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10月10日、衆議院議員選挙が公示され、選挙戦に突入した。だが、「野党分裂!小池代表が『排除』発言!」……そんなニュースばかり飛び込み、選挙にいちばん大事な「どの政党が何を主張しているか」を忘れていませんか?投開票は22日に迫ってきている。そこで、各政党の「公約」をもとに気になる4つの争点の違いをジャーナリストの池上正樹さんが解説してくれた。 「今回の選挙は『3つの柱の対立』をイメージするとわかりやすい。1つめは、連立政権を組む自民党(安倍晋三総裁、332人立候補)と公明党(山口那津男代表、53人立候補)です。アベノミクスの景気回復路線、そして既得権益を守る路線は変わりません。次に、その体質に『NO』を突きつけた希望の党(小池百合子代表、235人立候補)の登場。しがらみを断って取り組むという姿勢は、『男社会を女性が覆す』ことを期待させました」(池上さん・以下同) 3つめは立憲民主党(枝野幸男代表、78人立候補)の“リベラル派”の動きだ。 「憲法改正反対、立憲主義、さらには社会保障を厚くすることで国民の権利を守ると主張している。立憲は、ツイッターのフォロワー数が全政党の中でトップ。リベラル層や無党派層の期待の大きさを表しているともいえます」 次に各党公約の主要4項目の違いを見ていこう。 ■憲法改正 「自民党はそもそも、『憲法改正』が悲願。しかし、9条をどう改正したいのかというのは、党の中でもまとまっていません。そこで、『自衛隊明記』という表現までにとどめた印象があります。災害派遣などでの自衛隊の活躍もあり『いまなら現実的に反対する人は少ないのではないか』とみているのでしょう」 これに対し、連立政権を組む公明党はかなり違う。 「公明党は“平和の党”を自任しています。9条の内容は堅持し、『環境権』など日本国憲法制定時には想定できなかった部分を『加憲(=加える)』だけならば認めるというスタンスで、これは自公で意見が一致していません」 自公と比較して、希望の党はどうだろうか。 「希望は『9条を含めて議論する』としており、『改正したいのか否か』は、現段階ではどちらとも取ることができる。また『知る権利』を明確に定めるという部分は、『情報公開の必要性』を憲法に明記してはどうかという提示です」 「教育無償化」「道州制」などに触れている日本維新の会(松井一郎代表、52人立候補)の改憲への姿勢はーー。 「9条改正の必要性について『国民の生命・財産を守るため』と目的を添えているのは、『北朝鮮などの有事がいつ起こるかわからない』という昨今の現実を鑑みて、万一のため『憲法の条文として明確化』を目指したいのでしょう。これに対し、9条改正には反対だけれど、それ以外の条文の議論はしてもいいというのが、立憲民主党のスタンス。さらに、共産党(志位和夫委員長、243人立候補)は、『現行憲法をすべて守る』という完全護憲派です。しかし、「現実的なのか」という批判もある。党が『自衛隊は違憲』としているため、政権を取ったときには現状と矛盾が生じます」 また、日本のこころ(中野正志代表、2人立候補)は、「保守」の立場で、目玉の政策として「自主憲法の制定」などを公約に掲げている。逆に「改革」の立場の社民党(吉田忠智党首、21人立候補)は、「憲法を変えさせない」スタンスだ。 ■原発 「自民は『再稼働を推進』の立場で現状維持。経済団体が支持基盤のひとつで、原発推進では密接なままです。福島第一原発事故の教訓が生かされていないし、廃炉や核のゴミの蓄積・処理の問題も何も片づいていない」 一方、希望は結党当初「原発ゼロ」をうたい注目された。 「公約ではさらに原発ゼロを『憲法に明記することを目指す』とまで踏み込みました。しかし『再稼働』は前提条件つきで『容認』とした。“両にらみ”のようで、小池代表にとっては苦肉の策であったのではないでしょうか。維新も『部分的には再稼働容認』としています」 これに対し立憲は「大きく踏み込んだ印象」だという。 「『原発ゼロ基本法』の制定をうたっています。『安全・安心』の視点からは評価できる。民進党時代のように支持団体を意識せず、『再稼働NO』と言えるようになったのでしょう。共産党は原発は『すべてNO』。政治決断でいますぐ止めろというスタンスです。これは政権を取られたら実現できる公約かもしれません」 ■消費税 「’19年に予定どおり10%に引き上げる、と公約を掲げているのは自公。あとは『凍結』や『中止』です。しかし立憲の『ただちに引き上げはできない』という表現は、いつかは上げるという見方もできる。共産党は『なにがなんでも増税はしない』という徹底した立場です」 ■子育て 「教育費などの『無償化』はどの政党もうたっています。しかし、その財源を自民は『’19年増税後の消費税の税収』と考えています。連立を組む公明以外の各党は、財源をどこから持ってくるのか、そしてその確実性についても答える義務があるでしょう」 “混乱ムード”ただよう今だからこそ、冷静に各党の政策に耳を傾けたいものだ。
2017年10月18日「女子個人総合では予選トップで通過したのに、決勝では平均台で落下して4位……。信じられないことがあるんですよね。五輪に出場の夢は昨年のリオ五輪で果たせてはいたんですが、今度『世界一』にしたいと思ったら、そう簡単にはいかない……」 そう語るのは、10月初旬、カナダのモントリオールで開かれた体操・世界選手権に出場した村上茉愛選手(21)の母・英子さん(48)だ。その予想外の“落下”を間近で見つめていた母は、あえてこう叱咤した。 「おそらく“安全運転”をしたんでしょう。守りの試合です。攻めないと、世界一なんて取れません。試合後に少しだけそんな話をして。茉愛もわかったと思うんですが」 そして10月8日の日世界選手権最終日、村上選手は種目別の床で完璧な演技を見せ14.233点をマーク、同種目で日本勢初の金メダルに輝いた。日本人女子体操では63年ぶりの快挙だった。 「ひとつ難しい技を入れました。あのとき本人も種目別で“床を取る”と――。人生はずっと勉強だと思います。世界一と言っても来年にはまた別の世界大会がある。3年後には東京五輪がある。一度世界一になったらそれでいいとは誰も言いません。必ずもう一度となりますから」 英子さんは自慢の娘の“偉業”にも、さらに心配ごとが増えてしまったとでも言うような表情をしていた――。 本誌は10月14日、朝から夕方まで予約がぎっしり入っているという英子さんの「ei美容室」を訪ねた。仕事が一段落した夕方、英子さんが村上家の“メダルへの道のり”について詳しく話してくれた。 「私には弟と妹がいて母子家庭で育ちました。習い事でもエレクトーンなどは大嫌いでしたが、中学で体操部に入ると、それが面白いように上達して。それで地元の大会に出たときに、人生で初めて人前で表彰されてメダルを首にかけてもらった……。つらい家庭で育ったけど、初めて自分を誇らしく思えたんです」 だがその後、伸び悩む。 「正直『ああ、遅かった』と思いましたね。トップレベルの選手はみな小さいころから始めていますから。それで卒業したらすぐに結婚して子供をたくさん作ろうと思ったんです。私の子供なら、きっと五輪でメダル取れるような体操選手になるはずだと(笑)」 高校卒業後のOL時代に出会った体操選手の男性と結婚、25歳で長男を出産する。 「まず長男、そして2人女の子。その3番目が茉愛です。みな早い時期から体操教室に通わせました。長男が妹2人の先生みたいなものでした。私は“体操経験者”に過ぎませんが、一人のママとしては自信がある。茉愛の才能もすぐに分かりました。まず体が柔らかい。おむつ取り換えるだけで股関節が柔らかいのがわかりましたよ。それに物怖じしない、人見知りもしない――体操教室の先生たちも『何でもすぐにできますね』と絶賛してくれました」 英子さんは、その後も2人出産し、子供は男2人女3人の計5人となった。 「5人を体操選手にするとなると、どう考えても私が専業主婦のままでいいわけないですよね(笑)。それで美容師になろうと思いまいした。もちろん、通信教育を受けて、美容室に弟子入りするところから始めて。実はこのお店は3番目の“茉愛の誕生”がきっかけだったんです」 そんなとき、五輪で4つのメダルを獲得した池谷幸雄さんが、都下の小平市で体操スクールを開く話を聞いた。 「神奈川県の相模原に住んでいたのですが、それなら小平に引っ越そうと。夫はそのスクールの講師になり、私はその近くで美容室を開業するということに決めました」 英子さんは必死に働いた。美容師としての実力も相当なものとなり12年に全日本美容技術選手権の中振袖着付け競技部門金賞を受賞。店は朝から晩まで客足が途絶えない。 「遠征費など体操にはお金がかかります。それはもう殺人的な子育てでしたよ。試合のこともあって、最初は美容室を『日曜定休』にしていたんですが、一番下が小学校にあがったときに“もう1人でもお留守番できるでしょ”と日曜も店を開けるようにました。我が家のしつけでは『小1になると一人前』なんです(笑)」 現在長男は中学校教師、長女は美容師、三女は美容学校、中1の次男は体操の実力をぐんぐん伸ばしているという。 「人生で今がいちばん充実しているし、楽しいですよ。茉愛がカナダで金メダルを取って次は東京五輪が目標!その後も一番下が7年後のパリ五輪を目標にしています。私が美容室で朝から晩まで働いて、それに5人の子供がちゃんと応えてくれている……」 日本体操史に燦然と輝く村上選手の金メダル。母娘の笑顔はさらにキラキラと――。
