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『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズの新作が企画されている。オリジナルキャストのロバート・デ・ニーロ、ベン・スティラー、ブライス・ダナー、テリー・ポロは、現在出演交渉をしているとのこと。製作配給は過去作品同様、ユニバーサル。2000年に公開された『ミート・ザ・ペアレンツ』は、全世界で3億ドルを売り上げるヒットとなった。2004年の2作目『ミート・ザ・ペアレンツ2』、2010年の『ミート・ザ・ペアレンツ3』(日本劇場未公開)もヒット。2作目から登場するダスティン・ホフマン、オーウェン・ウィルソンらもまた戻ってくるのかどうかは不明。スティラーの最新作は、トロント映画祭でオープニングを飾り、ディズニー・プラスで最近配信となった『くるみ割り人形と4人のキッズ』。デ・ニーロの次回作は、ジェイミー・フォックスと共演するアクションスリラー『Tin Soldier』。文=猿渡由紀
2024年12月12日2025年1月24日(金) に公開される映画『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』より、新たな本編映像が公開された。本作は、香港ノワールの名作『インファナル・アフェア』シリーズ以来20年ぶりにトニー・レオンとアンディ・ラウが競演を果たし、総製作費70億円を投じて香港黄金時代を再現したエンターテインメント大作。1980年代、イギリスによる植民地支配の終焉が近づく狂乱の香港バブル経済時代を舞台に、ビジネスエリートたちの熾烈な陰謀うずまく、巨額の金融詐欺事件を描く。海外でビジネスに失敗し香港に逃亡、その後無一文から100億香港ドルを稼ぎ出した凄腕詐欺師チン・ヤッイン役を演じるのはトニー・レオン。そして、チンに狙いを定め、粘り強い追跡を行う執念の捜査官ラウ・カイユン役をアンディ・ラウが務めており、『インファナル・アフェア』での役柄と正反対の役どころにも本国では大きな注目が集まった。監督と脚本は、『インファナル・アフェア』3部作の脚本を手掛けたフェリックス・チョンが担当。チョン監督はトニーとアンディを起用した理由について「相性が抜群に良いんです。ふたりが共演する時は、ただ互いに見つめ合うだけで緊張感が走ります」と語っている。公開されたのは、捜査官ラウ(アンディ・ラウ)が詐欺師チン(トニー・レオン)を連行するシーン。重厚な扉の向こうでチンを待ち構えていたのは、ラウをはじめ30人を超える汚職捜査機関ICACの捜査官たち。緊迫した表情で迎えた捜査官たちに対し、表情を変えず落ち着いた様子のチン。いくつもある取調べ室は、チンの仲間たちで満室だ。ゆっくりと部屋の中を確認するチン。チンが連行されてきたことに驚き、怯える様子を見せる者や、何かを悟ったかのような表情を見せる者など、リアクションは様々で、チンとの関係性が気になるシーンとなっている。最後の部屋の前でチンの足が止まり、表情が歪む。中には、タバコをふかし冷静な様子のチュン・カーマン(シャーリーン・チョイ)が。ビジネスパートナー以上の関係だった彼女との出会いに思いを馳せるチン。動揺を見せたチンに満足げなラウが「チンさん、こちらへ」と、別室へと案内しようとしたその時、余裕げな笑みで歩き始めたチンが突如倒れ込んだところでシーンは終了。ラウがついにチン逮捕へ王手をかけたかと思いきや、一筋縄ではいかない展開に先の気になる映像となっている。併せて、キャラクターポスタービジュアル6点も一挙公開。トニー・レオン演じるチンは、「私が手に触れる物すべてが金になる」という強気なセリフとともに不気味に笑い、巨大なマネーの波に乗っていく様子が描かれている。一方、アンディ・ラウ演じるラウは、「金持ちでも善悪を決める資格はない」と、確固たる正義の意志を感じさせながらも、血を流し苦悶の表情を浮かべており、金と腐敗した権力から激しい攻撃を受けて苦戦しているようだ。チンの秘書、チュン(シャーリーン・チョイ)は、すべてを持っているかのように振る舞いながらも、どこか空虚な目線が気になる表情。チンと手を組み上流階級で傲慢に振る舞う様子のツァン・ギムキウ(サイモン・ヤム)、ホー・ホウワン(カルロス・チェン)の行方や、チンの顧問弁護士であるケビン(アレックス・フォン)の複雑な表情など、金に翻弄される登場人物を表現したビジュアルとなっている。『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』本編映像【緊迫対峙編】<作品情報>『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』2025年1月24日(金) 公開公式サイト: Emperor Film Production Company Limited All Rights Reserved
2024年12月12日2025年1月31日(金) より公開される映画『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり』より、場面写真10点と本予告が公開された。マレーシア国内に30万人はいるとされる、さまざま事由から身分証明書を与えられず事実上不法滞在者として扱われ、人権を奪われている人々。本作ではそうした背景から、兄弟として生きてきたふたりの若者の過酷な人生を、スタイリッシュな映像の中で描く。聾唖(ろうあ)の兄アバンを演じたのは、台湾の人気俳優ウー・カンレン。彼がクライマックスで演じる声にならない魂の叫びは高く評価され、台湾のアカデミー賞(金馬奨)で最優秀主演男優賞を獲得したのをはじめ、各映画祭・映画賞の演技賞を受賞した。無鉄砲な弟アディを演じた、マレーシアのスター俳優ジャック・タンは、社会から排除された若者の行き場のない怒りと悲しみを等身大で演じ、彼もまた多くの助演男優賞に輝いた。公開された場面写真では、弟の危険な仕事が原因で距離ができてしまった兄弟が、関係を修復しようとする切ないダンスシーンなどが写し出されている。また本予告では、身分証明書もなく身寄りのない兄弟を幼い頃から母の様に支えてきたトランスジェンダーや、ふたりの身分証明発行に尽力するポランティアの女性などが登場し、過酷な運命に翻弄されながらも健気に支え合う兄弟の愛が感じ取れる映像となっている。なお、本作は11月21日にロサンゼルスで開催されたアジアンワールドフィルムフェスティバルにおいて、最高賞のスノーレオパード賞、及び最優秀俳優賞(ウー・カンレン)の2冠に輝いた。この賞はアジア全域のアカデミー賞国際長編作品賞にエントリーされている作品を中心とした15本がコンペ対象となっており、『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』『オールド・フォックス11歳の選択』『ソウルの春』など、話題作を抑えての最高賞受賞となった。また、11月19日付のヴァラエティ誌は「今年のアカデミー賞国際長編映画候補の中でも際立った存在」と、絶賛記事を掲載。さらに、12月7日に発表された国内最大の映画賞、マレーシア映画祭でも新人監督賞、助演男優賞ほか5部門を受賞するなど、これまで全世界18の映画祭で23の賞に輝いている。『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり』予告編<作品情報>『Brotherブラザー 富都(プドゥ)のふたり』2025年1月31日(金) 公開公式サイト: COPYRIGHT. ALL RIGHTS RESERVED BY MORE ENTERTAINMENT SDN BHD / ReallyLikeFilms
2024年12月12日12月13日(金) に公開される映画『はたらく細胞』より、新たな本編映像が公開された。本作は、細胞を擬人化して描く斬新かつユニークな設定で話題を呼んだ清水茜の漫画『はたらく細胞』と、そのスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』を原作とした実写映画化作品。『翔んで埼玉』の武内英樹監督がメガホンを取り、体内世界で細胞たちがはたらく様子を永野芽郁、佐藤健のダブル主演で描く。公開されたのは、赤血球(永野芽郁)や白血球(好中球/佐藤健)が働く、日胡(芦田愛菜)の体内の様子を描いた映像。日胡はひょんなことからすり傷を追ってしまい、彼女の体の中では、傷によって出来た大きな穴の出現により、細胞たちが大パニックに。そんなピンチに駆けつけたのが、かわいすぎる救世主・血小板たちだ。声を掛け合いながら慎重に階段を下りてくる血小板を、「待っていたぞ」と歓迎する白血球(好中球)。敬礼ポーズで「お疲れ様で~す!」と声をそろえるその姿に、周りの細胞たちも思わず笑顔になるが、血小板はキュートな見た目に似合わずとても優秀だ。手元のタブレットでマクロファージ(松本若菜)の解説を聞いた赤血球は、「血管が損傷したときに集合し、止血してくれる」という血小板のはたらきを知ると同時に、すぐさまその高い能力を目の当たりにすることに。「よ~し、行くよ!」というリーダー(マイカピュ)の掛け声で、すり傷の大穴に駆け寄る血小板たち。大勢の細胞たちがエールを送る中、フィブリン(血液の凝固に関わるタンパク質)を繋ぎ合わせ、瞬く間に血小板血栓の全体を覆い固めていく。SNSでは、公開前から早くも「実写版血小板ちゃんかわいすぎる」「血小板ちゃんがちゃんと子役ってのがとても良い」など、ビジュアルを大絶賛する声が相次いでいる。本作にキラーT細胞役で出演している山本耕史も、お気に入りの細胞に「それはもう血小板ですね!可愛い!」と挙げるほど、血小板たちはファンも共演者をも魅了している。そんな血小板役を演じているのは、リーダー役のマイカピュを始め、泉谷星奈、湯本柚子、天野叶愛、佐藤恋和、石塚七菜子、英茉、大迫鈴、堂口環那、原春奈、磯村アメリなど、話題作に出演してきた子役オールスターズ。いずれも数百人のオーディションの中から選ばれた精鋭揃いだ。なお撮影現場では、マイカいわく「撮影現場で佐藤さんが小さい血小板の子を肩車してくれたり、永野さんは一緒に写真を撮ってくれたり、すごくやさしかった」とのこと。『はたらく細胞』本編映像<作品情報>映画『はたらく細胞』12月13日(金) 公開公式サイト:清水茜/講談社 (C)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (C)2024 映画「はたらく細胞」製作委員会
2024年12月12日吉沢亮が主演を務める映画『ババンババンバンバンパイア』の主題歌が、imaseが歌う「いい湯だな 2025 imase× mabanua MIX」に決定。併せて予告編と本ビジュアルが公開された。原作は、「別冊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の奥嶋ひろまさによる同名コミック。公開された映像は、人間の生き血を吸う恐ろしきバンパイアとして450年間生きてきた森蘭丸(吉沢)が人間の首に噛みつき、血まみれの牙をむき出しにし、おどろおどろしい雰囲気からスタートするかと思いきや、シーンは一転、バンパイア姿からは縁遠い、銭湯「こいの湯」で働く蘭丸の姿が。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求め、この銭湯の跡取り息子・李仁(板垣李光人)の純潔を蘭丸は密かに見守っている。純粋で真っすぐな李仁の姿に「可愛い……」と悶絶する蘭丸の幸せで穏やかな日々に、李仁の初恋の相手・葵(原菜乃華)が立ちはだかる。李仁の童貞喪失のピンチを阻止するべく、蘭丸は葵を李仁に近づけまいと四苦八苦する結果、思いもよらぬ壁ドンやお姫様抱っこをする羽目に。それを横目で見ていた李仁は蘭丸に対し「僕たち恋のライバルだね」と勘違いする始末。さらになんと葵はバンパイアオタクで、蘭丸がバンパイアであることに気づいてしまい、次第に「バンパイア様♡」と蘭丸に想いを馳せていく。それぞれの想いの矢印が交差し、前代未聞の勘違いバトルが勃発する大波乱の展開となる。強靭な肉体をもつバンパイアとは知らず、初めて自身が喧嘩に負けた相手として蘭丸を慕う、脳筋番長ことフランケン(関口メンディー)や、昼間は李仁の担任として教師をする傍ら、夜はバンパイアハンターとして蘭丸を狙う、怪しげな二面性を持つ坂本先生(満島真之介)、蘭丸を恨み大切なものを全て奪おうと蘭丸や李仁の命を脅かす最大の宿敵、蘭丸の兄・長可(眞栄田郷敦)の姿も。さらに個性豊かな李仁ファミリー、父・立野春彦(音尾琢真)、母・立野珠緒(映美くらら)、祖父・立野長次郎(笹野高史)、さらに戦国時代から生きていた蘭丸がかつて仕えており寵愛を受けていた、織田信長(堤真一)との妖しげなシーンなどが収められている。本作の主題歌「いい湯だな 2025 imase× mabanua MIX」は、昭和の名曲「いい湯だな」をアレンジカバーした、ゆったりと心地いいリズムで作品を彩る楽曲。imaseは「映画化されるということで、凄く話題にもなりましたし、そんな作品の主題歌を担当することができてめちゃめちゃ嬉しかったです」とコメント。さらに「この映画のエンドロールにこの曲が流れたときに、一息つきながら本当に温かい銭湯に入っているような、そんな心地いい気持ちになれる楽曲だと思っています。是非作品と共にこの曲を聴いていただけたら嬉しいです」と語っている。また本作のムビチケカード&ムビチケ前売券(オンライン)の発売日が12月13日(金) に決定。蘭丸が働く「こいの湯」で、バンパイア姿でデッキブラシとバケツを片手に佇む新たなビジュアルが使用されている。映画『ババンババンバンバンパイア』ムビチケカード&ムビチケ前売券(オンライン)ビジュアル■imase コメント全文①映画『ババンババンバンバンパイア』の主題歌に決定したときのお気持ちをお聞かせください。凄く嬉しかったですね 。映画化されるということで、凄く話題にもなりましたし、そんな作品の主題歌を担当することができてめちゃめちゃ嬉しかったです。②脚本を読まれた感想はいかがですか?コメディーで設定も凄く面白いです。450年生きている森蘭丸がまさか銭湯で働いていて、李仁の童貞を守るために、というストーリー設定も面白いですし、そこで描かれる色々な物語も凄く素敵な作品だなと思いました。③「いい湯だな」をアレンジカバーした楽曲になっておりますが、ポイントやお気に入りの点を教えてください。名曲「いい湯だな」を令和っぽさもあるアレンジにmabanuaさんがしてくださって、自分もラップっぽい歌詞を書いたり、昔ながらの良さと今っぽさが融合した楽曲になっていて、個人的に全体的に気に入っている曲になっています。④映画を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いいたします。この映画のエンドロールにこの曲が流れたときに、一息つきながら本当に温かい銭湯に入っているような、そんな心地いい気持ちになれる楽曲だと思っています。是非作品と共にこの曲を聴いていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします!映画『ババンババンバンバンパイア』予告映像<作品情報>映画『ババンババンバンバンパイア』2025年2月14日(金) 公開公式サイト:「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 (C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022
2024年12月12日2025年1月9日(木) 読売テレビ・ドラマDiVEにて、ドラマ『あらばしり』が放送・配信されることが決定し、THE RAMPAGEの藤原樹が連続ドラマ初主演を務めることが発表された。本作は、ライフワークとして日本酒の魅力を発信する橘ケンチ(EXILE/EXILE THE SECOND)と、俳優・脚本家・監督として活躍する平沼紀久が原案を手がけ、2020年12月から講談社『マガジンポケット』にて連載された(漫画:タクミユウ)日本酒の擬人化漫画『あらばしり』の実写ドラマ。物語は、看板もなく必要としている人にしか見つけられない日本酒店が舞台。爽やかな味わいや、ほのかな甘さ、ワイルドで硬派な味わい、それぞれ日本酒の蔵元の性格や歴史を投影し擬人化された日本酒キャラクターたちが、訪れる客をそれぞれに合った日本酒で癒していくストーリーだ。藤原が演じるのは、祖父が遺した日本酒の店を譲り受けることになった⻘年・伊藤吟。ある日突然、吟の前に擬人化された日本酒たちが現れたところから吟の生活は一変する。演出は『どうか私より不幸でいてください』『夫婦がこわれるとき』の⻑尾くみこが務め、脚本は『婚活1000本ノック』『インターホンが鳴るとき』などのニシオカ・ト・ニールが務める。<コメント>■藤原樹伊藤吟役の藤原樹です!この度、初めて連続ドラマの主演を務めさせていただきます。素直な心を持ち、真っ直ぐな吟。不器用ながらに成⻑していく吟と共に、自分もまたひとつ成⻑出来た撮影期間でした。吟が日本酒たちと出会い困難を乗り越えていく姿を見守っていただけたら嬉しいです。そしてこの作品を通して日本酒の魅力が沢山の方に伝わりますように。■原案:橘ケンチあらばしりの構想が生まれてから5年余り。遂にドラマ化されるということでとても嬉しく思っております!同じLDH JAPAN所属のTHE RAMPAGEの藤原樹が主役の吟として、この作品の中でどう生きていくのか。初主演ということで活躍を願うばかりです。そして、この作品の肝となる役者陣の皆様に心から感謝していますし、想像を超えてくるであろう日本酒たちのドタバタ劇を本当に楽しみにしています!是非日本酒を飲みながらご覧ください!!■原案:平沼紀久漫画『あらばしり』は、気楽に日本酒と寄り添ってもらいながら、沢山ある銘柄から推しを見つける楽しさを通して、最後は笑顔になってもらいたいという想いから創られています。実写化してもその想いはきっと変わらず、漫画とはまた一味違う魅力と味わいを引き出してくれていると、藤原樹初主演と共に期待しております。■漫画:タクミユウ『あらばしり』ドラマ化おめでとうございます!ケンチさんや平沼さん・編集さんたちと美味しい日本酒で酔っ払いつつ(笑)、あーだこーだ言いいながら生まれたあのキャラクターたちが3次元で動いて笑って話すなんて……。めちゃくちゃわくわくするし、今からたくさんの方に見ていただけるのが楽しみです!ぜひお好きな日本酒を飲みながら、キャラたちと一緒に酔いどれて見ていただけたら嬉しいです!<作品情報>『あらばしり』2025年1月9日(木) スタート読売テレビ・ドラマDiVE 毎週木曜 24:59〜福島中央テレビ、中京テレビ、福岡放送、鹿児島讀賣テレビ で放送予定読売テレビでの放送後、TVerにて無料見逃し配信原作:『あらばしり』(講談社『マガジンポケット』所載)演出:⻑尾くみこ、伊藤彰記脚本:ニシオカ・ト・ニール出演:藤原樹 ほか公式HP:タクミユウ・橘ケンチ・平沼紀久/講談社/「あらばしり」製作委員会
