チケットぴあがお届けする新着記事一覧 (31/342)
7月12日に東京・浅草九劇にてプレビュー公演が開幕したミュージカル『春のめざめ』。同日昼に上演されたゲネプロを鑑賞した。原作は、19世紀末のドイツを舞台に思春期を迎える少年少女の姿を描いた劇作家フランク・ヴェデキントの戯曲。2006年にはスティーヴン・セイターの台本・歌詞、ダンカン・シークの音楽でミュージカル化(初演:米ブロードウェイ)され、トニー賞8部門を獲得した。日本では2009年に劇団四季が上演したこの作品を、今回は奥山寛の演出によって「WEST」「EAST」の2チーム編成で立ち上げる。高圧的な教師から受ける詰め込み型の授業に、両親をはじめとする無理解な大人たち。教条主義に凝り固まった社会に抑圧されている14歳の子どもたちは、日々成長する自分の心身に戸惑いながらも異性の存在、特に“性”への好奇心を募らせる。頭脳明晰な主人公メルヒオールは、あらゆる面で同世代より一歩先行く人物と周りから一目置かれていたが──。取材日は夜のプレビュー公演も含めて「WEST」の面々がステージに立った。メルヒオール役の石川新太は、ヴェントラ(栗原沙也加)への愛と欲望の間で揺れる葛藤をまっすぐに体現。大人たちの性に対するタブー意識が彼を襲った瞬間に始まるロックナンバー「Totally Fucked」で感情を爆発させると、その咆哮に周りの少年少女たちはヘッドバンギングを交えたハードな合唱で応える。そんな石川メルヒと対照的な人物像を造形していたのが、モーリッツ役の瀧澤翼(円神)だ。事前のインタビュー取材で、石川がWESTに対して「身長が高く声の低いキャストが多く大人びた統一感がある分、若さを出せないか試行錯誤している」と述べていた通り、伸びしろを感じさせる「The Bitch of Living」の歌い出しや幼さを印象づける演技で存在感を残していた。落伍者や社会規範から逸脱した人物を許さず徹底的に追い詰める19世紀ドイツの風潮は、SNSなどで渦中の人物を執拗に非難する現代の日本と通じるネガティブな普遍性があるだろう。その中で少年少女たちの“性”はどのように覚醒し、春を迎えるのか。ラストに訪れる夏に、彼らは「The Song of Purple Summer」をどんな表情で歌唱するのか──。5人編成バンドの生演奏が後押しする劇世界を、キャストの息遣いが間近に感じられる100席ほどの濃密な空間で体感してみては。上演時間は、約135分(15分休憩を含む2幕)。公演は7月31日(日)まで。チケット販売中。取材・文=岡山朋代
2022年07月15日“体感型”キッズ・プログラム『ククノチ テクテク マナツノ ボウケン』が2022年7月20日(水)からKAAT神奈川芸術劇場で開幕する。夏休み、どこにも行けず、ひとりぼっちの男の子。とある公園で遊んでいると、森の精霊たちに出会い、ふしぎなボウケンの旅に出る。この世とあの世をつなぐボウケントンネルをくぐると、森の奥深くに木の神様ククノチが現れる。男の子はククノチから、生と死は遠いものではなく、亡くなった親しい人たちは自然に還っていくことを知る。森の儀式が繰り広げられ、やがて大好きだったおばあちゃんの姿が見えてくる......というあらすじ。「初演を客席で観ていて、攻めているなぁと感じた。(キッズのための演目だからなどと)迎合せずに突き進んでいけば、子どもたちを含め、多くの方々に伝えられるものがあるのではと思っています」と話すのは、今回初参加の川合ロン。「身近だけど、言葉で考えることが少ない“命のめぐり”がテーマ。漠然と怖い/分からない/不思議と思っていることを、身体で説明していく。戯画的にならずに、作品世界を提示しながら進めていくのが面白い」と評する。初演に引き続き出演する黒須育海は「(前回よりも)明確になったシーンがあるほか、それぞれの存在も色濃く出るんじゃないかなと。去年はクールでソリッドな感じだったけど、今年はロンさんが踊るので、穏やかに包んでくれるような感じ。同じ振付でもダンサーが変わると全然違って、今年は今年の面白さが見られると思います」と話す。振付・演出は北村明子。北村について、黒須は「他の振付家にはない、独特の緊張感や圧があって、いい意味でドキドキする」。一方、川合は「一つ一つの動きの中にエネルギーを宿していないとすぐバレてしまう」と話す。そして「エネルギーを渡すことを体の機能として持っていないと、美しく見えなかったり、彼女の求めているものにタッチできなかったりする。ダンサー同士の間でも、お客さんとの間でも、エネルギーが巡っていないと、フレッシュではない、と。それを常に求められている感じがします」と話した。大小島真木による美術も見どころ。「大小島さんの美術を見ていると、いろいろな生き物の上に僕らは立っていて、当たり前のように血が流れていて、心臓が動いているんだよなと再認識させられる。生きているという、言葉にならない何かが伝わるのではないかなと思う」と黒須は魅力を語る。観客へのメッセージとして、川合は「今の子どもも、かつて子どもだった人も、不思議な世界を体験したり、想像したりした人ばかりだと思う。ダンスでは、全員が持っている身体の中で何が起こっているか、想像の中で何が見えてくるのかということを表現するが、この作品はそうしたことが丁寧に描かれていると思うので、ぜひ体験しに来ていただきたい」と語った。公演は7月24日(日)まで。お面をつくって参加すると、より作品を楽しめるという。ぜひ事前にご準備を!取材・文:五月女菜穂
2022年07月15日FM802 DJ・中島ヒロトが、好きな、コト、もの、人、をつなぐ、HAPPYでFUNでMUSICに溢れるイベント『Happy and Fun Music Festival』。第4回が、8月25日(木)心斎橋JANUSにて開催される。出演は、大橋卓弥、Keishi Tanaka、関取花の3組。豪華メンバーが集結する!ヒロトのパワフル痛快トークもお楽しみに!「第4回!Happy and Fun Music Festival supported by Orange」チケット情報チケットは、7月15日(金)12:00から19日(火)23:59までHFMFオフィシャル先行(抽選)の受付を実施。
