女性自身がお届けする新着記事一覧 (72/902)
昨年末に「週刊文春」によって報じられた、ダウンタウン・松本人志(60)の”性加害疑惑”。松本が所属する吉本興業は報道を「当該事実は一切ない」と全否定。1月8日には、松本が芸能活動を休止し「週刊文春」との裁判に注力すると表明、1月22日には東京地裁に提訴したことが明らかになった。一方、松本が参加した飲み会で、女性を集める“アテンド役”を務めていたとして名前が挙がったのがスピードワゴン・小沢一敬(50)だ。報道当初は沈黙を貫いていたが、1月8日に、所属するホリプロコムは《スピードワゴン小沢一敬はこれまで通り活動を続けてまいります。なぜならば、小沢の行動には何ら恥じる点がないからであります》と報道を否定。活動の継続も表明していた。しかし、1月12日になってホリプロコムは急遽《関係者及びファンの皆様に混乱やご迷惑をお掛けしていることに強く責任を感じ、芸能活動を自粛したい旨の申し出がありました》と、小沢の自粛を発表。相方の井戸田潤(51)が1月21日に開催されたイベントで語ったところによると、小沢は現在「メンタルが瀕死の状態」だという。「週刊文春」の続報では、たむらけんじが過去に行われた別の飲み会でのアテンドも報じられた。しかし、たむらは自身のラジオで「そういう飲み会があったのは事実」と認めたうえで、性加害については否定。また、「不快な思いをされたからこうやってお話したと思うんです。そこに関しては謝りたい」と告発した女性に対して謝罪の弁を述べていた。しかし、小沢からはいまだ報道についての説明はない。「SmartFLASH」が自粛発表後の1月中旬に小沢を直撃した際も、他人のフリをして取材をスルーしたという。当初は“何ら恥じる点がない”としていた小沢だけに、ネット上では無言を辛く姿勢に違和感を覚える人が続出している。《松ちゃんの意向もあるだろうが、自分に恥ずべき事がないならば、自分の言葉で語るべきなんではないかな?》《恥じる点がないなら出てくれば⁇》《言ったもん勝ちとか言われるが事実無根と何ら恥じ入る事はないなら会見開いて当時の様子をつまびらかに話すべきだよ》
2024年01月23日自民派閥の政治資金パーティー問題を受けて、率先した自身の派閥・宏池会を解散した岸田文雄首相(66)。しかし、党内に大きな禍根を残しかねない事態となっている。宏池会は池田勇人元首相が設立してから66年続いた、現在の自民党の中では最長の派閥。岸田首相を含めてこれまで5人の首相を輩出している有力派閥だったが、1月18日に岸田首相は「国民の信頼回復のため」と、突如解散を表明。23日の臨時派閥会合で、解散が正式に決定した。宏池会の事務総長を務める根本匠元復興相は、18日に岸田首相から解散を持ちかけられた際「私はそのときに総理の刷新本部長として、自民党総裁としての覚悟を感じたので了解させていただいた」と明かしているがーー。「岸田首相が18日に宏池会解散を表明したことで、裏金問題が取り沙汰されている安倍派、二階派も19日に解散を決定。他の派閥に対して『申し上げる立場にない』と語っていますが、自ら率先して解散することで結果的に“圧力”をかけた形です。しかし、事前に自民党の副総裁で自身の派閥も持つ麻生太郎氏は事前に相談されていなかったため、岸田首相に激怒していたといいます。21日夜に2人で会談の場を持ち、岸田首相が陳謝したことで“手打ち”になったようです」(政治部記者)そして、22日に派閥のルールづくりなどを行う政治刷新本部の会合が行われ、岸田首相を始め、麻生氏や茂木敏充幹事長(68)が出席。岸田首相と「それぞれの派閥関係者が、自らどのようにケジメを付けるのか、どのように説明責任を果たすのか、大変重要なことであります」などと挨拶をしたのだが……。参加議員からは拍手が送られたが、茂木幹事長は拍手はしたもののかなり渋い表情。麻生副総裁にいたっては、茂木氏以上に憮然とした表情で拍手すら送っていなかった。一方、岸田首相はそんなことは意に介していないかのように飄々としており、にこやかな表情で笑顔さえ見せていた。“ブチギレ”状態の麻生氏を隣にしても、余裕な岸田首相の様子が拡散されると、SNSでは“強心臓すぎる”と慄然とする声が相次いだ。《この状況で笑えるキッシーマジ凄いわ》《キッシーニッコニコすぎて草マジでメンタルお化けすぎる》《キレてる麻生と茂木に挟まれてフルスマイルできる岸田さんはまさしく逸材でありダークホースだったのかもしれない》《思ってた以上にブチギレてる様子の麻生さんの隣で飄々と挨拶する岸田さんメンタル化け物かよ…》《麻生さん嫌いじゃないけど、このキッシーいいわあ見直したで。みんな演技だとしても、この場面でのニヤニヤは嫌いじゃない》
2024年01月23日自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で、渦中の人となっている西村康稔元経済産業大臣(61)。その行動が、波紋を呼んでいる。1月23日、西村元大臣は地元である兵庫県明石市の明石駅前で午前6時半ごろからビラ配りを行ったことが報じられた。西村元大臣は市民に「お騒がせしました」と謝罪しながらビラを配り、そのビラには「裏金は一切ありません」とキックバック騒動について書かれているという。しかし、このビラ配りで世論は納得するだろうかーー。自民党派閥の政治資金を巡る問題では、安倍派などの会計責任者や現職議員ら合計8人が立件された。西村元大臣は不起訴となったが、20日の会見では’22年までの5年間で100万円のキックバックを受けていたことを認めている。「西村元大臣は会見で、政治資金収支報告書に記載していなかったことについて『長年の慣行だった』『問題が表面化するまで知らなかった』と釈明。また還付が廃止になる方向だったにも関わらず、一部議員に継続された経緯に対しては『詳細は控える』と回答しませんでした。さらに今回配られたビラでは『私は、秘書に対し、ノルマ分を売ればいいと伝えていましたので、これら清和会からの還付金について、私自身は把握しておらず、私の政治団体の収支報告書は適正に作成・提出されているものと認識しておりました』『十分に目が行き届いていなかったことについて、深く反省しているところです』と主張しています。SNSでは『秘書が勝手にやるのか?』と不可解な点を指摘して、訝しむ声もあります。それでも“知らぬ存ぜぬ”の姿勢なので、説明をし尽くしているとは言い難いでしょう」(全国紙記者)「裏金は一切ありません」と書いたビラを配った西村元大臣だが、ネットでは《帳簿に記載しないが裏金ではない?》《「頑張ってビラ撒いとけば具体的な説明はなくても明石の人間なら誤魔化せる」とか思ってんのかな》《説明差し控えNGの記者会見を望む》と呆れ声が。さらに明石市民のなかには西村元大臣の説明に納得がいかず、不信感を募らせている人たちもおり、ビラ配りに対してこんな怒りの声が噴出している。《明石市民です。今まで逃げ回って、不起訴が決まったら準備してたかの様にビラを配る。誰も信用してないでしょ?たかが一票かもしれないけれど、僕がこの人に投票することはこの先ずっとない》《明石市を汚しに来ないでもらいたい。何のつもりのビラ配り?》《西村さん、市民を舐めておられます?という感想しかない》《明石市民は騙されない》
2024年01月23日3月いっぱいで日本テレビを退社することが発表された藤井貴彦アナウンサー(52)。1月22日、担当する夕方のニュース番組『news every.』内で自身の口から改めてその経緯を説明した。藤井アナは’94年に日本テレビに入社し、番組が開始した’10年当初から『news every.』にてメインキャスターを務めてきた。4月からは個人事務所を立ち上げセントフォースと業務提携を結ぶ。さらに、同局の『news zero』にて有働由美子アナウンサーの後任としてメインキャスターを務めることも決まっている。番組内で、「先日、この番組を卒業することをお伝えしましたが、今日、社内の手続きが整いまして、退社を正式にお伝えできるようになりました」と切り出した藤井アナ。「一社員の身の振り方など、テレビでお伝えしなくてもいいと断っていたんですが、番組の後輩プロデューサーから、『藤井さんのevery.を楽しみにしている方もいますので、きちんと報告してください』と言われて、今に至ります」と報告の経緯を説明した。さらに、「フリーなんて調子に乗るな、羽鳥さんみたいにうまくいくわけない、と思われていますが、安心してください。私もそう思っています」と、同期でフリーの“先輩”である羽鳥慎一アナを交えた冗談も披露。今後については「個人的には前途多難ですが、冷えた言葉も少し温めて、皆様にお届けするひと手間だけは忘れずに続けようと思います」と抱負を語った。“夕方の顔”であった藤井アナ。その謙虚なフリーへの転身報告に、SNS上では賞賛と応援の声が相次いでいる。《その言葉だけで成功するのが分かるw》《藤井アナ退社すんのかぁ。コメント謙虚すぎw》《藤井アナ、謙虚だし誠実だよねぇ。フリーになっても応援しています!》《これだけ謙虚なんだから、きっとどの道を進んでも上手く行くと思うな。人柄が言葉に滲み出てるね。好感がモテる》《ユーモア・謙虚を交えた 藤井アナの退社報告コメ コレ、好感しか持てない》
2024年01月23日自民党最大派閥・安倍派の政治資金パーティー事件で、1月19日に政治資金規正法違反の罪で略式起訴された谷川弥一衆院議員(82)。’18年から’22年まで合計4355万円のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していなかったことが明らかに。谷川氏は22日に議員辞職願を提出し、地元・長崎県大村市で記者会見を開いた。谷川氏をめぐっては昨年12月に、4000万円超のキックバックを受け取っていた疑いが浮上。それだけでなく、長崎市内での囲み取材で記者に「頭悪いね」と“逆ギレ”したことも大炎上した。わずか1カ月で議員辞職に追い込まれたが、会見ではベテラン議員らしからぬ態度がまたも物議を醸している。「このような事態に至ったことについて、自身の認識の甘さがあったと深く反省しております」冒頭では支援者や国民に向けて謝罪し、立ち上がって深々と頭を下げた谷川氏。質疑応答で「私は力をつけたかった。長崎県が抱えた課題を色々処理してきたかった。それなら大臣並みの金を集めてやろうと思いました」と語り、「全て私が悪いんです」と反省の弁を繰り返した。しかしキックバックに関する詳細や不記載が派閥からの指示だったかどうかなど、具体的なことは明言を避けた。会見が長引くにつれ、疲れも出てきたのだろうか。次第に感情的な態度が増え、大きなため息をついたり、記者に噛みついたりする場面も見受けられるように……。記者から「言いたい思いは山ほどあるように見える」と向けられると、谷川氏は「あります」と即答。「悔いがいっぱい残ってます」「生き方が一番間違ったよな。それが悔いだね」などと、自分語りを始めた。記者が詳しく聞こうとするも「あなたに言う必要ないよ」と遮り、突如として大手家具・インテリア「ニトリ」を讃える一幕も。その上で「馬鹿な人生だ、俺。本当に死んでも死にきれない馬鹿な人生でした。すいません」などと、後悔の念を漏らしていた。独壇場が続くなか、ある記者が「確信についてはお話しされていない」と指摘すると、谷川氏はヒートアップ。派閥の指示があったかどうかについても、「俺、言わないつってんだから。それは、その人の見識の問題だから」と“逆ギレ”。報道陣に対して、「あんたたちは無茶苦茶言ってるよ、俺から見たら。世界が違うね」「生き様が違うんだな」とまで言い放っていた。また別の記者から「説明していない部分もある」と投げられると、「説明する責任はあるけど言わない」と頑なに反発。追求する記者と押し問答になり、記者を指差して「長崎県のためにならないことは言わないんだと言ってんだ。それ以上言うんなら、俺を叩けばいいじゃないか!君が!」と激昂。そして“ノーコメント”をアピールするかのように、突然「ニコニコ、ニコニコね。ニコニコ。ニコニコ」と言いながら両手掌を顔に添えるポーズをとったのだった。報道陣もあ然とした谷川氏の“激ヤバ会見”に、SNSでは辛辣な声が相次いでいる。《ウーパールーパーの真似?》《長崎県民は恥ずかしいだろうな》《自暴自棄とかヤケクソという言葉の例みたい》《何も反省してない。すごいね》
2024年01月23日1月23日、『正直不動産2』の第3話が放送される。’22年のドラマ『正直不動産』の続編である同作では新たに、主演の山下智久(38)演じる永瀬財地のライバル・神木涼真が登場。この役をディーン・フジオカ(43)が演じ、新たなアクセントを加えている。今回、ディーンは神木に扮して、嘘をいとわず、顧客よりも自身の売り上げを優先する“悪魔的営業”を行っているが、私生活では嘘をつかない真面目そのもののようだ。’22年2月に『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、ともに出演していた島崎遥香(29)から仕事の悩みを相談するために食事に誘われた際のエピソードを披露していた。島崎の誘いに対して、ディーンは「何か相談があるの?」と聞き、マネージャーを同席させると説明したうえで会食を行ったという。この理由を「やっぱり、2人で外で会ってるのは、ちょっと勘違いを生んでしまうなと思って。今はスマホで写真とったりとかすぐできるじゃないですか」と語っていた。他の場面でも、ディーンは女性スキャンダルに対して細心の注意を払っているようだ。芸能関係者が明かす。「男性芸能人が何人かで会食する際に、同席者がその芸能人とは面識のない若い女性を勝手に呼んで、同席させるケースがあるのですが、ディーンさんは会食時に、そうした行動を絶対にNGにしていると聞いています。3児のパパであるディーンさんは、変な誤解を生まないようにしているように自衛しているのでしょう」『正直不動産』では多くの嘘をつく一方で、私生活では誠実そのもののようだ。
