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来年9月16日で引退することを表明している安室奈美恵(40)が、11月11日放送のTOKYO FM「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」に生出演。発売されたばかりのベストアルバム「Finally」やライブ観について語った。 「Finally」というタイトルについては「『やっと』という意味がある」として、「いよいよ、やっと25年にたどりついた、25周年イヤーが始まる、やっとこのアルバムを完成させることができた、いろんな気持ちを込めました」と明かした。また「私のすべてを表現するところ」と自負しているライブについては、「ライブのために楽曲を選んでレコーディングしているし、ライブに向かって始まり、ライブで終わる。自分にとって大切なもの」とストイックな姿勢もみせた。 2月からは25年のアーティスト生活史上最大公演数となる国内5大ドームツアー及びアジア公演を開催するが、セットリストはファン投票で決定する。「どんな曲が選ばれるかドキドキしています。ファンの皆さんが純粋に単純に楽しめるコンサートにはしたい」と、ファンを第一に考える彼女らしい一幕もあった。 今作はすでに予約件数だけでもミリオンを突破しているという異例の事態だが、安室にとっての“聖地”である渋谷では「アムロ詣で」なる現象が起きている。 発売初日である8日、渋谷の街はまさに安室だらけだった。ランドマークのSHIBUYA109のビル正面には、全盛期であるギャル時代を彷彿とさせるストレートロングにミニスカ、ブーツ姿の全身ポスターが登場。性別や年齢問わず、スマホで写真を撮る人の姿であふれていた。アムロは10代、20代、30代、40代の4世代でミリオンセラーを達成した“唯一のソロアーティスト”。その影響力を存分にみせつけていた。 引退まで1年を切ったとはいえ、安室フィーバーはまだまだ加熱しそうだ。
2017年11月12日ダウンタウンの松本人志(54)が11月12日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。ネット上で話題となっていたTwitterでの発言について、その真意を語った。 松本は6日、自身のTwitterを更新。《バラエティはいよいよ大変だ。でもさ。でもやん。テレビで腹痛いぐらい笑わせたいやん。それが人志少年の夢やったからな》と投稿した。 司会の東野幸治(50)は、長寿バラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)の番組終了や、年末恒例の『笑ってはいけない』シリーズ(日本テレビ系)での見せ場である“おしおき”を例に挙げ、松本に真意を尋ねた。 松本は、「いろんな意味合いが込められていますよ。子ども時代、テレビっ子でしたから。テレビにすごく笑わせてもらったから。恩返しじゃないですけれど、僕もテレビで面白いことをしたいなと思う。けれどもなかなか、やりにくい状況が続いているということを、人志少年が嘆いたということなんですよ」と語った。 また、インターネットテレビ局・AbemaTV『72時間ホンネテレビ』にも言及。元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が72時間の生放送に出演し、大きな注目を集めた番組だ。松本は、「ああいうのが盛り上がっていたらしいので、そういうのを聞くと、地上波テレビも負けていられないな」とコメントした。 とはいえ松本自身も地上波だけでなく、Amazonの動画配信サービスでオリジナル番組をプロデュースしている。「僕もAmazonで番組とか、させてもらっていますよ。それはそれで楽しいし。でも、地上波は地上波で、ダブルスタンダードで面白いことをやっていきたいなぁ」と、展望を話した。 続けて、放送界の第三者機関である放送倫理・番組向上機構(BPO)にも言及。「そもそもBPOって、番組の倫理やテレビ番組を向上させたいということで始まっているんですよね。ところが今、テレビ局とか作り手側も委縮しちゃって。逆方向に行っていないか」と、疑問を呈した。 BPOは、視聴者からテレビ番組に向けた抗議の受け皿としても知られている。2014年にはダウンタウン出演の『笑ってはいけない』シリーズが、視聴者の抗議を受けて審議入りとなったケースもあった。
2017年11月12日写真週刊誌「FRIDAY」で報じられた競馬・武豊騎手(48)とタレント・小浦愛(26)の路上キス写真スクープ。11月10日放送のフジテレビ系「とくダネ!」では、自宅前で武を直撃していた。 武は手をつないでいる写真について「いや握手じゃないですか」とコメント。路上キスについては「してない、してない。してないですよ」と否定し。「結構ハグとかはしますよ。男ともキスしますよ。フレンチキスみたいのはしますよ」と笑顔で明かしていた。 番組はさらに、元タレントの量子夫人(49)を取材。「主人、お酒を飲むとフレンドリーになってしまうんですね」と説明し、写真についても「見ないで欲しいと言うので見ないで、この件は解決いたしました」と告白。「きつく、もう怒りすぎたかなっていうぐらい怒りすぎてしまいました」と厳しく叱ったことを明かした。 世間の反応はというと、量子夫人の気概にアッパレの声は多いようす。《量子夫人にしっかり調教されてるね》《素直で正直にご主人を立てていらっしゃる》《見習わなきゃだ笑》と神対応を讃える反応が目立っていた。 しかし「FRIDAY」で武の妻も取材に応じ、さらには“2ショット”撮影までしていたことに違和感を感じるひとも少なくはないようだ。 仲睦まじく受け答えしているようにも見えるが、《夫人同伴のインタビューだなんて、既にお互い手打ち済みじゃねぇかよ》《FRIDAYに「ツーショット撮ってくださいよ!」なんて、不倫相手の若い女に見せつけるためのポーズ》《武豊がFRIDAYに撮られたやつやってたけど奥さんがあの行動で神対応とか言ったマスコミが本当に嫌い》など厳しい意見も。 小浦のTwitterアカウントは依然、消滅したまま。このまま“落馬”するのみか。
2017年11月12日真っ赤な毛氈が敷かれたステージに、和服姿の日本人女性がしずしずと登場してひざまずく。正座をして客席に向かってお辞儀をすると、「いったい何が始まるんだ?」と、人びとの視線が集まってきた。ところはアメリカ・ロサンゼルスのロングビーチ。世界最大のお茶の見本市「ワールド・ティー・エキスポ」が開催中の巨大なコンベンションセンターだ。 この日も会場は喧噪に沸き立っていたのだが、ステージ上の茶道家・竹田理絵さん(51)が静かに茶道具を並べ、袱紗で茶杓や茶器を清めていくにつれ、会場は少しずつ静まっていく。その凜として美しい所作に、何百人もの来場者が足を止めて固唾をのむ。やがて竹田さんが釜から柄杓で茶椀に湯を注ぎ入れるころには、静寂があたりを包んだ。 「緊張ですか?それが、しないんです。いつも自然体です。茶道は常に自分に向き合い、ひとたび釜の前に座って点てはじめると、自分だけの世界に入り込めてしまうんです。ひたすら、そのときの自分ができる最高のお茶を点てて差し上げる。それが茶の湯の精神で、おもてなしの心だと思います」(竹田さん・以下同) 茶道の魅力を世界に広めたいと、竹田さんが東京・銀座に「茶禅」を設立したのは、’14年9月。日本人はもちろん外国人観光客に茶道体験プログラムなど、日本の伝統文化を提供する事業を行っている。 冒頭の「ワールド・ティー・エキスポ」に初参加したのもこの年である。竹田さんのお茶のデモンストレーションは評判を呼び、その後もパリをはじめ、中国の厦門、バンコク、ロンドン、ミラノなど、各国の見本市や博覧会でお点前を披露してきた。 竹田さんは’66年2月、東京・神楽坂生まれ。母は裏千家の正教授、祖父は掛軸の表装を手がける表具師である。竹田さんが、お茶の力を痛感したのは就職してからだ。青山学院大学を卒業後、日本IBMに入社。配属された部署はコールセンターだった。 「ヘッドセットのマイクをつけて、お客さまからのクレーム対応です。『早くなんとかしてほしい!』とか『プリンターがつながらないじゃない!』など、一日中怒られてばかりです」 身も心も疲れきって帰宅する毎日だった。そして気がつけばお茶を点てていた。学生時代から母の手ほどきを受けていた竹田さんだが、そのありがたさが身に染みたのが、苦しかったこの時代だ。 「家に帰ってお茶を点てると……ほんとうに無になれたんです。重くのしかかっていたストレスがスコンと空になって、次の日にはまったく新しい気持ちで仕事に行ける。茶道の力だと思いました。やはり、日本文化には、何かすごいパワーが備わっているのだと思いました」 やがて、コールセンターでの実績が認められ、竹田さんは人事部の部長付秘書に抜擢された。外資系企業だけに、取引先など多くの外国人が訪れる。そんなとき、竹田さんは少し複雑な、寂しい思いをすることが多かったと話す。 「お客さまから日本文化について尋ねられても、上司や先輩のほとんどがきちんと答えられなかったのです。お茶について聞かれても、『茶道?自分はやったことがないから』って。そこで話が切れてしまったりして。外国の方は自国の文化に造詣が深いので……。そのような様子を見ていて、日本人なのに、こんなにも茶道は知られていないのか、と」 そしてあらためて気づいた。 「茶道は、すべての日本文化につながっているのです。お茶室の床の間には掛軸があって書道につながっているし、お花はもちろん華道。お香は香道、和食や和菓子、着物、焼き物、建築。茶道に足を踏み入れてくだされば、そこから日本の伝統文化の世界が広がっていくんです」 26歳のときに、5歳年上の自営業の男性と結婚。3年後に日本IBMを退社し、34歳で長女を出産。OL時代にはさまざまな習い事をして、「池坊華道教授」「日本紅茶協会認定講師」などの資格を取得。子育ての間も母親の茶道教室を手伝うかたわら、自宅で資格を生かして「おもてなし教室」も開いた。 転機は、’13年10月のこと。長女が中学生になるころ、竹田さんは「主婦の片手間ではなく、本格的なビジネスをしたい」と意欲をみなぎらせていた。ちょうどそのとき友人から聞いたのが、海外型の創業補助金制度だった。事業計画を提出して採択されれば、補助金が出る。 「ただ、提出の締切りまで2カ月しかなくて。周りからは、『来年にすれば』とか、『実績がないから無理だ』など反対の声ばかりでしたね」 しかし、竹田さんは寝る間も惜しんで事業計画を作り上げ、見事に採択される。こうして、「茶禅」を設立。 「自分で茶禅の資料やチラシを作って、旅行会社やホテルなど、一軒一軒、営業にまわりました。初めは『置いといて』と素っ気なくされることが多かったです。そもそも、茶道体験をビジネスとして展開しているところは、少なかったようです」 だが、時代の流れが茶禅を後押しした。“おもてなし”が流行語になった東京オリンピックの開催決定や、国の政策もあり、茶禅を設立した’14年の約1,341万人から、’15年が約1,974万人に外国人観光客は急増。さらに’16年は約2,404万人まで増加した。旅行会社やホテルから茶道体験の依頼が来るようになった。海外でのデモンストレーションも好評を博し、ビジネスは軌道に乗る。 「茶道というと格式高いというイメージがあるかと思います。海外ではなおさらです。私はどうにかしてもっと身近なものにしたいと思っています。子どもにも若い人たちにも、格好いい、クールと言ってもらえるような。お道具にしても、どんな器でもいいと思うんです。実際、マグカップを持参してきた方に、一服点てて差し上げたこともありますよ(笑)」
