女性自身がお届けする新着記事一覧 (855/919)
「一つひとつの場面が噴き出しちゃうぐらいおもしろいので、朝からたくさん笑ってもらえると思います。笑いだけでなく、感動もあるので、両方とも楽しんでほしいです」 そう話すのは、10月スタートのNHK連続テレビ小説『わろてんか』で、ヒロイン・藤岡てんの幼少時代を演じる新井美羽ちゃん(11)。美羽ちゃんは、放送中のNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』で、やはり主人公の幼少時代を演じていたので、見覚えのある人も多いのでは? 時代は明治後半。京都の老舗薬問屋の娘・藤岡てんは笑い上戸な女の子。ある日、旅芸人の藤吉という青年に出会い、てんの人生は大きく動き始める……。いずれ、てんの夫となる藤吉を演じるのは松坂桃李(28)。 「青年役の松坂さんとの初恋シーンは緊張しましたが、相手が松坂さんでうれしかったです」(美羽ちゃん・以下同) 2人の実年齢の差は17歳!松坂との共演の思い出を聞いてみると、近くにいたマネージャーとお母さんに「これ、言ってもいい?」とちゃめっ気たっぷりの笑顔で確認しながら、こんなエピソードを。 「松坂さんと小屋の中に一緒にいるシーンがあったんですけど、私、オナラしちゃって(笑)。そしたら松坂さんが『今のは何かな?』って。恥ずかしかったから、オナラとは言えなくて、『なんでしょうねぇ』って言いました。あとで謝ったら笑ってくれました」 日本で初めて、笑いをビジネスにした女性の物語がいよいよ始まる。まずは美羽ちゃんの天真爛漫な姿にたくさん笑顔をもらいましょう!
2017年10月02日ミュージシャンのYUKI(45)が9月30日をもって、所属事務所「ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)」との専属マネジメント契約を終了したことが明らかとなった。オフィシャルファンクラブ「commune」で10月1日に発表された。ファンクラブのサービスも18年2月末に終了するという。 突然の発表に「YUKI引退してしまうの?」と心配の声も上がるなか、SMAもコメントを発表。「24年間にわたる弊社への貢献と、YUKI本人の未来への意思を尊重し、円満に契約を終了するという結論へと至りました」と円満な話し合いによる決定であることを説明。「今後のYUKIの音楽活動も温かく見守っていただきますよう、宜しくお願い申し上げます」と結んでおり、引退ではない模様だ。 ファンからはtwtter上で「心配することはないみたいだけど、今後もYUKIらしく活動してくれたらいいなぁ」「これからも変わらずYUKIファンです」と応援の声があがっている。 10月1日には自身の番組「YUKI HELLO! NEW WORLD」(TOKYO FM)でパーソナリティを務めたYUKIだったが、契約終了についての言及はなし。しかしこの日は新曲「フラッグを立てろ」が初オンエアされ、その歌詞には独立を高らかに宣言するかのようなフレーズも。新しいスタートを切るYUKIの活動に注目だ。
2017年10月02日「昔、犬を飼っていて、最近また飼いたいと思っていたんです。今日は、かわいすぎて癒されました」 こう話すのは、放送中のドラマ『植木等とのぼせもん』(NHK総合・土曜20時15分〜)で松崎雅臣、のちの小松政夫役を演じる志尊淳(22)。本誌「旬男撮り下ろしシリーズ」撮影で、最近じわじわと人気を集めている犬種・ビションフリーゼのカイトくん(4)とお散歩デートを楽しんだ。 「僕の理想のデートは、ドライブ。一日デートするなら車で遠出して、海岸を歩いたりしながら、最後は温泉で疲れを癒して帰りたい。わんちゃんを連れてのドライブデートもいいですよね。アクティブな彼女だったら絶叫マシンもいいなぁ。でも、一緒にいて、心地いいと思ってもらえるのがいちばんです」(志尊・以下同) そんな、彼の理想の女性とはどんなタイプなのだろう? 「女性のタイプでいうと、味方でいてくれて献身的な人は魅力的。オムライスなんて作ってくれたらキュンとします!逆に作ってあげるならバターチキンカレー。みんなにおいしいと言われる得意料理です」 出演中の『植木等とのぼせもん』は、故・植木等と付き人の小松政夫が、美しい師弟関係を築きながら成長していく物語。志尊はその見どころを次のように語る。 「人間関係、恋愛、毎話盛りだくさんの内容です。みんなが誰かのために献身的に生きる姿など、愛にあふれているので、ぜひ家族で見てほしいです!」
2017年10月02日「自分勝手で嫌な男に見えてしまってもしょうがないのかな、と。むしろ、そこをうまく表現できたらいいね、行定(勲)監督とも話していたので、思い切って演じました」 そう話すのは、主演映画『ナラタージュ』(10月7日公開)で、元教え子・工藤泉(有村架純)との禁断の愛に落ちる高校教師・葉山貴司を演じている松本潤(34)。 物語は、葉山への断ち切れない思いを抱える泉の目線で進んでいく。葉山は突然、離婚できない妻の存在を明かしたかと思えば、夜中に呼び出して弱い部分を見せてみたり、と泉を翻弄する行動をとるのだが……。 「切り取られているシーンだけ見たら、葉山は自分勝手な人に見えるかもしれない。でも、教師になったくらいなので、もともと正義感は持っているはずだし、自分の奥さんのことも、責任感があったがゆえに、抱えきれずに道をそれてしまったんだと思うんです。泉と葉山は、孤独で、救いの手が欲しかったときに、たまたま導かれるように出会ってしまった。是とか非よりも、二人がなぜ引かれあい、どう思っているのかを大事にしたほうがいいんじゃないかと思って演じていました。あえてキレイに見せない、“毒気”がリアルさにつながるし、この作品の魅力かなと」 有村との共演は、連続テレビドラマ『失恋ショコラティエ』以来3年ぶり。 「彼女もたくさんのお仕事をこなしてきて、お姉ちゃんぽく見える瞬間もあったし、お芝居に関しては、もう、“頼りにしています!!”って感じでしたよ(笑)」 今作は“忘れられない恋”が切なくしっとりと描かれているが……。 「自分が会えなくなっても、これだけ人の心に残る存在になるってことってどれだけあるんだろうか、と考えさせられました。恋愛経験のある大人の方はいろいろ考えながら見られるだろうし、若い人も、今は理解できなくてももう一度見返すとようやく意味がわかることもあるだろうし、時間がたっても色あせない作品なんじゃないかと思います」
2017年10月02日9月28日に放送されたフジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」の30周年記念特番。そこで石橋貴明(55)扮する懐かしのキャラクター「保毛尾田保毛男」が28年ぶりに出演し、物議を醸し出している。 LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)など性的マイノリティーに対する理解が高まる中、男性の同性愛者をからかうキャラクター。同局には批判の意見が寄せられ、LGBT関連団体が謝罪を求める抗議文を提出する騒動へと発展した。 そのため宮内正喜社長(73)が同29日に行われた定例社長会見で「不快に思われる方がいるとしたらテレビ局としては大変遺憾なことで謝罪しなくてはいけない」と陳謝した。 「同局は今年5月に社屋をレインボーカラーにライトアップする企画を行うなど、LGBTへの理解を呼びかけて来ました。にもかかわらず、まさかの時代錯誤なキャラの登場で『ホモ』と連発。元アナウンス部で報道局に勤務する阿部知代さんはツイッターで、今回の騒動を報じるニュースをリツイート。阿部さんはライトアップの企画にもかかわっていたので腹に据えかねたのか、暗に自局批判に踏み切ったようです」(芸能記者) 同番組ではタモリ(72)とビートたけし(70)を起用。メモリアルイヤーを飾るはずの特番だったが、視聴率は10.0%。視聴者はあまり関心を持たなかったようだが、この数字こそフジの現状の問題点が露呈してしまった証だというのだ。 「作り手の目線がまるで視聴者に向いていません。いわゆる“身内ネタ”でいかに盛り上がるかに重点が置かれてしまっているのです。完全に“身内ファースト”の状態で数字が取れるはずがない。この体質を脱却しない限り復権はないでしょう」(テレビ局関係者) 以前から打ち切りのうわさがささやかれる同番組だが、このままだと再燃しそうだ。
