更新日:2021/04/27
固定費とは具体的に家計では何があてはまる? おすすめの固定費の見直し方法も解説!
- 意味と種類
- 節約の方法
- 見直しの注意点
- 参考となるブログの紹介
内容をまとめると
- 固定費とは定期的に支出される費用のこと
- 家計に占める割合が大きいので、見直せばメリットも大きい
- そのためには固定費の基となる契約内容の見直しが必須
- それをせず、細かな節約を行うとストレスで見直しが挫折する可能性がある
- 効果的な家計の見直しにはプロの視点も必要
- 今なら、スマホ1つで無料相談できるので、これを機会に家計の悩みを解決しましょう!
目次を使って気になるところから読みましょう!
固定費とは?変動費との違い節約や家計簿を見直すならどちらから?
家計を見直すためには、家計簿の内容をチェックし、固定費を減らすことが一番効果的です。
家計はおおまかに固定費と変動費から成り立っています。固定費とは何もしなくても毎月定期的に支出される費用のことです。具体的には次の通りです。
- 光熱費(電気代、ガス代など)
- 通信費(電話代、スマホ代など)
- 住居費(住宅ローン、家賃など)
これに対して変動費とは利用する量によって変わる費用をいいます。例として次のものがあります。
- 食費
- 交際費
- 被服費
- 遊興費
変動費は、気づいたときに減らすことが可能ですが、固定費は違います。
固定費とは、定期的に支出される費用ですから、気づいたときすぐに減らすことはできません。しかし、一度見直せばその効果は長期間続きます。
固定費が家計に占める割合は大きいので、上手に見直すことができれば、家計への負担を減らすことができるだけではなく、浮いたお金を貯蓄などに回すことができるのです。
家計の見直しには、まず固定費から行うことをおすすめします。
家計簿を見直すときに、覚えておきたい家計における固定費とは?一覧で解説
固定費とは既述の通り、収入から定期的に支出される費用をいいます。家計を見直す際には固定費とは何かを知っておくことが大切です。
固定費の費目を知るために必要なのは家計簿となります。家計簿には収入と支出が記載されるので、生活費のなかで固定費となるものを具体的に確認できるからです。
具体的には次の5つの項目ですので、下記で解説していきます。
- 光熱費
- 住居費
- 車の維持費
- 通信費
- 保険料
固定費①光熱費
光熱費には、電気代とガス代が入ります。そのうえで、光熱費を下げるためには次の2点に注目する必要があります。
- 光熱費の節約には会社やプランの選択が必要
- 光熱費の節約には使わない電気のスイッチを切るなど、こまめな対応が必要
固定費②住居費
住居費として考えられるのは、家賃と住宅ローンです。いずれも年収の20%から25%の間で収まるのが適正と考えられており、この金額を超えるようならば、節約を検討するのがよいでしょう。
家賃については次の方法があります。
- 契約の更新時に大家さんに減額交渉を行う
- 引越しを検討する
- 繰り上げ返済
- 借り換え
- ローン残高が1,000万円以上
- 残りの返済期間が10年以上
- 借り換え後の金利差が1%以上
固定費③車の維持費
車をお持ちの方であれば、維持費の節約を検討しましょう。車の維持費としては次の4点があげられます。
- 保険料
- ガソリン代
- 駐車場代
- 車検費用
固定費④通信費
通信費にはスマホやインターネットの料金が入ります。なかでもスマホ料金で家族割を利用している場合、見直しによる節約効果は大きくなります。
スマホの節約方法には次の点があります。
- 契約プランの見直し
- オプションの見直し
- 格安SIMへの乗り換えを検討
契約プランの見直し
毎月使うデータ通信の容量や通話料金の設定、家族割の有無などの契約プランを見直すことが節約につながります。
オプションの見直し
固定費⑤保険料
固定費として考えられる保険料には生命保険料と損害保険料の2つがあります。このうち、生命保険について公益財団法人生命保険文化センターが調査した平成30年度の世帯ごとの年間保険料を見ると、末子が高校生もしくは大学生の世帯の年間保険料は46.2万円となっています。
月になおすと38,500円。ここに火災保険、自動車保険等の保険料が加わるので、負担額は決して少ないとはいえません。
そこで、求められるのが保険に加入する目的を再度明確にすることです。生命保険、損害保険ともに必要な保障が何かをはっきりさせて、不要なものは省くことで、保険料の節約につなげるのです。
たとえば、生命保険の場合、子どもが成長する間だけ保障を厚くしたいのであれば、その期間に応じた収入保障保険に加入すれば、保険料は定期保険よりも割安となります。
また、損害保険なら、ありがちなのが保険契約の重複。特に個人賠償責任保険は火災保険、自動車保険などほとんどの契約に特約として付保されているため、この点を見直すことで全体の保険料を下げることができます。
保険は会社ごとに様々なタイプがあり、必要な保障と保険料とのバランスを検討することで保険料の節約につなげることができるのです。
固定費を下げる・節約する方法
家計を見直すための方法についていくつか解説してきました。それらをまとめると次のようになります。
- 家計の見直しは固定費から始めるのが効果的
- 固定費には通信費、光熱費、住居費、車の維持費がある
- 固定費は契約そのものを変更することで、より削減幅を大きくできる。
固定費を見直す上での注意点
固定費を見直す上で注意したいのは、ストレスをためない、ということです。
固定費の削減、といわれてすぐに思いつくのは、たとえば、電気代の節約のため、こまめに電気を消したり、使わない電源プラグを抜いたりといったことではないでしょうか。
しかし、このようなやり方は習慣づけることができればよいのですが、そうならないときにはストレスの原因となるおそれがあります。ストレスがたまれば、節約生活は長続きせず、結果として固定費の見直しができない状態に陥りかねません。
そこで細かな節約をする代わりに、通信費や保険料の契約形態を見直すことで固定費を基から下げることが重要になるのです。特に一人暮らしの方は、他に気を使う必要がないので検討してみることをおすすめします。
固定費の見直し・削減を行っているおすすめのブログ
ここでは、固定費の見直しや削減方法について書いているおすすめのブログを紹介いたします。
家計の見直しをするやり方のヒントを短くまとめてあるのが、
です。固定費についての簡単な解説と削減のためのワンポイントアドバイスが掲載されており、家計見直しの入門編といったブログとなります。
家計の見直しによく使われる家計簿について知りたい方には、
エネチェンジの「初心者向き!家計簿の項目(費目)の分類方法 シンプルで簡単な例を解説」
の記事をおすすめします。
固定費、変動費、それぞれに該当する費目の解説だけではなく、その応用方法についても紹介されていて、家計簿初心者に親切なブログです。
さらに、家計簿の管理をエクセルを使ってしてみたい、という方には、
がおすすめ。
エクセル画面を表示しながら、項目の入力などをわかりやすく解説しているブログです。
この他にも、固定費削減を解説したブログはいくつもあるので、興味のある方は検索をしてみるのもよいでしょう。
まとめ:固定費とは一定額が定期的に支出される費用!家計の見直しは固定費から!
固定費について解説してきました。
今回の記事のポイントは、
- 家計の見直しには固定費の削減が必須
- 固定費とは定期的に支出される一定額の費用
- 固定費の見直しはストレスのかからないやり方がベスト
- 固定費の見直し方法はネットで検索するのもおすすめ