女性自身がお届けする新着記事一覧 (869/893)
ダウンタウンの松本人志(53)が5月14日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演し、飲酒運転の疑いで逮捕された芸人のガリガリガリクソン(本名・坂本祐介、31)についてコメントした。 各報道によるとガリクソンは12日早朝に大阪市内で酒気帯び運転の疑いで逮捕、翌13日に釈放された。番組内では、ガリクソンが車内で熟睡しているところを発見されたと説明したうえで、「社会の信頼を裏切るような破ってはいけない法を破ってしまい申し訳ございません」「ハイボールを5、6杯飲んだまでは覚えているのですが、それ以降の記憶はちょっと曖昧」というガリクソンの謝罪コメントを紹介している。 松本は、「意識がなくなるまで酒を飲むというのが、僕はまったく意味がわからない」と、ガリクソンの愚行をバッサリ。司会の東野幸治(49)が「お酒を飲むなら楽しく」と合いの手を入れると、松本は、「そう。思い出にも残らない旅行をして何がおもろいねん」と、酒を“旅行”に例えて非難した。 さらに松本は、ガリクソンが松本と同じ吉本興業所属の芸人である点にも言及。「一応、同じ所属事務所の人間としては、こういうのは……邪魔やわ!」と、不快感をあらわにした。 それを聞いた司会の東野は、「バラエティ番組に何回も出ていて、面白いんですよ」と、ガリクソンをフォロー。そのうえで、「だから余計ムカつくし、なんでやねんお前、という……」と、今回のガリクソンの行動を残念がっていた。
2017年05月14日「60年以上、俳優を続けてきました。今回のこの役をやらないとこれまでの60年を無駄にしたことになる。今まで蓄積してきたものをすべて出し切る覚悟で演じています」 こう話すのは、視聴率好調のドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系・毎週月~金・12時30分~)で主演を務める石坂浩二(75)。ドラマでの浅丘ルリ子(76)との共演も話題になっている。16年ぶりの再会の印象を石坂は次のように語る。 「あの人(浅丘)は舞台を経験したことでお芝居が変わりましたね。より大胆に成長しましたね」(石坂) 浅丘にも、石坂の演技や現場エピソードについて聞いてみた。 「すべて自然な演技で、長い間蓄積されてきたことが、演技に発揮されているのよね。本当に素敵です。これまでずっと“兵ちゃん”(石坂の本名)で呼んでいたので、ついうっかり本番で1回だけ“兵ちゃん”って呼んでしまったの。自分でもびっくり、あわてて直しました」(浅丘) 思わず“素の部分”がでてしまうほど、共演の息はピッタリのようです。
2017年05月14日(写真:アフロ) 5月7日に決選投票が行われたフランス大統領選。極右「国民戦線」のマリーヌ・ル・ペン(48)と一騎打ちで争い、勝利した中道派のエマニュエル・マクロン(39)。 マクロンはフランス国立行政学院卒業後に財務省に入省、投資銀行に転職し、企業買収などを手掛けたエリートで、地元紙がつけた名は「金融のモーツァルト」。36歳の若さで経済・金融大臣に就任し、ついには自ら政治団体「Enmarche!(前進!)」を設立した。 「当然のようにメディアの注目を浴びましたが、彼を一段と有名にしたのは、いつも寄り添い支えている24歳年上のブリジット夫人(64)の存在です」(在仏ジャーナリスト) マクロンが16歳のとき、2人は生徒と教師という関係だった。彼はフランス北部の町アミアンにあるカトリック系の高校に進学し演劇部に入部、そこで顧問をしていたのがブリジットさんだったという。 「マクロンは学校ではつねに成績トップ、ずば抜けた知性を持っていました。そして毎週金曜日の夜に、2人で演劇の台本作りをしているうちに、惹かれあったといいます。その演劇を無事に終え、幕が下りたと同時に、舞台でお互いの頬にキスをしたという話も……。しかし、ブリジットさんには当時、夫がいたんです。彼女の長女はなんと、マクロンと同級生でした」(前出・在仏ジャーナリスト) マクロンの両親は、2人の恋仲に猛反対。彼の母親はブリジットさんに、「マクロンが18歳になるまで会ってはいけない」と命じたが、彼女は涙ながらに「それは約束できない」と語ったという。そしてマクロンは、アミアンから150キロ離れたパリの高校に転校することに。そのとき彼は、「必ず戻り、あなたと結婚する」と、ブリジットさんにプロポーズしたそうだ。 「それから13年、財務官僚になっていた29歳のマクロンは、前夫と離婚したブリジットさんとついに結婚。彼女は前夫との間に子どもが3人、さらに孫が7人おり、マクロンはすでに“おじいちゃん”ですが、夫婦は今も遊説やデートなどで、手をつなぐほどアツアツ。選挙戦でも、“美人弁護士”で知られる次女・ティファンヌさん(30)が、マクロン陣営を支えたことが、好感度アップにつながりました」(前出・在仏ジャーナリスト) 禁断の師弟愛に不倫略奪婚--。しかし、フランス国民はそれを受け入れているそう。 「彼の結婚はむしろ、“恋愛を成就させた理想の夫婦”だと、美談として語られているんです」(前出・在仏ジャーナリスト) 国際教養大学大学院客員教授で国際ジャーナリストの小西克哉さんもこう語る。 「オランド前大統領は女優との不倫疑惑が報じられましたし、ミッテラン元大統領に至っては隠し子がいて、愛人宅に帰っていたことは公然の事実でしたが、国民が注目するのはあくまで政治活動。プライベートとは切り離して考えるべき、というフランス人が多いんです」 くしくもアメリカのトランプ大統領(72)とメラニア夫人(47)も24歳差の“年の差婚”。これからは、ファーストレディの年齢にも注目!?
2017年05月14日3月2日、ベトナムの首都・ハノイのシェラトンホテル。同国を訪問中だった天皇皇后陛下が接見されたのは、グエン・ティ・スアンさん(92)をはじめとする「残留日本兵」のベトナム人妻とその家族たち16人だった。 太平洋戦争後もベトナムにとどまった約600人の元日本兵は、フランスからの独立をかけた第一次インドネシア戦争に参加。一時は「新ベトナム人」として歓迎されたものの、政情の変化によって’54年以降、次々に帰国を余儀なくされた。とり残され、苦難の歳月を乗り越えてきた残留日本兵の家族たち。歴史に埋もれてきた彼らをこの晴れの日に導いたのは、現地在住の1人の日本人女性だった。 25年前、日本語教師として単身ハノイにやって来た小松みゆきさん(69)である。ふだんはホンダのバイクで町を飛び回っている彼女だが、この日は白いブラウスにハイヒール。緊張した面持ちで、両陛下に16人を一人ひとり丁寧に紹介していた。 「彼らの存在は“隠し事”のようになっていたんです。帰国した元日本兵は黙っていたし、残った家族もしゃべらない。ずっと歴史のなかに封印されていたんですね」(小松さん) 家族たちを捜し出し、その封印をといたのは小松さんだった。彼女はベトナム在留邦人の最古参の1人であり、最年長の女性。現在、ベトナムの国際放送「VOV(ベトナムの声放送局)」の日本語課に所属し、シニアアドバイザーの肩書で活躍している。 「私はスアンさんのことを、1人の女性として尊敬しているんです。それは、自分の母親に対しても同じ。大変な苦労を黙々と耐えて生きてきた“先輩”たちのおかげで“後輩”の私は好きなことをやって、こんなところまで来られているんだから」(小松さん) 一面に広がる水田と、大通りを横切る水牛。’92年9月2日。ハノイにやって来た小松さんを迎えたのは、のどかな田園風景だった。一方、ドイモイ(刷新政策)が始まったベトナムでは、経済が開放され、成長の波に乗ろうと人びとは外国語を学び始め、日本語ブームもあった。気がつけば約15年もの間、小松さんはハノイで日本語教師を続けた。生徒は延べ数千人に及ぶ。 「そんななかに、いたんです。ソン君という40歳前後の男性でした。『日本人のお父さんと会ったとき、日本語で話をしたい』と。そのときは、どうして彼の父親が日本人なの?って、さっぱりわけがわからなかった」(小松さん) 好奇心に駆られて調べていくうちに、ベトナムの独立戦争に身を投じた元日本兵たちの存在を知ったのである。 「最初は、人助けというよりも、近代史に埋もれていた何かを発掘したような、そんな気持ちだったんです。いつかすごいノンフィクションが書けるかも、というような」(小松さん) 日本とベトナムの近代史を学び直すところからはじめ、数年後には残留日本兵の妻や家族、数十人の存在を知るまでになった。とはいえ、当時のベトナムでは、外国人が地方の個人宅を訪ねるだけでも事前申請が必要であり、長く日本と国交のなかった社会主義国での調査は難航を極めた。小松さんは、家族たちの記憶をもとに、帰国者の名簿をしらみつぶしに調べた。 