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著者撮影アオザイの国はオーダーメイドの国ベトナムと言えばアオザイですよねー。ネットでの「最も美しい民族衣装は?」という議論で毎度名前が挙がるベトナムの民族衣装・アオザイ。少し雑に言えば、露出を抑えたチャイナドレスという印象でしょうか。地面に届きそうなほど長くそして大きくスリットの入ったスカート、その下にはゆったりとしたズボン。この、ズボンの上とスリットの端が重なった、三角窓から見えるお腹がセクシーなんですよね。昔、ニーソックスの上端とスカートの間が「絶対領域」なんて呼ばれたりもしましたけど、アオザイの三角窓は「神の領域」と呼んでも言い過ぎではありません。神社の鳥居の向こう側みたいなもんですね。言い過ぎました。アオザイのもうひとつの大きな特徴に、上半身に対してピタッ!と生地が密着して身体のラインがハッキリと見える点があります。ベトナム人女性に細身の方が多い理由はアオザイを着こなすためとも言われたり。そう、密着している…つまり、アオザイはオーダーメイドが前提にあるんですね。余談ですが、男性用もあってこちらは全く密着していません。まぁ、個人的には「密着して誰が得すんねん」と思いますが。いや、損得は関係ないか!ベトナムと言えばアオザイ、アオザイと言えばオーダーメイド。言い換えますと、ベトナムと言えばオーダーメイド!ということなんです!しかーし、観光に来られた方にとってのアオザイの楽しみ方は限られています。試着して写真撮影、試着して散歩、これが関の山でしょう。が、私は言いました!アオザイはオーダーメイドが前提にあると!用意されたアオザイを着て何が真のアオザイストと呼べるのか!そもそもアオザイストって何なんだ!という訳で今回は、「布生地から選ぶアオザイの作り方」を紹介します。それ以外にもTシャツやスーツやワンピースなんかもオーダーメイドれるんだぜベトナムは!やって来ました、布生地の聖地・タンディン市場著者撮影いきなりテイラーに行っても布生地はあるのですが、その数は限られてしまう訳です。でも、折角つくるなら、食傷するくらいの種類からあなたと運命の赤い糸でつながっている布生地を選んでやりましょうや。だからと言って赤い布生地を選んだらダメですよ。あはは、冗談がくだらねぇ。著者撮影こちらがタンディン市場。外観では中に何があるか分かりませんが……ほい!著者撮影布生地がギ~ッシリ!著者撮影ほ~らほら!この通り、ひしめき合うように布生地が積まれています。境目はよく分かりませんが、ほぼ等間隔で座っている人物(主に女性)が、各店の売り子です。あ、コレいいなぁーと思って布を見たり触ったりしていると「何が欲しいの?」と聞いてくるので、「こういうものを探していてかくかくしかじか…」とか返答しようものならそのままバトル(交渉)に突入です。余談ですが、これらの布生地は韓国やカンボジアからの輸入品らしい。ベトナム製だと思っていたので、その事実を知ったときは少しだけ凹みました。全てがベトナム製だったらなんかカッコイイ、っていうだけのワガママですが。さぁ、それではここで、価格交渉の方法を紹介しましょう。私が実証しております!市場で値切る方法向こうも電卓を持っているので、単純に指差しをしていればなんとなく売買が成立してしまうのですが、少しでもお得に買い物をしたいですよね。という訳で、価格交渉のノウハウをお教えいたしますよ。1.値段を聞くときは指を差しながらバウニューティェン(Bao Nhieu Tien)?これはもちろん「いくら?」という意味。出だしから「ハウマッチ?」と英語で聞いてしまうと、高く見積もまれてしまう可能性があります。観光客の多い市場に比べるとタンディン市場はかなり良心的な価格ですが、それでも現地の言葉を使うことによって、「むむっ、こやつ出来る…!」と思わせれば得をしても損はしません。ただ、当たり前のように価格もベトナム語で言ってくるので、こちらもGoogle先生に聞くなりして押さえておきましょう。途中で英語に切り替えても構いません、ここでは最初の言い値が肝心なのです。2.相場は1メートルが5万ドン(およそ250円)~20万ドン(およそ1000円)これは正直なところ「ものによる」のですが、それでも慣れていないと10倍の額を言われてもピンと来ないと思うので、おおよそこの範囲だと思ってください。で、ほとんどのお店で購入できる最小値が1メートル。価格を知って、その分野に詳しい方ならお気づきかもしれませんが、ベトナムではオーダーメイドこそ安いものの、布生地はそれほど安くありません。輸入品ですし、これはしょうがないのかもしれませんね。3.値切りたかったら、ヒット&アウェイこの市場ではまとめて(具体的にはおおよそ3メートル以上)購入しない限りあまり値切れないと思っておいた方が良いのですが、それでもあなたが値切りたい場合、一度値切ったあとに諦めた体でその場を離れてしまう方法が得策です。まだ価格を落とせる場合は売り子から呼び止めて来るし、本当に下がらない場合はスルーされます(そのときはしばらくしてからまた戻れば良い)。ただ、繰り返しになりますが、タンディン市場は全体的に良心的な価格であることと、彼女たちも商売でやっているのでお互いに幸せになれる交渉になると良いですね。これを「ヒット&アウェイ」と呼べるかどうかは分かりませんが、ただ私が言いたかっただけです。蝶のように舞い蜂のように刺せ!と偉い人も言ってます。上記が価格交渉の方法ですが、1も3も観光地の面を持つ市場であればどこでも通用します。とくに一大観光スポットのベンタイン市場では絶大な効力を発揮!3が三回くらい使えたりするので、一見すると底なしに下がっていく価格に対して「一体どんだけ利益貪っとんじゃ」という猜疑心が逆に生まれて来ます。まぁ、あそこは、市内屈指の土地の高さ(ひいては場所代の高さ)ではありますけどね……。市場グルメもついでに楽しめます著者撮影布生地とは全然関係ありませんが、著者撮影市場内にあるワンタンメンが安くて美味しいですよ。タンディン市場の向かいにも布生地が売られていますさて、価格交渉がどうのこうのと書いておきながら、市場では買わず、ハイバーチュン通りを挟んだ向かいに並ぶ生地屋さんで購入するのもありです。タンディン市場に比べると、店員の声掛けも少ないので、比較的ゆっくりと物色できるはずです。著者撮影市場と同様に、アオザイやスーツに使われる布生地を扱うお店が並んでいます。著者撮影なんだかお金が掛かっていそうなお店を発見。著者撮影アオザイのパンフレットなんてあるんだー、と見ていると!著者撮影モニターの下に……何コレ!?著者撮影ハローワークの窓口……ねぇよ!?すごいですね、ハローワークで使われていたモニターがベトナムのアオザイ生地屋に移動するって、かつて目隠しされて香港まで連れて行かれた猿岩石を遥かに凌ぎます。このたとえ、すっごい分かりづらい!著者撮影ギッシリとひしめく布生地たち。アオザイ用だけあって、個性が強くて美しい。著者撮影いいですねーあーいいですねー(布好きです)。ここまで紹介しておいて、今回そもそもアオザイをつくって着る人間は誰なんだ?というともちろん私ではありません。男性用もあるけれど、女性用の華やかさには敵いませんしね、それもなんだか片手落ち。という訳で、ちょうど友人がアオザイを新調したいという話をしていたのでそこに同行することにしました。著者撮影そんな友人が選んだ布生地がこちら!等間隔にあしらわれた小鳥が可愛いですね。ゴージャスというよりも可愛らしいアオザイになりそうです。著者撮影ちなみに私はいくつかTシャツをつくりたかったので、こちらの布生地を購入しました。つくろう!アオザイ&Tシャツ著者撮影それらを携えて、オーダーメイドショップ……いわゆるテイラーへ向かいます。布生地を扱うお店ではそのままアオザイのオーダーメイドにも対応してくれる場合が多いのですが、友人いわく「ここは前回も利用したので安心」だそうです。ただ、言葉が通じない、かつ住み慣れていない方となると、修正の注文などで苦労すると思うので、日本人が対応してくれるお店が良いかもしれません。そちらはまた後ほど紹介します。店の正面にはアオザイを着たマネキンが二体。著者撮影著者撮影もうちょっと…生やしてあげても良かったのではないか。著者撮影アオザイをつくるためには、なんと15箇所以上の部位を計測します。この部位の多さこそが、あの美しいフォルムを生み出す秘密なんですね。著者撮影このように、全身の計測値をカードに記します。友人から個人情報ではないかと言われたのでモザイク処理を施しました。著者撮影で、私はというと、アオザイではないので別のテイラーへ。日本人のスタッフが対応してくれるお店なので、注文の対応も柔軟なのです。著者撮影これを胸ポケットにして、これを襟に使ってポロシャツに……とあれこれ注文。なお、ここでサンプルとして既成品を一着携えているところがポイントです。現物があれば、気に入った布で同サイズのものをつくるということも可能、つまり布さえあればいくらでも複製できるという訳です。それこそがベトナムにおけるオーダーメイドの最大のメリットのひとつと言えるのかもしれません、最初から型がある場合にオーダーメイドと呼べるかどうかはちょっと微妙だけどね。完成したアオザイを受け取りに行くアオザイは、その日の昼に注文して、翌々日の夜に完成しました。つまり2日間と半日、おそらくこれがローカル店の平均的な最短期間だと思います。ベトナムでの旅行でホーチミンに3日間もいるなら、初日に注文しておくと上手く時間が使えますね。ただ、日本と違って予定通りに進まないことがしばしばあるので、欲を言えば4日間以上あると安心です。さて、指定された日時に取りに行くと……。著者撮影べべべ、べーーーん!著者撮影試着した友人(彼女の右肩にいる人はちっさいおっさんじゃなくて鏡に映った私です)。そして別のお店でつくったTシャツも!著者撮影どどど、どーーーん!著者撮影いいですね!納得のいくものが出来ました。ベトナムでのオーダーメイド・まとめと、ベトナムで布生地選びからオーダーメイドするまでの一連の流れを紹介いたしました。これまでに書かなかった情報も含めて、まとめてみましょう。・ホーチミンで布生地を選ぶならタンディン市場がオススメ。・布生地は1メートルから、相場は5万ドン(およそ250円)から20万ドン(およそ1000円)まで。・合計3メートル以上になると少し安くしてくれる傾向がある。・アオザイのオーダーメイドに掛かる日数は店にもよるが、平均的にローカル店で最短2日間と半日。今回の注文価格は、布生地持ち込みで、50万ドン(およそ2500円)でした。・今回登場した日本人対応のテイラーでの注文から納品までの期間は、アオザイやワンピースは最短1日間から、スーツは最短2日間から。ただし、注文枚数や希望デザインによって変動。価格(布生地持ち込み)はアオザイとワンピースは50ドル、スーツは女性で120ドル、男性で150ドルから、とのことでした。はい!ま、冒頭でつくれつくれと煽ったものの、つくったアオザイを日本で着る機会はそうそう無いでしょう。ただ、女性ならワンピース、男性ならスーツといったように気軽につくっても良いのではと思います。日本ではオーダーメイドって高い印象がありますからね。既成品一着、またはそれ以下の価格で、あなただけの服がつくれちゃう訳ですから!今回登場した市場とお店の店名&住所タンディン市場店名:Cho Tan Dinh住所:Cho Tan Dinh, Hai Ba Trung, District.1, Hochiminh city.ローカルのアオザイ・テイラー店名:Ao Dai Xua Nay住所:599 Nguyen Dinh Chieu, District.3, Hochiminh city.日本人が常駐しているテイラー店名:Tailor Ralan住所:254B Ly Tu Trong, District.1, Hochiminh city.著者撮影最後に全く関係ありませんが、ローカルのテイラーにあった、見てるだけでいじりたくなるスイッチ盤。(text & Photo:ネルソン水嶋)ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年03月03日©TRIPPING!バリ島の南端、バトゥン半島の海岸線に佇む寺院「ウルワツ寺院」。70mもの断崖絶壁に位置し、インド洋が眼下に広がるヒンドゥー教寺院だ。©TRIPPING!創建は、10世紀~11世紀と言われ、現在もヒンドゥー教徒の聖地として、参拝はもちろん、儀式の執り行いの度に多くの人々が集まる。更に、境内から望む絶景を求め世界中の旅行者が訪れる人気観光スポットでもある。©TRIPPING!尚、境内には猿の群れが暮らしていて、身につけている物を持ち去る被害も多発しているので、眼鏡やサングラス、ショルダーバッグなどは十分に気をつけたい。また、ヒンドゥー教の教えに敬意を払い、過度な肌の露出は控えたい。©TRIPPING! 入口で腰巻きをレンタル可能(無料)夕日と伝統舞踊の美しいコラボレーションは必見!ウルワツ寺院が最も賑わうのは、インド洋に沈みゆく美しい夕日が見られるサンセットタイム。境内にある野外劇場では毎日、夕日を背景に伝統舞踊「ケチャッ」が上演されている。©TRIPPING!ケチャッとは、バリ島を代表する伝統舞踊のひとつで、バリ・ヒンドゥー教の神々との交信の儀式が発展したもの。©TRIPPING!現在は、腰布を巻いた50名~100名近い男性が、独自のリズムで「チャ、チャ、チャ」と合唱する中、古代インドの叙事詩「ラーマヤナ」を取り入れた物語が演じられる舞踊劇へとそのスタイルを変え、バリ島の随所で上演されている。©TRIPPING!©TRIPPING! チケットカウンターとりわけウルワツ寺院のケチャッは人気で、世界中から旅行者が集まる。17時のチケット販売には多くの人が列をなし、上演30分前には野外劇場の座席も埋まってくるので、早めに席を押さえることをおすすめしたい。チケット購入時に舞踊劇の内容が記載された日本語版の解説用紙を受け取るのも忘れずに。©TRIPPING!尚、上演までの待ち時間に、野外劇場には強い西日が射すので、陽射し対策をしておくと安心。©TRIPPING!美しい茜色に染まった寺院で、バリ風情たっぷりの伝統舞踊に、酔いしれてみては。ウルワツ寺院・拝観料:Rp. 20,000・ケチャッ上演時間:18:00~19:00(チケット販売:17:00~)・ケチャッチケット料金:Rp. 100,000
2016年03月02日photo:世界遺産イェーイ!ベトナム屈指の世界遺産ハロン湾!海に浮かぶ奇岩の幻想的な風景はベトナムまで来たら絶対に外せません。そんなハロン湾はベトナムの首都ハノイからのツアーで楽しむのが便利です。今回の記事では、ハノイからの日帰りツアーについての詳細をご紹介致します。ハノイとハロン湾は車で片道4時間弱と少々遠いのですが、日帰りだと日程に余裕がなくても大丈夫ですし、ハノイでナイトライフを楽しめるのも魅力です!ツアーは現地で手配ベトナムでは現地でツアーの手配をするのがお値打ちで旅情も味わえるのでオススメです!ホテル街や市内に旅行代理店がたくさんあるので、簡単に予約することができます。気になる言語も片言の英語や身振り手振りで大丈夫。ただし、値段とツアーに何が含まれるのかはしっかり確認して下さいね。私は英語で話すのが苦手なので、値段やツアーに含まれるものやランチの有無などをメモ帳に英語で書き出して代理店のスタッフに確認していました。ただし現地で結構時間を取られてしまいますので、時間に余裕がない場合は日本で手配していきましょう!ツアーの概要とスケジュール私たちが予約したツアーに含まれていたのは、ハノイからハロン湾のバス往復と、船上でのランチ、ハロン湾遊覧、ティエンクン洞窟観光、そして英語ガイドでした。スケジュールはこんな感じ!08:00ホテル出発バスでハロン湾へ12:00ハロン湾到着船に乗って出発!13:00船上でランチ14:00ティエンクン洞窟到着下船して鍾乳洞観光15:00再び乗船16:00ハロン湾到着バスでホテルへ20:00ホテル到着ハノイからハロン湾までは車で約4時間なので、実は日帰りだと少し忙しいです。時間に余裕のある方はハロン湾の船上で1泊するツアーなどもオススメです。いよいよハロン湾ツアーへ出発です!photo:世界遺産イェーイ!朝8時に泊まっているホテルにバスがお迎えに来てくれます。私たちの時はこんなマイクロバスで行きました。photo:世界遺産イェーイ!ハ・ロン湾に到着すると船が待っていました。私たちが乗った船はこじんまりとした船でしたが、豪華客船もあります。船の種類は予算に合わせて選ぶことができます!photo:世界遺産イェーイ!船に乗り込み、いよいよ奇岩に向けて出発です!photo:世界遺産イェーイ!しばらく進むと、にょきにょきした奇岩が見えてきます!あっちもこっちも奇岩だらけの中を、クルーズで抜けていきます!約11万5,000年前の氷河期に石灰岩台地が沈み、海上に残った部分が風化してこのような景観が生まれました。お待ちかねのランチタイム!photo:世界遺産イェーイ!船の中でランチを頂きます。ゴージャスなツアーでは、エビやカニなどのシーフードが楽しめるようです。photo:世界遺産イェーイ!ご飯を食べてお腹いっぱいになったら、再び出発です。奇岩がたくさんあるのですが、その中には、変わった名前をつけられているものもあります。こちらはゴリラ岩。他にも魔法使い、幽霊?などと名前がつけられているものがあります!photo:世界遺産イェーイ!しばらく進むとティエンクン洞窟に到着です。ここでは下船して洞窟の中を歩いて見学することができます。実は中は蒸し暑くて、汗だくになりました。ティエンクン洞窟を見学した後、再び乗船し、船着き場へ戻り、バスに乗ってハノイのホテルまで行きます。早起きなので、帰りのバスはツアーメンバーのほとんどが爆睡していました。以上、ハロン湾ツアーの詳細でした!私たちは比較的お値打ちなツアーを選んだのですが、他に船やランチがゴージャスなものや、カヤックで奇岩の中を進むオプションツアーなどもあるので、時間と予算に合わせて楽しいツアーを選んで下さいね!ハ・ロン湾(自然遺産)・登録:1994年・登録基準:「自然の景観美」、「地球の歴史」・アクセス羽田からハノイまで直行便で約5時間半。ハノイからの日帰りもしくは1泊2日のクルーズツアーに参加するのが一般的。日帰りの場合は、8時頃に出て20時頃に戻ってくるツアーが多い。ハノイからハロン湾の船乗り場まではバスで4時間弱。※記事中の情報は、全て2016年2月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラムその他の記事はこちら>こちらも合わせてCheck!ベトナム北部の世界遺産!奇岩、洞窟、遺跡を楽しもう!
