チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (163/342)
2016年全米のロック・ファンを驚愕させた「ジェネレーション・アックス ア・ナイト・オブ・ギターズ」が、4月に日本上陸する。GENERATION AXE チケット情報本公演は、スティーヴ・ヴァイ、ザック・ワイルド、イングウェイ・マルムスティーン、ヌーノ・ベッテンコート、トーシン・アバシの最強技巧派ギタリストによるスペシャル・ライヴ。スティーヴ・ヴァイの「5人の個性的なギタリストがライヴをやったら面白い」というアイディアの元、ヴァイ自身が出演者を選び、奇跡のライヴが実現した。来日ツアーは、4月3日(月)名古屋公演を皮切りに、4月4日(火)大阪公演、4月6日(木)&7日(金)東京公演の3都市4公演を開催。チケットの一般発売は2月25日(土)午前10時より。只今、Live Nation Japan先行受付中。5人の天才ギタリストによる超絶パフォーマンスが、この春日本列島を揺るがす。■GENERATION AXE -A NIGHT OF GUITARS-4/3(月) Zepp Nagoya (愛知県)4/4(火) Zepp Namba (大阪府)4/6(木)・7(金) Zepp Tokyo (東京都)Steve Vai (スティーヴ・ヴァイ)Zakk Wylde (ザック・ワイルド)Yngwie Malmsteen (イングウェイ・マルムスティーン)Nuno Bettencourt (ヌーノ・ベッテンコート)Tosin Abasi (トーシン・アバシ)バックバンド・メンバー(予定):Pete Griffin(B) (Dweezil Zappa, Stanley Clarke, Edgar Winter)/ Nick Marinovich(Key) (Yngwie Malmsteen)/JP Bouvet (Dr) (Dave MacKay, Drew ofthe Drew)【Live Nation Japan先行受付期間】1/25(水) 23:59まで
2017年01月23日直木賞受賞作家、北村薫原作の小説を舞台化した『スキップ』が、13年の時を経て、今春、サンシャイン劇場での上演が決定した。高校2年の主人公、一ノ瀬真理子がある日、うたた寝から目を覚ますと25年後の夫と娘がいる高校教師になっていたという設定で、大人になった真理子役を霧矢大夢が演じることは既に発表されていたが、今回、17歳の真理子役に、元乃木坂46の深川麻衣が決定したと発表された。なお、深川は舞台初主演で霧矢とのダブル主演となる。舞台『スキップ』チケット情報その他のキャストは、真理子の娘・美也子役をキャラメルボックスの木村玲衣、密かに真理子に思いを寄せる新田役を碓井将大のほか、柿喰う客の深谷由梨香、長濱慎、範宙遊泳の熊川ふみ、キャラメルボックスの原田樹里らの出演が決定している。全キャスト発表に伴い、メインヴィジュアルの公開と原作の北村薫、主演の霧矢大夢、深川麻衣よりコメントが寄せられた。■北村薫(原作者)コメント前回の公演は新聞の劇評でも絶賛されました。しかし、世評以上に、観客の方々が舞台にぐいぐいと引き込まれ心をふるわせていたことが記憶にあざやかです。もう一度観たいと願っていました。夢がかなって本当にうれしいです。■霧矢大夢コメントこの作品は、ある日、高校生だった真理子が、目覚めると突然大人になっている。しかも高校教師という立場になっている、というストーリーです。気が付くと夫がいて、娘もいる。見た目は大人なんだけど、中身は17歳。その現実を自分なりに受け入れて、健気に、ピュアに、その状況に立ち向かっていく。そんな一生懸命な真理子を表現したいなと思っています。演出の成井豊さんとも初めてですし、キャラメルボックスのエネルギッシュなお芝居に刺激を受けて、自分なりの真理子像を作っていきたいと思います。■深川麻衣コメント今回の舞台『スキップ』では、主人公の一ノ瀬真理子役を、霧矢大夢さんと一人二役ではなく、二人一役で演じさせて頂くということで、どんな風になるのかとても楽しみにしています。稽古はこれからですが、脚本を読ませて頂いて、面白くなること間違いないと確信しています。大きな役で、個人的にはもの凄く緊張しているのですが、みなさんと力を合わせて、毎日の稽古を励んでいきたいと思います。ぜひぜひ観に来てください。■NAPPOS PRODUCE『スキップ』原作:北村薫『スキップ』(新潮文庫刊)脚本・演出:成井豊(キャラメルボックス)2017年4月26日(水)~5月5日(金・祝)サンシャイン劇場(東京・池袋)出演:霧矢大夢深川麻衣岡田達也粟根まこと木村玲衣碓井将大深谷由梨香長濱慎熊川ふみ原田樹里関根翔太石森美咲大滝真実山崎雄也元木諒チケット一般発売:2月25日(土)
2017年01月23日昨年、歌とダンスで展開するコンサート『REON JACK』を大好評のうちに終え、そのショーマンぶりが改めて評価された柚希礼音。日本では数少ないショー要素の強いステージをまた観たいという熱い声に応え、早くも『REON JACK2』の上演が決定! 今回は上野水香や大貫勇輔ら国内外で活躍するトップダンサーが集結し、柚希と競演を繰り広げる。『REON JACK2』チケット情報星組トップスター時代に催された武道館コンサート(2014年)、そして退団後、女優に転身してからの『REON JACK』(2016年)。3度目となる『REON JACK2』では「よりアーティスティックな舞台を目指したい」と柚希は話す。「宝塚を退団したことで自分の心情も変わってきていますし、だからこそ難しいことにも挑戦していければ」と柚希。中でも、モーリス・ベジャールら世界的な振付家のもとで踊ってきた上野水香とは「ずっと一緒に踊ってみたいと思っていた」という。「実は(宝塚入団前に)私がバレエのコンクールに出ていた頃、いつも1位が上野さんだったんです(笑)。ただ、そんなスゴい上野さんでもショーのダンスはほとんど初めてのようなので、お互いにとっての挑戦になればいいなと思っています」と意気込みは充分だ。その分、今回の振付と出演も兼ねる大村俊介(宝塚では柚希の代表作『オーシャンズ11』や『ロミオとジュリエット』も担当)らスタッフたちと、ダンスナンバーについても細かく打ち合わせを重ねていると明かしてくれた。一方、楽曲の面でも大きな変化が。「今までは宝塚や海外アーティストの曲を歌っていたんですが、在団中にリリースした『夜空に眠るまで』や、今度出す5曲入りCDの分も合わせて、ほとんど私の曲で構成出来るようになりました。新曲のうち2曲を森雪之丞さんに作詞していただいたり、『夜空に~』でご好評いただいた本間昭光さんに音楽プロデューサーをお願いしたりしているので、これまでとはまた違った柚希礼音を見てもらえるんじゃないかな」と、柚希は笑顔で話した。さて、ダンスと歌の実力に加えて、主役に圧倒的な華がなければ成り立たないといわれるのが“ショー”(ここではコンサートと表記)。柚希は女優になった今も、その希有な道を気負うことなく進んでいる。「歌とダンスのレッスン、それから構成や演出も打ち合わせするから時間はいつも足りないです。『あぁ、ここは(スタッフに)任せてしまいたい』と思うこともあるんですが、結局は『いやいや!やるぞ!』となるんですよね(笑)。ダンスと歌で表現するコンサートは、“今の私”を表現する大切な場所。これからもずっと続けていきたいです」公演は3月23日(木)から26日(日)まで梅田芸術劇場メインホール、30日(木)・31日(金)パシフィコ横浜国立大ホール、4月19日(水)・20日(木)福岡市民会館大ホールにて。取材・文佐藤さくら
