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CS放送「衛星劇場」にて、こまつ座『母と暮せば』(2024年版)が12月29日(日) にテレビ初放送される。『母と暮せば』は、ヒロシマ(『父と暮せば』)、オキナワ(『木の上の軍隊』)に続き、ナガサキを描くこまつ座「戦後“命”の三部作」の第3作で、初演、再演に続き、富田靖子が母・伸子を、松下洸平が息子・浩二を演じる。さらに、『こまつ座「母と暮せば」24年版含む3公演分一挙放送』と題して、2018年版と2021年版も放送される。また、放送を記念して富田靖子、松下洸平のインタビューが到着した。富田靖子、松下洸平 インタビュー左より)松下洸平、富田靖子撮影:宮川舞子──『母と暮せば』は2018年に初演され、2021年に再演、そして3年を経た2024年に三たび上演するという形になりました。再々演が決まったときはどのようなお気持ちでしたか?富田最初に連絡を受けたのは前回の長崎公演のときでした。でも、その公演は「明日みんなで頑張るぞ!」という前日に、コロナ禍の影響で中止になってしまって。それから数時間後に演出の栗山民也さんから、「再々演、絶対にやるよ!」という直筆のメッセージをいただいたんです。松下前回のそうした悔しさがあっただけに、またやれることが決まって本当に嬉しかったです。それに、3年前には回りきれなかった場所でも今回は公演ができたので、喜びもより大きかったです。この『母と暮せば』は栗山さんがとても大切にしていらっしゃる作品ですし、僕ら演者も、やり続けるべき作品だと思っています。それに、何よりも長崎に住む皆さんが心待ちにしてくださっているのをこの3年間ずっと感じていたので、気を引き締め臨まないといけないぞという気持ちにもなりました。──今回の再々演に向けて、演出面での変化はありましたでしょうか?3年前の再演のときにお2人にインタビューをさせていただいた際は、栗山さんが母と子の距離感や会話によりリアリティを持たせるようになったとお話しをされていました。富田今回はそのこだわりがより一層、強くなったなと感じました。「家の中なんだから、そんなに大きな声は出さないでしょ」って言われたり(笑)。松下そうでしたね。“これ、客席に声が届くのかな……”って不安になるときもありました(笑)。でも、栗山さんが大事にしているのは、そうした日常的な風景なんだと思います。何よりも、“母の伸子と息子である浩二がそこにいる”ということをお客様に届けたいと思っている。だから、僕たちも、いい意味でお客様の存在を感じないようにしているんです。目の前にあるのは客席ではなく、家の庭であり、その向こうには長崎湾が広がっているんだと常に想像していて。 そうすることによって、反対にお客様たちのほうが僕たちの世界に入ってきてくれるし、親子の暮らしを覗き見しているような感覚になってもらえる。だからこそ、当時の様子をより濃くお伝えすることができて、観ていただいた皆さんの心や記憶に残るようなお芝居になったのではないかと思います。──この『母と暮せば』は富田さんにとっては初めての二人芝居でしたよね。富田はい。最初はお声を掛けてもらってすごく嬉しかったんです。でも、台本が届いて、台詞の量に驚いて。栗山さんには言えなかったのですが、演出助手の方に「これは人が覚えられる量ですか?」って聞いたほどでした。松下そうなんですか!?(笑)富田そしたら、「覚えられます」とさっぱりと言われて(笑)。同時に、「そうは言っても、二人芝居はいちばん難しいですよね」ともおっしゃられたので、“えっ、うそ!?それは早く言ってくれなきゃ困るよ!”と思いながら稽古をしていました(笑)。松下確かに台詞量は多いですよね。だけど、こうして100回以上も本番を重ねてきたこともあり、今はその膨大な台詞が100%どころか、150%ぐらい体に染み付いている。それってすごくいいことだなと思うんです。“次の台詞はなんだっけ?”と考える必要もなく、勝手に口から出てきますから。それに、本番中に頭で台詞を考えなくていいので、その分、母親の気持ちも慮れるようになるんです。靖子さんの台詞を聞きながら、“今、母さんはどんな気持ちで僕(浩二)に話しかけているんだろう”とか。舞台ってどれだけ稽古を重ねても、どうしても本番で緊張してしまうものですが、この作品ではそんなことを一切考えずに物語の中に入っていける。それができるのは、本当に幸せなことだなと思います。──最後に、放送を楽しみにされている方にメッセージをお願いします。松下映像でもしっかりと作品に込められた想いをお届けできるように一生懸命演じましたので、一人でも多くの方にご覧いただければと思います。栗山さんもおっしゃっていましたが、この演目は続けていくべき作品ですし、画面を通じて、親子の絆や彼らの物語に触れて、何かしらを感じとっていただけると嬉しいです。富田本当に松下さんの言葉どおりで。多くの方にご覧いただくことで次の上演に繋がっていきますので、のちの世代に残す意味でも放送を見ていただき、多くの方にこの作品を伝えていっていただければと思います。文:倉田モトキ<番組情報>こまつ座『母と暮せば』(2024年版)2024年12月29日(日) 17:30~19:00 CS衛星劇場にてテレビ初放送【公演情報】2024年8月18日~31日 東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA ほか原案:井上ひさし作:畑澤聖悟演出:栗山民也出演:富田靖子、松下洸平【あらすじ】1945年8月9日の原爆で壊滅的な被害を受けた長崎で、ひとり暮す伸子。彼女は息子・浩二を原爆で亡くしていた。あれから3年、ようやく息子の死を受け入れられるようになった伸子の前に、浩二が亡霊となって現れた──。こまつ座『母と暮せば』(2018年版)2024年12月29日(日) 14:30~CS衛星劇場にて放送こまつ座『母と暮せば』(2018年版) 撮影:宮川舞子【公演情報】2018年10月5日~21日 東京・紀伊国屋ホール原案:井上ひさし作:畑澤聖悟演出:栗山民也協力・監修:山田洋次出演:富田靖子、松下洸平『父と暮せば』の対になる作品を残すという井上ひさしの構想を受け継ぎ、山田洋次監督が製作した映画『母と暮せば』を舞台化。第26回読売演劇大賞では、演出の栗山民也が大賞・最優秀演出家賞、松下洸平が杉村春子賞を受賞した。こまつ座『母と暮せば』(2021年版)2024年12月29日(日) 16:00~CS衛星劇場にて放送こまつ座『母と暮せば』(2021年版) 撮影:宮川舞子【公演情報】2021年7月3日~7月14日 東京・紀伊國屋ホール原案:井上ひさし作:畑澤聖悟演出:栗山民也出演:富田靖子、松下洸平こまつ座「戦後“命”の三部作」の第3作が待望の再演。井上ひさしの遺志を受け継いだスタッフ・キャストにより、数々の賞を受賞した奇跡の物語がさらなる進化を遂げる。こまつ座『母と暮せば』(2024年版)詳細はこちら:衛星劇場ご視聴はこちら:こまつ座『母と暮せば』(2024年版)予告動画
2024年12月20日舞台『君のクイズ』が、2025年4月3日(木) から20日(日) まで東京・IMM THEATER、4月25日(金) から27日(日) まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。原作は、2023年に第76回日本推理作家協会賞を受賞した小川哲による同名クイズ小説。生放送のクイズ番組に出場した三島玲央は、対戦相手の本庄絆が、問題も読まれぬうちに正解し、優勝を果たすという不可解な事態をいぶかしむ。真相を解明しようと本庄について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになり――。三島と本庄というふたりのクイズプレーヤーを、少年忍者のメンバーとして活躍する北川拓実と小田将聖がW主演で務め、原作の世界観はそのままに、ミステリーでも人間ドラマでもある本作にしかない独特な臨場感をステージで届ける。演出は、ダンスユニット「コンドルズ」のメンバーでもある小林顕作、脚本はうさぎストライプ主宰の大池容子が務める。■三島玲央役:北川拓実 コメント三島玲央役を演じさせていただく北川拓実です。ミステリー系の作品は初挑戦なので、舞台上でどう表現するのか今からワクワクしていますし、観ている方々が推理を楽しめる作品になるよう稽古に励んでいきたいです。また今回はメンバーの将聖とW主演ということで心強く、一緒に稽古から芝居を作り上げていけることに嬉しさを噛みしめています。キャストの皆さん、演出家さん、スタッフの皆さんと力を合わせて『君のクイズ』を盛り上げていきますのでご声援のほどよろしくお願いします。■本庄絆役:小田将聖 コメント本庄絆役を演じさせていただきます小田将聖です。今回この舞台のお話をいただいたときは正直とても驚きました。「自分が主演で大丈夫か?」という不安もありましたが、このチャンスを楽しみながら頑張りたいと思っています。また、同じグループの拓実くんとW主演を務めさせていただくので、2人で力を合わせながら、この舞台をしっかりと引っ張っていけるよう全力で挑みます。ぜひ劇場にお越しください!■演出:小林顕作 コメント今回演出をさせていただく小林顕作です。この作品は小説の舞台化ということで、視覚的なモノが、読者によって様々に解釈出来るので、舞台に起こす上でどういう味付けや、舞台ならではのアレンジをしようかとワクワクしております。ただそれは、物語の核心を小説の熱量そのままに伝える手段です。クイズに関わる人間の、繊細で熱い物語を、皆さまに楽しんでいただけますよう頑張ります!■脚本:大池容子 コメント脚本を担当させていただく、大池容子です。今回『君のクイズ』を舞台化するにあたって、ミステリーとして完成度の高い原作の魅力はそのままに、本作に登場するクイズプレイヤーたちの“ちょっと変わっているけどカッコいい”ところを演劇的な仕掛けを使って描けたらいいな、と思っています。ぜひ劇場にお運びください!■原作:小川哲 コメントこのたび、若くて才能のある方々に『君のクイズ』の舞台を演じていただけるということで、大変光栄です。執筆時は自分の作品が、演出家や俳優の方々に舞台にしてもらえることなど想像もしていなかったので、あのシーンやあのセリフがどういう形で具体化するのか、とても楽しみにしております。原作者というよりも、ひとりの読者として、皆さんと一緒に公演を待ちたいと思います。<公演情報>舞台『君のクイズ』原作:小川哲『君のクイズ』(朝日新聞出版)演出:小林顕作脚本:大池容子出演:北川拓実小田将聖ほか【東京公演】2025年4月3日(木)~20日(日)会場:IMM THEATER【大阪公演】2025年4月25日(金)~27日(日)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール公式サイト:
2024年12月20日米黒人映画批評家サークル賞(The 2024 Black Film Critics Circle)が発表された。作品賞に輝いたのは、『SING SING』。この映画ではさらに、コールマン・ドミンゴが主演男優賞、クラレンス・マクリンが助演男優賞、また全キャストがアンサンブル賞を受賞している。主演女優賞は『ウィキッドふたりの魔女』のシンシア・エリヴォ。助演女優賞は『ピアノ・レッスン』のダニエル・デッドワイラー。監督賞は『Nickel Boys』のラメル・ロス。この映画は脚色賞、撮影賞も受賞した。脚本賞は『ブルータリスト』、アニメーション賞は『野生の島のロズ』だった。文=猿渡由紀『SING SING(原題)』2025年4月11日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開(C)2023 DIVINE FILM, LLC. All rights reserved.