2016年03月01日写真提供:マレーシア政府観光局マレー半島中央部Pahang(パハン)州の北西に位置する「Cameron Highlands(キャメロンハイランド)」は、マレーシアを代表する高原リゾートの一つ。英国の田舎情緒漂うのんびりとした雰囲気と、年間を通した快適な気候で、避暑地や長期滞在先としても注目を集めている。農作物の栽培が盛んな高原写真提供:マレーシア政府観光局1885年、この地を初めて訪れたイギリス人調査官William Cameron(ウィリアム・キャメロン)の名前にちなんで名付けられた「キャメロンハイランド」。海抜約1,500メートルの高原に位置する丘陵は、年間を通して16℃程度という、熱帯の国とは思えない快適な気温を保つ。避暑地、またロングステイ先としても近年人気の高まる、注目の高原リゾートだ。様々な農作物の栽培が盛んで、特に紅茶の生産地としてはマレーシア最大と言われている。丘陵地単位で点在するのどかな町写真提供:マレーシア政府観光局キャメロンハイランドには、丘陵ごとにいくつかの町が点在している。Ringlet(リングレット)は、タパ(Tapah)から1時間程度のエリア。海抜1,200メートルに位置し、キャメロンハイランド屈指の農業地帯。中でもBertam Valleyでは、高原一の野菜と花の生産量を誇る。写真提供:マレーシア政府観光局「平地」を意味するTanah Rata(タナ・ラタ)は、国内外から多くの観光客が訪れるキャメロンハイランドの町。海抜約1,440メートルに位置し、平均気温が16℃~24℃という過ごしやすい気候で、ホテルやロッジ、銀行、レストランなども充実している。散策にちょうど良いトレイルも整備され、レストランやホテルなどでは散策マップも配布されている。イチゴの栽培も盛んで、ジャムはお土産にも人気。写真提供:マレーシア政府観光局キャメロンハイランド第2の村Brinchang(ブリンチャン)はタナ・ラタから約5キロ北上した地域。週末や祝日に開催される観光客にも人気のナイトマーケットでは、地元の名産が販売され、ローカルフードの屋台も出現。中華系、マレー系の料理を提供するレストランも多く、グルメも楽しめる。標高が高いため、度々濃い霧に覆われることも。晴れた日には高原から観る山々の絶景を堪能できる。写真提供:マレーシア政府観光局ブリンチャンを越え北に進みBlue Valleyへ。この道もマーケットや農園、花園、蜂園、バタフライガーデンなどの観光スポットが多く点在する。Sungai Palas tea plantationでは、目の前に広がる雄大なプランテーションを眺めながら、紅茶を楽しんでみて。そのまま北上すると、トリンカップ(Tringkap)、クアラテルラ(Kuala Terla)、カンプン・ラジャ(Kampung Raja)など、農業地帯が続いていく。英国ののどかな田園風景を感じさせる高原「キャメロンハイランド」。都心の熱帯から逃れて、高原の爽やかな風を感じてみては?Cameron Highlands(キャメロンハイランド)・アクセス方法:クアラルンプールのプドゥ・ラヤ・ターミナルからバスやタクシーを利用して約4時間半。もしくはタパまで電車、そこからタクシー、バス等を利用。
2016年02月29日シンガポール中心部から少し離れた高級住宅街ブキティマ。その一画に、元競馬場跡地を利用した大型施設「Grand stand」があります。その中に入るオーガニックマーケット「Pasarbella」へ行ってきました!オーガニックマーケット「パサベラ」こちらが入り口。建物自体はとても大きく(長く?)、SouthとNorthに分かれていますが、このマーケットはNorth側にあります。入り口の階段の横にスロープがあるので、ベビーカーでもOK!中に入ると、所狭しと並ぶ有名オーガニック店の数々!珈琲専門店もあります。一杯ずつ丁寧にいれているのか、出てくるまでに結構時間がかかります、、、でも美味しい!オーガニック洗剤や、精油も販売しています。おススメはパエリア店!こちらは巨大鍋で調理中のパエリア!!海鮮たっぷり、お米の芯が残ってて、本当に美味!!これはマストです!自家製レモネードとセットでSGD17.50(約1400円)。お値段は割と強気…汗※チリを付けるか聞かれますが、お子様連れの場合には辛いので、チリ無しがベター。こちらは豚肉屋さん。4種類の部位が入ったプレート。ビールのおつまみにサイコー!!パエリアと合わせて、量が大人二人でも多かったので、残してお持ち帰りしました、、試飲だけで酔っ払える太っ腹?なワイン屋さんMERCHANTS。タンジョンパガーにある店舗でも、リーブナブルに美味しいワインがいただけるので、妊娠前までよく行っていましたが、まさかここで再会できるとは!!この隣にはオーガニックビールのお店も♪魚市場的なお店もあります。ここでは新鮮な美味しいお寿司が食べられます。その他、アイスクリーム屋さん、ケーキ屋さんなどのデザート類も充実。マーケットらしく生肉やチーズの専門店もありますよ。そして全てのお店がとってもオシャレでこだわりがあり、見応えがあります!!本当は一軒ずつレポートしたいほど…マーケット自体はそこまで広くないので、ふらっと一周見たら、ビール片手に気になるお店のデリをちょこちょこ買って、食べるのが◎。そこらじゅうにテーブルが配置してあるので、席を先に確保するのがスムーズかもしれませんね!ベビーチェアも多数。ちなみに、こちらのマーケットからエスカレーターで直通? 上のフロアには、プレイグラウンドもあります!そちらはまた次回レポートしますね♪外にでるとあたりはうっすら暗くなり始めていました。競馬場っぽさが伝わりますか?大人も子供も大満足のGrandstand。こんなシンガポールの楽しみ方もアリ!!一歩足を伸ばして、マーケット体験はいかがですか~?!初回投稿日:2014年8月4日情報更新日:2016年2月28日(店舗情報更新、営業時間変更)
2016年02月28日折角の海外旅行。その土地ならではのグルメを楽しみたいですよね♪ショッピングモールのフードコートや、ローカルのホーカーを利用すれば、様々なメニューを気軽に楽しむことができますよ。今回は、レポーターオススメのローカル麺料理3つをご紹介します。1. チリ・パン・ミーうどんのような手打ち麺(パン・ミー)にカリッと揚げたそぼろと魚、半熟卵がトッピングされたチリ・パン・ミー。日本人駐在者にもファンの多い逸品です。写真はスープなしのドライタイプ。スープありも選べます。2. チャー・クイ・ティオモチモチっとした米麺(クイ・ティオ)を、オイスターソースがベースの濃厚ソースで炒めた焼きそばのようなもの。主な具は、エビ、ニラ、もやし、卵、貝。米麺のモチモチとモヤシのシャキシャキ食感がやみつきに!3. ワンタン・ミー日本のラーメンに近いツルッとした細麺に、こんがり炙ったチャーシューと青菜がトッピングされたワンタン・ミー。こちらもスープのありなしが選べますが、写真はドライタイプです。この他にもラクサやホッケン・ミーなど、マレーシアには沢山の麺料理がありますが、この3つはアジアンフードがあまり得意でない方でも食べやすいはず。「No Spicy」とオーダーすればお子様でも食べられますよ!ローカルの屋台やフードコートで気軽に食べられるローカル飯。お値段はお店により異なりますが、5~10RM(約130円~270円※)程で食べられるものがほとんど。安くて美味しいローカル飯、是非チャレンジしてみて下さいね♪※日本円表記は2016年2月28日現在の為替レートに準じます。
2016年02月27日画像提供:トリップアドバイザー株式会社世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor®」(トリップアドバイザー)が「トラベラーズチョイス™ 世界のベストビーチ 2016」を発表した。アジアのビーチランキングでは、ミャンマーの「ガパリビーチ」が世界ランキング8位、アジアでは1位に輝いた。注目度急上昇のミャンマー「ガパリビーチ」トリップアドバイザーが行った「トラベラーズチョイス™ 世界のベストビーチ 2016」では、世界各国から342ものビーチが選出された。それらを、実際に訪れた旅行者による1年間の口コミをもとに、評価点や投稿数などを集計し、トリップアドバイザー独自にランキング化。地域別ランキングのアジア部門では今回、ミャンマーの「ガパリビーチ(Ngapali Beach)」が第一位に輝いた。※TRIPPING!現地レポーターのガパリビーチの記事はこちら>注目度の高まるミャンマー随一のビーチリゾート「ガパリビーチ」は、白い砂浜にココナッツの木がそびえ、未だ手付かずの自然が残る、知る人ぞ知るお忍びビーチ。「水が綺麗で適度な波」、「癒されたい方 にオススメ」、「肩までつかっても足元がはっきり見える」など、落ち着いた雰囲気と海の美しさで高い評価を得ている。「アジア最後のフロンティア」と言われ、ビジネスシーンでも注目を集めるミャンマー。今後の観光地としての盛り上がりも期待させる結果となった。その他、東南アジアからはフィリピン、パラワン島の「ナクパンビーチ」、タイの「カタノイビーチ」などがランクインした。【アジアのベストビーチ2016トップ10】順位 / ビーチ名 / 所在地 (国名)1 位 ガパリビーチ ガパリ (ミャンマー)2 位 ナクパンビーチ パラワン島 エルニド (フィリピン)3 位 カタノイビーチ カロン (タイ)4 位 アゴンダビーチ アゴンダ (インド)5 位 プカシェルビーチ ボラカイ島 (フィリピン)6 位 ナイハーンビーチ プーケット島 ラワイ (タイ)7 位 サンライズビーチ リペ島 (タイ)8 位 パロレムビーチ カナコナ (インド)9 位 オトレスビーチ シアヌークビル (カンボジア)10 位 ラドハンガービーチ ハブロック島 (インド)参照元:「トラベラーズチョイス™ 世界のベストビーチ 2016」>日本のランキングはこちら>世界のランキングはこちら>アジアのランキングはこちら
2016年02月26日著者撮影のんびり暮らしているようにバンコクを旅したい。そんな方におすすめなのが、手軽な値段で泊まれるB&Bやユースホステルです。ホテルのようなゴージャスな体験はできませんが、個性的なインテリアやアットホームな雰囲気は、旅の緊張もほぐしてくれます。今回は、インテリアが素敵なB&B3軒をご紹介します!THE MUSTANG NERO HOTEL著者撮影 「THE LION SONG」の部屋ホテルに足を踏み入れた途端、ここはどこ? と思ってしまうような不思議な空間に包まれます。BTSのプラカノン駅から徒歩5分ほど、小さなビルを改装して作った「THE MUSTANG NERO HOTEL」は、部屋数わずか6室のプライベート感覚あふれるホテル。著者撮影 「THE LION SONG」の部屋それぞれの部屋には「THE LION SONG」や「Black bird」といった、その部屋にちなんだ名前が付けられています。私が宿泊したライオンソングは、その広さと植物の大きさにビックリ!さすがライオンと言うだけのことはあります。著者撮影 「THE ZEBLA SONG」の部屋ゲストがまだ到着していない部屋を少し見せてもらったのですが、それぞれとても個性的!一泊ずつ違う部屋に泊まるのもおすすめです。著者撮影 ダイニングスペースオーナーはとても素敵な若いタイ女性だったのですが、彼女に「絶対食べてね!」と言われた朝食は、本当に美味しかったので驚きました。食器の使い方も可愛くて、集めたくなってしまいました。著者撮影 朝食THE MUSTANG NERO HOTEL・HP:・住所・1112/91-93 Soi Daimaru Department store, Klong-toey, Phrakanong, BangkokJ.No14 LODGMENT著者撮影 エントランスホテルが位置するのはチャオプラヤー川の向こう岸のトンブリー地区。BTSも延びて、アクセスも便利になり、寺院観光などに便利なエリアです。著者撮影 コーナーイメージ「J.No14 LODGMENT」は、古いビルをリノベーションして作ったB&Bです。アンティークと観葉植物が生い茂る独特な空間が話題を集め、インテリア雑誌の表紙を飾ったり、ファッションブランドの撮影に使われる話題のホテルです。なんと設計とインテリアを手掛けたはオーナーの息子さん!ホテルは家族で経営していて、タイの家に遊びに来たというようなあたたかなサービスが受けられます。著者撮影 ダイニングルーム1件目にご紹介した「THE MUSTANG NERO HOTEL」に似ている?と思った方、正解です!実はHE MUSTANG NEROのオーナーとJ.No14のデザイナーが友人なんだとか。著者撮影 外観泊まっているのは外国人だけかな?と思っていたのですが、このホテルに泊まりたくて来たというバンコクの若者カップルもチラホラと見かけました。J.No14 LODGMENT・HP:・住所:678 Charoenakorn14 Rd.,BangkokONEDAY©ONEDAY 個室最後におすすめするのが、ワークスペースもドミトリーも備えているという便利なホステル「ONEDAY」です。楽しそうだけどドミトリーはちょっと……。という方には個室も選べるのでご安心を。プライベートを確保しながら、他のゲストとはダイニングスペースで会話を楽しめます。©ONEDAY 共同シャワールーム※シャワールーム付きの個室もありまた、ユースホステルとコワーキングスペースの利用がセットになったプランもあるので、長期滞在したい時にも便利です。©ONEDAY 左:ダイニングスペース右:コワーキングスペースホステル滞在中にぜひ立ち寄ってほしいのが、ホテルに併設されているカフェ「casa lapin」。店内はいつもおしゃれなタイの若者でいっぱい。コーヒーも美味しいですよ!ホステルのあるプロンポン駅周辺は、タイ在住の日本人が多く暮らすエリア。タイに住んでいる気分で滞在してみてはいかがですか?ONEDAY・HP:・住所51 Sukhumvit Soi 26, Khlong Tan, Khlong Toei, Bangkok(text : 美濃羽佐智子)カワイイ!おいしい! 女子旅 ♡ タイランドその他の記事はこちら>