2017年10月18日「ラスベガスで銃乱射事件があった日、彼女は現地近郊でCM撮影をしていたんです。あまりの出来事にショックを受けていたといいます」(芸能関係者) 10月1日、米ラスベガスで起きた銃乱射事件。59人が死亡する大惨事となったが、その現場近くにローラ(27)はいたのだ。 8月に一部週刊誌で所属事務所との“奴隷契約”騒動が伝えられたローラ。10年間という長期の専属契約で不当に拘束されているとして、 契約破棄に向けた事前協議を申し入れたという。記事では、所属事務所社長との不仲やローラが精神的に追い詰められていたとも。だが事務所は「そのような事実はありません」と否定。主張は真っ向から食い違っている。 あれから2カ月――。ローラはロサンゼルスに滞在し、仕事の際に日本へ戻る生活を送っているという。だが所属事務所との溝は、今も埋まっていないようだ。 「一部では事務所がローラさんの仕事を断っているかのようにも言われていましたが、実際は彼女が事務所経由の仕事をほとんど断っているそうです。姿を見せるのはレギュラーの雑誌の仕事か、CM撮影くらいです」(前出・芸能関係者) このまま事態が平行線のままでは法廷闘争にも発展しかねない。そんななか、彼女はすでに次のステップへと動き始めているという。 「じつはローラさん、ロスで暮らす家を購入しようとしているんです。向こうで住んでいる部屋は所属事務所が借りているものなので、なるべく早く引っ越したいそうで……。『予算はいくらかかってもいいから早く引っ越したい』とまで言っていたそうです。今は少し落ちついたようで、1億円超の予算で探しているそうです」(ファッション関係者) 驚きの“巨額移住計画”を進めるローラ。ラスベガスでの銃乱射の衝撃を受けてもなお、米国移住と所属事務所との決別を求める気持ちは揺るがないようだ。
2017年10月18日9月にジャニーズ事務所から独立した元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)香取慎吾(40)の共同ファンサイト「新しい地図」が16日、サイトを更新。来春公開予定の映画「クソ野郎と美しき世界」を製作することを発表した。 「3人の窓口をつとめる弁護士によると、3人が映画に出演するとのこと。同サイトの有料会員が支払った入会金(1,000円)と年会費(4,500円)を製作費に充当するそうです。今後詳細はサイト内にて公表されていくそうで、注目が集まっています」(芸能デスク) SMAP時代、テレビ界・音楽界では多大なる功績を残してきた3人。映画界ではどのような功績を残しているのだろうか。 「3人のなかでヒット作が多いのは、草なぎさんでしょう。以前は主演作を中心にオファーを受けていましたが、『黄泉がえり』(03年)は興行収入30億円。『日本沈没』(06年)と『BALLAD 名もなき恋のうた』(09年)は15億円をそれぞれ突破しています。高倉健さん最後の主演作となった『あなたへ』(12年)では、高倉さんと絶妙な絡みを見せていました」(映画ライター) 香取は「NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE」(04年)が約20億円、ドラマ版を映画化した「西遊記」(07年)が40億円を突破。脚本家の三谷幸喜さん(56)の世界観が存分に描かれたスペースロマンチックコメディー作品「ギャラクシー街道」(15年)でも主演を務め、10億を突破している。そしてSMAP時代から独自路線を歩んでいたのが稲垣だ。 「特に主演にこだわらず、脇役でも自分が気に入ればオファーを受けていました。猟奇的な役からコメディーまで幅広くこなせるのが、役者としての強み。今度の映画でも、草なぎさんと香取さんの持ち味をうまく引き出してくれるのではないでしょうか」(大手映画会社の製作担当者) 「クソ野郎と美しき世界」は、役者としての3人の“武器”を結集させた映画になりそうだ。
2017年10月17日日本では政治家の不倫疑惑が続々と報じられていますね。フランスだと不倫はほとんどニュースにはなりません。フランソワ・ミッテラン元大統領に愛人がいるのは有名な話ですけど、記者に「あなたは愛人がいるだろ」と問われ「それがどうした?」と返して終わったという国ですからね。フランス人からすると、毎日のように不倫ニュースが躍る日本が不思議で仕方ないみたいです。 しかし、そもそも、自分一人だけ幸せになれる人間なんていないんですよね。幸せというものは相手があってはじめて実感できるもの。自分が幸せなのはパートナーや子供が幸せだからです。不倫をしている人たちは究極のところで幸福は得られないんじゃないか、と思います。刹那的な幸せはあるかもしれませんが、不倫をする人たちは幸福を得ることが大変に難しいわけです。なぜかというと人間の心に本来備わっている浄化作用のせいです。背徳に生きる者たちは道から外れた裏世界にいるので、公に幸せを語ることができません。 彼らが幸福になるためには離婚するしかないのですけど、その場合、それまで愛していた人たちを奈落に突き落とすことになるわけです。仮に幸福だと思っても、それは本物の幸福とは言えないでしょうね。幸せというものは公明正大じゃないといけないのですから……。 ところで今の自分は、恋愛したいのだけどトラウマがあってできない、という状態にいます。それでも生きていると、いろいろな誘惑、優しい感情を頂くことがございます。でも、ふたたび大航海へ出る気力はありません(笑)。第一、大航海だけが愛の道ではないことに、年齢のせいもありますが、気が付いてしまったのです。 今の私にとって、もっとも愛情を注いでいるのは息子です。無償の愛がいちばん健全ですよ。先日、「面白くない人間になっちゃだめです」と、初対面の室井佑月さんに叱られました。もっと恋愛をして、創作のエネルギーを見付けてほしい、とハッパをかけられました。シングル同士ですからね、ありがたいお言葉です。 しかし、お恥ずかしい話、そうは言っても腰がなかなか上がりません。愛に走ることができる人は心底うらやましい。しかし、息子を眺めていると「ここに愛があるな」と思えてならないのです。自分は敗者じゃない、と思えてきます。 この子が育ったら、もう一度、愛を探してみることにします(笑)。肉欲愛や略奪愛じゃなく、心が清められる純愛を、死ぬ前に見つけてやりたいものです。70歳を超えてから、いや、80歳を超えてからでも、愛を探すことはできます。奥様、その時は応援よろしくお願いします。 さて、今日は息子の大好物、サーモンのホイル焼きパスタをご紹介します。辻家では週に1度は食卓に登場する人気メニュー。ぜひ、お試しください。 材料2人分:パスタ(フェデリーニ麺)160g、サーモン150g、玉ねぎ半個、にんにく1片、バター15g、味噌大さじ2分の1、白ワイン大さじ2、醤油大さじ2分の1、オリーブオイル大さじ2分の1、塩・こしょう適量。 まず、玉ねぎは千切りにし、にんにくは粗くつぶしておく。次にアルミホイルを大きめに広げ、サーモンの切り身、玉ねぎ、にんにくをのせ、塩・こしょうをする。さらに、白ワイン、醤油、オリーブオイル、バター、味噌を入れたら、アルミホイルを閉じ、200度に予熱しておいたオーブンで15~20分程度焼く。できあがったサーモンのホイル焼きを茹でたパスタと和え、お皿に盛りつけ。お好みで、からすみやイクラなどをかけて完成です。 バター醤油とサーモンの相性抜群。簡単で美味しい、サーモンのホイル焼きパスタです。愛情料理が家族をつなぎますぞ。 ボナペティ! 本誌連載の料理をえりすぐったレシピ本『パリのムスコめし世界一小さな家族のための』も絶賛発売中です!