2017年10月02日(写真:アフロ) シニアデビュー戦となる「USインターナショナルクラシック」に出場し、断トツの成績で優勝した本田真凛(16)。一躍“ポスト浅田真央”として注目を集め、平昌五輪出場を期待する声も高まっている。 真凛といえば本田きょうだいの次女としても有名。長男の太一(19)、ドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)でブレークした三女の望結(14)、さらに四女の紗来(10)もフィギュア選手というフィギュア一家に育った。 「望結ちゃんは女優だけあって、その表現力が真凛ちゃん以上。紗来ちゃんはジャンプ力に恵まれていて、真凛ちゃんが『紗来がシニアに上がってきたら引退する』と言うほどの才能の持ち主です」(前出・スケート関係者) そんなきょうだい4人の総監督が、父親の竜一さんだ。 「お父さんは会場でもかなり目立つ存在で、メディアとの付き合いも上手。『今度、真凛が表彰されるから取材に来てよ』とさりげなく子どもの活躍をアピールするなど、マネージャー的な役割も果たしています」(前出・スケート関係者) そして竜一さんが、子供たちに施してきた“英才教育”は驚くべきものだった。彼の著書『本田家流子育てのヒント』(プレジデント社)には、こんな記述がある。 《どうすればもっと、子どもたちのもっている“可能性”を伸ばしてあげることができるか、そのために何ができるかと常に考えてきました。(中略)良いと思ったことはどんどん取り入れ、結果が出ることは続けてきました》 実際、真凛は2歳から始めたフィギュアに専念するようになるまで、数々の習い事に挑戦してきた。 「お父さんはいつも子供たちの習い事に奔走していましたね。車には仮眠用の布団までのせて、朝6 時から日付のかわるころまで送迎していました」(本田家の知人) だが、大変なのはそれだけではない。トップクラスのフィギュア選手を育成するためには、少なく見積もっても年間300万円の費用が必要だと言われている。それが4人も……。なぜ、それほどの費用をかけることができたのか? 「実は、真凛ちゃんは超がつくお嬢様。おじいさんが会社を4つも経営しているんです。4社合わせた年商は20億円を超えるといいます。竜一さんが子どもたちの教育に専念できているのは、おじいさんの計らいです。以前おじいさんが『孫たちには年間1人1千万円もかかるんや』と漏らしていました」(祖父の知人男性) この祖父こそが、英才教育を金銭面で支えていたのだ。そして祖母もまた、真凛たちをサポートしてきたという。本誌は京都市内にある祖父母の自宅を訪れた。チャイムを鳴らすと、祖母が取材に応じてくれた。 ――真凛ちゃんのシニア大会優勝おめでとうございます。 「真凛の父親から『優勝できたよ、ありがとう』と報告があって、喜んでいたところです」 ――平昌五輪への出場も期待されていますが。 「出られたら嬉しいですけど、あの子が元気に滑ってる姿を見てるだけで幸せです」 表彰台で見せる最高の笑顔が、ここまで支えてくれた祖父母への“恩返し”になることだろう――。
2017年10月02日その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!【霊能力の調子がいいときがあります】 常に幽霊が見えている状態の僕ですが、たまに“すごく見える日”っていうのがあります。それはたいてい寝不足の時。徹夜明けのときって、寝てないのに逆に目がさえたりしません?アドレナリンが出てるっていうか。たぶん、それと同じような原理なんだと思います。霊能力にも強弱の波があるんですよ。 実はこれ、僕だけじゃなく、すべての人に当てはまるみたいで。ふだんは気づかない程度の霊感がある人が、寝不足のせいで急に霊が見えるようになっちゃったりするんです。 これは、構成作家・山田ナビスコさんの深夜ネタ見せに参加したときの話(僕みたいな若手芸人には、先輩の作家さんにネタを見せて、ダメ出しをもらう機会が毎週のようにあります)。 「失礼しまーす」と、部屋に入ると、山田さんはめちゃくちゃ具合が悪そうで、ずっとオエッてえずいてるんです。思わず「大丈夫ですか?」って駆け寄ったんですけど「風邪とかじゃないんだよ。今日、5徹夜だからさ」とのこと。病気じゃないなら安心なので、そのままネタ見せに移ることにしたんです。 そうしたら山田さんが「お前今日、珍しいね。5人でネタやるの?」って言うんです。もちろん僕はいつもどおり1人で行ったんですよ。どうやら山田さんは、5徹夜のせいで、僕にくっついてる幽霊が一瞬見えちゃったみたいです。寝不足のとき見ているのはいつもと違う世界かもしれませんよ。
2017年10月01日ダウンタウンの松本人志(54)が10月1日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。自身の冠番組である『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の番組ディレクターだった男が児童買春の疑いで逮捕された件に言及した。 番組冒頭、松本が「本当はやらなくてもいいんですけどね。僕の正義感でやりますよ」と前置きするなか、司会の東野幸治(50)がこのニュースを紹介。 松本は逮捕されたディレクターについて、「本当に知らないんですよ。顔も名前も知らない。性別もいまだにわかっていないくらい。どうやら事件(の報道)を聞くと男なんやろね」と、面識がない旨を強調。「まったくわからないスタッフなので、言いようがない」と、直接的なコメントは控えた。 同ディレクター逮捕のニュースに自身のコンビ名が出されるため、「“ダウンタウン”というのが前に出てしまって、もう本当つらいところ」とコメント。番組存続については、「心配してくれる人もおられますが、これで番組がなくなるということにはならないですよ。これがきっかけで番組が終わるということは100パーセントないと思う」と明言した。 松本は、「番組にかかわるスタッフはいっぱいいて、もちろん全員と交流があるわけではないので、難しいよね」と現場の状況を明かし、「全員のスタッフに普段から『大丈夫か?』と声をかけて……というような話でもない」と意見を述べた。司会の東野も、「こればっかりは、もしかしたらしょうがないのかな」と、松本の意見に寄り添う姿勢を見せた。 『週刊文春』の報道によると、同ディレクターはTBS社員ではなく、外部のフリーディレクター。昨年10月にホテルの一室で当時中学3年生の女子生徒と売春行為に及んだという。週刊文春の取材に対し、TBS側は逮捕の事実を認め、すでに同ディレクターが番組制作からは外れていると回答している。