「その日のことはよく覚えているよ。そりゃうれしかった」(スアンさん) 小松さんが、初めてスアンさんを訪ねたのは、10年以上前になる。元日本兵の子どもたちの情報を集めるなかで、「奥さんが健在の家もある」と教えられ、すぐに会いに来たのだ。スアンさんと、上等兵だった夫との出会いは、’45年の太平洋戦争が終わる4カ月前だという。スアンさんが働いていた軍人クラブに彼が買い物にやって来て、それからわずか数カ月後に結婚した。 「彼はとても優しい人で、けっして怒らなかった。夫婦げんかも一度もなかったよ」(スアンさん) ところが、’54年9月。夫は「出張に行く」と告げたきり、帰ってこなかったのである。暮らしは困窮し、食べるものもない貧しさのなか、スアンさんは女手一つで3人の子どもたちを育て上げた。当時の苦労を尋ねても、「もう時代が変わったから」とにっこりほほ笑むだけだ。 「スアンさんのすごいのはね、離ればなれになって60年以上にもなるのに、夫を愛しつづけていることなんです」(小松さん) どんなに生活が苦しくても、彼以外の男性は考えられないと再婚せず、いまでも愛用の枕には夫の軍服が巻いてある。 「それを夫だと思って、毎晩抱いて寝てるって。私、涙が出てくるんだけどね」(小松さん) ’04年、小松さんはスアンさんをはじめ3人の元日本兵の妻のレポートを、国立民族博物館友の会の『季刊民族学』に寄稿した。これがNHKのディレクターの目にとまり、BSドキュメンタリーになった。そしてこの番組が縁で、放送の翌年、スアンさんの夫が日本の妻や娘、孫たちに伴われ、会いにきたのである。 「本当にいいご家族でした。スアンさんたら、自分より10歳年下の奥さんのこと、『私より若いんだよ』なんて焼きもち焼いてかわいらしいんです。スアンさんの子どもたちは、60歳近い大人なのに、『お父さん、お父さん』ってズーッと触ってるの。『50年分触りたいんだ』って」(小松さん) 3月2日、シェラトンホテルで両陛下との接見を待つ家族たちは緊張でコチコチになっていた。家族たちを両陛下に紹介するのは、小松さんの役目だった。あの日を振り返るだけで、小松さんのテンションが上がる。 「もうね、両陛下は優しい、醸し出すものがすごいんですよね。スアンさんは年齢も年齢なのでいすに腰かけていた。ただでさえ小柄だから、皇后陛下がいくらかがんでも、やっぱりね、上からになっちゃう。そうしたら皇后陛下、しゃがみこまれたんですよ!」(小松さん) 予定されていた接見時間は15分だったが、両陛下が熱心に家族たちの話に耳を傾け、彼らも皆、涙ながらに語った結果、倍以上の34分が経過していた。 「ようやく無事に終わってホッとしたときですよ。天皇陛下が私のほうを見てくださって、『こちらは長いんですか?』って。んもう、すっごいびっくりした。私にもお声をかけてくださるの!?って。『ご苦労さまでしたね。これからも日本とベトナムのために頑張ってください』と、労をねぎらってくださったんです。ベトナムで頑張ってきたおかげで両陛下と会えるなんて。本当によかった……」(小松さん)
2017年05月14日モデルで女優の水原希子(26)が13日、自身のツイッターを更新。一部ネットニュースでで報じられた新恋人との熱愛疑惑を真っ向から否定した。 水原は9日、自身のインスタグラムに男性と手をつないで遊園地らしき場所で楽しんでいる写真を公開していた。 水原はおととし11月に俳優の野村周平(23)との熱愛が発覚。その後、破局したとの情報となく交際は順調だと思われていたが、“手つなぎ写真”の男性は野村には見えず。そのため、新恋人との熱愛として報じられていた。 ツイッターで水原は「男の人と2ショット載せただけで、熱愛疑惑になっちゃうの」と冷や汗の絵文字。「ちょっとリサーチしたら絶対友達って分かるのに、あえて記事にしてるの?」と友人であることを強調した。 「水原のフォロワーはインスタが449万人、ツイッターが61万人で合計500万人を突破。絶大な影響力がある反面、これまで何回も大炎上してしまった。絶大なフォロワーがビジネスにつながっているので、そう簡単にSNSをやめるわけにはいかない」(芸能プロダクション関係者) きわどい画像で炎上したことは数知れず。中国・天安門広場に中指を立てる写真をアップした際には、謝罪動画を公開する事態に発展してしまった。 昨年6月に「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)の人気コーナー「本音でハシゴ酒」へゲスト出演した際は、「中傷とかいろんな嫌なことを毎日送ってくる人がいて……。マナーがあまりにもないというか」とネットユーザーのマナーに対して苦言を呈したこともあったのだが……。 「ネットでの誹謗中傷に対して“守り”に入っているとやられ放題。そのため、今回のように正々堂々反論する方針にしたようだ。SNSでの経験を通してかなりメンタルが鍛えられたようで、最近はSNSに対する愚痴をこぼすこともなくなった」(ファッション関係者) 鍛えられたメンタルを武器に、日本以外の国でも大いに活躍してほしいものだ。
2017年05月13日5月3日に開幕した團菊祭で、寺島しのぶ(44)の長男・眞秀くん(4)が初お目見えを果たした。長男の華々しい梨園入り。それは寺島にとって母の野望が叶った瞬間だった――。 音羽屋の第一子に生まれたが、女性だから歌舞伎役者になれなかった寺島。跡継ぎは、弟・尾上菊之助(39)。“女を呪った”日々について、彼女はこう振り返っている。 《弟が6歳で初舞台を踏んだ時、「どうして年上の私が舞台に立てないの」と腹が立つやら悲しいやらで、それに男中心の梨園ですから、我が家は弟を中心に回っていて、私一人が取り残されていく気がして……》(『週刊現代』15年10月17日号) それから30年以上、母になった彼女は長男・眞秀くんの梨園入り実現に向けて動いてきた。15年2月に菊五郎が大量吐血し入院すると、寺島は「父の目が黒いうちに眞秀を後押ししてもらいたい」と本格的に“外堀”を埋め始めたという。 「彼女の夢の実現には、他の家元やお歴々への根回しが不可欠。それができるのは、父・菊五郎さんに他なりません。そのため寺島さんは菊五郎さんのもとに足しげく通うように。公演があるときは必ず眞秀くんを連れていくようにしていました」(歌舞伎関係者) 菊五郎との仲を深めていった結果、15年5月の團菊祭で驚きの“事件”が起きた。千穐楽の際、眞秀くんが菊五郎の腕に抱かれながら舞台初登場を果たしたのだ。 「寺島さんは、この團菊祭で海老蔵さんの楽屋にも眞秀くんを連れて行きました。そこで『眞秀があなたの大ファン。iPadの写真を見せると、いつもあなたのところで手が止まる』と伝えると、海老蔵さんは大喜びに。以来、家族ぐるみでも交流。眞秀くんは海老蔵さんの長男の勸玄くん(4)と同い年で、すぐ仲良しになったそうです」(前出・歌舞伎関係者) 菊五郎と海老蔵。梨園最強の後ろ盾を得たことで、眞秀くんの梨園入りは実現へと動いた。昨年4月に行われた取材会では、菊五郎が「(娘が眞秀を)どうしても歌舞伎役者にしたいっていうのでね。ならせるなら、ゆくゆくは梅幸を継がせるかね」と明言したのだ。 梅幸とは、もともと初代菊五郎の俳名。音羽屋の中で菊五郎に並ぶほど格式の高い名跡だ。父は、寺島の長男・眞秀くんにこの名跡を継がせる意向を示したことになる。菊之助の長男・和史くん(3)をさし置いてのこの発言は、“大逆転”として世間に伝えられた。 「もちろん音羽屋の本流は菊五郎を継ぐ和史くんです。ただ寺島さんの長男・眞秀くんは、音羽屋のなかでは女系。さらに父親が外国人という“不利”な条件下がそろっていました。そうした中での菊五郎さんの発言は、眞秀くんの将来に強力な“お墨付き”を与える意味を持つと思います」(前出・歌舞伎関係者) そして実現した、眞秀くんの初お目見え。寺島の胸には熱いものがこみあげたことだろう。 「眞秀くんがいま歌舞伎座の楽屋で使っている鏡台は、曾祖父にあたる亡き尾上梅幸さん(享年79)の使っていたものだといいます。それだけ眞秀くんの将来も嘱望されているということでしょう」(前出・歌舞伎関係者)
