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「年末の大掃除というのは、宗教的、儀式的な意味合いが強いようです。本来、掃除に向いているのは暖かい時期で、欧米では『スプリング・クリーニング』といって、春の大掃除が一般的なくらい。窓を大きく開けても凍えることもありませんし、気温が高いほうが汚れも落としやすいからです。大掃除は、本格的な冬がやってくる前に済ませてしまうのが合理的。忙しい年末に心の余裕も生まれますよ」 そう話すのは、『All About 家事・掃除・子育てガイド』の藤原千秋さん。そもそもお掃除の由来は、江戸時代、年末に江戸城内で大々的な掃除を始めたのがきっかけという説や、家々に新年の幸せをもたらす「年神さま」を迎えるために家中をキレイにするなど諸説ある。これまで当たり前のようにやってきた年末恒例の大掃除だが、合理的に考えると、秋のうちに大掃除は終わらせておくのがベストだという。 「秋は大量のダニの死骸でアレルギー症状が出やすい季節。ですから、ダニが潜みやすい場所は、この時期に徹底して掃除に取り組みましょう。エアコンの内部、換気の悪いクローゼットの中や浴室などのカビ退治も秋のうちに終わらせて」(藤原さん) 暑い夏でもなく、寒い冬でもない……、その間にある「秋」ならではの“ちょうどよさ”を生かした、効率的な掃除のポイントを藤原さんが教えてくれた。 ■衣替えはクローゼット掃除の絶好のチャンス 衣替えはしたものの、クローゼットや押入れの掃除はしていない、という人は多いのではないだろうか。ところが、こうした場所はいつも閉め切っているため湿気がたまりやすく、想像以上にダニとカビが繁殖しているのだ。 「衣類を食べる害虫・カツオブシムシも、冬物衣類の大敵。とくにカシミアなどの動物性の高級繊維などが被害に遭いやすいです。ダニをはじめ、こうした害虫はホコリの中に潜んでいるので、一度中のものを出してホコリ掃除を徹底しましょう。カビと疑われる汚れは消毒用エタノールを吹きつけた雑巾で拭き取りを」(藤原さん・以下同) ■エアコン内部の手入れは暖房として使う前に!! エアコン内部の掃除は、冷房も暖房も使わない狭間の秋がチャンス。 「夏の間に内部でカビが繁殖しています。フィルターを外して表面のホコリを掃除機で吸ってから、スプレーで中性洗剤を吹きつけ、ぬるま湯ですすぎましょう。さらに陰干しした後、フィルターをセットし直し、1時間ほど送風運転を行ってください」 ■寒さで活動が鈍る前にゴキブリを一網打尽 ゴキブリは、冬の間も暖かい冷蔵庫の裏などを拠点にして活動するので、寒くなってからも油断は禁物。 「ゴキブリの活動がまだ活発な秋のうちであれば、仕掛けたトラップにも引っかかりやすく効率的に駆除できます。今のうちにたたいておけば、冬の間の被害をかなり抑えられます。ホウ酸団子などの毒餌や市販の捕獲器具を活用しましょう」 ■お風呂場のカビ対策は秋からでも遅くない!! 梅雨どきにカビ対策ができていなかった家庭は、秋の大掃除でしっかり取り組もう。 「秋のうちにカビを抑えておくと、乾燥する冬の間は掃除の効果が持続し、繁殖しにくくなります。とくに、排水口、タイルの目地、浴槽は入念に。天井に生えたカビには、ジェル状のカビ取り剤を塗布すると、垂れ落ちにくいので目に入るリスクが少なく◎。ピンク色の汚れは、カビではなく菌の一種。通常の洗剤では防ぎにくいので、『ピンク汚れ対応』の浴室用洗剤を日常使いして、日ごろから予防するのがおススメです」 また、密閉空間のユニットバスでは、アカや石けんカスをエサにして繁殖するチョウバエが発生しやすい。翌春に暖かくなって一気に繁殖するのを防ぐため、今のうちにしっかり落としておこう。 「一般に大掃除といえば、年末に取り組むもの。日本の年中行事のひとつでもあります。ですが、現実的な面から見ると、大掃除を冬の寒い時期にするメリットはほとんどありません。それどころか、汚れが落ちにくかったり、病気やけがのもとになったりと、デメリットだらけなんです」 「食欲の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」……。今年からは、ぜひ「大掃除の秋」もお忘れなく!
2017年11月01日10月下旬の夜8時過ぎ。都内にある倉庫街の一角で、主演ドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)のロケが行われた。 この日は台風21号の接近もあって、朝から雨模様の1日。共演者の広末涼子(37)や本田翼(25)と出番を待つ主演の綾瀬はるか(32)は、トレンチコートの衿をきつく合わせ、背中を丸めながら震えていた。いっぽう彼女の隣にいる本田は、なぜかハイテンション。その様子を、広末がにこやかに見守る。終始三者三様の彼女たちだが、撮影が始まるとすぐさま息の合った“名演技”を見せていたーー。 同ドラマでは、元特殊工作員の専業主婦役を熱演している綾瀬。町内で次々に起こるトラブルを自慢の“腕っぷし”で解決していくという爽快なストーリーが初回から注目を集めていた。視聴率も好調で、10月25日放送の第4話の放送まではすべて11%を超えている。 「綾瀬さんを中心に、和気あいあいとした雰囲気で撮影が進んでいます。収録の合間には、広末さんや本田さんを巻き込んで “ガールズトーク”に華を咲かせることもしばしば。撮影の準備に時間がかかるシーンが多いのですが、3人とも喋り出したら止まらないタイプなので、待ち時間が長くなってもまったく苦にならないみたいです」(ドラマ関係者) すっかり“女子会気分”の撮影が、彼女に勢いを与えてくれているのだろう。そして、もう1人。綾瀬を“別の方法”で支えているのが、夫役の西島秀俊(46)。 2人は4年前のNHK大河『八重の桜』で共演。プライベートでも“お兄ちゃん”“はる坊”と呼び合うほどの仲良しだ。今作では息ピッタリな夫婦のかけあいもさることながら、綾瀬の本格的アクションシーンも見どころ。それを教えているのが、西島なのだという。 「綾瀬さんは食事制限やジム通いで身体を鍛えて撮影に挑んでいます。彼女も十分“筋肉オタク”ですが、西島さんの知識はそれ以上。西島さんは、さらに綾瀬さんを鍛えるべく、おすすめのプロテインや筋トレ法を指南してあげているそうです」(前出・ドラマ関係者) もともと肉体改造には人一倍ストイックな西島。『八重の桜』でも、その肉体美が話題になっていた。実際、当時の西島には本誌記者もビックリしたほど。13年4月、自転車でジムへ向かった彼はそのままはしご!さらに帰りは総重量6キロもあるコンビニ袋をダンベル替わりにしていたのだ。そんな厳しすぎる男・西島は、今回の撮影でも綾瀬に対して“ドS指導”をーー。 「最近、綾瀬さんと2人でパンチやキックをお互いに受け合う“組手”の練習に励んでいるそうです。西島さんはついつい熱くなって、ハードルの高い目標を掲げがち。それでも綾瀬さんは西島さんについていくために必死で頑張っています」(前出・ドラマ関係者) 実は彼らがここまで力を注ぐのには、もちろん理由があった。 「今後、夫婦2人の格闘シーンが予定されていると聞いています。アンジーとブラピの映画『Mr.&Mrs.Smith』さながらのアクションシーンが撮れるのでは、と現場では今から期待の声が挙がっていますよ」(前出・ドラマ関係者) アンジェリーナ・ジョリー級の体当たり演技に乞うご期待!?