2017年01月20日韓国の人気グループ、SUPER JUNIORのメンバー、キュヒョンが1月18日、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールにて自身2度目となる全国ツアーの初日公演を開催。3月13日(月)・14日(火)に横浜アリーナで追加公演を行うことを発表し、入隊前最後の日本公演となることを明かした。【チケット情報はこちら】本編の温かな余韻が残るアンコール。キュヒョンは「いいお知らせがあります」と切り出し、満面の笑みで「3月13日・14日に横浜アリーナでの追加公演が決定しましたー!」とファンに報告。会場を埋め尽くしたE.L.F(SUPER JUNIORのファン)の歓喜の声で沸く中、「多分、入隊前の日本では最後のライブになると思います」と今年入隊を控えていることを明言し、「素敵な公演をプレゼントします。皆さん、たくさん来ていただいて、最後にいい思い出を一緒につくることができたらうれしいです」としみじみ語った。この日はツアー初日。日本のファンとは今年初対面で、おなじみの「いらっしゃいませー」という挨拶に加え、「少し遅れましたが、この挨拶をしてみたい」と、会場を見渡しながら手をあげ、「あけおめ。ことよろ!はっはっは(笑)」。少々緊張した様子だったが、2月8日リリースの日本初アルバム『One Voice』のリード曲『僕のまじめなラブコメディー』や収録曲『Love to Love』、韓国最新アルバム収録曲『Still』『When with me』などの新曲はもちろん、昨年ツアー同様、事前に募ったファンからのリクエスト曲などを熱唱。バンドの生演奏をバックに“バラードの貴公子”の真骨頂を発揮し、冬に似合う温かな歌声で会場を魅了した。昨年、SUPER JUNIOR-KYUHYUN名義で5月に初ソロ・シングルをリリース、同4月から6月には初の全国ツアーを行い5万5000人動員したことは記憶に新しい。初ツアーでは「いろんなものをみせたい」と“雑貨”をコンセプトにしたが、今回は“One Voice”をタイトルに、「音楽的なところを大事にして、(舞台の)オブジェにもこだわった」という。「前回以上に、観る・聴く楽しさがあると思います」と自信をのぞかせるキュヒョン。その言葉通り、キュヒョンが声でつむぐ世界観に加え、映像とリンクする舞台セットや楽曲の世界観を最大限に引き出す演出、そして、ゲーム好きのキュヒョンらしい遊び心のある映像など、目と耳をたっぷりと楽しませてくれる。また、絶妙なユーモアとセンスが光るトークももちろん展開される。「昨年のツアーは、いい感じで成功に終わりましたので、今日のライブに期待していらした方がたくさんいらっしゃると思いますが……申し訳ありません。全然日本語が思い出せません!」などと笑いを誘いつつも、MCはほぼ日本語だ。「僕のいまの日本語の実力にがっかりするかもしれないので、今回は僕のビジュアルでなんとかしようと思っています!」などとジョークを交えたコメントには会場も爆笑だった。今回発表された追加公演以外のチケットは発売中。追加公演のチケット詳細は後日発表。
2017年01月20日佐藤アツヒロ主演の舞台『さくら色 オカンの嫁入り』が1月20日(金)のプレビュー公演を皮切りに2月に大阪・東京にて開幕する。その稽古場に潜入した。舞台『さくら色 オカンの嫁入り』チケット情報原作は、第3回日本ラブストーリー大賞ニフティ/ココログ賞を受賞した咲乃月音の同名小説。2010年の初演から4度目の上演で、今回の公演中に公演回数100回を達成する人気作となった。物語の舞台は大阪の下町。ある晩、酔ったオカン(母親/熊谷真実)が若い男を“拾って”きて「オカンな、この人と、結婚しよ思うてんねん」と娘・月子(荘田由紀)に伝えることから始まる。“捨て男”として拾われた研二(佐藤アツヒロ)はその日からオカンと月子の暮らす家に住み、祖父(島田順司)に教わったという美味しい食事を作るようになるが、男性にトラウマを持つ月子は拒絶し、心を閉ざす。そんな毎日の中で、オカンと月子、愛犬・ハチ(溝口琢矢)、隣に住む大家・サク婆(正司花江)の日常が静かに変わり始める――。稽古がスタートしてまだ1週間ほどであったが、既に通し稽古が行われていた。稽古が始まる前にはキャスト陣が和やかにおしゃべりをしながらストレッチをしていて、まるでオカンと月子の家のちゃぶ台を囲んでいるかのよう。正司が荘田の食事を気にかけるなど役柄同様のやり取りが行われ、キャスト達が作品に馴染んでいるのが伝わってきた。また、稽古の合間には関西弁のチェックも。キャスト達は方言指導の先生に何度もイントネーションを確認し、役作りに取り組む。本作には、自分の親切がもとで起きた事件がトラウマで外出恐怖症になった月子の苦しみや、祖父が自分の友人に騙され責任を感じ続けている研二の葛藤、さらに認知症やガンという病気、たったひとりの家族の死など、現代を生きる私たちのすぐそばにある出来事が数多く描かれている。その出来事を「不幸」として描くのではなく、周りの人たちの温もりの中でゆっくりと前を向いて歩き出すまでの姿を丁寧にみせていた。登場人物たちはいつも誰かのことを想っていて、それがなかなか伝わらなくても諦めない。人に当たったりしながらも相手と向き合う姿は、人と人とのつながりや会話をすること、待つことや時間をかけることの大切さなどを思い出させる。それを押しつけがましくなく感じられたのは、キャスト達から生まれる温かな空気もひとつの理由のように感じた。1月20日(金)に埼玉・志木市民会館パルシティでプレビュー公演。その後、2月2日(木)に大阪・すばるホール、2月8日(水)から15日(水)まで東京・銀座 博品館劇場にて上演。取材・文:中川實穗
2017年01月20日5月13日(土)・14日(日)に大阪、5月20日(土)・21日(日)に東京で行われる野外フェスティバル「METROCK2017」の第2弾出演者が発表された。【チケット情報はこちら】出演が決まったのは、岡崎体育、キュウソネコカミ、Cocco、サカナクション、SPYAIR、BEGIN、夜の本気ダンスの7組。第1弾として発表された7組とあわせた計14組は東京・大阪の両会場に出演する。チケットの一般発売に先がけて、2日通し券の最速先行受付を実施中。受付は1月24日(火)午後11時59分まで。■TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2017日程:2017年5月20日(土)・21日(日)開場9:30 / 開演11:30会場:新木場・若洲公園(東京都)料金(税込み):1日券10000円 / 2日通し券19000円(先行販売のみの取扱い)■OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2017日程:2017年5月13日(土)・14日(日)開場9:00 / 開演11:00会場:METROCK大阪特設会場(大阪府堺市・海とのふれあい広場)料金(税込み):1日券10000円 / 2日通し券19000円(先行販売のみの取扱い)出演:THE ORAL CIGARETTES/岡崎体育 【NEW!】/KANA-BOON/KEYTALK/キュウソネコカミ 【NEW!】/GLIM SPANKY/Cocco 【NEW!】/サカナクション 【NEW!】/SHISHAMO/SPYAIR 【NEW!】/BEGIN 【NEW!】/04 Limited Sazabys/MY FIRST STORY/夜の本気ダンス 【NEW!】/and more… (50音順)※未就学児は保護者 同伴に限り1名につき1名のみ入場可。ただしエリア制限あり。★★以下のリンクより「METROCK」をお気に入り登録して、情報をゲット!
