女性自身がお届けする新着記事一覧 (821/893)
「みんなにも自分のエリアから外に一回、出てもらいたいんです。私自身、いまの夫から『太ってて何が悪いの?』と言われて。その言葉は、ずっと体形コンプレックスに悩んでいた私のなかでは斬新でした。みんなにも、そんな出会いがあってほしい。人間関係を断って、部屋で勉強していてもダメ。いまの自分のままで、どこかへ向かう勇気を持つことが大事なんです」 10月末、東北のある自治体主催のセミナーでこう語ったのは、恋愛カウンセラー・羽林由鶴さん(52)。自分に自信が持てず、うつむきがちだった20~40代の男女の参加者たちは、彼女の力強い言葉に顔を上げ、うなずきながら聞き入っていた――。 羽林さんのHPのプロフィールにはこうある。《DV・離婚・体型コンプレックスを乗り越え、体重103kg、バツイチ子持ちでありながら、13歳年下の東大生と出会い、結婚》。羽林さん自身、外見コンプレックスに悩み、死をも考えた時代を越えてきた。 教育関係の出版社勤務を経て、恋愛カウンセラーとして独立して、すでに12年。著書も11冊を数え、最近では、恋愛のみならず、コンプレックス克服や生き方を見つめ直すセミナー、各種の会話術の講師として、全国の自治体からもお呼びがかかる。 振り返れば、30代の前半まで、羽林さんはずっと、体形コンプレックスに振り回される日々だった。 「子どものころの私は、口も達者で、何でもできる子。ただ、幼稚園の毎月の身体測定だけがすごく嫌で。そのころから体重にコンプレックスを感じていましたね」(羽林さん・以下同) 羽林さんは’65年9月、大宮市(現・さいたま市)生まれ。公務員の父(’05年没・享年68)、専業主婦の母、5歳年下の弟の4人家族だった。出生時の体重は3000グラムに満たなかったが、そんな娘の成長を願ってか、父の口癖は「ご飯3杯食べよう」。素直な彼女はしっかり食べて、想定以上に大きく育った。 すると、父は羽林さんの体形をイジリだすように。食卓で、彼女がおかずに手を伸ばそうとすると、すかさず「そんなに食べて大丈夫か?」と言ったという。 「父にとっては、何げない言葉だったかもしれませんが、私はそのたびに傷ついて」 幼稚園の身体測定で、「いちばん大きいのは由鶴ちゃん」と、発表されるたびに傷つき、母親同士の会話でも「由鶴ちゃん、本当に大きいわね」と、必ず言われることに傷ついた。しかし、大好きだった父の言葉ほど、彼女の心をえぐるものはない。 「それが毎日、積み重なっていくんです。10代前半で、父から体形を『醜い』と言われたことがあって。その言葉がずっと忘れられなかった。父のことが嫌いになりました」 小6で体重が60キロを超え、中学卒業時には70キロ。高校時代は、単品ダイエットが成功し、一時は60キロまで減量できたが、リバウンドを繰り返し、大学卒業時には84キロになっていた。 親しい男性ができても、「太い」「丸い」と思われるのが怖くて、その先に進めない。いつしか「付き合うなら、私より体の大きな外国人」と、考えるようになっていった。教育系の出版社に入社してからは、女友達と米軍キャンプに出入りした。大柄なアメリカ人のなかにいるときだけ、体重のことを忘れられた。 自宅を出て一人暮らしを始めた24歳のとき、1歳年上のアジア系外国人の元夫と出会い、’91年6月に結婚。’94年には長男に恵まれたが、度重なる元夫のDVが原因で’01年に離婚。元夫とは「共依存」の関係にあった羽林さんは、「これからは自分で考えて生きよう」と強く決意。日常のなかでできる小さな意識改革を積み重ねていった結果、いつしか、あれほどこだわってきた体重のことが気にならなくなっていた。 ’04年には、13歳年下の夫・サトルさん(39)再婚。現在は人気カウンセラーとして月の3分の1は、講演旅行で家を空ける多忙な日々を送っている。 「疲れ?講演先の駅などに行って、『これ、夫に食べさせたい』などと考えながら歩いているうちに、パワーが充電されていますね」 家にいるときは、羽林さんが料理の腕をふるう。片づけはサトルさん。夫婦は、いまも新婚当初のように仲がいい。23歳になった長男は、すでに結婚して、家を出た。彼女にとって“目の上のたんこぶ”のような存在だった父は’05年、68歳で亡くなった。羽林さんの再婚から1年後のことだった。 「本当にあっけなかった。あの父ですから、『苦しい』と言っても、ふざけているのかと思ったくらいで。それほど父は、私にとって強い人で、急に弱るとは思えませんでした」 暴言、離婚……羽林さんの人生の節目節目で、よくも悪くも、娘のことを気にかけてくれた父。娘の壮絶な離婚を目の当たりにした両親は、サトルさんとの再婚にも猛反対した。 「母は彼に会いたくないと言いましたが、父は会ってくれて。彼には『キミの将来にいいことなんて何もないぞ』とか『親が泣くぞ』とか、散々なことを言ったんですが(笑)」 その父が急逝した後、病室からメモが出てきた。そこには《心配してましたが、サトル君と一緒に、家庭も仕事も頑張ってやってくれているようで安心してます》とあった。 「あっ、これが父の本心だったのかと思いました。遺書じゃなく、ふだんの気持ちをつづったものだから、余計に……。その父が、あっけなく逝って。『ああ、人って、急に死ぬんだ』と思いましたね。そのことを、また、父が教えてくれたといいますか……」 父への複雑な愛憎は、いまも彼女のなかに渦巻いている。 「父はいろんなことを、私に教えてくれた。その意味では『ありがとう』かな。ただ、父の気持ちを知ったいまでも、父が幼いころから私に言ってきた暴言を、愛情とも思わないし、許す気もない。相変わらず、クソジジイと思っています(笑)。人間って、家族ってそんなもの。それでいいと思う。私はいつも人間らしくありたいと思って生きています」
2017年11月05日「私自身、かつては相談する側でしたから。カウンセリングを申し込むだけでも、とても勇気がいることを体験しています」 こう語るのは、恋愛カウンセラー・羽林由鶴さん(52)。彼女のHPのプロフィールにはこうある。《DV・離婚・体型コンプレックスを乗り越え、体重103kg、バツイチ子持ちでありながら、13歳年下の東大生と出会い、結婚》。羽林さん自身、外見コンプレックスに悩み、死をも考えた時代を越えてきた。 教育関係の出版社勤務を経て、恋愛カウンセラーとして独立して、すでに12年。著書も11冊を数え、最近では、恋愛のみならず、コンプレックス克服や生き方を見つめ直すセミナー、各種の会話術の講師として、全国の自治体からもお呼びがかかる。 振り返れば、30代の前半まで、羽林さんはずっと、体形コンプレックスに振り回される日々だった。 「子どものころの私は、口も達者で、何でもできる子。ただ、幼稚園の毎月の身体測定だけがすごく嫌で。そのころから体重にコンプレックスを感じていましたね」(羽林さん・以下同) 幼稚園の身体測定で、「いちばん大きいのは由鶴ちゃん」と、発表されるたびに傷つき、母親同士の会話でも「由鶴ちゃん、本当に大きいわね」と、必ず言われることに傷ついた。小6で体重が60キロを超え、中学卒業時には70キロ。高校時代は、単品ダイエットが成功し、一時は60キロまで減量できたが、リバウンドを繰り返し、大学卒業時には84キロになっていた。 親しい男性ができても、「太い」「丸い」と思われるのが怖くて、その先に進めない。いつしか「付き合うなら、私より体の大きな外国人」と、考えるようになっていった。教育系の出版社に入社してからは、女友達と米軍キャンプに出入りした。大柄なアメリカ人のなかにいるときだけ、体重のことを忘れられた。 自宅を出て一人暮らしを始めた24歳のとき、出会ったのが元夫だ。彼は、1歳年上のアジア系外国人。’91年6月に2人は結婚。配偶者ビザを取得した彼は、ケーキ店で働きだすのだが……。 結婚してすぐのころだった。彼が突然、「リラックスして、いいかな」と言った。羽林さんが、笑顔で「もちろん」と応じた次の瞬間、マグカップが彼女めがけて飛んできた。 「何が起きたのか、一瞬、わかりませんでした。続いて、彼は扇風機のカバーを外し、なかの羽根を1枚ずつ、手で折り始めたんです。私の記憶はそこで途絶えました」 そんなことが、たびたび起こった。作った食事を投げ捨てられ、5回も作り直したこともある。だが、直接殴られることはない。ただ、投げられたカップや皿から、料理が飛び散り、「殺すぞ」と脅される。かと思えば、傘でどんどんと、折れ曲がるほどの力で床をたたいた。 「その音がすさまじくて、私は震えるばかりでした。それでも、当時の私は自分が悪いと思っていました。私が悪いことをしたかな、食べたくないモノを出したのかな、と」 ’94年、長男が生まれると彼は子煩悩なパパになった。しかし、いきなり始まる暴力が止まることはなかった。長男が2歳になったころ、ついに彼は、かわいがっていた息子まで投げ飛ばした。突然、キレる夫。キレる原因がわからない。酔って、暴れるわけでもない。追い詰められて、羽林さんは円形脱毛症になり、過食やうつに悩まされた。 「仕事を終え、帰宅する駅のプラットホームでは、絶対に端に立たないようにしていました。飛び降りたくなるから。死にたいと思っていました」 意を決して、夫婦でカウンセリングを受けた。 「しぶしぶでしたが、彼が運転して一緒に行きましたから、彼自身、原因がわからなくて、悩んでいたのかもしれません」 メンタルヘルス・クリニックの女医は、彼だけ待合室で待たせて羽林さんに「離婚すればいいでしょう?」と言った。羽林さんが「でも、子どもも小さくて。夫の暴力さえ止まれば……」と答えると、女医は「あなたの会話には『私』がないのね。『夫が』『子どもが』と、人のせいにばかりしていますね。旦那さんを変えようとするのは、あなたのエゴ。これは、あなた自身の問題なんですよ。ご主人を変えるのではなく、あなたが変わればいいんです」と話したという。殴られたような衝撃が、羽林さんを貫いた。 女医から渡された小冊子には「共依存」とあった。 「小冊子には、うちで昨晩、起きたこととそっくりなことが書かれていました。その家庭では、最終的に夫婦が刺し違えて死んでいました」 自分で考えて生きよう。強く決意した彼女は、夫に「離婚したい」と伝えた。もちろん、すんなりとはいかず、元夫は手がつけられないほど暴れだし、羽林さんは命からがら逃げだす。離婚問題を抱えるなかで、彼女は自分で考えて生きるための訓練を始める。 「私には主語がないという女医さんの言葉が最大のショックで。そこで、ふだんから『私はお茶を飲みます』『私は会社に行きます』と、『私は』を意識して、話したり、行動するようにしてみたんです」 特別なことをしたわけではない。しかし、日常のなかでできる小さな意識改革の積み重ねが、少しずつ自分の力になっていくことを実感できた。数々の修羅場をくぐり抜け、ようやく離婚が成立したのは’01年のこと。体重は、ストレスからだろう、103キロになっていた。だが、晴れて自由の身になった羽林さんはあることに気付く。 「なぜかモテるようになっていたんですよ」 離婚後の3年間で、5人の男性から次々にプロポーズされた。そのなかに、大学院卒業を控えた現在の夫・サトルさん(39)がいた。結婚は’04年のクリスマス。サトルさんの就職も決まり、2人だけで結婚式を挙げた。 羽林さんは、「いまの社会には『自信信仰』があって、自信さえあれば、すべてがうまくいく。そう思いませんか?」と語る。 自信さえつけばと、ダイエットや資格取得など、自信をつけることにばかり翻弄されて、結局、前に進めない。ならば、自信を持つことは諦めて、そのままの自分で、やりたいことに一歩踏み出す勇気を持つ。ありのままの自分で、少しずつ人間関係を築いていく。それが、羽林さんが自身の経験から得たアドバイスだ。 「自信って、つけようとしなければつくんですよ。これくらいでいいのかなって思えたら、それこそが自信なんです」