2017年11月01日ローラ(27)の“事務所独立騒動”に新展開!事態はさらなる泥沼の様相を呈しているという。そもそもの発端は8月20日。ローラの代理人弁護士が所属事務所LIBERAのもとへ内容証明郵便を送付し、“契約破棄”に向けた事前協議を申し入れていたと判明したのだ。 「ローラさん側は『専属期間が10年間で、その後も了承がない限り10年間の自動更新がなされるのは不当』として、契約解除を申し出ていました。いっぽうLIBERA側は『双方の合意がなければ自動更新はしないと再三伝えているのに、ローラ側が頑なに契約解除を主張してくる』と困惑しているそうです」(芸能関係者) 話し合いが続くなか、ローラ側からCMスポンサーに“ある文書”が届いていた。 「先日、ローラさんの代理人名で文書が届きました。内容は“LIBERAとの契約は終了したので、今後は直接こちらへ話を通してほしい”というものでした」(スポンサー関係者) こうしたローラ側の“勝手なCM営業”に、LIBERAが激怒。今度は事務所からローラ側へ内容証明郵便を送る事態となった。 「事務所は『契約はまだ続いているし話し合いをしている最中。文書をスポンサーに送るのは営業妨害だ』と主張。ローラさん側への攻勢を強めています」(前出・芸能関係者) LIBERAに問い合わせると、担当者はこう答えた。 「内容証明を送ったことは事実です。契約はまだ続いていて解除もされていません。このような文章をスポンサーに送るのは偽計業務妨害にあたる可能性があると考えています」 いっぽうローラ側がスポンサーへ送った文書には担当者の連絡先と、新たに就任したとする代理人弁護士2名の名前もつづられていた。担当弁護士のひとりはこう語った。 「契約自体が公序良俗に反していますし、ローラにとってあまりに不利な内容。これでは可哀想だと思い弁護を引き受けました。関係各所に文書を送ったことは事実です。事務所には解除を伝えてきたので契約は終了したと認識しています。事務所から内容証明も届きましたがまだ返答はしておりません。必要であれば今後も交渉を続けていくと思います」 このまま両者が折り合わなければ、“泥沼”訴訟合戦へと発展しそうだ。
2017年11月01日《台所のスポンジは大便なみに汚い――》。そんな衝撃的な研究結果がイギリスの科学誌『Scientific Reports』(電子版)に掲載された。 台所用のスポンジは毎回、洗剤をつけて洗うため、除菌されているイメージがある。きちょうめんな人は、熱湯につけたり、電子レンジで加熱したりして除菌しているが、あまり効果は期待できないというのだ。 ドイツ・フルトヴァンゲン大学の微生物学者らは、家庭から集めたスポンジ14個を用意し、スポンジ内を検証した。その結果、362種類の細菌を発見。髄膜炎や肺炎、敗血症を引き起こす病原菌も見つかったという。 なかには、1インチ(2.54センチ)に820億個もの細菌が存在するスポンジもあったため、「人間の大便の密度に匹敵します。毎週交換してください」と、警鐘を鳴らしているのだ。 衝撃の汚染度について、東京医科大学の中村明子兼任教授(微生物学)に解説してもらった。 「台所用スポンジは食器やフライパン、鍋など、1個でいろいろなものを洗います。また、スポンジ内は温かく湿った状態で、食べカスが残っているため、菌が育つのには最適な環境です」(中村教授・以下同) たとえ熱湯や電子レンジで加熱して消毒しても、生き残る菌がいて、それがスポンジ内ですぐに繁殖するという。さらに、洗剤で消毒しても死滅しない菌もいる。抵抗力の弱いお年寄りや子どもがいる家庭は、注意が必要だ。 そこで、中村教授がおすすめする「スポンジのお手入れ」の仕方を紹介したい。 【1】スポンジを内部まで乾燥させる 「洗剤とスポンジを同じラックに入れている方も多いと思いますが、湿った状態で置いておくと菌が繁殖しやすいです。スポンジの内部まで乾燥させるように洗濯バサミでつるして、乾いたものを使うようにしましょう」 電子レンジでの加熱や熱湯消毒は、劣化を招くのでやめたほうがよいのだとか。 【2】スポンジを“用途別”に複数用意する 1個のスポンジで全てを洗おうとせず、食器用、鍋・フライパン用などと、用途別に分けて使うのも手だ。この際、よく使う食器用のスポンジなどは、2個用意して交互に使うとよいという。 また、中村教授が文部科学省監修「調理場における洗浄・消毒マニュアル」作成するため「スポンジ除菌試験」を行ったところ、塩素系漂白剤を組み合わせた使い方で、菌は死滅したという。 試験では、菌で汚染させたスポンジを、中性洗剤を400倍に薄めた液でもみ洗いした後、(A)水ですすぐだけ、(B)台所用の塩素系漂白剤のもとになる「次亜塩素酸ナトリウム」を250倍に希釈した液に15分間つけてから、十分洗い流す――の2通りの除菌を行った。 この2つを比較した結果、(B)の方法で微生物(菌)は検出されなかったという。 「ドイツの大学の研究では、1週間に1度、スポンジを交換するよう呼びかけています。乾いたスポンジを交互に使用するなら、1カ月に1度でもよいと思います」 スポンジが変色したり、よれたりして、ボロボロになるまで交換しない、という人は気をつけよう。「もったいないから、最後まで使いきりたい」という人は、台所用のスポンジを浴室や洗面所の掃除に使い回す方法もある。 しぶとい細菌から家庭を守るためには、さまざまな工夫が必要なのだ。
2017年11月01日(写真提供:鳥取教育委員会事務局) 「“国宝”は、ひれ伏して見るのではなく『運慶の作品はイケメンだわ』とか『雪舟の構図って変じゃないかな』など肩の力を抜いて見たほうが、本質が見えてきます」 そう語るのは「国宝応援プロジェクト」の応援団をしている明治学院大学の山下裕二教授。今年は国宝の制度がスタートして120年――。芸術の秋には、さまざまな場所で「国宝」がお披露目されている。とはいえ、国宝については、知らないことが多いという人も……。そこで、国宝についてのトリビアを集めてみた。■国宝って、どう決まるの? 文化庁の調査官が、重要文化財のなかから候補を選び、それを4人の委員で構成される文科省の文化財分科会で決定される。 「国宝に指定されるのは、歴史的価値や最高ランクの美術的優れた文化財です。ただ、人気がある伊藤若冲の『動植綵絵』は国宝に選定されてしかるべき作品ですが、宮内庁所蔵、つまり皇室の持ち物ということで、国宝指定の対象外になります」(山下教授・以下同) 国宝の数は現在1,101件。今年は7件の美術工芸品が新たに国宝の仲間入りをした。 ■最大、最小の国宝は? 最大は、世界最大の木造建築物でもある「東大寺大仏殿(金堂)」。幅57メートル、奥行き50.5メートル、高さ46.8メートル。ちなみに奈良の大仏さん(盧舎那仏像)は4階建てのビルと同じ大きさ!最も小さいのは教科書でもおなじみの「金印(漢委奴国王印)」。たった1辺2.3センチ、重さ108グラムしかない。 ■国宝のない県は? 徳島県と宮崎県が、いまだ国宝ゼロ県。国宝をたくさん持っているのは、東京国立博物館がある東京都(277件)。 ■国宝の茶碗は海外産ばかり。 国宝の茶碗は8点あるが、国産は2点だけ。ほか6点は中国や朝鮮半島から伝えられたもの。黒褐色の素地に金を散らしたような「油滴天目茶碗」も南宋時代の中国から伝来したもの。ちなみに茶碗に限らず、国宝に焼き物が少ないのは、“使われてナンボ”で残っていないから。 ■見るのに命懸けの国宝があった 鳥取県にある三佛寺の奥の院「投入堂」は“日本一危険な国宝”とも言われる。標高520メートルの断崖絶壁に張り付く建物は、滑落を防ぐため1人での入山は禁止。ワラジを履いて、1時間以上険しい山を登って、ようやくその姿を目にすることができる。 ■国宝は売買できる? 売買はできるが、文化庁長官の許可が必要。また国宝は国有にしたほうが管理しやすいため、国が優先的に買う権利を持っている。 ■日本で最も愛される国宝は? ’13年に東京国立博物館が行ったWEBアンケートの「あなたが観たい国宝は?」で見事1位になったのが桃山時代に活躍した絵師・長谷川等伯の「松林図?風」。 「余白が多くを占めているのが美しさのポイント。西洋美術に大きな影響を与えました。間近で見ると、荒々しい墨のタッチと繊細な筆遣いに、ため息が出てしまいます」 ■銀閣は国宝で、金閣が違うのはなぜ? 国宝だった金閣(鹿苑寺)は’50年7月に全焼。国宝指定も取り消された。金閣は、再建されよみがえったが、国宝の名を冠することは、いまだかなわない。銀閣は、日本最古の書院造りで、’51年に国宝に指定されている。 トリビアを知って、国宝ともっと仲よくなろう!