2017年05月13日「ボクの大先輩の芦田愛菜さんが、頭のいい私立中学校に入ったのはスゴイと思った!ママも『いい学校に入って、塾のCMに出ましょうね』とボクに言ってました。でも……、CMってなんですか?」 そう話すのは、彗星のごとく現れた天才子役・上杉みちくん(6)。お金がいっぱい入ってくるお仕事だよ、と記者が説明すると……。 「ボクがお仕事をしても、ママが通帳を持っていて、勝手にお金を引き出すんだ。大人ってズルい……」 みちくんは、お笑い芸人の秋山竜次(ロバート)が、さまざまな世界で活躍するクリエイターに扮して登場する、フリーペーパー『honto+』の大人気連載「クリエイターズ・ファイル」のキャラクターの一人。神奈川県厚木市出身。「劇団えんきんほう」所属。代表作に『ライオンのキャラメル』『星のカラクリ』『おばあちゃんの人参ジュース』『神様がくれた四カ条』など。好物はオレンジジュースとチョコアイスだ。 多忙ななか応じてくれた本誌インタビューでは、大人に対する不満もチラホラ。 「ボクのまわりには、ウソつきの大人がたくさん。ママは、プールに連れていってくれるって言ったのに守ってくれないし。ママは映画の三竹監督と、ボクの家のお風呂場で泡まみれになって楽しそうにしてるのに。三竹監督はパパがいないときによくウチに来て、ママと一緒にお風呂に入っていくんだ……」 《慌ててみちくんのママが「みちくん、やめなさい!」と一喝》 「ボク、お芝居があまり好きじゃない。お仕事のときはまわりに怖いおじさんがいて、疲れちゃうし……」 みちくんは今回、名だたるクリエイターと一緒に、「東京クリエイターズ・ファイル祭-池袋クリエイティブ大作戦-」(PARCO MUSEUMにて開催中・5月22日まで)に参加中。 「ボク、船の科学館にも行ったことあるけど、この展覧会はすごく独特だった。中年のおじさんがいろんな人になってたよ!『みなさん、来てくださいね』ってかわいく言えってさっきからママがうるさいんだ……。ボク、もう飽きちゃったよ」 みちくんの大物感に、本誌記者も圧倒されっぱなしなのでした。
2017年05月13日「男の子ができたら歌舞伎役者にしたい」と結婚会見で語っていた寺島しのぶ(44)。その言葉が現実のものとなった。5月3日に開幕した團菊祭で長男の眞秀くん(4)が初お目見えを果たしたのだ。 『魚屋宗五郎』の丁稚役で眞秀くんが花道から登場すると、会場から「かわいい!」と歓声が。そんな姿を客席後方で見守っていた寺島とフランス人夫のローラン・グナシア氏(49)、そして祖母の富司純子(71)らは涙にむせんでいたという。 「ローランさんはアート・ディレクターとして海外で活動していましたが、日本を拠点にすることを決断。また寺島さんも眞秀くんが2歳のときから日舞を習わせるなど、早くから英才教育に乗り出しました。さらに夫妻は眞秀くんのために専用のシッターさんを雇っており、文字通り家族一丸となってデビューを支えてきたのです」(歌舞伎関係者) 長男の華々しい梨園入り。それは寺島にとって母の野望が叶った瞬間だった――。 音羽屋の第一子に生まれながらも、女性であるがゆえに歌舞伎役者にはなれなかった寺島。跡継ぎになれるのは、弟・尾上菊之助(39)だけ。“女を呪った”日々を、彼女はこう振り返っている。 《弟が6歳で初舞台を踏んだ時、「どうして年上の私が舞台に立てないの」と腹が立つやら悲しいやらで、それに男中心の梨園ですから、我が家は弟を中心に回っていて、私一人が取り残されていく気がして……》(『週刊現代』15年10月17日号) そのため人間国宝の父・尾上菊五郎(74)や女優の母・富司らに反発したこともあったという。そんななか、女優業に自らの居場所を見つけた寺島。下積みは長かったが、“芸への飢え”が彼女をトップ女優へと押し上げていった。 だが、彼女の梨園への憧れは消えなかった。07年にローラン氏と結婚すると、冒頭のように“息子を歌舞伎俳優にしたい”と発言。12年に眞秀くんが誕生すると、思いはより強くなった。 「ハーフの眞秀くんが梨園入りしようとすることに対して、陰口を叩く人も少なくありませんでした。それでも寺島さんは、めげなかった。まだ言葉も話せないうちから眞秀くんに父や弟の舞台映像を見せ続け、歌舞伎のイロハを叩きこんできた。その甲斐もあって、眞秀くんは才能の一端を見せ始めた。大人でも難しい文言が続く歌舞伎の『髪結新三』のDVDを、ずっと大人しく見ているんですよ。これには菊五郎さんも舌を巻いたといいます」(前出・歌舞伎関係者) また今でこそ眞秀くんの習い事は日舞だけだが、今後は義太夫や三味線や鼓の稽古も始めるつもりだという。 「習いごとだけで1週間埋まってしまうほどのハードスケジュールです。かかるお金も相当なものになるでしょうが、彼女はそれも覚悟の上だといいます。すべては、梨園関係者らに文句を言わせないため。自分が継げなかった音羽屋の名跡を、何としても息子に継がせたいのです」(前出・歌舞伎関係者) 寺島自身も2月に海老蔵からオファーを受け、六本木歌舞伎『座頭市』の舞台に立った。正調ではないが、海老蔵が新設したこの歌舞伎は女人禁制の梨園に大きく風穴をあけたことになる。40年を経て、寺島の闘いは報われようとしている――。
2017年05月13日韓国の7人組人気ヒップホップグループ・防弾少年団が10日、レーベル移籍後第一弾となるシングル『血、汗、涙 -Japanese ver.-』をリリース。同日、港区・六本木ヒルズアリーナで発売イベントを行い、抽選で選ばれたファンと、関係者を合わせ2,500人が駆けつけた。 小雨が降るあいにくの天気にもかかわらず、メンバーが登場すると、悲鳴のような大きな歓声があがった。そのまま『血、汗、涙 -Japanese ver.-』、『Spring Day -Japanese ver.-』を立て続けに披露。キレがありつつも優雅さもあるしなやかなダンスでファンを魅了した。 リーダーのラップモンスターは「みなさんすごい熱いですね!日本でパフォーマンスするのは去年の11月以来なのですこし緊張しましたが、こうして(応援に)来てくださったので楽しくパフォーマンスすることができました。ありがとうございます」とステージの感想を伝えた。 『血、汗、涙 -Japanese ver.-』は、韓国で発売されたアルバム『WINGS』のリード曲を日本語で再レコーディングしたもので、“少年、誘惑に出会う”をコンセプトとしている。ラップモンスターは「拒絶できない誘惑ほど、悩みと葛藤があると思います。僕たちはそれを成長の過程と捉えて制作しました。そして、日本語の歌詞でどのように表現されているか想像しながら聴いてほしいです」とアピールした。 つづけてJ-HOPEが「多くの方が好きと言ってくれる、僕のパート!ウォネ マニマニ~!」とサビ部分をアカペラで披露すると、大きな歓声があがった。(マニは韓国語でたくさんという意味)。また、防弾少年団と言えば完成度の高いダンスも大きな魅力のひとつ。末っ子のジョングクも「スローモーションで倒れる(振り付け)は、力のコントロールが大事なんです」とポイント部分をその場で踊ってみせ、会場を盛り上げた。 曲紹介につづき、話題は最近覚えた日本語へ。「親指」(ジョングク)、「ひょろひょろ~、よろよろ~」(ジミン)、「言葉」(シュガ)と一風変わった単語を答えていくメンバーたち。なかでもブイは「かたじけのうござる」を覚えたそうで、「ござる!」を連発し、笑いを誘った。 防弾少年団といえば、米国の『ビルボード・ミュージック・アワード』のトップソーシャルアーティスト部門にノミネートされ、K-POPグループではじめて招待を受けたニュースが記憶に新しい。ジミンは「楽しいことがあると皆さんに伝えたくなるんです。世界一のファンの皆さん、本当にありがとうございます」と感謝の言葉を伝えた。 最後は「アーミーは僕たちの“WINGS”です!」(ジン)、「恥ずかしいけど、今までずっと愛してます。これからも愛しましょう!」(ブイ)とファンに向けてメッセージを送り、舞台袖ギリギリまでファンサービスをしながら退場。短い時間ながらも防弾少年団の魅力が溢れるイベントとなった。