2024年01月23日1月1日に発生し、日本中を不安に陥れた能登半島地震。特に被害の大きかった輪島市と珠洲市はいまだ被害の全容が明らかになっていないほど混迷を極めているなか、俳優・杉良太郎(79)によるボランティアが注目を集めている。石川テレビの公式YouTubeチャンネルは1月19日、杉が1.5次避難所となっている金沢市の「いしかわ総合スポーツセンター」で炊き出しを行う様子を動画でアップ。被災者の昼食のために、自らが考案した肉うどん300食を用意したという杉は「避難してよかったと言われるような食べ物を提供したい」と語っている。また「NEWSポストセブン」も22日にアップした記事で杉の被災地での姿を伝えており、記事によると杉はこれまで福祉活動や寄付に40億円もの自らの財産を投じてきたという。80歳を間近に控えながらも、困窮しているひとたちへの思いを絶やさない杉。能登半島地震でのボランティアに対して、ネットでは讃える声がこう上がっている。《もっと大々的に取り上げて頂きたいボランティアだと思います。杉さんの活動は、もっと賞賛されるべきです》《杉良太郎さんすごい行動力ですね。尊敬します》《ただただ尊敬するしかありません》’11年の東日本大震災や’16年の熊本地震の際にも、被災地に足を運び、炊き出しや食材の差し入れなどのボランティア活動に勤しんでいた杉。ボランティア活動には、思い入れがあるようだ。’15年3月、本誌のインタビューでこう語っている。《僕の活動で唯一、一貫しているのは『明日はわが身』ということ。とくにこの日本に住んでいるかぎり、何が起きるかわかりません。人からの支援を何も受けないで一生をまっとうできるなんて、誰も保証してくれません》共助の大切さを説く杉は、さらに《売名行為ですか?と、これまで嫌というほど聞かされてきました。もう反論する気もないけれど、売名であろうとなかろうと、やったほうがいいんです》と述べ、《1億3千万人が売名でいいから、被災者に心を寄せてください》と呼びかけていた。能登半島地震に際し、公式サイトで《私は今、行動に起こすかどうか苦慮している》とも綴っていた杉。しかし、その行動力に救われている被災者が大勢いるはずだ。
2024年01月23日「14日放送の第2話で、吉高さんは15歳になった紫式部(まひろ)として初登場。の儀(成人の儀式)のシーンでは13枚も重ね着しながら、華麗な動きを見せて現場スタッフたちを驚嘆させていました」(番組関係者)吉高由里子(35)主演の今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』は平安中期、『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く。初回世帯平均視聴率は12.7%と歴代の大河でワースト記録だったが、吉高は自らの公式Xで、《ワースト1位と書かれていたけどワーストだってベストだって1位を取るのは狙っても難しいことだと思うの》《面白い番組が沢山ある中、大河として最後には沢山の人に愛される作品になっていたらいいなと思う今日でした》とつづっていた。「初回のまひろは子役が演じていたため、吉高さんは出演していないのですが、座長として最大限のフォローをしていました。第2話の視聴率は12.0%でほぼ横ばいでしたが、同時間帯でトップの視聴率。華やかな“吉高式部”の今後を期待させる展開でした」(NHK関係者)吉高は持ち前のポジティブさで現場を盛り上げているという。「現場では共演者、スタッフと誰に対してもフレンドリーで距離が近いんです。スタッフ全員の名前も事前に覚えてきており、休憩中には女性スタッフらと“女子トーク”で盛り上がっています。ここまで明るい大河主演は初めてでしょう。座長としてもいつも周りを気にかけています。いい意味でスタッフ、出演者がリラックスできる現場を作り上げてくれています」(前出・NHK関係者)現場で出す彼女の穏やかな“光”には、ワケがあった。「吉高さんは昨年5月の大河のクランクイン前に、交際中の男性・Aさんとの結婚の意思を事務所に伝えているそうです」(2人の知人)吉高は昨年6月、外資系金融機関に勤めるAさんとの交際が報じられた。報道によると尾上松也(38)似の長身のイケメンだという。当時、吉高の所属事務所は「プライベートについては本人に任せております」と交際について否定することはなかった。その後もすしデートを楽しみ、2人で吉高のマンションへ帰っていく姿や、町中華でのデート現場が目撃されていた。「Aさんの年収は5千万円ともいわれています。現在の交際期間は1年半ほどと聞いています。すでに交際は吉高さんの事務所公認で、Aさんと外出するときは事務所の車が送迎することも……。年齢も近く、いつも穏やかなAさんは、多忙な吉高さんをこまやかに気遣ってくれるそうです。吉高さんは交際当初から友人たちにAさんを紹介しています。昨春、大河のクランクイン前に、“ロケでしばらく会えなくなるから”と2人で北海道旅行をしたそうです。ゴルフや乗馬を楽しみ、地元の名物すし店で舌鼓を打ったといいます」(テレビ局関係者)■励ましメッセージが大河の撮影の活力に今回の『光る君へ』の撮影が実際にスタートしたのは昨年5月、京都の平安神宮からだった。「地方ロケが一段落して、現在は都内のスタジオでの撮影がメインとなっています。吉高さんはインフルエンザやコロナへの感染対策のため、大好きな飲み歩きを自ら禁じているとか。自宅で豚しゃぶなどを作って食べながら“宅飲み”で息抜きをしているそうです。もちろんAさんとの外食デートも例外ではなく、2人とも多忙ゆえ頻繁には会えないのです。ときどきAさんから送られてくる励ましのメッセージが、吉高さんの撮影の活力となっているようです」(前出の知人)吉高はAさんとの交際開始の時期と重なる’22年の夏、結婚と出産観について聞かれたインタビューで、こう答えていた。《今は自分のことだけでいっぱいいっぱいで、私が母親になれるわけがないと思っているんですけど、あと2年ぐらいすると出産のタイムリミットがリアルに見えてくるんだろうと思います。どうなんでしょうね……そのときになったら、意識したり考えたりするのかな。こればっかりは出会いとタイミングなので、計画的なことは考えていないですね》(telling,、’22年8月21日配信)Aさんとの交際が本格化して、その意識に変化が生まれたようだ。「吉高さんはAさんとの結婚を強く望んでいます。ただ、自分のプライベートなことで大河に支障が出てしまうことを懸念しているそうです。大河の撮影は今秋まで続きます。そのため、結婚は撮影後の年末となりそうです。現在、2人は吉高さんの貴重なオフの日に合わせ、彼女の自宅で会うようにしているそうです」(前出の知人)年内結婚を決意した2人は現在、“通い婚”状態のようだ。紫式部が描いた『源氏物語』の主人公は、帝の第二皇子・光源氏だが、Aさんもまさに“令和の光源氏”なのだという。「実はAさんは、海外にも複数の店舗を構える有名なジュエリーブランド創業者の御曹司でもあるんです。2人が結婚式をあげることになれば、きらびやかな式となることは間違いありません」(前出・テレビ局関係者)1月5日、吉高は「美術展ナビ」のWEBインタビューで、こう語っていた。《今回の「光る君へ」では、月を見て相手のことを思う、という描写が多いのです。電気がない時代で、夜になると明るいのは月ぐらいしかない。それをみてセンチメンタルな気持ちになり、恋しい人にいたくなるのでしょうね》大河ドラマの大役を果たした後、吉高は私生活で恋しい“光る君”との次のストーリーが始まる。
2024年01月23日《万博の現場 大屋根リングの進捗は50%を超え、ほぼ半分が姿を表している 夏にはリングが一周繋がる予定》1月19日、自らのXにこう綴ったのは建築家の藤本壮介氏。2025年開催予定の関西・大阪万博の会場デザインプロデューサーを務めており、会場のシンボルとなる大屋根(リング)の建設状況を、写真を添えて報告した。ところがこの投稿に、《もう雨シミ凄い》《素人目にも隙間空いてるのが分かるし染みが凄いんですがこれからブルーシートで養生されるのでしょうか?》《未塗装の集成材、明らかに雨に濡れて傷んでますね。2025年まで保たないのでは?》との指摘が相次ぐ事態に。実際に公開された写真では天井部に雨染みのような跡や隙間があるように写っていたため、不安を抱いた人がいたようだ。数々の指摘を受けてか、藤本氏は21日にXを更新。《この中央上の樋の周囲の雨滲みについてご指摘いただきましたので簡単に説明します》と前置きした上で、次のように釈明した。《この床材は人の積載荷重に耐える厚物の外部用CLTを使っているので、雨が当たったり滲みたりしても構造的には問題ありません。ご安心ください一方で見た目は気になりますよね僕も現場で気になりましたので先日の現場視察後すぐに施工者に伝えてあります今後施工手順や対処の方法などを一緒に検討していくことになります 》また別の投稿では隙間について、《ちなみにこの部分は追って樋と床板がしっかりと塞がれますので、完成時にはここに隙間は残りません》と補足。《あくまで施行中の途中段階で、この水の回り込みをできるだけ防ぐという対処の話と、ついてしまった雨滲みをどう綺麗にするか、という話です なので繰り返しになりますが、安全性には問題ありません》と、説明していた。いっぽうで、物議を醸していることがもう一つ。天井部の雨染みや隙間を指摘するアカウントを、藤本氏はブロックしていたようだ。「藤本さんの元には理解を示す声もありましたが、《血税の無駄遣いで食う飯はうまいか》など批判の域を超えた心無い声も寄せられていました。藤本さんは万博の木造建築は『全て最先端の集成材(※複数の板を結合させた人工の木材)』だと説明し、集成材を用いることで“伝統をアップデートした日本ならではのメッセージになる”と意義も解説。また、“リングの木材を震災復興に送るべき”との意見にも、手間やコストがかかってしまうことから不適切であることを丁寧に説明していました。それでも過剰に非難する声が止まず、自衛の目的でブロックしたものと思われます。しかし《なんで指摘コメントブロックしたんですか?》と追及する声も相次ぎ、炎上する事態に発展してしまったようです」(WEBメディア記者)“ブロック連発”にも批判が止まず、藤本氏は22日に《ブロックすることは燃料を投下するだけだということを学びましたので、本日以降、ブロックはしないこととしました。ブロック済みのものも順次解除していきます》と告知。続けて《皆さま、適宜ミュートやスルーなどでご対処をお願いします僕もスルー能力を鍛えていきます》と、SNSとの向き合い方について考えを綴った。その直後の投稿では、《ブロック全て解除完了なんか清々しい感じ》と報告した藤本氏。《応援してます》《頑張ってください!》とエールが寄せられているが、現在も《雨ざらし日ざらしであれば木材の変色は避けられないのではないですか?》などと疑問が投げかけられている。関西・大阪万博が近づくにつれ、国民の関心は高まっていきそうだ。
2024年01月22日1月21日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、「週刊文春」によるダウンタウン・松本人志(60)の「性加害疑惑」報道を特集。その中での、フジテレビ佐々木恭子アナウンサー(51)の言葉に注目が集まっている。1月18日発売の「週刊文春」が報じた続報を紹介し、議論がスタート。レギュラーコメンテーターの今田耕司(57)は「(松本が)加害者になった状態で今話しているような(感じ)」とし、一方的な話しぶりは違和感があるとし、「(性加害が)あったかもしれないし、なかったかもしれないっていうところで、話したいなと思います」とスタンスを表明した。続けてアナウンサーの神田愛花(43)は、松本に感謝の気持ちがあるとし「ひどいとか一概には言う気になれなくて」と複雑な思いを吐露した上で、「ただ生意気ですけど松本さんに言いたいのは、一部で言われているような、このまま何も発言しないで引退していくみたいなのは、それだけは絶対にしないでほしい」と、松本への要望を語った。また‘15年に行われた飲み会をアテンドしたとされているスピードワゴン・小沢一敬(50)が記事内で“女衒芸人”と表現されていたことに、今田は「もちろん(小沢に)親も親戚もいるわけですから、そこで女衒って言われてたら、ただ単にみんなで楽しく飲めたらなっていうのだとしたら、それはショック」と心境を明かした。ゲストコメンテーターの石原良純(62)から「これはわけのわからない件だなと思うのか、心当たる点があるのか」という質問が飛ぶと、MCの東野幸治(56)は「いやビックリです、本当に」と濁していた。松本と親交が深い出演者の話が続いたなか、佐々木アナの番に。「率直にショックでした」と語りだし、「やっぱり社会的には、これ仮に本当だとすれば、同意のない性的な関係って本当に厳しく問われるようにはなっていて」とコメント。そして、こう語った。「そのなかで一個思うのは、例えば同意があったかないかってことが、なにをもって性的な同意とするかっていうと、じゃあ言葉なのか、なんなのかというと、そこって非常に難しいと思うんですよね。そうなるとやっぱり、どんなコミュニケーションが信頼をもってできているかってことが多分すごく大事で」続けて「社会的にパワーがある人とか、地位がある人っていうのは、自分に本当のこと言われていないって可能性があるという前提でいないと、恐ろしいことになるだろうなと思います」「だから同意があるように見えても、本当はどういうことを考えているか言わせていない可能性がある、とは思いますよね」と、なにをもって性的同意とするかの難しさを語っていた。そして最後に、佐々木アナウンサーは「怖くて言えないってこととか、なにか断ったら自分にとってなにか不利益があるんじゃないかっていう、そもそもがそういう関係性であるっていうところなんじゃないかなと思いますけどね」と結んでいた。性的同意について、臆することなく持論を唱えた佐々木アナ。SNS上では、“正論”と称賛の声が多く寄せられていた。《佐々木アナのコメント。パワーハラスメントの起こりやすいところをしっかり言葉にしててすごい》《佐々木アナも自分が管理職やからこそかなり意識してるんやろな》《佐々木アナの正論にはみんながかたまりますね。性的な同意って一体何か、言葉なのか…考えさせられますね》《たまたま見ていて、自分もこの佐々木アナの意見にはなるほどと思う所があったな》