2017年01月19日江戸時代の大坂に歴史を遡る文楽は、太夫、三味線、人形遣いの“三業(さんぎょう)”の技芸員により上演される人形浄瑠璃で、ユネスコ無形文化遺産にも認定されている日本を代表する伝統芸能だ。大阪の文化である文楽を応援したいと2015年に在阪民放放送局5局が立ち上げ、ナレッジキャピタルと共に開催したのが『うめだ文楽』だ。『うめだ文楽』は次代を担う若手技芸員が中心の公演を実施。毎回、文楽ビギナーも楽しめる演目の上演やバラエティ豊かなゲストたちとのトークを行い、「親しみやすい」と好評を得ている。「うめだ文楽2017」チケット情報1月30日(月)には、グランフロント大阪北館6階の飲食スペース、UMEKITA FLOOR(ウメキタフロア)で『うめだ文楽』とUMEKITA FLOORとのコラボレーションパフォーマンスが行われる。このパフォーマンスでは、普段は客席からしか観ることができない人形を目の前で楽しめるほか、まるで人の様な動きや、衣裳や小道具、技芸員たちの息の合った演技に間近で触れられる貴重な機会となっている。出演は、人形遣いの吉田幸助・桐竹紋吉・吉田玉彦・吉田簔之。『うめだ文楽2017』の本番で上演される演目「義経千本桜」から、「静御前」と「狐」の人形2体がフロア全体を回遊する。このイベントは1日限り。12:30/20:00/22:30の3回行われる予定。『うめだ文楽2017』は3月24日(金)から26日(日)まで大阪・グランフロント大阪 北館4F ナレッジシアターにて開催。チケットは発売中。■「うめだ文楽」×UMEKITAFLOOR コラボパフオーマンス[日時]1月30日(月)12:30/20:00/22:30(※各30分程度計3回)[会場]グランフロント大阪北館6F UMEKITA FLOOR[出演]吉田幸助・桐竹紋吉・吉田玉彦・吉田簔之(人形遣い)※予定
2017年01月19日高畑充希が舞台『エレクトラ』に主演、ギリシア悲劇を得意とする大女優・白石加代子と対峙する。高畑が演じるエレクトラは、父を殺した母クリュタイメストラを憎み、兄とともに復讐を図る。「カヨちゃん」「みっちゃん」と呼ぶ間柄のふたりが、壮絶なバトルを繰り広げる母娘として、共演への思いを語り合った。舞台『エレクトラ』チケット情報高畑「小さい時から演劇オタクで、カヨちゃんのことはいつも舞台で拝見していました。10代だった私は、何だ?!このインパクトは!って頭をガツンと殴られた気がしたんです。15歳の時、『身毒丸』で楽屋にお邪魔して、「いつか白石さんと共演できる女優になりたいです!」って。ドラマ『Q10』でご一緒した時も絡みがなくて、今回、やっと共演できる!と台本を読んだら、ぶったまげて(笑)。こんな憎む感情になれるのか、まだわからない」白石「私もいつかはご一緒したいと思っていたけど、まさか『エレクトラ』だとは! でもみっちゃんがこの役をおやりになると聞いて、なるほどなと思います。たとえば、ギリシア悲劇は舞台上の空間を占めないとできない。みっちゃんはCMでは動いて画面を支配できる一方、動かない演技を要求される朝ドラでは、表情で心情を伝えることができる。つまり舞台上での体を張る方法と静止して表現する方法、どちらもできる稀有な女優さん。見た目は可愛いけど芯は強い。長台詞はどう?」高畑「舞台でこんな長台詞を喋ったことはないです。こんなに長々と吐露したこともない。全部が新しいチャレンジです。怖くて想像できないけど楽しみです」白石「私はひとりで長台詞を喋るのは慣れているんだけど、キャッチボールが下手で会話がダメ。いまだにクリアしたと思っていないから、会話が上手いみっちゃんから学ぼうと思っているの。徹底的に見つめちゃう」高畑「私はその倍、見つめます!カヨちゃんを稽古場でも見られるなんて贅沢で幸せ。エレクトラが母を憎むのも、興味があるから。腹が立つのは興味がある相手だからこそやはり家族のほうが気持ちが深いんですよね。」白石「エレクトラは苦しいよね。父親も母親も愛していたのに、それぞれに愛人ができて母親が父親を殺してしまう。そんな場合、すごい憎しみが湧くのかもしれない。エレクトラはお母さんを罵り、母は『お前は心が狭い』と文句タラタラ。みっちゃんと、舞台上でどんな対話ができるのか本当に楽しみ」高畑「私はワーッて、走ってドンってぶつかっていくのみです。カヨちゃんの包容力でギュってしていただいて」白石「母親だから、それは当たり前よ」りゅーとぴあプロデュース『エレクトラ』は2017年4月14日(金)から23日(日)まで、東京・世田谷パブリックシアターにて。新潟・兵庫・相模大野・水戸公演あり。取材・文:三浦真紀<衣裳協力(高畑充希)>Paratiisi(フォルムデロー)Paraboot (パラブーツ青山店)miroir (ビー・エル・シー)
2017年01月19日宝塚歌劇団が1月16日、雪組公演『幕末太陽傳』『Dramatic“S”!』の制作発表会見を開催した。この公演はゴールデンコンビとして多くの人に愛されている雪組トップスター・早霧せいな、トップ娘役・咲妃みゆの退団公演。早霧は「いよいよ私と咲妃の退団公演が始まろうとしています。…ですが! さらに身を引き締めて、今まで以上に進化する舞台を務めていきたい」意気込みを話した。宝塚歌劇雪組『幕末太陽傳』チケット情報2014年にトップスターに就任、大劇場のお披露目公演では『ルパン三世』、その後も人気漫画をミュージカル化した『るろうに剣心』や名作映画をもとにした『ローマの休日』など、立て続けに大ヒットを飛ばした早霧。相手役の咲妃とともに、雪組を、そして歌劇団全体を盛り上げた。歌劇団の小川友次理事長も「平成の雪組をひっぱってくれたゴールデンコンビ。我々もふたりのコンビが永遠に続けばと思ったのですが、そうもいかない(笑)。今でしか見られないふたりの姿を見てほしい」と最大限の賛辞を贈ったふたりのサヨナラ公演は、日本映画史に残る日活映画のミュージカル化作品と、ドラマチックなショーの2本立てだ。鬼才・川島雄三監督の代表作である『幕末太陽傳』は、「居残り佐平次」を中心に、複数の古典落語を組み合わせ、幕末の品川宿を舞台に起こる様々な人間模様を描く名作。この日はその世界観をひと足早く伝えるべく早霧、咲妃、そして雪組男役スター・望海風斗がパフォーマンスも披露。早霧は羽織を宙に放り投げてすばやく着る“羽織芸”も。退団公演には珍しい日本物だが「最後の公演が日本物になるとは想像しておらず最初は戸惑ったのですが、もしかしたらこの作品をやるために今まで和物の経験を積んできたのかも。私たち自身、日本人だからこその“和の心”を大切にお届けしたい。映画はとても面白いお話で、そこに宝塚らしさ、華やかさ、雪組らしさを加えたら、お客さまにとても喜んでいただける作品になるんじゃないかなと思いました。そのためには居残り稼業の佐平次がいかに皆さんに愛されるキャラクターになるかが肝になる」と語った。早霧と同時退団する咲妃は「雪組で過ごさせていただく時間にも限りがあります。早霧さん、出演者の皆さまと作品を作り上げられることに感謝して、一日一日を過ごしていきたい」と意気込みを。ふたりを支える望海は「映画では石原裕次郎さんが演じていらした高杉晋作役。このような大きな役をどう作り上げるか悩むこともあると思いますが、楽しんで作っていきたい。今回は早霧さんと咲妃の退団公演であり、初舞台生のお披露目公演でもあります。普段より感情の揺れ幅が大きくなりそうですが、いつもどおり、早霧さん、咲妃が突き進む方向にしっかりついていきたい」と話していた。公演は4月21日(金)から5月29日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、6月16日(金)から7月23日(日)まで東京宝塚劇場にて。
