『写真・AFLO』 暴言、豪腕に世界各国の首脳の頭痛の種となっているのが、ドナルド・トランプ米国大統領(70)。「何だか品が……」と眉をひそめる女性が多いというだけでも、前代未聞の米国大統領。事実、トランプ大統領のお下劣エピソードは枚挙にいとまがない。 そこで、国際ジャーナリストの小西克哉さん、大野和基さん、在米ジャーナリストの飯塚真紀子さんらの証言、現地メディア報道等を基に、その人物像を追った! ■甘やかされた生い立ち編 ’46年、トランプはニューヨーク市のクイーンズ地区に生まれた。父親は不動産業で財を成し、裕福な家庭に育った。生家は’08年時点で78万ドル(約7,800万円)の価値だったが、トランプ大統領誕生で10倍の値がついたという。 【お下劣エピソード1】小学生時代から「手に負えない子どもだった」と教師が嘆くほど。小2のとき、自分の気に入らない音楽の先生を殴って、目にあざを作った。 【お下劣エピソード2】父・フレッドは厳しくトランプを育てようと新聞配達をさせたが、雨の日はキャデラックに乗せて配達させるという甘やかしぶりだった。 【お下劣エピソード3】地下鉄の無賃乗車を繰り返し、ナイフ収集に精を出す悪童ぶりを見かねた両親。トランプ少年は全寮制の軍隊学校に編入させられた。 「ところが攻撃的な態度が増長の一途。校内では見せびらかすようにゴージャスな美女を連れていたそうです」(大野さん) 【お下劣エピソード4】’75年に独立し、ブルックリンで不動産業を始めるにあたり、「父から少額の融資を受けた」と語ったトランプ。“少額”と言っているものの、その額、1,400万ドル(当時のレートで約42億円)だったとか! 【お下劣エピソード5】世話になった父が認知症になったとき、「遺産はすべてオレのもの」と無理やり、遺言を書き換えさせた疑惑も。 「甥と姪から訴えられています。その後、和解したようですが、訴訟に腹を立てたトランプは、甥の病気の子どもの医療費を支払うという、以前からの約束を放棄してしまいました」(大野さん) ■剛腕ビジネスマン編 父の元で不動産会社を成長させたトランプ。自身の名を冠したニューヨーク5番街の「トランプ・タワー」は、スティーブン・スピルバーグ、ブルース・ウィリスも住むセレブビルだ。 【お下劣エピソード6】「低賃金の移民が、アメリカ人の仕事を奪っている」と声を上げるトランプだが、トランプ・ブランドを立ち上げ、販売していたシャツやネクタイ、スーツは中国製。 「トランプ・タワーを建設する際も、工事現場では安い賃金で働くポーランドからの移民を多く雇ったといいます」(小西さん) 【お下劣エピソード7】’05年、不動産開発の極意を伝授する「トランプ大学」を設立。トランプの経営が学べるとあって、3万5,000ドル(約400万円)を支払って受講した学生もいたが--。 「ふたを開けたら、公立図書館にある本に書かれているような内容。学生から苦情が殺到しました」(飯塚さん) 結局、’10年には閉校。関連する訴訟はトランプが2,500万ドル(約27億5,000万円)支払い、’16年に和解合意となった。 ■ベリーリッチ編 トランプは現在、総資産37億ドル(約3,800億円)、’16年の米国長者番付で156位になったというベリーリッチマンだ。先週、日米首脳会議が行われた、フロリダのパームビーチにある別荘は’85年に10億円で購入したもの。126部屋とプールのある大豪邸である。 【お下劣エピソード8】昨年のトランプの収入は5億ドル(約550億円)もあったのに、寄付は大嫌いという。 「慈善事業へ100億円以上の寄付を公表しましたが、後に一銭も支払っていないことが判明しました」(大野さん) 【お下劣エピソード9】愛機はボーイング757の特別仕様。ロールスロイス社のエンジンを搭載し、シートベルトなどの機内の金具には純金を使用。椅子やクッションにはトランプ家の紋章が。 【お下劣エピソード10】メラニア夫人にプロポーズした際、エメラルドカットされた15カラットの、英国ブランドのダイヤをプレゼント。結婚式では、1,500個のクリスタルを使用した10万ドル(約1,100万円)のディオール(フランス)のドレスを贈ったという。アメリカファーストではなかった!?
2017年02月17日昨年12月にはニューヨークのトランプ・タワーで面会するなど、ドナルド・トランプ大統領支持派の1人だったカニエ・ウェストが、ツイッターのアカウントから大統領に関するつぶやきを削除した。カニエは昨年11月、大統領に当選したトランプ氏の支持を表明、翌月13日(現地時間)にはニューヨークのトランプ・タワーまで出向いて、トランプ氏と会談。ロビーにツーショットで現れ、トランプ氏はカニエのことを「長年の友人同士」と話した。カニエはその後、「様々な文化の問題を話し合うために会いたかった」「未来の大統領と直接コミュニケーションをとることは重要だ」とツイートしていた。だが、6日までに、昨年12月の会談に関するつぶやきが削除されていたことがわかった。先月20日の就任以来、イスラム教徒の多い7か国からの入国の一時的禁止を始め、次々と出される大統領令の内容にカニエは腹を立てているからだと「TMZ.com」は報じている。(text:Yuki Tominaga)
2017年02月08日イスラム圏の7か国からのアメリカ入国を禁止するというトランプ大統領の大統領令に、セレブが猛反発。中でもアシュトン・カッチャーは怒り心頭のようだ。アシュトンはツイッターで「僕の妻は冷戦のさなかに難民ビザでこの国にやってきたんだ。いま、はらわたが煮えくり返っているよ」と激怒。幼い頃にウクライナから難民ビザでアメリカに移住した妻のミラ・クニスを想うと、アシュトンにとって難民規制は他人事ではないということらしい。「国境を守ることは大事だ。安全や治安を追求することもね。でも、敬意をもって行わなければ。僕たちはアメリカ人なのだから」とトランプ大統領の強硬手段を否定している。エレン・ペイジは『ローラーガールズ・ダイアリー』で共演したアリア・ショウカットと共に、土曜日(現地時間)にロサンゼルス空港で行われた抗議活動に参加。イラクから移民した父親を持つアリアは、SNSで抗議活動への参加を呼び掛けた。「The Hollywood Reporter」によると、『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督や、クロエ・グレース・モレッツ、パトリシア・アークエットらも参加していたとのことだ。ニューヨークのJFK空港では、マイケル・ムーア監督が「JFKに集まって!」とツイートし、多くの人とともに抗議活動を行った。(Hiromi Kaku)
2017年01月30日シャイア・ラブーフが25日午前0時過ぎ(現地時間)、ニューヨークで逮捕された。シャイアはドナルド・トランプ大統領の就任以来、ニューヨークの映像博物館で「He Will Not Divide Us(彼に私たちを分断させない)」と題したライブストリームを続けている。博物館前にカメラを設置し、通行する人たちが「He Will Not Divide Us」とカメラに向かって言うのを24時間、大統領の任期である4年間配信し続けるという趣向だが、25日夜(現地時間)にある男性がカメラに歩み寄って言い放った言葉にシャイアが激怒し、つかみかかった。男性の発言の詳細は明らかにされていないが、男性がシャイアに近づいて彼を讃えた後、「ヒットラーは何も悪いことをしていない」と叫んだ様子がビデオに収められていた。シャイアは男性のマフラーをつかもうとしたはずみで彼を引っ掻いてしまったという。現場には23日(現地時間)からニューヨーク警察の警官が常駐していて、シャイアはその場ですぐに逮捕された。現場にいたシャイアの仲間の1人は「シャイアは私たちを守ろうとしたんです」と話している。シャイアは軽犯罪で警察に記録されることになりそうだが、彼の仲間たちはシャイア不在のまま続けられている。(text:Yuki Tominaga)
