすフランスでは、ちょうど10年前の’13年から、同性婚が正式に認められている。葛藤を抱えながら大人になった二人は、幸いなことに、生涯をともに歩むパートナーと巡り合い、ありのままの自分でいられる場所を見つけることができた。じつは竹田さんは、交際開始間もないころにクリスさんのプロポーズを受け、それを快諾していた。でも、当時暮らしていた日本では、同性婚は認められていない。「結婚が目的でフランスに来たわけではないんです。でも、ビジョン(保護団体から引き取ったグレイハウンド)という“息子”ができて、やっぱり正式に結婚して家族になりたい、そう思うようになったんです」先述のように、フランスは同性婚を認めている。二人は結婚に向け動き出す。書類を揃えるなど準備を進め、インターネットで縁起のいい日取りを調べた。「今年の3月に、最強にパワフルな日があるとわかって。二人で『その日だ!』って。それで、今年の1月、ブロワ市庁舎に婚姻届などの申請書類の受け取り、結婚の宣誓を行う婚姻式の日取りの予約をしに行ったんです。そこで驚いたのが、窓口の人が私とクリスに向かって、すごく普通に『結婚ですか、はい、こちらにどうぞ』と言ってくれたこと。同性婚やLGBTなんて言葉は一切なかった」式当日の3月21日。市庁舎の一室で、タキシード姿の二人は、立会人を務める市長の代理の女性に向かって結婚の宣誓をした。すると、彼女は厳かな口調で二人にこう告げた。「私たちは、どんな国の人であろうとも、また、どんな性別の人であろうとも、愛があれば結婚を受け入れます」そのシーンを回想する二人。クリスさんは「すごい感動した」と大きな瞳をいっそう輝かせた。竹田さんも、穏やかな春の日の光景を思い浮かべていた。その目には、いまも光るものが浮かんでいるように見える。「小さいころから、社会に溶け込めないと思っていたし、本当の自分をずっと出せずにいましたから。その言葉は……、自分たちが、この社会に受け入れてもらえたんだと、本当に嬉しかった」■世間の反響の大きさで自覚した「LGBTQ」で悩む人に伝えたいことクリスさんの両親はいま、結婚を祝福してくれているという。「昔、ホモフォビアの気持ちが強かったお父さんだけど、いまは僕の幸せを喜んでくれるようになった。純くんとの結婚も『息子が一人増えた』と祝福してくれた。それは、僕もめちゃ嬉しかった」いっぽう、竹田さんの実家の家族はというと……。「私をいじめていた姉は、いまではいい理解者です。母はあまり自分の意見を言わない人ですが、私の話はちゃんと聞いてくれます。でも父は相変わらずで……」竹田さんはこう言って顔を曇らせたが、それでも、この国はゆっくりと、前に進んでいる。『新婚さんいらっしゃい!』の彼らの出演回の放送に前後して、二人のことをさまざまなメディアが取り上げると、インターネット上にはたくさんの反響が上がった。もちろん、そこには賛否両論ある。だが、その多くは同性婚を遂げた竹田さん、クリスさんを祝福するもの。また、当事者やその家族から「励まされた、勇気をもらった」といった主旨の次のようなコメントも少なくなかった。《とっても素敵なカップルです、応援しています》《息子が同性愛者で将来に不安を感じていたけれど、2人の姿に、こういう形があると安心しました》《いろんなかたが生きやすい社会になるといいなぁ》反響の大きさを、当の二人も喜んでいる。竹田さんは言う。「多くのLGBTQの人たちに、こんなハッピーな形もあるんだよ、というのが届いたのなら、私たちも嬉しいです」最後に竹田さんは、日本中のお父さん、お母さんにメッセージを発した。それは、どこか自分の父に向けての言葉のようでもあった。「どうかお子さんには『男らしくしなさい、女らしくしなさい』ではなく『あなたらしくいなさい』と言ってください。法律を変えるのは簡単ではないけれど、家庭でできる気遣い一つで、子どもの生きづらさは半減するはずだから」