2017年05月12日「黒に近い緑色の大蛇が地面を這っていく夢を見たんです。何か意味が?と思っていたら、売り場からミニロト3,800万円が出てびっくり!」 そう話すのは、鹿児島県「姶良グラードチャンスセンター」の販売員・川畑ルリ子さん。「夢のお告げで宝くじを買ってみたら大当たり!」という話は意外に多いもの。それは、販売員の夢にも表れていた。川畑さんの“夢のお告げ”はそれだけでは終わらない。翌月、グリーンジャンボ抽せん日直前に、また夢を見る。 「今度は大きく白い龍が目の前をクネクネと横切っていく夢でした」(川畑さん) 翌日、販売員の連絡ノートに「龍の夢を見た」と書き込んだ川畑さん。すると2日後、またもやグリーン1等・前後賞合わせて6億円が出たのだ。 「同僚から、『龍は億招きの夢だったのね』と言われたのが忘れられません」(川畑さん) 今年も5月10日から、1等・前後賞合わせ7億円のドリームジャンボが発売される。本誌が取材してみると、販売員の“夢(ドリーム)”が大当たりを招いた売り場は、ほかにも存在することがわかった。 同じく「龍の夢」を見たのは、広島県「吉川たばこ店」の販売員・吉川幸枝さん。’71年から宝くじを売り始めたものの、“億当たり”とは縁がなかったが、’01年末にようやく2等1億円が出た。その翌年の大みそかの晩のこと。 「まさか2年連続は出ないだろうと思って眠りについたんです。すると明け方、みみずのような虫がどんどん大きくなって龍になり、天に昇る夢を見た。目が覚め、元日の新聞で年末ジャンボの記事をもとに番号を照合すると(大みそかに抽せんがあった)、自分の店から、またもや2等1億円が当たっていたんです!」(吉川さん) 東京都「宝くじ御徒町駅前センター」の店主で“徳じい”の愛称で親しまれている中野徳治さんも、「夢のパワー」を実感している1人。 「私は御徒町生まれ。戦争直後に、台風で上野・不忍池があふれ、御徒町も浸水したことが何度かありました。不忍池の貸しボートが、家の前まで流れてきたことも」(中野さん) 宝くじ販売を始めて10年目のある晩、不思議な夢を見る。 「少年の私が、家の前に流れ着いたボートを不忍池の弁天堂に押していくと、ボートの底板から1匹の蛇が現れ、『私は弁天の化身。助けてもらった恩返しに、“億”を出してあげよう』と言って、天に昇っていったんです」(中野さん) その年、売り場からは年末ジャンボで1等3億円1本、2等1億円2本という奇跡の大当たり。 「それからは毎回ジャンボ前に、不忍池の弁天堂へのお参りは欠かしません」(中野さん) 蛇や龍の夢は、やはり吉兆なのだろうか。『夢事典』(ナツメ社)などの著書がある夢の専門家・美里有香さんは次のように語る。 「魂が未来を予知し語りかける――その手段のひとつが夢と考えられます。古来から、蛇や龍の夢は幸運のシンボルとされてきました。販売員さんたちの体験は、その裏付けと言えそうですね」(美里さん)
2017年05月12日「オンエア直前のディーンさんは非常に表情が硬く、担当コーナーの資料を何度も読み返していて、周囲もあまり声をかけられない雰囲気でした。相当に緊張しているのが伝わってきました」(テレ朝関係者) 4月22日からスタートした新番組『サタデーステーション』(テレビ朝日系)で、報道番組という新しい舞台に挑戦しているディーン・フジオカ(36)。 初回の放送で彼が挑んだテーマは“フードバンク”。家庭や企業で余っている食品を持ち寄り、シングルマザーや高齢者などで、十分に食事がとれていない人たちを支援していく活動のことだ。 ディーンはスタジオで「困っている人たちが、引け目なくこういうサービスを利用できるようになってほしい」と訴えた。 「これはディーンさん自身の企画です。日本ではまだ馴染みの薄いフードバンクですが、その現状と食の大切さを、彼自身の言葉で伝えていて、心に響くものがありました」(番組制作関係者) それだけに思い入れが強かったのだろう。冒頭の緊張ぶりとなったわけだが、じつはこの日、ディーンは生放送中に“窮地”に立たされていた。 「事前の打ち合わせで、司会の高島彩さんとのやりとりを細かく決めてあったのですが、オンエア中にその一部をディーンさんが飛ばしてしまったんです。それを、機転をきかせて完璧にフォローしたのが高島さんでした。番組終了後、ディーンさんは『高島さんに助けられました!ありがとうございました!』と頭を下げていましたが、最後は大役を終えて安堵の“ディーン・スマイル”を見せていました」(前出・制作関係者) 次回の出演が楽しみだ。
2017年05月12日(写真:Shutterstock/アフロ) 今週初め、英国のエリザベス女王がロイヤルチャペルでの礼拝後、自らジャガーを駆って宮殿へ戻る様子が報じられた。91歳になってもハンドルを握る女王は、実は運転免許を持っていない。 第二次大戦中の1945年、エリザベス女王はまだ王女だった19歳のときにイギリス陸軍が組織した女性部隊「補助地方義勇軍」のトレーニングセンターで車両の運転を学んだという。しかし、これは「王室の特権」の一つであり、国家元首のみに許された任意の権利だった。 王室についてに百科事典「The Royal Encyclopaedia」によると、女王は道路に関する規則と法律から除外されているため、運転免許試験を免除されているという。このことを慮ってか、女王が運転するのは、もっぱら個人所有の土地近辺のみだそう。 チャールズ皇太子とアン王女は教習所に通い、それぞれ運転免許試験に一発合格している。
2017年05月12日新横綱・稀勢の里の大活躍でますます過熱する相撲ブーム。相撲に魅了される女性=“スー女”もどんどん増えている。5月14日に初日を迎える夏場所も、関脇・高安の大関とりなど、見どころが盛りだくさん!そこで、5月場所でぜひチェックしたい“思わず見とれる男前力士”ベスト3を、相撲レポーターの横野レイコさんが解説!【1】遠藤 ホントに力士?という声も上がるほど、女性ファンの数では他の追随を許さないイケメン。 「もはや説明はいりませんね。ただただ美しい(笑)。ツンデレなのもまた魅力です」(横野さん・以下同) 【2】竜電 「角界のプリンスと言われた、初代・貴ノ花を彷彿とさせる甘いマスクで人気です」 その貴ノ花が指導した、元安芸乃島・高田川親方の元で日々稽古に励んでいる。 【3】貴源治 貴乃花部屋3人目の関取となった19歳。 「これからの期待値も込めて挙げたいと思います。入門前はバスケットボールをやっていた長身力士で、笑顔がかわいいです」 このほかに、横野さんは次世代を担うイケメン力士として、荒汐部屋の若元春・若隆景・若隆元の“イケメン三兄弟”に注目する。 「祖父が小結までいった若葉山、父も幕下力士、と、力士になるべくして生まれた三兄弟。イケメンですし、これから来ますよ!私のタイプは長男(若隆元)ですが、出世頭は次男(若元春)、三男(若隆景)も将来有望、と見られています」
2017年05月12日新横綱・稀勢の里の大活躍でますます過熱する相撲ブーム。相撲に魅了される女性=“スー女”もどんどん増えている。5月14日に初日を迎える夏場所も、関脇・高安の大関とりなど、見どころが盛りだくさん!そこで、5月場所でぜひチェックしたい、会いに行ったら好きになる“神対応”力士ベスト3を、相撲レポーターの横野レイコさんが解説! 【1】玉鷲 モンゴル出身のベテラン力士は“いい人”ともっぱらの評判。 「写真撮影、サインも最後まで応じてくれて、ファンを絶対に裏切らない。こういう力士が相撲人気には欠かせません」(横野さん・以下同) 【2】嘉風 7場所ぶりに三役に返り咲いたベテラン。テレビのバラエティ番組で見せる人柄のよさも評判。 「気さくに握手や写真撮影に応じてくれて、巡業先では子どもたちにも人気です」 【3】里山 「ファンの声がけに丁寧に応じる姿に、誠実な人柄がにじみ出ています。ファンのみならず取材陣にも神対応で、レポーター泣かせの力士もいるなか、インタビューのときはきちんと答えてくれる一人です」 また、意外な素顔を知れば、お気に入り力士がもっと身近に感じるようになると横野さん。 「『角界のオシャレ番長』とも言われる石浦は、墨田区生まれの愛犬・すみちゃんにメロメロ。地方場所に出かけるとしばらく離れ離れになってしまうからと、東京にいるときはいつも一緒。サイクリングにだって連れて出かけています。エジプト出身の大砂嵐も犬派で、黒くて立派な大型犬を溺愛。安美錦は愛猫火家です。最近は力士たちもSNSでプライベートを公開していますので、それらをチェックして素顔を見てみると、ますます興味がわくと思いますよ!」
2017年05月12日新横綱・稀勢の里の大活躍でますます過熱する相撲ブーム。相撲に魅了される女性=“スー女”もどんどん増えている。5月14日に初日を迎える夏場所も、関脇・高安の大関とりなど、見どころが盛りだくさん!そこで、5月場所でぜひチェックしたい“激戦必至の取組”ベスト3を、相撲レポーターの横野レイコさんが解説! 【1】宇良 vs. 石浦 「“アクロバット相撲”で話題の宇良と、八艘跳びや足技にたけている石浦。小兵のライバル同士、技のぶつかり合いが見られそうですね。間違いなくおススメできる注目の好取組です」(横野さん・以下同) 【2】宇良 vs. 豊山 共に大学卒業後に入門、スピード出世をはたした2人。 「新入幕の大型力士・豊山に対して、幕内では先輩の宇良がどんな相撲を取るのか。技師を相手に豊山の押しがどう通じるか」 【3】遠藤 vs. 御嶽海 遠藤は、三役昇進で1学年後輩の御嶽海に先を越されている。 「ライバル意識はない、と遠藤本人は言っていますが、御嶽海に勝たないと三役の席は空きません」 また、通も唸る一級品の技師として、横野さんは次の3力士を挙げる。【1】宇良 「華麗な技で、『小よく大を制す』、という相撲の醍醐味を存分に見せてくれる小兵力士。見たことのない技、聞いたことのない決まり手が今場所も楽しみです」 【2】日馬富士 「先場所で稀勢の里を破ったときのような、圧倒的なスピードがいまもなお魅力です。稀勢の里の3連覇のカギを握る相手になるでしょう」 【3】安美錦 「“土俵を丸く使う”という表現がピッタリな、いぶし銀の技に注目してほしいですね」