2016年02月26日著者撮影 窓ガラスの割れたケーブルカーちょっと心配仏教への信仰心が厚いタイの人たちにとって寺は身近な存在である。日本で祭りがあるように、タイの寺でも様々な催しが開催され、その寺を廻ることがある種のレジャーとして定着している。そのようなタイの寺の中でも、不思議な乗り物がある寺を紹介したい。ワット・タム・スワのケーブルカーひとつはカンチャナブリ―にあるワット・タム・スワ。タイ語でスワは虎の意味なので、「虎の寺」ということになる。ちなみにカンチャナブリ―には本物のトラを飼っている寺が日本のテレビなどで取り上げられ有名であるが、このワット・タム・スワは別の寺で、トラの像はあるものの本物のトラはいないのでご心配なく。著者撮影 ワット・タム・スワ ケーブルカー乗り場このワット・タム・スワの特長は、ケーブルカーがあること。寺の本堂は小高い山の上にあり、階段を登って行くこともできるが、10バーツ払えばケーブルカーで楽々参拝できる。このケーブルカー、どう見ても観光用のものではなく、鉱山の坑道用のケーブルカーをそのまま利用したと思われるもの。ロープも細く、少し不安な乗り物ではある。著者撮影 走行中のケーブルカー右側に増設工事の痕跡が。切符を買って乗車し、暫くするとケーブルカーを動かしてくれる。日本のケーブルカーのように床が階段状になっていないので、まさに坂を上っている感じである。上りのケーブルカーが動くと同時に別の線路の下りケーブルカーも動き、途中ですれ違う。乗車時間は僅か1~2分、すぐに頂上駅に到着。乗車したケーブルカーの隣には、もう1組、ケーブルカーを建設しようとした痕跡がある。「ケーブルカー1組2台だけでは輸送力が足らないから、もう1組設置しよう」と考えたのか。謎である。著者撮影 山上の仏像。お供え物はベルトコンベアで運ばれるようになっている。この寺には、このケーブルカー以外にも荷物用のケーブルカーやその跡がいくつかある。また大仏へのお供え物はベルトコンベヤーで運ばれるようになっている。もしかしたらこの寺の住職はメカニックなことが好きなのかもしれない。寺は、山の上にあるだけあって景色は良い。また観光地である「戦場か架ける橋」から車で20分程度の便利な場所にある。あまりガイドブックに紹介されていない寺ではあるが、カンチャナブリ―に行った際には立ち寄る価値がある寺である。著者撮影 山上からの景色ワット・ニウェート・タンマプラワットのロープウェイ著者撮影 ワット・ニウェート・タンマプラワットへのロープウェイもうひとつは、アユタヤ観光の際に併せて訪れることが多いバンパイン宮殿の川向にあるワット・ニウェート・タンマプラワットである。この寺に行くには、宮殿の入口横の駐車場の脇から、「簡易ロープウェイ」のようなもので川を渡る。あまり高いところは走らないが、非常に簡素な作りで、停車時の揺れも大きく、スリリングな乗り物である。横に船着き場もあり、渡し舟を往復させた方が効率的なようにも思えるが、このロープウェイこそがこの寺のこだわりなのだと感じられる。著者撮影 まるで教会のようなワット・ニウェート・タンマプラワットこのワット・ニウェート・タンマプラワット、お寺そのものの建物も大変ユニークである。外見は教会そのもので、内部にはステンドグラスを通して光が差し込むようになっている。しかし、教会では十字架があるところに仏像が。こちらの寺には国王ラーマ5世も訪問されたことがあり、そのお姿はステンドグラスにもデザインされている。西洋化に積極的に取り組んだラーマ5世もお気に入りの寺だったのかもしれない。バンパイン宮殿を観光した際には、ぜひ併せて訪問して欲しい寺である。著者撮影 内部もまるで教会この他、チェンマイの観光名所、ドイ・ステープ寺にもケーブルカーが設置されているが、こちらは日本にもある「斜行エレベーター」のようなもので、あまり面白くない。実は、ここにも以前は普通のケーブルカーが存在していたが、ワイヤー切断による死亡事故が発生し、現在のエレベーターになったのだとか。今回紹介した二つの乗り物についても、客が定員を超えていないか、自己責任で確認した方がよいかも……。(text & photo : 井上毅)バンコクから見る、東南アジア鉄道の楽しみ方その他の記事はこちら>
2016年02月25日©i Light Marina Bayシンガポールの光の祭典「i Light Marina Bay」が、今年もベイフロントに帰ってくる。2016年3月4日~27日の開催期間中、マリーナ地区では光をテーマにしたアート作品の展示と共に、様々なイベントを開催予定。一段と華やぐマリーナベイの夜を楽しもう!アジアを代表する光の祭典©i Light Marina Bay2016年で4回目を迎える光のフェスティバル「i Light Marina Bay(アイ・ライト・マリーナ・ベイ)」は、アジアを代表する光の祭典として、国内外から注目を集めている。2016年のテーマは「In Praise of Shadows(影の賞賛の中で)」。シンガポールの遅い日没を待って浮かび上がる、世界的アーティストたちによる光の作品は、訪れる人を魅了するはず。©i Light Marina Bay湾を囲むように点在する25作品は自由に観賞することができる。これらの中には、日本を代表するウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」による作品も。アートサイエンスミュージアムの外壁を利用したプロジェクトマッピングは、マリーナ地区でひときわ目を引くに違いない。©i Light Marina Bay開催予定の催し物をチェック©i Light Marina Bay期間中、マリーナ周辺では様々なイベントを予定。点在するイベントスペースでは、音楽イベントやワークショップ、ヨガイベントを始め、飲食店や話題のファーマーズマーケットのポップアップ店などもオープンし、光の祭典を盛り上げる。参加費無料のものから、事前予約が必要なものもあるので、気になる催しは事前にチェックしておこう。i Light Carnival at the Bay(3/4~3/27)ゲームや乗り物も楽しめるエンターテインメントスペースが出現。➀会場:The Float @ Marina Bay時間:18:00~22:30(毎日)入場:無料➁会場:Bayfront Event Space時間:8:00~22:30(平日)17:00~23:00(週末)入場:無料Singapore International Jazz Festival 2016(3/4~3/6)世界トップクラスのアーティストによるジャズコンサート。光と共に、素敵な音色に酔いしれて。会場:MBS EVENT PLAZA時間:18:00~23:45入場:S$85~225※チケットの詳細はこちら>Lighting Detectives’ Workshop(3/5)トイレットペーパーの芯や、卵のケースなど、資源ごみを活用したオリジナルランタン作り。会場:Fullerton (Seaview Channel)時間:16:00~20:00参加:無料PasarBella Goes To Town(3/11~4/3)話題のファーマーズマーケットがマリーナに出現!新鮮な魚料理からワインまで楽しめる。会場:MBS EVENT PLAZA時間:16:00~23:00(月~木)、16:00~24:00(金~日)入場:無料Marina Waterfront Bazaar(3/11~3/20)手作り品からLED製品、アパレル、電化製品まであらゆる商品が。お買い物しながらつまめるスナックも販売。会場:EVENT SQUARE時間:17:00~22:30入場:無料Kids Fiesta(3/12~3/13)巨大トランポリンや、レーザー光迷路など、キッズ向けアトラクションが盛り沢山。会場:THE FLOAT @ MARINA BAY時間:16:00~22:30入場:S$30(ファンパス)・その他のイベントについてはこちら>
2016年02月25日マレーシアは国土がマレー半島とボルネオ島の2つのエリアに跨っています。それぞれのエリアに魅力的なアイランドを抱えていて、個性も異なります。マレー半島はリゾートライフが充実し、一方のボルネオ島はネイチャー指数が高いというか……。今回はマレー半島にフォーカス。同じ半島でも、西と東では、島の雰囲気が違うのも、興味深いところです。マレー半島西側1. ランカウイ著者撮影 アンダマン,ラグジュアリーコレクションリゾート,ランカウイのスパからは、ダタイビーチを一望にラン=わし、カウイ=大理石という意味をもつランカウイ島。99の島々からなり、そのうち人の住む3島の中で、最大の島を指します。開発は島の35%までと制限されているので、豊かな自然がたっぷり。2007年には地質学的に貴重な地域に与えられるユネスコの“世界ジオパーク”にも設定されています。ランカウイには3カ所のジオフォレストパークがあり、5億年前の地層が見られる鍾乳洞や東南アジア最古の熱帯雨林などを見ることが。また、ラグジュアリーなリゾートライフも楽しめます。マレー半島西側2. ペナン島写真提供:マレーシア政府観光局 ビーチエリアは島の北側のバツー・フェリンギ。夜には屋台も出現。別名”東洋の真珠”と呼ばれるペナン島は、18世紀後半にイギリスの植民地だった名残や、中国やマレー、インドなど交易の地として栄えた背景から、アジアの活気とコロニアルな風情が融合。2008年、中心地のジョージタウンが世界遺産に登録されています。メインビーチは、島の北部のバツー・フェリンギ周辺。約3km続く海岸線沿いにホテルやレストランが軒を連ね、マリンスポーツが楽しめます。夜には屋台やナイトマーケットも出没。最近はあちこちで見かけるストリート・アートやカフェ文化が注目を集めています。マレー半島西側3. パンコール島写真提供:パンコール ラウト リゾート 客室やレストランのあるエリアから離れた静寂のエメラルドベイかつてスルタンが賓客をもてなした島を、1島1リゾートに。300エーカーの島内には、サルなどの野生動物が暮らす熱帯雨林や、穏やかなエメラルドベイなど、豊かな自然が広がっています。リゾートは伝統的なマレー建築。ビーチやヒルサイド、水上コテージなど、客室のロケーションも多彩に揃っています。そんな自然と調和したリゾートの美しさに、名テナーの故パバロッティは魅了され、彼の名前を冠したお部屋も。東南アジア最大級のスパ・ヴィレッジなど、スパ目的の滞在もおすすめです。マレー半島東側1. レダン島著者撮影 2つの入り江を占有しているリゾート、ザ・ターラス。高台にある客室からは、この眺めが!真っ白なビーチとクリスタルのように透明な海は、まるでモルディブよう!島のほとんどがジャングルで覆われ、舗装道路は桟橋と島随一のリゾートがあるビーチ、テロッ・ダラムの間のみ。テロッ・ダラムではリゾートが絶景ビーチを占有し、ゲストだけで静寂の時間を過ごすことができます。もうひとつのビーチ、数軒のバンガローがあるパシール・パンジャンへは、船で渡るか、トレッキングロードを利用してアプローチ。島の南部のピナン島にはマリンパークがあり、スノーケリングを楽しむ日帰り客で賑わっています。マレー半島東側2. ランテンガ島著者撮影 精気溢れる熱帯の自然が息づくランテンガ島。豊かな自然が残る、穴場リゾートを求めるリゾーターに人気ですレダン島とペルヘンティアン島の合間に浮かび、レダン海洋公園として手厚く守られているランテンガ島。3~4軒の小さなネイチャーリゾート以外は人が暮らしておらず、内陸は熱帯の植物が生い茂るジャングル。ビーチでのんびり過ごしたり、ダイビングやスノーケリング、釣りなど、海で遊んだり、のんびりとした島暮らしが楽しめます。周囲の海はコーラルリーフに囲まれ、スノーケリングでも海ガメやホワイトチップを見ることも。ダイビングポイントへはボートで10分圏内。マレー半島東側3. ペルヘンティアン島著者撮影 さらに穴場のペルヘンティアン。カメの産卵シーズンには、立ち入りが禁止されるビーチもあります真っ白な砂浜が美しい超穴場!小さなペルヘンティアン・クチル島と大きなペルヘンティアン・ブサール島の2つの島からなり、周囲3kmにわたって海洋公園に指定されています。ペルヘンティアン・ブサール島にはシンプルな中級リゾートがあり、静かなムード。一方のペルヘンティアン・クチル島はバックパッカー向けのバンガローやレストランなどが白砂ビーチに並び、こちらには漁村もあります。ペルヘンティアン・ブサール島は4~8月、アオウミガメの産卵シーズン。海ガメとの遭遇率がアップします。(text : 古関 千恵子)ビーチ&リゾートコラム「アジアンビーチ☆マニア」その他の記事はこちら>