2017年01月27日ドナルド・トランプ大統領の就任翌日の21日(現地時間)、世界60か国で女性の権利向上と差別をなくすことを訴える「ウィメンズ・マーチ」が開催され、各地でセレブたちが参加した。首都ワシントンD.C.のマーチにはマドンナ、ケイティ・ペリー、エマ・ワトソン、スカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・チャステイン、クロエ・グレース・モレッツらが集結。マドンナは「愛の革命と反乱へようこそ。新たな独裁政治の時代に女性としてノーを突きつけるのよ。ここでは女性だけではなく、社会の弱者たちすべてが危機にさらされている」とスピーチ、最後に「絶望に落ち込むわけにはいかない。詩人のW.H.オーデンが第二次世界大戦前夜に書いたように『私たちは互いを愛するか、死ぬしかない』。私は愛を選ぶ。あなたたちは私と同じ?私と一緒に言って。私たちは愛を選ぶ。私たちは愛を選ぶ」と締めくくった。集まったセレブの中には姉・マギーと一緒のジェイク・ギレンホールの姿も。ヘレン・ミレンやウーピー・ゴールドバーグ、シンシア・ニクソンらと行進した。現在第2子を妊娠中のナタリー・ポートマンはロサンゼルスのマーチに参加。「私たちは全員フェミニストになるべき(We Should All Be Feminists)」と書かれたTシャツを着て、「私たちの新しい大統領に感謝したいです。大統領が革命を始めてくれました」と皮肉まじりにスピーチをした。同じく第2子妊娠中のマリオン・コティヤールは体調不良で行進への参加は断念。インスタグラムに「私のスピリットと心は、人権と自由、愛のために行進しているすべての女性と男性とともにあります」とメッセージを投稿した。サンダンス映画祭が開催中のユタ州パークシティではシャーリーズ・セロン、クリステン・スチュワート、ジョン・レジェンド、ベンジャミン・ブラット、ローラ・ダーンらが参加。ドリュー・バリモアの4歳になる娘・オリーヴちゃんはニューヨークのマーチに、父親のウィル・コッペルマン氏と参加。ウィルとは離婚したドリューだが、娘が父親に肩車されて手作りのメッセージを掲げる様子をインスタグラムにアップした。ロンドンでは77歳になるイアン・マッケランもマーチに参加。親友のパトリック・スチュワートが演じる『スター・トレック』シリーズのピカード船長が額に手を当てて苦悩する写真をプラカードにして掲げていた。同地ではレベッカ・ホールやシャーロット・チャーチらもマーチに参加した。(text:Yuki Tominaga)
2017年01月23日アメリカンステーキハウス「ビーエルティーステーキ(BLT STEAK)」は、ドナルド・トランプ米国大統領就任を記念し、2017年1月21日(土)から最高峰プライムバーガー「トランプバーガー(TRUMP BURGER)」をビーエルティーステーキ銀座・六本木店にて発売する。「ビーエルティーステーキ」は、ワイントンDCにあるドナルド・トランプの最新ホテル「トランプ インターナショナル ホテル ワシントン DC」内に、2016年新店をオープン。ハワイ・マイアミのトランプホテル内に続く、3軒目の「ビーエルティーステーキ」となった。1月20日(金)に行なわれる大統領就任パレードでは、この「トランプ インターナショナル ホテル ワシントン DC」の目の前を通過する予定であることから、“大統領”をイメージした最高峰バーガー「トランプバーガー」を提供し、新大統領誕生を祝福したいと考えた。素材は贅沢に、アメリカ牛2%しかないと言われる最高級プライムグレードの牛肉150gとフォアグラを使用。また、フォアグラと相性抜群のトリュフに、キャラメリゼしたリンゴのコンポート、ポートワイン、蜂蜜、バルサミコ、生姜を効かせたスパイシーなソースを合わせた。バンズはグリュイエールチーズをのせて焼き上げた専用のものを使用することで、これまでのハンバーガーを超えた“フランス料理”のような一皿を完成させている。【アイテム詳細】ビーエルティーステーキ「トランプバーガー(TRUMP BURGER)」5,800円+税<1日限定3個>発売日:2017年1月21日(土)店舗:・ビーエルティーステーキ六本木店住所:東京都港区六本木1丁目6-1 泉ガーデン5FTEL:03-3589-4129・ビーエルティーステーキ銀座店 住所:東京都中央区銀座5-4-6 ロイヤルクリスタル銀座8FTEL:03-3573-1129
2017年01月22日レオナルド・ディカプリオがドナルド・トランプ次期アメリカ大統領と会談、再生可能エネルギーの経済効果について話し合った。環境保護活動に熱心で、自身の名を冠した「レオナルド・ディカプリオ財団(LDF)」を設立しているレオナルドは、LDFのCEOのテリー・タミネン氏とともにニューヨークのトランプ・タワーを訪問。大統領選挙期間中、地球温暖化について懐疑的な態度を示していたトランプ氏と彼の長女・イヴァンカと会談し、クリーン・エネルギーに注力することで数百万の雇用を作り出すとプレゼンテーションを行なった。レオナルドはそれ以前にも、イヴァンカに自身が手がけた地球温暖化についてのドキュメンタリー映画『Before The Flood』(原題)を送っていた。タミネン氏によると、トランプ氏は今後も会談を希望していて、来年1月にも再度会談を予定しているという。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月09日今月10日にストックホルムで開催されるノーベル賞授賞式を目前に、水曜日(現地時間)、オバマ大統領がアメリカのノーベル受賞者をホワイトハウスに招待した。出席者の顔ぶれは、物理学賞を受賞したダンカン・ホールデン、ジョン・M・コステリッツ、経済学賞受賞のオリヴァー・ハート、化学賞受賞のフレイザー・ストッダートの4人のみ。文学賞を受賞したボブ・ディランの姿はなかった。「The Hill」紙によると、ホワイトハウスのスポークスマン・ジョン・アーネストが、「みなさんが気にかけていることだとは思いますが、残念ながら今日、ボブ・ディランは来ません。だからリラックスできますよ」と報道陣に告げたという。ボブの欠席の理由が語られることがなかったが、「彼とオバマ大統領は以前に対面したことがあり、オバマ大統領は楽しい時間を過ごしました」と過去について触れたそうだ。確かにボブは2012年にオバマ大統領から「大統領自由勲章」を授与された際に対面を果たしている。オバマ大統領はボブが文学賞を受賞することが報道されたとき、おめでとうツイートをしたほどのボブのファンとして有名だ。(Hiromi Kaku)
2016年12月02日ナタリー・ポートマンが主演を務め、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件をファーストレディ、ジャクリーン・ケネディの視点から描く『JACKIE』が、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』として、2017年春、日本公開されることが決定した。“ジャッキー”の愛称で親しまれ、いまなお高い人気を誇る世紀のファーストレディ、ジャクリーン・ケネディ。だが、1963年11月22日、彼女の人生は一変する。テキサス州ダラスでパレード中、夫のジョン・F・ケネディ大統領が、目の前で暗殺されたのだ。しかし、彼女には、愛する夫の死を悲しむ時間などなかった。葬儀を取りしきり、副大統領の大統領就任式に立ち会い、さらにホワイトハウスから出て行かなければならない。事態を飲みこめない幼い2人の子どもたちにも対応しながら、夫の命を奪った犯人への怒り、さまざまな感情がジャッキーを襲う中、何よりも彼女の心を占めたのは、事件の直後から夫が「過去の人」として語られることへの憤りだった。夫の名が後世まで語り継がれるかどうかは葬儀までの4日間の自分自身にかかっている。ジャッキー自身が、そのことを一番理解していた――。本作は、未だ語り継がれるJFK暗殺事件を、ファーストレディ“ジャッキー”の視点から描いた意欲作。『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたナタリーが、外見だけでなく、話す英語のアクセントまで徹底的に再現し、ファーストレディを熱演。早くも、2度目のアカデミー賞ノミネートの呼び声も高い。『ブラック・スワン』の監督ダーレン・アロノフスキ―が本作では製作をつとめ、ガエル・ガルシア・ベルナル主演『NO』でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたチリ出身のパブロ・ラライン監督が、初の英語作品としてメガホンをとった。そのほか、ピーター・サースガード、グレタ・ガーウィグ、ビリー・クラダップ、ジョン・ハートら実力派キャストが脇を固めている。また、公開決定に合わせ、鮮烈な赤い色が目を引くポスタービジュアルが解禁。ジャッキーといえば、その波乱の人生だけではなく、ファッショニスタとしても有名。真っ赤なセットアップと3連のパールネックレスという可憐なファッションに身を包みながらも、その中に凛とした強さと気品を漂わせるナタリーの表情が印象的なビジュアルとなっている。『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』は2017年春、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月28日18日(現地時間)、ニューヨークでミュージカルを観劇したマイク・ペンス次期副大統領が、出演者から「アメリカの価値観を守って」と呼びかけられた事態にドナルド・トランプ次期大統領が激怒、出演者に謝罪を求めた騒動にセレブたちが反応している。