2024年12月20日忘れらんねえよのライフワークである主催イベント『ツレ伝』の記念すべき100回目公演として、2025年6月28日(土)東京・豊洲PITで『ツレ伝100th Anniversaryツレ伝フェス2025』を開催。その第1弾出演アーティストとして、Hump BackとPK shampooの出演が発表された。Hump Backは、『ツレ伝フェス2023』に出演予定ながら、開催直前にライブ活動を休止することとなり出演することができなかったが、メンバー全員が出産を経てライブ活動を再開したことにより今回の出演が実現。PK shampooは、2024年のスプリット型ツアー『酒クズとツレ伝。』で忘れらんねえよと全国4カ所を回り、熱い対バンツアーを繰り広げたこともあり、この100回記念公演でどんなステージを見せてくれるのか、約一年ぶりの戦いに注目だ。出演アーティストは今後順次発表される予定。『ツレ伝』の記念すべき100回目公演となる豊洲PITのステージにどんな忘れらんねえよの“ツレ”たちが集結するのか、今後の発表に期待したい。チケットの最速先行は12月22日(日)23:59までとなっており、最速先行で申し込むともれなく特製ロゴステッカーがプレゼントされる。<イベント情報>ツレ伝100th Anniversaryツレ伝フェス20252025年6月28日 (土)東京・豊洲PITOPEN12:00 / START13:00出演:忘れらんねえよ / Hump Back / PK shampoo / and more【チケット情報】7,700円(税込/ドリンク代別途)最速先行受付期間:12月22日(日) 23:59まで()【関連リンク】ツレ伝フェス2025特設サイト忘れらんねえよ オフィシャルサイト
2024年12月20日椎名林檎が6年ぶりに開催したアリーナツアー『(生)林檎博’24―景気の回復―』11月21日・23日・24日埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演の模様を記したオフィシャル・ライブレポートがオフィシャルサイトで公開された。本ツアーは10月5日青森県営スケート場・盛運輸アリーナを皮切りに、全国7会場10公演で開催。数年に一度だけ開催する『Ringo Expo』のステージの模様を記したテキストやライブ・フォト・ギャラリーを楽しむことができる。『(生)林檎博’24―景気の回復―』オフィシャル・レポート: ヤオタケシ<リリース情報>アルバム『放生会』発売中『放生会』ジャケット初回限定盤:3,960円(税込)・ケース付きハードカバー・ブック仕様通常:3,300円(税込)椎名林檎 オフィシャルサイト
2024年12月20日劇作家・横山拓也による演劇ユニット、iakuによるリーディング公演『ユアちゃんママとバウムクーヘン』が、2025年2月21日(金) から25日(火) に東京・新宿眼科画廊 地下で上演される。『ユアちゃんママとバウムクーヘン』は、小説新潮で2024年2月に発表された横山の短編小説。ドイツで本場のバウムクーヘンの取材を終えて帰国したトラベルライターの敏夫は、その足で小学生の息子のサッカーの試合会場へ急いだ。息子ジュンと、その友だちユアちゃんが所属するサッカーチーム「レアル岡町」は、晴れて県大会へ進出。なりゆきでチームの夏合宿の下見担当を引き受けた敏夫は、取材記事の締切が迫る中、コーチとふたりで長野県の戸隠へ1泊2日の視察旅行へ向かうことに。ところが、当日待ち合わせ場所にいたのは、ユアちゃんママだった。“ジュンくんパパ(敏夫)”の一人称で進行する本作を、講談師・神田松麻呂が熱烈に語り上げ、ミステリアスな“ユアちゃんママ”を、俳優・橋爪未萠里が妖しさたっぷりに表現。小説・講談・演劇の3つの魅力をミックスした、新たな形のリーディングとなる。■横山拓也 コメント2022年に長編小説『わがままな選択』(河出書房新社)を上梓してから、文芸誌で短編小説を書く機会を何度かいただいています。自分の戯曲を原作にすることが多いのですが、この『ユアちゃんママとバウムクーヘン』は、小説新潮(2024年2月)へのオリジナルの書き下ろしです。ある男性が、息子の同級生の母親(いわゆるママ友)とふたりで1泊しなければいけなくなるというハプニングを描いたコミカルな物語です。さて、出演者の神田松麻呂さんとは、2022年11月の二ツ目昇進記念の講談会にお邪魔してから交流がはじまりました。今回のリーディングの企画が立ち上がり、「優しいけど不器用な男」の一人称で進む本作を語る人物として、こんな適任者はいないと思ってお声掛けしました。試しに読んでみてもらったところ、講談節が妙にハマり、この感じに演劇的なエッセンスを混ぜ込んでいけば、新鮮な面白味を見出せそうだと感じています。そして、タイトルにもなっている「ユアちゃんママ」という謎の女性役は、僕がもっとも信頼している俳優のひとり、橋爪未萠里さんが務めます。小説と講談と演劇、それぞれの魅力がミックスされて、きっと新しい形のリーディングが生まれると思います。どうぞご期待ください。■神田松麻呂 コメント講談師の神田松麻呂で御座います。今まで客席で拝見していた、iakuの作品に参加出来ること、横山さん、橋爪さんと共に作品創りが出来ること、大変嬉しく思っております。講談師としての日々の活動では、誰かに演出してもらう機会はなく、また、舞台上は常にひとりなので共演者も居りません。ですので、日々の活動では得られない体験が出来る!と今からワクワクしております。どうかご来場いただけましたら幸いです。お待ちしております。■橋爪未萠里 コメント「これは松麻呂さんにしかできないんじゃないか」ってくらい作品も登場人物も松麻呂さんにピッタリです。初読みでの感動を皆さんにお届けできるよう尽力します。それと本番2日目の2月22日は私の誕生日です。一緒に過ごせたら嬉しいです。誕生日は前後1週間楽しめるタイプです。よろしくお願いします!<公演情報>iaku『ユアちゃんママとバウムクーヘン』作・演出:横山拓也出演:神田松麻呂、橋爪未萠里2025年2月21日(金)~25日(火)会場:東京・新宿眼科画廊 地下iaku 公式サイト:
2024年12月20日ジェームズ・ガン監督が手がける新生DCスタジオの第1作となる長編映画『スーパーマン』が、2025年夏に日本で公開される。1938年にアメリカの出版社DCコミックスから発行されたコミック『Action Comics #1』で初登場したスーパーヒーローのスーパーマン。その歴史は、日本でもおなじみのバットマン、ジョーカー、スパイダーマン、アイアンマン、キャプテン・アメリカといった数々の人気キャラクターよりも長く、アメコミ史上最も歴史のあるヒーロー=アメコミヒーローの原点としてこれまで世界中で愛され続けてきた。その歴史の中でこれまで幾度となく映像化されてきたスーパーマンだが、本作は完全な新作映画となる。今回新たにスーパーマン/クラーク・ケントを演じるのは、デイビッド・コレンスウェット。無敵なヒーローとしてのスーパーマンと、正体を隠すため大手メディア「デイリー・プラネット」で新聞記者として平凡に働くクラーク・ケントという全く異なるふたつのキャラクターを演じる。ガン監督も「デイビッド・コレンスウェットは演技の素晴らしさでみんなを驚かせるでしょう。彼は私が今まで一緒に仕事をした中で最高の俳優のひとり」と太鼓判を押している。またスーパーマンの正体を知る恋人であり、同じくデイリー・プラネット社で働くロイス・レインを演じるのは、レイチェル・ブロズナハン。スーパーマンに“正しさ”を示す道標として彼を献身的に支えながらも、日々試行錯誤し葛藤する様子を熱演する。そして、スーパーマンの最大の宿敵であり、最高の頭脳を持った天才大富豪レックス・ルーサーを演じるのは、ニコラス・ホルト。彼はスーパーマンを地球にとって危険な存在であると考え、対抗心を燃やしている。自力で億万長者となり、その巨万の富でハイテク兵器と武器の開発を進め、スーパーマンを打ち倒すべく、その時を待っている。併せて公開となった超“スーパー”特報は、スーパーマンが戦いで傷つき、雪原に落下してくるという、これまでの完全無欠なスーパーマンのイメージを覆す衝撃的なシーンから幕が開ける。そんな彼のもとに大きな雪しぶきを上げながら一目散に駆け寄ってくるのは、彼の愛犬であり、相棒であるスーパードッグのクリプト。今回の特報ではクリプトが、小さな体ながらも、傷ついたスーパーマンのことをたくましくくわえ、懸命に助けようとする姿が映し出される。ガン監督は「この映像以上に、クリプトにはたくさんの魅力があります。」と語っている。さらに、スーパーマンが正体を隠し、デイリー・プラネットの記者・クラーク・ケントとして平凡に働く様子や、彼の同僚、そして恋人でもありながら、最大の理解者であるロイス・レイン、そして莫大な富を持つ巨大企業レックス・コープのCEOであり、スーパーマンの失墜を目論む、最大の宿敵のレックス・ルーサーも登場し、スーパーマンが既に世界に溶け込みながら、地球を守るために日々戦っている様子が収められている。映像後半では、多くの人々が「スーパーマン」の名前を連呼する声とともに、スーパーマンが爆発から人を守るシーン、子どもがスーパーマンに何かを願うシーンなど、希望の象徴としてのスーパーマンが描かれる反面、市民が彼を取り囲み、石を投げつけるシーンも映し出されており、スーパーマンの存在が決して、絶対的で完全なものではないことが伺える。監督は「スーパーマンがひとりの“人間”としてどういう人なのかを、ということを描いています。冒頭でこれまでのスーパーマンとは違った側面を観ることになります。なので、このファーストカットはとても良い場面だと考えています」と、本作で描かれるスーパーマンは、これまで描かれてきたスーパーマンとは違い、等身大の“人間”として描かれることを示唆している。また、特報映像にはジョン・ウイリアムズの名曲「スーパーマン」のテーマ曲をアレンジした楽曲が使われており、1978年に公開された『スーパーマン』(主演:クリストファー・リーブ)へのリスペクトと愛を感じると同時に、新たな『スーパーマン』への幕開けに期待が膨らむ内容となっている。ガン監督は本作の製作にあたっての気持ちを振り返りながら、「僕は、自身を興奮させ、感動させ、本物だと感じられる物語を作りたかったんです。そして、究極の善人である、スーパーマンというキャラクターの原点に忠実なスーパーマンにしたかった。この映画を通じて“優しさ”とは何か、“善人であるということ”とは、ということを皆さんに伝えたいと考えています」とコメントを残している。映画『スーパーマン』特報映像<作品情報>映画『スーパーマン』2025年夏公開公式サイト: TM DC (C) 2025 WBEI
2024年12月20日映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』が本日より公開中だ。本作は、〈神の子イエス〉と〈仏の悟りを開いたブッダ〉が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫している日常を描くギャグ漫画『聖☆おにいさん』(著:中村光/講談社『モーニング・ツー』連載中/既刊21巻)初の実写化作品。『銀魂』シリーズ、『今日から俺は!!劇場版』で知られる福田雄一が監督を務め、イエスを松山ケンイチ、ブッダを染谷将太が演じるほか、豪華キャスト陣が参加している。その中でも、福田監督作品に欠かせない俳優がいる。一見強面なビジュアルからは想像できないほど朗らかな表情で観客に親しみやすい印象を与え、福田組へ参加する際はまるで思いついたことをそのまま口にしているかのような独特なリズムとテンポ感で次々と台詞を繰り出す俳優・佐藤二朗。画面に登場すると、その場の雰囲気は全て佐藤二朗ワールドへと包まれ、観客だけでなく共演している俳優も巻き込み惹きつける、芸能界でも類稀な存在である。これまでに数多くの福田監督作品に出演しており、人気ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズでは、魔王を倒すべく旅をする主人公たちにお告げを伝える仏役として登場し、勇者一行たちとの中々かみ合わないやり取りで人気を博した。また、2017年公開の実写映画『銀魂』では、小栗旬が演じる主人公・銀時たちと対立する鬼兵隊の参謀・武市変平太役を演じ、原作の頭脳明晰なキャラクターは維持しつつ、共演した菜々緒も思わず笑いをこらえきれなくなるほどのアドリブを繰り広げている。さらに、2020年最も観られた実写邦画作品となった『今日から俺は!!劇場版』では、ヒロイン・赤坂理子(清野菜名)の父親であり、赤坂流当主・哲夫として時折り柔道の受け身などを交えながらアドリブを連発するなど、作品の雰囲気に合わせたコミカルな役どころで福田組に必要不可欠な存在となっている。そんな佐藤が最新作『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』で演じるのは、主人公であるイエスとブッダに修行を施す戦いの仙人役。「何を思いつくか分からないけど、思いついたこと言ってもいい?」と現場で念のため確認する佐藤に対し、「自由に!」と全幅の信頼を見せる福田監督。いざ始まった本番では過去イチレベルで延々と繰り出されるアドリブ芝居を前に、主人公のイエスとブッダを演じる松山ケンイチ、染谷将太も笑いをこらえるのに必死の様子。福田監督は役者を前に実演演出することで知られるが、それについて佐藤は「(その演技を超えなくてはならないから)本当に困る」と愚痴をこぼしており、本作においても笑いながら全然カットをかけずひたすら泳がせまくる監督に「首にすごい汗かいちゃったよ!」とぼやきが止まらない。また、先日開催された神々たちのワールドプレミアでも福田監督が「あんなにふざけたのヨシヒコ以来だと思う」「(笑いに耐え切れず)最終的に松山くんが下北弁になってましたもんね」と問題のシーンについて振り返り、松山も「あれが福田ワールド最大の9分間」と太鼓判を押すほどのシーンとなっている。前代未聞の“9分間”とは一体何なのか?ぜひ劇場に足を運び確かめてみてはいかがだろうか。<作品情報>『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』公開中公式サイト:中村光/講談社 (C)2024 映画「聖☆おにいさん」製作委員会