2022年07月15日1973年結成のアメリカの弦楽四重奏団クロノス・クァルテットが、この秋、19年ぶり11回目の来日を果たす。オンライン会見に芸術監督のデイヴィッド・ハリントン(ヴァイオリン)が出席した。現代音楽が彼らの領域。1,000曲を超える委嘱作品も生み、文字どおり弦楽四重奏の新たな地平を拓き続けてきた。今回は彼らの代表的名曲も披露して、あらためてクロノスの軌跡を示してくれるのがうれしい。ジョージ・クラムの《ブラック・エンジェルズ》(1973)、スティーヴ・ライヒの《ディファレント・トレインズ》(1988)と《トリプル・クァルテット》(1999)。すでに20世紀の弦楽四重奏の重要なレガシーとなっているが、いまなお先鋭さを失うことはない。これぞクロノスという刺激を味わい尽くせるはずだ。「《ブラック・エンジェルズ》は私たちの活動が始まるきっかけになった作品です。ライヒの音楽は私たちの支柱のひとつ。彼はアメリカ社会の難しい課題を直視しつつ、音楽の原点に戻ることを忘れません」(ハリントン=以下同)そしてもちろん、「いま」の視点がないはずがない。クロノスが現在最も注力しているプロジェクトが、50 for the Future(未来のための50曲)だ。若い世代のための新たなレパートリーの創出。男女25人ずつ50人の作曲家に新作を委嘱した。スコアを無料公開し、世界各地で若いカルテットへの指導も行なっている。今回は50人中唯一の日本人・望月京(みさと)の《ボイズ》など10作品が演奏され、東京公演には日本の若手タレイア・クァルテットも出演する。「50人の作曲家が、こんなにも多種多様で素晴らしい音楽を作り出す。私たちみんなが音楽の一員であることを再認識させてくれるプロジェクトです」また、テリー・ライリーの《サン・リングズ》(2002)日本初演も注目。なんとNASAの委嘱により、宇宙探査船ボイジャーが記録した宇宙の音にインスパイアされた作品。日本の合唱団との共演というのも見逃せない。「初めて音を聴いた時、ここまでできるのかと、一瞬戸惑いました。人間の持つ可能性の大きさを思います。この作品を日本で演奏することは、私たちの活動のハイライトのひとつです」クロノス・クァルテット来日公演は、9月24日(土)京都、28日(水)東京、30日(金)さいたま、10月1日(土)横浜、2日(日)盛岡(全公演とも別プログラム)。(宮本明)
2022年07月14日ドイツ・ケルン市が運営するルートヴィヒ美術館から、珠玉の152点が来日。「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション」が9月26日(月)まで、国立新美術館 東京・六本木で開催されている。副題にもあるように、ルートヴィヒ美術館の膨大なコレクションは、多くの市民コレクターによって形づくられてきた。その象徴とも言えるのが、本展の冒頭に飾られた2枚の肖像画だ。1枚はドイツ近代美術のコレクターであったヨーゼフ・ハウプリヒ。そしてもう1枚がペーター・ルートヴィヒ。ペーターは妻のイレーネと共に、ポップ・アートをはじめ、ピカソやロシア・アヴァンギャルドなどを収集。そのコレクションは多岐にわたり、彼らが1976年にケルン市に寄贈した約350点もの作品が、この美術館の礎となっている。序章を含め全8章で構成される本展。1章の「ドイツ・モダニズム――新たな芸術表現を求めて」では、ハウプリヒのコレクションを中心に、19世紀末から20世紀初めにドイツで生まれた、新たな芸術運動の作品群を堪能することが出来る。また写真コレクションは、レオ・フリッツ&レナーテ・グルーバーというコレクターの存在なくしては実現し得なかったもので、その数約7万点とヨーロッパ屈指の規模を誇る。「ピカソとその周辺――色と形の解放」では、パブロ・ピカソ《アーティチョークを持つ女》を展示。一般公開に先立ち開催されたプレス内覧会のギャラリートークで、ルートヴィヒ美術館のイルマーズ・ズィヴィオー館長は、「私共のコレクションの中でも、“ハイライト”と呼べるような作品をお届け出来て嬉しい」と語っているが、本作はその言葉を象徴する一作と言える。さらに館長は「こちらは《ゲルニカ》と同じ1941年の作で、テーマも同じ“反戦”。今現在、ヨーロッパで戦争が起きている中、私共がこの絵を貸出させていただくことには意味があると思っております」と続けた。「ポップ・アートと日常のリアリティ」では、ルートヴィヒ夫妻が短期間で爆発的に収集したというポップ・アートを紹介。アンディ・ウォーホルを始め、ジャスパー・ジョーンズやロイ・リキテンスタインなど、日本でも人気の高い作家陣の作品が並ぶ。また最後を締めくくる7章「拡張する美術――1970年代から今日まで」に展示されているカーチャ・ノヴィツコヴァ《近似(ハシビロコウ)》は、場内で唯一撮影可能な作品。SNSを想定した一作で、鑑賞者の行動によりさらなる広がりを見せる、まさに今を生きるアートとなっている。取材・文:野上瑠美子
2022年07月14日川崎市内全域をジャズで彩る「かわさきジャズ」の秋が今年も開催される。7月11日(月)、ミューザ川崎内でメディア発表会が行なわれ、主催の川崎市・福田紀彦市長らが出席した。2015年に始まったかわさきジャズは今年で8回目。「ジャズは橋を架ける」を合言葉に、人や地域、時代や価値観をつなぐコンセプトは、「分断の時代」と言われる現代にこそ必要なものだろう。柱となるのは3つの「BRIDGE」。【MUSIC BRIDGE】7会場での11公演のホールライブが中心。目玉は大西順子がカルテットとオーケストラを率いる、ミューザ川崎シンフォニーホールでの公演[11月13日(日)]。大西自身も「ミューザでやるなら何をやろう」と、目下張り切って構想中という。熱いサルサのオルケスタ・デ・ラ・ルス[10月30日(日)]、カリスマ菊地成孔が手兵ペペ・トルメント・アスカラールを率いる公演[11月3日(木・祝)]も見逃せない。【PEOPLE BRIDGE】カフェや街角など、街のすべてがかわさきジャズのステージ。好評の川崎競馬ジャズナイト[9月16日(金)]や話題の工場夜景が楽しめるジャズクルーズ[10月15日(土)29日(土)]はもちろん、新たに岡本太郎美術館でのライブも[10月15日(土)]。公募ミュージシャンによるイベントもあり。われと思わん方は公式サイトへ。【FUTURE BRIDGE】新たな注目が東京交響楽団とのコラボによる「かわさきBRIDGEオーケストラ」。障害の有無もジャンルも超えたインクルーシブなワークショップだ。草壁悟朗・かわさきジャズ実行委員長の話「コロナ禍の中での開催は、心の中でブレーキを踏むような感覚もあったが、昨年も1万4千人の方にご来場いただき、川崎の秋の定番として定着していることを感じている。今年も、コアなジャズ・ファンからさまざまな年代のみなさんに楽しんでいただけるプログラムを用意した」福田紀彦・川崎市長の話「川崎は多様性のある、文化のるつぼのような街。ジャズが最も合う。小学生のためのワークショプのあるジャズ・フェスティバルは少ないし、競馬場でのジャズナイトやジャズクルーズ、岡本太郎美術館とのコラボなど、橋を架けまくっている。コロナ禍でも止まらない進化にワクワクしている」「かわさきジャズ2022」は9月16日(金)から11月23日(水・祝)まで。プログラム詳細は公式サイトへ。(宮本明)
2022年07月13日関西のコンサートプロモーター清水音泉が主催するライブイベント『風雲!大阪城音泉』が、今年は「納涼!大阪城音泉『ソロ?否、バンド?編』~清水音泉成人記念~」として、8月19日(金)に大阪城音楽堂にて開催される。「風雲!大阪城音泉『ソロ?否、バンド?編』~清水音泉成人記念~」チケット情報出演は岡崎体育とキュウソネコカミの2組。清水音泉の開湯18周年を記念した公演となる。入浴順(出演順)は事前に発表。チケットは、7月15日(金)昼12:00まで先行先着プリセールを実施中。