2017年10月01日9月19日、城山観光ホテルの国際コンベンションホール(鹿児島県鹿児島市)では、南九州カントリークラブの開場50周年記念祝賀会が盛大に催されていた。会の中盤、ステージに登場したのは、大ヒット曲『Story』などで知られ、現在、全国ツアー「和と洋」真っ最中のシンガー・AI(35)だ。 「AIちゃん、お帰り~」と会場が一気に盛り上がる。実はAIは、同カントリークラブの理事長・植村久さん(65)の長女。久さんが500人の招待客のために用意したサプライズ・ゲストだった。ステージ前で、スマホで写真を撮ったり、手拍子をする招待客の最前列に、久さんの妻でAIの母、バーバラ植村さん(69)の姿があった。3曲歌い終えると、AIはマイクで語り始めた。 「今日はこれで終わりにしようかと思ったんですけど。ダダ(父・久さん)が、どうしても好きな曲があるというので……。ママに来てもらおうかな。ママ、ちょっと」 娘からの思わぬ呼びかけに、「イエ~イ!」と、ハイテンションに声をあげ、とはいえ少し照れくさそうに、壇上に駆け上がったバーバラさんにも、大きな歓声が沸いた。 講演会講師、作家、タップダンス講師・振付師、イラストレーター、ボランティア団体主宰者など、多方面で活躍し、地元の人気情報番組『かごしま4』(南日本放送)で週1回、コメンテーターを務めるバーバラさんは、鹿児島では、街を歩いているとサインを求められるほどの有名人なのだ。 そこへ流れてきたイントロは『ママへ』。AIが母に贈った、母への感謝と愛をつづったバラードだった。驚いたバーバラさん。みるみる目に涙が浮かんでくる。しっとりと、愛を込めて歌いあげる娘の横で、バーバラさんは、拝むように両手を胸の前で合わせて、何度も何度も頭を下げた。にじんだ涙が、照明でキラキラ光った。 AIは言う。 「ママ?いや、もうサイコーですよ。人に優しくて、いつも明るくて、元気で。忙しくても、体調的に大変な時期でも、どんなときも笑顔でハグして。本当、素晴らしいですよ。子どもの私が、そう思うんですから」 たしかに――。実の娘がここまで手放しで称賛できる母親はそういない。 バーバラさんは’48年4月10日、アメリカ・ワシントン州で生まれた。父・遠藤正美さん(’96年没・享年80)は、米国生まれ、静岡育ちの日系2世。その後、米国に戻り、第二次世界大戦時、合衆国史上最も多くの勲章を受けた日系人部隊442連隊に所属していた。イタリア駐屯中、ジョバンナさん(91)と恋に落ち、結婚。だから、バーバラさんは日本人とイタリア人のハーフ、AIはクオーターだ。 バーバラさんは、子どもたちに次の4つだけを言い聞かせてきた。 「まず、挨拶。目を合わせて、笑顔で、愛を込めて挨拶する。それから、人のよいところを見つける。どんなときも『プリーズ』と『サンキュー』を忘れない。それから、自分のことは自分で決める」(バーバラさん) 幼稚園に行く道も、好きな道を選ばせた。デパートでは、自分が好きな洋服を選ばせる。そして、心から褒めた。 「『あなたたち、服、決めるの上手ね』と。褒めると自信をもつでしょう。同時に、自分で決めていい。人と違っていい。自分らしくていいと言いました」(バーバラさん) 娘たちの幼稚園からのママ友・山野真理さんは言う。 「バーバラはとにかく子どもたちに『愛してる』と、頻繁に伝える。AIちゃんも幸ちゃん(次女)も、愛されてることをしっかりわかって育ったから、自分の進みたい道を真っすぐ歩いていけたんだと思います」 AIが中学2年生になると、バーバラさんは「18歳になったら、自分で働いて、自分のことは、自分でするね」と忠告をした。それは、米国の一般的な教育方針だ。AIは、「わかってます。ママ、私、もう夢、決まってる。私、ビッグな歌手になる!」と答えた。 AIは、高校進学を考えていなかった。しかし、バーバラさんには高校までは卒業してほしい気持ちがあった。アメリカでは高校までが義務教育だからだ。中学の三者面談で、先生が「高校どうするの?」と、聞いたとき、バーバラさんは突然、「AIはアメリカの高校に行きます」と言った。 AI自身、事前にそんなことは何も聞いておらず、「え?アメリカ?」と、驚いていたが、すぐに、「面白いかもしれない。それいいね」と、自分で決めた。こうしてAIは、中学卒業後、ロスの芸術高校に進学。その才能を開花させた。AIは言う。 「日本で、言葉もわからず、すごく大変な思いをした時期を乗り越えて、さらにポジティブになっているママを見ると、すごいなって思います。昔はそんな感じではなかったので。私が小学校から中学くらいのときからかな。ママが毎日、本を読んで、朝起きたときに『今日はいい日になります』『私は自分が大好きです』と言うとか、私や妹が悪いことを言うと『そうでなくてこうでしょ、ポジティブに考えて』と言ったりとか。きっと自分が変わろうと思って、頑張ってきたんだと思うんです。私はその過程を見てきたから」 たゆむことなく日々、小さな努力を重ねて、バーバラさんは自分自身を変えてきた。そんな生き方の延長に、AIという歌姫の存在があった。久さんは「AIの歌はバーバラに教わったことが相当入ってると思いますよ」と言う。冒頭の祝賀会。『ママへ』で、AIはこう歌った。 《ママあなたが教えてくれた優しさ思いやり愛をママあなたが見せてくれた希望も未来も全てをI Love You》
2017年10月01日「いつも笑顔で」「前向きに考えて」――いつもポジティブなバイブスを発するバーバラ植村さん(69)は、シンガー・AI(35)の母。ハーフで日本語もわからずに来日したがゆえの差別や苦労、それを乗り越えた実体験からくるメッセージは、鹿児島や全国の悩める人に元気を与え続けている――。 講演会講師、作家、タップダンス講師・振付師、イラストレーター、ボランティア団体主宰者など、多方面で活躍し、地元の人気情報番組『かごしま4』(南日本放送)で週1回、コメンテーターを務めるバーバラさん。鹿児島では、街を歩いているとサインを求められるほどの有名人だ。 バーバラさんは’48年4月10日、アメリカ・ワシントン州で生まれた。父・遠藤正美さん(’96年没・享年80)は、米国生まれ、静岡育ちの日系2世。その後、米国に戻り、第二次世界大戦時、合衆国史上最も多くの勲章を受けた日系人部隊442連隊に所属していた。イタリア駐屯中、ジョバンナさん(91)と恋に落ち、結婚。だから、バーバラさんは日本人とイタリア人のハーフ、AIはクオーターだ。 陸軍退官後は一家でロサンゼルスに移り、夫婦は「スキッド・ロウ」と呼ばれる地域の小さなホテルの管理人として、住み込みで働いた。 「スキッド・ロウはホームレスが多くて、酔っぱらいが多くて、ヘロイン中毒の人が多くて。道端で普通に人が寝てる街。汚くて、サイテーな場所(笑)。そこで私は5歳から15歳まで育ったの」(バーバラさん・以下同) 母・ジョバンナさんは、ホームレスも、黒人も、メキシコ移民も差別せず、いつもニコニコと挨拶する人だった。 「でも、私はハーフだから、日系人からも、白人からも差別されたね」 スキッド・ロウに隣接するリトル・トーキョーの日系人学校には「ハーフだから」という理由で入学できなかった。短期的だが、高級住宅地の白人学校に転校した小5のときも、最初は歓迎し、仲よくしてくれたクラスメートたちが、父親が日系人とわかった途端、手のひらを返した。 「誰も挨拶を返してくれない。私が近寄ると、それまで楽しそうにおしゃべりしていた友達が、みんな急に逃げていった。好きだった男の子も私を無視。すごく悲しかった」 第二次世界大戦の記憶が、人々の心に鮮明な時代だ。 「友達のなかには、日本との戦争でお父さんの脚がなくなったり、親戚の人が死んだ子もいて。みんな日本人が嫌いでした。でも、悲しかった。だから、私は絶対、差別しない。それは娘たちにもずっと言ってきました」 その後、不動産取引の会社で、バリバリ働いていた31歳のころ、ロスで現地法人を立ち上げた夫・植村久さん(65)と出会った。久さんに誘われ、遊びに行くだけのつもりで来日した夜に、プロポーズされた。翌日には、久さんの鹿児島の実家で両親に会い、プロポーズから2カ月後には、盛大な結婚式を挙げていた。新婚生活はロスでスタート。新居で生まれたのがAIだ。 久さんは、九州全土で、建設業を主体に事業を展開する植村グループの御曹司。AIが2歳になるころ、父の会社のゴルフ場建設を手伝うため、帰国することになった。1年だけの約束だった鹿児島滞在も、あと1年、もう1年と延びていき、最終的に、久さんは社員3,000人の会社の経営を引き継ぐことになる。鹿児島に来た3カ月後に、次女・幸さんを出産した。 「毎日、泣いて、毎日、失敗してました。町を歩けば『ガイジン』と指さされ、買い物に行っても日本語読めない。砂糖と塩、間違えて買ったり……」 初めてのお宅に靴のまま上がったり、床の間の生花と並んで写真を撮ろうと、床の間に入って、注意されたり、でも、何がいけないのかさえ、わからない。 「小さい子どもが2人もいるのに、サイテーな母親、サイテーな人生。そう思いました。離婚したほうがいいかなと、真剣に悩みました」 バーバラさんは米国の両親に電話した。すると正美さんは、「その国を好きになること、その国の人を尊敬すること。