2017年11月05日「意外かもしれませんが、祖父にも父にも『政治家になりなさい』と言われたことは、一度もないんです。政治家一家に生まれたんだなということは小学生の時分に気づいていましたが、それを“家業”だとは思わずにきました」 日に焼けた精悍なマスクに、笑顔を交えながらこう話すのは、中曽根康隆さん(35)。10月22日に投開票された衆議院議員選挙・比例北関東ブロックで自民党から出馬し、初当選した“新人”だ。そして中曽根康弘元総理大臣(99)を祖父に持ち、父・弘文さん(71)は外務大臣、文部大臣などを務めた現職参議院議員と“華麗なる一族”の“跡取り息子”である。 しかし中曽根家では、英才教育は「一切なかった」というから、ちょっと驚く。 「小学校中学年のころには、クラスメートから『総理の孫』と言われたり『中曽根総理を泣かそ~ね』とかいう冗談を言われていました(笑)。そして大人びた友人には、祖父や父の当選の翌朝には『おめでとう!』と声をかけてもらったり。つねに“人に見られている家族”なんだということは、理解していました」(康隆さん・以下同) 幼少のころから「政治」が身近にある生活を送り、大学は慶應義塾大学法学部に入学。法律の勉強と同時に、体育会ゴルフ部での厳しい練習で鍛えられた4年間だった。コロンビア大学大学院進学でアメリカに渡り、国際関係学を学んだ後、JPモルガン証券に就職。その日々のなかで「政治の道に進みたい」と強く思うようになったという。 そして29歳のとき、父に「秘書にしてください」と願い出たという、その返答は? 「『ダメだ!』というものでした。あきらめきれず、手紙まで書いて思いを伝えたのですが、『まだまだ勉強が足りないし、この責任の重い仕事は、康隆には務まらない』と……」 そんなやりとりをしているうちに2年がたってしまった。康隆さんは「もう行動に出るしかない」との思いで、ある日突然、会社を辞めてしまったのだという。この決意に、とうとう父も「そこまで本気なら挑戦してみればいい。でも、大変だぞ」と語ったそう。その後、父の秘書として4年間、修業を積み、今回の出馬となったのだ。 内心、お父さんは継いでほしいと思っていたのでは?と問うと、「それはなかったのではないか」と前置きして、康隆さんは続ける。 「父は会社員生活を15年間した後、祖父が現職の首相だった’86年の衆参同時選挙で参議院議員に初当選しましたが、もともと政治家になるつもりはなかった。その初出馬のとき、4歳の私を抱えながら選挙戦を支えたのが母(真理子さん・61歳)です。『政治家の息子』の大変さと『政治家の妻』の苦労を、いちばん肌で感じてきたのが、父と母だったと思うんです」 母は母で、最愛の息子からの「出馬決意表明」に、こんな言葉をかけたのだという。 「決めた以上は、結果を出せるように頑張りなさい。1人では何もできないんだから、周囲のみなさんを大事に」 かくして「中曽根家三代目」は国会議員生活のスタートラインに立ったのだ――。
2017年11月04日「(小泉)進次郎先生は、コロンビア大学大学院の入れ違いで、同学年です。まだ純一郎先生の秘書をされていた20代のころ、お食事をご一緒したことはありますよ。同世代であり、お互い境遇も似ている。『日本の将来のために頑張りたいよね』というお話をしたのを覚えています。いまは国会議員の大先輩ですから、お会いしたらもちろん、敬語を使うのは私ですよ」 日に焼けた精悍なマスクに、笑顔を交えながらこう話すのは、中曽根康隆さん(35)。10月22日に投開票された衆議院議員選挙・比例北関東ブロックで自民党から出馬し、初当選した“新人”だ。そして中曽根康弘元総理大臣(99)を祖父に持ち、父・弘文さん(71)は外務大臣、文部大臣などを務めた現職参議院議員と“華麗なる一族”の“跡取り息子”である。 幼少のころから「政治」が身近にある生活を送り、大学は慶應義塾大学法学部に入学。法律の勉強と同時に、体育会ゴルフ部での厳しい練習で鍛えられた4年間だった。コロンビア大学大学院進学でアメリカに渡り、国際関係学を学んだ後、JPモルガン証券に就職。その日々のなかで「政治の道に進みたい」と強く思うようになったという。 同年代の超人気政治家・小泉進次郎衆議院議員(36)とは、何かにつけて比較されるに違いない。 「『ライバルか』って?いえ、とんでもない。進次郎先生は若い人への発信力も非常に強い。とても刺激を受けましたし、ご指導いただきたいですね。それにしても……その質問は何万回とされますね。当選後のテレビ中継では、池上彰さんにもされました(笑)」(康隆さん・以下同) 進次郎議員の「嫁とり」も話題になるが、康隆さんも同じく独身なんだそう。 「現在、結婚の予定もないんです。両親の支え合う姿も見ていますし、幸せの形ということで、結婚を意識してはいるんですが……」 康隆さんに、結婚したい女性のタイプを聞いてみた。 「第一に、明るく、笑顔の多い女性ですね。次に、周りの人のことを考えられる人。それから、やはり『おいしい料理を作ってくれる人』がいいですね。家に帰ればご飯があるという生活を、久しくしていませんから」 と寂しそう……。ふだんはどんな食生活を? 「好きなのはカレーで、福神漬けもたっぷりがいい(笑)。週5日でも飽きません。実際、ここ1週間でも3回は食べていますからね(笑)。よく行くのは東京の『エチオピア』さんですが『CoCo壱番屋』さんなども好きです。カレー以外では『大戸屋』さんなどの定食屋さんにも行きますよ」 なんとも庶民的な慶應ボーイだけど、結婚適齢期の政治家が“おひとりさま”で食べているのを想像すると、これは「嫁とり」も急務だろう。国会デビューで多忙ないま、「オフは一切ない」というが、「休日が取れるなら、ジムに行き、ゆっくりお風呂に入り、仲間と楽しく飲みたい」とも。 趣味は映画鑑賞だがいまはその暇もない。お気に入りの映画はジュリア・ロバーツ主演の恋愛映画『ノッティングヒルの恋人』(’99年英国)だという。最後に「目標は総理大臣?」と投げかけると、襟を正してこう話した。 「『総理が目標』とは、一度も言ったことがありません。スタートラインに立ったばかりの新人ですから、言える段階でもないし、いまは実績を積み上げることに専念したい。読者の皆さんには『国会議員って誰がやっても同じ』と思われる方もいるかもしれませんが、『中曽根康隆じゃなきゃダメなんだ』と言われるくらい、身近な存在になれるよう、努力したいと思います」
2017年11月04日4日、元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が生放送しているAmeba TV『72時間ホンネテレビ』で、1996年にSMAPを脱退し、現在オートレーサーの森且行(43)と再会を果たしさらに「森くん」がTwitterトレンド日本はもちろん、世界でも1位に輝いた。21年ぶりの夢の共演にSNS上ではファンの感動の声が上がっている。 3人は『第49回SG日本選手権オートレース』準決勝に出場した森を応援するため、浜松オートレース会場を訪れ、レースを観戦。3人は自腹で森の単勝車券を1万円で購入。惜しくも8着でゴールインを果たしたものの、「森くんかっこいい!」と拍手を送った。 レース後、森が登場。4人で熱いハグを交わし、感動の再会を果たした。レース会場内にある選手食堂で一緒に食事をすることになった4人。 プライベートでもよく遊んだという香取からは、森に呼ばれて行ったらある女性芸能人がいたという暴露話なども飛び出した。また、帰り道が同じでよく一緒に帰ったという草なぎは、ここでは話せないようなことを森くんからいっぱい教えてもらったと打ち明けた。 同じ年でありながらあまり関係が深くないのではと疑われている稲垣は、意外にも森の連絡先を知っており、連絡を取り合っていると伝え、香取と草なぎを驚かせた。 また、香取から、「僕らはちょっと行っていいの?大丈夫?ってずっと確認してたんだけど、森くん的にはなかったの?ちょっと…みたいな」の質問に対し、森は「ないよ、だって会いたかったもん。」と答えた。 ファンは「会いたかったもんーって、めっちゃ嬉しい」「泣いた…こんな日が来るなんて信じられない。ありがとー」「森くん!泣ける!!」「森くんが“慎吾”って呼ぶ声が懐かしい。嬉しい」など感動の声が集まっている。