2024年12月12日2025年に30周年イヤーを迎えるBONNIE PINKのアニバーサリーライブ第1弾『Tiny Kitchen Tour』が、2025年4月に東京・IʼM A SHOW、大阪・BIGCATで開催される。本公演では、ボーカルがより際立つ小編成でのライブと、ゆったりとしたトークを堪能できる。チケットは、オフィシャルファンクラブ「BONNIE LINK」会員を対象とした最速先行が、12月17日(火) 10時よりスタートする。<ライブ情報>『BONNIE PINK Tiny Kitchen Tour 2025』4月10日(木) 東京・IʼM A SHOW開場17:45 / 開演18:304月11日(金) 東京・IʼM A SHOW開場17:45 / 開演18:304月24日(木) 大阪・BIGCAT開場17:45 / 開演18:30【チケット情報】全席指定:7,000円(税込)※ドリンク代別途必要■オフィシャルファンクラブ「BONNIE LINK」会員限定 最速先行(抽選):2024年12月17日(火) 10:00〜12月22日(日) 23:59公式サイト:
2024年12月11日ニュー・アルバム『hooray』を12月11日(水)に発売したandropが、発売を記念した配信番組を12月16日(月)21:00から生配信する。15周年記念日に行う特別な番組となり、『hooray』についてや15年の歩みを振り返るトークに加え、アコースティックライブを披露する。アルバムタイトルにちなみ、「#androp_hooray」をつけてX(エックス)に「andropの楽曲やライブに応援されたエピソード」を投稿すると生配信中にメンバーがリアクションすることも。また、15周年を記念した写真集『TOKYO ISLAND 2024 androp 15th Anniversary day』 の発売が決定。2024年10月14日(月•祝)東京・海の森公園で開催された『TOKYO ISLAND 2024 androp 15th Anniversary day』にフォトグラファー・中野敬久が密着ドキュメントした写真集で当日のスペシャルセッションの模様やライブフォトのみならず、バックステージでのメンバー、ゲストミュージシャンとの交流の様子などを収めた84ページのフォトブックとなる。さらに、androp×イケシブ presents 15th. Anniversary&ニュー・アルバム『hooray』リリース記念のSpecial Exhibitionを開催。活動初期から深い繋がりを持つイケベ楽器とのコラボレーションによる大規模展示イベントとなり、大画面での映像上映やコラボグッズ販売、メンバー愛用の楽器展示など、andropの15年の軌跡と『hooray』の世界観を体感することができる。<配信情報>androp 15th Anniversary New Album『hooray』Release Special Program12月16日(月)21:00androp Official Artist Channel にて生配信<リリース情報>ニュー・アルバム『hooray』12月11日(水)発売初回生産限定盤:15,400円(税込)通常盤:3,300円(税込)【CD収録曲】初回生産限定盤/通常盤共通01. Sound Check02. Massara feat.井上竜馬(SHE’S)03. Image Word (New Recording Ver.)04. Vidro05. Lamplight06. Bada-bing Bada-boon07. ICE08. Story09. Tayori feat.荒谷翔大10. NaNaNaandrop -14th Anniversary Special Live- at Billboard Live TOKYO -2023.12.24-初回生産限定盤のみ01.Ravel02.Black Coffee03.Paranoid04.Tara-Reba05.Water06.Saturday Night Apollo07.SuperCar08.Toast【DVD収録内容】初回生産限定盤のみandrop one-man tour 2023 "fab gravity"2023.08.27 Zepp Shinjuku(TOKYO)01.Parasol02.Lonely03.Arata04.SummerDay05.September06.Happy Birthday, New You07.Halo08.Hanabi09.Black Coffee10.Blue Nude11.Ravel12.Hikari13.Tokio Stranger14.Hyper Vacation15.MirrorDance16.Run17.Voice18.ToastEN1.CosmosEN2.SuperCarEN3. Yeah! Yeah! Yeah!【封入内容】初回生産限定盤のみdigital single CDサイズジャケット・Image Word(New Recording Ver.)・Story・Tayori feat.荒谷翔大・Vidro・Massara feat.井上竜馬(SHE’S)<ライブ情報>androp -15th. Anniversary Special Live2025年1月11日(土) 東京・LINE CUBE SHIBUYA (渋谷公会堂)開場 17:00 /開演 18:00【チケット代金】SS 指定席 :8,500円(税込)※前方エリア席(数量限定)※member page 有料会員先行での受付のみ通常指定席:6,900円(税込)●U-18割引公演当日、小学生以上18歳以下の方は会場にて身分証提示で2,000円キャッシュバックします。※身分証は、コピー及び、写真データは不可となります。有効期限内の現物をご持参ください。※キャッシュバックは公演当日のみ、会場に来場された方に限ります。()写真集『TOKYO ISLAND 2024 androp 15th Anniversary day』3,300円(税込)※2025年1月11日(土)東京・LINE CUBE SHIBUYA『androp -15th. Anniversary Special Live』の会場にて発売開始※1月12日(日)より池部楽器 渋谷旗艦店「イケシブ」にて数量限定で販売予定※限定部数のため無くなり次第販売終了<POP UP SHOP情報>androp×イケシブ presents 15th. Anniversary & new album『hooray』Release 記念Special Exhibition会場:池部楽器 渋谷旗艦店「イケシブ」開催期間:2025年1月4日(土)~1月12日(日) オフィシャルサイト
2024年12月11日11月15日に開催された『DEZERT Presents 【This Is The “FACT”】 TOUR 2024 VS MUCC』のセッション映像が公開された。『DEZERT Presents 【This Is The “FACT”】 TOUR 2024』は、12月27日(金) に初の東京・日本武道館公演を控えたDEZERTが、lynch.、Sadie、MUCCという3組の先輩バンドのホームに乗り込み対バンを行うツーマンツアー。ファイナルとなった本公演は事務所の先輩であるMUCCを迎え、東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)で行われた。公開された映像では、それぞれの本編中に、千秋(DEZERT/vo)、逹瑯(MUCC/vo)が加わり、MUCCの「流星」、DEZERTの「ミスターショットガンガール」を披露する様子が収められている。事務所の先輩・後輩として親交の深いMUCCとDEZERT。先輩バンドへのリスペクトと後輩バンドの初武道館公演への応援の想い。そんな彼らの関係性と「繋がり」を感じることができる。MUCC feat.千秋(DEZERT)「流星」 / DEZERT feat.逹瑯(MUCC)「ミスターショットガンガール」なお、DEZERTの武道館公演『君の心臓を触る』のチケットは現在一般発売中。<ライブ情報>DEZERT SPECIAL ONEMAN LIVE at NIPPON BUDOKAN『君の心臓を触る』2024年12月27日(金) 東京・日本武道館開場17:30 / 開演18:30【チケット情報】全席指定:6,600円(税込)※未発表音源「オーディナリー」CD付き()特設サイト:公式サイト:
2024年12月11日Text:森朋之Photo:吉田圭子2023年『第65回グラミー賞』において、アルバム『Sakura』で「最優秀グローバル・ミュージック・アルバム」を受賞した作・編曲家/アーティストの宅見将典。受賞後は文化庁長官表彰(国際芸術部門)の受賞、Newsweek誌『世界に尊敬される日本人100』に選出され、映画『告白 コンフェッション』(2024年5月公開)のサウンドトラック、米国パラマウント社のライブラリー音楽の制作も手掛けるなど活動の幅を広げ続けている。さらにMasa Takumi名義でリリースしたシングル「Kashira」が今年度『第67回グラミー賞』の「グローバル・ミュージック・パフォーマンス」部門にノミネートされた。2年ぶりに発表された「Kashira」は、4月に公開されたVシネマシリーズ「日本統一」の最新映画『氷室蓮司』主題歌。日本の伝統楽器や二胡と欧米的なビートを融合させた楽曲に仕上がっている。Sly&Robbieのアルバム『One Pop Reggae』に参加し、グラミー賞を体験したことで「またここに戻ってきたい」と決意。LAと東京を行き来しながら現地の音楽業界と繋がり、アルバム『Sakura』でついにグラミー賞を獲得するに至った経緯、そして、新曲「Kashira」や今後の活動ビジョンについて、宅見自身の言葉で語ってもらった。――改めまして、『第65回グラミー賞』の受賞、おめでとうございます。ありがとうございます。もう去年の出来事なんですが、まだちょっと他人事のような感覚なんですよ(笑)。それを目指してガムシャラにやってきたものの、プレゼンターのジョン・レジェンドが登場したときに「自分の名前が呼ばれるわけないな」と思って。私の名前がコールされたときは脳の中で何かがハジけた感じがありました。まるで夢の世界でしたけど、リアルに体験できたことはよかったですね。――宅見さんはグラミー賞を取るという目標を定めて、具体的な活動を続けてこられたそうですね。そのために3年間移住しましたからね。グラミー賞の会場のCrypto.com ArenaはFigueroa Street沿いにあるんですが、目的を忘れないように同じストリートに住んだんですよ。“ひとりレコード会社”という感じで、制作やプロモーション、JASRACへの登録も全部ひとりでやって。1から音楽ビジネスを勉強できたこともよかったのかなと。――そもそもグラミー賞を目指したきっかけは?Sirenというバンドでメジャー・デビューしたんですが、2003年に脱退して。その後、作曲家として活動を始めて、ようやく波に乗り始めた頃にKMミュージック(横浜のコンサートプロモ―ション会社)の下田等さんに、「海外のプロジェクトでギターを弾いてくれないか」と言われたんですよ。それがSly&Robbieだったんです。レゲエの伝説的リズムセクションなんですけど、僕がイントロをつけたら面白がってくれて、アルバム『One Pop Reggae』に参加したんです。それがグラミー賞にノミネートされて、僕もアディショナルプレイヤーとして名前が載ったんですよ。喜んでいたらWOWOWの方に誘ってもらって、現地に観に行ったんです。2011年の2月13日だったんですが、そこで人生が変わって。本当に素晴らしかったし、「絶対にここに戻ってきたい」と思ったんですよ。日本に戻って英会話の教材を買って、マンツーマンの英会話スクールに通ったのがスタートですね。――まずは英語からだったんですね。それがないと何もできないですからね。次の年に2カ月の短期留学をして。機材も持っていって、日本の仕事をリモートでやりながら、英語の勉強を続けました。まだまだ準備段階ですよね。――宅見さん自身のプロジェクトに関しては?先ほども言ったように最初はレゲエの作品に参加したんですけど、向こうで「なんでレゲエなの?」と言われることもあったんです。僕も「そりゃそうだよな」と思ったし、そこから「自分の作品ってどういうものだろう?」と考え始めて。あらためて「コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム」というカテゴリーにしようかなと思い、LAのキャピタルレコーディング・スタジオで自分の作品を録って、エントリーしたのが2016年ですね。初めてグラミー賞関連のミュージシャンが集まるパーティに行ったのも2016年。日本のパーティと違って食べ物や飲み物が用意されているわけではなくて、自分でバーカウンターで飲み物を買って、いろんな人と話して。それがアメリカの音楽業界と繋がるきっかけでした。アジアの人は結構いたんだけど、日本人はほとんどいなかったので、なんか目立ってたんですよ(笑)。――そこから日本を想起させる音楽を作ることに繋がった?それも最初は気づいてなくて、向こうの“国技”で戦おうとしてたんです。ロックやジャズもアメリカ発祥のものですよね。もちろん日本人がやっても全然いいんだけど、向こうの国技であることは変わりない。僕もピアノとストリングスなどを使った、西洋音楽のインストゥルメンタルをやってたんですよ。でも「それじゃダメだな」と途中で気づいて。もっと個性が必要だし、自分にしかできない音楽をやらないといけないなと。ちょうどその頃に、友人であり仕事仲間でもあるBREAKERZのDAIGO君に「とりあえず着物とか着てみたら?」と言われたんですよ。――そうなんですね!DAIGO君は僕がSirenにいたときから繋がりがあって。アメリカでなかなか上手くいかなかった時期に「もっと目立ったほうがいいでしょ」って視覚的なプロデュースをしてくれたんですよ。坂本龍馬風に革靴、ハットを着物に合わせて。そこから音楽も変わっていきました。やっぱり和楽器だなと思って、三味線を買って、練習し始めて。自分の作品の中でどうブレンドするかを考えて、2019年に『HERITAGE』というアルバムを作ったんです。その作品を「コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム」というカテゴリーにエントリーして、プロモーションや広告も限界までやって……もちろん全部自己資本です。自分としてはできることはすべてやったチャレンジだったんですが、ノミネートされなかったんです。大きなお寺でMVを撮ったり、これ以上はないほど日本の美を追求したんだけど、結局ダメだった。非常に落ち込んだし、コロナもあって、「これ以上は無理かもな」とも思って……。――大きな挫折を経験した。はい。それからしばらく経って「『HERITAGE』って英語だよな」と思って。遺産っていう意味なんですけど、英語にした時点で、日本の遺産とは取ってもらえない。そこから今度はアメリカ人が知ってる日本語をリサーチして。その中のひとつが『Sakura』だったんですよね。その後「もう1度頑張ってみよう」と思い立ち、2021年はお休みして、2022年(『第65回グラミー賞』)にチャレンジしたんです。和楽器の要素をさらに増やしたし、後はエントリーする部門も変えて。「ワールドミュージック」が「グローバル・ミュージック」に名称が変更されたタイミングだったし、そっちでいってみようと。――そして見事に受賞した、と。『Sakura』には和楽器の要素もたっぷり入っていますが、トラック自体は低音がしっかり効いていて、ヒップホップやR&Bに近い作りになってますよね。そこは思いきり意識していました。「トラックにはしっかりローエンド(音域の低い部分)が出ていて、上物は日本的な楽器とアプローチ」というバランス自体は、日本の音楽シーンにはずっと前からあったと思うんですよ。ただ、そういう音楽はアメリカに浸透していなかったし、やっている人もいなかった。後はNAOKI TATEさんの声も大きかったと思います。彼はパーカッション奏者なんですが、声がすごくよくて。別の仕事でお会いしたんですが、「ワールドミュージック的な音楽をやるときは、絶対にこの人の声が必要だ」と思っていたんです。自由に歌ってもらったテイクから選ばせてもらったんですが、歌詞がなくても伝わるものがあって。楽器の中に声を混ぜるブレンド術が、『Sakura』の最大の発明だったかもしれないです。――先ほど「まだ他人事のよう」と仰ってましたが、グラミー賞を取ったことで、活動の状況はかなり変わったのでは?