ペンスが観劇したのはアメリカ建国の父の1人、アレクサンダー・ハミルトンの生涯を描いて今年のトニー賞最多11部門を受賞したミュージカル「ハミルトン」。カーテンコール時、客席からのブーイングを制止しながら、キャストのアフリカ系俳優、ブランドン・ヴィクター・ディクソンがステージからペンス氏に「サー」と敬称を付け、来場を感謝しながら語りかけた。「私たちは多様なアメリカ人です。新政権が私たちを、私たちの地球を、子どもたちを、親たちを守ってくれないのではないか、譲ることのできない権利を守ってくれないのではないかと恐れ、不安を募らせています」「私たちは、この作品を見たことで、あなたがアメリカの価値観を守り、私たち全員のために仕事していただくことを願います。この作品は、男性、女性、異なる人種、信条、そして出自の人々によって語られてきたアメリカの物語です」。ペンスは席を立っていたが、廊下で声明を全部聞いたという。場内は拍手喝さいに包まれたが、この一件を知ったトランプが激怒、ツイッターで「私たちの素晴らしい次期副大統領マイク・ペンスが昨晩、劇場で『ハミルトン』のキャストに嫌がらせを受けた」「キャストは善良な男マイク・ペンスに対して、非常に無礼だった。謝罪しろ!」とツイートした。これに対してディクソンは、「会話は嫌がらせではありません。そして立ち止まって聞いてくださったペンス氏に感謝しています」とリプライしたが、トランプの怒りは収まらず、「とても無礼で侮辱的だ」「セリフも覚えられないのか!」と八つ当たり。このツイートは後に削除された。一連の騒動にセレブたちも反応。ブライアン・クランストンは「キャストは次期副大統領に対して雄弁に、丁寧に、そして心から語りかけた。あなたは明らかにテープを見ていないですね」とトランプにリプライ。一部の共和党支持者が「ハミルトンをボイコットしろ」とハッシュタグを付けているのを受けて、エイミー・ロッサムは「どうやって『ハミルトン』をボイコットするの?ソールドアウトなのに」とスマイルマーク付きでツイート、「ガンズ&ローゼズ」のアクセル・ローズは「泣き言はもうやめろ。謝罪?マジで?あんたは勝った、これが仕事だ。このままやれよ。じゃなきゃ、やめろ」とツイートした。だがトランプ氏は20日朝(現地時間)にも「『ハミルトン』のキャストと製作者たちは過大評価されていると聞いている。彼らは酷い振る舞いについて、マイク・ペンスに直ちに謝罪するべきだ」とツイートしている。(text:Yuki Tominaga)
2016年11月21日ケイティ・ペリーが、米大統領選に対するショックについての曲を追加するため、ニューアルバムの再編成に取り掛かっているようだ。2013年のアルバム『プリズム』以来となる通算5枚目のスタジオアルバムを年内にもリリースする予定だったケイティだが、自身が積極的に応援していたヒラリー・クリントン氏ではなく、ドナルド・トランプ氏が米大統領選で勝利をおさめたことについて曲を書き始めたために、リリース日が予定よりも先送りになる可能性があるという。ザ・サン紙の取材に応じた音楽業界の関係者は「ケイティはアルバムの方向性を変えました。アルバムは彼女なりの不安と変化の時を表しています」「年内にもアルバムをリリースする準備ができていましたけど、追加したい新しい曲が出てきています」と話す。ケイティは、共和党の勝利後たくさんの人々がデモを起こしたことを受け、自身の新曲がアメリカに「平和と団結」をもたらす一助になればと願っているようだ。前述の関係者は「ヒラリー・クリントン氏を大々的に支持していたケイティは今回の大統領選に深く関わっていましたが、こんなにも不安定なことになった状況にショックを受けています」「ケイティは、トランプ氏が勝利をおさめた後、自身の新曲が癒やし、平和、団結を示唆することができればと願っているのです」と続ける。そんなケイティは、ツイッターでのやりとりで、来年ツアーを敢行することをほのめかしていたばかりだ。(C)BANG Media International
2016年11月18日さて、先日のアメリカ大統領選挙では、事前の予想を覆してドナルド・トランプ氏がヒラリー・クリントン氏を破り、アメリカ合衆国次期大統領に選出されました。そのドナルド・トランプ氏の妻であるメラニア・トランプ氏が、結婚前に性的サービスに従事していたかのような虚偽の報道がされたとして、英国の新聞社等に対し1億5000万ドル(約155億円)の損害賠償を求める訴訟を今年9月に提起していることはご存知でしょうか。*画像はイメージです:日本における名誉毀損訴訟からすると、想像を絶するとんでもない金額ですね。日本では、(データをとった訳ではないので感覚的なものですが)だいたい50万円から100万円くらいとなるケースが多いと思います。著名人が、発行部数の多い週刊誌等で名誉を毀損された場合等には高額となることもありますが、それでも300万円から500万円といったところでしょうか(なお、名誉毀損の裁判例が多数収録され、損害賠償がどの程度認められているかを確認できる書籍として、例えば、西口元・小賀野晶一・眞田範行編著「名誉毀損の慰謝料算定」(学陽書房2015/10)があります)。ところで、アメリカにおいては、(特に「公人」の場合)日本とは違った枠組みで名誉毀損の成否が判断されています。どう違っているかを簡単に言えば、日本の場合は「表現が真実であること」等を、表現を行った者が証明しなければならないのに対して、アメリカの場合は、「表現が虚偽であること」等を被害者(表現の対象とされた者)が証明しなければならないのです。以下、詳しくみてみましょう。■日本の場合、特に公人では「真実か否か」が重視まず日本の場合は、不特定多数が認識し得る状態で「社会的評価を低下させるに足る表現」がなされれば、それで名誉毀損が成立します。ただし、表現内容が「公共の利害に関する事実であること」、「専ら公益を図る目的であったこと」、「真実であること(または真実であると信じたことについて相当の理由があること)」を、表現を行った者が証明できたときは、違法性(または責任)が阻却され、損害賠償責任は生じません。なお、表現の対象が「公務員」や「公選による公務員の候補者」である場合には、上記要件のうち「真実であること(または真実であると信じたことについて相当の理由があること)」を証明すれば、損害賠償責任を免れるとされています。これは、公務員等に関する報道・表現は、民主政治の健全な運営にとって重要な価値を有することから、名誉毀損が成立する場合を狭くすることによって、報道・表現が萎縮したり、その結果、「知る権利」が妨げられたり、といったことを防ぐためです。【参考】刑法230条の21前条第1項の行為が公共の利害に関する事実に係り、かつ、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない。2前項の規定の適用については、公訴が提起されるに至っていない人の犯罪行為に関する事実は、公共の利害に関する事実とみなす。3前条第1項の行為が公務員又は公選による公務員の候補者に関する事実に係る場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったときは、これを罰しない。以上のとおり、日本においては、表現内容が真実であること(または真実であると信じたことに相当の理由があること)を、表現者が主張立証しなければなりません。 ■アメリカの場合は「悪意」を持っているかが重要一方、アメリカの場合です事情が日本とは異なり、過去の判例では以下のように説明されています。「『ニューヨーク・タイムズ社対サリバン事件』で連邦最高裁判所は、公人の場合、報道された情報が虚偽であるという理由だけでは名誉毀損訴訟は成立しない、との判決を下し、米国の名誉毀損法を根本から変えることとなった。最高裁判所はさらに、報道記者や編集者が「現実の悪意」をもって行動し、「それが虚偽かどうか、まったく意に介さずに」情報を報道したということも、原告側が証明しなければならない、と裁定した。」(アメリカンセンターJAPANウェブサイト「米国政府の概要 – 連邦最高裁判所による画期的判決ニューヨーク・タイムズ社対サリバン事件(1964年)」)つまり、アメリカにおいては、表現された内容が虚偽(反真実)であること、それが「現実の悪意」をもってなされたことを、被害者の方が主張立証しなければならないのです。そして、少し専門的になりますが、ある事柄について裁判の当事者(原告・被告)双方が主張立証を尽くしても、「その事柄の存否(真偽)が不明」という状態になったときには、その事柄を証明しなければならない方の不利に判断される、すなわち、「その事柄は存在しない」という結論になります。 ■日本の方が被害者にとって有利にしたがって、日本では表現者が「表現内容が真実であること」(やその他の要件)を証明しなければならず、「真実かどうか分からない」という状態になった場合には、「真実ではない」ということになり、表現者が損害賠償責任を負うことになります。一方、アメリカでは、被害者が「表現内容が虚偽(反真実である)こと」、「「現実の悪意」をもってなされたこと」を証明する必要があり、「表現内容が虚偽(反真実)であるかどうか分からない」、「「現実の悪意」をもってなされたかどうか分からない」という状態になった場合は、被害者の損害賠償請求は認められない、ということになります。どちらの判断枠組みが被害者にとって有利(逆に言えば、表現者にとって不利)かといえば、日本のほうであることは明らかですね。 ■「表現の自由」を推し進めるにはところで、「真実」であることの立証には、ときとして困難が伴うことがあります(例えば、報道の場合は「取材源の秘匿」が要請されますが、その要請を守ることは、一方で、真実性の立証を十分にすることができないという事態を招くことになるでしょう)。そのため、上述のとおり、真実であるとの立証ができなかった場合でも、「真実と信じたことに相当の理由がある」との立証ができれば、名誉毀損は成立しないとすることによって、表現の自由(の保障)とのバランスをとっているといえましょう。また、公務員等に関する表現について一定の配慮(真実性(真実相当性)のみ立証すればよい)がされていることも、表現の自由への配慮にした結果、といえます。そして、アメリカの例に倣ってさらに一歩進め、証明責任を転換する(「虚偽であること」を被害者が証明しなければならないとする)ことも、検討の余地があるのではないかと思います。 *著者:弁護士 櫻町直樹(パロス法律事務所。弁護士として仕事をしていく上でのモットーとしているのは、英国の経済学者アルフレッド・マーシャルが語った、「冷静な思考力(頭脳)を持ち、しかし温かい心を兼ね備えて(cool heads but warm hearts)」です。ブログ「ネットイージス.com」)【参考】産経フォト2016.9.2付「トランプ夫人が英紙を提訴名誉毀損で155億円要求」【画像】イメージです*Debby Wong / Shutterstock
2016年11月16日俳優の上川隆也が、27日(20:58~23:10)に放送されるテレビ朝日系バラエティ特番『日本国民がガチで投票!お菓子総選挙2016』で、初の"プレゼンター"に挑む。この番組は、1万人のアンケートで日本のNo.1お菓子を決定するもので、日本のお菓子業界を代表する13社が集結。日本のチョコレート菓子や、外国からやってきたチョコレート、地方銘菓出身の米菓や根強いファンの多いスナック菓子など、注目商品が多数エントリーする。上川は、総選挙の開票を待つ、お菓子メーカーの代表たちの生の声を伝えるプレゼンテーターを、テレ朝の青山愛アナウンサーとともに担当。上川は、初めての役割に「右も左も分からず、ただただ共演者の皆さんが頼りでしたが、貴重な体験ができました」と充実の様子だ。また、「お菓子メーカーさんの、しのぎを削るような戦いに、それぞれの商品への深い愛情を目の当たりにして、お菓子への認識も少し変わったように思います」と心境の変化を語っている。また、MCを務める爆笑問題の太田光は「やっぱりお菓子メーカーはどこも日本を成長させた企業ばかりですよね」と、一同に会した光景に驚き、田中裕二は「お菓子ってみんなそれぞれに思い入れとか、好みがありますから、いつになく真剣に結果を見守っていた気がします」とコメント。同じくMCのウエンツ瑛士は「太田さんは自分の推しているものの順位が低かったりすると、本当に落ち込むんですよ(笑)」と、思い入れの強い様子を報告している。
2016年11月16日世界が注目した米大統領選でも活躍していたに違いない、“影”の職業:スピーチライターに比嘉愛未が扮するWOWOWの連続ドラマW「本日は、お日柄もよく」。このほど、そのポスタービジュアルが解禁となった。老舗製菓会社の総務部で働く二ノ宮こと葉(比嘉さん)は、突然、広報への異動を命じられ、ひそかに想いを寄せていた幼馴染み・今川厚志(渡辺大)からは別の女性と結婚すると告げられる。傷心のまま厚志の結婚式に出席したこと葉は、伝説のスピーチライター・久遠久美(長谷川京子)の祝辞に心を揺さぶられる。一方、会社の一大プロジェクトのメンバーに抜擢され、社長のスピーチ原稿を書くことになったこと葉は、コピーライター・和田日間足(速水もこみち)の抜群のトーク力に完敗。一念発起した彼女は、久美の事務所に押し掛け、久美の“弟子”として働くことに。そんなある日、久美の事務所に大物政治家の姿が。スピーチライターとして新しい一歩を踏み出したこと葉は、思いも寄らない人物のスピーチ原稿を担当することになり…。原田マハの30万部突破のベストセラー同名小説を原作にした本作は、“スピーチライター”という裏方ともいえる職業を軸に、“言葉”の限りない可能性を描いた職業ヒューマンドラマ。夢や目標もなかった普通のOLが、スピーチライターの紡ぐ“言葉の力”に魅了され、新たな人生を選択する成長物語となっている。今回、そんな本作から解禁されたポスタービジュアルは、比嘉さん演じる二ノ宮こと葉が、スピーチ原稿を読み上げる“演説者”としてマイクの前に立つ凜とした表情が印象的。さらに、「【職業:スピーチライター】言葉は、お金や権力よりも強い」という力強いキャッチコピーに加え、劇中に登場するスピーチ文で背景を埋め尽くす、特徴的なデザインとなっている。スピーチといえば、歴史に残る名スピーチで知られるのは、バラク・オバマ現アメリカ合衆国大統領だ。アメリカ国民のみならず、世界中の人々の心を掴んだ「Yes, We Can.」のスローガンを考えたのは、なんと当時28歳のスピーチライターだったという。裏方に徹しながらも、実際には表舞台にその名が知れ渡るほど有名な職業。もちろん、トランプ次期大統領の影でも活躍していたに違いない。日本の政治界でもその存在がささやかれながら、国内ではあまり知られていないのが現状だ。スピーチライターは、相手の心に寄り添い、本来ならとうてい“言葉にすることのできない思い”を、その人の持つ魂の叫びを、“スピーチ原稿”という“カタチ”にするのがお仕事。そんな素晴らしい職業をテーマにした本作の、“秀麗皎潔”なフレーズにあふれたポスターにぜひ注目してみて。連続ドラマW「本日は、お日柄もよく」は2017年1月14日(土)22時~WOWOWプライムにて放送(全4話)※第1話無料放送(text:cinemacafe.net)
2016年11月14日9日(現地時間)、アメリカの第45代大統領に共和党のドナルド・トランプ候補が当選。民主党のヒラリー・クリントン候補を応援してきた多くのセレブたちはツイッターなどSNSで失望と怒りを表明している。未明の午前2時半頃(現地時間)、ニューヨークにあるトランプタワーの前で「愛は憎しみに勝つ(Love trumps hate)」と書かれたボードを無言で掲げたのはレディー・ガガ。その写真に「私は愛が憎しみに勝つ、優しさのある国に住みたい」とツイートした。ガガと同じように、選挙期間中はライブ・パフォーマンスでクリントン候補を応援してきたケイティ・ペリーは「愛は憎しみに勝つ」をハッシュタグにしてツイート、「じっと座っていないで。めそめそしないで。動くのよ。私たちは、憎しみにリードされるような国家じゃないわ」とツイート。クリントン氏への投票を若い世代に呼びかけてきたクロエ・グレース・モレッツは「これが私の言うべきこと。一緒に立ち上がりましょう。力強く」というツイートに「いまこそ共に立ち上げるとき、私たちの声を聞かせるときです。もし私たちが声を上げず、黙らされてしまったら、彼らが勝ってしまう」という一文から始まる長文の画像をアップし、今後も主張し続ける姿勢を示した。『アベンジャーズ』シリーズでキャプテン・アメリカを演じているクリス・エヴァンズは「アメリカにとって恥ずべき夜だ。僕たちは、ヘイトモンガー(マーベル・コミックに登場する、憎悪を煽るキャラクター)に素晴らしい国家のリードを託してしまった。いじめっ子に僕たちの針路を任せてしまった。僕は打ちのめされている」と落胆を隠さない。ジョン・レジェンドは「まるでアメリカが僕たちの授業料をトランプ大学に送ってしまったように感じる」、ジェシカ・チャステインは「私たちはもはや、人種差別や性差別とは無関係なふりはできないということ。問題は、これからどうするのか?」とツイートした。一方、民主党支持者が多いセレブの中でトランプ支持を表明し続けていたスティーヴン・ボールドウィンは「神が動いた…そしてアメリカが声を上げている!!」「こんな素晴らしい歴史を体験できて誇りに思う!!」と大喜びのツイートを連発していた。(text:Yuki Tominaga)