2017年11月12日「事前に、『昔のサムライはにじり口から入るために刀を外した。“茶室ではどんな人間も平等である”という、千利休の説いた茶の湯の精神なのです』と説明しますから、みなさん、何としてでもにじり口から入ろうとなさいますね。ズボンがひっかかって、お尻が半分出てしまったお客様もいらっしゃいました(笑)」 ふんわりと柔らかくほほ笑むのは、茶道家・竹田理絵さん(51)。茶道の魅力を世界に広めたいと、竹田さんが東京・銀座に「茶禅」を設立したのは、’14年9月。日本人はもちろん外国人観光客に茶道体験プログラムなど、日本の伝統文化を提供する事業を行っている。 ’14年に初参加した「ワールド・ティー・エキスポ」で、竹田さんのお茶のデモンストレーションは評判を呼び、その後、パリをはじめ、中国の厦門、バンコク、ロンドン、ミラノなど、各国の見本市や博覧会でお点前を披露。驚いたことに、竹田さんは「ゲリラ茶会」と称して、訪問した国々の路上でもお茶会を“開催”してきた。 「もともと私はアウトドアが好きなんです(笑)。路上に毛氈と傘を持っていって、ポットのお湯でお茶を点て、道行く人たちに、『ジャパニーズ抹茶、いかがですか』って。たくさんの方が興味津々で召し上がってくださいます。そうそう、ロンドンでは、おまわりさんから『何してる?』ととがめられそうになりましたが、『ジャパニーズ・ピクニックです』と答えたら、笑って行ってしまいました」 昨年4月、首脳会談のために来日したエストニア共和国の首相が銀座の茶室を訪れた。しかし、VIPを前にしても、竹田さんはいつものように無心にお茶を提供するだけで緊張することはなかったという。 「点てたお茶を楽しんでいただこうという気持ちは、どの方にも同じですから」(竹田さん・以下同) 以前、ロサンゼルスのロングビーチで“路上茶会”をしたときには、こんなことがあった。海岸のベンチに毛氈を広げて準備していると、そのベンチの“住人”なのか、初老のホームレスの白人男性が近くで見ていたのである。 「でも、何かが始まると気がついて、自分のような者がいたら申し訳ないという感じで立ち去ろうとするんですね」 そんな彼を、竹田さんは「日本のお茶です。一服いかがですか」と呼び止めた。男性はけげんな顔をした。伸び放題のヒゲで塞がりそうな口元をモゴモゴさせ、「自分なんかにいいのか?」と言う。 竹田さんはいつものように、自分が点てることのできる最高のお茶を入れるために、一心に茶筅を振った。彼はヒゲをかきむしりながら、黙って見つめている。やがて奇麗な泡が一面に立った抹茶が入った茶碗を竹田さんが差し出すと、おずおずと受け取って一口飲んだ。 すると、それまで険しかったホコリだらけの彼の顔がみるみる柔らかくなり、満足そうな表情で「うまい……」と漏らしたという。小声で「サンキュー」と告げて去っていく彼に、竹田さんは深々と頭を下げて見送った。 今年10月27日、竹田さんは東南アジアの王国、ブルネイに招かれた。王の即位50周年を祝う式典のティーセレモニーで、300人の招待客が見守るなか王女にお茶を点てた。翌日には宮殿の晩餐会に招かれ、元王妃にお茶を一服差し上げたのである。 王女は「こんなにおいしいお茶は飲んだことがない」と感激し、元王妃からは「そのお点前は、まるで舞をみたような気がします。とても美しく厳粛なものなのですね」との言葉をもらった。 「日本の伝統文化の茶道をたくさんのブルネイの方々にご覧いただいたこと、おいしいお茶を点てることができましたこと、ただただうれしくホッとしました」 さすがに今回ばかりは竹田さんも緊張したのではないだろうか。 「いえ、お茶を点てるときは、どんなに豪華な宮殿であっても路上であっても、私には変わらないです。そんなこと言ったら、怒られてしまうかもしれませんけど(笑)」 誰もが心を開き、フレンドリーになるお茶の心は、これからも世界へ“輸出”されていく。
2017年11月12日「役所広司さんは『女優じゃないのに、こんなに演技上手な人がいたとは……』と驚いていました。専務役の志賀廉太郎さんも『もっと早く演技の勉強をしていたら、大竹しのぶさんぐらいの大物になっていたかも』と絶賛しています」(TBS関係者) 現在大ヒット中のドラマ『陸王』(TBS系)。主演・役所広司(61)の存在感もさることながら、阿川佐和子(64)の好演ぶりにも注目が集まっている。 役所が演じるのは、老舗足袋店「こはぜ屋」4代目社長・宮沢紘一。阿川が演じているのは、社長を支える縫製課リーダー・正岡あけみ。主役と並ぶ物語のキーパーソンだが、阿川はなんと今回が連ドラ初めてのレギュラー出演!本来は作家でエッセイストの彼女が、いったいなぜこれほど見事な演技を見せられるのだろうか。そこには“秘訣”があるという。 「彼女はやっぱり“聞く力”が凄いんです。現場ではいつもスタッフや共演者と話に花を咲かせています。内容は演技論から雑談までさまざま。でも会話の間にうまく質問を織り交ぜることで、どうすればいいのかを聞き出しています」(ドラマ関係者) 週刊文春の対談連載『阿川佐和子のこの人に会いたい』では、1千人以上から本音を聞き出してきた阿川。12年発売の著書『聞く力心をひらく35のヒント』(文藝春秋刊)は累計150万部の以上のベストセラーとなっている。“対談のプロ”だけに、現場での会話からもヒントを得ているようだ。そしてもうひとつ、阿川の演技力を支えているものがある。 「実は彼女、観察力も優れているんです。モノマネが大得意でよく披露してくれるのですが、とにかく的を射ていて本人そっくり!つまり、それだけ普段から他人のことをよく見ているのでしょう」(前出・ドラマ関係者) そんな2つの力が、たぐいまれなる“女優力”を生み出しているのだ。11月1日には、撮影現場で64歳の誕生日を迎えた阿川。ドラマの公式ツイッターでは共演者に囲まれた写真とともに、温かい祝福のメッセージも寄せられていた。 「現場は主演の役所さんではなく、彼女を中心に盛り上がっていますね。阿川さんはNGもほとんどないので、スタッフ受けも最高。ドラマはすでに最終回の拡大スペシャルが決まっていますが、彼女を中心としたスピンオフ企画の話も浮上しています」(ドラマ関係者) 役同様、現場でもムードメーカーとなっているようだ。
2017年11月12日萩本欽一(76)が11月10日放送の『あさイチ』(NHK)に出演。番組の「プレミアムコーナー」で、昨今のテレビについて「今汗かいてやらない」と語った。 この日、番組ではNHK BSプレミアムで放送される『欽ちゃんのアドリブで笑(ショー)』の舞台裏を紹介した。同番組は台本がいっさいなく、萩本からの無茶振りにひたすら出演者が答えていくというスタイル。司会の井ノ原快彦(41)が「やる方も大変だけど指示を出す方ってどんな感じなんですか?」と聞いたところ、「とにかく今汗かいてやらないじゃない」と最近のテレビへの感想を漏らしたのだ。 さらに「一生懸命やってはいるだろうけど、汗かくほどじゃない。だから言葉だけになっちゃったんだよね。言葉だけのお笑い。我々が修行したのは言葉言わないで動けっていう。なるべく言葉を言わない」と続ける萩本。有働由美子アナ(48)が「なんでそうじゃなくなっちゃったんだろう。テレビは動きがあったほうがいいのに」と漏らしたところ、「テレビって心配症だから。間違えないようにって台本があって」と段取り重視の番組作りに苦言を呈した。 この持論に「この番組も段取りと違うことが起きるときに、スタジオの熱が上がる感じがする」と井ノ原が同意すると、「それも立って動きながら話せばいいじゃない」と“欽ちゃんのバラエティ講座”がスタート。台本にはない段取りで突然セットから下りてカメラやスタッフを慌てさせたかと思えば、VTR中に萩本がスタッフの女性に話しかけに行く一幕も。「テレビは今ですから。大事なのは」と語り、“欽ちゃんのテレビ流儀”を実践してみせた。 番組放送を受けてTwitterでは《自分で汗かいて観てる人に感動を与えないとって、 そうだよなー。 誰も傷つけない笑いがいいよねぇ》《欽ちゃんが言うTVの面白さ存分に味わいました!》《すごく面白いし深いしとにかく人があったかい》など、テレビの“面白さの原点”に気づかされたという人が続出。トレンドにも「欽ちゃん」の名前が上がった。 「めちゃ×2イケてるッ!」「とんねるずのみなさんのおかげでした」(ともにフジテレビ系)といった長寿番組の終了など、大きく揺れ動いている昨今のテレビ業界。今必要とされているのは、欽ちゃんの言う“計算のない汗かく笑い”なのかもしれない。