2024年01月22日また発言が一変したーー。石川県の馳浩知事(62)は21日、自民党の安倍派(清和政策研究会)に所属していた国会議員時代の2018年から5年間で計819万円のキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していなかったことを認めた。これまでは繰り返してきた「適切に処理されている」との認識から一転し、「私の監督不行き届き」だと謝罪した。馳知事は昨年12月19日、報道陣の取材に対し、自身の国会議員時代のキックバックの有無について「政治資金規正法に基づいて適切に処理をされていると認識している」と発言。その後の関連する質問に対しても、同じように繰り返していた。ところが、馳知事によると、1月11日に安倍派の塩谷立座長から還流された金額について直接連絡があったため、当時の秘書に確認したところ、不記載が判明したという。秘書は馳氏に対し、「一部を政治活動の旅費や通信費など事務所経費に支出した」と話し、「清和研から収支報告書に記載しなくてもよいと聞いていたので、それに従い処理した」と説明したという。馳知事といえば、東京五輪招致の際に “機密費を使って贈答品を渡した”発言でも、撤回したり、説明を拒んだり、同じ回答を繰り返すなどし、発言が二転三転したことは記憶に新しい。東京五輪の招致決定当時、招致推進本部長だった馳知事。昨年11月17日に東京都内で行われた講演会で「メモを取らないように」と釘を刺した上で、当時首相だった安倍晋三氏(享年67)に「馳、金はいくらでも出す。官房機密費もあるから」と言われたことを明かしていた。さらに、IOC委員105人全員のアルバムを作成したと言い、「官房機密費使っているから。1冊20万円するんですよ」と述べていた。五輪関係者への贈答はIOCの倫理規定に抵触する可能性がある。そのためこの発言が問題視されると、同日夜に馳知事は「誤解を与えかねない不適切な発言であり、全面的に撤回する」と弁解するハメに。「翌日に記者会見を開きましたが、記者の追及に対して全く噛み合っていないのもお構いなしに『撤回した』を連発。その後、12月の県議会で、馳知事自身が過去にブログで記述した”想い出アルバム作戦”について『参考資料として数冊作った』と初めて認めたものの、予算の出どころについては『自民党の予算』と述べて、”官房機密費”の話はなかったことに。それ以降は、『全面撤回しているので、五輪招致に関して今後一切発言することはない』と一貫して説明を拒否し続けています」(前出の記者)いとも簡単に発言を撤回したり、二転三転してみたり――。馳知事の”嘘つきぶり”に、Xでは呆れ声があがっている。《嘘つき、馳知事!》《こんな嘘つきが元文科大臣だから笑っちゃうよね、我が国。道徳とか良く語れたもんだと、あきれかえっちゃうよね》《よりによって、この有事の際に知事の不誠実さが露呈する石川県民が悲惨すぎる というかアルバム騒動の時から知事に振り回されっぱなしでマジで悲惨》《この人裏金だの五輪汚職だのではニュースにはなるけど、知事として頼りになるという話は聞かないよね。。。》《コロコロ発言を変える嘘つきを政治に関わらせてはいけないのでは?》
2024年01月22日「バカリズムさんは’05年のコンビ解散後にピンでの活動をスタートし、’06年の『R-1ぐらんぷり』決勝進出で知名度を上げました。同年、アイドルバラエティ番組『アイドリング!!!』がスタート。芸歴が浅いアイドルたちをMCとしてうまくまとめ、画期的なバラエティ番組に仕上げたことで業界内では高く評価されていました。同グループ出身の朝日奈央さん(29)は彼のことを“バラエティを教えてくれた師匠”として今も慕っています」(芸能関係者)1月22日、人気特番『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)が公式Xで、2月3日に放送される第29回大会の概要を発表。芸能活動休止中の松本人志(60)に代わってバカリズム(48)がチェアマン代理を務めることが決定した。IPPONグランプリは人気芸人たちがさまざまな形式の大喜利問題で面白さを競い合う番組で、’09年に初回が行われ、その後不定期に放送されている。チェアマンは初回から一貫して松本人志が務めていた。バカリズムは第1回大会から出場しており、千原ジュニア(49)や有吉弘行(49)らを抑え、初代王者に輝いている。「R-1後、着実に評価を高めていたバカリズムさんが本格的にブレイクした番組といっていいでしょう。第2回を除くすべての大会に出場しており、6度の優勝は歴代最多で、まさに番組の顔のような存在です。大喜利好きとして知られる千原ジュニアさんはYouTubeの番組で、IPPONグランプリのことを『バカリズムとそれ以外の芸人の大喜利番組』と評していました」(前出・芸能関係者)それだけに番組ファンの中にはバカリズムの大喜利を楽しみにしていた人も多かったようだ。Xでは今回の発表を残念がる声が多くあがっていた。《バカリズムさんがチェアマン代理なのは何も異論ないけどやはりパネラーとしてのバカリがみたいよなぁ?》《非常に複雑…実績的にもキャラクター的にもこの上ない人選ではありつつ、プレイヤーとしてのバカリさんを見られないのはこの上ない喪失感》《良い代役。バカリズムが出場できない1点を除けば》一方で、バカリズムが回答者ではなくチェアマンとなることで新たな楽しみができたと期待する声も。《バカリズムさんがIPPONグランプリのチェアマンになる事で1番嬉しいのは解説パートの所で全問のバカリさんによる解説が聴けること+彼の大喜利が見れるかもしれないところ。最高すぎる》《「僕もいくつか考えてきました」って言って、答えを出すのは期待しちゃうかも》《逆に、バカリズムがチェアマンになることで、チェアマンによる回答例が競技性大喜利特化型じゃなく、バカリズムの「本当に好きな回答」が見られるようになるかもしれない》大喜利の名手であるバカリズムは“ポスト松本人志をどうこなすか”というお題にどんな回答を見せてくれるのだろうか。
2024年01月22日1月21日放送の『まつもtoなかい』(フジテレビ系)で、MCを務める中居正広(51)が“結婚観”を語る一幕があった。この日のゲストは、「日本代表夫婦」。ラグビー日本代表・稲垣啓太(33)と妻でモデルの稲垣貴子(33)、昨年WBCで活躍した埼玉西武ライオンズの源田壮亮(30)と妻で乃木坂46の元メンバー・衛藤美彩(31)の2組が登場した。それぞれの夫妻が馴れ初めを語り、仲睦まじいエピソードを披露。するとMCのダウンタウン・松本人志(60)が、中居に「これを今、どういう思いで喋ってるの?独身1人で」と向けた。出演者のなかで唯一独身である中居は、「え!ホントだ!僕だけ(独身)ですよ」と驚いたようにリアクション。松本に「ホントそうよ!何か感じることはないの?『うわ、ちょっといいな~、俺も』って……」と投げられると、中居はこう語った。「去年とか体調壊した時に、『こういう時こそ誰かいた方がいいな』って思うんじゃないかなと思ったんですけど。本当、体調壊して『あ、これやっぱ本当に1人でよかった』って思っちゃった。家族がいて『大丈夫?』とか言われたら。『こういう時は1人で良かった』って思っちゃった。それで、『1人がいいな』って思った時に、『あ、もう無理だな』って。こんなに体調壊してるのに、『1人がいい』って思っちゃったってことは、もう必要とするタイミングってなんか……」この話を聞いた松本が「最後のきっかけやったかもしれないね」と相槌を打つと、中居は「そう、僕もそう思いました」と頷いていた。一時は体調不良によって休養していた中居だが、“一生独身宣言”の裏側には他人を思い遣る気持ちが強いようだ。「本格復帰したばかりの昨年1月に、自らがパーソナリティーを務めるラジオ番組で病名を伏せていたことについて言及していました。何よりも気を遣われることが嫌だそうで、優しくされるのもストレスになってしまうとか。『僕の性格上、話してしまった相手、状況を考えると、じっとしてた方が(いい)。自分のエゴで話したくないなって』と、語っていました。自分の病状などについて、友人が誰かに尋ねられた際に嘘をつかせてしまうことも懸念していたそうです。中居さんといえば、芸能界屈指の“気遣いの人”。自分のことで誰かに心配や迷惑をかけてしまうのは、避けたいという思いが強いのでしょう。また昨年8月にはテレビ番組で、『結婚するならやっぱり別居』と独特の結婚観を語っていました。独身生活も長いだけに、“1人のほうが気楽”という感覚が染みついているようです」(芸能界関係者)「もう無理だな」と“結婚断念”を確信した中居に、ネットでも理解を示す声が上がっている。《中居くん、謙虚すぎて身につまされる。でも気持ちわかるところもある。ずっと1人でいたから1人が身についてる》《中居君は優しい人だね 具合悪くても相手を気遣ってしまうんだね》《背負わせたくないと思ってるのかもしれませんね。たしかに家族が多いと心配ごとが尽きないですから》
2024年01月22日ジャーナリストの櫻井よしこ氏(78)のX投稿が物議を醸している。1月19日、自室と思われる部屋で微笑む自身の写真をアップした櫻井氏。写真にはパソコンのスクリーンも収められており、そこには「若者に問う!君は祖国のために戦えるか?」との文字が。さらに櫻井氏は、こうポストしている。《「あなたは祖国のために戦えますか」。多くの若者がNOと答えるのが日本です。安全保障を教えてこなかったからです。元空将の織田邦男教授は麗澤大学で安全保障を教えています。100分の授業を14回、学生たちは見事に変わりました》自身の有料動画コンテンツ“「あなたは祖国のために戦えますか?」安全保障の講義で学生たちが変わった!”の宣伝とみられる今回の投稿。若者の戦争参加を当然視するような物言いの一方で、“自身には戦う意思があるのか?”と非難が後を絶たない。《先ず櫻井よしこよ、お前が銃を持ち先頭切って戦いに行け》《櫻井よしこ、お前が率先して行け。人の命を軽んじるな!!》《お前が戦争行って来い》また《戦争すること前提にしている時点で終わってる》《いかなる戦争にも、大義などない。戦争は決してしてはならない》という批判も続々と上がっている。さらに著名人からも、櫻井氏の投稿を糾弾する声が上がっている。例えば漫画家の森泉岳土氏は《自分は前線に行かないくせに「おまえは祖国のために戦えるか?」と煽り、自分は脱税するくせにインボイス制度や増税を強行する。やな奴らだ》とXに投稿。さらに作家の深町秋生氏もXで《こういう煽動者の懐事情を暴いたほうがよほど祖国のためになると思うが》と綴っている。投稿から3日経っても、いまだ炎上が収束する見込みのない櫻井氏。自身の投稿をどう顧みるだろうか。
2024年01月22日昨年秋ごろから、世界中でトコジラミ(南京虫)の大量発生が相次いでいる。宿泊施設で荷物に紛れ込んだり、宅配便で届いたダンボールに潜んでいたりと、家の中に招き入れてしまうケースが後を絶たないという。そんな中、英国でトコジラミに起因する悲劇が起こった。ロンドンの集合住宅で23年12月、11歳のファティハ・サブリンさんが心停止し、そのまま亡くなったとTimes紙が報じた。階下に住むジェスミン・アクター被告(33)がトコジラミを駆除するため違法に輸入した薬物を使用したことで有毒なガスが発生し、サブリンさんはそのガスで窒息してしまったのだという。Times紙によると、アクター被告はイタリアからリン化アルミニウムを違法に個人輸入。リン化アルミニウムは空気中の湿気を吸収すると殺虫効果の高いリン化水素ガス(ホスフィン)を発生させる。このガスが階上まで蔓延し、サブリンさんの命を奪ったという。英国害虫駆除協会(BPCA)はプレスリリースで、アクター被告が使用したリン化アルミニウムは、推奨使用量の3倍だったことを公表した。アクター被告は規制薬物輸入と過失致死の罪で逮捕、起訴されたが、今月12日にオールド・ベイリーで開かれた審問で無罪を主張。裁判は7月1日から3週間行われる予定だ。