2017年11月04日10月19日、都内で『横田早紀江さんを囲む祈りの会』が開かれた。重苦しい空気のなか、主役の横田早紀江さん(81)は、思い詰めた表情だったという――。 11月5日に来日する米国のトランプ大統領(71)との面会が発表された横田滋さん(84)、早紀江さん夫妻。9月28日の衆院解散当日に安倍首相は拉致被害者家族と面談。首相はトランプ大統領との首脳会談で拉致被害者家族と会うように要請して、大統領から快諾を得たと披露した。 だが安倍政権下では、拉致問題は一向に進展していない。トランプ大統領が北朝鮮への“先制攻撃”すらチラつかせるなか、首相も“対話”よりも“圧力”を強調し、米国支持を強く打ち出している。 早紀江さんはめぐみさんが行方知れずになった後の77年、友人の勧めで聖書研究会に通い、やがてクリスチャンになった。北朝鮮によるめぐみさんの拉致が発覚した後は支援者たちと00年から『祈りの会』を始め、いまも月に1度のペースで開かれている。 19日の会の様子を、長年、横田夫妻に寄り添って拉致問題に取り組んできた参加者の1人がこう明かす。 「会の終わり際に早紀江さんがこう話したんです。『トランプさんに会ったら、“戦争はしないでください”と言おうかな。それとも政治的発言は控えたほうがいいのかな』と……」 その瞬間、出席していた『救う会』関係者が早紀江さんの言葉をさえぎるようにこう話したという。 「政治的発言はしないほうがいい。大統領に会えるのも安倍さんのおかげなんですから」 前出の参加者はこう憤る。 「横田さん夫妻は『戦争になれば、めぐみたちも被害を受ける。絶対に北朝鮮と戦争をしてはいけない』と前々から話しておられました。トランプ大統領にその思いを伝えることは、被害者家族の気持ちを考えれば当然のことでしょう。なぜそれが“政治的発言”として止められるのでしょうか」 この日、早紀江さんの表情が晴れることはなかったという。 「戦争になったら、めぐみが死んでしまう!」 そんな悲痛な思いを胸に、早紀江さんはトランプ大統領との面談に挑む――。
2017年11月04日毎年注目される、ハロウィン後のゴミ問題。今年もハロウィン翌日の渋谷にゴミが散乱する写真がSNSで拡散され、話題になっている。これに対し、ネット上では“キンコン西野待望論”がささやかれているのだ。 キングコングの西野亮廣(37)は、2015年にハロウィン翌日の渋谷でゴミ拾いイベントを開催。朝6時から「ゴーストバスターズ」のコスプレをした500人のボランティアがゴミを拾い、そのゴミでアートを作成するというものだった。 このとき西野のアンチが「2ちゃんねる」で「西野がゴミ拾いする前にゴミを全部拾って台無しにしてやろう」と呼びかけ、先回り。西野らがイベントを開始したときには、ほとんどゴミが残っていなかったという。 16年にも西野は「ハロウィン後にゴミ拾いをし、最後に参加者で合唱大会をする」イベントを開催していたが、今年は海外にいたため行わなかった。ネット上では「今年は西野、ゴミ拾いしなかったの?」「今年も西野が一言呼びかければ、西野のファンとアンチが両方来て渋谷は綺麗になったかもしれないのに」「来年はまたイベントをやってほしい」との声が上がっている。 西野も11月1日に自身のブログで、「『今年のゴミ拾いは他の方にお任せしよう。この1~2年でゴミ拾いをする人も増えただろうし』と判断してしまったのが甘かった。自分が参加できないまでも、毎年参加してくれている人達に呼び掛けるべきだった」と後悔。「この調子だと渋谷ハロウィンは終わる。ハロウィンの日に仕事を入れちゃダメだな、俺。自分から変わろう」と決意を新たにしていた。 だが「西野に頼るのはおかしい。本来は参加者がゴミを出さないようにするべきだし、行政もゴミ箱を設置するとか考えないと」という意見も。“自分から変わる”必要があるのは、私たち一人ひとりの意識かもしれない。
2017年11月04日俳優の石田純一(63)とタレントの渡辺満里奈(46)が11月3日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演。それぞれが話した「浮気に対するスタンス」の違いについて、注目が集まっている。 番組で石田は、妻の東尾理子(41)に「もっと遊ばせてくれ」とアピール。さらに自分が遊ぶのは「家族のため、男の色気を保つため」であり、「こっちが元気で楽しくやっているのは、あなたのために遊んでいる」と豪語した。 すると話題は石田の最近の女性関係に。司会の松本人志(54)から「最近はチューしてるんでしょ?」と問い詰められ、「奥さんとでしょ」と苦し紛れに回答。だが「それ以外は?」とさらに追及されると、「そりゃ、そっちもありますけど……」とキスの“一線”は超えたことを告白。しかし「奥さん(理子)がどこかでチューしても、それはそれで別にそんな雰囲気だったらいいよ。俺は全然大丈夫」と、相手の浮気に対しても寛容な姿勢を見せた。 そして「相手が浮気しても離婚はしない」と石田と似たような答え方をしたのが、同番組に出演した渡辺だ。ネプチューン・名倉潤(48)と結婚してから12年が経った今でも、アツアツな夫婦生活を送っているという。だが松本から「もし(夫の浮気が)あったらどうなるタイプ?」と聞かれると、「よくそういう話になるんですよ」と相槌。夫婦で話した結果、「でもたぶん離婚はしない」という結論に至ったという。 渡辺は「向こう(名倉)は私が浮気をしたとしたら『何をしても絶対離婚しない』って言うんですよ」と続け、共演者を驚かせた。すると共演の田中みな実(30)も「名倉さん、スタッフさんから『浮気とかしたくなる?』と聞かれて『そんなのせえへんよ。家に(満里奈が)おるし』っていう感じなのが、あぁいいなあって思いました」と自身が目撃した二人のラブラブエピソードを語った。 そんなやりとりに、Twitterでは《本人の前じゃなくて裏でそう言ってくれてるとめっちゃ嬉しいよな》《妻大好きな夫はきっと浮気しないな? 名倉と満里奈はほんと素敵夫婦だな~》《石田純一と名倉潤…同じ男でもこんなに違うのねえ…》《落差がすごいww》と名倉夫妻に憧れる声や、石田と渡辺の考え方の差に驚く声が出ていた。 相手が浮気しても大丈夫、離婚しないという点では共通している両者。しかし理由が「自分も遊んでいるから」と「相手のことが好きだから」では、その差は歴然だ。
2017年11月04日「アメリカはすでに、金正恩を斬首作戦で殺害したあとの統治体制をシミュレーションしています。その結果は……武力行使が行われれば、韓国が火の海になるだけでなく、日本にも大きな被害が及ぶことになります」 そう警鐘を鳴らすのは、東京外語大学大学院教授の伊勢崎賢治さんだ。伊勢崎さんは、国連PKOの上級幹部として、東ティモールやアフガニスタンなどで、紛争処理や武装解除を指導した経験がある。 トランプ大統領が、「北朝鮮を完全に壊滅させる」と国連総会で演説すれば、金正恩氏も、「史上最高の超強行な対応措置を断行する」といった声明を発表するなど、一触即発の事態を招きかねないような言葉の応酬が続いている。 こうした米朝の緊迫した事態のなか、伊勢崎さんは今年9月、韓国のソウルで開かれた米・陸軍主催の「環太平洋陸軍最高司令官会議」に招かれた。その会議は、ロシアや中国を含む32カ国の陸軍最高司令官が参加する国際会議だった。 伊勢崎さんは米・陸軍から、この会議で、『斬首作戦後の北朝鮮の統治をどうすべきか』というテーマで意見を述べてほしいとの依頼を受けた。自らの経験を踏まえて、「軍事攻撃はリスクが大きすぎる」と、思いとどまるよう訴えたという。 「彼らだって、本当は斬首作戦なんかやりたくないんです。なぜなら、大変なのは政権を倒したあとだから。国民みんなが飢えているので、何もできないという人もいます。しかし、それは希望的観測にすぎないし、金正恩を失った屈強な北朝鮮の軍人たちが、あちこちで武装蜂起して、ISのようなテロ集団になる可能性だってありえる」(伊勢崎さん・以下同) 各地の紛争解決の過程で、体制崩壊の混乱を数多く見てきた伊勢崎さんは、続けてこう語る。 「路頭に迷って今以上に飢えた2,500万人もの国民をどうするのか。彼らを制圧して統治するのに莫大な労力とコストがかかります。金正恩体制よりも、危機的な状況になる可能性もあります。これまでアメリカが統治に成功したのは第二次世界大戦後の日本くらいで、アフガニスタンやイラクでは、ことごとく失敗し、泥沼化しています。だから米・陸軍も、本音では、武力行使を避けたいんです」 モスクワで10月20~21日に開かれた、核不拡散問題を話し合う会議の前日に、北朝鮮の北米局長とアメリカの元国務次官が「(話し合いのために)接触していた」という報道もあった。 「対話への模索はしていると思いますが、予測のつかない行動をするのがトランプさんです。米国内や、日本から軍事的“圧力”を支持する声が高まれば、斬首作戦というカードを切らないとは言い切れません」 万が一、斬首作戦が実行されたら、日本にどんな影響が及ぶのか。伊勢崎さんは、次のようなシナリオを予測する。 「在韓邦人や、北朝鮮の拉致被害者が犠牲になってしまうし、北朝鮮からの難民が、船で日本に大量に流入する可能性もあります。武器などを持った武装難民もまぎれているでしょうから、日本政府はすべての難民をチェックしないといけません。大変な作業で、考えただけで気が遠くなります。また、在日米軍基地が攻撃される可能性もあります」 つまり、日本も“戦場”になりうるというのだ。複雑な要素が絡み合う北朝鮮情勢。トランプ米国大統領が11月5日に来日するが、日本のトップには“強がり”よりも冷静な対応をすることを願いたい。
