チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (294/342)
韓国出身のソロ・シンガーで俳優としても活躍するキム・ヒョンジュンと、シンガーソング・ライターのナオト・インティライミが、7月14日(土)にイベント「DOUBLE FANTASISTA」をさいたまスーパーアリーナで開催する。公演情報はこちら一見繋がりがなさそうなこのふたりだが、実は大の仲良しである事は一部のファンの間では有名だった。キム・ヒョンジュンが来日の度に、ふたりの共通の趣味であるフットサルで親交を深め、キム・ヒョンジュンの横浜アリーナ公演でもナオト・インティライミがスポットライトを浴びていたり、ナオト・インティライミのブログにも度々ヒョンジュンが登場するなどしていたが、いよいよ今回、ふたりがステージで初競演する事となった。当日はそれぞれのパフォーマンスはもちろん、この日しか見られない映像演出やスペシャルパフォーマンスも予定しており、出演順や内容は当日をお楽しみにとのこと。興味のある方はぜひご確認を。チケットは発売中。■「DOUBLE FANTASISTA」日時:7月14日(土)OPEN 12:00・START 13:00/OPEN 16:30・START 17:30(2回公演)会場:さいたまスーパーアリーナ料金:全席指定-8400円出演:キム・ヒョンジュン/ナオト・インティライミ※4歳以上はチケット必要
2012年07月02日石垣島出身の3ピースユニット、きいやま商店の全国ツアーが決定した。公演詳細はこちら「きいやま商店『ドゥマンギテ』TOUR 2012~全国をドゥミンガセ!~」と題された今回のツアーは、8月3日(金)地元の沖縄県石垣市民会館大ホールから、福岡、広島、東京、大阪、愛知を周るツアーで、10月5日(金)に行われるツアー最終公演は沖縄に戻り、浦添市てだこホールで行われる。きいやま商店はメンバー3人が従兄弟同士のユニットで、自分たちを「エンタメユニット」と自称するように、ライブは音楽以外にもトークあり、ダンスあり、コントありと、多彩な構成となっている。ちなみに、きいやま商店というユニット名の由来は、石垣島で3人の祖母が営む店の名前からだそう。今回のツアーは8月15日(水)に発売される3rdアルバム『ドゥマンギテ』のリリースツアーとなっているので、こちらをチェックしてから、ライブに足を運んでみてはいかがだろうか。なお、一般発売に先駆けて、7月8日(日)23:59までオフィシャルHP先行を受付中。こちらも合わせてご確認を。8月3日(金)石垣市民会館大ホール(沖縄県)9月21日(金) イムズホール(福岡県)9月22日(土)楽座(広島県)9月25日(火)duo MUSIC EXCHANGE(東京都)9月26日(水)Music Club JANUS(大阪府)9月27日(木)OZON(愛知県)10月5日(金)浦添市てだこホール(沖縄県)※8月3日(金)石垣市民会館大ホール(沖縄県)公演はオフィシャルHP先行対象外となります。
2012年07月02日長崎市の「長崎クローバー大使」に任命されたももいろクローバーZが、9月29日(土)に長崎で行われる野外ライブイベントに出演する事が分かった。「クローバーEXPO」という題されたこのイベントは、NBC長崎放送創立60周年記念として長崎市稲佐山野外ステージで行われる。元々長崎県の出島に持ち込まれたクローバーを、国際社会交流の象徴として広く伝えていくという目的から、長崎クローバー大使に任命されたももクロ。このイベントでその役割を大きく果たせそうだ。イベントにはももいろクローバーZのほかにも、私立恵比寿中学、チームしゃちほこといったアイドルグループが出演する。最近では単独公演がSOLDOUTしてしまうももクロを見る絶好の機会なので、お近くの方は足を運んでみては。また一般発売の9月1日(土)に先がけて、オフィシャルサイトでは7月9日(月)12:00~7月23日(月)18:00まで先行予約を実施。興味のある方はご確認を。■NBC創立60周年記念「クローバーEXPO」出演:ももいろクローバーZ/私立恵比寿中学/チームしゃちほこ日時:2012年9月29日(土)13:00開場/15:00開演会場:長崎市稲佐山公園野外ステージ料金:ブロック指定5,250円(税込)※3歳以上チケット必要。3歳未満入場無料。
2012年07月02日人気ユニット・東方神起が6月30 日、さいたまスーパーアリーナで、10万人を動員する日本音楽史上最大規模となるファンクラブイベント「東方神起 FANCLUB EVENT 2012『THE MISSION』」(2会場8公演)をスタートさせた。東方神起の公演チケット情報約3年半ぶりのイベント開催に、チャンミンは「こんなにデカイ会場でファンクラブイベントができるようになってすごく嬉しい。みなさんのおかげ」と感謝。『MISSION』をテーマにふたりはさまざまな対決を繰り広げた。ファンの持ち物を借りてマネキンをコーディネートするミッションでは、「球場に野球を観に行く時に似合う」をテーマに、ふたりは、バスタオルや日傘などさまざまなアイテムを駆使して、コーディネートを完成させた。お互いにコンセプトを力説したが、靴を借り忘れてしまったユンホは「靴がないのもコンセプト。汗をかくから、裸足で行くといい。ありままでいくのがユンホのコーディネート。可愛いでしょ?」と苦しい説明。そんなユンホに、チャンミンは「一番言いたいのはひとつ。隣(ユンホ)のマネキンと比べると(僕のは)裸足じゃない。すごく現実的なコーディネートです」とクールに話し、笑いを誘った。ソロ・コーナーでは、ふたりが“サプライズな特技”を披露。チャンミンは、今年の誕生日にツアーのスタッフからプレゼントされたというギターでExtremeの『More Than Words』の弾き語りを初披露した。「マネージャーから『今度ギターを演奏してみる?』って言われたんですが、今回のイベントでやることになるとは予想できなかった。初めてギターを弾きながら歌おうとすると緊張しますね」と不安げ。しっとり聴かせるも、途中で「歌詞忘れた~」と茶目っ気たっぷり。そんな姿にファンは大喜びで、ユンホも「思ったより上手くてびっくり。歌詞を忘れたのは残念だけど、格好良かった!」と賞賛したが、チャンミンは「まだファンの前で演奏するのは早いって……」とガックリと肩を落としていた。一方のユンホは、「子どものときはシェフって言われていました!」と、野菜ビビンそうめんを作って料理の腕前をアピール。危ない包丁さばきに対し、ファンからどよめきが起こるも、ユンホにはどこ吹く風。恐る恐るチャンミンが試食すると、「僕が作るものより、ちょっと美味いかも。(あとは)盛りつけだけキレイにしたら、美味しそうに見えたのに……」とコメントし、会場を沸かせた。後半にはミニ・ライブも行われ、『BREAK OUT』や『ウィーアー!』など全5曲を熱唱。新曲『ANDROID』(7月11日発売)のパフォーマンスも初披露され、激しいダンスで場内を熱狂の渦に巻き込んだ。そして、「みなさんの前で初めて料理を作ったり、ギターを演奏したり、東方神起にとって、忘れられない、いい記憶(思い出)になりました」(ユンホ)、「今年はライブを何十回もしましたが、(ギター弾き語りで)今日が一番緊張しました!でも、めっちゃ楽しかったです」とにこやかにコメンすると、1万8000人のファンは惜しみない拍手を送った。