2017年11月01日「三原さんが8月、横浜に新居を購入されたんです。“24歳年下”と話題の夫と、すでに一緒に暮らしています。ただ不倫で騒がれた斉藤由貴さんの自宅から近いこともあって、意地の悪い政界関係者は“こっちの夫婦も危ないんじゃないの”なんて笑ってます」(自民党関係者) 元女優で芸能界から政治家に転身した三原じゅん子参議院議員(53)。私生活では“2度の離婚”を経験している。 「ところが昨年10月、自分の公設秘書を務めていた24歳年下のAさんと交際2カ月で“スピード結婚”したんです」(前出・政治部記者) 披露宴には、安倍晋三首相(63)もメッセージを寄せた。今回こそ添い遂げる覚悟で“終の棲家”を買ったのだろうか。さっそく現地に行ってみると、夫婦の新居は横浜市内の閑静な高級住宅街にあった。かつて横浜の豪商が邸宅を構えた、海を臨む丘陵地だ。 新居は、白を基調とした洋風の2階建て。表札には夫の姓が洒落たアルファベットで綴られている。 登記簿によると、土地・建物ともに今年8月に購入されている。土地面積は181平方メートルと広いが、木造2階建ての建物は2フロアあわせて110平方メートルほど。所有権は三原が65%、夫が35%を持ち、夫婦で9千万円のローンが組まれていた。 「近くに公園があり、かなり良い場所です。駅からは少し遠いですが、坪単価は120万円ほどで、土地代は6千万円以上。家も見ましたが、すごく立派な家を建てられていますから、合わせて1億円ほどでしょう」(地元の不動産業者) ちなみに歩いて行ける距離にある斉藤由貴の自宅のほうが、立地としてはランクが上になるという。 じつは今年1月の政治家の資産公開で、三原は『資産0円』と報告している。週刊誌の取材に「初当選からずっとゼロですよ。もうゼロ、ゼロ!いまの住まいも賃貸だし、本当にお金がないんです。選挙で全部なくなりました」と答えているのだ。 かつて、自宅に井戸と塀しか残らないほど政治活動に打ち込む“井戸塀代議士”と呼ばれた政治家がいた。だが、三原は政治家になって家を建てたことになる。議員仲間の1人はこう話す。 「もちろん、国会議員だって家は買いますよ。でも、『資産0円』で1億円の家を買い、議員と秘書の夫婦で9千万円のローンを組んだとすると、返済は完全に議員歳費だよりでしょう。そうなると、議員の座にしがみつくことが彼女にとって“至上命題”になる。それで本当に国民のための政治をやれるのかとは思いますね」 政治家として“結果”を見せれば、有権者も納得するのだが――。
2017年11月01日俳優の中尾彬(75)が10月29日に放送されたTBS系「サンデー・ジャポン」にコメンテーターとして出演した。 同番組では、先日熱愛が報じられたタレントのこじるりこと小島瑠璃子(23)を紹介。その際、中尾は小島の印象について「俺は嫌いだな」とバッサリ。共演者から理由を聞かれると中尾は「嫌いって変な言い方だけど」と前置きし、「何やっても『私、うまいだろ』って顔するんだろ」とストレート過ぎる印象を語った。 「中尾さんはもともと歯に衣着せぬ物言いで知られています。ほかのタレントが同じことを言ったら現場は凍りついたでしょうが、『中尾さんだったら仕方ない』と周囲も納得していました。ネット上では、中尾さんの意見に賛同する声が相次ぎました」(TBS関係者) 中尾は曜日コメンテーターをつとめているテレビ朝日系情報番組「グッド!モーニング」でも、まったく“忖度”せずにズバっとコメント。それでも他の番組からコメンテーターのオファーが途切れないのには、理由があるという。 「テレビの中では破天荒なキャラクターですが、実はかなりの常識人として知られているんです。それだけに礼儀知らずな二世タレントを見るとカチンとくるのでしょうが、普段の行動が伴っているだけに周囲からも賛同を得やすいんです」(テレビ局関係者) そんな中尾の人柄を現すエピソードがあるという。 「ある地方の名湯で大掛かりな番組のロケがあったそうです。その際にスタッフたちはタバコの吸い殻をあちことに落としたり、移動した設備を元の戻さなかったりして従業員を激怒させたそうです。ところがロケが終わるとスタッフではなく中尾さんが従業員のもとへ出向いて非礼を詫び、丁重にロケのお礼を言って帰ったそうです。これには従業員も感動していたといいます」(制作会社関係者) 今後も中尾のキレキレのコメントが聞けそうだ。
2017年10月31日仕事が終わり行きつけのイタリア料理店に行きまして、パスタを注文しました。ガラガラだったのですが、近くの席に母子がやってきて座りました。たまにお見かけするご近所さんです。いつもは旦那さんと3人なのですが、今日は2人でした。 食事をしていると電話がかかってきて、お母さんが立ち上がり、少年の後ろで立ち話を始めたのですが、カーテンで仕切られているだけなので、しかも興奮気味だから声も大きく、筒抜けなのです。少年が立ち上がり、カーテンの向こうで電話をするお母さんを思いやっています。なんの話だろう、と耳を傾けると離婚の話ではありませんか。 「あなたは養育費も払うつもりはないのよね?勝手に新しい恋人作って出て行って、でも、この子は生きているのよ。すべてがあなたの思い通りね、よかったわね」。お母さんは皮肉たっぷりに文句を言っています。少年はカーテンの後ろに立って聞いています。その丸まった背中が痛々しい。というのか、お母さんは取り乱しているのでしょう、カーテンの後ろに息子がいるとは気が付かない。 あまりにも切ない光景で、思わず、もらい泣きしてしまいました。その少年が戻ってきたお母さんの横にぴったりとくっついて慰めている姿がさらに涙を誘います。妖怪ウォッチの話をして、ママの気分を紛らわそうとしているのです(妖怪ウォッチ、フランスでも大人気なんですよね)。ご家族3人が幸せだった頃を知っていただけに、やるせない気持ちになりました。 文章にするとたったこれだけの話なんですけど、実際にはこの母子はいま悲しみのど真ん中にいるわけです。離婚は夫婦の問題なので、何とも言えません。誰が悪いという話じゃない。でも、子供は板挟みですし、なぜお父さんがいなくなったのか、いまはわかりません。少しずつ少しずつわかっていき、大人になるのです。仕方ないな、と思いながら食べたからでしょうか、スパゲッティがいつになくしょっぱかった。 この子が笑える日が一日も早く来ることを祈っています。日本で連日報道される不倫のニュース。不倫をした人たちは自己責任なので罵倒されるのは当たり前なのですが、不倫ニュースを耳にした子供たちへの心の打撃を想像するといたたまれません。この辺、なんとか配慮できないものかな、と思います。周囲の大人が守ってあげるしかないのでしょうね。 さて、今日はお子さんのおやつに最適なベトナム風サンドイッチ、バインミーを一緒に作ってみましょう。子どもが大好きな魚肉ソーセージを使います。魚肉ソーセージっていったいどんな使い道があるのだろうって、ずっと考えていたのです。実はバインミーにばっちり合います。魚肉ソーセージの新しい使い道の提案です。 材料2人分:フランスパン(ふわふわした安いパンでもよい)、魚肉ソーセージ1本、大根100g、にんじん50g、きゅうり適量、ピーナッツ適量、コリアンダー適量、酢大さじ2、砂糖大さじ1、ナンプラー大さじ2分の1、塩適量、マヨネーズ適量、(お好みで)唐辛子適量。 まず、大根とにんじんを太めの千切りにし、塩をまぶして少し置いておく。次に、ボウルに酢と砂糖、ナンプラーを合わせる。そこに、水気をよく絞った大根とにんじんを加えてマリネにし、なますを作る。最後に、フランスパンの側面に切り込みを入れ、マヨネーズを塗り、薄切りにしたきゅうりと縦半分に切った魚肉ソーセージ、なます、コリアンダーの順番で挟み、上から砕いたピーナッツ、唐辛子をお好みでふりかけて完成。 マヨネーズと魚肉ソーセージってめっちゃくちゃ相性がいいんですよね。うちの子、ペロっと2本も食べてしまいました。3時のおやつに、お父さんのビールのあてに、どうぞ。 ボナペティ! 本誌連載の料理をえりすぐったレシピ本『パリのムスコめし世界一小さな家族のための』も絶賛発売中です!
2017年10月31日ハリウッドデビューを目指し、渡米したお笑いコンビ・ピースの綾部祐二(39)が、自身インスタグラムを連日更新。そんな綾部のインスタグラムに先輩であるお笑いコンビ・千鳥のノブ(37)がツッコミコメントを書き込んでおり、ファンの中で話題となっている。 27日、綾部は自身のインスタグラムに「At Caesars Palace.」というコメントと共に、ラスベガスにあるカジノホテルであるシーザーズ・パレスのロビーや室内と一緒に綾部の後ろ姿が数枚、さらにプールサイドで金髪美女と横たわっている写真が投稿された。これに対し、ノブは「胸毛剃れぇ!!ほんで後ろ姿好きやなぁ!!」とツッコミコメントを残している。 また、28日の綾部のインスタグラムには「In Brookln」という投稿に対して、ノブは「なんで顔見せん!!整形でもしとんか!!」、2日前には「Watched some shows.」というコメントと共に、またまた綾部の後ろ姿の写真が投稿されており、ノブは「革ジャンチビの背中はいらん!!顔みせんかえ!!」とコメントを残している。 これに対しファンは「ノブさんのツッコミ!笑」「ノブさんの毎回のツッコミが好きすぎます!」「ノブ、マジ最高!」「ノブさんにイイね!」「ノブさんもっと突っ込んでください」などノブに対しての賞賛コメントが目立っている。
2017年10月31日(写真:WUSA9の動画ニュースより) 米ヴァージニア州で起こった交通事故が波紋を拡げている。 12歳の少年が高速道路上の陸橋から飛び降り、走行中のSUVの上に落下。この車を運転していた22歳のマリサ・ハリスという女性が死亡してしまった。少年は重傷を負ったが、一命は取り留めた。州警察によると、少年は自殺を試みた可能性があるという。 地元ニュースWUSA9が母親に取材したところによると、ハリスは地元のメリーマウント大学を卒業したばかり。大学では臨床カウンセリングを学び、特にうつに苦しむ子どもを助けたいと努力していたという。「あの子が助けたいと願っていたような子に殺されてしまうなんて、皮肉としか言いようがない」と母親は肩を落とした。
2017年10月31日芸術は爆発だ! そう言い残したのは偉大な芸術家・岡本太郎さん(享年84)ですが、水原希子さん(27)のスタイルを見ていると「これが爆発ってやつか」と考えてしまいます。 先日27歳の誕生日に、自身のブランドを立ち上げた水原さん。マルチに活躍する彼女ですが、いよいよファッションの世界にも本格参入するようです。しかしその洋服を見た多くの人が、言葉を失いました。Tシャツやパーカーには彼女の顔写真があしらわれ、「水原希子」と名前までプリントされているのです。 このデザインにはファンもびっくり。「あれはクラスTシャツ?」「これが『飛び抜けたセンス』ってやつ?」など戸惑いの声が集まります。何がどう凄いかはみなさんそれぞれが心に問いかけてほしいのですが、水原希子といえばこの奇抜なファッションセンスだけでなく“お騒がせモデル”のイメージが何かとつきまとっています。 そう思わせる要因は、主に2つ。1つはハーフというバックボーンから発せられる発言や行動が、心ない人種差別や中傷発言を生んでしまっていること。もう1つはスリムで美しい体を披露しまくっており、それを“アート”と呼んでいる点です。 この2つの要因は誹謗中傷を生むと同時に、熱狂的なファンやモデルとしての唯一無二のキャラクターを生んでいることは間違いありません。しかし最近はやることなすこと、たいていがネットで批判され気味なのです。 「出る杭は打たれる」のが日本。でも彼女が打たれるのはこれらだけが原因かといえば、そうとも言い切れません。そこには我が道をいく彼女に、2つのスキが感じられることも関係しています。 1つは我が道をいきつつも、定期的に弱音を吐くことです。先日も「自分らしく、正直に生きるってこんなに大変なんだ」と朝から涙したことを告白していました。人は無関心を決め込まれると、アンチは消えていくもの。ですが水原さんは一見強気な振舞いを見せつつも、定期的にダメージを食らった顔も見せています。これが粘着質な人にとって、“新たな燃料”になっているのです。 そしてもう1つは、水原さんが目指している“セクシー”というアート表現に対する、価値観の違いです。日本では「女優やモデルが脱ぐ」というアクションは、基本的にアート的観点で見られにくいもの。芸能人が脱ぐのはだいたい何か大きな決意を持って脱ぐか、人気に翳りが出たから脱ぐかのどちらかです。 そのため水原さんが脱げば脱ぐほど、「なぜ彼女は脱ぎたがっているのか?」と理解できない人も出てくることに。その結果、「彼女はきっと見せたがりなんだ!」と“勝手な解釈”をして批判するのです。思い込みって、恐ろしいですよね。 日本の芸能界において、彼女はいろんな意味で“規格外”。でも、だからこそのカリスマ性です。 新しいブランドの名前は『OK』。本当に規格外な自分にOKを出せれば、傷つくこともないはず。そしてつまらない価値観なんかも気にならないはずです。さあ自身作のTシャツを着て、世界に羽ばたくのです!