そうですね。以前から「グラミーは人生を変えてしまうよ」と言われることがあったんですよ。ノミネートされるだけでチヤホヤされて、ちょっとおかしくなってしまうような人もいたり。でも自分の場合は(受賞後も)軸はまったく変わってなくて。日本だとちょっとメディアに出るだけで芸能人みたいな扱いになりがちですけど、僕はあくまでも音楽家ですからね。昔のSirenでの経験も関係していると思います。バンドが上手くいかなくなったのは自分のせいだという思いもあるし、反省もあって……。年齢も年齢ですからね。受賞時は45歳だったので。――仕事の幅も広がってますよね。はい、ありがたいことに。パラマウント社のライブラリー音楽の制作だったり、後はポリスのドラマーのスチュワート・コープランドに声をかけてもらって、彼のカバーアルバム『Message In A Bottle』に三味線で参加したんですよ。後は映画音楽。去年は映画『告白 コンフェッション』のサウンドトラックを担当させて頂き、ちょうど今、来年(2025年)公開の映画でも制作をさせて頂いています。――そして、Masa Takumi名義でリリースした楽曲「Kashira」が『第67回グラミー賞』の「グローバル・ミュージック・パフォーマンス」部門にノミネートされました。「Kashira」は、4月に公開されたVシネマシリーズ「日本統一」の最新映画『氷室蓮司』主題歌。日本の伝統楽器や二胡と欧米的なビートを融合させた楽曲ですね。主演・プロデューサーの本宮泰風さんから「『Sakura』のような曲をお願いします」というお話をいただいたんです。映画『氷室蓮司』は台湾ロケだったので、メインの楽器を中国の伝統楽器の二胡にして。アメリカでは二胡でメロディを弾いている楽曲はあまり聴かれていないだろうし、三味線との絡みも面白いかなと。グラミーにおいては、「グローバル・ミュージック・パフォーマンス」にエントリーしました。アルバムではなく楽曲を対象にした部門なんですが、ノミネートの数は5作品だったり6作品だったり、年によって違うんですよ。今年は6作品がノミネートされたのですが、私の名前が呼ばれたのは6番目でした。心臓に悪いです(笑)。――最近は「目標はグラミー賞」とコメントする日本のアーティストも増えていますが、なかなか難しいですよね……。今年度の『第67回グラミー賞』は日本の名だたるアーティストもエントリーしてるんですよ、実は。僕がパンドラの箱を開けてしまったというか、もしかしたら日本の大手レーベルの人たちも意識し始めたのかもしれないですね。「グローバル・ミュージック・パフォーマンス」は“ユニークなスタイルであればいい”という規定なので、今年は(エントリーする日本のアーティストが)一気に増えました。ただ、日本のアーティストのみなさんはエントリーしていることを言わないんですよ。ノミネートされなかったら恥ずかしいと思ってるのかもしれないけど……。――宅見さんはずっと「グラミーを目指す」と公言していましたからね。世界最大の音楽のオリンピックを目指しているんだから、無理で当然だし、何度も悔しい思いをしてきて。2016年に初めてエントリーしてノミネートを逃した後、Facebookに書いたんですよ。「悔しいから本気で狙う。移住します」って。知り合いからは「あーあ、言っちゃった」という反応でしたけど(笑)、そこからがむしゃらに頑張って、『Sakura』でグラミー賞を取って。「目指すって公言して、ホントに取ったのは宅見だけじゃない?」と言われました。――今後の活動のビジョンについても教えてもらえますか?Sly&Robbieの作品に関わってから、13~14年くらいグラミー賞にすべてのエネジーを注ぎ込んできたんですが、『Sakura』で受賞し、「Kashira」がノミネートされたことで、とりあえず一区切りかなと思っているんです。和楽器の力を借りて、日本人としての美を最大限に追求した作品をアメリカで表現するという活動を続けてきましたが、グラミー賞を毎年目指すのは正直大変すぎるので、ちょっと距離を置いて、自分名義の作品作りを見直してみたくて。――音楽家として次のタームに向かう、と。アメリカでも少しは興味を持ってもらえるようになりましたからね。もちろんアーティストの方々への楽曲提供の仕事は続けていくし、映画のサウンドトラックなどの仕事は今後も増やしていこうと思っています。後はグラミーを目指す若い世代を応援することも考えていて。アメリカの音楽業界へのアプローチだったり、グラミー賞のエントリーのやり方といった方法論ですよね。「メジャーで売れてないとダメなのか?」と言えばそんなこともないし、そういうエビデンスは全部僕は持ってるわけじゃないですか。というのは、1からスタートして英語を学んで投票メンバーになり、自分でエントリーして移住して海外レコーディングや撮影、さらに広告もアメリカで打ってパブリシストを雇いプロモーションもして、そこからノミネートを経て受賞を経験した日本人は多分僕だけなんじゃないかな……と。日本人のアーティストでもグラミーを目指していいし、自分がプロデューサーになって、お手伝いできたらいいなと。ゆくゆくは日本のアーティストや音楽家が世界に羽ばたけるようなプラットフォームを作りたいなと思っています。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼントサイン入り色紙を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<リリース情報>Masa Takumi シングル「Kashira」配信中Masa Takumi「Kashira」ジャケットMasa Takumi「Kashira」MUSIC VIDEO配信サイト: Takumi アルバム『Sakura』発売中Masa Takumi『Sakura』ジャケット●CD:2,200円(税込)※Amazon、及び全国のタワーレコードにて販売。【収録楽曲】1. Sakura2. Katana3. Shizuku4. Kaze5. Yuzu Doll6. Kotodama7. Tamashii8. Inochi9. Shizuku(Piano solo ver.)※CDのみ収録10.Sakura(Piano solo ver.)※CDのみ収録Masa Takumi「Sakura」(65th Grammy Winning song)MUSIC VIDEO配信サイト:宅見将典 公式サイト:
2024年12月11日Text : ヤコウリュウジPhoto:山本佳代子昨年、結成10周年を迎え、改めてどういったバンドなのかを自ら掘り下げた3枚目のフルアルバム『ヘルシンキラムダクラブへようこそ』を発表し、世界最大級の『ビジネスカンファレンス&フェスティバルSXSW』への出演や初となったイギリスツアーも行ったHelsinki Lambda Club。そんな彼らがそれぞれの生活に寄り添い、自分なりのダンスを踊れる新作EP『月刊エスケープ』を完成させた。その中でも注目を集めたのが鍵盤弾きとしてだけでなく、数々のアーティストのプロデュースやアレンジも手掛けている堀江博久をプロデューサーとして迎えた「たまに君のことを思い出してしまうよな」であろう。80年代のポップスをリファレンスしながら、丁寧かつ繊細に構築したこの曲はヘルシンキ史上、最もポップな存在と表現してもいい。そんな曲の制作秘話からクリエイティブへのスタンスまで、ヘルシンキのフロントマンである橋本薫(vo/g)と堀江にじっくりと語り合ってもらった。――そもそも、おふたりの接点は以前からあったんですか?堀江いや、ゼロでしたね。橋本僕らがいつも録ってもらっているエンジニアさんに「この曲にはプロデューサーさんを入れたいんですよ」と相談したら、堀江さんだったらやりたいことがいちばん叶うんじゃないか、と紹介をしていただいたんです。堀江割とすぐにやろうかなと決めた気がするな。夏だったっけ?橋本そうでしたね。堀江バンドが「この曲をなんとかしたい」という話があって、そこからスタートでしたね。橋本堀江さんが今まで関わってきたアーティストの方々、僕の中だと世代的にSINGER SONGERのイメージが結構強かったりはするんですけど、the HIATUSもやっていらっしゃったような幅の広さもありますし。僕らがどういうことをやりたいのか、コミュニケーションをとったらすぐに汲み取ってくれるだろうな、と感じたんです。橋本薫(Helsinki Lambda Club)――そのとき、曲自体はどういう段階だったんですか?橋本まだ全然で、完成度で言えば30〜40%ぐらいしかできてない、すっぴんのデモ状態から始まった印象ではあります。リファレンスとか、こういう雰囲気にしたい、みたいなモノはお伝えしつつも、軸は固まってないぐらいの段階でした。だから、堀江さんが宿題みたいな形で「まず、これをやってきて」というのをひとつひとつ提示していただいて、僕らはそこへ向かっていく、みたいな。まずは曲の土台をしっかり丁寧に作る、っていうところを大事に進めていただきましたね。そういうやり方は僕にとってはすごく新鮮でしたし、そういう風に骨格を作っていくのが大事なんだな、と。――これまで、堀江さんはたくさんプロデュースもされてきたと思うんですが、どういったところに重きを置いているんですか?堀江まず、いつも最初に思っていることがあって。(ヘルシンキは)新人のバンドではないし。もう10年ぐらい経った?橋本ちょうどそれぐらい経ちますね。堀江そうなると、ライブに足を運んだり、CDをずっと聴いている人たちが「こうなったらいいだろうな」っていうのを考えるんですよ。だから、そこを組み立てていっただけ、というか。曲が3〜4割ぐらい(の完成度)って言ってたけど、僕は大体できてるな、と思ったし。自分にとっては今回のプロジェクトでやることがあんまりなくて(笑)。橋本そういう印象だったんですね(笑)。ただ、絶対にリスナーの存在がモノを作るときは頭の中にあるんですね。堀江そうだね。(どういう人たちなのかは)勝手に想像しちゃうところではあるんだけど、「こういう感じでいったら喜ぶんじゃないかな?」とか。基本的にプロデュースというのはアーティストとオーディエンスをつなぐモノと定義されてるから、自分はそれに則っているんだよね。キーボーディストだから「鍵盤で色をつけてくれ」とか「サウンド的にどうにかしてくれ」ってよく言われるんだけど、プロデュースするときはあんまりキーボードを弾くことってなくて。それは違うというか、サウンドを自分好みに塗り替えたりするのは、あんまり興味がないことで。ヘルシンキだったら、この3人が持ってるモノを探りながら「こうやったら、聴いている人が絶対に喜ぶだろうな」っていうのをいっぱい探しました。そこに自分の鍵盤があるとうるさくないかな、って。左から)堀江博久、橋本薫(Helsinki Lambda Club)――あったらあったで喜ぶ人もたくさんいると思いますよ。堀江そう、よく言われるんだけどね(笑)。熊谷(太起)のギター聴いてたら、鍵盤いらないかなって思って。橋本最初はめっちゃ入れて欲しかったです(笑)。でも、そういうスタイルだからこそ、僕らも自然な方向でやれたんでよかったと思ってますね。――曲の仕上がりとしてはヘルシンキ史上でも有数のポップソングになりましたが、そのあたりは制作を進めていく中で見えた部分だったんですか?堀江いや、最初からポップなモノを作るというのが共通して見えてたから、そこから実験的なことをしようというのはなかったような。橋本そうでしたね。堀江だから、自分はポップなモノを作るのはすごく好きだし、伝える要素はいっぱい持ってるんで、それを徹底的に伝えた、っていう。ただ、最終的にこうした方がいい、というのはあんまり言ってなくて。橋本基本的には道を敷くというより、外れないように支えてくれる感じがすごくありましたね。――プロデュースと言うと、線を引いて「ここを歩いてください」っていうスタイルなこともありますよね。堀江ほとんどがそうだよね。でも、10年ぐらいバンドをやってるとバンドサウンドも確立できてるから、そこまで足りないモノもあんまりないし。橋本その支えてくれる中、80年代のこういうニュアンスを出したい、みたいな気持ちをすぐに汲み取ってくれて、そうしたいならベースはこう弾くし、ドラムの打ち込みも本物のRoland TR-909を使った方がいいよね、ってパッと提示してくれたのはありがたかったですし、なるほどな、って思うことの連続でしたよ。堀江でも、言ったモノはだいたい吸収が早かったし。大変だったのは稲葉(航大)のベースぐらいじゃない?橋本そうですね。堀江ヘルシンキのバンドサウンドって、意外とファンキーな感じがある。今回の「たまに君のことを思い出してしまうよな」はひとつ制限があって、八分でベースを最後まで刻む、っていう。80年代だと最初から最後までずっとタイトに刻んで終わる曲が結構あって、The Policeの「見つめていたい」もそうだし、大澤誉志幸さんの「そして僕は途方に暮れる」もそうだよね。ストイックに最初から最後まで(八分)。で、そのシンプルな中にも踊れる弾き方とか、アタックの強さだったり、表現がいろいろあって。ただストイックにいけばいいわけでもないし。そのさじ加減や塩梅が難しいんだけど、それを最初に提案したよね。加えて、最初の20秒がカッコよければ後は何でもいいよ、とも伝えて(笑)。堀江博久橋本そうでしたね(笑)。堀江ストイックにやろうとすると、最初は固くなるんだよね。でも、名曲を聴いていると最初の20秒の中に感動させる音があったりするし。橋本あと、手法的な部分で印象的だったのは、ギターがブリッジミュートでめちゃめちゃ歪んだ音で刻むとそのベースが活きてくる、っていう。そういう手法があるんだ、って驚きました。――歌詞の部分では何かアドバイスをされたりもしたんですか?堀江どっちがいいかな、というときに読んで分かりやすい方が、メロディから言葉がちゃんと聴こえる方がいい、とは伝えましたね。言いたいことがいっぱいあるとメロディが追いつかなくなるときもあるんだけど、この曲はちゃんとメロディと言葉が最初からリンクはしてたから、あんまり言うこともなかったけど。橋本今まで歌詞を誰かに相談するってことはなかったんですけど、いくつかのパターンを提案したとき、こういう理由でこっちの方がいいんじゃないか、と言ってもらったりもして。それが腑に落ちたりもして、今後の歌詞の書き方に迷いが減りそうな気がしてますね。堀江歌詞はね、言いたいことと実際に選ぶ言葉がまた違うからね。――しかしながら、「たまに君のことを思い出してしまうよな」というタイトルは印象的ですよね。堀江あぁ、そうですよね。――以前、ヘルシンキが発表した「This is a pen.」の歌詞に<たまに君のことを思い出してしまうよな>と出てきますけど、関係はあるんですか?橋本そこをめちゃめちゃ意識したわけじゃないですけど、昔から聴いてくれているファンがちょっとクスッとしてくれたら、みたいなニュアンスではあって。あと、音楽的なガワは変わっていったりしても、その中身の部分、言いたいことはまだ変わってないところもあるよな、っていう意味でも同じ言葉を使ってみるのもいいかもな、って思ったんですよね。――ちなみに、制作を通して、ヘルシンキというバンドに対してどういった印象を持たれましたか?堀江そうだね......割とはっきりしていない感じのところを大事にしてるというか。橋本なるほど、なるほど。堀江今、サウンドがはっきりしてるモノが多かったりとかするじゃない。正解を求めたがるサウンドだったりとか、言葉のメッセージも強すぎるところもあったりして。時代的なところもあるんだろうけど、もっとボンヤリしてることがあってもいいというか。その解釈を自分で全部提示するんじゃなくて、聴いた人が勝手に考えられるゆとりみたいなモノがちょっとあってもいいんじゃないか、と自分も感じてて。そうやって作ると、緩いとかダラダラしてるとか、ネガティブな感じの表現をされちゃうんだけど。橋本そうですよね(笑)。堀江でも、そういうのを大事にしていきたいなと今でも自分は思ってて、ヘルシンキにもそういう部分を感じたから、そこは大事にした方がいいかな、って。いろんな捉え方や想像ができるように。橋本曲を作りながら、自分でもいろんなことを探している途中というか、そういう感覚が強いんで、その印象はまったく間違ってないですね。――今って、パキッとしたモノだったり、白黒はっきりしたことを求められることも多かったりするじゃないですか。そこは自分の肌に合わないような?橋本結局、そういうことになりますね。感情にしても何にしても、そのグラデーションの途中の部分を表現したい、みたいな気持ちが割とあったりするんで。ピンポイントじゃなくて、そこへ近づこうとしている感覚がもしかしたら強いのかもしれないです。今のお話を聞いて、そう感じましたね。堀江音だったり、言葉だったり、向かっていく気持ちって絶対に伝わると思うんですよ。そこを自分も大事にしていきたいと思っているから、ヘルシンキのようなバンドでよかったな、って思いながら手掛けてましたね。――この新作はそういったスタンスが強く出てますよね。はっきり答えを出さなくていいんじゃないか、みたいなメッセージを感じます。橋本あぁ、そうですね。――堀江さんは「たまに君のことを思い出してしまうよな」以外の曲もお聴きになられました?堀江CDでも改めて聴いて、すごくよかったですね。いろいろ幅も広くて。橋本ホントにそうなんですよね(笑)。堀江(収録した曲の)年代は結構経ってる? ここ1年ぐらいの曲?橋本割と最近の曲ばかりですね。堀江さんとやった「たまに君のことを思い出してしまうよな」がいちばん古かったりもして。この曲はプロデューサーさんを入れて丁寧に作りたいよね、ということでちょっと寝かせてたのもあり。堀江最後の曲(「My Alien」)とのギャップもすごくあるけど、曲順はどうやって決めたの?橋本曲順は迷いに迷って......もう、どうしたって、(曲調が)バラバラなのは変わらないし(笑)。堀江収録する曲数自体が少ないからね(笑)。でも、もう1回聴きたくなる感じがあって。