2017年01月18日2015年7月に結成された日本のバンド、ELMERが1月18日(水)に1stアルバム『LEGACY』をリリース。同作についてバンドの中心人物である高橋翔に話を聞いた。【チケット情報はこちら】ELMERは2015年1月に活動終了したバンド、昆虫キッズのメンバー高橋翔が中心となって結成。高橋のほか、メンバーは柴田学 (Gt/ex.VIDEO)、本田琢也 (Ba/ex.箱庭の室内楽)、TOGASHI (Dr/サンガツ)、小林4000 (Key/どついたるねん)、松本暁雄 (Per/箱庭の室内楽)の6人。ライブを中心に活動し、同作が初の全国流通盤となる。『LEGACY』について、昆虫キッズでの作品と比較し「昆虫キッズとは違うことを、というのはまず考えて。でもバンドが持つマジックみたいなものが好きだからソロではなく、ELMERを組んで。結局、強く意識しなくてもメンバーが違うから必然的に違うものになったと思います」と語った。また、「昆虫は各々のメンバーのキャラがあって、例えるなら全員がFWで点も取れるみたいなバンドなんだけど、ELMERはそういう意味で言うと、僕は監督の立場で、メンバーにそれぞれきちんとフォーメーションを指示したようなバンドですね。だから自分が思い描いている事に対しては多少シビアに要求したし、より自分の色が強く反映されているかな」と話した。同作では佐藤慧(ex.THE ACT WE ACT) によるサックスを入れた曲も印象的だ。「年相応というか、今の自分がやりたいこと。ビリー・ジョエルの『ストレンジャー』ってアルバムの空気感を出したかったというのも少しあります」内容については「ひとつひとつの楽器の音を聞かせるということ。あとコンパクトにというのは意識しました。時代の流れもそうだし、単純に自分がリスナーの立場としても長い作品やライブに体力が追いつかないというのもあると思います。あとはわかりやすく。特に歌詞に関しては、作品全体の印象とは真逆で、自分を出しすぎないよう、聴いてくれる人に伝わりやすいようにというのは考えました。と、言いつつ、『LEGACY』というタイトルは少し皮肉めいた意味合いもあるんですが(笑)」同作を携え3月からライブを行う。「やはり楽曲はライブを重ねるとアレンジとかもどんどん精査されていくし、分かることもたくさんあるし。新しいバンドなので自分の持っている経験値とは別の所で動いていくことも多いので、そこは緊張感を持ちつつ、楽しんでやりたいですね」■ELMER LIVE『ELMER "LEGACY" release live -GOLD SHIP』3月19日(日)TSUTAYA O-nest(東京都)開場18:30 / 開演19:30出演:ELMER / 冷牟田敬バンド / Solid Afro&Dia de los MuertosDJ:どついたるねんワトソン料金:2800円(+1d)
2017年01月18日観客を爆笑の渦に落とし込んだ~崩壊シリーズ~『九条丸家の殺人事件』から1年。シリーズ第2弾『リメンバーミー』は、人気芸人のコントやバラエティ番組「ゴッドタン」の構成を手がけるオークラによる新作書き下ろしで、前回に引き続き演出も務める。主演の山崎樹範に意気込みを聞いた。舞台『リメンバーミー』チケット情報今回も前回に引き続いて、素人劇団“荻窪遊々演劇社”が舞台。なんと座長(山崎)と舞台監督(上地春奈)が結婚するとか。これは当て書き?「どうでしょう?ただ、僕の奥さんのほうが、全然キレイなんですけど(ドヤッ)。僕、まだ結婚式が未定なので、式のシーンがあったら?とヒヤヒヤしています。だって、舞台で先に式を挙げちゃったら、奥さんに申し訳ない。今回のテーマは結婚と涙。彼女のお父さんに結婚を認めてもらう条件が「俺を泣かせてみろ」。公演を涙涙の良い話にするために頑張る劇団員たちの話です。最終的には六本木じゅうが泣く、すごい笑えてすごい泣ける作品にしたい。そうしたら僕も役者として評価されるかも。何とか演劇賞、ほしいですよ!まさに『リメンバーミー』ですね」「毎回、お客さんに対しても思います。僕の存在を覚えていただけたら、それだけで最高です。僕、舞台の上から、他の俳優さんの演技に集中する皆さんの顔を見るのが好き。僕が喋っている時、お目当てのイケメンばかり見ている人はすぐわかります。芝居を今、握っているのはこっち!って伝えたい(笑)」ご結婚なさって、独身俳優が減ったと嘆く女性も多いようですよ。「“やましげロス”ですね!それを考えて結婚を金曜に発表したんですよ。土日休みの方が多いので…。この話、やめます?(笑)」では、やましげロスをこの作品の笑いで埋めていただきましょう。「はい。みんなのやましげは変わりません!第2弾ができることが嬉しく、その分、より面白いものをと張り切っています。オークラさんは、新しいネタが浮かばなかったら再演にすると言っていたのに、勝算があるんですよ。僕も楽しみです。ゆったりした服装とハンカチの準備をしてお越しくださいね」~崩壊シリーズ~『リメンバーミー』は4月13日(木)から30日(日)まで、東京・俳優座劇場にて。その後、大阪、愛知、福岡を巡演。チケットの一般発売は2月11日(土・祝)午前10時より。チケットぴあでは東京・大阪公演のインターネット先行を実施中、大阪は1月18日(水)午前11時、東京は1月23(月)午前11時まで受付。取材・文/三浦真紀
2017年01月18日西野カナがドームツアーを開催する事が決定した。平成生まれ女性ソロアーティストとしては史上初となる。日程は8月26日(土)・27日(日)京セラドーム大阪、9月23日(土)・24日(日)東京ドームの4公演。西野カナは昨年末、『あなたの好きなところ』で日本レコード大賞を受賞している。チケットの一般発売は6月25日(日)午前10時より。■西野カナ ファーストドームTour 20178月26日(土) 京セラドーム大阪 (大阪府)8月27日(日) 京セラドーム大阪 (大阪府)9月23日(土) 東京ドーム (東京都)9月24日(日) 東京ドーム (東京都)★★以下のリンクより「西野カナ」をお気に入り登録して、情報をゲット!
2017年01月18日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が1月15日、東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕した。ロミオ役は古川雄大と大野拓朗というイケメン俳優がWキャストで演じ、ジュリエット役は乃木坂46の生田絵梨花と、現役女子高生の木下晴香が務めることも話題。同日、作品の一部が報道陣に公開されるとともに、出演者たちの囲み取材が開催された。ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』チケット情報作品は、シェイクスピアの古典名作をもとにフランスで生まれ、世界各国で上演している大ヒット作。日本では今回3度目の上演にして、振付・美術・衣裳が一新。キャストもフレッシュな顔ぶれが揃う“新生ロミジュリ”になった。披露されたのは3つのシーン。ロミオをはじめとしたモンタギュー家の若者たちが青春を謳歌するダンスナンバー『世界の王』を、大野、矢崎広、小野賢章らが。続いて同シーンを古川、馬場徹、平間壮一らがパワフルに軽快に魅せる。続いてロミオとジュリエットが愛を語る有名な『バルコニー』のシーンを大野と木下がロマンチックに、そしてふたりの結婚式で歌われる『エメ』を古川、生田が美しく披露。特にダンスはこれまでの公演を上回る激しさになっており、目を見張る。キャスト陣も生き生きとしたエネルギッシュなパフォーマンスをみせ、人気ミュージカルの新たな魅力をアピールした。会見では、若手メンバーでは唯一前回からの続投となった古川が「前回もロミオを演じましたが、千秋楽を迎えたとき「もう一回この役をやるんだ」と、ひそかに強く深く思っていました。その思いを公演にぶつけたい」と力強く語る。一方の大野は「一番好きなミュージカルで、ずっと憧れの舞台でした。舞台稽古が始まり、衣裳をつけてセットの中に入り、ロミオをやらせていただける幸せと楽しさをいっそう感じています」と感無量気味に話した。ジュリエット役の生田は「エネルギーいっぱいの熱い舞台です。それを感じながら、自分もエネルギーを発せられるように、精一杯頑張りたい」、木下は「稽古場で指導して頂き積み重ねて来たものを、舞台上で思い切り発揮できるように精一杯演じたい」とそれぞれしっかりと語った。ジュリエット役はともに10代の若さだが、演出の小池修一郎は「生田絵梨花のジュリエットに、新しい日本のミュージカル女優の誕生を見ました。彼女は忙しいスターなのでこれからミュージカルをどこまでやっていくのかわからないけれど、本気でそちらに向かえば、日本のミュージカルをリードしていく女優さんになる。木下晴香もおそらくこれから大変な活躍をすると思う」と、若きヒロインたちに大きな期待を寄せていた。公演は2月14日(火)まで同劇場にて。その後2月22日(水)から3月5日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて行われる。