2012年07月01日長渕剛が8月15日(水)に宮城県仙台サンプラザホールで行う「TSUYOSHI NAGABUCHI RUN FOR TOMORROW HALL TOUR 2012 Unplugged Live」を、全国162館の映画館で同時上映する事が決定した。長渕剛公演情報5月から行われている今回のツアーは、全公演がSOLDOUTしており、プレミアチケットとなっていたが、惜しくも会場に行けなかった人も、今回のライブシネマで会場の熱気を感じる事ができそう。8月15日(水)に行われるこの公演はツアー最終日となっており、会場が宮城県ということもあって、よりいっそう見逃せないライブになるだろう。現在、オフィシャルホームページでは抽選先行受付を実施中。上映館などもそちらに記載されているので、合わせてご確認を。■ライブシネマ「TSUYOSHI NAGABUCHI RUN FOR TOMORROW HALL TOUR 2012 Unplugged Live」日時:2012年8月15日(水)18:30-21:30料金:一般3,500円 学割1,500円公演情報:
2012年06月29日2011年に東京で上演され、人気を博した韓国の『ミュージカル 宮』が、9月1日(土)より東京・ゆうぽうとホールにて再上演が決定。人気K-POPグループのSUPER JUNIOR(スーパージュニア)のメンバー、カンインが初出演することがわかった。『ミュージカル 宮』キャストの写真『宮』は、「もしもまだ韓国に王室が続いていたら…?」という斬新な設定が韓国で人気となった少女マンガを原作にした皇室ラブ・ストーリー。韓国で2006年にドラマ化され、世界23か国で放送されるなど大ヒット。2010年秋に韓国でミュージカル化され、東方神起のユンホが皇太子・シン役を好演し、韓国・日本をはじめアジアで話題となった。さらに、昨年6月には京都・南座にて日本初上陸を果たし、12月に東京で上演。京都公演でも主演したキム・キュジョン(SS501)と、ミュージカル初挑戦のソンモ(超新星)がダブル・キャストでシン役を務めた。2度目となる東京公演ではカンインとソンモがダブル主演し、ソンモが初日から9月7日(金)まで、カンインが8日(土)から13日(木)までシンを演じる。舞台は、伝統美を活かした豪華な衣裳と、コミカルなストーリー展開、ダンスバトルなどが見どころ。セットも全面リニューアルされるという。『ミュージカル 宮』(全23回公演)は、9月1日(土)より同13日(木)まで東京・ゆうぽうとホールにて上演。チケットは7月21日(土)10時より一般発売される。
2012年06月29日ベルリンを拠点に活動するポストシアターが、7月4日(水)から東京・青山円形劇場にて公演を行う。すでに来日し、公演準備に入った代表のマックス・シューマッハーに話を訊いた。『Heavenly Bento』公演情報演劇に映像やダンスを交えた複合的な舞台を展開するポストシアターは、1998年に始動した。シューマッハーによると、「妻の棚橋洋子とニューヨーク大学で知り合って、“西洋的でも東洋的でもない、グローバルな作品を作ろう”と旗揚げしたんです」。そして、「当初は“ポストタイタニック”という名前でした」と笑い混じりに話す。国際的な顔ぶれで、ジャンルを越境した表現をする。彼らのそんなコンセプトが結実したのが、今回日本で上演される『Heavenly Bento』だ。2004年にドイツのボンで初演され、その後、ベルリン、シンガポール、NYでも公演をおこなった。日本人にとって興味深いのは、本作が、ソニーを創業した中心人物、井深大と盛田昭夫を描いていることだろう。人に薦められ、ソニー成功の裏側に迫るドキュメンタリーを棚橋洋子と本で読んだシューマッハーは、自らの脚本・演出によって舞台化しようと思い至る。「ソニーは、技術的に優れているうえ、グローバルな精神を忘れない。まさにポストシアターの手本となる存在だと感じた。『Heavenly~』は、最初ベルリンでアイデアが生まれましたが、その後NYでオーディションを行い、東洋人のキャストを選ぶという、まさに国際的な展開が実現しました」。四方を客席に囲まれた舞台に登場するのは、井深、盛田を演じるふたりの俳優と女性ダンサーの3人。時に“重役会議のテーブル”に見立てられ、時にビデオ投影のスクリーンとしても使用される立方体のステージが、日本の弁当箱のイメージから生まれたというのが面白い。そう、『Bento』とは弁当のことで、タイトルを訳すと“天国の弁当”になる。「井深さんと盛田さんは、言ってみれば弁当の中身。それに井深さんは、トランジスタ・ラジオを作る際、サウンドを詰め込んだ弁当を意識したといいます。日本の食の文化を音響機器に応用したんです」。「今の日本はあまり元気がないようですが、井深と盛田の生き方に触れれば、皆さんもきっと何かを得られると思います」とシューマッハーが語るように、チャレンジをためらわず、ひたむきに夢を追い求めた彼らの生き方に,学ぶことは多いかもしれない。東京・青山円形劇場にて7月4日(水)から8日(日)まで上演。
2012年06月29日KAT-TUNの亀梨和也が主演する舞台『DREAM BOYS』の製作発表が29日に都内で行われ、今年の新キャストが発表された。Hey!Say!JUMPの八乙女光、Kis-My-Ft2の玉森裕太、千賀健永、宮田俊哉。「ジャニーズのキャストの中で一番年上というのは初めて」と亀梨が語るように、フレッシュな顔ぶれとなった。「このメンバーが集まってくれたことに感謝。いい時間が過ごせそうです。『DREAM~』の魅力は、毎回、中身がどんどん変わっていくこと。新たなキャストが入ることで、自分にもいい影響があると思います」(亀梨)2004年の初演以来、亀梨は全350回に出演してきた。少年の夢と挫折、友情を描く物語で、アクロバット、ボクシング、フライングなど高度な身体能力を要する見せ場の連続だ。中でも、フライングの滞空時間には定評があり、この記者会見で亀梨は「日本一地に足のついていないエンタテイナー」と紹介されていた。東京・帝国劇場で9月3日(月)から29日(土)まで上演。チケットは8月4日(土)一般発売開始。
2012年06月29日今秋に創立40周年を迎える新日本フィルハーモニー交響楽団の2012-2013シーズン定期演奏会のラインナップが発表された。2003年より音楽監督を務めるクリスティアン・アルミンクの任期最後のシーズンとなる。「新日本フィルハーモニー交響楽団」のチケット情報節目となるシーズンには、楽団と縁の深い指揮者陣が登場。音楽監督アルミンク(9月・4月・7月・8月)を筆頭に、“Music Patner of NJP”のダニエル・ハーディング(11月・12月・6月)、インゴ・メッツマッハー(1月)、ヴォルフ=ディーター・ハウシルト(10月)、大野和士(7月)、井上道義(5月)、下野竜也(3月)が、それぞれの個性が発揮される「名刺代わり」のプログラムを披露する。アルミンクは、2003年に32歳の若さで音楽監督に就任。以来、古典から現代、小編成からオペラまで、バラエティ豊かなプログラムを一貫したテーマに基づいて取り上げるほか、現代作品の日本初演も数多くおこなうなど、楽団のクオリティ向上に貢献してきた。これまでを振り返り「大きな喜びと誇りも感じる一方、メランコリックな気持にもなります。厳しいときもありましたが、総合的にみると、素晴らしい10年。オーケストラと一緒に成長してきたと実感しています。今後の新日本フィルは、さらにエキサイティングな道のりを歩むことになるでしょう」と感慨もひとしお。ラストシーズンにアルミンクが選んだプログラムは、ブラームスのレクイエム(9月)、ドビュッシーの映像(9月)、ブルックナーの交響曲第5番(4月)など。任期最終公演では、2003年の音楽監督就任披露公演で自ら選曲したマーラーの交響曲第3番を披露し、集大成を飾る。アルミンク退任に伴い、2013-2014シーズン以降の指揮者陣もあわせて発表。“Conductor in Residence”にインゴ・メッツマッハーが就任。任期は2015年夏までで、1シーズン4プログラム6公演を指揮するほか、楽団への音楽的アドバイスや地域活動への協力を行う予定だ。また“Music Patner of NJP”のダニエル・ハーディングは、任期を2年延長し、2015年夏まで同職を務める。新日本フィルハーモニー交響楽団 2012-2013シーズン定期演奏会は、サントリー・シリーズ[全8回]が9月7日(金)、トリフォニー・シリーズ第1夜・第2夜[全8回]が9月14日(金)よりスタート。チケットは、連続券が発売中。前半5公演(1回券)が6月30日(土)10時より一般発売。