2022年07月13日演劇企画集団「西瓜糖」の秋之桜子が新作を書き下ろし、秋之とタッグ経験のある寺十吾演出で上演される。そこで主人公の桜雅(おうが)花魁を演じる、「乃木坂46」の久保史緒里に話を訊いた。明治中期から後期を舞台に、決して笑わない女、桜雅花魁の切ない恋模様を描くこの『桜文』。脚本から感じた本作の魅力を、久保はこう語る。「最初に読んだ時に感じたのは、とにかく“苦しい”でした。桜雅が笑わない理由というのが一番のカギになってくる作品なのですが、ここまで苦しい役をやらせていただくのは初めての経験なので。彼女の過去から未来へと繋ぐものとして、ひとつ“手紙”というものが関係していくのですが、その描き方がとても面白いなと思いました」ビジュアル撮影では堂々たる花魁姿を披露していた久保だが、実は意外な不安があるようで……。「花魁らしい艶っぽさというのは自分発信のものだと思うのですが、いつもメンバーから『色気がないね』と言われていて(苦笑)。そこをどう作っていくのか、大きな課題かなと思っています。実はまだ、メンバーには今回の役柄について話はしていません。私の花魁姿を見た時にみんながどんな反応をするのか、今から楽しみです!」トップアイドルとして華やかに活動しつつ、「お芝居をすることが大好き」と、演じることへの強い情熱も見せる久保。中でも舞台で演じることの面白さを、どういった点に感じているのだろうか。「毎日同じシーンをやっても、毎日違う感情が沸いてきますし、初日の幕が開いてからも、また違う表現が見つかったりする。最後まで登り続けていけるかどうか、自分次第というのがすごく楽しくて!あとはやっぱりお客さんの反応がすぐに返ってくること。それも舞台の大きな魅力かなと思います」さらにグループでの活動を離れ、“久保史緒里”として舞台に臨む時、こんなことを心がけていると言う。「いかに“アイドル”というフィルターをかけずに観ていただけるかというのは、とても難しいことであり、最も私たちがやらなければいけないことだと思っています。舞台を観に来てくださった方に、純粋に作品を楽しんでいただけるよう、自分が違和感のピースのひとつにならないようにする。今回であれば、所作なども含めてひたすら花魁役を突き詰め、いかに作品に溶け込めるようにするか。そう言った点を大事に取り組んでいけたらなと思います。そして観たあとに、「あの子、乃木坂なんだね」とグループを知っていただくきっかけになれたらとても嬉しいですね」東京公演は9月5日(月)にPARCO劇場にて開幕。その後、大阪・愛知・長野と各地を巡る。東京公演のチケットは7月23日(土)より一般発売。取材・文:野上瑠美子
2022年07月13日パフォーマンスユニット・円神(エンジン)の山田恭が、白鳥雄介の主宰するStokes/Park第3回公演『フゴッペ洞窟の翼をもつ人』で舞台初主演を務める。開幕まで約10日となった稽古場で、山田と作・演出を手がける白鳥の話に耳を傾けた。劇中では、北海道余市町に実在する続縄文時代の遺跡「フゴッペ洞窟」を舞台にした白鳥オリジナルのストーリーが展開される。幼少期から母の介護に明け暮れる26歳の主人公(山田)が、刻画(こくが)として壁に現存する“翼の生えた人間”が実体化した存在と出会って魂と心を通わせていく様子が描かれる。札幌市出身の白鳥が、洞窟の刻画に感銘を受けたのは大学生の頃だったという。「1500年前に描かれた“翼の生えた人間”に勇気づけられた僕自身の体験を芝居のモチーフに散りばめました」「人生ハードモードな“翼がない人間”でも、自ら求めて他者と繋がり信頼関係を育むことで豊かな未来を開拓していけるのではないか、と思いまして」という白鳥の話に、山田は深く頷く。サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』に挑戦し現在円神として活動している山田は、演じるヤングケアラーの誠太に自身の境遇を重ねていた。「最終メンバーに選ばれず挫折感を味わった僕には、思うように人生が運ばない誠太のジレンマがよくわかるんですよね」「周りの人を信じながら自分の力で羽ばたこうとする誠太をまっとうすることで、僕自身が翼を授かって自信に変えていけたら」と期待を込める。キャラクターの履歴書をつくって役理解を促すなど、山田の成長に伴走している白鳥。特に幼い頃から母に尽くしてきた誠太の暮らしぶりを見せる冒頭シーンの稽古がターニングポイントになったらしく、「俳優同士で話し合い、内面の掘り下げを徹底的に行ったことでグッとよくなったんですよ!」と笑顔を見せた。山田自身も「もっと自分の殻を突き破っていいんだと気づいて、感情の幅を大きく見せられるようになりました」と手応えを感じたようだ。そんな劇世界をよりドラマティックに盛り上げるのが、茂呂剛伸による縄文太鼓の生演奏だ。白鳥は「和太鼓やアフリカの楽器とも異なる、神秘的で不思議な音色をぜひ劇場で聴いていただけたら」と呼びかける。また、劇場では物産展「よいちマルシェ」も開催。名産のリンゴをはじめ、ニシンやアンコウといった水産加工品も並ぶという。「北海道余市町の風を、東京・下北沢に起こせたら」と言って、白鳥はインタビューを結んだ。公演は7月13日(水)~17日(日)に、東京・下北沢の小劇場楽園にて上演される。チケット販売中。取材・文=岡山朋代
2022年07月12日第1部の芝居『ケイト・シモンの舞踏会~時間旅行でボンジュール~』と第2部の『氷川きよしコンサート2022in博多座』2部構成で、『氷川きよし特別公演』が上演される。堤泰之が作・演出を手がける第1部は、氷川演じる歌手志望の子門慧音(しもんけいと)が18世紀のフランスにタイムスリッブするという、笑ってワクワクして気がつけば物語の世界に引き込まれてしまう作品。そして第2部は劇場版特別セットリストで氷川の魅力が余すところなく披露されるコンサート。満を持して、故郷の博多座初座長として本公演にかける想いを聞いた。「第1部のお芝居は、喜劇もありながら現代的。ひとりで何役も演じますし、ワクワクしています。演じるうえでは、私がこれまで出会ってきたさばさばしていて結構きつめにものを言う、けどすごく私のことを考えてくれていた心の温かい人たちのニュアンスも活かしたい。のびのびと楽しく表現できるのではないかと、自分自身に期待しています。第2部のコンサートもこれまでの自分をつくってきた曲、これからの自分を表現する曲、衣裳も曲目もどんどん変えて、新鮮な気持ちで楽しめるものにしたいと思っています」開□一番、本公演の見どころを笑顔で語ってくれた氷川。今回は、東京、大阪、愛知の他、ついに故郷福岡・博多座での座長公演が公演間近とあり、大きな話題となっている。「18歳で上京して、今年45歳。福岡よりも東京での生活の方が長くなリましたが、やっぱり故郷は大切な原点。自分が東京で一旗揚げて親を守らないと、という思いが上京のエネルギーになりました。去年行なった劇場コンサートは、コロナ禍でしたが、ほぼ満員のお客様にお越しいただきました。故郷で歌うと涙が出ますね。『無法松の一生』など、演歌の名曲を皆さんすごく喜ばれて。本当にあリがたいと思いました」そんな熱い想いも込めてはいるが、お客様にはとにかく楽しんで欲しいと続ける。「テーマパークに来るようなワクワク感をもって劇場に来てもらえれば嬉しいですね。生身の人間たちが創りあげる華やかで夢のある時間を満喫していただきたいし、エンターテインメントで心の栄養をプレゼントできたらと思っています」福岡・博多座公演は8月15日(月)~27日(土)にて上演。チケットは好評発売中。そのほか、大阪・新歌舞伎座7月23日(土)~8月5日(金)、愛知・御園座9月5日(月)~15日(木)にて上演。