2017年01月17日常に強いインパクトを残す名女優として、またバラエティ番組のコメンテーターなども務め、テレビの世界でも広く知られる渡辺えり。だが彼女の本質は、日本では非常に数少ない、作・演出・出演の全てをこなす“女性舞台人”というところにあるだろう。オフィス3○○『鯨よ!私の手に乗れ』チケット情報そんな渡辺の作劇の拠点・オフィス3○○(さんじゅうまる)の新作『鯨よ!私の手に乗れ』は、老人向けシェアハウスが舞台。そこに暮らす、かつて地方劇団の仲間だった老女たちが、劇団主宰者の失踪により上演されなかった幻の芝居「鯨よ!私の手に乗れ」を上演しようと試みる。介護士らも巻き込んでのドタバタが巻き起こり、加えて70代の“元女優”たちには、当然ながら老いの兆候が。やや切なくもユーモラスな試練を乗り越え、作品は無事上演されるのか!?歌あり、ダンスあり、劇中ミュージカルあり、ハープ演奏(!)あり。ダンスの振付は渡辺自身が手掛け、また新たな肩書きが加わることになる。劇中で象徴的に使われるモチーフで、タイトルにもある“鯨”。渡辺はそこに、様々な思いを託す。「やはり3.11以降の東北に対してですね。東北はもともとクジラ漁が盛んだったところが多かったんですけど、世の中の流れで今は採れなくなってしまいました。山形が故郷の私も鯨を食べて育った人間で、鯨と出会うのが子供の頃の夢でもあったし、何かすごいもの、理想の象徴というか。この作品では“演劇”を表しているともいえると思います」そして個性的な登場人物に息を吹き込むのは。渡辺はもちろん、NHKの朝ドラ「あまちゃん」でも息の合ったところを見せた渡辺の盟友・木野花、日本を代表するミュージカル女優のひとり・久野綾希子、渡辺が期待を寄せる若手で劇団「KAKUTA」主宰の桑原裕子、東京乾電池出身の個性派・広岡由里子、経験豊富で“名バイプレイヤー”の名がふさわしい鷲尾真知子、そして急遽参戦が決まった銀粉蝶ら。舞台を主戦場としてきた気高き女性たちが大半のカンパニーだ。「劇団出身の人ばかりになったのは偶然。でも相変わらず男性社会の日本の演劇界で、今も芝居を続けている人を集めたのは確かです。1言えば10返って来るメンバーなので(笑)楽しくなると思いますし、笑いの絶えない舞台にするつもり。でもお客さんはどうしても今の日本の現実と重ね合わせて、いろいろ感じざるを得ないんじゃないでしょうか」だが、その明るくない現実の先に希望を見出すことができるものこそが“演劇”だと、永遠の演劇少女・渡辺えりは信じている。公演は1月18日(水)から2月5日(日)まで東京・シアタートラムにて。取材・文武田吏都
2017年01月17日ジプシー・キングスが2年ぶりの来日公演を開催することが決定した。日程は、4月24日(月)大阪・フェスティバルホール、26日(水)・27日(木)東京・オーチャードホール。【チケット情報はこちら】ジプシー・キングスは情熱的なフラメンコ、ルンバ、サルサを融合したポップサウンドで、これまでに2000万枚を超えるアルバムセールスを記録。『ボラーレ』や『ジョビ・ジョバ』などのヒット曲で知られる。チケットの一般発売に先がけて、最速先行(抽選)を実施。受付は1月25日(水)昼12時から2月1日(水)午後11時59分まで。■KIRIN 淡麗極上 presentsThe Gipsy Kings featuring Nicolas Reyes and Tonino Baliardo Japan Tour 20174月24日(月)フェスティバルホール(大阪府)開場 18:00 / 開演 19:004月26日(水)Bunkamuraオーチャードホール(東京都)開場 18:00 / 開演 19:004月27日(木)Bunkamuraオーチャードホール(東京都)開場 18:00 / 開演 19:00
2017年01月17日クリスマス目前の12月21日、東京・有楽町の日生劇場。クリスマスツリーの飾られた1階ロビーに華やかな歌声が響いた。「カフェ・モミュスへようこそ~《ラ・ボエーム》クリスマス・コンサート」。2017年6月に上演されるNISSAY OPERA《ラ・ボエーム》のプレ・イベント(無料公演)だ。ピアノと司会には本公演の指揮者・園田隆一郎。ミミ役の北原瑠美(ソプラノ)、ムゼッタ役の柴田紗貴子(ソプラノ)、ロドルフォ役の樋口達哉(テノール)、コッリーネ役のデニス・ビシュニャ(バス)が、おなじみの名アリアを披露した。【チケット情報はこちら】しかしこの日の演奏は、聴きなじんだ響きとは少し違う。歌詞が日本語なのだ。そう、6月の《ラ・ボエーム》は日本語訳詞による上演というのが大きな注目ポイントだ。現在主流の字幕付き原語上演が日本で始まったのは1980年代後半のこと。それまでは字幕そのものがなく、日本語上演も一般的だった。リアルタイムではそれに接していない1976年生まれの園田は、「われわれ世代には逆に新しいチャレンジ。イタリア語で歌うのとは違う化学反応を感じる」と語る。言葉の意味がダイレクトに伝わることの意味はもちろん大きいが、イタリア語のイントネーションで書かれた旋律に日本語を当てるのは簡単ではない。園田の強いリクエストもあって訳詞を担当したのが、人気バリトン歌手でもある宮本益光。オペラの日本語訳詞の研究で博士号を取得し、実際にすでに多くのオペラの訳詞・字幕を手がけている。歌手としての経験も存分に生きているのだろう、この日出演した歌い手たちも「とてもきれいな日本語」「母音の一致など、イタリア語と比べても違和感がない」と信頼する訳詞が生まれた。この日歌われたのはアリアだけだったが、オペラ全編がどんな日本語をまとって姿を現すのか、本公演への期待も高まる。コンサート後半には出演者全員によるクリスマス・ソングもあり、イヴに始まる《ラ・ボエーム》の物語にふさわしいイベントとなった。抽選で公演のペア・チケットをゲットした幸運なお客様も。NISSAY OPERA《ラ・ボエーム》は6月18日(日)と24日(土)の2公演。注目の演出家・伊香修吾のプロダクションも大きな楽しみだ。なお、3月と4月には事前レクチャーも用意されているので、みっちり予習してから観たい人はそちらもぜひ(詳しくは下記関連リンクより)。なお、チケットぴあでは1月17日(火)午前10時より、インターネット先着先行「座席選択プリセール」、S席と本公演にちなんだディナーがセットになったインターネット先着先行「春秋ツギハギ当日ディナー付受付」を実施。取材・文:宮本明
2017年01月16日イギリスのアーティスト、スティングが6月6日(火)・7日(水)東京・日本武道館、10日(土)大阪・大阪市中央体育館で6年ぶりの来日公演を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】昨年11月にリリースしたアルバム『ニューヨーク9番街57丁目』のリリースツアーとなる同公演。ロックバンドを従え、最新作はもちろん、ポリス時代のヒット曲も披露される予定。さらに、息子のジョー・サムナーがスペシャル・ゲストとして参加する。スティングは1977年にロックバンド、ポリスを結成。『シンクロニシティ』などのヒット作を発表。1983年のバンド活動休止後、1985年にソロとして活動を開始。1999年に発表した『ブラン・ニュー・デイ』は、第42回グラミー賞で2部門を受賞。最新作『ニューヨーク9番街57丁目』は2003年リリースの『セイクレッド・ラヴ』以来となるロックアルバムに仕上がっている。チケットの一般発売は2月4日(土)午前10時より。■「STING57TH&9TH TOUR」6月6日(火)日本武道館(東京都)6月7日(水)日本武道館(東京都)6月10日(土)大阪市中央体育館(大阪府)
2017年01月16日4月19日(水)に東京・東京ドームで行われるCOLDPLAY(コールドプレイ)3年ぶりの来日公演にゲストアクトとしてRADWIMPSの出演が決定した。【チケット情報はこちら】2015年12月にリリースされたアルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームス』を携えて行われる来日公演。同作を携えたワールドツアーは南米、北米、ヨーロッパあわせて約250万人を動員している。今回RADWIMPSの出演が決定したことで、更に注目が集まりそうだ。現在、チケットの一般発売に先がけて、プレリザーブを実施中。受付は1月22日(日)午後11時59分まで。■COLDPLAY 「A HEAD FULL OF DREAMS TOUR」(コールドプレイ 「ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームス・ツアー」)4月19日(水)東京ドーム(東京都)開場16:30 / 開演18:20ゲストアクト:RADWIMPS料金:【VIP席】30,000円 ※特典付(詳細は追って発表)【SS席】18,000円 / 【S席】12,000円 【A席】9,000円※税込 ※未就学児入場不可
2017年01月16日アメリカ出身のシンガー、メアリー・J.ブライジが4月に6年ぶりの来日公演を行うことが決定した。メアリー・J.ブライジは、1992年にデビューしたアメリカのR&Bシンガー。これまでグラミー賞を6度獲得するなど、世界的な人気を誇り、"クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウル"と称されている。公演は4月17日(月)大阪・なんばHatch、19日(水)・20日(木)東京・STUDIO COASTで開催。なお、チケットの一般発売に先がけて、最速先行(抽選)プレリザーブを実施。受付は1月23日(月)昼12時から29(日)午後11時59分まで。■Mary J. Blige Japan Tour 20174月17日(月)なんばHatch(大阪府)4月19日(水)STUDIO COAST(東京都)4月20日(木)STUDIO COAST(東京都)★★以下のリンクより「メアリー・J.ブライジ」をお気に入り登録して、情報をゲット!