2017年05月12日「ぅめ~が?(おいしい?)」 ようやく春が訪れた北国・青森。青森市内にある古川市場で、焼きおにぎりを頬張る幼い姉妹にほほ笑むのは横山はる江さん(82)。新鮮な魚介を売る店が連なる市場の片隅で、2坪の広さの小さな総菜店・通称「はるえ食堂」を営んでいるはる江さん。創業して70年、名物は焼きおにぎり。注文すると「時間がかかるよ」といいながら作りだす。 「この前、ブラジルから帰郷した人が泣きながら“おいしいよ!”と食べていましたよ」とはる江さん。最初は、市場で働く人たちのために作られた焼きおにぎりだが、今では東京や九州など観光客が食べに来る。他人が触ったおにぎりが敬遠される時代に、はる江さんのおにぎりが人気を集めているのはなぜだろう。 七輪の炭火でじっくり焼かれるおにぎりは、完成までに30分!アツアツを頬張ると、焼けた黒ごまがパリッとクリスピー!でも中のご飯はふんわりと軟らかい!!口に広がる香ばしいごまの香りに紅鮭の風味……。経験したことのない食感なのに、懐かしい! 「13年前に死んだお父さん(夫)が好きだったのが、この焼きおにぎり。作るコツ?お父さんに作っていたときと同じく“おいしくなれ”と思いながら、“まで~に”作るだけです」 焼きおにぎりは、愛情たっぷりで、心まで温かくしてくれた--。
2017年05月12日「離婚の原因について、一部スポーツ紙が『田中側は奥さんが浮気していたと認識している。それで別れ話になった』『実際に浮気があったかはわからない』などと、異例の報じ方をしているんです。ところが、続報はまったくなくて……」(スポーツ紙記者) ココリコ・田中直樹(46)が、タレントの小日向しえ(37)と協議離婚したことを5月2日、発表した。長男(12)と次男(9)の2人の子どもがいるが、親権はどちらも田中が持つという。 芸能界では“おしどり夫婦”と思われていたが、いったい何があったのか。妻の小日向は「熱心な子育て妻だった」というのは、ある音楽関係者。 「自分の仕事よりも子育てが最優先。長男の小学校ではPTA活動にも積極的に参加していました。田中さんが俳優として映画やドラマに出演するときは、セリフ合わせにも付き合う献身ぶりでした」 もともと、田中と正反対の“社交的”な性格で、若いころから青山、西麻布の“顔”だったという小日向。 「結婚する前は、青山のクラブでよく見かけました。彼女は当時から面白い子だったし、小顔でイケていたので目立っていました」 それでも、結婚後は夫と子供との時間を大切にして暮らしていたのだが――。 「小日向さんは、13年に当時の所属事務所を退社しました。“女優を目指したいから”と本人は理由を話していましたが、そのころからなんです。昔の仲間たちと夜にも出歩くようになって。急な誘いでも断らず、“付き合いはいいけど、子どもは大丈夫なのかな”と噂になりました」(事務所関係者) いまだ聞こえてこない“妻の言い分”が気になるところだが――。
2017年05月12日「授かりものですからうれしいですよね。(出産予定日は)夏と聞いています」 5月2日のイベント後、報道陣に満面の笑みでそう答えた高嶋政伸(50)。前日、女医で14歳年下妻の第1子妊娠報道を受けての、“父”としての初コメントだった 父親は高島忠夫(86)、母親は元タカラジェンヌの寿美花代(85)、そして兄・高嶋政宏(51)も俳優と芸能一家に育った政伸。2度目の結婚だが、この夏順調に誕生となれば、高島家にとって初孫となる。 両親が大喜びしている様子を、政伸は続けてこう語った。 「(父・忠夫と)喜んで握手をしながら、『よっしゃ~、ようやった。わしゃ、100まで生きるで』と。ウチの父親が100歳まで生きるのが決定しました。母も微笑みながら『おめでとう』と喜んでくれました」 うつ病を患い芸能界の一線から身を引いた忠夫は、その後、パーキンソン病も患った。大病と向き合いながらも、今は妻と穏やかな老後を過ごしているようだ。喜び一色の政伸だが、思うところはあるようだ。 「楽しみもあるけど、覚悟はしています。体力も必要だろうし、今まで家では自分のペースで芝居の稽古をしていましたが、覚悟をもって子育てします」 本誌はこれまで1日3度の子宝神社巡りや妻との“水泳妊活”など、夫妻が懸命に妊娠に向けて努力している姿を報じてきた。そこからは代々続く芸能一家である高島家の跡取りを作らなければ、という“重責”が伝わってきた。今年1月に直撃取材したときも、政伸は夫人と真剣に妊活に取り組んでいる様子を語っていた。 「まだ日にちはわからないんですけど、何とか今年いっぱいにはいいかたちで発表できれば。きちっと子どもを授かればいいなと思っています。それに向けて夫婦で慎重に考えてやっています。家内は医者なので、いろんな人に話を聞いてくれているんです」 慎重に言葉を選んでいるが、夏に子供誕生となると、このとき実はもう夫人は妊娠していたことになる。まだ安定期に入ってはいなかったため明言を避けたのだろう。 祖父も琵琶奏者という代々続く芸能一家だけに「跡取りは当然、芸能界に?」という質問には、意外な答えを返してきた。 「俳優にはさせないですかねー。もうちょっとお堅い仕事についてもらいたいんです。本人がやりたいと言えば……。でも不安定な職業だぞ、とは話しますけど」 政伸は前述の本誌に直撃の際、病気がちの父を気遣ってこうも語っている。 「父はもう86歳ですからね。けっこういい歳なんで、ウチから電話がかかってくると、最近、ドキッとしちゃうんです。何かあったんじゃないかと。健康のこともあるし。何があってもおかしくはない年齢じゃないですか。でも子供ができたらもっと元気になってくれると思うんですよね」 新しい命の誕生を機に、新たな高島家の物語が始まろうとしている。
2017年05月12日Instagramを中心に話題沸騰中のイラストレーター・横峰沙弥香さん。2015年に産まれた愛息「まめちゃん」の爆笑成長記録を、ほっこりするイラストとともに本誌で連載! パパに食べさせてもらったマンゴープリンがいたく気に入った様子のまめ。うまく発音することができず、なぜか「こまんじ」と呼んでおねだりしてくる様子がたいへん可愛いこのごろです。 が、常に置いているといくらでも欲しがってしまうので買い置きはせず「ないものはない」で乗り切っています。 とは言えまめはまめ。「今日はどうしても食べたい気分!」というときもあるらしい。マンゴープリンがないということを告げると、傍目にもびっくりするほどのオーバーリアクションで落胆していました。 ちょっとかわいそうな気もしましたが、ここで情にほだされてはいけません。買いに行ってしまえばまめの思うつぼですから「今夜は我慢してもらおう」と、心を鬼モードにした私に突然弾けるような笑顔を向けてきたまめ。 私のスマホを手にして「パパ!こまんじ!」を連呼し始めたのです。 耳にあてるふりをして「もしもし」なんて言っちゃったりしているんですが、これってもしかして「パパに電話してマンゴープリン買ってきてもらおうぜ!」という解釈でしょうか?? だとしたら、なかなか知恵がまわるな2歳児。 末恐ろしや。
2017年05月12日暖かくなると、世間には不思議な人やニュースが増えるらしい。そんなのは迷信だとしても、芸能界には昨年の“ゲス不倫ブーム”の次なる流れが起きようとしています。 “ゲス不倫”の言葉が生まれるきっかけとなったロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さん(28)が、5月にバンド活動を再始動させたのです。先日はファン2500人を前に復帰姿を見せ、また再始動に際し、お相手だったベッキーさんも出演した情報番組「ワイドナショー」にも出演し、当時の騒動を振り返りました。 一連の炎上が去り、ファン離れなども起きた今、音楽家としての真価が問われるときですが、時を同じくして、もう一人の“ゲス不倫男”にも、新たな動きがあったようです。 もう一人の“ゲス不倫男”、それは元ファンキーモンキーベイビーズで、現在シンガーソングライターのファンキー加藤さん(38)。昨年にお笑い芸人アンタッチャブルの柴田英嗣さん(41)の妻との不倫&妊娠をスクープされ、主演映画公開と同時に謝罪行脚をするという事態に見舞われました。 そんな加藤さん、なんと2月に自身の妻が第二子を出産していたことをブログで告白しました。つまり不倫相手と妻、2人同時に妊娠していた時期があるということ。このファンキーすぎる事態に、ファンならずとも様々な人が驚愕しました。 ■2人がしたことは、本当に“ゲス”だったのか? 2人がしたことは、たしかに家族にとっては“ゲス”な出来事です。しかし、ここで1つ疑問が湧いてきます。