2022年07月11日7月17日(前祭)と24日(後祭)に開催される夏の京都の風物詩、祇園祭の山鉾巡行。大勢の人々が訪れ、熱気に包まれる山鉾巡行は、今年3年ぶりの開催となる。祇園祭山鉾巡行チケット情報17日(前祭)の有料観覧席の一般席は完売したが、このたびチケットぴあでは「辻廻し観覧席プレミアム席」と「サポーターズシートA」のキャンセル分の特別販売が決定した。「辻廻し観覧席プレミアム席」は、河原町御池交差点の辻廻しがよく見える場所に設置。祇園祭の歴史・由緒などをより深く知りながら鑑賞できるよう、専属の観光ガイドによる解説をイヤホンで楽しむことができる。「サポーターズシートA」は、従来招待用として京都市役所前南側に設置していた観覧席を今年初めて有料化した席種。売上の一部が、他の席種よりも高い割合で、祭執行の保存や継承に充てられる。また、鑑賞の記念に、厄除け粽がついてくる。チケットは、7月8日(金)18:00から17日(水)9:00まで発売。
2022年07月08日ヴァイオリンの石田泰尚が5月から続けている「熱狂の夜」。最終回は、自らがコンサートマスターを務める神奈川フィルハーモニーとの協奏曲の一夜だ[9月6日(火)ミューザ川崎シンフォニーホール]。指揮は川瀬賢太郎。2曲の現代アメリカ作品を並べたプロがクールだ。ジャズ・トランペッターのウィントン・マルサリスのヴァイオリン協奏曲(2015)は、昨年2月に今回と同じメンバーで日本初演されたばかり。「持ってきたのは川瀬ちゃん。これ、絶対石田さんに合ってますと勧めてくれました。45分ぐらいかかる大作ですが、たぶんあっという間。絶対に面白いはずです。あらかじめ予習してくる必要なんかありません。クラシックがあったりタンゴがあったり、ブルースが出てきたり。いろんな要素があって楽しいんですけど、ただ、ちょっと難しすぎない?っていうぐらい、超絶技巧がすさまじくて。聴きどころは曲の冒頭。僕の弾くラの音から始まるんですけど、すごく静かに、p×3つぐらいから入るのが印象的です。ミューザの客席をそこでいきなり引き込むことができるかどうか、今から楽しみですね。あとは、打楽器とのコラボみたいなカデンツァも見ものです。打楽器奏者がオーケストラの前に移動してきて、2人で演奏します」一方のミニマル・ミュージックの大家フィリップ・グラスのヴァイオリン協奏曲第1番(1987)も、2006年に神奈川フィルと弾いている(下野竜也指揮)。「ミニマル・ミュージックはそれまで全然接点がなかった。グラスの存在も知りませんでした。かっこいいけど、同じことを繰り返すのを同じように弾いても、ヘタしたらつまらなくなる。お客さんも飽きるでしょうしね。テクニック的にはマルサリスほどではないんですけど、そういうことが意外に難しいんじゃないかと思います」神奈川フィルでのコンマス歴はすでに20年を超える。2014年から今年春まで常任指揮者を務めた川瀬とも気心の知れた仲だ。互いの信頼も厚い。「彼はフレンドリーで、団員とも壁がないので、みんな話しやすかったと思います。それは彼の良さなんじゃないかな。そして、どんな曲でもすごく勉強してきますよね。音楽と真摯に向き合っている」最終夜だけに気合も入ると意気込む。「でも、とにかく楽しみたい。5回全部聴きに来てくれるお客さんもいっぱいいるので、全部聴いてよかったと思えるような夜にできればうれしいですね」(取材・文:宮本明)
2022年07月08日9月23日(金・祝)・9月24日(土)北海道赤平市エルム高原リゾートにて「深呼吸みたいな、ひとときを。」をキャッチコピーに、秋のキャンプイベント「AKABIRA CAMP BREAK」が初開催される。秋空が広がる緑豊かな会場では、キャンプを楽しみながら個性豊かなワークショップやアクティビティを体験することができ、キッチンカー等によるフードエリアも展開される。音楽ライブでは、GLIM SPANKY、サニーデイ・サービス、FIVE NEW OLD、bonobosの出演が決定しており、今後も出演者は追加される予定。音楽フェスとは違った、ゆっくりと楽しんでもらえる特別なキャンプイベントとなっている。詳細は今後7月中旬以降を目途にオフィシャルHPにて発表予定。≪イベント概要≫『AKABIRA CAMP BREAK』・日程:2022年9月23日(金・祝)・24日(土) 最大2泊3日可能・会場:北海道赤平市 エルム高原リゾート・出演:GLIM SPANKY、サニーデイ・サービス、FIVE NEW OLD、bonobos 他※詳細はオフィシャルHP(campbreak.com)にて随時更新。※小学生以下無料
2022年07月08日7月に東京・浅草九劇で上演される、ミュージカル『春のめざめ』。開幕まで1ヵ月を切ったある日の稽古場で、本作の主人公をWキャストで務める石川新太と平松來馬に話を聞いた。原作は、19世紀末のドイツを舞台に思春期を迎えた少年少女の姿を描いた劇作家フランク・ヴェデキントの戯曲。2006年にはスティーヴン・セイターの台本・歌詞、ダンカン・シークの音楽でミュージカル化(初演:米ブロードウェイ)され、トニー賞8部門を獲得した。日本では2009年に劇団四季が上演したこの作品を、今回は奥山寛の演出によって「WEST」「EAST」の2チーム編成で立ち上げる。高圧的な教師から受ける詰め込み型の授業に、両親をはじめとする無理解な大人たち。保守的な社会に抑圧されている14歳の少年少女は、日々成長する自分の心身に戸惑いながらも異性の存在、特に“性”への好奇心を募らせる。頭脳明晰な主人公メルヒオールは、あらゆる面で同世代より一歩先行く人物と周りから一目置かれていたが──。「優秀なメルヒオールは好奇心や正義感も人一倍で、自分の信じる道を突き進みます。誰よりも先陣を切って走るだけに、周りを見渡したら誰もいない。実は孤独を抱えたキャラクターでもある気がします」と主人公の人物像を紹介する石川。平松も頷きながら「孤独だからこそ、ヴェントラ(栗原沙也加/北村沙羅)やモーリッツ(瀧澤翼:円神/東間一貴)を無意識のうちに“心の支え”にしているんじゃないかな」と続く。そんな彼らの身を困難が襲い、理不尽に見舞われた瞬間、メルヒオールを含めた少年少女たちの感情がスパークする。石川は「内面に渦巻く衝動が“爆発”する『Totally Fucked』というロックチューンは、メルヒオールの象徴的な心の動きを歌った楽曲。物語の進行を司る文学的なセリフとロックの対比が、作品の発するエネルギーの正体かもしれません」と述べ、平松も「巻き起こる“爆発”にも悲しみ・怒り・憎しみ由来とグラデーションがあるので、鮮やかに違いを伝えられたら」と意気込む。取材日は立ち稽古が始まって間もないタイミングだったが、すでに各チームの“色”が現れ始めたという。WESTの石川は「男性陣の身長が高く声も低い共通項がある分、大人びた統一感があるような……いま若さを印象づけられないか試行錯誤しています」と自己分析。EASTの平松は「反対に僕たちはバラバラで、みんな異なる個性の持ち主。等身大かつフレッシュに演じています」とはにかむ。そして最後に「客席との距離が近い浅草九劇で耳にする生演奏や歌声を通じて、僕らが炸裂させる思春期のエネルギーを受け取ってください」と口を揃えた。ミュージカル「春のめざめ」はプレビュー公演が7月12日(火)・13(水)、本公演が15日(金)~31日(日)まで上演される。チケット販売中。取材・文=岡山朋代