2017年11月04日「うちの親、年をとって頑固になったし、ボケてきたのか、よくわからない行動をとるし。ホントに困るわ……」。そうストレスを募らせながら、家族の介護に当たっているかたも少なくないのでは? 「実は、こうした高齢者の“困った行動”は、性格や認知症のせいだけでなく、ほとんどの原因が“老化”にあります。だから、改善や予防ができるんです」と明かすのは、彩の国東大宮メディカルセンター眼科部長の平松類先生。 平松先生は、眼科医として、のべ10万人の高齢者を診察してきた経験から、高齢者の“困った行動”の原因を分析。今年9月に『老人の取扱説明書』(SB新書)という本まで出版した高齢者のエキスパートだ。そこで今回、お年寄りのよくある困った行動のワケと、改善&予防法をうかがった。 【都合の悪いことは聞こえない、聞かない】 「82歳の義母は、私が『薬飲んだ?』と聞いても知らんフリなのに、往診に来たイケメン医師に、『具合どうですか?』と聞かれると『今日はいいね〜』って即答。私は気に入らないってこと?」(50代女性) あるあるな話だが、「お母さんは“聞こえないフリ”しているのではなく、そもそもお嫁さんの話が聞こえていないのです」と、平松先生。 「70代では半数近くが、80代以上では70%以上が難聴というデータがあります。60歳以上になると、とくに女性が発する高音域の音は、“低い音”に比べて約1.5倍大きくないと聞き取れません」(平松先生) 私のことが気に入らないのね、と気を悪くすることなかれ。耳の老化で難聴になっているだけなのだ。では、お年寄りに聞こえるように話すコツはあるのか。 「低い声で、ゆっくり、正面から話すこと。補聴器をつけるのも効果的です。ただし、メガネとちがって、補聴器をつければすぐ聞こえる、というものではなくて、慣れるまでに時間がかかります。自分の耳に合うまで、5〜6回は購入したところで調整してもらいましょう」(平松先生) 【信号が赤でも、ゆっくり渡る】 「うちの母(85)は、信号が途中で赤に変わっているのに、堂々とゆっくり歩くんです。危なくて、何度手を引っ張ったことか……」(50代女性) そもそも日本の横断歩道にある信号は、お年寄りに優しくないという。 「85歳を超えると歩幅が狭くなるので、平均で男性は1秒間に約0.7メートル、女性は約0.6メートルしか歩けなくなります。でも、日本の横断歩道にある信号は、1秒間に約1メートル歩くという前提でつくられているんです」(平松先生) これでは、お年寄りが渡り切れないのも仕方がない。さらに、「そもそも信号機自体が見えていない」ということもあるようだ。 「高齢者は“眼瞼下垂”という、まぶたが下がる病気になっていることが多いので、上方に設置されている信号機がよく見えないのです。まぶたの下がりがなければ、上が45度以上見えますが、年齢を重ねてまぶたが下がると視野が狭くなる。上方視野が30度になると、7メートル離れないと信号機が見えず、20度では10.5メートル離れないと見えません」(平松先生) 眼瞼下垂を予防するためには「まぶたをこすらない」「コンタクトを長時間つけない」などのほか、目をぎゅっとつぶってから大きく開けるというトレーニングを1日10回程度行うとよいそうだ。 【夜中に何度もトイレ】 「83歳の父は、夜中に何度もトイレに行き、結局まだ外が真っ暗な4時ごろ起床します。ちゃんと眠れているのでしょうか。こちらも目覚めてしまって大変です」(60代女性) 深刻な夜中のトイレ問題。平松先生は次のように語る。 「高齢になると尿を濃縮するホルモンが低下し、尿が薄くなるので、悪い成分を体外に排出するために尿の量が増えるのです。“2時間に1回”といった頻度で、すぐにトイレに行きたくなるのは、このためです」(平松先生) じつは「トイレに行けば行くほどトイレは近くなる」のだとか。 「ちょっとおしっこがたまっただけで、尿意をもよおすクセが膀胱につくからです。我慢のしすぎはよくありませんが、ある程度、膀胱におしっこがたまってからトイレにいくクセをつけましょう。また、夜は就寝4時間前には水分を控え、ノドが渇いたときにはがぶがぶ飲まずに少しずつ水分を摂取するのがベター」(平松先生) 頭を悩ませていたお年寄りの困った行動も、理由を知れば、優しい気持ちになれる。“老人のトリセツ”をマスターして、年老いた親ともうまく付き合おう!
2017年11月03日「自分は、メジャーリーガーになりたいと思っているので……そこに向かって一歩一歩着実に目の前のことをやっていきたいなと思っています」 10月26日、プロ野球のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズに1位指名された早稲田実業高校の清宮幸太郎選手(18)。指名後の記者会見で語った言葉は、高校通算111本塁打という新記録を打ち立てた怪物らしい大胆なものだった。 今回の指名について日ハム球団広報に聞いてみると「清宮選手については交渉権を獲得できたというだけ。これから契約についての交渉が始まるので、今後のことはお答えできません」との回答。スポーツ紙記者が言う。 「清宮のお母さんは、実は息子に早大への進学を勧めていたそうです。息子を手元に置いておきたいという思いはまだあるでしょうね。交渉には両親も同席するでしょうし、球団側もサインしてもらうその時まで気を抜けません」 だが球団側には、契約成立を確実にする“ある秘策”があるのだという。 「日ハムの新人は二軍の寮にまず入るのですが、実はその部屋に入るとメジャーリーガーになれるといわれる『出世部屋』があるんですよ」(球団関係者) 寮というのは、千葉の鎌ヶ谷にある二軍グラウンドに付設する鉄筋5階建ての「勇翔寮」。日ハムの本拠地は札幌だが、高卒ルーキーは全員この「勇翔寮」で生活する。 「05年に入寮してきたのは、ダルビッシュ有投手(31)。現在メジャーリーグのドジャースに在籍する彼は一軍で活躍するようになっても自分の部屋を『荷物置き場』として使い続け、メジャー移籍するまで手放しませんでした。それが『出世部屋』として語り継がれる404号室です」(前出・記者) 12年、ダルビッシュが渡米し退団。空室となった404号室に入ったのは、プロ野球史上前例のない投手と打者の“二刀流”に挑戦した、大谷翔平選手(23)だった。 「その大谷もこのオフにメジャー移籍が確実視されています。2人の先輩を負ってメジャーリーグを目指す清宮君のために、この404号室を用意したーー。そんな殺し文句が契約交渉で使われるのは確実でしょうね」(前出・記者) 記者会見で清宮は、こう語った。 「ダルビッシュさんや大谷さんなど、素晴らしい選手が育っているので、自分も同じように育っていけるのかな」 憧れの巣立った「出世部屋」から、清宮のメジャーへの夢が始まるーー。
2017年11月03日「最近はうつ病などで、やむなく休業する人も増加中です。そんな背景もあり、“働けない”リスクに備える『所得補償保険(就業不能保険ともいう)』が注目されています。所得補償保険とは、入院や自宅療法などで働けないとき、加入時に設定した保険金が毎月支払われるというものです」 こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。病気やケガなどで働けず収入が減っても、生活費や住宅ローン、子どもの教育費などは必要だ。ところが、これらの備えとなる保険商品は、これまで手薄だった。 また、以前より入院できる期間が短くなり、外来で治療を受けながら自宅療法する人が増えている。しかし自宅療法では、「医療保険」からの保険金給付はほとんど望めない。そのため、2年ほど前から、保険各社が所得補償保険を相次ぎ発売している。 ライフネット生命の就業不能保険「働く人への保険2」を例に、どんな保険かを荻原さんが解説してくれた。 「Aさん(40歳・男性)は、所得補償保険を検討しています。年収が約480万円。月収に換算すると約40万円なので、『保険金が毎月30万円あると安心だ』と思っていました。しかし、所得補償保険の保険金額には、月収の60%程度という上限があります。Aさんの場合、最大24万円ですが、5万円単位でしか設定できないため、20万円でした」(荻原さん・以下同) 保険期間は、定年退職する60歳までを選択した。 「Aさんが実際に働けなくなったとき、病気などの発症から一定期間は免責期間のため、保険金は受け取れません。免責期間を長くすると、保険料は安く抑えられます。Aさんは60日の免責期間を選んだため、月々の保険料は5,716円でした」 このように、加入時の年齢や保険金額、免責期間などによって、保険料は変わる。 「保険会社によって規定がさまざまで複雑ですが、総じて言えるのは“働けない”認定が厳しいこと。自宅で内職のような軽作業ができると『働けるから、保険金は打ち切り』となるものもあります」 保険の商品数や種類が増え、注目度が上がると不安があおられる。保険での備えは必要なのだろうか。そこで、荻原さんが公的支援や保険の上手な活用法を教えてくれた。 【1】まずは公的支援を確認 「会社員の場合、病気などで休業しても、『傷病手当金』が給料の約3分の2、最長1年半、支給されます。その後もまだ重篤な場合は、障害年金を申請できます。障害年金はがんや精神疾患なども、支給対象に含まれます。ただし、自営業など国民健康保険の方は、傷病手当金がありません。貯蓄や保険など、独自の対策が必要です」 【2】加入済みの保険内容を確認 「自分の保険の特約などを、きちんと覚えていない方が多いです。再度確認しましょう。たとえば病気になった際、医療保険から多額の一時金が出るなら、それで生活を支えることもできるでしょう」 【3】支払い要件を確認する 「所得補償保険では、精神疾患を保険対象外とするものが多いです。働けないと認定される基準も千差万別。いろいろ比較してください」 【4】ほかの選択肢を探す 「働けないリスクへの備えは、保険だけではありません。たとえば、自営業者の方なら『小規模企業共済』に加入し、自分の退職金を積み立てて準備することもできます。病気などで廃業したら、その退職金を受け取って、生活費に充てる方法もあります」
2017年11月03日《50代に突入が凄く怖くて落ち込んだけど》 タレントのRIKACO(51)が10月31日、自身のインスタグラム上に投稿した内容が話題を呼んでいる。 若々しい魅力を保ち続けている彼女も、実はもう五十路。人並みに「年を取るのが怖い」という気持ちを抱いていたようだ。しかし、何事もポジティブ思考で知られるRIKACO。そんな彼女が“加齢恐怖”を吹き飛ばした秘訣とは――。 ハードな筋トレを笑顔でこなす動画を添えて、こう綴った。 《不安な事だらけの人生を支えて来たのはトレーニング。(中略)まだまだ新しい人生の開拓や努力や好きな事を探し邁進して行く事や体だけではなく私は自分に向き合うことで自分から元気をもらっている!少しタフな女が好き見た目はね》 この前向きな投稿に、ファンたちからの共感コメントが殺到している。 《いつもパワーもらっています前向きに努力する生き方感動しています》 《健康な精神は、健康な肉体に宿りますよね》 《今まさに50代突入が怖くて仕方ありません(中略)りかこさんのig見て、何かしなくては始まらないと感じています》 《私もまだまだ子供たちの為にも自分の為にも頑張るぞって改めて思えました》 年を重ねるごとに輝きを増していくことだろう――。