橋本そういった中でも流れの聴きやすさは意識しましたね。あと、最後は「My Alien」で終わりたいな、とか。3曲目の「Yellow」がちょっとダークな雰囲気だから、その後に「たまに君のことを思い出してしまうよな」みたいなパッと開けた明るい曲がきたら際立ちそうだな、とか。そういうことを考えながら悩んでいました。――バラエティに富んだ新作ですけど、当初は統一感のある作品にしようと考えていたんですよね。橋本そうなんですよ(笑)。堀江ハハハハ(笑)。橋本でも、毎回そうにはならなくて。堀江はっきりしていないからね(笑)。橋本結局、そこに繋がりますね(笑)。――せっかくの機会なのでお聞きしたいんですが、おふたりのクリエイティブの原動力はどういったところから生まれるんですか?橋本やっぱり、いい音楽を聴いた瞬間が(曲を)作りたいなって思う瞬間が多いですね。20代の頃まではいろんなことが起きて、感情が揺れ動いて、それを消化しなきゃ、って気持ちで作ることが多かったんですけど、歳を重ねるとそういう感情の起伏が削れてはくるんで、純粋に音楽や芸術に触れて、そこから触発されて、っていうシンプルなことの方が多いかもしれないです。――堀江さんはいかがですか?堀江今は......ダラダラしてるかな(笑)。――よりナチュラルにやられているような。堀江でも、そこはずっと変わっていないかもしれない。20代の頃から一緒な気がするし。橋本曲を作るとき、「このプロジェクトの曲を作ろう」となるのか、いったん湧き出るモノを出そう、となるのか、どちらになります?堀江計画的な部分はまったく考えたことがないかもね。橋本へぇ〜!――目的にフィットさせるというか、数学的に作曲するようなこともありますか?堀江あぁ、そういうのはないかな。職業的な部分での作曲の仕方は考えたことがなくて。僕の周りの人たちもみんな、そういう風には考えていないかもしれない。タイアップとか映画の締切に追われて、みたいな人もいっぱいいるんだろうけど、周りはまず音ありきな人が多くて。それは売れている・売れていない、注目されている・されていない、も関係なく。ヘルシンキも、別に映画とかがあったから作ったわけでもないでしょ?橋本そうですね。勝手に作ってます(笑)。――何かこれからのヘルシンキに関して、アドバイスをするとしたらどういったことがありますか?堀江決められないことの大事さっていうのはあるから、そこを武器にして。もちろんそれだけでもダメだけど(笑)。橋本とっ散らかりますからね(笑)。堀江でも、分かりにくいことは提示していないもんね。背伸びもあんまりないし。橋本そうですね。なるべく自然体でやりたいな、っていう意識もあって。堀江そうやって3人で出している音がすごくいいなと思う。ずっと聴いてくれているオーディエンスもそうだし、初めて聴く人もそこを気に入ったりするから。――最後になりますが、現在ヘルシンキは絶賛リリースツアー中でもあります。分かりやすく同じステップを踏むようなことじゃなく、みんながそれぞれのダンスを踊れる曲が揃ってますよね。橋本そういう意味ではその延長線上というか、そこを広くしたライブみたいな構成になっていると思うんです。めちゃくちゃ何日も前から楽しみにして来た人も、軽い気持ちで来た人も、共存していい空間になるような。多様性って言ったらあれですけど、そういう自由な空間を生み出せるバンドだと思うので、何も気にせず楽しめる瞬間を作れればいいなと思ってますね。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★橋本薫(Helsinki Lambda Club)✕堀江博久 サイン入り色紙を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<リリース情報>EP『月刊エスケープ』発売中●CD:1,980円(税込)●ダウンロード:1,050円(税込) ※配信サービスによって異なります。【収録曲】01.THE FAKE ESCAPE02.キリコ03.Yellow04.たまに君のことを思い出してしまうよな05. My Alien<ツアー情報>『EP「月刊エスケープ」release tour "冬将軍からのエスケープ"』■2024年12月1日(日) 北海道・札幌BESSIE HALL開場 16:30 / 開演 17:0012月7日(土) 宮城・仙台MACANA開場 17:30 / 開演 18:0012月14日(土) 新潟・新潟GOLDEN PIGS RED STAGE開場 17:30 / 開演 18:0012月15日(日) 石川・金沢AZ開場 17:30 / 開演 18:0012月21日(土) 広島・広島CAVE-BE開場 17:00 / 開演 17:3012月22日(日) 香川・高松DIME開場 17:00 / 開演 17:30■2025年1月18日(土) 大阪・梅田CLUB QUATTRO開場 18:00 / 開演 19:001月19日(日) 愛知・名古屋CLUB QUATTRO開場 17:00 / 開演 18:001月25日(土) 福岡・福岡LIVE HOUSE CB開場 17:30 / 開演 18:001月26日(日) 宮崎・宮崎LAZARUS開場 17:00 / 開演 17:301月29日(水) 東京・恵比寿LIQUIDROOM開場 18:00 / 開演 19:00【チケット情報】スタンディング:4,500円スタンディング:4,800円(大阪・愛知・東京公演のみ)※ドリンク代別途必要※全公演当日学生証(大学学生証まで可能)提示で500円キャッシュバック。()Helsinki Lambda Club 公式サイト:
2024年12月11日2月13日(金) に公開される映画『不思議の国のシド二』より、エリーズ・ジラール監督インタビューが到着した。本作は、ジラール監督が2013年に日本を訪れた時の感情から生まれた作品で、日本を舞台に“不思議の国”に迷い込んだ作家シドニの愛と再生の物語を描く。作家シドニを演じるのはイザベル・ユペール、そして全編フランス語で会話し、深い喪失を共有する編集者の溝口健三役を伊原剛志が演じる。前作『静かなふたり』でユペールの娘、ロリータ・シャマーを主演に据えたジラール監督。シャマーを通してユペールとも何度か顔を合わせていたという監督だが、本作での仕事を次のように振り返る。エリーズ・ジラール監督(C)masahiro miki「イザベル・ユペールは素晴らしい俳優で、まさに天才的な演技力を持っています。彼女はひとつの作品に出演する際に、全力で臨んでくれるのです。彼女には聡明さと知性があり、私たちが期待する以上のものを提案してくれることもあります。彼女の演技は非常に的確で、決して外れることはありません。特に『不思議の国のシドニ』では、内面の豊かな女性を演じてもらいましたが、黙っているシーンでも彼女は内面的な感情を感じさせる演技をしてくれました。そのような俳優は非常に珍しいです。イザベル・ユペールさんが世界中で引っ張りだこである理由は、彼女が常に積極的に、意欲的に仕事に臨んでいるからこそだと思います」そしてユペールとのエピソードとして「衣装選びでは『これがしっくりくるわ』と言って、彼女自身が選んだものも多いです。中には、彼女自身が持っていたジャケットや靴もあります」と明かした。続いて話題は伊原剛志について。監督は伊原をキャスティングした理由について「オーディションでは、6人くらいの日本の俳優と会いましたが、健三役はすぐに伊原剛志さんに決まりました。彼の中に溝口健二のようなミステリアスな部分を感じたからです。実際の彼はそこまでミステリアスではありませんが、映画的なミステリアスさを持っている人だと思います」と話す。そして、本作で初めて全編フランス語の演技に挑戦した彼を大絶賛。「伊原さんのプロ意識には本当に感服しました。フランス語を覚えるために多大な努力をしてくれたので、映画館を出たフランス人全員が彼のフランス語が上手だと感じるほどでした。彼は、1カ月であのレベルに到達したわけです。最初はコーチをつけていましたが、その後は4カ月間、週に3回、1回3時間のスカイプ授業を行い、彼は私の言うイントネーションを真似て練習しました。特に、日本語の「R」の発音は難しいので、それを重点的に練習しました。彼とのオンラインでのやり取りは非常に重要で、実際に会ったことは少ないですが、非常に近しい関係を築けました」と語った。<作品情報>『不思議の国のシドニ』12月13日(金) 公開公式サイト: 10:15! PRODUCTIONS / LUPA FILM / BOX PRODUCTIONS / FILM-IN-EVOLUTION / FOURIER FILMS / MIKINO / LES FILMS DU CAMÉLIA
2024年12月11日ハイバイの代表作であり、作・演出の岩井秀人の実体験を元にした家族劇『て』。祖母の葬式に集った家族の「わかりあえなさ」を描いた今作は、2008年の初演から繰り返し再演されてきた。ハイバイ20周年を記念した公演が12月から2月にかけて、東京・本多劇場ほか富山、高知、兵庫で上演される。自ら演出・出演するのはこれが最後と語る岩井と、今回はじめて岩井作品に出演する大倉孝二のふたりに、「決定版」となる今作に取り組む思いを聞いた。こんなにも生々しいのに「楽しそう」──再演を重ねている「て」に大倉さんは今回初めて参加されますが、脚本を読んでの感想から聞かせてください。大倉字面だけで読むとけっこう生々しくて「これは大変だな」と思いましたね。よくここまで自分のことをダイレクトに書けるな、と。僕はそういうことをなるべく避けてきた人間なので。正直、「お客さんはこういう作品を観て、何を楽しむんだろう?」と思う部分があるんです。共感なのかな? ただ、こんな話なのに、岩井くんが演出している顔を見るとすごく楽しそうなんです。それを観て「これ、楽しそうにやるものなのね」と思ったので、内容はリアリティがあるのに見せ方は抽象的というこの演出方法を楽しみたいなとは思っています。岩井体験している側としては、生々しいとは思えないんですよ。誰かが「文字にするということは、本当のことをウソにすることであるし、ウソを本当にすることである」と言っていたんですけど、この作品も、文字にした時点でもう絶対にウソだから。でも読んでそう感じてくれたのは嬉しいことです。大倉あと、僕30年近くも演劇やってたのに、あんまり演劇の人を知らないなと思ったんです。今回の座組に初めての人がいっぱいいて、皆さん同士はけっこう知り合いだったりする。俺が今までやってきた演劇ってどこだったんだろう、と思って。いろんなお芝居をする人がいるから、その人たちと芝居をやること自体を楽しみたいなと思いますね。岩井それは僕も思います。後藤剛範と大倉さんがふたり並んでいるだけでもう面白いし、川上友里さん、小松和重さんと大倉さんの3人の組み合わせも一生見ていられる。ハイバイ20周年『て』おもな出演者(上段左から、大倉孝二、伊勢佳世、田村健太郎/下段左から、後藤剛範、川上友里、岩井秀人、小松和重)──岩井さんの大倉さんに対する印象は?岩井同じ歳なんですよ。でも、遠い存在としてずっと観てきた人で。大倉そう。同じ歳なんですけど、すごく遠慮されているというか気を遣われている感じがあって。僕は「岩井くん」と呼んじゃうんですけど、岩井くんからは「大倉さん」呼びで、ずっと敬語。岩井だって野田秀樹さんとかKERA(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)さんとかの作品に次々出て、どの作品でも高い精度と強さと、大倉さんの美しさで役を演じられていて。「何考えて役をやっているんだろう」とずっと思っていたんですよ。『いきなり本読み!』(※岩井が開催している、役者たちが初見の台本を読むイベント)に出てもらったらやっぱりむちゃくちゃ面白くて。僕は大倉さんのことを、「本人が俳優やりたいかどうかは定かじゃないけど、俳優の役割を与えられちゃった人」と捉えているんですよ。だから、『いきなり本読み!』のような場所でたまに休ませてあげたい、と勝手に思ったりもしていて。大倉いや、あれも大変だったよ、めっちゃ緊張したよ。何読むかわかんないんだもん(笑)。『て』が繰り返し再演される理由──稽古のようすはどうですか?岩井みんなに「こういうことやってみたいんだけど」とお願いすると、みんな一発でできてしまうんですよ。だから稽古がすごいスピードで進んで、昨日休みになりました(笑)。大倉やっている方としては、進んでいる実感はないです。岩井大倉さんには「稽古1か月って、1か月も何するの?」と昔言われたことがあって。それは大倉さんがちょっと特殊な現場にいることが多いからだと思うんですけど。大倉KERA作品……。岩井言っちゃった(笑)。──これまでの公演と、演出面ではどう変化しそうでしょうか?岩井喜劇部分をもっと喜劇に振ろうということはありつつ、まだ明確に言語化できていない面もあるんですけど。初演はもう、自分の体験だから内蔵を触られているような感覚で演劇にしていたんですけど、いざ上演してお客さんからいろんな感想をもらったり、年数を重ねていったりすると、自分の話ということがどうでもよくなっていく。自分が感情と体験をガッチガチにくっつけて抱え込んでいたんだなということが、何年もかけてわかる。それは、『て』だけではなく、『ヒッキーカンクーントルネード』とか『夫婦』とかの上演、再演を通じて自分の父と母をいろんな人にやってもらったからでもあるんですけど。だから今は純粋に作品として作れる。そういう意味で今回は完全版という感じがしています。──先ほど「楽しそうに演出している」というお話がありましたが、大倉さんは岩井さんからどのような演出を受けていますか?大倉まだあまりお芝居のことは言われてなくて。ただ、けっこう感情とは関係なく「ここはダイナミックにこんなふうに動いてくれ」とか、「ここはこっちの目線だからこうなっていてほしい」とか言うんですよ。野田さんくらい飛び越えた世界観の作品の場合はそういうことはよくありますけど、こういう作風のなかでも「生理とか感情切ってもここはこう見せたい」と役者を演出する人は初めてで。このルールを楽しまなきゃと思っています。あと、ずっと疑問に思っているのは5回も6回も再演するのはなぜなの、ということ。いつか聞こうと思っていたんですけど。岩井そうだったんですか? 僕、旗揚げ作品が『ヒッキーカンクーントルネード』という自分が引きこもったときの話を書いたものなんですけど、それを初めて上演したとき、「じゃあ次の作品を作ろう」よりも「これをまだ1億人以上の人が観てないんだ」と思ったんですよ。新しいものを作りたいよりそっちが優先だなと。最初からひとりの作家の代表作なんて3本あれば十分とも思っていて。だからそれくらい作品を作ったらもうそれを回していこうという思いがすごくありました。大倉初日の挨拶で「もう完成は観た」と言っていたじゃないですか。完成を観たものをまだやろうとしているのか、今回はどうしようと思ってるんだろうと。岩井でも、今回やる甲斐はあるともう思ってますよ。大倉さんが演じているのを見て「えーそうなるのか!」と思ったりするし。大倉岩井くんと、過去に出演したことのある人はこの作品について理解していて、初参加の人間がちょっとおろおろして(笑)。今の時点でできてないのは芝居だけ。不思議な感じです。──完成の先の「完全版」を楽しみにしています。岩井『て』は僕にとって名刺代わりの作品だけれど、僕自身の演出と出演はこれで最後にしようと思っていますし、すごく自信を持ってやりますので、ぜひ観に来ていただければと思います。大倉僕としては、今自信を持って何も言えることは全くないんですよね。ずっと迷子のままなんですけど。見どころはきっとお客さんのほうがわかってくれると思うので、そういうことも考えずに役に向き合いたいと思います。取材・文:釣木文恵撮影:塚田史香<公演情報>ハイバイ20周年『て』作・演出:岩井秀人出演:大倉孝二伊勢佳世田村健太郎後藤剛範川上友里藤谷理子板垣雄亮岡本昌也梅里アーツ乙木瓜広 / 岩井秀人小松和重【東京公演】2024年12月19日(木)〜29日(日)会場:本多劇場【富山公演】2025年1月8日(水)・9日(木)会場:富山オーバード・ホール 中ホール【高知公演】2025年1月18日(土)会場:高知県立県民文化ホール グリーンホール【兵庫公演】2025年2月1日(土)・2日(日)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールチケット情報()公式サイト
2024年12月11日2025年1月10日(金) 公開に公開される映画『366日』の新たな場面写真が公開された。本作は、叶わぬ恋を歌った失恋ソングとして2008年に発表されたHYの楽曲「366日」をモチーフにした、オリジナルラブストーリー作品。主⼈公・真喜屋湊役を赤楚衛二、高校時代に湊と出会い、運命的な恋をするヒロイン・玉城美海役を上白石萌歌が演じるほか、中島裕翔、玉城ティナ、稲垣来泉、齋藤潤、溝端淳平、石田ひかり、国仲涼子、杉本哲太らが脇を固める。公開されたのは、湊と美海との恋の思い出の中でも特に印象的なシーン。沖縄に住む高校生の湊は、1枚のMDをきっかけに同じ学校の後輩・美海と出会う。同じ音楽が好きなふたりは自然と惹かれ合っていき、湊の卒業の日に付き合う事に。そんなふたりが、学校の屋上で缶ジュースを飲みながら将来について語り合うシーンでは、キラキラとした笑顔から、未来への期待とお互いへの信頼感が伝わってくる。そして、先に湊が東京の大学へ進学し、2年後に美海が追いかけるように上京したのをきっかけに、同棲生活がスタート。木漏れ日の差すサンルームで頬を寄せ合う姿を捉えた1枚は、この作品を象徴する“ゲッキツの花”がふたりの幸せな時間を彩り、テラスで見つめ合うデート中の姿も確認できる。そんな幸せいっぱいな日々が続いて欲しいと願うふたりに訪れる、突然の別れ。深刻な表情を抱えながら、背を向けて歩き始める湊と涙を浮かべながら取り残される美海の姿。突然別れを告げた湊の本当の心意とは?物語の展開が気になる場面写真となっている。併せて、先日行われた最速試写会で本作を初めて鑑賞した観客の涙する様子や、感動のコメントを集めた映像も公開。クライマックスに近づくにつれ、感動のすすり泣きや、思わずハンカチで目頭を押さえ号泣する観客の姿、そして「音楽が流れるたびに涙が止まらなくなる」「バスタオルは持ってきた方がいい」「あの恋って無駄じゃなかった」など、ふたりの恋に共感する声を本編の感動シーンと交えながら構成された映像となっている。『366日』TVCM コメント篇<作品情報>映画『366日』2025年1月10日(金) 公開公式サイト:映画「366日」製作委員会