2012年06月29日Cheeky Paradeが9月22日(土)に新宿BLAZEでメジャーデビューを懸けてのライブを行う事がわかった。公演情報はこちらこのライブは「GAN GAN GANでいざ突き進め!ナニガナンデモ メジャーデビュー! LIVE」といったタイトルで、Cheeky Paradeはこのライブで800人動員する事ができれば、念願のメジャーデビューに一歩近づく事ができるというもの。Cheeky Paradeは9人組の女性アイドルグループで、小生意気なダンスとファッションをコンセプトにしている。メジャーデビューに向けてひとつ目の課題がインディーズ1stシングル『Cheekydreamer』を5000枚売り切る事で、これを達成。続いて発表された課題が、今回発表された「新宿BLAZE単独ワンマン公演で800人動員せよ」だった。果たして、彼女たちは目標を達成する事ができるのか?気になる方は目標達成のために来場してみては?チケットぴあでは一般発売に先がけて、6月30日(土)11:00から7月5日(木)11:00までプレイガイド最速先行プレリザーブを実施。こちらも合わせてご確認を。■GAN GAN GANでいざ突き進め!ナニガナンデモ メジャーデビュー! LIVE日時:2012年9月22日(土)会場:新宿BLAZE時間:開場17:00/開演17:30料金:前売り\3,000(税込/整理番号付き)※ドリンク代500円別途必要※女性・子供専用エリア有り※年齢制限:3歳以上有料
2012年06月29日義理や人情を超えた熱い男の友情。俳優の津川雅彦が映画監督名のマキノ雅彦として演出を手がける舞台が『男の花道』だ。日本一の女方歌舞伎役者・加賀屋歌右衛門(中村福助)と天才医師の土生玄碩(中村梅雀)が、それぞれプロフェッショナルとしての誇りと、自らの命をかけて、お互いを信じ合って行動する友情の物語が描かれる。7月の開幕に先立ち、都内の稽古場を訪ねた。『男の花道』公演情報この日の稽古は、満員御礼の舞台にあがる歌右衛門のもとへ、玄碩の切腹の危機を知らせる手紙が届き、自分の眼病を治した恩人である玄碩を助けようと、歌右衛門が舞台を抜けることを決意するクライマックスのシーン。マキノ監督は各役者について、こういう気持ちでといった抽象的な言葉ではなく、「このセリフで声のトーンを上げて」など、具体的な言葉で演出をつけていく。福助と梅雀に対しては、細かく演出を指示することはないが、稽古に区切りがくると、逆に福助がすぐにマキノのところへ行ってアドバイスを求め、その姿からはお互いの強い信頼関係が感じられた。劇中劇である歌舞伎『櫓のお七』を披露するシーンは歌舞伎俳優・中村福助の本領発揮だ。背後にいる人形遣い役に操られるように、役者が人形の動きをまねて、人形浄瑠璃のように動く“人形振り”という手法で踊り、歌舞伎では見せ場にもなっている。福助は2009年の歌舞伎座さよなら公演などで『櫓のお七』を演じており、人形振りのシーンはまさに独壇場。マキノ監督もここでは静かに見守り、福助が足音を強調するツケ打ちのタイミングなどをスタッフに細かく指示。このシーンでは本格的な歌舞伎の踊りを楽しめそうだ。人形になりきる歌右衛門だが、その途中で玄碩からの手紙を受け取ると、ことの事態を理解して、みるみる人間らしさをとりもどしていく。その後、舞台を抜けるために、歌右衛門が役者生命をかけて客に許しを請う場面では、福助が顔を真っ赤にさせて、なりふりかまわずに演じる姿が印象的だった。この日は音楽を担当した宇崎竜童も稽古場を訪問。自身が制作した音楽がどのように芝居と絡み合うかを確認していた。歌舞伎のような独特の節がついたセリフ回しではなく、初めてでも聞き取りやすい言葉で進行し、予備知識を必要としないシンプルなストーリーの本作。歌舞伎世界を色濃く反映させつつも、歌舞伎を知らない人でも、演技や演出を十分に堪能することができそうだ。7月1日(日)から5日(木)まで大阪・新歌舞伎座、7月7日(土)・8日(日)は岐阜・羽鳥市文化センター、7月12日(木)から26日(木)まで東京・ル テアトル銀座 by PARCOにて上演される。取材・文:大林計隆
2012年06月29日GACKTが原作、脚本、演出、主演を務め、4人の女性漫画家からなる創作集団CLAMPが企画協力・衣裳コンセプトデザインを担う舞台『MOON SAGA ~義経秘伝~』。公演に先立ち、28日に都内にてGACKTのほか、大和悠河、早乙女太一ら出演者が記者会見を行った。『MOON SAGA ~義経秘伝~』公演情報物語の舞台は、人間と、不思議な力をもつ“物ノ怪(もののけ)”、そして物ノ怪と交わりその力を受け継いだ人の姿をした“者ノ不(もののふ)”の3者が存在する平安時代後期。者ノ不である源義経(GACKT)が、自分の中に眠る力に恐れながら苦悩し、運命と戦う姿を描いた時代劇ファンタジーだ。作品についてGACKTは「最終的に伝えたいことは、決して争いは何も生まないということ。ドロドロした人間くさいパートももちろんありますが、全体的には非常に観やすい作品。僕らは必ず感動という形で応えます」と自信をみせた。また、「枠にとらわれないやり方」と語ったように演出面では、時代劇でありながら多くのダンサーを出演させたり、背面のLEDを使った仕掛けと前面の役者のアクティングを連動させたりと、様々な試みをしているとのこと。アンサンブルの女性ダンサーから「あざを作りながら稽古している」という声が聞かれるほど、激しい殺陣やアクションも見どころ。GACKTは「いろんなジャンルの仲間が集まり、得意分野は出来て当たり前で、それ以外の部分で何が出来るのかというところを皆それぞれが狙って、ひとつの作品を作り上げています。日本でこういう作品が作れるんだということを感じてもらえるのでは」と演出家としての考え方も披露した。大和は「細部にいたるまでGACKTさんの世界観がつまっていて、演出がものすごく的確で発見が多い。私の演じる巴御前は男よりも男らしい役で、今はこん棒を振り回して立ち回り稽古に励んでいます。男勝りな中にも女性らしさを垣間見せて演じたい」と意気込みを語った。早乙女はGACKTの演出について「わかりやすく丁寧に伝えてくれるので、とてもやりやすい。殴られたりするのかなと思っていたので安心しました」とコメント。「殴られはしてないんですね?」という質問には「まだ」と答え、会場を笑わせた。会見の冒頭では主催者である講談社の入江祥雄取締役が「このプロジェクトは舞台公演を皮切りに漫画・アニメ・映画、さらには海外への展開を念頭に置いたもの」と紹介。今後のマルチメディア展開も考えられている。GACKTがどんな新しい義経像を見せてくれるか楽しみだ。東京・赤坂ACTシアターにて7月15日(日)に開幕し、名古屋、福岡、大阪を巡演。その後、9月には東京追加公演が行われる。取材・文:大林計隆