2016年11月10日全米有料放送チャンネル「HBO」と提携し、これまでも良質な海外ドラマを日本プレミア配信してきた「Hulu」。このほど、激戦の米国大統領選の決着を待つかのように、エミー賞常連の大人気ドラマ「Veep/ヴィープ」のプレミア配信がスタート。超大国アメリカの女性“副大統領”の活躍(?)を描いた、この政界ドタバタコメディから日本版予告編が解禁となった。元上院議員のセリーナ・マイヤーは、米国合衆国副大統領に選出され、国に尽くす命を受けた。しかし、セリーナの日々はちっとも充実していない。副大統領に選ばれたときは遂行したい政策があり、大統領のサポート役として自分の能力を最大限に発揮し、頼られる存在になりたいと思っていたが、現実はまるで違った。大統領の仕事のサポート依頼は、全くない。大統領からの電話を毎日待っているが、全く電話は鳴らない。副大統領執務室はホワイトハウスの目と鼻の先なのに…。セリーナのもとに来る仕事といえば、大統領が急きょ参加できなくなった、“あまり重要でない”イベントへの代理出席。この状況を打破するために彼女はある施策を推し進めようと動き出す。それは使い捨てスプーンやフォークをコーンスターチ製に切り替えるという「クリーン・ジョブ」施策。しかし、この名案と思っていた施策も石油業界から大反発を食らい、八方塞がりに。そんなセリーナのスタッフたちも曲者ばかり。セリーナの全てを理解しているが口が悪い首席補佐官エイミー、記憶力抜群でセリーナの右腕兼ブレインのゲイリーは全てにおいて“どんくさい”、外見からは想像もつかない破天荒なプライベートを持つ首席報道官マイク、ルックスを武器にする次席報道官ダン、たまに爆弾発言を繰り出す秘書スーとクセが強過ぎる面々。世界を動かす超大国のNo.2なのに、なかなかうまくいかない副大統領セリーナの悪戦苦闘の日々は、今日も続くーー。鬼才スティーヴン・ソダーバーグ製作総指揮の「The Knick/ザ・ニック」など、HBO作品のHuluプレミアは5作目となる今回。「Veep」といえば、エミー賞コメディ部門の作品賞を2年連続、主演女優賞(ジュリア・ルイス=ドレイファス)にいたっては5年連続で受賞している超話題作。しかも、米国大統領選で盛り上がりを見せる中、初代大統領のジョン・アダムズが“人類の作った最も不要な職”と嘆いたほどの「副大統領」というポジションに焦点を当てており、実にタイムリーで興味深い!?超大国No.2の権力者でありながら、空回りばかりする副大統領セリーナの姿を描き出す。「Veep/ヴィープ」は11月10日(木)よりHuluにて独占配信スタート。※初回のみ3話同時配信、以降、毎週木曜日に1話ずつ新エピソードを配信予定。(text:cinemacafe.net)
2016年11月08日米大統領選が、日本時間9日昼ごろに大勢が判明するとみられるのに合わせ、各局では報道特別番組を編成する。日本テレビは『PON!』を休止し、『news every.特別版 NNN 速報!アメリカ大統領選』(10:25~11:30)を放送し、NEWSの小山慶一郎を、東京スタジオのメーンキャスターに起用。小山は「"等身大の架け橋"になれるよう頑張ります」と意気込み、日テレ報道局の斉山嘉伸プロデューサーは、小山を「汗をかき、真面目に勉強することでキャスターのチカラを積み上げてきました」と評価の上、期待を示す。東京では鈴江奈々アナが小山をサポートし、現地からは藤井貴彦アナがレポートする。フジテレビは、『ノンストップ!』を休止して『とくダネ!』を30分延長した後、『FNN報道特別番組 速報!アメリカ大統領選~トランプ劇場最終章~』(10:25~11:55)を放送。『みんなのニュース』の伊藤利尋アナが東京でMC、『ユアタイム』の市川紗椰、モーリー・ロバートソンらがアメリカの両陣営から情勢を伝える。ゲストには、ケント・ギルバート、宮澤エマ、中山俊宏慶応義塾大学教授を迎え、討論を繰り広げる。また、テレビ朝日は、レギュラーの情報番組『ワイド!スクランブル』のスタート時間を30分前倒しして9時55分から放送し、内包している『徹子の部屋』を休止。TBSも『ひるおび!』のスタート時間を30分前倒し、9時55分スタートの拡大版となる。超大国の指導者を決める重要な選挙でありながら、"不人気対決"と揶揄(やゆ)される今回の米大統領選。それでも、フジテレビの上田平吉弘チーフプロデューサーが「トランプにクリントンと役者は十分です」と言うように、そのキャラクター性も相まって注目が集まっている。なお、テレビ東京はレギュラー番組を編成予定。
2016年11月08日アイドルグループ・NEWSの小山慶一郎が、11月9日(10:25~11:30)に放送される日本テレビ系報道特番『every.×米大統領選2016(仮)』でメーンキャスターを務めることが24日、明らかになった。"不人気対決"と揶揄(やゆ)される今回の米大統領選だが、超大国の指導者を決める重要な選挙。日テレ系では、平日夕方のニュース番組『news every.』のキャスターが中心となり、同番組の16時台に出演する小山が、東京のスタジオからメーンキャスターとして出演する。小山は「若い世代の皆さんにとっても、アメリカ大統領選挙は、"いま僕らの生きる世界"が、今後どうなっていくのかに大きく影響する、"世界が動く、大事な瞬間"です」と力説。それを伝えることに「大きなやりがいを感じています」と語りながら、「視聴者の皆さんに、わかりやすく身近な出来事として、この大事な瞬間をお伝えできるように、素朴な疑問を大切にして、一生懸命考え、勉強し、"等身大の架け橋"になれるよう頑張ります」と謙虚に話している。日本テレビ報道局の斉山嘉伸プロデューサーは「小山さんは、アイドルの顔とは別に、普段から何度も何度も災害被災地に足を運び、思いを寄せ、汗をかき、真面目に勉強することでキャスターのチカラを積み上げてきました」と起用理由を説明している。小山とともに東京から出演する鈴江奈々アナウンサーは「世界が動く…そんな予感を胸に見守る方も多いのではないでしょうか。高鳴る鼓動を抑え、冷静に開票速報でお伝えしたいと思います!」とコメント。現地のメーンキャスターを務める藤井貴彦アナウンサーは「世界が動くその瞬間には、"風"が吹くはずです。どんな風なのかを肌で感じ、いち早く日本にお届けします」と話している。
2016年10月24日米国大統領選挙を控え、共和党のドナルド・トランプ候補と民主党のヒラリー・クリントン候補の激戦が伝えられている中、初の女性大統領が誕生するかもしれない昨今、まさに“女性”が作品のキーワードとなる映画が続々公開を控えている。そこで、強靭な女性がリーダーとなり、活躍を見せるこの秋冬の映画をご紹介!まず、12月23日(金)より公開される『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』は、アメリカ・イギリスの合同軍事作戦で1人の少女を犠牲にしてテロリストを殺害するか否か、ドローン操縦士の迷いと、遠く離れた会議室での閣僚たちの議論を中心に描かれる軍事サスペンス。現実としてドローン攻撃の誤爆による犠牲者が生まれている、現在の戦争への疑問をストレートに描く。本作で、テロリストが潜伏する現場と軍事作戦の会議室の間に立ち、攻撃指示のコントロールを担うキャサリン・パウエル大佐を演じるのが、ヘレン・ミレン。2006年、『クィーン』でアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞、全米映画俳優組合賞、英国アカデミー賞など多数受賞した、言わずと知れたイギリスを代表する国際派女優だ。彼女の役柄や起用に関して、『ツォツィ』(’05)でアカデミー賞外国映画賞を獲得し、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』などを手掛けた本作のギャヴィン・フッド監督は、「この役をヘレンにしたのは素晴らしい考えだった。“女性なら引き金を引く前にためらうだろう”と思うが、同時にこれはヘレン・ミレンだ、悪役もこなすと分かっている。彼女がどっちに行くのか、観客はさっぱり分からない。ヘレンはこの人物を完璧なバランスで演じている」と、彼女の演技に絶賛を贈っている。そんなヘレンと共演するのは、大人気テレビドラマ「ブレイキング・バッド」で3度のエミー賞を受賞しオファーが殺到中のアーロン・ポール、日本公開作品としては本作が遺作となった『ハリー・ポッター』シリーズのアラン・リックマンら、豪華な顔ぶれ。さらに、『英国王のスピーチ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した、『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』のコリン・ファースが、プロデューサーを務めていることにも注目だ。