2017年10月17日モデル・女優の知花くらら(35)が、舞台俳優の上山竜治(31)と結婚したことが17日、分かった。自身のインスタグラムを通して発表した。 知花は上山との和装ツーショットをアップし、「私こと、知花くららは俳優の上山竜治さんと、本日10月17日に入籍しましたことをご報告申し上げます」と結婚発表。 ふたりは共通の友人を通して知り合ったといい、「2014年から交際が始まり、約3年余を共にして参りましたが、ある日のこと。「最近、子どもの頃みたいに笑うね」と嬉しそうな母を見て、彼との時間は幸せなものなのだと改めて気づきました」と結婚を意識することになったきっかけを明かした。 つづけて「互いに自然体で居られる若合一契の心地よさは何にも代え難く、どんな時もひたむきな優しさで見守ってくれる彼と、家族として歩みたいと思うようになりました。これからは2人で温かな家庭を築いて参りたいと思います」と思いをつづった。 入籍後も芸能活動は続けていくそうで、「未熟な2人ではありますが、精進して参りますので、より一層の御指導御鞭撻のほど、お願い申し上げます」と締めた。 ’06年にミス・ユニバースで世界2位になった経験のある知花は英語でも結婚を報告。ファンからは「お幸せに!」「メッセージに幸せが沢山詰まっていて、心がほっこりしました」「憧れの女性として応援していきます!」と祝福のコメントが寄せられている。
2017年10月17日ヴェロニカ・ポージーのマグショット地元メディアWEAR ABC 3のTwitter(@weartv)より 米フロリダ州・ペンサコーラで14日午後、9歳の女の子が窒息死するという事件が起こった。原因を作ったのは彼女の従姉妹にあたるヴェロニカ・ポージー(62)。 警察の報告書によると、ポージーは、デリカ・リンゼイちゃんの“制御不能な”行儀の悪さを叱るため、彼女の上に腰を下ろしたという。デリカちゃんは体重147kgのポージーのお尻の下で「息ができない」と訴えたが、ポージーは座り続けた。そろそろいいだろう、と立ち上がったところ、デリカちゃんはすでに意識を失ってしまっていた。ポージーは救急車を呼び、心肺蘇生を試みたが、小さな従姉妹が息を吹き返すことはなかった。 ポージーは殺人罪で逮捕されたが、同じ家に住み、デリカちゃんの養育をしていたグレイス・ジョーン・スミス(69)、ジェームズ・エドモンド・スミス(62)夫妻も虐待とネグレクトの容疑で逮捕された。夫婦は姪にあたるポージーを呼び出して、デリカちゃんの“躾”をさせていた。グレイス・ジョーンズは弁護士に「ポージーはデリカを定規と金属のパイプで叩いた後で、椅子にデリカを下敷きにして座った」と話しているという。
2017年10月17日勝ったのに負けた。 この不条理な世の中では、往々にしてあることです。でもできることなら、努力や苦労や能力がきちんと評価される世の中であってほしい。お笑いコンビ「かまいたち」を見ていると、つい拳を握りしめてしまうのです。 かまいたちとは10月1日に開催された『キングオブコント2017』で優勝し、ネクストブレーク必至といわれている男性お笑いコンビ。さぞ祝福されていると思いきや、どうやら雲行きが怪しいようです。それは同大会に出場した「にゃんこスター」という男女コンビが結成わずか5カ月で知名度ゼロにもかかわらず、審査員の評価も見る人のインパクトも全部かっさらってしまったからです。 かまいたちは結成13年で、大阪ではレギュラー番組を持つ人気者。「コントもトークも歌ネタも面白い」と芸人仲間からいわれているのに、東京ではブレークできていない実力派です。しかし受賞から半月が経った現在も、にゃんこスターのテレビ出演数のほうが多いようす。すでに反響の差が出つつあります。 そんな今の彼らに、ぜひ起死回生のモデルとして手本にしてほしい人がいます。それは、芥川賞作家の羽田圭介さん(31)です。 15年、「スクラップ・アンド・ビルド」で第153回芥川賞を受賞。メディア露出を増やした羽田さんですが、この年の同時受賞者は「ピース」の又吉直樹さん(37)でした。芸人初の芥川賞受賞ということで、注目はすべて又吉さんのもとへ。しかしここからが羽田さんの凄いところ。彼なりのやり方で、視聴者を引きつけていきます。 芥川賞後、彼は一貫して「又吉じゃないほうの芥川賞作家です」と自己紹介し「すべては金のため作品ヒットのため」と断言。書影がプリントされたTシャツを着続けるなど、“すがすがしいまでの便乗商法”を宣言し続けてきました。 そして受賞から2年たった現在。又吉さんが長編新作を1冊発表したのに対して、羽田さんは2冊出版しています。タレント化したと思わせておいて、きっちり本業の成果を出しているのは流石の一言ではないでしょうか。 かまいたちの2人も、ぜひこの“羽田圭介作戦”を採用されてはいかがでしょうか?まずはコンビ名の書かれたTシャツを着て「ねこじゃなくてごめんなさい。僕たちイタチです!にゃー」なんて自己紹介したら面白い……かもしれません。 とはいえ、懸念点もあります。それは「大阪ですでに人気」という、ある種の安定感です。にゃんこスターはインパクトが凄かったし、優勝できなかったものの勢いを燃やし尽くすことでしょう。しかし、それらは知名度ゼロの捨て身だったことが要因です。 恋愛に置き換えてみると、何でもソツなくこなして人望もそこそこある“安定したいいヤツ”と、だめんずかもしれないけど“凄そうで刺激的そうなヤツ”の違いです。 恋愛を楽しむなら、短期的には後者に軍配があがりがちです。しかし長く売れるのはちゃんと実力のある前者であってほしいもの。彼らの直面する試練は日本でよく起きる、“不条理に満ちたつまずき”なのです。
2017年10月17日第144飯「チキンのトマト煮込み」■材料(4人分)鶏もも肉4本(骨つき)プチトマト600g玉ねぎ中3個固形ブイヨン1個にんにく4片バジルの葉7~8枚白ワイン1カップオリーブ油大さじ4トマトペースト大さじ2醤油大さじ1砂糖大さじ1/2塩小さじ1/4~1/2胡椒適量 ■作り方①玉ねぎは4等分に切り、繊維に逆らって7~8ミリの厚さに切っておく。 ②鍋にオリーブ油をひき、潰したニンニクを入れて中火にかけ香りを移す。 ③鶏肉は皮に切れ目を入れ、塩胡椒をして加え、皮目に色がつくまでじっくり焼く。 ④チキンの皮面に焼き色がついたら玉ねぎを加え炒め合わせる。 ⑤これにトマトペーストを加えてよく混ぜ、プチトマト、白ワインと固形ブイヨンを加えたら弱火に落とし、蓋をして1時間ほど煮込む。 ⑥途中プチトマトの皮が浮いてきたら取り除き、木べらなどでよく潰しながらよく混ぜ合わせる。 ⑦1時間ほど煮込んだら蓋を開け、ざく切りにしたバジルを加え、ソースを煮詰める。 ⑧ソースが煮詰まりとろっとしたら醤油、砂糖を加え塩胡椒で味を整える。
2017年10月17日ジャニーズ事務所から独立した元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(30)の3人。11月2日夜9時から、インターネットテレビ「AbemaTV」で『稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます《72時間ホンネテレビ》』が放送される。ファンが気になる番組内容を、本誌はいち早くキャッチした。 「番組のコンセプトは“キセキとおもてなし”と決まりました。これは文字どおりこれまで3人がお世話になった方々を番組上で“おもてなし”して、その力を借りて“キセキ”を起こしていきたいという思いからなんです」(番組関係者) 番組の目玉は大物芸能人の出演だが、出演交渉は一部で難航しているという。 「でも秘策があるんです。それは番組放送中の生電話。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のテレフォンショッキングのような企画が考えられています」(前出・番組関係者) たとえば、香取が仲の良いタレントに予告なしの生電話をかける。オンエア上で最初は“ピー音”で相手が誰かは隠されるが、本人のOKが出ればそのまま声で出演してもらうというのだ。すでにこんな具体的なプランも――。 「香取さんの親友・山本耕史さん(40)が番組出演に前向きだそうです。でもさらにサプライズをと、結婚して芸能界を引退した山本さんの妻・堀北真希さん(29)に生電話して出演してもらう話が持ち上がっています」(別の番組関係者) こうした友人たちだけでなく、あちこちから3人を応援する声が挙がっているという。 「民放各社のBSチャンネルのスタッフは、このチャンスを逃さないとばかりに3人を起用して番組を作りたがってます。SMAPがBSの番組に出ることはあまりなかったですからね」(テレビ局関係者) 徐々に明らかになってきた3人の“新しい地図”。3人の行く手にはもっともっとすごい秘密が隠されていそうだ――。
2017年10月17日「9月上旬、ベルリン在住の邦人から『繁華街で、ときどき元俳優の成宮寛貴さんを目撃するよ』と聞きました。どうやら成宮さんは、親しいドイツ人男性を頼りにしているようです。その人は飲食関係の仕事をしていて、成宮さんは内装や接客などのアドバイスをして手伝っていたそうです」 欧州を拠点にする日本人ビジネスマンから、芸能界を引退した元俳優・成宮寛貴氏(35)の近況が伝わってきた。 昨年12月、《今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい》と言い残し、表舞台から姿を消した成宮氏。じつは欧州に渡っていたのだ。同年11月に『フライデー』で報じられたコカイン使用疑惑がきっかけで芸能界から去った成宮氏。一時バリ島に“避難”したが、ほどなく帰国。ファッション業界で再起の道を探っていたという。広告代理店関係者が明かす。 「現実は甘くありません。しっかりとした説明なく引退した成宮さんには、どうしてもダークなイメージを感じてしまいます。ファッションブランドは老舗の百貨店とも取引するので、そうした負のイメージは敬遠されますから……」 親しい演出家に相談して舞台で俳優復帰するという計画や、飲食店開業計画があることも以前の本誌の取材でキャッチした。だが、どれも進展したという話は聞こえてこない。 「日本ではこれ以上の展開が望めないと思ったのか、8月くらいに仲間内で『寛貴がベルリンに移住するみたいだよ』という話が広まったんです」(成宮氏の友人) それが冒頭のベルリンでの目撃情報に繋がったのだ。 「ドイツに渡航したときは『いずれは国際結婚をして、日本国籍を失ってもいい』という覚悟までしていたと聞きます。ところが最近になってドイツを離れ、スウェーデンに移住したんです。英語が得意でない寛貴にとって、長い海外暮らしは精神的にきついのかもしれません」(前出とは別の友人) 異国でのさみしさを埋めるためだろうか。成宮氏は最近、インスタグラムで近況を公開し始めていた。 「承認がなければ閲覧できないものと、一般の人でも閲覧できるものを使い分けているんです。“成宮寛貴”で検索してもヒットしないアカウント名になっているため、“知る人ぞ知る”という状態ですね」(前出・別の友人) 9月29日には、成宮氏がタンクトップ姿でジムにいる写真を仲間内のインスタグラムで公開。その後、一般向けのインスタグラムでも公開した。写真には英語で《落ち込んだ時は、ジムに行く》とコメントが付けられていた。たしかに日本にいたころよりも、ずいぶんたくましくなったように見える。 ほかにも一時帰国したときに食べたという牛丼の写真や、肌身離さず持っているという母親の写真などもインスタグラムに掲載していた。更新があれば、500件を超える“いいね”が寄せられる。さらに、芸能界への復帰を望むたくさんのコメントも……。 「常に脚光を浴びてきた人ですから。インスタグラムに寄せられるファンのコメントを見て、“もう一度、芸能界に戻りたい”という思いを強くしているのではないでしょうか」(前出・友人) インスタグラム経由で成宮氏にコメントを求めたが、期日までに回答はなかった。俳優時代、「自分にはこの仕事しかできない」と周囲に語っていた成宮氏。復帰を望むファンの声を、遠い異国の地でどう聞いているのだろうか――。
2017年10月17日「ハロウィンでどんな仮装をしてまわりのみんなを驚かせようか」と考えているあなた!マジックを使って、さらに驚かせてみてはいかが?当日までに仰天のハロウィンマジックを覚えて、ワンランク上の夜を楽しもう! 伝授してくれるのは、若手ナンバーワンのマジシャン・巳碧(みたま)。マジシャンの世界一を決める番組『もう一度見たいのは誰だ!? 超マジシャンズリーグ』(テレビ朝日系)に出演し、史上最年少で優勝。現在、メディアやイベントからオファー多数の売れっ子マジシャンだ。 そんな巳碧が教えるハロウィンマジック。第3回はコップ、紙ナプキンとテーブルを使ったマジックだ。 タネも仕掛けもないコップと紙ナプキンがここにあります。 紙ナプキンでコップを包み込み、手のひらでコップを叩くと……。 あ~ら不思議!コップがテーブルを貫通してしまった! いったい、どうしてコップがテーブルを貫通したのか?種明かしは以下の動画から。1分9秒から始まる解説を見れば、目からウロコが落ちること確実。これを試せば、あなたもハロウィンの人気者になれるかも!?