それは、なぜ極端に2人の“ゲス不倫”だけが炎上したのかという点です。 例えば“ゲス度”(なんてものはありませんが)で2人がしたことを図ってみましょう。ファンキー加藤さんは子持ちのW不倫だったため、傷つけたり迷惑をかけた人も多いと思いますが、川谷さんの場合は純粋に傷つけたのは奥様1人です。つまり“ゲス度”で考えると、川谷さんの場合はそうひどいことをしているわけでもないのかも……。 むしろ相手の傷つき度合いを“ゲス度”や炎上の尺度とするなら、先日第一子を出産した安田美沙子さん(35)の夫や小倉優子さん(33)の元夫も妊娠中の不倫」ということでレベルは高いといえましょう。 私たちは今や当たり前に“ゲス不倫”と不倫のことを呼びますが、正直そろそろ「お金や権力や才能を持った男というのは不倫している(いた)可能性が高い」ことを認めた方が楽ではないでしょうか。そしてそれがオッケーかは別として、「本当に私たちがこだわる“ゲス”とは、実は不倫や冷酷な態度ではなく“人間性の嘘”である」という点に気付いてもよいのではないでしょうか。 ■2人が炎上したのは「ゲス」と「ファンキー」だったから? 人間性の嘘が炎上の原因と書きましたが、それは川谷さんとファンキー加藤さんの行動と人間性を比較すればわかりやすいでしょう。 川谷さんは謝罪をしつつも、その後謹慎しているかと思いきや新恋人(しかも当時未成年)と楽しくデートをしております。そうした不誠実な人物という人間性の嘘が露呈してしまいました。 またファンキー加藤さんは堂々とすべてを受け入れ謝罪をしたものの、そもそも当初のキャラクターが「夢」「全力」「愛」みたいなキラキラしたプラスイメージでした。そのような立ち位置から一転してのW不倫。「不倫に全力だったんかい!」と突っ込みそうなくらい、見ている方も“人間性の嘘”を感じたことでしょう。 私たちの言う“ゲス不倫”からの炎上。それは不倫の有無ではなくイメージ先行型で、今の世の中での“人間性の嘘”という世間の勝手な視点が起こすもの。いわばクレーマーの一種といえます。 それを逆手にとって株を上げた有名人もおりますが、このような空気が続いてしまうと才能や作品の良さよりも“いい子ちゃん”ばかりが売れる退屈な世の中になってしまいそうではないでしょうか。
2017年05月12日乳がん闘病中のフリーアナウンサー・小林麻央(34)が11日、自身のブログを更新。鎖骨下の血管に点滴用のポートを埋め込む手術を受けたと明かした。麻央は「よろしくお願いしますの新しい気持ちです」と心境を綴っている。 『ポート埋め込み』というタイトルで2回に分けて記事を更新した麻央。「腕の血管には限界を感じていましたし、ポートがあれば入れられる濃い栄養の点滴などがあることを知り、タイミングを逃さないよう、ポートの手術を受けることを心に決めていました」と、前々から手術を考えていたことを明かした。 手術について「親知らずの抜歯の時のような最初の局所麻酔の痛みだけで、怖くはなかったです」と振り返り、「今は、まだ少し痛みが残っていますが、馴染んでくるはずです」と現状を伝えた。 4月中旬から入院している麻央は、「在宅治療でも点滴に利用できるので、退院に向けて、ひと安心しました。酸素吸入器の準備もよし!介護ベッドの準備もよし!在宅治療の準備もよし!あとは!いつ退院できるかな。家の空気が恋しいです」と退院を待ち望んだ。 これまで点滴を受けていた腕の静脈の点滴ルートを外したといい、「よく耐えてきてくれた血管、神業のように残る血管を探し出し、何度も差し替えてくださった先生、血管に「がんばれー」と声をかけて下さった看護師さんに、感謝が湧きます」と腕を労り、病院スタッフに感謝を述べた。 最後は「今日からは、ポートの血管が大活躍です。よろしくお願いしますの新しい気持ちです」と前向きな言葉で締めくくった。 読者からは「回復を心から祈っています」「退院に向けて着々ですね」「頑張ってください!」と応援のコメントが寄せられている。
2017年05月11日バンド「ゲスの極み乙女。」が5月10日に都内でライブを行い、活動を再開させた。 ボーカルの川谷絵音(28)が当時未成年だった交際相手でタレントのほのかりん(20)との飲酒デートをしていたと報じられ、昨年12月から活動自粛していた「ゲス極」。スポーツ各紙によると、「私以外私じゃないの」などヒット曲を中心に15曲を披露したという。 7日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ)では昨年のベッキー(33)との不倫騒動について大いに語った川谷だが、ライブではその件や活動自粛に至った経緯は語らず。会場入りする前から外では報道陣が待ち構えていたが、川谷はスルーして会場を後にした。 「所属レコード会社の配慮により、スポーツ各紙は記者1名が会場に入ることができた。またオフィシャルカメラマンが撮影した写真も配られています。そのせいか記事のトーンは弱め。ところが、テレビに関してはちょっと勝手が違った」(民放のワイドショー関係者) フジ以外の各局にしてみれば、自局に“恩恵”がなかった川谷のことをどう報じようがお構いなし。そんな空気を察知したのか、所属レコード会社はピリピリムード。さらにはある条件を提示したという。 「オフィシャルの映像を配信する代わりに『純粋にライブのことを報じてくれるなら提供する』と言い出した。要は不倫問題などを掘り返されることによるさらなるイメージダウンを避けたい意向です。だがそれでは不自然すぎるため、どの局も提案に乗らなかった。結局自社クルーが張り込んで、川谷を直撃した映像を使っていました」(前出・民放のワイドショー関係者) 川谷のイメージ回復にはまだまだ時間がかかりそうだ。
2017年05月11日新横綱・稀勢の里の大活躍でますます過熱する相撲ブーム。相撲に魅了される女性=“スー女”もどんどん増えている。5月14日に初日を迎える夏場所も、関脇・高安の大関とりなど、見どころが盛りだくさん!そんな、本格的に始まった「キセタカ時代」を楽しむためのポイントを、相撲レポーターの横野レイコさんが徹底解説! 「稀勢の里は、相撲に対する真摯な姿勢、不器用だけど真面目にコツコツやる、絶対に裏切らない男です。ファンはもちろん、相撲協会からもその人柄は認められています。先場所、日馬富士戦で痛めた肩、ふだんどんなけがにも顔色ひとつ変えなかった稀勢の里がすごく痛い顔をしていたので、相当なけがだと思いました」(横野さん・以下同) 田子ノ浦親方は先のことも考えて休場を提案したが、稀勢の里の答えは「何としても出たい」だった。 「1回の優勝での横綱昇進を『甘い』とみる人もいたなかで、連続優勝によって文句なしの昇進だったと証明したかったのでしょう。その思いがあの涙につながったと思います。今場所も横綱の使命を果たすためけがの回復に努めてきました。素顔は家族思いで、男同士の友情を大切にする温かい人。結婚はまだですが、友人のお子さんをかわいがっていて、パパ気分を味わっているようです」 いっぽう今場所、大関昇進を狙う高安。人気も実力もなお上昇中だ。 「高安は、慎重な稀勢の里とは真逆で、有言実行タイプ。先場所12勝を挙げて自信をつけたし、巡業中は稀勢の里が休んだこともあって、注目度も人気も高安が一番でした。素顔はお母さん譲りの明るい性格で、とってもチャーミング。トレードマークの胸毛も自らギャグにしていました(笑)」 その実力、モチベーションの充実ぶりはライバル力士も認めるところ。 「一つ心配なことがあるとすれば、これは白鵬関も話していましたが、『大関とりは本人もコントロールすることのできない魔物のような重圧がついてまわる』そうなんです。それをはねのけるパワーに期待したいですね」