2017年01月16日新国立劇場の2017/2018シーズンのラインアップ発表会が1月12日に同劇場で行われた。新国立劇場オペラのチケット情報オペラ芸術監督の任期最終年を迎える飯守泰次郎は「4年間にわたる皆さまの力強い応援に深く感謝しています」と挨拶。「20周年にふさわしく、豪華で多彩」というラインアップは全10演目。新制作は3本(うち日本初演は1本)、再演7本。うち2演目は、開場20周年を記念した特別公演として上演される。シーズンオープニングを飾るのは、新制作の1本目、ワーグナー作曲『神々の黄昏』。飯守芸術監督の任期最初のシーズンより毎年1作品ずつ上演してきた「ニーベルングの指環」四部作がいよいよ完結。前3作品と同様、ドイツの名演出家ゲッツ・フリードリヒによるプロダクション。指揮は飯守芸術監督が務める。新制作の2本目は日本人作品。「国立のオペラハウスで日本人作品を上演する重要さ」を強調する飯守芸術監督が「念願だった」と語る細川俊夫作曲『松風』。音楽と舞踊、声楽が一体となったコレオグラフィック・オペラである本作は、2011年にベルギー・モネ劇場で初演。すでに欧州では絶賛を博しており、待望の日本初演の実現となる。作曲家自身が最も信頼を寄せるサシャ・ヴァルツの演出・振付による初演プロダクションを上演する。新制作の3本目は、ベートーヴェン唯一のオペラ『フィデリオ』。演出は、リヒャルト・ワーグナーのひ孫で、現バイロイト音楽祭総監督カタリーナ・ワーグナー。本公演の指揮を務め、長年バイロイト音楽祭で経験を積んだ飯守芸術監督とタッグを組む。ベートーヴェンの深い精神性と高貴な理想を表現した本作は、開場20周年記念特別公演にふさわしい作品といえる。その他、再演の演目は、『椿姫』(ヴェルディ作曲)、『ばらの騎士』(R.シュトラウス作曲)、『こうもり』(ヨハン・シュトラウス作曲)、『ホフマン物語』(オッフェンバック作曲)、『愛の妙薬』(ドニゼッティ作曲)、『トスカ』(プッチーニ作曲)。2018年4月には、開場20周年記念特別公演のもう1作『アイーダ』(ヴェルディ作曲)を上演。巨匠フランコ・ゼッフィレッリが演出・美術・衣装を手がけ、これまでも人気を博してきたプロダクションがメモリアルイヤーに華を添える。■新国立劇場開場20周年記念2017/2018シーズン オペラ ラインアップ10月神々の黄昏 (楽劇「ニーベルングの指環」第3日) 【新制作】11月椿姫11~12月ばらの騎士1月こうもり2月松風 【新制作・日本初演】2~3月ホフマン物語3月愛の妙薬4月アイーダ【新国立劇場開場20周年記念特別公演】5~6月フィデリオ 【新制作/新国立劇場開場20周年記念特別公演】7月トスカ
2017年01月13日アニメ「プリパラ」から生まれたミュージカル『ライブミュージカル「プリパラ」 み~んなにとどけ!プリズム☆ボイス2017』が、1月26日(木)の開幕に先がけ公開稽古を行った。ライブミュージカル「プリパラ」チケット情報本作は、アイドルテーマパーク「プリパラ」を舞台にアイドルを夢見る女の子たちの姿を描いた同名アニメが原作。昨年2月の初演をパワーアップさせた2017年バージョンで、新キャラクター・ジュルルが登場したり、アニメ3期の新曲をライブミュージカルで初披露するほか、アニメ版エンディングテーマでもおなじみのPrizzmy☆から高橋果鈴(かりん役)、宮崎妃夏(ひな役)も出演&ライブを披露するなど新要素も盛りだくさん。もちろん主人公たち6人を演じるのは、初演に引き続き原作アニメの声優陣。茜屋日海夏(真中らぁら役)、芹澤優(南みれぃ役)、久保田未夢(北条そふぃ役)、山北早紀(東堂シオン役)、澁谷梓希(ドロシー・ウェスト役)、若井友希(レオナ・ウェスト役)が、アニメと同じ声で各キャラクターを演じる。ストーリーは、主人公・らぁら(茜屋)が過去にタイムスリップしてしまう舞台オリジナル版。らぁらは未来を変えないために、舞台オリジナルキャラクターの青井めが姉ぇ(高柳明音/SKE48)、青井めが兄ぃ(畑中智行)の邪魔をかわしながら、未来のらぁら(久家 心・石井心愛/Wキャスト)と協力してみんなを導いていく。“そらみスマイル”や“ドレッシングパフェ”の結成シーン、ファルル登場シーンなど次々と再現される名シーンの数々は、原作ファンには嬉しく、初めて観る人も「プリパラ」をイチからおさらいできる内容となっている。この日、披露されたのは一幕の通し稽古。舞台は全員による『Make it!』の歌&ダンスでスタート!アニメそのままの歌声に華やかで可愛らしいダンスは息ピッタリで、一気に「プリパラ」の世界に引き込まれた。劇中では、お馴染みそらみスマイルの『Pretty Prism Paradise!!!』、ドレッシングパフェの『No D&D code』、ファルル(澪乃せいら)の『0-week-old』などを次々と披露。アイドルらしいキャンディなどの小道具や、布などを使った演劇的な演出も取り入れられ、舞台ならではの華やかさで盛り上げた。舞台上はもちろん稽古場全体が明るい雰囲気。Prizzmy☆のふたりによる歌&ダンスが繰り広げられる舞台袖で茜屋や澁谷がノリノリで踊る姿など、楽しそうな様子が印象的だった。公演は1月26日(木)から29日(日)まで、東京・Zeppブルーシアター六本木にて。毎公演異なる「プリパラ」のアニメキャラクターの声優によるスペシャルミニライブも開催される。取材・文:中川實穗
2017年01月13日大河ドラマ『真田丸』を好評のうちに終えた三谷幸喜が、ホームである舞台の世界に戻り、新境地となる最新作を書き下ろした。その作品『不信』でのキーマンは、三谷作・演出の舞台『酒と涙とジキルとハイド』でコメディエンヌとしての才を見いだされ、堂々たるヒロインぶりも話題となった、優香。「『酒と~』はドタバタのコメディだったので、次は心理劇で翻弄される優香さんが見てみたい」(三谷)との着想から生まれたという本作について、優香に聞いた。舞台『不信』チケット情報なにげなく口にした嘘がさらなる虚言を呼び、予想もつかない結末へと向かうサスペンスフルな悲喜劇。キャストは優香のほかに“三谷組”常連の段田安則と戸田恵子、また『真田丸』の真田昌幸の弟・信尹役で注目を集め、これが三谷の舞台初参加となる栗原英雄と、強力な顔ぶれだ。優香は「三谷さんから『自由にやって』と言われているんですが、こんなにスゴイ人たちの間でどうやって!?という感じです」と謙遜して笑うが、プロデューサーから本作を新境地ととらえる三谷の意向とプロットを聞くと、表情は一変。「これまでの三谷さんだったら、たくさん笑って温かい気持ちで終わる作品が多かったと思うんですけど、今回はどうなるのか予想もつかないですね。ストレートな“笑い”ではなくて、人間の愚かさや滑稽さを浮き彫りにするなかでの“笑い”になるのかな」と、さっそく作品の方向性を探っている様子だ。初舞台となった『酒と~』の稽古場では、「数え切れないほどダメ出しを受けました」。そんな毎日を過ごすうちに「昨日まで出来なかったことが、今日はちょっとでもクリアできたと思う瞬間がある。そのちっちゃい自信が積み重なって、大きな自信につながっていく。その実感がたまらなく楽しくて」、公演が終わる頃には「またすぐ舞台をやりたい」という気持ちになっていたという優香。だからこそ、2度目の舞台にはより怖さも感じている、とも。「映像ではひとりの顔がアップになっているときは、ほかの登場人物の表情は見えないですよね。でも舞台だと、セリフを言っている人以外の人物の顔の動きも見えるし、意味ももってくる。今回は特に小さな嘘の積み重ねが大切な作品なので、とても緊張します」と熱っぽく語ってくれた。長年バラエティー番組やCMで活躍し、幅広い支持を得ている優香だが、ここ数年は本格的に女優としての活動が目立つ。「これまでのイメージを崩してやろうとかいう気持ちは、全くないんですよ。ただ、その時どきで出会った方に自分では分からない引き出しを開けていただいて、観てくださった方に『こんな優香は見たことない』と言われることには、すごく快感を覚えてきています(笑)。私は恵まれているなぁと思いますし、本当に三谷さんとの出会いにも感謝しかないですね」公演は3月4日(土)から4月30日(日)まで、東京芸術劇場 シアターイーストにて。チケットの一般発売は1月14日(土)午前10時より。取材・文佐藤さくら