2017年10月17日「真木さんには、半年くらい前から付き合っている、Aさんという新しい恋人がいます。彼はいくつもの飲食店を経営しているイケメン実業家です」(Aさんの知人) 最近何かと“お騒がせ”な女優、真木よう子(35)。08年11月に元俳優の片山怜雄(35)と結婚。翌09年5月には長女(8)が誕生したものの、15年9月に離婚した。離婚後も彼女の仕事は順調そのもの。今年7月からは、ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)の主演に起用され、ヒットが期待されていたが……。 ここから彼女の“変調”が始まった。ドラマの宣伝を狙いツイッターに“土下座動画”を投稿。必死のPRに励んだものの平均視聴率は4パーセント台と低迷が続き、第9話で打ち切りになった。また「コミックマーケットでフォトマガジンを販売する」と宣言して資金集めを始めたところ、批判が殺到。謝罪とツイッターアカウント削除に追い込まれた。 「トラブル続きで、真木さんは心身ともに憔悴しています。その渦中で、毎日のように彼女のグチを聞き、励ましてきたのがAさんです」(前出・Aさんの知人) 9月中旬の夜。Aさんが経営する飲食店の前に、1台の車が止まった。降りてきたのは、横浜で仕事を終えて都内まで戻ってきた真木その人。この日、8時間ぶっ続けで仕事していた彼女。表情にはかなり疲労の色が浮かんでいるように見えた。そんな彼女をAさんは店の前でやさしく出迎えると、2人は店の中へ――。 「奥には他のお客さんから見えない個室もあるので、真木さんも安心して来られます。こうして“お店デート”を楽しむことも多いみたいですよ」(前出・Aさんの知人) この日の逢瀬は2時間ほど。Aさんと会えて元気を取り戻したのだろう。店を出た彼女は、入店前とは打って変わって明るい表情に。Aさんが真木を大通りまでエスコートしてタクシーを捕まえてあげると、真木は笑顔で手を振って帰宅していった。 「彼女にとって、Aさんだけが頼りなんです。実はいま、彼女は最愛の娘さんと一緒に暮らせていないんです。それが彼女には本当に辛くて、Aさんの励ましでなんとか踏みとどまっているような状態なんですよ」(真木の友人) 真木の長女は、都内の有名私立小学校に通う2年生。現在、長女は親権を持つ真木の家からではなく、元夫の片山の家から学校に通っている。9月下旬のある日。長女はいつもどおり片山の家から、パパに見送られて元気に登校していった。いっぽう仕事がオフだった真木は、この日もAさんのもとへ――。 「テレビ業界では『真木さんが育児放棄状態らしい』という口さがない噂までささやかれているんです」(テレビ局関係者) 午後4時すぎ、真木はAさんが運転する高級外車で自宅に帰ってきた。白いブラウスにデニムのパンツの彼女は、オートロックを開けて自宅に入る。愛娘を元夫に託して、新恋人との“火遊び”に慕っている――そんな噂通りの様子が伺えた。いったい、彼女に何が起きているのだろう。こうなったら“キーパーソン”を直撃するしかない。10月13日、記者は自宅から出てきたAさんに声をかけた。 ――『女性自身』です。真木さんとのお付き合いについてお聞きしたくて……。 「ああ、そのことですか」 ――真木さんとデートされているのを、何度も拝見していますが。 「うーん、正直に言います。たしかに真木さんとは、今年1月からお付き合いしていましたが、6月に別れてしまったんです。別れてからもいろいろな相談に乗っているだけですよ」 すでに破局したと本誌に話すAさん。だが、いまも真木が彼に頼りきっているのは本誌が見たとおりだ。 「炎上騒動が続いてろくに家にも帰れなかった真木さんを心配して、元夫の片山さんが“子どもは僕が預かるから”と、真木さんを助けてあげているんですよ。真木さんも申し出に本当に感謝して、いま娘さんは片山さんのところで暮らしているんです。育児放棄とか、とんでもない話ですよ」(真木の別の友人) 真木の所属事務所に確認すると、同様の返答が来た。 「もともと子育ては、離婚後も元夫と2人で協力してやっていると聞いています。また、(恋人など)プライベートなことは本人に任せていますので」 新恋人の存在も、長女との別居も否定しなかった。炎上騒動以後、公の場に姿を見せていない真木。“危うい言動”が続く裏には、さらに危ういプライベートがあった――。
2017年10月17日U-KISSが14枚目のシングル『FLY』をリリース! 4月にケビンが卒業して以降、5人体制で挑むはじめてのシングルは苦しいことを乗り越えて前に進もうというメッセージが込められている。楽曲、そしてリーダーのスヒョンにとっては入隊前の貴重な時間となった『U-KISS LIVE EVENT 2017 ~Stay with U~』についてインタビュー! さらに、来週は4人それぞれの好みが分かる動画を配信予定!お楽しみに♪ ■韓国エンタメ情報&オリジナルインタビュー満載!『K☆STAR LOVERS』記事一覧■女性自身韓流Twitterアカウント(動画/Bravoworks,inc.)
2017年10月17日10月16日、フジテレビが「保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)」騒動について番組公式サイトで謝罪した。 同キャラは9月28日放送の「とんねるずのみなさんのおかげでした30周年記念SP」に登場。「とんねるず」石橋貴明(55)が扮したもので、約28年ぶりの復帰だった。しかし男性同性愛者を揶揄するようなキャラのため、批判が殺到してしまっていたのだ。 同局は公式サイトで「男性同性愛者を嘲笑すると誤解されかねない表現をしたことで、性的少数者の方々をはじめ沢山の視聴者の皆様がご不快になったことに関して、深くお詫び致します」などと謝罪している。 「とんねるずの番組は局内で“聖域”と言われ、打ち切り説が流れても揺らぐことはないと思われていました。ところが今回の謝罪コメントで、風向きが変わりつつあります。通常の放送回にしろ物議を醸し出した特番にしろ、視聴率の低迷が続いたまま。局内では打ち切りに向けた動きが加速しているといわれています」(放送担当記者) かつては売れっ子だったとんねるずだが、今や石橋と相方の木梨憲武(55)がそろったレギュラーは同番組のみ。家庭を持ち家族を養う必要がある両者にとっての“生命線”とも言える。番組打ち切り説が流れる“窮地”を迎えてしまったが、そこで注目されるのが2人の女優妻の動向だという。 「石橋さんの妻・鈴木保奈美さん(51)は、3人の娘の子育てにひと区切りついた12年から本格的に仕事復帰しています。昔は主演クラスのオファーしか受けなかったが、今は脇役もこなすようになっています。木梨さんの妻・安田成美さん(50)は2男1女の子育てをしながら仕事をこなしています。2人とも演技力があり、年代的に母親役のオファーが中心になりそう。両家とも夫婦共演がOKならば、CMのオファーも来そうです」(芸能記者) 石橋家も木梨家もともに、妻が一家の“大黒柱”になってしまうかもしれない。
2017年10月16日ベネチア国際映画祭でも大喝采を浴びた北野武監督最新作『アウトレイジ最終章』(10月7日全国公開)。前作から5年の時を経て、ついにファイナルを迎える。裏社会に生きる男たちの中で、警視庁の刑事という役柄で登場するのが松重豊(54)だ。前作に続いての出演となる。 「出演者は、僕ですらどちらかというと若手の部類に入るほど。生きるか死ぬかを懸けた抗争の中で、諸先輩方のその覚悟の見せ方が半端じゃないと思いました。極限状態に追い込まれた芝居をどのシーンでも繰り広げているので、その緊張感をスクリーンで見届けていただきたいです」(松重・以下同) 松重演じるマル暴の刑事・繁田だが、前作『アウトレイジビヨンド』の台本では、当初、殉職する予定だったと衝撃の事実が語られた! 「台本上では死んでいたんだけど、撮っていくうちに現場で『繁田は生き残るかな』ってなった。そのあと監督とお会いしたとき、『繁田は次は県警本部長になっていると思うな』とおっしゃるから、あ、出世するんだと思っていたら、最終章も平のままだったんですよ。全然出世していないと思って(笑)」 作品の中で繁田はある決断を下すのだが、「僕には納得のいく流れでした」と語る。そのシーンの撮影中にはこんな出来事が。 「飲み屋から出てずっと歩くシーンでした。監督は隠れているから周りの人は何の作品を撮っているかわからない。店を出てカメラから見えなくなるまで歩いていったら『孤独のグルメだ』って言われて。いや違うよ、そもそも『孤独のグルメ』、こんなに大人数のスタッフで撮影していないしって思いましたけど(笑)」 この日は別人とも思える白髪姿で現れた松重。役作りのためだという。 「今度出る映画で白髪にしてくださいと言われて若いころから染めていたのを20年ぶりぐらいにやめてみたら、真っ白だった。はぁ、じじいなんだなって思ったけど、これならイメージの違う役がやれるかなと思いました。これからは、年寄りキャラとしておじいちゃん役などやっていけたらいいなと思います」 188センチの長身・強面といつもの厳つい雰囲気から一転、終始穏やかな表情と軽妙な語り口。ずっと話を聞いていたくなる人だ。