そのためには、その国の文化や伝統を勉強してください」と言った。そして、前向きになる300冊の英語の本を送ってくれた。両親は2人とも、異国で暮らす苦労を乗り越えた人たちだ。 バーバラさんは、涙を拭いて、立ち上がる。まず、日本舞踊から習い始めた。もともとダンスは大好きだ。そして、お茶、お花の稽古にも通った。学ぶうちに、彼女のなかの「日本ヤダ」の気持ちがほぐれていった。 「なぜ床の間に花を置くのか。なぜ、畳の縁のラインを踏んではいけないのか。その全部に意味があった。日本の伝統文化や習慣には、目上の人を尊敬し、お客さんを受け入れる気持ちが込められていることをしりました」 3年かけて読破した300冊の本を参考に、家のあちこちに鏡を置いた。 「朝、起きたとき、出かけるとき、電話でるとき、全部、自分の顔を見て、大げさと思うくらい、笑顔しました」 さらに、深呼吸をして、「今日はサイコー」「絶対、成功する!」と声に出して自分に言い聞かせた。人のためになることをしようと、30年以上、欠かしたことのないチャリティー・バザーを始めたのもこのころだ。義父・近さんも異国から来た嫁のことを、ずいぶん気にかけてくれた。 「落ちこんでいるとき『仕事をしなさい。事業を立ち上げていいから』と言ってくれて。お義父さんの提案に、すごく興奮しました」 自分が好きなこと、できること、元気が出ることはなんだろう?バーバラさんはダンス教室に、英会話とスポーツジムも併設した「アメリカン・スーパー・シェイプ」を創設。38歳になっていた。そして、48歳のときに立ち上げた個人事務所「オフィス・バーバラ」を拠点に、八面六臂の大活躍を続ける。鹿児島の人たちを元気づけ、笑顔でいっぱいにするために。 AIは言う。 「ママ?いや、もうサイコーですよ。人に優しくて、いつも明るくて、元気で。忙しくても、体調的に大変な時期でも、どんなときも笑顔でハグして。本当、素晴らしいですよ」
2017年10月01日「発売当日から『アナログ』は話題になっていて、反応はいいです。恋愛小説ですが、購入者はたけしさんファンの男性読者が多いという感触です」(三省堂書店神保町本店の文芸担当者・大塚真祐子さん) 9月22日、ビートたけし(70)初の恋愛小説『アナログ』が初版3万部で出版された。芸能プロダクション関係者は、こう感想を述べる。 「たけしさんはよく『振り子の理論だ』と口にするように、両極端への挑戦を大切にする人です。バイオレンス描写満載の映画を撮るいっぽうで、今回は30代の草食男子が主人公の純愛小説。振り幅の大きいたけしさんらしい作品ですね」 驚いたのはその内容ばかりでない。書店員には通常、ゲラといわれる試し刷り原稿が宣伝のために渡されるが、今回はゲラが配布されず、いきなりの刊行だった。版元の新潮社・担当編集者が、舞台裏を明かす。 「1年ほど前に『小説を書いてみたい』とお話がありました。1年ほどかけて取材、執筆をされていたそうですが、その間、たけしさんの執筆現場は誰も見ていません。今年7月にいきなり、完成した原稿が持ち込まれたんです」 元の原稿はノート4冊に手書きされた“アナログ”なものだった。 「その手触り、質感を損ないたくなくて、あまり編集者の手を加えませんでした。ただ、秋には出版したいという意向でしたので、怒濤の作業が続き、けっきょくゲラを書店員さんに見ていただくことはできなかったんです」 本作で描かれるのは男女の恋愛ばかりでなく、友情や親子愛もテーマになっている。 とくに書き込まれているのは、主人公が2時間をかけて老人ホームへ通い、母親を見舞う描写。介護の現場については「たけしさんご自身、かなり取材もされていました」というほど詳細だ。この描写に、たけしの“ある思い”を感じると、テレビ局関係者が語る。 「じつはたけしさんは若いころ、脳梗塞で倒れた父親を9年間も介護しているんですね。まだ駆け出しで金銭的にも余裕がないから、家族総出で介護。たけしさんは朝6時に病院にお見舞いにいって、下の世話をして、朝食を食べさせてから、浅草の舞台に舞い戻る生活をしていたそうです」 その父は77年に亡くなっている。 「介護が大変で、父親が亡くなった当時は『ほっとした』と話していました。ご自身の介護に心残りがあって、小説では愛情深く寄り添う主人公を描いたのかもしれません」 作品には、たけしの亡き父への愛もこめられていた――。
2017年10月01日(イラスト:ちたまロケッツ) 『お笑い』→『海外ドラマ』→『マンガ』→『ラジオ』の4ジャンルを週替わりで、そのスペシャリストが“最推し”を指南する『今週の萌えガタリ』。今週は『お笑い』ということで、『オモロー山下』として活動した元芸人で、現在は本誌でタレントのインタビューや対談の記事を担当する山下しげのり記者が最推し芸人を紹介! 【最推し芸人】GAG少年楽団 編集部「ついに今週末、キングオブコント(以下・KOC)決勝ですね!記念すべき10代目チャンピオンが誰になるか、ドキドキします。準決勝も見ましたが、面白かったですね」 山下「今年の準決勝は、例年と違って披露するネタ数が2本。両方ともきちんと外さずにウケるって難しいんです」 編集部「山下記者の優勝予想は?」 山下「難しい中でも2本とも爆笑をかっさらっていたトリオ、GAG少年楽団ですね」 編集部「確かに、爆発力がすごかったです!シュールなシチュエーションだけど展開がありましたね」 山下「ツッコミのワードがいちいち秀逸でした。ツッコミの福井(俊太郎)は間違いなく、ワードチョイスの達人・南海キャンディーズの山ちゃんレベルです」 編集部「例えツッコミですか?」 山下「例えツッコミというより、福井自身の状況や心境を叫ぶ、という感じですね。南海キャンディーズは、しずちゃんのボケ自体はお客さんも『なんか変なことしてるな~』という感じ。だけどそこに、山ちゃんの鋭い例えツッコミが入ることでお客さんにも明確な意味が伝わり、笑いが爆発する。GAG少年楽団も、宮戸(洋行)・坂本(純一)のやり取りの段階ではあまり反応はないけれど、福井がツッコんだタイミングで笑いが起こってるんです。共通点はツッコミが笑いを主導するところです」 編集部「これだけの実力があっても、今回決勝初進出なんですね。準決勝の結果発表で泣いてた姿が印象的でした」 山下「9年連続で準決勝までいってますからね。芸人の世界では賞レースの準決勝までいけば実力者、と認識されます。でも、彼ら去年解散寸前だったらしいですよ」 編集部「えっ!」 山下「ウケてるのに決勝に行けない時期が続いたので『もう解散しよう』となったのを、メンバーの坂本が『もう1年だけやらしてくれ!』と止めたんだそうです」 編集部「坂本さんファインプレー!」 山下「坂本は決勝のネタ順を決めるクジ引きでも10組中9番目を引き当てましたからね。ネタ順が重要な賞レースにおいて、これは有利。GAG少年楽団のラッキーボーイです」 編集部「芸歴12年目、オリエンタルラジオやトレンディエンジェルが同期なんですね」 山下「同期を意識しているか、と聞いたら『同期よりコントやってる人に負けたくない』と返ってきました。KOCへの情熱は人一倍。決勝ではどう笑いをとるか楽しみです」