そして、『クィーン』のスティーヴン・フリアーズ監督が手掛ける、ニューヨーク社交界の実在のソプラノ歌手、フローレンス・フォスター・ジェンキンスをモデルにした笑いと感動ドラマ『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』は、12月1日公開。10月25日から開幕する第29回東京国際映画祭のオープニングを飾る作品としても、話題を呼んでいる。主人公フローレンスを演じるのは、アカデミー賞の常連であるメリル・ストリープ。絶世の音痴であるにもかかわらず、ソプラノ歌手の夢をもつフローレンスと、その夢を守るため奔走する夫(ヒュー・グラント)、雇われたお人好しのピアニストとともに、彼女が夢に見るカーネギーホールでのコンサート開催を目指す。夢をもつことの尊さと、あらゆる手段で彼女に夢を見続けさせる夫の献身な姿が胸を打つ。そんなフローレンスの魅力を全身で体現するメリルの名演に、まさに男たちが振り回され(?)、惹きつけられている。なお、メリルは2017年1月公開『未来を花束にして』では、実在の女性運動家エメリン・パンクハーストにも扮している。また、日本映画では、チームの指揮官という言葉そのままに、映画初主演の杏が演じる女性指揮者が活躍する『オケ老人!』が11月11日公開。荒木源の小説を基に、老人ばかりのアマチュアオーケストラ「梅が丘交響楽団」に入団してしまった主人公の女性を、杏さんが熱演する。始めは戸惑いながらも、彼ら全員をひとりひとり、指揮者としてまとめ上げる力強い存在感を見せている。加えて、年末に公開が控えるハリウッド超大作でも、女性たちが大活躍を見せる。全世代に絶大な人気を誇る『スター・ウォーズ』シリーズのアナザーストーリーを描いた『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)。昨年末に公開され大ヒットを記録した『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でも新進女優デイジー・リドリーが中心人物となったが、本作の主人公ジンを演じるのは、『インフェルノ』のフェリシティ・ジョーンズ。ジンを筆頭に寄せ集めの極秘部隊“ローグ・ワン”が結成され、デス・スターの設計図を奪う困難かつ無謀なミッションに挑む。また、日本が誇る大人気ゲームを基に、ミラ・ジョヴォヴィッチが主演を務める世界的人気シリーズの最新作『バイオハザード:ザ・ファイナル』(12月23日公開)も控えており、日本から参加したローラ、クレア役でカムバックするアリ・ラーター、モデルで女優のルビー・ローズなどが出演する。まるで、女性が世界の牽引者となる日を待ちわびているかのような、映画界での彼女たちの活躍に目が離せない!(text:cinemacafe.net)■関連作品:オケ老人! 2016年11月11日より全国にて公開(C) 2016荒木源・小学館/「オケ老人!」製作委員会
2016年10月23日レオナルド・ディカプリオやケンダル・ジェンナーを始め、セレブたちが11月8日(現地時間)に行われるアメリカ大統領選の投票を呼びかけるビデオに出演した。「What Do You Care About」と題されたビデオにはレオやケンダルのほかにロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ、サミュエル・L・ジャクソン、エドワード・ノートン、ジュリア・ロバーツ、エマ・ストーン、ゼンデイヤらが出演。「気になることは(What Do You Care About)?」と問いかける。続いて彼らは銃規制、医療制度、人種や性的マイノリティへの差別、環境問題、男女平等、いじめなど様々な問題を挙げていく。次に彼らは自らの言葉で投票を呼びかける。ケンダルは「投票に行かないというのは、何もしないだけじゃなく、状況を悪化させることだと思う」と言い、サミュエルは「投票しなければ、何も言う権利はない」と続ける。また、アメリカの選挙は有権者が自ら選挙人名簿に登録しなければ投票できない仕組みであることから、名簿への登録も忘れないようにと呼びかけ、最後にケンダルが「あなたの未来を投票してください(Vote your futre)」というタグを表示したスマートフォンの画面を掲げて終わる。先月下旬にはケイティ・ペリーが全裸姿を披露し、投票を呼びかけるビデオをコメディ・サイト「Funny or Die」で公開。翌日にはマドンナが「私もケイティ・ペリーと裸で投票するわ」とインスタグラムにトップレスの画像を投稿した。投票日までいよいよあと1か月となり、セレブたちも渾身のパフォーマンスでアメリカ国民に選挙への参加を呼びかけている。(text:Yuki Tominaga)
2016年10月06日意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する連載「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「アメリカ大統領選挙」です。***7月末に民主、共和両党の候補者が指名され、アメリカ大統領選挙はヒラリー・クリントンとドナルド・トランプの一騎打ちとなりました。民主党候補のヒラリーは、元大統領ビル・クリントンの奥さん。格差是正を謳っていて、富裕層の税の抜け穴を塞ぐことを公約。中間層以下の生活保障を拡大するといっています。ヒラリーの支持者はエリート層と黒人やヒスパニックなどのマイノリティで、オバマ支持層と重なるのですが、白人労働者層の支持が高くない。財界から多額の寄付を受け、権力欲がちらつくところが、その理由かもしれません。対する共和党候補のトランプは不動産王。筋金入りの保守主義者で、「偉大なアメリカを取り戻そう!」と過激な発言を繰り返しています。移民が流れ込まないよう、メキシコとの国境に高い壁を作る。1100万人の不法滞在者を強制送還。新たなアメリカ永住権の発給を中止。雇用主にはアメリカ人を優先的に雇用することを義務付けるなど、徹底したアメリカ至上主義。「中国や日本はアメリカから略奪している」と、高い関税をかけて国内産業を保護しようと、自由貿易を真っ向から否定しています。モノや人が自由に行き来し、協力し合って成長しようという世界の流れと逆行する姿勢です。また、駐留米軍の経費は、日本・韓国などそれぞれの自国が全額負担するべきで、払わなければ撤退すると公言。トランプが大統領になったら、日本に対する政策は大きく変わるので、日本政府も緊張感を抱いています。ただ、トランプの政策は国民の人気とりのポピュリズム(大衆迎合主義)と思われる節が多々あります。多くの予想を裏切り、トランプがここまで支持された背景に注目するべきですね。それほど目の前の生活に困窮する国民が大勢いるということなんですね。いよいよ11月8日の本選挙が迫ってきましたが、ここにきて、優勢と見られていたヒラリーが体調を崩してしまい、メディアで健康問題が大きく報じられる事態に発展。一方、70歳のトランプは自身の健康をアピール、追い込みをかけています。最後まで結果がどう転ぶのか目が離せない状況です。◇堀 潤ジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。ツイッターは@8bit_HORIJUN※『anan』2016年10月5日号より。写真・中島慶子文・黒瀬朋子
2016年10月03日ジャーナリスト・池上彰が、10月3日放送のテレビ東京系ニュース番組『Newsモーニングサテライト』(毎週月~金曜 5:45~)に緊急生出演し、アメリカ大統領選を生解説することが発表された。大統領選を取材するため、テレビ東京NY支局に長期出張中の池上。テレビ討論会や、激戦州の現場を取材しながら大統領選を解説していく。このたび第1弾として、10月3日にNY支局スタジオから生出演し「池上彰が観たアメリカ大統領選」コーナーで、有権者達の動きについて語る。第2弾以降は10月下旬~11月初めに放送する予定だ。2012年の大統領選でも、NY特別特派員として活躍した池上は「4年前に続き、今年も米大統領選を直接取材しようと、冬のアイオワから始まって、夏の共和・民主両党の党大会に続き、いよいよニューヨークに拠点を置いて、じっくり取材することになりました」と経緯を説明した。また、池上は「2001年9月11日の同時多発テロから15年が経ちました。この間、アメリカは大きく変化しました。ドナルド・トランプ氏のような人物が有力候補者として生き残ったという事実もまた変化の一つと言えます」と、トランプ氏を象徴として挙げた。さらに「選挙取材を通じてアメリカの行方を見定めたいと思っています」と抱負を述べた。テレビ東京 嘉瀬隆幸プロデューサーは「選挙といえば『テレビ東京×池上彰』。アメリカ大統領選でも池上さんの無双ぶりを発揮してもらいます」と期待を語り、「TPPや安保問題など日本への影響も大きな今回の大統領選。池上特派員の取材にも大注目です」と太鼓判を押した。