2017年10月16日この秋、“世界一ゆるい70歳”となる蛭子能収(69)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、有名人からの相談に答える! 【Q】「娘夫婦の3歳の子どもの世話が大変。孫はかわいいし働いている娘をサポートしたいけど、保育園の送迎、食事の用意などしんどい。当然とばかりに娘は感謝もしてくれない……」(黒熊のプー助さん・62・主婦・福島県) 【A】「孫の面倒を見るのは“ご褒美の1万円=競艇資金”のため」(蛭子能収) そんなにしんどかったら「もう無理」とか「面倒見るからお小遣いちょうだい」と会話すればいいんですよ。 オレも仕事がない日は、孫の保育園の送り迎えをしています。子どもは体力が余っているから、ピューッと走っていったり、変なところに登り始めたりと自由奔放。オレの言うこともほとんど聞きません。ケガだけはさせないように気を使うから、たしかにすごく疲れますよね。 オレは、孫がかわいいから送り迎えをしているわけではありません。競艇を楽しむためです。孫を保育園に連れて行くことで、女房が、ご褒美として1万円とか小遣いをくれることがあるんです。遊ぶ金をどんどん減らされているオレにとっては、その臨時ボーナスはかけがえのないもの。だから孫の面倒は、仕事に近い感覚で淡々とこなしています。労働だから、別に女房や娘から、感謝されなくてもまったく問題ありません。でも、その臨時ボーナスも、先日の多摩川競艇場であっという間にスってしまいました。明日も送り迎えをがんばります。 【蛭子能収70歳記念出版】心が楽になりすぎる、“世界一ゆるい自己啓発本”爆誕! この秋、“世界一ゆるい70歳”となる漫画家・蛭子能収さんが、世界一ゆるい自己啓発本を刊行。「人からどう思われるか」ではなく「自分がどう生きるか」のみに大切に考えて生きてきた蛭子さんが贈る、心が楽になりすぎる一冊『笑われる勇気』(光文社・900円+税)は、好評発売中! 詳しくは特設ページへ。
2017年10月16日発売中の「FRIDAY」(講談社)が報じた女優の戸田恵梨香(29)とモデルで俳優の成田凌(23)の交際。 同誌によると今月8日、記者とカメラマンの乗った車両がほかのターゲットを張り込んでいたところ、たまたま成田がハンドルを握った戸田名義の車両が接触。事故の処理をしている中で、2人のドライブデートが発覚したというのだ。 「現場には戸田さんの事務所社長も駆けつけ、記者と知るとかなり動揺したそうです。その後、同誌の発売前に一部スポーツ紙が2人の熱愛を報道情報。“スクープ潰し”をされたと、同誌のスタッフは怒り心頭でした」(芸能デスク) いっぽう戸田は同誌の記者と知ると、動揺するどころか豪快に笑い飛ばしたという。すっかり肝が据わっているようだが、以前も今回に負けず劣らずの苦い経験を味わっていた。 「綾野剛さん(35)との交際が報じられていた12年夏、一部週刊誌が戸田さんの父親を直撃。そのとき父はすでに綾野を紹介されていたことを明かしたのですが、記者に対して『松山ケンイチさん(32)も紹介された』と漏らしてしまったのです。戸田さんが松山さんと交際していたことは公になっていなかっただけに、彼女は父親に電話して“猛抗議”。その後は交際相手を父親に紹介しなくなってしまったといいます」(前出・芸能デスク) 成田をすでに紹介したか、気になるところだが……。苦い経験をその後に生かしている戸田だけに、今後のドライブデートはかなり慎重になりそうだ。
2017年10月16日ラリー・フリントのTwitter(@ImLarryFlynt)より ポルノ雑誌「ハスラー」の生みの親で、発行人のラリー・フリント(74)が、ドナルド・トランプ米大統領を追い落とす秘策を繰り出した。トランプ大統領を弾劾に追い込める情報に最高1,000万ドル(約11億円)の懸賞金を掛ける、とワシントン・ポスト紙に全面広告を出したのだ。 広告では、昨年の大統領選ではトランプ陣営が多くの不正行為に手を染めていた可能性を指摘。その根拠として、選挙人の“奇跡的な”大量投票と、共和党による党利党略のための選挙区改訂を挙げている。これが結果として、一般投票で200万票以上リードしていたヒラリー・クリントン候補を落選させたとしている。 トランプ大統領を弾劾すべき理由としては、好戦的な外交政策で自国のみならず友好国をも危険に陥れていること、目に余る縁故採用と、資格のないお気に入りを高官に引き立てることを正当化するための図々しい嘘の数々などを挙げている。 「彼はロシアから見返りを得たのか?合衆国の経済は、トランプ帝国のビジネスのために犠牲とされたのか?全てを洗い出し、白日のもとにさらす必要がある。告発というものは、時に汚く、議論を呼ぶ行為だが、選択肢の一つだ。今後3年も、機能障害を抱える不安定な政権をのさばらせておくわけにはいかない」とフリントは強い論調でトランプ大統領の資質を問うている。 広告の末尾には、「動かぬ証拠」の提供者に1,000万ドルの支払いを確約する旨と、窓口としてフリーダイヤルとメールアドレスが掲示されている。
2017年10月16日ニュース番組でも活躍する知性派アイドルの元祖、櫻井翔(35)が、今度は校長先生に就任!といっても、主演ドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系・土曜22時〜)での役柄。櫻井が演じるのは、バリバリの商社マン・鳴海涼介。人を動かすマネジメント能力を買われ、経営困難に陥った高校を立て直すべく、校長として送り込まれる。 「現実にいま高校で起こっている問題や課題が詰まっていて、監督やスタッフさんたちがいろいろ取材を重ねたんだなと作品への熱意を感じました。クランクインまでに全話の台本ができあがっていたし、セットも豪華で、まるで映画を撮っているようでもありました」(櫻井・以下同) 校長となって鳴海の生活は一変。恋人の松原聡子(多部未華子)と約束していた結婚も、生活が多忙になったことで延期になってしまう。 「鳴海は、仕事に没頭して、聡子のほうを見ないようになってしまうんです。かわいそうだな、と思いますね。自分自身は、そういう経験がないからよくわからないけど、聡子に対する態度はちょっと冷たいな、と思う。仕事の面では一生懸命高校を立て直す努力をしていて魅力的な男だと思いますが」 そう語る翔くんが、ドラマの舞台裏エピソードを明かしてくれた。 【共演の蒼井優、多部未華子とは超フツー】 「2人とも、約10年前に一度共演したっきり。でも、久々に会ったのに全然距離も感じないし、超フツーに接することができたんだよね」 【プロが集まる大人の現場】 「撮影の合間は、コーヒーを飲みながら静かに会話する大人の現場。お芝居となると『よーいドン』で試合が始まるプロの集まりでした」 【校長先生って寂しい】 「担当を持っていないから、生徒との交流は密じゃないんだよね。僕も高校のころ、校長先生とは挨拶程度。孤独な仕事だし寂しいな、と」 最近、バラエティ番組で「女子力が高い」と評判になった翔くん。このドラマの現場にも、マイコースターを持ち込んでいたという。 「女子力ってそもそも何を言うのかすらわかってないんです。料理ができること?くらい。こだわりなんてない。香りに関しても、好きな匂いだから体につけたり部屋に置いたりしてるだけ。マイコースターだって、メークさんが使ってるのを見て大発見!と思って取り入れたけど、スーパーで買ったやつだしね。女性にはそこまでの気遣いは求めてないし、逆にマイコースター持ってたら変わってるって思っちゃう(笑)。僕?僕は別に変わってないよ、合理的なことをしているだけで(笑)。嵐のメンバーは何それ、ってケラケラ笑ってたけど」
2017年10月16日「磨き上げた4回転ジャンプと表現力、そして挑み続ける姿勢など、“羽生結弦は今シーズンも高得点を出すように仕上げてきた”というイメージをジャッジ(審判)に発信できたことが大きな収穫です」 そう語るのは元フィギュアスケート選手の中野友加里さん。来年2月に行われる平昌オリンピックで、66年ぶりの快挙となる五輪2連覇を狙う羽生結弦(22)。今シーズンの初戦「オータム・クラシック」(カナダ・9月21日~)では、ショートプログラムで世界歴代最高点をたたき出すも、フリーではジャンプの失敗が響き2位に。「ユヅ君、大丈夫?」とファンをヤキモキさせた。 「オータム・クラシックは順位や点数よりも、実戦調査とともに、昨シーズンからどれだけ成長したかをジャッジの頭にすり込ませる大切な機会。フィギュアは人が採点する競技。とくに五輪イヤーでは、本番の舞台で最高の演技をするのはもちろんですが、その前から、ジャッジに“強さ”を印象づけておくことも重要。今回のミスもたいした問題ではありません。逆に、オフシーズンに十分滑り込んできたこと、まだまだ期待値があることをジャッジは感じ取ったはずです」(中野さん・以下同) ユヅ君のさらなる“進化”で、2つ目の金メダルが近づいたとみていい? 「ライバルの成長もあり、激しい争いが予想されますが、羽生選手が表彰台の頂点にもっとも近いことは言うまでもありません。注目はGPシリーズを勝ち抜いた者だけで競うGPファイナル。優勝者となれば、五輪の金メダルへの歩みを進めたといえるでしょう」