2024年12月20日2022年12月に上演された朗読劇『君の膵臓をたべたい』の再演が決定。新たなキャストを迎え、2025年4月5日(土)・6日(日) に東京・日本青年館ホールで上演される。原作は小説家・住野よるの同名小説。2017年に実写映画化、2018年にはアニメーション映画も公開された。主人公である「僕」は、病院で偶然『共病文庫』というタイトルの本を拾う。その本は「僕」のクラスメイトである山内桜良がつづっていた秘密の日記帳で、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが書かれていた。「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、家族以外で唯一桜良の病気を知る人物となった。「桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合っていくうちに「僕」、桜良という正反対の性格のふたりが、お互いに自分には欠けている部分にそれぞれ憧れを持つようになり、次第に心を通わせて成長していく。今回は主人公である「僕」を岡本信彦・梶裕貴、桜良を鬼頭明里・伊藤美来がWキャストで演じ、桜良の親友・滝本恭子を戸松遥、「僕」と桜良のクラスメイト・ガムの彼を中島ヨシキが担当。正反対の性格の「僕」と桜良が、桜良の秘密を通じ交流を深め、互いの距離を縮めていく様子を、会話劇を中心に丁寧に描き出す。脚本・演出は初演と同様に保科由里子が手がける。チケットはキャスト最速先行を2025年1月5日(日) まで実施中。キャスト最速先行では購入者特典として、申し込んだキャストの非売品L版ビジュアルブロマイドがプレゼントされる。朗読劇『君の膵臓をたべたい』2025 スタッフ・キャストコメント■原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』の単行本が発売されてから、まもなく十年を迎えます。こんな素敵なタイミングで、朗読劇が再演されること、とても嬉しく思います。2年前に開催された公演を拝見した際、声優さんたちの凄さに感動して原作者なのに泣いちゃいました。今回も素晴らしい方たちが作品を作り上げてくださっています。よかったらこのまたとないかもしれない機会を一緒に楽しみましょうってコメントです!ピース。■脚本・演出:保科由里子小説『君の膵臓をたべたい』を、「朗読劇」が持つ特性を最大限に活かした構成にしました。住野先生の素晴らしい物語を、素敵な出演者の皆さんと信頼のクリエイティブチームの皆さんと共に改めて創り上げてまいります。瑞々しくて、痛くて、愛しい、僕の人生のひとときを、桜良の季節に再びお届けできる喜びでいっぱいです。■僕役:岡本信彦朗読劇『君の膵臓をたべたい』の「僕」役をまたやれることになるとは思いませんでした。座組が変わればまた違った印象の物語になると思います。前回楽しんでいただけた方にもまた楽しんでもらえるよう、山内桜良への複雑な心境を表現できるよう頑張ります。■僕役:梶裕貴原作小説が出版された当時に拝読し、住野よる先生の描かれる物語世界に、とても新鮮な衝撃を受けたことを覚えています。そこから時を経て、まさか「僕」を演じさせていただける日が来るとは。とても光栄に思います。繊細というべきか、鈍感というべきか。高校生らしからぬ、ある種、達観した雰囲気を持った「僕」。そんな彼が桜良と出会い、少しずつ変化していく様子を丁寧に形にしていければと思っています。朗読劇ならではの『キミスイ』の世界を楽しみにお待ちください。■山内桜良役:鬼頭明里この度、朗読劇『君の膵臓をたべたい』にて山内桜良を演じさせていただきます、鬼頭明里です。とても儚くて繊細なこの作品を朗読劇で、桜良として生きられることをとても光栄に、そして楽しみにしています。そこでしか味わえない空気感、世界を素敵なものに出来るよう、少しでも力添えできたら嬉しいです。■山内桜良役:伊藤美来多くの方に大きく愛され続けている作品。実写やアニメーション、朗読劇などいろいろな形で表現されてきたストーリーなので、今から緊張感がありドキドキしていますが、尊敬する先輩方と共に、今の自分の精一杯で“山内桜良”を生きたいと思います。ぜひ劇場に足を運んでいただけると嬉しいです!■滝本恭子役:戸松遥たくさんの方から愛されているこの作品に出演することができることをとても嬉しく思います。個人的にこれだけガッツリ朗読劇をやらせていただくのは久しぶりなので緊張しておりますが、皆様に楽しんでいただけるよう精一杯演じていきたいと思いますのでよろしくお願いします!■ガムの彼役:中島ヨシキ「ガムの彼」を演じさせていただきます、中島ヨシキです。2022年の公演にも出演させていただきましたが、当時も作品のパワーと共演者の皆様との魂のぶつかり合いに心が震えたことを鮮明に記憶しています。今回出演させていただけること、とても嬉しく思っています。「ガムの彼」という役柄は、この公演にはとても重要な意味を持っています。改めて、身を引き締めて臨みたいです。今回も出演する皆様と、丁寧に、情熱的な公演を創り上げたいと思います!どうぞお楽しみに!<公演情報>朗読劇『君の膵臓をたべたい』2025原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)脚本・演出:保科由里子出演:岡本信彦梶裕貴鬼頭明里伊藤美来戸松遥中島ヨシキ【日程】2025年4月5日(土) 14:00 / 18:00僕役:梶裕貴山内咲良役:伊藤美来滝本恭子役:戸松遥ガムの彼役:中島ヨシキ2025年4月6日(日) 13:30 / 17:30僕役:岡本信彦山内咲良役:鬼頭明里滝本恭子役:戸松遥ガムの彼役:中島ヨシキ【会場】東京・日本青年館ホール■キャスト最速先行:2025年1月5日(日) 23:59まで岡本信彦先行()梶裕貴先行:()鬼頭明里先行:()伊藤美来先行:()戸松遥先行:()中島ヨシキ先行:()公式サイト:朗読劇「君の膵臓をたべたい」2025製作委員会
2024年12月20日サカナクションが、4月20日(土)~7月10日(水)まで開催したアリーナツアー『SAKANAQUARIUM 2024 “turn”』のツアーファイナル、神奈川・ぴあアリーナMM公演を収録した映像作品を、2025年3月26日(水)に発売することを発表した。このアリーナツアーは、山口一郎(vo/g)の体調不良によりライブ活動を休止していたサカナクションが約2年振りに開催したツアーで、全国8都市15公演で敢行された。復活を待ちわびた観客で埋め尽くされ、圧巻のパフォーマンスと多彩な楽曲、緻密なステージ演出がクロスオーバーした、サカナクションの「完全復活」を印象付けたツアーとなった。今回の映像作品化にあたり、ツアーの総合演出を務めた田中裕介が映像ディレクションからプロダクトデザインまでを担当。ライブのコンセプトを文字通り投影した商品となっている。完全生産限定盤Blu-ray / DVDは、今回のライブステージセットの象徴的な形態となるトライアングルをデザインに落とし込んだトライアングル・ボックス仕様。さらに特典映像として、ファイナル公演では披露されなかった「三日月サンセット」、「さよならはエモーション」のライブ映像を7月9日公演より追加収録。ドキュメンタリー映像なども合わせた貴重な映像ディスクが付属され、ブックレットにはメンバーのインタビューも掲載される。また、NF member完全生産限定セットには、完全生産限定盤Blu-rayに加え、特典ディスクとして、本編映像のライブ音源を収録した2枚組CD、さらに特典グッズとしてオリジナル・キューブパズルが同梱される。なお、Blu-ray盤は通常のステレオ音声に加えて、Dolby Atmosを採用。本商品リリースに先行して全国の映画館で上映され大きな反響を呼んだライブ会場ならではの臨場感を自宅でも堪能できるように再現されている。今作の発表に併せて、ティザー動画も公開中。サカナクション LIVE Blu-ray/DVD「SAKANAQUARIUM 2024”turn“」-teaser movie-<リリース情報>SAKANAQUARIUM 2024『turn』2025年3月26日(水)発売■NF member 完全生産限定セット(Blu-ray):15,620円(税込)【収録内容】DISC-1:本編映像DISC-2:特典映像豪華特殊仕様トライアングル・ボックス「NeSTREAM LIVE」視聴シリアルコード封入特典ディスク:ライブ音源2CD特典グッズ:オリジナル・キューブパズル■完全生産限定盤Blu-ray:10,560円(税込)DVD:10,560円(税込)【収録内容】DISC-1:本編映像DISC-2:特典映像豪華特殊仕様トライアングル・ボックス「NeSTREAM LIVE」視聴シリアルコード封入■通常盤Blu-ray:5,980円 (税込)DVD:5,980円(税込)【収録内容】DISC-1: 本編映像DISC-1※全形態共通01. Ame(B)02. 陽炎03. アイデンティティ04. ルーキー05. Aoi06. プラトー07. ユリイカ08. 流線09. ナイロンの糸10. ネプトゥーヌス11. ボイル12. ホーリーダンス13. 『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』 Remix 202414. ネイティブダンサー Remix 202415. ミュージック16. ショック!17. モス18. 新宝島19. 忘れられないの20. 夜の踊り子21. 白波トップウォーター22. シャンディガフDISC-2 特典映像NF member限定セット/完全生産限定盤 BD/DVD共通特典・「三日月サンセット」、「さよならはエモーション」(2024年7月9日公演より)・Documentary of SAKANAQUARIUM 2024 “turn”・初日映画公開記念舞台挨拶(2024年11月29日)●豪華特殊仕様トライアングル・ボックス※NF member限定セット/完全生産限定盤 BD/DVD共通特典・メンバーと田中裕介監督による楽曲解説ブックレット付●「NeSTREAM LIVE」視聴シリアルコード付※NF member限定セット/完全生産限定盤 BD/DVD共通特典 *ライブ本編のみ対応・「NeSTREAM LIVE」とは:ディスク収録映像をスマホやTVなどで、簡単にストリーミング再生にてご視聴いただける仕組みです。音声はステレオ、またはドルビーアトモスでお楽しみいただけます。(視聴可能期間:2026年3月25日まで)アプリ詳細はこちらをご参照ください。●特典ディスク(ライブ音源 2CD)※NF member限定セットのみ本編ディスクのライブ音源を2枚組で収録・スマホで簡単再生できる「プレイパス」サービス対応(ダウンロード有効期限:2026年3月31日まで)◎音声仕様 (*全形態共通)[Blu―ray]LPCM(96kHz 24bit)Stereo/ Dolby Atmos*ライブ映像のみDolby Atmos対応。Disc1、2共通。[DVD]LPCM(48kHz 24bit)Stereo◎字幕表示機能付き【関連サイト】サカナクション楽曲視聴リンクサカナクション公式サイト
2024年12月20日インドネシアを拠点に活動する今津景(いまづ けい)は、2022年にはドイツの『ドクメンタ 15』に、また2024年には韓国のチャンウォン・ビエンナーレとタイのバンコク・ビエンナーレに参加するなど、国際的にも高い評価を受けている現代美術家だ。彼女の初の大規模個展が、2025年1月11日(土)から3月23日(日)まで、初台の東京オペラシティアートギャラリーで開催される。1980年に山口県で生まれた今津は、2007年に多摩美術大学大学院美術研究科を修了し、2009年に若手作家の登竜門である『VOCA2009』で佳作賞を受賞して注目を浴びた。制作手法は、インターネットやデジタルアーカイブといったメディアから採取した画像を、コンピュータ・アプリケーションで加工を施しながら構成し、その下図をもとにキャンバスに油彩で描くというもの。2017年に制作・生活の拠点をインドネシアに移した後は、同国の都市開発や環境汚染といった事象に対するリサーチをベースにしつつ、様々なアーカイブ画像を画面上で結びつけることで、インドネシアの歴史や神話、生物の進化や絶滅といった生態系、フェミニズムや植民地化といった社会的な動きなど複数の時間軸を重ね合わせ、より普遍性をもつ作品へと発展させている。《Hainuwele》2023トゥムルン美術館(インドネシア)同展タイトルの『タナ・アイル』とは、インドネシア語の「土」を意味する「タナ」と「水」を意味する「アイル」を合わせた語。このふたつを合わせると、「故郷」を意味する言葉になるのだという。現在生活するインドネシアと、自身のルーツである日本というふたつの土地での経験と思考に基づいて制作された今津の作品が、観る者にとっても自らが生きる場所について考える契機となるであろうことを示唆しているのだ。《When Facing the Mud(Response of Shrimp Farmers in Sidoarjo)》2022個人蔵今津の絵画の魅力は、現在おきている問題の提示に加え、歴史や神話、政治など様々な要素を同一平面上に並置して生み出したダイナミックな表現だ。さらに近年の今津は、絵画に留まらず、3Dプリンターによる巨大な立体作品やインスタレーションなど、創作を空間へと展開させてきた。同展でも、居住するバンドンで行われていたというマラリアの特効薬であるキナの栽培をめぐる新作インスタレーションに加え、骨格標本や土器などの巨大な彫刻が展示される。会場全体を通して、今津の力強い作品世界にふれられる貴重な機会となるだろう。<開催概要>『今津景タナ・アイル』会期:2025年1月11日(土)~3月23日(日)会場:東京オペラシティ アートギャラリー時間:11:00~19:00(入場は18:30まで)休館日:月曜(祝日の場合翌日休)、2月9日(日)料金:一般1,400円、大高800※同時開催『紙の上の芸術|収蔵品展082寺田コレクションより』『project N 97福本健一郎』公式サイト:
2024年12月20日俳優の川平慈英と伊原剛志が漫才コンビ「なにわシーサー’S」を結成。2025年1月25日(土) に東京・アトリエファンファーレ東新宿で初のライブを開催する。40年来の友人同士である沖縄出身の川平と大阪の伊原。なにわシーサー’Sでは川平は「ジェイ」、伊原は「つよっさん」として活動する。ふたりは「60歳になっても夢を追いかける・新しいことに挑戦する!そして皆さんを元気にしたい!縁あって、この度、伊原剛志と川平慈英は漫才コンビを組むことになりました。マジかっ!?マジなんです!!役者ではベテランかも?しれませんが、漫才ではド新人です!ドキドキハラハラワクワクしながらも楽しく謙虚に。少しずつ成長できたらと思います。どうぞ応援よろしくお願いいたします」とコメントを寄せた。また、なにわシーサー’SのYouTubeチャンネルも開設。1本目の動画では、先日新宿で行われたデビューライブの様子を見ることができる。なにわシーサー’S デビューライブin新宿<公演情報>『なにわシーサー’S』初ライブ2025年1月25日(土) 15:00開演会場:東京・アトリエファンファーレ東新宿公式X:
2024年12月20日鹿児島県南九州市知覧町郡で「富屋食堂」を営み、特攻隊員たちから“母”と慕われ、戦後「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメの半生を描いた舞台『Mother~特攻の母 鳥濱トメ物語~』。この作品は、2009年から2021年まで上演を続けた後、コロナ禍により一時は上演を断念、2025年に待望の上演再開が決定した。2013年から役者として参加してきたペナルティ・ワッキーが、本公演からプロデューサーも兼務。都内で行われた取材会に主演の浅香唯とともに登場し、作品への並々ならぬ熱い思いを語った。熱くなりすぎちゃって、ごめんなさいワッキーが、なぜ、この舞台でプロデューサーに挑戦することになったのか。まずはワッキーが自ら、その経緯を語った。「80年前に実際にあったこの出来事を絶対に風化させてはいけないという、強く、清らかな思いで、役者として10年間、この作品に参加してきました。だけど、実際のところは“『Mother』をやるよ”と言ったら、お客さんがワーッと集まってくるという状況ではなかったんです。毎回、スタッフの方たちが一生懸命集客をしてくれていて、それを5年前くらいから僕も手伝うようになりました。それを見た周囲の人たちが“ワッキーさん、プロデューサーやったら?”と勧めてくれて、じゃあ、そうしようかなと。実際に行動してみると、お笑い芸人の僕だからできることがあるということもわかって、今は、僕が目指している“『Mother』をやるよ”と言うだけでお客さんが集まってくれる状況を目指し、皆で重い石を一生懸命押しているところです。来年の公演で石が転がり出したら、『Mother』はずっと続いていく作品だと思っています。素晴らしい作品だし、実話だし、そこは自信があります」そう語ったワッキーは、「熱くなりすぎちゃって、ごめんなさい」と少し照れた表情を見せた。“かわいい”だけが理由じゃない今回で3度目の鳥濱トメ役を務める浅香は、最初、ワッキーからのオファーを断ったという。「私のキャラと鳥濱トメさんはイメージが遠いので、私じゃない方がいいよってお断りをしたんです。でも、ワッキーの熱意に押されて、一度やってみようと思いました。トメさんの懐の深い、“The お母さん”という感じに、どうすれば近づけるんだろうと模索して、たとえば見た目やしゃべり方を近づけたとしても、いかにも芝居っぽくて、無理が出てくると思ったんですよね。