2017年11月11日「先週まで、1カ月半ほど海外に出ていました。インド、ブータンにある聖地を巡る旅です。祈りを捧げ、クンダリーニヨガ(※ヨガの一種で、身体面よりも、より精神面の変化を重視している)を極めようと試みる毎日でした。これまでも、さまざまな国を巡ってきましたが、いつも素晴らしい出会いや、大切なメッセージに恵まれることに感謝しています」 大きな瞳を輝かせながら、話してくれたのは時任千佳さん(50)。ライフ・カウンセラーとして、日本のみならず世界を駆け回る彼女は、これまで大勢の人々の心を癒してきた。明るい笑顔も印象的な千佳さんだが、少女時代は悩み苦しむことも多かったという。 「幼いころに両親が離婚し、母が家計を支えることになったのです。よく霊体を見たり、話しかけられたりといった体験もありましたが、忙しくしている母になかなか甘えられない寂しさも、私の“霊媒体質”をより強めていったのかもしれません。18歳からモデルの仕事を始め、さまざまな場所に赴くようになっても、ホテルに泊まって眠ることなんて、とてもできません。地縛霊のために、一晩中おびえて過ごすこともしょっちゅうでした」(千佳さん・以下同) しかし、当時の千佳さんは「怪しい人間」と思われることが嫌で、なかなか人に相談することができなかった。 「当時は、なぜ自分ばかりそんな目に遭うのかわかりませんでした。いま振り返ると、『なぜ自分は生まれてきてしまったのだろうか』という虚無感や絶望感が、私を霊のいる次元につながらせていたのかもしれないと思います。ぜんそくやアレルギーも私を苦しめました。体調が悪い日が続き、仕事のない日は家にひきこもっていましたね」 食事療法・鍼療法・漢方……と、いろいろ試してみても、なかなか快方には向かわなかった。 「わらにもすがる思いで、スピリチュアル系の書籍も読んでみましたが、あるフレーズが私の心に飛び込んできたのです。それは、《なりたい自分を毎日寝る前にイメージする》というものです。いまはよく耳にすると思いますが、当時は目からウロコが落ちる思いでした。その日から“なりたい自分”を具体的にイメージするようにしました。いつも笑顔で元気になった自分の姿、愛にあふれた家庭、住みたい家……。実はこのとき思い描いていたイメージは、すべて現実のものになっています」 イメージトレーニングとの出合いで、少しずつ笑顔を取り戻していった千佳さんには、もう一つの“運命的な出会い”が待っていた。彼女が俳優・時任三郎(59)と出会ったのは22歳のとき。ドラマ『ふぞろいの林檎たち』シリーズで注目を集めた時任は、映画やCMでもその存在感を増していた。 「友人にパラグライダーのイベントに誘われたのです。『もっと元気になりたい』という思いもあって参加したのですが、足を捻挫してしまって(笑)……。そんな私の足を氷で冷やしてくれたのが、イベントの主催者の時任だったのです」 時任と、千佳さんが結婚したのは’90年12月、彼女が24歳のときだった。友人たちといっしょに行ったニュージーランドの山頂で、「ここで結婚式を挙げよう」とサプライズプロポーズを受けたのだ。帰国後の’91年2月に入籍、4月には俳優・真田広之と“合同披露宴”を開催し、話題を呼んだ。 「結婚後、主人は意外に思ったかもしれません。人前では明るかった私が、家では体調を崩して寝込んでばかりでしたから……。実は結婚するまで、私の霊媒体質のことは、彼には話していませんでした。私自身も“目に見えない世界”の存在を無意識に拒否していましたし、彼に『怪しい人間』と思われたくなかったからです。『彼は、何でこんな私と結婚してくれたのだろう』、と悩む日もありましたね。でも主人は、もっと深いところで私を心配してくれていたようです」 時任が、千佳さんにいつもかけてくれていたのが「慎重になったほうがいいよ」という言葉だった。 「能力を意識しすぎることで、私が生きづらくなるのではないかと、考えていたのでしょう。主人のおかげで、『自分は本当は孤独ではないのだ』と思えるようになり、自分を愛せるようにもなりました。すると、むやみに霊体を見たり、霊に話しかけられたりということはなくなったのです。私が能力をある程度コントロールできるようになったのは、主人との結婚がきっかけになっています」
2017年11月11日11月10日、フジテレビ系「ダウンタウンなう」に山口百恵(58)さんと三浦友和(65)の次男・三浦貴大(32)が出演。レギュラーの坂上忍(50)に「初めまして」と挨拶したところ、「初めましてでもなんでもない!」と幼いころに二人が出会っていたことが発覚した。 俳優として共演した友和に昔、可愛がられていた坂上。友和が毎年、清里のペンションで開いている懇親会に招待されたことがあるという。真冬に7時間かけてペンションにたどりついた坂上は、連れて来た愛犬を外に放すことに。犬は雪の中をはしゃいで走り回り、大喜びしていた。 ところがその時、当時小学校低学年だった貴大が雪を固めて犬にぶつけてきたのだという。坂上は「てめー!!このやろー!!」と激怒。叫びながら追いかけると貴大はペンションに逃げ込み、百恵さんに抱かれ震えながら泣いていたのだった。 「お兄ちゃんはちゃんとしてたけど、(貴大は)ずる賢い顔してた」と当時のことを責められた貴大。「子どもだったから、全く覚えていない」と慌てながらも、「その節はすみませんでした」と頭を下げた。 また三浦家の自宅に遊びに行ったこともある坂上は、「百恵さんは普通の方。リクエストに応えてご自宅のカラオケで『いい日旅立ち』を普通に歌ってくれた」と百恵さんの素顔を激白。貴大に「(母は)僕の前では自分の歌を1度も歌ったことないです」と驚かれていた。
2017年11月11日「『過保護のカホコ』は、私も見ていました。主人は、子ども思いでマメで、いつも一生懸命で……、実生活もあんな感じですよ。本当に無欲なんです。『えっ?何で受けなかったの!?』と、思わず言ってしまうような、“すごい仕事”をあっさり断ってしまったり。お金にも執着しませんし、物欲もない、ブランドの名前も知らないし……、あっユニクロは知っていましたね。ふつうの人なら、ヨガで瞑想をしながら、やっとたどり着けるような境地に、自然に立っているんです。不思議な人ですよ(笑)」 そう話してくれたのは、俳優の時任三郎(59)の妻・千佳さん(50)。ライフ・カウンセラーとして、日本のみならず世界を駆け回る彼女は、これまで大勢の人々の心を癒してきた。2人は’91年2月に入籍、’91年に長男、’93年に長女、’99年に次男と、3人の子どもに恵まれた。千佳さんは’10年から’12年までの2年間、東京・青山でヒーリング・サロンを開催。 現在、千佳さんは世界の聖地からブログでメッセージを発したり、日本各地でヨガのワークショップを開催したり、著書『いいことしか起きない30のルール』(幻冬舎文庫)を出版したりと、活動の場を広げている。そんな彼女の活動を支えてくれているのが、夫・時任の存在だという。 「青山でヒーリングサロンを開催していたときは、次男がまだ10歳ぐらいでした。私が不在のときは、主人が家事も育児も完璧にこなしてくれています。かえってくると、家がすごくキレイになっているので驚きます(笑)。実は彼は、高校時代に手芸部に在籍していて、縫い物が得意なんです。私が外出間際に、裾のほつれに気が付いたときも、『すぐに縫える?』と、お願いすると、さっと上手に縫ってくれたりします。わが家は、私を含めて子どもが4人(笑)。主人が父親役も母親役もこなしてくれているんです。本を出版するときは主人には相談しませんでしたが、出版後に一言だけ、『よくなる人がいれば、素晴らしいことだね』と、言ってくれました」(千佳さん・以下同) 結婚から27年。千佳さんは、“主人”という言葉を口にするたびに、表情がやわらかくなり、幸せぶりが伝わってくる。“夫婦円満の秘訣”を聞いてみた。 「自分だけやりたいことをして幸せになって、というばかりではいけないと思います。著書にもこう書きました。《恋愛における失敗の多くは、パートナーを支配することから始まります》。愛情には、『宇宙的な愛』と『地球的な愛』があると考えています。『地球的な愛』は、嫉妬したり、相手の携帯電話をチェックしたりと、愛するがゆえに相手を支配しようとするものです。『宇宙的な愛』は、本当に相手の幸せを願うものです。極端なことを言えば、相手に好きな人ができたことさえ、喜ぶべきなのです。万が一、主人から『好きな人ができた』と告白されたら、悲しみながらも祝福してあげられる自信があります。慰謝料とかで、もめたりしませんよ(笑)。もちろん、そんな事態は起こらないでほしいですし、少なくとも私から別れ話をすることはないと思います」
2017年11月11日お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史(47)が9日深夜放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』で、明石家さんま(62)から「初めて褒められた」と感激したエピソードを明かした。 先日、21年間続いたフジテレビ系バラエティー番組『めちゃ×2 イケてるッ!』が来春で終了することが決定。岡村は「ひとつの番組が終わるということだけで、こんなに世の中の人からいろいろと言われるということは、本当にいろいろな方々に可愛がっていただいた番組だったんだな」と語った。 つづけて「平成のひょうきん族を目指して頑張ってきた。東京に来て、右も左もわからへん、ダウンタウンさん、ウンナンさん、とんねるずさんがいる中に、土曜8時で入っていかなアカンあのプレッシャー。だからもっとみんなに褒めてほしいんですよ!」と番組開始当初を振り返りながら心境を明かした。 そんな岡村は、以前からさんまに「土曜8時は俺の枠やからいつでも返せよ」と言われていたそうで、「土曜8時、お返しすることになりました」と番組終了を電話で報告。するとさんまは「ほんまか。21年よう頑張った。大したもんや」とねぎらいの言葉をかけてくれたという。 岡村は「初めて褒めてもらったんですよ。あのさんまさんに。これまでダメ出ししたされたことなかったんですけど」と喜んでいた。