2017年10月16日最近タレントの矢口真里さん(34)から、完全復帰の兆しを感じます。 2013年に不倫の末離婚した矢口さん。1年半の休業を経ても今なおネットでは彼女に対するバッシングが多いのですが、最近は不倫の多さも相まって状況が変化しているように感じます。 そこへきて先日出演したバラエティ番組では、ついに再婚時期について明言。なんでも占い師が2017年はダメと言ったそうで、来年以降占い師が決めた日にと明言したのです。 様々な要因が絡むタレントさんですから、さすがに占い師の一言が決定打というのはリップサービスだと思います。しかし現実の女性には占いの結果を考慮し、無駄に悩んだり無茶な決断をする女性もいます。占いは1つのアドバイスとして有効ではあるものの、若干のメリットデメリットがあると思うのです。 ■占いで決断した後の危うさ 占いを利用するメリットは端的に表すと、理論や経験談とは別の視点からアドバイスがもらえるという点です。「当たるも八卦当たらぬも八卦」とはいいますが、占いの種類によってはデータに基づいて結果を出すものもあるので参考に値することもあるでしょう(そもそも伝える側の経験値にも左右されますが)。 趣味であり参考程度にとどめるのなら良いものの、これを大きな決断の要因にする場合は、注意が必要です。まずもってうまくいった場合は占い結果があったからだと考え、その後も占いがないと行動を起こせなくなることがあります。これは一種の依存ともいえるでしょう。 また占いを参考に失敗をした場合は失敗の原因を自分以外と考えてしまう人もおり、反省や改善に繋がらないことも。矢口さんの場合は1回すでに自分の決断で失敗しているからこその占いなのかもしれませんが、さすがに結婚時期を占いで決めるのはちょっと危険な気がします。 ■気づけば完全復帰の矢口真里 最近はすっかり風向きも変わってきた矢口さん。CM出演などはまだないにしても、気づけばテレビ出演も休業前と変わらずの勢いが出ています。また最近では元旦那・中村昌也さん(31)の熱愛報道もあり、不倫も過去のことという空気が出つつあります。 「やぐっちゃん、よかったね!」とモー娘。黄金期のファンである筆者は嬉しく思うものの、彼女が完全復帰にたどり着くまでを見ると2つの愚直かつまっすぐな努力が感じられる気がします。・ヨゴレっぷりに拍車をかけて彼女が復帰後に批判されつつもタレント業を邁進したのには、やはり不倫後の“プロとしての仕事ぶり”にあると思います。具体的にいえば、そのヨゴレっぷりが凄すぎるのです。復帰後は不倫絡みのコメントや自分への整形疑惑を語るなど、暴露系もなんなくこなしています。水や涙にまみれたり、コスプレ姿になったりと、とにかく明るくおバカを演じきる彼女。一時はその姿に批判もありましたが、こうして見るとプロとしての意識の高さと覚悟を感じます。 ・不倫後の一途さが肉食感を相殺矢口さんといえば、復帰当時は「肉食感がすごい!」と同業者からも言われるほど腹黒さや貪欲さを指摘されていました。しかし数年たってみれば貪欲さは感じられるものの、当時の不倫相手と交際し続けて結婚までたどり着こうとしています。これで一気に好感度アップ……とはいかないものの、ある種の男気や潔さを感じる人は多いかもしれません。 最近は奇抜なキャラや発言だけで注目をあびるタレントさんが多いなか、彼女の活動をみると着々と役割を全うするプロの姿を感じます。そろそろハッピーウエディングなるのでしょうか。彼女の今後に、注目です。
2017年10月15日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載! 【生まれて初めて霊視をしてもらいました】 この連載でも以前お話ししているように、僕は自分のことを霊視してもらったことがありません。というより、みんな視たくないって言うんですよね。僕を霊視しようとすると、強烈な吐き気に襲われたり、頭の中にとてつもない暴言が飛び込んできたりするんだそうです。 でも先日ついに、生まれて初めて霊視をしてもらうことができました。とある凄腕霊能力者の方にお会いしたとき、お願いして視てもらったんです。その方が初めに言ってくれたのが「お笑い芸人になれてよかったね」ということ。なんでも、一般的な社会のなかでは、愛情に飢えて死んでしまうらしいんです。 たしかにお笑いの世界って少し特殊で、すごく愛情深いんですよ。それこそ家族や恋人以上の絆を感じるというか。だから、お笑い以外の仕事に就いていたら、どこにも溶け込めなくて、ひとりぼっちで死んじゃってたかもしれないんですよ。この世界に入れてよかったなと、改めて感じました。 ただ、やっぱり辞めさせようとする力も強いとのこと。僕の人生を悪いほうに引っ張ろうとしてる“何か”がいるらしいです。しかも、霊が憑いているわけではなく、生まれ持った体質のようなものなんだとか。「なにか対処法はないんですかね?」と聞いてみたら、ニコッと笑って「死んだら楽になりますよ」と言われてしまいました。 ただ、その方とお会いしてからネタを褒められたり、オーディションに受かったり、ちょっと運気が上がった気がするので、ありがたい限りです。
2017年10月15日ダウンタウンの松本人志(54)が10月15日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。俳優でものまねタレントの清水良太郎(29)が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された騒動に言及した。 ものまねタレント・清水アキラ(63)の三男として知られる清水容疑者。父・清水アキラが設立した芸能事務所に所属し、自身もものまねタレントとして活動していた。 清水アキラが息子に代わって開いた会見を見た松本は、「変な話、清水アキラさんの会見を見て、清水アキラさんの好感度がすごく上がりましたよ。すごくちゃんと真面目に答えていらして、正直に」とコメントした。 続けて、「それに比べての、この息子ですよね。正直……ごめんなさい、この息子は、僕はもう、気色悪いですね」とバッサリ。今年2月に報じられた違法賭博疑惑にも触れ、「前回の闇カジノの、あのうやむや感も、僕の中では正直アウトでした」と話した。 清水容疑者が派遣型風俗店の女性従業員に通報されたという今回の経緯についても、「いわば初対面ですよね?めちゃくちゃやで。やっていること」と驚きを隠せない様子だった。 松本は清水親子について、「芸人がね、テレビカメラの前で感動したのならともかく、悲しみで泣く姿って見せたくないじゃないですか。それを息子にやらされてしまうという、この親不孝さはやっぱりないですよね」と話し、父・清水アキラに同情した。 いっぽう、ものまね番組で清水容疑者と共演経験のある東野幸治(50)は、「いつも一生懸命やっているって、僕らはそういうふうに思っていました」と、山崎夕貴アナ(30)とともに振り返った。山崎アナは、「あれ(闇カジノ疑惑)以降、お父さんが、スタッフの方に謝罪と『これからよろしくお願いします』とご挨拶されていたと聞きました」と、清水アキラの息子への愛が垣間見えるエピソードを明かした。 清水容疑者は今年2月に違法賭博疑惑を報じられ、芸能活動を休止。6月に芸能界に復帰した。今月10日に派遣型風俗店の女性従業員から「薬物を飲まされた」と警察に通報があり、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで11日に逮捕された。
2017年10月15日何かと物入りな来年に向けて、いつも「お金がない」とため息をついている人に朗報!寝室を少し変えるだけで、金運が上がるんです! 「寝室は家の中でいちばん重要な開運スポットです。たとえほかの部屋が散らかっていても、とにかく寝室さえ片付けておけば問題ありません。そもそも風水では『寝室をもって家の中心とする』といわれています。運気は家の中心に集まってくるので、寝室を整えて吉相にしておけば、金運が上がりますよ」 そう力強く断言するのは、日本の風水・家相の第一人者であるDr.コパ先生(70)。 「人は睡眠中、知らず知らずの間に不運を吐き出しています。不運を出したぶんだけ、幸運が舞い込みやすくなるのです。不運と幸運を効率よく交換するためには、寝室を“新陳代謝のよい状態”にしておく必要があります。睡眠中が金運UPにいちばん重要な時間帯なんですよ」 コパ先生によると、運の王様は金運で、金運さえ上げられれば、全体的な運も上がるそう。特に、10月は金運を上げるうえで絶好のチャンスだという。それでは、具体的に金運を上げる寝室にするためには、どうすればよいのか。コパ先生が「金運を上げる寝室習慣」を教えてくれた。■ベッドの周りはシンプルに 寝具はシンプルであるほど◎。家具や物が多くて雑然とした寝室は、風通しが悪く、不運がたまりがちに……。 「布団の近くに家具があると圧迫感によりストレスがたまり、安眠できません。枕元に『いつか読むかも』と本や雑誌を積み上げておくのもNG。ただ、就寝前に活字を読まないと眠れないという人は、枕元に置く本は2~3冊なら許容範囲です」(コパ先生・以下同) ■時期外れのグッズは運気を下げる 季節感のないもの、壊れて使えないもの、寝室では本来使わないものは、寝室の運気を下げてしまう。秋になり涼しくなってきたのに、麦わら帽子や水着、扇風機など、夏のグッズをそのまま出しっ放しにしている人は、今すぐに片付けよう。 「逆に、冬から春になり暖かくなってきたのに、いつまでもこたつやストーブ、加湿器など季節感のないものをおいておくのもNG。ハロウィーンやクリスマスなどで飾ったグッズなども、季節ごとのイベントが終わったらすぐに片付けるようにしましょう」 ■体に触れるアイテムは毎日替えるべし パジャマ、下着などの体に直接触れるアイテムは、睡眠中に吐き出した不運を吸い込んでくれるもの。朝起きたら、下着もはき替えること。パジャマや枕カバーも毎日清潔なものとチェンジ! 「さすがにベッドカバーやシーツなどの大物を毎日替えるのは大変ですが、なるべくこまめに交換したほうがよいです。タオルを枕カバー代わりにしたり、Tシャツやスエットをパジャマ代わりにするなど、代替品を使用すると、幸運を逃がします。きちんと専用グッズを使いましょう」 ■寝室の空気は常に新鮮に 起きてすぐにやるべきなのは、寝室の換気。朝までで吐き出した不運を外へ出し、新鮮な空気を取り込もう。 「窓はずっと開けっ放しにしておかなくても、少しの時間で大丈夫。僕は窓を開けて、『幸せになるぞ!』と言うようにしているんです。気合も入るし、やる気も出るし、不運も追い出せます。それから、なるべく早く不運を吸い込んだパジャマと下着を取り替えること。起き抜けの格好でリビングやキッチンをウロウロするのは絶対にダメですよ」 空気を入れ替えたら、寝室にも香りの栄養を与えよう。 「樹木系の香りは厄落とし、フローラル系の香りは人間関係を改善して心を穏やかにする、柑橘系の香りは財産を築くという役割があります。アロマオイルやアロマキャンドル、お香などでずっと香りを持続させなくても、この3つをスプレーなどでシュッとひと吹きしておけばいいのです。1日3回、吹きかけるようにしましょう」 秋の夜長に幸運を取り込み続ければ、お金持ちになれる日ももうすぐだ!