2024年01月22日東出昌大(35)の現在の生活が、物議を醸している。東出といえば、20年に女優の唐田えりか(26)と不倫が報じられた。当時の妻で女優の杏(37)は妊娠中だったこともあり、東出は大きな批判に晒されることに。その後、2人は離婚したものの、「養育費は1人1万円」といった報道も独り歩きし、東出の好感度はさらに低下することに。そこから約4年。東出は山奥で狩猟をしつつ、自給自足に近い生活を送っている。その飾らない姿やワイルドな生活が注目を集め、ここ最近はバラエティを中心に再ブレイクしていた。今回、物議を醸したのは、1月9日・12日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)に出演したときのことだ。もともと山奥生活を始めた動機を「一人になりたい」と語っていた東出だが、番組には傍らに3人の女性の姿があったのだ。女性は、松本花林さん、さいとうなりさん、烏森まどさん。共に女優であり、東出のファンだという。現在、3人と東出は共同生活にあると番組では放送。何かと女性問題で炎上する東出の奔放さがまたもや露呈し、大きな反響を呼んでいる。視聴者からの声の多くは批判的なものが多数を占めるが、中には《羨ましい》《今が幸せなのは素晴らしい》といった我が道をいく生き方への称賛も。彼の生き方はなぜここまで物議を醸し、人を惹きつけるのか。コラムニストのおおしまりえさんは「本人は逃げたと言っていますが、炎上に屈せず自分の道を突き進む。そんなブレない姿がビジュアルの良さと相まって、今の時代に輝いて見えるのではないか」と語る。以下、解説してもらった。■ウェルカムな態度と人柄は常に人を引き付ける東出さんの最大の魅力は、ビジュアルの良さよりも人柄の良さではないでしょうか(良い夫という意味ではない)。1人での山奥生活も気づけば周りには人が溢れ、支援する人が現れ、彼を慕って女性もやってくる。それを彼も拒まない。取材すらも拒まない。一貫してウェルカムな姿勢は、彼の良さであり最大の危うさとも言えるかもしれません。こうしたオープンマインドな生き方は、ビジネスシーンでは“人たらし”なんて表現されます。いい働きをすればデキる人にもなりますし、振り回されると優柔不断と言われることも。東出さんもこうした性格が過去の不倫騒動、そして今の生活や人間関係を築くことに繋がったのかもしれません。■我が道をいくことは強さであり魅力東出さんは不倫炎上後、一時は仕事もゼロとなりました。そこから自分の生活を変え、現在は俳優としての活動を続けながらプライベートを自分らしく創り上げています。こうした人生の切り開き方は、しがらみの中で生きる我々現代人にとって、とてつもなく魅力的に映ることでしょう。同時にしがらみを受け入れ、社会的な責任を果たし生きることを選択した人にとっては、彼は嫌悪感を抱く存在なのも間違いありません。彼のあり方は、多くの人が感じる“不自由感”を超えた先にあるように思います。番組内で、東出さんは自分自身を「弱い人間」と表現しましたが、こんな強い人は芸能人にはそういないような……。すでに《荒れろ!荒れろ!》と再びの炎上を揶揄する素振りもあるほどに余裕を取り戻している彼は、まさに無敵。そりゃあ女性が数人身を寄せたくなるものも、分からなくもありません。多くの人の心をざわつかせ、また羨望の眼差しを集める彼の生き方は、2月にはドキュメンタリー映画にもなるようです。テレビ復帰は今後も難しいことは変わらないでしょうが、ある意味で唯一無二の存在になった東出昌大は、もう怖いものはないのかもしれません。(文:おおしまりえ)
2024年01月22日1月20日放送の『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(テレビ朝日系)に元AKB48の篠田麻里子(37)が出演。しかし、その役柄がネットで物議を醸している。3月末に放送作家と脚本家を引退する鈴木おさむ氏(51)が手掛ける、最後の地上波連続ドラマとしても注目を集めている本作。ストーリーは伊藤淳史(40)演じる夫が妻の不倫に気付いていないフリをしながら、愛娘の親権を獲得するために、妻の不貞の証拠集めに奮闘するというブラックコメディーだ。不倫をする妻役は予告で告知されていなかったが、20日の初回放送で篠田であることが明らかに。さらに劇中で、篠田は小池徹平(38)演じる不倫相手と濃厚な濡れ場も披露している。篠田の役は、鈴木氏が当て書きしたものだというが――。篠田といえば、’19年2月に3歳下の実業家男性Aさんとの「交際0日婚」を果たし、’20年3月には第1子となる女児を出産。しかし’22年8月、篠田の不倫を疑った夫が娘と家を出たことが「NEWSポストセブン」によって報じられた。「’22年末には、篠田さん夫婦が離婚調停中であることや篠田さんと不倫関係にあるとされていた男性とのLINEのやり取りが一部メディアで伝えられることに。さらにネットニュース系インフルエンサーによって、篠田さん夫婦の修羅場を収めたと思われる音声までリークされました。音声が本当に二人のものだったのかはわかっていませんが、その音声でAさんと思われる男性は娘のために妻のLINEを見るなどして、不倫の証拠を集めてきたと発言。さらに篠田さんと思われる女性は不倫を厳しく問い詰められた挙句、ベランダから飛び降りることをほのめかしていました。篠田さんはその後、Instagramで《私が不倫したという事実はありません。今後、私が法廷に立つことになっても、そう主張していきます》と否定。結局、昨年3月に離婚を発表しましたが、当時Aさんは《私はこの度の件について、麻里子の言葉を信じることにしました》とコメントしていました」(芸能関係者)不倫疑惑の払拭と離婚を経て、女優として再び芝居の世界に戻った篠田。しかし、ネット上では、”過去の騒動”を思い起こすとして、困惑する人が続出している。《違う女優さんが出ていたら体当たり演技で、ジワジワ話題を呼ぶかもしれないけど篠田さんの場合、リアル過ぎて引いてしまう》《自分の事ばかりしか考えていないように思えます。お子さんのことを考えていますか?》《篠田麻里子さんが出てると知ってチャンネル変えた 私は無理、見たくない キャスト当てた人もちょっと…なんだか気持ち悪い…》《奥様なんだかリアル過ぎて子どもかわいそすぎてTV消した》《なんだか子供がかわいそうになる》
2024年01月22日東京ディズニーランドの新たなスペシャルイベントシリーズ、「ディズニー・パルパルーザ」。その第1弾となる「ミニーのファンダーランド」(3月19日まで開催)を、ディズニー大好き芸人・おべんとばこさんにさっそく体験してもらいました。「2020年のミニーのプログラムは、コロナ禍のために突然中止になってしまったんです。今回は、そんな悲しい気持ちを払拭してくれる、明るく楽しいコンテンツが盛りだくさん。エントランスを抜けると各所に特別な装飾が施され、ポップでキュートな世界が広がります。パレードには過去のミニーイベントの曲が入っていて、とても感動的でした!」ミニー好きにはたまらないイベント、ぜひ行ってみて♡(モデル:岡田梨依子/取材:西岡直美/〔C〕Disney)
2024年01月22日‘24年の幕開けとともにスタートした「新NISA」だが、早くも「まだまだわからないことだらけ」という声が上がってきた。「住宅ローンや教育費が一段落してから夫が定年退職を迎えるまでの期間は、“最後のためどき”と思う人も多いでしょう。ただし、新NISAは投資なので、リスクが伴います。50代以降の投資は、失敗してしまいますと取り戻すのが大変なので、余剰資金で投資して少しずつ増やしていくことが大切になってきます」そうアドバイスするのは、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さん。無理しないでうまく投資を続けるコツを、Q&Aの形で教えてもらった。【Q1】途中で減額&休止したい場合はどうしたらいい?【A1】新NISAは旧NISAと違い、「つみたて投資枠」「成長投資枠」が併用でき、つみたて投資枠は年120万円、成長投資枠は年240万円、トータルで元本1,800万円まで投資ができる。しかも非課税の期間は無期限だ。金融庁のシミュレーションサイトによると、毎月3万円を3%の利回りで運用できたとすると、20年後で約985万円。夫婦2人がそれぞれ運用すれば、2,000万円に手が届く計算になる。「つみたて投資を始めたのはいいが、毎月の投資額が多すぎた、という人もいるでしょう。金銭的にキツイという時期があれば減額や休止もできますし、すぐに解約しなくても、そのまま保有し続けることができます」(風呂内さん、以下同)どうしても手元に現金が必要になったら、いつでも売却できるのもメリットだ。【Q2】何を基準に商品を選べばいいかわからないときはどう選ぶ?【A2】投資信託を選ぶ大きなポイントは「純資産総額の大きさ」と「手数料の安さ」の2つ。「運用中にかかる手数料等の『信託報酬』が低く、長期運用の安心度のものさしである『純資産総額』が大きい商品を優先して選んでみてください」つみたて投資枠では金融庁の基準をクリアした約270本から選ぶので、比較的安心だ。【Q3】よく聞く「オルカン(オール・カントリー)」って何?【A3】三菱UFJアセットマネジメントが運用する「eMAXIS Slim全世界株式」に代表される「MSCI ACWI」に連動するタイプの投資信託を指す。「MSCI ACWIは全世界の株式を対象とした指数です。幅広い地域に投資ができるという点で分散効果が期待されますが、債券は含まれないので積極的な運用といえます。地域の内訳は先進国が9割、新興国が1割程度になっていて、全体からみても米国の比率は高く6割程度を占めています」債券も投資対象に含めたい場合、複数の対象に投資をする「バランス型投資信託」も選択肢。商品ごとに国内外の株式、債券の投資割合が異なるので中身をチェックしよう。【Q4】元本割れが怖いが、元本割れするのはどんなとき?【A4】投資信託の「基準価額」は、投資信託の1口または1万口あたりの値段のことで、投資信託を購入、売却する際は基準価額で取引が行われる。「投資信託は毎日『基準価額』が決まり、上下を繰り返します。自分が取得した額よりも基準価額が下がったタイミングで売却すると元本割れします。ただ、下がっても売らなければ含み損を抱えただけの状態ということ。含み損を抱えている時は預貯金など他の資産で対応できるようにしておくことが大切です。投資は当面使わない余剰資金の範囲内で」【Q5】NISAを売却したら、確定申告は必要?【A5】NISAで投資信託を売却した後の売却益は非課税扱いになるので、確定申告は不要。「売却益とは別に、運用会社の判断で投資信託から支払われる『分配金』があり、これも非課税です。また『成長投資枠』では個別の株式にも投資ができます。銘柄によって得られる『配当金』も非課税です。受け取り方法を株式数比例配分方式にしておきましょう」【Q6】NISA口座の財産は亡くなったら相続される?【A6】NISA口座で投資していた人が亡くなったら、相続人は金融機関に「非課税口座開設者死亡届出書」などの書類を提出する。受理されるとNISA口座の金融商品は相続人の特定口座や一般口座に移管されて、相続財産として課税対象になる。「相続人の口座に移管される際の取得価額は、移管される日ではなく、相続が発生した日の終値に相当する金額になります」【Q7】金融機関を変更したいときの注意点は?【A7】最初にNISA口座を開設した金融機関で、商品のラインナップやサービスに満足できず、ほかの金融機関に変更したいと考えている人もいるだろう。「NISA口座は1人1口座しか開設できないので、金融機関を変更するしかありません。1年に1回変更できますが、変更前の口座で保有している商品は、変更後の口座に移すことはできないので、変更前後の口座をそれぞれ管理することになります」【Q8】つみたて投資枠と成長投資枠のバランスはどうすればいい?【A8】つみたて投資枠、成長投資枠、あわせて新NISAの投資上限額は1,800万円だが、そのうち1,200万円までは成長投資枠でも使うことができる。「一度にまとまった金額で購入するのではなく、購入タイミングを分散できる『つみたて』のほうが取り組みやすい人は多いと思います。つみたて投資枠のみを活用しても良いですし、余剰金がある場合は、成長投資枠で個別株を購入して配当金や株主優待を楽しむのも良いでしょう。成長投資枠では、REITやETF(上場投資信託)への投資もできます。あくまでバランスよく」【Q9】額が上限(1,800万円)に達したらどうするべき?【A9】新NISAは非課税で保有できる期間は無期限だが、非課税になる元本の上限は1,800万円と決まっているので、上回る部分は他の課税口座での運用となる。「新NISAは、配偶者と2人分で、最大3,600万円の運用が可能になります。上限に達したら、一部を売却すると翌年、売却益を抜いた投資額分の枠が復活するので、その枠で新たな商品を買うという方法があるんです」上手に運用すればコツコツ貯めて大きく増やすことも可能なので、今からわからないことをクリアして、初心者から脱却しよう!