2017年11月10日「政府は、『出国税』という新しい税金の導入を検討中です。出国税とは、日本を出て海外に行く際にかかる税金。日本を訪れた外国人や、日本人の海外旅行者なども含めた出国者全員から、1,000円ずつ徴収する案が有力です」 こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。昨年1年間の訪日外国人は約2,404万人(日本政府観光局調べ)。日本人の出国数、約1,712万人(法務省調べ)と合わせて、4,000万人以上の人から1,000円ずつ徴収すると、400億円を超える新たな税収が生まれる。 「今後、訪日客が増えれば、さらに大きな税収減になると期待する声があります。いっぽうで観光客誘致に水を差すとの反対意見もありますが、政府は来年度の税制改正大綱に盛り込み、’19年度からの実施を目指しています」(荻原さん・以下同) また、先の衆議院議員選挙では、希望の党が大企業の「内部留保に課税」する政策を掲げ、物議を醸した。 「内部留保とは、企業が得た利益のうち、企業外へ分配せずに企業内に留保した分です。政策自体には批判も多く、希望の党も惨敗したので、実現の見込みはほぼないでしょう。しかし、国としての借金が1,000兆円を超え(’17年6月末・財務省)、財政難が叫ばれるなかで、税金を新設するのは、『取りやすいところから取ろう』というもくろみが透けて見えるように思います」 ほかにも、政府は“取りやすいところ”の代表ともいえる「たばこ税」の引き上げを検討している。 「特に、最近人気が高まっている『加熱式たばこ』は、通常の『紙巻きたばこ』より税率が低いため、増税の標的になっています。これも来年度の税制改正大綱に盛り込み、早期に実施したい模様です」 さらに、’20年以降の導入を目指す「森林環境税」の新設も議論されている。 「目的は、地球温暖化対策として森林整備の財源にすることで、年間数百円を住民税に上乗せして徴収するといいます。しかし、すでに自治体独自の税金として、高知県など37府県と横浜市には、同様の税金が導入されています。このままでは二重課税になる恐れがあります。なにより、たとえ少額でも、国民が新税をきちんと理解しないまま、『いつの間にか、よくわからない税金が徴収されている』事態は避けねばなりません。活発な議論を重ね、国民にわかりやすく説明してほしいと思います」 これから年末にかけて、税制改正議論が始まる。 「私たちは、きびしい目で見守り、無茶な増税や突然の新税には、『断固、反対!』の声を上げたいものです」
2017年11月10日’17年のノーベル経済学賞を受賞したのは、「行動経済学」の権威、シカゴ大学のリチャード・セイラー教授(72)だ。行動経済学とは、経済学に心理学などの要素を加えて読み解く学問。その彼が提唱する「ナッジ理論」が、いま世界中で大きな注目を集めている。 「“ナッジ”には、『人の脇腹を肘で優しく突いて、人に注意を喚起する』という意味があります。これは強制するわけでも、自由に任せるわけでもなく、その中間。人間の心理をうまく利用して、有利な方向へと“緩やかに誘導”するというものです」 こう語るのは、行動経済学に詳しい、経済コラムニストの大江英樹さん。ボーナスが支給されたり、バーゲンセールがあったりで、財布のひもが緩みがちな、これからの季節。この「ナッジ理論」をはじめとする行動経済学を、ちょっと知っているだけで、ムダ遣いや衝動買いは防げると、大江さんは言う。 「まずバーゲンセールというのは、お店が儲かるからやっている。損をするための商売など、どこのお店もやりません。これが大前提です。バーゲンには消費者心理を利用した“落とし穴”がいくつも潜んでいます。たとえば、バーゲン会場でありながら、定価で売られている“セール対象外商品”というのは、セール品の安さを際立たせるための、“おとり商品”。店側が多くのセール品を買わせるために、客を“緩やかに誘導”しているのです」(大江さん) そこで、今回のノーベル賞を受賞した「行動経済学」の観点から、ムダ遣いや衝動買いをしないための賢いお買い物術を、大江さんにアドバイスしてもらった。 ■ふだんから買い物リストを作るべし 「バーゲンセールをやっているのを見ると、“買わなきゃ損!”と思うことがありますよね。それは、『認知バイアス』といって、“お店が損をしてまで大サービスをしている”と思い込んでいるからなんです。これがあると、いらないものまで買ってしまう可能性があるので要注意です」(大江さん・以下同) それを防ぐには、“必要なもの”“買わなければいけないもの”をふだんからリストアップしておくことだという。 「たとえば、衣替えの時期などに定期的に、足りないもの、捨てていいものを取捨選択して、バーゲンまでに、どのアイテムが必要かをリストアップする。これをしておかないと、バーゲン商品をパッと見ただけで、あれもこれも欲しくなる。必要なものだけを必要なときに買う癖を、ふだんからつけることが大切です」 ■夫や恋人……異性を連れて行こう 「同じ嗜好を持った女性同士で買い物に行くと、互いにあおり合って歯止めが利かなくなる。これは周囲と同じ行動をしたくなる、『ハーディング(群れ)現象』という集団心理の表れの一つです。できれば、買い物は男女2人で行くべきです」 ■買い物は午前中にしよう! 「海外旅行に行って、『観光と買い物をいつしたいか』と聞くと、多くの人は『午前中に市内観光、午後に買い物』と答えます。ところが人間の脳は、体と同じで疲れます。いろんなものを見たり聞いたりすると、頭の中で処理しないといけないためです」 疲れた状態で買い物に行くと、冷静な判断ができにくくなり、ついいらないものまで買ってしまう。これを防ぐためには、脳が疲れていない午前中に、買い物をすることがベストなんだそう。 「どっちを買おうか迷っても、冷静に判断できます。しかも午前中の買い物だと、荷物になるのが嫌だからたくさん買わないようにする意識も働く」 最後に大江さんはこう語る。 「消費者にとって大切なのは、『知識より常識』です。売り手側は儲けようとしているという前提=常識に沿って考えると、見えてくることや気づくことも多いと思います」
2017年11月10日お受験戦争スタートで、人気芸能人たちがさまざまに見せるパパ&ママ素顔。実は最近、芸能人たちの“学校選び”に変化が見られるという。 「これまで芸能人に人気の私立小学校といえば、慶応幼稚舎は別格として青山学院が断トツでした。それがここにきて青山学院に代わり立教小学校が急激に人気を伸ばしているんです。すでに70年代を代表する男性歌手や、大物お笑いコンビのお子さんたちが通っていますよ。とはいえ、ともにミッション系で歴史もありますが、立教は青山学院ほど芸能人が入りやすい学校ではないということで、人気が上昇しているようです」(教育関係者) もうひとつ、芸能人に人気だったのが成城学園。だが、こちらも最近は人気が下がり気味だという。 「たしかに最近は、芸能人のお子さんが通っているという話を聞かなくなりました。この流れは当分変わらないと思います」(前出・教育関係者) 来年以後も“芸能人お受験”の地殻変動は続きそうだ。
2017年11月10日今年3月、『プリズン・ブレイク』シーズン5の上映会に登場したロバート・ネッパー(写真:Richard Shotwell/Invision/AP/アフロ) ハーヴェイ・ワインスタインに関する報道に端を発したセクハラ告発の連鎖が止まらない。ケヴィン・スペイシーやスティーヴン・セガールら大物俳優の名が次々と挙げられる中、日本でも人気のあの人にも疑惑が持ち上がった。『プリズン・ブレイク』のセオドア・“ティーバッグ”・バッグウェル役で知られるロバート・ネッパー(58)だ。 衣装デザイナーのスーザン・バートラムは1991年、映画『Gas Food Lodging』の撮影クルーとして働いていた。ニューメキシコ州での撮影中、ネッパーのトレーラーに衣装を運んだ際に事件は起こった。The Hollywood Reporterにバートラムが語ったところによると、入室するやネッパーはすぐさま立ち上がり、彼女の股の部分を思い切りつかんできたという。ネッパーはそのまま壁に彼女を押し付けて、「あんたをめちゃくちゃにしてやろうか」とささやいた。「すぐにもがいて彼の腕を振りほどき、トレーラーから飛び出しました。外に出ると、あまりの恐怖に膝から崩れ落ちてしまいました」とバートラムは当時の記憶を掘り起こした。 ネッパーはこの告発を受け、Instagramに反論メッセージを掲載。 「ここ数週間にわたり、女性たちが経験した痛みと、彼女たちが前に進むために見せた勇気について妻と私は語り合ってきました。私はある女性から暴力について誤った告発をされ、非常にショックを受けています。言われているのは私ではありません。今回のことで私を支え、元気づけてくれた人々に心からの感謝を送ります」
2017年11月10日11月初旬、長女の有名私立小学校“お受験”に挑んだのは長谷川京子(39)。人気バンド「ポルノグラフィティ」ギタリストの夫・新藤晴一(43)も一緒だ。 長谷川は濃紺のスーツにクラシック感のあるボストン型メガネをかけ、靴とバッグは黒で統一。メークもほとんどせず、眉毛は自然な太眉。無造作にも見えるポニーテールにまとめた髪型といい、完璧な“お受験”モードだった。 「長谷川さんは9月に終わった真木よう子さん主演のドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)に出演していました。お子さんの“お受験”に響かないようにと、この秋のドラマ出演は見送ったようです」(芸能関係者) 藤本美貴(32)庄司智春(41)夫妻は、長男(5)と3人で“お受験”に姿を見せた。マスク姿の庄司が息子と手をつなぎ、藤本は後ろからついて行く。硬い表情の庄司と対照的に、藤本はリラックスした雰囲気だ。長谷川と同じく、濃紺のスーツに身を包んだ藤本。メークも、やはり薄化粧だ。 「藤本さんは、お子さんを出産した直後から私立校に入れたいと希望していたそうです。家族ぐるみで親しい名倉潤さん・渡辺満里奈さん夫妻と4人で食事しては、お受験指南を受けていたとか」(藤本の知人) 元フジテレビアナウンサーの中村仁美(38)は、こちらもまた定番の濃紺スーツで長男(5)の“お受験”に現れた。この日、夫の『さまぁ〜ず』大竹一樹(49)の姿はなし。 「中村さんは教育熱心で、今年7月には都内の有名幼児教室の受験セミナーに息子さんを通わせたりしています。そのときは“恐妻家”の大竹さんが、1人で息子さんを連れて行ったようです(笑)」(芸能プロ関係者) 何とかして子どもを“ブランド校”へーー。そんな気持ちが赤裸々に出てしまうのが、芸能人パパ&ママたちのお受験ファッションだ。 「芸能人ママは、“派手に見られてはいけない”と涙ぐましい努力をしなければいけません。メークは、まつげエクステなどはもちろんはずして、決して派手にならないようにしなくてはいけません。口紅は赤ではなく、ピンクベージュがお勧めです。とにかく、“シンプル&清楚”を心がけることが芸能人の“お受験の掟”ですね」(受験ジャーナリスト) たしかに、今回本誌がキャッチしたママたちも、みんな“地味メーク”。中村に至っては「これは完全なすっぴんでしょう」(前出・受験ジャーナリスト)。我が子のために芸能人オーラを“封印”し、“お受験”に奮闘した彼女たち。数日後に発表となっているはずの結果はいかにーー。
