大動脈解離だと保険加入できない?大動脈解離でも入れる生命・医療・がん保険をご紹介

※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。
▼この記事を読んでほしい人
  • 大動脈解離でも入れる生命保険を探している方
  • 大動脈解離でも入れるおすすめの生命保険を知りたい方
  • 大動脈解離で生命保険に入るための条件を知りたい方
▼この記事を読んでわかること
  • 大動脈解離でも入れる生命保険はある
  • 大動脈解離の方におすすめの医療保険、死亡保険、がん保険
  • 大動脈解離でも入れる生命保険は普通の保険よりも条件が不利
この記事を読むことで、大動脈解離でも入れる生命保険と普通の保険との違いがわかり、入れる可能性の高い生命保険を見つけやすくなります。

内容をまとめると

  1. 引受基準緩和型保険、無選択保険であれば告知項目の条件が緩く、大動脈解離でも入りやすいが、普通の保険よりも保険料が割高
  2. 保険会社によって基準が異なるので、まずは普通の保険に入れるかを相談するべき
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大動脈解離だと普通の保険に入れない?


生命保険に入る前には健康診査や告知条件をクリアする必要があり、現在病気を持っていたり、手術や通院歴があったりすると入れないことが多いです。


大動脈解離や大動脈解離の手術経験があるため、生命保険に入れなくて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。


たしかに普通の生命保険に入るのはむずかしいですが、病気を持っていても入れる生命保険はあるので諦める必要はありません。


そこでこの記事では、

  • 病歴のある方の選択肢となる引受基準緩和型保険無選択保険
  • 大動脈解離でも入れるおすすめの生命保険

について解説していきます。


「引受基準緩和型保険」「無選択保険」は、病気などで普通の保険に入れなかった方が入りやすくした生命保険です。


加入前に必要な告知の条件を緩くした保険を「引受基準緩和型保険」、医師の診査や告知クリアの条件をなくした保険を「無選択保険」といいます。


ただし、普通の保険よりも保険料が割高であったり、給付額が減額される期間があったりなどの不利な要素があるので慎重に検討することが重要です。

大動脈解離でも入れるおすすめの医療保険


大動脈解離でも入れる保険があるといってもうまく見つけられない方もいるでしょう。


ここでは、大動脈解離でも入れるおすすめの医療保険を3つ紹介します。

  • SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」
  • オリックス生命「キュア・サポート・プラス」
  • メディケア生命「メディフィットRe[リリーフ]」

保障内容をはじめ、普通の保険に入れない方の一番のハードルとなる告知項目も解説します。


それでは、大動脈解離でも入れる医療保険をチェックしていきましょう。

SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」

SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」は持病があっても入れる引受基準緩和型医療保険です。

特徴

  • 20歳~84歳まで申し込み可能
  • 1年更新であり、毎年の更新により100歳まで保障が継続
  • 加入者へのサポートサービスあり

告知項目

申し込み可能な条件は下記の項目にすべてをクリアすることです。
  • 最近3ヶ月以内に、医師から入院、手術、検査をすすめられていないか。
  • 過去1年以内に、病気やケガで入院したこと、手術を受けたことはないか。
  • 過去5年以内に、がんの診断を受けたことはないか。
  • 過去5年以内に、がんや肝硬変で入院、手術をしたことはないか。

保障内容

日額5,000円コース
入院1日につき5,000円
手術手術1回につき5万円
先進医療100万円まで(1保険期間)
責任開始日(保障が始まる日)から6ヶ月以内は上記金額の50%になります。

「SBIいきいき少短の持病がある人の医療保険」をより詳しく知りたい方は以下の記事にありますのでぜひご覧ください。

オリックス生命「キュア・サポート・プラス」

キュア・サポート・プラス」は、病気を持っている方でも入りやすく告知条件を緩くした引受基準緩和型医療保険です。

特徴

  • 七大生活習慣病入院給付特則や特約などでカスタマイズしやすい
  • 20歳から85歳まで申し込み可能
  • セカンドオピニオンや健康相談などのサポート充実
告知項目
申し込み可能な条件は下記の項目にすべてをクリアすることです。
  • 最近3ヶ月以内に、医師から入院・手術・検査をすすめられたことはないか。
  • 過去2年以内に、病気やケガによる入院をしたこと、手術を受けたことはないか。
  • 過去5年以内に、がん、上皮内新生物、肝硬変、統合失調症、認知症、アルコール依存症で、医師の診察、検査、治療、投薬を受けたことはないか。