2017年10月31日昨年3月、経歴詐称騒動で全番組を降板したショーンK(49)。フジテレビの新ニュース番組『ユアタイム』キャスターに抜擢されると報じられた直後のことだった。その後、多くのメディアが彼を追ったが、その行方はわからぬまま。 「古くからの友人には“地方で避難生活をしています”というメールが届きましたが、その後は何の連絡もなくなっていました」(知人の1人) 騒動から1年半。その彼が都内に舞い戻っているという。 「彼はいまも騒動時に所属していた事務所に在籍しています。事務所社長の紹介で都内の不動産会社に“顧問”として籍を置いていて、毎月50~60万円の給料をもらっていると聞いています。不動産会社にたまに出社もしているそうです」(芸能プロ関係者) ニュース番組キャスターの座を目前にして、年収1億円を棒に振ったショーンK。 「所属事務所としても、時間が過ぎれば復活の目はあると考えているようです。そのため、いまも彼を在籍させて面倒を見ているんでしょう」(前出・芸能プロ関係者) 10月下旬のある日、都内の高級マンションから大きなマスクをして顔を隠した男性が出てきた。間違いなく、ショーン本人だ。関係者だろうか、年配の女性が見張りのように立っているが、知性的なイケメンぶりは変わってない。ショーンはタクシーに乗り込む。都内のオフィスビルの前で降りたところを直撃した。 ――今、不動産会社で顧問をされていると聞きました。 「それは何の会社のことでしょうか?ピンと来ませんが。今は普通に仕事をしていますよ。世に出ている情報などは違うことも多いです。今はまだメディアの仕事は(再開)していませんので、そっとしておいてくださいませんか?」 ――復帰するつもりは? 「今はまだ立て直しをしているところです。もう少し見守っていていただければ」 それだけ言い残し、ビルの中へ消えて行った。所属事務所に改めて聞くと、「うちも働いてもらわないと一銭にもなりませんからね。今後に関しては本人の気持ち次第です」(事務所社長) とのこと。キャスターになるはずだった『ユアタイム』は、この9月末で打ち切りになった。ショーンも早く復帰しないと、賞味期限が“打ち切り”に――。
2017年10月31日第146飯「オニオングラタンスープ」■材料(2人分)玉ねぎ2個(300g)バター15g小麦粉大さじ1白ワイン200cc水500ccビーフブイヨン1個塩小さじ1/4胡椒少々フランスパンとろけるチーズ(グリエール、エメンタールなど) ■作り方①玉ねぎを薄切りにする。 ②厚手の鍋を中火にかけバターを溶かし玉ねぎをあめ色になるまでじっくりと炒める。(途中火加減を弱め玉ねぎが焦げないよう気をつける) ③玉ねぎがあめ色になったら少し火を強め白ワインを少しずつ入れてはかき混ぜアルコール分をよく飛ばす。 ④ここに小麦粉を入れたらよくなじませ水とブイヨンを入れて30分程コトコト煮て塩胡椒で味を整える。 ⑤スープを耐熱容器に移し、薄く切ったフランスパンとたっぷりのチーズをのせ、200度のオーブンまたはグリルでチーズに焼き色がつくまで焼く。
2017年10月31日「79年から続く『仮装大賞』地区予選の日程が10月に入ってもまだ発表されていません。例年だとそろそろ出演者募集をかけないと間に合わない時期なのですが……」(芸能関係者) 萩本欽一(76)と香取慎吾(40)が司会を務める『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』(日本テレビ系)に注目が集まっている。 「局側は、9月に再出発したばかりの香取さんの出演を来年以降どうするか悩んでいるのでしょう。“降板”の可能性も高いと言われていました」(前出・芸能関係者) 9月中旬に行われた日本テレビの定例会見でも、福田博之編成局長が「『仮装大賞』は単発番組で、次の放送予定は決まっておりません」と通り一遍の返答をしていた。このままでは“番組自体が打ち切りになるのでは”と、心配されていたのだが――。 そんななか10月30日の社長会見で、香取の“出演継続”が正式に発表されたのだ。 「収録は元旦に行われ、例年通り1月中に放送予定だと聞いています」(テレビ局関係者) そして香取の“降板危機”を救ったのが、“相方”の欽ちゃんだったという。 「香取さんの降板が検討され始めたころから萩本さんは、『慎吾が出ないのなら、僕も出ません!』と訴え続けたそうです。さすがにメインMCが辞めては番組が成り立ちませんから、萩本さんの意見が局側の最終決定を後押ししたかたちです」(前出・テレビ局関係者) 欽ちゃんと香取の“師弟関係”を、芸能リポーターの城下尊之さんがこう語る。 「デビュー当時、香取くんは某大物プロデューサーを通して欽ちゃんとの食事会に誘われたんです。それ以来、香取くんはことあるごとに欽ちゃんを頼り、いろいろと相談にも乗ってもらっていたようです。欽ちゃんも香取くんを実の息子のように可愛がり、『いつか2人で仕事がしたいね』と言っていました」 そんな欽ちゃんの念願が叶ったのが02年。香取が欽ちゃんのアシスタントとして『仮装大賞』に出演することが決まったのだ。 「15年間、彼らは二人三脚で『仮装大賞』を盛り上げてきました。萩本さんは『もっと慎吾を前面に打ち出していこうよ!』と言って、番組名も“欽ちゃん&香取慎吾の~”に変更しました。さらに萩本さんは自分の引退後も見据えていて、『ゆくゆくは慎吾に司会を譲りたい』と周囲に話しています」(前出・テレビ局関係者) 強い絆で結ばれた“欽ちゃん&香取コンビ”で、まだまだ続けてほしい!