2017年11月10日「’18年は、さまざまな悪いものが噴出する“爆発の年”になってしまいます。いまやアジアも緊張状態が続いていますが、大きな事件が起こる可能性も高いです。そういう意味でも、真の厄祓いが必要となってきます。国を頼るのではなく、自分自身を頼ってください。これから先の時代、幸せを実感して生きていける人は、『自律して、自分の身を自分で守っていける人』です」 こう話すのは、スピリチュアリストの江原啓之さん。混迷を深める時代を幸せに生き抜くためには、「厄」を祓うことが重要になるそう。そこで、江原さんが“八大厄”の祓い方を教えてくれた。【1】嫉妬の厄 「厄を感じているとき、つまりバイオリズムが低いときは、感情的になりやすいので、ふだんから嫉妬しやすい人は、いっそうその傾向が強まります。嫉妬心にとらわれている自分を感じたら、『どうしてこんな気持ちになるのか』を分析し、理性的になるように努力してください。嫉妬の厄の祓い方は、(1)不幸の数を数えることをやめる、(2)小さなことでもいいので幸せの数を数える、(3)幸せな人を祝福する素直な気持ちを持つ、の3つです」(江原さん・以下同) 【2】怒りの厄 「バイオリズムが低いときは、怒りも噴出しやすい傾向があります。感情的になったら、鏡を見て本来の自分を取り戻したり、水を飲むなど、日ごろの訓練も必要です。たとえ相手が怒っていても自分はクールさを保ったり、ものごとを俯瞰して見ることができれば、厄を冷静に受け止めることができます。神経過敏になっていると感じたときは、背中の両肩甲骨の真ん中を結ぶ線の上下にあるツボ(上は神座、下は霊台)に温湿布をするか、温かいタオルなどを当ててみましょう。スピリチュアルなエネルギーが出入りする重要なポイントで、温めてあげると邪気から身を守ることができます」 【3】破損の厄 「物が壊れる原因の多くは劣化です。しかし、買ったばかりの電化製品だったらどうでしょう?実は人の念と電気はとても影響しやすいもの。ですから激しい怒りによって電化製品が突然壊れてしまうこともあるのです。特にとても大切なものが壊れたときは、人にどんな接し方をしているかを振り返ってみてはどうでしょうか?(1)人に対し誠意を尽くしているか?(2)『ありがとう』『ごめんなさい』をきちんと伝えているか?(3)相手の言うことを軽んじたり、むげにしたりしていないか?破損の厄を上手に生かし、気持ちを引き締めることが大切です」 【4】執着の厄 「執着という感情は、さまざまなトラブルを生みます。執着こそが厄そのものと言っても過言ではないかもしれません。執着という厄を祓うためにすべきことは、日ごろから手放す訓練をしておくことです。特にお子さんがいらっしゃる方は、幼いころから我慢という習慣を身に付けさせるようにしましょう」 【5】無気力の厄 「無気力な状態とは、停止している状態、やる気が裏返しになっている状態です。バイオリズムが低いときは『夜』なのですから、あえて活動をしないという選択もあります。『朝』が来るのを待ち、しっかり動ける準備をしておくのです。特に無気力なときは、いろいろな本を読むことをおすすめしています」 【6】SNSの厄 「SNSを厄と感じるのは、自分の情報を勝手に拡散されたり、LINEのやりとりなどでトラブルになったりというときが多いのではないでしょうか。こうしたSNSの厄を祓うための方法は、ただ1つです。すぐにSNSをやめること、断つことです。仕事のために必要と言う人もいるかもしれませんが、プライベートでは使わないようにしましょう」 【7】金銭トラブルの厄 「お金の厄や、金銭トラブルの厄を防ぐために気をつけたいのが、お金の使い方です。『お金は、美しくせせらぎのように使いましょう』というお話をよくしています。お祝い事にもご祝儀を出さない人がいますが、それは倹約ではなく、ただのケチです。そういう人は、何か別なことでお金を失うことが多いですね。お金をためるだけでは、流れない水と同じで、澱んでいくばかりです。かといって使いすぎても濁流=浪費になってしまいます。経験や学びのため、また冠婚葬祭や寄付など、必要なところへは出し惜しみせず、美しく、せせらぎのように流すことが、お金の厄を祓うことになるのです」 【8】不倫の厄 「自分が不倫にハマらないためには、まず規則正しく、ゆったりとした生活を送ること。淡々とした生活は、心の余裕を取り戻せ、相手に抱いていた『この人じゃなければダメ』という気持ちが、誤作動による執着であることに気づくことができると思います。また、夫に浮気しないでほしいと願うなら、必要なのは、オーラマーキングです。気持ちを込めてごはんを作る、気持ちを込めてシャツにアイロンをかけてあげる……。たとえるならば“北風と太陽”ですね。ただ『浮気はダメ』と締め付けるのではなく、夫を温かな愛で包んであげることが、不倫の厄を祓うのです」
2017年11月10日「日本人になじみ深い“厄”という言葉ですが、皆さんの多くが間違った捉え方をしているな、と以前から感じていました」 そう語るのは、スピリチュアリストの江原啓之さん。江原さんは「’17年は“不安の年”でしたが、’18年は“爆発の年”になります」と言う。混迷を深める時代を幸せに生き抜くためには、「厄」を祓うことが重要になるそう。「厄」を、ネットで検索してみると、「苦しみ」「災難」「厄年の略」といった内容がヒットする。 「おそらく“事故や病気など悪いことが突然襲いかかってくること”と、考えている人が多いのではないでしょうか。しかし、自分にまったく関係ないことが、突然に災いや問題として降りかかってくることはありません。『因縁果』と言いますが、良きことも、悪しきことも必要以上のことは起こらず、物事には、必ず因があるのです。たとえば、人間関係のトラブルは、その人の心のありかたに起因しています。また、病気になるのは、健康を過信して、不摂生な生活をしていたり、想念から生じることもあります。皆さんは“厄”をいたずらに恐れていますが、それは自分の行動や思い癖を“気づかさせてくれること”であり、自分を成長させてくれる幸いでもあるのです。何か厄を感じたら、『こういう目に遭ったということは、ここを軌道修正しなければいけないんだな』と、理性で判断してください。私が皆さんにお話しすることにはすべて共通点がありますが、それは“恐れをなくす”ということ。ですから厄に対して恐れず、理性的に対処する方法をお教えします」(江原さん・以下同) 江原さんが、厄にまつわる疑問について答えてくれた。 【Q】厄年には神社に厄払いに行ったほうがいいのでしょうか? 「一般的な厄年は数え年でカウントします。男性なら25歳、42歳、61歳。女性なら19歳、33歳、37歳というものが主流です。厄年は、男女それぞれ、心身に負担がかかったり、それまでのゆがみが表れたりする節目の年なのです。日本人は節目が好きですから、昔からこの厄年という考えを健康管理に役立ててきました。いわば生きるための知恵ですね」 現代の平均寿命は男女ともに80歳を超えているが、厄年が61歳までしかないのは、昔の寿命が現代より短かったからだそう。 「確かに体調を崩しやすい時期ではありますが、だからといって、『厄年だから結婚できない』『厄年だから仕事で失敗した』などと考えることは、あまりに短絡的です。それに『厄を祓わないと恐ろしいことが起こりますよ』という脅しは強い気持ちで拒否しましょう。私は『厄年だからお祓いに行ったほうがよいのでしょうか』というご相談に関しては、『神社にお参りするより、まずは人間ドックに入って、健康をチェックしましょう』と、おすすめしています。もちろん心配性の人は、神社にお祓いに行ってもよいと思います。ただ、行くのなら自分自身を見つめるための内観の時間であることを、強く意識することが大切です」 【Q】ケガをしたのは厄のせいでしょうか? 「私自身も、足を骨折した経験があります。そのときの状況を振り返ってみたところ、『ペースダウンしなさい』というメッセージであることに気づきました。スピリチュアルな視点で見ると、ケガは、『もっと体を大切にしましょう』というメッセージでもあるのです。ケガを単なる厄と受け流すのではなく、身に起こったことを分析して、自分の状態を知ることが大切です」 メッセージには次のようなものがあるという。 《手のケガ》仕事を広げすぎてはいませんか?《足のケガ》立ち止まって注意深くものごとを見たり、考えたりするときではありませんか?《頭のケガ》頑固になりすぎず、柔軟な考えを持っていますか?《上半身のケガ》目上の人に何かと反発していませんか?《下半身のケガ》目下の人に対して親切にしていますか? 【Q】厄を祓うのは、特別な人でないとできないのでしょうか? 「私は、自分で自分を祓うのが、いちばん有効だと考えています。大切なのは『戦うぞ!』という意志力ですね。ネガティブな思いにとらわれながらお祓いをしても、まったく意味がありません。『自分自身を律しよう』『公明正大に生きよう』『正しいことを貫こう』と、自分自身を振り返りながら、『祓いたまえ、清めたまえ』と念じましょう」 次に祓う力が強いのは、「親が子を祓うとき」と江原さんは言う。 「具体的に言えば『オーラマーキング』という方法があります。たとえば子どもの洗濯物をたたむときも『面倒くさいなぁ』なんて考えながらたたむのではなく、『あの子が元気を取り戻しますように』『トラブルがあっても、乗り越えられますように』と、祈るようにたたむと、エナジーが宿り、子どもの厄を祓うことができます。家族みんなでお互いの洗濯物をたたんで、厄を祓いあいたいものですね」 それは、ごはんを作るときも同じだそう。 「忙しいときは簡単な一品でもいいのです。『守ってあげたい』という気持ちを込めて作ってあげてください。まさに『愛に勝るお祓いはない』のです」
2017年11月10日「小栗さんは、お父さんを誰よりも尊敬しています。時間を見つけては2人で酒を酌み交わし、熱い演劇論を闘わせることもあるそうです」(映画関係者) 今年で35回目を迎える『サントリー1万人の第九』。12月3日、大阪城ホールで行われる年末の風物詩に、朗読ゲストとして小栗旬(34)の出演が決定した。 このコンサートの演出を手がけるのが、小栗の父で舞台監督の小栗哲家氏(68)だ。 哲家氏はウィーン国立歌劇場やニューヨーク・メトロポリタン歌劇場など、世界トップのオペラ劇場で舞台監督を務めた経験もある日本を代表する舞台監督。意外にも今回が“初の親子共演”だという。 10年の映画『シュアリー・サムデイ』で小栗は初の監督を務めたが、もともと“いつかは自分も表舞台から裏方に回りたい”と長年思い続けてきた。それも父・哲家氏の背中を見て育ったからだと、前出・映画関係者は話す。 「哲家さんは小栗さんが小さなころから国内外を飛び回り、家に居ることはほとんどありませんでした。小栗さんが俳優を志した中学生ごろには、休みは年に10日もなかったそうです。でも哲家さんがひさしぶりに帰ってくれば、家族はすぐに元通り。母親の手料理を囲んで話に花が咲いたそうです。小栗さんは、そんな両親の姿こそが“自分の理想”だと言っていました」 仕事でも私生活でも、哲家さんは小栗にとって“超えられない背中”だったようだ。 「初監督を務めたとき、飲みの席で小栗さんは『まだまだ親父には及ばないなあ』と哲家さんの偉大さを改めて語っていましたね」(制作関係者) 緊張?暴走?尊敬する父との“初共演”で、どんな小栗が見られるか――。