2012年06月29日アメリカの伝統的なドラム・コー(動きのある音楽隊の一形式)をさらに洗練させてショーアップしたエンタテイメントとして、2001年には米・トニー賞とエミー賞をダブル受賞している『blast!』。日本には2003年の初来日以来、2009年まで毎年来日、大盛況のうちに終わらせている人気公演だ。『blast!』カンパニーが3年の充電期間を経てさらにパワーアップした今回の最新作は、“音楽隊”という言葉から得る想像をはるかに超えた、美しく詩的で、官能的とすらいえるステージ。6月28日、東京・THEATRE1010で初日に先がけて公開稽古が行われた。「blast 」チケット情報楽しげなラテンのリズムが徐々にフェイドアウトすると、暗闇からラヴェルの『ボレロ』のリズムが静かに聞こえてくる。繊細なテンポを刻んでいるのは、『blast!』の元メンバーで、日本公演ではソリストとして参加しているパーカッショニストの石川直。金管楽器と打楽器を携えて演奏するメンバーが袖から現れて加わっていくと、粒だったそれぞれの音が重なって豊かに広がっていく。シンバルを大きくジャンプしながら打ち鳴らすメンバーが登場する頃には、“音楽とは人間の肉体を通して表現するものだ”という当たり前の事実に改めて気づかされる。全身を使って生き生きと演奏し、躍動するキャストたちはなんとも魅力的。客席に降りての演奏など、ライブならではの息遣いも間近で楽しめる。本作のキャストはドラム・コーの基本である金管楽器チームと打楽器チーム、そしてカラーガードと呼ばれる大きな旗を使う“ビジュアル・アンサンブル”(ダンサー)で構成。ステージではシーンごとにテーマ・カラーを設け、夜の海を思わせるような“ブルー”、春の息吹きを感じさせる“グリーン”、情熱的な曲『マラゲーニャ』を使った“レッド”など、映画のワンシーンのような場面の連続だ。圧巻は1幕ラストの『バッテリー・バトル』。石川らキャストたちが楽器を装着してバトルを展開するのだが、殴られるSE(サウンド・エフェクト)をも音で表現しながら演奏するため、スティックの動きが速過ぎて見えないことも!衣裳と照明、そして音だけでスペースオペラをナマで見ているような興奮。この体感は、『blast!』のステージでしか味わえないものだろう。公演は8月16日(木)から9月2日(日)まで東京国際フォーラムホールCで上演するほか、全国47都市で開催される。取材・文:佐藤さくら
2012年06月29日ウィーン初演から今年で20年を迎えている大ヒットミュージカル『エリザベート』。現在も東宝ミュージカル版が上演中、10月にはウィーン版が来日、そして11月には宝塚OGが出演する『スペシャル ガラ・コンサート』と今年は3バージョンの『エリザベート』が日本で上演される。6月28日、都内にて『エリザベート スペシャル ガラ・コンサート』の制作発表会見が行われ、注目の出演者が発表された。トート役は一路真輝、姿月あさと、彩輝なお、春野寿美礼、紫苑ゆう。エリザベート役は花總まり、大鳥れい、白羽ゆり。会見には紫苑をのぞく7名のスターが出席した。『エリザベート』は、オーストリア皇后エリザベートの数奇な人生を、トート(死)との愛憎を絡めて描き出す物語。日本でも様々な形態で上演されているが、日本初演は1996年の宝塚歌劇団雪組公演だった。今回のコンサートでは、トート役・一路真輝、エリザベート役・花總まりのほか、その初演に出演した高嶺ふぶき(フランツ役)、轟悠(ルキーニ役)、香寿たつき(ルドルフ役)、朱未知留(ゾフィー役)ら主要メンバーが顔を揃える。日本の『エリザベート』の歴史の第一歩を作ったスターたちの16年ぶりの競演は、まさにミュージカルファン必見の舞台だ。一路は「演出の小池先生を中心に雪組が一致団結して作った『エリザベート』が、16年たった今も、このように皆さまに愛されているということを感謝したい。あの当時のメンバーがほとんど集まるということに興奮しています」と公演への期待を話す。花總も「あの初演のメンバーがこんなに集まるなんて、まだ感動の渦の中にいます。初演は無我夢中、姿月さんとご一緒した宙組公演の時は再演のプレッシャーで苦しみましたが、今度は変に肩の力が入ることなく、作品と向き合えるんじゃないかなと思います」と語った。初演メンバー以外にも、計7回上演された宝塚版『エリザベート』に出演した歴代スターが名を連ねる。姿月は「夢のような時間を過ごせるのかなと楽しみにしています」、彩輝は「渾身の思いをこめて、楽しみ半分、緊張感半分で取り組みたい」、春野は「当時の気持ちを思い返すことも楽しみながらやりたい」とそれぞれ挨拶。そのほかのキャストも豪華で、ルキーニ役の湖月わたる、ルドルフ役の香寿たつき、朝海ひかるなど、トップスター経験者が計14名出演。またトート役に、宝塚退団後は自身のディナーショーなどのほかは表舞台から離れている紫苑ゆうが特別出演するのも注目だ。初演から『エリザベート』の演出を務めている小池修一郎も「皆さん、だてに人生経験を積んだり、舞台の仕事を重ねてきてらっしゃるわけではない(笑)。今、女優として最も働き盛りでもあります。宝塚の現役時代より円熟したものを見せてくださると思います」と期待を寄せていた。公演は11月6日(火)から21日(水)まで東京・東急シアターオーブ、11月25日(日)から12月3日(月)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて開催される。チケットは10月8日(月・祝)に一般発売開始。
2012年06月28日今年1月に初の単独来日公演を行ったばかりの“天才歌姫”ジャッキー・エヴァンコが、今夏に早くも再来日することが決定した。「ジャッキー・エヴァンコ」の公演情報ジャッキー・エヴァンコは、2000年4月9日生まれ。2010年にアメリカの人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」に出場し、“天使の歌声”と絶賛される美声を披露。一躍全米でセンセーションを巻き起こした天才歌姫だ。2011年10月には「デイヴィッド・フォスター&フレンズ」日本公演で初来日を果たし、マイケル・ボルトンやフィリップ・ベイリー(アース・ウィンド&ファイアー)ら超一流ヴォーカリストとともにステージに立つ。また今年1月には初の単独日本公演も開催。全米が絶賛する美声、11歳とは思えない堂々たるパフォーマンスを披露したばかりだ。今夏の公演は、名作映画の名曲が中心のプログラム。「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」(オペラ座の怪人)、「思い出の夏」(思い出の夏)、「星に願いを」(ピノキオ)、「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」(タイタニック)、「ピュア・イマジネーション」(チャーリーとチョコレート工場)などを披露する。「ジャッキー・エヴァンコ“ミュージック・オブ・ザ・ムーヴィー”ジャパン・ツアー2012」は、8月19日(日)にオーチャードホール(東京都)で開催。チケットの一般発売は7月11日(水)10時より開始。また一般発売に先駆けて、チケットぴあではプレイガイド最速先行を7月5日(木)11時まで受付。
