更新日:2023/04/06
ぜんち共済(せんちのあんしん保険)の評判・口コミは?掛金はいくら?
ぜんち共済の評判・口コミ
まず初めに、ぜんち共済の評判・口コミについて紹介します。
ぜんち共済への加入を検討されている方にとって、評判・口コミは最も気になるのではないでしょうか?
加入者の実際の評判・口コミを紹介するので是非参考にされてください。
※口コミはインターネットアンケートで募集
募集期間:2022年7月~2022年8月
正直保険への加入はあきらめていたので満足です。
個人賠償責任がついているのがうれしい。
専門弁護士のバックアップもあるので障害を持つ方に特化していて良い。
ぜんちのあんしん保険の特徴
ぜんち共済が取り扱う「ぜんちのあんしん保険」は、知的障害・発達障害(自閉症スペクトラム・ADHDなど)・ダウン症・てんかんなどに該当する人が加入できる保険です。
加入対象年齢は満5歳~満74歳までで、年齢・性別問わず、一律の掛金で加入できます。
内容は生命保険・医療保険・個人賠償責任保険などが組み合わされていて、安い保険料で幅広い保障を得られるのがメリットと言えます。
この保険の特徴について詳しく説明するので、どんな人におすすめであるかを見ていき、加入者の口コミ・評判も確認しましょう。
以下の内容について解説します。
- 加入条件
- 掛金と保障内容
- メリットとデメリット
- 保険加入がおすすめな人
- 評判・口コミ
ぜんちのあんしん保険加入条件
「ぜんちのあんしん保険」 の加入条件は以下のようになります。
- 満5歳~満74歳まで
- 知的障害
- 発達障害(自閉症スペクトラム・ADHDなど)
- ダウン症
- てんかん
- 上記に該当する人とその家族・親族
- ぜんち共済が認める人、および団体・施設・企業に所属している職員とその家族
障害認定については、障害者手帳等の交付や医師診断の有無にかかわらず加入でき、手帳や診断書のコピー等の提出は必要ありません。
家族や親族の加入については同居の有無は問わず、別居で姓が違っていても加入できます。
また、障害のある本人が解約した場合でも保険契約を継続できます。
ぜんち共済の掛金はいくら?
「ぜんちのあんしん保険」は4つのプランがあり、掛金は年齢・性別に関わらず一定です。
プラン名 | 月払掛金 (初回のみ) | 年払掛金 |
---|---|---|
新A-1ベーシック | 1,300円 (5,800円) | 18,500円 |
新A-2おすすめ | 1,700円 (6,200円) | 22,500円 |
新B-2入院重点 (満64歳まで) | 2,700円 (7,200円) | 32,500円 |
新C-3充実保障 (満64歳まで) | 3,700円 (8,200円) | 43,500円 |
一般的な保険契約は年齢に比例して掛金が上がっていき、男女別でも金額に違いが見られます。
しかし、ぜんちのあんしん保険は加入可能年齢であれば、いつ加入しても上記の金額が継続します。
保障内容は以下のようになります。
- 死亡・重度障害
- 病気やケガによる入院・通院・手術
- 権利擁護費用
- 個人賠償責任
ぜんちのあんしん保険のメリット
「ぜんちのあんしん生命」のメリットは以下の点が挙げられます。
保障内容がわかりやすく幅広い
個人賠償責任の支払い回数に上限がない
日常生活における偶然な事故により、他人にケガなどを負わせたり、物を壊して法律上の損害賠償責任を負った場合、国内5億円、海外1億円まで、支払い回数制限なしで保険金が支払われます。
また、被保険者に代わり保険会社が相手方(相手保険会社)と交渉を行う示談交渉サービスが付いています。
ニーズにあった権利擁護費用補償がある
日本国内において被害事故(財物の損壊、虐待、消費者被害、障害者差別等)により、弁護士等に法律相談や委任・接見の依頼をした時の費用が補償されます。
ぜんちあんしん保険のデメリット
「ぜんちのあんしん生命」のデメリットは以下の点が挙げられます。
生命保険料控除の対象にならない
この商品は少額短期保険に該当するため、年末調整・確定申告の生命保険保険料控除の対象にはならず、税制上の恩恵は受けれられません。
死亡保障は低めに設定されている
掛金が安く、保障範囲が広いのがメリットですが、万が一の保障は10~120万円と少なめに設定されています。個人賠償責任補償や権利擁護費用補償が必要なくても付帯される
個人賠償責任保険は複数加入していても保険金が重複して支払われることはないので、高額補償が一つあれば十分です。
また、権利擁護費用保険金(弁護士費用)も必要になるケースが限られるため、人によっては全く使うことがなく、無駄になる可能性があります。
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ぜんちのあんしん保険がおすすめな人
「ぜんちのあんしん保険」がおすすめなのは以下のような人たちです。