2022年07月05日タイ・チェンマイのインディポップバンド、YONLAPA(ヨンラパ)。類稀なるポップセンスでコロナ禍におけるタイのインディーシーンでも頭角を表し、瞬く間に世界へと知れ渡った、今やアジアインディシーンのニュージェネレーションを象徴するバンド。待望の初来日ツアーの大阪・東京公演が決定!大阪はDYGL、東京はnever young beachというアジアでも人気の2バンドを迎えて開催される!YONLAPA チケット情報公演は、8月26日(金)大阪・SUNHALL、9月1日(木)東京・WWW Xにて。チケットは、7月12日(火)23:59までオフィシャル先行(先着)受付中。
2022年07月05日9月11日(日)に、服部緑地野外音楽堂×服部緑地スポーツ広場A特設ステージの2会場展開で開催される、音楽フェス『たとえば ボクが 踊ったら、#004』。「たとえば ボクが 踊ったら、#004」チケット情報すでに発表されていた、The Birthday、RHYMESTER、SOIL&“PIMP”SESSIONS、Kroi、DOPING PANDA、SPECIAL OTHERS、Kan Sanoに加え、新たに国内外で話題の3ピースバンドego apartmentがWELCOME ACTで出演することが追加発表された。ego apartmentは、6月リリースの1stアルバム『EGO APARTMENT』から全曲演奏も予定されている。ロック、ジャズ、ヒップホップとジャンルを超えた、ライブパフォーマンスに定評のあるアーティストが集結。3年ぶりの開催となる今回も、RHYMESTER×SOIL&“PIMP”SESSIONSのセッションが予定されているのでご期待ください。緑豊かなグッドロケーションと、グッドミュージックで、大人も子供も楽しんでほしい。チケットは、7月18日(月)23:59まで3次プレリザーブ受付中。
2022年07月05日再生回数2100万回を突破した「The Rumbling」制作チームとSiMが送る、【SiM XR LiVE】が9/30(金)に配信開始。計4曲のセットリストの中には、再度「進撃の巨人」の世界でバンドと巨人が対峙する「The Rumbling feat. 進撃の巨人」 も含まれる。また、9/30(土)20:00より、「Mixalive TOKYO」のB2F「Hall Mixa」にて同時上映を開催する。チケットは抽選制となり、7/10(日)23:59まで抽選先行申込を受付中。※SiMメンバー登壇等の予定はございません。【チケット販売期間】7月1日(金)10:00~10月16日(日)21:00【配信日時】2022年9月30日(金)19:30 開場 / 20:00 開演【アーカイブ期間】2022年10月1日(土)12:00~10月16日(日)23:59【チケット金額】フルサイズ視聴券:3,300円(税込) 、Mixalive座席指定券:5,500円(税込)【オフィシャルサイト】
2022年07月05日8月20日(土)・21日(日)の2日間、東京・大阪で開催される『SUMMER SONIC 2022』。SUMMER SONIC 2022 チケット情報東京会場には、新たに「J-CULTURE STAGE」が登場。アイドルからJ-POPシーンの新進気鋭のアーティストまで、日本の音楽カルチャーの一翼を担うアーティスト達を幕張から世界に向けて発信する。このステージには、20日(土)にバックドロップシンデレラ、ASH DA HERO、ザ・リーサルウェポンズ、神使轟く、激情の如く。、BRIDEAR、WENDY、LEO(箏)が決定。21日(日)には、22/7(ナナブンノニジュウニ)、なんキニ!、ばってん少女隊、FRUITS ZIPPER、Kolokol、Daisy、LEO(箏)が登場する。なお、20日(土)の東京「SONIC STAGE」に出演予定だったSeoriはアーティストの都合によりキャンセルに。それに伴い、同ステージのカメレオン・ライム・ウーピーパイがオープニングアクトから繰り上がり、新たなオープニングアクトとしてDoulの出演が決定した。そして、全券種ソールドアウト目前の大阪会場には、東京でも注目の海外アーティストに加え、新進気鋭のアーティストが集結する「MASSIVE」というステージが新たに登場!このステージには、20日(土)にKANGDANIEL、羊文学、JP THE WAVY、Friday Night Plans、Mega Shinnosuke、モノンクル、マハラージャン、RQNYが決定。21日(日)には、TAHITI 80、Chilli Beans.、カメレオン・ライム・ウーピーパイ、すりぃ、NIKO NIKO TAN TAN、asmi、LMYK、ザ・リーサルウェポンズが登場し、大阪を盛り上げる。さらに21日(日)大阪「SONIC STAGE」にはindigo la Endの出演が決定した。大阪会場ではすでに発表しているアクセスチケットに加え、自家用車で最寄りまでアクセスし無料送迎バスで会場直通のパーク&ライド、さらにユニバーサルシティ駅前から出発するシャトルバスを増便する。こちらの詳細はオフィシャルHPでご確認を。大阪会場の21日(日)1DAYチケットは発売中。
2022年07月05日サングラスに黒スーツ姿、モヒカン刈りの髪をトレードマークに、独自のパントマイム・パフォーマンスで世界的に活躍した2人組“が~まるちょば”。20年の活動に終止符を打ち、赤モヒカンのケッチは再びソロに転向、ヨーロッパを拠点に即興演劇やクラウニングを学び直した。日本でソロ活動を本格スタートさせた2021年11月、第1弾としてフィジカルコメディと銘打った舞台『ケッチスケッチ』を兵庫県立芸術文化センターで上演。今回は再演とは言え、コロナ規制も少し緩み、ブラッシュアップした本領発揮の舞台となる。ソロ初の海外ツアーから戻って来阪、今回の舞台へ意気込みを語った。フィジカルコメディ舞台「ケッチスケッチ」チケット情報前回の舞台では終演後に拍手が鳴りやまず、緞帳が再び上がって観客に言葉で思いを伝えた。「その暖かい拍手に、受け入れていただけたんだと、とてもうれしかった。自信にもなりました」。演目は“が~まるちょば”時代から有名な、空中で固定するカバンやエスカレーターのパントマイムに、ジャグリングやマジック、またケッチとペットの日常をパントマイムやクラウニングの技術を盛り込んで描く笑いと感動の物語も。セリフはないが、優しい暖かさに包まれるような舞台だった。が、実は前回はコロナ規制で観客と絡むことができず、「両手両足を縛られてやるぐらいのもどかしさがありました」とケッチ。“が~まるちょば”の前は「大道芸で身を立てていたので、お客さんと絡むのは大得意。今回はお客さんとかけがえのないアドリブの時間を散りばめられるし、ソロ初の海外ツアーでも発見があったので、再演ですが前回とは違った印象でさらにおもしろくなると思います」と話す。