2012年06月28日今年、年間4本ものライブツアーを発表しているAlice Nineが3本目となるライブツアーの日程を発表した。Alice Nine Live Tour 2012「Court of “9”」と銘打たれている今年のツアー、内容は東京公演以外は各日、ファンクラブ公演と一般公演の2days公演となっており、それぞれFC公演が「BLACK PERIOD Ⅱ」、一般公演が「WHITE PERIOD Ⅳ」と別タイトルがつけられている。この2days公演のライブ内容は全く異なるものとなっているそう。また。このツアーの東京公演はファンクラブ限定となるが昨年同様、12月25日(火)のクリスマスに開催する事となり、こちらもファンにはたまらない発表となっている。今年4本行われるツアーの内、1本目は今年の3、4月に既に行われ、2本目は夏のZEPPツアーとして既に告知がされていた。今回3本目の詳細が発表になった事で、4本目にも期待が高まるところ。詳細を待とう。8月に行われるZEPPツアーの一般発売は6月30日(土)より。今回発表になった公演のうち、一般公演となっている「WHITE PERIOD Ⅳ」の一般発売は9月22日(土)より。■Alice Nine Live Tour 2012「Court of “9” #2」8月15日(水)Zepp DiverCity(東京都)8月16日(木)Zepp Nagoya8月18日(土)Zepp Sapporo8月22日(水)Zepp Namba(大阪府)8月24日(金)Zepp Fukuokaチケット料金:1Fスタンディング\5,250(tax in) ※Drink代別2F指定席\5,775(tax in)※8/15 Zepp DiverCity(Tokyo)公演のみ■Alice Nine Live Tour 2012「Court of “9” #3」WHITE PERIOD Ⅳ12月5日(水) 仙台darwin12月10日(火) 名古屋BOTTOM LINE12月14日(金) 福岡DRUM Be-112月17日(月) 大阪BIG CAT12月21日(金) 札幌PENNY LANE 24[チケット料金]¥4,725(tax in)※Drink代別[チケット一般発売日]9月22日(土)
2012年06月28日宝塚歌劇月組の新トップスター・龍真咲(りゅう・まさき)のお披露目公演となる『ロミオとジュリエット』が6月22日、兵庫・宝塚大劇場で幕を開けた。宝塚歌劇月組公演『ロミオとジュリエット』のチケット情報世界中で上演され、500万人以上の動員を誇るこのフランス製『ロミオとジュリエット』。宝塚歌劇では、2010年の星組、2011年の雪組に続いて3度目の上演だ。今回は、新生月組のお披露目であるとともに、主人公のロミオと、ジュリエットに思いを寄せるティボルトを、龍と準トップスターの明日海(あすみ)りおが役替わりで演じることでも話題となっている。シェイクスピアの純愛物語を、ポップ&ロックな音楽、パワフルなダンスで展開していく本作。特に、モンタギュー家とキャピュレット家が対立するシーン、仮面舞踏会での大人数で繰り広げるダンスは圧巻。楽曲も耳馴染みが良く、ずっと心に残るものばかりだ。物語は、10代の若い青年が、愛を信じて真っ直ぐに突き進む姿を軸に描かれているだけに、そのフレッシュでピュアなイメージを体現することが求められる。初日でロミオを演じた龍は、そんな恋に恋する夢見る青年をとびきり爽やかに、芯を持たせながら演じている。両家が憎しみ合い対立する、緊張感のある空気の中で、まるでオアシスのような存在だ。だからこそ、後半のティボルトに対する怒りや、ジュリエットの死を聞いたときの失望感が強く浮かび上がってくる。同じく娘役トップスターに就任した相手役の愛希(まなき)れいかも、真実の愛を求めるジュリエットを初々しく、強い意思をのぞかせながら演じている。一方で、ティボルトを演じた明日海は、荒々しさの中に影を潜ませて表現する。柔らかな印象を持つ明日海が、新境地を開いたともいえるほどのハマりっぷりだ。役替わりで龍と明日海がどう演じるかも気になるところ。また、ロミオの親友ベンヴォーリオを演じる星条海斗(せいじょう・かいと)、マーキューシオの美弥(みや)るりかは、安定した演技、歌唱力を発揮。新生月組を支える柱として、今後の活躍にも期待したい。フィナーレは、『ロミオとジュリエット』の代表曲をアレンジしたショーを展開。明日海を中心とした若者たちのナンバーや、群舞、デュエットダンスなど、短いながらもイキイキとしたダンスが楽しめる。本編もショーもこれまでの星組、雪組とはまた違った、若さあふれる『ロミオとジュリエット』に仕上がっている。兵庫公演は7月23日(月)まで上演。また、8月10日(金)から9月9日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演。東京公演のチケットは7月1日(日)に一般発売開始。取材・文:黒石悦子
2012年06月28日韓国のマルチエンタテイメントグループ・SUPER JUNIOR(スーパージュニア)が、8月22日(水)に4thシングル『Sexy, Free & Single』をリリースすることになった。今回リリースとなる楽曲は、韓国で7月4日(水)に発売予定の6thアルバム『Sexy, Free & Sinlge』のリード曲の日本語バージョンで、タイトル同様に“Sexy”なダンス・トラックとなっている。カップリング曲には、今年5月に行ったワールドツアー「SUPER SHOW4」の日本公演、東京ドーム2Daysで披露したバラード『Our Love』の日本語バージョンが収録される。また、ミュージック・ビデオやメイキング映像を収めたDVD付きの初回限定盤には同公演のフィナーレを涙で飾った一曲『Way』のライブ映像も収録。そのほかのバージョンについては公式サイト(まで。なお、SUPER JUNIORは、8月24日(金)に日本では初めてのファンミーティングを横浜・赤レンガパーク野外ステージで開催し、25日(土)に東京・味の素スタジアムで行われるエイベックス主催の音楽イベント「a-nation stadium fes.」に出演する。「a-nation」のチケットは、6月29日(金)13時より7月4日(水)23時59分まで先行抽選「プレリザーブ」をチケットぴあにて受付る。
2012年06月28日韓流スター、チャン・グンソクが6月27日、イメージキャラクターを務める韓国の自然派コスメブランド「ネイチャーリパブリック」の日本発売1周年記念イベントに登場した。チャン・グンソクの公演チケット情報同ブランドのCMで共演したサントス・アンナも交えてトークを展開。CMではふたりが仲良く石けんの泡を付けて洗い合うシーンが印象的で、アンナは「(撮影は)とても緊張したけど、(グンソクは)緊張しているように見えなくて、プライベートでもやっているんですか?」と直球の質問を投げると、チャン・グンソクは「緊張していましたよ。ドキドキしました。女性の肌を直接タッチすることは初めて。経験がなかったので気持ちよかったです」とニンマリ。司会者が「え~?」と疑いの声を上げると、すかさず「『え~』じゃねえよ~、あはは」と茶目っ気たっぷりにグンちゃん節を炸裂させ、場内を沸かせた。日本で行きたい場所を聞かれると、「君の心かも……(笑)」とキザなせりふで沸かせたかと思うと、「大阪の心斎橋でナンパしたい!(ナンパ)したことがないので、どんな気分かなと思って」と大胆発言。また、肌の手入れについて問われると、「冗談じゃなくて、これがあれば問題ない!」と同ブランドの製品を取り上げ、「一番大事なのは毎日たくさん使う事。ローションを使うときは手の甲で使う方がいいですよ」とアドバイスした。この日は、同ブランドの広報活動を行う、小林豊と安倍龍太郎からなる「ネイチャーリパブリック・ボーイズ」の任命式も行われた。チャン・グンソクはふたりに記念の楯を授与し、「わたしより兄貴だと思いましたけど、若いんですよね?高校3年生?いい時だね~」としみじみコメント。そして、同ブランドについて「韓国の代表的なブランド。安いけどとてもよい製品なので、日本のみなさんも使ってみてください!」とPRした。さらに、7月7日(土)のソウル公演を皮切りにスタートする、2度目のアジア・ツアーにも触れ、「今回の来日で、日本のみなさんからいろんなエネルギーをもらいました。このエネルギーでツアーを始めます!」と意気込みを語りイベントを締めくくった。同21日(土)により神奈川公演よりスタートする日本公演のチケットは6月30日(土)10時より一般発売が開始となる。