2016年09月30日歌手のマドンナが、アメリカ大統領選挙への投票を呼びかけるため、ケイティ・ペリーに続いてヌード姿をSNSに投稿した。11月8日に予定されている選挙への投票を呼びかけるために、米おもしろ動画サイトのファニー・オア・ダイにケイティは自身がヌード姿で登場する動画を投稿しているが、それを見たマドンナもインスタグラムに自身のヌード姿を投稿。「ケイティ・ペリーと一緒に裸で投票するわよ。ヒラリー(クリントン)に投票してね! 私たちのチョイスの中で彼女が一番! ヌード投票シリーズ、第1弾」とコメントを添えた。最後の「ヌード投票シリーズ、第1弾」が何を意味するのかは定かでないが、選挙日が近づくにつれてさらなるヌード姿の投稿が続くのかもしれない。マドンナがセクシーな姿を披露して投票を呼びかけたことは今回が初めてではなく、1990年には「ロック・ザ・ヴォート」とスローガンが掲げられたMTVで放映されたCMに、ビキニ姿でアメリカ国旗をはおって登場し、「投票しないと、お尻叩かれるわよ!」とマドンナらしい語り口で訴えていた。ケイティの動画は、ケイティがどんな格好でも投票できるとして投票所で裸になるが、警察に逮捕されてしまうというオチのコメディタッチの内容になっている。(C)BANG Media International
2016年09月30日J.S. バーガーズカフェにて、アメリカ大統領選挙をテーマにした選挙戦「アメリカン エレクション」が2016年10月7日(金)よりスタートする。最終候補者2名の出身地であるニューヨークとシカゴへのオマージュとして誕生した2種類の候補バーガー。トランプとヒラリーの熱い舌戦を表すように、各々がマニフェストを公言して”プレジデント・バーガー”選に出馬する。NY名物一つである “ルーベンサンド” をイメージした「ミスターバーガー(Mr. BURGER)」は、熟成ビーフパティやパストラミビーフに、アメリカの食卓で定番のコールスローやロシアンドレッシングなどをトッピング。トラディショナルなそのバーガーは、まさに “Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)” を感じずにいられないメニューとなっている。一方で、シカゴ ソウルフード “シカゴドッグ”からインスピレーションを受けた「ミセスバーガー(Mrs. BURGER)」は、ポピーシードが特徴的なバンズに野菜やフレッシュピクルス、ビーフ100%熟成パティを豪快にサンド。仕上げにイエローマスタード&セロリソルトで引き締めることで、”Stronger Together(一緒の方が強い)”な逸品に仕上がった。選挙への投票権が、2016年10月7日(金)から11月8日(火)までに候補バーガーを購入したすべての人に付与。”プレジデント・バーガー”に当選した際に 、抽選で1名にバーガー1年分相当フリーチケット贈呈、あるいは抽選で選ばれた365名にバーガーのフリーチケットを1枚ずつ贈呈する、という選挙公約をそれぞれがバーガーマニフェストとして掲げている。なお、結果は11月9日(水)に公式Instagramに掲載される予定だ。【詳細】アメリカン エレクション 候補バーガー発売時期:2016年10月7日(金)〜11月8日(火)(当選バーガーは12月26日(月))・ミスターバーガー(Mr. BURGER) 1,380円+税・ミセスバーガー(Mrs. BURGER) 1,380円+税展開店舗:J.S. バーガーズカフェ 新宿店、原宿店、鎌倉店、ルミネ池袋店、ららぽーと海老名店、渋谷店、J.S. フーディーズ 江ノ島店、ららぽーと豊洲店、エキスポシティ店、ミント神戸店、ららぽーと立川立飛店、エスパル仙台店
2016年09月29日ケイティ・ペリーが11月8日(現地時間)の大統領選に行くようアメリカ国民に呼びかけるため、文字通り一肌脱いだ。今週月曜日、SNSに自分のヌードにモザイクがかかった画像と共に「明日、私は身体を使って世界を変える」というコメントを投稿したケイティ。その言葉通り、翌日に「ケイティ・ベリー、裸で投票」とのタイトルで動画を公開した。動画は頭にポップコーンやキャンディをくっ付けているケイティが10時ちょうどに目覚めるところからスタートする。アメリカの国旗マークが散りばめられたパジャマが愛国家のケイティならでは。もちろんこの日は11月8日の選挙日。投票の“きまり”をかる~く流し読みしたというケイティによると、投票は「起きたての格好のままでもいいのよ」と気軽さにできることをアピール。ケイティの言う通り、投票所には子ども用ブリーフ一丁のマッチョマンやダブダブのTシャツ姿の女性など思い思いの格好の人々が集っていた。一通り紹介し終わると、「私は全裸で寝ているから裸で…」とパジャマを脱ぎ捨てるケイティ。するとすぐさま警官が駆けつけ逮捕されてしまうことに。パトカーにはケイティと同じく全裸の男性が捕まっていた。最後は「やっぱり投票には服を着てきてー!」と投票者に呼びかけるケイティだった。この動画はコメディ動画サイト「ファニー・オア・ダイ」で公開されているジョーク動画ではあるが、ケイティの投票への熱い思いは本物だ。(Hiromi Kaku)
2016年09月28日歌手のケイティ・ペリー(31)が、ヌード姿でアメリカ大統領選挙への参加を呼びかける動画を公開した。ケイティは26日、刺激的な画像をつけてネットユーザーのクリックを促すネット広告をまねた画像を投稿し、「明日、世界を変えるために私の体をクリックして」とコメントを添えた。その画像では、モザイクはかかっているものの、選挙の投票所で全裸のケイティが中央に立ち、「ケイティ・ペリーは裸で明日投票する」とのメッセージが掲げられている。そして27日に動画を公開。アメリカ合衆国大統領選挙に関連したもので、全裸になって大統領選挙への参加を呼び掛けている。ケイティは、民主党候補のヒラリー・クリントン氏を支持していることで知られている。そんなケイティの恋人オーランド・ブルームは先日、ケイティとの休暇中にパドルボードを楽しんでいた際、ヌード姿をパパラッチされていた。(C)BANG Media International
2016年09月28日11月8日(現地時間)に行われるアメリカ大統領選挙は、アメリカのみならずマーク・ラファロの次回作にも影響を及ぼすことが判明した。映画『アベンジャーズ』シリーズの監督を務めるジョス・ウェドンが、このたびアメリカ国民に投票を促すキャンペーン「Save The Day」を立ち上げた。投票することは必要不可欠であり、ヒーロー的な行動であると強く訴えるウェドン。彼に賛同した『アベンジャーズ』のロバート・ダウニー・Jr.やスカーレット・ヨハンソンをはじめ、ジュリアン・ムーア、ジェームズ・フランコなど名だたるセレブが3分間のプロモーション動画で投票を訴えかけている。この動画では“投票することの大切さ”を説くと共に、大統領候補者の名前を出さずに「トランプには投票しないで!」というメッセージを強く打ち出すことも目的としているようだ。出演している俳優たちは目の前のプロンプターを見てセリフを読み上げている設定になっており、マーク・ラファロは最後の方で「(投票することで)君が世界を気にかけていることを示して!」というカッコいいセリフと共に登場。その後、ほかのセレブたちが「もしみんなが投票してくれたら…」と言うと、再びマークが現れ「マークが次回作でヌードシーンを披露します」と困惑しながら読み上げる。その後も多くのセレブが真剣な表情で「マークがヌードに!」を連発。プロンプターの指示通り「自分がヌードになる」と宣言したマークの苦笑いが笑えるエンディングだ。(Hiromi Kaku)
2016年09月23日11月のアメリカ大統領選に向けて、民主党候補のヒラリー・クリントンの選挙資金集めのパーティを、ジャスティン・ティンバーレイク夫妻が23日(現地時間)にロサンゼルスで開いた。ジャスティンと妻のジェシカ・ビールの自宅で開かれ、「ヒラリーとの会話(Conversation with Hilary)」と題されたこのパーティ参加費は1人につき3万3,400ドル。55人の参加者の中にはジェイミー・フォックスとケイティ・ホームズ、ジェニファー・アニストン、トビー・マグワイア夫妻らがいた。ジャスティンはインスタグラムに、ヒラリー・クリントンとジェシカと3人で撮ったスピード写真に「誰がランチに来たか、見てよ」とコメントを添えてアップした。このパーティはもともとレオナルド・ディカプリオがホストを務める予定だったが、9月開催のトロント国際映画祭に出品する最新作の仕上げを理由に辞退、ジャスティン&ジェシカ夫妻が代役を務めた。(text:Yuki Tominaga)