舞台上ではマスク、手指消毒、距離を取るなどのコロナ・マナーを守って観客と絡む。この劇場では独自に全ホールの舞台や客席、楽屋などで気流実験を行う感染対策を実施、安心安全な鑑賞への意識が高い。『ケッチスケッチ』は4歳から観劇可能で、上演時間も約85分。親子連れが行きやすい。「でも、子ども向けにはしていないです。あわよくば大人の中にある子どもの部分を少し刺激して、思い出してもらえれば。子どもが喜ぶ姿を見て親はうれしいし、笑っている親を見て子どももうれしい。親子三世代で観られるものはなかなかないですからね」。また、17時半の公演終了後にはパントマイムのミニ講座をロビーで開催、パントマイム講座付チケットも発売中だ。人気ネタの“空中で動かなくなるカバン”をメインに約20分。「お客さんの反応を得て僕も変わっていく。僕と一緒に遊ぼ! みたいな感じで来ていただけたらと思います」。公演は7月16日(土)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2022年07月05日8月5日(金)から18日(木)まで、京都・先斗町の歌舞練場で『ザ・プレミアム・モルツ ビアホールin歌舞練場』が開催される。「ザ・プレミアム・モルツ ビアホールin歌舞練場」チケット情報歌舞練場は、芸舞妓さんの歌や舞踊、楽器の練習場やその発表の場として使われてきた。この普段は入れない特別な場所で、芸舞妓さんの踊りを観賞しながら、各種ビールが堪能できる。京都らしいおつまみも楽しみだ。また今年は、サントリーから新登場した、炭酸水で割って飲むビール「ビアボール」も参戦。試飲して新体験を楽しんでほしい。本イベントは、飲み放題、仕出し・おつまみ付きで7000円(20歳未満は3000円)。17:00から18:30、19:00から20:30の2部制で行われる。チケットは発売中。
2022年07月05日the band apart(以下、バンアパ)主催イベント『SMOOTHLIKE GREENSPIA 2022』が、10月9日(日)服部緑地野外音楽堂で開催される。「the band apart SMOOTHLIKE GREENSPIA 2022」チケット情報バンアパが大阪限定で開催する本イベントは今年で6回目!出演アーティストは後日発表予定だ。緑に囲まれた会場で気持ちの良い風を感じながら、生ライブを堪能してほしい。チケットは一般発売に先駆け、7月18日(月・祝)23:59までオフィシャル先行(抽選)を受付中。先行限定で、木暮栄一(ds)デザインのロングTシャツ付チケットを販売!この機会をお見逃しなく!!
2022年07月04日9月17日(土)・18日(日)・19(月,祝)に山口・山口きらら博記念公園にて開催される西日本最大級の野外フェスティバル「WILD BUNCH FEST. 2022」の全出演アーティストが発表された。なお、チケットのオフィシャル最速先行(先着)を本日7月4日(月)19:00~7月18日(月,祝)23:59まで実施する。▼公演情報WILD BUNCH FEST. 20229月17日(土)・18日(日)・19日(月,祝)開場9:45 / 開演 11:15会場:山口きらら博記念公園(山口県)【9月17日(土)】秋山黄色 / 神はサイコロを振らない / Kroi / 女王蜂 / SUPER BEAVER / sumika / Novelbright / Vaundy / Hump Back / ヒトリエ / フレデリック / HEY-SMITH / MY FIRST STORY / マキシマム ザ ホルモン / Lucky Kilimanjaro / WANIMA【9月18日(日)】KANA-BOON / キタニタツヤ / Creepy Nuts / クリープハイプ / ザ・クロマニヨンズ / Ken Yokoyama / Saucy Dog / the shes gone / Tele / The Birthday / 羊文学 / 04 Limited Sazabys / My Hair is Bad / マカロニえんぴつ / Mr.ふぉるて / 優里【9月19日(月,祝)】打首獄門同好会 / ego apartment / THE ORAL CIGARETTES / King Gnu / go!go!vanillas / SHISHAMO / SiM / 10-FEET / にしな / ハルカミライ / BiSH / Fear, and Loathing in Las Vegas / フジファブリック / MAN WITH A MISSION / ヤバイTシャツ屋さん / YOASOBI※50音順
2022年07月04日二期会の創立70周年記念公演《パルジファル》(ワーグナー)は、宮本亞門のワーグナー初挑戦(ラン歌劇場との共同制作)のジャパン・プレミエ、バイロイト音楽祭でも評価を得ているドイツ・オペラの名匠セバスティアン・ヴァイグレの指揮と、注目ポイントが山盛りだ。題名役を歌うのが日本のエース・テノール福井敬。「私の演じるパルジファルは〝聖なる愚者〟です。ワーグナーのオペラのほとんどは、理想的な男性像の、強いヒーローが主役ですから、かなり特殊な主人公です。最初は自分の名前すら知らない、本当に無垢な、人としてゼロの存在。そのゼロ=透明さを表現するのが難しいところです」純粋無垢なパルジファルが、さまざまな「智」を獲得しながら人として成長し、最後には救済者となる。「人間として覚醒する瞬間を経て、成長の前後の表現の変化が見どころになると思います。どう演じるのか、自分でもまだわかりません。自分だけで意図的に作るのではなく、これからの稽古の中で、他の役の作るドラマとともに出来上がっていくことになるわけです」「面白いのは、オペラのテノールにはこういう〝覚醒〟を体験する役が結構多いんです。《愛の妙薬》のネモリーノ、《魔笛》のタミーノ……。〝男の子〟が、愛を知って〝男〟として成長する。それがワーグナーにもちゃんと受け継がれているのですね」10年前、二期会創立60周年の《パルジファル》でも同役を演じた。「10年経って、ワーグナーの意図を、より明確に感じられるようになった気がします。ワーグナーの作品にはいつも、相対するものとして神と人間が登場するのですが、それはワーグナーが、人間の多様性を、より深く描き切ろうとしたから。だからこそ、演じる私たちが人間という存在をよくわかっていないと、なかなか表現できません」上演はダブル・キャスト。もう一方の組でパルジファルを演じるのは、若手のホープ伊藤達人だ。「いいですよ!いい声で、元気で溌剌としていて。人間的にもチャーミングで、パルジファルにぴったりじゃないですかね。すごく期待しています。もちろん私も、彼のような若い人たちに、何かを見せられたらなと思いながらやっています。自分自身も、先輩方からそうやって授けられてきたのですから。でもね、若い人にはついていくのがやっとですよ(笑)」「彼だけでなく、どの役をとっても、みんな個性が違うので面白いですよ。たぶんそれぞれの組で、まったく違う《パルジファル》になっていくんじゃないかなという期待があります。音楽の〝色〟まで変わってくると思うので、できたら、ぜひ両組ご覧いただいて、同じオペラでもこんなに違うんだというところも楽しんでいただければと思います」二期会《パルジファル》は、7月13日(水)、14日(木)、16日(土)、17日(日)の4公演。初日のみ17時開演、ほかは14時開演(上演時間は休憩を含めて約5時間)。東京文化会館大ホールで。