2023年10月22日『新婚さんいらっしゃい!』で初の同性婚カップルとして話題になった竹田純さん(34)、クリスさん(34)。竹田さんは床バレエ・エクササイズの考案者としてYouTubeや著書で人気のバレエダンサー。その彼が恋に落ち、結婚したのは、クリスさん、男性だ。二人はどこにでもいる、新婚さん。フランスで正式に結婚したカップルだ。彼らは仲睦まじく、ごく自然にゆったりと、誰の目も気にせず、腕を組んで寄り添って歩くーー。(全3回の第1回)「それでは、最初の新婚さん、お呼びしましょう。新婚さん、いらっしゃーい!」MCによる恒例のフレーズで始まった、6月4日放送の『新婚さんいらっしゃい!』。観覧席からの盛大な拍手に迎えられ、スタジオに登場した二人はラブラブな雰囲気で、見ているほうが気恥ずかしくなるほど仲睦まじい。なれそめや日常生活などについてそれぞれが語りながら、手を繫いだり互いの体に触れ合ったり。ときにはMCからツッコミを入れられ、観覧席や視聴者の笑いを誘う。その姿は、番組に出演するいつものカップルたちと、なんら変わらない。ただ一つ、違ったことといえば……。この日、出演した“新婚さん”竹田さんとクリスさん、二人がともに男性だということ。竹田さんはバレエダンサー。「上品にボディメークができる」とSNSや動画サイトで話題の「床バレエ」の日本での第一人者だ。「美尻王子」の異名を持ち、10年ほど前から床バレエのエクササイズ本を何冊も出版。今年4月に出版した『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評を博している。いっぽうのクリスさんは、リトアニア出身。国内外で活躍する、建築やインテリアのデザイナーだ。フランス在住の二人は今年3月、パリから南に列車で2時間ほどの距離にあるブロワ市で、結婚した。彼らが暮らすフランスでは、ちょうど10年前の’13年から、同性婚が正式に認められている。放送のなかで竹田さんは、今回出演が叶った番組への憧れを、笑顔で語った。「小さいときから見ていたので、すっごい嬉しいです」半世紀を越す長寿番組『新婚さんいらっしゃい!』に同性婚カップルがスタジオ出演するのは初めてのこと。それゆえか、この二人の出演は、放送前からインターネットを中心に大いに注目を集めていた。■年齢も育った国も違う二人が感じた「周りの子と違う自分」竹田さんは’82年、静岡県で中華料理店を営む両親のもとに生まれた。「両親が共働きで、私と2歳上の姉は家で留守番か、父方のおばあちゃんに預けられることが多くて。バブル期でお店もすごく忙しくて、とにかく親の愛情に飢えている、私はそんな子でした。いま思えば、そこまで欲しかったわけでもないのに、きっと愛情を確認したかったんでしょう、お母さんと買い物に出かけたりすると『あれ欲しい!』と泣き喚いて困らせる、そんな子どもでした」竹田さんの話を聞きながら「僕はもっといい子だった」とほほ笑んだクリスさんは’88年、リトアニア第二の都市・カウナスに生まれた。「欲しいもの、買ってもらえなくても『しょうがない』って思える、そういう子だった。だから、そういうことで泣いたり、もちろんパニックとか絶対にならない。両親からしたらめっちゃラッキーな、いい子じゃない?(笑)」年齢も育った国も違う二人。だが、それぞれが「周りの子と違う自分」を感じながら、少年時代を過ごしてきた。クリスさんは言う。「幼いときから『自分はなんか周りの人と違うな』と思ってた。人を好きになるなら、皆と同じように女性じゃなきゃいけないと思ってたけど、僕はそれができなかった。だから、僕は“表向きの自分”という殻を作って、ずっとその中にいたし、家族とは少しずつ距離を取るようになった」いっぽう、竹田さんは自身の幼少期をこう振り返った。「厳密に、どこで自分が『周りの人と違う』と気付いたかは定かじゃないです。でも、保育園のとき『いいな』と思う人がいて。その人、見た目がボーイッシュな女の子だった。女性と気付いてすぐ『あ、違う』って思い直したんですけど(苦笑)。そのころかもしれないですね、自分は違うんだと気付いたのは」朗らかな口調で、思いの丈をまっすぐ語る現在の竹田さん。だが、少年期の彼はそうではなかった。「お習字も水泳もサッカーも、何をやっても中途半端。というのも“皆とは違う”と気付いた瞬間から、ずっと心にあったのは『自分は決して成功する人間ではない』という思いでした。何をするにも、いつも端から諦めてしまっているというか。幼いときから教え込まれたこの世の中の“普通”、男性と女性というスタンダード。翻って自分を見れば『私は違うんだ、ダメなんだ』という気持ちに、どうしてもなってしまっていた。だから、本当の自分なんて出したくても出せない、出しちゃいけないっていう感覚がずっとありました」そんな竹田さんが唯一、諦めることなく、没頭したものがあった。「中学生のとき、当初はダンスでした。ジャネット・ジャクソン、それにスパイス・ガールズ……。テレビで見て『すごい!』って思って、振付をまねして、家で踊りまくって。