2017年11月03日「私自身、小学2年生から不登校になり、中学校はほぼ通っていません。リストカットをしたこともある、ひきこもりの経験者です。生きづらさを抱える女性に交流できる場所を提供したいと『ひきこもりUX女子会』(以下・UX女子会)を始めました」 そう語るのは、UX女子会・主宰の恩田夏絵さん(31)。UX女子会は、’16年6月〜’17年7月で計20回開催され、のべ700人もの女性が参加した、ひきこもりの自助会だ。UXとは、「ユーザーエクスペリエンス」の略。ユーザーであるひきこもり当事者が自分の体験を生かして発信することで、ニーズに合った支援を行うという理念を表している。 ’16年に内閣府が発表した調査結果によれば、全国のひきこもり人口は54万1000人。そのなかで男性は63.3%、女性は36.7%と、男性が圧倒的に多い結果が出た。しかし、この結果は対象年齢が15〜39歳で、主婦や家事手伝いは対象外になっている。実はこの調査には計上されていない、女性のひきこもりが数多く存在しているといわれているのだ。 「これまで、ひきこもりの自助会は参加者の9割が男性で、女性が本音で交流できる居心地のよい場所ではありませんでした。特にひきこもりの女性は、父親や学生時代の教師との関係にトラウマがあるなど、男性恐怖症の人も多いのです」(恩田さん) そうした経緯があり、UX女子会は“男子禁制”に。同じ経験をした女性が安心して集まり、ゆっくり語り合える場所を目指しているという。会の基本構成は、第1部が主宰メンバーの体験談、第2部が交流会。第2部はひきこもりを含む生きづらさを感じている当事者しか参加できない。10月初旬に東京・表参道で行われた会の第1部に、本誌女性記者が密着した。 14時、UX女子会がスタート。81人もの人が集まり、会場は満席。この日の第1部は、主宰メンバーの林恭子さんが出演したDVDの観賞会だ。林さんが高校時代からひきこもりになった経緯や、トラウマとなっていた母娘関係について語る映像が流された。 「私たちの体験談を聞いてもらうのは、同じ経験をした者同士なのだと改めて認識してもらいたいから。第2部で皆さんが話をしやすくする狙いもあります」(恩田さん) 休憩を挟み、第2部の交流会に突入したが、取材はNG。ここでは「親子関係」「働く」「自立」などのテーマを4〜5人グループで話し合う。話したくない人は無理をせず、聞いているだけでもOKだ。交流会が終わり、参加者に声をかけてみた。 2人の子どもを持つ朋美さん(48歳・仮名)は専業主婦。10年以上、ほぼひきこもり生活をしていたそう。 「ずっと1人で鬱々としていたけど、本当は自分以外の人の話も聞きたいし、私も話したかった。この会の存在を知ったのは2カ月以上前。行こうとしてはやめるのを4回繰り返し、勇気を振り絞って、今回やっと参加できました」(朋美さん) 会に参加するための体力をつけようと、自宅から少し離れたところまで自転車で行くなどの準備をしていたと、恥ずかしそうに明かしてくれた。恩田さんは、朋美さんのような参加者も多いのだと語る。 「常時、精神的につらくてしんどいと思っている人ばかりです。参加しても大丈夫か、きちんと交流できるか、浮かないか、そもそも電車に乗れるかなど、何度も葛藤を繰り返して、やっとの思いで来てくれる方がほとんどなんです」(恩田さん) 女性は共感性が高いため、自分の思いを他者と分け合うと、気持ちが軽くなる人も多いと、恩田さんは言う。 「主宰者の私たち自身も、人との出会いのありがたさを実感しています。自分の思いを表現して理解してもらい、相手の反応により他者を理解する。そうしてゆっくりと回復していけると信じています」(恩田さん) 本音で語れる仲間との出会いが、ひきこもりの女性たちに勇気を与えているーー。
2017年11月03日「昨年5月にデビュー25周年を迎えた観月さんですが、ほぼ同時に都内で会員制のバーをオープンさせたんです」(常連客) 観月ありさ(40)がバーを開店したのは、都心の一等地の一角。店は『食べログ』などにも掲載されておらず、一見客は入れないようドアに鍵がかかっていることも多いという。 「お店の雇われママが“オネエ系”で、すごくハイテンション。一度行くと忘れられないキャラなので、客はみんな“オネエ系”バーと呼んでいますよ(笑)。とはいえ、“オネエ系”はママだけで、若手の芸能人も働いていたりするんです」(前出・常連客) 店に入って店員に「ここ、観月さんのお店?」と聞くと「そうだよ!」と笑顔が返ってきた。 業界内では、“酒豪”としても有名な観月。つねづね「ストレス発散で自分のペースで落ち着いて飲めるお店がほしい」と言っていたというから、開店したバーはその夢をついにかなえたということなのだろう。 観月は2年前に建設関連企業を経営する“フェラーリ王子”こと、青山光司氏(45)と結婚している。 「彼はたまに観月さんといっしょに店にきますし、昨年5月に開かれたバー開店1周年パーティーにも来ていました。じつはこのバーも、青山さんの子会社が経営する形になっているそう。もしかしたら、彼から観月さんへの“プレゼント”だったのかもしれませんね」(芸能プロ関係者)
2017年11月03日「スピリチュアル詐欺(以下・スピ詐欺)とは、精神世界を利用して、効果の不明なものを売りつける詐欺商法のこと。従来の開運商法詐欺は、不安を煽ることで、物品を買わせる手法が主流でした。しかし、最近のスピ詐欺は、SNSやブログで注目を集め、『幸せになるため』などと希望を見せるのが特徴。被害者の9割以上は女性です」 こう話すのは、5年前から詐欺被害の無料相談を受けつけている「不動法律事務所」の若井亮弁護士。過去5年間で国民生活センターに寄せられた開運詐欺の相談は、4811件に上る。しかも1人当たりの被害額(契約購入額)でみると、’12年の65万円から’16年には130万円へと、5年間で倍増しているのだ。 「だましやすい人からとことんとるという傾向の表れで、非常に危惧しています。SNSを利用した勧誘が現れたことで、これまで高齢者が多かった相談者の年齢が30〜40代にまで広がっているようです」(国民生活センター) 若井さんのもとに届いている「スピ詐欺」の被害例を紹介。 ■カリスマブロガーの巧みな話術で100万円のローン地獄! 1年前、AさんのSNSに“ママ友のSさんが写真を更新しました”というお知らせが。タップしてみると、あざやかな虹が写った写真とともに、それを見た女性たちの「元気になった!」というコメントが載っていた。 「その写真はSさんがSNSを通して知った、ヒーラー(癒しの力を持つ人)の女性・Mさんが撮ったものでした。素敵だなと思い、私もMさんのブログを読むようになったんです」(Aさん) ブログには海外各地で彼女が撮ったという、竜のように見える雷の写真や、雲が七色に変化していく様子の写真が掲載され、いかにも不思議な力が宿っているように思えた。 このころ、Aさんは小学生の息子の不登校に悩んでいた。苦しい日々のなか、ブログに寄せられた読者からの「救われた」というコメントを読み、Mさんに話を聞いてほしいと思うようになっていった。 そんなとき、Mさんのブログにスピリチュアルセミナーの告知が掲載された。場所は都内の有名ホテルの会議室なのに、参加費は1,000円。Aさんは思わず参加を決めた。 「初対面のMさんは笑顔で『いい縁が持ててあなたは幸せよ』と。とにかくポジティブで圧倒されました」(Aさん) 憧れの人に会えて喜ぶAさんに、Mさんがささやいた。「来週、特別なセミナーがあるの。あなたも来てみない?」。ごく少数に向けたセミナーで、参加費は100万円だった。 「豊かさを手に入れるためには、最初に出費することで豊かさが入る隙を作らないとだめなのよ」 まるで催眠術にかかったかのように、Aさんはローンでセミナーを契約。気がつくと、毎月ローンに追われる地獄に落ちていたのだ……。 ■波動が上がるグッズ購入で100万円以上のリボ払い! 20代前半のBさんは、ネットサーフィン中に見つけたスピリチュアルブログの愛読者になった。ある日、そのブログは「天使が見える」ヒーラーが運営していることが判明する。ブログには、「波動を高めれば、誰でも天使とつながれる」と書かれていた。 仕事のことで悩んでいたBさんは、「波動が上がる」パワーストーンやオイルを次々購入。総額はリボ払いで100万円を超え、毎月利子だけで3万円以上を返済する羽目になった……。 こうした被害に遭わないために、若井さんは次のように警鐘を鳴らしている。 「自分のお小遣い程度で済むものであれば、気にする必要はないでしょう。何を信じるかは個人の自由だし、癒されるのが目的であれば、それが実現する限り問題はありません。ただ、借金をしてまで続けることかどうかが、1つの判断基準。つぎ込む前に一度、家族や友人に相談し、客観的な意見を聞くのが一番です」 被害額の高額化が進むスピ詐欺。スマホの普及により、そのわなはより身近になった。一度支払ったお金は戻ってこない。スピリチュアルな商品やセミナーにお金を使いたくなったときは、一度冷静に考えてみる必要がありそうだ。
2017年11月03日「作っていることを知らされずにできちゃった映画だから、見たくないんですよ。お客さんにもなるべく見ないでほしいね」 11月3日公開の、自身初にして最後のドキュメンタリー映画『We Love Television?』についてそう語るのは萩本欽一(76)。そんな欽ちゃんが、芸能生活や家族について語ってくれた。 「コント55号は、跳んで、暴れて、体力勝負で有名になったの。テレビ中継の入る寄席でも、“テレビに映らなくてもいいや!”と舞台中を駆け回って、『カメラに納まらない』って、テレビの人たちによく怒られた。でも、次第にたくさん人に認めてもらえるようになったでしょ。だから、テレビが最初に僕に教えてくれたのは、“テレビでいちばん大切なのは勇気”だということ」 相方の坂上二郎さん(享年76)は、欽ちゃんにとってプロデューサーのような存在だったという。 「『テレビは欽ちゃんのような若さが向いてる。欽ちゃんの好きなようにやんなよ』。そんなふうに言ってくれるんだもん、コント55号を作ったのは二郎さんだよね。それに、何も言わなくても僕の気分というのをよくわかる人で、僕が脂汗を流すような不得手な場では、『欽ちゃん、こういうの、好きじゃないだろう』って言って、自ら進んでバカをやってくれた。テレビでよく裸になったのも、そのせいだったと思う。いいやつだよ。今、テレビで裸のネタやっている人がいるけど、あれ、二郎さんの得意ネタだったの。忘年会じゃ、裸のネタしかやらなくてね。女のコがキャーキャー言って逃げ回って、バカウケしていたなあ」 記者の「コント55号が今いたら?」