2017年10月31日「梨園は『このまま独り身で大丈夫か』と心配しています。実は数名の女性が“後妻候補”に名乗りを上げているほど、周囲から嫁取りを望む声が高まっています」(梨園関係者) 10月27日、歌舞伎座で行われた『河東節開曲三百年記念演奏会』。市川海老蔵(39)が午前11時すぎに姿を見せると、かたわらには長女・麗禾ちゃん(6)と長男・勸玄くん(4)の姿が。子どもたちと手をつなぎ、慌ただしく会場内へと入っていく。親子3人での出演を前に、パパとして子どもたちの引率係をつとめていた――。 今年6月22日に妻・小林麻央さん(享年34)がこの世を去ってから4カ月、海老蔵は今も喪に服している。だが、このまま悲しみに浸ってばかりはいられない。2020年に團十郎襲名披露興行を行うという“市川宗家としての責務”が、すぐそこまで迫っているのだ。 「市川家の葬儀は神道式で、8月11日が五十日祭という“忌明け”。しかし海老蔵さんは、来年6月22日の1年祭まで喪に服すつもりだといいます。ただ、彼が市川團十郎を襲名することは既定路線。襲名披露興行を20年に行うのであれば、発表は1年前の19年に行われます。さらに発表の半年から1年ほど前には松竹役員や歌舞伎俳優の重鎮を集め、襲名の是非を話し合わなければなりません」(前出・梨園関係者) 麻央さんが生きていればともに支えてくれたことだろうが、それはもうかなわない……。そんななかで浮上してきたのが、新たな“嫁取り計画”だ。 「過去には妻不在で襲名したケースも一応あります。坂東三津五郎さん(享年59)は00年6月に近藤サトさん(49)と離婚。その4カ月後に襲名披露興行が発表されています。しかし、やはり当時も大きな混乱が生じました。ましてや海老蔵さんの團十郎襲名は、そのとき以上に大きな興行。乗り切るためには、想像を絶する苦労が予想されます。そのため周囲が緊急で“嫁取り計画”を進めようとしているのです」(前出・梨園関係者) その“筆頭候補”といえば、麻央さんの実姉・小林麻耶(38)だろう。実際、これまで何度も“再婚説”が浮上してきていた。亡き妻の姉妹と再婚する例は過去にもある。 「“順縁婚”と呼ばれ、古くは家督や家系を重んじる武家社会で行われました。近年でも、うつみ宮土理さん(75)の父親が“順縁婚”をしています。麻耶さんも子どもたちから好かれていますし、市川家のことをよくわかっています。麻央さんの姉という点以外は、後妻に適任なのです」(歌舞伎関係者) 團十郎襲名に伴い、次々と浮上する再婚計画。しかし周囲が心配するなか、当の海老蔵はこんな“驚きの発言”をしていたという。 「8月中旬の夜10時ごろだったでしょうか。大阪市内の高級ラウンジで海老蔵さんたちをお見かけしました。『座頭市』公演で訪れたそうで役所の偉い方や後援者の方と来店。当初は女性が席についてみんなで談笑していましたが、後援者としては気になっていたのでしょう。次第に再婚話へとシフトしていきました。後援者たちは『團十郎襲名するなら奥さんがいたほうがいい』と切り出し、『麻央さんのお姉さんはどうか。子どもたちとも仲がいいみたいだし、問題ないだろう』と猛プッシュ。すると海老蔵さんは言うべきか困ったような表情をした後、『実は付き合っている人がいます』と話したんです」(目撃者) 突然の告白にみな仰天して、それ以上何も言えなくなってしまったという。 「東京五輪開会式の目玉は、十三代目團十郎を襲名した海老蔵さんになるでしょう。出演は決定事項。松竹には五輪準備室も開設されているそうです。ただそれだけに、襲名披露興行の失敗は許されない。海老蔵さんの“嫁取り”はもはや国家的プロジェクトといっても過言ではないのです」(別の梨園関係者)
2017年10月31日「ハロウィンでどんな仮装をしてまわりのみんなを驚かせようか」と考えているあなた!マジックを使って、さらに驚かせてみてはいかが?当日までに仰天のハロウィンマジックを覚えて、ワンランク上の夜を楽しもう! 伝授してくれるのは、若手ナンバーワンのマジシャン・巳碧(みたま)。マジシャンの世界一を決める番組『もう一度見たいのは誰だ!? 超マジシャンズリーグ』(テレビ朝日系)に出演し、史上最年少で優勝。現在、メディアやイベントからオファー多数の売れっ子マジシャンだ。 そんな巳碧が教えるハロウィンマジック。第5回はタバコの灰を使ったマジックだ。 マジックの参加者に両手を伸ばしてもらいます。 右手に灰をつけます、おまじないをかけます。 あ~ら不思議!右手にあった灰が左手に移動している! いったい、どうして灰が右手から左手に移動したのか?種明かしは以下の動画から。1分42秒から始まる解説を見れば、目からウロコが落ちること確実。これを試せば、あなたもハロウィンの人気者になれるかも!?
2017年10月31日橋本環奈(18)の演技力に注目が集まっている。 10月21日に映画『斉木楠雄のΨ難』の公開初日舞台挨拶が行われ、主演の山﨑賢人(23)とともに橋本や福田雄一(49)が登壇。才色兼備の完璧美少女で学園のアイドル・照橋心美役を演じた橋本だが、口を開けたまま白目を向くなどコメディエンヌぶりを遺憾なく発揮していたのだ。 これには福田監督も「コメディエンヌを越えたなにか」「橋本環奈ショー」と大絶賛。また本作を鑑賞した知人から「女性の口の中を奥まで見たのは初めて」と伝えられたとも明かし、会場を沸かしていた。 「以前から橋本の演技力は高く評価されており、初主演映画『セーラー服と機関銃-卒業-』では第40回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しています。その実力は、共演の武田鉄矢さん(68)も『演技が上手すぎる』『すごい華を持っている』と絶賛するほどです」(芸能関係者) ネット上でも「かわいいのにヤクザ役がハマってる」「うますぎて極妻w」との声もあがるなど、そのアイドルらしからぬ演技に一目置かれている。 「橋本は現在、東京国際映画祭のアンバサダーを務めています。アイドルをする前は女優志望だったそうで、本人としても『この流れを逃したくない!』と意気込んでいるのでしょう。映画界からもますます注目されていますよ」(映画関係者) アイドルとしてだけでなく、女優としても“1,000年に1人”の逸材になれるのだろうか。
2017年10月30日(イラスト:ちたまロケッツ) 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し番組”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『ラジオ』ということで、『ラジオの時間』編集人の村上謙三久さんが最推し番組を紹介! 【最推し番組】川島明(麒麟)『すっぴん!』 木曜日の朝8時半。こんな時間から『ニヤニヤ』を誘ってくれる番組があります。放送局は意外にもNHKラジオ第一。低音ボイスが印象的なお笑い芸人・川島明(麒麟)がパーソナリティを務める『すっぴん!』で、「日本一早い!大喜利コーナー」があるんです。川島さんたっての希望で始まったコーナーです。 大喜利と聞くと、とてもハードルが高く感じると思いますが、時間帯と放送局からわかるように、基本は主婦中心の企画。70代からも投稿があるそうです。以前川島さんからお聞きしたんですが、最初は「大喜利って何?」という方ばかりで、長文のエピソードを送ってきた人や「大切利」と字を間違えていた人もいたとか。男性リスナーやハガキ職人も投稿していますが、そのゴチャ混ぜ感が川島さんはたまらないそうです。 たとえば、10月5日分のお題は「こいつ、運動会初めてかも。何をした?」。毎週20通ぐらいの投稿が読まれるのですが、「前日に保険に入った」「転がる大玉の前を走ってアドベンチャー映画みたいになっている」「騎馬戦前、和平交渉に努めている」「パン食い競争のパンの前でトングを探している」と思わずニヤッとしてしまう回答ばかり。「一瞬だけバスタオルを巻いた姿を校門の前で見かけたが、すぐ帰った」とシュールな作品もありました。 毎回、川島さんと藤井彩子アナウンサーが楽しそうに紹介してくれます。実はここがラジオの面白いところで、川島さんたちが妄想を働かせて、ネタを膨らましてくれるんですね。「この2つの投稿で描かれているのは同じ人間じゃないか?」なんて説が出たり、「何でバスタオルで来たのか?」について話し合ったり、川島さんご本人がいつも読む投稿を選んでいるので、この日も「好きな作品ばかりでメッチャ迷いました。僕が読みたいヤツを読んだら9時半になる(笑)」とうれしい悲鳴を上げていました。 実は川島さん、学生時代からラジオが大好きで、ハガキ職人もやっていたんです。芸人さんの番組に必死に投稿していましたが、レベルが高くてまったく採用されず、ハガキが届いていないんじゃないかと郵便局を疑ったとか。 とにかく読まれることだけを目指して、早朝の川柳番組に応募。倍率が低いので何度も採用されて、知らないおじさんパーソナリティのテレホンカードを手に入れたそうです。そんな川島さんが同じく朝の番組で大喜利をしているなんて不思議な巡り合わせですよね。 家事の合間に、車の運転中に、お風呂に入りながら、ボーッとしながら……。アイデアを考える時間は気分転換になります。投稿すること自体に大した意味はないのかもしれませんが、騒がしい日常を一瞬忘れられる「、」や「。」になるような感覚なんでしょうね。今は放送中にメールで気楽な感想を送るだけでもOKなので、ものすごくハードルが低いんです。ラジオを聴くだけじゃなく、参加するのもありですよ。