2017年09月30日日本テレビ系のバラエティー番組『得する人損する人』の企画で、東大受験に挑戦することとなったお笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰(38)。過去にもボディビルやフィンスイミング、レスリングなど多くの挑戦を続けてきたが、受験勉強は20年ぶり。最終学歴は日本大学商学部卒。現役時代から古文は得意だったが、英語と数学は大の苦手。最初に手渡されたのは、小中学生レベルのドリルだったという。 受験勉強を開始したのは、3カ月前。さすがに今回は難しいのでは……。だがそんな下馬評をよそに、“超人”春日は自信満々。「偏差値35の生徒を現役で東大に合格させた」というカリスマ講師・時田啓光氏も驚くほどの成長ぶりをみせているという。いったいなぜ、彼は無謀な挑戦を続けるのか。そこには学生時代の経験が影響していた。 「春日は学生のころから本気を出せば東大に合格できると思っていました。でも当時は勉強する意味が見出せず、本気を出さなかったんです。日大系の附属高校だったので大学に上がるには内部進学試験で合格点を取れればよかったのですが、それがダメだったので一般受験に切り替えることに。試験はより難しくなりましたが、結局、合格できました。勉強したのは3カ月くらい。だから本気を出せば、もっと上に行けると思っていました」 高校時代から“超人”の片鱗を見せていた春日。その意志の固さは、同級生だった相方の若林正恭(39)をも驚かせるほどだった。春日は当時をこう振り返る。 「若林が後ろの席にいて、毎日少しずつハサミで春日の髪を切ってくるんです。でもここで反応したら負けだと思って黙っていました。ほかにも学生時代に『絶対死なない』と言ったら、友だちに『だったら立ちこぎした自転車から飛び降りろ!』といわれたこともありました。もちろん、やりましたよ。渓流の渦に放り込まれたこともありましたが、無事生還。友達の運転する車でひかれそうになったこともありましたが、ボンネットに飛び乗ってピースしてやりました。まあ友だちというのは全部、若林ですけど(笑)」 一歩間違えれば“殺人事件”レベル……。だがそんなドン引きするほど無茶な経験も笑って話す春日。そして当時の経験も、今と繋がっているのだという。 「春日には昔から“受ける美学”があるんですよ。たとえ何があっても、耐えることができます。今回の受験やエアロビ挑戦も同じです。無理なことを言われても『そっちがその気なら、やってやろうじゃないの!』と思ってしまう。決して楽ではないですが、できたら逆に面白いでしょう?だから言われたことは、全部やってみようと思っています」
2017年09月30日今年6月13日に肺腺がんのためこの世を去った野際陽子さん(享年81)。彼女をしのぶ会が9月29日、都内の中華料理店でひっそりと行われていた。 「会は、人気昼ドラシリーズ『花嫁のれん』(フジテレビ系)で共演した羽田美智子さん(49)、山本圭さん(77)、吉田羊さん、矢田亜希子さん(38)が発起人となって開かれました。当日はドラマスタッフを中心に、70人ほどが参加していました」(テレビ局関係者) 開始時刻の18時を前に、羽田や山本、吉田、矢田らが続々と店内へ入っていく。輪のなかには、野際さんの長女・真瀬樹里(42)の姿もあった。 「『花嫁のれん』は10年11月にスタートし、11年、14年、15年と続きました。野際さんのがんが最初に発覚したのは14年。手術をしましたが、翌15年4月に再発しています。それでも最後まで休むことなく仕事を続けてきた彼女に、みんな感銘を受けていました。出演者やスタッフの絆は固く、真瀬さんも感動していました」(ドラマ関係者) 最初に山本が「またふっと戻ってくるんじゃないかと思う」と語ると、矢田も「途中から『花嫁のれん』のキャストとして加わったのに、優しく抱きしめて迎えてくれました。私の永遠の憧れの女優です」と挨拶。吉田は「初めてお会いしたとき、『吉田羊って変わった名前ね』と話しかけてくれました。ヒール役で悩んでいたときにアドバイスをくれて……」と語り、声を詰まらせる場面も。羽田は「野際さんがレディー・ガガの真似した写真を送ってきてくれた」と、ユーモアを大切にしていたという故人の意外な素顔も明かした。 その後も共演者や関係者の挨拶が続くなか、真瀬は次第に感極まっていたという。そして最後に、彼女はこんな言葉を語っていた。 「真瀬さんは『こんなにたくさんの人に愛されていたんだと実感しました。病気のことを内緒にしていたのは正しい判断だったのか、いまだにわかりません』と吐露。それでも『羽田さんはいっしょに闘病しているみたいに支えてくださって、母だけでなく私自身も励まされました』と感謝していました。そして『これからも母のことを思い出して話してください。皆様の心の中に母は生き続けます。私も生涯かけて母のような人間に近づけるように頑張ります』と締めると、会場から拍手が起きていました」(前出・ドラマ関係者) 会は20時に終了予定だったが、お開きになったのは1時間近く後だった。 「最後には、会場にいる全員で『良き思い出は心の宝』と野際さんの台詞を唱和。そして『野際さん、ありがとう』と言って締めくくりました。出演者の方々は名残り惜しそうに店を後にしていましたが、その後も羽田と真瀬は残って思い出話に花を咲かせていました」(前出・テレビ局関係者) みんなの思いは、きっと天国の野際さんにも届いたことだろう。
2017年09月30日「日に日に賢くなっていると感じますね」と胸を張って語るのは、お笑いコンビ「オードリー」の春日俊彰(38)だ。これまでボディビルやフィンスイミング、レスリングなどの挑戦を続けてきた春日。そんな彼が挑んでいるのは、東大受験。日本テレビ系のバラエティー番組『得する人損する人』の企画で、20年ぶり受験勉強に励むことになったのだ。 受験勉強を開始したのは3カ月前。だが「偏差値35の生徒を現役で東大に合格させた」というカリスマ講師・時田啓光氏が指導にあたり、異例の成長をみせているという。 「最初は『そこから!?間に合うの!?』と思いました。英語の参考書もまったくわからないのに、読まされるんです。『意味が分からないんですけど……』と言っても、先生は『大丈夫』というだけ。今はとにかく与えられた課題をクリアするようにしています。先日は、高校1年の数学を1カ月たたないうちに終わらせました。先生曰く『ものすごく呑み込みが早い』とのこと。高3までの数学も、もう全部終わりました」 毎日課題をもらい、解いていく。時間にして1日3時間ほどだが、超多忙な合間を縫っての勉強。大変さは、並大抵ではないだろう。しかも春日の挑戦はこれだけではなかった。 「今はエアロビクス日本一を目指す企画も進行中なんです。そのため朝に勉強してから仕事に出かけ、夜は2時間ほどエアロビの練習にあてています。でも先生の勉強法は高校の勉強と違って効率がいい。だから、大丈夫です。あとは春日式の勉強法として、高校時代から電車に乗っている時間を使ってものを覚えることにしていました。春日の場合は雑音があったほうが集中できる。今日も日本テレビさんに来て、番組の合間に勉強しています」 そんな春日だが、一部ではドッグカフェで働く女性との親密な関係が伝えられている。過酷な日々を“彼女”が支えているのか聞いてみると、春日は「狙っている女です」と訂正する。だが“狙って”からすでに3年以上。長すぎるように思えるが……。 「だって40近い男が交際宣言なんてしても、きついじゃないですか?それにもし『お付き合いしています』と明言しちゃったら、向こうが『違います!』と言って離れていく可能性もありますよね?そこは慎重にいきたいなと思っているんです。次の展開は結婚?そうですね。年齢的にもそうなる可能性はあります。もともと40歳までに結婚できればいいかなと思っていたので。彼女も年齢的に?そうですね。“狙っている女”ですけどね(笑)」 今冬の東大受験を見事合格できれば、結婚という高い“挑戦”に弾みをつけられるかも!?
2017年09月30日9月29日、フジテレビ系「ダウンタウンなう」に芸人の古坂大魔王(44)が出演。ダウンタウンらと居酒屋でトークするコーナー「本音でハシゴ酒」で、古坂がプロデュースするタレント・ピコ太郎の収入を明かした。 「PPAP」で世界的な大ヒットを飛ばしたピコ太郎。当時の1カ月の収入は億単位で、それまでの25年分の稼ぎとほぼ同じだったという。「PPAP」のYouTubeでの動画再生回数は約1億2千万回。動画の広告収入はかなりの額になるかと思いきや、「期待したけど意外と全然でした」と語った。 古坂大魔王は人気YouTuberのHIKAKIN(28)について、「HIKAKINってすごいじゃないですか。あれ、毎日何個も動画上げてるんですよ。何個も何年も上げて、それでなんとかやっていけてる」と説明。「PPAPは1個だし1分だから」とYouTubeでは稼げていないことを告白した。 ピコ太郎の主な収入源はCM出演料。中国の一番大きな車の企業からオファーがきた際は来日した香港の大スターと共演し、そのCMは中国全土に流れたという。ギャラがいくらだったかは「自分でもわからない」として明かさなかった。