だから、正直何も考えずに稽古に望むようになりました。でも、稽古場に入った瞬間に、これから命をかけて戦いに行く若者たちの世界にその場がぐっと引き締まっていて、不思議と当時に帰っていく感覚になって……。だから、役作りをするまでもなく、すごく自然に“この子たちを守りたい”“見送ってあげたい”という気持ちで、トメさんの役に入っていけました。それからは、性別も国籍も問わず、トメさんの大きな心、人間愛みたいなものを、お芝居を通して学ばせてもらっています。私の今までの仕事の中では非常に異色というか、なかった役なので、今回もまた新しいトメさんが自分の中から生まれてくるんだろうなと期待しています」これを聞いたワッキーは、「やっぱりこの人でよかったなと思いました」とつぶやくと、その理由をこう語った。「トメさんの役は、演技がうまいとか、声がいいとかいうことよりも、“トメさんのような人”にやってもらいたかったんです。皆を分け隔てなく平等に扱って、大きな心で、明るくて。浅香唯という人は、トメさんそのものみたいな人。かわいいから、とか、昔ファンだったから、とかじゃないんですよ!……かわいいんですけど(笑)」特攻隊員役たちの頑張りに涙また、ワッキーは、本作品ならではの特別な稽古方法についても明かした。「特攻隊員役の人たちは、普通の稽古の1時間くらい前に集まって、“教練”っていうのをやります。昔の軍人さんたちがやっていた筋トレのようなもので、号令に合わせて動作を揃えたり、腕立て伏せをしたりします。でも、そんな動きは舞台の中には出てこないんですよ。ただ、当時の特攻隊員の方たちに少しでも近づきたいという想いで頑張る。そうすると、舞台上にその効果が滲み出てくるんです。特攻隊役の子たちは皆若いので、最初はいかにもイマドキっぽい感じで、“大丈夫かな”と心配になるんですけど、毎公演、教練を続けるうちにビシッと特攻隊員の感じが出てくる。“1,2,3!”って、気合が入った声で頑張っている姿を見ると、泣きそうになっちゃって……」ここまで語ると、ワッキーは感極まって声を震わせた。戦争を知っている世代もターゲットに来年は戦後80年にあたることから、80歳以上の方と同伴者1名が無料招待される(各公演上限あり)。その理由を、ワッキーは次のように明かした。「今までは、戦争を知らない世代をターゲットに、80年前の出来事を知ってもらいたいと頑張ってきたんですけど、来年は戦後80年ということで、戦争を知っている世代の方に見てもらいたいなと、こういう取り組みになりました。同伴者の方も無料にしたのは、80歳以上の方だとひとりでは危ないという理由もありますが、息子さんや娘さん、またはお孫さんと、ご家族で来てほしいという想いもありました」スーツ姿で営業回りも取材会では、ワッキーのプロデューサー業にも興味が集まり、具体的な活動内容について、ワッキーはこう説明した。「スタッフの人たちと、スーツを着てたくさんの企業を回ったり、集客にあたり、中学や高校を回ったりもして、地道な活動をしています。母校の市立船橋(船橋市立船橋高等学校)にも行かせてもらいました。いろいろな会議に参加することもあれば、金持ちの社長さんに連れられて、キャバクラに行ったりもしています。決して、キャバクラに行きたいわけじゃないですよ!『Mother』のためなら、何の苦労も感じないんですよね」そんなプロデューサー・ワッキーを、浅香はこう語る。「私に声をかけてくれたのはワッキーさんだし、いつも“唯さん大丈夫だよ”“唯さんならできるよ”というワッキーさんの言葉を信じて舞台に立たせてもらってきたので、私の中ではずっとプロデューサーだと思ってきました。ワッキーさんもお客さん目線で見て、お芝居のアドバイスをくださったりするので、改めてプロデューサーにというより、プロデューサー業に営業の仕事が加わったのかなという感じです」新キャスト、ジャンポケ・太田、安藤美姫にも注目本公演には、新キャストとして、ジャングルポケット・太田博久、安藤美姫が加わる。このキャスティングもワッキーが決めて、直々にオファーしたといい、「太田は熱くていい奴だし、安藤美姫ちゃんは、以前からこの舞台を観に来てくれたりしていて、一度、夫婦コントみたいなのに付き合ってくれたときに、あまりにしっくりきたので、“今度出てくれない?”と誘いました。そうしたらOKをくれたんです」と、抜擢の理由を明かした。なお、ポスターに豪華なインパクトを添えた明石家さんまの「感動した 実話やから心に突き刺さった これは本物や!」というコメントについて、ワッキーは感謝を込めてこう語った。「(さんまが)8年くらい前にお誘いしたら、本当に見に来てくださったんですよ。それで、“ええお芝居やな”と言ってくれたんですけど、今回もお電話で“帯にさんまさんのお言葉をいただけませんか”とお願いしたら、このお言葉をくださいました。“頑張れや”とも言ってくださって、ありがたいです。この言葉に後押ししてもらって、勇気ももらっています」取材会の最後には、「真面目なお願いなんですけど、キャバクラのことばかり書かないでくださいね!」と記者に呼びかけて笑わせたワッキー。そんなワッキーが、プロデューサーとして、役者として、全力をかけて臨む『Mother ~特攻の母 鳥濱トメ物語~』は、2025年3月19日(水) から23日(日) まで、東京・新国立劇場 小劇場で上演される。<公演情報>アース製薬100周年 presents『Mother ~特攻の母 鳥濱トメ物語~』脚本・演出:藤森一朗出演:浅香唯、ワッキー(ペナルティ)、太田博久(ジャングルポケット)、安藤美姫 ほか2025年3月19日(水)~23日(日)(全8回公演)会場:東京・新国立劇場 小劇場公式サイト:
2024年12月20日作家・小川洋子による東京・帝国劇場を舞台にした小説連載『劇場という名の星座』が、2025年2月6日(木) に発売される月刊文芸誌「すばる」2025年3月号(集英社)よりスタートする。大のミュージカルファンで劇場に足繫く通っている小川は、本作の連載開始に向けて舞台を支えるさまざまな人々に取材を実施。その中で小川は、客席の案内係、売店スタッフ、楽屋係、団体営業係、劇場専属カメラマン、劇団東宝現代劇劇団員、制作スタッフ、稽古ピアノ演奏者、そして、出演者の楽屋と舞台をつなぐ、現・帝国劇場ならではの楽屋エレベーター係の担当者など、外からはわからない帝国劇場でのさまざまな仕事に励むスタッフの姿に感銘を受けたという。また、イマジネーションを膨らませるために、帝劇で数多くの舞台に出演してきた松本白鸚、市村正親、堂本光一、井上芳雄と対面。4名は長時間にわたる取材に快く応じ、2025年2月をもって休館する帝国劇場への思いを語った。『劇場という名の星座』では、帝国劇場をめぐる、舞台を愛する人々の思いが、小川の独自の世界で表現される。なお小説は上記4名の俳優をモデルにするものではなく、あくまで小川の発想から生まれる作品となる。さらに、2024年12月20日(金) から帝国劇場窓口で先行販売がスタートした『帝国劇場アニバーサリーブック NEW HISTORY COMING』の巻頭には小川のエッセイが掲載、帝国劇場を題材とした小説を執筆していることも述べられている。■小川洋子 メッセージ2021年、帝国劇場を舞台にした短編『ダブルフォルトの予言』(『掌に眠る舞台』収録 / 集英社)を書いた時、初めて帝劇を取材させていただきました。そこで、劇場が持つ底知れない神秘に触れ、物語の泉を見つけたような気持ちになり、いつかもっとじっくりこの題材に取り組んでみたい、という夢を描きました。今回、帝劇の建て替えのタイミングで、夢がかなえられ、大変光栄に思っています。とにかく、舞台を支えるあらゆる分野の方々が、皆高いプロ意識を持ち、作品の成功のため、努力されているお姿に感銘を受けました。更には、長い歴史の中、これまで帝劇に関わってこられた方々の力が、あちらこちらにみなぎっているのを感じました。劇場は死者と生者、役者と観客が出会い、ひとつの世界をひととき旅する場所です。そのかけがえのなさを、小説によって描き出せたらと願っています。■東宝株式会社代表取締役社長・松岡宏泰 メッセージ日本を代表する小説家である小川洋子さんに、帝国劇場をテーマにした小説を書いていただけることを東宝グループ一同、大変光栄に思っております。小川さんは、帝国劇場でお客さまに感動を届けてこられた俳優やスタッフの皆さん、そして、劇場の表裏で舞台を支えておられる、ポスターにクレジットのない劇場スタッフの皆さんにも熱心に取材を重ねてこられました。俳優、スタッフ、お客様が形作られた帝国劇場が、どのように描かれるのか楽しみです。初回の「ホタルさんへの手紙」を、小川さん、集英社のご厚意により、一足先に拝読しました。半世紀前の帝国劇場の客席で、温かなお客様とご一緒に、森繁久彌さんの歌声を直に耳にしたような、不思議な感覚が呼び覚まされました。小川洋子さんが織りなす帝国劇場の世界を、読者の皆様にも存分にお楽しみいただければ幸いです。<連載情報>『劇場という名の星座』小川洋子月刊文芸誌「すばる」2025年3月号(集英社)よりスタート発売日:2025年2月6日(木)定価:1,100円(税込)『帝国劇場アニバーサリーブック NEW HISTORY COMING』帝国劇場窓口先行販売:2024年12月20日(金) よりスタート※15,000部限定で「着到板クリアファイル」をプレゼント全国書店発売:2025年1月15日(水)予価:5,990円(税込)仕様・ページ数:A4変形サイズ本文356P予定オールカラー帝国劇場 公式サイト:
2024年12月20日トム・クルーズが主演を務めるシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』より、新たな場面写真5点と日本版ティザーポスターが公開された。1996年の1作目以来、常に映画ファンの期待に応えてきたスパイアクション『ミッション:インポッシブル』シリーズ。前作『デッドレコニング』に続き、いくつもの意味を持つ語“レコニング”を引き継ぎ、さらには“ファイナル”としていることから、シリーズの最後、イーサンの最期など、様々な展開を推測させる意味深なものとなっている。スパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハント役のトム・クルーズをはじめ、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、ルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムスなどお馴染みのメンバーに続き、前作より参加したグレース役のヘイリー・アトウェル、パリス役のポム・クレメンティエフ、ガブリエル役のイーサイ・モラレスも続投するなど、本作にも豪華キャスト陣が集結。イーサン、ベンジー、グレースらが一堂に会したカットには、前作でイーサンの命を狙うも組織の裏切りにあったことにより瀕死となり、絶体絶命のところを彼らに助けられ一命をとりとめたパリスの姿が。敵キャラとして強烈なインパクトを残した彼女だが、本作ではどのような立ち回りを見せるのか注目だ。続いて、盟友同士のイーサンとベンジーがお互いの額を寄せ合っているカットは、ふたりの固い絆を感じさせ、シリーズファンにはたまらないシチュエーション。また、記念すべき1作目の宙づりワイヤースタントシーンに登場したナイフを、イーサンが意味有りげに見つめているカットは、時を超えた1作目と最新作とのつながりを感じさせる。なぜ、イーサンがこのナイフを持っているのか、今作においてどのような役割を果たすのか、気になるキーアイテムとなっている。その他にも、シリーズ皆勤賞でイーサンを常にサポートしてきたルーサーが何かに鋭い眼光を向けているカットなど、最新作で繰り広げられる新たなミッションに期待が膨らむ。<作品情報>『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』2025年5月23日(金) 日米同時公開『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』日本版ティザーポスター公式サイト: PARAMOUNT PICTURES.
2024年12月20日ポン・ジュノ監督の最新作『ミッキー17』が、2025年6月6日(金) に公開されることが決定した。映画『パラサイト 半地下の家族』で社会問題を織り込み、極限状態の人間の本質を描いたことでカンヌ国際映画祭、米アカデミー賞で2冠に輝いたポン・ジュノ監督。その最新作は、エドワード・アシュトンによる小説『ミッキー7』を原作にしたサスペンス・エンターテインメントだ。主演は、『テネット』『ザ・バットマン』のロバート・パティンソン。共演には、ナオミ・アッキー、スティーブン・ユァン、トニ・コレット、そしてマーク・ラファロら実力派キャストが集結した。主人公は、人生失敗だらけの男“ミッキー”。一発逆転のために申し込んだのは何度でも生まれ変われる“夢の仕事”、のはずが……。よく読まずにサインした契約書は、過酷な任務で命を落としては、何度も生き返るループへの入り口だった。身勝手な権力者たちの指示で生命と労働を繰り返し搾取され、使い捨てられるミッキー。彼の前にある日、手違いで自分のコピーが現れてしまう。生き残れるのはひとりだけ。そして事態は予想を超えた展開を迎える。併せて、場面写真と最新予告が公開。場面写真は、戦闘モードで雪原に立つミッキーがふたりいる衝撃的な1枚。彼らの胸部には一目で見分けられるように「17」と「18」のナンバーがマーキングされ、ミッキー17はポーカーフェイスで何かを見つめており、別角度に視線を向けるミッキー18の左頬には傷跡がある。そして、ふたりの背後には無数の生命体らしき影も確認できる。写真の前後ではどんな展開が起こっているのか、続報に期待が高まる写真となっている。『ミッキー17』最新予告<作品情報>『ミッキー17』2025年6月6日(金) 公開オフィシャルサイト: Warner Bros. Ent. All Rights