2017年10月30日この秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える! 【Q】「起業家を目指している大学生です。ベンチャービジネスには、先見の明や流行を先取りする能力が必要と教わっています。人気者の蛭子さん、時流にうまく乗るコツを教えてください」(アイテツさん・20・学生・東京都) 【A】「『先見の明』はうまくいった人の後付け」(蛭子能収) オレが漫画家として稼げるようになったのは、当時、流行していた「ヘタウマ」という流れにうまく乗れただけ。それに追われるように、必死にマンガを描いたからです。将来のことを見通す力なんて、オレにはありません。むしろ先見の明なんて、誰にもないと思っています。うまくできた人が、後付けしたものですよ。 時流といえば、警視庁が〈パチンコの勝ち額の上限を5万円以下に規制〉というニュースを聞いて、ビックリしました。オレは、パチンコでの「換金」は、ずっといけないことだと思っていました。だから、パチンコ玉を金に換えるときはコソコソしていたし、やましい気持ちでいっぱいでした。でもいつの間にか社会の流れが変わって「換金」は国のお墨付きをもらってたんです。 そこで、これは、パチンコで「大勝ち」する人が減って「中勝ち」する人が増える方向だと読んで、久々にパチンコ店に行ってみましたが、5,000円も「大負け」……。規制は、来年2月からスタートでした、てへっ! 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となった漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年10月30日ソロはもちろん、グループとしても各テレビ局から引っ張りだこの関ジャニ∞。現在の冠番組数はジャニーズ最多の4本。音楽、トーク、グルメとジャンル問わず視聴者を楽しませる関ジャニ∞のテレビ力の秘密とは?番組収録に密着すると、その答えが見えてきた! 大勢の関係者が見守り緊張感がただようなか始まった『ペコジャニ∞!』(「TBS系・10月30日22時スタート」初回収録。MCを務める村上信五(35)は、番組台本に書かれた味気のないゲストとの数行のやりとりを、相手の近況などを尋ねつつ見事にふくらませていく。 そこには常に笑いが巻き起こり、“出演者紹介”だけでもトーク番組として成立するのでは?と思うほどの盛り上がり。メンバーは、豪華ゲスト陣をたてるように、前へ出すぎず、村上のフリに答える形で、要所要所に笑いを生み出していく。その姿勢からは「村上に任せておけば大丈夫」という揺るぎない信頼関係が感じられた。 番組は毎回1つのメニューを、芸能界の食通から2組とメンバー2人による合計3組がおなかをすかせた“ペコラー”にプレゼン。最後に行われる投票で最も支持を集めたメニューを選んだ人が“勝者”となり、実食できるというもの。 横山裕(36)、安田章大(33)が漁船でイカ釣りに出かけたVTRを見て「2人が汗水たらして釣る姿に胸を打たれました」と丸山隆平(33)。そんな“メンバー愛”あふれるコメントに現場の空気はほっこり。安田は、自身が釣ってきたイカの素晴らしさを紹介した直後、そのイカを乱暴に放り“ヤスのおかしさが出た”とスタジオは爆笑。誰も想像しないボケ(?)をくり出すトッピさに脱帽。猛者ぞろいのゲスト陣とのやりとりが暴走&ヒートアップ中に「僕ら(横山、安田)見えてます?」と冷静なツッコミで爆笑を誘った横山。一言で流れを変える言葉選びはさすが。 豪華なイカの登場で盛り上がる中、大倉忠義(32)は「(肝心の)麺を見ないと」と冷静に指摘。今までの特番回では「場の空気を読んでいたら食べることができた」そう。今回もその観察眼が光る。対決の勝敗が決定したところで「審査員に比べ、観客席のお客さんの票が偏ったのが気になる」と、錦戸亮(32)が分析。その言葉から客席に感想を求める台本にない展開が生まれた。「自分が食べたいものをずっとオシ続けようと思います!」と語ったのは渋谷すばる(36)。何が選ばれるかを予想せず、あくまでも自分に響く一品を選ぶブレない姿勢が彼の持ち味だ。 収録後、今後の抱負を彼らに尋ねると、「やらせをしない!」との村上の答えに一同がうなずく。この番組に限らず、個性のバラバラな7人ながら全会一致のこのバランスが、見るものをとりこにする関ジャニ∞のテレビ力の秘密なのだろう。
2017年10月30日小児病棟のベッドに横たわる優しい犬、ベイリーは、病気と戦う子供たちを元気づける“ファシリティドッグ”。病院内で愛玩されるペットではなく、“医療スタッフ”の一員という位置づけの使役犬だ。日本にはまだ2頭しかいないファシリティドッグが、重病の子どもたちを笑顔にしているーー。 藤田いろはちゃん(6)は4歳のとき、静岡県立こども病院に入院した。急性リンパ性白血病だった。母親のみどりさん(39)が言う。 「骨が浮き出るほどガリガリに痩せて、入院時には20キロ以上あった体重も15キロまで落ち、車いす生活になりました。でも、いろはは我慢強くて、泣き言を言わなかった。ほかのお子さんのように、私が夜、家に帰るときも『行かないで』と泣いたことすら一度もありませんでした」(みどりさん) ところが、入院から半年後のこと。白血病でもっともつらい治療の1つとされる、骨髄に針を刺して薬剤を注入する骨髄穿刺の直前だった。いろはちゃんは「さわらないで!あっちに行って!!」と爆発した。 「突然、感情を大爆発させたんです。主治医の先生に対しても治療拒否のストを起こし、過呼吸になるほど泣き叫んでは、大好きなぬいぐるみまで投げつけて……」(みどりさん) みどりさんは困り果てた。そこに、やってきたのがファシリティドッグのヨギ(ゴールデンレトリバー・オス・7)だった。ベッドのいろはちゃんの脇まで行き、ストンと腰を下ろすと何事もなかったかのようにそっと寄り添い、上目づかいで見上げる。 みどりさんは、いろはちゃんに「ヨギは、どんなときも、一緒にいてくれるって」と言った。すると、いろはちゃんはヨギの体をギュッと抱きしめ、「わたし、がんばる」と答えたのだった。この出来事で、みどりさんは大きなことを学んだという。 「ヨギのおかげで、いろはは半年間抱えていた不安をやっと吐き出せたんです。私は、『うちの子はがんばり屋だから』と思い込み、いろはの気持ちを表現させてあげられなかった。つらいときは娘も私もヨギやスタッフのみなさんに『助けて』と言っていいんだと気がつき、すっとラクになりました」(みどりさん) その後もヨギは、病室を毎日訪れた。 「うちの子は麻酔が効きにくい体質で、痛みを伴う治療中に麻酔が切れかかることも多かったそうです。そんなときも、隣にヨギがいてくれました。いろははヨギの姿を認めて、『ヨギ~、ヨギ~』とつぶやきながら再び眠りにつくこともありました」(みどりさん) 一緒に遊んだり、治療時にそばにいるだけでなく、ファシリティドッグは歩行訓練や運動療法に付き添ったり、ときには手術室に一緒に入ることもある。ハンドラーで、小児がんや重い病気と闘う子どもたちの「心のケア」のための活動を行う認定NPO法人『シャイン・オン・キッズ』に所属する森田優子さん(36)は語る。 「手術室の手前の待合室で、ベイリーと私と一緒に待っていたお母さんが、ベイリーにすがりながら涙されたことも。初めて感情を吐き出せたんですね。ファシリティドッグの役目の半分は、親御さんのためという実感があります」(森田さん) ファシリティドッグは今日も重病の子どもの、そして疲労と不安に押しつぶされそうな親たちの、笑顔を取り戻している。
2017年10月30日病室に、ゆったりとした足取りでゴールデンレトリバーのベイリー(オス・9)が入ってきた瞬間、退屈そうにベッドに横になっていた庄司蒼くん(10)は満面の笑みを浮かべた。神奈川県立こども医療センターの小児病棟。塞ぎがちなわが子を心配していた母の智子さん(42)もつられて笑う。 「突然の入院生活に落ち込んでしまって。蒼は私がどんなにすすめても、棟内のプレースペースにも行かず、病室から出たがらなかったんです」(智子さん) 入院から数日後、犬を指揮するハンドラーの森田優子さん(36)に連れられて、初めてベイリーがやってきた。最初は、おずおずと視線を向けるだけの蒼くんだったが、やがてベイリーがとても人なつこく、おとなしいことがわかると、ベッドの上で遊び、添い寝もしてもらった。翌日からは、朝の診察を終えると、ベイリーを待ちきれない様子だった。 「『ベイリー、早く来ないかな。ベイリーをお迎えに行きたい』とせがむようになり、気付いたら、車いすで病室の外に出てました(笑)。ベイリーが一緒だとごはんもよく食べてくれます。蒼は難しい病気で薬も多いのですが、かんばって飲むようにもなりました。でもまさか病棟に犬がいるなんて、正直、私も驚きました」(智子さん) 純白の毛並みが自慢のベイリーは、日本第1号のファシリティドッグ。医療現場で活動する使役犬だ。病室内で愛玩されるペットではなく、“医療スタッフ”の一員という位置づけで、パートナーでもあるハンドラーと一緒に、毎日、病院に通勤している。 子どもたちの入院が長引く場合は、早朝から深夜まで付き添う家族の心身の負担も大きくなる。 「蒼の入院生活は半年に及びました。当初の蒼は落ち込みがちで、そんな子どもを見ているのがつらくて、付き添っている私まで前を向けなかった。だから、ベイリーには救われました。なんといっても、あの存在感!ベイリーがいてくれるだけで、どんよりした病室の空気がかわるんです」(智子さん) ’10年1月、ハワイのトレーニングセンターでハンドラーの訓練を受けた森田さんが静岡県立こども病院にベイリーと共に着任して、日本での最初の活動例となった。オーストラリア生まれのベイリーは、盲導犬や介助犬を多く輩出した“家系”に生まれた。生後半年から同じくハワイで訓練を受け、1歳になるころに日本へやってきた。 「おっとりした犬だなぁ、というのが第一印象。日本初の試みで不安もありましたが、このコとなら、うまくやっていけると思いました」(森田さん) 静岡県立こども病院で2年半勤務したあと、ベイリーと森田さんは神奈川へ。 「神奈川のこども医療センター近くのマンションで、私とベイリーは“二人暮らし”をしながら、平日の10~16時に小児病棟に通う毎日。1日平均15人の子どもたちの病棟を訪問します。病院以外では、ベイリーは私のふつうの家族。“オフ”にはお散歩したり、ビーチに遊びに行ったりして過ごしていますよ」(森田さん) 一緒に遊んだり、治療時にそばにいるだけでなく、ファシリティドッグは歩行訓練や運動療法に付き添ったり、ときには手術室に一緒に入ることもある。 