2012年06月28日俳優・谷原章介が11月に東京・パルコ劇場で上演される『こどもの一生』に初主演することが6月28日発表された。今作は故・中島らもが1990年に脚本を執筆した舞台。当時人気小説家であった中島に、演出家のG2が「今という作品を切り取った舞台脚本を書いて欲しい」と依頼したのが始まり。そのころ時代のキーワードとなっていたテクノストレス、精神カウンセリング、バーチャルリアリティーといったテーマが盛り込まれた脚本は、“超一級のB級ホラー作品”に仕上がった。1990年7月に東京と大阪で初演され、観客から熱狂的な支持を得て伝説的な作品となった。その後幾度かの再演を重ね、1998年に演出とキャストを一新し、東京・パルコ劇場に進出。大阪、広島、福岡、大分、名古屋の各都市公演とも大入り満員の大盛況となった。今回の再演では、リメイク版として、現代の上演にあわせた脚本の改訂を行い、演出は初演と同じG2が担当する。物語は瀬戸内海に浮かぶとある小さな島が舞台。ここでは隔離状態にしたストレス障害の患者の治療が行われている。そこへ島の開発目的で患者になりすました開発会社社長・三友とその秘書・柿沼が潜入する。治療のため「こども返り」する患者たち。ある時、患者がはじめた“山田のおじさんごっこ”という遊びから次第に恐怖の世界へと展開していく。主役の柿沼を演じる谷原は「高圧的な上司の部下というとても圧迫された環境にあるのですが、そういった社会的な立場など、そのたがが外れた時、人間はどうなるのか。その表と裏を表現したいです」と意欲を見せる。また、演出のG2は谷原を起用した理由として「舞台は声よりもいかに心を響かせるかというメディア。谷原さんはとても心が響く方だと思います。もちろん声もいい。作者・中島らもの世界に谷原さんが入って来たときの化学変化が楽しみです」と期待を寄せる。谷原は「久しぶりのパルコ劇場で、しかもストレートプレイに初主演、本当に嬉しいです。この作品は集団における人間関係が肝なので、みんなで作りあげられたらなと思っています。最高に笑えて凍りつく、極上のエンタテインメントをぜひ劇場で味わってください」とコメントした。共演は中越典子、笹本玲奈、山内圭哉、戸次重幸、玉置玲央、鈴木砂羽、吉田鋼太郎。公演は11月4日(日)から25日(日)まで同劇場で上演される。
2012年06月28日8月12日(日)に東京 夢の島公園陸上競技場で行われる音楽イベント「WORLD HAPPINESS 2012」。既に出演が決定しているYMOの、このイベントで販売される関連グッズの概要と写真が公開された。【公演情報はこちら】WORLD HAPPINESS では毎年特にYMO関連のグッズが人気で、開演前に購入目的のお客さんが行列を作るほどになっている。今回発表されたグッズは、メンバー全員が還暦になった事を祝って販売される『還暦セット』。これは、祝還暦と金文字が入った真っ赤な還暦カラーの風呂敷の中に、往年の懐かしロゴを配した紅白2色のYMOバンダナ、白地に赤文字のテクノポップ・タオル、背中に『祝還暦』とプリントされたTシャツが入っているというもの。Tシャツのデザインは昨年に引き続き大竹伸朗が担当し、価格も6,000円という還暦を意識した設定になっている。他にも、YMO温泉マークが入った『議院バッジ』という個性的なグッズや、昨年すぐに完売してしまったテクノポップTシャツやテクノポップタオルといったグッズの再発や、新たなグッズとしてトートバッグも追加されるなど、WORLD HAPPINESSの出演者同様、バラエティに富んだラインナップとなった。このほかにも細野晴臣デザインのグッズも開発中との事なので、興味のある方は公式サイトなどをチェックしてみては。チケットは発売中。■WORLD HAPPINESS 2012日時:2012年8月12日(日)開場11:00/開演12:30(終演予定20:00)会場:夢の島公園陸上競技場(東京都)出演アーティスト:YELLOW MAGIC ORCHESTRA+小山田圭吾+高田漣+権藤知彦/岡村靖幸/木村カエラ/KREVA/オリジナル・ラヴ/EGO-WRAPPIN’/ヒダカトオルとフェッドミュージック/TOKYO No.1 SOUL SET/GRAPEVINE/きゃりーぱみゅぱみゅ/Curly Giraffe/坂本美雨/kotringo + AOKI takamasa/さかいゆう/THE BEATNIKS(高橋幸宏+鈴木慶一)■WORLD HAPPINESS 2012 大前夜祭~音楽解体新SHOW~日時:2012年7月14日(土) 開場17:00/開演18:00会場:恵比寿ザ・ガーデンホール出演アーティスト:THE BEATNIKS/清水ミチコ/マキタスポーツ/レ・ロマネスク/仙波清彦&カルガモーズ /Open Reel Ensemble
2012年06月27日9月8日(土)・9日(日)に大阪・泉大津フェニックスにて行われる、清水音泉主催の野外音楽イベント「OTODAMA’11-’12~音泉魂~」の追加出演アーティストが発表になった。「OTODAMA’11-’12~音泉魂~」チケット情報今回発表になったのは、OKAMOTO’S、佐野元春、THEラブ人間、DOES、TOMOVSKY、ドレスコーズ、フラワーカンパニーズ、POLYSICS、MONGOL800の9組。これまで出演が決定していた、奥田民生や木村カエラ、The Birthday、そして入浴宣言を務めるレイザーラモンRG等を含め計31組の出演者が発表されたが、今後も追加発表が行われる。現時点までで決定しているアーティストと出演日等の詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。「OTODAMA’11-’12~音泉魂~」チケットの一般発売は7月1日(日)10:00より。なお、チケットぴあでは6月27日(水)11:00よりインターネット抽選先行販売を実施。■OTODAMA’11-’12~音泉魂~2012年9月8日(土)・9日(日)開場/10:00開演/11:00会場:泉大津フェニックス(大阪府)チケット:1日券-6300円2日通し券(リストバンド付)-10500円※雨天決行・荒天中止。小学生以下は無料(入場券をお持ちの保護者の同伴が必要)。出演者変更に伴う払戻し不可。
2012年06月26日東京・青山劇場にて9月16日(日)から日本で初上演される韓国の人気ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』の製作発表が6月25日、都内のホテルで行われ、ソンミン(SUPER JUNIOR)やソン・スンヒョン(FTISLAND)らキャスト5人が登壇した。韓国公演のチケット情報同作は、1888年に英・ロンドンで連続発生した売春婦だけを狙う猟奇殺人鬼、切り裂きジャック(=ジャック・ザ・リッパー)をモチーフとしたチェコ生まれのミュージカル。連続殺人犯・ジャックの行方を追う捜査官・アンダーソン、アメリカからやってきた医師のダニエル、特ダネを狙う新聞記者のモンローらにグロリアとポリーというふたりの美しい女性が絡み、危険な愛の物語が繰り広げられていく。韓国では、2009年の初演以来毎年上演され、斬新な演出や雄壮な楽曲、殺人事件にラブロマンスが絡まったストーリーが話題を呼んだ人気作だ。日本公演では、ダニエル役をアン・ジェウク、ソンミン、ソン・スンヒョン、オム・ギジュン、ジャック役をシン・ソンウ、アンダーソン役をユ・ジュンサンが演じる。昨年、初めてダニエル役を演じたソンミンは「どのキャラクターも生き生きとしているところがこの作品の魅力。愛を知らなかったダニエルが、愛によって変わっていく、そんな姿をきちんと演じていきたいです」と意気込みを語った。また、今回がミュージカル初挑戦となるソン・スンヒョンは「初めてなので緊張しています。頑張らないとできないと思っています。自分の中にダニエルを取り込んで、育てていくことが大事だと考えて努力しています」とコメント。初演からダニエル役を務めてきたオム・ギジュンは「切ない愛の物語で、ダニエルはひとりの女性を深く愛するがゆえに悲劇的な結末を迎えます。演技のポイントは“愛”です」とアピールした。シン・ソンウは初演の舞台を実際に観客として観たそうで、「単なる殺人者役だったジャックを“悪の象徴”として描いたらどうか」と演出家に提案したことがきっかけで現在の『ジャック』が生まれたと経緯を披露。「ジャックの感情が他のキャストとは逆方向に進んでいくのが難しい」と役柄の難しさについて率直に語った。また、初演からアンダーソン役で出演しているユ・ジュンサンは、ユーモアを交えながら「日本で初めてこうした機会を得てワクワクしています。スタッフとキャストが一丸となり、ベストを尽くして臨みます」と期待を込めた。『ジャック・ザ・リッパー』日本公演は、9月16日(日)から10月8日(月・祝)まで。