の質問に、「そりゃあ、バカウケするでしょう!」と力強い言葉で即答する欽ちゃん。 「二郎さんみたいなボケを演じるコメディアンはもういないですから。言葉のないお笑い。体力勝負。70歳超えて動けなくなった今になってね、“55号って偉かったなぁ”って思うんだ」 コント55号で人気絶頂のころ、1人の仕事が舞い込んだ。 「それが『スター誕生!』の司会の仕事。『前に進める仕事だけは断って』って言っていたのにどうして!?と。しかも、『オールスター家族対抗歌合戦』(フジテレビ系)の司会もすることになって、ずっとやだったの。でも、そこで見つけたのが“素人のよさ”。後に素人を使って番組作りを始めたのも司会業がきっかけね」 ’77年、欽ちゃんはそれまで公にしていなかった夫人と7カ月の長男を初公開。取材陣が詰めかけた。 「あるとき『子どもができた』って言われて。結婚したらもう終わりだろうから、芸能界やめようって思った。ゴールデン・アロー賞の授賞式の挨拶のときも、まだ結婚発表してなかったんだけど『実は……』って言いかけたね。僕はね、子どもたちにめちゃくちゃなこと言ってきたよ。『お前ら、幸せに思え。スターと一緒にいるんだぞ!』ってね。三男が芸人になりたいって言ったけど、『気をつけろよ。俺がぶっつぶしてやるからな!』って(笑)」 現在76歳にして、欽ちゃんは駒澤大学仏教学部に通う現役の大学生でもある。 「僕ね、学校に面白い逸話を残そうと思っているんです。1年生のとき、1日も休まず授業に出席したのに、テストはぶん投げたりして。学校から『試験に出席さえすれば単位が取れる』と言われても出ない。私の人生は、“勝つ”か“負ける”かしかやってない。それが座っていれば単位が取れちゃうような簡単な試験には出たくありません!と。みんながルールにしていることを避けていく性格だから。卒業するのは、6年くらいかかると思います(笑)」
2017年11月03日いよいよゆめこ出産話完結編。差し入れを持ってきただけのつもりがバタバタに巻き込まれて立ち会う羽目になってしまったばあばからの視点も交えながらの、ゆめこ出産の瞬間です。 LDR室(陣痛・分娩・回復を一つの部屋で行うことがでできる部屋)が完全に分娩室へと形を変え、あとはゆめこが出てくる瞬間を待つばかりとなりました。何度経験しても慣れることなどないであろう激痛。とはいえ一度経験している強みでしょうか、痛みの具合から、ゆめこがもうそこまできていることがわかりました。あとはいきむだけ。そう思えば繰り返し襲ってくる激痛もなんとかやり過ごせます。私は助産師さんから出される「いきんで!」の合図を待ちました。 ところが。待てど暮らせどその合図が出ないのです。さすがの私ももう限界。たまらず「まだなんですか」と凄む(私は質問しただけなのですが、どう見ても凄んでいたとのことです)と助産師さんも困惑顔。 「子宮口が開いていないから……まだいきまないでください」 「でも!もうそこまできてますよ!私わかるんです!」 「はい、赤ちゃんはもうそこまで降りてきています。でも子宮口が開いていないからいきんじゃダメ。深呼吸して痛みを逃して!」 「ええええええええええ!?」 出産は基本的に、陣痛との戦いです。赤ちゃんが出てくる瞬間の痛みは一瞬で、実は私も全く記憶にないほど。いきむ瞬間までこぎつければあとはもう終わったも同然なのですが、いきむことを禁じられてしまった以上繰り返し襲ってくる陣痛に延々耐えることになります。しかもゆめこはもうそこまで降りてきているのですから痛みはクライマックス級。これをやり過ごすって何!?深呼吸ごときでそれができると思ってんの!?解脱でもしてなきゃ無理だよ!!とまあ、こんな状態です。 悲しいことに、ここからが長かった。 何度尋ねても助産師さんの答えは「まだ」挙げ句の果てには、あまりに動きがないため先生は分娩室を出て行き、助産師さんたちも一旦休憩の体制に入り始めました。こういう時にまだ周りが見えてしまうの損な性質の私。絶望のあまり半分過呼吸のようになりながら叫んだ記憶がおぼろげに残っています。 「な゛ん゛で゛た゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛?!!!!」 その様子はまさに「藤●竜也のモノマネをする人のアレのようだった」とのちにばあばは語りました。 結局、GOサインが出たのはそれから2時間後。「あ、もういいよ、いきんで。もう行っちゃおう」というような若干のやっつけ感があったような気もしないでもないですが私にとっては天の恵みのような一声。 渾身の力でいきんで一息。まだ出てこない。 そして 「次で行きまああああああああああす!!!」 という謎の宣言とともに ゆめこが 飛び出て そこからはスローモーションのように ゆめこのか細い泣き声や、助産師さんの声、涙ぐむばあば、こみ上げる嬉しさ、ばあばの切るシャッター音、「あ、おにぎり食べる?」というばあばの声などが交錯して気づけば胸の上に置かれていた小さなゆめこを抱きしめて泣いていました。 実質、3時間ちょっとの安産。でも、蓋を開ければドラマがいっぱい詰まった壮絶な3時間。 2017年7月30日の午後10時、こうして我が家にゆめこがやってきました。
2017年11月03日「木村さんにとって初めてのボディガード役になります。1話完結ではなく、継続して要人を警護していくストーリー。共演者は江口洋介さん(49)や菜々緒さん(29)にくわえて、石田ゆり子さん(48)や斎藤工さん(36)も顔をそろえています。まさに“主役級”が勢揃いといった感じですね」(テレビ局関係者) テレビ朝日系で来年1月スタートの主演ドラマ『BG~身辺警護人~』(仮)が発表された、木村拓哉(44)。放送枠は、今期の連ドラで視聴率トップを快走中の『ドクターX』と同じ木曜21時だ。 「木村さんは、15年の『アイムホーム』で初めてテレビ朝日のドラマに主演しました。そのクランクアップ時に、木村さんは『このスタッフともう一度やりたい!』と挨拶したんです。そこから局内で“木村さんの次回作を!”と構想が立てられたのが、今回のドラマ制作のスタート。“木村さんが主演するなら絶対に成功させよう”と、江口さんや斉藤さんなどの豪華キャストが時間をかけて集められました。『ドクターX』と同じ枠というのも、木村さんへの高い期待の表れです」(テレビ朝日関係者) 江口とは意外にも初共演となるが、じつは私生活では親密な仲だ。 「2人は独身時代からとても仲が良く、よくバス釣りの話題で盛り上がっていました。木村さんは江口さんを兄のように慕って、江口さんの誕生日には自宅まで直接プレゼントを渡しに行ったそうです。お互い結婚してからは家族中心の生活になり、会うことは少なくなったようですが。今回、満を持しての初共演は木村さんも嬉しいんじゃないでしょうか」(前出・テレビ局関係者) クランクインが楽しみだ。
2017年11月03日いよいよ始まったAbemaTVの「72時間ホンネテレビ」。元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が独立後に初共演するとあって、開始から1時間ですでに視聴数は300万を突破した。 番組では、放送に合わせて開設したSNSも連動。稲垣はブログ、草なぎはYouTube、香取はInstagramをそれぞれスタート。公式Twitterのツイートも開始した。 するとすぐさま驚異的な数字が!稲垣のブログは35000件超、香取のInstagramは16万件超の「いいね!」を記録。草なぎのYoutubeは2万回以上の再生。そして、それぞれの初ツイートにも5万件以上の「いいね」がついている。 だがそんななか、Twitterでは3人のアカウントを探せない“難民”が続出しているようだ。 《草なぎ剛のツイッターの垢がわからない》《稲垣さんのtwitterが見つからない》《草なぎ剛のYouTubeチャンネルが探せない…探し方わかる人いますか?》 また“番組中に複数のSNSを活用する”という多面的な展開について行けない人もいるようで《どこを見ていいかわからない》《スクショのとりかたがわからない……》との意見も。 だが、そうした反応も3人の影響力があればこそ。番組はまだまだ始まったばかりだが、早くも日本中を巻き込んでいるといえそうだ。 ●稲垣吾郎ブログ→●草なぎ剛Youtube→●香取慎吾Instagram→
2017年11月02日歌手の鬼束ちひろ(37)が、長い髪の毛をバッサリと切り丸ボウズになった写真を10月31日夜、公式Twitter上で披露した。もともと奇抜な恰好が好きな鬼束だが、これにはスタッフも驚きを隠さなかったという。 鬼束は、写真とあわせて直筆のメッセージを寄せている。《ファンの皆さん》から始まり、《いきなりびっくりさせて、ごめんなさい。あたし、ボウズになっちゃいました笑》と告白。大切な人がガンと診断され抗がん剤治療を受けると続け、《応援の意味も込めた》《治療で苦しくなった時に思い出して笑ってくれればいいです》と明かした。 その彼女らしい決意に《美人!》《強い想いと優しさ、天性の明るさ》《本当に人の心に寄り添える優しく強い人》とのコメントが多数寄せられている。だが実は彼女、過去にもこうした“粋な計らい”をみせていたのだ。 「たとえば2016年に起こった熊本地震では義援金Tシャツを製作し、積極的にチャリティ活動をしていた。自著『月の破片』でも家族愛について熱く語るなど、もともと温かみのある人。妹の鬼束桃子(27)が女優デビューを果たした際も応援コメントを出していました」(芸能関係者) 先日は新たなアーティスト名「Lisa Low」として、美術制作にも取り組むと発表。音楽や美術をとおして、ひとりの芸術家“鬼束ちひろ”を見てほしい、と語っている。 いまやコンサートチケットが完売するほど“完全復活”を果たした鬼束。歌姫のさらなる飛躍に期待したい。