障害内容により一般の保険加入が難しい
一般的に保険加入の際は過去の病歴や通院歴、服薬など健康状態を保険会社に告知する義務があります。
知的や精神面で障害のある人は告知内容により保険加入が難しいケースもありますが、この保険は障害のある人を対象としているので問題なく加入できます。
安い掛金で死亡・入院通院・個人賠償責任などバランスよく備えたい
ぜんち共済は少額短期保険のため、掛金と保険金額が低めに設定されています。しかし、保障内容が幅広く、様々なリスクをバランスよくカバーできます。
保険料が高くなる中高年でもリーズナブルに保険加入したい
ぜんちあんしん保険の評判・口コミ
※口コミはインターネットアンケートで募集
募集期間:2022年7月~2022年8月
掛金が割安なのに個人賠償責任の支払い回数に上限もなく家計にも安心
ぜんちのこども傷害保険の特徴
ぜんち共済が取り扱う「こども傷害保険」は、満5歳~満18歳までの特別支援教育を必要とする児童や生徒が加入できる保険です。
月額410円という安い掛金で、以下の保障を得られます。
- 不慮の事故によるケガの保障(通院・入院・手術・死亡・重度障害)
- 個人賠償責任補償(示談交渉サービス付き)
- 権利擁護費用補償(被害事故発生時の弁護士費用)
この保険の特徴について詳しく説明するので、どんな人におすすめであるかを見ていき、加入者の口コミ・評判も確認しましょう。
以下の内容について解説します。
- 加入条件
- 掛金と保障内容
- メリットとデメリット
- 保険加入がおすすめな人
- 評判・口コミ
ぜんちのこども傷害保険の加入条件
「こども傷害保険」 の加入条件は以下のようになります。
- 満5歳~満18歳まで
- 特別支援教育を必要とする人
- 「ぜんちのあんしん保険」に加入していない
掛金はいくら?
「こども傷害保険」は掛金は以下の通り、年齢・性別に関わらず一定です。
- 月払:410円(初回のみ4,910円)
- 年払:8,900円
保障内容は以下のようになります。
- 不慮の事故によるケガの保障(通院・入院・手術・死亡・重度障害)
- 個人賠償責任補償(東京海上日動の示談交渉サービス付き)
- 権利擁護費用補償(被害事故発生時の弁護士費用)
傷害保険のため、病気が原因の入院通院保障等はありませんが、不慮の事故によるケガを手厚くカバーします。
また、日常生活における事故で加害者になった時も被害者になった時も補償が適用され、
示談交渉や弁護士のバックアップが受けられるため、安心感につながるでしょう。
ぜんちのこども傷害保険のメリット
「こども傷害保険」のメリットは以下の点が挙げられます。
専門弁護士のバックアップがある
被害事故が生じた場合、弁護士に法律相談・委任・接見を依頼した時の費用が補償されます。
また、障害のある人の権利擁護に詳しい顧問弁護士5名がいるため、被害事故(財物の損壊・虐待・障害者差別等)などのトラブルに巻き込まれた時のサポートが受けられます。
個人賠償責任補償に示談交渉サービスが付いている
日常生活における偶然な事故により、他人にケガを負わせたり、物を壊して法律上の損害賠償責任を負った場合、国内5億円、海外1億円まで、支払い回数制限なしで保険金が支払われます。
また、示談交渉サービスが付帯されているため、被保険者に代わり保険会社が相手方と交渉を行ってくれます。
ぜんちのこども傷害保険のデメリット
「こども傷害保険」のデメリットは以下の点が挙げられます。
生命保険料控除の対象にならない
この商品は少額短期保険に該当するため、年末調整・確定申告の生命保険保険料控除の対象にはならず、税制上の恩恵は受けれられません。
個人賠償責任補償や権利擁護費用補償が必要なくても付帯される
個人賠償責任保険は複数加入していても保険金が重複して支払われることはないので、高額補償が一つあれば十分です。
他の保険で既に加入している場合は掛金が無駄になってしまいます。
また、被害事故発生時に弁護士費用を補償する権利擁護費用保険金がありますが、学校や自治体・相談員などに相談して解決することもあるため、必要になるケースは限られるでしょう。
この保険で本当にいいのか不安…という方は、無料保険相談を利用するのもおすすめです。
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ぜんちのこども傷害保険がおすすめな人
「こども傷害保険」がおすすめなのは以下のような人たちです。
障害特性により何度も同じような事故を起こしてしまう
障害による多動や不注意などの特性があると、日常生活でケガが絶えなかったり、他人の物を壊してしまうなど、似たような事故を繰り返してしまう傾向があります。
この保険では自分のケガにも、相手への損害賠償にも備えられます。
日常生活上のトラブルに備えて高額補償と示談交渉を確保したい