2012年06月26日石野卓球(電気グルーヴ)がオーガナイズする日本最大の屋内テクノフェスティバル「WIRE12」が、8月25日(土)に横浜アリーナで開催される。「WIRE12」開催情報今年で14回目の「WIRE12」。開催に向けて石野卓球がインタビューに応じてくれた。今回は、4年ぶりに電気グルーヴとしてライブアクトでも登場する。石野卓球は「他のフェスはロックフェスだから、ボーカルものとかも入れるけど、WIREはもうちょっとクラブ仕様になると思う」と語る。WIREでしか観ることのできないスペシャル・セットが用意されているようだ。また、1997年まで同グループに在籍していたまりんこと砂原良徳=Y.SUNAHARAが初登場することに対して「まりん、去年、一昨年、WIREに遊びに来てたらしいんだよね。それで“これだったら、僕も出たいと思った”って」。と、本人から連絡をもらった旨を語っている。7月4日(水)には、WIRE初年から毎年発売されてきたコンピレーション盤に収録されていた石野のトラックをリリース順にまとめたDisc-1と、これまた石野が手掛けたSPOT曲やダウンロード限定の楽曲をまとめたDisc-2から成る2枚組のアルバム『WIRE TRAX 1999-2012』が発売に。石野は「年に1回曲を作るってスタイルを、定点観測で見るみたいな感じだった。そこで、この10何年かの自分の中での、WIREに対する距離とか、関係性とかも見えてきたんだよね」と話してくれた。「WIRE12」のチケットの一般発売は6月30日(土)から。 石野卓球のインタビュー全容は@ぴあ『今週のこの人』のコーナーにて掲載。■WIRE128月25日(土)開場・開演/18:00(オールナイト)会場:横浜アリーナ (神奈川県)
2012年06月26日HKT48の指原莉乃がプロデュースするアイドルイベント「第一回ゆび祭り~アイドル臨時総会~」が6月25日、東京・日本武道館にて開催された。指原のほか、私立恵比寿中学、乃木坂46、ぱすぽ☆、渡り廊下走り隊7、ももいろクローバーZ、東京女子流、SUPER☆GiRLS、Buono!、アイドリング!!!の全10組が登場し、約8000人を熱狂させた。ももクロ、Buono!らの写真史上初の現役アイドルがセルフプロデュースした同イベントは、アイドル好きの指原のラブコールで所属事務所やレコード会社の垣根を越えて総勢86人のアイドルが集結。指原の愛称“さしこ”にちなんで18時3分45秒にスタートした。トップバッターには、ももクロの妹分の私立恵比寿中学が登場し、続いて、乃木坂46、ぱすぽ☆、渡り廊下走り隊7、ももいろクローバーZ、東京女子流、SUPER☆GiRLS、Buono!、アイドリング!!!が、それぞれ約10分間の持ち時間で熱いパフォーマンスを繰り広げた。トリを務めた指原は、新曲『意気地なしマスカレード』を含む計3曲を披露した。アンコールでは、指原が憧れている松浦亜弥の『Yeah!めっちゃホリデイ』を披露すると、松浦のモノマネでおなじみの、はるな愛がサプライズで乱入。さらに指原は「これだけのアイドルが集まっているなかで、私、ひとりでは終われません!」と叫ぶとステージに出演者全員が登場。一夜限りのスペシャルユニット“ゆび祭り選抜メンバー”らがAKB48の『ヘビーローテーション』を熱唱した。
2012年06月26日6月27日(水)に4枚目のオリジナルアルバム『歌うたいが歌うたいに来て歌うたえと言うが歌うたいが歌うたうだけうたい切れば歌うたうけれども歌うたいだけ歌うたい切れないから歌うたわぬ!?』をリリースするGReeeeNが、リリース当日に初のファン感謝祭「緑一色歌合戦」を東京・NHKホールで行う。「GReeeeN ファン感謝祭 緑一色歌合戦」開催情報GReeeeN初のファン感謝祭イベントで、メンバーは歯医者業のために会場に来られないものの、ニコニコ動画を通じてイベントを同時視聴・コメントもリアルタイムに送信するという。それらの模様はライブ会場のモニターに映し出され、会場とメンバーとの一体感を演出。さらに初の試みとして、最新技術のモーションキャプチャーを使用、メンバーの動きをコンピューターに取り込みシルエット化して動かす、バーチャルライブも行われる。この「緑一色歌合戦」に、ゲストとしてベッキー♪♯が出演することも決定。昨年3月2日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの10周年記念テーマソングとして書き下ろされたコラボレーション作品『GOOD LUCKY!!!!!』で、GReeeeNと初めてコラボレーションを行ったベッキー♪♯。イベント同日には、GReeeeNのメンバーHIDEの実兄でもあるJINのプロデュースによるシングル『ヤルキスイッチ』も発売。今回のイベントで、ベッキー♪♯とGReeeeNの初の生コラボが実現する。ベッキー♪♯は今回のイベント参加について、「GReeeeNさんとは最初”グッキー”でご一緒させて頂き、プロデューサーさんも一緒。そして今回はCDの発売日も一緒ということで、私も「緑一色歌合戦」にゲスト参加させていただく事になりました!当日どんなことになるか、私もドキドキですが、みんなで楽しみましょう!」とのコメントを寄せている。
2012年06月26日ゲーム日本一を争う大会「第2回eスポーツJAPAN CUP Supported by JINS PC」が6月23日と24日、東京・原宿クエストホールにて開催された。「eスポーツ」の詳細eスポーツとはコンピューターゲームやビデオゲームで行われる競技のことで、海外ではプロリーグや世界規模の大会が行われ、高額な賞金を稼ぐプロゲーマーが多数存在する。日本はまだ後進国であるが、将来的にプロリーグ発足という目標を掲げている。国内初となるフランチャイズ方式を採用した今大会は、Naturals HOKKAIDO(北海道チーム)、東京ストロベリーフィールズ(東京チーム)、e-DOGS Chiba(千葉チーム)、GAMES okinawa(沖縄チーム)の4チームが、『スタークラフトII』『FIFA12 ワールドクラスサッカー』『鉄拳6』の3タイトルで激突。各タイトルの勝ち点の合計で競い合った。『鉄拳6』では対戦前にエキシビジョンマッチが行われ、アメリカのeスポーツプロチームで活躍する日本女性初のプロ格闘ゲーマー、チョコブランカと、つんく♂が手がけるアイドル育成エンタテインメントカフェ「バックステージパス」でアイドルを目指し活動する藤川まゆが対決し、大会に花を添えた。また、スペシャルゲストとして格闘ゲーム部門総合プロデューサーのプロレスラー・蝶野正洋が登場し、男性選手同士にマイクパフォーマンスとビンタをさせるなど大いに会場を盛り上げた。大会の模様はUSTREAM、ニコニコ生放送でも中継され、12万人近くが視聴した。各ゲームタイトルで得た勝ち点の合計によりGAMES okinawaが2代目のチャンピオンに輝いた。日本eスポーツエージェンシー代表取締役社長の筧誠一郎氏は、「選手の皆様の熱いプレイに本当に感動しました。次回は9月を予定していますので是非御期待下さい」と3回目の開催を誓い、大会を締めくくった。今回の模様は7月1日(日)23時より日テレG+で放送される。
