更新日:2020/12/16
65歳以上に人気&おすすめの生命保険!そもそも保険は必要か?見直し方や保険料平均も解説
- 65歳以上で入れる保険があるのか不安
- 保険の見直し方がわからない
- おすすめの生命保険5選を一覧表で紹介
- 65歳以上の生命保険の必要性とは?
- 65歳以上の生命保険の選び方・見直し方とは?
内容をまとめると
- 65歳以上は、新たに生命保険に加入するより見直しをしたほうがよい
- 公的年金や医療制度をふまえ、必要保障額を逆算して生命保険は考えるべき
- すでに病気にかかっている方は、持病がある方向けの生命保険がおすすめ
- 高齢になると、一般的に記憶力・判断力が下がってくるため契約時のトラブルが多くなる傾向にある
- 保険相談をするときは、「高齢者への保険販売ルール」を考慮して親族と一緒に話を聞こう
- 自分に合った保障かどうか、保険加入できるかどうかは保険のプロに相談するべき
- 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
目次を使って気になるところから読みましょう!
【他サイト上位】65歳以上におすすめの生命保険5選を一覧表で解説
保険は加入できる年齢や商品によって、保障内容や特徴がまったく異なります。
65歳以上になると、若い人と同じ保険料・保障が受けられる商品は少ないため、しっかりと見極めることが大切になるでしょう。
65歳以上におすすめの生命保険は、以下の5社になります。
特徴 | |
---|---|
オリックス生命 「終身保険RISE」 | 保険金額や保険料払込期間をお好みで設定できる |
アクサダイレクト生命 「定期保険2」 | 保障を増やすのではなく、必要最低限まで減らすことを考えた保険 |
コープ共済 「ずっとあい終身生命」 | 余命6か月以内と判断された場合、リビングニーズ共済金がある |
県民共済 「生命共済 熟年型」 | 医師の診査は不要で、最長85歳まで自動更新される |
アフラック 「終身保険 どなたでも」 | 月々の保険料は2,000円から、1,000円単位で契約ができる |
なお、5社の保険料や保障内容などは、次以降の見出しで詳しく解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
65歳以上における生命保険の必要性
65歳以上の方は、生命保険が必要な方と最低限あればよい方に分けられます。
退職金が十分にあり、子どもも独立をして夫婦が生活できる分のお金があれば十分。また、公的医療制度などを考えて、必要最低限の準備さえしておけば問題ないという方もいるでしょう。
逆に、結婚や子どもができたのが遅いというご家庭の方は、65歳以上になっても生活費や養育費がかかるかもしれません。このような場合は、生命保険をしっかりと考えるべきです。
ご家庭のライフプランや家庭状況によって、65歳以上の場合は生命保険の必要性が大きく変わってくることを理解しておきましょう。
65歳以上における生命保険の選び方・見直し方
65歳以上になると、生命保険の選び方や見直し方が若いころと比べると大きく変わってきます。
ここでは、生命保険の選び方や見直し方について、
- 公的年金や医療制度を考える
- 65歳以上は生命保険の見直しをするべき
公的年金や医療制度から逆算して生命保険を選ぶ
65歳以上の場合、自分が受け取れる公的年金や医療制度をしっかりと考えて、生命保険を選ぶことが大切です。
公的年金は、以下で挙げる3種類があります。
説明 | |
---|---|
国民年金 | 20歳以上60歳未満の国民全員が、必ず加入することになっている年金のこと。基礎年金とも言われる |
厚生年金保険 | 主に会社員やサラリーマンなどが対象者となる。国民年金に上乗せされて給付される年金のこと |
国民年金基金・付加年金 | 月額400円の「付加保険料」を上乗せして納めることで、受給する年金額を増やせる年金のこと。 |
それとは別に、iDeCo(個人型確定拠出年金)や個人年金保険などもあります。
説明 | |
---|---|
高齢者医療制度 | 「前期高齢者医療制度」と「後期高齢者医療制度」の2つの制度で構成されている。75歳以上の方および65歳以上で寝たきり等一定の障害があると認定された方が対象 |
介護保険制度 | 介護が必要な方に、その費用を給付してくれる保険制度のこと |
65歳以上は生命保険の見直しがおすすめ
65歳以上の場合、生命保険に新たに加入するよりかは、現在加入中の保険を見直すべきです。
子どもたちも大きくなって独立して家族を持ったり、定年退職を迎えたりするなど、ライフスタイルも大きく変化することでしょう。
しかし、見直すと言っても詳しい知識が無ければ、自分たちに合った保険を見つけるのはなかなか難しいもの。
そのようなときは、無料でできる保険相談を活用しましょう。
保険相談は、保険の知識を持ったプロ(ファイナンシャルプランナー)が、お客様に合った保険の見直しをご納得いただけるまで無料でサポートしてくれます。
どんな悩みでも親身に聞いてくれるので、大変おすすめですよ。
65歳以上に人気・おすすめの生命保険の保障内容を解説
65歳以上になって生命保険を考える場合、保険料や保障内容をしっかりと見極めるべきです。
ですが、保険商品は数多くあるので、どれが自分に合っているのかわからないという方も多いですよね。
この見出しでは、65歳以上に人気のある、おすすめの生命保険5選を紹介します。
- オリックス生命「終身保険RISE」
- アクサダイレクト生命「定期保険2」
- コープ共済「ずっとあい終身生命」
- 県民共済「生命共済 熟年型」
- アフラック「終身保険 どなたでも」
65歳以上におすすめの生命保険①オリックス生命「終身保険RISE」
オリックス生命保険の「終身保険RISE」は、以下で挙げる4つのポイントが特徴的です。
- 保険料が上がることなく、死亡保障が一生涯続く
- 保険金額・保険料払込期間をお好みで設定可能
- 長期的な貯蓄機能も備えている
- 重い介護状態・余命6か月以内と宣言されたとき、生存中(前払い)に保険金が受け取れる