2024年12月11日ファッション評論家とは別にシャンソン歌手としても活動していたピーコのシングル・アルバム2作品が、本日12月11日(水) に配信リリースされた。ピーコは、1975年に弟のおすぎとともに「おすぎとピーコ」としてテレビ・ラジオデビュー。タレントやコメンテーターとしてのイメージが強いが、シャンソン歌手としても活動しており、CDのリリースやコンサートも行っていた。今回配信されたのは、2004年に発売されたシングル「逢いびき/別れの詩」とアルバム『恋は一日のように~ピーコ シャンソンを歌う』の2作品。併せて「逢いびき」のMusic Videoも公開された。ピーコ「逢いびき」MV<配信情報>アルバム『恋は一日のように~ピーコ シャンソンを歌う』オリジナルリリース日:2004年1月19日【収録曲】1. 小さな紙片2. サンジャンの私の恋人3. スカーフ4. 愛の生命5. 恋は一日のように6. あきれたあんた7. ラ・ボエーム8. 逢いびき9. 過ぎ去りし青春の日々シングル「逢いびき/別れの詩」オリジナルリリース日:2004年1月19日ピーコ「逢いびき/別れの詩」ジャケット【収録曲】1. 逢いびき2. 別れの詩3. 逢いびき(オリジナル・カラオケ)4. 別れの詩(オリジナル・カラオケ)各配信サイト:
2024年12月11日葛飾北斎、歌川国芳、歌川広重、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国貞など世界的な浮世絵師の作品300点以上をもとにしたデジタルアート作品を、約10エリアの立体映像空間のなかで体感できるイマーシブミュージアム『動き出す浮世絵展』が、東京・天王洲の寺田倉庫にて12月21日(土)より開催される。『動き出す浮世絵展 TOKYO』同展はこれまで、名古屋、イタリア・ミラノ、鹿児島で開催され、約15万人を動員。会場では3DCGアニメーションやプロジェクションマッピングを駆使したデジタル展示に加え、江戸時代に刷られた著名な浮世絵や復刻版の浮世絵も展示。浮世絵の歴史や江戸の文化、浮世絵師たちについての解説もある。野村康太同展のアンバサダーを務めるのは俳優の野村康太。このたび、公式HPにて野村が同展の魅力を紹介するスペシャルムービーが公開された。【スペシャルムービーYouTube】さらに、会期中、会場で販売されるオリジナルグッズの一部を公開。また、着物(着物・振袖・袴・浴衣など)で来場した人を対象とした割引キャンペーンも実施される。<開催情報>「動き出す浮世絵展 TOKYO」会期:2024年12月21日(土)~2025年3月31日(月)会場:寺田倉庫 G1ビル時間:9:30~20:00(最終入場19:30)休館日:2024年12月31日(火)、2025年1月1日(水)料金:大人(前売)2500円、大・高・専門学生(前売)1700円、子ども(前売)1000円、65歳以上(前売)2300円/大人(当日)2700円、大・高・専門学生(当日)1900円、子ども(当日)1200円、65歳以上(当日)2500円公式HP:チケット情報:()◆着物来場キャンペーン割引対象:着物を着用してご来場いただいたお客様(着物・振袖・袴・浴衣など)割引金額:当日チケット料金より100円引き実施期間:2024年12月21日(土)~2025年3月31日(月)利用方法:会場にて当日割引チケット(現金のみ)を購入※割引対象:ご本人様 ※他優待・クーポンとの併用不可
2024年12月11日2024年内の活動をもって活動休止を発表しているNulbarichが、活動休止前のラストアルバム『CLOSE A CHAPTER』を12月11日(水)に発売。併せて、今作に収録された「Lights Out feat. Jeremy Quartus」のミュージックビデオを公開した。公開された「Lights Out feat. Jeremy Quartus」のミュージックビデオは、12月5日に日本武道館にて行われた活動休止前のラストライブ『CLOSE A CHAPTER』の終演後に上映されたもの。JQをはじめとするバンドメンバーが一堂に会し、セッションを楽しむ様子を捉えた姿は8年間の活動の集大成と一旦のグループの幕引きの瞬間を提示しながら、それぞれメンバー13人の新たな門出を祝福するかのような作品に仕上がっている。バンドメンバーがミュージックビデオに出演するのは今回が初となる。アルバム『CLOSE A CHAPTER』には、7月リリース『Liberation』以降のシングル曲・新曲6曲を含む、全12曲を収録。リリースは完全受注生産セットとCDのみの通常盤の3形態。全商品、ビクターオンラインストアのみでの販売となり、完全受注生産セットにはCDに加え、オリジナルデザインのポータブルカセットプレイヤーと、武道館公演のセットリストからメンバーがセレクトしたライブ音源が収録されたカセットテープが同梱される。本作のリリースを記念してApple MusicとSpotifyではライブラリ追加キャンペーンを実施中。12月31日(火)まで、指定のURLからライブラリにアルバム『CLOSE A CHAPTER』を追加すると、オリジナルスマホ壁紙を入手することができるのでこちらも併せてチェックしてほしい。また、音声アプリ・Stationheadにてリスニングパーティの開催が決定。12月12日(木)は前夜祭(プレ配信)として、日本武道館にて行われた『「CLOSE A CHAPTER」at BUDOKAN』のセットリストを配信。そして12月13日(金)20:00頃からは、アルバム『CLOSE A CHAPTER』のリスニングパーティを実施。こちらの配信にはJQほか、ヤマザキタケル(key)、Ryan Octaviano(Writer)のメンバーが参加し、トーク出演を予定している。Nulbarich – Lights Out feat. Jeremy Quartus (Official Music Video)<リリース情報>デジタル・アルバム『CLOSE A CHAPTER』12月11日(水)発売配信リンク: ※音楽ストリーミングサービス:Apple Music、Spotify、YouTube Music、LINE MUSIC、Amazon Music、Deezer、AWA、Rakuten Music、KKBOX、TOWER RECORDS MUSIC※ミュージックビデオ:Apple Music、YouTube Music、LINE MUSIC、U-NEXT、TOWER RECORDS MUSIC●Apple Music / Spotify ライブラリ追加(Pre-add(Apple Music) / Pre-save(Spotify)キャンペーン実施中実施期間:12月11日(水)12:00〜12月31日(火)23:59までニュー・アルバム『CLOSE A CHAPTER』2024年12月11日(水)発売『CLOSE A CHAPTER』ジャケット・通常盤 :3,500円 (税込)・通常盤 [ CD ] (期間限定特典:JQ 直筆サイン入り・ジャケットステッカー付) 3,500円※受付終了購入はこちら: 特設サイト: ・VICTOR ONLINE STORE限定・完全受注生産セット [ CD+カセットテープ+ポータブルカセットプレイヤー ]2025 年3月26日(水)発売11,500円 (税込)※本セットはVICTOR ONLINE STORE限定の受注生産商品となります。※受注期間:2024年12月5日(木)21:00~2024年12月19日(木)23:59まで※本セットは、2025年3月26日(水)のお届けを予定しております。※本セットは、お客様都合でのキャンセル・交換・返品はお断りさせていただきます。購入はこちら: 【CD収録内容】01. Opening -intro-02. Believe It03. 遊園04. Don’t Waste It On Me05. Words06. chapter xxx (demo)07. Neon Sign08. DAY (Sunny Remix)09. Mirror Maze10. Liberation11. Traffic Jam -skit-12. Lights Out feat. Jeremy Quartus【完全受注生産セット内容】・CD・オリジナルポータブルカセットプレイヤー・カセットテープ (2024年12月5日東京・日本武道館で行われたライブ『CLOSE A CHAPTER』のセットリストからメンバーがセレクトしたライブ音源を収録)<リスニングパーティ関連URL>■Nulbarich Stationheadアカウント■Stationhead参加方法 オフィシャルサイト
2024年12月11日KICK THE CAN CREW「クリスマス・イブRap」のミュージックビデオが12月11日(水)よりYouTubeで公開された。「クリスマス・イブRap」は、山下達郎の不朽の名作「クリスマス・イブ」をサンプリングした楽曲で、2001年11月7日にメジャー4thシングルとしてCDリリースし、30万枚を超えるセールスを記録。2017年11月より音源配信が解禁されていたが、同曲のミュージックビデオはCD発売から23年越しでの初配信が実現した。また、今回の公開に併せてメジャー2ndシングル「イツナロウバ」(2001年7月11日発売)のミュージックビデオも配信が再開されている。自然と身体が揺れる名曲をクリスマスとともに改めて楽しもう。KICK THE CAN CREW「クリスマス・イブRap」Music VideoKICK THE CAN CREW「イツナロウバ」Music Video<配信情報>「クリスマス・イブRap」配信中配信リンク: 「クリスマス・イブRap」ジャケット「イツナロウバ」配信中配信リンク: 「イツナロウバ」ジャケットKICK THE CAN CREWオフィシャルサイト
2024年12月11日1993年にリリースされたYMO8枚目のオリジナル・アルバム『TECHNODON』が、2020年砂原良徳氏によってリマスタリングされた音源を12月11日(水)サブスクにて解禁した。アルバム『TECHNODON』は、1983年の散開から10年、再生したYMOが発表した唯一のオリジナル・アルバム。「ポケットが虹でいっぱい(Pocketful of Rainbows)」「BE A SUPERMAN」他、当時の最新テクノ・サウンドを取り入れた作品である。また、1993年6月10日・11日に東京ドームで開催した公演の模様を収めたライブ・アルバム『TECNODON LIVE』と『TECHNODON REMIXES I&II』も同時解禁されている。また、『TECHNODON REMIXES I&II』は、アルバム『TECHNODON』収録曲のリミックス・バージョンを収録した2作品の『TECHNODON REMIXES I』と『同 II』(共に 1993 年発表)をひとつのアルバムにコンパイル。リミックスは、テイ・トウワ、ゴウ・ホトダ&フランソワ・ケヴォーキアン、ジ・オーブが担当している。さらに、1993年にシングルとしてリリースされたアルバム・バージョンと異なるアレンジの「ポケットが虹でいっぱい」とアルバムからシングルカットされた『BE A SUPERMAN/東風/FIRECRACKER』もサブスクのラインナップに追加。1978年のデビューから46年を経て、いまもなお多くのアーティストに影響を与え続けるYMOのサウンドをサブスクでも堪能してほしい。<配信情報>『TECHNODON』★リマスタリングオリジナル発売日:1993年5月26日M.01 BE A SUPERMAN 作詞・作曲:坂本龍一、高橋幸宏M.02 NANGA DEF? 作詞:坂本龍一 作曲:YMOM.03 FLOATING AWAY 作詞:ウィリアム・ギブスン 作曲:高橋幸宏、細野晴臣M.04 DOLPHINICITY 作曲:細野晴臣M.05 HI-TECH HIPPIES 作詞・作曲:YMOM.06 I TRE MERLI 作曲:YMOM.07 NOSTALGIA 作曲:坂本龍一M.08 SILENCE OF TIME 作詞:坂本龍一 作曲:坂本龍一、高橋幸宏M.09 WATERFORD 作曲:坂本龍一、高橋幸宏M.10 O.K. 作詞:細野晴臣 作曲:細野晴臣、高橋幸宏M.11 CHANCE 作曲:坂本龍一M.12 POCKETFUL OF RAINBOWS (JAPANESE VERSION)作詞・作曲:Fred Wise、Ben Weisman(日本語訳:湯川れい子)M.13 POCKETFUL OF RAINBOWS (ENGLISH VERSION) ※2011 年盤ボーナストラック『TECNODON LIVE』オリジナル発売日:1993年8月25日M.01 BE A SUPERMAN 作詞・作曲:坂本龍一、高橋幸宏M.02 NANGA DEF? 作詞:坂本龍一 作曲:YMOM.03 FLOATING AWAY 作詞:ウィリアム・ギブスン 作曲:高橋幸宏、細野晴臣M.04 DOLPHINICITY 作曲:細野晴臣M.05 I TRE MERLI 作曲:YMOM.06 HI-TECH HIPPIES 作詞・作曲:YMOM.07 CASTALIA」 作曲:坂本龍一M.08 BEHIND THE MASK 作詞:クリス・モズデル 作曲:坂本龍一M.09 中国女 作詞:クリス・モズデル 作曲:高橋幸宏M.10 WATERFORD 作曲:坂本龍一、高橋幸宏M.11 CHANCE〜RYDEEN ENDING 作曲:坂本龍一(CHANCE)、高橋幸宏(RYDEEN ENDING)M.12 東風 作曲:坂本龍一M.13 FIRECRACKER 作曲:マーティン・デニー『TECHNODON REMIXES I&II』★リマスタリングオリジナル発売日:I 1993年6月9日/II 1993年7月14日M.01 POCKETFUL OF RAINBOWS[HEAVY RAINBOW MIX]Remixed by TOWA TEIM.02 BE A SUPERMAN[HUMAN ANIMAL MIX]Remixed by Remixed by TOWA TEIM.03 FLOATING AWAY[VOLTAGE UNLIMITE D MIX]Remixed by Remixed by TOWA TEIM.04 NOSTALGIA[JEUX DE MIXAGE]Remixed by GOH HOTODA AND FRANCOIS KEVORKIANM.05 WATERFORD[A 23 DIVERSION]Remixed by The OrbM.06 WATERFORD[A 303 ONE LANE CLOSE]Remixed by The OrbM.07 HI-TECH HIPPIES[GROUND PLAN FOR PERFECTION MIX]Remixed by The OrbM.08 HI-TECH AMBIENCE[ARIEL IMPLOSION MIX]Remixed by The OrbM.09 NANGA DEF?[HOPE YOU CHOKE ON Y OUR WHALE MEAT MIX]Remixed by The Orb『ポケットが虹でいっぱい』オリジナル発売日:1993年4月28日M.01 ポケットが虹でいっぱい」(Pocketful of Rainbows)作詞:Fred Wise & Ben Weisman 日本語訳: 湯川れい子作曲:Fred Wise & Ben Weisman 4:22M.02 HI-TECH HIPPIES 作詞・作曲:YMOM.03 POCKETFUL OF RAINBOWS」(English Version) 作詞・作曲:Fred Wise & Ben Weisman『BE A SUPERMAN/東風/FIRECRACKER』M.01 BE A SUPERMAN (TECHNODON VERSION) 作詞・作曲:坂本龍一、高橋幸宏M.02 TONG POO (1993 LIVE VERSION) 作曲:坂本龍一M.03 FIRECRACKER (1993 LIVE VERSION) 作曲:マーティン・デニー配信リンク: 【関連サイト】ユニバーサル ミュージック公式サイト