2024年12月20日Text:小川智宏Photo:小杉歩the dadadadysによる『憂さ晴らせ♪ EP RELEASE TOUR』東京公演が12月13日(金)、新宿LOFTにて開催された。EP収録曲はもちろん過去曲もふんだんに盛り込み、オーディエンスとともに最高のロックをぶち上げた一夜をレポートする。実は今回のツアー、当初はオープニングアクトとしてdadadadys MK-IIなるバンドが出演予定だったのだが、来日中止に伴いキャンセル、結果としてthe dadadadysによるワンマンライブになった。MK-IIとはオフィシャルサイトのプロフィールによれば「2000年初頭あたりから、東日暮里を拠点に活動。関東のアンダーグラウンドシーンではカルト的人気を誇っていた」バンドで、長らく活動していたところに彼らから強い影響を受けたthe dadadadysの小池貞利から熱烈オファーを受けてツアーへの参加を決めたという。ふむ。ともあれ、伝説のバンドを観ることができないのは至極残念だが(小池のMCによれば来日中止の理由は「ビザが下りなかったから」らしい)、それを補ってあまりある熱量と勢いでthe dadadadysはライブを繰り広げ、新宿LOFTは最初から最後までとんでもない熱狂に包まれたのだった。天気予報、ファンファーレ、チャイムや時報に万歳三唱などがミックスされたSEが鳴り響き、レザージャケットに身を包んだ小池をはじめ、儀間陽柄(g)、佐藤健一郎(b)、yucco(ds)、山岡錬(g)が登場、小池が絶叫して「嵐坊」を歌い始める。前のめりなロックンロールが加速していくにつれてフロアも一気に沸騰する。「何も叶っちゃいない、何にも届いちゃいない。都会はちっとも暖かくありません!」と立て続けに「暖かい都会から」へ。フロアがぎゅっと圧縮され、シンガロングが巻き起こる。小池貞利(vo/g)儀間陽柄(g)「奴隷の唄」ではドシャメシャなビートが鳴り響く中、小池も飛び跳ねながら歌い叫び、「安定なんて求めちゃいないぜ、安心なんて求めちゃいないぜ。俺はグレーな世界を攻めに行く! ギリギリの遊びをしよう!」と始まった「ROSSOMAN」では炸裂するツインギターのリフにのせてみんなで「ROSSOMAN」の大合唱。日常の憂さをビリビリに切り刻んで振り払うようなロックが無限に爆発を繰り返し、観ているこっちの脳みそと心をぶっ刺していく。「まだまだこれから遊べるぞ!」という言葉にのせて、山岡がサイケなリフを弾き始める。そのセッションがだんだん密度を高めスピードを上げていき、「かき鳴らせ、削れ、焦がれるほど恋をしろ!」という小池の言葉とともに「OS!」へ突入する。ステージの上も下も組んず解れつ、すでに会場は最高潮である。その後の「PUXXY WOMAN」でも「にんにんにんじゃ」でもそうだったが、どの曲にもちゃんとオーディエンスの居場所があって、少しも閉じていない。小池の叫びや歌は、彼自身の心の中から放たれていると同時に、ここに集まった同志たちの心の代弁のようだ。佐藤健一郎(b)パンクに突っ走る「トリーバーチの靴」ではメロディに潜む切なさがどうしようもなく心を揺さぶる。この曲にしても、あるいは「暖かい都会から」や「奴隷の唄」もそうだが、the dadadadysで演奏される過去の曲たちはどれも水を得た魚のように躍動し輝いている。改めて、小池が過去とはまったく違うメンタリティで音を鳴らしステージに立っていることがまざまざと伝わってきて、そのことがthe dadadadysが始動して4年が経とうという今もなお感動的だ。そんな感慨をさらに強くする「Pain Pain Pain」が続けて繰り出された。「どのくらい心の傷を抱えた人がいるのでしょう。ま、忘れて踊れ!」。小池の言葉に巨大なコーラスがフロアから生まれる。この曲に歌われている「痛み」が、小池だけでなくステージ上の5人とオーディエンス全員で等分されていく感じは、痛いけどとても幸福なものだった。「オーイェー、dadadadysです!」。この日何度目かの名乗りは、まるで「おまえらもdadadadysだ」と言っているように聞こえる。どっしりとしたギターサウンドにのせて、「気づけば年末になり、またひとつひとつ歳を取っていくんですけど、やっぱり言いたいこともやりたいことも変わりません」というと「青二才」を披露し、そのまま「(許)」へ。さらに、yuccoの声と山岡のギターがユニゾンするイントロから「あっ!」に入ると、フロアから〈イケてない〉の声が上がった。ステージとフロアの連帯感は、ライブが始まったときの何倍も濃く、強くなっている。yucco(ds)山岡錬(g)ライブ後半に入ると、小池はさらにすべてを曝け出すようにして音楽を奏でていく。「メアリー、無理しないで」を終えて天を仰ぎ手を広げた彼は、「どうかdadadadysのジェットコースターに振り落とされないでください。だって、これは君に歌うために持ってきたんだもん」と言って「拝啓」を始める。文字通りジェットコースターのような2ビートにフロアが揺れ、コーラスを歌う声が溢れ出す。「俺は未来永劫信じてる、こんな日が続くと。だから歌ってみた」。そう叫んだ小池はステージを下り、フロアの中に分け入っていく。ソファの上に立って歌う小池も、そこに群がるオーディエンスも、全員がこのライブの当事者にして首謀者。「ひとつになっている」とかの言葉では言い足りない、共犯者のような空気がLOFTに漂っていく。「『憂さ晴らせ♪ EP RELEASE TOUR』ですが、それを聴いて来ているみなさんは、紛れもなく、世間から逸れた、イカれたセンスの持ち主です。俺はそんな、イカれた最高のセンスを持つみなさんが大好きです」というMCで拍手を浴びると、終盤では「じゃじゃ馬にさせないで」のカバーを皮切りに、ヒップホップテイストの「らぶりありてぃ」に丁寧なミドルチューン「忘れた」と振り幅の大きな楽曲を投下。「不透明恋愛」に当然のようにシンガロングが巻き起こった「高層ビルと人工衛星」といったteto時代の名曲を経て、『憂さ晴らせ♪ EP』収録の「しゃらら」で本編を締め括った。アンコールでステージに戻ってきた5人は、まずEPの1曲目に入っている10曲のメドレーをその順番通りに完全再現。それを終えた小池は「アンコールありがとう!」と叫び、ついで彼がバンドを始めたときのことを話し始めた。ライブハウスのステージに立っている友達のバンドを観たときに湧いてきた感情を口にしながら、「セールスとか、何万人呼べますとかじゃなくて、あの感じのままでいたいな」という気持ちで選んだ曲を歌い出す。アコギのストロークとともに始まったのは「コーンポタージュ」。〈真っさらなものを見れるまで怒られるギリギリで歌おう〉と歌われるこの曲がじんわりとフロアに染み渡ると、いよいよ最後の曲。一気にメーターを振り切るような「もしもし?もしもさぁ」がオーディエンスの歌声を誘発し、LOFTはお祭り騒ぎに。小池はカメラマンからカメラを借り受けてフロアを激写しまくっている。このバンドらしい狂騒のうちに、ライブは幕を下ろしたのだった。<公演情報>『the dadadadys 憂さ晴らせ♪ EP RELEASE TOUR』12月13日(金) 東京・新宿LOFTセットリスト1. 嵐坊2. 暖かい都会から3. 奴隷の唄4. ROSSOMAN5. OS!6. PUXXY WOMAN7. にんにんにんじゃ8. トリーバーチの靴9. Pain Pain Pain10. 青二才11. (許)12. あっ!13. kill&miss14. メアリー、無理しないで15. 拝啓16. じゃじゃ馬にさせないで17. らぶりありてぃ18. 忘れた19. (茜)20. 不透明恋愛21. 高層ビルと人工衛星22. しゃららEN1. 地球終焉~mess.ns~危なくない恋、したくなくなくない?~アクモンの猿真似を島国でしてます~ダダトルファイト~イカれたブルース~MEGA NEGATIVE SPACE~空も飛べるはず~真 makoto~すなおEN2. コーンポタージュEN3. もしもし?もしもさぁ<リリース情報>配信EP『憂さ晴らせ♪ EP』配信中【収録曲】M1. 地球終焉~mess.ns~危なくない恋、したくなくなくない?~アクモンの猿真似を島国でしてます~ダダトルファイト~イカれたブルース~MEGA NEGATIVE SPACE~空も飛べるはず~真 makoto~すなおM2. 嵐坊M3. しゃらら配信サイト:<イベント情報>『(粋)』2025年1月26日(日) 東京・新宿LOFT BAR LOUNGE開場0:00 / 開演1:00出演:the dadadadys※ゲスト / DJの詳細は後日発表【チケット情報】前売:7,000円(税込)※ドリンク代別途必要※当日着用ドレスコードTシャツ付き(サイズ:S / M / L / XL)※本公演はイベントタイトルになっている(粋)Tシャツ着用がドレスコードになります。※Tシャツの代金はチケット代に含まれます。※ドレスコードのTシャツは開場1時間前~新宿LOFT入り口にて引き換え予定です。※引き換えは当日のみとなります(後日配送等はございません)。※当日着替え場所のご案内が難しい場合がございます。※オ-ルナイト公演につき、18歳未満及び高校在学中の方は入場出来ません。■オフィシャルサイト先行:2024年12月22日(日) 23:59まで()the dadadadys 公式サイト:
2024年12月19日ミュージカル『ある男』が、2025年8月に東京・東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で上演される。原作は、人間の存在の根源と、この世界の真実を描き、読売文学賞を受賞した平野啓一郎による長編小説で、2022年には実写映画化もされた。世界初演となる今回は、浦井健治、小池徹平がW主演を務めるほか、共演には濱田めぐみ、ソニン、上原理生、上川一哉、知念里奈、鹿賀丈史が名を連ねた。音楽はジェイソン・ハウランド、脚本・演出は瀬戸山美咲、歌詞は高橋知伽江がそれぞれ手がける。また本作のスタッフおよびキャストからコメントが到着。なおツアー公演として、広島・愛知・福岡・大阪公演も予定されている。■音楽:ジェイソン・ハウランド コメントこの度、日本の皆さまに、新しいミュージカル作品『A Man』をお届けできることを大変楽しみにしています。この物語の核心にあるストーリーには、外面的なミステリーと内面的な葛藤を同時に解き明かしていくという、非常に心を動かされる魅力があります。そして、この物語は音楽のために生まれたような豊かな要素を持っています。希望、愛、喪失、切望、痛み、そしてユーモア――まさに人間のあらゆる感情を描いた歌が詰まっています!作曲家にとって夢のような才能あふれる素晴らしいキャストの皆さんとともに、この物語がどのように展開していくのか、観客の皆さまにご覧いただける日が待ちきれません。この作品がどのように響くか、一緒に体験できることを心から楽しみにしています!■脚本・演出:瀬戸山美咲 コメントミステリーでもあり、人間の心の奥底を見つめる優れたヒューマンドラマである平野啓一郎さんの原作をミュージカルにします。生きづらさを抱える人たちにそっと寄り添えるような作品にしたいと思います。お客さまの心の奥に届くよう、ジェイソン・ハウランドさんと高橋知伽江さん、そしてこれ以上ない素晴らしいキャストの皆さんとともに、この「心の旅」を繊細に積み上げてまいります。ミュージカル『ある男』、どうぞご期待ください。■歌詞:高橋知伽江 コメント目の肥えた大人も楽しめる粋な舞台誕生の予感に胸を躍らせています。現代社会が抱える問題がいくつも描かれ、その陰影の中に永遠に輝く真実が見えてくるという繊細なストーリーです。『生きる』でご一緒したジェイソン・ハウランド氏の音楽は今回もまた自由自在で魅力的。脚本と演出担当の瀬戸山美咲さんは、複雑な原作をていねいに読み解いてくださるので、私も歌詞担当として一生懸命に伴走していきます。熱意と才能あふれるスタッフ・キャストの皆さまと共に、深い感動をお届けできる日が楽しみです。■城戸章良役:浦井健治 コメントある男。この素晴らしい小説を、まさかミュージカルに!?しかもキャスト陣の凄い顔ぶれに興奮しています!ジェイソンさんとは、『デスノート THE MUSICAL』からお世話になっていて、ただただ信頼しかありません。物語に寄り添い、余白までも豊かに膨らんでいく楽曲。そして、台詞の後ろに流れる音たちも、豊かで、多彩で、音で「思想」までも表現し、我々をその世界に誘って下さる。音の中に役を演じる上での「道標」もある。ジェイソンさんとオリジナルミュージカルを立ち上げる創作現場で組めること、心から幸せに思います。最高の座組で挑みます!!■ある男・X役:小池徹平 コメント今回、『デスノート THE MUSICAL』以来の共演となる浦井健治さんをはじめとした素敵なキャスト、スタッフの皆さんと共に、新しい作品に携われる事にとても気持ちが高揚しております。皆さんに楽しんでもらえる作品になる様に、全力で励んで参ります。ミュージカル『ある男』ご期待下さい。■後藤美涼役:濱田めぐみ コメント新しい世界の幕開き。どんな舞台に仕上がるのか今から興味深々です。それぞれの生き様、考え方、捉え方。生々しくリアルにかつ不思議で、それでいて身近で共感出来る様な舞台。ドラマチックな展開で、皆さまと一緒にラストまでの旅を楽しみたいと思います。これからゼロから立ち上げるオリジナル作品。全力で挑みたいと思います。■谷口里枝役:ソニン コメントこの作品に参加することは、私の人生にとって意味のあるものになると思うので、どのような景色が見えるのだろうと胸を膨らませています。キャストのほとんどの方が、何度も共演経験ある気心知れた方々なので心強く、切磋琢磨しながら良い作品に作り上げていくこと、また、演出家の瀬戸山さんとの初のお仕事も、2度目ましての作曲家ジェイソンとの再会も、とても楽しみにしています。■谷口恭一役:上原理生 コメントお話をいただいて原作を読むことから始めたのですが、人が名前や戸籍、その素性を全部脱ぎ去った時に残る「培ってきた時間」や「愛情」は本物なのか、「人」とは何を基準に存在するものなのかを考えさせられました。平野啓一郎さんの緻密で濃密なヒューマンミステリーがどんな舞台作品になるのか、そしてこのオリジナルミュージカルをゼロからどんなふうに作り上げていくのか今から楽しみでなりません。ご期待ください。■谷口大祐役:上川一哉 コメントカンパニーのひとりとしてこの作品に携われることに、心から感謝いたします。海外でも人気の高い小説がどのような形でミュージカルとして誕生するのか、今から期待と興奮でいっぱいです。この作品には、今を生きる我々に問いかけるメッセージがたくさん描かれていると思いますので、その一つひとつをお客様に丁寧にお届けできるよう、全身全霊で務めさせていただきます。■城戸香織役:知念里奈 コメント日本で新しく生まれるオリジナルミュージカルに参加できることを嬉しく思っています。原作が面白くて映画も拝見していたので、この物語がミュージカルになったときにどんな魔法がかかるのか、私自身とても楽しみです。素敵な作品になるように、カンパニーの皆さんと一緒にベストを尽くします。どうぞご期待ください。■小見浦憲男/小菅役:鹿賀丈史 コメント新作のオリジナルミュージカルに出演できることを非常に嬉しく思っています。特に今回は2役、ふたりの人物を演じるということです。それもふたりは真逆な性格の持ち主で、それぞれ歌うナンバーも当然違ってくるわけで、非常に楽しみにしております。かなり面白い作品になると思いますので、皆さまもどうぞご期待していただきたいと思います。ひとつ付け加えますと、相変わらず1番年上の役でございます(笑)。【あらすじ】「仮に、Xさんと呼ぶことにします」弁護士の城戸章良は、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。宮崎に住む谷口里枝は、愛する夫を仕事中に起きた不慮の事故で失ってしまう。しかし、夫の兄から知らされたのは、遺影に写る愛した人が全くの別人だということだった。戸籍で示されるはずの個人の証明。人は何をもって「個人」として存在するのか。真実を追う中で城戸もまた自身の葛藤と向き合うこととなる。自分の価値とは何なのか―。自分の生きる道は、自分で選ぶことができるのか――ある男が生きた人生を通して見えてくる、自分の存在と意義。我々は、この世界の真実に触れる。<公演情報>ミュージカル『ある男』原作:平野啓一郎『ある男』(文春文庫/コルク)音楽:ジェイソン・ハウランド脚本・演出:瀬戸山美咲歌詞:高橋知伽江【キャスト】浦井健治小池徹平/濱田めぐみソニン上原理生上川一哉・知念里奈/鹿賀丈史碓井菜央宮河愛一郎/青山瑠里上條駿工藤広夢小島亜莉沙咲良俵和也増山航平安福毅日程:2025年8月会場:東京・東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)ツアー公演:広島・愛知・福岡・大阪