「手術室の手前の待合室で、ベイリーと私と一緒に待っていたお母さんが、ベイリーにすがりながら涙されたことも。初めて感情を吐き出せたんですね。ファシリティドッグの役目の半分は、親御さんのためという実感があります」(森田さん) 森田さん自身が、家族の話相手になることもある。4年以上の医療現場での臨床経験は、ファシリティドッグのハンドラーの条件の1つで、森田さんも看護師として5年間勤務した経験がある。家族の要請があるときには、子どもの看取りの場面に、ベイリーが付き添うこともあるという。病院にとっても、ベイリーは大切な医療スタッフという位置づけだ。 「ベイリーがいると子どもたちが苦手な採血をがんばれるので、最近では先生のほうがベイリーの訪れる時間に合わせて採血することもあります」(森田さん) 医療現場でのこんなデータもある。 「手術後の1~3日間に1回でも犬と接した子どもは、身体・精神的な痛みの割合が低下する」(米チルドレンズホスピタル・サンディエゴ) だが、日本では導入から7年がたってもファシリティドッグの認知度は低い。活動犬はわずか2頭のみ。アメリカでは年間50頭近い育成例がある。 「理解不足や経費の問題もあると思います。感染症の問題も指摘されますが、これまで感染事故はゼロです。『病院にファシリティドッグがいるのが当たり前の社会』が私たちの目標です」(森田さん) この9月には、3頭目のアニー(ゴールデンレトリバー・メス・1)がファシリティドッグとして着任し、森田さんのもとでベイリーと共に訓練を始めた。来春にはいよいよ、東京都の公的病院への導入が予定されている。
2017年10月30日『プラネット・テラー in グラインドハウス』のローズ・マッゴーワン(写真:Everett Collection/アフロ) 長年ハリウッドを牛耳っていたハーヴェイ・ワインスタインのセクハラスキャンダルが露見してからひと月以上。未だに彼の悪行を告発する声が後を絶たない。その手口は共通しており、駆け出しの新人女優を「打ち合わせ」と称してホテルの部屋に呼び出し、マッサージを強要。合意を装って性的関係を結び、いくばくかの口止め料と映画出演と引き替えに沈黙を強いるという非常に卑怯なものだった。 セクハラの域を超え、レイプされてしまった女優も既に何人か名乗り出ている。そのうちの1人、ローズ・マッゴーワンが9月に「レイプについて黙っていれば100万ドル(約1億千万円)支払う」という申し出を受けていたことをTIMES紙に明かした。 マッゴーワンは『プラネット・テラー in グラインドハウス』(2007)で、ゾンビに食いちぎられた太腿の下に義足代わりにマシンガンを装着して戦うセクシーダンサーを演じ、世界的に知名度を上げた。しかし、彼女がこの役を獲得した裏には、ワインスタインによる“買収”があった。ワインスタインにレイプされるも、映画出演と10万ドル(約,1100万円)の和解金を差し出され、黙らざるを得なかったのだ。 TIMESによると、今年9月に記事が出ることを知ったワインスタインは、弁護士経由でマッゴーワンに連絡を取り、100万ドルと引き替えにレイプの事実を隠し通すよう依頼したという。 「あいつをじわじわ苦しめてやりたくて、600万ドルじゃないと応じない、と返答したけど、その後に『もううんざり。あんたのお金なんか欲しくない』って言ってやったの」。 『プラネット・テラー in グラインドハウス』では、マッゴーワン演じるダンサーが自らをレイプした男を惨殺するシーンがある。この作品を監督したロバート・ロドリゲスは、当時マッゴーワンと交際しており、このシーンをワインスタインへの意趣返しとして撮影したと先週Variety誌に語っている。
2017年10月30日「植物観賞って新鮮ですね。特に食虫植物に興味が湧いて。虫を捕るところを見てみたいなぁ……」 本誌『旬男撮り下ろしシリーズ・デートしようよ』撮影で訪れた新宿御苑内の大温室でそう話すのは、俳優の戸塚純貴(25)。AmazonプライムのCMで、おばあちゃん思いの孫役を演じたことで話題になった。 「自分でデートを計画するなら、車が好きなのでドライブしながら行ったことのないサービスエリアを巡りたい。土地によって特色があって面白いんですよね」(戸塚・以下同) そんな、彼の理想の女性とはどんなタイプなのだろう? 「理想の女性は、気が強くて芯がある人。年齢は関係ないけど、大人の考えを持った人が好きだから年上がいいかな。年をとるにつれて母親のような人に引かれるという話を聞いたことがあるんですけど、最近それがわかるようになってきて。一歩先の気遣いをされるとキュンとしちゃう。理想を言えば、ご飯を作ってもらって、僕の好みの調味料がさりげなく添えてあったりすると、これがデキる女か!って」 放送中の『痛快TVスカッとジャパン』(フジテレビ系・月曜19時57分~)ではイラッとする彼氏役などで人気のカズピコを好演。来月から全国公演となる舞台『スマートモテリーマン講座』では主人公を演じる。 「今年の笑い納めしたい方はぜひ、舞台『スマートモテリーマン講座』にお越しください」
2017年10月30日「議員バッジを着けると、やはり身が引き締まるものですね。劇中で使われる選挙ポスターを撮影するとき、若手議員の熱を握り拳でアピール。清々しい笑顔を心がけました」 そう語るのは、新・月9ドラマ『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)で市議会議員・岡本遼を演じる千葉雄大(28)。NHKの連続テレビ小説『わろてんか』では、葵わかな演じる主人公の兄・新一を好演。病死後、“新一ロス”が視聴者に広がった。今作で披露するのは、イケメン議員の凛々しいスーツ姿。 「岡本は、表層的には爽やかですし、利権が蠢く会派の中でも上手に立ち回る切れ者。その背景には、父親の借金で夜逃げ同然で街を去ったという過去があって。単なる勝ち組ではない。苦労してはい上がってきた人間の葛藤や切なさをふとした瞬間の表情で表現できたらと思っています」(千葉・以下同) 新米ママさん市議・佐藤智子を演じる篠原涼子をはじめ、同期議員を演じる面々は、トレンディエンジェルの斎藤司や前田敦子など個性派ぞろい。 「篠原さんのむちゃぶりがすごくて。撮影中、台本にはないことを突然、『千葉くん、やって!』って言ってこられるので、怖くておびえています(笑)。その最大のターゲットは斎藤さんなんですが、2人のやりとりが面白い。篠原さんのアドリブに斎藤さんも必死に食らいついて。本職の笑いのエッセンスをお芝居に生かしていると思います。僕はまだ、篠原さんへの対応力が未熟で。目下、勉強中です!」 最後に、“市政エンタテインメント”と銘打った本作の見どころを! 「政治の話ですが、とてもわかりやすくて面白い。メディアで報じられている社会問題も、即解決といかないさまざまな事情があることを、僕自身、このドラマを通して知りました。いつ何が起きるかわからないこの時代、人生の指針になる作品だと思います」
2017年10月30日TBSの吉田明世アナウンサー(29)が10月29日、進行役を務める同局の「サンデー・ジャポン」の生放送中に体調不良を訴え途中退席した。 それまで通常通り進行していた吉田アナだが、番組中盤の午前10時40分ごろに突然言葉を詰まらせた。異変を察知した爆笑問題の田中裕二(52)が「大丈夫ですか?座って、座って」と気遣い、吉田アナは椅子に腰を下ろして「すいません」と苦しそうな表情。そこでVTRに切り替わり、吉田アナは退席することとなった。 「TBSは体調不良の理由を貧血と説明しています。吉田アナは昨年10月に結婚しているため妊娠の可能性もささやかれていますが、いずれにせよ心配の声があがっています」(芸能記者) 吉田アナは同番組や平日朝の情報番組「ビビット」など5本にレギュラー出演しながら、TBSラジオ「たまむすび」の曜日レギュラーも担当。かなりのハードワークをこなしている。そして仮に体調不良で番組を休んだとしても、なかなか“代役”がいないのが同局の現実だという。 「吉田アナはエース級なので、担当しているのはそれなりの経験がないとこなせない番組ばかり。小林麻耶(38)、青木裕子(34)、田中みな実(30)ら将来のエース候補が相次いで退社してしまったため人材難。若手も順調に育ってきていますが、まだまだ彼女の代役をつとめられる人材はなかなか見つかりません」(TBS関係者) 吉田アナを“脅かす”ような女子アナの台頭が待たれる。
2017年10月30日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載! 【モテる人には生き霊がたくさん憑いています】 世の中にはモテる人とモテない人がいます。実は僕、その人をひと目見ただけで、モテるかモテないか、見分けることができるんです。何人かいっせいに見てモテ度をランキング付けすることもできます。 方法はとても簡単で、その人に憑いている生き霊の数を数えるだけ。人の生き霊って、好意を持っている人にくっついて行っちゃうんです。だから、たくさん生き霊がくっついている人ほどモテる、というわけ。 死んだ人の霊や恨みを持った生き霊が憑いていると、体に悪影響がありますが、好意的な生き霊であれば心配は無用です。 この話をすると必ず「どんな人が憑いてますか?」って聞かれるんですが、残念ながら顔を識別することまではできないんです。というのも、正確には完全な生き霊というわけではなく好意の「念」のようなものだから。ただ、男女の違いは認識することができます。 だから、その人の性的嗜好がわかることも。この間、よしもとの養成所を卒業したばかりの新人の男のコと会う機会があったんですが、周りにいる生き霊の数が半端じゃない。さらに、男も女も、同じくらい憑いていたんです。 たまに、友情の念が強すぎて憑いてしまうこともあるんですが、彼の周りにいるのは見るからに恋愛のそれでした。さりげなく相方のコに聞いて見たら、案の定、その彼は「男女両刀」だそうです。 かなり精度が高い僕のモテ度判断。霊能力のポップな使いみちのひとつです。