2017年09月30日「自分の踊りにこだわってやってきてよかったです。遠回りしたかもしれないけれど、間違ってなかったと思っています。若いころはとがっていて周りと衝突したりしましたが、(堂本)光一くんや(櫻井)翔くんが、僕の背中を押してくれました」 こう話すのは、ジャニーズ屈指のダンスパフォーマーと名高い屋良朝幸(34)。現在、グループには属さず、ミュージカルなどの舞台を中心に得意のダンスで観客を引きつけている彼だが、10代のころは、アイドルとしての王道の踊りに違和感を持ち、当時はあまり知られていなかったアンダーグラウンドなダンスに没頭していったという。 「番組のダンスナンバーを踊るときに、『自分たちの振付は自分でやります』と生意気に宣言したりしていました。そこに賛同してくれたのが、翔くん。Jr.時代は翔くんと“シンメ(左右対称の位置で踊るコンビ)”でよく踊っていて、踊りのテイストがすごく合っていたし、僕が踊りに目覚めた中3のころ、隣にいてくれた人です」 先輩たちのバックで踊りながら、リスペクトするダンサーTETSUHARUのダンスレッスンにも通い、踊りを極めた屋良には、その後“振付師”という肩書もできた。 「光一くんから、ソロ曲『SHAKE』のオファーをもらい、’06年に“振付”というお仕事にも出会いました。お仕事でも、プライベートでも面倒見ていただいていて、とても愛情あふれる方。先輩・後輩の垣根も取り払って接してくれます」 ’08年には、嵐のシングル曲『One Love』の振付も担当。 「嵐のメンバーとは、Jr.時代からの長い付き合い。細かい振付をつけると『こんなのできないよ』と文句を言われたりしたけど、ちゃんと仕上げてくるのはさすがだな、と思いました。翔くんのソロ曲を振り付けたときはすごく感動してくれたし、久しぶりに一緒に並んで踊ったときは懐かしいな、としみじみ感じました。うちの事務所はチームみたいな関係性ですよね。今年は事務所の大先輩・佐野(瑞樹)くんの舞台の振付もやらせていただきました。『俺、踊らないよ』と拒否していたのに、誰よりも練習に励んでくれて、『踊りって楽しいね』と言ってくれたのがすごくうれしかった。こんなに達成感があるなら、自分の持ってるもの全部教えてあげたい、って思います」 公演中の主演舞台『THE CIRCUS!』では、踊りの師匠であるTETSUHARU演出のもと、屋良が理想とするオリジナルミュージカルを熱演中。 「自分らしさがいちばん出せる舞台。ずっとやりたかったものです。ジャンルにとらわれない、新しいエンタテインメントをぜひ楽しんでください」
2017年09月30日女優の志田未来(24)が、綾野剛主演(35)のTBS系ドラマ「コウノドリ」に妊婦役で出演する。 志田は10月13日放送の第1話にゲスト出演。妊婦役を演じるのは、06年放送の初主演ドラマ『14才の母』(日本テレビ系)以来となる。 『14才の母』撮影時に手の置き方や歩き方が分からず注意されたという志田だが、「今回は自然にできた。当時の経験が体にまだ染みついているのかな」と撮影を振り返った。 「『14才の母』は社会派ドラマ。当時かなり話題となり、数々のドラマ賞を獲得しました。視聴率は最終回の22.4%を筆頭に、全話平均で18.7%を記録。志田さんは6歳から子役をつとめ、もうすぐキャリア20年。ですが、いまでもこのドラマが代表作の1つとなっています」(テレビ局関係者) もともと演技力には定評があったが、現在もどんどんの幅を広げている志田。演技派で知られるあのNHK朝ドラヒロイン女優も、そんな彼女の演技に魅了された1人だという。 「16年放送の朝ドラ『とと姉ちゃん』でヒロインをつとめた高畑充希さん(25)です。もともと芸能界入りする前から、高畑さんは志田さんの大ファンだったそうです。高畑さんは彼女から何かを吸収しようと、自分の出番でもないのに現場へ行って演技に魅入っていました。志田さんのセリフの抑揚や、何げないしぐさに何度も驚かされていたそうです」(NHK関係者) 志田との共演を経て、高畑も女優としてステップアップと果たすことができたようだ。
2017年09月29日そこのあなたにロックオン!キメつけ炸裂、偏見連発、ゴメンなさいっ!!横澤夏子が鋭い観察眼でチェックする「週刊ヨコナツ砲」 【夏が終わると出る女子、妖怪サマーざまー!】 「見てー! この日焼けー!」私の周りには、必ず夏の終わりに出現する「妖怪日焼け自慢女」がいます。人前で肩を見せて、「こないだ海行ってー、あ! 今年買った新しい水着で海行ってー、ナンパする人みーんな根こそぎカッコ悪くてー、あ、そのときの日焼けね、もう痛いのー」と、日焼けから始まるエピソードを話してくるんです。海に行ったなら、海に行ったというひと言でいいのに、それじゃ物足りないんですね。日焼けという夏のお土産をいただいちゃいました!うふ! そんな妖怪日焼け自慢女は種類もいろいろ。サンダルの模様どおりに日焼けしちゃった「脱いでもサンダル履いてるみたいでしょ?女」や、焼けたばっかりで顔全体、特に鼻が赤くなっている、「赤鼻のトナカイが季節外れにやって来ましたよ!?女」など日焼け女には、日焼けジョークも付き物です。ここまではまだ明るく陽気な妖怪日焼け自慢女たち。さらなるややこしい妖怪もいます。その名も「背中の皮むいて〜女」です。なんともズウズウしい女です。今すぐ成仏させたい。 ただ、私の友達には「日焼けの皮むくの好き〜」とだいぶコアな女もいるのです……暑苦しい夏の終わりはいろんな女が出没しますね。
2017年09月29日桑田佳祐(61)の出場が“当確”と言われる今年のNHK紅白歌合戦。もうひと組注目されているのが、これまで出場してこなかったB’zだ。初出場となれば、大きな話題となる。 「毎年のように名前は挙がりますが、B’zの2人は“年末年始は休み”と決めており、これまでオファーを出しても断られ続けてきました。しかしB’zは来年、デビュー30周年を迎えます。稲葉浩志さん(53)と松本孝弘さん(56)にはこの記念イヤーをさらなる“飛躍の年”にしたいという強い思いがあり、それをこれまでにない層にアピールできる紅白はうってつけの舞台なんです。12月31日は名古屋ドームでのライブがあるため、ライブ終わりに生中継というかたちで出演することになりそうですが、B’zサイドとNHKの思惑は一致しています。初出場でいきなりの“大トリ”もあるかもしれません」(音楽関係者) そして、女性歌手ではこんな意外な名前もーー。 「今年、ソロデビュー30周年を迎えた工藤静香さん(47)の名前が挙がっています。8月には12年ぶりにアルバム『凛』をリリースし、『SONGS』にも出演。これまで共演が難しいといわれたこともあるSMAPが解散したいま、NHK側もオファーを出しやすくなっています」(NHK関係者) もし実現すれば、じつに19年ぶりの紅白出場となる。他にも、いまだに出場経験のない奥田民生(52)の出演計画も。また今年7月に亡くなった平尾昌晃さん(享年79)を偲んで、小柳ルミ子(65)が彼のヒット曲『瀬戸の花嫁』を披露するプランも浮上しているという。 さらに今年大ブレークして日テレ『24時間テレビ』のマラソンランナーにも起用されたブルゾンちえみ(27)も、企画枠での出場が有力だという。そして目下、最大の注目は1年後の引退を発表した安室奈美恵(40)の動向だ。 「21日にあった彼女の“引退発表”ですが、NHKには前もって情報が入っていました。そのため公式の発表とほぼ同時にNHKも速報を出せたのです。昨年は、NHKのリオ五輪テーマソングを担当したにもかかわらず紅白不出場。彼女は“自分のファンの前でしか歌わない”という強い信念を持っているため、紅白出場は断ったと聞きます。ですが引退が発表されたいま、彼女にとって今年が最後の紅白。NHKは昨年のSMAPのようにギリギリまで出演交渉を続ける構えです。出場となれば大トリが濃厚です」(前出・NHK関係者) 例年、紅白出場者の発表は11月。今回名前が挙がった人気者が全員出場したら、歴代最高視聴率、81.4%超えだって夢じゃない!?
