更新日:2022/11/14
高血圧でも生命保険に加入できるの?告知義務違反はばれるの?
- 高血圧と診断された人
- 高血圧でも入りやすい保険をお探しの人
- 生命保険を契約するときの注意点を知りたい人
内容をまとめると
- 高血圧でも入りやすい生命保険は、引受基準緩和型保険と無選択型保険の2つ
- 高血圧を放置すると保険に入りづらくなる
- 保険契約には告知義務があるため、高血圧を隠すのはNG
- 高血圧でどの生命保険に加入するか迷っている人は、保険相談窓口を使うのがおすすめ!
目次を使って気になるところから読みましょう!
高血圧でも入りやすい生命保険をご紹介!
「持病があると生命保険に入れなくなるから、健康なうちに入っておきなさい」
上記のセリフは、誰もが一度は耳にしたことがあると思います。
子どものいる家庭で生命保険に入れなくなってしまうと困りますよね。高血圧だと生命保険に入るのは不可能なのでしょうか?
結論からいうと、高血圧でも加入しやすい保険があります。高血圧でも入りやすい保険は以下の2つです。
- 引受基準緩和型保険
- 無選択型保険
それぞれ解説します。
生命保険①引受基準緩和型保険
高血圧でも入りやすい生命保険の1つ目は引受基準緩和型保険です。
生命保険に加入するときには、自身の健康状態についての告知を行います。告知する項目は既往歴、健康診断の結果などです。
引受基準緩和型保険は、告知する項目の数が通常の生命保険に比べて少なくなっています。そのため高血圧であっても、加入しやすいのです。
引受基準緩和型保険では、告知事項が入院歴や手術歴、がんの既往歴などにとどまっています。多くの場合、健康診断の結果を提出する必要もありません。
ただし通常の生命保険よりも、保険料が高く設定されていることがあります。引受基準緩和型保険のメリットとデメリットを把握し、上手に利用しましょう。
生命保険②無選択型保険
高血圧でも入りやすい生命保険の2つ目は無選択型保険です。
無選択型保険は、加入するときに以下の手続きが必要ありません。
- 医師の診査
- 健康状態の告知
- 健康診断結果の提出
無選択型保険は持病があることを保険会社に伝える必要がないため、加入のハードルがかなり低いです。高血圧の人でも安心して申し込めます。
しかしメリットだけではありません。無選択型保険の保険料は先ほどの引受基準緩和型保険よりもさらに高く、維持コストが高くついてしまいます。
そのため複数の保険会社を比較し、なるべくコストを抑えることが必要です。まずは通常の保険に入れないかを検討し、加入できなかった場合の最後の砦として無選択型保険を選択するのをおすすめします。
高血圧で生命保険に加入が難しくなるケース
持病があっても、これまでに紹介した保険を利用すれば、生命保険に入ることができます。しかし持病があると、健康な人と比べて通常の保険に入りにくくなってしまうのも事実です。
高血圧も場合によっては、保険に加入しづらくなってしまうことがあります。具体的には以下の4つのケースです。
- 通院や治療を行っていない
- ほかの病気が原因の場合
- 高血圧以外の病気の治療中
- 薬を服用してから短期間の場合
1つずつ解説します。
ケース①通院や治療を行っていない
まず保険加入が難しくなってしまうのが、通院や治療を行っていない場合です。
適切な治療をせずに高血圧を放置すると、脳梗塞や腎不全といった病気のリスクが上がります。そのため生命保険に加入しづらくなってしまうのです。
保険会社からすると、将来に大きな病気になる確率が高い人を保険に加入させたくはないですよね。高血圧の人は、それだけで保険会社から敬遠されてしまいます。
日本では血圧が高いにもかかわらず、病院を受診していない人がたくさんいます。高血圧が少し続いただけでは自覚症状もなく、血圧が高いことに気づかないことも多いのです。
高血圧が心配な人は病院を受診し、数値が高かった場合は必ず治療を受けるようにしましょう。
ケース②ほかの病気が原因の場合
ケース③高血圧以外の病気の治療中
高血圧以外の病気の治療中も、生命保険への加入が難しくなってしまいます。
治療により血圧が正常に維持されていても、糖尿病や高脂血症などのほかの病気を併発していると、重大な病気を引き起こす恐れがあるからです。生活習慣病により生じる病気には、脳梗塞や心筋梗塞などがあります。
上記の生活習慣病も高血圧と同じように、薬を飲んで治療することは可能です。しかし複数の持病があると、保険会社によっては通常の生命保険に入れない可能性があります。
保険加入を考える際、持病は少ないに越したことはありません。高血圧やそのほかの病気がある人は、日々の生活習慣を改善し、なるべく検査値を良好に保てるようにしましょう。
ケース④薬を服用してから短期間の場合
もう1つ生命保険の加入が難しくなるケースが、薬を服用してから短期間の場合です。
高血圧は薬を飲み始めてすぐに改善するわけではありません。そのため治療を開始してすぐの人はまだ血圧値が安定せず、保険加入を見送られてしまうことがあります。
また血圧は、その日の体調や周囲の環境によっても変わります。治療を始めて日が浅い人は、本当に高血圧が改善しているのかわからないですよね。
薬を飲み始めてすぐの時期は、まだほかの病気を生じるリスクも高い状態です。この状態だと、治療開始前と同じように保険の加入を断られてしまう可能性があります。
生命保険の加入は、血圧がある程度安定してから検討しましょう。
生命保険の無料相談ができる相談窓口4選!