保障内容 | |
---|---|
死亡保険金 | 死亡したとき |
高度障害保険金 | 病気・ケガで約款に定められた高度障害に該当したとき |
保険金額 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
200万円 終身払い | 8,370円 | 6,542円 |
200万円 80歳払済 | 12,040円 | 10,954円 |
65歳以上におすすめの生命保険②アクサダイレクト生命「定期保険2」
アクサダイレクト生命の「定期保険2」は、以下で挙げる3つのポイントが特徴的です。
- ニーズにあわせて保険金額・保障期間が選べる
- 必要最小限の保障内容で保険料もお手ごろ
- 申込み時の健康診断書不要(通算3,000万円までなら、ネットの告知のみでよい)
保障内容 | |
---|---|
主契約 | 病気・ケガで死亡・高度障害状態になったときに保険金をお支払い |
災害割増特約 | 500~2,000万円 |
リビングニーズ特約 | 余命6か月であることを診断されたとき、生存中にお支払い |
男性 | 女性 | |
---|---|---|
最安プラン | 7,545円 | 3,705円 |
安心プラン | 29,430円 | 14,070円 |
65歳以上におすすめの生命保険③コープ共済「ずっとあい終身生命」
コープ共済「ずっとあい終身生命」は、以下で挙げる3つのポイントが特徴的です。
- 掛け金がずっと変わらず、一生涯の生命保障を用意できる
- 解約返戻金がある
- 余命6か月以内と診断された場合、リビングニーズ共済金がある
いざというときのために、お守り代わりに最低限の保障が欲しいという方におすすめの保険です。
保障内容
満45~満70歳まで | 満60~満70歳まで | |
---|---|---|
コース | 200万円コース | 100万円コース |
65歳以上におすすめの生命保険④県民共済「生命共済 熟年型」
県民共済「生命共済 熟年型」は、以下で挙げる5つのポイントが特徴的です。
- 入院1日目から保障
- 最長85歳まで自動更新
- 医師の診査は不要
- 特約をプラスすれば保障が充実できる
- 剰余金は「割戻金」としてお戻し
保障内容
保障内容 | 65歳〜70歳 | 70歳〜80歳 | 80歳〜85歳 | |
---|---|---|---|---|
入院 | 事故・病気での入院時、1日目からお支払い | 1日あたり2,500円 (病気・ケガともに) | 1日あたり2,500円 (病気は1~44日目まで) | 1日あたり1,000円 (病気は1~44日目まで) |
後遺障害 | 交通事故・不慮の事故による後遺障害時 | 1級100万円〜13級4万円 | 1級100万円〜13級4万円 | 1級20万円〜13級0.8万円 |
死亡・重度障害 | 交通事故・不慮の事故・病気での死亡時・重度障害時 | 事故:200万円 病気:100万円 | 事故:150万円 病気:50万円 | 事故:50万円 病気:30万円 |
保険料
月掛金 | |
---|---|
熟年2型 | 2,000円 |
熟年4型 | 4,000円 |
65歳以上におすすめの生命保険⑤アフラック「終身保険 どなたでも」
アフラック「終身保険 どなたでも」は、持病があって保険加入を諦めていた方におすすめの保険です。
他にも、以下で挙げる3つのポイントが特徴的です。
- 満80歳まで申込み可能(持病があってもOK)
- 解約返戻金がある
- リビングニーズ特約を付けることができる
保障内容・保険料
男性 | 女性 | |
---|---|---|
60歳 | 604,400円 (2,417,600円) | 788,800円 (3,155,200円) |
70歳 | 392,000円 (1,568,000円) | 512,400円 (2,049,600円) |
(参考)65歳以上の方は高齢者への保険販売ルールに注意
65歳以上の高齢者は、保険商品を販売するときにルールが設けられています。
これは、加齢による記憶力・判断力の低下により、保険加入後の苦情トラブルが多いことが原因として挙げられます。
もちろん、65歳以上の方すべてが、記憶力と判断力が低下していると言っているわけではありません。
しかし、しっかりと内容を説明してご納得いただけたうえで、気持ちよく保険加入してもらうためにも、保険販売ルールについて知っておきましょう。
保険販売ルールは、主に以下のようなものがあります。
- 保険相談・契約時に親族などに同席してもらう
- 面談は2名以上の募集人が対応する
- 商品説明は最低でも2回以上行い、契約後も電話確認を行う
(参考)65歳以上の月額保険料平均はいくら?
65歳以上の生命保険は、必要最低限の保障がよいと解説しましたが、年代ごとの月額保険料の平均がどれくらいなのか、気になるという方もいると思います。
そこで、世帯主の年齢別の年間保険料払込金額(平成27年度の調査結果による)を見てみましょう。
平成27年度 | |
---|---|
30~34歳 | 276,000円 |
40~44歳 | 410,000円 |
50~54歳 | 498,000円 |
60~64歳 | 434,000円 |
65~69歳 | 340,000円 |
70歳以上 | 299,000円 |
表を見ると、保険料がもっとも高い年代は50代であることがわかります。
65歳以上になると保険料払込金額は340,000万円となり、70歳を超えると300,000万円を下回ります。
このことから、65歳以上になるにつれて保険料は下がるということがわかります。
まとめ:65歳歳以上は生命保険の見直しもおすすめ
65歳以上におすすめの生命保険や、生命保険の必要性についてなどを詳しく解説しましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは、
- 65歳以上は、家庭状況などに応じて生命保険の必要性が変わってくる
- 公的年金や医療制度から逆算して生命保険の保障額を考える
- 新しく保険加入するよりも、加入中の保険を見直したほうがよい