保障内容

日額5,000円コース
入院1日につき5,000円
手術1回につき(入院中)5万円
1回につき(外来)2.5万円

ほかに、「日額10,000円コース」、60歳~85歳限定の「日額3,000円コース」があります。

特約により、先進医療やがんに関する保障をつけることも可能です。

メディケア生命「メディフィットRe[リリーフ]」

メディフィットRe[リリーフ]」は、病気を持っている方でも入りやすい引受基準緩和型医療保険です。

特徴

  • 手頃な保険料かつ、契約時の保険料のまま一生涯続く
  • 20歳~85歳まで申し込み可能
  • 支払削減期間がない

告知項目

申し込み可能な条件は下記の項目にすべてをクリアすることです。
  • 最近3ヶ月以内に、医師から入院、手術、先進医療をすすめられたことはないか。
  • 過去5年以内に、がん、肝硬変、統合失調症、認知症で、医師の診察を受けたことはないか。
  • 過去2年以内に、入院したこと、手術を受けたことはないか。

保障内容

日額5,000円コース(手術Ⅰ型)
入院1日につき5,000円
手術1回につき(入院中)5万円
1回につき(外来)2.5万円
放射線治療1回につき5万円
骨髄移植術1回につき5万円
※入院給付金の日額は、3,000円~10,000円(1,000円単位)で設定可能です。
※特約には、先進医療、入院保障の上乗せ、死亡保障があります。

「メディフィットRe[リリーフ]」についてより詳しい情報は以下の記事にありますのでぜひご覧ください。
メディケア生命「メディフィットRe(リリーフ)」とは? 

大動脈解離でも入れるおすすめの生命保険


ここでは、大動脈解離でも入れるおすすめの生命保険を2つ紹介します。

  • SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」
  • アクサダイレクト生命「はいりやすい定期」

自分の葬儀代や子どもの教育費などのために、死亡後にお金を残しておきたい方もいるでしょう。


ここで紹介する生命保険は告知条件の緩い引受基準緩和型の生命保険です。大動脈解離でも生命保険に入れる可能性はあります。


告知内容はもちろん、保険金として設定できる金額にも注目してみましょう。

SBIいきいき少短「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」

SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」は、病気を持っている方、薬を飲んでいる方でも入りやすい引受基準緩和型死亡保険です。

特徴

  • 20歳~84歳まで申し込み可能
  • 備えたい金額に合わせて選べる3コース
  • 毎年の更新で90歳まで保障を継続できる
  • 加入者限定のサポートサービスが利用できる

告知項目

申し込み可能な条件は下記の項目にすべてをクリアすることです。
  • 最近3ヶ月以内に、医師から入院、手術、検査をすすめられていないか。
  • 過去1年以内に、病気やケガで入院したこと、手術を受けたことはないか。
  • 過去5年以内に、がんと診断されたことはないか。
  • 過去5年以内に、がんもや肝硬変で入院したこと、手術を受けたことはないか。

保障内容

  • 100万円、200万円、300万円のコースから希望の死亡保険金額を選択
  • 責任開始日から6ヶ月以内の死亡保険金額は50%に削減
ただし、コースによって契約できる年齢が違います。

コース男性女性
100万円コース45歳~50歳~
200万円コース20歳~40歳~
(クレジット払い時は20歳~)
300万円コース20歳~20歳~

更新する場合は更新時点の年齢に応じた保険料が適用されます。

「SBIいきいき少短の持病がある人の死亡保険」についてより詳しい情報は以下の記事にありますのでぜひご覧ください。

アクサダイレクト生命「はいりやすい定期」

はいりやすい定期」は、病気、入院歴があっても入りやすい引受基準緩和型定期保険です。

特徴

  • 最小限の保障で保険料がお手頃
  • 保険金支払いまでの平均日数2.25日

告知項目

申し込み可能な条件は下記の項目にすべてをクリアすることです。
  • 現在、入院をしていないか。
  • 最近3ヶ月以内に、医師から入院、手術、検査をすすめられたことはないか。
  • 過去5年以内に、以下の病気やケガで医師の診察、検査、治療、投薬を受けたことはないか。
(上皮内がんを除くがん、糖尿病の合併症、脳・心臓・血管の病気、肝臓・すい臓の病気、腎臓の病気、肺の病気、指定難病、神経系の損傷、精神および行動の障害)
保障内容
  • 保険金額200万円~2,000万円(100万円単位)から希望の金額を設定
  • 保険期間・保険料払込期間は、10年、55歳満了、60歳満了、65歳満了、70歳満了から選択