2016年02月24日©The Phoenix Hotel Yogyakarta「ホテルステイ」にフォーカスした旅のすすめをお届けする連載「ホテルから選ぶ わたしの旅」。今回は、インドネシアのジャワ島東部に位置する世界遺産の街、ジョクジャカルタで、百年も時を刻み続けてきたヘリテージホテル「ザ フェニックス ホテル ジョクジャカルタ」をご紹介する。「平和の町」との名を持つジョグジャカルタは、世界遺産のボロブドゥール寺院遺跡やプランバナン寺院への観光拠点として知られる街。市内には、今もスルタンが暮らすクラトン(王宮)があり、伝統的なガムラン音楽や伝統舞踏など、ジャワ芸術の中心地としても栄えた古都ならではの風情が漂う。「ザ フェニックス ホテル ジョクジャカルタ」は、静かに悠久の時を刻む遺跡群と、美しい古都ジョグジャカルタを満喫するのにぴったりの異国情緒たっぷりの一軒だ。古都のランドマーク的名門ホテルで、タイムレスな贅沢さに浸る©The Phoenix Hotel Yogyakarta市内の目抜き通りマリオボロ通りからほど近い場所に位置する「ザ フェニックス ホテル ジョクジャカルタ」。周囲には市場やレストラン、バティックなどのローカルなお店が軒を連ね、ジョグジャカルタらしい街並を満喫しながら食事やショッピングが楽しめる、アクセス抜群のロケーションだ。©The Phoenix Hotel Yogyakartaホテルは、フランスを拠点に世界中にラグジュアリーホテルを有するアコーホテルズが展開するハイエンドホテルコレクション「Mギャラリー」の一つで、このホテルコレクションは、その土地の歴史的・文化的な背景やホテルの個性を反映した建築様式やインテリアデザイン、サービスを通して、その地に宿るストーリーが体感できるメモリアルステイを演出している。1918年より植民地時代の趣をそのまま残す、百年ホテル©The Phoenix Hotel Yogyakarta「ザ フェニックス ホテル ジョクジャカルタ」の起源は、1918年に貿易商の華僑が自邸として建てたことに始まり、オランダ植民地時代の歴史的・文化的な香りを強く感じさせるデザインは、唯一無二の存在感を生み出している。百年の間、このホテルは数奇な運命のもとに物語を刻み続けてきた。1930年代の大恐慌時代は、ドイツ人ビジネスマンの社交場もかねたレジデンスホテルとして運営され、1942年からは日本軍に使われ「ヤマトホテル」と呼ばれていた時代もある。さまざまな変遷を経て、1951年に本格的なホテルとして開業。©The Phoenix Hotel Yogyakarta1993年に「フェニックスホテル」と名づけられた後、Mギャラリーへ加わったのは2003年からで、現在は1918年に建てられたまま変わらぬ姿を留めている本館と、1996年に全く同じデザインで増築された新館から成る5つ星ホテルとして、ジョグジャカルタのランドマーク的存在となっている。貴族の邸宅さながらのエレガントステイ©The Phoenix Hotel Yogyakartaテラスに囲まれたプールを擁した中庭はホテルのメインステージ。それを見下ろすように、バルコニー付きの客室やレストラン、ワインバーがぐるりと取り囲む様が印象的だ。まるで古風な外国小説の舞台にでもなりそうな趣を感じることができる。144室ある客室は、まさしく東洋の貴族の邸宅さながらの落ち着きと気品が漂う。ジャワの伝統料理を五感で楽しむ、ジョグジャカルタの朝©TRIPPING!ホテルの朝食は、熱帯特有のトロピカルな風土に適した「ジャワ料理」がメインでいただける。ホテルオーナーの「朝食を通してローカルフードを紹介したい」という思いからなのだそう。ジャックフルーツをココナッツミルクとパームシュガーで煮込んだジョグジャカルタの名物グドゥッなど、日本では味わうことのできないエキゾチックな品々がお目見えする。©TRIPPING!また、インドネシアの伝承薬ジャムゥも用意されている。ジャムゥは、植物の実や皮、葉っぱや根などのハーブで、日本でいう漢方薬、インドでいうアーユルヴェーダのようなものと思えばわかりやすい。ちなみに、毎週木曜日の夕方に宿泊客が無料で参加できるジャムゥ講座も開設されているそう。地元のソウルフードで一日の活力を養った後は、感動とロマンに満ちた遺跡観光へ出発。ジョクジャカルタで必ず訪れたいのが、世界遺産を初めとした遺跡の数々。ホテルのツアーデスクでは、豊富なツアーを用意しているので、コンシェルジュに相談しながらじっくりプランを練りたいところ。もちろん、カーチャーターサービスを利用して、自由気ままに遺跡探訪するのも魅力的。1. 世界文化遺産「ボロブドゥール仏教寺院群」©TRIPPING!「ボロブドゥール仏教寺院群」は、123m四方の基壇に岩石がピラミッド状に積まれ、高さ34.5mを誇る世界最大の大乗仏教遺跡だ。1991年に世界文化遺産に登録されている。ピラミッド構造は大きく3層からなり、下から「一般の人々が住んでいる現象世界」「俗事から解放されている過渡的世界」「神々が宿る最高の世界」を表しているため、頂上へ登ることは悟りを開くという意味合いもあると言われている。1814年の英国スタンフォード·ラッフルズ卿に発見されるまで約1,000年もの間、密林で眠り続けていた遺跡は、長年の修復と再建作業により、現在はインドネシアで最も観光客が集まる遺跡となっている。ホテルからは車で、1時間半程。世界文化遺産「プランバナン寺院群」©TRIPPING!1991年に世界文化遺産に登録された「プランバナン寺院群」。寺院群を代表する寺院「プランバナン寺院」は世界最大級、かつ最も美しいヒンドゥー寺院の一つに数えられる。境内には、大小合わせて18の祠堂があり、中心にそびえ立つヒンドゥー教の3大主神、ブラフマ(創造の神)、ヴィシュヌ(維持の神)、シヴァ(破壊の神)の祠堂をはじめ、祠堂の外壁や回廊を埋め尽くすレリーフの、美しい彫刻にも注目したい。ホテルからは車で40分程。※プランバナン寺院の詳細はこちら>水の宮殿「タマン・サリ」©TRIPPING!「美しい庭園」の意味を持つ水の宮殿「タマン・サリ」。スルタン(王)に仕える女性たちが水浴びを楽しんだと言われる石造りの入浴場があり、現在も見学することができる。周りをとり囲む花園は、優雅で華やかな宮廷時代を彷彿させる。ホテルからは車で15分程。※タマン・サリの詳細はこちら>スルタンの王宮「クラトン」©TRIPPING!現在もジョグジャカルタの王族が暮らす王宮「クラトン」は、インドネシアの伝統とヨーロッパ文化が融合したジャワ建築の最高傑作とされ、その一部は博物館として多くの調度品や楽器、バティックの衣装などが展示されている。敷地内では、ガムラン演奏や伝統舞踊が毎日上演され、各月の最終日曜には影絵劇のパフォーマンスも開催している。ホテルからは車で15分程。※クラトンの詳細はこちら>フェニックスホテルジョクジャカルタ - Mギャラリーコレクション・住所:Jl Jenderal Sudirman 9, 55233 ,Yogyakarta・電話:(+62)274 566617・Email:info@thephoenixyogya.com・予約(日本語):
2016年02月23日©TRIPPING!「美しい庭園」の意味を持つジョグジャカルタの宮殿「タマンサリ」。「水の宮殿」としても知られている。現在も王族が暮らす王宮「クラトン」から程近いこの宮殿には、スルタン(王)に仕える女性たちが水浴びを楽しんだと言われる石造りの入浴場があり、現在も見学することができる。周りをとり囲む花園は、優雅で華やかな宮廷時代を彷彿させる。様々な役割を持つ離宮©TRIPPING!ジョグジャカルタの中心に位置するクラトンから西へ1キロ行ったところに、水の宮殿「Tamansari(タマンサリ)」がある。1758年、Sultan Hamengkubuwono I(ハメンクブウォノ1世)が、王室のレストハウスとして、また専用の庭園としてこの宮殿を創建。ボートや鹿狩り、伝統的な舞踊、ガムラン音楽を楽しむ多目的施設として利用された。また医療設備や大砲を有する2つの要塞もあり、スルタンを守るシェルターの役割も果たしたと言われている。1867年に大地震でダメージを受けるも、入浴プールを始め、一部の施設は復元されている。タマンサリの2つの建物©TRIPPING!この敷地には大きく2つの建築物がある。一つは、入浴場が併設する宮殿「Umbul Binangun」。スルタンに仕える女官たちが水浴びを楽しんだと言われるこの屋外入浴プールの周りには、何種類もの樹木や花が囲み、華やかな時代を思わせる。©TRIPPING! 3階に位置する部屋の小窓から眺めたプールプールの南側に隣接する3階建てのタワーには、スルタンの個人的な寝室や風呂の他、女官たちの水浴びを眺める小窓も。スルタンは、ここから気に入った女性を選び、夜を共にしていたと言われている。©TRIPPING! スルタンと女官が夜を共にしたとされる寝室もう一つは要塞の役割を持つ「Pulo Kenongo」と呼ばれる離宮。「Kenongo」とは花の名前で、その豊かな香りは宮殿中に広がったと言われている。宮殿と同様に、居間や寝室の他、伝統的なバティック(ろうけつ染め)を作るための部屋、伝統舞踊「Bedoyo」や「Srimpi」を披露するホールを擁する。ここから伸びる人工運河はクラトンにつながり、有事の際はここから脱出を図ったと言われている。ゲートや、兵士の待機するボックスなど、かつて要塞の役割を物語る設備も。©TRIPPING! 宮殿の敷地内にあるワヤン・クリの土産店敷地内には他にも、王が瞑想に使用したと言われる神秘的な場所や、地下通路などの見どころも。伝統工芸品を扱う土産物店も点在する。©TRIPPING!華やかな宮廷生活が偲ばれる美しい宮殿タマンサリ。ジョグジャカルタを訪れた際は、クラトンと合わせてぜひ足を伸ばしたい。Tamansari(タマンサリ)・時間:8:00~15:00・拝観料:Rp 15,000 ※カメラ持ち込み料金は追加でRp 2,000・アクセス方法:クラトン(王宮)より徒歩約15分。
2016年02月22日©Chiva-Som International Health Resort一人ひとりに合ったリトリートプログラムを提案し、滞在を通じてゲストが心身共に健康な状態と習慣を取り戻すためのサービスを提供するデスティネーション・リゾート「チバソム」では、新しく5種類のリトリートが誕生。計13種類のリトリートが利用できるようになった。「くつろぎの隠れ家」チバソム©Chiva-Som International Health Resort西洋の方式と東洋の哲学を融合した独自のプログラムで、ゲスト一人ひとりの状態に合ったリトリートを提供する「チバソム」は、タイ語で「くつろぎの隠れ家」を意味。その名の通り、7エーカーを超える広大な敷地に佇む施設では、スパやフィットネスなどの設備を駆使し、ゲストそれぞれの状態にふさわしいプログラムを提案。一般の方からアスリートに至るまで幅広いリピーターの数が、この施設の実力を物語る。5つの新たなオリジナルリトリートが登場©Chiva-Som International Health Resortチバソムでは今回、より細かい症状に合わせたプログラムが登場。癌、片頭痛、ストレス、高血圧、過度の肥満等にも対応できるようになり、疾患で悩むゲストのQOL(クオリティー・オブ・ライフ)の向上をサポートしていく。新たに加わった5つのトリートメントは以下の通り。●セル・バイタリティ(細胞活力)・リトリートガンから回復中、または寛解中のゲストのために特別にデザインされたプログラム。専門家による食欲を促すメニューと共に、細胞レベルからの復活を目指したている。●クレイニアル・リリーフ(頭蓋緩和)・リトリート重度の片頭痛に特化したリトリート。頭部や顔面の筋肉緩和や運動、瞑想などのホリスティックなアプローチと、オーガニック食材を用いた特別な食事メニューで、痛みに左右されない安定した状態を目指す。●エモーショナル・ウェルビーング(健康な感情)日々感じるストレスや感情、さらには総合的なウェルビーングを自在にコントロールする方法を学ぶプログラム。鍼灸、マインド&ボディ・セラピー、食事、運動、睡眠などによる総合的なアプローチを体験し、ストレスに負けない「マインド・ボディ・スピリット」を目指す。●テンション・リリース(緊張緩和)高血圧に悩むゲストのためにデザインされたプログラム。日々のルーティーンから離れストレスから解放されることで、心の平穏を取り戻し、健康状態の回復を目指す。栄養相談では塩分摂取の管理を学び、体重維持のためのシンプルなエクササイズと、心臓血管の健康をサポートするサプリメントは、より効率的な回復をサポートする。●サステイナブル・スリミング(持続的痩身)健康的な痩身を目指すプログラム。しっかりと管理されたフィジカルトレーニングと、チバソム自慢の調理チームが提供する低カロリーながら栄養豊富なメニューは、効率的な減量をサポート。理学療法士による美しい姿勢の指導は、身体の柔軟性も高める。滞在中に学んだライフスタイルをキープできる強い心も身に付ける。よりゲストにあったオリジナルのプログラムの提案が可能になったチバソムへは、バンコクから車で3時間。創業から20年間、世界を代表するヘルス&ウェルネス・リゾートとして数々の賞を受賞しているチバソム。「治療」とは異なるホリスティックなアプローチで、真の健康を手に入れてみては?