2024年12月11日2025年1月10日(金) に公開される『劇映画 孤独のグルメ』に主演する松重豊と、主題歌を歌うザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトのスペシャル対談動画が公開された。『孤独のグルメ』は、原作:久住昌之、作画:谷口ジローによるハードボイルド・グルメ漫画で、輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が、営業先で訪れた土地で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいものを独り自由に食す様子を1話完結で淡々と描く作品。2012年1月に、松重豊主演で連続ドラマとしてシリーズ化され、その後シーズン10まで制作された。今回、その映画版となる『劇映画 孤独のグルメ』のために、兼ねてより松重と親交のあった甲本ヒロト率いるザ・クロマニヨンズが主題歌「空腹と俺」を書き下ろし。40年来のタッグが実現したことを記念して、約20分間のスペシャル対談を実施。主題歌を甲本に依頼した経緯や、タッグを組んだことへの想い、夢を追いかけていた時の思い出などが語られた。40年越しの共演について、松重は「最高の楽曲を提供してくれたのは、今回映画をやった一番の喜びです」と少し照れながら甲本に感謝の気持ちを伝えると、甲本は「豊に主題歌を頼まれたとき、ものすごい嬉しかったよ」と、共演できたことへの喜びを返し、どれだけ月日を経ても、互いをリスペクトしあっている関係性を垣間見ることができた。また、当時の思い出話に話題が移ると、ふたりのトークは大盛り上がり。松重は学生時代、8ミリフィルムでの映画製作にのめり込んでおり、その際、甲本を主演にした作品を撮っていた。様々な事情で未完のままで終わってしまったが、「若かったから何でもできた」と話すふたり。昔できなかったことが、今は簡単にできるようになったと少し羨ましそうにしながらも、アナログとデジタルのどちらの良さについても語り合い、映画とロックに魅せられた、トップランナーふたりの“表現”についての想いを聞くことができる貴重なシーンとなっている。主題歌を依頼した経緯について松重は、「腹減っとんじゃ!」という曲を、「ボ・ディトリー・ビート」で作ってほしいとラブレターを書いたことを明かした。一方、オファーを受けたときの気持ちを問われた甲本は、もともと『孤独のグルメ』が好きだったことを告白し、自分はロックンロール然り、好きなものの側にいたいだけだから、今回作品の側にいられたのは、世間の人に「どうだい?俺、側にいるぜ」と自慢できると顔を綻ばせながら話した。さらに、甲本は曲作りについて、その時出てきたものをそのままバンドでやるというスタイルのため、普段はリクエストされても〈答えられない〉としている。ただ、今回松重からのラブレターを受けた時には、「“特別”っていう時がある。今回が“特別”だった。『あぁ。“特別”な時が来た』と思ってやってみた」と当時を振り返った。この話を受けた松重は「めちゃめちゃいいのが出来た」と嬉しそうに話しつつも、「40年の付き合いがあってからこそだから、これを機会にヒロト君に曲を頼まないで下さいよ(笑)」とお茶目に注意を促した。作品にちなんで「ハングリー」についてふたりに話を聞くと、松重は「何かを渇望していて、何かを掴みたいと模索し続けている。この気持ちは消えることはないです」と話し、甲本は「ロックンロールのハングリーは、何かが足りないという“飢餓感”。映画作る人も同じこと共感できると思う。今回の映画は(“腹が減った”というテーマと)両方がある。だから僕もあんな歌作る気になったよ」と、熱い考えを静かに語った。対談中、松重が監督として、真剣に作品について語る様子を目の当たりにした甲本が「ちゃんとしとるな」と言うと、松重も「昔はちゃんとしてなかったのにな。ちゃんとしとるやろ」と笑いながら返す場面もあり、ふたりの気心知れた仲であることが伝わってくる映像となっている。なお、松重は本日12月11日(水) の25時から放送の『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演する。主題歌「空腹と俺」もラジオ初オンエアされる予定だ。『劇映画 孤独のグルメ』松重豊×甲本ヒロト スペシャル対談<作品情報>『劇映画 孤独のグルメ』2025年1月10日(金) 全国公開公式サイト:「劇映画 孤独のグルメ」製作委員会
2024年12月11日2025年5月2日(金) から4日(日・祝) にかけて大阪・梅田芸術劇場メインホール、2025年5月10日(土) から12日(月) にかけて東京・東京国際フォーラムホール Cにて、彩風咲奈 1st Concert『no man’s land』が開催されることが決定した。彩風咲奈は、2007年に宝塚歌劇団に入団。舞台映えする抜群のスタイルを活かしたダンスで早くから注目を集め、新人公演で5度の主演を務めるなど、数々の作品で主要な役に抜擢された。2021年に雪組トップスターに就任したのちは、『CITY HUNTER』『蒼穹の昴』『BONNIE & CLYDE』などの話題作を成功に導き、今年10月に卒業。本公演が退団後初のコンサートとなる。懐かしい宝塚時代の楽曲はもちろん、バラエティ豊かなダンスナンバーを披露する予定だ。構成・演出は、ミュージカルやストレートプレイの脚本・演出から、ショーやコンサートの構成・演出まで多彩な才能を発揮する荻田浩一が手掛ける。そして、確かな歌唱力で舞台を中心に活躍を続ける竹内將人、菜々香に、鈴木凌平、天野朋子、酒井比那、井上弥子、澤村亮、山﨑感音ら実力派ダンサーたちがコンサートを盛り上げる。またスペシャルゲストとして、元雪組トップスターの2名、水夏希(大阪公演)、望海風斗(東京公演)が登場。彩風入団当時の雪組トップスターである水夏希、そして彩風と多くの時間を共にした望海を迎え、ゲスト回でしか見られないスペシャルコラボにも期待が高まる。さらにアフタートークショーでは、大阪公演に彩凪翔、愛月ひかる、東京公演に舞羽美海、綾凰華、いずれも彩風と縁のある宝塚OGたちが駆けつける。<公演情報>彩風咲奈 1st Concert『no man’s land』構成・演出:荻田浩一出演:彩風咲奈竹内將人、菜々香、鈴木凌平天野朋子、酒井比那、井上弥子、澤村亮、山﨑感音【大阪公演】2025年5月2日(金)~4日(日・祝)会場:梅田芸術劇場メインホール【東京公演】2025年5月10日(土)~12日(月)会場:東京国際フォーラムホール C公式HP:
2024年12月11日2009年にブロードウェイで初演され、トニー賞楽曲賞やピューリッツァー賞に輝いた『next to normal(以下N2N)』。日本には2013年、まずはブロードウェイ版の演出を踏襲したレプリカ版として初上陸を果たし、2018年にはシアタークリエの開館10周年を記念したコンサート『TENTH』にダイジェスト版として登場、その際に演出を担った上田一豪が2022年には初めてフルバージョンを手掛けた。高い評価を獲得した2022年版からわずか2年、12月6日にシアタークリエにて、続投キャストと新キャストが入り混じる再演の舞台が開幕。稽古が佳境を迎えていた頃、上田に『N2N』への思い入れや手応えの程を聞くと共に、翻訳作品でも『この世界の片隅に』のようなオリジナル作品でも高い成果を挙げ続けられている秘密に迫った。「ミュージカルってこういうもの、という固定概念を壊してくれた『N2N』」上演中のミュージカル『next to normal』2024年版より(写真提供:東宝演劇部)――まず、この作品との出会いについてお聞かせください。2009年に、ブロードウェイでプレビュー公演を観たのが出会いです。その頃の僕は日本での活動に限界を感じ始めていて、外国で勉強したいなと思って、留学先を調べるためにニューヨークに行っていて。その合間に観たうちの1本が『N2N』なんですが、ミュージカルでここまでのドラマを表現できるんだ、と感銘を受けました。映画だと、2ミリくらいの感情の動きも、たとえば瞳だけを撮ったりすることで伝えることができますが、舞台だとなかなかできないですよね。でもこの作品は、小さな感情の動きを丁寧に繊細に、しかも音楽によってエネルギッシュに伝えていた。僕の中にあった、“ミュージカルってこういうもの”という固定概念を壊してくれた作品です。――ではその時から、いつか日本で自分が演出したいと?僕は、すごく好きな作品は、自分で演出したいとはあんまり思わないんですよ。演出込みで好きになってるから、自分がそれを超えられるとは思わない。だからダイジェスト版のお話をいただいた時も、この素晴らしい作品が日本でまた上演されることは喜ばしいと思ったし、ほかの誰かが演出してるのを観るのは悔しいからその意味でも嬉しかったですけど(笑)、やっぱりすごく怖かったですね。シアタークリエの開館10周年を記念したコンサート『TENTH』(2018年)で上演されたダイジェスト版より(写真提供:東宝演劇部)フルバージョンのお話をいただいた時も同じで、バイブルのような作品だけに、僕にとっては大きなチャレンジでした。僕はどんな海外作品も、素晴らしい部分を損なうことなく、かつ日本のお客さんにちゃんと届くものにするためにはどうしたらいいかを考えて演出するんですが、この作品をそういうものにできる確固たる自信はなかったです。――でも出来上がった2022年版は、まさにブロードウェイ版の素晴らしさを損なうことなく、日本人の心にはブロードウェイ版以上に届く舞台だったと思います。日本人が観た時に、“知らない人の話”じゃなく“自分と地続きの話”としてキャッチできるように、というのはすごく意識したところなので、そうなっていたなら良かったです。外国の物語を日本人が観る時って、それだけでちょっと俯瞰しちゃうものだし、この作品は双極性障害というテーマを扱っているから、よりそうなりがちだと思っていて。でも双極性障害の症状だけでは、感受性が豊かな人と病気を持ってる人を見極めるのは難しいんですよね。特殊なことではなく地続きの人間たちの物語に見えるように、どの言葉がどのタイミングで、どういう温度でお客さんに届くべきか、というところはかなりこだわらせてもらいました。日本独自の演出・デザインにより上演された2022年公演より(写真提供:東宝演劇部)(2022年公演演出時は)「どの言葉がどのタイミングで、どういう温度でお客さんに届くべきか、というところはかなりこだわらせてもらいました」(上田)(写真提供:東宝演劇部)――再演のお稽古が佳境を迎えていますが、手応えの程はいかがですか。初参加の方もいらっしゃいますが、望海風斗さん、甲斐翔真さん、渡辺大輔さんは続投ということで、作品理解がさらに深まっているのを感じます。またそれぞれ、年齢や環境といった意味で人生のステージが少しずつ変わっていて、演じる役の感情線みたいなものに、より無理なく寄り添えるようになっている感じがするのも面白いですね。それに僕も2回目なので、このワードで心がこう動いて、この瞬間にこういう気持ちがあふれるようになりたい、という説明を丁寧にすることができている。説明の通りにやってほしいということじゃなく、板の上ではその瞬間瞬間に感じたまま演じてもらいたいんですが、僕の“好み”は全部お伝えできたかなと思います(笑)。そういうところに時間をかけられるのはやはり、再演ならではですね。「自分の色を出すことよりも、作品が素敵に輝くことを考えたい」――お話を伺っていると、無理に自分の色を出そうとするのではなく、作品とキャストを尊重しようとする姿勢が窺えます。それは演出された舞台を拝見しても常々感じていたことで、偉そうな言い方になりますが、それが演出家・上田一豪の素敵なところだなと。素敵かどうかは分かんないですけど(笑)、作品を自分の色に染めたい、みたいな欲求がないのは確かですね。オリジナル作品を一から作るとなったら、作家と演出家ってすごく密接だから、演出家も自分の色を出す必要があると思います。でもすでに別の演出家がそれをしたあと、要は“リバイバル”のような形で演出するにあたっては、それをする必要性を感じないし、そこに興味もないんですよね。それよりも、その作品が一番素敵に輝くことを考えたい。――では一から、しかも演出だけではなく脚本も担ったオリジナルミュージカル『この世界の片隅に』には、また違う意気込みで臨まれたのでしょうか。ミュージカル『この世界の片隅に』より。(C)こうの史代/コアミックス・東宝製作:東宝あれも原作がありましたし、自分で企画したわけではないので一からとは言えないところがありますが、“リバイバル”とはやっぱり随分違っていましたね。この原作を自分がミュージカル化するならこうです、という確固たるアイデアを持って脚本を書き、演出していました。漫画原作の舞台では再現性を求められがちですが、それならアニメーションでいいじゃん、漫画が動いてたほうが絶対素敵じゃんって、僕は思うタイプ。舞台化する意味のある構造にしたいという話を最初にさせてもらって、具象ではなく象徴性を取ろう、というコンセプトで進めた作品です。――その象徴性が功を奏し、繊細で上品な素晴らしい作品に仕上がっていて感銘を受けたのですが、あまりに繊細であるがゆえに気になっていたのは、創作の過程で「伝わらないかも?」みたいな不安に駆られることはなかったのだろうかと。伝わらなかったら原作を読んでいただけたらなぁて思ってました。例えば『レ・ミゼラブル』は僕がミュージカルを好きになったきっかけの作品で、今でも大好きだけど、分かるから好きになったわけじゃない。初めて観た時には分からなくてやっぱり僕は原作を読んだんです。ミュージカルとして全てを伝え過ぎて、観客の受け取り方まで限定しちゃう作品より、それぞれが自分なりに受け取れる作品のほうが、僕は好きなんです。作る側としても、どこまでどう伝わるかにチャレンジできるところが、演劇の面白さなのかなと思います。――なるほど。そういう意味では『N2N』も、そこにチャレンジしている作品ですよね。上演中のミュージカル『next to normal』2024年版より(写真提供:東宝演劇部)そうですね。渡せるのは多分、「生きてたらこういう事象が起こり得る、けどなんか、諦めなくてもいい、かもしれないよ?」くらいのもので(笑)、答えを提示する作品じゃない。そこも僕の好きなところで、演劇がもたらす“救い”って、答えをもらうことより共感できることにある気がするんですよね。この作品の登場人物たちみたいに、病気とか家族関係で苦しむことって誰にでもあって、それは友達に話すようなことじゃないし、話したところで「大変だね」で終わっちゃうから孤独になる。そんな時、自分と同じように苦しんでる人が、目の前で同じように心を動かしているのを見ることで、自分はひとりじゃないって思えたりすると思うんです。人が心を動かしているのを目の前で見るって、現実で経験するのは難しいから、それが演劇というツールの強さなのかなと。『N2N』はその強さが生かされた、本当に素敵な作品だなあと思っています。取材・文:町田麻子<公演情報>ミュージカル『next to normal』音楽:トム・キット脚本・歌詞:ブライアン・ヨーキー訳詞:小林香演出:上田一豪【配役:キャスト】ダイアナ:望海風斗ゲイブ:甲斐翔真ダン:渡辺大輔ナタリー:小向なるヘンリー:吉高志音ドクター・マッデン:中河内雅貴【東京公演】2024年12月6日(金) ~12月30日(月)会場:シアタークリエ【福岡公演】2025年1月5日(日) ~7日(火)会場:博多座【兵庫公演】2025年1月11日(土) ~13日(月・祝)会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールチケット情報()公式サイト:
2024年12月11日フラワーカンパニーズとスキマスイッチが一夜限りのスペシャル・ライブ『Toyosu PIT 10th ANNIVERSARY Special Live フラカンとスキマのデラックス・ドラゴン supported by エンタメサイト ぴあ』を2025年1月14日(火)東京・豊洲PITで開催する。同郷であり、かねてより親交の深い2組の8年ぶりのツーマンライブ。さらにフラワーカンパニーズとスキマスイッチによる幻のバンド「ザ・ライターズ」が8年ぶりに復活!ステージでスペシャルコラボが繰り広げられる予定だ。12月15日(日)23:59までチケットの2先行受付を実施中。<ライブ情報>Toyosu PIT 10th ANNIVERSARY Special Live『フラカンとスキマのデラックス・ドラゴン』supported by エンタメサイト ぴあ2025年1月14日(火)東京・豊洲PIT開場18:00 / 開演 19:00出演:フラワーカンパニーズ / スキマスイッチ【チケット情報】全自由席(整理番号順入場)一般6,900円 (税込)※未就学児童入場不可※入場時ドリンク代別途必要2次先行受付中12月15日(日) 23:59までぴあ: ()イープラス: ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・席種変更のお知らせアプリ先行、1次先行での告知の際、「スタンディング」としていた券種ですが、ライブ内容/ステージプランを検討しました結果、「全自由席(入場整理番号付き)*座席設置」での実施へと変更になりました<変更前> スタンディング(入場整理番号付き)<変更後> 全自由席(入場整理番号付き)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フラワーカンパニーズ オフィシャルサイトスキマスイッチ オフィシャルサイト