2024年01月22日「1月16日に女優の黒島結菜さん(26)が宮沢氷魚さん(29)との間に、第1子を妊娠したと公表しました。黒島さんにとって“家族”といえる存在で、宮沢さんとも交流が深い女優の杏さん(37)は発表の前に伝えられていたことでしょう」(芸能関係者)’22年度前期の朝ドラ『ちむどんどん』で、共演したことをきっかけに交際がスタートした2人。宮沢は自身のファンクラブサイトに《お互いに入籍という形にはこだわっておらず、現時点では籍を入れる予定はありません》と綴り、未入籍での妊娠発表という選択に世間から驚きの声があがった。事実婚という選択には、フランスに住む杏が関係しているようだ。前出の芸能関係者が明かす。「黒島さんは、インスタグラムで、同居を始めたのは昨年の春だと明かしていました。実はその少し前に、2人でパリにある杏さんの自宅を訪れているのです。杏さんが’23年の8月にテレビ番組で、パリの自宅に黒島さんが『3週間ぐらい泊まっていた』と話していましたが、これは1月中旬から2月上旬にかけてのこと。宮沢さんもChanelのアンバサダーの仕事があって、1月下旬にパリを訪れていました」’23年4月に放送されたバラエティ番組『世界くらべてみたら』(TBS系)に宮沢がゲスト出演し、杏も同番組にパリからVTRで登場した際に、「(今年に入り)パリに行ったときは杏さんにも会って、自宅のほうにも遊びに行った」と、述べていた。杏と“ちむどん夫妻”はパリでどのような話をしていたのか。「同棲を始めるにあたって、将来的に婚姻届を出すかについて相談していたと聞いています。宮沢さんは30歳までには結婚したいという考えだったそうですが、一方の黒島さんは、決断しかねていたのだとか」(黒島の知人)杏も朝ドラ『ごちそうさん』で東出昌大(35)と出会って結婚。3人の子供をもうけたが、東出の不倫で、’20年に離婚している。悩む2人に自身の経験とフランスの結婚観を伝えたという。「不倫が発覚した当初、杏さんは周囲から関係を修復するように勧められましたが、即座に離婚を決断したといいます。東出さんの家族への裏切りに深く傷つき、芸能人夫婦の難しさを体感したのではないでしょうか。また杏さんの住むフランスでは、6割程度が婚姻していないカップルの子供だといわれます。杏さんのわかる範囲で2人の相談にのり、事実婚という選択肢もあることを伝えたのでしょう。そして結果的に、宮沢さんが黒島さんの思いを尊重し、今の形に落ち着いたのだとか。宮沢さんは発表時にも婚姻について『必要に応じて話し合って決めていきたい』と綴っていました」’23年9月に「シネマカフェネット」のインタビューで、《習慣や文化にとらわれすぎず、少しでもみんなが意識して自分の手で自分のやり方を選びやすい社会になったらいいと思います》と語っていた杏。黒島たちの“まさかやー”な決断の裏には、“家族”からの事実婚のススメがあったーー。
2024年01月22日1月7日放送の『芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル』(ABCテレビ・テレビ朝日系)に出演したGACKT(50)。平均世帯視聴率は20.7%(ビデオリサーチ調べ、第2部19時~21時56分、関東地区)を記録する人気ぶりで、個人での連勝記録は76に伸ばした。その放送のなかで、ワインの問題に挑む前のGACKTの発言が注目を浴びていた。「ボク、ワイン作り始めたんですよ、北海道で。それで間違えたらダメじゃないですか」実はGACKTは昨春、北海道上ノ国町の「上ノ国ワイナリー」を訪れ、新設するブドウ畑で自身が選定したワイン用ブドウ「ピノ・ノワール」の苗木を植え付けた。世界中のワイナリーから熱視線を受ける北海道の道南地区で、世界に誇れるワインの醸造を目指す上ノ国開発からのオファーを受け、ワイナリー運営に参画していたのだ。自ら選定した2千本の苗を新設のブドウ畑に植樹。こだわりの「GACKTオリジナルワイン」の出荷を目指すという。そんなGACKTに本誌は改めてワインについて話を聞いた。――国産ワインの魅力はどこにあると思いますか?「国産ワインは他国に負けない品質の良さと特徴があります。手頃な価格帯の商品も多くなっています。葡萄農家、ワイナリーでも葡萄の品種や製法のこだわりなどが素晴らしい国産ワインがあることを多くの方に知ってもらいたいです。飲食店での取り扱いなどこれからワインに触れる機会も増えて行くことを望んでいます」――好きな産地はありますか。また、なぜ北海道でワインを作ろうと思われたのですか。「産地に強いこだわりはないのですが、北海道で取り組んでいるGACKT専用圃場(GACKT Vineyard)では1からワインを作ることを大切に、思い入れのあるピノ・ノワールを苗木からセレクトし、土づくり、肥料選びにもこだわりをもってサポーターの皆様とおいしいワイン作っていくことを目指しています。最近では葡萄農家の育成に協力したり、地域全体を巻き込んで、国産ワインの発展に貢献できればという想いです。10年、15年かけて世界に発信できるワインを送り出したい。オーガニック(や無添加)などにこだわり、体に良いものを届けていきたいので、多くの方にも参加、協力していただければと望んでます。畑のある上ノ国ワイナリーでは廃校をリノベーションし、宿泊施設も兼ねたワイナリーにするなど、ブドウ育成、ワインづくりだけでなく地域連携の新しい形を目指している取り組みにも共感しています。ぜひ皆さんも一度現地にいらしてください」――「格付け」に出演するソムリエについて、GACKTさんは「安価でも美味しいワインを見つけて来る」と絶賛されていましたが、ご自身がいままで出会われた印象的なソムリエはいらっしゃいますか。「いや、格付けのソムリエが一番いじわる、つまり、よく見つけてくるなぁと感心します。 番組が公表してないので銘柄は言えないですが、かなり美味しかったので、銘柄を聞いて自分で買って飲もうとしたら、簡単には手に入らないものでした」――これまで飲まれたワインで最安値で美味しいと思った、または印象的だったワインを教えて下さい。「まさに、その、2020年だったかな、格付けの安いほうのワインですかね(*1976年、フランス・ボルドー産のテーブルワイン。番組では銘柄は発表されず)」■米とは違って、ワインは一滴では判別が難しい彼の最新の自伝『自白II』には、ワインに対する思いが熱くつづられている。《【格付け】にはワインの問題が毎回出るが、そもそもワインを好きになったのは24歳の時だ。最初はグラスを回しているのがただカッコいいというレベル。何が美味しいかなどまったくわかっていなかった。飲んでいるワインのレベルも相当低かった。基本、芸能人の友達が少ないボクにとっては起業家の友人たちと遊ぶことがほとんどで、その付き合いで彼らから教えてもらった多くの知識は人生の糧となった。経営者が集まる場に呼ばれて行くと、必ずと言っていいほど上質なヴィンテージワインが出てくる。それまでに飲んでいたワインとはまったく違うもの。『何故、これほどまでに味が違うのか、口の中に含んだ時の感覚がまったく違う』と。更に値段を聞いてビックリした。ワインに関する知識を彼らから聞き深みにハマり、世界各国からワインを集めるようになった。仕事柄、海外に行くことも多いが、それぞれの国で有名なワインを飲み漁った。自分が美味しいと思うワインの中で、好んで飲むのはブルゴーニュ。そのブルゴーニュの中で群を抜いて素晴らしく、別格だと感じるのはやはりロマネコンティのヴィンテージだ。今なら1本700万円は軽く超えるだろう。会食でロマネコンティを開ける場に何度かいたが、初めて口にした時、『こんなワインがあるのか!』と驚愕した。そして値段を聞いて『誰が買うのか?』と理解できなかった。それからDRCのことを勉強し始めた。もちろん、そんな高級ワインだけを頻繁に口にするわけではない。普段、口にするもので好きな銘柄はリシュブール。大切な人と飲む時はこれだ。仲間と飲む時、一人で飲む時とでは開けるワインも変わってくる。仲間と気軽に飲む時はシャンベルタンが多い。作り手にもよるが、手頃なものだと15万~25万円ほどで手に入るだろう。シャンベルタンと言っても好みが分かれるほど種類は多く、シャルム、マジ、シャペル、シャンベルタン、クロ・ド・ベーズ、リュショット、ラトリシエール、グリオット、マゾワイエールをその時の気分で飲み分け作り手の味の違いを比べながら、「そもそもブルゴーニュとボルドーは何が違うのか」などという基礎的な長い話から始め、アルマン・ルソーとは?などと御託を並べながらワインの素晴らしさと知識を共有するその時間が好きなだけだ。フランスのボーヌに行った時はフランスのワインやワインに携わる人を守る姿勢に感動した。ボーヌを守るために取っている政策など、ワイン話は話し始めればキリがない。ちなみに、この話を何度しても覚える気のない者は、「なんか聞いたねぇ」と何度も同じ質問をしてくる。これが現実だ》――ロマネコンティをGACKTさんは「神の雫」と呼ばれているそうですが、漫画「神の雫」をご覧になっていますか?「はい、全巻持ってます。樹林(伸)さんとも仲良くさせてもらってます」――今回の格付けでは、米一粒で正解したことが話題になりました。さすがにワインは一滴では判別は難しいですか?「ワインは香りでも判断している部分が多いですし、かなり難しいですよ。口に転がす量が最低必要です」――ちなみに、国産ワイン以外に、将来手掛けたい、あるいは興味がある製造業はありますか?「卵です。自然の中で走り回って、オーガニックの良い餌を食べたニワトリたちが産んだ有精卵を安心して食べたいです。自分の口に入るものは将来的に全部自分で安全なものを作りたいと思っています」格付けで勝ち続けるGACKTの食への追求は、さらに広く、深くなりそうだ。
2024年01月21日男らしいスーツ姿が決まりすぎている岩本照(30)。主演ドラマ『恋する警護24時』で、全力でヒロインを守り抜く無骨なボディガード、北沢辰之助を演じている。「メンバーには、『イメージにぴったり』と言ってもらえました。辰之助は、どんな状況でも冷静かつ迅速に判断できるのがカッコいい。ただ、僕自身との共通点は甘いものが好きなところくらいかな。実は最近、自分がどういう人間かよくわからなくて(笑)。もともと、自分自身も含めて、何事も俯瞰で見てしまうタイプなのですが、後輩の舞台の演出をしてから拍車がかかった気が(笑)」そんな岩本といえば、ストイックに鍛え上げられた筋肉も無二の魅力。本作では、その肉体をいかしたアクションシーンも見どころとなっている。「アクションの練習のとき、『優しさを捨ててください』と言われて。相手への思いやりがマイナスになるなら、心を鬼にして臨まなければと思っています。ふだんとは違うトレーニングなので、新しい発見も多いです。相手の力を利用したり、動きを読んだりするには、下半身と丹田を意識するのが重要だなと。筋肉痛も含めて楽しみたいですね」岩本は、本作が連ドラ単独初主演。また、Snow Manのメンバーの多くが、今期のドラマに出演するなど、個人でもグループでも、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍だ。「(渡辺)翔太の連ドラ単独初主演が決まったときは大喜びしました。僕自身は、振付や演出と、裏方の仕事も多いので、そういえば自分は表に出る人間だったなと(笑)。正直、まだ実感がわいていないのですが、家族や友達が喜んでくれたことがうれしいです」最後に、ドラマの内容とかけて岩本が今いちばん守りたいものを聞いてみた。「“自分自身との約束”です。実は毎晩、次の日やりたいことを書き出していて。たとえ小さなことでも、自分が決めたことはやり遂げる。その成功体験が未来につながっていくと思います」