2016年02月22日©The Elysian Boutique Villa Hotel今回の「MY HOTEL CHOICE」では、バリ島のトレンドエリア「スミニャック」に位置するブティック ヴィラにフォーカス。街歩きに便利なロケーションにも関わらず、穏やかな時間の流れるプール付きヴィラが並ぶリゾートをお届け!大人のビーチリゾート「スミニャック」©TRIPPING!繁華街クタやレギャンの北に位置するエリア「スミニャック」は、洗練されたブティックや、モダンなレストラン、コージーなカフェが並ぶバリ島随一のトレンドエリア。スミニャックビーチには、それぞれに志向を凝らした ユニークなビーチバーが軒を列ね、ビールやカクテル片手にサンセットを楽しむ人も。クタやレギャンに比べて落ち着いた雰囲気があるので、トレンドを押さえつつものんびりバリを満喫したい大人リゾーターに人気のエリアだ。1. The Elysian Boutique Villa Hotelザ エリシアン ブティック ヴィラ ホテル©The Elysian Boutique Villa Hotelスミニャックを代表するストリート「オベロイ通り」から、一本路地に入り進むこと数分。「The Elysian Boutique Villa Hotel(ザ エリシアン ブティック ヴィラ ホテル)」がお目見えする。Elysian=楽園という意味の通り、穏やかな時間の流れるこのリゾートは、訪れるものに安らぎと至福の時を与えてくれる。©The Elysian Boutique Villa Hotel外の喧噪とは別世界の敷地内には、1ベッドルームが26棟、2ベッドルームが1棟並ぶ。モダンバリスタイルのヴィラは、植物がエネルギッシュに葉を広げ、プールサイドで日よけの役割を果たす樹木が印象的。丁寧に手入れを重ね育てられてきた緑は、オープンから10年経った今、その魅力を最大限に開花させている。©The Elysian Boutique Villa Hotelリビングダイニングは、ガーデンに面した窓が全面開放できるので、まるでオープンリビングのような使い方ができるのが嬉しい。どこをとっても洗練された空間は、バリの滞在をワンランク上のものにしてくれる。さらに18時になると、寝室のカーテンを閉め、照明を落とし、オーガニックの虫除けを施してくれるサービスは、まるで日本の旅館のおもてなしのよう。ホスピタリティー溢れるリゾートらしいはからいだ。©The Elysian Boutique Villa Hotelロビーから臨む美しいメインプールも自慢のThe Elysian。プールサイドには、5つのカバナが並び、昼間は大人3人が寝転べる大きなビーチベッドが配され、夜はロマンティックなダイニングスペースに変わる。ディナーは、新鮮な素材を使ったヘルシーなプレフィクスコースが定評。©TRIPPING!朝食は、フレッシュジュースやシリアルといったヘルシーなものから、エッグベネディクトやパンケーキ、オムレツなどの定番料理、さらにステーキといったボリューム満点の料理など20種類近いメニューの中から、好きなものをいくらでも組み合わせてオーダーできる。メインプールに面したダイニングで朝から贅沢な時間を満喫。©TRIPPING!“神々の島バリ” の伝統や歴史への敬意を忘れることなく、モダンバリの趣を楽しめるThe Elysianは、日頃の疲れを癒すのに十分すぎる、まさに楽園だ。*宿泊料金:一泊(1ベッドルーム)261USD~*部屋数:27棟(1ベッドルーム 26棟2ベッドルーム 1棟)———————————————————————住所:18 Sari Dewi, Seminyak, Bali 80361, IndonesiaTEL:(+62)-361-730999Email:reservations@theelysian.com Hu’u Villasフウ ヴィラズ©Hu’u Villasモダンでスタイリッシュな滞在が希望なら、話題のショップやレストランが並ぶペティテンゲット通りに位置する「Hu’u Villas(フウ ヴィラズ)」を選んで正解。老舗バーラウンジ「hu’u Bar」とアジア料理が楽しめる「hu’u Bistro」の隣に、Hu’u Villasがオープンしたのは2014年。バリ島で1、2位を争う人気を誇るビーチクラブ「potato head」までも徒歩5分あまりと、スミニャックのトレンド最前線を肌で感じられるロケーションだ。©Hu’u Villas敷地内には、1ベッドルームが5棟、2ベッドルームが4棟、3ベッドルームのペントハウスが1棟並ぶ。白を貴重にしたモダンなヴィラは、大人のリゾートステイをより洗練されたものに演出してくれる。メゾネットタイプの1ベッドルームの客室は、12mの高い天井と、一面ガラス張りの壁が贅沢。プライベートプールを囲む落ち着いたトーンのウッドデッキのガーデンは、扉一枚で隣のヴィラとコネクトできるタイプなので、グループ旅行にも最適。©Hu’u Villas朝食やルームサービスの食事は、隣接する「hu’u Bistro」が提供。朝食は、フルブレックファーストや、バリ ベネディクト、バナナパンケーキなど15種類を超えるメニューの中から選ぶことができる。それぞれのヴィラまで運んで来てくれるオールデイブレックファーストなので、朝時間をゆっくり満喫しよう。©TRIPPING!さらにHu’u Villas のゲストには、ラウンジバー「hu’u Bar」や、ウォーターパークやジムなどを有する総合スポーツクラブ「Canggu Club」の利用も無料サービスされているので、滞在中に足を運んでみては。*宿泊料金:一泊(1ベッドルーム)238.02 USD~*部屋数:10棟(1ベッドルーム 5棟 2ベッドルーム 4棟 ペントハウス 1棟)———————————————————————住所:Jalan Petitenget Seminyak, Bali 80361TEL:(+62)361 8499 130Email:experience@huuvillasbali.com The Light Exclusive Villas and Spaザ ライト エクスクルーシブ ヴィラズ アンド スパ©The Light Exclusive Villas and Spaプール付きのヴィラでのんびりステイをしたいけれど、なるべく予算も押さえたい……。そんな人におすすめしたいのが、スミニャックのランドマーク「スミニャックスクエア」から徒歩5分の場所に位置する「The Light Exclusive Villas and Spa(ザ ライト エクスクルーシブ ヴィラズ アンド スパ)だ。シーズンを選べば、1人一泊10,000円を切る宿泊料金は魅力的。©The Light Exclusive Villas and Spa敷地内に35棟並ぶヴィラには、プールサイドに開放感溢れるリビングとダイニング、キッチンが並び、南国の風を感じることができる。一方、寝室とバスルームはクーラー完備の屋内にあるので、快適に過ごすことができる。プールサイドのダイニングでは、プライベートシェフによるディナーもオーダー可能。ロマンティックに演出されたヴィラで、自分たちだけの時間を楽しむことができる。©The Light Exclusive Villas and SpaThe Light Exclusive Villas and Spaで人気なのが、バリ風スペアリブ「イガバビ」。香ばしい香りが食欲をそそるスペアリブは、一口頬張ればホロホロと崩れるほど柔らか。©TRIPPING!また、家族連れに人気なのが自家製ピザ。素朴な味わいはどこか懐かしく、大人から子供まで楽しめる。どちらの料理もレストランの他に、ルームサービスとしてヴィラに届けてもらうこともできるので、自宅気分でのんびりしながら食事を楽しんでみては。*宿泊料金:一泊(1ベッドルーム)HPで確認*部屋数:35棟(1ベッドルーム 32棟2ベッドルーム 2棟3ベッドルーム 1棟)———————————————————————住所:Jl. Pangkung Sari, Br. Taman, Seminyak, Kuta, BaliTEL:(+62)-361 730703Email:sales@thelightvillas.com : Ai Tanaka)TRIPPING!編集部がリアルに泊まりたいホテルをピックアップ!【MY HOTEL CHOICE】>>その他の記事はこちら
2016年02月22日©Singapore Tourism Boardシンガポール独立50周年で盛大な盛り上がりを見せた2015年。続く2016年も、日本とシンガポールの外交関係が始まってから50周年というメモリアルイヤー。これを記念して、両国内では様々な記念事業や特典を展開。今回は特に、シンガポールを訪れる日本人旅行者にお得な特典を一挙ご紹介!特典の利用には、クーポンが必要なので渡航前にダウンロードをしておこう!シンガポール・フライヤー <料金割引>©Singapore Tourism Boardシンガポール・フライヤー内で、シンガポール名物シンガポール・スリングを味わう「シンガポール・スリング・フライト」。クーポンの提示で、通常大人料金(S$69)が、S$10引きのS$55に。世界最大級の観覧車からの絶景と、伝統的なカクテルをお得に楽しんでみては?利用方法チケット売り場にてパスポートを提示の上「SJ50」と申告。※2名以上の利用が対象。一度に4枚まで利用可能。※3~17歳のお子様には、ノンアルコールのシンガポール・スリングを提供。※利用対象外の日程:9月16日~18日、12月24日~25日※2016年12月31日までシティ・ツアーズ <2人目半額>©PIXTA2階建て観光バスでお馴染み「City Tours(シティ・ツアーズ)」の「コンボパッケージ」チケット(通常料金:S$40)を購入すると、2枚目が半額になるキャンペーン。コンボパッケージには、観光バス「ファン・ビー・ホッパー・バス」乗車券に加え、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ入場料(通常料金:S$28)も含まれる。利用方法オンライン、もしくは利用当日チケット売り場にて購入。オンラインで購入した際は、Eチケットを印刷して持参。※2016年12月31日まで※他の特典やプロモーションとの併用不可シンガポール国立博物館<入館料半額>©Singapore Tourism Boardシンガポールを代表する博物館「National Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)」の入館料が割引に。常設展はS$10→S$5、特別展「Treasures of the World」はS$20→S$14。利用方法ビジターサービスカウンターにてクーポンを提示。※常設展は2016年6月30日まで。特別展「Treasures of the World」は2016年5月29日まで。ラッフルズホテル「サクラスリング」©Raffles Hotels & Resortsシンガポールを代表する老舗ホテル「ラッフルズホテル」では、名物のシンガポール・スリングと日本酒「獺祭」による記念カクテル「サクラスリング」が登場。両国を代表するお酒の、意外なコラボレーションが楽しめる。チャンギ・レコメンズ©Singapore Tourism Boardチャンギ国際空港内にあるビジターカウンター「Changi Recommends(チャンギ・レコメンズ)」がおススメする、SJ50特別パッケージもチェック。主要観光スポットのチケットがお得に手に入るかも!?例)ガーデンズ・バイ・ザ・ベイと市内観光のセット料金S$61→S$43観光バス「ダック・ツアー」料金S$37→S$29世界最大級の水族館セントーサ島「SEAアクアリウム」入場料S$32→S$24など利用方法チャンギ空港内カウンターでクーポンを提示。カウンターの詳しい場所はこちら>その他にも、ホテルや主要観光スポットの嬉しい特典が満載。記念すべきメモリアルイヤーを思いっきり満喫しよう。シンガポール政府観光局 SJ50-Anniversaryクーポンのダウンロードはこちら>
2016年02月21日著者撮影 ビエンチャンの見所のひとつタートルアン最近旅先として脚光を浴びているラオス。タイからの交通手段として考えられるのが、飛行機、バス、鉄道だ。バンコクからならラオスの首都ビエンチャンまで1時間ほどのフライト。しかし、エア・アジアなどのLCC各社はビエンチャンへのフライトが無い。タイ航空やラオス航空などを使うと片道3000バーツ前後とちょっと割高だ。ちなみに、ルアンパバンへのフライトであれば、最近、タイ・エア・アジアがバンコク(ドンムアン)~ルアンパバン路線を就航すると発表があった。ビエンチャンまで最安で行きたいのであれば、バンコクからノーンカイまで3等列車で行き、国境を超える国際バスに乗る。バンコク~ノーンカイまでは3等座席で162バーツから。所要時間は約12時間。列車により急行料金や寝台料金がかかる。次に安いのはバス。380~800バーツとクラスによって差がある。安いバスはエアコンはあるが座席は狭い4列(2+2)、途中も乗客の乗り降りも多く、時間がかかることが多い。料金が高いVIPクラスは3列(1+2)でリクライニングの角度も大きくゆったりとしている。所要時間は9時間~12時間。VIPクラスは途中での乗客の乗降もほとんどなく、その分、早く到着する。バンコクからビエンチャンに行く直通バスもある。ノーンカイからビエンチャン行きの国際バスは、国境での出入国手続きを含め約2時間半、料金は55バーツ。ビエンチャンのタラートサオに着く。その他、ウドンタニーからもビエンチャン行きの国際バスがある。所要時間約3時間、料金は80バーツ。料金や時間を考慮してどれが得なのかは自分で判断するとして、ある程度、旅に慣れていて荷物も少ないのであれば、バンコクからLCCでウドンタニーまで飛び、ウドンタニーからビエンチャンに向かうのがオススメだ。ウドンタニーの空港からは、国境行きの乗り合いタクシーもあり、料金は200バーツだ。著者撮影バンコクから列車で行くのが一番安上がり著者撮影メコン川にかかる第一タイラオス友好橋著者撮影ビエンチャンから望む夕日著者撮影ビエンチャン郊外にあるブッダパーク(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年02月20日著者撮影先日、タイ東北部(イサーン)にあるブリーラム県を訪れる機会があり、ブリーラム最大の観光名所といわれる「パノムルン遺跡」を見学することができました。こちらの遺跡、日本人には存在をあまり知られていないようなのですが、タイに残るクメール遺跡としては規模も大きく、保存状態も良好と言われています。死火山の山頂に建つ神殿クメール遺跡というと、カンボジアの遺跡を思い浮かべる方が多いと思うのですが、タイ東北部にもクメール王朝時代に建てられた寺院跡が遺跡として点在しています。今回ご紹介する「パノムルン遺跡」もそのひとつ。10~13世紀にかけて増築されてきたとみられており、元々はヒンドゥー教の寺院だったものが後に大乗仏教寺院に改修されたと言われています。17年にも及ぶ復旧作業が行われたのち、現在は歴史公園として一般に開放されています。著者撮影名前の「パノムルン」はクメール語で「大きな丘」の意味。この寺院が建つのは海抜400mの死火山の山頂なんです。神殿の美しい装飾は必見!お土産物店が並ぶ参道を抜け、階段を上ると、美しい石畳が広がっています。その先には神殿が。著者撮影この石畳の通路、きれいに整備されており、周囲の景観と見事に調和しています。緑地部分では地元住民と思われる人たちがのんびりと寛いでいる姿を見ることができました。著者撮影最後の階段を上りきると、ピンク色の砂岩で作られた神殿が目前に。著者撮影建物に残る美しい装飾は一見の価値があります。著者撮影思わず写真に収めたくなるような場所がたくさん。著者撮影「パノムルン遺跡」は首都バンコクから約360キロの距離にあり、ブリーラムの中心地からも車で1時間程かかる場所にあります。アクセスが良い場所とは言えないのですが、観光地化され過ぎていない静かな雰囲気が個人的にはとても気に入りました。バンコクからは近隣の遺跡と組み合わせたパッケージツアーもあるようですので、バンコク旅行の際に少し足を延ばしてみるのも良いかもしれません。こちらに行かれる際は歩きやすいスニーカーで行かれるのをおすすめします。