2012年06月26日受け手のコンディションを見極め、それにふさわしい最善の方法で、もてなす。といってもレストランのことではない。供されるのは、音楽会。観客を迎えるのは、美輪明宏だ。秋にスタートする『美輪明宏/ロマンティック音楽会』を前に、選曲はもちろん、舞台美術から照明、衣裳まですべてに目を配る美輪が、現時点での構想を語った。美輪明宏/ロマンティック音楽会の公演情報まずは受け手の現在。美輪は世間をどう見ているのだろうか。「今は、ロマンもヘチマもありません。テレビを観ても、低次元のお笑いや、女性タレントのセックス談義。テレビマンの品性は、落ちるところまで落ちています。それに、政治も経済もどこもかしこも、いいところがない。一服の清涼剤が必要なときだと思います」。殺伐とした社会に生きる人々を癒す特効薬、それは“美”だ。今回は「もっと徹底して耽美的な世界を提供したい」と美輪は言う。「いつもは、政治批判や時事評論みたいなお説教がましいことも話したりしていましたけど、今度はそういうのはやめて、きれいな話や美しい話をしたいと思います」。また舞台美術については、「アールデコやアールヌーヴォーは使ったので、いっそのこと四次元にしたらどうかと思って。よく、天国に行って戻った方が、“お花畑のようだった”って言うでしょう? それを再現したいんです」と無邪気な笑顔で話す。曲のチョイスも気になるところだ。「会う人ごとに“どんな曲が聴きたい?”ってリサーチしています。“『ヨイトマケの唄』がなければ、あなたはいないも同然”という友人がいる一方で、『愛の讃歌』は朝と晩に聴きたいという方がいたり。今回は、自作の『うす紫』や、ピンク・マルティーニも録音した『黒蜥蜴の唄』もプログラムに入れるかもしれません」。「1900年代初頭の美が極められた時代を実感として知る最後の世代として、次に伝えていかなければならない使命が私にはあります」。そう語る美輪があふれるほどの愛を注ぎ込んだステージは、“心のビタミン”とも“命の洗濯”とも称され、リピートする観客が後を絶たない。『美輪明宏/ロマンティック音楽会』は、東京・ル テアトル銀座 by PARCOにて9月10日(月)から30日(日)まで開催。チケットぴあでは、7月8日(日)の一般発売に先がけ、7月5日(木)20:00までインターネット先着先行プリセール(座席選択可能)を受付中。東京公演の後、全国ツアーを予定している。
2012年06月26日稲川淳二の怪談トークライブ「ミステリー ナイト ツアー」の20周年を記念したスペシャルイベントが、6月24日、東京池袋のナムコ・ナンジャタウンで開催され、ひと足早く背筋が凍る怪談を披露した。稲川淳二の怪談ナイト 開催情報「ミステリー ナイト ツアー」は、20年で453公演35万人を動員した、いまや夏の風物詩となったイベント。この公演で披露された怪談は391話に及び、DVD、書籍、ゲームなどを含めると500話以上を数える。この日のスペシャルイベントでは、怪談ファンが招待され、リクエストの多かったふたつの怪談を披露。稲川のお馴染みの名調子を食い入るように聞き入った。20周年を迎えた稲川は、「よく“初心にかえる”と言いますが、怪談はじいさんが話すからおもしろいんですね。だから私は、今回がスタートだと思っています。いい“怪談爺ぃ”になっていきたいと思います」と抱負を語った。また、20年連続で「ミステリー ナイト ツアー」を行った功績が日本記念日協会に認められ、20年前にツアーをスタートした8月13日が“怪談の日”に認定された。イベントの最後に“怪談の日登録書”と花束の贈呈式が行われた。観客から「稲川さんおめでとう」と声援と拍手が贈られ、「あぁ嬉しいですね」と顔をほころばせた。イベント後の囲み取材では、今年2月の前立腺がんの手術に触れ、順調に回復していることを報告。さらに入院中も怪談話をまとめていたことを明かし、「婦長さんから聞いた話が一番怖かったなぁ」と嬉しそうに話した。「MYSTERY NIGHT TOUR 2012 稲川淳二の怪談ナイト」は、7月21日(土)徳島・文化の森総合公園 野外劇場より全国41か所で開催される。チケット発売中。また、ナムコ・ナンジャタウンではツアーに先立ち、“稲川怪談20thミュージアム”が設置され、怪談ナイトの衣装やグッズなどを展示。さらに新アトラクションとして、お化け屋敷感覚が味わえる“稲川淳二の怨念旅館”もオープンした。また、今年は新作CD、DVDが5メーカーより9タイトル発売される。
2012年06月25日3年前の6月25日に逝去した“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソン。いまだにマイケルの存在は世界中の人々の心に大きく残り、多くのファンを魅了し続けている。そんな彼の伝説をあらたな形で蘇らせる『THRILLER Live』が今年9月、日本に初上陸を果たす。『THRILLER Live』チケット情報『THRILLER Live』とは、イギリスのフライング・ミュージック社が、マイケルと親交のあったイギリス人クリエイターのエイドリアン・グラントと共に手がけた作品。マイケル・ジャクソンとジャクソン5が残した数々のヒット曲と、“ムーンウォーク”などの誰もが知る定番のマイケルのダンスをもとに、新たなクリエイティビティを吹き込んだダンスで構成された、全く新しいライブ・シアター・パフォーマンス。マイケルが生前より見守ってきたこのショウは、ミュージカルの本場、英・ロンドン、ウエストエンドにあるリリックシアター(LyricTheatre)で、2009年1月より上演が始まり、マイケルの悲報以降さらに注目を集めることとなった。これまでに、イギリスをはじめヨーロッパ各国を回るツアー公演や、中国、南アフリカなどの国々でも単独公演が開催されてきた。そして、待望の日本公演が今年9月より東京・六本木ブルーシアターにて開催される。さらに12月には大阪公演も決定。今回、日本での上演に先がけ、『THRILLER Live』のビジュアルが初公開された。なお、日本公演でのセットリストは未定ながら、演奏予定曲として下記楽曲が候補に挙がっている。I Want You Back< 帰ってほしいの>(1969年 全米1位)I’ll be there<アイル・ビー・ゼア>(1970年 全米1位)off the wall<オフ・ザ・ウォール>(1980年 全米R&B 5位)Don’t Stop ’Til You Get Enough< 今夜はドント・ストップ>(1979年 全米1位)Beat It<今夜はビート・イット>(1983年 全米1位)Billie Jean<ビリー・ジーン>(1983年 全米1位)Thriller<スリラー>(1983年 全米4位)Smooth Criminal<スムーズ・クリミナル>(1988年 全米R&B 2位)Bad<バッド>(1987年 全米1位))Black Or White<ブラック・オア・ホワイト>(1991年 全米1位)公演は9月29日(土)から12月9日(日)まで東京・六本木ブルーシアターにて開催。チケットは7月14日(土)より一般発売開始。なお、チケットぴあではインターネット先着先行・プリセールを7月9日(月)18時まで受付中。
2012年06月25日