2024年12月11日THE RAMPAGEのメンバー16人それぞれの個性を引き出す書籍を2024年7月から12月連続で刊行する大型企画「GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~」。12月に発売されたのはRIKUによるフォト&ワード集「RIKU365」だ。撮りおろし写真のほか、RIKUのエッセイ、メンバー15人への想いなどたくさんの言葉が詰まっている。元気になれるようなメッセージがたっぷりの本となっているが、そのメッセージを綴っているときのRIKUの心の中とは。そして、RIKUにとってグループとは、歌とは。さらけ出した自分のこと――今回のフォト&ワード集「RIKU365」はどういったところから着想を得て制作しようと思われたのですか?2年ぐらい前に初めて写真集を出したときから、次は自己啓発本を出したいとずっと思っていたんです。スタッフにも相談したこともありました。そんな矢先のこの「GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~」のお話だったので、販売のタイミングも含めて、「20代ラストの自己ベストとともに自己啓発になるものをやろう」とすぐに決めました。――たくさんの言葉が詰まっている本ですが、どういういった思いで綴られたんでしょう?THE RAMPAGEの「RIKU」と本来の僕である「青山陸」としての姿をちゃんと残したい、という想いがありました。だから、綴っていくことに全くストレスがなくて。というのも常に思ってたことなんです。自分で言うのはどうかと思うんですが、グループの中で活動しているときや、RIKUとして生きている瞬間に自分の気持ちを多く喋ることがあまりないというか……どちらかと言うと、「ん?」と思っても黙っていることが多いんです。そういう選択を常々していたんですけど、別に何も思ってないわけじゃなくって。ひとつひとつのことにちゃんと抱く感情はあるから、せっかくだし、30歳記念に出してもいいのかなって。「これで嫌われたら嫌われたで別にいいや」というぐらいさらけ出そうと思ったんです。だからもう言葉はスイーッと出てきました。――普段からあまり機嫌のアップダウンが出ないように、意識されている?意識しちゃってますね。人間ですから、機嫌が良くなかったり、仕事でうまくいかないこともあります。でも、別にそれは僕が抱える問題であってチームメイトに伝染させる必要はないな、と思うんですよね。いいことは絶対にシェアするんですけど。もちろん、そうじゃないことも彼らは受け止めてくれるのわかってるんですけど、そこで少しでもグループとしてのモチベーションだったり、雰囲気を壊したくない、という気持ちのほうが勝っちゃうんですよね。やばいな、と思ったらスッとその場を離れます。――わりと1人で消化しようとされているんですね。そういう癖がついていますね。絶対にメンバーが受け止めてくれるのは分かっているんですけど。――それは、昔からのご自身の性格とか環境の影響なんでしょうか。本にも書いているんですけど、中学生のときにめちゃくちゃいじめられたんです。全員からいじめられたわけではなくて、ある特定の子からいじめられて、そこから守ってくれる子もいました。でも、その事実を親に言えなかったんです。だからと言って親が気付かないわけではありません。足を血だらけにして帰って「どうしたの?」と聞かれて……そのときはサッカーで転んで怪我して、って言ったり。――事実を隠すというか。嘘ではないんですよ。意図的に転ばされた、というのはあるんですけど。でも血まみれで帰ったら、親だから分かるんでしょうね。様子が変だ、って。多分、人より多くの感情を抱いてきてる、みたいなところはあります。だからそこから我慢するということができてしまうのかもしれません。この10年で切り替えがうまくなった――今までもくじけそうになったり、壁にぶつかることがあると思うんですけど、そういうときはどんなふうにご自身を奮い立たせていらっしゃるんですか。「壁があるとつらいな」とか「これ、本当にやらなきゃいけない?」って思っちゃう自分ももちろんいるんです。でも、ちょっと待てよ、と。「これを乗り切ったらかっこいいよな」「男としてレベル上がるんじゃない?」だとか思うんです。あと、職業柄、どちらにせよやらなきゃいけないんですよね。だったら、気持ちよくやりたいよね、と思うと、どういうマインドで臨んでいくか、ということを考えています。面倒くさいものを「面倒くさい」と口に出しながらやってます。「うわ、面倒くさ!でも面倒くさいことやったらかっこいいな!」みたいな感じでいつもやっています。――ご自身で声に出して、言い聞かせて盛り上げるような……。そうです。あと、舞台だったらシェアしますね。「難しくない?これ」とか。この前までやっていた舞台(「前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE~肥後の虎・加藤清正編〜」)ではしんどいことが多かったので、オフをいかにをオフらせるか、ということを考えていましたね。逆に「よし!」というときに「行こう!」と声を掛けて空気を作るようにしました。――ご自身でも切り替えが上手いなって思うほうですか?この10年で切り替えがうまくなったかもしれないですね。――それは経験の積み重ねから。かもしれません。どうがんばっても過去は変えられないじゃないですか。インタビューが始まってから、今までのお話は消せないのと同じ。終わってしまったものは変えられないから、「これからどうするの?」ということを考えています。例えば、1ヶ月後に舞台の本番始まります、まだ1回も稽古していません。「ふざけんなよ!」って言ったって、本番の日がやってくるのは変わらない、みたいな感じです。「じゃあどうするの?」「やるしかないじゃん」ということですよね。――この10年で切り替えが上手くなった、というお話がありましたが、この本は30歳の記念碑のような部分がある、というコメントも拝見しました。10年前、思い描いていた30歳と現在、比べてみていかがですか。全然違いますね(笑) 思い描いていた理想像とかけ離れています。わかりやすく言ったら「スター」の前に「スーパーハイパーウルトラ」がついちゃうぐらいになっていると思っていました。先輩達みたいになっている予定だったし。みなさん優しいから「そんなことないんですよ」って言ってくださると思うんですけど、やっぱり欲張りマンなので(笑)。理想は高く持ってしまう部分もあります。まだまだ未熟者だと感じることがたくさんあるけど、決して生ぬるい道を走ってきた10年ではない、ということは自信を持って言えるので。今の自分が、人生の中で一番かっこいい男でいられているという自信もあるし、間違いなくTHE RAMPAGEは絶対にかっこいい、どこにも負けないグループだという自負があります。あとはそれをちゃんと世間様に認めていただくにはどうしていくべきなのか、どういう選択をしていくべきなのか、というフェーズに来てるのかな、と思います。グループとして自分自身と向き合う時間が多かった――グループのお話もお伺いしたいなと思うんですけど、今年はツアーもあり、東京ドームの公演もありました。改めてTHE RAMPAGEとして、2024年を振り返ってみていかがですか。「ひとりひとりがTHE RAMPAGEの一員である」という存在のあり方みたいなものをそれぞれの役割とともに自覚し直し、ふんどしを締め直した1年だったな、ということは感じています。――それはみなさんで話をする機会があったり?東京ドームの公演が決まったときのメンバー会議もそうですし、アリーナツアーはパフォーマンスに全振りした内容だったので、中途半端なことはできないよね、という内容だったので、「さあ、パフォーマーとして、ボーカルとしてどうする?」という真価が問われました。それぞれが自分自身と向き合う時間が多かった感覚があります。――東京ドーム公演内容でどのように決まったんですか?結成10周年の節目の年でもありましたし、しかもその10周年の日にライブをするということで、過去最強のRAMPAGEを見せつつも、最近知ってくださった方が楽しめるのはもちろん、長く応援してくださった方々はよりエモーショナルになるセットリストというところでは考えていました。――RAMPAGEのボーカルとして3人の声というのは唯一無二だと思います。この点に関して、この10年での変化はRIKUさんご自身はどのように感じていらっしゃいますか。それぞれのソロ曲を聴いていただければわかる通り個性が全く違う3人なので、それがぶつかり合って最初はバラバラでした。でも、たくさんぶつかって、話して、歌ってきて……ってやってくると、ぶつかっていたものが、補い合いに変わっていくんですよね。だからこそ、RAMPAGEはいろんなジャンルの音楽ができているな、と思います。こういう曲のここは任せろってそれぞれが思ってる部分があって、それは別に言わずもがなでわかっているから任せるし頼るし、逆に「ここは任せろ」と思えるし。あとは個性が違うからこそ、2人のストロングポイントや、自分にはない魅力的な部分を、僕は世界で一番理解している自信があります。それは同志としても、歌手としてもそうですね。メンバーは家族なので、家族としての部分も含めて、理解している自負があります。だから、最近の3人のレコーディングはめちゃくちゃ早いんですよ。――どのあたりからそんなふうに変わってきたんですか?去年ぐらいからかな。それほど、一緒に歌を歌うとか、エンターテインメントを作るということは難しいことであり、でもそこがカチッとテトリスでハマって一気にバーンと消えるような感じで繋がると、とてつもない力を発揮するんだな、ということは今回のツアーもそうですし、東京ドームでも思いました。「歌は、生きること」――ボーカルとしては、この1年振り返っていかがですか。今年、1年間で既に100ステージ超えてて。レベル5のポケモンがレベル100のポケモンを倒してその経験値を得て一気にレベルアップする、みたいな感覚です(笑)。歌うたいとしてとんでもない経験値を得た1年、大きな収穫があった1年でした。――舞台への出演が続いていらっしゃるイメージがあります。個人の活動で得られたものというのはどういったところでしょう?言葉の捉え方がより多角的になったと思っています。だからこそ、今回の本でも綴れる言葉があったな、ということは感じていますね。――去年だったら違う言葉になっていた?少し違う言葉を選んでいたり、思い浮かばなかったこともあるんじゃないかと思いますね。――ご自身でも、変わったな、という実感があるんですね。特にこういう会話のときに出ますね。だからこそ歌にも出ると思うんですけど、例えば「むかつく」という言葉があるじゃないですか。「むかつく」って言葉ってそのままの意味で「むかついているんです」という気持ちを伝えるのにぴったりな言葉ですけど、僕は「むかつく」って言いながら「楽しい」という気持ちを伝えられるようになりました。――それは舞台での経験が大きい?そうですね。今回は特に原作があったんで、そこに忠実に演じる部分もあったんですけど、原作は絵と文字で、というところで慶次はこういう表情でこの言葉を言っているけど、その状況だったら僕はこう思っていてほしいな、というキャッチボールを演出家や共演者としてひとつひとつの言い回しとかを作り上げていったので、そういうことができるようになったかなって思ってます。――そんなRIKUさんの歌に救われている方はたくさんいらっしゃると思います。最後に陸さんにとって歌とは?というところを聞かせてください。生きることです。今はこうして話していますけど、どうしても自分の気持ちを素直に話すことがすごく苦手で。話したとしても理解されないのが怖いという思いが強いんですよね。だったら黙っていればいいや、と思っちゃう人なんですけど、歌があると素直に言えるんです。例えば好きな子がいて直接「好きです」って告白できないけど、音楽だったら「愛してる」とまで言えてしまう、というような感覚。音楽を僕から取ってしまうと廃人になると思います。だから歌は生きること、ですね。――ずっと歌い続けるという想いで。杖をついてでも歌い続けてやろうと思っているし、歌えなくなったときにスパッとバイバイっていけたらいいよね、ぐらいに思っているので。この命が続く限り、絶対に歌い続けてやるという覚悟で、今までもこれからも磨き続けていく所存なので見守っていていただきたいし、1人でも聴いてくれる人がいる限り、歌っていこうと思っているので、ご期待ください。取材・文:ふくだりょうこ撮影:友野雄ヘアメイク:ウエノアヤコ(KIND)スタイリング:浅井秀規★「BOYSぴあ編集部」Xアカウントをフォロー&リポストで、RIKUさんのサイン入りポラを2名様にプレゼント!【応募方法】①BOYSぴあ編集部( 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2024年12月11日話題の小説『近畿地方のある場所について』(著者・背筋/KADOKAWA)が映画化され、2025年に公開されることが発表された。行方不明になったオカルト雑誌の編集者。彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは、近畿地方のある場所にまつわる過去の編集記事だった。彼はなぜ消息を絶ったのか?いまどこにいるのか?すべての謎は、その場所へとつながっていた。2023年1月、Web小説サイト・カクヨムに第1話が投稿されると、様々な反響がSNSで投稿され、瞬く間に注目作として話題に。連載が続くにつれて若年層を中心にファン層を拡大し続け、累計2000万PVを超えるヒットを記録。同年8月には単行本化され、日本全国の書店でベストセラーとなっている。製作を務める櫛山慶プロデューサーはWebで発表された原作小説を読み、「2000年代に掲示板の怪談スレッドに興奮した感覚がよみがえってきた」と映画化を熱望。本作の監督を、ホラー映画のヒット作『サユリ』を手掛けた白石晃士監督にオファーした。白石監督は「原作の得体の知れない黒い魅力を、世界中の人々に感染させるべく、映像化という呪術を仕掛けていきます」と意気込みを語っている。また、原作者の背筋は自著の初映画に際して、「私は長年白石作品に魅了され続けていました。それに飽き足らず、作品から得た恐怖を再現するべく、自ら書いてみようと思いました。気づけばそれは『近畿地方のある場所について』という題名で書籍になっていました。この最大級のラブレターを白石監督がどのように料理してくれるのか。期待に胸を膨らませつつ、私も原作者として力添えができればと思っています。映画を楽しみにしてくれるであろう同士の期待に応えるためにも」と期待を寄せた。■原作者・背筋 コメント私は長年白石作品に魅了され続けていました。それに飽き足らず、作品から得た恐怖を再現するべく、自ら書いてみようと思いました。気づけばそれは『近畿地方のある場所について』という題名で書籍になっていました。この最大級のラブレターを白石監督がどのように料理してくれるのか。期待に胸を膨らませつつ、私も原作者として力添えができればと思っています。映画を楽しみにしてくれるであろう同士の期待に応えるためにも。■白石晃士監督 コメント映画に行きませんか。タイトルは『近畿地方のある場所について』といいます。原作の得体の知れない黒い魅力を、世界中の人々に感染させるべく、映像化という呪術を仕掛けていきます。どうぞ、ご期待下さい。このコメントを見てくださって、ありがとうございます。この映画を見つけてくださって、ありがとうございます。■櫛山慶プロデューサー コメント2000年代、掲示板の怪談スレッドに没頭した日々。その興奮が『カクヨム』で本作に出会った瞬間、鮮明に蘇りました。映像化を決めた際、真っ先に声をかけたのは『ノロイ』の白石晃士監督。奇妙で底知れない断片を、監督がどう映像化するのか、私自身震える思いで製作中です。ただひとつ言えるのは、この映画はただのエンターテインメントではありません。映画として届ける覚悟が必要な、強い“想い”が宿る前代未聞の作品です。ぜひ、その覚悟を期待してお待ち下さい。『近畿地方のある場所について』特報<作品情報>『近畿地方のある場所について』2025年 全国公開公式サイト:「近畿地方のある場所について」製作委員会
2024年12月11日BABYMETALの映像作品『BABYMETAL LEGEND - 43 THE MOVIE』より「メギツネ」のライブ映像が公開された。本日12月11日(水) に発売された本作は、2024年3月23日・24日に沖縄・沖縄コンベンションセンター展示棟で開催され、ワールドツアーの締め括りとなった初の沖縄公演『BABYMETAL WORLD TOUR 2023 - 2024 TOUR FINAL IN JAPAN LEGEND - 43』の模様を収めたライブフィルム。今回公開された「メギツネ」は、ワールドツアーの各地で熱狂的な人気を博した楽曲で、BABYMETALがオーディエンスと一体となり、躍動するライブならではの映像となっている。BABYMETAL「メギツネ」ライブ映像<リリース情報>『BABYMETAL LEGEND - 43 THE MOVIE』2024年12月11日(水) リリース※後日iTunesにてコンサートフィルム販売も予定『BABYMETAL LEGEND - 43 THE MOVIE』Blu-ray(通常盤)ジャケット●Blu-ray(通常盤):7,700円(税込)※Dolby Atmos、Stereo●DVD(通常盤):6,600円(税込)※5.1ch、Stereo●THE ONE限定盤(完全生産限定盤 / Blu-ray+2CD+ポストカードセット+アクリルフォトフレーム+カセットテープ):22,000円(税込)セット内容:Blu-ray(1枚 / 全14曲)、LIVE ALBUM(2枚 / 全14曲)※ポストカードセット(43枚)、アクリルフォトフレーム、カセットテープ付きスペシャルパッケージ仕様『BABYMETAL LEGEND - 43 THE MOVIE』THE ONE限定盤商品イメージ画像【Blu-ray / DVD / LIVE ALBUM(THE ONE盤のみ)収録内容】■2024.3.23 & 24 at Okinawa Convention Center01. BABYMETAL DEATH02. Distortion (feat. Alissa White-Gluz)03. PA PA YA!! (feat. F.HERO)04. Shanti Shanti Shanti05. MAYA06. BxMxC07. Brand New Day (feat. Tim Henson and Scott LePage)08. Monochrome09. メギツネ10. ギミチョコ!!11. KARATE12. ヘドバンギャー!!13. メタリ!! (feat. Tom Morello)14. Road of Resistance【カセットテープ(THE ONE盤のみ)収録内容】■2024.3.23 & 24 at Okinawa Convention Center01. メタリ!! (feat. Tom Morello) - 43 ver. -THE ONE限定盤 予約リンク:※数量限定のため、商品がなくなり次第受付終了。主要販売サイト:公式サイト:
2024年12月11日リーディング音楽劇『ジャングル大帝』の「レオ編」が12月11日から、東京・有楽町よみうりホールで上演される。原作は、人間に育てられた白いライオンの子・レオが成長する姿を通して、自然と人間の関わりを描いた手塚治虫の名作。2023年6月に、オーケストラや映像とともに朗読する“リーディング音楽劇”として初演され、今回の公演では、レオの生涯を「レオ編」「ルネ&ルッキオ編」2部作で描く。リーディング音楽劇『ジャングル大帝』<レオ編>ゲネプロより「レオ編」で主演を務めるのは、ふぉ~ゆ~の福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介。初演でもレオの成長を4人で表現し、レオ以外の役どころも演じ分けた4人が、レオが幼少期から大人になるまでの物語をさらにパワーアップさせて描き出す。リーディング音楽劇『ジャングル大帝』<レオ編>取材会より、レオ役ほかを担うふぉ~ゆ~初日を前に、福田は「音楽ショーであり、朗読劇。手塚さんが残した壮大な世界観を表現するには、この手法が一番合っている」と自信を示し、「新しい演劇のひとつになるんじゃないかなと。お客様がどんな反応をしてくれるか楽しみ」と期待を寄せた。越岡は「オーケストラの皆さんと役者たちが奏でるハーモニーで、壮大な物語をお客様に届けられれば」と意気込んだ。左から)福田悠太、越岡裕貴また、辰巳は出身地である埼玉県所沢市の観光大使に就任したことを報告し、「わが町の埼玉西武ライオンズのマスコットもレオで、手塚先生が描いているんです。うれしいことですし、運命を感じます」と感無量の表情。松崎は「笑いとエンターテインメントを皆さんに“ふぉ~ゆ~”して、年明けの『ルネ&ルッキオ編』にいいバトンを渡したい」と抱負を語った。左から)辰巳雄大、松崎祐介共演する太田基裕、梅田彩佳も「五感で楽しんでもらえる作品」「最後はレオの成長にホロっとさせられる」とそれぞれ作品の魅力をアピール。初演に続き、演出を担うウォーリー木下は「前回は試行錯誤し、バタバタ(笑)。今回は本物のオーケストラの皆さんにも参加してもらい、『リーディングじゃないじゃん』と言われそうだが、手塚作品でも一、二を争う壮大な内容なので、空間はミニマルでも世界の裏側まで届く作品になった」と確かな手応えを示し、「音楽好き、演劇好き、ミュージカル好きの皆さんに、手塚作品の再発見をしていただければ」と話していた。左から)梅田彩佳、辰巳雄大、松崎祐介、福田悠太、越岡裕貴、太田基裕、ウォーリー木下脚本・作詞は、自身も幼い頃からミュージカルに出演し、近年多くのミュージカルや舞台の翻訳・訳詞で活躍し若手で注目を集める福田響志。音楽は、初演の「レオ編」でアフリカの大地を作曲した岩崎廉が担当する。取材・文・撮影:内田涼<あらすじ>白いライオンのレオ。ジャングルの王である父のパンジャが殺され、嵐で母のエライザを亡くしたレオは、母の言いつけを守り、アフリカを目指す。その途中、レオはアデンという港町で日本人の少年ケン一と出会う。レオとケン一は、ムーンライト・ストーンを探しにハム・エッグやメリー、探検隊とともにアフリカのジャングルへと向かう。ジャングルに到着したレオたちは、原住民のジャングラ族たちにおそわれ、バラバラになってしまう。救出のため、ケン一のおじのヒゲオヤジもアフリカへ向かうが……。ジャングルでは、レオを支えるオウムのココや、人間につかまったライオンのライヤとの出会い、そしてライバルのブブとの戦いが待ち受けていた。やがて成⾧したレオは、人間たち、動物たちとの戦いに立ち向かっていく。一方、ジャングルで人間たちとはぐれ、動物たちの世界で一人ぼっちになってしまったケン一の運命は。人間に染まったレオは父のようなジャングルの王となれるのか……<配役>レオ/パンジャ/ヒゲオヤジ/ピエール/イノシシほか:福田悠太レオ/パンジャ/ハム・エッグ/黒豹/ゴリ子ほか:辰巳雄大レオ/パンジャ/ブブ/プラス教授ほか:越岡裕貴レオ/パンジャ/村⾧/リョーナほか:松崎祐介ケン一:太田基裕メリー/コンガ女王ほか:梅田彩佳ココ/オウムほか:西川大貴エライザ/ライヤほか:ダンドイ舞莉花<公演情報>リーディング音楽劇『ジャングル大帝』原作:手塚治虫脚本・作詞:福田響志演出:ウォーリー木下音楽:岩崎廉【出演】■レオ編福田悠太辰巳雄大越岡裕貴松崎祐介(ふぉ~ゆ~)太田基裕梅田彩佳西川大貴ダンドイ舞莉花スペシャルコーラス/浦嶋りんこコーラス/吉田純也ダンサー/ホナガヨウコ池田遼【バンド】奥田真広一丸聡子朝里奈津美(パーカッション)宮崎達也(マルチリード)朝田英之(ギター)山口健一郎(ベース)中原裕章(キーボード)■ルネ&ルッキオ編深田竜生黒田光輝永田崇人西川大貴工藤広夢水嶋凜ダンドイ舞莉花上口耕平宮原浩暢(LE VELVETS)スペシャルコーラス/浦嶋りんこコーラス/吉田純也ダンサー/ホナガヨウコ池田遼【バンド】奥田真広一丸聡子朝里奈津美(パーカッション)宮崎達也/竹内理恵(マルチリード)朝田英之(ギター)山口健一郎(ベース)中原裕章(キーボード) 古賀敬一郎(マニピュレーター)【公演日程】■レオ編東京公演:2024年12月11日(水)~16日(月)会場:有楽町よみうりホール■ルネ&ルッキオ編大阪公演:2025年1月10日(金)~13日(月・祝)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ東京公演:2025年1月18日(土)~31日(金)会場:有楽町よみうりホールレオ編チケット情報()公式サイト:
2024年12月11日明治末期から昭和初期にかけて活躍した日本画家・速水御舟(はやみぎょしゅう)の没後90年を記念し、御舟とその御舟に尊崇の念を寄せていた画家のひとりである田中一村(いっそん)を中心とした日本画展が、12月15日(日)から2025年6月1日(日)まで、神奈川県・箱根の岡田美術館で開催される。現在の東京都に生まれた速水御舟(1894-1935)は、14歳で日本画家の画塾に入り、17歳から数年にわたり、若手の研究会である紅児会と赤曜会で研鑽を積んだ。20歳で再興された日本美術院で高く評価され、院展を中心に様々な展覧会で活躍するも、40歳の若さで病没している。一方、現在の栃木県に生まれた田中一村(1908-1977)は、幼い頃から南画を描き、神童と誉れ高かったが、17歳で入学した東京美術学校を2カ月あまりで退学し、その後は独学で制作を続けた。画壇で認められないまま、50歳で奄美大島に移住してからは、亜熱帯の植物や鳥、魚などの珍しい題材を描いて独自の境地を開き、69歳で没している。大橋翠石《虎図屏風》(部分)明治時代19世紀末~20世紀頭岡田美術館蔵御舟の優れた作品と、絵画に対するその清廉で求道的な取り組みは、多くの画家の崇敬を集めたが、一村もそのひとり。同展では、御舟作品4件と一村作品7件が展観されるが、なかでも大きな見どころは、それぞれの代表作である館収蔵の御舟《木蓮(春園麗華) 》と一村《白花と赤翡翠(あかしょうびん)》が向かい合う形で展示されること。自然の姿を格調高く描き出した両作は、制作時の時代背景や環境、素材や技法などの違いを超えて、両画家がともに高い絵画の境地を目指していたことを実感させてくれるものだ。また同展では、絵の具をはじめとした画材にともにこだわりをもっていたふたりの用いた素材に注目し、岩絵の具のほか、金や雲母、墨などにも目を配り、素材と表現の関係をひもといていく。ふたりの作品をより深く味わうためのヒントとなるに違いない。小林古径《麦》(部分)大正15年(1926)岡田美術館蔵ほかにも、同館のコレクションの主要な一群をなす近現代の日本画のうち、約30人の画家による計50件の優品も展観される。狩野芳崖から、横山大観、下村観山、菱田春草、川合玉堂、上村松園、鏑木清方、小林古径、奥村土牛、村上華岳、そして東山魁夷や加山又造まで、明治・大正・昭和の時代を代表する日本画家の名品で、100年あまりの時代を追う趣向だ。御舟・一村の競演とともに、豊かな日本画の世界をじっくりと堪能したい。<開催概要>特別展『御舟と一村、珠玉の日本画 ―明治から現代までの巨匠とその名作―』会期:2024年12月15日(日)~2025年6月1日(日)会場:岡田美術館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:12月31日(火)・1月1日(水)料金:一般・大学2,800円、高中小1,800円公式サイト:
2024年12月11日クリス・エヴァンスが『Avengers: Doomsday』でMCUに復帰するようだ。この映画にはアンソニー・マッキー演じるキャプテン・アメリカが出演。エヴァンスがどのようなキャラクターを演じるのかはわからない。監督はジョー&アンソニー・ロッソ兄弟。エヴァンスが最後にキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースを演じたのは『アヴェンジャーズ/エンドゲーム』。この夏公開の『デッドプール&ウルヴァリン』にサプライズ出演した。『Avengers: Doomsday』は2026年5月公開予定。キャプテン・アメリカを卒業以来、エヴァンスは『ナイヴス・アウト/名探偵と刃の館の秘密』、『グレイマン』、『レッド・ワン』など話題作に出演してきた。次回作は、『パスト ライヴス/再会』のセリーヌ・ソンが監督する『Materialist』。共演はダコタ・ジョンソン、ペドロ・パスカル。文=猿渡由紀
2024年12月11日2025年4月1日(火) から16日(水) にかけて東京・東急シアターオーブ、4月22日(火) から5月1日(木) にかけて大阪・SkyシアターMBSにて、ミュージカル『ホリデイ・イン』が上演されることが決定した。本作は、アメリカの大手映画会社パラマウント製作で1942年にビング・クロスビー&フレッド・アステア主演で公開された映画『Holiday Inn』(邦題『スウィング・ホテル』)をもとに、2014年にコネチカットで舞台化されたミュージカル作品。2015年セント・ルイスでの上演を経て、2016年にはブロードウェイに進出。2017年1月までのホリデーシーズンに合わせて上演され、ブロードウェイを熱狂させた。音楽は、本作の「White Christmas」の作詞・作曲でアカデミー歌曲賞を受賞し、ハリウッドを代表する映画音楽家となったアーヴィング・バーリン。現在に至るまで多くの歌手によってカバーされており、誰もが耳にしたことのあるこの名曲「White Christmas」をはじめ、「Steppin’out with My Baby」「Blue Skies」「Cheek to Cheek」「Easter Parade」など、時代を超えて愛され続けるバーリンの名曲と華やかなレビューシーンの数々が展開される。演出・振付を務めるのはイギリス出身のビル・ディーマー。2013年に『TOP HAT』の振付で、イギリス演劇界で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞の最優秀振付賞を受賞。2018年には『FOLLIES』のリバイバル版の振付でも同賞にノミネートされるなど、イギリスのミュージカル界を代表する振付・演出家のひとりだ。主演を務めるのは、20th Centuryのメンバーとして活躍する坂本昌行。2016年に出演したオフブロードウェイミュージカル『MURDER for Two』で読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞するなど、約30年にわたって数多の名作ミュージカルに出演し続け、確かな演技力と歌唱力を魅せてきた坂本が、主人公ジム・ハーディを演じる。今作の演出・振付を担うビルとは、坂本主演で2018年に上演された『TOP HAT』振付に続いて2度目のタッグとなる。ジムの親友でパフォーマーとしてのパートナーであるテッド・ハノーバーを演じるのは、NEWSとしての音楽活動をはじめ舞台・ドラマ・バラエティ番組への出演と幅広く活躍する増田貴久。今年3月に上演された『20世紀号に乗って』を筆頭に、近年海外ミュージカルへ精力的に出演し好評を博している。事務所の先輩、後輩という関係の坂本と増田は舞台では今作が初共演。それぞれに第一線で活躍し続けているふたりの競演にも注目だ。さらに、ジムと「ホリデイ・イン」で出会い惹かれあうリンダ・メーソンを柚希礼音が演じる。類まれなるダンス力・歌唱力を活かし宝塚歌劇団 星組で6年にわたりトップスターとして活躍。退団後は演技力にさらに磨きをかけ、『マタ・ハリ』『ボディガード』『カム フロム アウェイ』などの舞台やコンサートから映像作品まで幅広いフィールドで活動する柚希が魅せるリンダ役に期待が高まる。そのほか、かつてのジムの恋人でテッドとショーを続けるライラ・ディクソンに、柚希と同じく宝塚歌劇団 星組で6年にわたりトップ娘役として活躍し、退団後は名作ミュージカルに次々と出演している夢咲ねね。ジムの農場で働くタフでDIYが得意なルイーズに、元劇団四季看板女優で退団後もミュージカル界にその存在感を放ち続ける保坂知寿と、確かな実力をもつ豪華俳優陣が集結した。■坂本昌行 コメント作中の曲は聞いたことがある方も多いと思うので、初めてミュージカルを観る方でも十分楽しんでいただける作品です。演出のビルとは『TOP HAT』以来のお仕事。僕にとってもビルにとってもリベンジになると思います。恩返しもふまえて、みんなが笑顔で千穐楽を迎えられるように頑張りたいです。よく聞かれるのが、演じる役と自分が近いか。大体遠いんですが、今回はちょっと似ているような気がします。似ていると感じる分、下町の部分が出ないように抑えつつ(笑)、ジムになれるように、温かさ、可愛いらしさを出していきたいです。増田とはドラマで少しだけ共演しましたが、舞台は初めてです。増田はコミュニケーション能力がすごく高くて、その場の空気を和ませてくれる人だと思っています。僕が自分のことで精いっぱいで座長らしいことを何もできない人で、後輩が稽古場の空気を作ってくれることが多いので増田にもお願いしたいです(笑)。素晴らしい演出・振付、そして我々の躍動するお芝居をアーヴィング・バーリンの楽曲とともにお届けしますのでぜひ観に来てください。劇場でお待ちしております。■増田貴久 コメント作品の内容をあまり知らないままお受けすることが多くて、今回も内容より坂本くんが主演ということで「やります!」と答えてしまいました。やる気と見た目は完璧です(笑)。ビルは、圧倒されるくらい明るくてテンションが高い方でした。ご一緒できて嬉しいですし、それぞれ本人が持っているいいところを伸ばして振付や演出に反映させたいと言っていただいたので、いまからワクワクしています。演じるテッド・ハノーバーの、スターでいる部分とオフの部分を演じ分けられるのが楽しみです。坂本くんとは、バックで踊らせていただいたことやテレビで共演したことはありますが、舞台での共演は初めて。背中を見て育ってきたので緊張もありますが、嬉しい気持ちも大きいです。先輩方のイズムを見てきた後輩がどう育っているか見せられる、ある種の恩返しができる機会、チャンスだと思っています。メインキャストの皆さんも全員初めましてなので、どんな雰囲気でお稽古が始まるのか今からワクワクしています。稽古場の雰囲気作りと差し入れの豊富さには自信があるのでお任せください!エンターテイナー役を演じる、エンターテイナー増田貴久をぜひ観に来てください。■柚希礼音 コメント舞台映像を拝見して、私が演じるリンダにすごく感情移入する部分が多かったです。とてもパワーをもらえ、背中を押してもらえる作品だと感じました。今回出演できることをとても嬉しく思います。有名な「White Christmas」がこの作品のもとになっている映画(『スウィング・ホテル』)の為に書き下ろされた曲とは知らなかったのでとても驚きでした。リンダにとってもキーワードになる曲なので、演じる私の感情も揺さぶられるんだろうと楽しみにしています。素敵な曲を歌える喜びを胸に頑張ってお稽古したいと思います。演出のビルはとても気さくな方でした。ある作品を再現するのではなく、今回このメンバーで新しく創り直すような気持ちで挑んでくれたらいいと言っていただき、とても心強かったです。海外の演出家の方とは今までにもたくさんお仕事させていただいていますが、毎回新しい発見があります。今回も刺激をいただきながら新しく生まれ変わったような自分になれることを期待しています。夢咲ねねちゃんとは宝塚のトップ時代ずっと相手役でしたが、一緒にお芝居をするのは退団後初めてです。女性役同士なのでドキドキワクワク、楽しみにしています。とても心が温まる素敵な作品です。出演できる喜びを胸に、皆様に夢と感動をお届けできるように頑張ってまいりますので、ぜひ劇場にお越しください。<公演情報>ミュージカル『ホリデイ・イン』音楽:アーヴィング・バーリン脚本:ゴードン・グリーンバーグ、チャド・ホッジ演出・振付:ビル・ディーマー演出補・振付補:アシュリー・グラハム翻訳・訳詞:高橋亜子【出演】坂本昌行、増田貴久、柚希礼音、夢咲ねね、保坂知寿武藤寛、斎藤准一郎、藍実成、石川里奈、鯨井未呼斗、小島亜莉沙、鈴木万祐子、根岸みゆ春口凌芽、MAOTO、森内翔大、吉田彩美、米島史子岩下貴史、皆川梨奈(スウィング)【東京公演】公演期間:2025年4月1日(火)~16日(水)会場:東急シアターオーブ【チケット】(全席指定・税込)S席:16,000円A席:12,000円※未就学児入場不可発売日:2025年2月22日(土) 10:00~【大阪公演】公演期間:2025年4月22日(火)~5月1日(木)会場:SkyシアターMBS【チケット】(全席指定・税込)S席:16,000円A席:12,000円※未就学児入場不可発売日:2025年3月23日(日) 10:00~公式サイト:
2024年12月11日