2016年02月19日©TRIPPING!バリ島スミニャックから、サーファーが集うトレンドエリア「チャングー」に向かう途中に、最高にユニークなビーチカフェ&バー「La Laguna(ラ・ラグーナ)」がある。2015年のオープンから今も、在住外国人を中心に話題を集め続けている。©TRIPPING! 敷地内入口からメインの建物までの小道オンザビーチの贅沢な敷地にロケーションするLa Lagunaは、まるでバリ流の不思議の国。敷地内に一歩足を踏み入れたら、大人ファンタジーな世界観にたちまち魅了されてしまう。©TRIPPING!ボヘミアンとバリスタイルがミックスしたようなインテリアは、独特の世界観を醸し出し、どこをとっても絵になる。建物の周りには、ピクニック気分で楽しめるスペースも配され、まさにコージーな雰囲気。©TRIPPING!目の前にはビーチが広がっているので、屋外のシートをリザーブして、海上がりの一杯や食事を楽しむのもオツ。©TRIPPING!ビールや40種類近いカクテルをはじめ、おつまみにぴったりなタパスやサラダなどの軽食を中心に、グリル料理などもラインナップ。ローフードメニューも用意されている。フレッシュジュースやスムージーのメニューも豊富だ。©TRIPPING!La Lagunaでは、定期的にビーチパーティーなどのイベントも開催しているので、スケジュールを合わせて訪れてみたり、在住者おすすめのサンセットタイムの訪問も候補に入れたい。※イベントスケジュールは公式Facebookで告知©TRIPPING!La Laguna bali (ラ・ラグーナ バリ)・住所:Jalan Pantai Kayu Putih, Berawa, Badung, Bali, Indonesia 80361・電話:(+62) 812-3638-2272・営業時間:11:00~23:00
2016年02月18日圧倒的な群れの数で視界いっぱいに迫ってくる「カバナフロント」のイワシの群れ。(写真:北川暢男)フィリピン・セブの国際空港から車で約2時間30分、70年代からヨーロピアンの隠れ家リゾートとして一目置かれていたモアルボアル。素朴さが持ち味のフィリピンの田舎の村ながら、日本人ダイバーにとって嬉しいファクターが揃っている。まずは、ほぼ100%見られる、「カバナフロント」のイワシの億単位の群れ!水面からも海の色の濃さでイワシの群れの大きさがわかり、水面下に滑り込めば、目の前は銀一色に。群れの上から見ると、太陽光がイワシの銀鱗に反射して、ハレーションを起こしながらキラキラと輝き、下へ回り込むと逆光で巨大な輪郭が浮き彫りになる。絶えずうごめく姿は、まるで雲海のよう。ここまでの群れの規模、そしてハズレなしで見られるダイブスポットは、世界的にみても珍しく、あの『ナショナル・ジオグラフィック』誌にも紹介されている。サンゴの豊かさと魚影の濃さが魅力のトンゴサンクチュアリ。スズメダイの群れは花吹雪のよう!(写真:北川暢男)そして南北のリーフに広がる豊かなサンゴに、神々しい光が洞窟に差し込むペスカトール島の「カテドラル・サウス」などの地形ポイントと、ダイブスポットがバラエティ豊か。地形が魅力のカテドラル・サウス。ボトムは水深40メートルと深いが、トップは水深15メートルなので、初心者からOK。(写真:原田雅章)しかもダイビングサービスからボートで15分圏内!なので、午前中2本潜って、お店に戻ってから陸でゆっくりランチタイムを過ごすことも可能だ。ボートで約15分のペスカドール島。カテドラル・サウスがあるのは、こちら。4~6月は海況が安定し、行きやすくなる。(写真:北川暢男)モアルボアルの「チキチキダイバーズ」はオーナーが日本人、そしてガイドにも日本人女性がスタンバイ。言葉の心配なく、ダイビングできる。看板犬のメイも待っている!ビーチフロントにあり、チキチキダイバーズを併設したダイバーズロッジ・プルメリア(写真:原田雅章)また、リゾート地として長年愛されているモアルボアルは、レストランなどのお店が充実しているのも、大きなアドバンテージ。2014年には大型スーパーマーケットも登場し、さらに便利に!海岸沿いにはレストランがずらり。毎晩どこにしようか、ぶらつくのも楽しい。(写真:北川暢男)モアルボアル■レベル美しいサンゴは地元の人の保護活動があってこそ。サンゴを傷つけないよう、グローブの着用、指示棒&カレントフックは禁止されている。サンゴの上に着底はもってのほか。なので、中性浮力のスキルは確実に。■ダイビングスタイルボートダイビング。1日3本が基本。■ベストシーズン通年ダイビングが可能。水温は26~30℃と温かいので、ウエットスーツは3~5ミリ。ベストシーズンは風がおさまる4~6月で、この時期はペスカドール島へアクセスしやすい。情報、画像提供:マリンダイビング日本で最初に創刊されたスクーバダイビングの専門誌『マリンダイビング』(毎月10日発売)。アジアをはじめ、国内外のダイビングエリア紹介、海辺の生き物、ダイビングスクールガイドのさまざまな情報を盛り込んでいます。これからダイビングを始めたいと思っている人はもちろん、すでにダイビングを楽しんでいるダイバーの皆さんや、ダイビングに関わるすべての方々に向けた雑誌です。女性向けの姉妹誌『La SCUBA』も要チェック!水中の楽園 ~Diving in ASIA~ supported by マリンダイビングその他記事を読む>
2016年02月16日バリ島から10時間!世界一の波に挑む vol.1はこちら>ついにモンスターウェイブとのご対面!昨夜は泥のように眠った。……がやはり頭のことは波でいっぱいだったのだろう。夜明けとともに目が覚める。そしてすぐさま波チェックをする。著者撮影昨日の夕方は穏やかなデザートポイントだった。さて、今朝はどんな波が待っているのだろう。著者撮影部屋を出てすぐ目の前に現れたのは、この巨大なモンスターウェイブだった。頭半~ダブルはあろう波が次々と割れていた。著者撮影インサイドセクションでは何秒も続くバレル。とりあえず…………ビビる。そしてコーヒーを飲みながら「はたしてこれは入れるのか?入っていいのか??」と自問自答する……。今まで見たことのないパーフェクトウェイブを目の当たりにし興奮しているのと、挑戦したい気持ち、恐怖とが一気に襲ってきて、海に入る前から頭の中はアドレナリン大放出のパニック状態である。デザートポイントの波の特徴とは?まず、デザートポイントの波の特徴を少し説明しよう。デザートポイントは宿から海を眺めて左側にあるメインピークから波が割れはじめる。テイクオフは比較的イージーで、水深も腹~胸くらいある。ボトムターンからカットバックをしたりとアクションで波をつなげられる。著者撮影そこから写真の中央に見える、海の中にぽっこり浮かぶ岩を超えたあたりから波はどんどんホレてくる。著者撮影ここでサーファーは一気にスーパー早いロングバレルへと挑戦していくのである。スエルが決まれば1本の波で最長1キロも乗れるといわれ、さらになんと20秒間も入れるバレルの波は世界一長いレフトのバレルと言われる。ちなみに、この波がホレてくる場所は腰くらいの深さで、そのすぐインサイドの水深はすでにオーストラリア人のスネくらいの深さなのがわかるだろう。著者撮影もちろんここで波から落ちたり、転んだりしようものなら、パワーのある波のリップとともに水中に引きずり込まれ、海底待ち構えている岩とサンゴが、私たちサーファーの身体を切り刻むのである。命の危険をも感じる波、それがデザートポイントの波なのだ。そんな波を前にして一人パニックに陥っている間にも、何人ものサーファーが岩とサンゴの餌食となり流血したり、ボードを折ったりして海から上がってきていた。著者撮影私の2倍の太さはありそうな二の腕を持ち、10倍の体力、100倍のクレージー精神を持つであろうオーストラリア人サーファー達が…………。ちなみに何度も言うが、ここにいるサーファーはみんなサーフィンの腕に自信のあるエキスパートかプロサーファーである。そんなサーファーでも怪我をしたり、大切なボードを折ってしまうデザートポイント。本当に私なんかが入っていいのだろうか?悩んでいるうちに1時間以上が経過してしまった。意を決して、いざデザートポイントの海の中へ!実は今回のデザートポイント挑戦のために、新兵器を導入していた。それは……◯家パー子さんもびっくりのピンクヘルメット(しかもGoPro水中カメラ付き)!!!「これで波に巻かれても頭は守れる。よし、とりあえず入ろう。入ってから考えよう。無理なら戻ってくればいいのだ。」女も私一人、ボディボーダーも私一人で、そのうえパー子さんもびっくりのピンクヘルメットをかぶり、海に入る前からかなり目立ってしまっているので、波に乗らずに陸に打ちあがるなんて恥ずかしいが、そんなこと言ってられない。命の危険を感じたら潔く、スープの波に飲まれながら戻ってこよう。そして意を決していざ、デザートポイントの海の中へ!!!!……と思ったら、今までの巨大な波がウソのように消え、湖のようなフラットで穏やかな海になってしまった。「え???波消えた??今までダブルあったのに??なに??イリュージョン??夢??」湘南マジックに慣れている私でもびっくりのデザートマジックだった。「結局デザートの波は1本も乗れなかったの??ここまで10時間かけて来たのに。」さきほどまでのアドレナリンは一気に引っ込み、同じくらい激しい後悔の念に駆られた。「わー!!波なくなったー!!一本も乗ってないのにー!!」と騒いでいると、隣にいたオーストラリア人が言った。「大丈夫、夕方また同じ波が現れるから。待て。」そう、ここデザートポイントはロータイドのみ波が割れ、ロータイド時にダブルサイズの波があっても、ハイタイドには波がなくなり湖の様になってしまうことも珍しくないのだという。(その後なんどかデザートポイントに通いハイタイド時に波がある日もあった)オーストラリア人のいうことを信じ、夕方、またロータイドになるのを待った。そして再度モンスターはわたしの前にその姿を現してくれたのである。また朝のような後悔をしてはいけない……。「いま、入ろう!」海の中から見る大迫力の波もう迷いはなかった。新調したピンクのヘルメットをかぶり、ストラップをきつく締める。「よろしく頼んだよ、私の頭を守っておくれ」そしてデザートポイントの波の割れるピークへパドルした。海の中から見るデザートポイントの波はさらに迫力がある。著者撮影しかし、ここは世界のエキスパートが集まるデザートポイントである。そうそう簡単に波を取れるわけがない。テイクオフしようとするが、さらに奥からオーストラリア人サーファーが波に乗ってくる。「ダメだ……。こんな上手い人達の中で波がとれるはずがない。」ときおり運よくセットの波が私の前にやってくるも、他のサーファーに前乗りされてばかりである。結局いい波には1本も乗れずに夕暮れを迎えてしまった。著者撮影デザートポイントは大きなウネリが必要で、ウネリの方向にも敏感なため、次の日には波がなくなってしまうこともしばしばである。「明日も波は残ってくれるだろうか。こんな形でバリに帰るのは心残りだ。」その夜は悔しくてなかなか眠りにつけなかった。結局デザートポイントの波には乗れるのか?!そして筆者を襲う不幸とは?!次回、vol.3へ続く……
2016年02月15日©The Leaf Jimbaran「ホテルステイ」にフォーカスした旅のすすめをお届けする連載「ホテルから選ぶ わたしの旅」。今回は、バリ島ジンバランに2015年10月オープンしたばかりのヘルスコンシャスなヴィラ「The Leaf Jimbaran Bali Luxurious Villa Retreat(ザ ・リーフ・ジンバラン・バリ・ラグジュアリー・ヴィラ・リトリート)」をご紹介。ジンバランエリアの丘に佇む「ザ・リーフ・ジンバラン」©The Leaf Jimbaranバリ島南部、バドゥン半島の付け根に位置するリゾートエリア「ジンバラン」は、5つ星ホテルが点在する高級リゾート地でありながら、素朴な漁村の顔を持ち合わせ、のんびりとした雰囲気が旅行者に人気だ。ザ・リーフ・ジンバランは、ビーチエリアから車で約10分、海岸線を臨む丘に佇むラグジュアリー・リゾートだ。“ゲストを心身共に健康的な状態に導く”というコンセプトを掲げる同リゾートは、滞在中に体験する食事や睡眠、さまざまなアクティビティを通して、日々の疲れを癒し、ゲストに健康的な生活を提供している。非日常を感じる癒しの楽園©TRIPPING!敷地内に一歩足を踏み入れればたちまちリゾート風情に心満たされるのは、豊かな自然との調和を肌で感じることができるから。「こんにちは~」とフレンドリーに声をかけてくれるスタッフの心温まるウェルカムマインドも、旅の疲れを癒してくれる。©TRIPPING!南国の花々が咲き、美しい蝶々が舞うリゾート内には、1ベットルームのヴィラが34棟、2ベッドルームのヴィラが5棟、3ベッドルームのヴィラが1棟の合計40棟のヴィラが並ぶ。決して開放感を損ねることなく、きちんとプライベートが守られた空間は、何に気兼ねすることなく羽を伸ばせる自分だけの楽園。©The Leaf Jimbaran全面ガラス張りでターコイズブルーを貴重にしたモダンで洗練されたデザインの室内に対し、全長11mのプールとオープンエアのダイニングキッチンは緑豊かなガーデンに位置し、青空の下、思いのままにリラックスタイムを過ごすことができる。©The Leaf Jimbaranヴィラでは、朝食を始め、24時間対応のルームサービスを楽しむことができるので、わざわざ身支度を整えてレストランに向かう必要もない。一日中バスローブで過ごす……なんていう贅沢な経験も夢ではない。©The Leaf Jimbaran更に、よりよい睡眠をサポートするために導入しているのが、全8種類の枕から最適なものを選べる「Sweet Dreams Program」。事前予約をすると、睡眠のエキスパートがゲストに合う枕を提案してくれるサービスだ。旅先で枕が合わなくて睡眠不足になりがち……なんてことにもならなくて済むのが嬉しい。ヴィラの他にも、ロビーやレストランが入るメインレジデンスには、ホテルタイプの客室「リーフ デラックスルーム」が10部屋。ヴィラに比べると予算が押さえられるので、旅のスタイルに合わせて検討してみては。ウェルビーイングを叶えるユニークな食事の数々©The Leaf Jimbaranザ・リーフ・ジンバランで注目したいのが、ヘルシーフードの最先端トレンドを取り入れたダイニングシーン。メインレジデンスの2階に位置するレストラン「Sattvic Fine Dining Restaurant」では、朝食の他、ランチ、ハイティー&アフタヌーンティー、ディナーを楽しむことができる。同レストランが今回コンサルタントとして迎え入れたのが、ヘルシーフードのエキスパートとして世界中から注目されるアメリカ人シェフ、ダニエル・グリーン氏。彼が提唱する、炭水化物や脂肪分を減らし、その代わりに野菜や肉をメインに取り入れるメソッドを基に提供される料理は、素材の味を活かした健康的なものばかり。©TRIPPING!Paleo breakfast朝食は、10種類以上ものメニューの中から選ぶことができる。席につくとすぐに提供されるデトックスウォーターとフレッシュスムージーは、材料のフルーツや野菜が毎日替わり、朝のちょっとした楽しみに。シグネチャーメニューである「Paleo breakfast」は、グリーン氏が実践するPaleo Diet(=原始時代の食生活をベースにした食事法)を基本にしたボリューム満点の一皿。炭水化物を極力使用しない同レストランでは、パンやワッフルもアーモンド粉をベースに作られている。©TRIPPING!ヴィラのゲストにサービスされるハイティーは、TWGの茶葉12種類の中から好みのものを選ぶところからスタート。プレートに並ぶクッキーやキッシュ、マフィンは全てグルテンフリー&シュガーフリー。小麦粉で作られた一般的な焼き菓子とほとんど変わらない味わいに驚いてしまう。©The Leaf Jimbaran1日を通して、ヘルシーフードを満喫するなら、ディナータイムは同レストランの「ヘルシーディナーセット」をオーダーするのが正解。2種のアミューズに続いて、前菜とメインとで構成されたプリフィクスコースは、今迄に食べたことがないような料理が続き、なんともユニークなディナータイムに。オーガニックスパで至福のひとときを©TRIPPING!自分へのご褒美に最適なのが、スパでの極上トリートメント。