2017年01月13日2018年で開場20周年を迎える新国立劇場の2017/2018シーズンのラインアップ発表会見が1月12日に行われ、演劇芸術監督の宮田慶子、舞踊芸術監督の大原永子らが出席した。演劇では、次期芸術監督の小川絵梨子演出による『1984』をはじめ、3本の日本初演作、シェイクスピアの『ヘンリー五世』、蓬莱竜太による新作と充実のラインアップ。バレエ&ダンスでは『くるみ割り人形』が“新国立劇場バレエ団版”として新たに制作されることなどが発表された。演劇では、2期にわたって芸術監督を務めてきた宮田が来季で退任となり、昨秋より芸術参与に就任した小川絵梨子にバトンを渡すことになる。宮田は2期8年にわたった任期を感慨深げに振り返りつつ、来シーズンのテーマとして「世界を映し出す」を掲げた。その言葉通り、8本中の3本が日本初演、1本が新訳上演。まず10月は岩切正一郎の新訳による『トロイ戦争は起こらない』で幕を開ける。1935年に初演されたジロドゥの名作で、いまなお、やむことのない“戦争”を炙り出す。鈴木亮平、一路真輝、鈴木杏らを迎え、演出を栗山民也が務める。日本初演の3本の1本目は、11月に上演される『プライムたちの夜』。近未来を舞台に85歳の老女と30代の男性の思い出話から家族の姿を描き出す。2018年3月には、鄭義信の『赤道の下のマクベス』がお目見え。新国立劇場では『焼肉ドラゴン』『パーマ屋スミレ』『たとえば野に咲く花のように』の戦後3部作が大反響を呼んだが、さらに時代を遡り、1947年のシンガポールの刑務所を舞台に物語が展開する。こちらは韓国語で書かれたオリジナル版を全面改訂し日本語での上演となる。2018年4月~5月にはジョージ・オーウェルの小説を基にした『1984』が小川絵梨子の演出、井上芳雄主演で上演される。古典では、昨年の『ヘンリー四世』二部作に続くシェイクスピアの『ヘンリー五世』を前回に続き浦井健治、岡本健一らを迎えて贈る。また、子どもと大人が一緒に楽しめる企画として好評を得た長塚圭史作・演出で、長塚、首藤康之、近藤良平、松たか子出演の『かがみのかなたはたなかのなかに』の再演が決まった。2018年6月は井上ひさしの『夢の裂け目』の再演、7月は蓬莱竜太の新作戯曲でシーズンの幕を下ろす。バレエではシーズン幕開けの10月~11月に新制作の『くるみ割り人形』を上演する。2014年の『眠れる森の美女』の改訂上演で高い評価を得たウエイン・イーグリングが振付を担当し、前田文子が衣裳デザインを務める。新制作はこの1本だが、2018年4月~5月には『白鳥の湖』6月には『眠れる森の美女』とチャイコフスキーの3大バレエがラインアップされている。また、「こどものためのバレエ劇場」と銘打ち7月には『しらゆき姫』の上演を実施。そして、ダンスでは「舞踏の今」シリーズとして山海塾と大駱駝艦の公演が行われるほか、森山開次、高谷史郎(ダムタイプ)といった世界的な活躍を見せるアーティストが新国立劇場に登場する。取材・文・撮影:黒豆直樹
2017年01月13日ガールズバンド「ステレオポニー」のボーカル&ギターとして活躍したAIMIが4月2日(日)にワンマンライブ「Color Collection」を開催。本格的なソロ活動を開始する。【チケット情報はこちら】昨年9月に行った初ライブでは100席のチケットが即日完売。ライブ会場限定で発売した「ブートレッグ」も300枚が完売するなど、根強い人気を印象づけた。ワンマンライブのチケット一般発売に先がけて、1月14日(土)にちけっとぽーと渋谷店でチケット店頭販売イベントを開催。同イベントではAIMIが4月2日(日)東京・TSUTAYA O-nestで行うワンマンライブのチケットをその場で購入した人を対象に、チケットにサインをして直接手渡しする。詳細はAIMIオフィシャルFacebookでご確認を。■AIMIワンマンライブ「Color Collection」日時:4月2日(日)開場16:30 / 開演17:30会場:TSUTAYA O-nest(東京都)料金:オールスタンディング 3900円※ドリンク代別途必要■AIMIぴあチケット店頭販売イベント日時:2017年1月14日(土)13:00~14:00場所:ちけっとぽーと渋谷店(渋谷109 2F)内容:4月2日(日)Color Collection@O-nest 公演のチケットを当日ご購入頂くと店頭にて本人から直接チケットをお渡しさせて頂きます。特典:チケットに本人がサインを致します。※当日購入頂いたチケットに限ります。
2017年01月13日アメリカのジャズピアニスト、ロバート・グラスパー率いるロバート・グラスパー・エクスペリメントが、6月8日(木)東京・品川プリンスステラボールにて単独公演を行うことが決定した。【チケット情報はこちら】ロバート・グラスパーは2005年に米ブルーノートと契約。ジャズ、ゴスペル、ヒップホップ、R&B、オルタナティブ・ロックなど多様なジャンルを昇華したスタイルで注目を集める。2012年には“エクスペリメント”名義でのアルバム『ブラック・レディオ』をリリース。第55回グラミー賞「ベストR&Bアルバム」部門をピアニストとして初受賞。近年はケンドリック・ラマーやコモン、フライング・ロータスなど様々なジャンルのアーティストの作品にも参加している。昨年はアルバムをリリースし、「FUJI ROCK FESTIVAL ’16」への出演で来日を果たした。今回の公演はこれまでの来日公演よりも長い、90分におよぶステージ。大会場・大音量で盛り上がるクラブギグスタイルで、たっぷりグラスパーが堪能できる。チケット一般発売に先がけて先行先着プリセールを実施。受付は2月10日(金)午前10時から16日(木)午後11時59分まで。■ロバート・グラスパー・エクスペリメント ジャパンツアー 20176月8日(木)品川プリンスホテル・ステラボール(東京都)開場19:30 / 開演20:00
2017年01月13日1月12日(木)に放送されるFRESH! by AbemaTV&ニコニコ生放送「アニメぴあちゃんねる」のゲストに、2月22日(水)に1stアルバム『I AM』をリリースする和島あみが出演する。和島あみは現在18歳の現役高校生。2月18日(土)・22日(水)に東京、25日(水)には地元北海道でリリースイベント。さらに5月3日(水・祝)にはデビュー1周年を記念して東京・渋谷 Star Loungeでライブを行う。今回はレギュラー出演の高野麻里佳、タカオユキ、秦佐和子も含め、どんなお正月を過ごしたか写真と共に紹介。ゲストの和島あみも地元・北海道倶知安町の写真を公開する。そのほか、北海道から上京してきた彼女が慣れない東京でどんな生活をしているのか、学校ではどんな風に過ごしているのかなど、プライベートについて語る。さらに歌手として初めて行ったシンガポールとフィリピンでのエピソードも写真と一緒に披露。番組では1stアルバム『I AM』に収録されている『アイ』のMVを和島あみと視聴する。同アルバムに収録されている『気づいて』では初の作詞に挑戦しており、この曲にはどんな思いが込められているのかを語る。会員放送では、今回は新年一回目という事で、出演者全員が今年の抱負を書き初めで発表。そのほか、和島あみが好きなスイーツを賭けてゲームで対決する。番組中に書いた書き初めは視聴者プレゼントとなるので、気になる方は放送をチェックしよう。なお、アニメぴあちゃんねるでは、Instagramを開始したので、ぜひフォローを。■アニメぴあちゃんねる日時:1月12日(木)午後8時~午後10時出演:タカオユキ / 秦佐和子 / 高野麻里佳 / 美濃部達宏ゲスト:和島あみ
2017年01月12日大人計画主宰・松尾スズキ演出のミュージカル『キャバレー』が、1月11日(水)に開幕。それに先駆け、前日に公開稽古と会見が行われ、松尾をはじめ、長澤まさみ、石丸幹二、小池徹平、小松和重、村杉蝉之介、平岩紙、秋山菜津子が登壇した。ミュージカル『キャバレー』チケット情報本作は、1966年に初演されてから世界中で繰り返し上演されている傑作ミュージカル。日本でもさまざまな演出、さまざまなキャストで上演されているが、松尾演出の『キャバレー』は、2007年以来10年ぶりの再演。舞台は1929年、ナチス台頭前夜のベルリン。キャバレー「キット・カット・クラブ」は、毎夜毎夜、退廃的なショーと刹那的な恋の駆け引きが繰り広げられるバラ色の場所。そこで出会ったショーの花形・歌姫サリー(長澤)と、アメリカからやってきた駆け出しの作家・クリフ(小池)はたちまち恋に落ち、一緒に暮らし始める。個性的な人々との賑やかな毎日の中に、いつしかナチズムの足音が高く聞こえ始め――。公開稽古前の会見で松尾が「こういう会見で演出家が何を言ってもコメントとして使われることはない」と語り始めるとキャスト陣は大笑い。「長澤さんに言ってほしい言葉を言います。“松尾さんの独創的な演出により芸術的かつ娯楽性の高い素晴らしい作品になったと思います”」。それを聞いた長澤が「もう一回言ってもらっていいですか?」と松尾にお願いするなど和やかな雰囲気。その長澤は今作がミュージカル初挑戦だが「ここにいる先輩方に支えられて稽古も今日まで乗り切ってきました。初めてのことなんだけれどすごく楽しく稽古ができていたので、稽古場と同じ気持ちをお客さんに届けられたら」と笑顔を見せた。「キット・カット・クラブ」で妖しい魅力でお客を惹きつけるMC役を演じる石丸は「ご覧の通り普通の人間ではないですが(笑)。こういう役どころですので、日常にない世界に飛び込んで演じてみたいなと思っています」。長澤演じるサリーの恋人・クリフを演じる小池は「すごく空気のいい素敵なカンパニーに入れていただいたなという気持ちでいっぱいです。長澤さんとはべったりしたシーンやドキドキするシーンもあるので、ぜひ早く皆さんに観てほしいです!」。公開されたのは一幕。きらびやかで妖しくゴージャスな「キット・カット・クラブ」のショーでは長澤がセクシーな衣装で華やかなダンス&歌を披露。恋や欲望、情熱、そして喜びが描かれた一幕の終わりに迫るナチスの脅威。二幕で広がる世界はどうなるのか…期待したい。公演は1月22日(日)まで東京・EXシアター六本木にて、その後、横浜、大阪、仙台、愛知、福岡を巡演。撮影・取材・文:中川實穗