2017年09月29日「昨年は最後までSMAPの出場が実現するか話題となりましたが、今年の紅白歌合戦の出場者選びもギリギリまで注目を集めそうです」(NHK関係者) 大みそか恒例のNHK『紅白歌合戦』。出場者の選考ポイントは“今年の活躍”“世論の支持”“番組の企画・演出”の3点。 「局内では、桑田佳祐さん(61)が早々に“当確”と言われています」(別のNHK関係者) これまで三波春夫さん(享年77)の格好で紅白を茶化したり、“ひとり紅白ライブ”開催のため本家の紅白を辞退したり物議をかもしてきた桑田。だが、今年は素直に『ひよっこ』主題歌『若い広場』を披露してくれるようだ。 「桑田さんは8月に放送されたNHKの音楽番組『SONGS』でも『ひよっこ』主演の有村架純さん(24)や彼女が働く“元向島電気乙女寮”の面々と共演して、大いに盛り上がりました。紅白でも有村さんをはじめ、ブレーク中の竹内涼真さん(24)や出演者が応援出演する企画案が早くも浮上しています。ただ大晦日にはサザンオールスターズの年越しライブがあるため、泣く泣く横浜アリーナからの中継となりそうです」(前出・NHK関係者) 俳優、歌手、キャスターとマルチに活躍している“おディーンさま”こと、ディーン・フジオカ(37)も“当確”だという。昨年に朝ドラ『あさがきた』の五代様で人気を得たおディーンさまだが、NHKでのブレークから1年越しで紅白初出場となりそうだ。 「今年は俳優業だけでなく本格的に音楽活動へ力を入れており、7月にはファーストEPをリリース。被災した故郷・福島でも凱旋ライブを行い話題になりました。昨年も出場が期待されましたが落選。一部のファンから落選理由を問うメールがNHKには届きましたが、今年のディーンさんは選考基準をすべてクリアする活躍ぶりです」(別のNHK関係者) 今年6月には『アミューズ』所属の小出恵介(33)が未成年との不適切な関係を報じられ、NHKで放送予定だったドラマが放送中止に追い込まれた。 「そのためアミューズさんは、今年の紅白についてNHKサイドに最大限協力する姿勢と言われています」(芸能プロ関係者) そこで“初出場”に大きな期待がかかるのが、アミューズ所属で若者に絶大な人気を誇るロックバンド『ONE OK ROCK』と、メタルダンスユニット『BABYMETAL』の2組だ。 「じつはNHKが今年いちばん出て欲しいのが“ワンオク”なんです。10〜20代からカリスマ的人気を誇り、世界でも活躍。今年1月に放映された『ONE OK ROCK 18祭』で、NHK地上波に彼らが初登場した際には大反響がありました。彼らは、今年のサッカー日本代表のNHKテーマソングも担当していますが、これは紅白出場を見越しての起用だったと言われています」(前出・NHK関係者) BABYMETALもまた、海外で旋風を巻き起こし、若者に絶大な人気を誇っているグループで、紅白初出場となれば欧米でも話題になることが必至だがーー。
2017年09月29日「最近、大手保険会社がターゲットにしていないようなニッチな分野で、『こんな保険が欲しい』という需要に応えた『少額短期保険』と呼ばれる保険が増えてきました。たとえば、ジャパン少額短期保険の『痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険』は、痴漢の被害を受けた際、あるいは、加害者だと疑われた際に、無料で弁護士に電話相談ができます。月々の保険料は590円で、事件直後の電話相談、交通費などの接見費用を含め、事件発生から48時間以内にかかった弁護士費用は、全額保険で補償してくれます」 こう話すのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。今年3月以降、痴漢を疑われた男性が線路に降りて逃走する事件が相次ぎ、その後、『痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険』には、申し込みが殺到したという。 「また、アイアル少額短期保険がSOMPOホールディングスと共同で開発した『明日へのちから』は、介護度改善を目指すための保険です。対象は、介護認定を受けた要支援1〜要介護5までの方。1年間の保険期間中に、介護度が改善されると、祝い金が受け取れます。年間保険料が5,000円なら祝い金は2万5,000円と、どのプランでも、保険料の5倍の祝い金が用意されています。祝い金獲得が、リハビリに励む動機づけになればいいですね。今は、SOMPOホールディングスグループの介護施設利用者しか加入できませんが、今後はほかの介護施設利用者にも広げていくようです」(荻原さん・以下同) 注目が集まっている『少額短期保険』。その理由を荻原さんが解説してくれた。 「少額短期保険は、見込める収益が少ないため、大手の保険会社による開発がなかなか進みません。そこに活躍のチャンスを見いだしたのが、『少額短期保険会社』です。少額短期保険会社は、’06年に施行された『改正保険業法』によって誕生しました。扱えるのは、保険金額1000万円以下、保険期間も最長で2年で、掛け捨て保険のみです。実は、法改正以前は、無認可で保険商品を扱う悪質な業者もありました。そこで、資本金が10億円以上必要な一般の保険会社とは別に、資本金は1,000万円以上の少額短期保険会社の基準を設け、登録制にして、悪質業者の一掃を図ったのです」 法改正から10年以上たって、悪質な業者は減り、今年3月末の少額短期保険の契約件数は、前年より50万件増えて687万件に。保険料収入も89億円増えて815億円と、順調に推移している(日本少額短期保険協会調べ)。 そんな、契約件数を順調に伸ばしている少額短期保険だが、注意点が1つあると荻原さんは言う。 「少額短期保険には魅力的な商品もありますが、注意点が1つ。一般の保険とは違って、『保険契約者保護制度』の対象外なのです。万が一、保険会社が破たんすると、十分な補償が受けられないケースもあります。注意してください。なお、保険商品が増えてくると、玉石混交になりがちです。きちんと調べたうえで選ぶようにしましょう」
2017年09月29日「普通ではないけれど、これはこれでひとつの家族の形だと思います。僕はこの親子2人の人生を否定する気もないです。登場人物たちは何かずっと傷ついて生きているけど、ふとしたことをきっかけに新しい関係が始まる。それがこの映画の魅力だと思っています」 そう話すのは、取材場所に丸刈り姿で現れた高良健吾(29)。ちょうど撮影と撮影の合間の時期で髪形の自由が利くらしい。「もともと坊主が好きなんです」と言い、はにかんだ。 変幻自在に髪形や見た目を変えてあらゆる役柄に挑んできた彼が、映画『月と雷』(10月7日より全国ロードショー)で演じたのは、恋人を次々と替える自由奔放な母(草刈民代)の息子・智だ。荒んだ生活を送る母に合わせて、すみかと生活環境の変化を強いられてきた智。それでも人懐っこさから、行く先々で誰からも好かれる不思議な少年だ。 「智は普通に考えたらちょっと理解できないことがたくさんある人物ですけど、嫌なやつには見せたくなかった。そこは意識しました。だから僕がまず智のことを好きになり、味方であることを心がけました。智と似ている点はないけれど、僕も父親が転勤族で、幼少期にいろいろな場所を転々としているところは共通しているかな」(高良・以下同) 劇中には、ヒロイン・泰子(初音映莉子)との濡れ場のシーンもある。 「僕はどちらかというと10代のときから濡れ場がある作品に出ることが多かったので、濡れ場俳優といわれていましたからね。ですからあまり意識しないようにしました。でも女性はやはり大変だと思いますし、初音さんからも覚悟を感じました」 デビューから14年。若手実力派俳優といわれ、出演作が途切れることなく活躍してきた彼も、もう少しで30歳を迎える。 「あっという間でした。意識していたつもりでいたのに、それでも早かったですね。これからも仕事はもちろんのこと、毎日の生活を大切にしなければと思います」 冗舌に語るというより、考えながら静かに話す高良。だが、ひとたび演技となると存在感がさらに増す。本作でも憎めないキャラを魅力的に演じている。
2017年09月29日豪邸が建ち並ぶ都内の高級住宅地。ガレージに外車が居並ぶなかでもひときわ目立つ高級外車が9月中旬朝、その路地を走り抜けていった。運転していたのは倖田來未(34)。すっぴんのまま、長男(5)を幼稚園に送り届けた後のようだ。 倖田は11年末にロックバンド『BACK-ON』のボーカル、KENJI03(33)とできちゃった結婚。音楽活動を続けながら、子育てとの両立を果たしてきた。彼女が帰って行ったのは、美術館のような個性的な外観を持つ一戸建て。外車がガレージに収まると、シャッターが閉まって中の様子は外からはうかがい知れない。 じつはここ、彼女が新築したばかりの自宅。倖田はこれまで“芸能人御用達”といわれる都内の超高級マンションに家族3人で暮らしてきた。いつの間に、こんなゴージャスな一軒家を建てていたのか――。 「2年前に土地を買って、じっくりと建築プランを練っていたそうです。完成したのが今年2月。新しい家への引っ越しを、息子さんはすごく楽しみにしていたそうですよ」(倖田の知人) 驚くのは、その広さと価格。都内屈指の高級住宅地で、約228平米の敷地に地下1階地上3階建ての鉄骨造が建つ。近所の不動産業者はこう語る。 「あのあたりは坪単価が約400万円なので、土地だけで2億8千万円。建物も約320平米と広いうえにスタイリッシュで、安くても1億2千万円くらいかと。最低でも計4億円の豪邸ですね」 倖田といえば5年前、神奈川県内の海沿いにある高級別荘地に時価3億円といわれる“夢の別荘”をローンなしで建てている。今回の自宅も倖田名義で一部ローンが組まれているものの、2億円以上を現金で支払ったようだ。 「新しい自宅には、溺愛する息子さんがのびのびと遊べるようにと、陽光が降りそそぐ広い庭もあります。“長男ファースト”を貫いて、今回の新築を決意したんだと思いますよ。家族の笑顔が、彼女の何よりの活力源なんです」(テレビ局関係者) いまもライブツアーの真っ最中の倖田だが、ゴージャスな自宅で笑顔の長男が待っていると思えば、どんな疲れも吹っ飛ぶに違いない――。