2024年12月19日a flood of circleが、『デビュー15周年記念公演 “LIVE AT 日比谷野外大音楽堂”』のBlu-rayを1月29日(水)に発売することを発表した。10年ぶり2度目の日比谷野音公演は、全32曲アンコール含め約3時間に渡り、デビュー曲でもある「Buffalo Dance」から始まり、マンガ「ふつうの軽音部」に起用された「理由なき反抗(The Rebel Age)」、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)プロデュースの「キャンドルソング」、ホリエアツシ(ストレイテナー)プロデュースの「ゴールド・ディガーズ」、アンコールでは11月にリリースした最新アルバム『WILD BUNNY BLUES / 野うさぎのブルース』に収録の「虫けらの詩」を初演奏するなど、バンドの歴史を辿るようなセットリストとなった。オフィシャルYouTubeチャンネルではトレーラー映像が公開されている。また、ニュー・アルバム『WILD BUNNY BLUES / 野うさぎのブルース』リリースを記念した、佐々木亮介によるインストア・アコースティック・ライブツアーも決定。全国4カ所のタワーレコード(梅田NU茶町店、札幌パルコ店、仙台パルコ店、名古屋パルコ店)にて、インストアライブ&終演後にはサイン会も開催。こちらはニューアルバムに限らずa flood of circleの旧譜を購入しても参加が可能とのこと。詳細は、オフィシャルサイトでチェックを。『a flood of circle デビュー15周年記念公演“LIVE AT 日比谷野外大音楽堂”』トレーラー<リリース情報>Live Blu-ray『a flood of circle デビュー15周年記念公演“LIVE AT 日比谷野外大音楽堂”』2025年1月29日(水)テイチクオンライン限定発売8,800円(税込)特典:ミニ写真集(24P)、サイン入りポスターカレンダー(B3)、アーティスト写真ソロポストカードセット4枚セット【収録内容】01. Buffalo Dance02. 博士の異常な愛情03. Human License04. Blood Red Shoes05. The Beautiful Monkeys06. I LOVE YOU07. 理由なき反抗(The Rebel Age)08. I’M FREE09. Dancing Zombiez10. GO11. Black Eye Blues12. ベストライド13. 月面のプール14. BLUE15. 花16. New Tribe17. ミッドナイトクローラー18. Blood & Bones19. Lucky Lucky20. 美しい悪夢21. Rollers Anthem22. 北極星のメロディー23. 白状24. 花降る空に不滅の歌を25. 月夜の道を俺が行く26. 本気で生きているのなら27. キャンドルソング28. ゴールド・ディガーズ29. プシケ30. シーガルEn. 1. 虫けらの詩En. 2. Honey Moon SongテイチクオンラインURL<インストアライブ情報>佐々木亮介 from a flood of circle インストアライブツアー2025~wild bunny sings at Tower Records~2025年1月9日(木)大阪・タワーレコード 梅田NU茶屋町店 イベントスペース19:00入場/19:30開演2025年1月16日(木)北海道・タワーレコード札幌パルコ店 イベントスペース18:00入場/18:30開演2025年1月17日(金)宮城・タワーレコード仙台パルコ店 イベントスペース18:30入場/19:00開演2025年1月22日(水)愛知・タワーレコード名古屋パルコ店 イベントスペース18:30入場/19:00開演詳細はこちら: flood of circle オフィシャルサイト
2024年12月19日sumikaが、5thアルバム『Vermillion’s』を2025年3月5日(水)にリリースすることが決定した。商品は3形態発売で、初回生産限定盤は三方背BOX付きトールトレイ仕様となっており、付属のBDには『sumika Film #15 sumika Live Tour 2024「FLYDAY CIRCUS」2024.4.21 at ぴあアリーナMM』の全曲を完全収録。完全生産限定ファンクラブ限定盤はこの形態のみのカラーケース仕様となっており、付属のBDには『sumika Film #16“片岡健太とバンドマン”ツアー(仮) 2024.12.5 at KT Zepp Yokohama』の映像が収録される。完全生産限定ファンクラブ限定盤は、ファンクラブ「ATTiC ROOM」会員のみが購入することができる。また、全国32公演におよぶツアー『sumika Live Tour 2025 「Vermillon’s」』の開催も発表された。現在、オフィシャルファンクラブのチケット先行受付中。さらに、中京テレビ『ぐ~たくさん』の公式テーマソングとして起用されている、新曲「Dang Ding Dong」が12月20日(金)に急遽配信リリースされることも決定した。<リリース情報>5th アルバム『Vermillion’s』2025年3月5日(水) 発売◾️初回生産限定盤(CD+BD):8,000円(税込)三方背BOX付きトールトレイ仕様◾️完全生産限定ファンクラブ限定盤(CD+BD):8,000円(税込)カラーケース仕様◾️通常盤(CD Only) :3,300円(税込)初回仕様あり※完全生産限定ファンクラブ限定盤はsumikaオフィシャルファンクラブ「ATTiC ROOM」会員の方のみがお買い求めいただけます。※「ATTiC ROOM」会員の方は下記サイトからマイページへログインの上、購入ボタンより商品をご注文ください。購入はこちら: ※店舗特典ありsumika「Dang Ding Dong」12月20日(金)配信配信リンク: 「Dang Ding Dong」ジャケット<ツアー情報>sumika Live Tour 2025 『Vermilion’s』3月8日(土) 埼玉・サンシティ越谷市民ホール開場16:00 開演17:003月15日(土) 宮城・仙台銀行ホール イズミティ 大ホール開場17:30 開演18:303月16日(日) 岩手・トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)大ホール開場16:00 開演17:003月20日(木・祝) 静岡・アクトシティ浜松 大ホール開場17:00 開演18:003月22日(土) 山梨・YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール)大ホール開場17:30 開演18:303月27日(木) 北海道・札幌 カナモトホール開場17:30 開演18:303月28日(金) 北海道・札幌 カナモトホール開場17:30 開演18:303月30日(日) 北海道・函館市民会館 大ホール開場16:00 開演17:004月5日(土) 栃木・宇都宮市文化会館 大ホール開場17:00 開演18:004月6日(日) 茨城・水戸市民会館 グロービスホール開場16:00 開演17:004月15日(火) 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール開場18:00 開演19:004月16日(水) 兵庫・神戶国際会館 こくさいホール開場18:00 開演19:004月19日(土) 新潟・新潟県民会館開場17:00 開演18:004月20日(日) 富山・富山 オーバード・ホール開場16:00 開演17:004月26日(土) 鹿児島・川商ホール第一ホール開場16:30 開演17:304月27日(日) 熊本・熊本城ホール メインホール開場16:00 開演17:004月29日(火・祝) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール開場15:30 開演16:305月10日(土) 広島・上野学園ホール開場16:00 開演17:005月11日(日) 鳥取・米子コンベンションセンター BiG SHiP開場16:00 開演17:005月17日(土) 愛媛・松山市民会館・大ホール開場16:00 開演17:005月18日(日) 香川・レクザムホール・大ホール開場16:00 開演17:005月24日(土) 長野・ホクト文化ホール 大ホール開場16:30 開演17:305月25日(日) 福井・福井フェニックス・プラザ エルピス 大ホール開場15:30 開演16:305月29日(木) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール開場18:00 開演19:005月31日(土) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール開場16:00 開演17:006月1日(日) 愛知・愛知県芸術劇場 大ホール開場15:00 開演16:006月6日(金) 青森・SG GROUP ホールはちのへ(八戸市公会堂)開場18:00 開演19:006月8日(日) 宮城・仙台サンプラザホール開場16:00 開演17:006月17日(火) 大阪・フェスティバルホール開場18:00 開演19:006月18日(水) 大阪・フェスティバルホール開場18:00 開演19:006月28日(土) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ開場16:00 開演17:006月29日(日) 埼玉・さいたまスーパーアリーナ開場15:00 開演16:00sumika オフィシャルサイト
2024年12月19日2025年3月28日(金) に公開される映画『BETTER MAN/ベター・マン』の特報映像が公開された。本作は、『グレイテスト・ショーマン』を手掛けたマイケル・グレイシー監督の最新作で、イギリス音楽界において史上最高の売り上げ記録をいまだ維持するロビー・ウィリアムスを主人公にした物語。1990年にボーイズグループ「テイク・ザット」のメンバーとしてデビューし、その後ソロアーティストとして世界的な成功を収めたウィリアムスの波乱に満ちた人生を、切なくもダイナミックに描き切る。公開されたのは、主人公ロビー・ウィリアムスの姿を“サル”の姿で描くという奇想天外な映像表現を用いた特報映像。ロビーは、ステージ上でマイクを握る“サル”の姿で表現。グループアーティストやソロシンガーとして、華やかな活躍を見せる姿が映し出される一方、「まるで見せ物小屋のサルだ」というセリフとともに苦悩を滲ませる場面、信頼できる人々との絆や愛を感じさせる一幕も散りばめられ、世界的ポップスターが歩んできた苦悩と希望に溢れる人生が映し出された映像となっている。『BETTER MAN/ベター・マン』特報<作品情報>『BETTER MAN/ベター・マン』2025年3月28日(金) 公開(C)2024 Better Man AU Pty Ltd. All rights reserved.
2024年12月19日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、月間視聴ランキング(2024年11月)が発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと2,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。また落語に加え“人間国宝”の神田松鯉のほか、講談の高座映像もお届け。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。2024年11月の1位に輝いたのは、柳家花緑『紺屋高尾』。2位は橘家圓太郎『締め込み』、3位は春風亭勢朝『昭和落語四天王』となった。そのほか、上位30位までの作品は以下の通り。■月間ランキング(2024年11月)01位 柳家花緑『紺屋高尾』()02位 橘家圓太郎『締め込み』()03位 春風亭勢朝『昭和落語四天王』()04位 古今亭志ん彌『替り目』()05位 柳亭こみち『妻の酒』()06位 柳家花緑『笠碁』()07位 五街道雲助『抜け雀』()08位 柳家花緑『試し酒』()09位 神田松鯉『源平盛衰記 那須与一 扇の的』()10位 柳家花緑『明烏』()11位 金原亭馬の助『相撲あれこれ~ 百面相~』()12位 柳家小ゑん『鉄の男・全編』()13位 柳家花緑『竹の水仙』()14位 柳家花緑『芝浜』()15位 古今亭菊之丞『二番煎じ』()16位 古今亭菊志ん『出来心』()17位 柳家喬之助『堪忍袋』()18位 五街道雲助『お見立て』()19位 柳家花緑『三軒長屋』()20位 入船亭扇辰『死ぬなら今』()21位 鈴々舎馬るこ『新牛ほめ』()22位 橘家圓太郎『大工調べ』()23位 神田松鯉『赤穂義士伝 殿中松の廊下』()24位 神田松鯉『赤穂義士銘々伝 神崎詫証文』()25位 五街道雲助『幾代餅』()26位 五街道雲助『権助魚』()27位 柳家小ゑん『悲しみは埼玉に向けて』()28位 柳家花緑『子別れ』()29位 古今亭駒治『楽しい山手線』()30位 柳家小満ん『かんしゃく』()【集計期間】※2024年11月1日~2024年11月30日※会員の皆さまの視聴時間・回数を集計したランキングとなります(視聴時間・回数は非公表)。※30位以降、最新のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年12月19日Text:西澤裕郎The BONEZ Photo by:Yoshifumi Shimizuw.o.d. Photo by:Ayumu Kosugiw.o.d.が2024年12月15日(日)、メジャー1stアルバム『あい』のリリース・ツアー『I SEE LOVE Tour』の神奈川開催を横浜ベイホールにて開催した。本ツアーは、11月13日にメンバーの地元・神戸太陽と虎からスタート。広島、長野、静岡、滋賀、茨城、福島、神奈川の8カ所で、UlulU、Age Factory、リーガルリリー、KOTORI、Maki、秋山黄色、ALI、The BONEZと、異なるゲスト出演者を招いて開催された。対バン編FINALとなったThe BONEZとのツーマン。2023年6月24日に、The BONEZが和歌山 SHELTERで開催した『47 都道府県 Tour 2023 – 2024』公演以来となった2組のライブの様子をレポートする。18時1分。会場が暗転し、ビースティ・ボーイズの「サボタージュ」がSEとして流れると、JESSE(vo/g)、KOKI(g)、T$UYO$HI(b)、ZAX(ds)の4人がリズムに乗りながら勇ましく登場。4人がステージ中央で円陣を作り手を合わせ気合いを入れると、ZAXの激しいドラムで空気を切り裂いた。JESSE が「w.o.d.、対バンツアーラスト、かますぞ! みなさん飛べますか?」と先導し、「1,2,3」とカウントを告げると、「We are The BONEZ」でライブをスタート。観客たちは手をあげて飛び跳ね、のっけから盛り上がりは沸点に達する。JESSEが早速客席にダイブし、1曲目とは思えないくらい会場の温度が一気にあがる。続く「Numb」では、サビで観客たちの手が左右に振れながら、勢いは加速した。ZAX(ds)ZAXが「w.o.d.の登場までガッツリ盛り上げるからついてこいよ!」と語り、JESSEがにこやかにZAXとやりとりをすると、「w.o.d.、大好きなバンドで、こうやって呼んでくれて、スタッフ含めチーム全員に感謝してます。なので、礼儀としてぶち壊しにきました!」とアジテートし、「We are The BONEZ」へ。激しいギターと会場を揺らす激しいビートに、観客たちもダイブの嵐に。「Love song」では、オイ! オイ! とコールが会場を包み、「Rusted Car」ではJESSEの「踊れ」という声に、観客たちはこれまで以上に体を揺らした。「w.o.d.のツアー、最後まで完走できるよう、声がでなくなってもこいつらが歌ってくれる。このステージに来たらお前ら歌ってくれるよな?」とJESSEが投げかけ、フロアで助け合うこと忘れるなと声をかけると、T$UYO$HIのベースイントロから始まる疾走感溢れる「New Original」へ。JESSE はTシャツを脱ぎ捨て、フロアに降りる。「声が足らねえぞ!」と叫ぶと、声援はより一層大きくなり、フロアではJESSEを囲むようにモッシュが起こった。「俺ら最高だな!」とJESSEは叫び、ステージへ戻り楽曲を歌い続けた。T$UYO$HI(b)JESSE(vo/g)MCでは、仲のいいバンドが、50歳になったら激しいスタイルでバンドをやれない、と語っていたことに触れ、「うちのベースみてみろ!」と50歳のベースT$UYO$HIについて語り、「未来は明るいぜ! 俺は102まで生きるからついてこいよ!」と力強く宣言した。続く「You and I」では、KOKIがステージ前方で手をあげて観客たちを鼓舞。これまで以上に観客たちの手が振り上げられると、「能登半島じゃ、いまだライブすら行けない、好きなライブにも行けない人たちがいる。