そしたら、姉に『うるさい!気持ち悪い!』って怒られ、蹴りまで飛んできて(苦笑)。それで、家で踊ることは諦め、電話帳で見つけたジャズダンス教室に通うようになったんです」竹田さんにとって踊ることは、全身を使って本当の自分を表現することに、ほかならない。「2年ほど通うと、ダンス教室の先生から『あなたはバレエのほうが向いている』と勧められ、17歳でバレエ教室に。バレエはダンスのように、好き勝手には踊れないんです。足の出し方一つにも、制約がたくさんある。でも、それすらも面白くなって、どんどんバレエにハマっていきました」やがて高校3年生になった竹田さんだが、進路にあれこれ悩むことはなかった。目の前にあったのはバレエダンサーへの道、一択。「自分の将来とか、あんまり真剣に考えてこなかったんです。でも、そのときバレエ教室の先生から『東京バレエ団のオーディション、受けてみたら』って言ってもらって。考えるより先にまず行動するタイプの私は、言われるまま受験して、入団が決まっちゃった」キャリア、わずか2年足らずで、国内有数の名門バレエ団の一員になるという快挙を成し遂げた。「入ってみたら、当然ですが私がいちばん下手。でもそれで、一気にやる気が強火になった(笑)」日本屈指のバレエ団。環境にも恵まれていて、海外のバレエダンサーの姿も身近なものに。「彼らを見ていたら、自分も海外でやってみたいと思うようになっていきました。『下手な私が上達するには、ゼロからちゃんと学び直さなきゃ』と思って、フランスの国立バレエ学校に行こうと決心して。それに、まったく違う世界に飛び込めば、本当の自分をもっと受け入れてもらえるかもしれない、そんな淡い期待もありました」竹田さんは20歳で渡仏。ところが、目指した国立バレエ学校は通常、15~18歳が通うところで……。「それ、知らなかったというか、調べてもなくて(苦笑)。年齢を理由に、何度も門前払いされましたけど、めげずに通ったら、4回目ぐらいに窓口の人が根負けしてオーディションを受けさせてくれて、無事合格(笑)。以降、15歳の子たちとレッスンに励みました」基礎から学ぶこと4年。’06年には難関といわれる国際コンクール「Concours International de Danse Classique de Biarritz」で銅メダルを獲得。フランスのリモージュ歌劇場など多くのバレエ団で活躍した。そして’09年、竹田さんは27歳のときに日本に帰国することに。「帰国後、収入を得るためにバレエの指導者になろうと。でも、ただの先生では面白くない。そこで思いついたのが、フランスで『バーオソル』と呼ばれる床バレエでした。それはバレエをベースにした床に体をつけたまま行うエクササイズ。フランスではバレエ経験の有無にかかわらず、美しい筋肉が手に入るととてもポピュラーなもの。私自身、日ごろ床バレエをやってきたことで、けがから早期回復できた実体験もあり、多くの人に勧めたい、日本でも広めたい、そう思ったんです」【中編】床バレエで人気の“美尻王子”が同性婚!〈2〉ゲイである自分を押し殺していた2人の運命的な出会いと葛藤へ続く
2023年10月22日青春時代に夢中になったドラマの裏には私たちの知らない“ドラマ”がいっぱい。出演者ご本人を直撃し、今だから話せるエピソードをこっそりお届け!【『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系・’91年)】交通事故で亡くなった婚約者・真壁(長谷川初範)を忘れられない矢吹薫(浅野温子)と、さえないサラリーマンの星野達郎(武田鉄矢)の純愛ラブストーリー。トレンディドラマらしからぬ武田鉄矢のいちずな思いが共感を呼び、主題歌の「SAY YES」とともに大ヒット!「『101回目のプロポーズ』では、主演の浅野温子さん演じる薫の亡くなった恋人役でしたが、当初は回想シーンだけの出演予定だったため、第1話がオンエアされる前に撮影は終了していたんです」こう語るのは、俳優の長谷川初範さん(68)。回想シーンの撮影期間もわずか2日ほど。ピアニストという設定のため、撮影現場では本番ギリギリまでピアノの練習をして、浅野の準備が整うのを待っていた。「しばらくすると、スタジオの2階から浅野さんが下りてきたので、練習を止めてごあいさつしようと思ったんです。ところが、浅野さんはいきなりピアノの前に座る私を背後から抱きしめ、頭を撫でてきました。