くらし情報『内科医がコロナ対策の質問に答える「ドアノブ消毒必要なし」』

2020年5月21日 11:00

内科医がコロナ対策の質問に答える「ドアノブ消毒必要なし」

内科医がコロナ対策の質問に答える「ドアノブ消毒必要なし」


「新型コロナウイルスの蔓延リスク下で、多くの人がストレスにさらされています。不必要な精神的摩擦を避けるためにも、正しい知識を持つことが大切です」

感染症の専門家で内科医の南毛利内科院長・内山順造先生はこう指摘する。

「新型コロナウイルスについてわかっていないこともまだ多くありますが、明確なことは、感染源の一つが飛沫やエアロゾルであることです。これはマスクをすることで、ある程度防ぐことができます。さらに重要なのは接触感染。ウイルスは場所にとどまります。私たちは自分が意識している以上に手で顔を触っています。海外の研究では、人は3時間で鼻を平均16回、唇を24回も触るという報告があります。
汚染された手で目、鼻、口を触ることで、粘膜からウイルス感染させるのです」

そこで、「コロナ感染のリスクあり!」な生活習慣を○×クイズ形式で出題。見落としがちな感染リスクのある生活習慣を知っておこう!

【Q1】帰宅時に触ったドアノブを消毒したほうがいい?

正解は×。「ドアノブの消毒までできればそれに越したことはありませんが、玄関の外にアルコールやせっけんが準備できる環境はそうありません。ドアノブを触るときはハンカチを添え、そのハンカチを洗濯機に、そして手洗い、うがいの徹底が最も安全な方法です」

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