2022年07月04日舞台『処女のまま死ぬやつなんていない、みんな世の中にやられちまうからな』が2022年7月1日(金)から東京・博品館劇場で開幕する。原作は、葵遼太による同名タイトルの小説。彼女の砂羽(佐倉花怜)を失い、悲しみを抱えたまま高校3年生をやり直す主人公の佐藤晃(松本岳)。留年して居場所がないと思っていたはずの学校生活だが、クラスメイトの白波瀬巳緒(関根優那)や御堂楓(伊達花彩)、和久井順平(輝山立)と出会い、気がつけば自分の周りに輪ができていく.....というストーリー。タイトルはなかなか刺激的だが、ほんのりと温かいユーモアと切なさが心を打つ“青春モノ”の舞台で、俳優たちが役を演じながらバンドの生演奏を披露するクライマックスも見どころだ。初日を前にした6月30日(木)、ゲネプロ(総通し舞台稽古)と取材会が行われた。本作の見どころについて、関根優那は「個性的な愛すべきキャラクターがたくさん出てくる話。主人公の晃がどうみんなと関わっていって、成長して、心境が変化していくか。きっとみなさんも一番感情移入できるポイントかなと思います。青春時代のはかなさや、あの時代だったからこそ楽しめたことが感じられて、観ていただける方もきっと学生の頃を思い出していただけるはずです」と語る。また、輝山立は「高校生活の一瞬を切り取っているんですけど、身近な誰かを大切にしたくなったり、隣の誰かと共有したくなったりする温かい作品。稽古も含めて、もう一度学生生活を過ごしたような濃い時間を過ごしました。その空気感が舞台にも出ているのではないかなと思うので、みなさんにも何かを思い出しながら楽しんで観ていただけたら嬉しい」。劇中で、透明感のある美声を披露していた伊達花彩は今回が初舞台。「言葉一つひとつに救われる部分がある作品だと思っています。千秋楽まで駆け抜けたいと思います!」とフレッシュに意気込んでいた。原作小説を読んでから観劇する方がいいか、観劇してから読んだ方がいいか。主演の松本岳は「両方楽しめると思います。小説は舞台よりも事細かに記されているし、一方で生きている僕たちの姿を生で見られるのは舞台ならでは。僕としてはどちらでもアリです」と言い、「僕たちの舞台を観て、お客様に何かを感じ取って帰っていただけたら。ぜひご来場ください!」と呼び掛けた。東京公演は7月10日(日)まで。取材・文・撮影:五月女菜穂
2022年07月01日新国立劇場の2021/22オペラ・シーズンの最後を飾るのは、ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》。エクサンプロヴァンス音楽祭、ポーランド国立歌劇場との共同制作で、大野和士芸術監督が指揮する。開幕直前の最終の舞台リハーサルを取材した。19世紀末の象徴主義の劇作家メーテルリンクの原作に基づく。謎めいた美しいメリザンドと二人の王子(ペレアス、ゴロー)の三角関係。愛と嫉妬が悲劇の結末を招く。このオペラに、いわゆるアリアはない。つまり物語の時間を止めて感情を吐露したり、延々と輝かしい高音を誇示したりする箇所がなく、すべての言葉は、切れ目なく流れる音楽の一部となっている。演劇とオペラ両方のフィールドで活躍するケイティ・ミッチェルの演出は、リアルだがファンタジック、具体的なのに象徴的。すべてがメリザンドの夢だったという設定は、あまり現実的でないこの物語を〝夢の出来事〟と割り切れて合点がいく。メリザンドは夢の中の自分(黙役の俳優が演じる)の生死に関わりさえする。随所に埋め込まれている仕掛け(象徴?)も面白い。音楽が始まる前の〝鼻血〟を皮切りにいろいろ出てきて、「これはどんな意味?」「何の伏線?」と脳をフル回転させてくれる。メリザンドが塔の上から長い髪を垂らす有名な場面は、(この演出では塔は出てこないが)〝官能〟を超えてかなりエロチックだ。歌手陣はきわめて高水準。ペレアス役はベルナール・リヒター。ハイ・バリトンが歌うことの多い役だが、彼のように低い音符でも柔軟な響きを失わないテノールは役のキャラクターにもふさわしい。メリザンド役のカレン・ヴルシュも美しい。2016年デュトワ&NHK交響楽団の演奏会形式上演での同役も鮮烈だった彼女。理論物理学の修士資格を持つ異色の理系歌手だ。ゴロー役のロラン・ナウリは、その二人の題名役を凌駕する存在感。さらに、大野が直接電話して口説き落としたというジュヌヴィエーヴ役の浜田理恵は、歌唱だけでなく、本来出番がない場面での黙役の演技でも重要な役割が与えられている。全5幕を3幕+2幕に分けた2部構成。「幕」よりも「場」ごとに頻繁に場面が変わる。その場と場を、大野と東京フィルハーモニーの幻想的な響きがつなぐ。上演時間は休憩を含めて約3時間半。新国立劇場《ペレアスとメリザンド》は7月2日(土)から17日(日)まで全5公演。東京・初台の新国立劇場オペラパレスで。(宮本明)
2022年07月01日山口悟のライトノベルを原作に、アニメ化もされ話題を呼んだ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」、通称「はめふら」が初の舞台化、6月30日(木)に東京・サンシャイン劇場にて初日を迎えた。「はめふら」は公爵令嬢、カタリナ・クラエスが、頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻す。それは前世で夢中になっていた乙女ゲーム『FORTUNE LOVER』の世界であり、自分がゲームの主人公の恋路を邪魔する悪役令嬢であり、ゲームでカタリナに用意されている結末は、ハッピーエンドでも国外追放、バッドエンドならば殺されてしまうということ。そんな破滅フラグはなんとしても回避して、幸せな未来を掴み取ってみせる!とカタリナが決意し、様々な人物を巻き込んでいく勘違い?人たらしラブコメディだ。カタリナを演じるのは2.5次元舞台に初出演となる太田夢莉。明るく元気なキャラクターを生き生きと演じている。またカタリナの婚約者ジオルド・スティアート役はTAKA(CUBERS)、義弟のキース・クラエス役は三浦海里、ジオルドの双子の弟であるアラン・スティアート役は安里勇哉、魔性の魅力の持ち主であるニコル・アスカルト役は市川慶一郎(9bic)。さらに小泉萌香、高橋果鈴、本西彩希帆、椎名鯛造、中西彩加、春咲暖らが出演する。舞台ではTVアニメの第1期をもとにしたストーリーを展開。さらに、全10公演中、各2公演ずつ、ジオルド、キース、アラン、ニコル、シリウスと乙女ゲームさながらにルートが分かれており、ルートによって本編途中のエピソードとエンディングが異なる他、カタリナといえばの「脳内会議」も「議長」「弱気」「強気」「真面目」「ハッピー」の5人のカタリナが登場し再現されるなど、見どころが満載。また、angelaが歌う大人気のオープニング曲「乙女のルートはひとつじゃない!」に合わせてキャスト全員が踊るシーンと、原作、アニメファンにもたまらない演出になっている。公演は7月5日(火)まで東京・サンシャイン劇場にて。本編途中のエピソード、及びエンディングが公演回替わりとなるため、各ルートの詳細は公演公式ホームページにて。チケットぴあでは開演前まで購入が可能な当日引換券を販売中。(C)山口悟・一迅社/はめふら製作委員会