2017年11月02日深夜枠で人気を博した冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)が10月より“土曜の昼”枠(毎週土曜14時〜)に移動し、勢いが増すばかりのHey!Say!JUMP。『いただきハイジャンプ』では毎回、視聴者から投稿された“一大事”をメンバーが解決していく。そんな、収録現場におじゃまし、メンバーの有岡大貴(26)、中島裕翔(24)、岡本圭人(24)に意気込みと裏話を聞きました! 有岡「引っ越しを機に、ゼロからのスタートとして頑張りたいね」 中島「メンバーのキャラ設定が必要だし、それをわかりやすくするにはどうしたらいいかを日々考えたり、言葉遣いや姿勢にも気をつけるようにしてるよ」 岡本「キャラ設定?」 中島「リアクションが面白すぎる高木(雄也)くんとか、エースだけど余談がすぎる山田(涼介)、とか」 有岡「より強化して広めていきたいね」 中島「深夜のときは、お仕事帰りで見てくれる人が多かったけど、これからは老若男女の方たちに見てもらえる!」 岡本「僕たちの仲よしぶりも強化してるし」 有岡「さっきも楽屋でずっとゲームの話ばかりしてた。僕ら、2人掛けのソファが2つあれば、そこにメンバー9人全員座っちゃう。肘掛けとかにも座って」 中島「広い楽屋を用意してくれてても、僕たちは真ん中とかにギュッと集まっちゃうから意味がなかったりするよね(笑)」 有岡「雑誌の撮影とかでも、メンバー同士でくっつくことに何の抵抗もないし」 岡本「20代後半の男性同士で頬っぺをくっつけることってあんまりないけどね(笑)」 有岡「そう、メンバー限定。僕ら、体のどこかが必ずくっついてる(笑)」 岡本「逆にくっついてないと不安になっちゃう(笑)。大丈夫かな、って」 中島「それぞれ一人の仕事が多かったりして、久しぶりにジャンプの現場に来るとみんなすごくうれしそう。特に山田は顕著に出るよね」 有岡「かまってほしくてたまらない感じ。かわいいよね」 中島「ああ、会いたかったんだな、って思う」 岡本「この前も雄也と山ちゃんと僕と3人で買い物して、ご飯食べるときに、ほかのメンバーも呼んだら、急な誘いだったのに、6人も集まった」 有岡「ほかのグループの人たちに驚かれたりするよね。僕たちはふだんからフツーにご飯行くから。クリスマスプレゼントの交換も毎年してるしね」 岡本「こんな僕たちですが、『女性自身』の読者のみなさんのどんなお悩みも解決しますので、よろしくお願いします」 有岡「振り回されてるジャンプや、困ってるジャンプを楽しんでください」 中島「お孫さんの悩みとかも、ぜひお待ちしています!」
2017年11月02日(イラスト:ちたまロケッツ) 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『お笑い』ということで、『オモロー山下』として活動した元芸人で、現在は本誌でタレントのインタビューや対談の記事を担当する山下しげのり記者が最推し芸人を紹介! 【最推し芸人】霜降り明星 編集部「10月も終わり、なんだかあっという間に年末になりそうです」 山下「11月になるとお笑い界は一気にM-1ムードになりますね。実は、もう優勝候補に目をつけてます。霜降り明星です! M-1の前哨戦といわれている、ABCお笑いグランプリで今年優勝したコンビです。粗品君のツッコミは最小限の言葉で端的にツッコむところが特徴的なんです」 編集部「ツッコミが端的?」 山下「霜降り明星のネタで1つ例に挙げると、カラオケの採点機能がしゃべりだし『歌は90点だけど、土足でソファに上がっていたので65点』というボケ。普通『内申点あんのかい!』とツッコむところ、粗品君は『内申点!』とひと言だけしか言わない。言葉は短いが、言い方や表情で伝えます。それを僕は『時短ツッコミ』と呼んでいます」 編集部「それが彼らのスピード感につながってるんですね。ボケのせいやさんのおふざけボケも動きが豊富で、見てて楽しいです。しかも24歳と25歳。若い!」 山下「この2人はまれに見るお笑いエリート。粗品君はピン芸人時代に『オールザッツ漫才』で最年少優勝を果たしてるし、結成2年目でいきなりM-1の準決勝まで進んでますからね」 編集部「フジテレビの若手芸人発掘番組『新しい波24』でも目立ってましたよね」 山下「『新しい波』シリーズは伝統ある番組で、このシリーズから『めちゃイケ』『はねるのトびら』といった人気番組につながっています。今回の『新しい波24』から生まれたのは、『AI-TV』。ここでリーダー的役割を担う霜降り明星は、いわばナインティナインの立ち位置なんです」 編集部「粗品さんがツッコミながら回してく姿は、矢部さんと重なりますね」 山下「せいや君の動き回るボケも、岡村さんに似てますね」 編集部「期待されるのもわかります。だけど、今たくさん芸人がいるなかで、ネタの面白さや器用さだけだと埋もれる不安が。彼らはネタ以外のインパクトが少し物足りない気がします」 山下「ネタを評価された後に呼ばれる、ネタ以外のバラエティで、いかに爪痕を残せるかですよね。でも、せいや君のキャラはポンコツで面白い。うどん店のバイトで、カレーうどんの麺を入れずルーだけをお客さんに出したり、皿を一気に40枚割ったりと天然なのに、いじられるのが大嫌い(笑)。いじられまいとあがく姿は、コロコロチキチキペッパーズのナダル君系かも。あと、ドッキリ企画などでも、はねると思います。2人ともキャラが真逆だから、フットボールアワーやオードリーのように、粗品君がMCで回し、せいや君がひな壇や企画で暴れる……といった形で、2人そろって活躍しそうです」
2017年11月02日「珍しいねえ。最近は雑誌に載ることもなかったのに」と語るのは、島田紳助(61)の母(90)。見ていたのは10月26日発売の週刊文春に掲載された「島田紳助独白4時間」という記事だ。 11年に芸能界を引退してから何度も芸能界復帰が囁かれてきた紳助だが、取材に対してカムバックを完全否定。「老後に必要なのは『お金と仲間と筋肉』」として、友人たちとの悠々自適な生活を告白。さらには妻や3人の娘、5人の孫たちとの仲睦まじい様子も明かしたのだ。 ただ唯一触れられていなかったのが実母のこと。そこで記者が京都の実家を訪ねたところ、紳助の母は取材を快諾。自宅に招き入れてくれた。実は、紳助は今でも実家を訪問。折に触れて母親孝行を続けているという。 「月に1〜2回は来てくれます。『元気か?』と言いながら、お惣菜を持ってきてくれてね。でもお便所で用をたしたら、すぐ友達のところに行ってしまうんです。それで帰りウチに寄って『ほな、またくるわ』って。そのときもお便所を借りていきます(笑)。まあ引退して友達が増えたようやし、ええことですけど。先日は村上ショージくん(62)も来てくれました」 まるで漫才ネタのようなエピソードを語る母。息子と会うのがやはり嬉しいようだ。そんな彼女も、12年に本誌がインタビューした際は「あのままでもうちょっとおってほしかった」と吐露。息子の芸能界引退を残念がっていた。だが今回改めて復帰について聞くと、こう答えた。 「もう、いいんじゃないですかね。あの子は芸能界で充分にやりきったし、あとは好きなように生きればいい。友達もたくさんおって、子供と孫に囲まれて。いつも嬉しそうにしていますから。それにあのとき引退したからこそ、お父さんを看取ることができたんです。だから今はこれでよかったのかなと思います」 引退から約2カ月後、紳助の父親(享年87)は亡くなっている。人気司会者として東京にいれば、父の最期に駆けつけることができなかったかもしれない。そして引退して大阪に戻ったからこそ、今も母親孝行ができているのだろう。隠居生活を送る息子について、母はこう語る。 「あの子は『オカさんがボケないのはええこと』って言うんです。でも私も息子にはボケないでほしいと思っています。あの子ももう61歳。このままのんびりしすぎて、ボケんようにしないとね(笑)」 最後まで記者を笑わせてくれた紳助の母。引退した彼のまわりには、今も笑顔が溢れているようだーー。
2017年11月02日10月29日、女性ファッション誌『MORE』(集英社)主催の『"なりたい私"チャレンジプロジェクト(通称:モアチャレ)』報告会イベントに女子レスリングの吉田沙保里選手(35)、モデルの内田理央(26)、佐藤栞里(27)が出席した。 同プロジェクトは、創刊40周年を迎えた同誌が「20代女性が“なりたい私”になるためのきっかけを提案」する目的で今年3月に開始。それにちなんで同誌モデルの内田と佐藤もキックボクシングやモノマネに半年間取り組み、その成果を披露。観客を大いに楽しませた。 そしてスペシャルサポーターである吉田は「お弁当女子」に挑戦。料理家・ワタナベマキ(年齢非公開)に教わった"乙女弁当"を披露した。その腕前は、内田と佐藤も大絶賛するほど。「包丁すら握ったことのない状態からのスタート」だったが、「自信がつきました」「レシピ本を出せるくらい頑張りたい」と意気込んだ。 実は最近、吉田の女子力が高まっていると話題だという。それもそのはず。instagramには美容鍼灸に通っていることや、季節に合わせてネイルやマツエクを新調していることがアップされている。もともとハート型やキラキラしたものが大好きで、女子力高めだった彼女。ここへきて、本格的に女磨きを始めているのだ。 そんな”本気を出し始めた”吉田の姿に、ネット上でも女性ファンから支持する声が続出している。 《吉田沙保里さん、最近凄く女子力に磨きをかけてらっしゃって素敵》《吉田沙保里さんの自分への厳しさと女子力が素敵》《ワイが男だったなら吉田沙保里さんお嫁さんに欲しい》《吉田沙保里さん、女子力も霊長類最強なんじゃないか》 霊長類最強であり、もともと努力家としても知られる彼女。その努力が女子力アップへと向かったことで、彼女は美しさでも霊長類最強となるのだろうか。
2017年11月02日元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が独立後に初共演するAbemaTVの「72時間ホンネテレビ」(2日午後9時から)の共演者がほぼ出そろった。 番組スタートに合わせ、稲垣はブログ、草なぎはYouTube、香取はインスタグラムをそれぞれ開設。すでに開設されている3人の公式Twitterの更新をスタートさせる。 それぞれの分野の講師としてブログは市川海老蔵(39)、Twitterはきゃりーぱみゅぱみゅ(24)、インスタグラムは山田孝之(34)、YouTubeはトップユーチューバーを招くという。 「海老蔵さんは多忙にもかかわらず、連日高頻度でブログを更新。1日20回更新することもあり、1日に1,000万件以上のアクセスを稼ぐこともある“神ブロガー”です。きゃりーのTwitterのフォロワー数は500万人を突破。SNS界では“スーパーインフルエンサー”とあがめられています。山田のインスタもフォロワーは200万人超え。単純計算でも3人の1日あたりの読者・フォロワーは1,700万人超えです」(ネットライター) 同局の最多のべ視聴者数記録は、今年5月7日に放送された「亀田興毅に勝ったら 1,000万円」の1,420万人。 海老蔵、きゃりー、山田のSNS読者・フォロワーだけでその数を軽く上回ってしまうが、ほかにもSNSを駆使する共演者がそろっている。 「実業家の堀江貴文氏(44)は元IT企業社長でSNSはお手のもの。元大阪府知事の橋下徹氏(48)も“ケンカTwitter”がたびたび話題になります。それぞれがSNSで番組をPRすればすさまじい宣伝効果です」(前出・ネットライター) この5人だけでも、すでにかなりの拡散力が期待できそう。果たして、同番組は視聴者記録をどこまで伸ばすのだろうか。