「高血圧でも入れる保険があるのはわかったけど、1人だと不安だから誰かに相談したい」
「生命保険の契約は初めてでよくわからない」
上記のように悩んでいる人は多いと思います。契約手続きのことも考えると、相談できる人が身近にいると安心ですよね。
生命保険は定期や終身など種類がたくさんあり、変額保険といった内容が複雑なものも新しく生まれています。自力で選ぶのが難しいときは、FPなどの専門家に相談するのがおすすめです。
そこで生命保険の無料相談ができる保険相談窓口を紹介します。おすすめは以下の4つです。
- マネーキャリア
- ほけんのぜんぶ
- 保険見直しラボ
- 保険市場
それぞれ特徴と魅力をお伝えします。
おすすめ①マネーキャリア
▼マネーキャリアの特徴
- 保険相談満足度93%以上
- 保険相談件数12,000件以上
- 取扱保険会社数40社以上※業界トップクラス
- 3,000人以上の優秀なFPが在籍
マネーキャリアはFP相談に1番おすすめのFP相談窓口です。
マネーキャリアの無料FP相談は信頼性が高く、リピーターが多いため相談者が満足する相談サービスを提供している点が評価ポイントです。
家族や身近な人に経済的負担をかけたくない人に、マネーキャリアの無料相談をおすすめします。
おすすめ②ほけんのぜんぶ
▼ほけんのぜんぶの特徴
- 累計申込件数19万件
- 子育て世帯の相談件数は15,000組以上
「子どもが生まれたから、新しく保険に入りたい」
そんなときにおすすめの保険相談窓口が、ほけんのぜんぶです。子育て世帯の保険相談に関して高い実績があります。
2021年10月時点で316名のFPが在籍しており、入社1年以上のFP資格取得率は100%です。確かな知識をもったFPに相談できるので安心ですね。
訪問相談やオンライン相談も可能で、相談受付は24時間365日行っています。相談の費用もかかりません。
子育てをしている人が生命保険の相談をしたいときは、ほけんのぜんぶがおすすめです。
おすすめ③保険見直しラボ
- お客さま満足度97.3%の高い実績あり
- コンサルタントの経験年数は平均12.1年と豊富
経験豊富なベテランの専門家に相談したいときは、保険見直しラボをおすすめします。
保険見直しラボは全国に約70拠点をかまえる訪問型の保険相談窓口です。自宅や近所のカフェなど、あなたの希望する場所に来てくれるので、家の近くに店舗がない場合でも保険相談ができます。
取り扱っている保険会社は36社で、幅広い保険商品を比較して選ぶことが可能です。無理な勧誘があった場合は、窓口に連絡すればコンサルタントを変えてくれるので、安心して相談できます。
自宅で保険の相談をしたいときは、保険見直しラボがおすすめです。
おすすめ④保険市場
▼保険市場の特徴
- 全344商品から比較・検討できる
- 生命保険だけでなくほかの保険も相談可能
さまざまな保険商品から選びたいときは、保険市場がおすすめです。生命保険だけでなく、医療保険や学資保険の相談もできます。
保険市場は相談件数が8万件で、実績も十分です。相談するコンサルタントをこちらで指名できる点も嬉しいポイントですね。
相談方法は店舗、訪問、オンライン全てに対応しており、自分の好きな方法を選べます。申し込みから相談まで全てオンラインで完結できるので、直接顔を合わせずに相談したい人にも最適です。
多くの選択肢から商品を選びたい人には、保険市場で相談することをおすすめします。
高血圧に関して
高血圧は多くの人が知っている病気ですが、その具体的な病態まで理解している人は少ないのではないでしょうか?