2022年06月30日7月3日(日)に初日を迎える関西・歌舞伎を愛する会 第三十回『七月大歌舞伎』。6月29日には、開催に先駆けて3年ぶりに「船乗り込み」が行われ、中村鴈治郎、中村扇雀、片岡孝太郎、松本幸四郎、中村勘九郎、中村七之助をはじめ、東西の人気俳優が船上より笑顔で手を振り、『七月大歌舞伎』の開催をPRした。「七月大歌舞伎」チケット情報「船乗り込み」は、江戸時代より続く歌舞伎行事で、1979(昭和54)年に55年ぶりに復活。以来、夏の大歌舞伎の始まりを告げる行事として毎年、賑々しく行われていたが、近年はコロナ禍の影響で開催が叶わずにいた。今年は感染予防対策の徹底のため、一部形式を変更し「乗船時~戎橋口上まで」と「舞台での式典」がオンラインでも生配信された。真っ青な空の下、俳優たちを乗せた二艘の船が戎橋に到着すると、居合わせたギャラリーから温かな拍手が送られた。口上で配役と出演者が発表されると船上の俳優たちが立ち上がって会釈をしたり、手を振ったりしてご挨拶を。そのたびに大きな拍手が沸き起った。最後には真っ白の紙吹雪が勢いよく空に舞い、華々しく『七月大歌舞伎』と夏の始まりを告げた。大阪松竹座では式典も行われ、「船乗り込み」を行った13人の俳優が開幕前の心境を語った。そのトップを飾った中村鴈治郎は「「関西・歌舞伎を愛する会」の公演は今年で30回でございます。朝日座で「関西・歌舞伎を育てる会」が始まり、私は会場が中座になってから出させていただきました。「育てる会」「愛する会」は私の役者人生の上で切っても切れないご縁がある公演です。『七月大歌舞伎』では『浮かれ心中』(昼の部)、『祇園恋づくし』(夜の部)に出させていただきますが、それぞれ、一緒に出させていただいた中村勘三郎のお兄さん、坂東三津五郎のお兄さんらとの思い出にあふれる公演です。その作品を持って記念すべき公演に出演できて大変嬉しく思います。その思いを一緒に皆様に伝えていきたいと思います。外は暑いですが、舞台の中、劇場の中も熱い熱い公演にしていきたいと思います」。先日、体調不良のため休演が発表された片岡仁左衛門。鴈治郎は「本来でしたらここに片岡仁左衛門のお兄さんがいらっしゃって、初めにご挨拶されるのですが、今日はいらっしゃいませんけれども、必ず公演中に復帰してくださると信じております」と思いを語った。なお、休演中の仁左衛門に代わって『堀川波の鼓』の小倉彦九郎役を中村勘九郎が勤め、勘九郎が演じる予定だった宮地源右衛門役を中村隼人が勤める。関西・歌舞伎を愛する会 第三十回『七月大歌舞伎』は7月3日(日)から24日(日)まで、大阪松竹座にて開催。チケット発売中。取材・文:岩本
2022年06月30日大阪のランドマーク、梅田スカイビル27階にある「絹谷幸二 天空美術館」。名誉館長である画家・絹谷幸二の2021年度文化勲章受章と開館5周年を記念する特別展『永遠にあたらしい!! 人類最古の壁画技法 アフレスコ』の後期展示が、7月1日(金)よりスタートする。絹谷幸二 天空美術館 チケット情報本展では、絹谷藝術の原点である壁画の古典技法「アフレスコ」を特集。生乾きの漆喰壁に24時間以内で作品を描き上げるという超絶技法を駆使した初期作品を中心に、夢と希望に満ち溢れた作品を展示する。後期展示からは、初公開となるアフレスコ作品が登場。さらに、創意の源泉といえるデッサンにスポットを当てた特設コーナーを開設し、水彩や鉛筆、コラージュやミクストメディアによる10点のデッサンを紹介する。まるで歌うかのように描かれた自由奔放な裸体デッサンや、様々なモチーフを凝縮させた実験的なスタイルを通して、無限に広がるデッサンの多様性が感じられるはずだ。また、初期のアフレスコ7作品や20連作もの大作『アラベスク』を色鮮やかな図版で紹介する特別図録も販売中だ。作品解説はもちろん、絹谷幸二とアフレスコの出会い、アフレスコの技法についてもビジュアル付きで解説。最新図録と入館チケットのおトクな割引入館引換券はチケットぴあにて発売する。
2022年06月30日苫小牧都市再生プロジェクト委員会は、9月17日(土)と18日(日)の2日間、苫小牧の魅力的なロケーションを活かした複合型エンターテインメントイベント「TOMAKOMAI MIRAI FEST 2022(トマコマイ ミライ フェスト 2022)」を、苫小牧市民会館 大ホール/苫小牧市民会館 駐車場/キラキラ公園/錦町・大町周辺にて開催いたします。本イベントは、地域特性を生かした音楽フェスを切り口に、苫小牧地域の魅力的なロケーションを活かしたブランディングで、その魅力を日本のみならず世界に発信していくことを目的とし、音楽というエンターテイメントの中心核となるコンテンツに加え、アート、食、未来のテクノロジーなどを取り入れた複合性のあるコンテンツで、若者や家族層をはじめ、老若男女に幅広く楽しんでいただける内容となっています。メインとなる苫小牧市民会館 大ホールでは未来をイメージしたステージによる豪華ライブを開催。第一弾出演者として、Awesome City Club/きゃりーぱみゅぱみゅ/Little Glee Monster(50音順)が決定いたしました。また無料エリアとなる苫小牧市民会館 駐車場とキラキラ公園では、未来をイメージした未来櫓やDJパフォーマンス、ミニライブ、アート・テクノロジーインスタレーション、フードトラックエリア、ピクニックエリアなど、さらに錦町・大町周辺では、デジタルアートの装飾や飲食をお楽しみいただけるコンテンツの実施を予定しています。今後もさらなる出演者やコンテンツの発表を予定していますので、ご期待ください。前売りチケット(2DAYチケット)は、チケットぴあにて6月28日(火)12:00からオフィシャル先行受付(抽選)開始。
2022年06月30日関西にゆかりのあるアーティストが集結するライブイベント『KANSAI LOVERS 2022 -15th Anniversary-』(以下、カンラバ)が、9月17日(土)・18日(日)・19日(月・祝)・23日(金・祝)に大阪城音楽堂で開催される。第一弾発表された出演者は、18日【DAY1】にasmi、ammo、The Songbards、TETORA、ドラマストア、FIVE NEW OLD。19日【DAY2】にAge Factory、カネヨリマサル、w.o.d.、Hakubi、BUZZ THE BEARS、夜の本気ダンス。23日【DAY3】にアルカラ、UNCHAIN、OKOJO、Sound Schedule、ラックライフ、LEGO BIG MORLの18組。追加発表は後日アナウンスされる。また、17日にはカンラバ15周年の幕開けとして、Saucy Dog、WOMCADOLE、reGretGirlによるスリーマンライブ【再会】も決定。詳しくはオフィシャルホームページをチェック。チケットは、8月13日(土)10:00より一般発売開始。
2022年06月30日