2024年01月21日音楽活動やバラエティ番組でSnow Manが大活躍した’23年。年が明けると、今度は冬ドラマを席巻中!単独初主演となる渡辺翔太に意気込みを聞いた!美術教師と高校生。ドラマ『先生さようなら』で、異なる年代を同時に演じることになった渡辺翔太(31)。眼鏡をかけて優しげにほほ笑むのは、実年齢に近い教師の姿だ。「僕が演じる田邑先生は、生徒たちに慕われる、お兄ちゃん的存在。もし僕が教師になるとしたら、こうありたいと思う理想像です。僕の画力では、美術は教えられませんけどね(笑)。歌かダンスだったら、なんとか教えられるかな」一方、高校生パートでは、学ラン姿も披露している渡辺。本人は、久しぶりの制服に不安もあったというが、まったく違和感なく着こなしている。「少しでも幼く見えるように、前髪をしっかり下ろしました。美容面にも気をつけていて、なるべく7時間は寝るようにしています。高校生らしいピュアさが出せればと思うのですが、監督に『今、実年齢が出ていたよ』とダメ出しされることも(笑)。僕が高校生のときは、とにかくモテなかったですね(笑)。舘様(宮舘涼太)とクラスが一緒だったんですが、彼のほうが断然人気がありました」本作は、教師に憧れる生徒の恋心を描くラブストーリー、もちろん胸キュンシーンもある。しかし、ふだんの渡辺は、インタビューで恋愛系の質問をされることさえ苦手な印象だが……。「メンバーにも、『渡辺くんに胸キュンできるの?』とあおられました(笑)。ふだんの僕は恥ずかしがり屋です。けど、しっかりと役に入り込めば、照れずに演じられますよ。メンバーのあおりと視聴者のみなさんの期待にこたえられるように頑張ります!」そんなドラマの内容にちなみ、渡辺自身が今いちばん「ラブ」を感じるものを聞くと、「Snow Manのメンバーです」という答えが。「個人で仕事をしているときはとくに、9人そろうとほっとするというか、メンバーがいると自然と笑顔になれるんです。これ、取材用とかじゃないですよ!ちゃんと本心ですからね(笑)」
2024年01月21日「入口から地下に続く長い階段を下りた先に楽屋とスタジオがあったのですが、その通路を主演のヒデちゃん(中山秀征)や湯江(タケユキ)君、(今井)美樹ちゃんと行き来していたのが懐かしい思い出です。スケジュールがすごくタイトで、撮影が終わるのが27時(午前3時)で、翌朝7時にはまた撮影開始という、“いつ、寝るの?”という日々でした」こう振り返るのは、香坂みゆきさん(60)だ。同ドラマが放送された時期は、ちょうど女優の仕事が増え始めたころだったという。「1977年に歌手デビューしたのですが鳴かず飛ばず。当時の所属事務所と『ドラマを増やそう』と方針転換をしていったんです」1984年に『金曜日の妻たちへ』(TBS系)のパート2に出演するなど、女優としての活躍が制作サイドの目に留まったのだった。「ナベプロ(現ワタナベエンターテインメント)イチオシの新人だったヒデちゃんや湯江君が高校生、私が大学生役で、アルバイト先のハンバーガーショップを舞台にした青春ドラマ。スタジオには本物の調理機材を入れて厨房を再現。有名ハンバーガーショップの社員さんに作り方の指導も受けました。それが面白くて、空き時間にフライドポテトを揚げたりハンバーガーを作って、食べたりしていました。スタジオの中に油のにおいが充満したときは、ちょっと胸焼けしてしまいましたけど(笑)。若い出演者はみんな、歌やドラマ、雑誌の取材で忙しく、アルバイト経験はなかったので、ドラマを通じて、普通の学生が送る青春を疑似体験していました」現場でムードメーカーとなったのは柳沢慎吾だったという。「とにかくいつもしゃべっているんです。楽屋でもメーク中でも、リハーサルでも、本番以外はずっと。だいたい私が相手をしていたのですが、『うるさい』と注意しても、『お前、ウチの姉ちゃんにそっくりだな』って、全然、話をやめようとしないんです」まだ歌手デビューをする前の今井美樹も、アルバイト役として出演していた。「楽屋で『こういう歌が好きなんです』と言って、ユーミンの曲を口ずさんでいました。当時から歌手を目指していて、自分で曲を作ったりしていたようです」同ドラマでは、主演の中山秀征とのキスシーンにも挑戦。「緊張したのは覚えていますが、あまり意識するとその後の演技にも影響するので、平常心で演技したと思います。たまに“ヒデちゃんの初キスシーン”ということで、テレビとかで取り上げられているんですが、ちょっと恥ずかしいですね(笑)」
2024年01月21日新型コロナウイルス拡大は「謀略」というデマが収束したと思えば、今度は能登半島地震は「人工地震」……。ところ構わずはびこる陰謀論はさらに、新NISA(少額投資非課税制度)にまで台頭した。タレントの小倉優子は「国が推しているから裏がある」と発言。トンデモ発言に違いないが、「増税」色が際立つ岸田首相肝いりの税制優遇策だけに疑心暗鬼になるのも無理はない。NISA陰謀論を検証してみる。年明けから日経平均株価が続伸中だ。バブル期以来33年ぶりの株高は、おおむね二つに起因するだろう。一つは日米の政策金利をめぐる市場の観測だ。国内では能登半島地震の影響で、日銀による金融正常化の観測が後退。一方の米経済も減速し、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が弱まった。日米の金利差拡大が再認識されて為替市場で円安が進み、円安効果を享受する輸出関連の銘柄を中心に買い注文が集まった。そして、もう一つが今年1月に始まった新NISAだ。個人投資家の新規マネーが市場に流入し、相場を押し上げている。米ブルームバーグ通信によると、楽天証券の年初の新規口座開設が前年同期と比べて3倍ほどに急伸しているという。■ゆうこりん「裏がある」発言が飛び火歴史的な株高に水を差すように、新NISAにも陰謀論が台頭した。小倉優子はテレビ番組でNISAに「手を出していない」とした上で、「国が推しているものにいいものがあるのかって。何か裏があるんじゃないか」と直言。リーマン・ショック(2008年)で「痛い目」に遭い、株式投資を警戒しているという。この発言でSNSは《国に騙されるな》《暴落来るぞ》と活気づいた。NISAは株式や投資信託で得られた配当金や売却益に対し、本来は約20%課税されるところ、非課税になる制度。今年1月の新制度移行により、非課税の投資枠と保有期間が大幅に拡充された。そんな政府の「大盤振る舞い」(経済評論家)に「裏がある」という理屈だ。陰謀論の根底にあるのは岸田首相に対する懐疑だろう。打ち出した防衛費「倍増」や「異次元」の少子化対策の財源として税負担の加重が懸念され、「増税メガネ」の悪評が定着した首相。NISAの税制優遇とイメージが相いれない。資産報告書(2021年12月時点)によると、そもそも「貯蓄から投資へ」の旗振り役である首相自身が有価証券を保有していないのだから、信用できないのもうなずける。ちなみに、首相の2億円余りの資産のうち1千万円は預貯金だ。■ビギナー困惑の高値圏金融庁によると、NISAの政策目的は「家計の安定的な資産形成の支援」と「成長資金の供給」にある。政府側にとっては、新規マネーの掘り起こしによる国内市場の活性化という思惑もあるだろう。現況の株高は狙い通りといえる。投資の大前提として、高値つかみはNG。NISAビギナーは出だしから高値圏からの積み立てとなり、ただでさえ戸惑いやすい相場だ。ただ、資産運用の王道は「長期・積立・分散」。金融庁は基本的に、この観点でNISAの対象商品を選定している。金融庁のシミュレーションによると、1989年以降に株式と債券に積立投資を続けて20年間保有した場合、元本割れのケースは皆無だった。株価が上昇しても下落しても、一喜一憂せずに保有し続ける気構えがNISAの鉄則だ。暴落時に「すぐ怖くて売りたくなる」という小倉には不向きの投資術だったわけだ。無論、投資に絶対はない。NISAの対象商品は比較的ローリスクとはいえ、政府も忠告する通り元本割れのリスクは生じる。そのリスクまで陰謀と疑うのなら、お手上げだ。(文:笹川賢一)
2024年01月21日1月19日、平野紫耀(26)がInstagramを更新し、フランス・パリで撮影した自身の姿を公開した。1月16日に開催された、ファレル・ウィリアムス氏がクリエイティブディレクターを務めるルイ・ヴィトンの2024秋冬メンズコレクションに出席するためパリに渡航していた平野。帰国便に搭乗するため訪れたフランスの空港での写真がSNS上で拡散していたこともあり、1月18日の夜に帰国する際には、羽田空港に多くのファンが詰めかけていた。羽田空港に居合わせた利用客が当時の様子を明かす。「いきなり空港の職員と思しき人たちが、VIP用の通路に高さ2mの白いパーティションを用意し、到着ロビーから関係者口まで人目につかないようにしました。ロビーには50人ほどファンが集まっていて、『平野さんがそろそろ帰国する』と話していましたね。50m近い通路の途中には銀行の窓口や、手荷物預かり所などもありましたが封鎖され、パーティションのそばには警備員10人とSPが。平野さんが到着すると、下の僅かな隙間から足元だけでも見るためにしゃがみこむファンもいました」平野ひとりのために羽田空港がここまでの対応をするのは異例のようだ。スポーツ紙記者が明かす。「大物芸能人であっても、羽田空港がここまでの対応をしているのは記憶にありませんね。数人のスタッフに囲まれて、ひっそりと帰ってきているものです。`23年11月に平野や、三宅建(44)、岸優太(28)などTOBEのメンバーが、ホノルルから帰国した時も、パーティションが設けられていたそうです。平野さんが仕事で空港を利用するときは毎回こうなのかもしれませんね」帰国の仕方もトップスターの平野。世界に羽ばたく日も近い。
2024年01月20日お化けよりも身近で怖い存在は、やっぱり“人間”だった――。『人間まおのヒトコワ実話』では、筆者や読者の周りでおこった、“ヒトコワ”な体験談を紹介。漫画でいろんな実例を学んで、人生のトラブルを避けよう!読者からの体験談投稿も絶賛募集中。今回は、友達の過激な発言に振り回されてしまった人の話。【人間まおから一言】中学生の頃、同級生がストーカー被害に遭っていて、下駄箱に「○○ちゃんの唾液飲みたい」という手紙が入っていたことが。結局犯人はその子の友達だったことが判明!ストーカーの相談をされるのが頼られていて嬉しかったみたい…。>前回:14コワ目「嘘つきの友達に振り回された話(1)」【PROFILE】人間まお‘18年に『くず系女子。』(KADOKAWA)でデビュー。現在はサルのあげおと共存の日々を送りながら、日常のあるあるをゆる~く描いた漫画ブログが大人気
2024年01月20日「目標は、ずばり紅白です!」フジテレビ系の情報番組『ぽかぽか』でお馴染みのイケメンムード歌謡グループSHOW-WAが『女性自身』編集部を来訪!今後の目標を高らかに宣言した。プロデューサーの秋元康氏監修のもと、昭和歌謡を令和の時代にリバイバルさせ日本を元気にさせるべく、開催された「夢をあきらめるな!オーディション」。3000人以上の中から勝ち取った2チームがSHOW-WAとMATURIだ。SHOW-WAはチーム名通り昭和のムード歌謡を中心に歌うアダルトな6人組。歌声はもちろん、料理研究家や元Jリーガーなど、多岐に渡りすぎるメンバーの経歴にも注目が集まっている。寺田真二郎(40)は愛知県出身の料理研究家。『女性自身』で連載を手がけていたほか、テレビ出演も多数。山本佳志(35)は高校卒業後、アメリカの大学に進学。そのまま米国でモデルや俳優のキャリアをスタートさせたキャリアの持ち主。向山 毅(35)は「ハモネプ」出身で、男性音楽グループSOLILDEMO(2022年に活動終了)の元メンバー。音楽のソロ活動や役者として舞台やドラマで活躍している。女性審査員の人気No.1だった塩田将己(32)は元大手企業のサラリーマン。夢を追いかけ続けオーデションに参加した正統派ボーカリスト。名古屋グランパスをはじめ9年間Jリーグに在籍したのち、俳優に転身した青山 隼(36)。実は、女優の篠ひろ子は叔母さんにあたる。井筒雄太(32)は元テレビの技術者。目を細めて笑う犬顔と人懐っこさが特徴だ。最後は6人揃って、編集部で記念撮影。実はこの並び、役10年前にBTSの7人が編集部を訪れた時に撮影したものと同じ構図。編集部訪問のご利益が、『紅白歌合戦』出場の夢を叶える一助になりますように。