ザ・リーフ・ジンバランが誇るスパ「THYME SPA」は、オーガニックブランド「Evidens De Beaute」の100%ナチュラルなプロダクトを使用したトリートメントが特徴。バリのトラディッショナルなマッサージやボディスクラブ、フェイシャルなど、様々なメニューがラインナップ。心身共に至福のひとときを過ごして、リセットしてみては。より上質な滞在を叶えるアクティビティ©The Leaf Jimbaranリゾートが日替わりで用意しているアクティビティは、無料で参加できるサンライズヨガ教室、ビーチピクニック&ジョギング、ジャムウ作り教室、スクラブ作り教室などに加えて、ウブドにあるオーガニックガーデンを訪れるツアーや、そこで収穫する野菜を使用したクッキングクラスなど多岐に渡る。興味のあるアクティビティは事前に予約しておきたい。好みに合わせてビーチを楽しもう©TRIPPING! ザ・リーフ・ジンバラン専用のビーチファシリティビーチエリアから少し離れているロケーションだからこそ、好みのビーチを選んで出かけて行けるのも楽しみの一つ。リゾートが提供するビーチファシリティーは、車で約10分の漁村のビーチエリアに位置し、長閑な雰囲気が心地いい。周りに大きなリゾートなどがないので、まるでプライベートビーチのよう。隣のワルン(食堂)でランチをオーダーすることや、シャワールームの利用も可能。送迎はもちろんサービスされているので安心だ。賑やかなパブリックビーチがお好みならリゾートのシャトルバスでアクセスできる「モアヤ・ビーチ」がぴったり。ジンバラン・ビーチの代名詞「イカン・バカール(=ビーチで営業している海鮮BBQの店舗)」も並ぶ。©TRIPPING! Finn’s beach club思いきりソフィスティケイトされたビーチタイムを楽しみたいなら、バリ島で増えているビーチクラブに足を運ぶのも一案。ザ・リーフ・ジンバランから車で15分程の場所に位置する「Finn’s beach club」は穴場中の穴場。断崖絶壁をゲスト専用のエレベーターで降りて行けば、透き通るブルーの海と、白い砂浜がお目見え。ワンランク上のビーチタイムを満喫することができる。カーチャーターを利用して訪れたいウルワツ寺院のサンセット©TRIPPING!リゾートが提供するカーチャーターサービスを利用して訪れたいのは、バリ島を代表する観光地の一つ「ウルワツ寺院」。特に敷地内で毎日開催される伝統舞踊劇「ケチャッ」は、多くの旅行者を魅了し続けている。リゾートからは車で20分程とアクセスしやすいが、帰りのタクシーがつかまらなかったりと、移動方法には注意が必要な場所。そこで便利なのがリゾートのカーチャーターサービスというわけだ。スタッフが、寺院のチケット購入から敷地内の案内、ケチャッのチケット購入までサポートしてくれるのも嬉しい。©TRIPPING!ジンバランの丘に佇むザ・リーフ・ジンバランは、日頃の疲れを癒し、心身共に健康的な自分を取り戻せる場所。温かいスタッフの笑顔に見送られながら、帰路に付くころにはすっかり鋭気を養っているはず。The Leaf Jimbaran Bali Luxurious Villa Retreat(ザ ・リーフ・ジンバラン・バリ・ラグジュアリー・ヴィラ・リトリート)・住所:The Leaf Jimbaran Jl. Jepun Karang - Mas Sejahtera, Jimbaran 80361, Bali・電話: (+62) 361 4725 445・Email:info@theleafjimbaran.com・HP:・問い合わせ(日本):スプレンダー ヴィラズ&ホテルズ03-5606-0347(text : Ai Tanaka)
2016年02月15日©TRIPPING! アンコール・ワット世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイト、エクスペディア・ジャパンは、2016年2月より「現地オプショナルツアー」の予約サービスを開始。王道の現地観光ツアーから個性的なオリジナルツアーをバリエーション豊富に展開し、より充実した個人旅行の実現を応援する。全世界で1万7千ものツアーを用意画像提供:エクスペディア世界中の航空券やホテルを扱ってきたエクスペディアは、現地オプショナルツアーも取り扱うことで、個人旅行の総合的サポートが可能になった。送迎から現地観光、チケット手配などの多岐にわたる現地ツアーの数は1万7千を超える。その中には定番の王道ツアーはもちろん、ちょっと変わった“おもしろツアー”も。タイでは、朝市で現地の食材を調達し、タイの伝統料理を学ぶ「一日料理体験教室」や、シンガポールでは、フェラーリやランボルギーニなどを最高速度で運転できる「高級車運転体験」も登場。自分ではなかなか味わえない個性的で珍しい体験を選択できるのもエクスペディアの魅力だ。インバウンド向けのツアーも充実日本から海外へ訪れる旅行者だけではなく、海外から日本を訪れる訪日外国人向けのツアーも強化。大手旅行代理店を始め多数の国内旅行会社と提携し、外国人が日本の文化に触れ、より深く日本を知り、楽しんでもらえる旅を提案している。2015年に人気のあったオプショナルツアーの中には、「富士箱根伊豆国立公園 1日ツアー」や「日光世界遺産 1日ツアー」などの王道のものはもちろん、アメリカのアクションムービー「キル・ビル 」の振り付け師による実践的な刀の使い方を学ぶ「サムライ体験」や、日本人ファッショニスタと原宿の街でショッピングを楽しみ、日本の「カワイイ」を目の前で体験できる「原宿カワイイツアー」など、こちらも個性豊かな“おもしろツアー”がランクイン。今後は現地オプショナルツアーの日本語対応拡大はもちろん、新たなツアーの提案も積極的に実施していく。エクスペディア「現地オプショナルツアー」ページ世界最大級の旅行サイト「エクスペディア」についてエクスペディアは、400社を越える航空会社と3万都市以上のホテルを扱う、世界32か国で展開する総合旅行サイト。オンラインで自由に旅行をカスタマイズできる手軽さと、航空券とホテルの同時予約で割引になるお得感で、世界中の個人旅行者に親しまれている。独自のポイントプログラムはもちろん、国内で唯一、世界中のホテルと連携したポイントサービスを実施し、価格以上の付加価値も提供している。
2016年02月15日ジョグジャカルタの世界遺産「プランバナン寺院群」で上演される伝統舞踊「ラーマヤナ舞踊劇」の2016年の公演スケジュールが発表された。本格的な伝統舞踊を、荘厳な世界遺産を背景に観覧できる贅沢な舞台。時期によって上演場所やストーリーの構成が異なるので、事前にチェックしておきたい。世界遺産の下、幻想的な夜を写真提供:インドネシア共和国観光省ユネスコ世界遺産にも登録されるインドネシア最大級のヒンドゥー寺院「プランバナン寺院群」。ジャワの伝統的な「ラーマヤナ舞踊劇」を観劇できるのは、この寺院群の中心に位置する「ロロ・ジョグラン寺院」に隣接する舞台だ。年間を通じて、2、3日に一度の頻度で繰り広げられるステージは、雄大な世界遺産の背景と共に観光客には見逃せない贅沢な時間だ。満月の夜は特別な公演にシーズンによって公演の場所が異なるラーマヤナ舞踊劇。屋外での公演は、2016年5月~10月の期間ロロ・ジョグラン寺院西側に位置する野外ステージにて、晴れた日のみ行われる。(雨天の場合、屋内ステージにて上演。)その他の11月~4月の期間は、屋内ステージにて上演される。ラーマヤナ舞踊劇は全4幕で、通常は全ての幕をコンパクトにまとめたダイジェスト版(Full Story)の上演がされているが、野外ステージ期間中(5月~10月)は、毎月満月の日の前後の4日間に限り、1幕(Episodic Story)ずつ、4日間を通して全幕が上演されるという構成になる。上演の時間はいずれも19:30から21:30。月明かりの下、ガムランの響きの中、悠然と佇む世界遺産を目の前にして繰り広げられるパフォーマンスは、観る者を幻想的な世界へと誘うことだろう。2016年のスケジュールはこちら>
2016年02月10日著者撮影来年開催される野球の世界最強国を決める大会、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の予選が2月11日にスタートする。同大会で日本は、2006年の第1回大会と2009年の第2回大会で連覇を果たしており、2013年に行われた前回大会でもベスト4に進出。世界ランキングでも1位に君臨しており、日本は誰もが認める世界屈指の野球王国だ。前回大会の本戦でグループリーグ3位までに入った計12カ国は、今大会の予選を免除される。もちろん日本もそこに含まれており、予選には中南米、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、アフリカと世界各地から計16カ国が参加。東南アジアからは唯一、フィリピンが出場する。前回大会の予選にはタイも出場していたが、残念ながら今回はタイに替わってパキスタンに出場資格が与えられた。著者撮影野球不毛の地である東南アジアにあって、唯一の例外といえるのがフィリピン。歴史的にアメリカ文化の影響を色濃く受けていることもあり、古くから野球が愛されてきた。1934年に造られた首都・マニラのリザール・メモリアルスタジアムは、伝説の野球選手であるベーブ・ルースがプレーした現存する数少ない球場のひとつ。1954年に行われた第1回のアジア選手権では決勝で日本を下して初代王者に輝くなど、フィリピン野球は東南アジアどころかアジアでも屈指の伝統を誇る。著者撮影戦前から戦後にかけて、野球はフィリピンの国技ともいえる存在だった。ところが、同じくアメリカのスポーツであるバスケットボールの人気に押されて次第に衰退。プロリーグも存在せず今ではマイナースポーツのひとつに成り下がってしまっているが、長い歴史が積み重ねてきた財産は、依然として東南アジアでは別格の輝きを見せている。そんなフィリピンの野球は、日本とのつながりも深い。10年ほど前にフィリピンで野球教室を開いたのが縁で関わることになった板倉国文氏は、代表監督などを歴任してフィリピン野球の発展に尽力。他の東南アジア諸国でも日本人の指導者が伝道者として活躍しているが、アメリカ野球に起源を持つフィリピンでも近年は日本野球の血が注がれてきた。著者撮影さらに、WBCの誕生がまた違った形での日本とのつながりも生んでいる。WBCは他の国際大会に比べてナショナルチームの基準が緩やかで、たとえば両親のどちらかが国籍を有していればその国の代表としてプレーすることができる。フィリピンの場合、海外に多くの「フィリピン系選手」が存在するため、そういった選手たちをナショナルチームに招集することが可能だ。たとえば、メジャーリーグで最高の投手に贈られるサイ・ヤング賞を受賞したことのあるティム・リンスカム投手はフィリピン系メジャーリーガーの代表格。その他にも、マイナーリーガーまで含めればかなりの数の選手たちがフィリピン代表資格を有している。著者撮影そして、日本の野球界にもフィリピン代表として戦う資格を持つ選手が複数いる。実際、前回のWBC予選ではフィリピン人の母を持つ小川龍也投手(中日ドラゴンズ)がフィリピン代表として出場しており、その他にも山崎康晃(横浜DeNAベイスターズ)、戸根千明(読売ジャイアンツ)の両投手も同じくフィリピン人の母を持ち、資格がある。プロ選手以外にも該当選手は多く、一昨年に18Uアジア選手権で18Uフィリピン代表監督を務めた高橋将人さんも今回、代表入りを目指して選考合宿に参加した。「母親がフィリピン出身なので、育ててもらった野球を通して母の母国に恩返しができれば、という気持ちがあった」とフィリピン代表への思いを語る。今回は残念ながら、結果的に日系選手の代表入りはならなかった。メンバー発表直前に噂された現役メジャーリーガーの代表入りも実現しなかったが、海外でプレーする多くのフィリピン系選手たちが実際にメンバー入りを果たした。フィリピン代表が予選で対戦するのは、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの3カ国。本戦出場への道は非常に険しいが、東南アジア野球を引っ張る存在としてフィリピンの健闘を祈りたい。( text : 本多 辰成 )スポーツコラム「スポーツが繋ぐ! 東南アジアと日本の新時代」>その他の記事はこちら
2016年02月09日日本人の間でも人気の高いタイの麺料理・カオソーイはタイ北部の名物料理として有名ですが、実はチェンマイなど北部まで足を延ばさなくても、首都バンコクで美味しいカオソーイを楽しむことが出来るんです!今回はローカル・エリアにある人気店をご紹介します。カレースープとラーメンの融合=カオソーイカオソーイは元々ミャンマーからラオス北部へ伝わり、その後タイ北部に広がったという麺料理。ココナッツミルクをたっぷり使ったカレースープで食べる麺料理ということで、タイ版カレーうどん・カレーラーメンといった感じでしょうか。茹でた麺の上に揚げ麺が乗っており、一度に二種類の麺の食感を楽しむことができるのがカオソーイの特徴です。また、付け合わせにライム、高菜漬け、小玉ねぎが付いてきますので、お好みでトッピングして頂きます。カオソーイのカレースープ自体は薄めでマイルドなのですが、このトッピングを加えることで味に複雑さが増し、さらに美味しく頂くことができます。ローカル店で味わう本場の味今回ご紹介する「カオソーイ・チェンマイ」では牛・豚・鶏の3種類のカオソーイを楽しむことができます。通常のサイズで60B(約198円)、大盛りにすると80B(約263円)となっており、通常サイズでも結構なボリュームがあります。こちらのスープ、見た目に反してあっさり、程良い辛さだな、という第一印象を受けるのですが、食べ進めていくうちにしっかりとしたスープのコク、辛さを感じてきます。また、お肉もホロホロと柔らかな食感に煮込まれていて、とっても美味しいんです。バンコクで食べるカオソーイは味・量ともに上品な感じのものが多い気がするのですが、こちらのカオソーイはしっかり辛く、他とはちょっと違う感じ。お店はローカル・エリアにあり、観光客の方には一見入りづらい雰囲気かもしれません。しかしご安心を!タイ人で賑わっているお店ですが、日本人や欧米人の来店も多いということでスタッフの皆さんは意外と外国人慣れしており、とっても親切です。最寄駅のMRTクロントゥーイ駅、もしくはクイーン・シリキット・コンベンション・センター駅からタクシーを利用する必要がありますが、カオソーイを求めてわざわざ行く価値のあるお店だと思います。小さなお店なので、向かい側にあるこちらのビルを目印にしてくださいね。