だから、思い切り歌って踊って叫んでくれ」と語り、メロディアスな「Thread & Needle」を思いを込めて歌った。落ちサビでは、観客たちが10人近く観客たちの上に登りスクラムを組むようにステージにエネルギーを送った。KOKI(g)「人生つまらないとか、死にたいと思ったら、ここに寿命を延ばしてくれ。w.o.d.に繋げます」とJESSEは語り、「SUNTOWN」のイントロへ。楽曲途中で、観客の小さな女の子ふたりをステージにあげると、「この子供たちが大人になるまで、お前ら死ぬんじゃねえぞ!」と観客たちに叫び、ステージ中央で子供たちふたりとともに熱く合唱。大きなグルーヴに包まれる中、約40分のライブは幕を閉じた。4人は横並びになり、肩を組み、マイクを通さず、「ありがとうございました!」とお辞儀をして感謝を述べ、ステージを後にした。The BONEZ転換の時間を挟み、19時4分。SE のVanilla Fudge「Ticket to Ride」が会場に流れ、サイトウタクヤ(vo/g)、Ken Mackay(b)、中島元良(ds)の3人がステージに登場。大きな拍手と声援の中、迎え入れられた。ゆったりと楽器を手にし、中央で3人が向かい合い息を合わせ正面を向くと、ドラムの1,2,3というカウントとともに、メジャー1作目のアルバム『あい』の冒頭を飾る「My Generation」でライブが幕を開けた。中野雅之(THE SPELLBOUND、BOOM BOOM SATELLITES)を外部プロデューサーに迎え制作された、w.o.d.の新たな扉を開いた楽曲だ。リバーブがかったボーカルと照明に、深い霧に包まれたような雰囲気に誘われる。それを一気に振り払うようなサビの開放感が、さらに心地いい。サイトウのしゃがれるようなスモーキーなシャウトはセクシーだ。サイトウタクヤ(vo/g)続いて、インパクトの強いベースのバッキングで幕を開ける「イカロス」へ。3ピースのミニマムな編成ながらも、その音圧とグルーヴが圧倒的なエネルギーを生み出す。観客たちも手を上げて声を出し、彼らの演奏に応える。ミドルテンポでどこかグランジ的な要素も感じる「lala」では、間奏で3人の演奏のアンサンブルが爆発。一心不乱にそれぞれが楽器をかき鳴らす。再び3人が向かい合い集中すると、w.o.d.を代表する曲のひとつ「1994」へ。バンドの素晴らしさを体現したような、ストレートでフレッシュなガレージロックに、客席ではダイブも起こり盛り上がりを見せた。ドラムの中島元良が、「The BONEZ、ありがとう!」と感謝を述べると、サイトウは「ライブハウスって世界一自由な場所やけど、だからこそ助け合って、違いを尊重しあって楽しんでいけたら最高だと思います。遊ぼうぜ!」と語り、跳ねるドラムのビートの「Take It Easy」へ。観客たちはゆったりとサウンドに乗りながら、気持ちを高揚させていく。軽快なドラムとともに奏でられるロックンロール曲「馬鹿と虎馬」では、途中一瞬のインターバルを置き、緊張感を生むような空白の時間を経て再びアンサンブルを爆発させた。ギターリフに歓声が起こる。続く楽曲は、「あばく」だ。腹に響くようなベースの低音、タイトに刻むビート、それらを切り裂くようなシャウト。サイトウがギターを持ち替えると、ギターの弾き語りから「喜劇」へ。ベース、ドラムが加わったときのエネルギーの放出は圧倒的だ。Ken Mackay(b)「バンドとか、ミュージシャンとか、アーティストとか、それ以外もそうやと思うけど、特に変わりたくないと思ってやっているというか。ちゃんと自分が何者で、自分がブレないように、しっかり持つみたいなものが、活動する上で、曲を作る上で、ライブする上でもめちゃ大事なことやと思って。根本はそれやと思う。でも、不思議とやっていると、いい影響も悪い影響も受けて、変わっていったりしちゃう。対バンツアーをいろいろやって気づいたのは、俺らは俺らのままでいいんやなってこと。俺も俺のままでいいし、みんなもみんなのままでいいと思うので、自由に音楽で遊べたらなと思っています。地元から出るとき、すごく不安になりながら作った曲をやります。」サイトウがMCで、ゆっくりと一言一言言葉を紡ぐと「サニー」へ。楽器のアンサンブル以上に、言葉がストレートに伝わってくるミドルテンポのロック曲に、観客たちはじっくりと聞き入った。サイトウが「ありがとう」と感謝を述べ「夏の曲をやります」と「陽炎」へ。ギターバッキングが心地よく響く。一息つき、ギターの弾き語りとともに「あなたの犬になる」へ。バラードロック的な趣の楽曲をしっとりと、そして感情を込めて歌った。Ken Mackayと中島元良のリズム隊のグルーヴがサイトウの歌を力強く支え、楽曲が終わると惜しみない拍手が送られた。w.o.d.サイトウは、「やべー。BONEZやべー。泣いちゃったもん」と語ると、「やばいのを知ってて(The BONEZを)呼んだから、不安と焦りを感じながら日々過ごしていました。今のところ結構いい勝負できているかなと思っています」と自信を覗かせると、観客たちからは大きな拍手が起こった。「さっき影響の話をしたけど、俺はすぐ影響を受けるのでJESSEみたいに喋りたかったけど、全然無理やった」と笑いを誘った。「喋ることを考えるので、酒とか飲んでいてください」と語ると、「俺も酒飲んでいいかな? ライブハウスって自由な場所なんで」と、スタッフから缶ビールを手渡され、ステージ上で乾杯した。「どう横浜? 楽しい?」とビールを片手に問いかけると、大きな歓声が。「ライブハウスって場所自体が大好きなので、ずっと音楽と酒でやっています。正直、めちゃめちゃ不安になったり、弱い気持ちになるときもあるけど、音楽があって最高やな! っていうのをずっと繰り返していて。さっきは一瞬、The BONEZが格好よすぎて、喰らいすぎて、もう無理と思って。4人とも発光しているというか、すご! と思って。でも、改めて考えたんですけど、w.o.d.って、俺ら3人でやっていて、めちゃくちゃ音がでかいドラムと、めちゃめちゃ歪んでいるベースと、俺がいるんですよ。最高じゃないですか?」と語ると、再び大きな拍手が沸き起こった。「こうやって俺らが格好いいと思う音楽を聴きに来てくれる人がこんなにいて、まじで楽しいし、ずっとこれをやれたらなと思います。音楽大好きですか? みんなどう?」という声に、「好き!」と返答する観客たち。「絶対俺のほうが好きやけど」とサイトウは笑って対抗すると、「あともう一個あって。俺でかい音が大好きなんですよ。世界一重要な場所やから、俺は俺なりの楽しみ方をするから、お前らもお前らの楽しみ方をしてください」と語り、ギターのイントロから始まる「STARS」へ。テレビアニメ『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』のオープニングテーマで、w.o.d.にとって初めてのアニメタイアップ曲だ。w.o.d.らしさを突き詰めたようなデカい音で奏でられるアッパーチューンに、観客たちの手が数多く上がった。中島元良(ds)赤と青の照明に照らされる中、w.o.d.の3ピースとしてのロックを凝縮したような「楽園」、ベースの印象的なリフから始まりサビでエネルギーが放出される「Fullface」、小気味いいリズムに体が揺れる「踊る阿呆に見る阿呆」とノンストップで駆け抜けると、「またライブハウスで遊ぼうぜ。ありがとう。w.o.d.でした」とサイトウが口にし、アルバム『あい』のラストソング「エンドレス・リピート」へ。ベースとドラムの演奏の上で、サイトウはスタンドマイクを両手で握りながら力いっぱい言葉を叫び歌った。サビで無数に上がる観客たちの手。この日最も大きな轟音で、会場を音の洪水で埋め尽くした。演奏を終えると、「バイバイ!」と声を投げ、ピースサインとともに3人はステージを後にした。3人がステージを後にしても、アンコールを求め続ける観客たちの拍手はしばらく止むことはなかった。大団円の中、『I SEE LOVE Tour』の対バン編を終えたw.o.d.。彼らは、2025年2月から16カ所のワンマン公演で全国各地を回っていく。3人が奏でる圧倒的にエネルギッシュで大きな轟音は、これから先も鳴り止むことなく、全国で響き続けていく。<公演情報>『I SEE LOVE Tour』2024年12月15日(日) 神奈川・横浜ベイホール出演:w.o.d. / The BONEZ【セットリスト】■The BONEZ1.We are The BONEZ2.Numb3.Love song4.Rusted Car5.New Original6.You and I7.Thread & Needle8.SUNTOWN■w.o.d.1.My Generation2.イカロス3.lala4.19945.Take It Easy6.馬鹿と虎馬7.あばく8.喜劇9.サニー10.陽炎11.あなたの犬になる12.STARS13.楽園14.Fullface15.踊る阿呆に見る阿呆16.エンドレス・リピート<ツアー情報>『I SEE LOVE Tour』■2025年2月7日(金) 岡山・IMAGE2月9日(日) 鹿児島・SRホール2月11日(火・祝) 福岡・BEAT STATION2月13日(木) 高知・X-pt.2月14日(金) 香川・高松DIME2月16日(日) 京都・KYOTO MUSE2月20日(木) 宮城・仙台darwin2月21日(金) 岩手・盛岡CLUB CHANGE WAVE2月23日(日) 北海道・札幌PENNY LANE242月24日(月・祝) 北海道・旭川CASINO DRIVE3月1日(土) 大阪・なんばHatch3月2日(日) 愛知・ダイアモンドホール3月7日(金) 新潟・GOLDEN PIGS RED STAGE3月8日(土) 石川・金沢AZ3月16日(日) 東京・豊洲PIT3月23日(日) 沖縄・Output※終了分は割愛【チケット情報】前売:4,600円(税込)※ドリンク代別途必要<クリスマス先行受付>12/20(金)12:00〜12/25(水)23:59まで()※抽選受付(お1人様1公演につき4枚まで)<一般発売>2025年1月11日(土)10:00~()w.o.d. 公式サイト: BONEZ 公式サイト:
2024年12月19日[Alexandros]が書き下ろした新曲「金字塔」が、2025年1月9日(木)よりスタートする木曜ドラマ『プライベートバンカー』の主題歌に決定。「金字塔」を収録したCDシングル「SINGLE 3」を2025年2月26日(水)に発売する。CDシングルには「金字塔」のほか計3曲を収録。初回限定盤には、今年3月に東京・青山学院大学で開催された凱旋ライブ『Back To School!! celebrating Aoyama Gakuin’s 150th Anniversary』からライブ映像5曲が収録される。木曜ドラマ『プライベートバンカー』は、富裕層を相手に資産管理や資産形成の助言を行うプライベートバンカー・庵野甲一(唐沢寿明)が金融知識を武器に策動する痛快マネーサスペンス。資産家一族の前に現れた庵野が、相続争いや愛人問題、裏金疑惑など“金”にまつわる数々の問題を打破していく内容となっている。<リリース情報>シングル「SINGLE 3」2025年2月26日(水)発売「SINGLE 3」ジャケット初回限定盤(CD+DVD):3,400円(税込)初回限定盤(CD+Blu-ray):3,900円(税込)通常盤:1,500円(税込)【CD収録曲】金字塔 ※テレビ朝日ドラマ『プライベートバンカー』主題歌ほか計3曲収録【映像収録曲】『Back To School!! celebrating Aoyama Gakuin’s 150th Anniversary』から5曲収録CDの予約はこちら: <ドラマ情報>テレビ朝日系木曜ドラマ『プライベートバンカー』2025年1月9日(木)スタート毎週木曜 21:00〜21:54※初回拡大スペシャルⒸテレビ朝日[Alexandros] オフィシャルサイト
2024年12月19日2025年1月2日(木)に歌舞伎座で開幕する1月歌舞伎座「壽初春大歌舞伎」夜の部にて上演される『二人椀久』は、豪商、椀屋久兵衛と遊女松山の夢の逢瀬を幻想的に描く舞踊作品。取り組むのは、尾上右近と中村壱太郎だ。ふたりは11月に実施された取材会に揃って出席、公演への意欲、作品への思いを語るとともに、仲の良いふたりならではのユーモアあふれるトークを繰り広げた。ふたりの思いがぴったりと重なって五世中村富十郎と四世中村雀右衛門の名演で人気を得た舞踊『二人椀久』にふたりが初めて挑んだのは、2018年6月に行われた右近の自主公演「研の會」でのこと。右近が椀屋久兵衛を、壱太郎が松山太夫を勤めてから6年を経ての、歌舞伎座での上演となる。冒頭、作品への思いを語った右近。「私のルーツである尾上流の代表作といっても過言ではない作品です。私は尾上流の手ほどきを受けたおかげでいまがある。心して取り組みたい」。壱太郎も研の會での上演を振り返り、「何を一緒にやろうかと相談してくれて、では『二人椀久』をと言ってくれたことはすごく嬉しく、同じ熱量のものがあったという気付きにもなった。これからいろんなものを一緒にやっていきたいなと思うきっかけにもなった作品ですし、今回は25日間上演できる。究極に美しい舞台にしたい」と意気込んだ。2018年「第四回 研の會」『二人椀久』左より、松山太夫=中村壱太郎、椀屋久兵衛=尾上右近©研の會(撮影:田口真佐美)同世代のふたりの仲の良さ、そのわけを問われると、右近はこう語る。「歌舞伎は、歴史と伝統を自分たちがつなげていくという使命がどこかにあって、それが、本当に自分のやりたいこと、その純粋な気持ちと重なったとき、いい仕事ができる。ふたりの思いがぴったりと重なる、こうした作品に恵まれたということも、仲良くやれている理由のひとつだと思います」。これを受けて壱太郎は、「喋らなくてもできる距離感と呼吸が、ここにあるから成り立つのだと思います。僕が吾妻流の家に生まれて、右近くんは尾上流にルーツがある。また初代尾上菊之丞さんがこの踊りを作って私の曽祖父の初代吾妻徳穂と踊っているという、作品との縁もあります。ただ、縁だからやるということだけでなく、根っからこの作品が大好きですし、尾上菊之丞先生にも熱く教えていただいた。それはまさに青春の1ページ。そうした思いも詰まった作品です」と振り返る。6年前の研の會の翌日、空を見上げ、地方への仕事へと旅立っていった壱太郎の不在を寂しく思い、SNSに「なぜ壱さんがいないんだ」と綴ったと笑う右近。「時が経ち、それぞれ自分たちの道を歩んでいる感覚も強くある。お互いに歌舞伎座でやらせていただく機会が増える中で、より説得力のあるものを、たくさんのものを背負って楽しんでいるふたりとしてのぞみたい」。歌舞伎の魅力が詰まった、バレエのような作品今回のこの作品への取り組み方について尋ねられると、「いま、この場で確認しあっている状態」(右近)、「ノー打ち合わせだから」(壱太郎)と息もぴったりに答えるふたりだが、右近は「清元の、歌舞伎の音楽の家に生まれたので、音に対する敏感さは大事にしているつもりです」。さらには、「自分にとっての恋人、松山太夫が幻想として現れ、幻想の中でふたり戯れるあの多幸感、喜びを分かち合う──歌舞伎の型、心から動くものとしての型、振りというものに気付かされた作品でもあります。やれることはたくさんありますが、引き算にもチャレンジしたい」と明かす。若い世代のふたりが歌舞伎座でこうした作品を上演することが、 “当たり前”のことになっていかなければ、という思いも強い。「貪欲に、果てしなく発展していくことが歌舞伎のためになると信じて取り組みたい。後輩たちに、夢を見せていく存在になっていかなければ」とも。壱太郎は、「一挙手一投足、伝わる踊りにしたい。それは研の會のときから思っていたことですが、ただ、当時は本当に若かったし、思いが強すぎ、引き算どころではありませんでした。まるで付き合いたての恋人のようでしたが、6年が経ち、僕らも大人になり、いまは少し冷めた状態。それは踊りにも出ると思います」。