健康診断で高血圧を指摘されても、知識がないと何が問題なのかわからないですよね。
生命保険の告知でつまずかないためにも、高血圧について知っておくことをおすすめします。健康の知識としても、身につけておいて損はないはずです。
ここからは高血圧について解説していきます。
高血圧とは?
- 肥満
- 喫煙
- 運動不足
- お酒の飲みすぎ
- 塩分のとりすぎ
- 野菜や果物の摂取不足
- 精神的ストレス
高血圧を隠したまま生命保険に加入するのはNG
ときどき「高血圧と診断されても、保険会社に伝えなければよいのでは?」と考える人がいますが、これは絶対にしてはいけません。
なぜなら生命保険に入るときは、自身の健康状態をあらかじめ伝える告知義務があるからです。これに違反すると保険金が受け取れなかったり、保険契約が取り消されてしまうことがあります。
故意でなかった場合でも、高血圧であったことが後から発覚すれば、ペナルティを受けることがあるので注意してください。告知義務違反が発覚すると、保障を受けられないだけでなく解約返戻金もなくなる恐れがあります。
保険に入る前には必ず健康診断を受け、保険外交員に間違った情報を伝えないようにしましょう。
高血圧でも入りやすい生命保険に関するQ&A
高血圧の人が生命保険に入るときには、さまざまな疑問が生じると思います。通常とは別の保険に入るので、知らないことがあるのも当然ですよね。
特に高血圧の人は、告知のときに伝えなければならないことが多いです。告知事項を知らずに保険を契約すると、後になってトラブルが生じてしまうこともあります。
トラブルを防ぐために、ここからは高血圧でも入りやすい生命保険について、いくつかの疑問にお答えしていきます。
高血圧の告知義務違反はばれる?
高血圧を告知せずに黙っていたらばれることはないのでしょうか?
結論からいうと、ばれます。なぜなら告知した内容に間違いがないか、保険会社に調べられるからです。
告知義務違反をしていないかどうかは、次のタイミングで調べられます。
- 保険金を請求するとき
- 同じ保険会社で別の保険に加入するとき
保険契約時に告知義務違反がばれなかったとしても、その後にばれる可能性が高いです。高血圧であることを隠すのは絶対にやめましょう。
高血圧の告知事項は?
高血圧の人が一般の生命保険に入る場合、次のことを告知する必要があります。
- 血圧の数値
- 治療の有無
- 治療期間
- 飲んでいる薬
- 健康診断の結果
告知事項は保険会社によって異なりますが、これらは必ず聞かれるといっても過言ではありません。
保険に入りたくて事実と異なることを伝えると、保険契約を取り消される恐れがあるので絶対にやめましょう。
告知事項を確認するときスムーズに答えられるように、上記の内容は記録しておきましょう。
高血圧の治療費はいくら?
高血圧の治療を行う際、自己負担額は1か月あたり3,000~5,000円程度です。これは医療機関で支払う自己負担額を3割として計算しています。
高血圧の治療にかかる主なお金は次の通りです。
- 診察代
- 薬代
- 通院の交通費
- 血圧測定器の費用
ジェネリック医薬品を希望したり、歩いて通える病院を選べば、月々にかかる治療費を安くできます。高血圧の人は保険料が高くなってしまう可能性があるので、工夫して治療費を安く抑えましょう。
まとめ:高血圧で生命保険に迷っているなら無料の保険相談窓口を利用しよう!
高血圧などの持病があっても、生命保険に加入することはできます。高血圧の人でも入れる保険は以下の2つです。
- 引受基準緩和型保険
- 無選択型保険
これらをうまく活用することで、自分に必要な保障を準備できます。また高血圧と診断されても、適切な治療をすれば通常の生命保険に入ることも可能です。
どの商品を選べばよいかわからず迷っている場合は、無料の保険相談窓口を利用しましょう。おすすめの窓口は4つあります。
- マネーキャリア
- ほけんのぜんぶ
- 保険見直しラボ
- 保険市場
訪問やオンラインでの相談にも対応しています。落ち着いた場所で相談したい人は、これらを利用するとよいです。
持病があっても保険をあきらめる必要はありません。高血圧でも入れる保険を探している人や、保険が難しくて困っている人は、ぜひ保険相談窓口のFPに相談してみてください。