2017年10月15日塚田英明プロデューサー(以下・塚田)「僕は、最初の『仮面ライダー』放送年の’71年に生まれました。その自分が『アギト』(’01年)『フォーゼ』(’11年)などの仮面ライダーシリーズに携わっているのは、不思議な気分でした」 大森敬仁プロデューサー(以下・大森)「僕の子どもの時代は、ちょうど仮面ライダーシリーズは放送していなかったんです。僕はこれまで、アシスタント時代を含めると、『電王』『キバ』はじめ、シリーズ6作品。スーパー戦隊も入れると11作品に関わりましたね」 塚田「僕は8作品。後輩なのに僕よりたくさんやっているのか(笑)」 こう和やかに笑いあうのは、平成の『仮面ライダー』を手がける2人のプロデューサー(ともに東映所属)。平成の仮面ライダーといえば、それまで役者の経験がなかった竹内涼真(24)、菅田将暉(24)らがオーディションを勝ち抜き、歴代の主演に抜擢されているシリーズ。まさに、今をときめく人気俳優の“登竜門”でもある。“子どものヒーロー”という枠を飛び越え、ママたちの心もつかんで離さないライダー俳優たち。制作陣たけが知る彼らの“素顔”を2人が明かしてくれた。 塚田「『アギト』に出た要潤くんも、当時はまだ素人に近かった。でも、現場で監督にしごかれて力をつけて、今では文句なしの活躍ぶりです」 仮面ライダーは、1年かけて撮影・放送する長丁場。“主演抜擢”のポイントはどこにあるのだろうか。 塚田「やはり子どもにとってのヒーローなので、子どもに好かれる笑顔かどうかはポイントです。あとはママにも好きになってもらえるか(笑)」 大森「お芝居ももちろんですが、オーディションで見るのは、その人独自のオーラがあるか。そして目ヂカラ!水嶋ヒロさん、佐藤健くんは目ヂカラがすごかった……」 塚田「“最年少ライダー”菅田将暉くんも、当時はまだ16歳だったけど、目ヂカラがあったなぁ」 平成ライダーももうすぐ20年、かつての“昭和のライダー”からヒーロー像も変化してきた。 大森「今は2世代、3世代で楽しんでもらえるように作っています。子どもにはカッコいい存在、パパやおじいちゃんに伝えたいのは、ライダー本来のヒロイックな魅力。そしてママにとっては、イケメン発掘(笑)。松坂桃李くんは『侍戦隊シンケンジャー』というスーパー戦隊の主演でしたが、彼にはうちの奥さんも一目ぼれしてました」 塚田「作り手としては、子どもたちの意見も大事にしています。以前のスーパー戦隊で、ヒーローの一人が最終回間近に死んでしまって、子どもたちが『すごいショック。もうおもちゃでも遊ばない』と反応したと聞いて。『フォーゼ』では、福士(蒼汰)くん演じる主人公は復活するものの、途中で死んでしまう回があって、そのときの反響は心配しました」 1年もの期間、世間の反響を肌で感じ続けるのはライダー俳優も同じだ。過酷なぶん、その思い入れは深くなる。 塚田「現場を卒業して、俳優としてブレークした後も、ライダーのことを気にかけてくれる人、多いよね。とある主演俳優は、次の映画『平成ジェネレーションズFINAL』(12月9日公開)で再登場してくれるし」 大森「はい。本人たちは相当忙しいにもかかわらず……。僕はいつもオーディションで『この業界で何をやりたいですか』と聞くんです。“ライダーになって終わり”はよろしくない。その先も含めて何を表現していきたいか、というのが大事だと思います」
2017年10月15日平成の『仮面ライダー』シリーズは、今をときめく人気俳優の“登竜門”でもある。“子どものヒーロー”という枠を飛び越え、ママたちの心もつかんで離さないライダー俳優たち。制作陣たけが知る彼らの“素顔”に、引っ張りだこの秘密が見えた! 多くの“売れっ子俳優”の素質を見抜いてきた『仮面ライダー』プロデューサーの塚田英明さんと大森敬仁さん(ともに東映所属)。それぞれが制作を手がけた作品について、主演俳優たちの“新人時代”を語ってくれた。 「『電王』のオーディションは、主役選びがすごく難航していました。そんなときに現れた佐藤健さんを一目見て、『もう電王がいる!』と誰もが納得したことを覚えています。『健くん、来てくれてありがとう』って(笑)」(大森さん) 佐藤健(28)は、平成の新たな明るいライダー像が人気を博した『仮面ライダー電王』(’07年)でドラマ初主演を果たした。そのオーディションを手配していたのが、アシスタントプロデューサー時代の大森さんだった。 「電王の主人公は、一人の人間で人格が4つに分かれるという難しい役ですが、撮影当初から、見事にそれを演じ分けてくれました。彼は芝居が始まるととたんにオーラが鋭くなり、現場に緊張感を生むことができる俳優なんです」(大森さん) 劇場版『さらば仮面ライダー電王ファイナル・カウントダウン』(’08年)の撮影では、すっかり現場の“座長”になっていたという。 「監督が納得するまで何度も録り直しが続き、深夜にスタッフも『いつまで続くんだ』とざわついていたときです。健くんの『みんなで最後まで頑張りましょう!』の一言が、空気を変えました。今年に開いた『電王』10周年イベントにも、本人の希望で電話出演をしてくれたんです」(大森さん) 『仮面ライダーW』(’09年)で高校生だった菅田将暉を抜擢したのは、塚田さんだ。菅田は本作がドラマ初出演&主演デビュー作になる。 「たまたまマネージャーに連れられてこられた菅田くんはフツーの高校生でしたが、ピュアさが際立っていたことを覚えています。急きょ、『明日時間ある?』と声をかけて最終オーディションに参加してもらい、そのまま彼が主演の座を勝ち取ることに。すぐに上京し、撮影所近くで一人暮らしをはじめていましたね」(塚田さん) 撮影前には監督が、「この作品がうまくいかなかったら、平成のライダーシリーズが終わるかもしれないんだぞ」と、菅田にハッパをかけたという。 「菅田くんは、その熱い思いをくんでくれました。芝居も初めてでしたが、ライダーを小手先で演じるのではなく、役に100%なりきろうと懸命でした。今では“カメレオン俳優”と呼ばれていますが、役づくりへのアプローチは、ライダーのときのままなのだと思います」(塚田さん) オーディションでライダーへのあこがれを熱弁する俳優の卵も増えている、と語る塚田さん。だが、ライダーを「見たこともない」と告白しながらも、『仮面ライダーフォーゼ』(’11年)の主演に選ばれたのが、福士蒼汰(24)だった。 「『ライダーに興味がない』とサラッと言えるんだけど、嫌みじゃなかった。身長も高く顔もいい。何より、はにかんだ笑顔がよかったですね」(塚田さん) 『フォーゼ』は、宇宙をテーマにした学園青春もの。劇中での福士は、変わったリーゼント頭だった。 「『これ変!やりたくない』と言われるのではと心配していました。でも、彼は嫌な顔も一切せず、笑って対応してくれました。『このコ、すごいな』とその人柄に惹かれました」(塚田さん) 数多く行ってきたオーディションの中で、「今までにない若者が来た」と大森さんが当時を振り返るのは、竹内涼真(24)が主演した『仮面ライダードライブ』(’14年)のオーディションだ。 「『ドライブ』は刑事が主人公でした。竹内くんは、Jリーグを目指していたほどの体育会系でもあるし、さわやかさもあったので起用しました。でも、芝居に不安は感じていましたね。ついしぐさに出る癖があったようで、撮影でそれが出てしまうと、毎回注意されていました。それでも、スポンジのような吸収力で力をつけていったんです」(大森さん) 顔だけではない、仮面の下に隠れた“素顔”が、ライダー俳優の人気を呼ぶ秘密なのかもしれない。