2017年10月29日「何か世の中のためになることをしたいと昔から考えていたので、無謀なチャレンジとは思いませんでした。むしろ、このままやりたいこともやらずに死んだら私の人生はつまらないと思う気持ちが強かった。特別なことなど何もしていません。ただただ、やりたいからやっただけなのです」 そう語るのは、東アフリカの子どもを救う会「アルディ・ナ・ウペポ」代表・吉田千鶴さん(92)。吉田さんは、アフリカの子どもたちを救うために命を懸けて活動を続けてきた。 アフリカ東部の国・ケニアのマサイラマ国立保護区。国境を挟んで広がるタンザニアのセレンゲティ国立公園を含めた面積は、四国ほどの広さになる。広大なサバンナに生息する動物は数百万頭を数え、野生動物の楽園と呼ばれる。 1990年9月。当時65歳だった吉田千鶴さん(92)は、アフリカの動物愛護活動をする長男の愛一郎さんに頼まれ、支援物資を届けるためケニアに降り立った。夕暮れ時、保護区に足を踏み入れると、地面を蹴り上げる地鳴りのような音が聞こえてくる。あたりを見渡すと、ヌーの大群がサバンナを疾走していた。 ヌーやシマウマなどの草食動物は、餌となる草を求めて季節ごとにケニアとタンザニアの大移動を繰り返す。その数およそ200万頭。吉田さんが見たのはまさしくその光景だった。圧倒的な自然に出合った吉田さんは、いままで経験したことのない不思議な感覚に見舞われる。 「真っ赤な夕日をバックに、見たこともないような多くの動物たちがタッタッタッタッとひたすら大地を走り抜けていくのです。それを見て、表現できないような大きな力を感じました。誰かに『いま、あなたがやるべきことをやりなさい』と言われているような気がしたのです」(吉田さん・以下同) 数日前、ケニアの首都ナイロビでショックを受ける光景を見た。町を歩くと、おびただしい数のストリート・チルドレンがいる。いたるところで旅行者や外国人にまとわりつき、物乞いをする幼な子たち。近くで、荷物をひったくるよう指示する親もいた。初めてのアフリカ訪問で目にした悲惨な光景に、胸を痛めた。 「バブル期の余韻が残る当時の日本で、こんなにも貧困にあえぐ子どもたちを見たことがありません。生きるために子どもが略奪までしないといけない。『なんとかして助けたい』。心に浮かんだのはそれでした。だからマサイラマで何かに突き動かされるような気持ちになったとき、私がやるべきことはあの子どもたちを助けることだと確信したのです」 吉田さんの支援活動はそこから始まった。東アフリカの子どもを救う会「アルディ・ナ・ウペポ」(スワヒリ語で「大地と風」)を作り、’94年、ケニアに児童養護施設「グリーニッシュハウス」を、’95年には職業訓練所を作る。 「ハウスの空き地に畑を作って男の子には農作業、女の子にはビーズやカード、ソープストンという天然石を使った飾り物づくりを教えました。収穫物や作品は販売し、その売り上げを子どもたちがハウスを出るときに、支度金として渡すのです」 その後、ケニアの西隣にあるウガンダで、反政府ゲリラに誘拐される子どもたちを守るためのシェルターと職業訓練所を設置。 「ウガンダの子どもたちは昼間、草むらに潜み、夜になると誘拐されないような場所に列をなして避難してくる。幼い子たちが民家の軒先や駐車場で寝ている姿を見て、どうしても屋根のある寝場所を作ってあげたくなりました」 その際、所持金の約2,000ドル(約22万円)を子どもたちを支援していたウガンダの青年に渡した。有り金すべてを使ってしまったため、ケニアに帰るための交通費もない。宿泊したホテルのオーナーに事情を説明してお金を借り、ようやく飛行機に乗ることができた。 アフリカの子どもを救ってきた吉田さんだが、90歳を過ぎたいまも、まだまだ現役で活動を続けている。現在、吉田さんは神奈川県座間市の自宅などで過ごしながら、都内で開かれるアルディ・ナ・ウペポのミーティングに顔を出す。悪くした足を治療中のため、ここしばらくアフリカへは行けていない。現地のことはアルディ・ナ・ウペポの仲間に任せているが、治癒したらまたウガンダへ行きたいと語る。 「少しでも余裕のある人がそうでない人に振り向けること。そこに上下関係はありません。足りない部分を補ってともに生きられればいい。ケニアやウガンダでは、たまたま私が支援できる立場にいただけです。むしろ、自分がやりたかったことをやらせていただけたことに感謝しなくてはいけないと思っています」
2017年10月29日アフリカ東部の国・ケニアのマサイラマ国立保護区。国境を挟んで広がるタンザニアのセレンゲティ国立公園を含めた面積は、四国ほどの広さになる。広大なサバンナに生息する動物は数百万頭を数え、野生動物の楽園と呼ばれる。 1990年9月。当時65歳だった吉田千鶴さん(92)は、アフリカの動物愛護活動をする長男の愛一郎さんに頼まれ、支援物資を届けるためケニアに降り立った。夕暮れ時、保護区に足を踏み入れると、地面と蹴り上げる地鳴りのような音が聞こえてくる。あたりを見渡すと、ヌーの大群がサバンナを疾走していた。 ヌーやシマウマなどの草食動物は、餌となる草を求めて季節ごとにケニアとタンザニアの大移動を繰り返す。その数およそ200万頭。吉田さんが見たのはまさしくその光景だった。圧倒的な自然に出合った吉田さんは、いままで経験したことのない不思議な感覚に見舞われる。 「真っ赤な夕日をバックに、見たこともないような多くの動物たちがタッタッタッタッとひたすら大地を走り抜けていくのです。それを見て、表現できないような大きな力を感じました。誰かに『いま、あなたがやるべきことをやりなさい』と言われているような気がしたのです」(吉田さん・以下同) 数日前、ケニアの首都ナイロビでショックを受ける光景を見た。町を歩くと、おびただしい数のストリート・チルドレンがいる。いたるところで旅行者や外国人にまとわりつき、物乞いをする幼な子たち。近くで、荷物をひったくるよう指示する親もいた。初めてのアフリカ訪問で目にした悲惨な光景に、胸を痛めた。 「バブル期の余韻が残る当時の日本で、こんなにも貧困にあえぐ子どもたちを見たことがありません。生きるために子どもが略奪までしないといけない。『なんとかして助けたい』。心に浮かんだのはそれでした。だからマサイラマで何かに突き動かされるような気持ちになったとき、私がやるべきことはあの子どもたちを助けることだと確信したのです」 アフリカの子どもたちを救うために「命を懸けて活動した」という吉田さんの支援活動はそこから始まった。東アフリカの子どもを救う会「アルディ・ナ・ウペポ」(スワヒリ語で「大地と風」)を作り、ケニアに児童養護施設と職業訓練所を作る。 その後、ケニアの西隣にあるウガンダで、反政府ゲリラに誘拐される子どもたちを守るためのシェルターと職業訓練所を設置した。気がつくと90歳を過ぎていたが、まだまだ現役で活動を続けている。 「何か世の中のためになることをしたいと昔から考えていたので、無謀なチャレンジとは思いませんでした。むしろ、このままやりたいこともやらずに死んだら私の人生はつまらないと思う気持ちが強かった。特別なことなど何もしていません。ただただ、やりたいからやっただけなのです」 いま、吉田さんの目は日本国内の貧困にも向けられている。 「シングルマザーで生活が苦しい人が日本に増えてきました。海外よりも日本が大変な状況になっている。次は日本の子どもたちを助ける番です」 貧困にあえぐ子どもたちの涙は見過ごせない。そのために自分のできることを精いっぱいやる。吉田さんの支援活動はまだ続いていく。
2017年10月29日竹内涼真(24)が出演するドラマ『陸王』(TBS系)のロケが10月上旬、埼玉県内のグラウンドで行われていた。 『陸王』は役所広司(61)演じる老舗足袋業者の社長が、ランニングシューズ制作に挑戦するストーリー。15日放送の初回視聴率は14.7%と好スタートを切った。そんなドラマ人気を表すかのように、ロケも盛況。夕方4時前。ロケバスがグラウンドに横付けされると、すでに女性ファンの人だかりが。お目当てはもちろん、竹内だ。 スタッフが「携帯やカメラはしまってください。絶対に撮らないでください!」と声を上げるなか、出演者がバスから降りて建物へと入っていく。だが竹内が姿を見せると、注意をかき消すほどの「キャー!」という大きな歓声が。里々佳(22)との熱愛が報じられたばかりだが、ファンたちの熱気は冷めるどころかますますヒートアップしているようだ。 グラウンドでは竹内が入念なウォーミングアップを始める。しばらくして短パン姿になると、カモシカのような細くて鍛え上げられた足が!それもそのはず。もともとプロサッカー選手を目指していたものの、高校時代にケガで挫折した経験がある竹内。今回の役はケガに苦しむランナーだけに、並々ならぬ熱意で撮影に臨んでいたのだ。 「竹内さんは5月から約半年間、青山学院大学の陸上部でトップ選手たちと混ざって練習していたんです。青学の名将・原普監督(50)も遠慮せず、『君はサッカー選手の体型。長距離選手の身体にならないとダメだ!』と叱咤していました。そこで竹内さんは、共演者で箱根駅伝出場経験もある和田正人さん(38)に相談。『選手はどうやって体重を絞っているんですか?』などと熱心に聞き、減量にも臨んだといいます」(番組スタッフ) ドS肉体改造で、原監督も認める『陸王』仕様の長距離ランナー体型に。10月7日に放送された『オールスター感謝祭』(TBS系)では、周囲を驚かせる一幕があったという。 「竹内さんは番組名物の赤坂5丁目ミニマラソンに出場しようとしていたんです。でもケガしたら、撮影が止まりますからね。周囲の説得で諦めてくれましたが、最後まで『自分で走りたい』と言っていました。それほど思いは強いようです」(前出・番組スタッフ) この日も50mほどの距離を何度も走ると、ファンから「カッコいい~」とため息が。真剣な表情で練習を繰り返していく竹内のボルテージに呼応するかのように、ファンは増加。最終的に200人以上にまで膨れ上がっていた。竹内フィーバーはしばらく続きそうだ。
2017年10月29日