2017年11月02日「VRは、新感覚でした!すごい!とても楽しかったです。無条件で盛り上がれるから、デートにいいですね!」 本誌『旬男撮り下ろしシリーズ・デートしようよ』撮影で訪れた新宿・歌舞伎町の超現実エンターテインメント『EXPO VR ZONE SHINNJUKU』でそう話すのは、俳優の白洲迅(24)。最先端のVR技術と体感マシンの組み合わせで、各アトラクションの世界に実際に飛び込んだような感覚を楽しめる最先端スポットだ。 「僕の理想は食べ歩きデート。ロードバイクが趣味なので、一緒にロードバイクでお店を回れたら最高です。……といいつつも、デートではお互いがやりたいことを優先してやれたらいいなと思います」(白洲・以下同) そんな、彼の理想の女性とはどんなタイプなのだろう? 「元気な女のコが好きで、髪を結ぶしぐさや、髪を片方だけ耳にかけていたりするとキュン。あとはラーメンを一緒に食べてくれる女のコも高ポイント(笑)。でも僕、自分からはあまりアプローチができなくて……。“いかにも”なシチュエーションではなく、たとえば帰り道とか、自然な流れで告白できたらいいな、と思いますね」 現在、公開中の映画『リンキング・ラブ』に出演しているほか、放送中のドラマ『明日の約束』(カンテレ・フジテレビ系・火曜21時〜)では、初の教師役に挑戦している。 「嫌なことからは逃げてもいいけど、生きることからは逃げるな、という大きなメッセージがあります。現役の学生、親御さん、学校の先生にも見ていただき、少しでも影響を与えられたらうれしいです」
2017年11月02日今年8月31日、腕を組んで外出するレディー・ガガとクリスチャン・カリーノ(写真:Splash/アフロ) レディー・ガガ(31)が、交際中のクリスチャン・カリーノ(48)と婚約したと米国の複数のメディアが報じている。 カリーノはジョージ・クルーニーやトム・クルーズなどを擁する王手エージェンシーCAAの社員で、ガガの担当。US Weeklyによるとカリーノは今夏、ガガの父親と会い、結婚の許しを得たという。しかし、当面はガガの線維筋痛症の治療に専念するため、婚約の公表は控えていた。 ガガは昨年7月、5年間交際していた婚約者のテイラー・キニーと破局。今年2月のスーパーボウルでハーフタイムショーのパフォーマーを務めた際、スタジアム内でカリーノとキスをする様子がキャッチされ、新恋人として報じられていた。
2017年11月02日世界では、ひとつの国に多数の民族が共存することもある。民族によっては、同じ国に住みながら話す言葉や生活習慣が全く違うことも。少数民族がどんな風に過ごしているのかを知りたいわたしは、56の民族が共に暮らす中国の秘境へ向かった。 人間は、広い世界のほんの一部で生きている。全てを知ることはできない。世界のどこかには、自分の知らない何かを熱狂的に愛してる人がいる。研究する人がいる。そんな人が集まると、小さなブームになる。誰かの世界を、少しだけ覗いてみちゃおう。それが「うさこの覗いた世界」なのだ……! 中国でも南方に位置する「広西チワン族自治区」は中国でもベトナムの隣にある。亜熱帯気候に属し、夏はマンゴーがおいしい。主食は米で、フォーのようなお米で作られた麺をよく食べる。圧巻の大自然があることや、タニシがおいしい食べ物として受け入れられていることについては、ぜひ「超ド級!地球を味わう中国・広西チワン族自治区!」を読んでいただければと思う。 3年ぶりの広西チワン族自治区だが、「チワン族自治区」という名だけあってこの地は少数民族のチワン族が多く暮らす土地だ。他にもヤオ族、ミャオ族、トン族など人口の38%を少数民族が占める。洋服を着て一般職に就く人も多いが、山間など人里離れた土地では昔ながらの生活が営まれていることも多い。 今回は日本でも観光地として名高い「桂林」から車で2時間ほど行った「竜脊(りゅうせき)棚田」へ向かった。 ■秘境の絶品グルメ 深夜についたわたしがやってきたのは旅館「红瑶老家」。そんな目立つところに白T干さなくてもいいよね。「红瑶老家」とは、この地に暮らす「“红瑶族(以下、ホンヤオ族)”のふるさと」、といった意味である。「ヤオ族」と分類される民族の中でも、住んでいるところや着る服によってさらに細かい分類があり、この竜脊棚田に暮らす彼女たちは「ホンヤオ族」と呼ばれた。わたしたちが到着すると、迎えてくれたお姉さんもそのひとりだ。 かわいすぎるエプロンばかり着目してしまうかもしれないが、この身に纏っている服こそがホンヤオ族と言われたるゆえん。紅(ホン)、つまり赤い衣装だ。ホンヤオ族の中には「5、6歳は泥で遊び、13、4歳から刺繍を学ぶ。17、18で嫁ぎ、19、20で子供を抱く」という言葉がある。自分で身に着けるものは自分たちで縫う、というのが基本らしい。 お姉さんは、看板料理の「竹筒飯」を出してくれた。 竹の中に入れた炊き込みご飯を火にぶっこみ丸コゲにすることで、竹の香りが堪能できるごはんが出来上がるという。確かに香りがよく、炊き込みご飯なだけあって日本人にも馴染みがある味。豚肉の燻製とタケノコの炒めも豚肉の風味がぶわっと香り食欲をそそる味わい。ついご飯をたくさん食べてしまった。 ■秋の恵みに感謝したくなる棚田 翌朝は山頂へ。 圧巻の棚田が広がる。10月16日に刈り入れが行われ残念ながら現在は既に禿げてしまっているらしいが、この時は刈り取られる寸前の稲穂が何とも鮮やかに茂っていた。 ここで農耕をし、観光客をもてなして、お土産品を売ってここのホンヤオ族は暮らしている。 民族衣装も堪能させてもらった。 ■1メートルを越える長髪 昼間は賑わうショーへ。ホンヤオ族女子が伝統的な踊りを披露するものだ。 圧巻のピンク。 やはりこの衣服はポイントであるらしく、彼女たちが洗濯する様を踊りで表現していた。ショーの中盤には奥から長老が出てきて、 おもむろに頭に巻いたターバンを外す。 そのターバンは、なんと自分の頭髪だった。ホンヤオ族の女子には髪を切らないという習慣があり、その長髪を頭で巻く。長老だけではない。 今でもその習慣は根付いており、みな床に付くかという長さ。その特徴から、この村は「長髪村」とも呼ばれているようだ。こんなに長いのにも関わらず、彼女たちはスッスッと梳いてササッと結ってしまう彼女たちの手際も含めて、驚きの連続だった。 今では世界中同じような街並で、同じような洋服を着て、同じような生活をする中で、昔ながらの生活を続けている人たちがいる。全く違う価値観の中で生きる人たちがいる。それは「文化」であり、「財産」だと思う。お互いの文化を尊重しあい、日本にもある「日本の原風景」を、大事にしていきたい――異国でそんなことを考えた。
2017年11月01日「一般に大掃除といえば、年末に取り組むもの。日本の年中行事のひとつでもあります。ですが、現実的な面から見ると、大掃除を冬の寒い時期にするメリットはほとんどありません。それどころか、汚れが落ちにくかったり、病気やけがのもとになったりと、デメリットだらけなんです」 そう話すのは、『All About 家事・掃除・子育てガイド』の藤原千秋さん。そもそもお掃除の由来は、江戸時代、年末に江戸城内で大々的な掃除を始めたのがきっかけという説や、家々に新年の幸せをもたらす「年神さま」を迎えるために家中をキレイにするなど諸説ある。 これまで当たり前のようにやってきた年末恒例の大掃除だが、合理的に考えると、じつは大掃除には不向きな季節だという。その理由を藤原さんが解説してくれた。 【理由1】水が冷たい 外気温が低い真冬は水道水も当然冷たく、お湯を沸かして使おうとすると光熱費もばかにならない。 「同じ洗剤を使っても、水が温かいほうが汚れが浮きやすいので、なるべく気温の高いうちに大掃除をしたほうが経済的にも効率がよくなりますよ」(藤原さん・以下同) 【理由2】夏の汚れが放置されてしまう 湿度の高い夏の間に、エアコンの内部でカビが繁殖。そのまま放っておくと、寒くなって暖房をつけたときに一気にカビの胞子が吹き出してしまう。 「部屋中にカビが広がるのはもちろん、最悪の場合、カビを吸い込んで間質性肺炎を引き起こす恐れもあります」 また、ハウスダストアレルギーの主な原因となるのがダニの死骸。 「ダニは夏の間に爆発的に繁殖し、秋になって湿度が下がると一気に少なくなりますが、そのぶん大量の死骸が残ってしまいます。とくにベッドやラグなどダニが潜みやすいところは、秋のうちに徹底して掃除を」 【理由3】空気も冷たく乾燥している 「ホコリは空気が乾燥しているほど立ちやすくなります。そのため湿度の低い真冬の大掃除だと、ホコリを大量に吸い込んで、ハウスダストなどのアレルギーを引き起こす可能性も」 アレルギーの原因物質が体の許容量を超えて蓄積されると、ある日突然発症することを忘れずに! 【理由4】何かと忙しい 「今年の大掃除はキッチンだけやろうと思って始めても、あそこもここもと欲が出て止まらなくなるもの。『あともうひと頑張り』と思う気持ちがケガのもとです」 大掃除は重労働。年末の時間がないなか、年末に一気にやろうとすると、無理がたたって腰やひざを痛めてしまう原因に。 「本来、掃除に向いているのは暖かい時期で、欧米では『スプリング・クリーニング』といって、春の大掃除が一般的なくらい。窓を大きく開けても凍えることもありませんし、気温が高いほうが汚れも落としやすいからです。大掃除は、本格的な冬がやってくる前に済ませてしまうのが合理的。忙しい年末に心の余裕も生まれますよ」 今年は「大掃除は年末」という常識をひっくり返し、秋の大掃除にチャレンジしよう!
2017年11月01日