2017年10月15日「人は睡眠中、知らず知らずの間に不運を吐き出しています。不運を出したぶんだけ、幸運が舞い込みやすくなるのです。不運と幸運を効率よく交換するためには、寝室を“新陳代謝のよい状態”にしておく必要があります。睡眠中が金運UPにいちばん重要な時間帯なんですよ」 こう力強く語るのは、日本の風水・家相の第一人者であるDr.コパ先生(70)。 「寝室は家の中でいちばん重要な開運スポットです。たとえほかの部屋が散らかっていても、とにかく寝室さえ片付けておけば問題ありません。そもそも風水では『寝室をもって家の中心とする』といわれています。運気は家の中心に集まってくるので、寝室を整えて吉相にしておけば、金運が上がりますよ」 それでは、具体的に金運を上げる寝室にするためには、どうすればよいのか。コパ先生が「財運を呼ぶ寝室」づくりの秘術を教えてくれた。 ■写真や絵を貼る壁の方位に注意 季節感のある絵や写真を貼る場合、方位に注意を。春は東、夏は南、秋は西、冬は北に関するので、雪山の写真なら北側の壁に。アメリカのポスターは東側の壁に貼るなど、国の方角も意識して。 ■観葉植物は運気UPのマストアイテム 植物は二酸化炭素を吸い、酸素を吐き、空気を浄化する幸運アイテム。置く方角、場所はどこでもOK。ただし、サボテンなどトゲのある植物は人間関係、特に夫婦関係が悪くなるため、避けたほうがベター。 ■財布と貴金属は枕元の専用BOXへ 財布も寝室で休ませてあげると、お金が入りやすくなる。その際には領収書類を出し、財布をラベンダー色の布巾で拭いてから、ジュエリーなど貴金属と一緒に箱に入れておく。■ベッドや布団を壁や寝具につけない ベッドや布団が何かに接していると、風通しが悪くなり、運気が広がらない。布団同士も少し隙間をあけること。やむなく壁や家具についてしまう場合は、無限を表す白色の寝具を使おう。 ■照明はスタンドライトをうまく利用する 照明は天井とスタンドライトなど、光源が2つあると運気UP。夜は天井の照明を消しスタンドライトに切り替え、寝る前にスタンドライトを消すように。 ■金運UPも安眠も、北枕こそGOOD 北枕は頭部を冷やし、足部を温める「頭寒足熱」効果があり、健康的にも◎。風水的に北は蓄財にご縁のある素晴らしい方角。しかも、北枕は気の流れがよくなり、安眠できる効果も。 「さらに、10月は風水的にも家相的にも、インテリアを来年用のものに替えるタイミングとして、ベストな時期なんです。来年のラッキーカラーはピンクとオレンジです。ピンクは人間関係、恋愛、結婚を表す色。オレンジは人気や才能、旅行、子宝や不動産などの財産を表す色。これから寝具やパジャマなどを購入する機会があれば、ぜひピンクとオレンジを意識してくださいね」(コパ先生)
2017年10月14日「終わりのための活動」という言葉の響きで、マイナスイメージも持たれがちな“終活”。だが、ときに“終活”が残りの人生を輝かせることもある。そんな、“日々を充実させる終活”を実践する女優たちに話を聞いた。 「“終活”という言葉に対して、お年寄りの方は『縁起でもない』と、少し抵抗を感じるようです。むしろ若い方の方が、興味を持って聞いてくれますね。昨年50歳になり、今後のことを改めて考えるようになりました。“誰かのために役に立てる人間になりたい”と思って、6つの資格を取得しましたが、そのうちの1つが『終活ライフケアプランナー』の資格です。介護・相続・お墓などの死に向けての事前準備から、遺族の心のケアまでサポートする民間資格で、これを取得したことにより、私自身の“終活”もスタートしたのです」 そう語るのは、女優の財前直見(51)。’85年に『婦警候補生物語』で本格的に女優デビュー。’89年の『極道の妻たち~三代目姐~』で映画初出演。以来、幅広い演技で活躍。財前は実家のある大分県で小学5年生の息子と両親と、家族4人三世代同居をしており、仕事のときに上京するというスタイルをとっている。今年はNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』に井伊直虎の母親、祐椿尼役を好演して話題になっている。 「終活の第一歩は、自分の人生を振り返ること。私が実践し、皆さまにもお勧めしているのは、親世代と自分、そして子どもも含め、まとめて『家族年表』を作ることです。横軸に西暦や元号を書いて、縦軸には家族の名前を書きます。すると、『○年に、母は○歳なんだな、お祝いの年は○年だな』など、家族の年齢が一目瞭然になります。たとえば子どもが高校や大学に入学する年には、教育費もたくさんかかりますよね。年表によって、自分の人生設計や老後の対策なども立てやすくなるのです」 それに併せて重要なのがエンディングノートだという。 「交通事故、病気による急死……、人生には予測できないトラブルがあります。そういった不幸に、親や子どもなど家族を巻き込まないためにも、自分の遺志を書き残すエンディングノートは大切だと思います。貯蓄ばかりではなく、有価証券、保険証書など、財産がいくらあって、どこに保管されているのか?葬儀はどうしてほしいのか?そういった基本的な事柄以外にも、最近は『デジタル遺品』という言葉もありますが、パソコンやスマホ内に残った情報はどうすべきか?といった問題もあります。パスワードがわからなければ、遺族としてはどうしようもありませんよね。すべてにおいて、遺志を書き残す必要があるのです」 財前は「実は、家族年表を作ったり、ものを整理したり、遺言の内容を考えていると、逆にプラス思考になっていくのです」と言う。 「『まだ人生は長いな。こんなやり残したことがある』とか、『100歳まで生きるかもしれない。足腰が弱っていても、ロボット義足が開発されていて、元気に生活できるかも……そういう未来も見てみたいな』とか、『老後』についても、いろいろ明るい想像が膨らんでくるのです。終活って、死を連想させて寂しいイメージを感じる人も多いと思います。でも本当は今後の人生を充実させるための、楽しくて夢のある活動だということを、皆さんに伝えていきたいです」
2017年10月14日「終わりのための活動」という言葉の響きで、マイナスイメージも持たれがちな“終活”。だが、ときに“終活”が残りの人生を輝かせることもある。そんな、“日々を充実させる終活”を実践する女優たちに話を聞いた。 「そろそろ落ち着いた生活をしたいと思ったのは70歳を迎えたときのことでした。ときどき滞在していた別荘の環境がとても気に入っていたので、もうここを終の棲家にしようと決心し、東京の家は引き払うことにしたのです」 そう語るのは、女優の山本陽子(75)。’63年に日活第7期ニューフェイスに合格し、芸能界入り。翌年『抜き射ちの竜拳銃の歌』でデビュー。『黒革の手帖』『白い影』などドラマに多数出演し人気を博す。『阿修羅のごとく』など舞台でも活躍し、この9月には松竹特別公演『妖麗牡丹燈籠』で全国を巡業した。 「50年間で4~5回も転居しましたが、(デビューしてからも、生まれた育った)東京でずっと生活していましたから、それなりに持ち物は多く、引っ越しは大仕事でした。せっかくの終の棲家ですから、思い切って物を減らして、理想の暮らしに近づけたいと取り組んだのです。いわゆる断捨離ですね」 引っ越しは大変だったが、移住を決意したおかげで、海にも近い、四季折々の自然に囲まれた環境で、ときには新緑、ときには紅葉を愛でながら、心癒される生活を送っているという。 「歩いてスーパーへ行き、重い袋をぶら下げて帰ってきて、吟味した食材を調理していただいています。70代にして自分が主婦業に向いているのだということに気づいたのです。もう一つ気づいたのは、日常の中には、いつでも小さな幸せが転がっているということ。道端に生えていた雑草を一房切って、生けてみたら、部屋の雰囲気が一変したこともあります。小さな幸せを見つけているだけで、寂しいなんて感じる暇もなく、一日はあっという間ですね」 若いころは外出好きで、家の中での楽しみ方を知らなかったそう。ところが、いまは掃除に洗濯、料理といった家事に、読書をしたりお茶をたてたり、お客さんをもてなしたりといった時間を、しみじみと楽しめるようになった。 「これは1人でいることの幸せでもあると感じています。連れ合いがいたりすると、生活のペースを相手に合わせなければならないし、自分だけでは決められないこともあるでしょう。夫婦で仲よく年老いていく幸せもあれば、何事も自分で自由に決めることができるという幸せもあります。私の人生の流れには、結婚はありませんでしたが、いまはこれでよかったのだと思っています。誰しもがそれぞれ、自分が過ごしやすい生き方を探し、それを貫くことがいちばんなんじゃないでしょうか」 移住してからもずっと映画や舞台、ドラマなど仕事のオファーは途切れることはない。 「きっと『この年齢でこんなスケジュールはとても無理だわ』と、やめてしまう方もいるでしょう。でも私は体力も気力も充実していますから、恐れることなく、女優としての挑戦を続けています。女優業でも日常生活でも、これからどんな発見をするのかを楽しみにして、前だけを向いて生きていく。それが私にとっての終活なのです」
2017年10月14日