2017年01月12日3月3日(金)に開幕するTEEN×TEEN THEATER『初恋モンスター』の合同取材会“5年1組保護者会”が開かれ、荒牧慶彦、佐川大樹、神里優希、ゆうたろう、小野健斗、脚本・演出の川尻恵太が出席した。TEEN×TEEN THEATER『初恋モンスター』チケット情報原作は、月刊誌『ARIA』(講談社)で連載中の漫画『初恋モンスター』(作:日吉丸 晃)。世間知らずのお嬢様高校生・二階堂夏歩と、外見は長身のイケメン青年ながら実は小学5年生の高橋奏の恋愛を描くハイテンションラブコメディ。キャスト陣は役衣装で登場。小学校5年生の主人公・奏を演じる荒牧は「今、26歳なんですけど15年ぶりくらいに体操服を着ました」と笑いつつも、自身の役柄について「見た目は大人ですが心は純粋な子供なので、僕も小学5年生の童心に返ったつもりで突き抜けたいと思います」と話す。それに対して川尻も「奏はものすごくストレート。ピッチャーで言ったら大谷翔平くんみたいな。160キロド直球のボケで、でもピュアな“好き”を変化球なしで、肩が壊れるまで投げ続けてほしい(笑)」。奏の同級生・金子十六役の佐川は「トムらしく元気に、おそらくクレイジーになるであろうこの舞台をみんなで楽しく盛り上げていきたい」と意気込み、自身の衣裳について「チャームポイントは特攻服だけど上履きを履いてるところ」とアピール。同じく同級生・三宮銀次郎役の神里は「なかなかこんな格好をすることはないですし、こんなおかしな舞台に出会うこともめったにないので、思い切って演じたい」と話し、「クールな役なので低めのイケボと言われる声を作っていけたら」と役作りのイメージを語った。奏と同じアパートに住む高校1年生・篠原耕太役のゆうたろうは今作が初舞台。「初めての舞台、演技ということもあってすごく緊張しているのですが、耕太くんなりに可愛らしく、ときに乙女顔になれるようにがんばります!」と意気込んだ。同じアパートに住む大学生・多賀敦史役の小野は「大人の役なので、小学生にない大人の魅力と言葉攻めで盛り上げていけたら」と舌打ちの練習などツンデレな役柄特有の準備もしていることを告白した。川尻は「小学生が遊びまわったり歌ったり踊ったりします」と構想を明かし、原作にも度々登場する小学生らしい“下ネタ”は「ニンジンを刻んで入れるかのような(笑)、誰でも食べられる形にしてお出しできれば」と封印はしないことを宣言。「下ネタもそうですけど、子供が言うからこそまっすぐに響く言葉があると思うので、(キャストが)大人であることをいかに忘れさせるかが課題だと思う」と話した。公演は3月3日(金)から12日(日)まで、東京・品川プリンスホテル クラブeXにて。取材・文:中川實穗(C)日吉丸 晃/講談社「初恋モンスター」舞台制作委員会
2017年01月12日三遊亭円丈が1970~1980年代、文化の発信地「渋谷ジァン・ジァン」で定期的に開催し、様々な落語家が奔放な新作を生み出した「実験落語」の会。この伝説の会は昨年、「実験落語neo」として復活し、円丈を中心にバラエティ豊かな噺家や芸人が参加している。その第4弾、『実験落語neo~シブヤ炎上するかも~』が開催に。円丈の弟子であり、第1弾からロビーでウエルカム落語を披露し、トークコーナーでMCも務めている三遊亭はらしょうに、会の魅力を聞いた。【チケット情報はこちら】「実験落語neoが普通の落語会と違うのは、全体のテーマがはっきりしている点。会場のCBGKシブゲキ!!が演劇の小屋でもあるので、構成台本に基づき、美術や照明や音響などもきちんと作った中で進行しています。統一された空間だからこそ、誰にでもわかるよう笑いを薄めるのではなく、濃い原液をぼとっと落として楽しんでもらうという、円丈師匠がやってきた“実験落語イズム”が成立するのだと思います」円丈以外の出演者は回によって様々。今回の演者達は、どのようにこの“実験落語イズム”を体現するのだろうか?「立川左談次師匠は不思議な色っぽさがあって、江戸の落語家という雰囲気。とても粋な方です。橘家文蔵師匠は“無頼派”。古典落語の巧さ、迫力たるや、すごいのですが、今回なさるのは古典ではなく新作落語。なかなか聴けませんよね。春風亭百栄師匠はNYで鮨屋をされていた方なので、変わったネタが多い。ご本人とは違うキャラでの、メタ構造的な落語もなさいます。松尾貴史さんは、中島らもさんの新作落語のネタをお持ちで、その中の1本を披露されるとか。らもさんの落語は面白いのに意外と上演されていないので、今回、松尾さんがどう表現されるのか楽しみです。皆さん、個性的な方々で、すごくバランスがいいですよね。MC、緊張します(笑)」もともと一人芝居をしていたはらしょうは、高座で見た円丈の姿に魅了され、弟子入りした。演劇青年を落語に引き込んだ、円丈の魅力とは。「落語は掛け合いが多いですが、円丈師匠の場合、モノローグ的、一人芝居的なんです。柳家小ゑん師匠の原作を円丈が作り直した『新ぐつぐつ』という噺があって、円丈はおでんの具の中の竹輪を演じるんですが、その演技にすごく力が入っていて、着ぐるみも何もないのに、次第に師匠が竹輪に見えてくるんですよ!俺がやりたかったのはこういうことだったんだ、と思いました。弟子として見ていて感じるのは、師匠が自分の面白さに気づいていないということ。常に自分はダメだと思っていて、だからこそすぐ新ネタを作る。最近はネタが覚えられないとぼやいていますが、実験落語neoでもぜひネタおろしをしてほしいですね」かつて、路上パフォーマンスでも腕を磨いたはらしょうならではのウエルカム落語(今回はどこから聞いても楽しめるよう、全編、漫談にするという)を含め、多士済々の演者達による、実験落語独自の空気感を味わいたい。公演は2月6日(月)東京・CBGKシブゲキ!! にて。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2017年01月12日毎年著名なオーケストラや演奏家を招いて行われる「東芝グランドコンサート」。2017年は、パリに拠点を置き、国際舞台で活躍しているヴァイオリニストの庄司紗矢香が登場。クシシュトフ・ウルバンスキが指揮するNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(ハンブルク北ドイツ放送交響楽団)と共演する。同コンサートで今回彼女が演奏するのは、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲。代名詞的な曲といえるほど、得意としている曲だ。特にロシアの指揮者、ユーリ・テミルカーノフとは毎年のように共演してプロコフィエフの2曲の協奏曲を演奏、録音も行った。「私は、プロコフィエフの作品とともに育ってきたといっても過言ではありません。プロコフィエフが残した日記や短編集をよく読みますが、彼は若いころから自分は特別な存在だと自認し、世界を上から眺めているようなところがありました。優越感の強い人だったようですね。日記を読んでいると、自分が偉大な人間なんだと自覚している様子が見てとれます。短編集はプロコフィエフのお孫さんがフランスで出版したもので、日本語訳も出ています。とても奇妙な世界を描いていて、ふつうの想像力とは違い、やはりプロコフィエフの音楽に通じるところがある。彼は常に最後にひとこと皮肉をいうのですが、それがとても印象に残ります」ヴァイオリン協奏曲第1番に関しては、2004年にニューヨークでロリン・マゼールの指揮で初めて演奏した。「第1番は繊細さ、やさしさ、豊かな色彩がとても印象的。その奥に内なるエネルギーが潜んでいて、“風”のイメージを抱きます。ノスタルジックな風、背筋がゾクッとするような風、墓場の寂しい風など、いろんな風がどこかからやってきてどこかへ消えていくイメージ。キャラクターと色が変幻自在で、そのイメージがとても魅力的で、弾いていて楽しいですね」庄司紗矢香はテミルカーノフとプロコフィエフのユーモアについて語り合い、作曲家が音楽や文章に込めたのは一筋縄ではいかないユーモアだという話になったそうだ。「プロコフィエフのユーモアというのは、あからさまではなくクスリと笑う感じ。いわゆるブラックユーモアのような。音楽は感情的にならず、常に客観的に自分を見ている冷めた目が感じられます。苦しいとか辛いなどとはけっしていわない。その精神を理解することが演奏する上で重要なポイントになります」テミルカーノフは、彼女に「きみはプロコフィエフ・プレイヤーだ。作曲家の心理をとてもよく理解している」といってくれた。そのことばがとてもうれしくて、「なお一層深く勉強しようと思った」と語る。指揮のウルバンスキとは共演の経験があり、「ソリストを尊重してくれる」と感じたという。また新たな“風”が吹くプロコフィエフが誕生しそうだ。取材・文:伊熊よし子
2017年01月11日