2017年11月10日ふたり目の子供が生まれると、上の子がショックを受けて荒れるなどという話は聞いたことがありましたが、ゆめこが生まれた頃のまめといえば 教科書通りの荒れっぷりを見せてくれました。 退院のときのこと。ゆめこが入院延長になってしまったため、私だけが先に帰宅。その時のまめは、私が突然数日間も家をあけたことによるショックで完全に「赤ちゃん返り」していました。 幸いゆめこがやってくるまでに2日間あったため、手伝いに来てくれていたばあばも含め家族全員でまめのフォローに回り、最後の仕上げとして、ゆめこがやって来たその日に「お兄ちゃん就任式」を開きました。まめの好きなものばかりを食卓に並べ、まめの好きな踏切の動画を見ながらの贅沢な(?)パーティーです。 これで随分と気を良くしたらしいまめは、ゆめこに対して派手に敵対心を向けるようなことはせず、時々ヤキモチらしき感情をちらつかせながらも少しずつお兄ちゃんっぽくなっていきました。まめだって、好きでお兄ちゃんになったわけじゃないですもんね。こんなに小さいのに、スムーズに納得できるわけがないのです。ならば、せめて楽しく今を過ごしてもらえればという方向で家族の意見が一致した結果の就任パーティーでした。 今ではすっかりデレデレしながら「ゆめちゃんゆめちゃん」と毎日構いに行くほどになったまめ。(と、それを華麗にスルーするゆめこ) 兄妹関係は概ね良好。「ふたりめが生まれたら、上の子をとにかく大事に!」というアドバイスをくださったフォロワーさんにはひたすらに感謝です。
2017年11月10日11月8日、アメリカのユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」がホームページで発表した声明が話題を呼んでいる。米美容外科学会(American Academy Of Cosmetic Surgery)が「高須クリニック」の高須克弥院長(72)を除名したとして、処分を称賛する内容。声明は、サイトのトップニュースとして掲載されている。 高須氏は’15年10月、自身のツイッターで《南京もアウシュビッツも捏造だと思う》《アウシュビッツでの大量の疫病と餓死の犠牲者の写真と火葬場のボイラーの写真は見たことがあります。真実究明の研究がタブーなのは何故でしょうか?》と発言していた。 「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は、これらの発言を強く批判。そして8日に同センターのラビ・アブラハム・クーパー氏が「米美容外科学会から『学会員から除名した』という手紙を受け取った」と告白。「彼の社会に対する偏見への処分として、学会は適切な対応をしてくれた」と処分を称賛したのだ。 現在、騒動はツイッター上でも拡散している。高須氏はこのニュースに対するつぶやきを引用リツイートした上で、《追放されたというのは誤報だ。アメリカ美容外科学会からはまだ何の連絡もない。本人が知らない追放なんかあるか》と怒りの反論。さらに《気分がわるいので『いま退会する』とAACSに今メールした。やめた会員はもう追放できまい。これで面子丸つぶれだSWC》としている。
2017年11月09日10月31日、新横浜スケートセンターで行われた風邪薬のCM発表会に、姉の舞と一緒に出席した浅田真央(27)。姉妹の旅行計画はいつも自分が立てていると、冗談交じりに“姉への不満”をぶちまけて、会場をわかせていた。 それから数日後の夜9時ごろ、東京・渋谷のとある映画館から、足早に出てくる真央の姿があった。外は雨模様だったが、傘の用意がなかったのか、そのまま茶色いコートの襟元を寒そうに手で押さえながら歩き出す。信号待ちをしていたところで、本誌は声をかけた。 ーーこんばんは、女性自身です。今日は渋谷でお買い物ですか? 「映画を観てたんです」 ーーさしつかえなければ、何の映画ですか? 「バレエの映画です」 この10月、モデルで元フィギュアスケート選手のフランス人、ロマ・トニオロ(27)とのデートが報じられたばかりだが、周囲に男性の姿はなかった。 ーー今日は、お一人でご覧になったのですか? 「プライベートなので……。すみません」 そう言い残して、渋谷の人波へと消えて行った。彼女が観たフランス映画のタイトルは『ポリーナ、私を踊る』。貧しい家庭に育った天才バレエ少女が、さまざま苦悩を抱えながらも“自分らしさ”を求めて成長していくという物語ーー。実は真央も、3歳のときにバレエを習い始めた“天才少女”だった。 「そもそも彼女のお母さんにはかつて『バレエダンサーになりたい』という夢があって、それを娘に託したのだとか。フィギュアスケートも足首の強化になるからと“バレエのために”始めたそうです」(スケート関係者) しかし、幼い真央はフィギュアの面白さに夢中になった。その姿を見た母は、何も言わず練習に付き添い、娘の才能を伸ばしてあげたいと心血を注いだ。 「朝練は5〜6時に始まり、夜も11時ごろまで。送り迎えなどすべてやって、睡眠時間もあまりなかったと思いますよ。母親だからできたんでしょうね」(真央の親戚) バンクーバー冬季五輪で銀メダルを獲得して最初に誰に見せたいかと問われたとき、真央は迷わず「お母さん」と答えた。だがその母・匡子さんは1年10カ月後の’11年12月、48歳の若さで急逝する。 あれから、もうすぐ6年。今年4月に現役引退を表明するまで、母親に代わって「心の支え」となっていたのは、姉・舞だったのかもしれない。 「東京には2人が暮らすマンションもありますが、お互いが“いい距離感”で共同生活をしているようですね。姉は早くから芸能の仕事をしていましたから、引退を機に『真央もチャレンジしてみたら?』といった話をしたようですが、真央自身はアイスショーや後進育成、解説など、スポーツ関連の仕事を中心にと考えているようです」(芸能関係者) 命日を前に、母の夢だったバレエの映画を観に出かけた。それは母への追慕と同時に、何かの“決断”を前に、自分の原点を確かめる時間だったのではないだろうかーー。
2017年11月09日指で画面を直接タッチする、画期的な操作方法が話題を呼んだ携帯電話「iPhone」が登場して、今年で10年。節目を迎え、11月3日に発売されるのが、プレミアムモデル「iPhone X(テン)」だ。 「スマホ画面の縁を取り除いたことで(ベゼルレス)、表面全体が高画質の液晶パネルに。セキュリティに『顔認証』を用いたり、アダプターなしで専用パッドに置くだけで充電できたり……。などなど、プレミアムなだけあって、さまざまな新しい機能が搭載されています」 こう語るのは、スマホアプリ専門家の津田マリリンさん。気になる同機種の価格は、64GBモデルが12万円以上、256GBモデルは14万円以上と、超高価だ!便利に進化するのは素晴らしいこと。でも、今のスマホもフル活用できていない……なんて人も多いはず。スマホだけ進化し続け、使っている私たちは置いてけぼりを食っているような……。 そこで、津田さんにスマホのポテンシャルをぐんと引き出す、お役立ちアプリを教えてもらった。 【熟睡アラーム】iPhone・Android/株式会社C2 「就寝時に心地よい眠りに導くヒーリング音楽を流し、睡眠状態を記録してくれます。さらに、寝ている間のベッドや布団の振動から、寝返りなどの動作をアプリが判断。それをもとに、気持ちよく起きられる睡眠の浅い状態を察知し、アラームで起こしてくれるんです。1カ月使い続ければ、睡眠の記録を分析したレポートができ、睡眠グラフや自分の睡眠の質を知ることができます。課金せずにすべての機能を使えるのも魅力です」(津田さん・以下同) 【家計簿Dr.Wallet】iPhone・Android/Bear Tail Co.,Ltd. 「スマホのカメラでレシートを撮影して送るだけで、オペレーターが目視で入力を代行し、データ化してくれます。銀行やクレジットカードの口座を登録しておけば、自動で明細を取得し、家計簿データを作ることも可能。口座残高、カードの利用履歴をまとめてチェックすることができるので節約意識も高まります。毎月レシート100枚まで送信が無料。有料オプションでレシート枚数の上限増加、データ化のスピードアップができます」 【Kurashiru クラシル】iPhone・Android/dely,Inc. 「1分程度の動画でレシピを紹介します。アプリ専門調理人が作るレシピが毎日追加されるので、レシピ数の豊富さが魅力。動画を見るだけでも、飽きずに楽しめます。すべてのレシピが動画付きなので、文字と写真だけのレシピではわかりにくい『しんなりするまで』や『調味料を少々』といったあいまいな説明も、見て確認できるのが魅力。『冷蔵庫の余り物』『時短』など、検索キーワードも満載です」 【恋するマップ〜女子ちず〜】iPhone・Android/ZENRIN DataCom Co.,Ltd. 「とにかくきれい、おむつ替えできる、といったトイレの情報を独自調査し、写真とコメント付きで掲載した女性向けの地図アプリ。パウダースペースや、授乳室、コンセントが付いているトイレなども探せます。それ以外にも『カフェ』『靴修理店』『100円ショップ』『クーポン』など、女子にうれしい情報が豊富。地図が苦手な人でも見やすいように、地図全体が淡い色で、必要な情報を浮き立たせている配慮もうれしいです」 どれも無料で始められるので、さっそくインストールしてみよう。