2024年01月20日今や日常生活に欠かせない存在とも言えるSNS。MMD研究所の調査によると、’23年10月時点でXは20代で59.3%、30代で47.2%の利用率を誇るという。誰でも直接自身の考えを世界中に発信することができるX。特に有名人となるとX上での発言も、注目を集めがちだ。有名人たちの”生”の発言は、さらなるファンを生み出すこともあれば、テレビなどでのイメージとのギャップでファンをがっかりさせることも……。特に、炎上発言を繰り返す有名人の場合“Xをやらないほうがいいのでは……”と思う人も多いのではないか。そこで今回は、特にXを利用する機会の多い20代、30代の1000人を対象に、“Xをやめたほうがいいと思う有名人”について調査を行った。3位に選ばれたのは実業家のホリエモンこと堀江貴文氏(51)。Xや自身のYouTubeなどで、ニュースや盛り上がっている話題に対し歯に衣着せぬコメントを連発することでおなじみだ。その極端な物言いは波紋を呼び、炎上することもしばしば。一般ユーザーからのコメントに対しても、「ボケ」「バカ」「カス」など強い言葉で応戦するスタイルを貫いている。堀江氏自身は、炎上を全く恐れておらず著書でも、《僕は何かと「炎上」しているが、これまでの発言すべてにおいて間違ったことは言っていないし、社会全体を支配する思い込みや無駄なルールがなくなるように声を挙げているケースも多々ある》(『理不尽に逆らえ。』ポプラ社)と語っている。とはいえ、傍から見ているとXをやめたほうがいいのではないかと思う人が多いようだ。《一般人のリプに対して必要以上にかみついている》《炎上しかしないから》《偏った意見だから》■第2位ラサール石井は、震災での炎上が影響Xをやめたほうがいいと思う有名人第2位に選ばれたのはタレントのラサール石井(68)。ネットでの炎上は、XやTwitter以前のブログ時代から経験している大ベテラン。’08年11月にもブログ上で、“麻生太郎にガン無視された”との発言で炎上したことを謝罪している。Xでは日ごろから鋭い政権批判を行っているが、直近では能登半島地震の際の誤情報を発信し批判を集めたことが、今回のランクインの理由となっているようだ。石井は1月12日に、ホテルや旅館への二次避難を呼びかける岸田文雄首相のX投稿に対し、《被災者にそんな金あるか。だったらあんたが金を出して、旅館やホテルを借り上げ避難民を移動させろ》と投稿。すると、岸田首相は13日、《二次避難について誤解を招きかねない、事実に基づかない投稿が散見されていますが、二次避難先は行政で手配しており、避難者の方にご負担いただくことはありません。その他の誤情報も散見されます。影響の大きいアカウントだから正しいとは限りません。公共機関等からの情報の確認をお願いします》と説明。間接的に自身の発信の誤りを指摘されていた。石井は14日、Xに《正月以来政府の地震災害への対応に怒りを感じる連続だったので、二次避難の呟きにも即反応してしまい、ホテルや旅館が有料であるかのような誤情報を流す結果になりました。被災地の皆様にはただならぬご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びします》と投稿し謝罪。しかし、首相のXまで巻きこむ”誤報”の発信はだいぶネガティブに受け止められたようだ。《すぐ的外れな事を言っている様に見受けられる》《情報を正確に把握せずに誤解を生むような投稿をしているから》《呟けば呟く程イメージが悪くなっている気がします》《デマで被災地を混乱させた》■1位に選ばれたのは、今話題のお笑い芸人そして第1位に選ばれたのは、ダウンタウンの松本人志(60)。Xの利用はTwitter時代の’13年からと、10年にも及ぶ。フォロワーは959万人で、お笑い芸人の中ではトップ。これまで大きな炎上を経験したこともなかったが、昨今のXでの投稿が波紋を呼んでいることがランクインの決め手になった。松本については昨年末に「週刊文春」で‘15年にスピードワゴンの小沢一敬らと参加した飲み会での、女性への性加害疑惑が報じられていた。それをうけ、1月5日に松本は「週刊女性PRIME」が公開した、被害を告発した女性が小沢に送ったとみられる“飲み会へのお礼LINE”の画像とともに《とうとう出たね。。。》とコメント。しかし、当初吉本興業は文春の報道について《当該事実は一切ない》と発表していたため、ネット上では“事実はないのでは?”と困惑する人も相次いだ。さらに、1月8日に吉本興業が松本の芸能活動休止を発表した直後に、松本はXで《事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす》と、14日放送の『ワイドナショー』への出演を予告。1月9日には松本の出演を認めていたフジテレビだが、1月10日に事態が一変。フジテレビと吉本興業が協議し、「総合的な判断」として松本の出演がなくなったことが報じられ波紋が広がった。世間の注目を集める問題だけに、松本の一挙手一投足が話題になる今。Xでの発言は控えたほうが良い、という指摘が相次いで寄せられた。《今回の件は黙ってたほうが良かったと思う》《騒動になっており、今はTwitterで発言すべきときではないと思うから。》《今回の騒動でマイナスにしか作用していない》《余計な一言でせっかくの人気が落ちてしまいそうだから》
2024年01月20日「やっぱり、テレビって面白い。最高だよ」3年ぶりに復活した『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系)の収録を終えた萩本欽一(82)は興奮冷めやらぬ様子で語り始めた。相棒・香取慎吾(46)への期待、3年前に逝去した澄子夫人への想い、「偶然で数字(視聴率)なんて行かない」という独自のテレビ哲学とはーー。「今回で私、この番組終わり」2021年2月6日放送の『仮装大賞』で萩本欽一は突如、降板を口にした。何があったのかーー。「体が持たないから、もう無理だと思ったの。80近くなってから、収録の終盤に疲れて『あと何組?』と聞くようになった。『8組です』と言われると、だいぶあるな……って。僕は二郎さんとのコント55号で、舞台を駆け回って世に出た。動けない欽ちゃんが座ってテレビに出るのは、自分が許さないのよ」勇退宣言から数カ月後、萩本はともに司会を務める香取と対面し、今後の番組について話し合った。香取が振り返る。「欽ちゃんに『仮装は慎吾ちゃんに託す』と言われたので、『できません』と断りました。何度も『慎吾にだったら』と繰り返されましたけど、『できません』って。包み隠すような言葉は欽ちゃんには通用しない。いつも、短く削ぎ落として伝えます。うれしいし、愛も感じますけど、託すものではないかなと」局には「再開してほしい」という視聴者の要望が何百通も届いていた。番組はアプローチを繰り返したが、萩本の意思は固かった。「80過ぎたタレントにテレビ出てくれって、幸せな話ですよ。だから、マネージャーに言わせるんじゃなくて、ありがとうって直接伝えたいと思って会ったの」編成局長とプロデューサーが事務所を訪れると、萩本はまず感謝を述べ、「もう出るつもりないからね。あとは慎吾ちゃんに頼んでよ。僕もうれしいから」と断った。 「そしたら、『“欽ちゃんが出ないなら僕も出ません”とハッキリ言われてます』って。慎吾も頑なだった。かわいいヤツだなと思ったよ。憎たらしいなとも感じたけど(笑)」萩本が何度拒んでも、なぜ香取の心境は変わらなかったのか。「どうして?と聞かれても不思議なぐらいに、それしか考えられなかった。僕は欽ちゃんに教えられて、テレビの世界で生きてきた。香取慎吾の選択としてはそれ以外ないと思う」周囲の熱意に萩本は折れた。「どうにもならないんだもん。だから、応援するって言ったの。そしたら、プロデューサーが『出演の仕方を考えます』と帰っていった」自らの限界に挑戦する新たなドラマの幕が開いたーー。■ずっと突っ込みをしていたから、「司会だけは無理だから」と言っていたいつの時代も、萩本欽一はタブーを打ち破ってきた。高校卒業後、東京・浅草の東洋劇場で修業を始め、25歳の’66年、坂上二郎とコント55号を結成。翌秋、『大正テレビ寄席』(NETテレビ、現・テレビ朝日系)から出演依頼が来た。「当時はカメラが固定されていて、フレームからはみ出しちゃいけなかった。迷ったけど、いつもと同じように舞台を駆け回った。怒られると思ってすぐ帰ろうとしたら、ディレクターが『僕らが間違っていた。また出てよ』と言ってくれた」常識を覆した2人はスターの座を射止める。’68年、土曜夜8時枠で『コント55号の世界は笑う!』(フジテレビ系)が始まった。音楽やドラマ中心のゴールデン帯で、コメディアンの冠番組は異例だった。コンビの活動を休止した’71年、萩本は日本テレビからオーディション番組『スター誕生!』の司会を要請された。「あらかじめ、事務所に『司会だけは無理だから』と言っていたの。ずっと突っ込みをしていたから、前に進められない。でもね、嫌だなぁ〜と思った仕事に運があった」池田文雄プロデューサーの「素人の味方になってくれ」という言葉に突き動かされた男は、またしてもタブーに挑戦した。通常、司会者は正面を向きながら、隣の出演者にマイクを差し出す。画面に2人が収まるようにするためだ。しかし、萩本はカメラに背を向け、わざと自分が映らないようにした。「絵が汚なくなるからカメラマンは僕を画面から切るわけ。すると、素人がアップで映る。スターになる確率が倍になるのよ。散々、テレビに出ている僕を撮っても仕方ない。若いころ、エキストラでドラマに出ても、後ろ姿しか映らなかった。有名になったら、新人の顔をアップにしてあげたいと思ったの」『スター誕生!』では森昌子、桜田淳子、山口百恵など数多のアイドルが生まれた。背景には、萩本の巧みな戦略もあったのだ。テレビの申し子はポツリと呟いた。「偶然で数字なんて行かないですよ」’75年に『欽ちゃんのドンとやってみよう!』(フジテレビ系)、翌年に『欽ちゃんのどこまでやるの!』(NETテレビ)という冠番組がスタート。同年、萩本は修業時代に同じ舞台に出ていた人気踊り子で3歳年上の澄子さんと結婚した。「若い放送作家が居候しているし、テレビ局の人が毎日打ち合わせに来るでしょ。スミちゃんは『子供との生活がままならない』と郊外に引っ越しましたよ。仕事も家庭もすべてうまくいく人生なんてない。運はいくつも転がってないのよ」日本テレビの欽ちゃん番を務めた神戸文彦氏(83)が証言する。「萩本さんは視点が違う。『ドラマってなんで全部横なの?』と疑問に感じて、『Oh!階段家族!!』という目線が縦のドラマができましたからね。どの番組も、入念にリハーサルして、本番で変えていく。何の準備もしないでアドリブしたら、それはデタラメだと教えられました。収録後の反省会は、いつも5時間を優に超えていました」’79年の大晦日に始まった『全日本仮装大賞』も好調だった。’84年9月1日、生放送の13回大会では、母親と子供3人の『影絵遊び』が優勝した。演技が終わると、欽ちゃんは幼い長男にマイクを向けた。萩本:練習はいつやるわけ?子供:昼間。雨戸閉めて、ライトつけてたから、暑くてしょうがなかった。ウチにクーラーないから。萩本:お宅、クーラー買わないわけ?子供:もう涼しいからいらない。萩本:どうしてお父ちゃん出なかったの?子供:真面目だから。萩本:じゃあ私、不真面目だ。子供:わからない。