そんな二人を見て、監督が手持ちの8ミリビデオカメラを回し始めたんですよ」無事に出番を終えたが、第3話の放送が終わったころに、フジテレビのプロデューサー・大多亮氏から連絡が入った。「大多さんと脚本の野島伸司さんが相談しながら、達郎(武田鉄矢)の恋のライバル役として、亡き恋人・真壁に生き写しの藤井克巳を登場させることになったとのことでした」■浅野温子とは今でも恋人同士のようにハグを思わぬ再登板となった撮影でのことだった。「メーク室にいると浅野さんがやってきて、今度は『アル・パチーノみたいなオールバックにしてください』ってアイデアを出されました。それでスーツ姿にオールバックという藤井のイメージができあがったんです」そんな藤井に引かれながらも、薫の中で達郎の存在が大きくなり、別れを決意する。「広い公園で二人きり。このワンシーンのために、昼からセッティングやリハをして、薄暗くなった夕方6時くらいから本番という、半日もかけた撮影でした」望遠カメラで撮影しており、周囲にはスタッフも含めて誰もいない。涙ぐみながら別れのセリフを言い合っていると、完全に二人だけの世界に入り込んでしまったという。「撮影が終わっても、浅野さんは、本当に失恋したような感覚になって『私、このままでは帰れないわ』と言いだしたくらい。じつは私も、帰りの車を運転している途中で、涙があふれてしまいました」名シーンを演じた浅野とは、今でも舞台を観る際などに出会うことがあるそう。「本当に“恋人だった”感覚があるせいなのか、お会いするたびに、ハグし合います(笑)。こんなに入り込める作品に出合えたなんて、幸せですよね」【PROFILE】長谷川初範’55年、北海道生まれ。’78年に本格的なデビューを果たして以降、多くの映画やドラマに出演。11月6日よりNetflix配信の映画『クレイジークルーズ』に出演する
2023年10月22日YouTubeや著書で人気のバレエダンサー。その彼が恋に落ち、結婚したのは、クリスさん、男性だ。二人はどこにでもいる、新婚さん。フランスで正式に結婚したカップルだ。彼らは仲睦まじく、ごく自然にゆったりと、誰の目も気にせず、腕を組んで寄り添って歩く。そんな二人はどこで、どのように出会ったのだろうかーー。(全3回の第2回)竹田さんはバレエダンサー。「上品にボディメークができる」とSNSや動画サイトで話題の「床バレエ」の日本での第一人者だ。「美尻王子」の異名を持ち、10年ほど前から床バレエのエクササイズ本を何冊も出版。今年4月に出版した『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評を博している。いっぽうのクリスさんは、リトアニア出身。国内外で活躍する、建築やインテリアのデザイナーだ。フランス在住の二人は今年3月、パリから南に列車で2時間ほどの距離にあるブロワ市で、結婚した。彼らが暮らすフランスでは、ちょうど10年前の’13年から、同性婚が正式に認められている。「クリスの生まれた国・リトアニアは、ロシアやソ連に組み込まれてしまっていた時代が長かったからか、国民のメンタルがすごく保守的なようです。最初に連れていってもらったときもクリス、自分の国に着いた途端、無意識にだと思うんですが、繫いでいた私の手を、パッと離したんです」リトアニアについて説明する竹田さんの言葉を、クリスさんは頷きながら聞いていた。そして、自らの言葉でこう続けた。「だから僕、リトアニアにいたころは自分でも気が付かない間に、自分をすごく、押さえつけて生きていたと思う」自分を押し殺しながら、大学生のころまで祖国で過ごした。「建築を学んでいた大学生のとき、EUのコンクールで僕の設計したリトリートのプロジェクトが1位になりました。それを見た、日本の会社にスカウトされたんです」’11年に22歳で来日したクリスさんは、日本で建築やインテリアの仕事を始めた。そして5年後の春、運命の出会いが訪れる。「東京で、友達のバースデーパーティに招かれて行ったら、そこに純くんも来ていたんです」こう振り返ったクリスさんに、「先に見つけたのは、私よね」と竹田さんが言葉をさし挟んだ。「まさに一目惚れでしたね。パーティ会場で、遠くからずっとクリスのことを見ていました。彼が一人になったのを見計らって近づいていって。それで『ハーイ』って声をかけた。それが最初よね」出会いの瞬間を、嬉しそうに述懐した竹田さん。でも、当時クリスさんには交際している人がいた。「そう、元カレがオーストラリアに住んでいて。