個人賠償責任補償は国内5億円、海外1億円まで支払い回数制限なしで保険金が支払われ、示談交渉サービスも付帯されています。
日常生活の事故で加害者になった時、高額補償が発生する可能性があり、示談交渉も自分たちで行うのは難しいので、備えておくことが大切です。
ぜんちこども傷害保険の評判・口コミ
※口コミはインターネットアンケートで募集
募集期間:2022年7月~2022年8月
多動の息子にとっては最適な保険
ぜんち共済に加入するときは告知義務違反に注意
保険契約をする際、現在の健康状態や過去の病歴など、保険会社が確認する重要な事項について、ありのままを報告する義務があります。
これを告知義務といい、その内容に虚偽や秘匿があると、告知義務違反として保険契約を解除されたり、保険金が支払われないことがあります。
そのため、告知の対象となる期間に障害に関する医師診察や投薬を受けていた場合は、その旨を偽りなく告知しましょう。
ぜんち共済は障害のある人専用の保険なので、保険契約を申込む際、健康告知や医師の診査は不要となっています。
既往症があって薬を服用していても加入できますが、基本的には加入後に発症した病気やケガが保障の対象となります。
なお、個人賠償責任補償は東京海上日動火災保険が引受会社であり、こちらの加入は告知が必要なため、申込書等の告知事項には正確に記載しましょう。
そのほかの障害者向けの保険
ぜんち共済以外にも障害を持つ人が加入できる保険はあります。
以下2つの保険について見ていきましょう。
- 無選択型保険
- 生活サポート総合補償制度(AIG損害保険株式会社)
無選択型保険
無選択型保険とは、「被保険者の健康状態を選ばない」という意味で、健康状態に関する告知や医師の診査がなくても加入できる生命保険や医療保険のことを言います。
持病のある人や高齢者は一般的な保険に加入することが難しいですが、これらの人も比較的加入しやすくなっています。
ただし、保険料は割高で、保険金等の上限額は低めに設定されています。
保険料の払込期間は一生涯としている商品が多く、契約日から一定期間内に死亡した場合は、保険金額ではなく支払った保険料相当額しか受取れません。
一方で長生きすると、支払い保険料は死亡保険金を上回って損になります。
また、一般の保険に比べると免責事由の範囲も広いことが多いので、契約時に注意しておく必要があります。
生活サポート総合補償制度(AIG損害保険株式会社)
生活サポート総合補償制度(引受保険会社:AIG損害保険株式会社)は知的障害・自閉症の人専用の保険です。
特徴は以下の点が挙げられます。
- 年齢にかかわらず、既往症や持病のある人でも加入できる
- 加入の際の健康診断や医師の診察は不要
- 入院給付金は既往症やてんかんも補償
- 個人賠償は最高3億円まで補償
- 入院時に保護者の付添や介助が必要になった時、日額が支払われる
- 虐待などの被害事故・逮捕・勾留に対応するための弁護士費用を補償(プランB・C)
- 就労中のトラブルを補償(プランC)
契約期間1年間の掛金は以下のようになります。
プラン | 掛金(年払) |
---|---|
入院4日目から補償A | 19,500円 |
入院2日目から補償B | 25,200円 |
入院2日目から補償C | 22,000円 |
「ぜんちのあんしん保険」と同じように生命保険・医療保険・個人賠償責任保険等を組み合わせた設計となっていて、3つのプランがあります。
大人になってから発達障害と診断される人が増加している?
近年、大人になってから発達障害と診断される人が増えています。
発達障害は大きく分けて以下の3種類があります。
- 自閉症スペクトラム障害(ASD・アスペルガー症候群・その他の広汎性発達障害など)
- 注意欠陥多動性障害(ADHD)
- 学習障害(LD)
2011(平成23)年 | 2016(平成28)年 | |
---|---|---|
全体 | 317,500人 | 481,000人 |
20代以降 | 168,100人 | 243,000人 |
まとめ:ぜんち共済は障がいを持っている人におすすめ
ぜんち共済が扱う障害者向け保険の特徴や評判について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは、
- ぜんち共済の評判は良いものが多い
- ぜんち共済は障害者専用の2種類の保険を取り扱う
- 「ぜんちのあんしん保険」は保障内容が幅広い
- 「こども傷害保険」は不慮の事故によるケガを手厚く保障する
- 保険料は年齢・性別を問わず一定で、リーズナブルに加入できる
- 個人賠償責任補償と権利擁護費用補償も付帯される
- ぜんち共済は少額短期保険のため生命保険料控除の対象外
- 保険契約の際は健康状態などの告知義務があり、正確に告知しなければならない
- ぜんち共済は申込の際、健康告知や医師の診査は不要
- 近年、発達障害と診断される人の数は増えている