2016年08月25日(Photo by Ahmed Abd El-Fatah)先日、選挙権が引き下げられてから、最初の選挙が行われた。 歴史的な1日ともあって、連日多くのメディアが「選挙とはなんぞや」について取り上げていた。 しかし、それでも投票率は思うように伸びなかった。 次には東京都知事選も控えるが、それに対する人々の関心も気になるところである。 これから、日本はどこに向かうべきなのか。今一度考えるときが来たのかもしれない。 「参院選」の「課題」(Photo by Eddie Markka)先日行われた参院選。 投票率は54.7パーセントと前回よりも2.09ポイント上昇したものの、過去4番目の低さという結果に終わった。 今回の選挙から選挙権年齢が18歳に引き下げられたこともあり、メディアでも今まで以上に選挙について取り上げることが多かった印象を受ける。 それにも関わらず、18歳の投票率は51.7パーセント、19歳に至っては39.66パーセントと思うほど投票率が伸びず課題を残した。 しかし、それとは反対に、期日前投票数は過去最高の1598万6898人。 前回から23パーセントも上昇し、参院選で期日前投票が始まった2004年以降、増加の傾向をたどっている。 この要因は、制度が定着したことに加え、期日前投票所が全国で約500ヵ所増えたことが挙げられるだろう。 全体の投票率は下がっているにも関わらず、期日前投票率が増加しているということは、一概に国民の政治への興味が薄れてきているとは言えないのかもしれない。 「いい香り」漂うオーストラリアの投票所(Photo by Dani Neal)それでは他国ではどうなのか。毎回90パーセント以上の投票率を誇るオーストラリアの選挙は、日本とは全く違う。 オーストラリアの選挙はまるで地元のお祭りのような雰囲気なのだ。 選挙を盛り上げているものの一つが、選挙のたびに投票所に登場する「スナグ」と呼ばれるソーセージ屋台。 このソーセージは投票に来た人に無料で振る舞われ、これを目当てに選挙所に訪れる人もいるほどだ。 こんな状況に、同国のターンブル首相は批判するどころか大歓迎。 「オーストラリアの民主主義はソーセージのジュージュー焼けるにおいがなければ成り立たない」とまで発言をしている。 オーストラリアでは決められた投票所でなくても自分の好きな投票所で投票ができ、選挙は必ず土曜日に行われる。 そのためお出かけのついでに都合のいい投票所で投票し、そのまま遊びにいくというパターンも多いそうだ。 オーストラリアでは、正当な理由がなく投票を棄権すると、20オーストラリアドル(約1,600円)の罰金が科せられるという背景もある。 しかし、選挙が出かけるチャンスになっている人が多いということを聞くと、投票率が高いのは、罰金だけが原因ではないだろう。 日本でも行われた「選挙イベント」(Photo by So-net)実は今回の選挙でも、日本で同じように選挙に付加価値をつけようと取り組んでいた地域がいくつかあった。 例えば、札幌市の「エロゲ販売店」では、投票会場でもらえる投票証明書を持って行くと商品が割引になるサービスが実施された。 また、神奈川県の商業施設でも、施設内の約20店舗で投票証明書を見せると割引や「ドリンク無料」などのサービスが受けられるというイベントを実施した。 いずれの店舗もこれを機に集客に成功し、多くの人で賑わいを見せたという。 「時代」に合った方法を(Photo by Joe Brusky)前日投票や、選挙に付加価値を付けることによって投票へ行く意欲が高くなっている。 それは、決して選挙に興味を持つ人が減少しているわけではなく、「投票へ行くこと」へのハードルが高くなっているということを意味しているのかもしれない。 期日前投票が開始された2004年よりも前は、選挙日は1日のみであった。 国民が選挙権を勝ち取り、その大事な歴史を実感しなければならないという意味では、この「1日のみ」という日程は重要なポイントであっただろう。 しかし、現代では、休日の貴重な1日を選挙に費やすということに対し、残念ながらハードルが高いと感じている人も多いのかもしれない。 平日は夜遅くまで働き、時には休日までも働く人が多い今の時代。 そんな時代において、ゆっくりできる貴重な1日を、数分の投票時間のためだけに着替えをして、投票所に移動をしてというのは必ずしも簡単なことではない。 選挙の方法も、時代に合わせて変化をしていくべきなのかもしれない。 via. REUTERS, BLOGOS, NHKオンライン, 伊藤陽平, DK, J-CASTニュース, Yokohama Official Visitors’ Guide, 産経ニュース この記事を読んでいる人はこの記事も読んでいます!“「投票したい人がいない」からこそ、選挙に行くべき理由。” 「政治家になりたい人には、本来ロクな人間はいない」20世紀を代表するイギリスの政治家であり、軍人であり、文学者。第二次世界大戦中に首相となり、英国の戦争を主... ーBe inspired!
2016年07月27日第24回参議院選挙が終わりました。「争点がない」「無風選挙」などと言われ、東京都知事選の方にすっかり話題が取られていた選挙でしたが、終わってみれば、わずか2.09%とはいえ、投票率も若干の増加で54.7%。期日前投票は、全有権者の約15%の1598万6898人が行い、過去最多となりました。あなたの一票が政治を変える初めて10代が国政選挙に参加することになり、10代向けに、「主権者教育」が始まりましたが、それが大人世代にも影響を及ぼし、少しでも選挙の重要性、主権者としての国民の責任が自覚されるものになっていれば、18歳選挙権の意義はあったと言えるでしょう。しかし、やはり有権者の約半数しか投票に行かないのは「問題あり」ですね。政治は、私たちの生活に直結するさまざまな制度を作っています。また国が進むべき方向性を示しています。私たちは、選挙でその制度設計や進むべき道を決める代表者を選び、国会に送り込んでいるのです。その意味からも、私たちの一票が政治を決める。「誰に入れたらいいのかわからない」「誰に入れても同じ」とあきらめる前に、「誰に入れるべきか」を真剣に考える努力が必要です。消費税増税を延期したことによる経済対策は?さて、選挙結果は、安倍政権が目標としてきた「自民党と公明党の与党で改選議席(121)の過半数(62議席)の議席確保」を大幅に上回る70議席を獲得しました。ひとまず安倍政権は信任され、今後は、消費税再増税の再延期を決めた根拠である経済の本格回復を目指し、経済対策を行っていくことになるでしょう。世界から見ても、日本は憲法改正のハードルが高いまた、今回の選挙結果により、衆参両院で初めて改憲勢力が3分の2を超えることになりました。この「改憲勢力3分の2」というのは、日本国憲法第96条の、憲法改正には、衆参各院で、総議員の3分の2以上の賛成によって国会に発議することが必要であると定められていることを指します。また、憲法改正にはさらに国民投票により過半数の賛成が必要です。この改正の要件は、諸外国と比べてもとても厳しいのです。OECD(経済協力開発機構)加盟34カ国中、二院制でどんな条項でも必ず国民投票を課しているのは、日本の他に、オーストラリア、アイルランド、そしてスイスの4カ国だけです。またこの3カ国も、国会での発議要件は過半数の賛成であり、日本がいかに憲法改正のために高いハードルが課せられているかがわかります。これは、今の憲法が占領時代に作られたことに起因します。この憲法を作ったGHQ(連合国軍総司令部)が、簡単に憲法を改正させないように、あえて高いハードルを課したとも言われており、憲法ができて70年、社会も、また国際情勢も大きく変化しているにも関わらず、日本の憲法はそれに見合ったものに変えられない大きな原因となってきました。ちなみに、世界各国の憲法は、時代の変化の中で、改正を繰り返してきました。駒澤大学名誉教授の西修先生の調査によると、アメリカ、フランス、イタリア、スイス、ドイツなど、主要国はすでに20回から60回近い改正を行っています。憲法改正への動きが強まった今、すべきこととは今回、改憲勢力、つまり憲法改正の必要性を訴える政党で3分2を占めたことで、憲法改正の議論は本格化してくるでしょう。とはいえ、議論はこれからで、その後、具体的な改正の条文が決められ、最後は国民投票で私たちが直接意思を示すことになっています。今から初めて憲法のことを学んでも、遅くはありません。国民投票が終わった後に「もっとちゃんと考えればよかった」などというどこかの国のようなことにならないように、これからしっかりと憲法に関心を持ち、考えていくことが、私たち有権者の務めです。
2016年07月11日