2017年11月09日Lexi Baskin のTwitterより@lexa_baskin 電車の優先席や、駐車場の優先スペースの使い方は、たびたび議論の俎上に上がる。それは日本に限ったことではないようだ。 米ケンタッキー大学に通うレクシー・バスキンは、大学構内の図書館での用事を終え、優先スペースに駐めていたジープに戻ってきた。そこで彼女が見たものは、とてもショッキングな光景だった。四方の窓に「恥を知れ!」「障害者じゃないなら、ただの怠け者だ」と書かれた紙片がテープでびっしりと貼られていたのだ。そして、最も目立つ張り紙にはこう書かれていた。 「この場所を必要とする人がいる。我々はおまえとおまえの友達が行ったり来たりするのを見ていた。誰も障害など持っていないことはわかっているんだぞ」 バスキンは車の写真と共に、Twitterにメッセージを投稿した。 「他人の人生で何が起こっているのか、想像もできない方へお知らせしておきます。私はがん患者で、放射線治療を受けています。法的にこの場所へ駐車する権利があるのです」 昨年、バスキンは脳腫瘍の切除手術を受けた。その後も放射線治療を続けており、彼女は慢性的な疲労感とふらつきに悩まされている。車いすに乗っているわけでも、松葉杖をついているわけでもない。しかし、障害は必ずしも目に見えるものではないということを、バスキンは伝えたかったのだ。 この投稿は47,000回以上リツイートされ、闘病を応援するコメントや、似たような状況にある人々からの体験談が数多く寄せられている。 大学当局は、キャンパスポリスを動員して今回のケースを事件として調査することを発表した。
2017年11月09日「1つか2つ違いの妹と2人で遊んだりしていて“兄妹仲がいいなあ”と思ったものでした。ただ小学生のときにグループ登校していたウチの子どもは、彼のことをほとんど覚えていないと言っています。目立たないし、口数も少ない、勉強も普通で、ごく平凡な男の子という印象です」 座間市に住む主婦がこう語った。その男の子とは、先月31日に神奈川県座間市の自宅アパートで、9遺体を遺棄した疑いにより逮捕された白石隆浩容疑者(27)だ。全国紙記者が解説する。 「発端は、八王子市に住む23歳の女性Aさんが行方不明となったこと。捜索届を出したAさんの兄は、妹のパソコンを調べ、ツイッターで自殺志願の書き込みをしていることを発見。そのやり取りから白石容疑者にたどり着き、住所が割り出されたのです」 警察がアパート内を調べると、クーラーボックスなどから切断された9人の男女の遺体が見つかった。 「被害者9人中8人が女性でした。身元が判明した被害者の中には、埼玉県、群馬県、福島県の女子高生もいました。お金目的、性的暴行目的であったことも、取り調べで示唆しています」 未曾有の猟奇殺人を起こした白石容疑者。彼はどんな生い立ちだったのだろうか。実家は、事件現場となったアパートから歩いて30分ほどの場所にある。クリーム色のモダンな外壁の二階建て住宅に、両親と妹の4人家族が引っ越してきたのは23年前のことだった。玄関の表札には『Shiraishi』と書かれている。白石家と親交のある、前出の主婦が語る。 「お父さんは家のお手入れが好きで、よく植木にハサミを入れたり、落ち葉を掃いたり、2階のベランダで洗濯物を干す姿を見ました。自営業者で、パソコンで自動車の部品を設計する仕事をしていたようです。『外のオフィスを借りてもいいけど、自宅でできるから』と言っていたことを覚えています」 社交的で、顔を合わせれば「いい陽気ですね」と挨拶をしてきたという。一方、母親は対照的で「無愛想な人ねと、近所の人と話していました。会っても挨拶すらしないこともあって」という。 白石容疑者や妹は父の影響もあって、パソコンの操作に長けており、学校でも表彰されたことがあるそうだ。中学時代の白石容疑者は1年のときに野球部、2年、3年は陸上部に所属していた。卒業文集には《部活の練習の楽しい思い出がたくさんできた》《練習により体が強くなり、部活を通じて友達もできました》と綴っている。ただ、またしても彼を覚えている友人は少ないようだった。一家に転機が訪れたのは、8年ほど前だという。 「妹さんは都内の有名私大に進学したんですが、そのころ、奥さんも娘の世話をするために2人で家を出たんです。といっても、一人暮らしができない年齢でもないし、通えないほど遠い大学でもないので、別居の理由は他にあるんじゃないかと噂になっていました。今じゃ、妹さんも結婚して子どもも生まれたそうですが、両親の別居は続いています」 一方の白石容疑者は県立高校を卒業後、地元のスーパーに就職したものの2年あまりで退職。その後はパチンコ店のアルバイトなど職を転々とするが、長続きしなかった。 「定職につかない息子の面倒を見ながら、お父さんはボランティアもされていました。東日本大震災の直後に、福島県の原発被害が激しかった地区にオートバイで駆けつけ、家屋の清掃をしていたそうです。『放射能は大丈夫なの?』と聞くと『マスクや防護服が用意されているから心配いらないよ』と言っていました」 白石容疑者は一度、派遣会社に登録して食品加工工場で働くことが決まった。だが、入社してわずか2日後に無断で会社を辞めてしまう。都内のマンションに転居した白石容疑者は、新宿や池袋の路上に立ち、風俗店で働く女性の“スカウト”をし始めた。’12年8月のことだ。別の住民が言う。 「息子さんは、たまに実家に帰っていたようです。そんなとき、お父さんはとなり近所に『息子と飲みに行くんです』『彼女ができたんですよ』とうれしそうにしていたんです。仲のいい親子で、息子さんがこんな事件を起こすとは……」 白石容疑者は’17年2月に、売春に関与したとして職業安定法違反で逮捕。“悪徳スカウト”と目されるようになっていた。それから半年後。実家からほど近いアパートに引っ越し、9人の男女を毒牙にかけた白石容疑者。その顔を家族にどこまで見せていたのだろうか――。
2017年11月09日「あの男にナンパされたのは7月の下旬ごろで、川崎駅の中央改札あたりだったと思います。白石と名乗っていたし、テレビで見てすぐに、あの時の男を思い出しました。最初の一言は何だったかは記憶にないんですけど『爪がきれいだね』とか言われて、すごくしつこくて……。急に胸を触られたりしたので、怖くなって男友達を呼びました」 こう証言してくれた女性(22)が恐怖に感じた男こそ、先月31日に神奈川県座間市の自宅アパートで、9遺体を遺棄した疑いで逮捕された白石隆浩容浩疑者(27)だ。白石容疑者は、’12年8月ごろから新宿や池袋の路上に立ち、風俗店で働く女性の“スカウト”をしていた。当時を知るスカウト仲間が振り返る。 「新宿歌舞伎町で女の子に声をかけて性風俗店に斡旋していました。未成年に売春前提の非合法の風俗店を薦めたり、実在するかわからないような地方の風俗店に斡旋したりしていたので、女の子たちからも要注意人物になっていたんです」 “悪徳スカウト”と目されるようになった白石容疑者。今年2月には売春に関与したとして、職業安定法違反で逮捕されている。 「女のコに渡す給料として店から預かった金を、ネコババした事が原因で警察に通報されたそうです」 懲役1年2カ月、執行猶予3年という身でありながら、路上に立ち続けた白石容疑者。白石容疑者にナンパされた冒頭の女性が、当時の様子を語る。 「黒のピタッとしたTシャツに、ジーンズだったと思います。すごく明るくハキハキ喋るんですが、ときおり急にテンションが下がって、その表情が怖かった」 女性は近くの商業施設に逃げこむが、白石は1時間近くにわたり、執拗に追ってきた。 「何している人なのか聞いても『たいしたことはやってないよ、それよりさ』とはぐらかされて、『今すぐホテルに行こう』としつこく誘われました。『どうせヤリマンなんでしょ?』と言われて胸を触られたことが本当に最低で、耐えられませんでした」 白石容疑者に“狙われた”女性。かけつけた男友達が間に入り、辛くもその場から逃れることができたという。執行猶予中であるにもかかわらず、そんな危うい行動を繰り返す息子を、父親はどんな思いで見ていたのだろうか。ある近所住民は、こう感じている。 「逮捕後は、一緒に実家に暮らしていた時期もあったみたいですが、8月に事件が発覚したアパートに引っ越しています。でも実家から3キロほどの距離。父親はまだ目が届くと考えていたのではないでしょうか」 白石容疑者は反省するどころか、幼い頃から父から教わっていたパソコンの知識と、スカウトの経験を駆使して、路上からツイッターへ、悪行の舞台を移した。 「ツイッター上で《首吊り士》と名乗り《首つり自殺予定でしょうか?》《失敗して大怪我するくらいなら、同じ関東に住んでいるので力になりますよ》と、自殺志願の女性にアプローチしました。被害者の1人、八王子に住んでいた23歳のAさんも、ツイッターをきっかけに、白石容疑者の標的になったのです」(前出・全国紙記者) Aさんは《死にたいけど一人だと怖い。だれか一緒に死んでくれる方いましたらDM(ダイレクトメッセージ)ください》と投稿。何通もの返信があったが、そのひとつが白石容疑者からだった。白石容疑者が自殺者志願者の心理を巧みに利用していると見るのは、精神科医の香山リカさんだ。 「『死にたい』という考えを誰かに相談しても、そう簡単に理解してもらえません。孤独になり悩んでいる時、少しでも『気持ちがわかるよ』と同意されると、相手にすがる思いになってしまいます」 母娘2人暮らしだったAさんは今年6月に母親を亡くし、1人になってしまった。離れて暮らす兄のもとには週に1~2回「寂しい」と連絡が入り、そのたびにAさんの兄は駆けつけ、食事やテレビゲームに付き合っていたという。そんな兄の存在がありながら、Aさんは顔も知らない白石を頼ってしまった。インターネットを通じた自殺事情に詳しいフリーライターの渋谷哲也さんは言う。 「追い込まれた状況の彼らにとって、自分の気持ちに寄り添ってくれる人であれば、性別や年齢は関係ありません。身近な家族よりも、ツイッター上の呼びかけに心が向いてしまうのです」 Aさんの兄は妹のツイッターで、自ら情報提供を呼びかけ「男と会ったことがある」という女性を見つける。彼女の協力もあり、警察は白石のアパートを割り出した。しかしAさんはすでに、8人の被害者とともに亡くなったあとだった――。 Aさんが遺したツイッター上で、兄はこう綴っている。 《エビの唐揚げ食べたいと言っていたので今度一緒に作ろうという約束は達成できない来月居酒屋に一緒に行こうという約束も、クリスマスには二人で贅沢しようという約束も》 白石容疑者に奪われた未来。残された家族の苦しみは計り知れない――。