さらには、「この公演で僕は1年ぶりに歌舞伎座に帰ってくることになりますが、やはり、浮ついた心ではいけないなという気がして、いま、ドキドキし始めています」と笑顔を見せた。お互いの発言をふまえて、「一周まわって、結局研の會のようにやったほうがいいかもしれないし」と右近がいうと、「これまでのこの取材会はなんだったのか!?」と、壱太郎から間髪容れずのツッコミ。笑いながら右近は、「いや、僕らはそのとき感じたことしかできないと思うんです」と付け加えた。作品の魅力については、「想像力で楽しむことができるのは歌舞伎の魅力が詰まっている。音楽との丁々発止や相手との駆け引き、緩急もある。言葉がわからなくても伝わる、バレエのような作品です」(右近)。「固い蕾が、だんだんふわーっと柔らかく開いてきて、それが全開になり、最後散ってゆく、という感じだなと思っています。そのイメージを持ちながら、究極の美しさを表現したい。シンプルに月と松しかない中での美学を出すことができればいいと思います」(壱太郎)。また、「音楽の構成が素晴らしい。こんなにいい曲はない」と熱く語る壱太郎。右近はこの曲を聴きながらジョギングしていたというが、「緩急が非常に強い音楽──ジョギング向けではないです(笑)」と笑顔で釘を刺した。最後に、「良い一年のスタートをお切りいただきたいという思いを込めて、生命感あふれる『二人椀久』をお届けします」(右近)、「歌舞伎の踊りってこんなに感動するんだ、こんなに訴えかけるものがあるんだと思える作品を観ていただけると思いますので、ぜひ歌舞伎座にいらしてください」(壱太郎)と公演をアピール。すると右近が「『大富豪同心』を観るついででも構いません(笑)」。ふたりは同じ夜の部、『二人椀久』の後に『大富豪同心』にも出演する。「『二人椀久』の余韻に浸っていられないんです」(壱太郎)、「僕らは、ラインナップ全体に対する思いを持っている世代であるということも打ち出したいですよね」(右近)と本音も明かす。さらに昼の部では、右近は『寿曽我対面』の小林朝比奈を、壱太郎は『陰陽師鉄輪』で徳子姫を演じる。新春の歌舞伎座でのふたりの活躍から、目が離せない。<公演情報>「壽 初春大歌舞伎」【昼の部】11:00~一、『寿曽我対面』二、『陰陽師』大百足退治鉄輪三、恋飛脚大和往来 玩辞楼十二曲の内『封印切』【夜の部】16:30~一、一谷嫩軍記『熊谷陣屋』二、『二人椀久』三、新作歌舞伎『大富豪同心影武者 八巻卯之吉篇』2025年1月2日(木・祝)~1月26日(日)※8日(水)、16日(木)休演※下記日程は学校団体来観昼の部:14日(火)、23日(木)、24日(金)夜の部:22日(水)会場:東京・歌舞伎座チケット情報:()公式サイト:
2024年12月19日柔道家の阿部詩選手(パーク24所属)が、実話に基づく社会派ドラマ『TATAMI』の日本版予告でナレーションを担当した。「政府に服従するか、自由と尊厳のために戦うか」という究極の決断を迫られる、女子世界柔道選手権のイラン代表選手を描く本作。阿部選手は「自分自身、ハラハラドキドキしながら、心が動かされた映画で、とても面白かったです」と感想を語っている。ジョージアの首都トビリシで女子世界柔道選手権が開催。イラン代表選手のレイラ・ホセイニ(アリエンヌ・マンディ)とコーチのマルヤム・ガンバリ(ザーラ・アミール)は、順調に勝ち進んでいた。しかし、金メダルを目前に、政府から敵対国であるイスラエルとの対戦を避けるため棄権を命じられ、自分自身と人質に取られた家族にも危険が及ぶ……。スポーツ界への政治介入や中東の複雑な情勢、イラン社会における女性への抑圧を背景に、アスリートたちの不屈の戦いを描いており、映画史上初めてイスラエルとイランにルーツをもつクリエイターが協働。撮影は全て秘匿状態で行われ、製作に参加したイラン出身者は全員亡命し、映画はイランでは上映不可となっている。『TATAMI』 (C)2023 Judo Production LLC. All Rights Reserved映画のベースとなった事実について、阿部選手は「報道などを通して、状況は聞いていましたが、実際にどんなことがあったのか、知る機会がなかった」といい、映画が描く過酷な現実に驚いた様子。「家族までもが犠牲になりながら柔道をしていたんだと思うと、やはり私たちとは“戦う”意味がかなり違うんだなと感じました」としみじみ語る。「試合のときは、戦う相手としてしか見られないですが、いろんな国の選手が、いろんな思いを背負っているのは私自身も知っているので、この映画から更にさまざまなことを学び、感じることができたのは本当に良かったなと思います。そのすべてが詰まった“畳”の上で、私たちは戦っていますから」(阿部選手)本格的にナレーションを担当するのは、これが初めて。「声だけで感情を表現する難しさを知ることができました。あらためて声優さんって本当にすごいお仕事なんだなと思いました。それに、こうして自分の声をまじまじと聞く機会もないですから、不思議というか……」と振り返り、「今回は、いろんなパターンで挑ませていただき、だんだんと(予告編の)映像にマッチしていく感覚も味わえたので、面白い体験でした。映画館で流れるのが、うれしいような、恥ずかしいような気持ちです」と初挑戦の感想を語った。取材・文:撮影:内田涼<作品情報>『TATAMI』2025年2月28日より新宿ピカデリーほか全国で順次公開
2024年12月19日2025年2月11日(火・祝) に北海道・Zepp Sapporoで開催される『第75回さっぽろ雪まつり16thK-POP FESTIVAL2025』で初来日を果たす、世界初のトロット(韓国の演歌)アイドルグループ・MYTRO(読み:マイトロ)より、日本のファンへの挨拶と出演を伝える動画メッセージが公開された。本イベントにはMYTROのほかに、日本デビューをかけたリアリティサバイバル番組『Re:Born』から出演するDKB、E’LAST、AIMERSに加え、注目のルーキーであるKISS OF LIFE、ALL(H)OURSの6組が登場。K-POPアイドルの音楽を一挙に堪能できる“K-POPスター登竜門公演”として注目を集めている。MYTROの動画メッセージは、本公演にとても出演したかったというメンバーたちのうれしさが画面からあふれ、新人らしい新鮮さも垣間見える。MR.MR出身のテイは、「デビューして最初に訪れた場所が正に札幌。MYTROを通して大好きな札幌で良いスタートをしたかった。札幌は寒いのですが、皆さん本当に温かくて、僕の心もめっちゃ熱くなりました」とファンに喜びを伝えた。またユンジェは、「僕たちは、トロットとK-POPの境界を越えて新しいジャンルを開拓するアイドルなので、今回の公演で最高の運気に乗ってトロットアイドルスターとして必ず成功したいです!」と熱く意気込みを語った。ショウヘイは、「“トロット”という音楽は、日本の演歌のような曲をリズムに乗せて歌う、韓国特有のジャンルです!初めて“トロット”を聴く方々もいらっしゃると思いますが、是非この機会に、会場で僕たちの曲を一緒に歌いながら、“トロット”というジャンルを一緒に楽しめたら良いなと思います!」と説明。ユンジェは、インドネシアのチャートで1位を獲得した楽曲「Bomb Bomb Bomb」にちなみ、「さっぽろ雪祭りK-POP FESTIVALという大きな運気を掴みましたので、これからもっと僕たちを知っていただけるように皆さんのハートを“Bomb Bomb Bomb!”と掴みに行きます!」と語り、5人揃ってキャッチーな決めポーズも披露した。本イベントのチケットは、先行受付を12月24日(火) 11時まで実施中。MYTROの動画メッセージ<イベント情報>~ GFSC Charity Campaign ~日韓国交正常化60周年記念『第75回さっぽろ雪まつり16thK-POP FESTIVAL2025』2025年2月11日(火・祝) 北海道・Zepp Sapporo1部:開場12:45 / 開演13:302部:開場17:45 / 開演18:30出演:DKB / E’LAST / AIMERS / KISS OF LIFE / ALL(H)OURS / MYTRO【チケット情報】全自由:9,800円(税込)特別学生応援全自由(小中高生限定):6,800円(税込)注釈付き全自由:3,800円(税込)※整理番号付き。ドリンク代別途必要。■最速先行:12月24日(火) 11:00まで()公式サイト:
2024年12月19日山﨑賢人が主演を務める映画『アンダーニンジャ』の新キャストが発表され、併せて場面写真14点が一挙公開された。『アンダーニンジャ』は、『アイアムアヒーロー』で知られる漫画家・花沢健吾の最新作で、現代社会に潜む新たな忍者像を描いた作品。2023年には地上波でテレビアニメ化され、リアリティのある描写や引き込まれる世界観、ストーリーで話題となった。映画化にあたり、福田雄一監督がメガホンを取り、山﨑が謎の忍者・雲隠九郎を、浜辺美波が忍者たちの戦いに巻き込まれていく女子高生・野口彩花を演じる。公開されたのは、現代忍者の姿を激写したキャラクターたちの個性溢れる場面写真。九郎(山﨑賢人)がだらけたポーズで敵をねじ伏せている姿や、今にも主事(平田満)とのバトルがはじまりそうな姿、加藤(間宮祥太朗)VS 猿田(岡山天音)の緊迫の場面、笑顔で刀を構えるあざとい女子・山田(山本千尋)の姿が捉えられている。さらに、微妙な距離感で共に下校する九郎と野口(浜辺美波)や、指令を下すために九郎の部屋を訪れる加藤、編集担当の鈴木(白石麻衣)にダメ出しをされ叫ぶ吉田(佐藤二朗)、九郎の部屋に集結し何やら突飛な会話を繰り広げる大野(ムロツヨシ)&川戸(木南晴夏)&瑛太(坂口涼太郎)など、アクションからコミカルまで、様々なシーンが収められた場面写真となっている。そして、九郎を取り巻く講談高校の生徒、NIN、そして謎の存在UNなど、新キャストの姿も公開。九郎のクラスメイトで瑛太をいじめている男子生徒の東と野辺地を山時聡真と柾木玲弥、同じくクラスメイトで常にカメラを持ち歩きネタを探している佐藤を野内まるが演じる。そして、「NIN」の一員で講談高校に潜入しているメンバーを陰からバックアップする小津を前原滉、小津のアシスタントを森日菜美が務め、絶妙なコンビネーションで前線の忍者たちをサポート。そして、謎に包まれた存在のアンダーニンジャ=UN。防護服のようなスーツとマスクで全身を覆ったUNの声を津田健次郎が担当する。<作品情報>『アンダーニンジャ』2025年1月24日(金) 公開公式HP:花沢健吾/講談社(C)2025「アンダーニンジャ」製作委員会
2024年12月19日BABYMETALの「ギミチョコ!!」のMusic Videoが、本日12月19日(木) にYouTubeで2億再生を突破。それを記念し、12月11日に発売された映像作品『BABYMETAL LEGEND - 43 THE MOVIE』に収録されているライブ映像が公開された。「ギミチョコ!!」は、1stアルバム『BABYMETAL』に収録されている初期の代表曲のひとつであり、YouTubeで公開されたMVにより、本格的な海外進出を前に、グループの名を世界に広げた1曲。リリースから10年を経た現在も、国内外のライブで披露されるたびにオーディエンスが熱狂的な盛り上がりを見せるBABYMETALのスタンダード曲として長年愛され続けている。公開されたライブ映像は、世界25カ国を巡り、通算98公演、総動員数が28万人を超えるグループ最大規模のワールドツアーの締め括りとなった初の沖縄公演からの映像で、激しいメタルサウンドとキュートさを全開にしたパフォーマンスのコントラストが鮮やかに表現されている。BABYMETAL「ギミチョコ!!」ライブ映像BABYMETAL「ギミチョコ!!」MV<リリース情報>『BABYMETAL LEGEND - 43 THE MOVIE』発売中※後日iTunesにてコンサートフィルム販売も予定『BABYMETAL LEGEND - 43 THE MOVIE』Blu-ray(通常盤)ジャケット●Blu-ray(通常盤):7,700円(税込)※Dolby Atmos、Stereo●DVD(通常盤):6,600円(税込)※5.1ch、Stereo●THE ONE限定盤(完全生産限定盤 / Blu-ray+2CD+ポストカードセット+アクリルフォトフレーム+カセットテープ):22,000円(税込)セット内容:Blu-ray(1枚 / 全14曲)、LIVE ALBUM(2枚 / 全14曲)※ポストカードセット(43枚)、アクリルフォトフレーム、カセットテープ付きスペシャルパッケージ仕様『BABYMETAL LEGEND - 43 THE MOVIE』THE ONE限定盤商品イメージ画像【Blu-ray / DVD / LIVE ALBUM(THE ONE盤のみ)収録内容】■2024.3.23 & 24 at Okinawa Convention Center01. BABYMETAL DEATH02. Distortion (feat. Alissa White-Gluz)03. PA PA YA!! (feat. F.HERO)04. Shanti Shanti Shanti05. MAYA06. BxMxC07. Brand New Day (feat. Tim Henson and Scott LePage)08. Monochrome09. メギツネ10. ギミチョコ!!11. KARATE12. ヘドバンギャー!!13. メタリ!! (feat. Tom Morello)14. Road of Resistance【カセットテープ(THE ONE盤のみ)収録内容】■2024.3.23 & 24 at Okinawa Convention Center01. メタリ!! (feat. Tom Morello) - 43 ver. -THE ONE限定盤 購入リンク:※数量限定のため、商品がなくなり次第受付終了。主要販売サイト:公式サイト:
2024年12月19日2025年1月10日(金) に公開される映画『366日』より、赤楚衛二&上白石萌歌によるルームツアーvlogが公開された。本作は、叶わぬ恋を歌った失恋ソングとして2008年に発表されたHYの楽曲「366日」をモチーフにしたオリジナル作品。主⼈公・真喜屋湊役を赤楚衛二、高校時代に湊と出会い、運命的な恋をするヒロイン・玉城美海役を上白石萌歌が演じ、沖縄と東京というふたつの都市を舞台に、20年の時を超えたラブストーリーが紡がれる。1枚のMDをきっかけに出会い、付き合うことになった湊と美海。先に東京の大学へ進学した湊と、2年後に美海が追いかけるように上京したのをきっかけに、同棲生活がスタートする。ルームツアー動画は、赤楚と上白石がふたりならではの目線で紹介する映像となっており、どこか懐かしさを感じる広めのキッチンや、沖縄出身の湊と美海らしい部屋の小物など、美術のこだわりが詰まったポイントがたくさん。中には、シーサーの名前をど忘れしてしまった赤楚が「シークヮーサーじゃなくてなんだっけ?」と素でつぶやくチャーミングな場面も。そして、この部屋1番の「決め手」となるポイントが広々としたサンルーム。赤楚が思わず「羨ましいぜ……」と唸るほどのおしゃれで丁寧な作りとなっている。この作品を象徴するゲッキツの花をはじめ、沢山の緑に囲まれた部屋に大興奮のふたりが、花々に名前を付け愛でる様子も収められ、現場のほのぼのした空気感が伝わってくる映像となっている。なお、12月12日には映画の撮影でも使用されたラチッタデッラ川崎にて、赤楚と上白石による点灯式が行われた。噴水広場に飾られたのは、場面写真やVlogで紹介したふたりが暮らした部屋をモチーフにしたオリジナルのクリスマスツリー。赤楚と上白石も「こんなに作品に寄せた点灯式は見たことない!」と喜ぶほど、唯一無二のクリスマスツリーとなっている。現在、川崎チネチッタ前にて飾られている(終了日は未定)。映画『366日』2人の幸せが詰まったお部屋紹介!Room Tour Vlog<作品情報>映画『366日』2025年1月10日(金) 公開公式サイト:映画「366日」製作委員会
2024年12月19日