『来週、会いに行こうと思う』って話をしたと思う」いきなりの失恋にショックを受けた竹田さん。だが、よくよく聞けば、クリスさんの遠距離恋愛は、あまりうまくいっていなかった。「だからって『チャンス!』なんて思えない。それどころか、最初の3カ月は、あくまで友人として、クリスのことを励ましました。『悩んでいないで、もう一度会いに行ってみれば』って」その奥ゆかしい態度が、クリスさんの胸を打つことに。「純くんは最初に見たときからかわいいなと思っていたけど。何より、すごく謙虚で、僕のハピネスだけを考えてくれてた。なんて素敵な人だろうって、思うようになった」やがて、ごく自然に交際がスタート。気付けば、二人はともに暮らすように。4年後の’19年には、クリスさんの仕事の関係で二人はフランスに移住。竹田さんにとっては10年ぶりのフランス生活だ。「移住後、南仏のクリスの友達の家に遊びに行くと、そのお宅ではグレイハウンドという、世界一足の速い犬を飼っていました。でも、そのワンちゃん、脚が1本ないんです。かつて出場していたドッグレースでけがをして、脚を切断することになってしまったと。さらに、ドッグレースの犬は、年老いたり走れなくなると、殺処分されるケースも少なくないと聞きました。そこで、前々から犬を飼いたいと考えていた私たちは、保護団体からグレイハウンドを1頭、引き取ることにしたんです」一昨年の5月、二人には新しい“家族”が加わった。名前は「ビジョン」。竹田さんが言う。「雄犬のビジョンのこと、私たちは『息子』って呼んでるんです。ビジョンがうちに来たことで、私たちはすごく、家族というものを意識するようになりました」■「ホモフォビア」に大きな影響を与えたのは身近な存在=親の存在日本では今年6月、いわゆる“LGBT理解増進法”が成立・施行された。だが、法案審議の過程で保守派の意向を踏まえ、後ろ向きともとれる修正が加えられたことを疑問視する声も少なくない。背景にあると思われるのが、一部の人たちに根強く残る性的少数者への偏見や嫌悪感。だが、竹田さんたちは「同じような嫌悪感が自分たちにもある」と打ち明ける。竹田さんは「理解しにくいと思いますけど」と前置きして、自分たちの心の内をこう説明した。「『ホモフォビア』って、聞いたことあります?同性愛や同性愛者を受け入れられない気持ちを指す言葉なんですが、それは一般の人はもちろんですが、私やクリスの中にも、あるものなんです」クリスさんが、自らの経験を例として、さらに説明を続けた。「潜在意識は3歳ぐらいまでに作られるというけれど、まだ僕たちの世代が幼いときは、ストレートの文化しか、教えられてこなかったから。自分でも気付かないうちに、ホモフォビアの考えが自分の中に根付いちゃっていたと思う。だから、『僕が好きなのは男の人』って自分のことを理解したとき、心の中がぐちゃぐちゃになった」こう苦しげに吐露するパートナーの手に優しく触れながら、竹田さんが言葉を引き継いだ。「それがきっと、幼いときの私が『自分は決して成功できない』という思いを募らせ続けた遠因だったと思うんです。それにホモフォビアってとても根深くて。大人になっても、ゲイのカップルに会うと戸惑うというか、距離を置いてしまう。自分もゲイだというのに」そのような心境に、大きな影響を与えたのは身近な大人=親の存在。クリスさんは、子どものころ目にした、父親の些細な言動を長い間、忘れることができないでいた。「夕食のとき、テレビを見ていたら、ゲイの人が出ていました。リトアニアは同性婚が認められてないから、その人は『フィンランドに引っ越します』と。すると、お父さんは『こんなことは認められない、見たくもない』と言ってテレビを消した。そのときの怒ったようなお父さんの顔や声は、ずっと長く心の中に残っていました」いっぽう、竹田さんの父親は、振舞いが女性的になっていく息子に向かっていつも「男らしくしろ」と、苦言を呈していたという。「『男なんだから』とか『男らしくしろ』とか。思春期を迎えてからは『彼女作れ!』って。フランスに行くときも『フランス人の彼女を連れてこい』。そればっかり」竹田さんもクリスさんも、それぞれの父親の言葉に傷つき、追い詰められた。だからクリスさんは「家族と距離をとった」。竹田さんも「居場所がなくなってしまったと感じていた」とこぼし、言葉を詰まらせた。【後編】床バレエで人気の“美尻王子”が同性婚!〈3〉フランスで婚姻届けを提出し正式な結婚カップルに。新婚番組出演で思うことへ続く
2023年10月22日