2016年02月09日Big Mountain Music Festival著者撮影毎週タイ国内のあちこちで開催されている音楽イベント。最近では同じ日にいくつものイベントが重なってしまって、どちらに行くか迷うこともしばしばです。特に旅行で来ていて時間が限られている場合は、絶対に外さない方を選びたいものですよね。そこで今回は、毎回クオリティの高い音楽イベントを作り出しているイベントオーガナイザーを紹介します。出演するミュージシャンが同じでも、そのイベントを演出する人が違えば盛り上がり方も段違いに変わります。今回紹介するイベント・オーガナイザーのロゴがイベントのポスターやフライヤーにあったら、それは「外さない」イベントの目印だと思ってください。がっかりさせることはまずありません!いま最もアツいイベントチームZAAPコンサート・イベントだけではなく、海外からDJを招いたEDMイベントやマーケット・イベントなど、幅広くイベントを手掛けて、しかもどれも大成功させているイベント・オーガナイザー集団がこの「ZAAP」(セープ)。彼らのプロデュースするイベントは、豪華な出演陣なのにチケット料金も手頃なことが多く、あっという間にソールドアウトになってしまうこともしばしば。ZAAPがプロデュースしたイベント「Sangsom MoveaBar」著者撮影ZAAPのイベントの中でも一番の人気を誇るのが「Single Festival」です。これはシングル=独り者のためのフェスで、「音楽を楽しみながら、異性とも知り合っちゃおう」というのがコンセプト。会場では「恋人がいる人は白い服、いない人は黒い服」といったように、毎回「独り者」が分かるためのドレスコードを設定していたり、女性の方がチケットが安くなっていたりします。現在はバンコクだけでなくタイ国内各都市で開催中で、ほぼ毎回チケットが売り切れてしまいます。ZAAP Facebookページ大規模イベントならお手の物BMMFもここ!GAYRAYタイ最大手のレコード会社GMM Grammyに所属するイベント・オーガナイズ集団がこの「GAYRAY」(ゲーレー)。タイ国内最大の野外音楽フェスである「Big Mountain Music Festival」(BMMF)の制作チームになります。Big Mountain Music Festival著者撮影大手レコード会社内のチームだけあって、GMM Grammyに所属する人気アーティストが多数出演するような大規模イベントを手掛けることが多く、今年2月にはアコースティックに特化した新たな野外音楽イベント「ナンレン・フェスティバル」を初開催する予定。過去にはタイガービールが主催する音楽&アートイベントシリーズ「Tigar Translate」の制作を担当し、海外の注目バンドによるライブイベントも多数行っています。GAYRAYオフィシャルサイト Facebookページ Mountain Music Festivalインディーズ・シーンの最優良メディアfungjaiもともと専門のイベントオーガナイザーではなく、インディーズ音楽に特化した音楽ストリーミング配信サイトとして始まった「fungjai」(ファンジャイ)。CDショップが次々と潰れていくタイ国内においては、音楽を聴く手段としてはデジタル配信が主流になっているのですが、その中にあって「fungjai」は、タイのインディーズ・バンドの曲をファンに手軽に聴いてもらえるサービスとしてオープンしました。が、その後サービスは充実し続けて、単に音楽を配信するだけではなくておすすめのプレイリストを作ったり、ネットラジオやデジタルマガジンを立ち上げたりしているのですが、ついにはデジタル空間からも抜け出て、実際にライブ・イベントをオーガナイズするに至りました。HED SOD 1著者撮影2015年に1回目が開かれた「HED SOD」(ヘット・ソット)は、10年以上活動を休止していた幻のバンド「Death of a salesman」をヘッドライナーに据えて、その時最も話題のバンドを集めて大きな注目に。それ以降1年に2回のペースでの開催が決まりました。第3回の「HED SOD 3」は2月13日開催予定。次回はおそらく5月か6月頃になると思われます。ライブ・イベントに加えて、インディーズで活動するミュージシャンのためのワークショップイベントも継続的に開催中です。今やインディーズ界を支える最重要メディアの一つであり、良質なイベントを送り出す名オーガナイザーの一つにもなりました。fungjaiオフィシャルサイト Facebookページこの3組が制作するイベントなら当たり間違いなし!仮にタイのアーティストについてよく知らなくても、会場で盛り上がっているタイ人に混じって音楽を聴いていれば、きっと楽しめるはずですし、アーティストについて知るきっかけになると思います。(text : fuku)タイエンタ!~音楽・映画でタイをもっと満喫~他の記事を読む>
2016年02月09日帰宅途中の学生で賑わうウォンウェンヤイ駅マハチャイはバンコク近郊の漁港として知られている。バンコクから国鉄マハチャイ線で1時間程の距離だ。マハチャイ線の起点はチャオプラヤー川の西、トンブリー地区にある「ウォンウェンヤイ駅」。ウォンウェンヤイ駅は「え?ココが駅?」と思ってしまうローカルな駅だ。BTSシーロム線のウォンウェンヤイ駅から歩いて10分程度。立派な駅舎がある訳でもなく、市場を入ると改札がありその奥にホームがある。ウォンウェンヤイからマハチャイまで10バーツ。ちなみにタイ人は3等に限り無料。平日の午後だったせいか、車内は通学の学生たちで賑わっていた。ディーゼルエンジンの轟音とともにガタンガタンと左右に揺れながら列車はノンビリと進んでいく。各駅に停車していくのだが、ドアが閉まる前に列車は動きだしてしまう。日本では考えられない光景だ。市街地を抜けると車窓には緑豊かな熱帯ののどかな風景が広がる。エアコンが無く蒸し暑い車内だが、まさしく「ローカル線で旅をしているんだ」と実感する。マハチャイ駅を出ると魚の匂いが鼻を刺激する。数百メートルの駅前の通りの両側には海産物を取り扱う露天が多く並ぶ。5分も歩くと船着き場に。川沿いは遊歩道が整備され地元の人たちの散策コースになっているようで、デートを楽しむカップルの姿も見られた。渡し船で対岸に渡る。料金は3バーツ。船にはバイクも一緒に乗り込んでくる。対岸には、メークロン線のバンレム駅がある。メークロン線の終点メークロン駅は「傘市場」として有名だった。列車が来ると傘をしまい、通過すると何事も無かったかのように営業を始める。しかし、現在メークロン線は線路の修復工事をしていて運休中。傘をしまう風景も見られなくなってしまっている。バンレム駅は線路が撤去され閑散としていた。マハチャイ駅近くの海鮮市場渡し船で対岸にバンレム駅。メークロン線は運休中夕暮れのマハチャイ駅にて(text & photo : 中島貴義)熱帯写真家フォトエッセイ「アジアの街角から」その他の記事を読む>
2016年02月08日著者撮影いきなりですが!あなたは幽霊を信じますか?あ、大丈夫です。私はそういう商法の者ではありません。ネルソン水嶋です。そもそも私はいてもいなくてもどっちでもいいんですが、ベトナムでは日本と同じくらい、いやもしかしたらもうちょっと強めに?幽霊は信じられているようです。ベトナムの幽霊観はほぼ日本と同じ、しいて言えば恨めしく襲ってくるというよりは生前の姿でブラブラしているという印象らしい。そして、「あそこは出る」と言われる、いわゆる心霊スポットもあります。全国各地に点在しているので、時間のある方は清め塩でも片手に、北から南に(はたまた逆に)巡ってみても良いかもしれません。はい、そんな訳で今回はベトナムの心霊スポットをご紹介!わざわざ樹海や廃屋に立ち入る必要もありませんよ!観光ついでにサクッとTA-TA-RA-RE!噂が先行?市民で賑わう公園の夜の顔|ホーチミン夜のタオダン公園。左端にいる人影は何を隠そう、私です。幽霊じゃありません。著者撮影ホーチミン市のど真ん中にある公園。朝は体操やスポーツに健康的な汗を流す人々で溢れ返っており、一見すると平和な雰囲気が漂っております。しかしここ、「夜な夜な、別れた恋人を探し彷徨う男の幽霊が現れる」…という噂が存在するのです。噂の出どころは、イギリスの旅行ガイドブックのサイト上で公開された「世界の注目するべき心霊スポット」という記事なのですが、されども残念!地元の新聞記者が周辺住人たちに聞いたところ、「聞いたこともないわそんなん」といった回答を得られたとのこと。十中八九、根も葉もない噂話だと思いますが、もしかしたら地元住人全員が隠し通しているという、推理小説のテンプレート的な可能性も捨て切れません!?ちなみに、実際に夜に行ったことがありますが、ベンチでイチャつくカップルたちしかおらずとってもイラッとしました。それにしても、そんな中で別れた恋人を探しているって、なかなかハートの強い幽霊ですね。心臓あるのか?幽霊。------------------------タオダン公園住所:Tao Dan Park, Nguyen Thi Minh Khai, P.Ben Thanh, TP.HCM実在しないはずの娘の幽霊が出る美術博物館|ホーチミン心霊スポットだと気付かず訪れている人も多い?ホーチミン市美術博物館 著者撮影ベンタイン市場から徒歩5分圏内にある美術博物館。至って普通に、チケットを買って入館でき、外国人でも1万ドン(53円程度)とお安いらしい。ここが心霊スポットと言われるようになった経緯は非常に至ってシンプルなものであり、それは…ホラー映画の題材となったから。それも今から40年以上前の作品で、下手に時間が経ったがためにフィクションとノンフィクションが混同してしまったのでしょう。幽霊については「主人の娘が病に倒れて亡くなり、今でもアオザイ姿で廊下を歩く…」ともっともらしく語られていますが、そもそも館の主人には娘がいなかったことが判明しています。じゃ、一体誰なんだ。絶対にアオザイ姿の一般人だよ。------------------------ホーチミン市美術博物館住所:97 Pho Duc Chinh, P.Nguyen Thai Binh, TP.HCMと、ここまでは噂の域は出ないスポット、というよりほぼガセだと言い切ってもいいでしょう。しかし、ここから少しずつ、「本当に出るかも…感」が増してきます。雰囲気満点!霧深い森の中にある廃館|ダラットヨーロッパ調の建物が並ぶダラットの街並み 著者撮影ダラットはベトナム中部の高原地帯にある街で、ハネムーンの旅行先としても知られています。南国のイメージが強いベトナムとは違って、季節と時間によってはダウンジャケットが必需品になるほどの気候。山間部にあるため一年を通して霧深く、ホラー映画のロケ地としても向いているでしょう。ダラットはベトナムがフランスに統治されていた時期に、フランス人の避暑地として開発されました。その歴史のためか、今では使われなくなった洋館の多くが朽ち果てたまま残っています。中でもふたつの廃館が心霊スポットとして有名で、夜中には子どものすすり泣く声や行進する足音が聴こえてくるとのこと。ベトナムのYou Tuberたちにとってもロケ地として人気があるようです。今回紹介するスポットの中で、ここだけ実際に立ち寄ったことのない場所なのであいにく写真がありません。その代わり、ベトナム人You Tuberの肝試し動画をどうぞ!紹介しておいてなんですが長いです。------------------------ダラットの廃館住所:10 Nam Ky Khoi Nghia, P.1, TP.Da Lat住所:Tran Hung Dao, P.10, TP.Da Lat(番地不明)さて、それではそろそろ、本当にやばいスポットを紹介します。ここが「洒落になる」と「洒落にならない」の境界線です。ベトナム人の友人に話せば、「行くな!」とぶん殴られるかもしれません。それはないか。ないです。でも、「行かない方がいいよ~」と言われるようなスポットですね。まぁ、ここまで煽っておいて、俺自身は行ってんだけどさ。肝試しが絶えない!一等地にある元ソ連大使館|ハノイキムマー通り300番地、夜中に見ると威圧感があります。 著者撮影蛍光灯がかえって不気味なんだよね。 著者撮影首都・ハノイのキムマー通りは交通量が多く、ハノイの主要な道路のひとつです。つまりここに沿った土地は一等地という訳ですが、そのど真ん中にハノイ市民が最も恐れる心霊スポットがあります。もとはソ連大使館だったといわれるこの建物。無骨なコンクリート製ブロックが入り組んだような構造は社会主義国家らしい建築様式です。この建物の何がいわくつきかというと、取り壊し工事のたびに関係者が死んでいるから。まるでツタンカーメンの墓みたいな話ですね。噂の真偽は分かりませんが、試しに「300 kim ma」のキーワードで検索すると、ほとんどフェイクだとは思うのですが、心霊写真がウジャウジャと出てきます。実際、一枚目の写真の右上にオーブが写っているんですよね。ただ、小雨の中でフラッシュを焚いたという状況だったので…ま、想像にお任せします。門はシッカリと施錠されているので立ち入ることは出来ないのですが、夜に訪れると蛍光灯で青白く不気味に照らされた様子が伺えます。以前、この建物の前で撮影した30分ほどの間に、ひっきりなしに地元の若者たちが立ち寄っていました。おそらく、肝試しスポットとして人気があるのではないでしょうか。------------------------元ソ連大使館住所:300 Kim ma, P.Ba Dinh, TP.Ha Noi二万人の魂が眠る悲哀の島|コンダオ島朽ち果てた監獄、有名な拷問檻・タイガーケージもあります。著者友人撮影ズラリと並ぶ囚人のマネキン、何もそこまで再現せんでも…。 著者撮影ベトナム南部、ホーチミンからさらに南に下った先にあるコンダオ島。「ベトナム最後の秘境」とも言われ、独自の生態系を持ち、国立公園でもあります。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが訪れたことでも知られるリゾート・アイランドですが、多くのベトナム人にとってここは「悲哀の島」として知られています。ベトナムはつい40年前まで、フランス抗戦にベトナム戦争とほぼ休む間もない戦いの歴史を辿って来ました。コンダオ島はその戦史で常に、政治犯を中心に収監される監獄島だったのです。島で命を落とした人は「烈士」と呼ばれ(私達にとっては幕末の維新志士が近いかも)、なんとその数は二万人…。二万人の魂が眠る集合墓地、夜に来ると空気が冷たい。著者友人撮影島内には広大な墓地があり、また実際に使用されていた監獄を見学することも出来ます。当時の状態が保存されているものもあれば、野ざらしで廃墟化している監獄も。幽霊の類は関係なしに、夜中には絶対に行きたくない場所だと思えるでしょう。「コンダオ島に行く」と話したら、ベトナム人から「幽霊が出るからやめた方がいいよ」と返ってくるやりとりは、現地に住む日本人の間でもよく聞かれる話です。実際に、夜中に島内をバイクで走ったのですが、墓地周辺に近づいた途端にいきなりキーンと肌寒くなりました。小さな島だから温度が変化しやすいだけかもしれませんが、正直に言ってあれは怖かったです。ただ、心霊スポットとは言っても、ここはベトナム人にとって意味深い場所なので、烈士の方々には敬意を以て訪れましょう。そうでないと本当に祟られ…というよりバチが当たるかもしれません、ここだけは。ただ、海は目が覚めるほどのコバルトブルーで美しいところですよ! 著者撮影最近はフーコック島というリゾートが注目されていますが、方向性は同じでもコンダオ島はより素朴な印象です。とはいえ、これから開発が進むと思いますので、美しい海を観ながらゆっくり過ごしたい方は早いうちに。時期によりますが、ホーチミン市から飛行機で往復一万円~二万円ほどの幅で行けます。------------------------コンダオ島住所:Con Dao, Ba Ria - Vung Tauさて、いかがでしたか?本当はまだま~だ!あるのですが、切りが無いのでこのへんで。いずれも都市部や観光地にあるので、ついでとして楽しむことが出来ます。ただし、日本に連れ帰っちゃダメですよ…。ちなみにベトナムでの清め方には焚き火の上を跨ぐというものがあるそうです、高度だな。(text & Photo:ネルソン水嶋)ネルソン水嶋の「勝手にベトナム観光開発局」他の記事を読む>
2016年02月07日先日、友人のバースデーをお祝いするために、Wホテルの敷地内にある素敵なレストランに行って来ました!コロニアルな建物が目を引くレストラン「The house on Sathorn」色合いがとっても可愛らしいコロニアル建築は、なんと築126年。BTSサトーン駅からも少し見えるので、この建物を見かけたことがある方も多いはずです。店内は落ち着いた空間で、中庭ではアフタヌーンティーが楽しめます。ランチコースは2種類ランチコースは、前菜+メイン+デザートの中から2種選ぶことのできる「2コース」(720バーツ=約2,400円※税金、サービス料別)、と3種選ぶことのできる「3コース」(920バーツ=約3,000円※税金、サービス料別)の2つ。私達は3コースにしました。前菜は3種あり、今回選んだのは蟹のカッペリーニパスタ(写真右)。キャビアがのっていて、塩味であっさりめ。蟹肉もたっぷりです。メインは、お魚とお肉、ベジタリアン対応の3種類が用意されています。メインの魚料理は銀ダラのグリル(写真左)。銀ダラの下にトマトやズッキーニが重なっていてヨーグルトソースでかなりボリュームがあります。メインの肉料理は、ラム肉。(写真右)串焼きになっているのが面白い!柔らかくてジューシーで、付いているタレはかなりスパイシー。デザートは2種の中から選びます。珍しい柿を使ったデザート(写真左)も!柿のムースは、濃厚な甘さでボリュームがありました。ココナッツ味のプリン(写真右)の中にはジャスミンライスが入っていました!カオニャオマムアン(マンゴーとタイ米のデザート)が食べられる人なら、美味しいと思うはず。私は好きでしたよ!コースの最後には、コーヒーもしくは紅茶がついてきます。私はラテにしてもらいました!料理は、見た目も素敵で味も美味しく、店内・中庭は撮影スポットが満載!女子にはたまらないレストランです!!
2016年02月07日