2017年09月29日「お騒がせしてすみませんでした。土下座なら私が500回でも600回でもします!そういうこと(=トラブル)は本当になかったんですけど、私もそういう誤解されるようなことをしてしまったことは、責任があります。だから、みなさんに本当に申し訳なかったです」 9月20日、自身の誕生日&25周年パーティでこう挨拶したのは鈴木砂羽(45)。 彼女が主演し、初演出も手がけた舞台『結婚の条件』。その開幕2日前、出演予定だった鳳恵弥(36)と牧野美千子(52)の2人が「土下座を強要」され、「人道にもとる行為があった」と突然降板するという騒動が起きたばかりだ。 鈴木はあくまで「土下座させたことはない」と主張。降板した2人には代役を立てて、無事千秋楽までこぎ着けた。 パーティがあったのは、その2日後の夜7時。東京・港区内のライブハウスを借り切って行われた。出席したのは彼女の友人や仕事仲間、ファンまで入れて約200人。 「鈴木さんは、パーティが始まる1時間半前に会場に入って準備するという念の入れようでした。パーティ冒頭で彼女が“謝罪”の言葉を口にすると、出席者たちから『そんなの気にしない』『大丈夫だよ!』と声援がかけられていました」(参加者の1人) パーティの終盤、大きな誕生日ケーキが登場。拍手が巻き起こったが、 「最後にもう一度『こういう騒動でみんなに迷惑をかけたけど、これからも女優として仕事を続けていきます。よろしくお願いします』と涙ぐむシーンがありました」(前出の参加者) 2次会まで終了したのは、深夜0時すぎ。最後に鈴木は4~5人のスタッフと円陣を組み、「チーム砂羽、おー!」と叫んで気勢をあげていた。
2017年09月29日(写真:THE FACT JAPAN) 韓国ドラマ『星から来たあなた』で宇宙人のド・ミンジュンを演じ、大ブレイクした韓国の俳優キム・スヒョン(29)が10月23日に入隊することが、28日の所属事務所による発表でわかった。 キム・スヒョンの所属事務所キーイーストは公式コメントをとして「2017年10月23日に現役で入隊することになったことをお知らせいたします。大韓民国国民の1人として兵役の義務を果たすべく入隊します」と発表。現時点では、ファンとの別れの挨拶や記者会見は行わず、静かに入隊する予定だという。 キム・スヒョンは’07年にドラマ『キムチ・チーズ・スマイル』でデビュー。『ドリームハイ』(’11)、『太陽を抱く月』(’12)などに出演。’13年に放送された『星から来たあなた』は社会現象を巻き起こす大ヒットを記録し、トップスターとしてアジア全域で活躍している。 キム・スヒョンは10月の入隊した後、約5週間の基礎軍事訓練を受け、約21カ月の軍服務を履行する。事務所は「健康に国防の義務を履行できるよう、応援よろしくお願いいたします」と呼びかけている。 ツイッターでは「思ってたより急すぎる(泣)」「無事に帰ってきてほしい」「とうとうこの時が来たか……」「つらすぎるよー!」とファンたちの悲しむ声が上がっている。
2017年09月28日元プロ野球選手の新庄剛志(45)が27日放送の日本テレビ系『今夜くらべてみました』に出演し、整形したことを告白した。 現役引退後、インドネシア・バリ島に移住している新庄は、収録のため緊急来日し、サングラス姿でスタジオに登場。トークの途中で、突然「僕、顔変わりましたよね?変わったの!」と切り出し、MCのフットボールアワー・後藤輝基(43)が驚きつつ「整形されてるんですか?」と聞くと、「したした!」と笑顔で告白。 つづけて「自分の顔に飽きてめっちゃ変えたかったんですよ」と理由を明かし、ふらりと立ち寄った美容整形外科で「今100万円しかないんですけど、100万円以内で好きに変えてくださいってお願いした」とお任せで整形したことを明かした。 目と顎のエラを整形したそうで、「エラを削って、目を切って、糸を入れて……」と手術の詳細を語り、スタジオを驚かせた新庄。サングラスをとると、目の二重幅が少し大きくなったような感じもあり、共演者たちも「エラを削ったのは分かりますね」「優しくなった気がする」とうなずいていた。 ほかにも眉毛はタトゥーだと明かし、「死ぬまでに色々なことをした方がいい」と独自の信念を語った。 ネットでは「怖いもの知らずにもほどがある」「整形前の方がいい……」「はっきり言うの新庄さんらしい!」「そんなに変わってなくない?」と様々な反応が寄せられている。
2017年09月28日女優の黒柳徹子(84)が9月28日、自身のインスタグラムで1カ月前に足を骨折していたと報告した。すでに手術を受け、現在はリハビリに励んでいるという。 黒柳は、29日から都内で上演される舞台に出演予定。インスタには舞台衣装と思われる青いドレスを身にまとい、車イスに座る写真を掲載した。骨折して手術を受けたことを明かした黒柳は「(手術から)10日後には仕事もしても大丈夫と医者から許可をいただきました。骨がつくまで車いすの生活になり、リハビリに励んでいます」と明かした。 「黒柳さんは9月15日、10月から始まるテレビ朝日系ドラマ『トットちゃん!』の会見に出席。自身の半生をモチーフに描かれたドラマで、いつも通り軽妙なトークを披露していました。会見中はずっと座りっぱなしだったので、骨折したことを知っていたのは一部の関係者だけだったようです」(会見に出席した記者) 会見では黒柳の口調や受け答えをコピーしたアンドロイド「totto」が司会となり、話題になっていた。だがそれも、黒柳の負担を減らすための苦肉の策だったようだ。 「もともと足の状態は悪く、会見に登場する際は人の肩につかまったり車イスに乗ったりしていました。そのため報道陣が黒柳の“入り”を撮影するのはNGのお達しが出ていたんです。そんな状態にもかかわらず、黒柳さんは『なるべく公の場に出よう』と頑張りすぎて過ぎてしまう。周囲からは心配の声があがっていました」(テレ朝関係者) 舞台出演は車イスでこなすという黒柳。ファンのためにも、安静にして早く元気な姿を見せてほしい。
2017年09月28日乃木坂46の伊藤万理華(21)が26日、サロン予約アプリ『requpo』のPRキャラクターに起用され、都内で行われた就任式に登場した。 伊藤は乃木坂46のシングル『インフルエンサー』の特典映像に収録されている個人PV『伊藤まりかっと。』で自慢のロングヘア―をばっさりカット。同PVはYoutubeで220万回以上再生され話題を呼んでいた。それがアプリを提供する株式会社リクポ代表取締役の木崎智之氏の目にとまり、今回の起用が決まったという。 乃木坂加入後はずっとロングを守っていたという伊藤。10年ぶりのショートは「やっぱり似合わないな……と思っていたんですけど、CDの特典映像として作っていただいたものがこうしてCMになって、“まりかっと”が報われたなと思います」と自虐をまじえつつ喜びを語った。 PV撮影を振り返り「髪を切るシーンはかつらではなくて地毛。監督と話し合って、『女の子は髪を切ることをネガティブに思いがちだけれど、もっと軽い気持ちで切ってもいい』と思って、20cmほど切りました」と秘話を明かした。 また、今後やってみたい髪型について聞かれると「乃木坂の活動をしていたらできない髪型を選んでみました。ミディアムからショートくらいの間で切りっぱなしにして、緑色が好きなので、染めるなら緑がいいなあ」と大胆な希望を打ち明けた。
2017年09月28日「丸1年かかった大河ドラマの撮影もそろそろクランクアップになる柴咲さんですが、じつは去年の夏、クランクイン直前に愛猫のルナちゃんを亡くしているんです。オフの日はずっと一緒に過ごし、片ときも離れたことがなかった猫ちゃんでした」(NHK関係者) 大河ドラマ『直虎』に主演する柴咲コウ(36)。猫好きを公言する柴咲だが、2匹飼っていた愛猫のうち1匹を昨年夏に亡くしていた。 「柴咲さんはひどく落ち込んでしまって……。残されたもう1匹の愛猫ノエルちゃんが寂しくないかと、浜松でのロケ中も彼女だけは必ず東京に戻ってノエルちゃんと過ごしていました。撮影の合間、ルナちゃんやノエルちゃんの写真を見つめていることも何度もありましたよ」(NHK関係者) ドラマの中では三浦春馬(27)演じる幼なじみ・井伊直親や、高橋一生(36)演じる小野政次との“涙の別れ”を演じきった柴咲。だがその裏には、まさに彼女の“半身”として数年間を過ごしてきた愛猫との、言葉では表せない辛い別れがあったのだ。 ルナの死と深く向き合った柴咲。その後、彼女は友人の滝川クリステル(39)に、ある相談を持ちかけたという。 「滝川さんは、14年に犬猫の殺処分ゼロを目指す財団『クリステル・ヴィ・アンサンブル』を設立しています。柴咲さんは、自分もプロジェクトに協力していきたいと相談したそうです。今後、本格的に関わっていくのかもしれません」(広告代理店関係者) 愛猫の死を乗りこえ、大河ドラマのクランクアップを迎える柴咲。来年は、大好きな音楽活動に力を入れるという。 「じつは今年に入って、自分のレコード会社も設立したそうです。10月には、歌手活動15周年を記念して、2夜限定ライブも開催します。自身で作詞した曲も書きためていて、設立したレコード会社を拠点に、ファンと触れあえる距離での音楽活動もやっていきたいと考えているそうです」(音楽関係者) 天国のルナちゃんが、見守っていてくれるーー。
2017年09月28日