2017年11月09日「ベッキーさんって相手は既婚者でしたよね。もし離婚した奥さんから訴えられたら、慰謝料って彼女が払うのかなあ……」(40代主婦) ここ最近の不倫報道の主役は、斉藤由貴や山尾志桜里などもっぱら女性という印象が。実際、不倫で女性が慰謝料を支払うことってあるの?そこで、離婚など夫婦問題に強い弁護士の打越さく良さんに聞いた。 「そもそも慰謝料とは、受けた精神的苦痛に対して、お金に換算して解決する『賠償金』のこと。当然、苦痛を与えたほうが、男女問わず払います。ただ、過去の判例を見ても夫が支払う場合が圧倒的に多く、妻が慰謝料を支払うケースは全体のおよそ1割くらいでしょうね」(打越さん) 早速、読者から寄せられた声をもとに、「離婚原因別・慰謝料の相場」ケーススタディを始めよう。 ■不貞 「結婚後わずか3年で夫が不倫。一度や二度ではなく、『不倫は文化』とか言いだしそうな夫への腹いせに、私も去年“同窓会不倫”しました。でも逆に、夫にメールを盗み見られて証拠を握られてしまいました。夫は『これ幸い』と離婚を切り出してきて……。もしかして私、慰謝料を取られちゃうんでしょうか?」(39歳女性・会社員) 【打越さんの解説】「妻の不貞に夫が慰謝料440万円請求し《妻が慰謝料150万円を支払う》判決が出た事例があります。妻が『夫も不倫していて風俗通いもある』と主張し、裁判所が離婚原因を『妻の不貞だけにあるとは認めがたい』として慰謝料額が抑えられたんです。ただ、妻に明らかに原因があって高収入だったりすると、数百万円という判決になる場合もあります」 ■ハラスメント 「結婚前は優しかった夫が、次第に言葉の暴力がきつくなってきました。酔って帰ってくると、料理に箸もつけず、『お前の飯はまずくて食えねえんだよ』。家事も育児もぜんぶ私がやってきたのに、『誰のおかげで飯が食えてると思ってるんだ!』とか、私がパートに出ようとすると、『店の迷惑になるだけ、ダメだ!』と。これってモラハラですよね」(55歳女性・主婦) 【打越さんの解説】「身体的に危害が加えられるDVであれば、診断書やケガした箇所の写真の存在で慰謝料を認められやすいとはいえますが、大きな金額にならないこともあります。さらに、立証が難しいモラハラでは、財産分与にプラスαした慰謝料くらいにしかならない。せいぜい100万円程度でしょうね」 ■悪意の遺棄 「会社員の夫が外に愛人をつくり、家を出て行ってしまって、3年になります。まだ中学生の息子がいますし、私はファミレスでバイトしています。離婚したら、夫から慰謝料をもらえるのでしょうか」(50代女性・主婦) 【打越さんの解説】「生活費を渡さなかったり、妻子を置いての長期間の家出などを『悪意の遺棄』といい、慰謝料が認められることがあります。また、別居期間の生活費や養育費などは『婚姻費用』として夫に請求できるんです。この額は双方の年収や子どもの数などで変わってきます」 ところで、不倫やモラハラで支払う側が妻になる場合、慰謝料に差は出るのだろうか。 「いえ、男性であれ女性であれ、支払う人の資力が判断基準になるようです。日本では、男性が女性より平均収入がまだまだ多いですから、男性の支払う慰謝料のほうが、平均すれば高いはずです」(打越さん) とはいえ、支払われる額は「千差万別」で「裁判官の感覚にもよる」となれば、結局、判決が出てみなければわからない、ということになる。 これまでに2万件以上の離婚相談に乗ってきた男女問題研究家の山崎世美子さんは、「敵(夫)はやすやすとお金を渡さない。先手必勝です!」と言ってこう説明する。 「慰謝料の相場は、夫の年収が1,000万円だとしてもせいぜい200万~300万円くらい。養育費でさえ7年もすれば、半分以上の人が払わなくなるのが現実です。最初にまとまった額を得る必要がありますね」(山崎さん) “慰謝料GETの裏ワザ”を、山崎さんが教えてくれた。 【1】3カ月間は悟られずに準備 「夫に預金を隠されたらアウトですので、専門家や友人への相談は絶対に水面下で」(山崎さん・以下同) 【2】口座情報を控え通帳を凍結 「夫の給与振込口座にある金額は『夫婦の共有財産』であり、妻は半分を得る権利があります。夫のキャッシュカードの口座番号をぜんぶ書き出しておけば、『離婚調停を始めるため』という名目で、銀行口座を凍結できます。そうすれば夫は預金を勝手に引き出せません」 【3】裁判をせずに慰謝料を“前倒し” 「裁判になると2~3年は要するもの。弁護士費用や成功報酬も高額になります。夫が同意するなら『100万円払って』と、示談で得たお金を、慰謝料代わりにする手もあります」
2017年11月09日女優・杏(31)と俳優・東出昌大(29)夫妻に第3子となる長男が誕生していたことが分かった。スポーツ紙の報道によると、今月上旬に出産し母子ともに健康だという。 2人は15年に結婚し、翌年5月に双子の女児が誕生。そして、早くも今年3月には杏の妊娠が判明していた。 「東出さんのイクメンぶりは評判ですよ。杏さんの妊娠中は特に、自ら料理を作ったり、洗濯や買い物を買って出たりと、家事サポートを欠かしません。今回は家事だけでなくまだ幼い双子のお世話もありましたから、なおのこと夫婦二人三脚になって出産に挑んでいたそうです」(芸能関係者) そして今年7月、本誌は第3子誕生を前に夫妻が“マイホーム”を購入したことを報じている。 「結婚当初から東出さんたちは、戸数の少ないこぢんまりしたマンションに住んでいました。でも双子の娘さんに加えてもうひとり……。以前のマンションをかなり気に入っていた夫妻でしたが、『もうすぐ5人家族になるし、そろそろ引っ越さないとね!』と決心したといいます」(前出・芸能関係者) 彼らの新居は都内にある閑静な住宅街に佇む一軒家。鉄筋コンクリート打ちっぱなしのモダンなデザインが、若い夫婦にお似合いだ。 「ここは芸能人にも人気の高級住宅街で、坪単価は200万円超。60坪なので、土地だけでも1億2,000万~4,000万円はしますね。いっぽう、建物は意外にもお値打ち価格。リフォーム済で新築に見えますが、実は中古物件なんです。地下1階付きの地上2階建てで、6,000万から7,000万円ほど。土地と建物合わせて2億円くらいでしょう」(地元の不動産関係者) そんなマイホームには、“親子5人で描く夢”がたくさん詰まっている。 「売れっ子の芸能人には珍しい中古物件ですが、いずれはお子さんたちの成長に合わせて建て替えを考えているのかもしれません。女の子2人に男の子1人だから、近いうちに最低2つの子供部屋も必要になってきますよね」 愛する我が子の成長が、いまから楽しみで仕方ないことだろう――。
2017年11月08日NHKが11月6日、安室奈美恵(40)の特別番組「安室奈美恵 告白」(23日午後10時)を放送すると発表した。 来年9月16日で引退することを発表している安室。番組では彼女が過去に出演した「紅白歌合戦」や「ポップジャム」などの映像を放送し、当時の胸に秘めていた思いを赤裸々に語っているという。またテレビカメラの前で初めて「母親としての自分」も語っているとのこと。2時間のインタビュー中、涙を流すひと幕もあったようだ。 「先月下旬、東京・渋谷の同局のスタジオでインタビューしたそうです。局としては何としても大みそかの紅白に出て欲しいだけに、紅白の製作幹部クラスも立ち会ったと聞きました。2000年代に入ってからほとんどインタビューを受けなかった安室さんが、2時間もインタビューに応じたのは異例のこと。通常ならば“安室がNHKに歩み寄りの姿勢を見せた”と思われるのですが……」(レコード会社関係者) だが昨年、安室は同局のリオ五輪中継テーマ曲「Hero」を歌いながらも紅白出場は実現しなかった。そのとき同じく、同局はこれから“高いハードル”をクリアしなければならないようだ。 「安室さんが引退を決めた理由の1つは“満足のいくパフォーマンスができなくなったこと”だと言われています。いつもファンが満足するパフォーマンスを見せたいため、基本的にテレビ生番組をNGにしているのでしょう。昨年は『収録なら出場OK』と回答したそうですが、NHKは生出演の条件を譲らず決裂してしまったといいます。今年も安室さんサイドは生出演NGを譲らないでしょうから、現時点で紅白出場の可能性は限りなく低いでしょう」(音楽担当記者) これから両者の“綱引き”が繰り広げられることになりそうだが……。果たして、軍配はどちらにあがるのだろうか。
2017年11月08日「滝田(洋二郎)監督、西島(秀俊)さん、という、なかなか出会えない方たちとの映画づくりを楽しみに挑みました」 そう話すのは、公開中の主演映画『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』で、絶対味覚を持つ天才シェフ・佐々木充を熱演した二宮和也(34)。 「滝田組は素晴らしく現場が早かった。西島さんは満州時代を、僕は現代パートをそれぞれ演じて、絡みはないので、完成した映画を見たら、まるで別の作品のように楽しめました」(二宮・以下同) 映画『おくりびと』で米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した滝田監督との初タッグにプレッシャーはあったのだろうか。 「プレッシャーはなかったです。滝田監督はとてもいい環境でお芝居をさせてくれる方でした」 これまでも数々の巨匠たちと懇意にしてきたニノ。何事にもひるまずに取り組む姿勢はぶれることはないようだ。そんなニノの感じる秋はどんなイメージなのか。 「食欲の秋、芸術の秋……って、○○の春、とか○○の夏ってあんまり聞かないのに、秋だけ無限に出てくるよね。自由に何でもできる季節だな、って思う。秋に食べたいもの?僕は基本的にないものねだり。秋に秋の味覚を食べてもあまり何とも思わない(笑)。冬や春にサンマを食べると『ああ、いいね』って思うけど、秋にサンマがうまい、なんてわかっているし(笑)。むしろ、秋なのにこんなものが食べられるんだ!っていう意外なものがうれしいし魅力的かも(笑)」 食べ物に無頓着だと言うニノ。そこにはこんな理由があった。 「家庭の味に満足できなかったりすると、大人になって自分で稼いだお金でおいしいものを食べたくなったりするみたいだけど、家庭のご飯がおいしかったせいか、そんな思いをしなかった。それって幸せなことだよね」 ニノが最後に食べたいものは、やはり“お袋の味”なのだろうか。 「最後に食べたいのは、『お袋の作ったカレーです』って答えたら、お袋のカレーを食べるたびに『ああ、これ、死ぬ前に食べるやつだ』って思っちゃう(笑)。実家帰ってカレーが出るたびに変な気持ちになったり、だから、今まで食べたことがないものがいいな」
2017年11月08日