2017年05月11日5月5日、都内でライブを行った泰葉(56)。いま何かと話題を呼んでいる彼女。その発端は、彼女のブログだ。4月24日、彼女はこう切り出していた。 《私、泰葉事 海老名泰葉は元夫、春風亭小朝事花岡宏行を20年にわたる (中略)全てを網羅した虐待をここに告発します》 春風亭小朝(62)を“恐怖の金髪SM豚野郎”と呼び、元夫による暴行・いじめ・異常性行為などの虐待に苦しんできたと明かしたのだ。29日には小林麻央(34)と同じブログを汚したくないとして撤退を示唆。30日には恐喝容疑で逮捕された坂口杏里(26)を養子にする計画があったと明かすなど、仰天発言を連発していた。 そんななか行われたライブ、久しぶりに登場した彼女は金髪ショートカット姿だった。10分遅れで会場に登場すると、曲の合間には騒動についてのトークを展開し始めた。 小朝については「名前言うのも面倒くさいんで豚野郎にします」と発言。小朝の公演でエレベーターを使うなと言われたため会場を階段で昇り降りしていたとも暴露。「パワハラだよね。全部階段を使って持って行って、おかげで私は3キロくらい痩せましたよ。本当につらかった」と振り返った。泰葉はそうした経験もノリノリで話していた。しかし――。 「家族がいなかったら、私は生きていなかった」と彼女は、女性自身16年11月8日号で告白。芸能活動再開を発表した会見から約1カ月、病に苦しんだ日々を明かしていた。07年に離婚後、ブログで小朝を“金髪豚野郎”と批判した泰葉。だが徐々に「なぜあんなことを書いてしまったのか」と自分を責めるようになったという。彼女はこう続けている。 《そうしたら最終的に、死にたくなってしまいました。当時の記憶は割とぼんやりとしているんですけど、このときに「このままじゃ死ぬ。何か治療をしないとダメだ」と、気づいたことは確かです》 6年後の13年、泰葉は実家の家族に助けを求めた。連れて行かれた病院で告げられたのは“双極性障害によるうつ状態”という診断だった。 《この死にたいという思いを、誰か消し去って!という叫びで心の中はいっぱいでした。うつ病のいちばんのつらさは、生きる自信がなくなることですね。頭痛がするなら痛み止めを飲めばいいかもしれませんが、心の痛みはどうやっても取れないんです。これは経験した人にしかわからない。本当に“地獄”でした》 それから抗うつ剤の服用とカウンセリングによる治療を始めた泰葉。支えとなったのは母・海老名香葉子さん(83)をはじめ、家族らの温かいサポートだったという。当時、泰葉はそうした経験を振り返り《うつ病を克服した》とも語っていた。だが現在の彼女は、自身が語っていた“苦しい過去の状態”と同じようにもみえる。 泰葉の現状について、精神科医の香山リカさん(56)はこう語る。 「泰葉さんは、比較的軽いII型の双極性障害といえるでしょう。双極性障害とは、躁うつ病と言われていたもの。躁の重いものがI型、軽いものがII型と分類されています。よく躁状態を“楽しい状態”とか“愉快な状態”と誤解している方がいますが、違います。いわば、行動のコントロールができない状態なのです。そして症状が進行すると攻撃的になり、気持ちが爆発したような状態になります」 治療は薬やカウンセリングで躁とうつの状態をコントロールしていくもの。そのため“完治”や“再発”を判断するのは難しいのだ。それでも香山さんは本誌にこう続けた。 「今回の泰葉さんの発言を見て思うのは、とても“完治した”とは言えないような状態だということ。それにご家族は彼女に助言をしていると思いますが、人の意見を聞く状態でないようにも見えます。とすれば、彼女の行動に歯止めをかけるのはかなり難しいかもしれませんね……」
2017年05月11日3月場所を終始盛り上げた横綱・稀勢の里と、その横綱が故障のため不在のなか、巡業先で人気を集めた弟弟子の高安。相撲界は彼ら2人が牽引する「キセタカ時代」に入っている。キセタカの活躍が目立つなか、次世代を担う若手たちもまた着々と力をつけている。そんな新鋭の活躍こそが、相撲界をさらに盛り上げるために不可欠な要素だ。そこで、キセタカ時代を盛り上げる若手たちを、相撲レポーターの横野レイコさんが解説! 【豊山】恵まれた体格、オーラ……スピード出世は止まらない! 豊山は、昨年夏の入門から、7場所で幕内入りと順調に出世。 「入門当時から『すごいのが入ってきた』と噂になり、出稽古に来た白鵬が直々に胸を出したほど。今回、時津風部屋伝統のしこ名である『豊山』を継承しましたが、その名前に負けない素質、身体能力、頭の回転の速さ、と強くなる力士の条件を備えています。どこか色気を感じさせる関取でもありますね」(横野さん・以下同) 【阿武咲】厳しい稽古を離れた素顔は、カラオケ好きなイマドキ青年 阿武咲は稀勢の里に憧れ、高校を中退して角界入り。 「現役当時『白いウルフ』と呼ばれ人気のあった阿武松親方が手塩にかけて育てた秘蔵っ子。突き押しの相撲が幕内でどこまで通用するか楽しみですね。素顔は現代っ子で、カラオケが大好き。親方と一緒のときは演歌を、若手と一緒のときはEXILEを熱唱、と使い分けができる器用な現代っ子です」 【貴公俊・貴源治】双子で切磋琢磨しながら追求する“貴乃花イズム” 貴公俊・貴源治の2人は、15歳のとき、相撲未経験ながら貴乃花部屋に入門した双子力士。 「弟の源治が今場所から十両に。兄の公俊は幕下にいますが、双子で仲がよく、『親孝行をしたい』との一念で切磋琢磨しています。取材では自分の取り口を明快に分析し、明るくよく話してくれます」
2017年05月11日シンガーソングライターであるピコ太郎が、『カンナムスタイル』のミュージックビデオがYOUTUBE再生回数ギネス記録を更新するなど世界的な有名人となった韓国人アーティストPSYの新曲『I LUV IT』のミュージックビデオに出演しており、日韓両国で話題となっている。 PSYは10日、韓国ソウルで新曲発売の記者会見をし、ピコ太郎に対し「『PPAP』のピコ太郎にオファーした。(PSYの)所属事務する日本支社を通して僕に感謝の言葉を伝えてきくれた。自身(ピコ太郎)のミュージックビデオは、僕(PSY)の影響もあったそうだ」と述べ、続けて「『僕のMVに出てくれないか』と頼んだところ、快く出演してくれた」と紹介した。 また、ピコ太郎は10日、自身の公式Twitterに「ようやく言えたぴ!PSYさんの新曲にイ・ビョンホンさん等とゲスト出演したのですぴこぉぉぉ!!」と報告している。 これに対しネットでは「ピコさんをもうちょっと出せー」「めっちゃ凄い~ビョン様とPSY様と共演なんて」「一瞬だけど超目立ってた」と反応を見せており、韓国では、「ピコ太郎!?うそだ!すごい…」「奇跡の共演!さすがPSY」と驚きの声が上がっている。 ピコ太郎がゲスト出演しているPSYの『I LUV IT』ミュージックビデオは配信開始15時後には、400万を超える再生回数となっている。
2017年05月11日(写真:アフロ) 不朽のディズニー・アニメーションを完全実写化した映画『美女と野獣』が世界中で大ヒット。日本でも4月21日に公開されるや観客動員248万人、興行収入36.5億円を突破した(4月30日現在)。そこで、この作品の監督と作曲家にも取材した映画ライター・鴇田崇さんに、映画がさらに楽しくなるトリビアを教えてもらった。 ■ハーマイオニー以前の4歳からベルに夢中だったエマ 実写版でヒロイン・ベルを演じるのが『ハリー・ポッター』の優等生ハーマイオニー役でおなじみのエマ・ワトソン! 「エマがハーマイオニー役に選ばれたのは9歳のときですが、その前の4歳のころから『美女と野獣』を見ていて、もっとも好きな映画だと語っています。6歳で女優を志し、『実写版では絶対にベルを演じる』と心に決めたそう」(鴇田さん・以下同) ■『ラ・ラ・ランド』との奇妙な縁。両作に出演する日系人ソノヤ・ミズノ! 「エマは映画『ラ・ラ・ランド』のヒロイン役もオファーされましたが、辞退して夢だったベル役を選びます。一方『ラ・ラ~』でオスカーにノミネートされた俳優ライアン・ゴズリングは当初、野獣役の候補でした。また『ラ・ラ~』でヒロインの友達役として出ていた日系人のソノヤ・ミズノは、本作では王子のお妃候補の1人として出演。2つのミュージカル映画には不思議な縁があります」 ■ベルのドレスには2,160個ものスワロフスキーが! 「ベルの象徴ともいえるドレスは踊って美しく見えるように、羽根のように軽いサテンのオーガンジー55メートルを黄色に染めました。ドレスの表部分には金の葉の優美な飾りもプリントされ、スワロフスキーが2,160個も使われて、華麗な衣装に。また小指の指輪は、“ベルのお母さんのもの”とエマが提案したそうです」 ■映画『アナと雪の女王』の雪だるま・オラフも出演!? 「ベルが暮らす村のモテ男ガストンを崇拝するお調子者ル・フウを演じるジョシュ・ギャッドは『アナ雪』のオラフ役を熱演し、アニー賞を受賞しました」 ビル・コンドン監督から、撮影秘話を聞いた鴇田さん。 「ジョシュが乗る馬が、暴れ馬で彼のことを気に入らず、そっぽを向いたりしていたと教えてくれました。ガストンが颯爽と馬から飛び降りるその後ろで、必死になっているジョシュを探してみて!」 ■日本語吹替え版のベル役・昆夏美は、ベルの大好きな『ロミオ&ジュリエット』のジュリエットでデビューしていた 「アニメーション映画の公開年に生まれた昆さんは、音楽大学在学中の’11年に『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役でプロデビュー。その後も『ハムレット』のオフィーリアをはじめ、ミュージカルの大役を次々に射止めた若手実力派で、新世代の歌姫と呼ばれています」 公開10日で興行収入は『アナ雪』超え!ベルと野獣のダンスに「涙が止まらなかった」という声が続々の実写版『美女と野獣』。これは見逃せません!!