保険料払込期間によって契約できる年齢が違います。

保険期間・保険料払込期間契約年齢
10万円20歳~69歳
55歳満了20歳~44歳
60歳満了20歳~49歳
65歳満了20歳~54歳
70歳満了20歳~59歳

大動脈解離でも入れる可能性の高い保険ではありますが、あくまで可能性です。

大動脈解離でも入れるおすすめのがん保険


大動脈解離でも入れるがん保険を探している方におすすめの商品は下記の2つです。

  • アフラック「生きるためのがん保険 寄りそう Days」
  • アフラック「生きるためのがん保険 Days1 ALL-in」

大動脈解離だけでなく、一度がんを経験していても入れるがん保険はあります。


特に、5年以上前にがんの治療をしてから検査で指摘されたことがない方は、ここで紹介するがん保険に入れる可能性が高いです。


がんの手術費用だけでなく、それにともなう放射線治療や通院などへの保障のある保険もあります。


告知項目、保障内容など、細かく見ていきましょう。

アフラック「生きるためのがん保険 寄りそう Days」

生きるためのがん保険 寄りそう Days」は、過去にがん(悪性新生物)を経験したことのある方を対象としたがん保険です。

過去にがんを経験したことのない方は加入できません。

特徴

  • 20歳~85歳まで申し込み可能
  • 保障開始後、過去に経験したがんの再発、転移も保障
  • 入院、手術、放射線治療、抗がん剤治療による通院を日数無制限で保障
  • がん、上皮内新生物の治療のための手術、放射線治療を回数無制限で保障

告知項目

申し込み可能な条件は下記の項目にすべてをクリアすることです。
  • 過去5年以内に、医師からがんの診断や治療を受けたこと、治療をすすめられたことはないか。
  • 治療を受けた最後の日から5年以上経過しているがんについて、過去2年以内に経過観察で異常の指摘を受けたこと、追加検査をすすめられたことはないか。
  • 現在、入院をしていないか。
  • 最近3ヶ月以内に、病気で入院や手術、先進医療をすすめられたことはないか。
ここからは、5年以上前に最後の治療を受けたがんの診察、検査は除きます。
  • 過去5年以内に、表Aの病気やその疑いで、医師の診察、検査、治療、投薬を受けたことはないか。
  • 現在、表Bの病状や病気またはその疑いで、治療中、検査中、経過観察中ではないか。
  • 最近3ヶ月以内に、表Bの病状や病気またはその疑いで、治療、検査を受けたことはないか。
  • 現在、表Cの病状や病気またはその疑いで、治療中、検査中、経過観察中ではないか。
  • 最近3ヶ月以内に、表Cの病状や病気またはその疑いで、治療・検査をすすめられていないか。

A特定の疾患
消化器の疾患
呼吸器の疾患
腎臓の疾患
B腫瘍などの異常
腫瘍マーカーの異常
C検診の異常

保障内容

保障日額5,000円コース日額10,000円コース
がん・上皮内新生物による入院1日につき5,000円1日につき10,000円
がん・上皮内新生物による通院
1日につき5,000円1日につき10,000円
がん・上皮内新生物への所定の手術1回につき10万円1回につき20万円
がん・上皮内新生物を治療するための所定の放射線治療1回につき10万円1回につき20万円
乳がんや子宮がんなど、女性特有のがんも保障対象となっています。

アフラック「生きるためのがん保険 Days1 ALL-in」

生きるためのがん保険 Days1 ALL-in」は、がんに関する治療費を幅広く保障するがん保険です。

特徴

  • 0歳~85歳まで加入できる
  • がんの関する治療費を幅広くカバー
  • 治療を受けた月ごとに給付金

告知項目

現在、入院中の方、または入院・手術をすすめられている方は申し込みができません。

健康状態によって申し込みできない場合がありますが、「特別保険料率に関する特則」を付加し、保険料の割り増しをすることで申し込みできる可能性もあります。

保障内容

入院日額5,000円の場合
保障給付金
治療10万円(月ごと)
がん先進医療先進医療の技術料自己負担額(1回ごと)
診断初めての診断確定
がん:50万円
上皮内新生物:5万円
特定診断入院や通院が所定の条件に該当
50万円
複数回診断診断確定から2年以上経過後に所定の治療について
がん:50万円(1回ごと)
上皮内新生物:5万円(1回ごと)
入院1日につき5,000円
通院1日につき5,000円
給付金の設定は希望により変更可能です。

あくまで大動脈解離でも加入できる可能性が高いがん保険になります。

まとめ:大動脈解離でも保険に入れる可能性がある


大動脈解離でも入れる生命保険について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントは、

  • 大動脈解離だと普通の保険に入るのがむずかしい
  • 大動脈解離でも告知内容の緩い保険だと入れる可能性が高い
  • 保険料の割り増しで引受基準がさらに緩和される保険もある

でした。


大動脈解離を経験したことで、生命保険に入るのがむずかしいと感じている方は、引受基準緩和型や無選択型のものを探してみることをおすすめします。


普通の保険に比べて告知項目の要件が少なく緩いので、入れる可能性は高いでしょう。


条件が緩いとはいえ、間違った告知をすると保険金、給付金を受け取れなくなってしまうので、告知の質問には正確に答えることが大切です。


告知項目の少ない保険も増えてきているので、いろいろな商品を比べてベストなものを見つけましょう。

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