会場は爆笑の渦に巻き込まれ、視聴率は27.9%(関東地区/ニールセン調べ)に上った。「生放送で素人が40組、200人くらい出場する。普通、そんな番組は成立しませんよ。でも、萩本さんは笑いも入れながら、全員の演技、表彰式をバランスよく時間内に収める。それを当たり前のように見せていた」(神戸氏)■「僕は欽ちゃんに育ててもらったから、親しみやすいキャラクターになれた」(香取)’80年代前半、構成・演出も手掛ける『欽ドン!』『欽どこ』『週刊欽曜日』(TBS系)はいずれも30%を超え、イモ欽トリオ、わらべ、風見慎吾(現・しんご)などスターが生まれた。“視聴率100%男”に依頼は絶えず、’84年6月から『たみちゃん』(テレビ朝日系)、10月から『日曜9時は遊び座です』(日本テレビ系)も始まった。仕事に手を抜かない男の体は悲鳴を上げ、1日に数回めまいを起こすようになった。萩本は充電宣言をして’85年春から休養に入った。《芸能界って、いくら苦しくても悲しくても、いえないことがいっぱいあります。ぼくは自分の子供に、ひとつだけ守らせてることがあるんです。“泣くな”です。泣いたからといって、傷の痛みがとれるわけじゃない。……だから、おやじが泣くわけにいきません。もう大丈夫。少し休んで、また新しい笑いを考えますよ》(’85年2月23日付/朝日新聞夕刊)一時期よりも数字は落ちていたが、『欽ドン!』『欽どこ』『週刊欽曜日』は25%前後を獲得していた。「仮装もやめるつもりでした。でもね、プロデューサーの齋藤(太朗)さんがうまいんですよ。『あれ?雑誌の記事で大将はこう話してたよ。“仮装大賞の主役は僕ではありません。出場者の人です”。脇役が勝手にやめていいの?』って」数カ月後、『欽ドン!』『欽どこ』に復帰したが、以前のような視聴率は取れなくなった。それでも、『仮装大賞』の数字は高かった。’86年1月2日、生放送の17回大会では、女性が二の腕を『ボーンレスハム』に見立てた作品が優勝し、『はかり』が当時史上最低の1点を記録。素人中心の『仮装大賞』は、有名人揃いの『新春かくし芸大会』(フジテレビ系)に並ぶ正月の名物番組になっていた。「新年を家族と迎えていなかった。そのころ、『いつまでもテレビに出てると思わないから、あとでゆっくりね』って言ったの。だけど、仮装が正月じゃなくなっても一緒に過ごさなかった。1つぐらい物語を作ってあげればよかったな」その後も、萩本の若手育成力は衰えなかった。’88年には『欽きらリン530!!』(日本テレビ系)でアイドルグループ「CHA-CHA」をデビューさせて成功。’94年には『よ!大将みっけ』(フジテレビ系)で17歳の香取慎吾と共演。収録が終わると、萩本は毎回指導を繰り返した。香取が振り返る。「本当にたくさんのことを学びました。今、パッと浮かぶのは『テレビはあくまでもショーだ』という教えですね。僕は欽ちゃんに育ててもらったから、親しみやすいキャラクターになれたのかもしれません。でも、それ以上に番組の組み立て方などの理論を教わりました」萩本に話を向けるとこう答えた。「なんか言ったのかな。1つだけ覚えてる。初めての収録前、慎吾ちゃんの楽屋に行って『好きな果物、何?』と聞いたの。『桃』とか言ったのかな。『テレビってね、それ以外は正解だから』と話して去った」本番で、萩本が「小さいころ何になりたかったの?」と聞くと、香取は「焼き芋屋さん」と即答。アイドルの意外な反応に爆笑が起こった。「よくね、『素人をテレビに出して』と批判されました。でも、私はプロのようにしてから出しているの」テレビはあくまでもショーである─。演者は常人ではいけない。想像を絶する稽古、熟考を積み重ねた末に、笑いや感動が生まれる。“運”はその訓練をした者にだけ与えられるご褒美なのだろう。番組終了後も、香取は萩本の著書『「笑」ほど素敵な商売はない』を持ち歩き、勉強を重ねていた。還暦を迎えた’01年、萩本は『仮装大賞』から身を引こうと考えた。「でもさ、番組を終わらせるのはもったいない。香取慎吾に譲りたいなって自分から言ったんだよね」プロデューサーが「まずは2人で」と提案し、’02年元日の65回大会から香取が加わった。「僕は1年、2年で去ろうと考えてたの。でもさ、慎吾が一歩も前に出ないから(笑)。『今やめたらダメだ。慎吾が一本立ちするまで続けよう』と思ったら、20年経った」一方、香取はこんな想いを抱えていた。「僕としては『仮装大賞は欽ちゃんの番組』という意識が強い。だから、引いていたい気持ちがありました。ずっと『もう一歩前に出ろ』と言われてきたけど、自分は下がるべきだと思っていました」同年、萩本はもう1人のキーマンと出会っていた。日本テレビで若手ディレクター13人と深夜帯の『笑いの巨人』を制作。終了後、局の幹部が「誰が局を背負って立ちそうですか」と聞いた。名前を挙げると、「その局員と今度、特番作ってください」と頼まれた。「断った。一番と仕事すると、才能をダメにしてしまう。だって、僕に一歩引いてモノを考えるでしょ。好きにやらせればいいの。いちばんダメなヤツならいいよと言った」それが、今回『仮装大賞』の演出を務めた田中裕樹氏だった。ドキュメンタリーや報道に配属されても、幾度となく萩本に相談を持ちかけ、「いつかまた絶対に一緒に仕事をします」と誓っていた。「プロデューサーが局内でディレクターを探したら、『news every.』の田中が名乗り出たらしいの。『それなら気持ちよく出るに変える』と返事した。僕はテレビに出るとき、ディレクターやプロデューサーに惚れる。新しいよな。報道の人間がバラエティを作るって」数十年前に育てた2人が恩返しとばかりに、欽ちゃんを再びテレビに引っ張り出した。収録前、萩本が「80%ぐらい慎吾1人でやる気持ちで」と伝えると、香取は「90%やります」と燃えていた。『仮装大賞』の舞台に出る前、萩本はこんな感情も抱いていた。「テレビって、最終的には数字だと思うの。70歳や80歳で数字取るって無理だよ。だから、もう出たくない気持ちもあった。自分に価値がないとわかったら、すごくショックだから。でもさ、仮装のために頑張ってる人がいるのにお休みして悪かった。怒られるだろうなと思って出ていったの」意を決した欽ちゃんが登場すると、万雷の拍手と歓声が飛び交った。誰もが待ち望んだ復活だった。「拍手がすごかった。こんなに喜んでくれる人がいるのかと驚いたよ。長いことテレビに出てきたけど、あんなに熱い拍手はなかった。『欽ドン!』が当たったときの拍手は忘れられなかったけど、今になって一番が出てきた。本当に幸せな気分だった」萩本に恩を感じている香取の気持ちはさらに奮い立った。「欽ちゃんが今回の『仮装』に挑むスタンス、一歩踏み出せなかった胸の内を話してくれた。並々ならぬ決意を感じて、僕も一歩前に行けました。それでも本番中、『前に行きすぎていないかな』と気にしていた。すると、欽ちゃんが察してくれて『いい感じだから、そのままもっと前へ!』と背中を押してくれました」今回、審査員にオードリーの若林正恭(45)が初登場した。萩本に興味を抱く若林の希望で、2年前からラジオ特番『キンワカ60分!』(ニッポン放送)を始めた仲だ。「最初に若林を指したとき、マジなコメントから始めて、最後にきちんと落とした。『やっぱりいいな』と思った。僕は、全部笑いにする人好きじゃないの。(修業時代に過ごした)浅草の軽演劇って笑いだけじゃないから。テレビは大人に好まれないと数字行かないんですよ」休憩20分を挟みながらも4時間に及ぶ収録を終えると、萩本は香取に「正直言って、今まで苛立ってたよ。でも、今日の慎吾は最高だったな」と声を掛けた。「俺が危ないと思ったから、とことん頑張ったんじゃない?慎吾が『初めて褒められた。今まで本当にヒドかったんですか?』と聞くから、『ヒドかったよ』って(笑)。20年前から舞台裏で『1人でやってこいよ』と何度も言っていたからね。アイツ、本当にかわいいの。テレビ出たらさ、先輩を押しのければいいのに、絶対に欽ちゃんの前に出ようとしないんだもん」■「スミちゃんはね、自分でお金を払ってこっそり僕の舞台を見に来てくれていた」一歩下がって相手を立てる香取は、素人のよさを引き出す番組に最適だと萩本は見抜いていたのか。思えば、’20年に逝去した澄子夫人も似たような性格だった。「正直、不気味だなと思ってたの。僕がさ、家庭を顧みないのに、何にも文句を言わない人だったから」亡くなる数カ月前、萩本が病院にお見舞いに行くと、息子が母親に質問した。息子:お父さんのどういうところが好きで結婚したの?母親:まあ好きはないわね。息子:ウソでしょ。好きでもないのに結婚しないよ。母親:好きじゃなくて、ずっとファンだった。「この言葉で疑問が解けた。僕の仕事をずっと応援してくれていたんだね。私の中では、いつまでも『お世話になった姉さん』という感覚だった。スミちゃんも俺のこと『ねえ』とか『ちょっと』としか呼ばないしね。一度、夜に名古屋から新幹線に乗ったらさ、(家に近い)小田原で停まると気付いたの。『帰っちゃおうかな』と電話したら、『気使わなくていいから』って。誰か来てんのかと心配になるよな」亡くなった直後、妻の妹が「お姉ちゃんが最後に入院したとき、何を持ってきたと思う?」と聞いた。想像もつかない萩本の目を見ると、小さなバッグを指した。「化粧道具だったの。僕には化粧した顔で会いたかったんだって。だから、夜にいきなり来てほしくなかったみたい」澄子夫人は決して表に出ることはなかった。「明治座の舞台が終わった後さ、マネージャーが『奥さんを客席で見かけましたよ』って言うの。自分でお金を払って来たみたい。家に帰って『楽屋に寄ればいいのに』と言ったら、『いいの、いいの』って。仕事に家庭を持ち込みたくない僕の気持ちを察知していたんだね。最高に心地いい人だったよ」■「収録の終盤、心の中で呟いたんだ。『欽ちゃん、やればできるじゃない』」“察する力”を誰よりも持っているのが、萩本自身である。「『仮装』の収録後、若林が挨拶に来たから、『俺が番組に推薦したと思ってるんだろ。違うからな』と言ったの。そんな要望出したら、プロデューサーが困るだけだよ。事務所って、すぐバーターをしたがるでしょ。(萩本を見いだした浅井企画の初代社長)浅井(良二)さんなんか、陰で『ウチのタレント使って』と僕によく言ってたもん」業界の論理で動けば、視聴者に見抜かれる。欽ちゃん番組で開眼した真屋順子、中原理恵、柳葉敏郎などは他事務所出身。同じ事務所の斎藤清六(75)や小堺一機(68)、関根勤(70)は長年の下積みを経てから起用に至った。現在も『仮装大賞』監修を務める神戸氏が言う。「タレントでも常連でも作品がよくなければ本選には出場できません。萩本さんが直接何か言うわけじゃないけど、『忖度しない』という精神がスタッフに根付いている」これが数字を取る秘訣なのか。44年、99回も続く長寿番組は正直な姿勢を貫いていた。萩本は「慎吾が80%やってくれた」と謙遜するが、素人のよさを引き出す技術や独特の視点は健在だった。82歳になっても、知力と情熱は変わっていない。3年目を迎えたYouTubeは「どうも手応えを感じない」とリニューアル。今後は月1回、ライブ会場からも配信予定だ。『仮装大賞』の収録では次回の出場者も募集していた。欽ちゃんは「びっくりしたよな〜。いや〜」と驚きながら、こう話した。「あまりに気持ちよかったんで、僕はディレクターに言ったよ。『次、100回記念を成功させるために99.5回ってのやらしてくれる?』って。『……なんですか、それ』って固まってたけど。収録の終盤に『あと何組?』と聞いたら、『あと3組です』って。そのとき、疲労してないやと思ってさ。心の中で『欽ちゃん、やればできるじゃない』と呟いたよ」挑戦する勇気を忘れない限り、何歳になっても奇跡は訪れる。天国のスミちゃんは、まだまだ走れる欽ちゃんに言うに違いない。「ねえ、まだまだそっちで頑張ってよ。私、化粧道具忘れたからさ」(取材・文:岡野誠)
2024年01月20日