2017年05月11日「私がひどい虐待を受けているときに、あの方の……“豚野郎”って言っちゃいますね。ワハハハハ」 5月5日、都内で行われた泰葉(56)のライブには多くのマスコミが詰めかけていた。その発言に注目が集まる中、彼女は冒頭のようにぶちまけ始めた。いま何かと話題を呼んでいる泰葉。発端は、ブログでの発言ぶりだ。4月24日、彼女はこう切り出していた。 《私、泰葉事 海老名泰葉は元夫、春風亭小朝事花岡宏行を20年にわたる (中略)全てを網羅した虐待をここに告発します》 春風亭小朝(62)を“恐怖の金髪SM豚野郎”と呼び、元夫による暴行・いじめ・異常性行為などの虐待に苦しんできたと明かしたのだ。29日には小林麻央(34)と同じブログを汚したくないとして撤退を示唆。30日には恐喝容疑で逮捕された坂口杏里(26)を養子にする計画があったと明かすなど、仰天発言を連発。ネット上でも心配の声が上がっていた。 ライブの日、久しぶりに登場した彼女は金髪ショートカット姿。10分遅れで会場に登場すると、ハイテンションで話し続けた。曲の合間には騒動についてのトークを展開。小朝については「名前言うのも面倒くさいんで豚野郎にします」として、こう続けた。 「本当にひどい虐待を受けていて傷跡もあるんです。私は青あざになりやすいんですよ。ちょっとぶつけただけであざになるんですけど、ほとんど全身あざだらけ」 ライブでは元夫への暴言にとどまらず、次々と持論を展開していった。坂口杏里を養子にする件については、結婚していたときから彼女を「いい子だな」と思っていたこと、過去にもひどい目に逢っていた女性を更生させた経験があること、そして現在25歳のネパール人男性も養子縁組しようとしていることなども明かした。 「だからね。杏里ちゃんだけ突発的に思い立ってやったことではなく、私にはちゃんと立証があるんです。ここ、女性自身さんもちゃんと書いておいてください」 場当たり的な考えではなかったと強調していた泰葉。だがその後、こんな持論も……。 「安倍ちゃんもモリモト学園(※森友学園の間違い)で大変だったみたいですが、何とか持ち直したようです。あのユキエ夫人(昭恵夫人の間違い)というのは色んなところに声をかけているから自業自得なのかも。あの方は、お嬢さまですからね!」 かと思えばピアノの演奏中に突然、涙をぬぐう一幕もあった。 「(美空)ひばりさんに励まされました。『人生一路』、本当にこれを聴いて私は虐待に耐え抜きました。ひばりさんがいなかったら今日の私はございません!」 そう主張したが、歌いだしたのはなぜか『人生一路』ではなく『お祭りマンボ』。そして最後に、こう宣言した。 「いま一分一秒を争う虐待に遭っている人がいます。そういう人たちのために、もし私にそういう力ができたなら、シェルター、隠れ家のようなものを作って……」 一部報道によると、今月中に改めて記者会見を開く予定だという泰葉。小朝に対しても「訴えたかったらどうぞ。私にはすごい弁護団がついている!」と強気の姿勢を崩していない。お騒がせキャラを“再発”させた泰葉。いばらの道はまだまだ続きそうだ――。
2017年05月11日「一般の方がアパート建設に踏み出すのは、相続税の節税が目的です。相続税は’15年の改正で、課税対象が広がりました。相続税を払わねばならない人が増え、節税ニーズも高まっています」 そう話すのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。今、特に地方で増えている賃貸アパートの建設。貸家の建設数は5年連続の増加で、’16年は8年ぶりに40万戸を超えた(国土交通省)。アパート建設の増加は、従来の業者ではない一般の人の参入が一因と考えられるという。銀行でお金を借りることで資産額が相殺され、相続税対策になるといわれるが、そんなにうまくいくものなのか?荻原さんが解説してくれた。 「節税の仕組みは、次のとおりです。まず、相続税はすべての資産を評価し、現金に換算して課税されます。5,000万円の現金はそのままの金額で評価されますが、周辺地価から5,000万円とみなされた土地は、その70~80%、3,500万~4,000万円と評価されます。つまり現金より土地のほうが、相続税の基になる評価額が低くなり、そのぶん納税額が安くなります。また、『土地に建物がある』『賃貸物件がある』などの場合、さらに評価は下がり、節税になります。加えて、アパート建設のためにローンを組むと、負債であるローン残高は相続財産と相殺できます。1億円の資産があっても、ローン残高が5,000万円なら、相続財産は5,000万円とみなされるのです。こんな説明を受け、『超低金利の今がチャンス』などと言われれば、前向きになる方もいるのではないでしょうか」 年初からの金融庁の調査で、一部の地方銀行が、顧客を建設業者に紹介している実態が明らかになった。契約が結ばれると、銀行は建設請負金額の0.5~3%を手数料として受け取るという。 「とはいえ、アパート経営など初めてという方は不安が大きいでしょう。これに対し建設業者は、建てたアパートを一括で借り上げ、空室があっても一定の家賃を保証する『サブリース契約』を提案します。面倒な手続きや管理はすべてお任せで、家賃が保証されるなら……と心が動き、アパートローンは安定した家賃収入があれば返済できると判断する方もいるでしょう。しかし、ここに落とし穴があります。家賃保証は多くの場合、一定期間ごとに見直され、空室が多いアパートは保証額が引き下げられます。家賃収入がローン返済額を下回って、困窮する方もいます。また、リフォームなども指定業者が行うことが多く、費用が割高になる場合もあります。建設請負契約の際に、さまざまなコストについてきちんと説明していないケースも見受けられます」 だが、荻原さんは「アパート経営そのものが悪いわけではない」と語る。 「ただ業者任せにするとコストがかかり、儲けは減っていきます。決して人任せにせず、自分自身でアパートを“経営する”という覚悟が必要なのです。相続税対策は、アパート経営のほかにもさまざまな方法が考えられます。税務署や税理士などにも相談し、幅広い選択肢を集めたうえで、じっくり検討してください」
2017年05月11日あなた自身が、もしくは家族が、がんで“余命宣告”を受ける日が来るかもしれない。目の前に死を突きつけられたとき、冷静ではいられないだろう。しかし“残りの時間”を知ることで、新しく開ける人生もあるという。 「余命から目を背けなかったからこそ、思い切って、長年抱いていた願いを実現できました。“死への準備”は整っています」 晴れやかな表情で語るのは、日本のファイナンシャルプランナーの草分けで、「FPの母」の異名もある小野瑛子さん(77)だ。体調不良を感じ始めた’15年3月を振り返る。 「そのころから息切れが激しくなり、7月には50キロあった体重が40キロに……。38度の熱が続いたことで病院に行くと、肺がんによって左肺の機能がほぼ100%失われていることがわかったんです。治療の中心は放射能と抗がん剤。年齢的に手術には耐えられないため、完治は望めない状態でした」 それでも取り乱すことがなかったのは、小野さんは6歳のときに、原爆爆心地から1.5キロの場所で被爆しているからだ。 「被爆者は、がんを発症する確率が非被爆者の2倍といわれているので、若いときから覚悟はしていました。それに、さすがに現役世代ならもっとショックを受けていたかもしれませんが、もう後期高齢者ですからね。むしろ息子や娘のほうがオタオタしていました」 だが、余命期間については小野さんの心情をおもんぱかってか、主治医はなかなか教えてくれなかった。 「私が誘導するように質問をして、ようやく『(閉塞性)肺炎を起こせば、明日かもしれません』と聞き出しました。そして、余命を知ったことで、仲間が生前葬を執り行ってくれたんです。みんなからの寄付で、ドレスもプレゼントされ、大事な人たちにお別れの挨拶ができました」 自分のやり残しは何か、延命治療は受けたくない、最後は痛みを取り除いてホスピスで穏やかに過ごしたい……。“その後”の生き方も冷静に考え抜いた。ただ、悔いのない最期を迎えるためにはお金も必要だ。ここからの行動は、まさに“FPの母”ならではだった。 「かつてFPとして生命保険関係の原稿を書いていたころ、まだ創業間もないプルデンシャル生命を取材する機会があったんです。通常の死亡保障に、日本で初めてリビングニーズ特約を導入したことを記事に書いたんですが、“これはいい”と、53歳のときに自分も加入しました」 リビングニーズとは、被保険者が余命6カ月と診断された場合、死亡保険金を生きているうちから受け取れるというもの。受け取ったリビングニーズ保険は2,800万円。小野さんはこのお金を、4等分した。 「本来、死亡保険金は家族が受け取るもの。私が全部使っちゃうわけにもいかないので、息子と娘に4分の1ずつ生前贈与しました。子育て真っ最中の息子と娘にとっては、今使えるお金が喜ばれると思って……」 さらに保険金の4分の1は、余命が延びた場合のため、治療費や緩和ケアの入院費、公的な保険料や税金の支払いなどに備えて手をつけず、銀行へ。通帳と印鑑は家族に預けている。そして最後に残った4分の1は、やり残したこと、好きなことに使おうと決めた。 「家族があきれるほど、最初の1年で散財しました。そのくらい思い切ったことができるんですね。温泉旅行や海外旅行にも行きましたが、私のライフワークにもお金を使いました。被爆者として原爆の語り部の活動も、交通費や宿泊費の心配をせずに地方に足を運べ、可能な限り若い世代に体験を伝えられました。私の母も被爆しておりますが、原爆投下2年後に書いた英文手記の、翻訳版を、自費出版できたんです」 そして、娘家族と同居し、孫にも囲まれた幸せな暮らしだったが、「最後のわがまま」として終の棲家も購入した。 「抗がん剤治療も先日終わって、昨日は映画を見に行きました。好きな物を食べて、眠いときに寝る。多少、せきが出ていますが、まだまだ元気です。“余命半年”で保険金をもらったのに、2年も生きているから『死ぬ死ぬ詐欺』だなんて言われるかも(笑)」
2017年05月11日